JPH08199089A - 粉体塗料 - Google Patents
粉体塗料Info
- Publication number
- JPH08199089A JPH08199089A JP7027759A JP2775995A JPH08199089A JP H08199089 A JPH08199089 A JP H08199089A JP 7027759 A JP7027759 A JP 7027759A JP 2775995 A JP2775995 A JP 2775995A JP H08199089 A JPH08199089 A JP H08199089A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder coating
- fine particles
- inorganic fine
- coating material
- silver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、焼き付け後の塗面が良好な
抗菌作用を示し、良好なレベリング性を達成した粉体塗
料を提供するものである。 【構成】 少なくとも樹脂、無機微粒子よりなる粉体塗
料であって、前記無機微粒子が銀、亜鉛、銅あるいは銀
錯体から選択された成分を含有することを特徴とする粉
体塗料である。
抗菌作用を示し、良好なレベリング性を達成した粉体塗
料を提供するものである。 【構成】 少なくとも樹脂、無機微粒子よりなる粉体塗
料であって、前記無機微粒子が銀、亜鉛、銅あるいは銀
錯体から選択された成分を含有することを特徴とする粉
体塗料である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗菌性を有し薄膜塗装
に適した粉体塗料に関する。
に適した粉体塗料に関する。
【0002】
【従来の技術】最近MRSA(メチシリンに薬剤耐性を
有する黄色ブドウ球菌)等による病院における院内感染
が問題になってきている。また、病院内だけではなく、
不特定多数が利用する施設や機器についても衛生上の問
題から抗菌性物質の応用が求められている。一方、粉体
塗料は、溶剤型塗料に比べ揮発分、臭気とも少なく、公
害対策および環境規制の面で非常に有益であることは周
知であり、現在では産業界の各種用途に展開が図られて
いる。そこで、抗菌性を有する粉体塗料を使用すること
によって、塗装後の材料に抗菌性を付与することが考え
られたが、粉体塗料の場合は焼付けて皮膜を形成する時
に150〜200℃まで加熱されるため、一般的な有機
系の抗菌剤では機能が低下してしまい、使用できなかっ
た。また、粉体塗料の市場ニーズとしてはレベリング性
の向上、塗膜の薄膜化による作業効率の向上とトータル
コストダウン等が要望されており、溶剤型塗料並の30
〜60μm程度の膜厚が望まれている。しかし、従来一
般的用途として上市されている粉体塗料は、平均粒子径
が30μm前後であり、良好な塗面を得るためには塗料
粒子が2〜3層必要であることから、焼付け後の塗膜の
厚さを60μm以上にする必要があった。
有する黄色ブドウ球菌)等による病院における院内感染
が問題になってきている。また、病院内だけではなく、
不特定多数が利用する施設や機器についても衛生上の問
題から抗菌性物質の応用が求められている。一方、粉体
塗料は、溶剤型塗料に比べ揮発分、臭気とも少なく、公
害対策および環境規制の面で非常に有益であることは周
知であり、現在では産業界の各種用途に展開が図られて
いる。そこで、抗菌性を有する粉体塗料を使用すること
によって、塗装後の材料に抗菌性を付与することが考え
られたが、粉体塗料の場合は焼付けて皮膜を形成する時
に150〜200℃まで加熱されるため、一般的な有機
系の抗菌剤では機能が低下してしまい、使用できなかっ
た。また、粉体塗料の市場ニーズとしてはレベリング性
の向上、塗膜の薄膜化による作業効率の向上とトータル
コストダウン等が要望されており、溶剤型塗料並の30
〜60μm程度の膜厚が望まれている。しかし、従来一
般的用途として上市されている粉体塗料は、平均粒子径
が30μm前後であり、良好な塗面を得るためには塗料
粒子が2〜3層必要であることから、焼付け後の塗膜の
厚さを60μm以上にする必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上記の
問題を改善し、十分な抗菌性を有し、塗膜の薄膜化を可
能とした粉体塗料を提供することにある。
問題を改善し、十分な抗菌性を有し、塗膜の薄膜化を可
能とした粉体塗料を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも樹
脂、無機微粒子よりなる粉体塗料であって、前記無機微
粒子が銀、亜鉛、銅あるいは銀錯体から選択された成分
を含有することを特徴とする粉体塗料である。
脂、無機微粒子よりなる粉体塗料であって、前記無機微
粒子が銀、亜鉛、銅あるいは銀錯体から選択された成分
を含有することを特徴とする粉体塗料である。
【0005】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
粉体塗料は銀、銅、亜鉛あるいは銀錯体から選択された
成分を無機粒子中に含有せしめた無機微粒子、すなわち
抗菌性無機微粒子を使用する。この無機粒子は無数の微
細孔を有するものが好ましく、この微細孔内に銀、銅、
亜鉛あるいは銀錯体を閉じこめた構造になっている。微
細孔を有する無機粒子としては、多孔質シリカ微粒子や
ゼオライトなど、吸着剤として使用されている無機粒子
が好適に使用される。本発明で使用される無機微粒子
(抗菌性無機微粒子)は、例えば松下電気産業社製の商
品名;「アメニトップ」およびシナネンゼオミック社製
の商品名;「ゼオミック」として上市されているものが
適用できる。前者は、チオスルファト銀錯塩(マイナス
銀イオン)をシリカゲルに担持し、その表面をシリカゲ
ルでコーティングしたものであり、銀錯塩は2〜3%含
有されている。一方後者は、主としアルカリまたはアル
カリ土類金属のアルミノ珪酸塩から構成されるゼオライ
トに、銀、亜鉛、銅等の抗菌性金属を骨格構造内に取り
込んだ微粉末状の抗菌剤である。このように、内部に
銀、亜鉛、銅あるいは銀錯体から選択された抗菌性金属
の成分を閉じこめた無機微粒子の抗菌作用のメカニズム
についてはまだよく分かっていないが、微量の銀、亜
鉛、銅または銀錯体が菌体の酵素阻害、細胞膜の物質移
動阻害、呼吸代謝系阻害を引き起こしたり、あるいは
銀、銅または銀錯体が触媒として働いて2次的に発生し
た活性酸素が菌にダメージを与える、などと考えられ
る。本発明に使用される抗菌性微粒子は無機微粒子であ
るため、粉体塗料の焼付け温度である150〜200℃
程度の熱を加えても変質せず、焼付け後の塗膜に十分な
抗菌性を付与できる。
粉体塗料は銀、銅、亜鉛あるいは銀錯体から選択された
成分を無機粒子中に含有せしめた無機微粒子、すなわち
抗菌性無機微粒子を使用する。この無機粒子は無数の微
細孔を有するものが好ましく、この微細孔内に銀、銅、
亜鉛あるいは銀錯体を閉じこめた構造になっている。微
細孔を有する無機粒子としては、多孔質シリカ微粒子や
ゼオライトなど、吸着剤として使用されている無機粒子
が好適に使用される。本発明で使用される無機微粒子
(抗菌性無機微粒子)は、例えば松下電気産業社製の商
品名;「アメニトップ」およびシナネンゼオミック社製
の商品名;「ゼオミック」として上市されているものが
適用できる。前者は、チオスルファト銀錯塩(マイナス
銀イオン)をシリカゲルに担持し、その表面をシリカゲ
ルでコーティングしたものであり、銀錯塩は2〜3%含
有されている。一方後者は、主としアルカリまたはアル
カリ土類金属のアルミノ珪酸塩から構成されるゼオライ
トに、銀、亜鉛、銅等の抗菌性金属を骨格構造内に取り
込んだ微粉末状の抗菌剤である。このように、内部に
銀、亜鉛、銅あるいは銀錯体から選択された抗菌性金属
の成分を閉じこめた無機微粒子の抗菌作用のメカニズム
についてはまだよく分かっていないが、微量の銀、亜
鉛、銅または銀錯体が菌体の酵素阻害、細胞膜の物質移
動阻害、呼吸代謝系阻害を引き起こしたり、あるいは
銀、銅または銀錯体が触媒として働いて2次的に発生し
た活性酸素が菌にダメージを与える、などと考えられ
る。本発明に使用される抗菌性微粒子は無機微粒子であ
るため、粉体塗料の焼付け温度である150〜200℃
程度の熱を加えても変質せず、焼付け後の塗膜に十分な
抗菌性を付与できる。
【0006】本発明の粉体塗料に使用される結着樹脂と
してはポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹
脂、フェノール樹脂、キシレン樹脂、ユリア樹脂、メラ
ミン樹脂等が使用できる。また、硬化剤としてイソシア
ネート、アミン、ポリアミド、酸無水物、ポリスルフィ
ド、三フッ化ホウ素酸、酸ジヒドラジド、イミダゾール
等を使用できる。また、本発明の粉体塗料には、アクリ
ルオリゴマー、シリコーン等の流展剤、あるいは発泡防
止剤等を適宜添加してもよい。本発明に使用される粉体
塗料は、配分する各成分を乾式混合し、熱溶融混練後、
粉砕、分級して得るか、または各成分を懸濁重合法、乳
化重合法等の重合法により得てもよい。この場合、得ら
れる粉体粒子の粒子径は、コールターカウンタTAII
型で測定される体積50%径が5〜20μmという範囲
のものが有用である。体積50%径が5μm未満の粉体
粒子はファンデルワールス力などに起因する粒子間力が
大きくなり、よって凝集しやすく、粉体としての流動性
が悪化するため粉体塗料として実用的でない。さらに、
このような小粒径の粉体粒子を一般的な溶融混練、粉砕
分級方法で製造しようとすると、粉砕分級工程で大きな
エネルギーを必要とするため、製造コストがかなり高く
なってしまう。また、体積50%径が20μmを越える
と、薄く均一な粉体付着層を被塗布面に得ることができ
ず、したがって良好な薄膜が得られない。
してはポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹
脂、フェノール樹脂、キシレン樹脂、ユリア樹脂、メラ
ミン樹脂等が使用できる。また、硬化剤としてイソシア
ネート、アミン、ポリアミド、酸無水物、ポリスルフィ
ド、三フッ化ホウ素酸、酸ジヒドラジド、イミダゾール
等を使用できる。また、本発明の粉体塗料には、アクリ
ルオリゴマー、シリコーン等の流展剤、あるいは発泡防
止剤等を適宜添加してもよい。本発明に使用される粉体
塗料は、配分する各成分を乾式混合し、熱溶融混練後、
粉砕、分級して得るか、または各成分を懸濁重合法、乳
化重合法等の重合法により得てもよい。この場合、得ら
れる粉体粒子の粒子径は、コールターカウンタTAII
型で測定される体積50%径が5〜20μmという範囲
のものが有用である。体積50%径が5μm未満の粉体
粒子はファンデルワールス力などに起因する粒子間力が
大きくなり、よって凝集しやすく、粉体としての流動性
が悪化するため粉体塗料として実用的でない。さらに、
このような小粒径の粉体粒子を一般的な溶融混練、粉砕
分級方法で製造しようとすると、粉砕分級工程で大きな
エネルギーを必要とするため、製造コストがかなり高く
なってしまう。また、体積50%径が20μmを越える
と、薄く均一な粉体付着層を被塗布面に得ることができ
ず、したがって良好な薄膜が得られない。
【0007】前記無機微粒子を粉体塗料に含有させる方
法としては、該無機微粒子を粉体塗料の粒子の内部に分
散させる、粉体塗料の粒子の表面に付着又は固着させ
る、などの方法が考えられる。粉体塗料の粒子の内部に
分散させるためには、各成分を混合する時点で抗菌性無
機微粒子を同時に混合し、その後に溶融混練、粉砕分級
などの造粒工程を行えばよい。また、粉体塗料の粒子の
表面に付着させるためには、三井三池社製のヘンシェル
ミキサー、川田製作所社製のスーパーミキサー等の高速
ミキサーにて粉体塗料と前記無機微粒子とを乾式混合す
ればよい。さらに、粉体塗料の微粒子の表面に前記無機
微粒子を固着させるためには、奈良機械製作所社製のハ
イブリダイゼーションシステム、ホソカワミクロン社製
のメカノフュージョンシステムなど、粒子表面に衝撃力
や摩擦力を付加できる装置や、日本ニューマチック工業
社製のサーフュージングスシステムなど、粒子表面に熱
を加える装置などを使用すればよい。
法としては、該無機微粒子を粉体塗料の粒子の内部に分
散させる、粉体塗料の粒子の表面に付着又は固着させ
る、などの方法が考えられる。粉体塗料の粒子の内部に
分散させるためには、各成分を混合する時点で抗菌性無
機微粒子を同時に混合し、その後に溶融混練、粉砕分級
などの造粒工程を行えばよい。また、粉体塗料の粒子の
表面に付着させるためには、三井三池社製のヘンシェル
ミキサー、川田製作所社製のスーパーミキサー等の高速
ミキサーにて粉体塗料と前記無機微粒子とを乾式混合す
ればよい。さらに、粉体塗料の微粒子の表面に前記無機
微粒子を固着させるためには、奈良機械製作所社製のハ
イブリダイゼーションシステム、ホソカワミクロン社製
のメカノフュージョンシステムなど、粒子表面に衝撃力
や摩擦力を付加できる装置や、日本ニューマチック工業
社製のサーフュージングスシステムなど、粒子表面に熱
を加える装置などを使用すればよい。
【0008】前記無機微粒子の平均粒子径は3μm以下
が好適である。粉体塗料の粒子の内部に分散させる場合
には、これ以上の粒子径では良好な分散が期待できな
い。また、粉体塗料の粒子の表面に付着または固着させ
る場合には、平均粒子径が3μmより大きくなると粉体
塗料表面から脱落しやすくなるので好ましくない。
が好適である。粉体塗料の粒子の内部に分散させる場合
には、これ以上の粒子径では良好な分散が期待できな
い。また、粉体塗料の粒子の表面に付着または固着させ
る場合には、平均粒子径が3μmより大きくなると粉体
塗料表面から脱落しやすくなるので好ましくない。
【0009】前記無機微粒子の含有量は、粉体塗料全体
の0.05〜3.0重量%が好適に用いられる。0.0
5重量%未満では抗菌作用が不十分であり、3.0重量
%以上では焼き付け後の塗面にムラが発生しやすくなる
ので好ましくない。
の0.05〜3.0重量%が好適に用いられる。0.0
5重量%未満では抗菌作用が不十分であり、3.0重量
%以上では焼き付け後の塗面にムラが発生しやすくなる
ので好ましくない。
【0010】本発明の粉体塗料には、前記無機微粒子の
他に流動性改良などの目的で疎水性シリカ、疎水性アル
ミナなどの無機微粒子をその表面に付着させてもよい。
他に流動性改良などの目的で疎水性シリカ、疎水性アル
ミナなどの無機微粒子をその表面に付着させてもよい。
【0011】
<実施例1> 上記の配合比からなる原料をスーパーミキサーで混合
し、加圧ニーダーで120℃で熱溶融混練後、ジェット
ミルで粉砕し、その後乾式気流分級機で体積50%径が
13μmとなるように分級した。この粉体100重量部
に対し、疎水性シリカ0.4重量部をヘンシェルミキサ
ーで攪拌混合して本発明による粉体塗料を得た。上記粉
体塗料をコロナ帯電方式スプレーガンに適用し、ブライ
ト仕上げされたリン酸亜鉛処理鋼板(SPCC−SB
板)に焼付後の膜厚30μmとなるように吹き付けを行
った後、200℃で焼付けを行った。
し、加圧ニーダーで120℃で熱溶融混練後、ジェット
ミルで粉砕し、その後乾式気流分級機で体積50%径が
13μmとなるように分級した。この粉体100重量部
に対し、疎水性シリカ0.4重量部をヘンシェルミキサ
ーで攪拌混合して本発明による粉体塗料を得た。上記粉
体塗料をコロナ帯電方式スプレーガンに適用し、ブライ
ト仕上げされたリン酸亜鉛処理鋼板(SPCC−SB
板)に焼付後の膜厚30μmとなるように吹き付けを行
った後、200℃で焼付けを行った。
【0012】<実施例2> 上記の配合比からなる原料をスーパーミキサーで混合
し、加圧ニーダーで120℃で熱溶融混練後、ジェット
ミルで粉砕し、その後乾式気流分級機で体積50%径が
13μmとなるように分級した。この粉体100重量部
に対し、疎水性シリカ0.4重量部をヘンシェルミキサ
ーで攪拌混合して本発明の粉体塗料を得た。上記粉体塗
料を、コロナ帯電方式スプレーガンに適用し、ブライト
仕上げされたリン酸亜鉛処理鋼板(SPCC−SB板)
に焼付後の膜厚30μmとなるように吹き付けを行った
後、160℃で焼付けを行った。
し、加圧ニーダーで120℃で熱溶融混練後、ジェット
ミルで粉砕し、その後乾式気流分級機で体積50%径が
13μmとなるように分級した。この粉体100重量部
に対し、疎水性シリカ0.4重量部をヘンシェルミキサ
ーで攪拌混合して本発明の粉体塗料を得た。上記粉体塗
料を、コロナ帯電方式スプレーガンに適用し、ブライト
仕上げされたリン酸亜鉛処理鋼板(SPCC−SB板)
に焼付後の膜厚30μmとなるように吹き付けを行った
後、160℃で焼付けを行った。
【0013】<比較例1> 上記の配合比からなる原料をスーパーミキサーで混合
し、加圧ニーダーで120℃で熱溶融混練後、ジェット
ミルで粉砕し、その後乾式気流分級機で体積50%径が
13μmとなるように分級した。この粉体100重量部
に対し、疎水性シリカ0.4重量部をヘンシェルミキサ
ーで攪拌混合して比較用の粉体塗料を得た。上記粉体塗
料をコロナ帯電方式スプレーガンに適用し、ブライト仕
上げされたリン酸亜鉛処理鋼板(SPCC−SB板)に
焼付後の膜厚30μmとなるように吹き付けを行った
後、200℃で焼付けを行った。
し、加圧ニーダーで120℃で熱溶融混練後、ジェット
ミルで粉砕し、その後乾式気流分級機で体積50%径が
13μmとなるように分級した。この粉体100重量部
に対し、疎水性シリカ0.4重量部をヘンシェルミキサ
ーで攪拌混合して比較用の粉体塗料を得た。上記粉体塗
料をコロナ帯電方式スプレーガンに適用し、ブライト仕
上げされたリン酸亜鉛処理鋼板(SPCC−SB板)に
焼付後の膜厚30μmとなるように吹き付けを行った
後、200℃で焼付けを行った。
【0014】<比較例2> 上記の配合比からなる原料をスーパーミキサーで混合
し、加圧ニーダーで120℃で熱溶融混練後、ジェット
ミルで粉砕し、その後乾式気流分級機で体積50%径が
13μmとなるように分級した。この粉体100重量部
に対し、疎水性シリカ0.4重量部をヘンシェルミキサ
ーで攪拌混合して比較用の粉体塗料を得た。上記粉体塗
料を、コロナ帯電方式スプレーガンに適用し、ブライト
仕上げされたリン酸亜鉛処理鋼板(SPCC−SB板)
に焼付後の膜厚30μmとなるように吹き付けを行った
後、160℃で焼付けを行った。
し、加圧ニーダーで120℃で熱溶融混練後、ジェット
ミルで粉砕し、その後乾式気流分級機で体積50%径が
13μmとなるように分級した。この粉体100重量部
に対し、疎水性シリカ0.4重量部をヘンシェルミキサ
ーで攪拌混合して比較用の粉体塗料を得た。上記粉体塗
料を、コロナ帯電方式スプレーガンに適用し、ブライト
仕上げされたリン酸亜鉛処理鋼板(SPCC−SB板)
に焼付後の膜厚30μmとなるように吹き付けを行った
後、160℃で焼付けを行った。
【0015】<実施例1>、<実施例2>、<比較例1
>、<比較例2>の焼付け後のテストプレートについて
抗菌作用を検討した結果を<表1>に示す。この場合の
抗菌作用の評価は、粉体塗料を焼き付けたテストプレー
トに大腸菌懸濁液を滴下し、48時間後の菌数を測定し
たものである。表1から明らかなとおり本発明の粉体塗
料が優れた抗菌作用を有することが確認された。また焼
付後の塗面の状態を目視にて評価したところ、本発明の
粉体塗料は、塗膜の表面の荒れやむらが生ずることもな
く、かつ、膜厚が均一であることが確認された。
>、<比較例2>の焼付け後のテストプレートについて
抗菌作用を検討した結果を<表1>に示す。この場合の
抗菌作用の評価は、粉体塗料を焼き付けたテストプレー
トに大腸菌懸濁液を滴下し、48時間後の菌数を測定し
たものである。表1から明らかなとおり本発明の粉体塗
料が優れた抗菌作用を有することが確認された。また焼
付後の塗面の状態を目視にて評価したところ、本発明の
粉体塗料は、塗膜の表面の荒れやむらが生ずることもな
く、かつ、膜厚が均一であることが確認された。
【0016】
【表1】
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、対象物
に粉体塗料を塗布し焼き付けた後も良好な抗菌作用を示
す粉体塗料を得ることができる。
に粉体塗料を塗布し焼き付けた後も良好な抗菌作用を示
す粉体塗料を得ることができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも樹脂、無機微粒子よりなる粉
体塗料であって、前記無機微粒子が銀、亜鉛、銅あるい
は銀錯体から選択された成分を含有することを特徴とす
る粉体塗料。 - 【請求項2】 少なくとも樹脂、無機微粒子よりなる体
積50%径が5〜20μmである粉体塗料であって、前
記無機微粒子が銀、亜鉛、銅あるいは銀錯体から選択さ
れた成分を含有することを特徴とする粉体塗料。 - 【請求項3】 少なくとも樹脂、無機微粒子よりなる体
積50%径が5〜20μmである粉体塗料であって、前
記無機微粒子が銀、亜鉛、銅あるいは銀錯体から選択さ
れた成分を含有し、その平均粒子径が3μm以下である
ことを特徴とする粉体塗料。 - 【請求項4】 少なくとも樹脂、無機微粒子よりなる体
積50%径が5〜20μmである粉体塗料であって、前
記無機微粒子が銀、亜鉛、銅あるいは銀錯体から選択さ
れた成分を含有し、その平均粒子径が3μm以下であっ
て、該無機微粒子の含有量が粉体塗料全体の0.05〜
3.0重量%であることを特徴とする粉体塗料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7027759A JPH08199089A (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 粉体塗料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7027759A JPH08199089A (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 粉体塗料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08199089A true JPH08199089A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=12229946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7027759A Pending JPH08199089A (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 粉体塗料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08199089A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5900258A (en) * | 1996-02-01 | 1999-05-04 | Zeolitics Inc. | Anti-bacterial compositions |
| JP2004099557A (ja) * | 2002-09-11 | 2004-04-02 | Dainippon Ink & Chem Inc | 微生物生育抑制剤含有樹脂微粒子および該微粒子を含む水性エマルジョン塗料 |
| US7357949B2 (en) | 2001-12-21 | 2008-04-15 | Agion Technologies Inc. | Encapsulated inorganic antimicrobial additive for controlled release |
| US8063116B2 (en) | 2006-08-25 | 2011-11-22 | Sciessent Llc | Antimicrobial powder coatings and method |
| US8518449B2 (en) | 2006-08-25 | 2013-08-27 | Sciessent Llc | Polymer particle coating method |
| KR20180129319A (ko) * | 2017-05-26 | 2018-12-05 | 케이에스케미칼 주식회사 | 부착성과 경화성이 개선된 분체도료용 레벨링제 조성물 및 그 제조방법 |
Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03294373A (ja) * | 1990-04-11 | 1991-12-25 | Hagiwara Giken:Kk | 抗菌・防カビ性の塗料組成物 |
| JPH04214772A (ja) * | 1990-12-13 | 1992-08-05 | Sangi Co Ltd | 塗料組成物 |
| JPH04300975A (ja) * | 1991-03-29 | 1992-10-23 | Nippon Chem Ind Co Ltd | 抗菌性塗料 |
| JPH05310992A (ja) * | 1992-05-08 | 1993-11-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 抗菌性透明樹脂、抗菌性接着剤、抗菌性樹脂成形物 |
| JPH0625561A (ja) * | 1992-07-10 | 1994-02-01 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | 抗菌性粉体塗料組成物 |
| JPH06305906A (ja) * | 1993-04-23 | 1994-11-01 | Nikko:Kk | 抗菌材、抗菌性樹脂組成物、抗菌性合成繊維、抗菌性を有する紙、抗菌性塗料、化粧品および抗菌材の製造方法 |
| JPH0860036A (ja) * | 1994-08-19 | 1996-03-05 | Nippon Ester Co Ltd | 抗菌、防黴性粉体塗料用ポリエステル樹脂組成物 |
-
1995
- 1995-01-25 JP JP7027759A patent/JPH08199089A/ja active Pending
Patent Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03294373A (ja) * | 1990-04-11 | 1991-12-25 | Hagiwara Giken:Kk | 抗菌・防カビ性の塗料組成物 |
| JPH04214772A (ja) * | 1990-12-13 | 1992-08-05 | Sangi Co Ltd | 塗料組成物 |
| JPH04300975A (ja) * | 1991-03-29 | 1992-10-23 | Nippon Chem Ind Co Ltd | 抗菌性塗料 |
| JPH05310992A (ja) * | 1992-05-08 | 1993-11-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 抗菌性透明樹脂、抗菌性接着剤、抗菌性樹脂成形物 |
| JPH0625561A (ja) * | 1992-07-10 | 1994-02-01 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | 抗菌性粉体塗料組成物 |
| JPH06305906A (ja) * | 1993-04-23 | 1994-11-01 | Nikko:Kk | 抗菌材、抗菌性樹脂組成物、抗菌性合成繊維、抗菌性を有する紙、抗菌性塗料、化粧品および抗菌材の製造方法 |
| JPH0860036A (ja) * | 1994-08-19 | 1996-03-05 | Nippon Ester Co Ltd | 抗菌、防黴性粉体塗料用ポリエステル樹脂組成物 |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5900258A (en) * | 1996-02-01 | 1999-05-04 | Zeolitics Inc. | Anti-bacterial compositions |
| US7357949B2 (en) | 2001-12-21 | 2008-04-15 | Agion Technologies Inc. | Encapsulated inorganic antimicrobial additive for controlled release |
| JP2004099557A (ja) * | 2002-09-11 | 2004-04-02 | Dainippon Ink & Chem Inc | 微生物生育抑制剤含有樹脂微粒子および該微粒子を含む水性エマルジョン塗料 |
| US8063116B2 (en) | 2006-08-25 | 2011-11-22 | Sciessent Llc | Antimicrobial powder coatings and method |
| US8518449B2 (en) | 2006-08-25 | 2013-08-27 | Sciessent Llc | Polymer particle coating method |
| KR20180129319A (ko) * | 2017-05-26 | 2018-12-05 | 케이에스케미칼 주식회사 | 부착성과 경화성이 개선된 분체도료용 레벨링제 조성물 및 그 제조방법 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2005187543A (ja) | 熱硬化型メタリック粉体塗料組成物及びメタリック粉体塗膜形成方法 | |
| JPH09263715A (ja) | 抗菌性粉体塗料及びその製造方法 | |
| JPH08199089A (ja) | 粉体塗料 | |
| JP2909881B2 (ja) | 粉体塗料 | |
| CN115667422B (zh) | 单组分粉末涂料组合物及经此粉末涂料组合物涂覆的基材 | |
| CN1583904A (zh) | 自润滑防粘涂料及其制备方法 | |
| JP4879523B2 (ja) | 粉体塗料組成物、塗膜形成方法および塗装物 | |
| JP2004210875A (ja) | 粉体塗料用流動化剤および粉体塗料組成物 | |
| JP2009155461A (ja) | 粉体塗料及び電子機器筐体 | |
| JPH0957922A (ja) | 抗菌性延伸ポリエステルフィルム | |
| JP3759196B2 (ja) | トリボ帯電方式スプレーガン用粉体塗料 | |
| JP2006028462A (ja) | 裏止め塗膜用組成物およびそれを用いた防食鏡 | |
| JP3325728B2 (ja) | 粉体塗料、その製造方法、およびそれを使用した粉体塗装方法 | |
| EP4341224A2 (en) | Carrier for powder materials | |
| JP2996604B2 (ja) | 粉体塗料 | |
| JPH08170032A (ja) | 粉体塗料、その製造方法、およびそれを使用した粉体塗装方法 | |
| JP2982112B2 (ja) | 粉体塗料及びそれを使用した塗装方法 | |
| JPH09291230A (ja) | 粉体塗料組成物の製造方法 | |
| US20220371948A1 (en) | Carrier for powder materials | |
| JPH10231446A (ja) | 粉体塗料および粉体塗装方法 | |
| JP3225198B2 (ja) | 粉体塗料の塗装方法 | |
| JPH08231891A (ja) | 粉体塗料 | |
| JPH03145090A (ja) | 面状発熱体 | |
| JP6963910B2 (ja) | 非導電性部材用エポキシ樹脂粉体塗料組成物及びその塗装物 | |
| JPH0616509A (ja) | 抗菌材料 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990914 |