JPH08196662A - 球技用ボール - Google Patents

球技用ボール

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JPH08196662A
JPH08196662A JP3435095A JP3435095A JPH08196662A JP H08196662 A JPH08196662 A JP H08196662A JP 3435095 A JP3435095 A JP 3435095A JP 3435095 A JP3435095 A JP 3435095A JP H08196662 A JPH08196662 A JP H08196662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leather
ball
printing
layer
pigment
Prior art date
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Pending
Application number
JP3435095A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideomi Shishido
英臣 宍戸
Hisafumi Ikemoto
尚史 池本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Molten Corp
Original Assignee
Molten Corp
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Publication date
Application filed by Molten Corp filed Critical Molten Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐磨耗性に優れ、かつ複雑精巧な印刷を施し
た球技用ボールを提供する。 【構成】 フィルム基材10に昇華性染料と顔料を含有
したインキで、スクリーン印刷を用いて模様を印刷した
転写フィルム9を、皮革表面に重ねて加熱、加圧する。
転写フィルムの顔料は皮革表面に固定され、染料は昇華
して皮革内へ浸透する。 【効果】 多色を用いた精巧な印刷、例えば徐々に色が
変化する「ぼかし」印刷等が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面に印刷模様を有す
る表皮からなる球技用ボールに関する。
【0002】
【従来の技術】サッカーボール、バレーボール、バスケ
ットボール、ハンドボール等表面が激しく磨耗する球技
用ボールにあっては、その表面に印刷された模様を長期
間維持するために、様々な方法が提案されている。例え
ば、実公平5-10834 号公報には、ポリウレタン等の接着
剤層に顔料と染料を併含させて樹脂層を形成し、これを
剥離層を介してベースフィルムに載せ、ベースフィルム
を皮革表面に重ねて、所定の形状を有する金型を加熱し
て押圧し、樹脂層を皮革表面へ転写する方法が開示され
ている。転写された樹脂層のうち、顔料は皮革表面に残
り、染料は表面下の繊維組織まで浸透するのである。か
くすれば表面の顔料層が初期の段階で磨耗により取り除
かれても、その下の染料層により模様は長期間維持され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構造のボールにあ
っては、印刷が、ホットスタンピング法、即ち転写箔を
加熱された模様形状の金型で、皮革に圧力を加えて押し
当てることにより行われる。この方法では、その金型の
形状で模様が決まるため、精巧な模様を描くことができ
ないという問題がある。また顔料と染料が接着性ある樹
脂層に混合されるため、多色を使用した複雑かつ精巧な
模様の印刷例えば「ぼかし」印刷等は難しいという問題
がある。本発明は、このような問題を解決するためにな
されたもので、複雑かつ精巧な模様或いは多色の印刷を
可能にするとともに磨耗に対する優れた耐久性を有する
球技用ボールを実現したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、最外層が皮革
にて形成されるとともに、該皮革の表面に所定の模様が
印刷されてなる球技用ボールにおいて基材フィルム上に
昇華性染料を含有したインキにて、スクリーン印刷また
はオフセット印刷により上記模様が印刷されてなる転写
フィルムを、上記皮革の表面に重ねて加圧かつ加熱する
こと上により、上記皮革表面に上記模様が転写されてな
るものである。
【0005】
【作用】転写フィルムが、皮革の表面に重ねられて加圧
加熱されると、インキに含まれる顔料は皮革表面に固定
され、染料は、昇華して皮革内部に浸透する。顔料及び
染料を含むインキは、スクリーン印刷またはオフセット
印刷により基材フィルム上に印刷されるから、印刷後の
顔料層の厚さは、通常より厚く例えば球技用ボールにお
いて必要な印刷堅牢度が得られる20ミクロン程度が可能
である。
【0006】
【実施例】図1および図2において、1はサッカーボー
ルで、表皮層が複数枚の6角形及び5角形の皮革2,
2...にて構成される。ここで皮革2には、天然皮革
及び合成皮革が含まれる。3は、皮革2の表面に印刷さ
れた模様であり、文字、記号等を含む。皮革2は、表皮
層4及びその下に位置する繊維組織5よりなる。模様3
は、表皮層4に固定された顔料層6と、繊維組織5に浸
透された染料層7よりなる。8は、圧搾空気が密封され
たチューブで、球形に縫い合わされた皮革パネル内に収
納されている。このチューブ8は、ブチルゴム製中空球
形体にて形成され、図示しないバルブを介して空気が注
入される。上記構造のボールは、縫いボールと称される
が、このほか貼りボールと称されるボールもあり、これ
は球形チューブの外側に糸を巻いて補強層を形成し、さ
らにこの上に薄いゴム層を介して、複数の皮革パネルを
ゴム糊で接着したものである。
【0007】図3は、転写フィルム9を示し、基材フィ
ルム10上に、剥離層11、インキ層12、接着層13
が積層されて被着されている。剥離層11、インキ層1
2および接着層13は、所定の模様を有している。イン
キ層12は、昇華性染料、顔料及びビヒクルよりなる。
ビヒクルを構成する樹脂は、昇華性染料と親和性の小さ
い樹脂、例えばアクリル樹脂、アルキッド樹脂が使用さ
れる。顔料は、ビヒクルと親和性のあるものが使用され
る。練肉は、ボール・ミル、サンドミル或いはロールミ
ル等によりなされる。図3において、基材フィルム1
0、剥離層11、インキ層12及び接着層13は、説明
の必要上厚さを誇張して描いているが、実際には基材フ
ィルム10の厚さは、約250 ミクロン、剥離層11、イ
ンキ層12及び接着層13の厚さは、それぞれ約1ない
し3ミクロン,約20ミクロン,約10ミクロンであ
る。
【0008】以下にインキの処方例を示す。 例1 スクリーンインキ配合(黒色) 重量% 染料 キノフタロン系染料原末 10.00 顔料 カーボンブラック 7.00 ビヒクル 酢酸セルロース 20.00 溶剤 キシレン 40.00 ダイアセトンアルコール 18.00 イソホロン 5.00 (100.00) 例2 スクリーンインキ配合(青色) 重量% 染料 1,4 ジアミノAQ系染料原末 8.00 顔料 フタロシャニンブルー 10.00 ビヒクル アクリル樹脂 20.00 溶剤 キシレン 30.00 シクロヘキサノン 20.00 ブチルアルコール 12.00 (100.00) 例3 オフセットインキ配合(赤色) 重量% 染料 1,アミノ,4, ヒドロキシAQ系染料原末 10.00 顔料 キナクリドン レッドHR 10.00 ビヒクル 長油性アルキッド樹脂 40.00 溶剤 重合アマニ油 20.00 高沸点芳香族溶剤 15.00 ベンジルアルコール 5.00 (100.00)
【0009】基材フィルム10として、ポリエステルフ
ィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリイミドフィル
ム等の耐熱性フィルムまたはセロハン、パーチメント紙
(硫酸紙)等が適している。また剥離層11として、シ
リコン、ワックス等の剥離性樹脂が使用され、接着層1
3としてポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂等が使用
される。
【0010】基材フィルム10へのインキの印刷は、ス
クリーン印刷またはオフセット印刷によりなされる。一
般に印刷方法として、上記スクリーン印刷、オフセット
印刷のほか、グラビア印刷、フレキソ印刷等があるが、
スクリーン印刷またはオフセット印刷のみが堅牢度の高
い層の厚い印刷を可能とする。即ちスクリーン印刷で
は、顔料層6の厚さを、10ないし50ミクロン程度ま
で可能であり、またオフセット印刷では平凹版システム
即ち一定深さエッチングした凹みにインキを印刷する方
法では約10ミクロン程度まで可能である。これに対
し、グラビア印刷及びフレキソ印刷では、5ないし6ミ
クロンまでであり、強い摩擦力が加わると短時間の内に
容易に削り取られてしまう。それ故スクリーン印刷また
はオフセット印刷による印刷のみが、最も堅牢度が高く
球技用ボールの印刷に最適なのである。
【0011】図4に示すように、皮革2が平坦な基板1
4上に載置され、これに上記構成の転写フィルム9が、
皮革表面にその接着層13(図3)が接触するよう重ね
合わされ、基材フィルム10上面から金属製熱板15が
押し当てられる。この熱板15の加圧圧力は、約10kg/c
m2ないし約1,000kg/cm2の範囲が適している。圧力がこ
の範囲より小さいと、顔料の固定性及び染料の浸透性が
悪く、またこの範囲より大きいと、皮革が押しつぶさ
れ、薄くかつ硬くなるおそれがあるからである。また熱
板の温度は、80℃ないし 150℃の範囲で使用される。温
度が、この範囲より低いと、染料の昇華性が悪くなり、
浸透性が低下し、他方この範囲より高いと皮革が熱によ
る劣化をうけるおそれがあるからである。また転写印刷
に要する時間即ち加熱加圧時間は、皮革の材質、インク
層の厚さによって異なるが、一般的に3ないし5秒であ
る。
【0012 】
【発明の効果】本発明にに係る球技用ボールは、昇華性
染料および顔料を含有させたインキを使用し、スクリー
ン印刷またはオフセット印刷により基材フィルムに所定
の模様を印刷した転写フィルムを、皮革に熱転写するこ
とにより、印刷したものであるから、染料は皮革内部に
深く浸透しており、また顔料層も厚くかつ強固に皮革表
面に固定されている。それ故皮革表面が磨耗されても、
その模様を長期間安定に維持することができる。
【0012】本発明によれば、フィルム基材への印刷が
スクリーン印刷またはオフセット印刷によりなされるか
ら多色を使用した複雑かつ精巧な模様を容易に得ること
ができ、色彩豊かな球技用ボールを実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】転写フィルムの斜視図である。
【図4】同実施例における印刷を説明するための断面図
である。
【符号の説明】
1………サッカーボール 2………皮革 3………模様 4………表皮層 5………繊維組織 6………顔料層 7………染料層 8………チューブ 9………転写フィルム 10………基材フィルム 11………剥離層 12………インキ層 13………接着層 14………基板 15………熱板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最外層が皮革にて形成されるとともに、
    該皮革の表面に所定の模様が印刷されてなる球技用ボー
    ルにおいて、基材フィルム上に昇華性染料及び顔料を含
    有したインキにて、スクリーン印刷またはオフセット印
    刷により上記模様が印刷されてなる転写フィルムを、上
    記皮革の表面に重ねて加圧かつ加熱することにより、上
    記皮革表面に上記模様が転写されてなることを特徴とす
    る球技用ボール
JP3435095A 1995-01-30 1995-01-30 球技用ボール Pending JPH08196662A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3435095A JPH08196662A (ja) 1995-01-30 1995-01-30 球技用ボール

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JPH08196662A true JPH08196662A (ja) 1996-08-06

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002066729A1 (en) * 2001-02-16 2002-08-29 Vizcom21 Co. A transcribed leatherette for ball
JP2011016298A (ja) * 2009-07-09 2011-01-27 Sanwa Screen Meiban:Kk 装飾体
US8529386B2 (en) 2009-04-03 2013-09-10 Adidas Ag Ball
WO2016068310A1 (ja) * 2014-10-30 2016-05-06 タチカラホールディングス株式会社 バスケットボール及びその製造方法

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US8529386B2 (en) 2009-04-03 2013-09-10 Adidas Ag Ball
JP2011016298A (ja) * 2009-07-09 2011-01-27 Sanwa Screen Meiban:Kk 装飾体
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