JPH08198163A - 自動二輪車におけるラジエター通過風の通路構造 - Google Patents

自動二輪車におけるラジエター通過風の通路構造

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JPH08198163A
JPH08198163A JP7010550A JP1055095A JPH08198163A JP H08198163 A JPH08198163 A JP H08198163A JP 7010550 A JP7010550 A JP 7010550A JP 1055095 A JP1055095 A JP 1055095A JP H08198163 A JPH08198163 A JP H08198163A
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JP
Japan
Prior art keywords
radiator
tail cowl
cowl
motorcycle
tail
Prior art date
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Pending
Application number
JP7010550A
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English (en)
Inventor
Atsushi Yamano
敦 山野
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動二輪車において、車両の後方に層流を形
成して走行時の空気抵抗を低減し、しかもラジエターの
通過風量を増加させてラジエターの冷却性能を向上させ
る。 【構成】 自動二輪車20において、ラジエター12と
テールカウル14の前端との間には、ラジエター通過風
をテールカウル14の前端に導く左右一対のダクト部1
6a,16aおよび蛇腹状の左右一対のホース部16
b,16bが設けられ、テールカウル14には、その前
後両端で開口してホース部16b,16bの後端部に接
続され、かつ、ラジエター通過風をテールカウル14の
後端開口14bから車両後方に向けて排出する空洞部1
8が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動二輪車におけるラ
ジエター通過風の通路構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動二輪車においては、走行時の
向かい風に対する空気力学が重要視されている。具体的
には、走行風を整流させるような所定形状のカウルを車
体に装着するようにしたりヘルメットの外面形状を工夫
するなどして、走行時の空気抵抗の低減を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示すように、従来の自動二輪車においては次のような問
題点が生じていた。すなわち、走行時における車両の上
層の気流F3は、フロントカウルaをかすめて上昇した
後、ヘルメット、運転者の背中、およびテールカウルb
後部の上面b1に沿って流れるが、テールカウルbの後
縁付近で当該気流F3が離れると、この剥離に伴って逆
流が生じ、テールカウルbの後方には渦を伴う負圧の乱
流が発生してしまう。このため車両後部での空気抵抗が
大きくなるという問題が生じていた。
【0004】一方、下層の気流にあっては、その一部が
エンジンcの前方に配設されたラジエターdを通過する
が、この通過風は車両後方に向けてそのまま排出されて
おり、前記上層の気流F3を整流させるような気流とは
なりにくい。また、ラジエターの通過風量も走行風の速
度やラジエターdの前面の面積に依存しており、ラジエ
ター空気の排出を効率よく行う手段は設けられていな
い。
【0005】本発明は、前記従来の自動二輪車の問題点
に鑑みてなされたものであって、車両の後方に層流を形
成するようにして走行時の空気抵抗を低減し、しかもラ
ジエターの通過風量を増加させてラジエターの冷却性能
を向上させる、自動二輪車におけるラジエター通過風の
通路構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、次のような構成を有する。すなわち、本発
明は、前輪を操舵可能に支持するヘッドパイプと、該ヘ
ッドパイプの後方に設けられた燃料タンクと、該燃料タ
ンクの後方に配置されたシートと、該燃料タンクの下方
に配設されたエンジンと、該エンジンの前側に配置され
たラジエターと、前記シート周辺の車体後部を覆うテー
ルカウルとを備えた自動二輪車において、前記ラジエタ
ーと前記テールカウルの前端との間には、前記ラジエタ
ーを通過した通過風を前記テールカウルの前端に導く通
路が設けられ、前記テールカウルには、該テールカウル
の前後両端で開口して前記通路に連通し、かつ、前記テ
ールカウルの前端より導入したラジエター通過風を前記
テールカウルの後端開口から車両後方に向けて排出する
空洞部が形成されたことを特徴とする自動二輪車におけ
るラジエター通過風の通路構造である。
【0007】
【作用】本発明によれば、ラジエター通過風は、前記通
路によりラジエターから前記テールカウルの前端に導か
れた後、テールカウルの前記空洞部を通ってテールカウ
ルの後端開口から車両後方に排出される。したがって、
テールカウルに沿って流れる上層の気流は、前記テール
カウルの後端開口から排出された気流に合流するように
なるため、テールカウルの後方に渦を伴う負圧の乱流が
発生することがなくなる。
【0008】また、負圧が発生するテールカウルの後方
にラジエター通過風が排出されることから、ラジエター
通過風が当該負圧によって前記空洞部から外部に吸い出
されるようになるため、ラジエター通過風量が従来に比
べて増加する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。本実施例は、単気筒エンジンを有するロードレ
ーサータイプの自動二輪車に本発明を適用したものであ
る。図1は、本実施例に係る自動二輪車の側面図であ
る。図2は、本実施例に係る自動二輪車の平面図であっ
て、燃料タンクを外した状態を示すものである。図3
は、図2におけるIII−III断面図である。図4は、図1
におけるIV−IV断面図である。図5は、図1におけるV
−V断面図である。
【0010】本実施例に係る自動二輪車20は、図1お
よび図2に示すように、前輪2を操舵可能に支持するヘ
ッドパイプ4と、ヘッドパイプ4の後方に設けられた燃
料タンク6と、燃料タンク6の後方に配置されたシート
8と、燃料タンク6の下方に配設されたエンジン10
と、エンジン10の前側に配置されたラジエター12
と、シート8の後側に上面14aを有してシート8周辺
の車体後部を覆うテールカウル14とを備えたものであ
る。
【0011】また、自動二輪車20におけるラジエター
通過風の通路構造は、次のように構成されている。すな
わち、ラジエター12とテールカウル14の前端との間
には、ラジエター12を通過した通過風をテールカウル
14の前端に導く通路16,16が設けられ、テールカ
ウル14には、その前後両端で開口して通路16,16
に連通し、かつ、テールカウル14の前端より導入した
ラジエター通過風をテールカウル14の後端開口14b
から車両後方に向けて排出する空洞部18が形成されて
いる。
【0012】以下、本実施例の各部の構成を詳細に説明
する。ヘッドパイプ4は、上下一対のブラケット22
u,22dおよび左右一対のフロントフォーク24,2
4を介して、前輪2を操舵可能に支持する。また、燃料
タンク6は、ヘッドパイプ4の左右両側面に溶着されて
後下方に向けて延びる左右一対のメインフレーム26,
26に載置固定されている。さらにメインフレーム2
6,26それぞれの後部からは、左右一対のシートレー
ル28,28が後方に延びており、テールカウル14を
支持している。なお、この自動二輪車20には、ヘッド
パイプ4の前方および車体前部の左右両側を覆うフロン
トカウル30が装着されている。
【0013】エンジン10は、燃料タンク6の略直下に
位置していて、やや前傾したシリンダー10aを前部に
有する。ラジエター12は、このシリンダー10aの前
方であってヘッドパイプ4のやや後ろ下方に設けられて
おり、シリンダー10aの前傾角度と略同じ角度で前傾
している。ラジエター12は、車両正面視で車幅方向に
長い略長方形形状を呈し、前面から走行風を取り込んで
通過させ、当該通過する空気に内部を流れる冷却水の熱
を伝達させるものであり、該冷却水がシリンダー10a
内部とラジエター12とを循環することで、シリンダー
10aが所望の状態に冷却される。
【0014】テールカウル14は、車体後部の左右両
側、および、シート8後方の車体上方を覆うカバー体で
あって、横断面形状が概略逆U字形を呈し、かつ、合成
樹脂成形品で構成されたものである。テールカウル14
後部の上面14aは、シート8が載置される前部よりも
高い位置にあり、丁度運転者の腰付近から略水平に形成
された平滑面である。
【0015】また、このテールカウル14は、内側部材
14cと外側部材14dとからなる中空二重構造に構成
されており、図4に示すようにシート8が載置された前
部では左右両側部それぞれに空洞18a,18aが形成
される一方、図5に示すように後部では逆U字形の横断
面全体に亙って中空に形成されるように構成されてい
る。したがって、空洞部18は、その前部左右の空洞1
8a,18aが後部において合流するような、平面視で
略Y字状の流路として形成されている。なお、本実施例
では、テールカウル14を中空に形成するために内側部
材14cと外側部材14dとからなる二重構造に構成し
たが、本発明はこれに限定されず、テールカウル14と
して、ブロー成形あるいは回転成形等により中空構造に
成形された単体の合成樹脂成形品を採用してもよい。
【0016】前記通路16,16は、図1および図2に
示すように、前端開口がラジエター12に接続され、か
つ、横断面形状が略U字形状の袋状を呈する左右一対の
ダクト部16a,16aと、この左右一対のダクト部1
6a,16aの後端と空洞18a,18aの前端開口と
の間に介在した左右一対の蛇腹状のホース部16b,1
6bとから主に構成されている。
【0017】ダクト部16a,16aは、図2および図
3に示すように、シリンダー10aを挟んで左右に独立
して設けられており、ラジエター12の後面からメイン
フレーム26,26の内側を通ってエンジン10の後部
上方まで、後方に行くに従いその通路面積が漸減するよ
うな通路である。また、この左右のダクト部16a,1
6aの前端開口縁それぞれは、ラジエター12後面の左
右半分を包囲するようにラジエター12に接続されると
同時に、ダクト部16a,16aとラジエター12との
接合部は、スポンジ等のシール部材16a1で目張りさ
れている。これによりラジエター12を通過した略全て
の空気が左右のダクト部16a,16aのいずれかに導
かれるようになっている。
【0018】以上のような構成を有する本実施例によれ
ば、図1に示すように、車両における下層の気流の一部
が、ラジエター12の前面からラジエター12に取り込
まれる。そして、ラジエター12の後面から出た通過風
は、図2に示すように、左右いずれかのダクト部16
a,16aに振り分けられた後、ダクト部16a,16
aおよびホース部16b,16bによって、シリンダー
10aの左右両側をそれぞれ独立した通路でテールカウ
ル14前端の左右に導かれる。そして、この左右の通路
16,16を流れるラジエター通過風は、各々さらに空
洞18a,18aを通ってテールカウル14後部で合流
した後、テールカウル14の後端開口14bから車両後
方に向けて外部に排出されて気流F1となる。
【0019】一方、上層の気流F2は、図1に示すよう
に、従来と同様にフロントカウル30の前面、運転者の
ヘルメット、運転者の背中、およびテールカウル14の
上面14aに沿って流れるが、本実施例では、この上層
の気流F2がテールカウル14の後端開口14bからの
前記気流F1に合流するようになるため、テールカウル
14の後方に渦を伴う負圧の乱流が発生することがなく
なる。よって、テールカウル14の後方に層流が形成さ
れるようになるため、走行時の空気抵抗が低減する。
【0020】また、本実施例では、流速の大きな上層の
気流F2により、テールカウル14の後方には負圧が発
生し、この負圧発生部にラジエター通過風が排出される
ので、ラジエター通過風が当該負圧により空洞部18か
ら外部に吸い出されるようになる。これにより、当該吸
い出し作用に伴ってラジエター通過風量が増加し、ラジ
エター12の冷却性能がより向上する。
【0021】また、本実施例では、ダクト部16a,1
6aと空洞18a,18aとの間に蛇腹状のホース部1
6b,16bを介在させるようにしたので、走行時にお
けるダクト部16aあるいはテールカウル14の振動が
ホース部16b,16bの変形量として吸収されるよう
になり、通路16における接合部分の破損を防止するこ
ともできる。
【0022】なお、本実施例は、本発明の好適な実施の
態様であり、本発明の技術的範囲はこの実施例に限定さ
れない。
【0023】
【発明の効果】以上の説明の通り、本発明によれば、車
両の後方に層流を形成して走行時の空気抵抗を低減する
ことができる。また、ラジエターの通過風量を増加させ
てラジエターの冷却性能を向上させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る自動二輪車の側面図である。
【図2】本実施例に係る自動二輪車の平面図であって、
燃料タンクを外した状態を示すものである。
【図3】図2におけるIII−III断面図である。
【図4】図1におけるIV−IV断面図である。
【図5】図1におけるV−V断面図である。
【図6】従来例に係る自動二輪車の側面図である。
【符号の説明】
2 前輪 4 ヘッドパイプ 6 燃料タンク 8 シート 10 エンジン 12 ラジエター 14 テールカウル 14b テールカウルの後端開口 16 通路 16a ダクト部 16b ホース部 18 空洞部 20 自動二輪車

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪を操舵可能に支持するヘッドパイプ
    と、該ヘッドパイプの後方に設けられた燃料タンクと、
    該燃料タンクの後方に配置されたシートと、該燃料タン
    クの下方に配設されたエンジンと、該エンジンの前側に
    配置されたラジエターと、前記シート周辺の車体後部を
    覆うテールカウルとを備えた自動二輪車において、 前記ラジエターと前記テールカウルの前端との間には、
    前記ラジエターを通過した通過風を前記テールカウルの
    前端に導く通路が設けられ、 前記テールカウルには、該テールカウルの前後両端で開
    口して前記通路に連通し、かつ、前記テールカウルの前
    端より導入したラジエター通過風を前記テールカウルの
    後端開口から車両後方に向けて排出する空洞部が形成さ
    れたことを特徴とする自動二輪車におけるラジエター通
    過風の通路構造。
JP7010550A 1995-01-26 1995-01-26 自動二輪車におけるラジエター通過風の通路構造 Pending JPH08198163A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008074201A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Suzuki Motor Corp 燃料電池搭載の小型電動車両
DE102010014571A1 (de) * 2010-04-10 2011-10-13 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Fahrzeug, insbesondere Motorrad

Cited By (3)

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