JPH08199345A - 成膜装置及び成膜方法 - Google Patents

成膜装置及び成膜方法

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JPH08199345A
JPH08199345A JP1319395A JP1319395A JPH08199345A JP H08199345 A JPH08199345 A JP H08199345A JP 1319395 A JP1319395 A JP 1319395A JP 1319395 A JP1319395 A JP 1319395A JP H08199345 A JPH08199345 A JP H08199345A
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JP
Japan
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vapor deposition
film forming
forming apparatus
reflector
vacuum chamber
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JP1319395A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Takada
清志 高田
Hiromoto Ito
弘基 伊藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蒸着物発生源9から直接被蒸着体16に蒸着
体28を成膜できない場合にも、被蒸着部に成膜するこ
とができる成膜装置を提供する。 【構成】 真空室1内に設けられた蒸着体発生源9から
出射された蒸着体28が、加熱可能に構成された反射体
29により、被蒸着体16の被蒸着部に向けて反射さ
れ、被蒸着部16に成膜されるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、成膜装置及び成膜方
法に関し、特に蒸着体及び被蒸着体の配設に制約がある
場合の成膜装置及び成膜方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、特公平5−43786号公報
に掲載された従来の成膜装置及び成膜方法の1つであ
り、R−ICB(反応性クラスタイオンビーム)法によ
る化合物蒸着膜の成膜方法を模式的に示す成膜装置の概
略構成断面図である。図10において、101は所定の
真空度に保持された真空室、102は真空室101内の
ガスを排気する真空排気系、103は真空室101内の
下部に設けられたルツボ、104はルツボ103の上部
に設けられたノズル、105はルツボ103内に充填さ
れた蒸着物質、106はルツボ103を加熱する加熱用
フィラメント、107は加熱用フィラメント106から
の輻射熱を遮る熱シールド板、108はルツボ103の
ノズル4から蒸着物質105の蒸気を出射させて形成し
た蒸着体であるクラスタ状の蒸着蒸気、109はルツボ
103、加熱用フィラメント106及び熱シールド板7
によって構成され真空室101の下部に配設された蒸着
体発生源である。
【0003】110は電子ビームを放出する第1イオン
化フィラメント、111は第1イオン化フィラメント1
10からイオン化用電子を引き出して加速する第1電子
ビーム引き出し電極、112はイオン化フィラメント1
10の熱を遮る熱シールド板、113はこれらイオン化
フィラメント110、第1電子ビーム引き出し電極11
1及び熱シールド板112によって構成されたイオン化
機構である。
【0004】114はイオン化機構113によって正電
荷にイオン化されたクラスタイオン、115はクラスタ
イオン114を電界で加速し、運動エネルギーを付与す
る第1加速電極、116は真空室の上部に配設された被
蒸着体である基材、117は基材116の表面に形成さ
れた蒸着膜である。蒸着体発生源109及びイオン化機
構113は基材116に対して斜め下方に配設されてあ
る。
【0005】118は化合物を組成する元素例えば酸
素、窒素、炭化水素等を含む反応性ガスが充填されてい
るガスボンベ、119はガスボンベ118からの反応性
ガスを真空室101内に導入する際の流量を調整する流
量調整バルブ、120は流量調整バルブ119を通って
導入された反応性ガスを基材116へ導くためのパイ
プ、121は真空室1内に設けられた内部槽、122は
内部槽121内に設けられかつパイプ120の先端に接
続された反応性ガスのガス噴射ノズル、123は内部槽
121内に設けられて電子ビームを放出する第2イオン
化フィラメント、124は第2イオン化フィラメント1
23から放出された電子ビームを引き出す第2電子ビー
ム引き出し電極、125は第2イオン化フィラメント1
23及び第2電子引き出し電極124を囲み、ガス噴射
ノズル122からの反応性ガスの通路となる部分に設け
られた電界シールド板、126は電界シールド板125
内で形成された反応性ガスイオンを加速する第2加速電
極である。127はガスボンベ118、流量調整バルブ
119、パイプ120、内部槽121、ガス噴射ノズル
122、第2イオン化フィラメント123、第2電子ビ
ーム引き出し電極124、電界シールド板125及び第
2加速電極126によって構成され真空室101の下部
に配設されたガスイオン源である。図10に示すよう
に、蒸着体発生源109及びガスイオン源127は、基
材116に対向して配設されている。
【0006】次に、この成膜装置の成膜方法について説
明する。まず、真空排気系102によって高真空に保た
れた真空室101内に、ガスボンベ118と真空室10
1との間に設けられている流量調整バルブ119を調整
することにより、反応性ガスをガス噴射ノズル122か
ら導入し、真空室1内のガス圧を10-4〜10-5Tor
r程度になるように調整する。一方、第2イオン化フィ
ラメント123に通電してこれを2000℃程度に加熱
するとともに、第2イオン化フィラメント123と第2
電子ビーム引き出し電極124との間に直流電圧を印加
することにより電子を放出させて反応性ガスを一部イオ
ン化させる。そして基材116と第2加速電極126と
の間に数kV〜数十kV程度の電圧を印加することによ
り、イオン化された反応性ガスは加速されて基材116
に到達する。
【0007】次いで、加熱用フィラメント106に通電
加熱してこれを2000℃程度に加熱するとともに、加
熱用フィラメント106とルツボ103との間に直流電
圧を印加することによって放出される電子の衝撃によ
り、ルツボ103を加熱する。そして、ルツボ103内
に充填された蒸着物質105がルツボ103からの熱伝
導により加熱蒸発してノズル104から出射される。出
射される蒸着物質105の蒸気もしくはクラスタ108
は、通電加熱された第1イオン化フィラメント110と
第1電子ビーム引き出し電極111との間に直流電圧を
印加することによって放出された電子によって一部イオ
ン化される。さらに、これらイオン化された蒸気もしく
はクラスタ108は、第1加速電極115と第1電子ビ
ーム引き出し電極111との間に印加された数kV程度
の電圧により加速され、イオン化されていない蒸気もし
くはクラスタ108と共に基材116に衝突させられ
る。
【0008】一方、基材116及びその近傍には一部イ
オン化された反応性ガスが存在し、蒸着物質105の蒸
気もしくはクラスタ108と衝突して反応が進行し、化
合物の蒸着膜117が基材116に形成される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の成膜装置及び成
膜方法は、蒸着物質105の蒸気を出射させる蒸着体発
生源109にるつぼを使用しており、成膜時のるつぼ1
03内の蒸着物質105は溶融されている。このため蒸
着体発生源109は真空室101の下部に配設され、蒸
着物質105の蒸気は真空室101の下方から上方又は
斜め上方へ出射されて基材116表面に蒸着膜117を
形成するため、基材116は真空室101の上部に取り
付けなければならない。しかしながら、基材116が大
型金型等の重量物である場合には、真空室101上部の
基材保持部等(図示しない)の構造が大がかりになり、
また、基材116の取り付け及び取り外しが困難である
という問題点があった。つまり、蒸着体発生源109に
より蒸着物質105の蒸気を出射させて、出射された蒸
気が飛来する方向に基材116を配設して成膜するの
で、基材116の配設に制約があるという問題があっ
た。さらに、言換えれば、蒸着体発生源109から直接
基材116に成膜できないという問題点があった。
【0010】この発明は、以上のような問題を解決する
ためになされたもので、蒸着物発生源から直接被蒸着体
に蒸着体を成膜できない場合にも、被蒸着部に成膜する
ことができる成膜装置を得ることを目的とする。さら
に、上方又は斜め上方に蒸着体を出射する蒸着物発生源
を用いたときに、真空室の下部に配設された被蒸着部に
成膜することができる成膜装置を得ることを目的とす
る。さらに、被蒸着部の配設に蒸着物発生源の蒸着体の
出射方向による制約がなく、被蒸着部に成膜するとき
に、優れた成膜速度や膜質を得ることができる成膜装置
を得ることを目的とする。また、蒸着物発生源から直接
被蒸着体に蒸着体を成膜できない場合にも、蒸着体発生
源内にある蒸着物質を加熱して蒸着体を出射させ、出射
された蒸着体を反射体により被蒸着部に向けて反射させ
て、被蒸着部に成膜することができる成膜方法を得るこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる成膜装
置は、真空室内に設けられた蒸着体発生源から出射され
た蒸着体が、加熱可能に構成された反射体により被蒸着
部に向けて反射されるものである。
【0012】さらに、被蒸着体を反射体に対して下方又
は斜め下方に配設したものである。
【0013】さらに、蒸着体発生源及び被蒸着体を真空
室の下部に配設し、反射体を真空室の上部に配設したも
のである。
【0014】さらに、被蒸着部が真空室の側部に沿うよ
うに被蒸着体を配設したものである。
【0015】さらに、ガス源により被蒸着部に向けて反
応性のガスが噴射されるものである。
【0016】さらに、イオン化手段により蒸着体がイオ
ン化されるものである。
【0017】さらに、加速手段によりイオン化された蒸
着体が加速されるものである。
【0018】さらに、位置調節機構及び取付け角度調節
機構のいずれか一方又は両方により、少なくともガス
源、蒸着体発生源、反射体又は被蒸着体のうちいずれか
1つの調節をされるものである。
【0019】さらに、抵抗、ランプ又は電子ボンバード
により反射体が加熱されるものである。
【0020】さらに、反射体は反射表面の形状が凹状に
形成されているものである。
【0021】さらに、反射体の少なくとも反射表面部は
蒸着体と同一材料にされているものである。
【0022】また、成膜方法は、真空室内を所定の真空
度にし、蒸着体を出射させるように蒸着体発生源内にあ
る蒸着物質を加熱し、加熱された反射体により被蒸着部
に向けて蒸着体を反射させて、被蒸着部に蒸着体を成膜
するようにしたものである。
【0023】
【作用】この発明による成膜装置は、蒸着体発生源から
出射された蒸着体を、反射体の反射表面で反射させて、
蒸着体の進行方向を変化させている。
【0024】さらに、被蒸着体を反射体の反射表面で反
射させて、蒸着体を下方又は斜め下方に飛来させてい
る。
【0025】さらに、蒸着体発生源から蒸着体を上方又
は斜め上方に出射させ、被蒸着体を反射体の反射表面で
反射させて、蒸着体を下方又は斜め下方に飛来させてい
る。
【0026】さらに、被蒸着体を反射体の反射表面で反
射させて、蒸着体を真空室の側部方向に飛来させてい
る。
【0027】さらに、被蒸着部に向けて反応性のガスを
噴射させて、蒸着体と反応させている。
【0028】さらに、イオン化手段により蒸着体をイオ
ン化させて、蒸着体の活性度を変化させている。
【0029】さらに、加速手段によりイオン化された蒸
着体を加速させて、蒸着体の運動エネルギーを変化させ
ている。
【0030】さらに、少なくともガス源、蒸着体発生
源、反射体又は被蒸着体のうちいずれか1つの位置調節
及び取付け角度調節のいずれか一方又は両方の調節をさ
せて、蒸着体又はガスの飛来方向、密度及び被蒸着部へ
の到達位置を変化させている。
【0031】さらに、抵抗、ランプ又は電子ボンバード
により反射体を加熱させて、反射体を短時間で高温状態
に保持させている。
【0032】さらに、反射表面の形状が凹状に形成され
た反射体により蒸着体を反射させて、反射後の蒸着体の
密度を高くさせている。
【0033】さらに、反射体の少なくとも反射表面部は
蒸着体と同一材料にさせて、蒸着体によりスッパタされ
た場合にも不純物を発生しないようにさせている。
【0034】また、成膜方法は、蒸着体発生源から出射
された蒸着体を、反射体の反射表面で反射させて、蒸着
体の進行方向を変化させ成膜している。
【0035】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例について、この発
明の成膜装置の概略を示す断面図を示す図1を用いて説
明する。図1において、1は所定の真空度に保持された
真空室、2は真空室1内のガスを排気する真空排気系、
3は真空室1内の下部に設けられたルツボ、4はルツボ
3の上部に設けられたノズル、5はルツボ3内に充填さ
れた蒸着物質、6はルツボ3を加熱する加熱用フィラメ
ント、7は加熱用フィラメント6からの輻射熱を遮る熱
シールド板、9はルツボ3、加熱用フィラメント6及び
熱シールド板7によって構成され真空室1の下部に傾斜
して配設された蒸着体発生源である。
【0036】16は真空室1内の底部に配設され、蒸着
体31を蒸着させる被蒸着体である基材、17は蒸着体
31と反応性ガス34が反応して基材16の被蒸着部に
蒸着された化合物蒸着膜、32は基材16の取付角度を
調節するとともに回転させるための回転機構である。こ
こでは、蒸着物質5はチタン、基材16は、半導体ウエ
ハ基板等の軽量小型の物ではなく、数十cm〜数mに至
るような大型金型等の重量物を例にとって説明する。
【0037】20は化合物を組成する元素例えば酸素、
窒素、炭化水素等を含む反応性ガスが充填されているガ
スボンベ(図示せず)から導入された反応性ガスを、基
材16へ導くためのパイプ、21は真空室1内に設けら
れた内部槽、22は内部槽21内に設けられかつパイプ
20の先端に接続された、反応性ガスのガス噴射ノズ
ル、23は内部槽21内に設けられて電子ビームを放出
するイオン化フィラメント、24はイオン化フィラメン
ト23から放出された電子ビームを引き出す電子ビーム
引き出し電極、25はイオン化フィラメント23及び電
子引き出し電極24を囲み、ガス噴射ノズル22からの
反応性ガスの通路となる部分に設けられた電界シールド
板、26は電界シールド板25内で形成された反応性ガ
スイオンを加速する加速電極である。27はガスボン
ベ、パイプ20、ガス噴射ノズル22、内部槽21、イ
オン化フィラメント23、電子ビーム引き出し電極2
4、電界シールド板25及び加速電極26によって構成
され真空室1の上部に基材16に対向して配設されたガ
スイオン源である。
【0038】28はルツボ3のノズル4から蒸着物質5
の蒸気を出射させた蒸着体、29は真空室1内の上部に
配設され、蒸着体28を反射させて進行方向を変化させ
る反射体、30は反射体29を高温状態に保持するため
の加熱機構、31は反射体29により反射された後に基
材16に向う蒸着体である。ここで、蒸着体28とは蒸
着物質5の蒸気、イオン、クラスタ等の真空室1内を移
動する蒸着物質の粒子及び粒子群である。
【0039】次に、この成膜装置の成膜方法について説
明する。まず、真空排気系2によって高真空に保たれた
真空室1内に、反応性ガスをガス噴射ノズル22から導
入し、真空室1内のガス圧を10-4〜10-5Torr程
度になるように調整する。一方、イオン化フィラメント
23に通電してこれを2000℃程度に加熱するととも
に、イオン化フィラメント23と電子ビーム引き出し電
極24との間に直流電圧を印加することにより電子を放
出させて反応性ガスを一部イオン化させる。そして基材
16と加速電極26との間に数kV〜数十kV程度の電
圧を印加することにより、イオン化された反応性ガスは
加速されて基材16の被蒸着部に到達する。
【0040】また、加熱用フィラメント6に通電加熱し
てこれを2000℃程度に加熱するとともに、加熱用フ
ィラメント6とルツボ3との間に直流電圧を印加するこ
とによって放出される電子の衝撃により、ルツボ3を加
熱する。そして、ルツボ3内に充填された蒸着物質5が
ルツボ3からの熱伝導により加熱蒸発してノズル4から
出射され、蒸着物質5の蒸着体28を発生させる。
【0041】ところで、ルツボ3を加熱して蒸気を発生
させる蒸着体発生源9では、ルツボ3内部の蒸着物質5
は融解した液体状態であるとともに、蒸着体28は真空
室1内を下から上へ飛来する。従って、蒸着体28の飛
来方向を変化させたい場合には、蒸着体発生源9全体を
傾斜させることによりルツボ3を傾けたり、筒状のノズ
ル4を設けて蒸気を導いたり、イオン化して電界により
飛来方向を曲げる等の方法が考えられる。ルツボ3を傾
ける方法では、液体状態の蒸着物質5によってノズル4
が塞がらない程度にしか傾斜させることができず、蒸着
体28の飛来方向を横方向や上から下に向かわせること
はできない。また、筒状のノズル4を用いる方法では、
ルツボ3が非対称な形状になる為に、ルツボ3の温度分
布が不均一となり、ひび割れや、蒸着物質5がはい上が
ってノズル4を塞ぐといった不具合が発生する。従っ
て、これらの方法では真空室1内の底部に配設された基
材16に対して蒸着膜17を成膜することはできない。
また、イオン化して電界により飛来方向を変化させる方
法では、蒸着体28の運動エネルギーが大きく、またそ
の大きさに個々にばらつきがあるので、蒸着体28の大
部分は所望の方向に制御できないとともに、電界を与え
る機構が必要なため装置が複雑になり真空室1内の空間
的な余裕が少なくなる。
【0042】蒸着体発生源9から発生された蒸着体28
の飛来する位置に反射体29を設けている。反射体29
の材料は、蒸着体28と化学反応を起こしにくく融点の
高い材料、例えば、蒸着体28がチタンの場合にはタン
グステンなどを用いればよい。また、反射体29を加熱
機構30により高温状態に保持することにより、反射体
29の表面に蒸着体28が付着凝縮する割合を小さくす
ることができる。 一般に、個体表面に粒子が入射した
場合、粒子は個体表面上で弾性反射するかあるいは個体
表面上に付着凝縮するが、粒子が付着凝縮する割合を示
す付着係数や凝縮係数は、個体表面の温度が高いほど係
数が小さくなる。例えば、200度に保持したカーボン
上にビスマスを蒸着した場合の付着係数は0.02以下
となり、大部分の蒸気が反射される。このことは、薄膜
ハンドブック:日本学術振興会薄膜第131委員会編
(オーム社)の第64頁〜第65頁により示される。こ
の場合、加熱機構30には、埋め込みヒーターやコイル
ヒーター等の抵抗加熱機構あるいは、赤外放射によるラ
ンプ加熱機構を用いることにより、反射体29を数分程
度の短時間で数百度の高温状態に昇温させて保持するこ
とができる。
【0043】また、反射体29の位置及び角度を調整す
ることにより、反射体29の反射表面で反射された後の
蒸着体31の飛来方向を横方向や上から下に向かわせる
ことができる。こうして、ガスイオン源27から噴射さ
れた反応性ガス34と、蒸着体31とを衝突させて化学
反応を起こさせることにより、真空室1内の底部に配設
された基材16の被蒸着部に化合物蒸着膜17を成膜す
ることができる。また、反応性ガス34の噴射量を変化
させることにより、化合物蒸着膜17の組成を制御する
ことが可能である。
【0044】従来例でも示したとおり、特にるつぼ3に
よる蒸着体発生源9を備えた成膜装置では、基材16を
成膜装置の上部に取り付けて回転させるのが一般的であ
る。凹凸のある基材16に対しては、基材16を傾斜さ
せて配設したり移動させたりすることもある。しかし、
基材16が上述のような重量物の場合には、こうした保
持機構や回転機構等が大がかりとなるばかりでなく、真
空室1内の上部に大型の重量物を取り付け及び取り外し
作業が空間的に大変困難であると共に、危険を伴う作業
となる。これに対して、真空室1内の底部に配設された
基材16に蒸着膜17を成膜するようにすれば、上述の
作業性を向上できるとともに、装置構成についても簡素
化及び安定化を図ることができる。さらに、蒸着体発生
源9から直接基材16の被蒸着部に蒸着できないときに
も、反射板29を用いることにより蒸着が可能となる。
【0045】さらに、るつぼ3の形状やノズル4径を変
化させて、蒸着体28を所定の方向に出射させれば、蒸
着体28の密度が高くなり、成膜の効率の良い成膜装置
及び成膜方法を得ることができる。
【0046】さらにまた、蒸着体28と同一材料の反射
体29を用いることにより、蒸着体28の衝突エネルギ
ーが強く、反射体29表面の一部がスパッタされた場合
でも、反射体29から不純物が発生することなく、形成
される蒸着膜の純度低下を防ぐことができる。一方、逆
に反射体29で発生されたスパッタ粒子もまた蒸着膜1
7形成に寄与させることができる。
【0047】なお、本実施例では、蒸着物質5はチタ
ン、基材16は大型金型等の重量物を例に説明したが、
蒸着物質5は蒸着体28を発生させる物質であれば良
く、被蒸着体である基材16については蒸着体28が蒸
着される物質であれば良い。さらに、蒸着物質5及び基
材16を適宜選択し所望の蒸着膜17の膜質等を決定す
ることによって、るつぼ3の加熱温度、真空室1内の真
空度、反射体29の加熱温度等の成膜条件が変ることは
言うまでもない。
【0048】実施例2.この発明の他の実施例につい
て、この発明の成膜装置の概略を示す断面図を示す図2
を用いて説明する。図2において、33はガスイオン源
27を反応性ガス34の飛来する方向に沿って上下に移
動させる位置移動機構、35は蒸着体発生源9を蒸着体
28の出射される方向に沿って移動させる位置移動機構
である。なお、他の構成は、上記実施例1と同様に構成
されている。
【0049】位置移動機構33を用いてガスイオン源2
7を基材16へ近づけることにより、基材16の被蒸着
部における反応性ガス34の照射領域を絞り、照射密度
を高めている。また蒸着体発生源9についても同様に、
位置移動機構35を用いて蒸着体発生源9を反射体29
へ近づけることにより、反射体29で反射された蒸着体
31の基材16表面上における照射領域を絞り、照射密
度を高めている。このようにして、蒸着体31の照射密
度を調整することによって、基材16上に蒸着膜17を
形成する際の蒸着速度を変化させることができるととも
に、反応性ガス34の照射密度を調整することによっ
て、形成される化合物蒸着膜の組成比をコントロールす
ることができる。
【0050】実施例3.この発明の他の実施例につい
て、この発明の成膜装置の概略を示す断面図を示す図3
を用いて説明する。図3において、36はガスイオン源
27を基材16の被蒸着部に対して平行に移動させる位
置移動機構、37は蒸着体28の出射される角度が一定
の状態で蒸着体発生源9を左右に移動させる位置移動機
構である。なお、他の構成は、上記実施例1と同様に構
成されている。
【0051】位置移動機構36を用いて、ガスイオン源
27を基材16の中心部と外周部との間で往復させるこ
とによって、基材16に対して、より広範囲にわたる化
合物蒸着膜17の形成が可能になるとともに、形成され
る化合物蒸着膜17の組成が均一化される。また蒸着体
発生源9についても同様に、位置移動機構37を用いて
蒸着体発生源9を左右に移動させることにより、蒸着体
28の反射体29上での反射位置が移動し、反射された
蒸着体31もほぼ平行に移動する。従って、蒸着体発生
源9を左右に往復させることによって、基材16に対し
て、より広範囲にわたる化合物蒸着膜17の形成が可能
になるとともに、形成される蒸着膜17の膜厚が均一化
される。
【0052】実施例4.この発明の他の実施例につい
て、この発明の成膜装置の概略を示す断面図を示す図4
を用いて説明する。図4において、38は蒸着体発生源
9の配設角度を調整して、蒸着体28の出射される角度
を変化させる取付角度調節機構である煽り機構38であ
る。なお、他の構成は、上記実施例3と同様に構成され
ている。
【0053】煽り機構38を用いて蒸着体発生源9を煽
ることにより、蒸着体28の反射体29上での反射位置
が移動し、反射された蒸着体31もほぼ平行に移動す
る。従って、上記実施例3で、蒸着体発生源9に移動機
構37を備えさせた場合と同様な効果を得ることができ
る。
【0054】実施例5.この発明の他の実施例につい
て、この発明の成膜装置の概略を示す断面図を示す図5
を用いて説明する。図5において、39は蒸着体28の
入射する角度が一定の状態で反射体29を上下に移動さ
せる位置移動機構39である。なお、他の構成は、上記
実施例1と同様に構成されている。
【0055】位置移動機構39を用いて反射体29を上
下に移動させることにより、蒸着体28の反射体29上
での反射位置が移動し、反射された蒸着体31もほぼ平
行に移動する。従って、上記実施例3の中で、蒸着体発
生源9に移動機構37を備えさせた場合と同様な効果を
得ることができる。
【0056】実施例6.この発明の他の実施例につい
て、この発明の成膜装置の概略を示す断面図を示す図6
を用いて説明する。図6において、40はガスイオン源
27の配設を煽る取付角度調整機構である煽り機構、4
1は反射体29の配設を煽る取付角度調整機構である煽
り機構である。なお、他の構成は、上記実施例1と同様
に構成されている。
【0057】煽り機構40を用いて、ガスイオン源27
から噴射させ基材16へ到達される反応性ガス34の噴
射角度を調整することにより、凹凸のある基材16の側
面に対しても十分に反応性ガス34の照射を行えるよう
にすることができる。また蒸着体31についても同様
に、反射体29に備えられた煽り機構41を用いて、基
材16へ到達される蒸着体31の照射角度を調整するこ
とにより、凹凸のある基材16の側面に対しても十分に
蒸着体31を照射して蒸着膜を形成させることができ
る。
【0058】実施例7.この発明の他の実施例につい
て、この発明の成膜装置の概略を示す断面図を示す図7
を用いて説明する。図7において、42は反射体29の
反射表面近傍の蒸着体28及び31の一部をイオン化す
る為のイオン化機構、44は一部がイオン化された蒸着
体31を基材16へ向けて加速する為の加速電源であ
る。また、図7において43はイオン化フィラメントか
ら放出された電子の飛来を示しており、イオン化の動作
は従来例及び実施例1の中で説明したガスイオン源にお
けるイオン化機構と同様である。なお、他の構成は、上
記実施例1と同様に構成されている。
【0059】蒸着体28及び蒸着体31の一部は、イオ
ン化機構42から放出された電子43と衝突して一部が
イオン化され、これらイオンは数kV〜数十kVの電圧
で加速された後、基材16へ到達される。従って、これ
ら蒸着体31の運動エネルギーを加速電圧44によって
制御すること及び、蒸着体31がイオン化され蒸着体3
1の活性度が高くなるので、蒸着体31のイオン化の割
合を変化させることにより、基材16上に形成される蒸
着膜17の結晶性や付着力などの膜質をコントロールす
ることができる。
【0060】実施例8.この発明の他の実施例につい
て、この発明の成膜装置の概略を示す断面図を示す図8
を用いて説明する。図8において、45は反射体29の
反射表面を加熱する電子ボンバードである。図8におい
て43はボンバード45からの電子の飛来を示してい
る。また、反射体29の材料を蒸着体28と同一材料に
している。なお、他の構成は、上記実施例1と同様に構
成されている。
【0061】電子ボンバード45における加熱用フィラ
メントを通電加熱するとともに、反射体29との間に直
流電圧を印加して、加熱用フィラメントから引き出され
た電子を反射体29にボンバードすることにより、これ
を短時間で数百度の高温状態に昇温させて保持すること
ができる。さらに、基材16へ向かうボンバード電子の
中には、蒸着体28及び蒸着体31と衝突するものがあ
り、これらを一部イオン化する。従って、加速電源44
の制御によりイオン化した蒸着体31を利用した蒸着膜
形成を行うことができる。
【0062】また、蒸着体28と同一材料の反射体29
を用いることにより、電子ボンバード45からの電子4
3や蒸着体28の衝突エネルギーが強く、反射体29表
面の一部がスパッタされた場合でも、反射体29から不
純物が発生することなく、形成される蒸着膜17の純度
低下を防ぐことができる。さらに、蒸着体発生源9にイ
オン源を用いて、蒸着体28の出射の運動エネルギーを
大きくすることにより、逆に反射体29の近傍でスパッ
タ粒子を発生させて、これをイオン化し基材16へ加速
させることによって、これらのスパッタ粒子もまた蒸着
膜17形成に寄与させることができる。
【0063】実施例9.この発明の他の実施例につい
て、この発明の成膜装置の概略を示す断面図を示す図9
を用いて説明する。図9において、被蒸着体である基材
16を真空室1内において、真空室1の側部である側面
壁に被蒸着部が沿うように配設されている。また、反射
体29の反射表面の形状を、内側に湾曲した凹形状にし
ている。なお、他の構成は、上記実施例1と同様に構成
されている。
【0064】真空室1の側面壁に被蒸着部が沿うように
基材16が配設されているので、基材16の側面部分に
蒸着膜17を被蒸着部に効率よく蒸着することができ
る。さらに、基材16を真空室1の側面壁に固定しなけ
ればならない場合にも、真空室1の側面壁に被蒸着部が
沿うように基材16を配設することにより、蒸着膜17
を被蒸着部に蒸着することができる。
【0065】さらに、反射表面が凹形状の反射体29で
反射された蒸着体31は、図1で示した様な平板形状の
反射体29と比較して、発散角が小さく、基材16の被
蒸着部において蒸着体31の到達領域を絞ることができ
る。従って、上記実施例2の中で、蒸着体発生源9に移
動機構35を備えさせた場合と同様な効果を得ることが
できる。
【0066】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、真空室
内に設けられた蒸着体発生源から出射された蒸着体が、
加熱可能に構成された反射体により被蒸着部に向けて反
射させる構成としたので、蒸着体の進行方向が変化する
ことにより、蒸着体発生源及び被蒸着部を有する蒸着体
の各取付方向及び配設位置の位置関係の自由度が高い成
膜装置を得ることができる。さらに、蒸着体を所定の方
向に出射させる構成とすれば、蒸着体の密度が高いの
で、成膜の効率が良い成膜装置を得ることができる。さ
らに、反射体は加熱される構成としたので、反射表面で
反射される蒸着体の割合を高くすることができる。
【0067】さらに、被蒸着体は反射体に対して下方又
は斜め下方に配設される構成としたので、被蒸着体の配
設位置が蒸着源発生装置の配設位置に左右されることな
く、被蒸着部に成膜することができる成膜装置を得るこ
とができる。
【0068】さらに、蒸着体発生源及び被蒸着体を真空
室の下部に配設し、反射体が真空室の上部に配設される
構成としたので、蒸着源発生装置が真空室の下部に配設
されたときにも、成膜することができる成膜装置を得る
ことができる。
【0069】さらに、被蒸着部が真空室の側部に沿うよ
うに被蒸着体が配設される構成としたので、被蒸着体の
配設位置が蒸着源発生装置の配設位置に左右されること
なく、被蒸着部に成膜することができる成膜装置を得る
ことができる。
【0070】さらに、ガス源により被蒸着部に向けて反
応性のガスが噴射される構成としたので、反応性のガス
の噴射量を制御することにより、化合物蒸着膜の組成を
制御することができる。
【0071】さらに、イオン化手段により蒸着体がイオ
ン化される構成としたので、蒸着体のイオン化の割合を
制御することにより、蒸着膜の結晶性や付着力などの膜
質を制御することができる。
【0072】さらに、加速手段によりイオン化された蒸
着体が加速される構成としたので、イオン化された蒸着
体の運動エネルギーを制御することにより、蒸着膜の結
晶性や付着力などの膜質を制御することができる。
【0073】さらに、位置調節機構及び取付け角度調節
機構のいずれか一方又は両方により、少なくともガス
源、蒸着体発生源、反射体又は被蒸着体のうちいずれか
1つの調節をさせる構成としたので、蒸着体又はガスの
飛来方向、密度及び被蒸着部への到達位置を変化させる
ことにより、蒸着膜の膜質、膜厚分布、蒸着速度、組成
を制御することが可能である。
【0074】さらに、抵抗、ランプ又は電子ボンバード
により反射体が加熱される構成としたので、反射体を短
時間で昇温できる。さらに、電子ボンバードを使用した
ときには、反射表面近傍の蒸着体が一部イオン化される
ので、蒸着膜の結晶性や付着力などの膜質を制御するこ
とができる。
【0075】さらに、反射体は反射表面の形状が凹状に
形成された構成としたので、被蒸着部に飛来させる蒸着
体の発散角を小さくでき、反射される蒸着体を有効に利
用できる。さらに、被蒸着部に飛来される蒸着体の密度
が高くなるので、成膜速度を上げることができる。
【0076】さらに、反射体の少なくとも反射表面部は
蒸着体と同一材料にされた構成とされたので、反射表面
が蒸着体によりスパッタされた場合にも、不純物が蒸着
膜中に混入することがないので高純度な蒸着膜が得られ
るとともに、スパッタされた粒子も成膜に関与させるこ
とができる。
【0077】また、成膜方法は、真空室内を所定の真空
度にし、蒸着体を出射させるように蒸着体発生源内にあ
る蒸着物質を加熱し、加熱された反射体により被蒸着部
に向けて蒸着体を反射させて、被蒸着部に蒸着体を成膜
する成膜方法としたので、蒸着体発生源から被蒸着部に
直接蒸着できない場合にも、蒸着可能な成膜方法を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1に係る成膜装置及び成膜
方法の概略を示す断面図である。
【図2】 この発明の実施例2に係る成膜装置及び成膜
方法の概略を示す断面図である。
【図3】 この発明の実施例3に係る成膜装置及び成膜
方法の概略を示す断面図である。
【図4】 この発明の実施例4に係る成膜装置及び成膜
方法の概略を示す断面図である。
【図5】 この発明の実施例5に係る成膜装置及び成膜
方法の概略を示す断面図である。
【図6】 この発明の実施例6に係る成膜装置及び成膜
方法の概略を示す断面図である。
【図7】 この発明の実施例7に係る成膜装置及び成膜
方法の概略を示す断面図である。
【図8】 この発明の実施例8に係る成膜装置及び成膜
方法の概略を示す断面図である。
【図9】 この発明の実施例9に係る成膜装置及び成膜
方法の概略を示す断面図である。
【図10】 従来の成膜装置及び成膜方法の概略を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 真空室、2 真空排気系、3 ルツボ、4 ノズ
ル、5 蒸着物質、6 加熱用フィラメント、7 熱シ
ールド板、 9 蒸着体発生源、16 基材、17 蒸
着膜、20 パイプ、21 内部槽、22 ガス出射ノ
ズル、23 イオン化フィラメント、24 電子ビーム
引き出し電極、25 電界シールド板、26 加速電
極、27 ガスイオン源、28 蒸着体、29 反射
体、30 加熱機構、31 蒸着体、32 取付角度調
節機構、33 位置調節機構、34 反応性ガス、35
位置調節機構、36 位置調節機構、37 位置調節
機構、 38 取付角度調節機構、39 位置調節機
構、40 取付角度調節機構、41 取付角度調節機
構、42 イオン化機構、43 電子の飛来、44 加
速電圧、45 電子ボンバード

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の真空度に保持された真空室と、こ
    の真空室内に蒸着体を出射させるか、または蒸着体を所
    定の方向に出射させる蒸着体発生源と、この蒸着体発生
    源から出射された蒸着体を被蒸着部に向けて反射させる
    とともに、加熱可能に構成された反射体とを備えたこと
    を特徴とする成膜装置。
  2. 【請求項2】 被蒸着部を有する被蒸着体は、反射体に
    対して下方又は斜め下方に配設されたことを特徴とする
    請求項1記載の成膜装置。
  3. 【請求項3】 蒸着体発生源及び被蒸着体は真空室の下
    部に配設され、反射体は上記真空室の上部に配設された
    ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか一
    項記載の成膜装置。
  4. 【請求項4】 被蒸着部は、真空室の側部に沿うように
    配設された被蒸着体の少なくとも一部であることを特徴
    とする請求項1記載の成膜装置。
  5. 【請求項5】 被蒸着部に向けて反応性ガスを噴射させ
    るガス源を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4
    のいずれか一項記載の成膜装置。
  6. 【請求項6】 蒸着体をイオン化させるイオン化手段を
    備えたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか
    一項記載の成膜装置。
  7. 【請求項7】 イオン化手段によりイオン化された蒸着
    体を加速する加速手段を備えたことを特徴とする請求項
    6記載の成膜装置。
  8. 【請求項8】 少なくともガス源、蒸着体発生源、反射
    体又は被蒸着体のうちいずれか1つが、位置調節機構及
    び取付角度調節機構のいずれか一方又は両方を備えたこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項記載
    の成膜装置。
  9. 【請求項9】 反射体は、抵抗、ランプ又は電子ボンバ
    ードにより加熱されることを特徴とする請求項1〜請求
    項8のいずれか一項記載の成膜装置。
  10. 【請求項10】 反射体は、反射表面の形状が凹状に形
    成されていることを特徴とする請求項1〜請求項9のい
    ずれか一項記載の成膜装置。
  11. 【請求項11】 反射体の少なくとも反射表面部は蒸着
    体と同一材料にされていることを特徴とする請求項1〜
    請求項10のいずれか一項記載の成膜装置。
  12. 【請求項12】 真空室内を所定の真空度にし、蒸着体
    発生源内にある蒸着物質を加熱することによって蒸着体
    を出射させ、上記蒸着体を加熱された反射体により被蒸
    着部に向けて反射させて、上記被蒸着部に上記蒸着体を
    成膜することを特徴とする成膜方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008515133A (ja) * 2004-08-23 2008-05-08 コラス、テクノロジー、ベスローテン、フェンノートシャップ ある量の導電性材料を浮揚させる装置および方法
JP2009206008A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Fujitec International Inc 発光装置の製造方法およびそれに用いる製造装置
US7615501B2 (en) 2005-08-11 2009-11-10 3M Innovative Properties Company Method for making a thin film layer
EP1985584A4 (en) * 2006-01-13 2011-07-27 Nat Academy Of Sciences Of Ukraine PROCESS FOR PRODUCING CARBON-CONTAINING MATERIAL BY VACUUM EVAPORATION BY ELECTRONIC CARBON BOMBING AND THEN CONDENSATION ON A SUBSTRATE AND DEVICE FOR CARRYING OUT SAID METHOD
JP2025009986A (ja) * 2023-06-29 2025-01-20 安徽熙泰智能科技有限公司 薄膜沈着装置およびその沈着方法

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