JPH08197176A - 缶シーマのシーミングロール調整装置 - Google Patents

缶シーマのシーミングロール調整装置

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JPH08197176A
JPH08197176A JP957595A JP957595A JPH08197176A JP H08197176 A JPH08197176 A JP H08197176A JP 957595 A JP957595 A JP 957595A JP 957595 A JP957595 A JP 957595A JP H08197176 A JPH08197176 A JP H08197176A
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資広 水野
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勝則 田代
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シーミングロールとシーミングチャックとの
距離調整を容易に行うことができる缶シーマのシーミン
グロール調整装置を提供する。 【構成】 垂直の主軸を中心とする等距離円周上を、等
ピッチに複数の缶巻締め装置を配設し、巻締め装置は、
缶筒を上昇させる缶台と、上部より缶蓋を支えるシーミ
ングチャックとシーミングカムにより揺動するシーミン
グロールによって巻締めされ、次の工程に送りだされる
様にした缶シーマにおいて、シーミングカム42を水平
方向に微移動することにより、複数のシーミングロール
とシーミングチャック間の距離調整を一括して行うよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は缶充填ラインにおける缶
シーマのシーミングロール調整装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4〜図7は、従来技術の缶シーマのシ
ーミングチャックとシーミングロールの構造を示したも
のであり、図4は一般的なロータリーシーマの巻締め機
構の側面断面図、図5はシーミングロールの側面図、図
6はシーミングロールの断面図、図7はシーミングロー
ル距離調整装置の俯瞰図を示しており、図中11は第1
シーミングロール、12は第2シーミングロール、13
はシーミングチャックである。また14はシーミングレ
バーで、シーミングロール軸15にスプライン(又はセ
レーション)15aを介して挿入され、同軸15と一体
回転出来るように固定されており、またシーミングレバ
ー14には軸16が固定されている。そしてシーミング
ロール11,12は、ねじ17により軸16に固定され
たベアリング18を介して回転自由に同軸16の中心に
吊りさげられている。一方シーミングチャック13は、
ロータリフレーム19にベアリング20を介して回転自
在に支持された回転筒21の下端に、スプライン(又は
セレーション)22を介して装着されて、同回転筒21
と一体に回転するようになっている。27は連結ブラケ
ットで、シーミングレバー14とシーミングチャック1
3を一体に連結している。即ち、同ブラケット27は、
シーミングチャック13とは外周に設けた鍔28を介し
て連結されており、同リング29は連結ブラケット27
に係合するロックナット30により回転自在に固定され
ている。また31はシーミングチャック13を回転筒2
1に上下方向に位置決めするためのボルトである。
【0003】缶巻締めに際しては、通常シーミングチャ
ック13に対して缶は押し上げる力が作用し、シーミン
グロール11,12にも缶巻締めの動作中は缶蓋を押す
ときの反力が作用して上方に押される。またシーミング
レバー14がシーミングロール軸15から抜け落ちるの
を防止するために、シーミングレバー14に取付けられ
た軸37を中心に回転するカム35が設けてあり、図示
されてない軸37の回転レバーを回すことにより、カム
35がシーミングロール軸15に設けられた切欠き溝に
入ってストッパとなる。
【0004】一方シーミングチャック13の上端は、回
転筒21のフランジに当たり、同回転筒21はシーマ本
体に対しベアリング20により上下方向を強固に支えら
れている。シーミングロール軸15は図4に示すよう
に、カムレバー39を介して圧縮ばね43により上方に
押し上げられているので、シーミングロール11,12
を支えているシーミングレバー14はシーミングロール
軸15に固定されているときはその上端はロータリフレ
ーム19に取付けられた座板38に当たっている。また
カムレバー39とロータリフレーム19の間には隙間が
できる。以上によりシーミングチャック13とシーミン
グロール11,12の上下位置を確保することができ
る。41はカムフロワー、45はシーマ本体フレーム、
42はシーミングロールを揺動するシーミングカムでボ
ルト46で固定されている。70はシーミングカム42
の溝であり、図2の如く巻締め動作に対応したカム溝軌
跡が形成されていることからロータリフレーム19が回
転すると、カム溝70とカムフロワー41の作用によっ
てシーミングロール軸15が回り、それによりシーミン
グレバー14がシーミングロール軸15のまわりを揺動
し、シーミングロール11,12が交互に巻締め操作を
行う。
【0005】次にシーミングロール11,12の調整作
用について説明する。缶筒(缶蓋)の板厚が変わること
又はシーミングロール11,12、シーミングチャック
13の摩耗等により、シーミングチャック13と、シー
ミングロール11,12の揺動時の距離(間隔)を調整
する必要がある時には、缶無し状態において缶シーマを
回し、作業し易い位置にシーミングロール11,12を
移動する。ここではロール軸16はシーミングロール1
1,12の回転中心に対し偏心しており、又ウオーム歯
車形状16aとなっており、そのウオーム歯車形状16
aにアジャストボルト50のウオーム部50aが噛み合
っており、同ボルト50の片端50bにはネジが切って
ありナット51が取付けてあると共に、同ボルト50の
片端は頭付形状60となっている。更にシーミングレバ
ー14のアジャストボルト50取り付穴の途中にはスリ
ット63が形成されておりアジャストボルト50とナッ
ト51の締めつけにより、ロール軸16とシーミングレ
バー14が固定される。従ってアジャストボルト50を
回転しないようにしながらナット51を緩め、アジャス
トボルト50を回転させることにより、ウオーム部50
aとそれに噛み合っているウオーム歯16aによりロー
ル軸16が回転し、同ロール軸16が偏心しているた
め、シーミングロール11,12とシーミングチャック
13間の距離が変わる。このようにして距離を調整した
あと、アジャストボルト50を回転しないようにしなが
らナット51を締め上げ固定する。この調整操作をシー
ミングロール11,12と交互にそして垂直の主軸を中
心とする円周上に、等ピッチ配設されている複数の缶巻
締め装置を全数調整操作して、シーミングチャック13
と、シーミングロール11,12の揺動時の最接近距離
の調整設定が終わる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の缶シーマに
おけるシーミングチャックとシーミングロールの距離調
整は、シーミングレバー14に装着されているアジャス
トボルト50の回転によってロール軸16とシーミング
ロール11,12との関係位置が変わり、シーミングチ
ャックとシーミングロールの距離を調整設定する方式を
取っているが、このような構造では缶筒(缶蓋)の板厚
が変更される時の、シーミングチャックとシーミングロ
ールの距離調整するのに多くの人手と時間を必要とす
る。その理由を説明すると、シーミングチャックは高速
で自転すると同時に、シーミングロールを伴って円周上
を高速に移動回転しており、若しシーミングチャックと
シーミングロールの距離(間隔)が決まった許容値より
少しでもずれたときには巻締め不良を起こす。このため
缶筒と缶蓋の巻締め工程においては、缶蓋を抑えている
シーミングチャックと、巻締めを行うシーミングロール
との距離(間隔)は高い精度を必要とする。しかし従来
技術のシーミングロールの取付け構造では巻締め装置毎
に作業のやりやすい所へ移動し、距離調整をいちいちシ
ーミングロールをアジャストボルトとの回転によって個
々に調整しなければならず、又調整不良の箇所が出る可
能性が多く従って多くの人手と時間を要するなどの問題
があった。そこで本発明は、シーミングロールとシーミ
ングチャックとの距離は巻締め最終時での距離が最も重
要であり、前段階での距離は若干大きくても問題がない
という発見に基づき、上部フレームに固定されているシ
ーミングカムを水平移動することにより、シーミングロ
ールとシーミングチャックとの距離調整可能とし、前記
従来の問題を解決しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、垂直
の主軸を中心とする等距離円周上を、等ピッチに複数の
缶巻締め装置を配設し、巻締め装置は、缶筒を上昇させ
る缶台と、上部より缶蓋を支えるシーミングチャックと
シーミングカムにより揺動するシーミングロールによっ
て巻締めされ、次の工程に送りだされる様にした缶シー
マにおいて、シーミングカムを水平方向に微移動するこ
とにより、複数のシーミングロールとシーミングチャッ
ク間の距離調整を一括して行うべく構成してなるもので
あり、また前記シーミングカムの水平移動は、シーミン
グカムの一部を分離すると共に、その分離シーミングカ
ムを水平移動することにより行うものであり、さらに前
記シーミングカムの水平移動は、シーミングカムに設け
た回転中心ピンと同ピンの回りにシーミングカムを微少
量回転する手段とからなるもので、これを課題解決のた
めの手段とするものである。
【0008】
【作用】シーマ本体フレームに対し、シーミングカムを
シーミングチャックとシーミングロール間の必要調整距
離にあわせて水平移動することにより、缶巻締め装置が
主軸回りを回転を伴うシーミングカムによるシーミング
ロール揺動の中心が変化する。従ってシーミングロール
とシーミングチャック間の距離が変更調整され個々の缶
巻締め装置を調整することなく、一括して複数のシーミ
ングロールとシーミングチャック間距離が変更されるこ
ととなる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図1〜図3によって説
明する。なお、従来技術の項との共通部分は説明を省略
し、相違する点についてのみ説明する。
【0010】第1実施例は、サーボモータ61の正逆回
転によりカムを水平移動することにより、シーミングロ
ール11,12の揺動位置を変更しシーミングチャック
13とシーミングロール11,12の距離を調整する装
置であり図1〜図3によって説明する。図1はシーミン
グカム移動装置の全体斜視図、図3は巻締め装置関係の
斜視図である。先ず構造について説明すると、シーミン
グカム42を缶の巻締め性能で特に重要であるシーミン
グロール11,12とシーミングチャック13による巻
締め最終時部分に対応する移動カム42Aと固定カム4
2Bに分割する。移動カム42Aに2本のガイドシャフ
ト67、中央にスライド軸66を嵌入し両端を軸受け1
70で保持し、スライド軸66の端部にギヤー64を固
定し、軸受け69で保持された縦軸65の下端にギヤー
64a、上端にウオームホイール63を固定、ウオーム
軸62の両側を軸受け68a,68bで保持し、ウオー
ム軸62の片端にはサーボモータ61を連結する。また
70aが移動カム42Aのカム溝とする。
【0011】次に前記のように構成された調整装置の作
用について説明する。サーボモータ61を制御装置によ
って作動させ、前記ウオーム62を正逆回転させウオー
ムギヤー63、縦軸65、ギヤー64a,64を介し
て、スライド軸66を正逆回転させることにより、移動
カム42Aが水平方向に移動する。この移動カム42A
が水平移動することにより、移動カム42Aのカム溝7
0aの軌跡に沿って移動する図3のカムフロワー41の
中心位置がかわり、シーミングロール軸15が回転、シ
ーミングレバー14の揺動位置が変わることにより、同
シーミングレバー14と、シーミングチャック13との
距離(間隔)の調整を可能とするものである。このよう
な調整機構により、従来の方式に比較して容易にしか
も、複数の缶巻締め装置のシーミングレバー14とシー
ミングチャック13の距離(間隔)を一括して調整でき
る。又本実施例ではサーボモータ61を駆動源とした
が、手動でも行えることが言うまでもない。前記した移
動カムの個数は、巻締め動作に対応して設定されるもの
で、通常の2段階巻締めでは、2個の移動カムが設けら
れる。
【0012】第2実施例は、カム一体構造としカムの一
点を支点として、その支点を中心とした移動調整装置を
回転することにより水平移動し、シーミングロールの揺
動位置を変更しシーミングチャックとの距離を調整する
ものであり図2、図3によってシーミングロールを説明
する。図2は、カム移動装置の全体斜視図で、図3はカ
ム移送による缶シーマの巻締め装置関係の斜視図であ
る。シーミングカム42を缶の巻締め性能にとって特に
重要であるシーミングロール11,12とシーミングチ
ャック13による巻締め最終時に対応する位置に移動さ
せるために、シーミングカム42の移動必要箇所の90
度手前に支点軸71を設け、支点軸71の反対側に突起
42cを設ける。またシーマ本体フレーム45(図4)
に指示しないボルトによって保持した支点軸71の反対
側に調整板72を2個設け、調整板72のねじ穴にアジ
ャストボルト73を嵌入し、同アジャストボルト73の
回転によってシーミングカム42を水平方向に移動でき
るようになっている。
【0013】この実施例の作用を説明すると、シーミン
グロール11,12揺動位置を変更してシーミングチャ
ック13との距離を変更する必要がある時には、アジャ
ストボルト73を回転し突起42cを押し、それにより
シーミングロール11,12とシーミングチャック13
による、巻締め最終時に対応するシーミングカム42の
カム溝70の軌跡位置を基準に考え、シーミングカム4
2の移動が可能となる。それ以降は第1実施例と同様で
あり説明を省略する。このような調整機構により、シー
ミングロールとシーミングチャックとの距離を従来の方
式に比較して容易に調整でき、調整時間の短縮と、精度
の向上を図ることができる。本実施例ではアジャストボ
ルト73の回転を手動としたが、サーボモータ等により
自動的に行うことができるのは言うまでもない。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明によれ
ば、従来複数のシーミングロールをアジャストボルトに
より、個々に調整設定を繰り返して実施していた調整方
法に比較して、シーミングチャックとシーミングロール
の距離(間隔)を1ヶ所で調整設定することができるた
め、作業が容易になる。さらにサーボモータ使用によれ
ば自動でシーミングロール揺動位置の調整ができ、シー
ミングロールとシーミングチャック間の距離が調整でき
るので、大幅に人手と時間の節約ができる等の優れた効
果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るシーミングカム移動
装置の斜視図である。
【図2】本発明の第2実施例に係るシーミングカム移動
装置の斜視図である。
【図3】本発明の実施例に係る缶シーマの巻締め装置関
係の斜視図である。
【図4】缶シーマの巻締め装置の側面断面図である。
【図5】シーミングロールの側面図である。
【図6】従来のシーミングロール調整装置断面図であ
る。
【図7】従来のシーミングロールの俯瞰図である。
【符号の説明】
7 主軸 8 缶 9 缶台 11,12 シーミングロール 13 シーミングチャック 14 シーミングレバー 15 シーミングロール軸 15a スプライン 16 軸 42 シーミングカム 42A 移動カム 42B 固定カム 61 原動機(サーボモータ) 62 ウオーム軸 63 ウオームホイール 64 ギヤー 66 スライド軸 67 ガイドシャフト 71 支点軸 73 調整軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 英夫 静岡県駿東郡小山町菅沼1500番地 三菱マ テリアル株式会社アルミ缶開発センター内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直の主軸を中心とする等距離円周上
    を、等ピッチに複数の缶巻締め装置を配設し、巻締め装
    置は、缶筒を上昇させる缶台と、上部より缶蓋を支える
    シーミングチャックとシーミングカムにより揺動するシ
    ーミングロールによって巻締めされ、次の工程に送りだ
    される様にした缶シーマにおいて、シーミングカムを水
    平方向に微移動することにより、複数のシーミングロー
    ルとシーミングチャック間の距離調整を一括して行うべ
    く構成したことを特徴とする、缶シーマのシーミングロ
    ール調整装置。
  2. 【請求項2】 前記シーミングカムの水平移動は、シー
    ミングカムの一部を分離すると共に、その分離シーミン
    グカムを水平移動することにより行うことを特徴とする
    請求項1記載の缶シーマのシーミングロール調整装置。
  3. 【請求項3】 前記シーミングカムの水平移動は、シー
    ミングカムに設けた回転中心ピンと同ピンの回りにシー
    ミングカムを微少量回転する手段とからなることを特徴
    とする請求項1記載の缶シーマのシーミングロール調整
    装置。
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