JPH0819620B2 - 多孔性フエノール樹脂繊維の製造方法 - Google Patents
多孔性フエノール樹脂繊維の製造方法Info
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- JPH0819620B2 JPH0819620B2 JP1068240A JP6824089A JPH0819620B2 JP H0819620 B2 JPH0819620 B2 JP H0819620B2 JP 1068240 A JP1068240 A JP 1068240A JP 6824089 A JP6824089 A JP 6824089A JP H0819620 B2 JPH0819620 B2 JP H0819620B2
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- fiber
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- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F9/00—Artificial filaments or the like of other substances; Manufacture thereof; Apparatus specially adapted for the manufacture of carbon filaments
- D01F9/08—Artificial filaments or the like of other substances; Manufacture thereof; Apparatus specially adapted for the manufacture of carbon filaments of inorganic material
- D01F9/12—Carbon filaments; Apparatus specially adapted for the manufacture thereof
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- D01F9/24—Carbon filaments; Apparatus specially adapted for the manufacture thereof by decomposition of organic filaments from polyaddition, polycondensation or polymerisation products from macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
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- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F11/00—Chemical after-treatment of artificial filaments or the like during manufacture
- D01F11/04—Chemical after-treatment of artificial filaments or the like during manufacture of synthetic polymers
- D01F11/08—Chemical after-treatment of artificial filaments or the like during manufacture of synthetic polymers of macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
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- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06M—TREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
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- D06M14/08—Graft polymerisation of monomers containing carbon-to-carbon unsaturated bonds on to fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials on to materials of synthetic origin
- D06M14/12—Graft polymerisation of monomers containing carbon-to-carbon unsaturated bonds on to fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials on to materials of synthetic origin of macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
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- General Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Inorganic Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は耐熱性かつ断熱性に優れた多孔性フェノール
樹脂繊維の製造方法に関する。
樹脂繊維の製造方法に関する。
<従来の技術> フェノール樹脂繊維は、一種以上のフェノール類とホ
ルムアルデヒドを代表とするラルデヒド類とを、酸性触
媒の存在下縮合して得たフェノールノボラックと称され
る熱可融性の樹脂を非酸化性雰囲気下加熱溶融し、これ
を酸性触媒下または塩基性触媒下、或は酸性触媒下の後
更に塩基性触媒下各種の可能な反応条件のもとで、ホル
ムアルデヒド類による架橋反応を行わしめることにより
得られるものである。(特公昭48−11284) 従来、フェノール樹脂繊維はその分子構造に由来する
優れた耐熱性、断熱性、耐薬品性を有しているため、各
種防災安全用品、断熱材、パッキン、シール材、アスベ
スト代替品として使用されており、また炭化時の収率が
高いこと、活性炭繊維としたときの物理特性に優れてい
ることなどから、炭素繊維、活性炭繊維の前駆体として
も有用とされている。
ルムアルデヒドを代表とするラルデヒド類とを、酸性触
媒の存在下縮合して得たフェノールノボラックと称され
る熱可融性の樹脂を非酸化性雰囲気下加熱溶融し、これ
を酸性触媒下または塩基性触媒下、或は酸性触媒下の後
更に塩基性触媒下各種の可能な反応条件のもとで、ホル
ムアルデヒド類による架橋反応を行わしめることにより
得られるものである。(特公昭48−11284) 従来、フェノール樹脂繊維はその分子構造に由来する
優れた耐熱性、断熱性、耐薬品性を有しているため、各
種防災安全用品、断熱材、パッキン、シール材、アスベ
スト代替品として使用されており、また炭化時の収率が
高いこと、活性炭繊維としたときの物理特性に優れてい
ることなどから、炭素繊維、活性炭繊維の前駆体として
も有用とされている。
しかしながら、フェノール樹脂繊維は有機繊維である
ため、優れた耐熱性を有するといえどもガラス繊維、セ
ラミック繊維等の無機繊維に比べると耐熱温度は低く、
厳しい条件下では使用出来ない場合もあり、以前よりフ
ェノール樹脂繊維の諸性能を向上させるための研究がな
されてきた。
ため、優れた耐熱性を有するといえどもガラス繊維、セ
ラミック繊維等の無機繊維に比べると耐熱温度は低く、
厳しい条件下では使用出来ない場合もあり、以前よりフ
ェノール樹脂繊維の諸性能を向上させるための研究がな
されてきた。
特開昭53−94626には「耐炎繊維または耐炎繊維構造
物の製造法」として、フェノール樹脂繊維を非酸化性雰
囲気中、無緊張下にて280〜400℃の温度で熱処理するこ
とを特徴とし耐熱性に優れた耐炎繊維を安価に製造する
方法をあげている。また、特公昭50−34125では「熱不
融、不燃性の中空繊維並びにその製造法」として未硬化
フェノール樹脂繊維を外周部から中心部に向かって横断
面面積の20〜90%の深さまで架橋化し、その後未架橋部
分を溶媒抽出することを特徴とし、屈曲強度及び耐薬品
性に優れた熱不融、不燃性の断熱性に優れた中空繊維の
製造法をあげている。
物の製造法」として、フェノール樹脂繊維を非酸化性雰
囲気中、無緊張下にて280〜400℃の温度で熱処理するこ
とを特徴とし耐熱性に優れた耐炎繊維を安価に製造する
方法をあげている。また、特公昭50−34125では「熱不
融、不燃性の中空繊維並びにその製造法」として未硬化
フェノール樹脂繊維を外周部から中心部に向かって横断
面面積の20〜90%の深さまで架橋化し、その後未架橋部
分を溶媒抽出することを特徴とし、屈曲強度及び耐薬品
性に優れた熱不融、不燃性の断熱性に優れた中空繊維の
製造法をあげている。
しかしながら、特に耐熱性と断熱性に留意し考えた場
合、前述の特許による方法では耐熱性に優れるけれども
断熱性は現状のままであり、又、中空繊維では断熱性に
優れるけれども耐熱性は現状のままであった。
合、前述の特許による方法では耐熱性に優れるけれども
断熱性は現状のままであり、又、中空繊維では断熱性に
優れるけれども耐熱性は現状のままであった。
現在フェノール樹脂繊維が使用されている摩擦材分
野、断熱材分野、パッキン・シール材分野、防災安全用
品分野において耐熱性と断熱性の向上は常に望まれてい
るところである。
野、断熱材分野、パッキン・シール材分野、防災安全用
品分野において耐熱性と断熱性の向上は常に望まれてい
るところである。
<発明が解決しようとする課題> 本発明の目的は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、従来のフェノール樹脂繊維の耐薬品性、熱不融性、
繊維としての柔軟性を損なうことなく優れた耐熱性と断
熱性を有する多孔性フェノール樹脂繊維もしくは多孔性
フェノール樹脂繊維構造物を提供することにある。
り、従来のフェノール樹脂繊維の耐薬品性、熱不融性、
繊維としての柔軟性を損なうことなく優れた耐熱性と断
熱性を有する多孔性フェノール樹脂繊維もしくは多孔性
フェノール樹脂繊維構造物を提供することにある。
<問題点を解決するための手段> 本発明者らはかかる目的を達成するために鋭意検討し
た結果、フェノール樹脂繊維もしくはフェノール樹脂繊
維構造物にビニル基含有モノマーをグラフト重合させ、
グラフト化フェノール樹脂繊維を一旦得、その後該繊維
を150〜300℃の温度で熱処理することによって、従来の
フェノール樹脂繊維の耐薬品性、熱不融性、繊維として
の柔軟性を損なうことなく、優れた耐熱性と断熱性を有
する多孔性フェノール樹脂繊維もしくは多孔性フェノー
ル樹脂繊維構造物を得ることを見いだし本発明に到っ
た。
た結果、フェノール樹脂繊維もしくはフェノール樹脂繊
維構造物にビニル基含有モノマーをグラフト重合させ、
グラフト化フェノール樹脂繊維を一旦得、その後該繊維
を150〜300℃の温度で熱処理することによって、従来の
フェノール樹脂繊維の耐薬品性、熱不融性、繊維として
の柔軟性を損なうことなく、優れた耐熱性と断熱性を有
する多孔性フェノール樹脂繊維もしくは多孔性フェノー
ル樹脂繊維構造物を得ることを見いだし本発明に到っ
た。
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明でいうビニル基含有モノマーとは、例えばメタ
クリル酸メチル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸ブチル、アクリロニトリル、スチレン、
塩化ビニルなどがあげられ、特に好ましくはメタクリル
酸メチルのようなその単独重合体が300℃までに分解し
てしまうものが望ましい。
クリル酸メチル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸ブチル、アクリロニトリル、スチレン、
塩化ビニルなどがあげられ、特に好ましくはメタクリル
酸メチルのようなその単独重合体が300℃までに分解し
てしまうものが望ましい。
また本発明でいうグラフト重合とは一般に知られてい
る重合反応であり、代表的な方法として電子線、X線な
どの放射線、紫外線、低温プラズマ等を照射することに
より、繊維の表面または内部に反応開始点となるラジカ
ルを生成させ重合を行う方法、各種重合開始剤を使用し
溶液系または乳化系で連鎖移動法により重合を行わしめ
る方法等があげられる。グラフト重合方法を特に限定す
るものではないが、化学的な重合開始剤を用いる方法で
は、グラフトさせようとするモノマーによって重合開始
剤の種類、乳化系で反応を行う場合には乳化剤の種類、
系の温度などがグラフト率に大きく影響してくるため、
反応条件の選定には十分な注意が必要である。
る重合反応であり、代表的な方法として電子線、X線な
どの放射線、紫外線、低温プラズマ等を照射することに
より、繊維の表面または内部に反応開始点となるラジカ
ルを生成させ重合を行う方法、各種重合開始剤を使用し
溶液系または乳化系で連鎖移動法により重合を行わしめ
る方法等があげられる。グラフト重合方法を特に限定す
るものではないが、化学的な重合開始剤を用いる方法で
は、グラフトさせようとするモノマーによって重合開始
剤の種類、乳化系で反応を行う場合には乳化剤の種類、
系の温度などがグラフト率に大きく影響してくるため、
反応条件の選定には十分な注意が必要である。
フェノール樹脂繊維に上述のような方法によってグラ
フト重合したグラフト化フェノール樹脂繊維は5〜100
%のグラフト率を有することが望ましい。グラフト率が
5%以下では熱処理した時に得られる多孔性が十分でな
く、また100%以上では多孔性を発現させるには必要以
上のグラフト率となり熱処理時の収率低下を招くことと
なるからである。
フト重合したグラフト化フェノール樹脂繊維は5〜100
%のグラフト率を有することが望ましい。グラフト率が
5%以下では熱処理した時に得られる多孔性が十分でな
く、また100%以上では多孔性を発現させるには必要以
上のグラフト率となり熱処理時の収率低下を招くことと
なるからである。
グラフト化フェノール樹脂繊維は次に150〜300℃の温
度範囲において30〜150分間熱処理を行う。このとき熱
処理時間が150℃未満では目的とする十分な多孔性が得
られず、また300℃以上になると弾性率が増加してきて
繊維としての柔軟性が損なわれてしまうので注意を要す
る。この時点で孔径100Å以下の微細孔が生成し、本発
明の目的とする多孔性フェノール樹脂繊維が得られる。
フェノール樹脂繊維はグラフト重合することにより膨潤
をおこす。これはフェノール樹脂繊維内部にグラフト重
合物が生じるためであり、これを熱処理することにより
グラフト重合物が分解し、繊維外に出て行く。またいっ
たん膨潤したフェノール樹脂繊維はこの熱処理によりグ
ラフト重合の未膨潤状態に戻ることがないため、結果と
して多孔性なフェノール樹脂繊維が得られるのである。
度範囲において30〜150分間熱処理を行う。このとき熱
処理時間が150℃未満では目的とする十分な多孔性が得
られず、また300℃以上になると弾性率が増加してきて
繊維としての柔軟性が損なわれてしまうので注意を要す
る。この時点で孔径100Å以下の微細孔が生成し、本発
明の目的とする多孔性フェノール樹脂繊維が得られる。
フェノール樹脂繊維はグラフト重合することにより膨潤
をおこす。これはフェノール樹脂繊維内部にグラフト重
合物が生じるためであり、これを熱処理することにより
グラフト重合物が分解し、繊維外に出て行く。またいっ
たん膨潤したフェノール樹脂繊維はこの熱処理によりグ
ラフト重合の未膨潤状態に戻ることがないため、結果と
して多孔性なフェノール樹脂繊維が得られるのである。
本発明による多孔性フェノール樹脂繊維は従来のフェ
ノール樹脂繊維に比べ、繊維内部及び表面に発達した微
細孔による断熱性の向上、また熱処理による耐熱性の向
上がみられ、しかも従来よりの耐薬品性、繊維としての
しなやかさ等の諸特性を損なうことがないため、各種防
災安全用品、断熱材、パッキン、シール材、摩擦材等の
分野でより厳しい条件に応えることが可能となる。また
本発明による多孔性フェノール樹脂繊維は炭素化した場
合には、多孔性の炭素繊維を高収率で得ることができ、
更にこれに賦活処理を加えた場合多孔性であるために賦
活ガスの接触面積が広く、また効果的に作用するため、
高収率で高比表面積の活性炭繊維を得ることが出来る。
この様に多孔性フェノール樹脂繊維が炭素繊維、活性炭
繊維のプレカーサーとして有用であることも本発明の特
長の一つである。
ノール樹脂繊維に比べ、繊維内部及び表面に発達した微
細孔による断熱性の向上、また熱処理による耐熱性の向
上がみられ、しかも従来よりの耐薬品性、繊維としての
しなやかさ等の諸特性を損なうことがないため、各種防
災安全用品、断熱材、パッキン、シール材、摩擦材等の
分野でより厳しい条件に応えることが可能となる。また
本発明による多孔性フェノール樹脂繊維は炭素化した場
合には、多孔性の炭素繊維を高収率で得ることができ、
更にこれに賦活処理を加えた場合多孔性であるために賦
活ガスの接触面積が広く、また効果的に作用するため、
高収率で高比表面積の活性炭繊維を得ることが出来る。
この様に多孔性フェノール樹脂繊維が炭素繊維、活性炭
繊維のプレカーサーとして有用であることも本発明の特
長の一つである。
<実施例> 以下に本発明の具体的な実験の態様を実施例に示す。
実施例1 2のセパラブルフラスコ中に、活性アルミナにて重
合禁止剤を取り除いたメタクリル酸メチル95g、硝酸第
2セリウムアンモニウム4g、LT−221(非イオン系乳化
剤、日本油脂製)1.9g、精製水1756gを入れ、ホモジナ
イザーにて混合撹拌を行い乳化系とした。これにフェノ
ール樹脂繊維KR−0204(商品名:カイノール、群栄化学
工業製)20gを浸漬し、系内に窒素ガスを通気させなが
ら温度5℃にて3時間保持した。その後、フェノール樹
脂繊維を取り出し精製水中に投入することで反応停止と
し、ソックスレー抽出器にてアセトン抽出を80℃で15時
間行った。この時グラフト率は7.2%であった。ここで
いうグラフト率は以下の計算式により求めた。
合禁止剤を取り除いたメタクリル酸メチル95g、硝酸第
2セリウムアンモニウム4g、LT−221(非イオン系乳化
剤、日本油脂製)1.9g、精製水1756gを入れ、ホモジナ
イザーにて混合撹拌を行い乳化系とした。これにフェノ
ール樹脂繊維KR−0204(商品名:カイノール、群栄化学
工業製)20gを浸漬し、系内に窒素ガスを通気させなが
ら温度5℃にて3時間保持した。その後、フェノール樹
脂繊維を取り出し精製水中に投入することで反応停止と
し、ソックスレー抽出器にてアセトン抽出を80℃で15時
間行った。この時グラフト率は7.2%であった。ここで
いうグラフト率は以下の計算式により求めた。
グラフト率=(反応後のフェノール樹脂繊維重量−反応
前のフェノール樹脂繊維重量)÷反応前のフェノール樹
脂繊維重量×100 ここで得た試料を更に270℃の温度下、30分間熱処理
を行い、その後自然冷却し多孔性フェノール樹脂繊維を
得た。
前のフェノール樹脂繊維重量)÷反応前のフェノール樹
脂繊維重量×100 ここで得た試料を更に270℃の温度下、30分間熱処理
を行い、その後自然冷却し多孔性フェノール樹脂繊維を
得た。
実施例2 フェノール樹脂繊維KR−0204(商品名:カイノール、
群栄化学工業製)10gを活性アルミナにて重合禁止剤を
取り除いたメタクリル酸メチル50gとメタノール50gの混
合溶液中に10分間浸漬した。その後、フエノール樹脂繊
維を混合溶液中より取り出し、ガラス棒にて軽く絞り、
窒素下で電子線(20Mrad)を5分間照射した。その後、
ソックスレー抽出器にてアセトン抽出を80℃で15分間行
った。この時のグラフト率は21.7%であった。繊維は膨
潤し、直径が約10%増大した。ここで得た試料を実施例
1と同様に250℃の温度下30分間熱処理を行い、その後
自然冷却し多孔性フェノール樹脂繊維を得た。
群栄化学工業製)10gを活性アルミナにて重合禁止剤を
取り除いたメタクリル酸メチル50gとメタノール50gの混
合溶液中に10分間浸漬した。その後、フエノール樹脂繊
維を混合溶液中より取り出し、ガラス棒にて軽く絞り、
窒素下で電子線(20Mrad)を5分間照射した。その後、
ソックスレー抽出器にてアセトン抽出を80℃で15分間行
った。この時のグラフト率は21.7%であった。繊維は膨
潤し、直径が約10%増大した。ここで得た試料を実施例
1と同様に250℃の温度下30分間熱処理を行い、その後
自然冷却し多孔性フェノール樹脂繊維を得た。
実施例3 フェノール樹脂繊維KR−0204(商品名:カイノール、
群栄化学工業製)2.2gを実施例1と同様に250℃の温度
下、30分間熱処理を行い比較試料とした。
群栄化学工業製)2.2gを実施例1と同様に250℃の温度
下、30分間熱処理を行い比較試料とした。
表1に実施例1、2、3で得た試料の引張試験の結果
を示す。
を示す。
表2に実施例1、2、3で得た試料のTGA測定による
減量開始温度と、断熱性の指標としての断熱度、更に実
施例1、2、3により生成され得られたフェノール樹脂
繊維の窒素吸着による比表面積を示す。
減量開始温度と、断熱性の指標としての断熱度、更に実
施例1、2、3により生成され得られたフェノール樹脂
繊維の窒素吸着による比表面積を示す。
上記表にて断熱度とは繊維5gを直径5cmの球にし、そ
れを100℃の雰囲気内に保持し、繊維球中心温度が100℃
に達するまでの時間である。また、比表面積はMICROMER
ITICS社FLOWSORB2300II型での窒素吸着によるBET比表面
積である。
れを100℃の雰囲気内に保持し、繊維球中心温度が100℃
に達するまでの時間である。また、比表面積はMICROMER
ITICS社FLOWSORB2300II型での窒素吸着によるBET比表面
積である。
この場合、上記窒素吸着による比表面積が大きければ
大きいほど一層多孔性であることが実証されるが、表2
中の比表面積に示す通り、実施例1、実施例2により生
成され得られる多孔性フェノール樹脂繊維は、比較試料
としての実施例3により得られるものと比較して、窒素
吸着による比表面積が飛躍的に大きく、かなり多孔性で
あることがわかる。
大きいほど一層多孔性であることが実証されるが、表2
中の比表面積に示す通り、実施例1、実施例2により生
成され得られる多孔性フェノール樹脂繊維は、比較試料
としての実施例3により得られるものと比較して、窒素
吸着による比表面積が飛躍的に大きく、かなり多孔性で
あることがわかる。
実施例1、実施例2により生成され得られる多孔性フ
ェノール樹脂繊維の孔の大きさは、前述した如く孔径10
0Å以下の微細孔が主体であるが、実施例1乃至3の各
細孔分布データを示すと、後記表3(実施例1の細孔分
布データ)、表4(実施例2の細孔分布データ)、表5
(実施例3の細孔分布データ)の通りである。表3、
4、5における横軸は細孔径、縦軸は存在量を表す。表
3乃至5に示す通り、実施例1、実施例2により生成さ
れ得られる多孔性フェノール樹脂繊維が、比較試料とし
ての実施例3により得られるものと比較して、いかに微
細孔であるかがわかる。
ェノール樹脂繊維の孔の大きさは、前述した如く孔径10
0Å以下の微細孔が主体であるが、実施例1乃至3の各
細孔分布データを示すと、後記表3(実施例1の細孔分
布データ)、表4(実施例2の細孔分布データ)、表5
(実施例3の細孔分布データ)の通りである。表3、
4、5における横軸は細孔径、縦軸は存在量を表す。表
3乃至5に示す通り、実施例1、実施例2により生成さ
れ得られる多孔性フェノール樹脂繊維が、比較試料とし
ての実施例3により得られるものと比較して、いかに微
細孔であるかがわかる。
次に、窒素吸着データをもとにした各種解析方法(例
えば表3乃至6のMP法やD−H法)により、実施例1乃
至3により生成され得られた多孔性フェノール樹脂繊維
の単位質量あたりの全細孔容積を算出したデータ結果を
示すと、後記表6に示す通りである。単位質量あたりの
細孔容積は全細孔容積又は多孔度(porosity)と定義さ
れ、これが多孔性の尺度となるが、後記表6に示す如
く、実施例1、実施例2により生成され得られる多孔性
フェノール樹脂繊維は、比較試料としての実施例3によ
り得られるものと比較して、極めて多孔性であることが
明確となる。また、実施例1、実施例2により生成され
得られる多孔性フェノール樹脂繊維の孔の大きさは、前
述した如く孔径100Å以下の微細孔が主体であるが、表
6からも明らかなように、20Å未満のミクロポアーと呼
ばれる微細孔も相当存在する。
えば表3乃至6のMP法やD−H法)により、実施例1乃
至3により生成され得られた多孔性フェノール樹脂繊維
の単位質量あたりの全細孔容積を算出したデータ結果を
示すと、後記表6に示す通りである。単位質量あたりの
細孔容積は全細孔容積又は多孔度(porosity)と定義さ
れ、これが多孔性の尺度となるが、後記表6に示す如
く、実施例1、実施例2により生成され得られる多孔性
フェノール樹脂繊維は、比較試料としての実施例3によ
り得られるものと比較して、極めて多孔性であることが
明確となる。また、実施例1、実施例2により生成され
得られる多孔性フェノール樹脂繊維の孔の大きさは、前
述した如く孔径100Å以下の微細孔が主体であるが、表
6からも明らかなように、20Å未満のミクロポアーと呼
ばれる微細孔も相当存在する。
なお、後記表3乃至6の各データは、実施例1乃至3
の各試料をベルソープ28SA(日本ベル株式会社製)によ
り窒素吸着を行い、その吸着データを基にしてMP法及び
D−H法により解析したものである。
の各試料をベルソープ28SA(日本ベル株式会社製)によ
り窒素吸着を行い、その吸着データを基にしてMP法及び
D−H法により解析したものである。
<発明の効果> 本発明に従えば、以上のように柔軟性を損なうことな
く(引張強度、引張伸度、弾性率は変化しない)耐熱
性、断熱性の優れた多孔性フェノール樹脂繊維が得られ
る。
く(引張強度、引張伸度、弾性率は変化しない)耐熱
性、断熱性の優れた多孔性フェノール樹脂繊維が得られ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀧上 昭治 群馬県桐生市東久方町1―2―23 (72)発明者 瀧上 真知子 群馬県桐生市東久方町1―2―23
Claims (1)
- 【請求項1】フェノール樹脂繊維もしくはフェノール樹
脂繊維構造物にビニル基含有モノマーをグラフト重合さ
せ、該繊維を150〜300℃で熱処理することを特徴とする
多孔性フェノール樹脂繊維の製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1068240A JPH0819620B2 (ja) | 1989-03-20 | 1989-03-20 | 多孔性フエノール樹脂繊維の製造方法 |
| US07/457,528 US5019603A (en) | 1989-03-20 | 1989-12-27 | Process for the production of porous phenolic resin fibers |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1068240A JPH0819620B2 (ja) | 1989-03-20 | 1989-03-20 | 多孔性フエノール樹脂繊維の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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Also Published As
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