JPH08195383A - ドライ・エッチング方法及び半導体装置の製造方法 - Google Patents
ドライ・エッチング方法及び半導体装置の製造方法Info
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- JPH08195383A JPH08195383A JP544695A JP544695A JPH08195383A JP H08195383 A JPH08195383 A JP H08195383A JP 544695 A JP544695 A JP 544695A JP 544695 A JP544695 A JP 544695A JP H08195383 A JPH08195383 A JP H08195383A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドライ・エッチング方法及び半導体装置の製
造方法に関し、エッチング深さが正確な順テーパ状のメ
サ・エッチングやエッチング深さが正確で垂直のエッチ
ングをマスクの形状如何で簡単に実現させ、メサの段差
部分で断線が起こらず、また、ゲート・リセスが正確な
深さをもち且つ微細化できるようにする。 【構成】 グレーデッド層15、電極コンタクト層16
などのInGaAs層上にエッチング後の前記InGa
As層に必要とされる側壁の角度と同じ角度の側壁をも
ちエッチング・マスクとして作用する例えばSiONか
らなる絶縁膜を形成し、その絶縁膜をマスクとし且つC
H4 及びH2 及びCO2 の混合ガスをエッチング・ガス
とするドライ・エッチング法を適用し、前記InGaA
s層のエッチングを行って、順テーパの側壁をもつメサ
或いは垂直に切り立った側壁をもつゲート・リセス14
Aを形成する。
造方法に関し、エッチング深さが正確な順テーパ状のメ
サ・エッチングやエッチング深さが正確で垂直のエッチ
ングをマスクの形状如何で簡単に実現させ、メサの段差
部分で断線が起こらず、また、ゲート・リセスが正確な
深さをもち且つ微細化できるようにする。 【構成】 グレーデッド層15、電極コンタクト層16
などのInGaAs層上にエッチング後の前記InGa
As層に必要とされる側壁の角度と同じ角度の側壁をも
ちエッチング・マスクとして作用する例えばSiONか
らなる絶縁膜を形成し、その絶縁膜をマスクとし且つC
H4 及びH2 及びCO2 の混合ガスをエッチング・ガス
とするドライ・エッチング法を適用し、前記InGaA
s層のエッチングを行って、順テーパの側壁をもつメサ
或いは垂直に切り立った側壁をもつゲート・リセス14
Aを形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、InGaAs層を側壁
が順テーパをもつように、或いは、側壁が略垂直に切り
立つように任意にドライ・エッチングするのに好適であ
り、また、その技術を利用して高性能且つ微細な高電子
移動度トランジスタ(high electron m
obility transistor:HEMT)を
含む半導体装置を製造するのに好適であるドライ・エッ
チングを行う方法及び半導体装置を製造する方法に関す
る。
が順テーパをもつように、或いは、側壁が略垂直に切り
立つように任意にドライ・エッチングするのに好適であ
り、また、その技術を利用して高性能且つ微細な高電子
移動度トランジスタ(high electron m
obility transistor:HEMT)を
含む半導体装置を製造するのに好適であるドライ・エッ
チングを行う方法及び半導体装置を製造する方法に関す
る。
【0002】現在、HEMTに関する分野に於いては、
高性能化及び微細化の一環として、非合金化オーミック
電極を形成する為の種々な開発・研究が行われていると
ころであるが、その下地となる半導体層を好ましい形状
となるようエッチング加工するのは困難であったが、本
発明に依れば、その困難は解消される。
高性能化及び微細化の一環として、非合金化オーミック
電極を形成する為の種々な開発・研究が行われていると
ころであるが、その下地となる半導体層を好ましい形状
となるようエッチング加工するのは困難であったが、本
発明に依れば、その困難は解消される。
【0003】
【従来の技術】一般に、非合金化オーミック電極を形成
するには、その下地となる半導体電極コンタクト層の導
電性は高い方が良いことは云うまでもない。
するには、その下地となる半導体電極コンタクト層の導
電性は高い方が良いことは云うまでもない。
【0004】InGaAsはエネルギ・バンドに於ける
伝導帯のなかにフェルミ・レベルが存在する為、導電性
が高く、従って、非合金化オーミック電極を形成する為
の電極コンタクト層を構成する半導体として好適であ
る。
伝導帯のなかにフェルミ・レベルが存在する為、導電性
が高く、従って、非合金化オーミック電極を形成する為
の電極コンタクト層を構成する半導体として好適であ
る。
【0005】ところで、HEMTに於いても、非合金化
オーミック電極を採用することで、半導体の良質な結晶
性を熱で壊さぬようにし、その高速性など高い性能を維
持できるようにすることが行われていて、その場合、勿
論、非合金化オーミック電極の下地にはInGaAsが
多用されている。
オーミック電極を採用することで、半導体の良質な結晶
性を熱で壊さぬようにし、その高速性など高い性能を維
持できるようにすることが行われていて、その場合、勿
論、非合金化オーミック電極の下地にはInGaAsが
多用されている。
【0006】現在、HEMTは、集積化の為、微細化が
進められつつあり、従来、InGaAs層の加工にはウ
エット・エッチング法を適用してきたのであるが、微細
加工性及び制御性の面で優れているドライ・エッチング
法を適用することが考えられている。
進められつつあり、従来、InGaAs層の加工にはウ
エット・エッチング法を適用してきたのであるが、微細
加工性及び制御性の面で優れているドライ・エッチング
法を適用することが考えられている。
【0007】InGaAs層の加工は、素子分離の為に
素子領域以外の部分をメサ・エッチングする場合、及
び、ゲート・リセスを形成する為にエッチングする場合
に実施されている。因みに、InGaAsは、GaAs
やAlGaAsと異なり、酸素などのイオン注入に依っ
て絶縁性化することはできない。
素子領域以外の部分をメサ・エッチングする場合、及
び、ゲート・リセスを形成する為にエッチングする場合
に実施されている。因みに、InGaAsは、GaAs
やAlGaAsと異なり、酸素などのイオン注入に依っ
て絶縁性化することはできない。
【0008】図6は従来の技術を説明する為のHEMT
を表す要部切断斜面図である。図に於いて、1は半絶縁
性GaAs基板、2はi−GaAsチャネル層、3はn
−AlGaAs電子供給層、4はn−GaAsキャップ
層、4Aはゲート・リセス、5はn+ −InGaAsグ
レーデッド層、6はn+ −InGaAs電極コンタクト
層、7は絶縁領域、8及び9は非合金化オーミック電
極、10はゲート電極をそれぞれ示している。尚、オー
ミック電極8はソース電極、オーミック電極9はドレイ
ン電極として良い。
を表す要部切断斜面図である。図に於いて、1は半絶縁
性GaAs基板、2はi−GaAsチャネル層、3はn
−AlGaAs電子供給層、4はn−GaAsキャップ
層、4Aはゲート・リセス、5はn+ −InGaAsグ
レーデッド層、6はn+ −InGaAs電極コンタクト
層、7は絶縁領域、8及び9は非合金化オーミック電
極、10はゲート電極をそれぞれ示している。尚、オー
ミック電極8はソース電極、オーミック電極9はドレイ
ン電極として良い。
【0009】図6に見られるHEMTに於いて、n+ −
InGaAsグレーデッド層5は、下地のn−GaAs
キャップ層4のGaAsから徐々にIn組成を増加して
グレーデッドにしてあり、その上のIn組成均一なn+
−InGaAs電極コンタクト層6に至っている。
InGaAsグレーデッド層5は、下地のn−GaAs
キャップ層4のGaAsから徐々にIn組成を増加して
グレーデッドにしてあり、その上のIn組成均一なn+
−InGaAs電極コンタクト層6に至っている。
【0010】素子分離の為、ウエット・エッチング法を
適用することに依って、n+ −InGaAs電極コンタ
クト層6の表面からn−GaAsキャップ層4に達する
メサ・エッチングを行っている。
適用することに依って、n+ −InGaAs電極コンタ
クト層6の表面からn−GaAsキャップ層4に達する
メサ・エッチングを行っている。
【0011】また、ゲート・リセス4Aを形成する為、
前記同様、ウエット・エッチング法を適用することに依
って、n+ −InGaAs電極コンタクト層6の表面か
らn−GaAsキャップ層4を貫通してn−AlGaA
s電子供給層3に達するエッチングを行っている。
前記同様、ウエット・エッチング法を適用することに依
って、n+ −InGaAs電極コンタクト層6の表面か
らn−GaAsキャップ層4を貫通してn−AlGaA
s電子供給層3に達するエッチングを行っている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、メサ
・エッチングにウエット・エッチング法を適用した場合
には、メサの側壁が殆ど垂直に切り立った形状になり、
そして、エッチング深さの制御性もない。また、ゲート
・リセス4A形成の為のエッチングにウエット・エッチ
ング法を適用した場合、サイド・エッチングが起こるの
で、微細加工性に乏しく、そして、エッチング深さの制
御性もない。
・エッチングにウエット・エッチング法を適用した場合
には、メサの側壁が殆ど垂直に切り立った形状になり、
そして、エッチング深さの制御性もない。また、ゲート
・リセス4A形成の為のエッチングにウエット・エッチ
ング法を適用した場合、サイド・エッチングが起こるの
で、微細加工性に乏しく、そして、エッチング深さの制
御性もない。
【0013】従って、 オーミック電極を形成した場合、メサの段差部分
で、例えば、図6のオーミック電極9に矢印で指示して
あるように断線を生じ易くなる、 ゲートの微細化が困難である、 n−GaAsキャップ層4の形状にばらつきを生
じ、ソース抵抗など、FET特性に変動が起こる、 などの欠点を生ずる。
で、例えば、図6のオーミック電極9に矢印で指示して
あるように断線を生じ易くなる、 ゲートの微細化が困難である、 n−GaAsキャップ層4の形状にばらつきを生
じ、ソース抵抗など、FET特性に変動が起こる、 などの欠点を生ずる。
【0014】本発明は、エッチング深さが正確な順テー
パ状のメサ・エッチング及びエッチング深さが正確な切
り立つような垂直のエッチングの何れも任意に実現でき
るようにし、メサの段差部分でオーミック電極の断線が
起こらず、また、ゲート・リセスが正確な深さをもち且
つ微細化できるようにし、高信頼性をもつと共に高性能
の微細化されたHEMTが得られるようにする。
パ状のメサ・エッチング及びエッチング深さが正確な切
り立つような垂直のエッチングの何れも任意に実現でき
るようにし、メサの段差部分でオーミック電極の断線が
起こらず、また、ゲート・リセスが正確な深さをもち且
つ微細化できるようにし、高信頼性をもつと共に高性能
の微細化されたHEMTが得られるようにする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明では、エッチング
・ガスとしてCH4 、H2 、CO2 の混合ガスを用いて
InGaAsのドライ・エッチングを行うようにし、そ
して、側壁が順テーパ状となるようにエッチングするに
は、エッチング・マスクとして、側壁が順テーパ状のも
のを用い、また、側壁が切り立つように垂直となるよう
にエッチングするには、エッチング・マスクとして、側
壁が殆ど垂直であるものを用いることが基本になってい
る。
・ガスとしてCH4 、H2 、CO2 の混合ガスを用いて
InGaAsのドライ・エッチングを行うようにし、そ
して、側壁が順テーパ状となるようにエッチングするに
は、エッチング・マスクとして、側壁が順テーパ状のも
のを用い、また、側壁が切り立つように垂直となるよう
にエッチングするには、エッチング・マスクとして、側
壁が殆ど垂直であるものを用いることが基本になってい
る。
【0016】図1は本発明の原理を説明する為の工程要
所に於けるHEMTを表す要部切断斜面図である。
所に於けるHEMTを表す要部切断斜面図である。
【0017】図に於いて、11は半絶縁性GaAs基
板、12はi−GaAsチャネル層、13はn+ −Al
GaAs電子供給層、14はn−GaAsキャップ層、
14Aはゲート・リセス、15はn+ −InGaAsグ
レーデッド層、15Aはグレーデッド層15内に形成さ
れたGaAsエッチング停止層、16はn+ −InGa
As電極コンタクト層、17は絶縁領域、18並びに1
9は非合金化オーミック電極、20はゲート電極をそれ
ぞれ示している。尚、ここでも、オーミック電極18は
ソース電極、オーミック電極19はドレイン電極として
良い。
板、12はi−GaAsチャネル層、13はn+ −Al
GaAs電子供給層、14はn−GaAsキャップ層、
14Aはゲート・リセス、15はn+ −InGaAsグ
レーデッド層、15Aはグレーデッド層15内に形成さ
れたGaAsエッチング停止層、16はn+ −InGa
As電極コンタクト層、17は絶縁領域、18並びに1
9は非合金化オーミック電極、20はゲート電極をそれ
ぞれ示している。尚、ここでも、オーミック電極18は
ソース電極、オーミック電極19はドレイン電極として
良い。
【0018】本発明に依れば、図1に見られるように、
素子分離の為のメサ・エッチング工程に於いては緩徐な
メサ段差が生成され、また、ゲート・リセスのエッチン
グ工程に於いては側壁が切り立って略垂直であるような
ゲート・リセス14Aが生成され、そして、n−GaA
sキャップ層14の形状にばらつきは生じない。
素子分離の為のメサ・エッチング工程に於いては緩徐な
メサ段差が生成され、また、ゲート・リセスのエッチン
グ工程に於いては側壁が切り立って略垂直であるような
ゲート・リセス14Aが生成され、そして、n−GaA
sキャップ層14の形状にばらつきは生じない。
【0019】図2は前記した基本とするところに沿って
メサ・エッチング並びにゲート・リセスのエッチングに
好適なメサ・エッチングを行う場合を説明する為のIn
GaAs層のエッチング形状を表す要部切断側面図であ
る。
メサ・エッチング並びにゲート・リセスのエッチングに
好適なメサ・エッチングを行う場合を説明する為のIn
GaAs層のエッチング形状を表す要部切断側面図であ
る。
【0020】図に於いて、(A)は順テーパの側壁をも
つメサの要部切断側面、(B)は垂直に切り立った側壁
をもつメサの要部切断側面、21はn+ −InGaAs
層、22Aは順テーパの側面をもつSiONからなるマ
スク膜、22Bは垂直に切り立った側面をもつSiON
からなるマスク膜をそれぞれ示している。
つメサの要部切断側面、(B)は垂直に切り立った側壁
をもつメサの要部切断側面、21はn+ −InGaAs
層、22Aは順テーパの側面をもつSiONからなるマ
スク膜、22Bは垂直に切り立った側面をもつSiON
からなるマスク膜をそれぞれ示している。
【0021】図2から明らかなように、マスク膜22A
のように側面が順テーパをなし、且つ、エッチング・ガ
スにCH4 、H2 、CO2 の混合ガスを用いると、下地
であるn+ −InGaAs層21はマスク膜22Aの側
面形状をそのまま引き継いで順テーパをもつようにメサ
・エッチングされる。
のように側面が順テーパをなし、且つ、エッチング・ガ
スにCH4 、H2 、CO2 の混合ガスを用いると、下地
であるn+ −InGaAs層21はマスク膜22Aの側
面形状をそのまま引き継いで順テーパをもつようにメサ
・エッチングされる。
【0022】前記メサ・エッチングを行った場合、Si
ONからなるマスク膜22Aは殆どエッチングされるこ
となく、n+ −InGaAs層21に順テーパのメサを
実現することができ、パターン寸法の縮小は生じない。
ONからなるマスク膜22Aは殆どエッチングされるこ
となく、n+ −InGaAs層21に順テーパのメサを
実現することができ、パターン寸法の縮小は生じない。
【0023】また、マスク膜22Bのように側面が垂直
に切り立った形状をなし、且つ、エッチング・ガスにC
H4 、H2 、CO2 の混合ガスを用いると、下地である
n+−InGaAs層21はマスク膜22Bの側面形状
をそのまま引き継いで略垂直に切り立った側壁をもつよ
うにメサ・エッチングされる。
に切り立った形状をなし、且つ、エッチング・ガスにC
H4 、H2 、CO2 の混合ガスを用いると、下地である
n+−InGaAs層21はマスク膜22Bの側面形状
をそのまま引き継いで略垂直に切り立った側壁をもつよ
うにメサ・エッチングされる。
【0024】前記した現象から明らかなように、本発明
に依るメサ・エッチングのメカニズムは、通常のメサ・
エッチングに於けるメカニズムとは異なるものであるこ
とが理解される。次に、これについて、順テーパのメサ
を形成する場合を例に採って説明する。
に依るメサ・エッチングのメカニズムは、通常のメサ・
エッチングに於けるメカニズムとは異なるものであるこ
とが理解される。次に、これについて、順テーパのメサ
を形成する場合を例に採って説明する。
【0025】図3はメサ・エッチングのメカニズムを説
明する為のInGaAs層のエッチング形状を表す要部
切断側面図であり、図2に於いて用いた記号と同記号は
同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
明する為のInGaAs層のエッチング形状を表す要部
切断側面図であり、図2に於いて用いた記号と同記号は
同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
【0026】図に於いて、(A)は通常のメサ・エッチ
ングを行った場合を説明する為の要部切断側面、(B)
は本発明に依るメサ・エッチングを行った場合を説明す
る為の要部切断側面、23はエッチングを行うことに依
って生じた反応生成物を示している。
ングを行った場合を説明する為の要部切断側面、(B)
は本発明に依るメサ・エッチングを行った場合を説明す
る為の要部切断側面、23はエッチングを行うことに依
って生じた反応生成物を示している。
【0027】通常のメサ・エッチングでは、(A)に見
られるように、マスク膜22Aのパターンがエッチング
の進行とともに消耗後退することに依って実現される。
られるように、マスク膜22Aのパターンがエッチング
の進行とともに消耗後退することに依って実現される。
【0028】本発明に依るメサ・エッチングでは、
(B)に見られるように、マスク膜22Aの消耗後退は
なく、側壁に反応生成物23が堆積しつつエッチングが
進行し、反応生成物23で覆われた面はエッチングされ
ないことから、順テーパのメサが実現されるものであ
る。
(B)に見られるように、マスク膜22Aの消耗後退は
なく、側壁に反応生成物23が堆積しつつエッチングが
進行し、反応生成物23で覆われた面はエッチングされ
ないことから、順テーパのメサが実現されるものであ
る。
【0029】前記したところから、本発明に依るドライ
・エッチング方法及び半導体装置の製造方法に於いて
は、 (1)InGaAs層上にエッチング後の前記InGa
As層に必要とされる側壁の角度と同じ角度の側壁をも
ちエッチング・マスクとして作用する絶縁膜を形成する
工程と、次いで、前記絶縁膜をマスクとし且つCH4 及
びH2 及びCO2 の混合ガスをエッチング・ガスとする
ドライ・エッチング法を適用して前記InGaAs層の
エッチングを行う工程とが含まれてなることを特徴とす
るか、或いは、
・エッチング方法及び半導体装置の製造方法に於いて
は、 (1)InGaAs層上にエッチング後の前記InGa
As層に必要とされる側壁の角度と同じ角度の側壁をも
ちエッチング・マスクとして作用する絶縁膜を形成する
工程と、次いで、前記絶縁膜をマスクとし且つCH4 及
びH2 及びCO2 の混合ガスをエッチング・ガスとする
ドライ・エッチング法を適用して前記InGaAs層の
エッチングを行う工程とが含まれてなることを特徴とす
るか、或いは、
【0030】(2)基板(例えば基板31)上に非合金
化オーミック電極(例えばソース電極並びにドレイン電
極)のコンタクト層であるInGaAs層(例えばグレ
ーデッド層35、グレーデッド層37、電極コンタクト
層38などの積層体)を途中にGaAsからなるエッチ
ング停止層(例えばエッチング停止層36)を介在させ
て形成する工程と、次いで、前記InGaAs層上にエ
ッチング後の前記InGaAs層に必要とされる順テー
パの側壁と同じ順テーパの側壁をもち且つエッチング・
マスクとして作用する絶縁膜(例えばSiON膜39)
を形成する工程と、次いで、前記絶縁膜をマスクとし且
つCH4 及びH2 及びCO2 の混合ガスをエッチング・
ガスとするドライ・エッチング法を適用して前記InG
aAs層の表面から前記エッチング停止層までエッチン
グする工程と、次いで、前記エッチング停止層及び下地
のInGaAs層をウエット・エッチング法を適用して
エッチングすることに依って順テーパの側壁をもつメサ
を完成させる工程と、次いで、前記メサをなすInGa
As層の少なくとも頂面にオーミック・コンタクトする
一対の非合金化オーミック電極(例えばオーミック電極
42及び43)を形成する工程とが含まれてなることを
特徴とするか、或いは、
化オーミック電極(例えばソース電極並びにドレイン電
極)のコンタクト層であるInGaAs層(例えばグレ
ーデッド層35、グレーデッド層37、電極コンタクト
層38などの積層体)を途中にGaAsからなるエッチ
ング停止層(例えばエッチング停止層36)を介在させ
て形成する工程と、次いで、前記InGaAs層上にエ
ッチング後の前記InGaAs層に必要とされる順テー
パの側壁と同じ順テーパの側壁をもち且つエッチング・
マスクとして作用する絶縁膜(例えばSiON膜39)
を形成する工程と、次いで、前記絶縁膜をマスクとし且
つCH4 及びH2 及びCO2 の混合ガスをエッチング・
ガスとするドライ・エッチング法を適用して前記InG
aAs層の表面から前記エッチング停止層までエッチン
グする工程と、次いで、前記エッチング停止層及び下地
のInGaAs層をウエット・エッチング法を適用して
エッチングすることに依って順テーパの側壁をもつメサ
を完成させる工程と、次いで、前記メサをなすInGa
As層の少なくとも頂面にオーミック・コンタクトする
一対の非合金化オーミック電極(例えばオーミック電極
42及び43)を形成する工程とが含まれてなることを
特徴とするか、或いは、
【0031】(3)基板(例えば基板31)上にキャリ
ヤ供給層(例えば電子供給層33)を下地として非合金
化オーミック電極(例えばオーミック電極42と43)
のコンタクト層であるInGaAs層(例えばグレーデ
ッド層35、グレーデッド層37、電極コンタクト層3
8などの積層体)を途中にGaAsからなるエッチング
停止層(例えばエッチング停止層36)を介在させて形
成する工程と、次いで、前記InGaAs層上にエッチ
ング後の前記InGaAs層に必要とされる略垂直に切
り立った側壁と同じ略垂直に切り立った側壁の開口(例
えば開口41B)をもち且つエッチング・マスクとして
作用する絶縁膜(例えば絶縁膜41)を形成する工程
と、次いで、前記絶縁膜をマスクとし且つCH4 及びH
2 及びCO2 の混合ガスをエッチング・ガスとするドラ
イ・エッチング法を適用して前記InGaAs層の表面
から前記エッチング停止層までエッチングして略垂直に
切り立った側壁をもつゲート・リセス(例えばゲート・
リセス34A)を形成する工程と、次いで、前記エッチ
ング停止層及び下地のInGaAs層(例えばグレーデ
ッド層35)をウエット・エッチング法を適用してエッ
チングすることに依って前記略垂直に切り立った側壁を
もつゲート・リセスを延伸する工程と、次いで、ドライ
・エッチング法を適用して前記キャリヤ供給層に達する
までエッチングすることに依って前記略垂直に切り立っ
た側壁をもつゲート・リセスを更に延伸して完成させる
工程と、次いで、リフト・オフ法を適用して前記ゲート
・リセス内にゲート電極(例えばゲート電極44)を形
成する工程とが含まれてなることを特徴とするか、或い
は、
ヤ供給層(例えば電子供給層33)を下地として非合金
化オーミック電極(例えばオーミック電極42と43)
のコンタクト層であるInGaAs層(例えばグレーデ
ッド層35、グレーデッド層37、電極コンタクト層3
8などの積層体)を途中にGaAsからなるエッチング
停止層(例えばエッチング停止層36)を介在させて形
成する工程と、次いで、前記InGaAs層上にエッチ
ング後の前記InGaAs層に必要とされる略垂直に切
り立った側壁と同じ略垂直に切り立った側壁の開口(例
えば開口41B)をもち且つエッチング・マスクとして
作用する絶縁膜(例えば絶縁膜41)を形成する工程
と、次いで、前記絶縁膜をマスクとし且つCH4 及びH
2 及びCO2 の混合ガスをエッチング・ガスとするドラ
イ・エッチング法を適用して前記InGaAs層の表面
から前記エッチング停止層までエッチングして略垂直に
切り立った側壁をもつゲート・リセス(例えばゲート・
リセス34A)を形成する工程と、次いで、前記エッチ
ング停止層及び下地のInGaAs層(例えばグレーデ
ッド層35)をウエット・エッチング法を適用してエッ
チングすることに依って前記略垂直に切り立った側壁を
もつゲート・リセスを延伸する工程と、次いで、ドライ
・エッチング法を適用して前記キャリヤ供給層に達する
までエッチングすることに依って前記略垂直に切り立っ
た側壁をもつゲート・リセスを更に延伸して完成させる
工程と、次いで、リフト・オフ法を適用して前記ゲート
・リセス内にゲート電極(例えばゲート電極44)を形
成する工程とが含まれてなることを特徴とするか、或い
は、
【0032】(4)前記(2)或いは(3)に於いて、
非合金化オーミック電極のコンタクト層であるInGa
As層に於けるIn組成が基板側から表面側に向かって
次第に増加し(例えば0→0.5)且つ表面近傍で一定
値(例えば0.5)を持続したものであることを特徴と
する。
非合金化オーミック電極のコンタクト層であるInGa
As層に於けるIn組成が基板側から表面側に向かって
次第に増加し(例えば0→0.5)且つ表面近傍で一定
値(例えば0.5)を持続したものであることを特徴と
する。
【0033】
【作用】前記手段を採ることに依り、素子分離の為のI
nGaAsのメサ・エッチングを行った場合、そのメサ
に於ける側壁は順テーパ状となるので、オーミック電極
を引き出しても、メサの段差部分で断線を生ずることは
なく、しかも、メサを形成するドライ・エッチングはエ
ッチング・ストッパ層で確実に停止し、その後、残され
た極薄い層をウエット・エッチングで除去するようにし
ている為、エッチング深さの正確な制御が容易である。
また、ゲート・リセスを形成する為のエッチングを行っ
た場合、垂直に切り立つような側壁を形成することがで
きるから、微細化に有効であり、また、この場合のエッ
チング深さも正確に制御することができる。このような
ことから、特性の変動がなく、高い信頼性並びに高い性
能を維持できる微細化されたHEMTを含む半導体装置
を容易に製造することができる。
nGaAsのメサ・エッチングを行った場合、そのメサ
に於ける側壁は順テーパ状となるので、オーミック電極
を引き出しても、メサの段差部分で断線を生ずることは
なく、しかも、メサを形成するドライ・エッチングはエ
ッチング・ストッパ層で確実に停止し、その後、残され
た極薄い層をウエット・エッチングで除去するようにし
ている為、エッチング深さの正確な制御が容易である。
また、ゲート・リセスを形成する為のエッチングを行っ
た場合、垂直に切り立つような側壁を形成することがで
きるから、微細化に有効であり、また、この場合のエッ
チング深さも正確に制御することができる。このような
ことから、特性の変動がなく、高い信頼性並びに高い性
能を維持できる微細化されたHEMTを含む半導体装置
を容易に製造することができる。
【0034】
【実施例】図4及び図5は本発明一実施例を説明する為
の工程要所に於けるHEMTの要部切断側面図であり、
以下、これ等の図を参照しつつ解説する。
の工程要所に於けるHEMTの要部切断側面図であり、
以下、これ等の図を参照しつつ解説する。
【0035】図4(A)参照 4−(1) 有機金属化学気相堆積(metalorganic c
hemical vapour depositio
n:MOCVD)法を適用し、基板31上にチャネル層
32、電子供給層33、キャップ層34、グレーデッド
層35、エッチング停止層36、グレーデッド層37、
電極コンタクト層38を成長させる。
hemical vapour depositio
n:MOCVD)法を適用し、基板31上にチャネル層
32、電子供給層33、キャップ層34、グレーデッド
層35、エッチング停止層36、グレーデッド層37、
電極コンタクト層38を成長させる。
【0036】前記各構成要素に関する主要なデータを例
示すると次の通りである。 基板31 材料:半絶縁性GaAs チャネル層32 材料:i−GaAs 厚さ:2000〔Å〕
示すると次の通りである。 基板31 材料:半絶縁性GaAs チャネル層32 材料:i−GaAs 厚さ:2000〔Å〕
【0037】 電子供給層33 材料:n+ −AlGaAs 不純物濃度:2×1018〔cm-3〕 厚さ:300〔Å〕 キャップ層34 材料:n−GaAs 不純物濃度:2×1018〔cm-3〕 厚さ:1000〔Å〕
【0038】 グレーデッド層35 材料:n+ −InGaAs(In組成を表面側に向かっ
て増加) 不純物濃度:1×1019〔cm-3〕 エッチング停止層36 材料:GaAs 厚さ:30〔Å〕
て増加) 不純物濃度:1×1019〔cm-3〕 エッチング停止層36 材料:GaAs 厚さ:30〔Å〕
【0039】 グレーデッド層37 材料:n+ −InGaAs(In組成を表面側に向かっ
て増加させ、具体的には、グレーデッド層35+グレー
デッド層37全体でIn組成を0→0.5とする) 不純物濃度:1×1019〔cm-3〕 厚さ:500〔Å〕(グレーデッド層35+グレーデッ
ド層37) 電極コンタクト層38 材料:n+ −InGaAs(In組成は0.5とする) 不純物濃度:1×1019〔cm-3〕 厚さ:500〔Å〕
て増加させ、具体的には、グレーデッド層35+グレー
デッド層37全体でIn組成を0→0.5とする) 不純物濃度:1×1019〔cm-3〕 厚さ:500〔Å〕(グレーデッド層35+グレーデッ
ド層37) 電極コンタクト層38 材料:n+ −InGaAs(In組成は0.5とする) 不純物濃度:1×1019〔cm-3〕 厚さ:500〔Å〕
【0040】4−(2) 化学気相堆積(chemical vapor dep
osition:CVD)法を適用することに依って、
電極コンタクト層38上に厚さを例えば約1000
〔Å〕とするSiON膜39を形成する。
osition:CVD)法を適用することに依って、
電極コンタクト層38上に厚さを例えば約1000
〔Å〕とするSiON膜39を形成する。
【0041】4−(3) リソグラフィ技術に於けるレジスト・プロセスを適用す
ることに依って、素子領域を覆うレジスト膜(図示せ
ず)を形成する。
ることに依って、素子領域を覆うレジスト膜(図示せ
ず)を形成する。
【0042】4−(4) イオン注入法を適用することに依り、前記工程4−
(3)に於いて形成したレジスト膜をマスクとして、酸
素イオンの打ち込みを行い、絶縁領域40を形成する。
(3)に於いて形成したレジスト膜をマスクとして、酸
素イオンの打ち込みを行い、絶縁領域40を形成する。
【0043】前記イオン注入の条件としては、例えば、 ドーズ量:例えば2×1012〔cm-2〕 イオン加速エネルギ:150〔keV〕 を採用して良い。
【0044】ここで形成した絶縁領域40は、勿論、半
絶縁性GaAsからなる基板31に充分に到達する深さ
にすることが必要である。
絶縁性GaAsからなる基板31に充分に到達する深さ
にすることが必要である。
【0045】4−(5) ところで、InGaAsは、酸素イオンの打ち込みに依
って絶縁化することはできない。従って、表面の電極コ
ンタクト層38からグレーデッド層35までを素子間分
離するにはメサ化することが必要である。
って絶縁化することはできない。従って、表面の電極コ
ンタクト層38からグレーデッド層35までを素子間分
離するにはメサ化することが必要である。
【0046】そこで、まず、緩衝フッ化水素酸をエッチ
ャントとするウエット・エッチング法を適用することに
依り、前記工程4−(3)で形成したレジスト膜をマス
クとして、SiON膜39のパターニングを行う。
ャントとするウエット・エッチング法を適用することに
依り、前記工程4−(3)で形成したレジスト膜をマス
クとして、SiON膜39のパターニングを行う。
【0047】レジスト剥離液中に浸漬し、SiON膜3
9をパターニングするマスクとして用いたレジスト膜を
除去する。
9をパターニングするマスクとして用いたレジスト膜を
除去する。
【0048】これに依って、SiON膜39は、素子領
域を覆い、且つ、側壁が順テーパをなすエッチング・マ
スクとして作用することができる状態となる。
域を覆い、且つ、側壁が順テーパをなすエッチング・マ
スクとして作用することができる状態となる。
【0049】4−(6) エッチング・ガスをCH4 、H2 、CO2 の混合ガスと
するドライ・エッチング法を適用することに依り、表面
の電極コンタクト層38からエッチング停止層36に達
するメサ・エッチングを行う。
するドライ・エッチング法を適用することに依り、表面
の電極コンタクト層38からエッチング停止層36に達
するメサ・エッチングを行う。
【0050】これに依って形成されたメサは、その側壁
がSiON膜39の側壁と同様に順テーパになることは
既に説明した通りである。尚、ここで、エッチング・ガ
スとしては、CH4 :H2 =1:4とし、これに対して
8〔%〕のCO2 を加えたものを用いた。
がSiON膜39の側壁と同様に順テーパになることは
既に説明した通りである。尚、ここで、エッチング・ガ
スとしては、CH4 :H2 =1:4とし、これに対して
8〔%〕のCO2 を加えたものを用いた。
【0051】4−(7) エッチャントをHF+H2 O2 +H2 Oとするウエット
・エッチング法を適用することに依り、エッチング停止
層36及びグレーデッド層35のメサ・エッチングを行
う。
・エッチング法を適用することに依り、エッチング停止
層36及びグレーデッド層35のメサ・エッチングを行
う。
【0052】エッチング停止層36及びグレーデッド層
35は薄いので、そのエッチング制御は容易であり、誤
差は殆ど生じないことは前記した通りである。
35は薄いので、そのエッチング制御は容易であり、誤
差は殆ど生じないことは前記した通りである。
【0053】4−(8) 緩衝フッ化水素酸中に浸漬し、SiON膜39を除去
し、順テーパの側壁をもつメサを完成させる。
し、順テーパの側壁をもつメサを完成させる。
【0054】図4(B)参照 4−(9) CVD法を適用することに依り、厚さが例えば3000
〔Å〕であるSiONからなる絶縁膜41を形成する。
〔Å〕であるSiONからなる絶縁膜41を形成する。
【0055】4−(10) リソグラフィ技術に於けるレジスト・プロセス、及び、
エッチャントを緩衝フッ化水素酸とするウエット・エッ
チング法を適用することに依り、SiONからなる絶縁
膜41のエッチングを行ってオーミック電極コンタクト
窓41Aを形成する。
エッチャントを緩衝フッ化水素酸とするウエット・エッ
チング法を適用することに依り、SiONからなる絶縁
膜41のエッチングを行ってオーミック電極コンタクト
窓41Aを形成する。
【0056】4−(11) 前記工程4−(10)で形成したレジスト膜を残した状
態で、真空蒸着法及びリフト・オフ法を適用することに
依り、厚さ2500〔Å〕のAl膜からなるオーミック
電極42及び43を形成する。
態で、真空蒸着法及びリフト・オフ法を適用することに
依り、厚さ2500〔Å〕のAl膜からなるオーミック
電極42及び43を形成する。
【0057】図5参照 5−(1) リソグラフィ技術に於けるレジスト・プロセス、並び
に、エッチング・ガスをC2 F6 +CHF3 +Heとす
るドライ・エッチング法を適用することに依り、ゲート
・リセス形成予定部分に対応するSiONからなる絶縁
膜41の部分をエッチングして開口41Bを形成する。
に、エッチング・ガスをC2 F6 +CHF3 +Heとす
るドライ・エッチング法を適用することに依り、ゲート
・リセス形成予定部分に対応するSiONからなる絶縁
膜41の部分をエッチングして開口41Bを形成する。
【0058】前記エッチングに依って形成された開口4
1B内に露出されている側壁は略垂直に切り立ったもの
となる。
1B内に露出されている側壁は略垂直に切り立ったもの
となる。
【0059】5−(2) エッチング・ガスをCH4 、H2 、CO2 の混合ガスと
するドライ・エッチング法を適用することに依り、表面
の電極コンタクト層38からエッチング停止層36に達
するエッチングを行ってゲート・リセス34Aの一部分
を形成する。
するドライ・エッチング法を適用することに依り、表面
の電極コンタクト層38からエッチング停止層36に達
するエッチングを行ってゲート・リセス34Aの一部分
を形成する。
【0060】これに依って形成されたゲート・リセス3
4Aの一部分は、そのなかに露出された側壁がSiON
からなる絶縁膜41の側壁と同様に略垂直に切り立った
ものとなる。尚、ここでも、エッチング・ガスとして
は、CH4 :H2 =1:4とし、これに対して8〔%〕
のCO2 を加えたものを用いた。
4Aの一部分は、そのなかに露出された側壁がSiON
からなる絶縁膜41の側壁と同様に略垂直に切り立った
ものとなる。尚、ここでも、エッチング・ガスとして
は、CH4 :H2 =1:4とし、これに対して8〔%〕
のCO2 を加えたものを用いた。
【0061】5−(3) エッチャントをHF+H2 O2 +H2 Oとするウエット
・エッチング法を適用することに依り、エッチング停止
層36及びグレーデッド層35のエッチングを行ってゲ
ート・リセス34Aを延伸する。
・エッチング法を適用することに依り、エッチング停止
層36及びグレーデッド層35のエッチングを行ってゲ
ート・リセス34Aを延伸する。
【0062】5−(4) エッチング・ガスを塩素系或いはフッ素系のガスとする
ドライ・エッチング法を適用することに依り、キャップ
層34のエッチングを行ってゲート・リセス34Aを更
に延伸する。尚、このエッチングは、電子供給層33の
表面で自動的に停止する。
ドライ・エッチング法を適用することに依り、キャップ
層34のエッチングを行ってゲート・リセス34Aを更
に延伸する。尚、このエッチングは、電子供給層33の
表面で自動的に停止する。
【0063】5−(5) ゲート・リセス34Aのエッチング・マスクとして用い
たレジスト膜をそのまま残した状態で真空蒸着法を適用
することに依って、厚さが例えば3000〔Å〕のAl
膜を形成する。
たレジスト膜をそのまま残した状態で真空蒸着法を適用
することに依って、厚さが例えば3000〔Å〕のAl
膜を形成する。
【0064】5−(6) レジスト剥離液中に浸漬し、ゲート・リセス34Aのエ
ッチング・マスクとして用いたレジスト膜の溶解・除去
を行い、前記工程5−(5)に於いて形成したAl膜を
リフト・オフ法に依ってパターニングし、ゲート電極4
4を形成する。
ッチング・マスクとして用いたレジスト膜の溶解・除去
を行い、前記工程5−(5)に於いて形成したAl膜を
リフト・オフ法に依ってパターニングし、ゲート電極4
4を形成する。
【0065】本発明に依れば、前記した実施例に限られ
ず、他に多くの改変を実現することができる。
ず、他に多くの改変を実現することができる。
【0066】例えば、前記実施例に於いては、オーミッ
ク電極或いはゲート電極の材料としてAlを用いたが、
これは他の材料、例えばTi/Pt/Auを基板側から
順に積層したものを用いても良い。
ク電極或いはゲート電極の材料としてAlを用いたが、
これは他の材料、例えばTi/Pt/Auを基板側から
順に積層したものを用いても良い。
【0067】
【発明の効果】本発明に依るドライ・エッチング方法及
び半導体装置の製造方法に於いては、InGaAs層上
にエッチング後のInGaAs層に必要とされる側壁の
角度と同じ角度の側壁をもちエッチング・マスクとして
作用する絶縁膜を形成し、絶縁膜をマスクとし且つCH
4 及びH2 及びCO2 の混合ガスをエッチング・ガスと
するドライ・エッチング法を適用してInGaAs層の
エッチングを行う。
び半導体装置の製造方法に於いては、InGaAs層上
にエッチング後のInGaAs層に必要とされる側壁の
角度と同じ角度の側壁をもちエッチング・マスクとして
作用する絶縁膜を形成し、絶縁膜をマスクとし且つCH
4 及びH2 及びCO2 の混合ガスをエッチング・ガスと
するドライ・エッチング法を適用してInGaAs層の
エッチングを行う。
【0068】前記構成を採ることに依り、素子分離の為
のInGaAsのメサ・エッチングを行った場合、その
メサに於ける側壁は順テーパ状となるので、オーミック
電極を引き出しても、メサの段差部分で断線を生ずるこ
とはなく、しかも、メサを形成するドライ・エッチング
はエッチング・ストッパ層で確実に停止し、その後、残
された極薄い層をウエット・エッチングで除去するよう
にしている為、エッチング深さの正確な制御が容易であ
る。また、ゲート・リセスを形成する為のエッチングを
行った場合、垂直に切り立つような側壁を形成すること
ができるから、微細化に有効であり、また、この場合の
エッチング深さも正確に制御することができる。このよ
うなことから、特性の変動がなく、高い信頼性並びに高
い性能を維持できる微細化されたHEMTを含む半導体
装置を容易に製造することができる。
のInGaAsのメサ・エッチングを行った場合、その
メサに於ける側壁は順テーパ状となるので、オーミック
電極を引き出しても、メサの段差部分で断線を生ずるこ
とはなく、しかも、メサを形成するドライ・エッチング
はエッチング・ストッパ層で確実に停止し、その後、残
された極薄い層をウエット・エッチングで除去するよう
にしている為、エッチング深さの正確な制御が容易であ
る。また、ゲート・リセスを形成する為のエッチングを
行った場合、垂直に切り立つような側壁を形成すること
ができるから、微細化に有効であり、また、この場合の
エッチング深さも正確に制御することができる。このよ
うなことから、特性の変動がなく、高い信頼性並びに高
い性能を維持できる微細化されたHEMTを含む半導体
装置を容易に製造することができる。
【図1】本発明の原理を説明する為の工程要所に於ける
HEMTを表す要部切断斜面図である。
HEMTを表す要部切断斜面図である。
【図2】基本とするところに沿ってメサ・エッチング並
びにゲート・リセスのエッチングに好適なメサ・エッチ
ングを行う場合を説明する為のInGaAs層のエッチ
ング形状を表す要部切断側面図である。
びにゲート・リセスのエッチングに好適なメサ・エッチ
ングを行う場合を説明する為のInGaAs層のエッチ
ング形状を表す要部切断側面図である。
【図3】メサ・エッチングのメカニズムを説明する為の
InGaAs層のエッチング形状を表す要部切断側面図
である。
InGaAs層のエッチング形状を表す要部切断側面図
である。
【図4】本発明一実施例を説明する為の工程要所に於け
るHEMTの要部切断側面図である。
るHEMTの要部切断側面図である。
【図5】本発明一実施例を説明する為の工程要所に於け
るHEMTの要部切断側面図である。
るHEMTの要部切断側面図である。
【図6】従来の技術を説明する為のHEMTを表す要部
切断斜面図である。
切断斜面図である。
11 半絶縁性GaAs基板 12 i−GaAsチャネル層 13 n+ −AlGaAs電子供給層 14 n−GaAsキャップ層 14A ゲート・リセス 15 n+ −InGaAsグレーデッド層 15A グレーデッド層15内に形成されたGaAsエ
ッチング停止層 16 n+ −InGaAs電極コンタクト層 17 絶縁領域 18 非合金化オーミック電極 19 非合金化オーミック電極 20 ゲート電極
ッチング停止層 16 n+ −InGaAs電極コンタクト層 17 絶縁領域 18 非合金化オーミック電極 19 非合金化オーミック電極 20 ゲート電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/778 21/338 29/812 H01L 29/44 C 7376−4M 29/80 H
Claims (4)
- 【請求項1】InGaAs層上にエッチング後の前記I
nGaAs層に必要とされる側壁の角度と同じ角度の側
壁をもちエッチング・マスクとして作用する絶縁膜を形
成する工程と、 次いで、前記絶縁膜をマスクとし且つCH4 及びH2 及
びCO2 の混合ガスをエッチング・ガスとするドライ・
エッチング法を適用して前記InGaAs層のエッチン
グを行う工程とが含まれてなることを特徴とするドライ
・エッチング方法。 - 【請求項2】基板上に非合金化オーミック電極のコンタ
クト層であるInGaAs層を途中にGaAsからなる
エッチング停止層を介在させて形成する工程と、 次いで、前記InGaAs層上にエッチング後の前記I
nGaAs層に必要とされる順テーパの側壁と同じ順テ
ーパの側壁をもち且つエッチング・マスクとして作用す
る絶縁膜を形成する工程と、 次いで、前記絶縁膜をマスクとし且つCH4 及びH2 及
びCO2 の混合ガスをエッチング・ガスとするドライ・
エッチング法を適用して前記InGaAs層の表面から
前記エッチング停止層までエッチングする工程と、 次いで、前記エッチング停止層及び下地のInGaAs
層をウエット・エッチング法を適用してエッチングする
ことに依って順テーパの側壁をもつメサを完成させる工
程と、 次いで、前記メサをなすInGaAs層の少なくとも頂
面にオーミック・コンタクトする一対の非合金化オーミ
ック電極を形成する工程とが含まれてなることを特徴と
する半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】基板上にキャリヤ供給層を下地として非合
金化オーミック電極のコンタクト層であるInGaAs
層を途中にGaAsからなるエッチング停止層を介在さ
せて形成する工程と、 次いで、前記InGaAs層上にエッチング後の前記I
nGaAs層に必要とされる略垂直に切り立った側壁と
同じ略垂直に切り立った側壁の開口をもち且つエッチン
グ・マスクとして作用する絶縁膜を形成する工程と、 次いで、前記絶縁膜をマスクとし且つCH4 及びH2 及
びCO2 の混合ガスをエッチング・ガスとするドライ・
エッチング法を適用して前記InGaAs層の表面から
前記エッチング停止層までエッチングして略垂直に切り
立った側壁をもつゲート・リセスを形成する工程と、 次いで、前記エッチング停止層及び下地のInGaAs
層をウエット・エッチング法を適用してエッチングする
ことに依って前記略垂直に切り立った側壁をもつゲート
・リセスを延伸する工程と、 次いで、ドライ・エッチング法を適用して前記キャリヤ
供給層に達するまでエッチングすることに依って前記略
垂直に切り立った側壁をもつゲート・リセスを更に延伸
して完成させる工程と、 次いで、リフト・オフ法を適用して前記ゲート・リセス
内にゲート電極を形成する工程とが含まれてなることを
特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】非合金化オーミック電極のコンタクト層で
あるInGaAs層に於けるIn組成が基板側から表面
側に向かって次第に増加し且つ表面近傍で一定値を持続
したものであることを特徴とする請求項2或いは3記載
の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP544695A JPH08195383A (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | ドライ・エッチング方法及び半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP544695A JPH08195383A (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | ドライ・エッチング方法及び半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08195383A true JPH08195383A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=11611443
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP544695A Withdrawn JPH08195383A (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | ドライ・エッチング方法及び半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08195383A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20230197788A1 (en) * | 2013-02-22 | 2023-06-22 | Micron Technology, Inc. | Methods, devices, and systems related to forming semiconductor power devices with a handle substrate |
-
1995
- 1995-01-18 JP JP544695A patent/JPH08195383A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20230197788A1 (en) * | 2013-02-22 | 2023-06-22 | Micron Technology, Inc. | Methods, devices, and systems related to forming semiconductor power devices with a handle substrate |
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