JPH08192562A - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

Info

Publication number
JPH08192562A
JPH08192562A JP606895A JP606895A JPH08192562A JP H08192562 A JPH08192562 A JP H08192562A JP 606895 A JP606895 A JP 606895A JP 606895 A JP606895 A JP 606895A JP H08192562 A JPH08192562 A JP H08192562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink ribbon
printed ink
thermal transfer
reel
transfer recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP606895A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsumi Shimaya
辰美 島也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd, Casio Electronics Manufacturing Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP606895A priority Critical patent/JPH08192562A/ja
Publication of JPH08192562A publication Critical patent/JPH08192562A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】印字済インクリボンをそのまま廃棄して機密の
保護ができる熱転写記録装置を提供する。 【構成】熱印字ヘッド23は装置後方から中央に回動し
てインクリボンカートリッジ10の開口内に進入する。
給紙コロ26は矢印D方向へ回転して給紙カセット27
の用紙Pを矢印E方向へ給送する。プラテンロール25
は用紙P及びインクリボン11を熱印字ヘッド23と挟
持し矢印F方向へ回転して用紙Pを搬送する。熱印字ヘ
ッド23はインクリボン11を用紙Pに圧接し、発熱素
子を選択的に発熱させてインクリボン11のインクを用
紙Pに転写(印字)する。巻取リール13は矢印H方向
に回転して印字済インクリボン11をインク塗布面を内
側にして巻き取る。発熱体22は印字済インクリボン1
1の周面に当接して残存インクを均等に溶融し内側の印
字済インクリボン11の背面(インク非塗布面)に転写
して残存反転像を攪乱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクリボンの熱転写
性インクを用紙に熱転写して画像を記録する熱転写記録
装置に係り、更に詳しくは使用済みインクリボンの残像
パターンの判読を不能にする熱転写記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、印字装置のひとつとして、イ
ンクリボンの熱転写性インクを用紙に熱転写して記録
(印字)を行う熱転写記録装置がある。
【0003】図4は、そのような熱転写記録装置を模式
的に示す側断面図である。これを簡単に説明すると、用
紙1は給紙カセット2に複数枚載置され、給紙カセット
2は熱転写記録装置本体に着脱自在に装着される。この
熱転写記録装置において、給紙ロール3は図の矢印Aで
示す反時計回り方向に回転して給紙カセット2から用紙
1を1枚毎に取り出し、その用紙1を不図示のガイド部
材の案内に補助されながら印字部(プラテン4と印字ヘ
ッド5との圧接部)へ給送する。プラテン4はその給送
されてくる用紙1を印字ヘッド5との間にインクリボン
6と重ね合わせて挟持し、図の矢印Bで示す反時計回り
方向に回転して用紙1を搬送する。印字ヘッド5はイン
クリボン6の熱転写性インク(以下、単にインクとい
う)を画像情報に応じて用紙1に転写して画像記録(印
字)を行う。一方、巻取リール7は用紙1の搬送に同期
して図の矢印Cで示す時計回り方向に回転して印字済み
のインクリボン6を巻き取り、これによりインクリボン
6の未使用部を供給リール8から引き出して印字部に供
給する。
【0004】図5は、上記熱転写記録装置の印字部にお
ける画像記録後の印字済インクリボンの状態を示す斜視
図である。この斜視図は図4の印字部を図4の斜め下流
(図の左側)から見た状態を示している。尚、図5には
給紙カセット2及び給紙ロール3の図示を省略してい
る。同図に示すように、インクリボン6は、用紙1と略
同じ幅に形成されている。印字ヘッド5は、その長手方
向が用紙1及びインクリボン6の幅方向に対応してお
り、印字の主走査方向(印字ヘッド5の長手方向)に最
大印字ドット数に対応する発熱体を備え、これらの発熱
体を画像情報に応じて選択的に発熱させ、インクリボン
6のインクを用紙1に転写する。同図は「A」を表わす
画像情報に応じてインクリボン6のインクが用紙1に順
次転写され、これによって「A」という画像(文字)6
aが用紙に記録された状態を示している。近年、このよ
うな熱転写記録装置は、記録処理技術の向上によって高
い階調の画像が得られるようになったことから、例えば
微妙な陰影を伴う画像や、複数段階の階調差を必要とす
るグラフ表示等の記録には極めて便利であるため、広く
用いられるようになってきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
熱転写記録装置は、図5に示すように、用紙1にインク
を転写する一方で、巻取ロール7に巻き取られる印字済
インクリボン6には、上記転写により用紙1にインクが
転移した後に残された残存インク層により、つまり露出
基材面により、上記「A」の文字6aに対応する反転像
6b(「A」は中心軸に対象な文字であるため図では反
転が明瞭ではない)が形成される。このように、例えば
グラフを伴った会計報告書や業務レポート、或いは予想
完成図の画像を伴った事業計画書等の他の画像(文章)
が用紙1に印字されていれば、それらの文章の反転像
が、図5に示す画像「A」の反転像6b同様に印字済イ
ンクリボン6上に形成される。
【0006】ところで、一般に、企業内部で流通する文
書には部外秘であるものが多く、過去においては不用意
に廃棄した社内文書によって企業秘密が外部に漏洩した
事例は多々存在する。現在ではオフィス内に或る種の書
類破砕装置を備え、不要となった書類を破砕してから廃
棄することによって企業秘密の漏洩を防止している。と
ころが、このような用紙上に印字された文章に限らず、
上記のような印字済インクリボン上に形成された反転像
も充分に読み取りは可能である。したがって、このよう
な印字済インクリボンをそのまま廃棄することは企業防
衛上極めて危険なことであり、廃棄時等においては秘密
漏洩防止のための何らかの配慮を充分に行わねばならな
い。このため、印字済インクリボンを廃棄する際に手数
がかかって面倒であるという問題があった。
【0007】本発明の課題は、印字済インクリボンをそ
のまま廃棄して機密の保護ができる熱転写記録装置を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】以下に、本発明に係わる
熱転写記録装置の構成を述べる。本発明は、基材上に熱
転写性インク層を塗布して成るインクリボンの基材側か
ら熱印字ヘッドにより画像情報に応じて熱を伝達するこ
とにより上記熱転写性インク層を用紙上に転写して該用
紙上に画像を記録する熱転写記録装置に適用される。
【0009】請求項1記載の発明(第1の発明)の熱転
写記録装置は、上記用紙への画像転写後の印字済インク
リボンに残存する熱転写性インク層による画像の反転像
を判読不能にする判読防止手段を備えて構成される。
【0010】上記判読防止手段は、例えば請求項2記載
のように、上記印字済インクリボンに残存する反転像を
攪乱して該反転像を判読不能にするべく上記印字済イン
クリボンに熱を付与する発熱手段で構成される。そし
て、例えば請求項3記載のように、上記印字済インクリ
ボンを基材側を外側にして巻き取る巻取リールを更に備
えて構成され、上記発熱手段が上記巻取リールに巻き取
られる印字済インクリボンに当接し該印字済インクリボ
ンの反転像を形成する残存熱転写性インク層を上記巻取
リールにより既に内側に巻き取られている印字済インク
リボンに転写するべく溶融するように構成される。
【0011】請求項4記載の発明(第2の発明)の熱転
写記録装置は、上記判読防止手段である発熱手段に加え
て、上記印字済インクリボンを巻き取る巻取リールと、
該巻取リール及び上記熱印字ヘッド間に配設され上記印
字済インクリボンを上記発熱手段と挟持するガイド手段
とを更に備えて構成される。
【0012】上記ガイド手段は、例えば請求項5記載の
ように、上記発熱体が溶融する印字済インクリボンのイ
ンクを転写されると共に該インクを剥離して脱落させる
ように構成される。また、例えば請求項6記載のよう
に、上記巻取リールに巻取られて積層する印字済インク
リボン同士を固着させるべく上記印字済インクリボンに
粘着剤を付与する粘着剤付与手段を有して構成される。
【0013】請求項7記載の発明(第3の発明)の熱転
写記録装置は、上記判読防止手段に加えて、上記印字済
インクリボンを巻き取る巻取リールを更に備えて構成さ
れ、上記判読防止手段が、印字済インクリボンに粘着剤
を付与して上記巻取リールに巻き取られて積層する印字
済インクリボン同士を接着させる粘着剤付与手段として
構成される。
【0014】
【作用】第1の発明の熱転写記録装置は、判読防止手段
が用紙への画像転写後の印字済インクリボンに残存する
熱転写性インク層による画像の反転像を判読不能にす
る。
【0015】上記判読防止手段は例えば発熱手段で構成
され、用紙へ画像を転写した後の印字済インクリボンに
熱を付与することによりその印字済インクリボンに残存
する反転像を攪乱してその反転像の判読を不能にする。
このとき例えば印字済インクリボンを基材側を外側にし
て巻き取る巻取リールを更に備えるようにし、この巻取
リールに巻き取られる印字済インクリボンに当接して該
印字済インクリボンの反転像を形成する残存熱転写性イ
ンク層を溶融し、これにより上記巻取リールにより既に
内側に巻き取られている印字済インクリボンに転写する
ようにする。
【0016】第2の発明の熱転写記録装置は、上記発熱
手段の作用に加えて、ガイド手段が、印字済インクリボ
ンを巻き取る巻取リールと熱印字ヘッド間において、上
記印字済インクリボンを上記発熱手段と挟持する。上記
ガイド手段は例えば粘着剤付与手段を有して印字済イン
クリボンに粘着剤を付与し、これにより上記巻取リール
に巻取られて積層する印字済インクリボン同士を固着さ
せる。
【0017】第3の発明の熱転写記録装置は、上記判読
防止手段が粘着剤付与手段として構成され、印字済イン
クリボンに粘着剤を付与して上記巻取リールに巻き取ら
れて積層する印字済インクリボン同士を接着し、これに
より巻き取り以後における引き剥がしによっても印字済
インクリボンに残存する反転像の判読を不能ならしめ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳述する。図1(a) は、第1の実施例に係わる熱
転写記録装置の内部構成の概略を示す側断面図であり、
同図(b) は、この熱転写記録装置に装着されるインクリ
ボンカートリッジの斜視図である。
【0019】先ず同図(b) に示すインクリボンカートリ
ッジから説明する。同図(b) に示すように、インクリボ
ンカートリッジ10は、インクリボン11を収納する筐
体の後部リール保持部10−1に供給リール12を保持
して、この供給リール12に上記インクリボン11の未
使用部を卷着している。後部リール保持部10−1は、
インクリボン11の送り出し口を除いて、供給リール1
2とこの供給リール12に卷着されたインクリボン11
の未使用部の略全体を覆うように形成され、2つのサイ
ドフレーム10−2a及び10−2bによって前部リー
ル保持部10−3と連結して一体に形成されている。
【0020】前部リール保持部10−3は、巻取リール
13を保持している。この巻取リール13は、インクリ
ボン11の使用済み部分をインク塗布面を内側にして巻
き取り、この巻き取りにより、供給リール12に卷着さ
れている未使用部のインクリボン11を逐次引き出して
この引き出した未使用部分を後述す熱転写記録装置の印
字部に供給する。上記の前部リール保持部10−3は、
巻取リール13の上部を除いて、残りの部分全体を覆う
ように形成されている。
【0021】上記のインクリボン11は、基材である長
尺状のベースフィルム上に、熱転写性のインク、例えば
モノクロ用の黒一色のインクが塗布されている。又は、
カラー用の減法混色の三原色(イエロー、マゼンタ、シ
アン)のインクがベースフィルムの長手方向に面順次に
塗布されて形成されている。
【0022】上記のインクリボン11が張設されている
前部及び後部のリール保持部10−3、10−1間は、
上下ともに開口しており、このインクリボンカートリッ
ジ10が後述するように印字装置に装着されたとき、印
字装置の熱印字ヘッドが上記開口部を進退し得るように
形成されている。
【0023】一方、同図(a) に示す上記インクリボンカ
ートリッジ10が装着される熱転写記録装置20は、上
部に、内部構造を保護するためのルーフ(天井蓋)21
(二点鎖線及び実線で示す)を備えている。このルーフ
21の前部(図の左側)には判読防止手段としての発熱
体22(二点鎖線及び実線で示す)が配設され、ルーフ
21の後部には熱印字ヘッド23(二点鎖線及び実線で
示す)が配設されている。
【0024】ルーフ21は不図示の開閉ボタンを操作さ
れることによって、図の実線で示す閉成位置から支軸2
4を中心にして装置後方に回動して図の二点鎖線で示す
ように開成する。この開成によって、図の一点鎖線で示
す上述した同図(b) のインクリボンカートリッジ10の
交換が、脱着自在に行われる。インクリボンカートリッ
ジ10が装着された後、ルーフ21が閉成されて画像記
録処理(印字処理)が実行される。
【0025】この画像記録処理では、上記ルーフ21に
配設されている図の二点鎖線で示す熱印字ヘッド23
が、ルーフ21の後部から回動して図の実線で示すよう
に本体装置中央部に移動し、インクリボンカートリッジ
10の開口内に進入して、インクリボン11をプラテン
ロール25に圧接する。
【0026】この状態で、熱転写記録装置20は、不図
示の操作パネルからの適宜な指示入力によって印字処理
を開始する。この印字処理の動作は、基本的には図4に
示した熱転写記録装置の場合と略同様である。すなわ
ち、給紙コロ26が図の矢印Dで示す反時計回り方向へ
の回転によって、着脱自在な給紙カセット27に載置・
収納されている用紙Pを、図の矢印Eで示す印字部(熱
印字ヘッド23とプラテンロール25との圧接部)方向
に給送する。印字部ではその用紙Pを上記のインクリボ
ン11と重ねて挟持する。プラテンロール25は図の矢
印Fで示す反時計回り方向へ回転して上記挟持する用紙
Pをインクリボン11と共に搬送する。熱印字ヘッド2
3は画素に対応する発熱素子を選択的に発熱させてイン
クリボン11のインクを用紙Pに転写(印字)する。プ
ラテンロール25は更に回転を続けて、その印字済み用
紙Pを排紙トレー28上に排出する。電子基盤上に配設
されて成る制御部29は、不図示の配線又は駆動機構を
介して上記各部の動作を制御する。
【0027】上記の印字処理に伴って、巻取ロール13
の図の矢印Hで示す反時計回り方向の回転により、その
巻取ロール13にインク塗布面を内側にして巻き取られ
る印字済インクリボン11の直径は、図の実線で示す巻
取ロール13の直径から前部リール保持部10−3の内
径近傍まで図の二点鎖線で示すように徐々に大きく変化
する。上述した発熱体22は、一端を上記直径が徐々に
大きく変化する印字済インクリボン11の周面に当接さ
せ、その印字済インクリボン11の大きく変化する周面
に追随して、他端を軸支する支軸22−1を中心に図の
二点鎖線で示す位置まで徐々に回動するよう構成されて
いる。そして発熱体22は、上記印字済インクリボン1
1の周面に当接する端部を均等に発熱させ、巻取ロール
13に巻き取られる印字済インクリボン11に対し部分
的に選択することなく均等に熱を付与する。
【0028】これにより、印字済インクリボン11に残
存するインクが溶融し、この溶融した残存インクが、上
記均等に付与された熱によって、印字(転写)により抜
けた部分(反転像)にもインクとして残存していた部分
にも略均等に行き渡り、一部は巻取ロール13に1回り
先行して既に巻き取られている内側の印字済インクリボ
ン11の背面(インク非塗布面)に転写され、他の一部
は転写されきれずに元のベースフィルム面に残存してイ
ンクリボン間を接着する。したがって、このインクリボ
ンカートリッジ10をこのまま廃棄した後、たとえこの
インクリボンカートリッジ10から印字済インクリボン
11を引き出して反転像の内容を判読しようとする者が
あったとしても、残存インクにより形成されていた残像
パターン(反転像)は、上記残存インクの均等溶融後に
おける不規則な転写又は残留によって攪乱されており、
判読は全く不可能となる。これにより、印字済インクリ
ボンの廃棄による企業機密の不測の漏洩が防止される。
【0029】続いて、図2(a) に、第2の実施例に係わ
る熱転写記録装置の内部構成の概略の側断面図を示し、
同図(b) に、この熱転写記録装置に装着されるインクリ
ボンカートリッジの斜視図を示す。
【0030】同図(a),(b) に示す熱転写記録装置30及
びインクリボンカートリッジ40では、判読防止機構の
構成が、前述の図1(a),(b) に示した熱転写記録装置2
0及びインクリボンカートリッジ10における判読防止
機構の構成とやや異なる。すなわち、先ず、この図2
(a) に示す熱転写記録装置30では、支軸24を中心に
装置後方に回動するルーフ21の略中央に、判読防止手
段としての発熱体31(二点鎖線及び実線で示す)が配
設されている。次に、同図(b) に示すインクリボンカー
トリッジ40では、供給リール12及び巻取リール13
間に張設されるインクリボン11のインク塗布面側に当
接してガイドロール41が、中央部よりも巻取リール1
3寄りに配設されている。このガイドロール41の下方
には、同図(b) では見えないが同図(a) に示すように、
掻き取りインク溜42及びスクレーパ(掻き道具)43
が配設されている。
【0031】これら熱転写記録装置30及びインクリボ
ンカートリッジ40の他の構成部分は、図1(a),(b) に
示した熱転写記録装置20及びインクリボンカートリッ
ジ10の構成と同一であり、したがって、図2(a),(b)
の他の構成部分には、図1(a),(b) に示した番号と同一
の番号を付与して示してある。
【0032】上記の熱転写記録装置30の印字処理動作
は、図1(a) に示した熱転写記録装置20の印字処理動
作と同様である。この熱転写記録装置30の場合も、上
記の印字処理に伴って、巻取ロール13の図の矢印Jで
示す反時計回り方向の回転により、その巻取ロール13
に印字済インクリボン11がインク塗布面を内側にして
巻き取られる。
【0033】このとき、印字済インクリボン11のイン
ク塗布面に当接している上述したガイドロール41は、
巻取ロール13と熱印字ヘッド23の間に位置して、印
字済インクリボン11を発熱体31と挟持し、印字済イ
ンクリボン11の搬送に同期して図の矢印Kで示す反時
計回り方向に回転する。一方、発熱体31は、印字済イ
ンクリボン11をガイドロール41と挟持している頭部
とは反対の端部から付勢部材32により頭部方向に付勢
され、上記挟持する印字済インクリボン11をガイドロ
ール41に圧接する。
【0034】そして、発熱体31は上記頭部を均一に発
熱させ印字済インクリボン11に残存するインクをガイ
ドロール41に転写する。一方、ガイドロール41は、
上記転写されたインクをスクレーパ43によって掻き取
られながら回転し、そのインクを掻き取られた面に再び
インクを転写されるということを繰り返す。スクレーパ
43によって掻き取られてガイドロール41から剥離し
下方に脱落したインクは、掻き取りインク溜42に滞留
する。
【0035】巻取ロール13に巻き取られる印字済イン
クリボン11にはインクが残存しておらず即ち反転像が
消去され、したがって、この場合も反転像の判読は不可
能となる。また、転写が不充分で一部のインクがインク
リボンに残存していたとしても、不充分な転写によって
反転像は攪乱されており、やはり反転像の判読は不可能
である。
【0036】本実施例では、上記のガイドロール41、
掻き取りインク溜42及びスクレーパ43は、インクリ
ボンカートリッジ40内に一体となって配設されてお
り、インクリボン11が使用済みとなったときは、その
ままインクリボンカートリッジ40と共に廃棄される。
尚、ガイドロール41、掻き取りインク溜42、スクレ
ーパ43等を、熱転写記録装置30側に配設して、イン
クリボンカートリッジと印字済インクリボンのみを廃棄
するようにしてもよい。
【0037】また、ガイドロール41自体を発熱体とし
て発熱体31を単に圧接部材で構成しても良く、発熱体
31を省略することもできる。次に、図3に、第3の実
施例に係わる熱転写記録装置の主要部の側断面図を示
す。この熱転写記録装置も、判読防止機構の構成が、前
述の図1(a) に示した熱転写記録装置20における判読
防止機構の構成と異なるのみで、他の構成部分は、図1
(a) に示した熱転写記録装置20の構成と同一である。
また、インクリボンカートリッジは、図1(b) に示した
構成と同一である。したがって、図3には、判読防止機
構の構成以外は、図1(a),(b) に示した番号と同一の番
号を付与して示してある。尚、図3の熱転写記録装置
は、これに装着されるインクリボンカートリッジ10と
共に、用紙P、プラテンロール25、熱印字ヘッド2
3、及び判読防止機構のみを示している。
【0038】この実施例における判読防止機構は、ガイ
ドロール51、このガイドロール51を開口部に保持す
る粘着剤ケース52、及びこの粘着剤ケース52内に収
容されている液状粘着剤53から成る。この判読防止機
構は、熱転写記録装置側に配設してもよく、又は図(b)
同様に、インクリボンカートリッジ内に配設するように
してもよい。いずれの場合も、上記ガイドロール51
は、供給リール12及び巻取リール13間に張設される
インクリボン11のインク塗布面側に当接し、中央部よ
りも巻取リール13寄りに位置するように配設される。
【0039】この熱転写記録装置の印字処理動作も、図
1(a) に示した熱転写記録装置20の印字処理動作と同
様である。この熱転写記録装置の場合も、上記の印字処
理に伴ない、巻取ロール13の図の矢印Hで示す反時計
回り方向の回転により、その巻取ロール13に印字済イ
ンクリボン11がインク塗布面を内側にして巻き取られ
る。
【0040】このとき、ガイドロール51は、回転しな
がらその周面に液状粘着剤53を添着させて粘着剤ケー
ス52から搬出し、印字済インクリボン11のインク塗
布面に当接して、上記の液状粘着剤53を印字済インク
リボン11に塗布していく。液状粘着剤53を塗布され
た印字済インクリボン11は、巻取ロール13に巻き取
られ、塗布された液状粘着剤53の固結によって、巻取
ロール13に積層された状態で固定される。これによっ
て印字済インクリボン11の巻き戻しや引き出しが出来
なくなり残存インクによる反転像を判読することは不可
能となる。また、たとえ印字済インクリボン11を巻き
戻し或いは引き出して固定された積層状態を解除してみ
たとしても、粘着剤によって残存インクが各所ばらばら
に貼着又は剥離しているから、この場合も反転像の判読
は不可能となる。
【0041】尚、上記第3の実施例では、粘着剤として
通常の液状粘着剤を用いているが、粘着剤はこれに限る
ことなく、例えば熱溶融性の粉体等で構成してもよい。
この場合は、図2の発熱体31と同様の構成の発熱体を
併設して、この発熱体とガイドロール51とで印字済イ
ンクリボン11を挟持し、上記熱溶融性の粉体を溶融し
て印字済インクリボン11に塗布して巻取ロール13で
巻き取らせる。この場合も巻取ロール13に巻き取られ
た印字済インクリボン11は、塗布された熱溶融性の粉
体の溶融・固結によって、巻取ロール13に積層された
状態で固定される。これによって印字済インクリボン1
1の巻き戻しや引き出しが出来なくなり残存インクによ
る反転像を判読することは不可能となる。
【0042】また、上記第1、第2及び第3の実施例に
おいて、複数のカッターを印字済インクリボンの幅方向
に例えば5mm(ミリメートル)間隔で配設し、印字済
インクリボンを細いテープ状に切り分けながら巻取ロー
ルに巻き取るようにしてもよい。このようにすれば、何
とか苦労して印字済インクリボンを巻取ロールから引き
出すことが出来たとしても、引き出した印字済インクリ
ボンは、多数の細いテープ状になってばらばらに分散す
るから、反転像の判読を一層困難にすることができる。
【0043】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、印字済インクリボンに残存するインクを均等に溶
融して転写したり或いは除去するので、印字済インクリ
ボンに残存していた反転像が攪乱または消去されて判読
が不可能となり、したがって、印字済インクリボンを収
容したインクリボンカートリッジをそのまま廃棄しても
印字済インクリボンに残る反転像を判読されて企業機密
が漏洩する虞がなく、これにより、印字作業を安心して
行うことができて作業環境が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は第1の実施例に係わる熱転写記録装置の
内部構成の概略を示す側断面図(b) はこの熱転写記録装
置に装着されるインクリボンカートリッジの斜視図であ
る。
【図2】(a) は第2の実施例に係わる熱転写記録装置の
内部構成の概略の側断面図、(b) はこの熱転写記録装置
に装着されるインクリボンカートリッジの斜視図であ
る。
【図3】第3の実施例に係わる熱転写記録装置の主要部
の側断面図である。
【図4】従来の熱転写記録装置を模式的に示す側断面図
である。
【図5】従来の熱転写記録装置の印字部における画像記
録後の印字済インクリボンの状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 用紙 2 給紙カセット 3 給紙ロール 4 プラテン 5 印字ヘッド 6 インクリボン 7 巻取リール 8 供給リール 10、40 インクリボンカートリッジ 10−1 後部リール保持部 10−2a、10−2b サイドフレーム 10−3 前部リール保持部 11 インクリボン 12 供給リール 13 巻取リール 20、30 熱転写記録装置 21 ルーフ(天井蓋) 22、31 発熱体 23 熱印字ヘッド 24 支軸 25 プラテンロール 26 給紙コロ 27 給紙カセット P 用紙 28 排紙トレー 29 制御部 41、51 ガイドロール 42 掻き取りインク溜 43 スクレーパ(掻き道具) 52 粘着剤ケース 53 液状粘着剤

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材上に熱転写性インク層を塗布して成
    るインクリボンの前記基材側から熱印字ヘッドにより画
    像情報に応じて熱を伝達することにより前記熱転写性イ
    ンク層を用紙上に転写して該用紙上に前記画像を記録す
    る熱転写記録装置において、 前記用紙への画像転写後の印字済インクリボンに残存す
    る前記熱転写性インク層による前記画像の反転像を判読
    不能にする判読防止手段を備えることを特徴とする熱転
    写記録装置。
  2. 【請求項2】 前記判読防止手段は、前記印字済インク
    リボンに残存する前記反転像を攪乱して該反転像を判読
    不能にするべく前記印字済インクリボンに熱を付与する
    発熱手段であることを特徴とする請求項1記載の熱転写
    記録装置。
  3. 【請求項3】 前記印字済インクリボンを前記基材側を
    外側にして巻き取る巻取リールを更に備え、 前記発熱手段は、前記巻取リールに巻き取られる前記印
    字済インクリボンに当接し該印字済インクリボンの前記
    反転像を形成する前記残存熱転写性インク層を前記巻取
    リールにより既に内側に巻き取られている印字済インク
    リボンに転写するべく溶融することを特徴とする請求項
    2記載の熱転写記録装置。
  4. 【請求項4】 前記印字済インクリボンを巻き取る巻取
    リールと、該巻取リール及び前記熱印字ヘッド間に配設
    され前記印字済インクリボンを前記発熱手段と挟持する
    ガイド手段と、を更に備えることを特徴とする請求項2
    記載の熱転写記録装置。
  5. 【請求項5】 前記ガイド手段は、前記発熱体が溶融す
    る印字済インクリボンのインクを転写されると共に該イ
    ンクを剥離して脱落させることを特徴とする請求項4記
    載の熱転写記録装置。
  6. 【請求項6】 前記ガイド手段は、前記巻取リールに巻
    取られて積層する前記印字済インクリボン同士を固着さ
    せるべく前記印字済インクリボンに粘着剤を付与する粘
    着剤付与手段を有することを特徴とする請求項4記載の
    熱転写記録装置。
  7. 【請求項7】 前記印字済インクリボンを巻き取る巻取
    リールを更に備え、前記判読防止手段は、前記印字済イ
    ンクリボンに粘着剤を付与して前記巻取リールに巻き取
    られて積層する前記印字済インクリボン同士を接着させ
    る粘着剤付与手段であることを特徴とする請求項1記載
    の熱転写記録装置。
JP606895A 1995-01-18 1995-01-18 熱転写記録装置 Withdrawn JPH08192562A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP606895A JPH08192562A (ja) 1995-01-18 1995-01-18 熱転写記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP606895A JPH08192562A (ja) 1995-01-18 1995-01-18 熱転写記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08192562A true JPH08192562A (ja) 1996-07-30

Family

ID=11628270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP606895A Withdrawn JPH08192562A (ja) 1995-01-18 1995-01-18 熱転写記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08192562A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011140119A (ja) * 2010-01-05 2011-07-21 Toppan Printing Co Ltd 熱転写式画像形成装置及び画像形成方法
JP2012011594A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Sato Knowledge & Intellectual Property Institute 熱転写リボンの残存情報漏洩防止機構付き熱転写プリンタおよび熱転写リボンの残存情報漏洩防止方法
JP2013049281A (ja) * 2012-11-08 2013-03-14 Edm Kk サーマルプリンタ
JP2013132809A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Dainippon Printing Co Ltd インクリボンおよびそれを用いた熱転写システム
JP2013202802A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写システム
JP2014079889A (ja) * 2012-10-12 2014-05-08 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写システムおよび熱転写方法
JP2019142038A (ja) * 2018-02-16 2019-08-29 大日本印刷株式会社 熱転写システム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011140119A (ja) * 2010-01-05 2011-07-21 Toppan Printing Co Ltd 熱転写式画像形成装置及び画像形成方法
JP2012011594A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Sato Knowledge & Intellectual Property Institute 熱転写リボンの残存情報漏洩防止機構付き熱転写プリンタおよび熱転写リボンの残存情報漏洩防止方法
JP2013132809A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Dainippon Printing Co Ltd インクリボンおよびそれを用いた熱転写システム
JP2013202802A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写システム
JP2014079889A (ja) * 2012-10-12 2014-05-08 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写システムおよび熱転写方法
JP2013049281A (ja) * 2012-11-08 2013-03-14 Edm Kk サーマルプリンタ
JP2019142038A (ja) * 2018-02-16 2019-08-29 大日本印刷株式会社 熱転写システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5564843A (en) Reflective print label and method of producing the same
JP5012156B2 (ja) テープカセット及び印刷装置
RU2414356C2 (ru) Устройство для печати на ленте и кассета для ленты
US4531135A (en) Thermal transfer type printing apparatus
US20070098473A1 (en) Tape printing apparatus and tape cassette
JP3191570B2 (ja) テープユニット
JPH1158901A (ja) 熱記録装置
JPH08192562A (ja) 熱転写記録装置
US5362162A (en) Tape cassette with image receiving member and protection sheet
JP2005297418A (ja) 熱転写プリンタ
JP2000289355A (ja) 印刷用テープおよびこれのテープカートリッジ
US5669299A (en) Method for preparing a thermosensitive stencil with a thermal label printer
JP2001180019A (ja) 記録方法及び記録装置
JPH0732693A (ja) 記録装置
JPH07237362A (ja) テープユニット
JPS59165674A (ja) プリンタにおける転写媒体処理装置
EP0557013B1 (en) Stamp device capable of perforating thermal stencil paper
JPH02219673A (ja) インクリボンカセット
JPH07214856A (ja) 画像形成装置
JP3033283B2 (ja) 熱転写記録装置及びそのインク紙装填方法
JPH05301406A (ja) 記録装置
WO1998002787A1 (en) Method for printing images using a film pack having a perforated flap
JPH11240188A (ja) オーバコート転写方法及びオーバコート可能な熱転写型プリ ンタ
JP2001158119A (ja) 熱転写印刷装置
JPS6049982A (ja) 熱転写記録用インク担体カセット

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020402