JPH0860036A - 抗菌、防黴性粉体塗料用ポリエステル樹脂組成物 - Google Patents

抗菌、防黴性粉体塗料用ポリエステル樹脂組成物

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JPH0860036A
JPH0860036A JP21823994A JP21823994A JPH0860036A JP H0860036 A JPH0860036 A JP H0860036A JP 21823994 A JP21823994 A JP 21823994A JP 21823994 A JP21823994 A JP 21823994A JP H0860036 A JPH0860036 A JP H0860036A
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polyester resin
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zeolite
antibacterial
resin composition
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Yumi Tanahashi
由美 棚橋
Tokuzo Nozaki
徳三 野崎
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Nippon Ester Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 極限粘度が0.15〜0.40dl/gである粉体塗料用
ポリエステル樹脂に、銀、銅及び亜鉛から選ばれた金属
イオンを担持させたゼオライト固体粒子を0.01〜10重量
%含有させた組成物。 【効果】 比較的低コストで、抗菌、防黴性を有する粉
体塗料用ポリエステル樹脂組成物が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗菌、防黴性に優れた
粉体塗料用ポリエステル樹脂組成物に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、住宅、病院及び工場、特に薬品や
食品工場において、塗装表面での黴繁殖等による問題が
持ち上がっており、抗菌、防黴剤を添加した溶剤型塗料
が登場している。しかし、近年、有機溶剤等による環境
汚染も大きな問題となっており、水性塗料やハイソリッ
ド塗料が使用されるようになってきた。そこで、水性塗
料に抗菌、防黴剤を添加した塗料が提案されているが、
これらの水性塗料や、ハイソリッド塗料は少量とはいう
ものの有機溶剤を必要とするため、環境汚染上好ましい
ものではない。
【0003】一方、粉体塗料は、従来の溶剤型塗料と比
較して、無公害塗料であること、塗装直後でも使用に供
しうること、多層の重ね塗りが不要であること、比較的
安価であること、塗装時の余剰分を回収利用することが
可能であること等の利点が認められ、建材、家電製品、
自動車部品等の部材の保護装飾用塗料として、近年急速
に需要が拡大している。
【0004】粉体塗料の分野では、抗菌、防黴性を有す
る塗料としては特定のリン酸ジルコニウム塩と粉体塗料
用樹脂からなる抗菌性粉体塗料用樹脂組成物が知られて
いる(特開平6− 25561号)が、抗菌性を示す金属を担
持したゼオライト固体粒子を使用した抗菌性を有する粉
体塗料は知られていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、比較的低コ
ストで製造することのできる抗菌、防黴性を有する粉体
塗料用ポリエステル樹脂組成物を提供しようとするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、粉体塗料用ポ
リエステル樹脂に特定の金属イオンを担持させたゼオラ
イト固体粒子を配合することにより、抗菌、防黴性を有
する粉体塗料用ポリエステル樹脂組成物が得られること
を見出し、本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は、極限粘度が0.15〜0.
40dl/gである粉体塗料用ポリエステル樹脂に、銀、銅及
び亜鉛から選ばれた金属イオンを担持させたゼオライト
固体粒子を0.01〜10重量%配合したことを特徴とする抗
菌、防黴性粉体塗料用ポリエステル樹脂組成物を要旨と
するものである。
【0008】以下、本発明について詳細に説明する。
【0009】本発明において粉体塗料用ポリエステル樹
脂は、極限粘度が0.15〜0.40dl/gのものであることが必
要である。極限粘度が0.15dl/g未満の場合、組成物の耐
ブロッキング性が悪くなり、一方、0.40dl/gを超える場
合、粉砕性が悪くなる。特に好ましいものは、極限粘度
が0.20〜0.35dl/gのものである。
【0010】さらに、粉体塗料用であるため、軟化点50
〜150 ℃の範囲のものが好ましい。
【0011】軟化点が50℃未満では、粉体化した樹脂が
凝集して固化し易く、耐ブロッキング性が劣る傾向があ
る。一方、軟化点が 150℃を超えると混練温度を高くし
なければならず、溶融混練時にすでに硬化剤との反応が
一部進み、結果として塗膜の平滑性や機械的強度が低下
する傾向がある。
【0012】粉体塗料用ポリエステル樹脂には、主たる
末端がヒドロキシル基のポリエステル樹脂とカルボキシ
ル基のポリエステル樹脂とがあるが、本発明ではいずれ
のタイプのものも使用することができる。
【0013】主たる末端がヒドロキシル基のポリエステ
ル樹脂の場合、水酸基価が 230〜1500geq/106gのものが
好ましい。水酸基価が230geq/106未満であると塗膜の表
面に大きな凹凸が生じて、平滑性が低下する。一方、水
酸基価が1500geq/106gを超えると塗膜の機械的強度が低
下するばかりか、硬化剤を樹脂の水酸基価に対応する官
能基量となるように添加すると、塗料が高価なものとな
ってしまう。
【0014】主たる末端がカルボキシル基のポリエステ
ル樹脂の場合、酸価が 230〜1500geq/106gのものが好ま
しい。酸価が 230geq/106g未満であると塗膜の表面に大
きな凹凸が生じて、平滑性が低下する。一方、酸価が15
00geq/106gを超えると塗膜の機械的強度が低下する。
【0015】ポリエステル樹脂の酸成分としては、ジカ
ルボン酸、例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、無水
フタル酸等の芳香族ジカルボン酸、アジピン酸、セバシ
ン酸、アゼライン酸、ドデカン二酸等の脂肪族ジカルボ
ン酸、シクロヘキサンジカルボン酸等の脂環族ジカルボ
ン酸が主として用いられる。ジカルボン酸とともに、ポ
リエステル樹脂をゲル化させない範囲で、トリメリット
酸、ピロメリット酸、トリメシン酸等の三価以上のカル
ボン酸を併用してもよい。
【0016】アルコール成分としては、グリコール、例
えば、エチレングリコール、ネオペンチルグリコール、
ジエチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−
ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,4−シク
ロヘキサンジメタノール、ビスフェノールAのエチレン
オキサイド付加体等が主として用いられる。グリコール
とともに、ポリエステルをゲル化させない範囲でトリメ
チロールプロパン、グリセリン、ペンタエリスリトール
等の三官能以上のポリオールを併用してもよい。
【0017】また、4−ヒドロキシ安息香酸、ε−カプ
ロラクトン等のヒドロキシカルボン酸を少量併用しても
よい。
【0018】本発明におけるポリエステル樹脂は、上記
のような成分(それらのエステル形成性誘導体を含
む。)を原料として、ポリエステル製造の常法によって
調製することができる。
【0019】本発明においては、上記のような粉体塗料
用ポリエステル樹脂に、金属イオンを担持させたゼオラ
イト固体粒子を配合する。粉体塗料は、その製造工程に
おいて硬化剤及び各種添加剤を混合して溶融混練するの
で、使用する抗菌、防黴剤はある程度の耐熱性が必要で
あるうえ、ポリエステル樹脂と硬化剤との反応には影響
を及ぼさないものでなくてはならない。本発明で使用す
る金属イオンを担持させたゼオライト固体粒子はこの条
件に合致している。
【0020】本発明で使用する金属イオンを担持させた
ゼオライト固体粒子において、金属イオンはイオン交換
により担持されていることが好ましい。イオン交換によ
らず単に金属化合物を吸着あるいは付着したものでは、
殺菌効果及びその持続性に問題が生じるおそれがある。
金属イオンとしては、殺菌性のある銀、銅及び亜鉛の一
種以上が用いられる。
【0021】本発明において、銀、銅及び亜鉛から選ば
れた金属イオンを担持させるゼオライト固体粒子は、ア
ルミノシリケートである。ゼオライトはその組成比及び
細孔径、比表面積等の異なる多くの種類のものが知られ
ている。しかし、本発明で使用するゼオライト固体粒子
は、比表面積が150m2/g (無水ゼオライト基準)以上で
あって、ゼオライト構成成分のSiO2/Al2O3モル比が14以
下、特に11以下のものが好ましい。SiO2/Al2O3モル比が
14以下のゼオライトにおいては、殺菌作用を有する金属
イオンを均一に担持させることが可能であり、このよう
なゼオライトを用いることにより、十分な殺菌効果が得
られる。
【0022】本発明で使用するゼオライト素材として
は、天然及び合成のゼオライトの何れも使用可能であ
る。
【0023】天然のゼオライトとしては、アナルシン
(Analcime:SiO2/Al2O3= 3.6〜5.6)、チャバザイト(Chab
azite:SiO2/Al2O3= 3.2〜6.0 及び 6.4〜7.6)、クリノ
プチロライト(Clinoptilolite :SiO2/Al2O3= 8.5〜10.
5) 、エリオナイト(Erionite :SiO2/Al2O3= 5.8〜7.
4)、フオジヤサイト(Faujasite:SiO2/Al2O3= 4.2〜4.
6)、モルデナイト(Mordenite:SiO2/Al2O3=8.34〜10.
0)、フィリップサイト(Phillipsite:SiO2/Al2O3= 2.6
〜4.4)等が挙げられる。
【0024】合成ゼオライトとしては、A−型ゼオライ
ト(SiO2/Al2O3=1.4〜2.4)、X−型ゼオライト(SiO2/A
l2O3=2〜3)、Y−型ゼオライト(SiO2/Al2O3=3〜6)、モ
ルデナイト(SiO2/Al2O3=9〜10)等が挙げられる。
【0025】特に好ましいものは、天然ゼオライトでは
モルデナイト及びチャバザイト、合成ゼオライトではA
−型ゼオライト、X−型ゼオライト、Y−型ゼオライト
及びモルデナイトである。
【0026】ゼオライトの形状は微粉末状のものが好ま
しく、粒子径は必要に応じて適宜選べばよいが、好まし
くは5μm 以下、特に2μm 以下のものが適当である。
【0027】本発明の樹脂組成物において、抗菌性ゼオ
ライト固体粒子が組成物中に占める割合は0.01〜10重量
%(無水ゼオライトとして)とすることが必要である。
抗菌性ゼオライト固体粒子の量が0.01重量%未満では殺
菌効果の点で不満足であり、10重量%を超えて、例え
ば、50重量%としても殺菌効果はほぼ不変であるうえ、
塗料とした時、機械的物性が低くなる。
【0028】金属イオンを担持させたゼオライト固体粒
子は、粉体塗料用ポリエステル樹脂の合成時又は塗料化
時の任意の段階で粉体塗料用ポリエステル樹脂に添加す
ることができる。
【0029】本発明の樹脂組成物を粉体塗料とする場
合、硬化剤を配合することが必要である。
【0030】主たる末端がヒドロキシル基のポリエステ
ル樹脂を用いた場合、イソシアネート系硬化剤やグリコ
ールウリル系硬化剤等が用いられる。イソシアネート系
硬化剤としては、ヒュルス社製B 1530、B 1065、BF 154
0 等が挙げられる。グリコールウリル系硬化剤として
は、テトラメトキシメチルグリコールウリル硬化剤、例
えば、サイテック社製POWDERLINK 1174 等が挙げられ
る。硬化剤の使用量は、ポリエステル樹脂の水酸基量に
ほぼ対応する官能基量、好ましくは 0.8〜1.2 倍当量の
範囲とするのが適当である。
【0031】また、主たる末端がカルボキシル基のポリ
エステル樹脂を用いた場合、ビスフェノールAとエピク
ロルヒドリンとから誘導されるエピ・ビス型エポキシ樹
脂、メラミン系硬化剤、トリグリシジルイソシアヌレー
ト等が用いられる。エピ・ビス型エポキシ樹脂として
は、東都化成社製YD-128、YD-014等、メラミン系硬化剤
としては、Rohm&Haas社製 Primid XL-552等、トリグリ
シジルイソシアヌレートとしては、チバガイギー社製ア
ラルダイトPT 810等が挙げられる。硬化剤の使用量は、
ポリエステル樹脂の酸価にほぼ対応する官能基量、好ま
しくは 0.8〜1.2倍当量の範囲とするのが適当である。
【0032】なお、必要に応じてレベリング剤、硬化触
媒、二酸化チタン、カーボンブラック等の顔料、その他
の添加剤を配合することができる。
【0033】
【作用】本発明の粉体塗料用ポリエステル樹脂組成物が
優れた抗菌、防黴性を有する理由は、ゼオライトに銀、
銅及び亜鉛から選ばれた金属イオンをイオン結合により
保持しているため、安全でかつその効果が持続するため
と推察される。また、ゼオライトは耐熱性にも優れてい
るため、粉体塗料製造工程や焼付け時の熱にも問題なく
比較的低コストで抗菌、防黴性の粉体塗料用ポリエステ
ル樹脂組成物が得られるものと推察される。
【0034】
【実施例】次に、実施例によって本発明を説明する。な
お、特性値の測定法は次のとおりである。 (a) 極限粘度 フェノールと四塩化エタンとの等重量混合物を溶媒と
し、20℃で測定した溶液粘度から求めた。 (b) 水酸基価 アセチル化した後、水酸化カリウムメタノール溶液で滴
定して求めた。 (c) 酸価 ジオキサンに溶解し、水酸化カリウムメタノール溶液で
滴定して求めた。 (d) 60度鏡面光沢度 JIS K 5400に準じて求めた。 (e) 耐衝撃性 JIS K 5400に準じ、直径1/2 インチ、1kgの球を使用し
て求めた。 (f) 抗菌性 直径30mmのリン酸亜鉛処理鋼板上に塗料組成物を塗膜が
均一になるように塗装し、 190℃で20分間焼付けて試験
片を得る。次に、試験片を水1リットル、ぶどう糖 40
g、ペプトン 10g、寒天 10gの組成からなる平板培地の
培養面の中央にはりつける。さらに Aspergillus nige
r、Penicillium funiculosum 、Cladosporium cladospr
ioides 、Aureobasidium Pullulans の混合胞子懸濁液
1ミリリットルを培地の表面と試験片の上に均等に撒き
かけ、ペトリー皿に蓋をして28℃で14日間培養する。そ
して、菌が発育しなかった場合を++、試験片の1/3
以下に菌が発育した場合を+、約1/3以上に発育した
場合を−として示す。
【0035】実施例で使用した抗菌剤A〜Dは、次のも
のを示す。
【0036】 A:銀イオンを担持した天然モルデナイト B:銅イオンを担持した天然モルデナイト C:銀イオンを担持した天然チャバザイト D:銀イオンを担持した合成A−型ゼオライト 実施例1〜4、比較例1〜3 表1に示した原料化合物を表1に示した量(重量部)で
エステル化反応缶にとり、2.5 kg/cm2 の加圧下、 160
〜250 ℃で4時間エステル化反応を行い、生成する水を
反応系外へ除いてエステル化物を調製した。得られたエ
ステル化物を重縮合反応缶に移送した後、触媒として三
酸化アンチモン 5.83g (2×10-4モル/酸成分モル) 、
トリエチルホスフェート 3.65g (2×10-4モル/酸成分
モル)、テトラブチルチタネート 0.68g(0.2×10-4モル
/酸成分モル)を加え、0.4hPaの減圧下、 280℃で3時
間重縮合反応を行い、極限粘度0.45dl/gのポリエステル
を得た。次いで、このポリエステルに表1の解重合の欄
に記載した化合物を表1に示した量(重量部)で添加
し、不活性雰囲気中で常圧下、 270℃で1時間解重合反
応を行い、表1に示す特性値を有するポリエステル樹脂
を得た。得られたポリエステル樹脂にブロックドイソシ
アネート系硬化剤;ヒュルス社製 B 1530 をポリエステ
ル樹脂の水酸基価に対応する官能基量となる量、樹脂と
硬化剤の合計 100重量部に対して、表1に示した抗菌剤
を表1に示した量(重量部)、ジオクチル錫マレエート
(硬化触媒) ;三共有機合成社製 Stann OMFを 0.3重量
部、ブチルポリアクリレート系レベリング剤;BASF社製
アクロナール4Fを1重量部、ベンゾインを 0.5重量部、
二酸化チタン顔料;石原産業社製ルチル型二酸化チタン
CR-90 を50重量部の割合で加え、FM 10B型ヘンシェルミ
キサー(三井三池製作所製)でドライブレンドした後、
PR-46 型コ・ニーダ(Buss社製)を用い 110℃で溶融混
練し、冷却、粉砕後、 140メッシュの金網で分離して粉
体塗料を得た。
【0037】得られた粉体塗料を、リン酸亜鉛処理鋼板
上に静電塗装し、 180℃で20分間焼付けを行った試験片
について、塗膜の60度鏡面光沢度、耐衝撃性及び抗菌性
の評価を行った。塗膜性能の評価結果を表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】比較例4 実施例1における解重合反応前の極限粘度0.45dl/gのポ
リエステル樹脂を用いて、実施例1と同様にして粉体塗
料を調製することを試みた。ポリエステル樹脂の粉砕が
困難で、試験に供しうる粉体塗料を得ることができなか
った。
【0040】実施例5〜7 表2に示した原料化合物を表2に示した量(重量部)で
用いて、実施例1と同様にして極限粘度0.45dl/gのポリ
エステルを得た。次いで、このポリエステルに表2の解
重合の欄に記載した化合物を表2に示した量(重量部)
及び表2に示した抗菌剤を表2に示した量(重量部)で
添加し、不活性雰囲気中で常圧下、 270℃で1時間解重
合反応を行い、表2に示す特性値を有するポリエステル
樹脂を得た。得られたポリエステル樹脂に抗菌剤を除く
配合物を実施例1と同量添加し、実施例1と同様にして
粉体塗料を得た。得られた粉体塗料を用いて、実施例1
と同様にして試験片を得、塗膜性能を評価した結果を表
2に示す。
【0041】
【表2】
【0042】実施例8〜11、比較例5〜6 表3に示した原料化合物を表3に示した量(重量部)で
用いて、実施例1と同様にして極限粘度0.45dl/gのポリ
エステルを得た。次いで、このポリエステルに表3の解
重合の欄に記載した化合物を表3に示した量(重量部)
で添加し、不活性雰囲気中で常圧下、 250℃で3時間解
重合反応を行い、表3に示す特性値を有するポリエステ
ル樹脂を得た。得られたポリエステル樹脂に、硬化剤及
び硬化触媒を次のように変えた以外は実施例1と同様な
配合物を実施例1と同量添加し、実施例1と同様にして
粉体塗料を得た。得られた粉体塗料を用いて、実施例1
と同様にして試験片を得、塗膜性能を評価した結果を表
3に示す。 硬化剤:エピ・ビス型エポキシ樹脂; 東都化成社製 YD-128 (実施例8〜9及び比較例5) 東都化成社製 YD-128 (実施例10〜11及び比較例6) 硬化触媒:2−ウンデシルイミダゾール; 四国化成社製キュアゾール C11Z 0.2重量部
【0043】
【表3】
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、比較的低コストで、抗
菌、防黴性を有する粉体塗料用ポリエステル樹脂組成物
が提供される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 極限粘度が0.15〜0.40dl/gである粉体塗
    料用ポリエステル樹脂に、銀、銅及び亜鉛から選ばれた
    金属イオンを担持させたゼオライト固体粒子を0.01〜10
    重量%含有させたことを特徴とする抗菌、防黴性粉体塗
    料用ポリエステル樹脂組成物。
JP21823994A 1994-08-19 1994-08-19 抗菌、防黴性粉体塗料用ポリエステル樹脂組成物 Pending JPH0860036A (ja)

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