JPH08196650A - 高気圧下での作業時に於ける混合ガス呼吸装置 - Google Patents

高気圧下での作業時に於ける混合ガス呼吸装置

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JPH08196650A
JPH08196650A JP1380395A JP1380395A JPH08196650A JP H08196650 A JPH08196650 A JP H08196650A JP 1380395 A JP1380395 A JP 1380395A JP 1380395 A JP1380395 A JP 1380395A JP H08196650 A JPH08196650 A JP H08196650A
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breathing
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Tadatsumi Hirata
忠積 平田
Masayuki Kimura
正之 木村
Kazuo Ando
一男 安藤
Hiroshi Kanda
浩志 神田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 潛函作業など高圧下の作業に於いて、呼吸マ
スクに備えた吸気管の先端に設けたプラグを、何度も差
し替えてそのたびごとに圧縮空気を呼吸しなければなら
ない不都合から免れ、かつ作業者が重いボンベを背負っ
たりすることなく作業が出来る混合ガス呼吸装置を提供
する。 【構成】 本発明の混合ガス呼吸装置は、混合ガス送気
管と、該混合ガス送気管の先端を、複数本に分岐しそれ
ぞれに可撓性をもった混合ガス供給ホースと、該混合ガ
ス供給ホースの先端に呼吸マスクを接続した混合ガス供
給ラインと、前記混合ガス供給ホースは、常時はホース
リールに巻き取られ、引張力が作用すれば、自動的に伸
び、伸びた状態で僅かな引張衝撃を与えるとホースリー
ルに巻き取る力を発生する手段をもったホースリールか
らなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】土木、建築工事等での潛函内作業
や、その他高気圧内での作業に於いて、気圧が或る限度
以上になると、高圧空気の呼吸状態では健康上問題があ
り、高圧空気の呼吸に代えて混合ガスを呼吸することが
行われる。この場合の呼吸装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、土木、建築工事での従来行われ
ている潛函内作業方法を順を追って説明する。
【0003】図3に従来の混合ガス呼吸方法の一例を示
す。
【0004】(イ)外部からマンロック5を圧縮空気で
加圧すると共に、マンロック5に入った作業者は、圧縮
空気を呼吸する。
【0005】(ロ)マンロック5の気圧が約3kg/cm2G
に逹すると、作業者は呼吸マスク1を装着し、該呼吸マ
スク1に備えた吸気管14を、外部から導入される混合
ガス採取プラグ15に接続し混合ガスを呼吸する。
【0006】(ハ)上述の状態でマンロック5を、所定
の作業圧まで昇圧する。
【0007】(ニ)マンロック5の気圧が所定の圧力に
達したら、作業者は混合ガスボンベ16を背負い呼吸マ
スクに備えた吸気管14を混合ガスボンベ16に接続し
変える。
【0008】(ホ)混合ガスボンベ16を背負った作業
者は、マンシャフト6の螺旋階段を降りて作業室13に
入る。
【0009】(ヘ)作業室内13では、外部から潛函1
1の側壁を通って導かれる混合ガスラインのプラグ17
に呼吸マスク1に備えた吸気管14を接続し変える。
【0010】(ト)この状態で、作業者は潛函13内で
作業する。
【0011】(チ)作業終了後、作業者は再び混合ガス
ボンベ16を背負い、吸気管14をボンベ16に切り変
えて、マンシャフト6を登りマンロック5に帰る。
【0012】(リ)作業者は、混合ガスボンベ16か
ら、外部より導入される混合ガス採取プラグ15に吸気
管14を切り変える。
【0013】(ヌ)マンロック5を減圧し約3kg/cm2G
に達したら、作業者は呼吸マスク1を外し、以後圧縮空
気を呼吸しながらマンロック5を大気圧まで減圧して終
わる。
【0014】以上が従来の、混合ガス呼吸法であるがこ
の他、マンシャフト6に混合ガス送気管を通し、呼吸マ
スクに備えた吸気管の長さだけ間隔をあけて前記混合ガ
ス送気管の要所要所に混合ガス採取プラグを設け、作業
者が混合ガスボンベ16を背負わなくてもいいものもあ
る。
【0015】
【発明の解決しようとする課題】上述のような潛函内や
高気圧内で高圧空気を呼吸すると、人体に対していろい
ろな影響が起こり、健康が損なわれることは一般に知ら
れている。特に気圧が3kg/cm2G を超える場合は、酸素
中毒症や窒素酔い症を起こし、生命に危険を生ずる場合
もある。
【0016】従って気圧が3kg/cm2G 〜4kg/cm2G 以上
になったら、作業室内の作業者に混合ガス例えば(ヘリ
ウム+窒素+酸素)や(ネオン+窒素+酸素)、或いは
(水素+窒素+酸素)の3元ガス又は(ヘリウム+酸
素)や(ネオン+酸素)或いは(水素+酸素)のような
2元ガスをを呼吸することが行われる。
【0017】これ等の混合ガスは、作業者が呼吸マスク
を装着して呼吸するのが普通であるが従来の方法では、
先に詳述したように下記のような不都合がある。
【0018】(イ)混合ガスボンベを背負う時、降ろす
時、作業室内で作業を始める時、作業の終了時等のたび
ごとに、外部から供給される混合ガス送気管に取着され
た混合ガスラインのプラグに、呼吸マスクの吸気管を接
続し変えるため、短時間ではあるが、圧縮空気を呼吸せ
ねばならないので健康管理上好ましくない。
【0019】(ロ)マンシャフトを、重い混合ガスボン
ベを背負って移動せねばならないため、作業効率がよく
ない。
【0020】混合ガスボンベを背負わない場合でも、呼
吸マスクの吸気管は数回脱着して圧縮空気を呼吸せねば
ならない。
【0021】本発明は、以上のような問題を解決するよ
うに工夫されたものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】混合ガス送気管と、該混
合ガス送気管の先端を、複数本に分岐しそれぞれに可撓
性をもった混合ガス供給ホースと、該混合ガス供給ホー
スの先端に呼吸マスクを接続した混合ガス供給ライン
と、前記混合ガス供給ホースは、常時はホースリールに
巻き取られ、引張力が作用すれば、自動的に伸び、伸び
た状態で僅かな引張衝撃を与えるとホースリールに巻き
取る力を発生する手段をもったホースリールからなるこ
とを特徴とした高気圧下での作業時に於ける混合ガス呼
吸装置を主旨とする。
【0023】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の高気圧下での作
業時に於ける混合ガス呼吸装置を説明する。
【0024】図1は潛函11の床スラブ12の近傍にマ
ンロック5を設置し、該マンロック5に連結するマンシ
ャフト6内をエレベータ7が昇降する潛函11での本発
明の呼吸装置の実施例を示す図である。エレベータ7で
作業者がマンロック5に降りるまでは、マンシャフト6
は大気に開放されているが、作業者がマンロック5に入
るとマンロック5は大気と遮断され、圧縮空気送気管1
0から送り込まれる圧縮空気によって空気圧を約3kg/c
m2G まで昇圧した後作業者は、呼吸マスク1を装着す
る。マンロック5には混合ガス送気管4が配管してあ
り、該混合ガス送気管4の先端には可撓性のある材料よ
りなる複数本の混合ガス供給ホース2に分岐しており、
該混合ガス供給ホース2を巻き取ったホースリール3が
複数個設けてあり、該混合ガス供給ホース2の先端に呼
吸マスク1が取着してある。従って、呼吸マスク1を装
着した作業者は、外部から混合ガス送気管4を経由して
送気される混合ガスを、ホースリール3に巻き取られた
混合ガス供給ホース2を通して呼吸することになる。潛
函11の床スラブ12の下の作業室13にも圧縮空気送
気管10が設けられていて、気圧を上昇させているが、
該作業室13で作業する際は、作業者が作業室13に降
りると、作業者の移動に従って自動的にホースリール3
から混合ガス供給ホース2が解けて伸び作業室13内で
自由に呼吸マスク1を装着したまま作業が出来る。又、
混合ガス供給ホース2に軽い引っ張り衝撃を与えれば、
ホースリール3は自動的に混合ガス供給ホース2を巻き
取ることが出来る構造である。作業が終了したら、作業
者は呼吸マスク1に繋がっている混合ガス供給ホース2
をホースリール3に巻き取らせながら、マンロック5に
昇り、マンロック5と作業室13を遮断して、マンロッ
ク5内部を約3kg/cm2G まで減圧し、その後作業者は呼
吸マスク1を外して大気圧にマンロック5が開放される
まで空気を呼吸して終わる。
【0025】図2はマンロック5の下に下部トランク1
8を設け、下部トランク18内にホースリール3を設置
した例を示す図である。マンロック5は狭いので作業効
率を向上するため、マンロック5の下に下部トランク1
8を設け、該下部トランク18にホースリール3を設置
する。作業者はマンロック5の気圧が約3kg/cm2G から
所定圧に達するまで、マンロック5の混合ガス採取プラ
グ15のプラグに呼吸マスク1に備えてある約5mの吸
気管14を接続し混合ガスを呼吸する。その後下部トラ
ンク18に降り、下部トランク18に設置したホースリ
ール3から伸びる混合ガス供給ホース2のプラグに、吸
気管14を繋ぎ変えて作業室13に降り作業する。
【0026】
【発明の効果】本発明の効果は次の通りである。
【0027】(イ)混合ガスボンベを背負う時、降ろす
時、作業室内で作業を始める時、作業の終了等のたびご
とに、外部から供給される混合ガス送気管に取着された
混合ガスラインのプラグに、呼吸マスクの吸気管を接続
し変えるため、短時間ではあるが、何回も圧縮空気を呼
吸するという不都合から免れる。
【0028】(ロ)吸気管のプラグ接続のし変えの手間
を省くことが出来るので作業効率が向上する。
【0029】(ハ)マンシャフトを、混合ガスボンベを
背負って移動する必要が無くなるため作業効率が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】潛函11の床スラブ12の近傍にマンロック5
を設置し、該マンロック5に連結するマンシャフト6内
をエレベータ7が昇降する潛函11での本発明の呼吸装
置の実施例を示す図である。
【図2】マンロック5の下に下部トランク18を設け、
下部トランク18内にホースリール3を設置した例を示
す図である。
【図3】従来の混合ガス呼吸方法の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1・・・呼吸マスク、2・・・混合ガス供給ホース、3
・・・ホースリール、4・・・混合ガス送気管、5・・
・マンロック、6・・・マンシャフト、7・・・エレベ
ータ、8・・・マテリアルロック、9・・・マテリアル
シャフト、10・・・圧縮空気送気管、11・・・潛
函、12・・・床スラブ、13・・・作業室、14・・
・吸気管、15・・・混合ガス採取プラグ、16・・・
混合ガスボンベ、17・・・混合ガスラインのプラグ、
18・・・下部トランク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神田 浩志 東京都中央区日本橋本町3−5−11 共同 ビル5F 株式会社大本組内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 混合ガス送気管と、該混合ガス送気管の
    先端を、複数本に分岐しそれぞれに可撓性をもった混合
    ガス供給ホースと、該混合ガス供給ホースの先端に呼吸
    マスクを接続した混合ガス供給ラインと、前記混合ガス
    供給ホースは、常時はホースリールに巻き取られ、引張
    力が作用すれば、自動的に伸び、伸びた状態で僅かな引
    張衝撃を与えるとホースリールに巻き取る力を発生する
    手段をもったホースリールからなることを特徴とした高
    気圧下での作業時に於ける混合ガス呼吸装置。
JP7013803A 1995-01-31 1995-01-31 高気圧下での作業時に於ける混合ガス呼吸装置 Expired - Lifetime JP2972920B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015004192A (ja) * 2013-06-20 2015-01-08 オリエンタル白石株式会社 高気圧室内作業方法及びマンロック
CN118022123A (zh) * 2024-03-29 2024-05-14 广州蓝仕威克医疗科技有限公司 一种呼吸机电化学氧传感器的保护方法和装置

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