JPH08193554A - 内燃機関における燃料供給装置 - Google Patents
内燃機関における燃料供給装置Info
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- JPH08193554A JPH08193554A JP7022279A JP2227995A JPH08193554A JP H08193554 A JPH08193554 A JP H08193554A JP 7022279 A JP7022279 A JP 7022279A JP 2227995 A JP2227995 A JP 2227995A JP H08193554 A JPH08193554 A JP H08193554A
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- Japan
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- sleeve
- injection valve
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料分配管1内に滞留する空気を微細化され
た気泡に分散し、燃料噴射弁Jの燃料噴射量に影響与え
ることなく吸気管15内へ排出する。 【構成】 燃料分配管1の燃料流路2は燃料ポンプ19
に接続され、燃料流路2内に燃料噴射弁Jが開口して配
置される。スリーブ4は、筒状部4Aと、筒状部4Aの
内方にあって上端4Fに上部開口4Eをもって開口する
内方流路4Dと、筒状部4Aの上端4F近傍に穿設され
る連通孔4Gとを備える。燃料分配管1に取着された燃
料噴射弁Jの上流側流路J1にスリーブ4は接続配置さ
れ、スリーブ4の上端4Fは燃料分配管1の燃料流路2
の内周壁2Aに微少間隙Sをもって対向配置される。
た気泡に分散し、燃料噴射弁Jの燃料噴射量に影響与え
ることなく吸気管15内へ排出する。 【構成】 燃料分配管1の燃料流路2は燃料ポンプ19
に接続され、燃料流路2内に燃料噴射弁Jが開口して配
置される。スリーブ4は、筒状部4Aと、筒状部4Aの
内方にあって上端4Fに上部開口4Eをもって開口する
内方流路4Dと、筒状部4Aの上端4F近傍に穿設され
る連通孔4Gとを備える。燃料分配管1に取着された燃
料噴射弁Jの上流側流路J1にスリーブ4は接続配置さ
れ、スリーブ4の上端4Fは燃料分配管1の燃料流路2
の内周壁2Aに微少間隙Sをもって対向配置される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料ポンプによって加
圧された燃料を、燃料噴射弁を介して吸気管に向けて噴
射供給する内燃機関における燃料供給装置に関し、その
うち特に、複数の燃料噴射弁が取着され、それらの燃料
噴射弁に燃料を分配する燃料分配管の構造に関する。
圧された燃料を、燃料噴射弁を介して吸気管に向けて噴
射供給する内燃機関における燃料供給装置に関し、その
うち特に、複数の燃料噴射弁が取着され、それらの燃料
噴射弁に燃料を分配する燃料分配管の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】プレッシャーレギュレターを、燃料タン
ク内あるいは燃料タンクの近傍に配置し、プレッシャー
レギュレターと燃料タンクとを接続するリターン配管を
廃止した燃料供給装置は特開平6−129325号公報
に示される。かかる燃料供給装置によると、燃料タンク
内の燃料は、燃料ポンプによって燃料分配管内へ圧送さ
れ、燃料噴射弁より吸気管に向けて噴射される。燃料分
配管から各燃料噴射弁に燃料を分配する各コネクタを燃
料分配管内の上部に開口させる。燃料分配管上流の燃料
配管より分岐した燃料パイプを燃料分配管の上部に設置
し、この燃料パイプと燃料分配管とを連通部絞りによっ
て連通する。以上によると、空気及びベーパーガスは、
燃料パイプに貯留された後に連通部絞りを介して燃料分
配管内に少しづつ導入され、コネクタを介して燃料噴射
弁より燃料とともにこの空気が吸気管内へ排出される。
ク内あるいは燃料タンクの近傍に配置し、プレッシャー
レギュレターと燃料タンクとを接続するリターン配管を
廃止した燃料供給装置は特開平6−129325号公報
に示される。かかる燃料供給装置によると、燃料タンク
内の燃料は、燃料ポンプによって燃料分配管内へ圧送さ
れ、燃料噴射弁より吸気管に向けて噴射される。燃料分
配管から各燃料噴射弁に燃料を分配する各コネクタを燃
料分配管内の上部に開口させる。燃料分配管上流の燃料
配管より分岐した燃料パイプを燃料分配管の上部に設置
し、この燃料パイプと燃料分配管とを連通部絞りによっ
て連通する。以上によると、空気及びベーパーガスは、
燃料パイプに貯留された後に連通部絞りを介して燃料分
配管内に少しづつ導入され、コネクタを介して燃料噴射
弁より燃料とともにこの空気が吸気管内へ排出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の燃料供給
装置によると、燃料パイプ内に貯留された空気は、連通
部絞りを介して微細化されて燃料分配管内に流入するも
のであるが、この連通部絞りが単一に設けられているこ
とから、燃料パイプ内に貯留した空気を効果的に微細化
することができない。これは1の燃料噴射弁は連通部絞
りに対向して配置されるものの残余の燃料噴射弁は直接
的に連通部絞りに対向して配置されるものでなく、残余
の燃料噴射弁の動作時において生起する脈動圧力を直接
的に連通部絞りに作用させることができないからであ
る。又、微細化された空気が流入する燃料分配管は長手
方向に延びるものであり、連通部絞りが開口する側の燃
料分配管内における空気の微細化は図られるものの後流
側の燃料分配管内の空気にあっては徐々に集合して大き
な気泡となる傾向があり、全ての燃料噴射弁から微細化
された空気を均一に排出することができない。更に又、
燃料パイプと燃料分配管とが格別に用意され、それらが
連通部絞り、あるいは鋼管配管からの分岐部によって接
続されなければならないことから、製造コストが上昇し
て好ましいものでない。又、各コネクタは、燃料分配管
の上部に向かって延長されるものであるが、コネクタの
上端と燃料分配管とが微少間隙をもって近接されて配置
された場合、燃料分配管からコネクタを介して燃料噴射
弁より噴射される燃料が、該微少間隙によって制限さ
れ、燃料噴射弁から高流量の燃料を供給することができ
ない。一方、コネクタと燃料分配管とが離されて配置さ
れた場合にあっては、特に連通部絞りから離れたコネク
タにおいて、連通部絞りによって微細化された空気が、
該コネクタに到達する間において再び大きな気泡に成長
する傾向にある。以上によると該コネクタに連なる燃料
噴射弁から大きな気泡が排出されることになり、燃料噴
射量の低下をもたらして好ましいものでない。
装置によると、燃料パイプ内に貯留された空気は、連通
部絞りを介して微細化されて燃料分配管内に流入するも
のであるが、この連通部絞りが単一に設けられているこ
とから、燃料パイプ内に貯留した空気を効果的に微細化
することができない。これは1の燃料噴射弁は連通部絞
りに対向して配置されるものの残余の燃料噴射弁は直接
的に連通部絞りに対向して配置されるものでなく、残余
の燃料噴射弁の動作時において生起する脈動圧力を直接
的に連通部絞りに作用させることができないからであ
る。又、微細化された空気が流入する燃料分配管は長手
方向に延びるものであり、連通部絞りが開口する側の燃
料分配管内における空気の微細化は図られるものの後流
側の燃料分配管内の空気にあっては徐々に集合して大き
な気泡となる傾向があり、全ての燃料噴射弁から微細化
された空気を均一に排出することができない。更に又、
燃料パイプと燃料分配管とが格別に用意され、それらが
連通部絞り、あるいは鋼管配管からの分岐部によって接
続されなければならないことから、製造コストが上昇し
て好ましいものでない。又、各コネクタは、燃料分配管
の上部に向かって延長されるものであるが、コネクタの
上端と燃料分配管とが微少間隙をもって近接されて配置
された場合、燃料分配管からコネクタを介して燃料噴射
弁より噴射される燃料が、該微少間隙によって制限さ
れ、燃料噴射弁から高流量の燃料を供給することができ
ない。一方、コネクタと燃料分配管とが離されて配置さ
れた場合にあっては、特に連通部絞りから離れたコネク
タにおいて、連通部絞りによって微細化された空気が、
該コネクタに到達する間において再び大きな気泡に成長
する傾向にある。以上によると該コネクタに連なる燃料
噴射弁から大きな気泡が排出されることになり、燃料噴
射量の低下をもたらして好ましいものでない。
【0004】本発明は、以上の点に鑑みなされたもの
で、プレッシャーレギュレターが燃料タンク内あるいは
燃料タンクの近傍に配置されて燃料リターン配管が廃止
された燃料供給装置において、燃料分配管内に貯まる、
燃料ポンプから給送されてきた空気あるいは燃料分配管
が内燃機関によって暖められたことによって貯留される
ベーパーを、確実に燃料分配管内において微細化し、こ
の微細化された空気を燃料噴射弁より吸気管内に向けて
排出し、空気やベーパーによる燃料噴射量の低下を防止
することのできる燃料供給装置を提供することを第1の
目的とする。又、前記燃料噴射装置を安価に提供するこ
とを第2の目的とする。
で、プレッシャーレギュレターが燃料タンク内あるいは
燃料タンクの近傍に配置されて燃料リターン配管が廃止
された燃料供給装置において、燃料分配管内に貯まる、
燃料ポンプから給送されてきた空気あるいは燃料分配管
が内燃機関によって暖められたことによって貯留される
ベーパーを、確実に燃料分配管内において微細化し、こ
の微細化された空気を燃料噴射弁より吸気管内に向けて
排出し、空気やベーパーによる燃料噴射量の低下を防止
することのできる燃料供給装置を提供することを第1の
目的とする。又、前記燃料噴射装置を安価に提供するこ
とを第2の目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】前記目的を達成する為に、
本発明の燃料供給装置は、燃料タンク内の燃料を燃料ポ
ンプ、プレッシャーレギュレター、メインフィルターを
介して燃料分配管に取着された燃料噴射弁に供給し、燃
料噴射弁より吸気管内に向けて燃料を噴射する内燃機関
における燃料供給装置において、スリーブは、長手軸心
方向にのびる筒状部と、筒状部の内方に形成され、その
上端が上部開口をもって開口する内方流路と、筒状部の
上端の近傍にあって、内方流路から筒状部の外周に向か
って穿設される連通孔とを備え、前記スリーブを燃料分
配管に取着された燃料噴射弁の上流側流路に接続して配
置し、前記スリーブの上端を燃料分配管の燃料流路の内
周壁に微少間隙をもって対向配置したことを第1の特徴
とする。
本発明の燃料供給装置は、燃料タンク内の燃料を燃料ポ
ンプ、プレッシャーレギュレター、メインフィルターを
介して燃料分配管に取着された燃料噴射弁に供給し、燃
料噴射弁より吸気管内に向けて燃料を噴射する内燃機関
における燃料供給装置において、スリーブは、長手軸心
方向にのびる筒状部と、筒状部の内方に形成され、その
上端が上部開口をもって開口する内方流路と、筒状部の
上端の近傍にあって、内方流路から筒状部の外周に向か
って穿設される連通孔とを備え、前記スリーブを燃料分
配管に取着された燃料噴射弁の上流側流路に接続して配
置し、前記スリーブの上端を燃料分配管の燃料流路の内
周壁に微少間隙をもって対向配置したことを第1の特徴
とする。
【0006】又、本発明の燃料供給装置は、上記スリー
ブの上端を、燃料分配管の燃料流路の内周壁に凹設した
チャンバー内に没入配置し、スリーブの上端とチャンバ
ーの底部及びスリーブの筒状部の外周とチャンバーの側
壁との間に微少間隙を形成し、一方、スリーブの上端の
近傍に穿設せる連通孔を燃料分配管の燃料流路内に開口
したことを第2の特徴とする。
ブの上端を、燃料分配管の燃料流路の内周壁に凹設した
チャンバー内に没入配置し、スリーブの上端とチャンバ
ーの底部及びスリーブの筒状部の外周とチャンバーの側
壁との間に微少間隙を形成し、一方、スリーブの上端の
近傍に穿設せる連通孔を燃料分配管の燃料流路内に開口
したことを第2の特徴とする。
【0007】
【作用】上記請求項1記載の発明によると、燃料ポンプ
から給送される燃料中に含まれる空気は燃料分配管の燃
料流路内へ流入し、次いでスリーブの連通孔及び内方流
路の上部開口からスリーブの内方流路内に流入する。燃
料噴射弁の開閉動作によると、燃料噴射弁には燃料の流
入側に向かう脈動圧が生起し、この脈動圧はスリーブの
内方流路内に流入した空気に対して燃料分配管の燃料流
路の内周壁に向かう衝撃力を加える。これによると、空
気は内周壁に衝突することによって微細化され、さらに
スリーブの上端と内周壁とによって形成される微少間隙
によって微細化される。この微細化された空気は内方流
路から燃料噴射弁に向かう燃料中に混入して燃料噴射弁
より吸気管内へ噴射されて排出される。
から給送される燃料中に含まれる空気は燃料分配管の燃
料流路内へ流入し、次いでスリーブの連通孔及び内方流
路の上部開口からスリーブの内方流路内に流入する。燃
料噴射弁の開閉動作によると、燃料噴射弁には燃料の流
入側に向かう脈動圧が生起し、この脈動圧はスリーブの
内方流路内に流入した空気に対して燃料分配管の燃料流
路の内周壁に向かう衝撃力を加える。これによると、空
気は内周壁に衝突することによって微細化され、さらに
スリーブの上端と内周壁とによって形成される微少間隙
によって微細化される。この微細化された空気は内方流
路から燃料噴射弁に向かう燃料中に混入して燃料噴射弁
より吸気管内へ噴射されて排出される。
【0008】上記請求項2記載の発明によると、上記と
同様に、スリーブの内方流路内には、連通孔及び内方流
路の上部開口から燃料流路内にある空気が流入し、一方
燃料噴射弁によって生起する脈動圧はスリーブの内方流
路内の空気に脈動圧を作用させる。これによると、スリ
ーブ内の空気は、チャンバーの底部に向かう脈動圧によ
って底部に衝突して微細化され、さらにチャンバーの側
壁とスリーブの外周とによって形成される環状の微少間
隙によって微細化される。そして、この微細化された気
泡が燃料噴射弁から噴射される燃料とともに吸気管に排
出される。
同様に、スリーブの内方流路内には、連通孔及び内方流
路の上部開口から燃料流路内にある空気が流入し、一方
燃料噴射弁によって生起する脈動圧はスリーブの内方流
路内の空気に脈動圧を作用させる。これによると、スリ
ーブ内の空気は、チャンバーの底部に向かう脈動圧によ
って底部に衝突して微細化され、さらにチャンバーの側
壁とスリーブの外周とによって形成される環状の微少間
隙によって微細化される。そして、この微細化された気
泡が燃料噴射弁から噴射される燃料とともに吸気管に排
出される。
【0009】
【実施例】以下、本発明になる内燃機関における燃料供
給装置の一実施例を図1、図2により説明する。図1
は、燃料噴射弁が取着された燃料分配管の縦断面図。図
2は図1のA−A線における縦断面図。1は、図1にお
いて左右方向に延びる燃料分配管であり、その内方には
燃料流路2が穿設され、その左方の開口には、燃料ジョ
イントFが取着される。そして、燃料分配管1には燃料
流路2内に開口する燃料噴射弁取付け孔3が穿設される
もので、本実施例における燃料噴射弁取付け孔3は、燃
料分配管1の右方から左方に向かい、一番目の燃料噴射
弁取付け孔3から四番目の燃料噴射弁取付け孔3迄、4
個穿設された。Jは前記燃料噴射弁取付け孔3に取着さ
れる公知の燃料噴射弁であり、燃料噴射弁Jの上流側
は、上流側流路J1をもって上方に開口する。
給装置の一実施例を図1、図2により説明する。図1
は、燃料噴射弁が取着された燃料分配管の縦断面図。図
2は図1のA−A線における縦断面図。1は、図1にお
いて左右方向に延びる燃料分配管であり、その内方には
燃料流路2が穿設され、その左方の開口には、燃料ジョ
イントFが取着される。そして、燃料分配管1には燃料
流路2内に開口する燃料噴射弁取付け孔3が穿設される
もので、本実施例における燃料噴射弁取付け孔3は、燃
料分配管1の右方から左方に向かい、一番目の燃料噴射
弁取付け孔3から四番目の燃料噴射弁取付け孔3迄、4
個穿設された。Jは前記燃料噴射弁取付け孔3に取着さ
れる公知の燃料噴射弁であり、燃料噴射弁Jの上流側
は、上流側流路J1をもって上方に開口する。
【0010】4は、スリーブであって、以下よりなる。
スリーブ4は図3、図4によく示される。図3は、スリ
ーブ4の縦断面図、図4は図3のB−B線における横断
面図である。4Aは長手軸心方向に伸びる円筒形状の筒
状部であり、筒状部4Aの略中間部には筒状部4Aの外
周4Bから外側方にのびる係止鍔部4Cが形成される。
筒状部4Aの内方には、内方流路4Dが穿設されるもの
で、内方流路4Dの上方は上部開口4Eをもって筒状部
4Aの上端4Fに開口する。又、筒状部4Aの上方に
は、連通孔4Gが穿設されるもので、この連通孔4G
は、内方流路4Dから外周4Bに向かって貫通する。本
実施例では、4個の連通孔4Gがスリーブ4の上端4F
の近傍に穿設された。尚、この連通孔4Gは丸孔に代え
て上端4Fを含む切欠き溝としてもよい。更に又、係止
鍔部4Cより下方の筒状部4Aには内方流路4Dから外
周4Bに向かって貫通するフィルター流路4Hが穿設さ
れるもので、このフィルター流路4Hにはネットよりな
るフィルターTが配置された。このフィルター流路4H
が開口する筒状部4Aの外周4Jは他の外周4Bより小
なる直径をなすもので、これによってフィルター流路4
Hに対応する凹部4Kが形成される。この凹部4Kは内
方流路4D内を流れる燃料を、フィルター流路4Hを介
してスリーブ4の外周4Bに排出し、凹部4Kに沿って
燃料を流下させる為に設けたものである。本実施例にお
けるフィルター流路4Hは図4に示されるごとく4個穿
設された。
スリーブ4は図3、図4によく示される。図3は、スリ
ーブ4の縦断面図、図4は図3のB−B線における横断
面図である。4Aは長手軸心方向に伸びる円筒形状の筒
状部であり、筒状部4Aの略中間部には筒状部4Aの外
周4Bから外側方にのびる係止鍔部4Cが形成される。
筒状部4Aの内方には、内方流路4Dが穿設されるもの
で、内方流路4Dの上方は上部開口4Eをもって筒状部
4Aの上端4Fに開口する。又、筒状部4Aの上方に
は、連通孔4Gが穿設されるもので、この連通孔4G
は、内方流路4Dから外周4Bに向かって貫通する。本
実施例では、4個の連通孔4Gがスリーブ4の上端4F
の近傍に穿設された。尚、この連通孔4Gは丸孔に代え
て上端4Fを含む切欠き溝としてもよい。更に又、係止
鍔部4Cより下方の筒状部4Aには内方流路4Dから外
周4Bに向かって貫通するフィルター流路4Hが穿設さ
れるもので、このフィルター流路4Hにはネットよりな
るフィルターTが配置された。このフィルター流路4H
が開口する筒状部4Aの外周4Jは他の外周4Bより小
なる直径をなすもので、これによってフィルター流路4
Hに対応する凹部4Kが形成される。この凹部4Kは内
方流路4D内を流れる燃料を、フィルター流路4Hを介
してスリーブ4の外周4Bに排出し、凹部4Kに沿って
燃料を流下させる為に設けたものである。本実施例にお
けるフィルター流路4Hは図4に示されるごとく4個穿
設された。
【0011】そして、このスリーブ4の下方の筒状部4
Aを、燃料噴射弁Jの上流側流路J1内に嵌入配置す
る。以上によると、スリーブ4の係止鍔部4Cが燃料噴
射弁Jの上端上に配置され、スリーブ4の内方流路4D
は、フィルターT、フィルター流路4H、凹部4Kを介
して燃料噴射弁Jの上流側流路J1に連絡され、スリー
ブ4の内方流路4Dの上部開口4E及び連通孔4Gは燃
料噴射弁Jより上方にあってそれぞれ開口する。
Aを、燃料噴射弁Jの上流側流路J1内に嵌入配置す
る。以上によると、スリーブ4の係止鍔部4Cが燃料噴
射弁Jの上端上に配置され、スリーブ4の内方流路4D
は、フィルターT、フィルター流路4H、凹部4Kを介
して燃料噴射弁Jの上流側流路J1に連絡され、スリー
ブ4の内方流路4Dの上部開口4E及び連通孔4Gは燃
料噴射弁Jより上方にあってそれぞれ開口する。
【0012】そして、このスリーブ4が取着された燃料
噴射弁Jが燃料分配管1の各燃料噴射弁取付け孔3内に
挿入して配置される。この状態は、図1、図2に示され
るもので、このとき、スリーブ4の筒状部4Aの上端4
Fは、燃料分配管1の燃料流路2の上方の内周壁2Aに
近接させ、筒状部4Aの上端4Fと前記内周壁2Aとに
よって微少なる間隙Sを形成する。一方、スリーブ4の
連通孔4Gは燃料分配管1の燃料流路2に開口する。
噴射弁Jが燃料分配管1の各燃料噴射弁取付け孔3内に
挿入して配置される。この状態は、図1、図2に示され
るもので、このとき、スリーブ4の筒状部4Aの上端4
Fは、燃料分配管1の燃料流路2の上方の内周壁2Aに
近接させ、筒状部4Aの上端4Fと前記内周壁2Aとに
よって微少なる間隙Sを形成する。一方、スリーブ4の
連通孔4Gは燃料分配管1の燃料流路2に開口する。
【0013】かかる燃料噴射弁Jが取着された燃料分配
管1は燃料供給装置として以下の如く内燃機関(以下単
に機関)に取着される。機関のシリンダブロック10の
上面に配置されたシリンダヘッド11には燃焼室12に
連なる吸気ポート13と排気ポート14とが開口しこの
吸気ポート13には、吸気管15と絞り弁を備えたスロ
ットルボデー16が接続され、さらにスロットルボデー
16の上流側にはエアクリーナ17が配置される。そし
て、吸気管15には、燃料分配管1に取着された燃料噴
射弁Jの先端部が挿入配置され、燃料噴射弁Jの噴孔
(図示せず)が吸気管15内に向かって開口する。
管1は燃料供給装置として以下の如く内燃機関(以下単
に機関)に取着される。機関のシリンダブロック10の
上面に配置されたシリンダヘッド11には燃焼室12に
連なる吸気ポート13と排気ポート14とが開口しこの
吸気ポート13には、吸気管15と絞り弁を備えたスロ
ットルボデー16が接続され、さらにスロットルボデー
16の上流側にはエアクリーナ17が配置される。そし
て、吸気管15には、燃料分配管1に取着された燃料噴
射弁Jの先端部が挿入配置され、燃料噴射弁Jの噴孔
(図示せず)が吸気管15内に向かって開口する。
【0014】18は内部に燃料が貯留される燃料タンク
であり、19は燃料タンク18内の燃料を吸入して吐出
する燃料ポンプであり、20は燃料ポンプ19から吐出
される燃料圧力を大気圧または吸気管負圧に対して一定
に保つ働きをするプレッシャーレギュレターであり、燃
料タンク18内もしくは燃料タンク18の近傍に配置さ
れる。21は燃料中に含まれる異物を除去するメインフ
ィルターである。そして、燃料タンク18内の燃料は、
燃料ポンプ19にて加圧され、プレッシャーレギュレタ
ー20、メインフィルター21、燃料ジョイントFを介
して燃料分配管1の燃料流路2内へ給送される。以上は
図5に明示される。
であり、19は燃料タンク18内の燃料を吸入して吐出
する燃料ポンプであり、20は燃料ポンプ19から吐出
される燃料圧力を大気圧または吸気管負圧に対して一定
に保つ働きをするプレッシャーレギュレターであり、燃
料タンク18内もしくは燃料タンク18の近傍に配置さ
れる。21は燃料中に含まれる異物を除去するメインフ
ィルターである。そして、燃料タンク18内の燃料は、
燃料ポンプ19にて加圧され、プレッシャーレギュレタ
ー20、メインフィルター21、燃料ジョイントFを介
して燃料分配管1の燃料流路2内へ給送される。以上は
図5に明示される。
【0015】次にその作用について説明する。機関の運
転時において、燃料ポンプ19から給送される燃料は、
燃料ジョイントFから燃料分配管1の燃料流路2内へ流
入し、次いでスリーブ4の連通孔4G及びスリーブ4の
上端からスリーブ4の内方流路4D内へ流入するととも
にフィルターTを備えたフィルター流路4Hをへて燃料
噴射弁Jの上流側流路J1へと流れ、然る後に燃料噴射
弁Jにてその量が制御されて吸気管15内へと噴射され
る。
転時において、燃料ポンプ19から給送される燃料は、
燃料ジョイントFから燃料分配管1の燃料流路2内へ流
入し、次いでスリーブ4の連通孔4G及びスリーブ4の
上端からスリーブ4の内方流路4D内へ流入するととも
にフィルターTを備えたフィルター流路4Hをへて燃料
噴射弁Jの上流側流路J1へと流れ、然る後に燃料噴射
弁Jにてその量が制御されて吸気管15内へと噴射され
る。
【0016】一方、前記燃料分配管1の燃料流路2内へ
給送される燃料中には、何らかの理由によって空気が含
まれるもので、この燃料中に含まれる空気は、燃料流路
2からスリーブ4の連通孔4G及びスリーブ4の上端4
Fを介してスリーブ4の内方流路4D内へと流入する。
これは前述の如く燃料流路2からスリーブ4を介して燃
料噴射弁Jに向けて燃料の流れが生じるからである。そ
して、スリーブ4の内方流路4D内へ流入した空気は、
自身が有する浮力によって内方流路4Dの上方に移動す
る。すなわち、スリーブ4の上端4Fの上部開口4Eの
近傍に空気は集合する。このとき空気が微細であればそ
の浮力は小さいもので燃料とともに燃料噴射弁Jに向か
って流れ、燃料噴射弁Jから吸気管15に向かって噴射
される燃料とともに排出される。
給送される燃料中には、何らかの理由によって空気が含
まれるもので、この燃料中に含まれる空気は、燃料流路
2からスリーブ4の連通孔4G及びスリーブ4の上端4
Fを介してスリーブ4の内方流路4D内へと流入する。
これは前述の如く燃料流路2からスリーブ4を介して燃
料噴射弁Jに向けて燃料の流れが生じるからである。そ
して、スリーブ4の内方流路4D内へ流入した空気は、
自身が有する浮力によって内方流路4Dの上方に移動す
る。すなわち、スリーブ4の上端4Fの上部開口4Eの
近傍に空気は集合する。このとき空気が微細であればそ
の浮力は小さいもので燃料とともに燃料噴射弁Jに向か
って流れ、燃料噴射弁Jから吸気管15に向かって噴射
される燃料とともに排出される。
【0017】一方、機関の運転と同期して燃料噴射弁J
が動作することによると、燃料噴射弁Jのニードル弁は
弁座孔を断続的に開閉動作するものであり、(ニードル
弁、弁座孔は公知であるので図示されない)これによる
と燃料噴射弁Jの上流側流路J1にむけて脈動圧を発生
する。そして、この脈動圧は燃料噴射弁Jの上流側流路
J1からスリーブ4の内方流路4Dへと直接的に作用す
る。
が動作することによると、燃料噴射弁Jのニードル弁は
弁座孔を断続的に開閉動作するものであり、(ニードル
弁、弁座孔は公知であるので図示されない)これによる
と燃料噴射弁Jの上流側流路J1にむけて脈動圧を発生
する。そして、この脈動圧は燃料噴射弁Jの上流側流路
J1からスリーブ4の内方流路4Dへと直接的に作用す
る。
【0018】以上によると、スリーブ4の内方流路4D
の上部開口4Eの近傍に集合した空気は前記脈動圧を受
けるもので、脈動圧を受けた空気は、まずスリーブ4の
上部開口4Eが対向する燃料流路2の内周壁2Aに大き
な衝撃力をもって衝突し、この衝突エネルギーによって
空気は微細化される。空気を大きな衝撃力をもって内周
壁2Aに衝突できるのは、スリーブ4の上端4Fが内周
壁2Aの近傍迄のびていることによる。一方、スリーブ
4の上端4Fは前述の如く燃料流路2の内周壁2Aの近
傍に配置され、それらによって微少間隙Sが形成される
ものであり、内方流路4D内に作用した脈動圧は、この
通路面積が絞られる微少間隙Sによって大きな圧力変化
を生じ、空気はこの部において更に微細な気泡へと細分
化される。そして、この微細化された気泡の一部は、浮
力が大きく減少することから燃料噴射弁Jが燃料を噴射
する際に、その燃料とともにスリーブ4の内方流路4
D、フィルターTを介して燃料噴射弁Jに向かって流下
し、燃料噴射弁Jから吸気管15に向けて噴射されて排
出される。一方、残余の微細化された気泡は、スリーブ
4の上部開口4Eから再び燃料流路2内に向けて噴出さ
れる。そして、この燃料流路2内へ噴出された微細化さ
れた気泡は、再びスリーブ4の連通孔4Gからスリーブ
4の内方流路4D内へと流れこみ、この微細化された気
泡は、スリーブ4の内方流路4D内を流れる燃料とよく
混合して燃料噴射弁Jより噴射される燃料とともに吸気
管15内へ徐々に噴出されて排出される。仮に、スリー
ブ4の上部開口から燃料流路2に噴出された気泡が、燃
料流路2内にて集合して大きな空気に成長した際、この
空気は連通孔4Gを介して再びスリーブ4の内方流路4
Dの上部開口4Eの近傍に集合し、前記と同様に脈動圧
によってこの空気は微細化される。
の上部開口4Eの近傍に集合した空気は前記脈動圧を受
けるもので、脈動圧を受けた空気は、まずスリーブ4の
上部開口4Eが対向する燃料流路2の内周壁2Aに大き
な衝撃力をもって衝突し、この衝突エネルギーによって
空気は微細化される。空気を大きな衝撃力をもって内周
壁2Aに衝突できるのは、スリーブ4の上端4Fが内周
壁2Aの近傍迄のびていることによる。一方、スリーブ
4の上端4Fは前述の如く燃料流路2の内周壁2Aの近
傍に配置され、それらによって微少間隙Sが形成される
ものであり、内方流路4D内に作用した脈動圧は、この
通路面積が絞られる微少間隙Sによって大きな圧力変化
を生じ、空気はこの部において更に微細な気泡へと細分
化される。そして、この微細化された気泡の一部は、浮
力が大きく減少することから燃料噴射弁Jが燃料を噴射
する際に、その燃料とともにスリーブ4の内方流路4
D、フィルターTを介して燃料噴射弁Jに向かって流下
し、燃料噴射弁Jから吸気管15に向けて噴射されて排
出される。一方、残余の微細化された気泡は、スリーブ
4の上部開口4Eから再び燃料流路2内に向けて噴出さ
れる。そして、この燃料流路2内へ噴出された微細化さ
れた気泡は、再びスリーブ4の連通孔4Gからスリーブ
4の内方流路4D内へと流れこみ、この微細化された気
泡は、スリーブ4の内方流路4D内を流れる燃料とよく
混合して燃料噴射弁Jより噴射される燃料とともに吸気
管15内へ徐々に噴出されて排出される。仮に、スリー
ブ4の上部開口から燃料流路2に噴出された気泡が、燃
料流路2内にて集合して大きな空気に成長した際、この
空気は連通孔4Gを介して再びスリーブ4の内方流路4
Dの上部開口4Eの近傍に集合し、前記と同様に脈動圧
によってこの空気は微細化される。
【0019】以上のように、燃料ポンプ19から給送さ
れる燃料中に含まれる空気は、スリーブ4の内方流路4
Dの上端4Fの近傍に集合し、燃料噴射弁Jに生起する
脈動圧によって燃料流路2の内周壁2Aに向けてこの空
気が衝突されること、及びスリーブ4の上端4Fと内周
壁2Aとによって形成される微少間隙Sによる大きな圧
力変化とによって微細化される。そして、この微細化さ
れた気泡は燃料噴射弁Jより吸気管15内に向けて噴射
され、しかも燃料噴射弁Jから排出される空気が微細で
あって且つ極めて少量づつに制限されるので、燃料噴射
弁Jの噴射時において、空気の噛みこみによる燃料噴射
量の低下が抑止される。
れる燃料中に含まれる空気は、スリーブ4の内方流路4
Dの上端4Fの近傍に集合し、燃料噴射弁Jに生起する
脈動圧によって燃料流路2の内周壁2Aに向けてこの空
気が衝突されること、及びスリーブ4の上端4Fと内周
壁2Aとによって形成される微少間隙Sによる大きな圧
力変化とによって微細化される。そして、この微細化さ
れた気泡は燃料噴射弁Jより吸気管15内に向けて噴射
され、しかも燃料噴射弁Jから排出される空気が微細で
あって且つ極めて少量づつに制限されるので、燃料噴射
弁Jの噴射時において、空気の噛みこみによる燃料噴射
量の低下が抑止される。
【0020】而して、プレッシャーレギュレター20を
燃料タンク18又は燃料タンク18の近傍に配置した際
において、燃料分配管1中にある空気は自動的に微細化
されて燃料噴射弁Jより順次排出されるので、燃料分配
管1内に空気が滞留したり、あるいは大きな気泡の空気
が一気に燃料噴射弁Jから排出されるという不具合は解
消される。
燃料タンク18又は燃料タンク18の近傍に配置した際
において、燃料分配管1中にある空気は自動的に微細化
されて燃料噴射弁Jより順次排出されるので、燃料分配
管1内に空気が滞留したり、あるいは大きな気泡の空気
が一気に燃料噴射弁Jから排出されるという不具合は解
消される。
【0021】尚、燃料分配管1は機関の比較的近傍に配
置され、機関の熱を受けることから燃料分配管1が暖め
られてその内部にベーパーが発生することがあるが、か
かるベーパーにあっても前記と同様に微細化されて燃料
噴射弁Jより噴射される燃料とともに吸気管15内へ排
出される。
置され、機関の熱を受けることから燃料分配管1が暖め
られてその内部にベーパーが発生することがあるが、か
かるベーパーにあっても前記と同様に微細化されて燃料
噴射弁Jより噴射される燃料とともに吸気管15内へ排
出される。
【0022】又、上記発明によると、燃料分配管1の燃
料流路2内の燃料は、スリーブ4の連通孔4G及びスリ
ーブ4の上端4Fに形成される微少なる間隙Sを介して
スリーブ4の内方流路4D内へ流入するもので、これに
よると、スリーブ4の上端4Fを燃料流路2の内周壁2
Aに近接して配置し、これらによって微少なる間隙Sを
形成しても燃料噴射弁Jからの高流量の燃料供給をさま
たげることがない。更には、燃料流路2内にある空気を
この連通孔4Gを介してスリーブ4の内方流路4D内へ
流入させ易いもので、内方流路4Dにおいてこの空気を
効果的に微細化できるものでない。(内方流路4D内に
空気が流入することなく、燃料分配管1の燃料流路2内
に空気が残存することによると、脈動圧による空気の微
細化作用を有効に受けにくい。)
料流路2内の燃料は、スリーブ4の連通孔4G及びスリ
ーブ4の上端4Fに形成される微少なる間隙Sを介して
スリーブ4の内方流路4D内へ流入するもので、これに
よると、スリーブ4の上端4Fを燃料流路2の内周壁2
Aに近接して配置し、これらによって微少なる間隙Sを
形成しても燃料噴射弁Jからの高流量の燃料供給をさま
たげることがない。更には、燃料流路2内にある空気を
この連通孔4Gを介してスリーブ4の内方流路4D内へ
流入させ易いもので、内方流路4Dにおいてこの空気を
効果的に微細化できるものでない。(内方流路4D内に
空気が流入することなく、燃料分配管1の燃料流路2内
に空気が残存することによると、脈動圧による空気の微
細化作用を有効に受けにくい。)
【0023】又、スリーブ4は、内方流路4Dと、連通
孔4Gと、フィルター流路4Hを備えればよいもので、
合成樹脂材料を用いて射出成形にてスリーブ4を安価に
製作できるものである。又、燃料噴射弁Jへのスリーブ
4の取りつけは、単に燃料噴射弁Jの上部の上流側流路
J1内に嵌合すればよいので、その組付けは極めて容易
なものであり、上記とあいまって製造コストの上昇を抑
止できたものである。
孔4Gと、フィルター流路4Hを備えればよいもので、
合成樹脂材料を用いて射出成形にてスリーブ4を安価に
製作できるものである。又、燃料噴射弁Jへのスリーブ
4の取りつけは、単に燃料噴射弁Jの上部の上流側流路
J1内に嵌合すればよいので、その組付けは極めて容易
なものであり、上記とあいまって製造コストの上昇を抑
止できたものである。
【0024】又、スリーブ4の下方の筒状部4Aにフィ
ルターTを備えたフィルター流路4Hを穿設したことに
よると、スリーブ4と別部品にてフィルター7を備えた
ストレーナ部材を用意する必要が無いもので、部品点数
及び組付け工数の増加を抑止できたものである。
ルターTを備えたフィルター流路4Hを穿設したことに
よると、スリーブ4と別部品にてフィルター7を備えた
ストレーナ部材を用意する必要が無いもので、部品点数
及び組付け工数の増加を抑止できたものである。
【0025】又、上記発明によると、燃料分配管1内の
空気を微細化する為に新たな構成として単にスリーブ4
を燃料噴射弁Jの上端に配置すればよいので、燃料分配
管1の構造を従来のものから格別に変更する必要がない
もので、その実施が極めて容易に行なえるものである。
特に機関の気筒数が3気筒、4気筒、6気筒と変わって
も複雑な燃料分配管1を格別に用意する必要がない。
空気を微細化する為に新たな構成として単にスリーブ4
を燃料噴射弁Jの上端に配置すればよいので、燃料分配
管1の構造を従来のものから格別に変更する必要がない
もので、その実施が極めて容易に行なえるものである。
特に機関の気筒数が3気筒、4気筒、6気筒と変わって
も複雑な燃料分配管1を格別に用意する必要がない。
【0026】又、スリーブ4を燃料噴射弁Jの上端に直
接的に配置したことによると、燃料噴射弁Jに生起する
脈動圧をスリーブ4の内方流路4Dに向けて直接的に作
用させることができるもの、空気の微細化を効果的に行
なうことができたものである。
接的に配置したことによると、燃料噴射弁Jに生起する
脈動圧をスリーブ4の内方流路4Dに向けて直接的に作
用させることができるもの、空気の微細化を効果的に行
なうことができたものである。
【0027】又、図6に示す如く、燃料分配管1の燃料
流路2の少なくとも上方にある内周壁2Aを、図2に示
される円弧状面にかえて平坦面2Bとすると、スリーブ
4の筒状部4Aの上端4Fと、燃料流路1の内周壁2A
の平坦面2Bとの間には一定なる間隙Sを有する環状の
間隙Sを形成できる。これによると、特にこの環状の間
隙Sによってスリーブ4の内方流路4Dの上端が絞ら
れ、この環状の間隙Sによる大きな圧力変化をスリーブ
4の内方流路4D内の空気に付与することができ、もっ
て空気の微細化を一層効果的に行なうことができる。
流路2の少なくとも上方にある内周壁2Aを、図2に示
される円弧状面にかえて平坦面2Bとすると、スリーブ
4の筒状部4Aの上端4Fと、燃料流路1の内周壁2A
の平坦面2Bとの間には一定なる間隙Sを有する環状の
間隙Sを形成できる。これによると、特にこの環状の間
隙Sによってスリーブ4の内方流路4Dの上端が絞ら
れ、この環状の間隙Sによる大きな圧力変化をスリーブ
4の内方流路4D内の空気に付与することができ、もっ
て空気の微細化を一層効果的に行なうことができる。
【0028】図7、図8に本発明の他の実施例が示され
る。図7はその縦断面図、図8は図7のC−C線におけ
る縦断面図である。尚、同一構造部分は前記実施例と同
一符号を使用する。30は、燃料分配管1の燃料流路2
の内周壁2Aに凹設されたチャンバーであり、より具体
的には、燃料噴射弁取付け孔3の長手軸心方向と同一線
上の内周壁2Aの上方位置で、燃料噴射弁取付け孔3に
対向して穿設されるものであり、更に、このチャンバー
30の横断面形状は、スリーブ4の外周4Bと同一形状
をなす円形断面をなす。そして、燃料噴射弁Jに取着さ
れたスリーブ4の上端4Fがこのチャンバー30内へ挿
入されるもので、これによるとスリーブ4の上端4Fと
チャンバー30の底部30Aとの間に微少間隙Sが形成
され、更にスリーブ4の上端4Fの外周4Bとチャンバ
ー30の側壁30Bとの間に環状の微少間隙Tが形成さ
れる。又、スリーブ4の連通孔4Gは、燃料流路2内に
開口する。
る。図7はその縦断面図、図8は図7のC−C線におけ
る縦断面図である。尚、同一構造部分は前記実施例と同
一符号を使用する。30は、燃料分配管1の燃料流路2
の内周壁2Aに凹設されたチャンバーであり、より具体
的には、燃料噴射弁取付け孔3の長手軸心方向と同一線
上の内周壁2Aの上方位置で、燃料噴射弁取付け孔3に
対向して穿設されるものであり、更に、このチャンバー
30の横断面形状は、スリーブ4の外周4Bと同一形状
をなす円形断面をなす。そして、燃料噴射弁Jに取着さ
れたスリーブ4の上端4Fがこのチャンバー30内へ挿
入されるもので、これによるとスリーブ4の上端4Fと
チャンバー30の底部30Aとの間に微少間隙Sが形成
され、更にスリーブ4の上端4Fの外周4Bとチャンバ
ー30の側壁30Bとの間に環状の微少間隙Tが形成さ
れる。又、スリーブ4の連通孔4Gは、燃料流路2内に
開口する。
【0029】かかる実施例における作用について説明す
る。燃料分配管1の燃料流路2内にある燃料中に含まれ
る空気は、スリーブ4の連通孔4G及びスリーブ4の上
端4Fを介してスリーブ4の内方流路4D内へと流入す
る。このとき、連通孔4Gを燃料流路2内に開口したこ
とによると、燃料流路2内の空気は、連通孔4Gを介し
てスリーブ4の内方流路4D内へと流入しやすい。そし
て、内方流路4D内へ流入した空気は、自身が有する浮
力によって内方流路4Dの上方、すなわちスリーブ4の
上部開口4Eの近傍に集合する。
る。燃料分配管1の燃料流路2内にある燃料中に含まれ
る空気は、スリーブ4の連通孔4G及びスリーブ4の上
端4Fを介してスリーブ4の内方流路4D内へと流入す
る。このとき、連通孔4Gを燃料流路2内に開口したこ
とによると、燃料流路2内の空気は、連通孔4Gを介し
てスリーブ4の内方流路4D内へと流入しやすい。そし
て、内方流路4D内へ流入した空気は、自身が有する浮
力によって内方流路4Dの上方、すなわちスリーブ4の
上部開口4Eの近傍に集合する。
【0030】一方、燃料噴射弁Jが動作することによっ
て脈動圧が発生すると、この脈動圧は、スリーブ4の内
方流路4Dに直接的に作用するもので、これによると、
スリーブ4の上部開口4Eの近傍にある空気は、脈動圧
によってチャンバー30の底部30Aに向けて衝撃力を
もって衝突され、この衝突エネルギーによって空気は微
細化される。ここで、本実施例にあっては、特にスリー
ブ4の上端4Fとチャンバー30の底部30Aによって
均一なる微少間隙Sが形成され、脈動圧が大きな開口部
から外方へ逃げることがないので、脈動圧による衝撃力
を大きく減衰することなく空気に向けて加えられるもの
である。従って、前記実施例に増して大きな衝撃力を空
気に加えられるので空気の微細化を一層効果的に行なう
ことができたものである。
て脈動圧が発生すると、この脈動圧は、スリーブ4の内
方流路4Dに直接的に作用するもので、これによると、
スリーブ4の上部開口4Eの近傍にある空気は、脈動圧
によってチャンバー30の底部30Aに向けて衝撃力を
もって衝突され、この衝突エネルギーによって空気は微
細化される。ここで、本実施例にあっては、特にスリー
ブ4の上端4Fとチャンバー30の底部30Aによって
均一なる微少間隙Sが形成され、脈動圧が大きな開口部
から外方へ逃げることがないので、脈動圧による衝撃力
を大きく減衰することなく空気に向けて加えられるもの
である。従って、前記実施例に増して大きな衝撃力を空
気に加えられるので空気の微細化を一層効果的に行なう
ことができたものである。
【0031】一方、スリーブ4の上部の外周4Bとチャ
ンバー30の側壁30Bとによって環状の微少間隙Tが
ある通路長さをもって連続的に形成されることによる
と、この部において充分に通路面積を絞ることができ
て、脈動圧による大きな圧力変化を生じさせることが可
能となるもので、空気の微細化が達成される。以上の如
く、本実施例にあっては、スリーブ4の上端部分とチャ
ンバー30によって空気の微細化を一層向上できたもの
であり、燃料分配管1内の燃料中に含まれる空気を一層
効果的に排出できる。
ンバー30の側壁30Bとによって環状の微少間隙Tが
ある通路長さをもって連続的に形成されることによる
と、この部において充分に通路面積を絞ることができ
て、脈動圧による大きな圧力変化を生じさせることが可
能となるもので、空気の微細化が達成される。以上の如
く、本実施例にあっては、スリーブ4の上端部分とチャ
ンバー30によって空気の微細化を一層向上できたもの
であり、燃料分配管1内の燃料中に含まれる空気を一層
効果的に排出できる。
【0032】
【発明の効果】以上述べた如く、請求項1記載のものに
よると、燃料分配管内の燃料中に含まれる空気はスリー
ブの連通孔及び上端からスリーブ内に流入し、空気自身
が有する浮力によってスリーブ内方通路の上方部分に集
合し、一方燃料噴射弁に生起する脈動圧がこの空気に作
用する。以上によると、スリーブ内の空気は、脈動圧に
よる衝撃力を受けて燃料流路の内周壁に衝突して微細化
され、さらにスリーブの上端と内周壁によって形成され
る微少間隙によって大きな圧力変化が生じ、更にこれに
よって空気が微細化される。従って、この微細化された
気泡が燃料噴射弁より噴射される燃料とともに吸気管内
に向けて排出されるので、燃料噴射弁の燃料噴射量に影
響を与えることなく燃料分配管内にある空気を排出でき
たものである。又、燃料噴射弁によって生起する脈動圧
のエネルギーは前記空気の微細化の為のエネルギーとし
て使用されるので、燃料分配管の上流側の配管内への脈
動伝達を低減し、騒音の効果的な低減を図ることができ
たものである。又、スリーブは、円筒状をなす極めて単
純な構造であり、そのスリーブを単に燃料噴射弁の上端
に配置すればよいので、その製造コストの上昇を抑止す
ることができたものである。又、機関の気筒数に応じて
燃料噴射弁の数が変わっても、燃料噴射弁とスリーブは
一対一で取着されるので燃料分配管を大きく変更する必
要がない。更に又、燃料噴射弁に生起した脈動圧をスリ
ーブの内方流路に直接的に作用させることができたの
で、空気の微細化を効果的に行なえるものである。
よると、燃料分配管内の燃料中に含まれる空気はスリー
ブの連通孔及び上端からスリーブ内に流入し、空気自身
が有する浮力によってスリーブ内方通路の上方部分に集
合し、一方燃料噴射弁に生起する脈動圧がこの空気に作
用する。以上によると、スリーブ内の空気は、脈動圧に
よる衝撃力を受けて燃料流路の内周壁に衝突して微細化
され、さらにスリーブの上端と内周壁によって形成され
る微少間隙によって大きな圧力変化が生じ、更にこれに
よって空気が微細化される。従って、この微細化された
気泡が燃料噴射弁より噴射される燃料とともに吸気管内
に向けて排出されるので、燃料噴射弁の燃料噴射量に影
響を与えることなく燃料分配管内にある空気を排出でき
たものである。又、燃料噴射弁によって生起する脈動圧
のエネルギーは前記空気の微細化の為のエネルギーとし
て使用されるので、燃料分配管の上流側の配管内への脈
動伝達を低減し、騒音の効果的な低減を図ることができ
たものである。又、スリーブは、円筒状をなす極めて単
純な構造であり、そのスリーブを単に燃料噴射弁の上端
に配置すればよいので、その製造コストの上昇を抑止す
ることができたものである。又、機関の気筒数に応じて
燃料噴射弁の数が変わっても、燃料噴射弁とスリーブは
一対一で取着されるので燃料分配管を大きく変更する必
要がない。更に又、燃料噴射弁に生起した脈動圧をスリ
ーブの内方流路に直接的に作用させることができたの
で、空気の微細化を効果的に行なえるものである。
【0033】又、請求項2記載のものによると、スリー
ブの上端とチャンバーの底部によって均一な微少間隙を
形成し、スリーブ内の空気を大きな衝撃力をもってチャ
ンバーの底部に向けて衝突させることができるとともに
スリーブの外周とチャンバーの側壁とによってある通路
長さを有する微少間隙を連続的に形成して脈動圧の大き
な圧力変化を生じさせることができたので、スリーブ内
の空気を一層効果的に微細化することができ、もって燃
料分配管内にある空気を一層効果的に排出することがで
きたものである。
ブの上端とチャンバーの底部によって均一な微少間隙を
形成し、スリーブ内の空気を大きな衝撃力をもってチャ
ンバーの底部に向けて衝突させることができるとともに
スリーブの外周とチャンバーの側壁とによってある通路
長さを有する微少間隙を連続的に形成して脈動圧の大き
な圧力変化を生じさせることができたので、スリーブ内
の空気を一層効果的に微細化することができ、もって燃
料分配管内にある空気を一層効果的に排出することがで
きたものである。
【図1】本発明の内燃機関における燃料供給装置に用い
られる燃料分配管の一実施例を示す要部縦断面図。
られる燃料分配管の一実施例を示す要部縦断面図。
【図2】図1のA−A線における要部縦断面図。
【図3】図1において使用されるスリーブの縦断面図。
【図4】図3のB−B線における横断面図。
【図5】図1に示された燃料分配管を内燃機関に装着し
た状態を示す系統図。
た状態を示す系統図。
【図6】燃料分配管の他の実施例を示す縦断面図。
【図7】本発明の内燃機関における燃料供給装置に用い
られる燃料分配管の他の実施例を示す要部縦断面図。
られる燃料分配管の他の実施例を示す要部縦断面図。
【図8】図7のC−C線における縦断面図。
1 燃料分配管 2 燃料流路 4 スリーブ 4A 筒状部 4B 外周 4D 内方流路 4E 上部開口 4F 上端 4G 連通孔 J 燃料噴射弁 J1 上流側流路 30 チャンバー 30A 底部 30B 側壁
Claims (2)
- 【請求項1】 燃料タンク内の燃料を燃料ポンプ、プレ
ッシャーレギュレター、メインフィルターを介して燃料
分配管に取着された燃料噴射弁に供給し、燃料噴射弁よ
り吸気管内に向けて燃料を噴射する内燃機関における燃
料供給装置において、スリーブ4は、長手軸心方向にの
びる筒状部4Aと、筒状部4Aの内方に形成され、その
上端4Fが上部開口4Eをもって開口する内方流路4D
と、筒状部4Aの上端4Fの近傍にあって、内方流路4
Dから筒状部4Aの外周4Bに向かって穿設される連通
孔4Gとを備え、前記スリーブ4を燃料分配管1に取着
された燃料噴射弁Jの上流側流路J1に接続して配置
し、前記スリーブ4の上端4Fを燃料分配管1の燃料流
路2の内周壁2Aに微少間隙Sをもって対向配置したこ
とを特徴とする内燃機関における燃料供給装置。 - 【請求項2】 前記スリーブ4の上端4Fを、燃料分配
管1の燃料流路2の内周壁2Aに凹設したチャンバー3
0内に没入配置し、スリーブ4の上端4Fとチャンバー
30の底部30A及びスリーブ4の筒状部4Aの外周4
Bとチャンバー30の側壁30Bとの間に微少間隙S、
Tを形成し、一方、スリーブ4の上端4Fの近傍に穿設
せる連通孔4Gを燃料分配管1の燃料流路2内に開口し
たことを特徴とする内燃機関における燃料供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7022279A JPH08193554A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 内燃機関における燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7022279A JPH08193554A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 内燃機関における燃料供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08193554A true JPH08193554A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=12078330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7022279A Pending JPH08193554A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 内燃機関における燃料供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08193554A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001023749A1 (de) * | 1999-09-29 | 2001-04-05 | Robert Bosch Gmbh | Kraftstoffhochdruckspeicher |
| JP2009510325A (ja) * | 2005-09-30 | 2009-03-12 | キャタピラー インコーポレイテッド | クイルが取り付けられたマニホールドを有する流体システム |
| JP2019052616A (ja) * | 2017-09-19 | 2019-04-04 | 臼井国際産業株式会社 | 高圧直噴用のレール |
| CN109915239A (zh) * | 2017-12-13 | 2019-06-21 | 大陆汽车系统公司 | 具有流量变化减少和吹扫改进设备的还原剂剂量给送单元 |
-
1995
- 1995-01-17 JP JP7022279A patent/JPH08193554A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001023749A1 (de) * | 1999-09-29 | 2001-04-05 | Robert Bosch Gmbh | Kraftstoffhochdruckspeicher |
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| JP2019108892A (ja) * | 2017-12-13 | 2019-07-04 | コンチネンタル オートモーティブ システムズ インコーポレイテッドContinental Automotive Systems, Inc. | 流れの変動性を低減させる還元剤供給ユニットおよびパージ改善デバイス |
| US11162403B2 (en) | 2017-12-13 | 2021-11-02 | Vitesco Techologies USA, LLC | Reductant dosing unit with flow variability reduction and purge improvement device |
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