JPH08199571A - 杭打機のバックステー組立・分解用治具 - Google Patents

杭打機のバックステー組立・分解用治具

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JPH08199571A
JPH08199571A JP2728895A JP2728895A JPH08199571A JP H08199571 A JPH08199571 A JP H08199571A JP 2728895 A JP2728895 A JP 2728895A JP 2728895 A JP2728895 A JP 2728895A JP H08199571 A JPH08199571 A JP H08199571A
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JP
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jig
engaging
backstay
bolts
bolt
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Application number
JP2728895A
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English (en)
Inventor
Kenichi Miyata
憲一 宮田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボルト,ナットの締め、緩め時に筒状部材が
転動するのを防止して、バックステーを組立てたり、分
解したりするときの作業性を向上する。 【構成】 バックステー組立・分解用治具21を、細長
い平板状に形成された治具本体23と、治具本体の基端
側に設けられ、隣合う2本のボルト13の頭部13Aに
係合する2個の係合穴24,24を有する係合部23
と、治具本体22の先端側に位置して筒状部材11から
径方向に離間した地面Gに接地する接地部25とから構
成している。従って、各筒状部材11を連結するために
各ボルト13を締付ける場合には、締付け時に筒状部材
11が転動しようとする方の2個のボルト13,13に
係合部23の各係合穴24を係合させつつ、接地部25
を地面Gに接地させることにより、筒状部材11は治具
21によって転動が防止され、かつ各ボルト13と係合
部23との係合によって回転が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、杭打機のバックステー
を組立てたり、分解したりするときに用いて好適な杭打
機のバックステー組立・分解用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建設現場で基礎杭等を打込むと
きには杭打機が用いられ、該杭打機は、基台と、該基台
に取付けられ、リーダと該リーダに選択的に取付けられ
るアースオーガ装置、ハンマ装置とからなる杭打機本体
と、該杭打機本体をリーダが直立状態となる作業位置に
保持するため、該杭打機本体と基台との間に設けられる
バックステーとから大略構成されており、この種の杭打
機としては、例えば特開平5−179643号等で知ら
れている。
【0003】そして、このように構成された杭打機は、
リーダをバックステーで直立状態に支持し、最初に該リ
ーダにアースオーガ装置を取付けて地面に穴を掘削し、
次に、アースオーガ装置に代えてリーダにハンマ装置を
取付けてアースオーガによって掘削された穴に基礎杭等
を打込むようになっている。
【0004】ここで、前記バックステーは、複数本の筒
状部材を軸方向で連結することによって長尺に形成され
ており、該各筒状部材は、両端部にフランジ部を有する
大径な円筒状に形成され、互いに衝合される複数組のボ
ルト,ナットで締着することによって連結される。そし
て、該バックステーは杭打機の搬送時に各筒状部材に分
解され、現場で再度組立てるようになっている。
【0005】そこで、バックステーの組立手順について
述べると、各筒状部材のフランジ部を互いに軸方向で衝
合させ、この状態で各フランジ部に亘って複数本のボル
ト,ナットを取付け、該各ボルト,ナットをスパナ等の
工具を用いて締付けることにより各筒状部材を連結し、
この作業を数回繰返すことで複数本の筒状部材等からな
るバックステーを組立てる。
【0006】また、前述したボルト,ナットの締付け時
には、大きな締付けトルクを加える必要があり、このと
きのトルクで円筒状の筒状部材が転動しようとするため
に、該筒状部材が転がろうとする方に角材をあてがって
締付け作業を行なうようにしている。なお、バックステ
ーを分解するときは同様の作業を逆の手順で行なえばよ
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術によるものでは、バックステーの組立・分解時に
筒状部材に角材をあてがうことにより、ボルト,ナット
を締めたり、緩めたりするときに該円筒状部材が転がる
のを防止している。
【0008】しかし、ボルト,ナットは、大きな締付け
トルクによって締付けるようになっているから、該ボル
ト,ナットの締め、緩め時に筒状部材と角材との間で滑
りが生じて該筒状部材がその場で回転を生じてしまう。
この結果、ボルト,ナットにトルクがかからず、組立・
分解作業に多大な時間や労力を要してしまうという問題
がある。
【0009】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、ボルト,ナットの締め、緩め時に筒状部
材が転動するのを効果的に防止でき、バックステーを組
立てたり、分解したりするときの作業性を大幅に向上で
きるようにした杭打機のバックステー組立・分解用治具
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明による杭打機のバックステー組
立・分解用治具は、基台と、該基台に取付けられる杭打
機本体と、複数本の筒状部材を軸方向で連結することに
より長尺に形成され、該杭打機本体を作業位置に保持す
るため、該杭打機本体と基台との間に設けられるバック
ステーとからなる杭打機のバックステー組立・分解用治
具であって、細長い平板状に形成された治具本体と、該
治具本体の基端側に設けられ、前記各筒状部材間を複数
本のボルト,ナットで連結するときに、前記筒状部材の
外周側に配置されて前記各ボルト,ナットのうち少なく
とも1本のボルトまたはナットに係合する係合部と、前
記治具本体の先端側に設けられ、前記筒状部材から径方
向に離間した位置で接地する接地部とから構成してな
る。
【0011】また、請求項2の発明のように、前記各筒
状部材には前記各ボルトが挿通される複数のボルト挿通
穴を形成し、前記係合部は、該各ボルト挿通穴の間隔よ
りも大きい幅寸法をもって前記筒状部材の周方向に延び
る構成としてもよい。
【0012】さらに、請求項3の発明のように、前記係
合部には、前記ボルトまたはナットに係合する少なくと
も1個以上の係合穴を形成してもよい。
【0013】また、請求項4の発明のように、前記係合
部には、前記ボルトまたはナットに係合する係合穴と、
該係合穴から離間して他のボルトまたはナットに係合す
る係合溝とを設けてもよい。
【0014】さらにまた、請求項5の発明のように、前
記接地部には、接地面積を拡大するための接地板を設け
るのが好ましい。
【0015】
【作用】請求項1の発明の構成により、バックステーを
組立てるために、2本の筒状部材を軸方向で互いに衝合
させ、該各筒状部材間を複数本のボルト,ナットで締付
けるときには、筒状部材が転動しようとする方のボルト
またはナット(予め仮止め状態にある)に当該治具の係
合部を係合させ、接地部を接地させる。この状態で、例
えばボルト,ナットをスパナ等の工具で締付けると、こ
のときの締付けトルクは筒状部材を転動させるように働
くものの、該筒状部材は、治具の接地部によって転動が
防止され、かつボルトまたはナットに係合した係合部に
よってその場での回転が防止される。一方、ボルト,ナ
ットを緩めるときも同様である。
【0016】また、請求項2の発明の構成により、係合
部と筒状部材との周方向でも係合距離が長くなるから、
筒状部材が回転しようとする力(回転トルク)を当該治
具により確実に受止めることができ、該筒状部材の転動
を防止しうる。
【0017】さらに、請求項3の発明の構成により、当
該治具の係合穴内にボルトまたはナットを確実に係合さ
せることができ、当該治具が筒状部材(ボルトまたはナ
ット)から簡単に外れてしまうのを防止できる。
【0018】また、請求項4の発明の構成により、係合
穴内にボルトまたはナットを係合させると共に、係合溝
側には他のボルトまたはナットを係合させることができ
当該治具が筒状部材(ボルトまたはナット)から外れて
しまうのをさらに確実に防止できる。
【0019】さらにまた、請求項5の発明の構成によ
り、接地部が接地する地面が柔らかい場合でも接地部の
潜り込みを防止でき、地面に凸凹がある場合でも当該治
具を安定できる。また、治具の倒れを防止でき、当該治
具が筒状部材(ボルトまたはナット)から外れてしまう
のを防止できる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例による杭打機のバック
ステー組立・分解用治具を図1ないし図9に基づいて説
明する。
【0021】まず、図1ないし図4は本発明の第1の実
施例を示している。
【0022】図中、1は杭打機の基台となる作業機本体
を示し、該作業基本体1は、下部走行体1Aと、該下部
走行体1A上に旋回可能に搭載された上部旋回体1Bと
から大略構成されている。
【0023】2は作業機本体1の前側に設けられた杭打
機本体を示し、該杭打機本体2は、前記上部旋回体1B
の前部にフロントブラケット3を介して取付けられた長
尺な柱状のリーダ4と、該リーダ4の前面側に昇降可能
に取付けられたアースオーガ装置5とから大略構成さ
れ、該アースオーガ装置5は地面Gに基礎杭等を打込む
縦穴(いずれも図示せず)を掘削するものである。ま
た、前記リーダ4には、該アースオーガ装置5に代えて
図示しないハンマ装置が取付けられるようになってお
り、該ハンマ装置はアースオーガ装置5によって掘削さ
れた縦穴に基礎杭を打込むものである。
【0024】ここで、前記アースオーガ装置5は、モー
タ等を内蔵したオーガマシン6と、該オーガマシン6か
ら前記リーダ4に沿って下方に伸長した長尺な円筒状の
ケーシングパイプ7と、該ケーシングパイプ7内を軸方
向に伸長し、一端側が前記オーガマシン6に接続される
と共に他端側が該ケーシングパイプ7から突出したアー
スオーガ8とから大略構成され、前記リーダ4の上側に
は、後面側に位置して後述するバックステー10の一端
が取付けられるスライドブラケット9が摺動可能に取付
けられている。
【0025】10は一端がスライドブラケット9を介し
てリーダ4の上側に取付けられ、他端が作業機本体1の
上部旋回体1B後部に取付けられた2本のバックステー
(1本のみ図示)を示し、該バックステー10は、軸方
向で連結された5本の筒状部材11,11,…と、他端
側に位置する筒状部材11に連結され、バックステー1
0を伸,縮することによってリーダ4の角度を調整する
油圧シリンダ12とから大略構成されている。
【0026】また、前記筒状部材11は、図2,図3に
示す如く、その両端部が径方向外側に突出するフランジ
部11A(それぞれ一方のみ図示)となり、該フランジ
部11Aには、軸方向に貫通するボルト挿通穴11B,
11B,…が周方向に一定間隔をもって複数個穿設され
ている。また、該各筒状部材11は1本で100〜30
0Kg程度の重量を有している。
【0027】13,13,…は各フランジ部11Aの各
ボルト挿通穴11B内に取付けられた複数本のボルト、
14,14,…は該各ボルト13に螺着されたナットを
それぞれ示し、該各ボルト13,ナット14は、前記各
フランジ部11Aを介して各筒状部材11間を連結する
ものである。
【0028】一方、図4に示す如く、21は本実施例に
よるバックステー組立・分解用治具を示し、該治具21
は、後述する治具本体22,係合部23,接地部25か
ら構成されている。
【0029】22は治具21の本体をなす治具本体で、
該治具本体22は細長い平板状に形成され、かつ基端側
から先端側に向けて幅寸法が小さくなる略三角形状に形
成されている。そして、該治具本体22は係合部23と
接地部25との間の長さ寸法Lが、例えば筒状部材11
の直径またはそれ以上に形成されている。また、該治具
本体22の厚さ寸法は、ボルト13の頭部13Aの高さ
寸法と同等程度に設定され、これにより、剛性を確保し
つつ取扱いが容易な重量となっている。
【0030】23は治具本体22の基端側に一体形成さ
れた係合部で、該係合部23は、各ボルト挿通穴11B
の間隔よりも大きい幅寸法Wを有している。また、該係
合部23には、各ボルト挿通穴11Bの間隔と同等の離
間寸法をもって2個の係合穴24,24が形成され、該
各係合穴24は、その径寸法が各ボルト13の頭部13
Aやナット14の外径寸法よりも多少大きく設定され、
これにより該各係合穴24内に各ボルト13の頭部13
Aを挿入させることで該各ボルト13の頭部13Aに容
易に係合できるようになっている。
【0031】25は治具本体22の先端側に設けられた
接地部で、該接地部25は、前記係合部23の各係合穴
24を各ボルト13の頭部13Aに係合させたときに、
筒状部材11から径方向に離間した地面Gに接地面25
Aを介して接地するものである。
【0032】本実施例によるバックステー組立・分解用
治具21は上述の如き構成を有するもので、次に、該治
具21を用いたバックステー10の組立作業について説
明する。
【0033】まず、各筒状部材11をフランジ部11A
を衝合させるように軸方向に配設した後、各ボルト13
を各ボルト挿通穴11Bに挿着し、各ナット14を該各
ボルト13に手等で螺合させて仮止めする。
【0034】次に、ボルト13の締付け時に筒状部材1
1が転動しようとする方に治具21を配設し(図4はボ
ルト13が右ねじの場合を示している)、2個の係合穴
24,24を隣合うボルト13,13の頭部13A,1
3Aに係合させつつ、係合部23側面をフランジ部11
Aに沿わせる。そして、係合部23を各ボルト13に係
合させたら、筒状部材11を少し回転させて接地部25
の接地面25Aを地面Gに押し付ける。
【0035】このようにしてボルト13を締結するため
の準備作業が完了したら、治具21と反対側(図中左
側)のボルト13の頭部13Aにスパナ26を係合さ
せ、該スパナ26を矢示A方向に回動させてボルト13
を50〜150Kgf・mの締付けトルクで締付ける。
【0036】この際、筒状部材11には矢示A方向の回
転力が作用するものの、治具21の接地部25が地面G
に接地していることにより、筒状部材11の転動が防止
され、かつ各ボルト13と各係合穴24とが係合してい
るから、治具21と筒状部材11との間の滑りが防止さ
れ、その場で回転することもない。
【0037】従って、スパナ26による締付けトルクは
確実にボルト13に伝達されるから、筒状部材11が転
動することによって生じていた締付けロスを防止するこ
とができ、各ボルト13等の締付け時における作業性を
向上することができる。
【0038】そして、治具21を取付ける各ボルト13
の位置を順次取換えつつ、上述した作業を繰返して他の
筒状部材11や油圧シリンダ12を軸方向で連結するこ
とによりバックステー10を組立てることができる。
【0039】かくして、本実施例によれば、バックステ
ー組立・分解用治具21の係合部23(各係合穴24)
を各ボルト13に係合させつつ、接地部25を地面Gに
接地させることにより、各筒状部材11が転動するのを
効果的に防止でき、各ボルト13の締結作業を効率よく
行なうことができると共に、少数の作業者でも各筒状部
材間の連結、組立て作業を行なうことができ(各ボルト
13,ナット14の締付け作業だけであれば一人でも可
能)、バックステー10の組立作業を容易にして作業効
率を大幅に向上することができる。
【0040】また、本実施例では、係合部23に2個の
係合穴24,24を設け、該各係合穴24を隣合う2個
のボルト13,13の頭部13A,13Aに係合させる
ようにしているから、治具21の係合部23を筒状部材
11側に容易に取付け、取外すことができ、作業性を大
幅に向上することができる。
【0041】さらに、係合部23の幅寸法Wを大きく
し、先端側に向けて幅寸法を小さくすることにより治具
21を略三角形状に形成しているから、当該治具21を
軽量化しつつ高強度に形成することができる。
【0042】次に、図5に本発明の第2の実施例を示
す。なお、本実施例では、前述した第1の実施例と同一
の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するも
のとする。
【0043】図中、31は本実施例によるバックステー
組立・分解用治具を示し、該治具31は、後述する治具
本体32,係合部33,接地部36から構成されてい
る。
【0044】32は治具31の本体をなす治具本体で、
該治具本体32は、前記第1の実施例による治具本体2
2とほぼ同様に細長い平板状に形成され、かつ基端側か
ら先端側に向けて幅寸法が小さくなる略三角形状に形成
され、係合部33と接地部36との間の長さ寸法L1 が
筒状部材11の直径またはそれ以上に形成されている。
【0045】33は治具本体32の基端側に一体形成さ
れた本実施例による係合部で、該係合部33は、前記第
1の実施例で述べた係合部23とほぼ同様に、各ボルト
挿通穴の間隔よりも大きい幅寸法W1 を有している。し
かし、該係合部33は、ボルト13の頭部13Aに係合
する係合穴34と、該係合穴34から上側に離間して位
置し、隣合う他のボルト13の頭部13Aに係合するよ
うに切欠かれた係合溝35とが設けられている点で第1
の実施例による係合部23と相違している。
【0046】36は治具本体32の先端側に設けられ、
前記第1の実施例による接地部25と同様に接地面36
Aを有する接地部を示している。
【0047】かくして、このように構成された本実施例
においても、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を
得ることができるものの、特に、本実施例では、係合部
33に係合穴34と係合溝35を設けているから、該係
合穴34をボルト13の頭部13Aに係合させた状態
で、治具31の先端側を上方に持上げることにより、係
合溝35を容易に他のボルト13の頭部13Aに係合さ
せることができ、より一層治具31の取付作業を容易に
することができる。
【0048】次に、図6に本発明の第3の実施例を示
す。なお、本実施例では、前述した第1の実施例と同一
の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するも
のとする。
【0049】図中、41は本実施例によるバックステー
組立・分解用治具を示し、該治具41は、後述する治具
本体42,係合部43,接地部45から構成されてい
る。
【0050】42は治具41の本体をなす治具本体で、
該治具本体32は、前記第1の実施例による治具本体2
2とほぼ同様に細長い平板状に形成され、かつ基端側か
ら先端側に向けて幅寸法が小さくなる略三角形状に形成
され、係合部43と接地部45との間の長さ寸法L2 が
筒状部材11の直径またはそれ以上に形成されている。
【0051】43は治具本体42の基端側に一体形成さ
れた本実施例による係合部で、該係合部43は、前記第
1の実施例で述べた係合部23とほぼ同様に、各ボルト
挿通穴の間隔よりも大きい幅寸法W2 を有している。し
かし、該係合部43は、周方向に連続する3本のボルト
13,13,13の頭部13A,13A,13Aに係合
する3個の係合穴44,44,44が設けられている点
で第1の実施例による係合部23と相違している。
【0052】45は治具本体42の先端側に設けられ、
前記第1の実施例による接地部25と同様に接地面45
Aを有する接地部を示している。
【0053】かくして、このように構成された本実施例
においても、前記各実施例とほぼ同様の作用効果を得る
ことができるものの、特に、本実施例では、係合部43
に3個の係合穴44,44,44を設け、3本のボルト
13,13,13に係合させるようにしているから、治
具41の係合部43をより確実に筒状部材11側に係合
させることができ、組立作業中の治具41の脱落等を防
止して、安全性や作業効率を向上することができる。
【0054】次に、図7に本発明の第4の実施例を示
す。なお、本実施例では、前述した第1の実施例と同一
の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するも
のとする。
【0055】図中、51は本実施例によるバックステー
組立・分解用治具を示し、該治具51は、後述する治具
本体52,係合部53,接地部57から構成されてい
る。
【0056】52は治具51の本体をなす治具本体で、
該治具本体52は、前記第1の実施例による治具本体2
2とほぼ同様に細長い平板状に形成され、かつ基端側か
ら先端側に向けて幅寸法が小さくなる略三角形状に形成
され、係合部53と接地部57との間の長さ寸法L3 が
筒状部材11の直径またはそれ以上に形成されている。
【0057】53は治具本体52の基端側に設けられた
本実施例による係合部で、該係合部53は、前記第1の
実施例で述べた係合部23とほぼ同様に、各ボルト挿通
穴の間隔よりも大きい幅寸法W3 を有している。しか
し、該係合部53は、ボルト13の頭部13Aに係合す
る係合穴54と、該係合穴54から上側に離間して位置
し、隣合う他のボルト13の頭部13Aを避けるように
形成された切欠部55と、該切欠部55よりも上側に位
置して筒状部材11の外周面に当接する当接部56とが
設けられている点で第1の実施例による係合部23と相
違している。
【0058】57は治具本体52の先端側に設けられ、
前記第1の実施例による接地部25と同様に接地面57
Aを有する接地部を示している。
【0059】かくして、このように構成された本実施例
においても、前記各実施例とほぼ同様の作用効果を得る
ことができるものの、特に、本実施例では、ボルト13
が1本欠落していても、筒状部材11の回転防止を行な
うことができる。
【0060】次に、図8および図9に本発明の第5の実
施例を示す。なお、本実施例では、前述した第1の実施
例と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省
略するものとする。
【0061】図中、61は本実施例によるバックステー
組立・分解用治具を示し、該治具61は、後述する治具
本体62,係合部63,接地部65から構成されてい
る。
【0062】62は治具61の本体をなす治具本体で、
該治具本体62は、前記第1の実施例による治具本体2
2とほぼ同様の長さおよび幅を有して細長い平板状に形
成され、かつ基端側から先端側に向けて幅寸法が小さく
なる略三角形状に形成されている。
【0063】63は治具本体32の基端側に設けられた
係合部で、該係合部63は、前記第1の実施例で述べた
係合部23と同様に、各ボルト挿通穴の間隔よりも大き
い幅寸法を有し、各ボルト挿通穴11Bの間隔と同等の
離間寸法をもって2個の係合穴64,64が形成されて
いる。
【0064】65は治具本体62の先端側に設けられた
本実施例による接地部で、該接地部65には、図9に示
すように、治具本体62と直交するように長方形状の接
地板66が溶接手段等によって固着され、該接地板66
は大きな接地面66Aを介して地面Gに接地している。
【0065】かくして、このように構成された本実施例
においても、前記各実施例とほぼ同様の作用効果を得る
ことができるものの、特に、本実施例では、接地部65
に接地板66を固着することにより接地面積を拡大する
ことができるから、地面Gが柔らかい場合には接地部6
5が地面Gに潜り込むのを防止することができ、地面G
に凸凹がある場合でも接地部65を安定させることがで
きる。しかも、治具61の倒れを防止することができる
から、係合部63側での脱落を防止することができる。
【0066】なお、前記各実施例では、バックステー組
立・分解用治具21,31,41,51,61を各ボル
ト13の頭部13Aに係合させた場合を例示したが、治
具21,31,41,51,61を各ナット14に係合
させてもよい。
【0067】また、前記各実施例では、バックステー1
0の組立作業について説明したが、バックステー10を
分解する場合には、治具21,31,41,51,61
とスパナ26との位置関係を反対にして作業を行なえば
よい。
【0068】さらに、前記第3の実施例では、係合部4
3に3個の係合穴44,44,44を設けたが、図6中
に点線で示すように、切欠部71によって中央のボルト
13を避けて2本のボルト13と係合するようにしても
よい。
【0069】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、例えばバックステーを組立てるときには、各筒状
部材を軸方向で衝合させて該各筒状部材に複数本のボル
ト,ナットを仮止めした状態で、筒状部材が転動しよう
とする方のボルトまたはナットに治具の係合部を係合さ
せると共に接地部を接地させる。これにより、ボルト,
ナットをスパナ等の工具で締付けた場合には、このとき
の締付け力が筒状部材を転動させるように働くものの、
該治具の接地部によって筒状部材が転動するのを防止す
ることができ、かつ係合部をボルトまたはナットに係合
させることによって該筒状部材のその場での回転も防止
することができるから、スパナによる締付け力を確実に
ボルトまたはナットに伝達して締付けロスを無くすこと
ができ、ボルト,ナットによる締付け時の作業性を向上
して、作業効率を高めることができる。一方、バックス
テーを分解するべくボルト,ナットを緩めるときも同様
である。さらに、治具本体を軽量化して高強度に形成で
きる。
【0070】また、請求項2の発明によれば、係合部と
筒状部材との周方向における係合距離(面積)を長くす
ることにより、筒状部材が回転しようとする力(回転ト
ルク)を治具で確実に受止めることができるから、該筒
状部材の転動または回転を確実に防止して、作業性を向
上することができる。
【0071】さらに、請求項3の発明によれば、係合穴
内にボルトまたはナットを挿入させることにより、治具
の係合部を筒状部材に対して確実に係合させることがで
きるから、締付け作業時に治具が筒状部材側から脱落す
るのを防止できると共に、筒状部材側への治具の取付作
業を簡略化でき、作業性を向上できる。また、簡単な穴
加工で治具に係合穴を形成でき、治具の製作時における
生産性を向上させることができる。
【0072】また、請求項4の発明によれば、係合穴内
にボルトまたはナットを挿入させ、この状態で係合溝を
他のボルトまたはナットに係合させることにより、係合
溝を2個目のボルトまたはナットに容易に係合でき、筒
状部材に対する治具の取付け、取外し時の作業性を向上
させることができる。
【0073】さらにまた、請求項5の発明によれば、接
地板によって接地部の接地面積を拡大することができる
から、接地部が接地する地面が柔らかい場合や凸凹のあ
る地面でも、接地部が地面に潜り込んだり不安定になる
のを防止することができる。しかも、治具が倒れて係合
部がボルト,ナットから脱落するのを防止でき、安全性
や信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例による杭打機を示す側面図であ
る。
【図2】図1中に示すバックステー等の拡大図である。
【図3】図2中の矢示 III−III 方向断面図である。
【図4】第1の実施例によるバックステー組立・分解用
治具を用いてボルトを締付けている状態を示す作業説明
図である。
【図5】第2の実施例によるバックステー組立・分解用
治具を用いてボルトを締付けている状態を示す図4と同
様の作業説明図である。
【図6】第3の実施例によるバックステー組立・分解用
治具を用いてボルトを締付けている状態を示す図4と同
様の作業説明図である。
【図7】第4の実施例によるバックステー組立・分解用
治具を用いてボルトを締付けている状態を示す図4と同
様の作業説明図である。
【図8】第5の実施例によるバックステー組立・分解用
治具を用いてボルトを締付けている状態を示す図4と同
様の作業説明図である。
【図9】図8中のバックステー組立・分解用治具を拡大
して示す外観斜視図である。
【符号の説明】
1 作業機本体(基台) 2 杭打機本体 10 バックステー 11 筒状部材 11A フランジ部 11B ボルト挿通穴 12 油圧シリンダ 13 ボルト 13A 頭部 14 ナット 21,31,41,51,61 バックステー組立・分
解用治具 22,32,42,52,62 治具本体 23,33,43,53,63 係合部 24,34,44,54,64 係合穴 25,36,45,57,65 接地部 25A,36A,45A,57A,66A 接地面 26 スパナ 35 係合溝 66 接地板 G 地面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、該基台に取付けられる杭打機本
    体と、複数本の筒状部材を軸方向で連結することにより
    長尺に形成され、該杭打機本体を作業位置に保持するた
    め、該杭打機本体と基台との間に設けられるバックステ
    ーとからなる杭打機のバックステー組立・分解用治具で
    あって、細長い平板状に形成された治具本体と、該治具
    本体の基端側に設けられ、前記各筒状部材間を複数本の
    ボルト,ナットで連結するときに、前記筒状部材の外周
    側に配置されて前記各ボルト,ナットのうち少なくとも
    1本のボルトまたはナットに係合する係合部と、前記治
    具本体の先端側に設けられ、前記筒状部材から径方向に
    離間した位置で接地する接地部とから構成してなる杭打
    機のバックステー組立・分解用治具。
  2. 【請求項2】 前記各筒状部材には前記各ボルトが挿通
    される複数のボルト挿通穴を形成し、前記係合部は、該
    各ボルト挿通穴の間隔よりも大きい幅寸法をもって前記
    筒状部材の周方向に延びる構成としてなる請求項1に記
    載の杭打機のバックステー組立・分解用治具。
  3. 【請求項3】 前記係合部には、前記ボルトまたはナッ
    トに係合する少なくとも1個以上の係合穴を形成してな
    る請求項1または2に記載の杭打機のバックステー組立
    ・分解用治具。
  4. 【請求項4】 前記係合部には、前記ボルトまたはナッ
    トに係合する係合穴と、該係合穴から離間して他のボル
    トまたはナットに係合する係合溝とを設けてなる請求項
    1または2に記載の杭打機のバックステー組立・分解用
    治具。
  5. 【請求項5】 前記接地部には、接地面積を拡大するた
    めの接地板を設けてなる請求項1,2,3または4に記
    載の杭打機のバックステー組立・分解用治具。
JP2728895A 1995-01-23 1995-01-23 杭打機のバックステー組立・分解用治具 Pending JPH08199571A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6249101B1 (en) 1999-02-04 2001-06-19 Stmicroelectronics S.R.L. Start-up procedure for brushless DC motors having position sensors with angular resolution lower than the resolution of the driving system
JP2019027046A (ja) * 2017-07-26 2019-02-21 日本車輌製造株式会社 杭打機
JP2020125649A (ja) * 2019-02-06 2020-08-20 Jfe建材株式会社 固定治具及び作業対象物の固定方法

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