JPH0819384B2 - 貼付構造体 - Google Patents
貼付構造体Info
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- JPH0819384B2 JPH0819384B2 JP2065988A JP6598890A JPH0819384B2 JP H0819384 B2 JPH0819384 B2 JP H0819384B2 JP 2065988 A JP2065988 A JP 2065988A JP 6598890 A JP6598890 A JP 6598890A JP H0819384 B2 JPH0819384 B2 JP H0819384B2
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- JP
- Japan
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- acrylic
- sensitive adhesive
- plasticizer
- pressure
- layer
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- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、可塑剤を含有する軟質ポリ塩化ビニル樹脂
製成形品を、両面粘着テープ等の粘着剤層を介して被着
体に貼付した貼付構造体に関する。
製成形品を、両面粘着テープ等の粘着剤層を介して被着
体に貼付した貼付構造体に関する。
(従来の技術) 可塑剤を含む軟質ポリ塩化ビニル樹脂は、安価で成形
性、加工性に優れ、日用品、パイプ、ホース等の産業用
品、輸送機器その他あらゆる分野で汎用されている。
性、加工性に優れ、日用品、パイプ、ホース等の産業用
品、輸送機器その他あらゆる分野で汎用されている。
この可塑剤の種類としては、通常フタル酸エステル
系、燐酸エステル系、高分子可塑剤系などの幾つかの系
統に分かれているが、フタル酸エステル系、なかでもジ
オクチルフタレートは、安価にして可塑性効率にも優れ
ているので最も多く使用されている。
系、燐酸エステル系、高分子可塑剤系などの幾つかの系
統に分かれているが、フタル酸エステル系、なかでもジ
オクチルフタレートは、安価にして可塑性効率にも優れ
ているので最も多く使用されている。
しかしながら、これらの低分子可塑剤は、これらを含
む成形品を長期間使用していると、表面にブリードし、
製品がベトツクと共に汚れが目立つ傾向にあり、特に、
この成形品が粘着剤を介して他の物(以下「被着体」と
いう)に貼着されている場合には、可塑剤が粘着剤層に
移行し、接着力が低下して被着体から脱落するという問
題があった。特に、この問題は、軟質ポリ塩化ビニル樹
脂製成形品が、シート状、板状等の形状をとるときは、
粘着剤との貼着面積が比較的大きくなり、この傾向が強
かった。
む成形品を長期間使用していると、表面にブリードし、
製品がベトツクと共に汚れが目立つ傾向にあり、特に、
この成形品が粘着剤を介して他の物(以下「被着体」と
いう)に貼着されている場合には、可塑剤が粘着剤層に
移行し、接着力が低下して被着体から脱落するという問
題があった。特に、この問題は、軟質ポリ塩化ビニル樹
脂製成形品が、シート状、板状等の形状をとるときは、
粘着剤との貼着面積が比較的大きくなり、この傾向が強
かった。
例えば、自動車の車体に取りつけられる軟質ポリ塩化
ビニル樹脂製のモールの場合、両面粘着テープを介して
車体に取りつけられるが、真夏では直射日光に曝される
と、モール自体が50℃以上に昇温すると言われている。
両面粘着テープの粘着剤中に可塑剤が移行する速度は、
温度上昇と共に加速度的に増加する為、モールの長期耐
久試験は通常70℃以上で実施されている。このような高
温下では、可塑剤移行防止剤として市販されている(メ
タ)アクリル酸エステル系の樹脂や、ポリエステル系、
ニトリルゴム系、ウレタン系などの樹脂ではその可塑剤
移行防止機能は働かず、ポリメタクリル酸メチル(PMM
A)に若干の効果が認められたのみであった。
ビニル樹脂製のモールの場合、両面粘着テープを介して
車体に取りつけられるが、真夏では直射日光に曝される
と、モール自体が50℃以上に昇温すると言われている。
両面粘着テープの粘着剤中に可塑剤が移行する速度は、
温度上昇と共に加速度的に増加する為、モールの長期耐
久試験は通常70℃以上で実施されている。このような高
温下では、可塑剤移行防止剤として市販されている(メ
タ)アクリル酸エステル系の樹脂や、ポリエステル系、
ニトリルゴム系、ウレタン系などの樹脂ではその可塑剤
移行防止機能は働かず、ポリメタクリル酸メチル(PMM
A)に若干の効果が認められたのみであった。
そこでこの問題を解決する手段として、成形品と粘着
剤層との間にプライマー層を介在させることが提案され
た。(特開昭58−185675号公報、特公平1−42987号公
報参照) (発明が解決しようとする課題) ところが、上記従来技術でも、未だ完全に可塑剤の粘
着剤層への移行を阻止するには至っていない。上記従来
技術はアクリル系重合体を主体としたプライマーを用い
るものであって、アクリル系重合体の可塑剤の移行防止
機能を利用するのが狙いであるが、アクリル系重合体の
全体量に占める割合が多くなると、塗布性能が低下する
傾向にあり、妥当な塗布性能が得られる含量に止める
と、効果的な可塑剤の移行防止機能を発揮しないという
関係があって、初期には可塑剤の移行が阻止されても、
長期使用中には徐々に移行が進行し、初期の目的が達成
出来ないのである。
剤層との間にプライマー層を介在させることが提案され
た。(特開昭58−185675号公報、特公平1−42987号公
報参照) (発明が解決しようとする課題) ところが、上記従来技術でも、未だ完全に可塑剤の粘
着剤層への移行を阻止するには至っていない。上記従来
技術はアクリル系重合体を主体としたプライマーを用い
るものであって、アクリル系重合体の可塑剤の移行防止
機能を利用するのが狙いであるが、アクリル系重合体の
全体量に占める割合が多くなると、塗布性能が低下する
傾向にあり、妥当な塗布性能が得られる含量に止める
と、効果的な可塑剤の移行防止機能を発揮しないという
関係があって、初期には可塑剤の移行が阻止されても、
長期使用中には徐々に移行が進行し、初期の目的が達成
出来ないのである。
本発明者等は、上記従来技術の問題点を解決する為鋭
意研究を重ねた末、ポリメタクリル酸メチルに注目し、
この分子量依存性を研究したところその重合体の重量平
均分子量が一定の範囲にあるものについて、長期間安定
して可塑剤の移行防止機能を発揮することを見出し、本
発明を完成するに至ったものである。
意研究を重ねた末、ポリメタクリル酸メチルに注目し、
この分子量依存性を研究したところその重合体の重量平
均分子量が一定の範囲にあるものについて、長期間安定
して可塑剤の移行防止機能を発揮することを見出し、本
発明を完成するに至ったものである。
(課題を解決する為の手段) 本発明の1は、被着体、アクリル系粘着剤層、重量平
均分子量が30万以上のポリメタクリル酸メチルを主成分
とするプライマー層及び軟質ポリ塩化ビニル樹脂製成形
品がこの順に積層されていることを特徴とする貼付構造
体をその要旨とするものであり、本発明の2は、アクリ
ル系粘着剤層に代えて、基材層の両面にアクリル系粘着
剤層が積層されているアクリル系両面粘着テープである
特許請求の範囲第1記載の貼付構造体をその要旨とする
ものである。
均分子量が30万以上のポリメタクリル酸メチルを主成分
とするプライマー層及び軟質ポリ塩化ビニル樹脂製成形
品がこの順に積層されていることを特徴とする貼付構造
体をその要旨とするものであり、本発明の2は、アクリ
ル系粘着剤層に代えて、基材層の両面にアクリル系粘着
剤層が積層されているアクリル系両面粘着テープである
特許請求の範囲第1記載の貼付構造体をその要旨とする
ものである。
本発明に用いるポリメタクリル酸メチルを主成分とす
るプライマーに於いて、主成分たるポリメタクリル酸メ
チルは、本発明者等が追求したところ、その重量平均分
子量が10万以上に於いて移行抑制効果が現れ、特に30万
以上では90℃の条件下でも殆ど可塑剤の移行が防止さ
れ、アクリル系両面粘着テープの接着力の低下は全く認
められなかったのである。従って、本発明に用いるポリ
メタクリル酸メチルは、その重量平均分子量が30万以上
のものでなければならない。
るプライマーに於いて、主成分たるポリメタクリル酸メ
チルは、本発明者等が追求したところ、その重量平均分
子量が10万以上に於いて移行抑制効果が現れ、特に30万
以上では90℃の条件下でも殆ど可塑剤の移行が防止さ
れ、アクリル系両面粘着テープの接着力の低下は全く認
められなかったのである。従って、本発明に用いるポリ
メタクリル酸メチルは、その重量平均分子量が30万以上
のものでなければならない。
プライマー組成物を製造する方法としては、特に限定
は無く、モノマーであるメタクリル酸メチルに対して、
アゾビスイソブチロニトリル等の重合触媒を混合し、バ
ルク重合する方法のほか公知の溶液重合等の方法が挙げ
られる。
は無く、モノマーであるメタクリル酸メチルに対して、
アゾビスイソブチロニトリル等の重合触媒を混合し、バ
ルク重合する方法のほか公知の溶液重合等の方法が挙げ
られる。
尚、ポリメタクリル酸メチルの重量平均分子量の上限
は、特に制限するものではないが、重合時の作業性や、
プライマー塗布時の作業性等の点から実用的には50万以
下のものが推奨される。
は、特に制限するものではないが、重合時の作業性や、
プライマー塗布時の作業性等の点から実用的には50万以
下のものが推奨される。
前記プライマー組成物を後述する粘着剤層の上面に塗
布する場合の乾燥後の厚みについては特に制限はなく、
可塑剤の移行を阻止するという観点から言えば厚い程よ
いが、塗布時の作業性やコスト面からみて1〜20μが好
適である。
布する場合の乾燥後の厚みについては特に制限はなく、
可塑剤の移行を阻止するという観点から言えば厚い程よ
いが、塗布時の作業性やコスト面からみて1〜20μが好
適である。
本発明の1もしくは2で用いるアクリル系粘着剤層を
形成する粘着剤としては、特に限定されるものではない
が、例えば、ブチルアクリレート、ブチルメタクリレー
ト、2−エチルヘキシルアクリレートその他の周知のア
クリル系粘着剤が挙げられ、これらは架橋されているの
がより好ましい。又これらの粘着剤は粘着付与樹脂、老
化防止剤その他の添加剤を併用するのは任意である。
形成する粘着剤としては、特に限定されるものではない
が、例えば、ブチルアクリレート、ブチルメタクリレー
ト、2−エチルヘキシルアクリレートその他の周知のア
クリル系粘着剤が挙げられ、これらは架橋されているの
がより好ましい。又これらの粘着剤は粘着付与樹脂、老
化防止剤その他の添加剤を併用するのは任意である。
本発明の1もしくは2で用いる粘着剤層を形成する手
段としては、被着体に直接粘着剤を塗布するか、或いは
予め前記プライマー組成物からなるプライマー層を形成
した軟質ポリ塩化ビニル樹脂成形品の該プライマー層上
に、塗布してもよいが、本発明の2のように、両面粘着
テープを用いた方が、手数がからず、且つ均一な層が形
成されるので好ましい。
段としては、被着体に直接粘着剤を塗布するか、或いは
予め前記プライマー組成物からなるプライマー層を形成
した軟質ポリ塩化ビニル樹脂成形品の該プライマー層上
に、塗布してもよいが、本発明の2のように、両面粘着
テープを用いた方が、手数がからず、且つ均一な層が形
成されるので好ましい。
両面粘着テープを用いる場合は、その基材としては、
ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、(メ
タ)アクリル酸エステル共重合体等からなる合成樹脂軟
質発泡シート、クロロプレンシート、紙、不織布、アク
リルゴムシート等が用いられ、特に、合成樹脂軟質発泡
シートを素材とする場合は、軟質ポリ塩化ビニル樹脂製
成形品或いは被着体の表面に凹凸があるとき、該凹凸形
状に追従して変形するので、強固な接着力を得ることが
できる。例えば、微細な連続気泡を有するエチレン−酢
酸ビニル共重合体発泡成形シートを適宜の厚さにスライ
スして表皮層を除去したものが使用される。表皮層が除
去されていない発泡成形シートは、発泡体自体が柔軟性
に富んでいても、表皮層の剛性が高く、大きい有効接着
面積が得られない。尚、発泡体が連続気泡であるとき
は、粘着剤を塗布するときに、その溶剤が浸透するの
で、予め薄い合成樹脂フイルムを積層しておくのが良
い。
ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、(メ
タ)アクリル酸エステル共重合体等からなる合成樹脂軟
質発泡シート、クロロプレンシート、紙、不織布、アク
リルゴムシート等が用いられ、特に、合成樹脂軟質発泡
シートを素材とする場合は、軟質ポリ塩化ビニル樹脂製
成形品或いは被着体の表面に凹凸があるとき、該凹凸形
状に追従して変形するので、強固な接着力を得ることが
できる。例えば、微細な連続気泡を有するエチレン−酢
酸ビニル共重合体発泡成形シートを適宜の厚さにスライ
スして表皮層を除去したものが使用される。表皮層が除
去されていない発泡成形シートは、発泡体自体が柔軟性
に富んでいても、表皮層の剛性が高く、大きい有効接着
面積が得られない。尚、発泡体が連続気泡であるとき
は、粘着剤を塗布するときに、その溶剤が浸透するの
で、予め薄い合成樹脂フイルムを積層しておくのが良
い。
又、両面粘着テープの粘着剤層が形成する粘着剤とし
ては、無論上記アクリル系粘着剤が用いられる。
ては、無論上記アクリル系粘着剤が用いられる。
本発明の1もしくは2の貼付構造体を得る方法として
は、前述のように、ポリ塩化ビニル樹脂製成形品の表面
に前記プライマー組成物を塗布してプライマー層を形成
し、更にその上に両面粘着テープの一方の粘着面を貼着
するか、又は粘着剤を塗布し、かくして形成された三層
構造の積層体の、該粘着面を、目的とする被着体に対し
て押圧貼着するのが、最も効果的な貼着効果が得られて
好ましい。
は、前述のように、ポリ塩化ビニル樹脂製成形品の表面
に前記プライマー組成物を塗布してプライマー層を形成
し、更にその上に両面粘着テープの一方の粘着面を貼着
するか、又は粘着剤を塗布し、かくして形成された三層
構造の積層体の、該粘着面を、目的とする被着体に対し
て押圧貼着するのが、最も効果的な貼着効果が得られて
好ましい。
(作用) 本発明の1は、叙上の如く構成されているので、可塑
剤を多量に含有する軟質ポリ塩化ビニル樹脂製成形品と
アクリル系粘着剤層との間に介在して形成されている重
量平均分子量が30万以上のポリメタクリル酸メチルを主
成分とするプライマー層が具有するその優れた可塑剤移
行防止機能により、軟質ポリ塩化ビニル樹脂製成形品中
に含まれる可塑剤がアクリル系粘着剤層へ移行すること
が完全に阻止され、特に高温条件下に曝されてもその硬
化が低下しない。
剤を多量に含有する軟質ポリ塩化ビニル樹脂製成形品と
アクリル系粘着剤層との間に介在して形成されている重
量平均分子量が30万以上のポリメタクリル酸メチルを主
成分とするプライマー層が具有するその優れた可塑剤移
行防止機能により、軟質ポリ塩化ビニル樹脂製成形品中
に含まれる可塑剤がアクリル系粘着剤層へ移行すること
が完全に阻止され、特に高温条件下に曝されてもその硬
化が低下しない。
本発明の2は、叙上の如く構成されているので、前述
と同じ理由により塩化ビニル樹脂製成形品中に含まれる
可塑剤がアクリル系粘着剤層へ移行することが完全に阻
止され、特に高温条件下に曝されてもその硬化が低下し
ない。
と同じ理由により塩化ビニル樹脂製成形品中に含まれる
可塑剤がアクリル系粘着剤層へ移行することが完全に阻
止され、特に高温条件下に曝されてもその硬化が低下し
ない。
更に、被着体にアクリル系粘着剤層を塗布する手間が
省略され、プライマー層を設けた軟質ポリ塩化ビニル樹
脂製成形品を被着体の目的とする箇所に貼着するのが容
易である。
省略され、プライマー層を設けた軟質ポリ塩化ビニル樹
脂製成形品を被着体の目的とする箇所に貼着するのが容
易である。
(実施例) 以下に本発明の実施例を述べる。
実施例1. .プライマー組成物の調製 メタクリル酸メチルモノマー100重量部に対し、重合
触媒としてアゾビスイソブチロニトリルを0.2重量部混
合し、20分間窒素バブリングした後、60℃の温度で24時
間反応させ、更に100℃の温度で24時間反応させてバル
ク重合反応を完結した。
触媒としてアゾビスイソブチロニトリルを0.2重量部混
合し、20分間窒素バブリングした後、60℃の温度で24時
間反応させ、更に100℃の温度で24時間反応させてバル
ク重合反応を完結した。
次いで、この反応物をメチルエチルケトンに溶解し、
固形分濃度が5重量%となるように調製した。得られた
ポリメタクリル酸メチルの重量平均分子量は35.1×104
であった。
固形分濃度が5重量%となるように調製した。得られた
ポリメタクリル酸メチルの重量平均分子量は35.1×104
であった。
.軟質ポリ塩化ビニル樹脂シート 可塑剤としてDOPを30重量部含有するポリ塩化ビニル
樹脂を材料とし、プレス機を用いて30mm×80mm×5mmの
寸法の短冊状のシートを製造した。
樹脂を材料とし、プレス機を用いて30mm×80mm×5mmの
寸法の短冊状のシートを製造した。
.アクリル系両面粘着テープの製造 粘着剤として2−エチルヘキシルアシクリレート89.5
重量%、アクリル酸10重量%と、2−ヒドロキシエチル
メタクリレート0.5重量%を配合し、重量平均分子量が6
0万の粘着剤成分をイソシアネート系化合物(商品名;
コロネートL)にて架橋して粘着剤としたものを、シー
ト状の担体に塗布して厚みが60μの粘着シートとした。
次に、これを予めコロナ放電処理した厚み38μのポリエ
ステルフイルムからなるテープ基材の両面に転写し、ア
クリル系両面粘着テープとした。
重量%、アクリル酸10重量%と、2−ヒドロキシエチル
メタクリレート0.5重量%を配合し、重量平均分子量が6
0万の粘着剤成分をイソシアネート系化合物(商品名;
コロネートL)にて架橋して粘着剤としたものを、シー
ト状の担体に塗布して厚みが60μの粘着シートとした。
次に、これを予めコロナ放電処理した厚み38μのポリエ
ステルフイルムからなるテープ基材の両面に転写し、ア
クリル系両面粘着テープとした。
.貼付構造体の製造 プライマー組成物を、軟質ポリ塩化ビニル樹脂シート
の片面に乾燥後の厚みが1μとなるように塗布し、室温
にて15分間乾燥してプライマー層を形成した。
の片面に乾燥後の厚みが1μとなるように塗布し、室温
にて15分間乾燥してプライマー層を形成した。
次に、プライマー層の表面に25mm×50mm×60μの寸法
の短冊状の上面アクリル系両面粘着テープを、室温(23
℃)下で貼り付け、更に、上記アクリル系両面粘着テー
プの他の粘着剤層面を被着体であるアクリル塗装鋼板に
5kgのローラーで片道押圧して貼り付け、貼付構造体と
した。
の短冊状の上面アクリル系両面粘着テープを、室温(23
℃)下で貼り付け、更に、上記アクリル系両面粘着テー
プの他の粘着剤層面を被着体であるアクリル塗装鋼板に
5kgのローラーで片道押圧して貼り付け、貼付構造体と
した。
実施例2. アゾビスイソブチロニトリルを0.1重量部としたこと
以外は、実施例1と同様にして貼付構造体を製造した。
以外は、実施例1と同様にして貼付構造体を製造した。
実施例3. 又、貼付構造体の製造に際して、実施例1で用いたプ
ライマーが塗布されたシートの該プライマー表面に貼り
つけるアクリル系両面粘着テープとして市販の両面粘着
テープ(積水化学工業社製、商品名;516K)を用い、こ
れをアクリル塗装鋼板に貼り付け、剥離力測定を行った
が、実施例1で得られた剥離力と同等以上の結果が得ら
れた。
ライマーが塗布されたシートの該プライマー表面に貼り
つけるアクリル系両面粘着テープとして市販の両面粘着
テープ(積水化学工業社製、商品名;516K)を用い、こ
れをアクリル塗装鋼板に貼り付け、剥離力測定を行った
が、実施例1で得られた剥離力と同等以上の結果が得ら
れた。
比較例1. アゾビスイソブチロニトリルを1.0重量部としたこと
以外は、実施例1と同様にして貼付構造体を製造した。
以外は、実施例1と同様にして貼付構造体を製造した。
比較例2. アゾビスイソブチロニトリルを0.5重量部としたこと
以外は、実施例1と同様にして貼付構造体を製造した。
以外は、実施例1と同様にして貼付構造体を製造した。
比較例3. プライマーを用いなかったこと以外は、実施例1と同
様にして貼付構造体を製造した。
様にして貼付構造体を製造した。
比較例4. プライマーとして、芳香族イソシアネート系ポリエー
テルポリウレタンを用いたこと以外は、実施例1と同様
にして貼付構造体を製造した。
テルポリウレタンを用いたこと以外は、実施例1と同様
にして貼付構造体を製造した。
比較例5. プライマーとして、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体
を用いたこと以外は、実施例1と同様にして貼付構造体
を製造した。
を用いたこと以外は、実施例1と同様にして貼付構造体
を製造した。
以上の各実施例及び比較例について、プライマー組成
物の重量平均分子量の測定及び可塑剤移行量、剥離力の
各測定を行った。その結果を表1に示す。
物の重量平均分子量の測定及び可塑剤移行量、剥離力の
各測定を行った。その結果を表1に示す。
尚、上記各測定方法は次の通りである。
.重量平均分子量 プライマー組成物をテトラハイドロフラン(THF)を
溶剤とし、固形分濃度が5重量%になるように調製し、
ゲイパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)法に
よりポリスチレン換算重量平均分子量を測定した。
溶剤とし、固形分濃度が5重量%になるように調製し、
ゲイパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)法に
よりポリスチレン換算重量平均分子量を測定した。
.可塑剤移行量 被着体であるアクリル塗装鋼板に貼り付ける前の軟質
ポリ塩化ビニル樹脂製成形品にプライマー層を介してア
クリル系両面粘着テープが積層された積層体を試験片と
し、該試験片を90℃の条件下で熱老化させた後、両面粘
着シートを剥ぎ取り、その重量増加を測定して可塑剤移
行量とした。尚、両面粘着シートの反対側の面には、離
型紙を被着した。
ポリ塩化ビニル樹脂製成形品にプライマー層を介してア
クリル系両面粘着テープが積層された積層体を試験片と
し、該試験片を90℃の条件下で熱老化させた後、両面粘
着シートを剥ぎ取り、その重量増加を測定して可塑剤移
行量とした。尚、両面粘着シートの反対側の面には、離
型紙を被着した。
.剥離力(180°剥離力) 前項の試験に用いた試験片と同様、貼付構造体の製造
の際、両面粘着シートをプライマーの表面に押圧した後
2kgのローラーで1往復更に押圧し、20分後に常態剥離
力を測定し、又別途90℃中で72時間老化さた後室温に迄
冷却し、老化剥離力を測定した。その際の引っ張り速度
は200mm/分である。但し、実施例3の場合は、ほぼ0°
に近い剥離力の測定となった。
の際、両面粘着シートをプライマーの表面に押圧した後
2kgのローラーで1往復更に押圧し、20分後に常態剥離
力を測定し、又別途90℃中で72時間老化さた後室温に迄
冷却し、老化剥離力を測定した。その際の引っ張り速度
は200mm/分である。但し、実施例3の場合は、ほぼ0°
に近い剥離力の測定となった。
実施例4及び5並びに比較例6〜9 貼付構造体の製造に於いて、アクリル系両面粘着テー
プの基材として、予めコロナ放電処理した厚み1.2mm、
発泡倍率20倍のポリエチレン発泡シートからなるものを
用いたこと以外は前記「.アクリル系両面粘着テープ
の製造」と同様にしてポリエチレン発泡体からなる10mm
幅のアクリル系両面粘着テープを製造し、これをプライ
マー組成物を塗布してプライマー層を形成した軟質ポリ
塩化ビニル樹脂製シートの該プライマー層上に貼り付け
た後、被着体であるアクリル塗装鋼板に、5kgのローラ
ーで片道押圧して、前記実施例1及び2並びに比較例
2、4及び5と同様にして貼付構造体とした。
プの基材として、予めコロナ放電処理した厚み1.2mm、
発泡倍率20倍のポリエチレン発泡シートからなるものを
用いたこと以外は前記「.アクリル系両面粘着テープ
の製造」と同様にしてポリエチレン発泡体からなる10mm
幅のアクリル系両面粘着テープを製造し、これをプライ
マー組成物を塗布してプライマー層を形成した軟質ポリ
塩化ビニル樹脂製シートの該プライマー層上に貼り付け
た後、被着体であるアクリル塗装鋼板に、5kgのローラ
ーで片道押圧して、前記実施例1及び2並びに比較例
2、4及び5と同様にして貼付構造体とした。
上記各実施例4及び5並びに比較例6〜8について、
次のようにして剥離力の測定を行った。その結果を表1
に示す。
次のようにして剥離力の測定を行った。その結果を表1
に示す。
.剥離力(0°剥離力) 各、貼着構造体を室温で24時間放置した後、剥離力を
測定し、常態剥離力とした。又、更に90℃の温度条件下
で72時間老化させた後、室温迄冷却し、3時間以上放置
して完全冷却した後、剥離力を測定し、老化剥離力とし
た。その際の引っ張り速度は200mm/分である。
測定し、常態剥離力とした。又、更に90℃の温度条件下
で72時間老化させた後、室温迄冷却し、3時間以上放置
して完全冷却した後、剥離力を測定し、老化剥離力とし
た。その際の引っ張り速度は200mm/分である。
実施例6 アクリル系両面粘着テープの基材が、エチレン−酢酸
ビニル共重合体からなる15倍の発泡体(積水化学工業社
製、商品名;ボラーラES1501)シートを用いたこと以外
は、実施例5と同様にして貼付構造体とし、上記の通
りの剥離力の測定を行った。その結果を表1に示す。
ビニル共重合体からなる15倍の発泡体(積水化学工業社
製、商品名;ボラーラES1501)シートを用いたこと以外
は、実施例5と同様にして貼付構造体とし、上記の通
りの剥離力の測定を行った。その結果を表1に示す。
実施例7 アクリル系両面粘着テープの基材が、アクリル系の発
泡体(米国3M社製、商品名;VHB♯4213)シートを用いた
こと以外は、実施例5と同様にして貼付構造体とし、上
記の通りの剥離力の測定を行った。その結果を表1に
示す。
泡体(米国3M社製、商品名;VHB♯4213)シートを用いた
こと以外は、実施例5と同様にして貼付構造体とし、上
記の通りの剥離力の測定を行った。その結果を表1に
示す。
注)1.比較例3については、別途、その可塑剤移行量の
測定を72時間経過後も継続したしたところ、7日間で飽
和状態に達し、該飽和時の移行量は、35.5重量%であっ
た。
測定を72時間経過後も継続したしたところ、7日間で飽
和状態に達し、該飽和時の移行量は、35.5重量%であっ
た。
2.剥離力(判定)において、 ◎;老化剥離力が、市中例に比し格段に優れているも
の。
の。
○;老化剥離力が、市中例に比し優れているもの。
△;老化剥離力が、市中例とほぼ同等のもの。
×;老化剥離力が、市中例より劣るもの。
(発明の効果) 本発明の1は、叙上の如く構成されているので、可塑
剤を多量に含有する軟質ポリ塩化ビニル樹脂製成形品と
アクリル系粘着剤層との間に介在して形成されている重
量平均分子量が30万以上のポリメタクリル酸メチルを主
成分とするプライマー層が具有するその優れた可塑剤移
行防止機能により、軟質ポリ塩化ビニル樹脂製成形品中
に含まれる可塑剤がアクリル系粘着剤層へ移行すること
が完全に阻止され、特に高温条件下に曝されてもその硬
化が低下しない。又、軟質ポリ塩化ビニル樹脂製成形品
と被着体との大小関係如何に拘わらずこの効果は変わら
ないのでその用途範囲が拡大される。
剤を多量に含有する軟質ポリ塩化ビニル樹脂製成形品と
アクリル系粘着剤層との間に介在して形成されている重
量平均分子量が30万以上のポリメタクリル酸メチルを主
成分とするプライマー層が具有するその優れた可塑剤移
行防止機能により、軟質ポリ塩化ビニル樹脂製成形品中
に含まれる可塑剤がアクリル系粘着剤層へ移行すること
が完全に阻止され、特に高温条件下に曝されてもその硬
化が低下しない。又、軟質ポリ塩化ビニル樹脂製成形品
と被着体との大小関係如何に拘わらずこの効果は変わら
ないのでその用途範囲が拡大される。
本発明の2は、叙上の如く構成されているので、前述
と同じ理由により塩化ビニル樹脂製成形品中に含まれる
可塑剤がアクリル系粘着剤層へ移行することが完全に阻
止され、特に高温条件下に曝されてもその硬化が低下し
ない。又、軟質ポリ塩化ビニル樹脂製成形品と被着体と
の大小関係如何に拘わらずこの効果は変わらないので前
述と同様にその用途範囲が拡大される。
と同じ理由により塩化ビニル樹脂製成形品中に含まれる
可塑剤がアクリル系粘着剤層へ移行することが完全に阻
止され、特に高温条件下に曝されてもその硬化が低下し
ない。又、軟質ポリ塩化ビニル樹脂製成形品と被着体と
の大小関係如何に拘わらずこの効果は変わらないので前
述と同様にその用途範囲が拡大される。
更に、被着体にアクリル系粘着剤層を塗布する手間が
省略され、プライマー層を設けた軟質ポリ塩化ビニル樹
脂製成形品を被着体の目的とする箇所に貼着するのが容
易である。
省略され、プライマー層を設けた軟質ポリ塩化ビニル樹
脂製成形品を被着体の目的とする箇所に貼着するのが容
易である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 7/02 JJP JKP 133/02 JDA
Claims (2)
- 【請求項1】被着体、アクリル系粘着剤層、重量平均分
子量が30万以上のポリメタクリル酸メチルを主成分とす
るプライマー層及び軟質ポリ塩化ビニル樹脂製成形品が
この順に積層されていることを特徴とする貼付構造体。 - 【請求項2】アクリル系粘着剤層に代えて、基材層の両
面にアクリル系粘着剤層が積層されているアクリル系両
面粘着テープである特許請求の範囲1記載の貼付構造
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2065988A JPH0819384B2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 貼付構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2065988A JPH0819384B2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 貼付構造体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03265673A JPH03265673A (ja) | 1991-11-26 |
| JPH0819384B2 true JPH0819384B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=13302903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2065988A Expired - Lifetime JPH0819384B2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 貼付構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0819384B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5358260B2 (ja) * | 2009-04-22 | 2013-12-04 | 積水化学工業株式会社 | 車両用外装板 |
| JP2019059899A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-18 | 株式会社イノアックコーポレーション | 結束テープ及びその製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0340564A3 (en) * | 1988-05-04 | 1991-07-31 | General Electric Company | Haze resistant, uv stabilized acrylic primer composition |
| EP0340565B1 (en) * | 1988-05-04 | 1994-01-12 | General Electric Company | UV stabilized acrylic primer composition |
-
1990
- 1990-03-15 JP JP2065988A patent/JPH0819384B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03265673A (ja) | 1991-11-26 |
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