JPH08200209A - 可変容量型斜板式液圧回転機 - Google Patents
可変容量型斜板式液圧回転機Info
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- JPH08200209A JPH08200209A JP7027289A JP2728995A JPH08200209A JP H08200209 A JPH08200209 A JP H08200209A JP 7027289 A JP7027289 A JP 7027289A JP 2728995 A JP2728995 A JP 2728995A JP H08200209 A JPH08200209 A JP H08200209A
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- Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 傾転制御板の穴加工を簡略化すると共に、該
傾転制御板をケーシングに容易かつ正確に位置決め可能
として、生産性や歩留りを向上する。 【構成】 ケーシング本体21のフロント底部21Bに
傾転制御板23の支点部材保持穴23Cに対応するよう
に位置決め穴21Cを形成すると共に、各支点部材24
の軸部24Aを長尺に形成することにより、軸部24A
を傾転制御板23の支点部材保持穴23Cからケーシン
グ本体21の位置決め穴21Cに亘って挿嵌する構成と
している。従って、各支点部材24を組付けるために、
その軸部24Aを傾転制御板23の支点部材保持穴23
Cからケーシング本体21の位置決め穴21Cに亘って
挿嵌することにより、各支点部材24の組付けと同時に
傾転制御板23がケーシング本体21に対して位置決め
される。また、位置決めピンが不要となる。
傾転制御板をケーシングに容易かつ正確に位置決め可能
として、生産性や歩留りを向上する。 【構成】 ケーシング本体21のフロント底部21Bに
傾転制御板23の支点部材保持穴23Cに対応するよう
に位置決め穴21Cを形成すると共に、各支点部材24
の軸部24Aを長尺に形成することにより、軸部24A
を傾転制御板23の支点部材保持穴23Cからケーシン
グ本体21の位置決め穴21Cに亘って挿嵌する構成と
している。従って、各支点部材24を組付けるために、
その軸部24Aを傾転制御板23の支点部材保持穴23
Cからケーシング本体21の位置決め穴21Cに亘って
挿嵌することにより、各支点部材24の組付けと同時に
傾転制御板23がケーシング本体21に対して位置決め
される。また、位置決めピンが不要となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ポンプ、油圧モー
タ等として用いられる可変容量型斜板式液圧回転機に関
する。
タ等として用いられる可変容量型斜板式液圧回転機に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の可変容量型斜板式液圧
回転機は、容量制御機構によって、斜板を適宜に傾転す
ることにより、油圧ポンプの場合には吐出容量を可変と
し、油圧モータの場合には回転数を可変とすることがで
きるもので、例えば特開平4−272482号公報に示
すものが知られている。
回転機は、容量制御機構によって、斜板を適宜に傾転す
ることにより、油圧ポンプの場合には吐出容量を可変と
し、油圧モータの場合には回転数を可変とすることがで
きるもので、例えば特開平4−272482号公報に示
すものが知られている。
【0003】ここで、従来技術として、図6ないし図8
に示す建設機械の走行用モータに用いられる二速油圧モ
ータを例に挙げて説明する。
に示す建設機械の走行用モータに用いられる二速油圧モ
ータを例に挙げて説明する。
【0004】図中、1は油圧モータのケーシングを示
し、該ケーシング1は、筒部2A,環状のフロント底部
2Bから有底筒状に形成されたケーシング本体2と、該
ケーシング本体2を閉塞するリヤケーシング3とから構
成されている。また、前記ケーシング本体2には、フロ
ント底部2Bの中央部に位置して後述の回転軸5を挿通
する回転軸挿通穴2Cと、該回転軸挿通穴2Cの外周側
に位置して後述の位置決めピン13が挿嵌されるピン穴
2D(図7中に図示)とがそれぞれ形成されている。さ
らに、該ケーシング本体2のフロント底部2Bには、前
記回転軸挿通穴2Cの上,下側に位置して後述の傾転制
御ピストン15,16が挿嵌されるシリンダ穴4A,4
Bが形成されている。
し、該ケーシング1は、筒部2A,環状のフロント底部
2Bから有底筒状に形成されたケーシング本体2と、該
ケーシング本体2を閉塞するリヤケーシング3とから構
成されている。また、前記ケーシング本体2には、フロ
ント底部2Bの中央部に位置して後述の回転軸5を挿通
する回転軸挿通穴2Cと、該回転軸挿通穴2Cの外周側
に位置して後述の位置決めピン13が挿嵌されるピン穴
2D(図7中に図示)とがそれぞれ形成されている。さ
らに、該ケーシング本体2のフロント底部2Bには、前
記回転軸挿通穴2Cの上,下側に位置して後述の傾転制
御ピストン15,16が挿嵌されるシリンダ穴4A,4
Bが形成されている。
【0005】5はケーシング本体2,リヤケーシング3
に亘って回転自在に支持された回転軸を示し、該回転軸
5は、ケーシング本体2の回転軸挿通穴2Cを介して外
部に露出している。
に亘って回転自在に支持された回転軸を示し、該回転軸
5は、ケーシング本体2の回転軸挿通穴2Cを介して外
部に露出している。
【0006】6はリヤケーシング3に固定された円板状
の切換弁板で、該切換弁板6には、一対の給排ポート6
A(片方のみ図示)が形成されている。
の切換弁板で、該切換弁板6には、一対の給排ポート6
A(片方のみ図示)が形成されている。
【0007】7はケーシング1内に位置して回転軸5と
スプライン結合されたシリンダブロックを示し、該シリ
ンダブロック7には、軸方向に延びる複数のシリンダ
8,8,…が回転軸5の周囲に穿設され、該各シリンダ
8には摺動面7Aに開口して切換弁板6の各給排ポート
6Aに間欠的に連通するシリンダポート8Aが形成され
ている。また、該各シリンダ8内にはピストン9,9,
…が往復動可能に挿嵌される。
スプライン結合されたシリンダブロックを示し、該シリ
ンダブロック7には、軸方向に延びる複数のシリンダ
8,8,…が回転軸5の周囲に穿設され、該各シリンダ
8には摺動面7Aに開口して切換弁板6の各給排ポート
6Aに間欠的に連通するシリンダポート8Aが形成され
ている。また、該各シリンダ8内にはピストン9,9,
…が往復動可能に挿嵌される。
【0008】10,10,…は各ピストン9の突出側端
部に設けられた複数のシューを示し、該各シュー10
は、後述する斜板11の平滑面11A上に摺動可能に支
持される。
部に設けられた複数のシューを示し、該各シュー10
は、後述する斜板11の平滑面11A上に摺動可能に支
持される。
【0009】11はケーシング1の一端側に設けられた
円板状の斜板を示し、該斜板11の表面側には、各シュ
ー10が摺動する平滑面11Aが形成され、中央部には
回転軸5が挿通される回転軸挿通穴11Bが穿設されて
いる。また、裏面側の左,右には、図7に示すように、
後述する支点部材14の支点部14Bが係合される半球
状の係合凹部11C(片方のみ図示)が形成されてい
る。さらに、該斜板11の裏面側は後述する傾転制御板
12の第1の支持面12E,第2の支持面12Fに当接
可能な当接面11Dとなっている。
円板状の斜板を示し、該斜板11の表面側には、各シュ
ー10が摺動する平滑面11Aが形成され、中央部には
回転軸5が挿通される回転軸挿通穴11Bが穿設されて
いる。また、裏面側の左,右には、図7に示すように、
後述する支点部材14の支点部14Bが係合される半球
状の係合凹部11C(片方のみ図示)が形成されてい
る。さらに、該斜板11の裏面側は後述する傾転制御板
12の第1の支持面12E,第2の支持面12Fに当接
可能な当接面11Dとなっている。
【0010】12は斜板11の裏面とケーシング本体2
のフロント底部2Bとの間に位置して設けられた傾転制
御板を示し、該傾転制御板12には、図8に示す如く、
軸心Oを中心として回転軸5が挿通される回転軸挿通穴
12Aと、該回転軸挿通穴12Aの上,下側に位置して
軸心Oを通るように傾転方向に伸長した直線A−A上に
穿設されたピストン挿通穴12B,12Bと、前記回転
軸挿通穴12Aの左,右側に位置して直線A−Aに対し
直交方向伸長する直線B−B上に穿設された位置決め穴
となる支点部材保持穴12C,12Cと、右側の支点部
材保持穴12Cの上側に位置して位置決めピン13が挿
嵌されるピン穴12Dとが設けられている。なお、前記
ピストン挿通穴12B,12Bはシリンダ穴4A,4B
に、前記ピン穴12Dはケーシング本体2のピン穴2D
にそれぞれ対応するようになっている。さらに、該傾転
制御板12の表面側は上側と下側で傾斜角度の異なるよ
うに形成され、上側は第1の支持面12Eとなり、下側
は第2の支持面12Fとなっている。
のフロント底部2Bとの間に位置して設けられた傾転制
御板を示し、該傾転制御板12には、図8に示す如く、
軸心Oを中心として回転軸5が挿通される回転軸挿通穴
12Aと、該回転軸挿通穴12Aの上,下側に位置して
軸心Oを通るように傾転方向に伸長した直線A−A上に
穿設されたピストン挿通穴12B,12Bと、前記回転
軸挿通穴12Aの左,右側に位置して直線A−Aに対し
直交方向伸長する直線B−B上に穿設された位置決め穴
となる支点部材保持穴12C,12Cと、右側の支点部
材保持穴12Cの上側に位置して位置決めピン13が挿
嵌されるピン穴12Dとが設けられている。なお、前記
ピストン挿通穴12B,12Bはシリンダ穴4A,4B
に、前記ピン穴12Dはケーシング本体2のピン穴2D
にそれぞれ対応するようになっている。さらに、該傾転
制御板12の表面側は上側と下側で傾斜角度の異なるよ
うに形成され、上側は第1の支持面12Eとなり、下側
は第2の支持面12Fとなっている。
【0011】そして、このように形成された傾転制御板
12は、斜板11の最大傾転時に第1の支持面12Eを
該斜板11の当接面11Dに当接させることにより、該
斜板11の最大傾転角度を規定すると共に、斜板11の
最小傾転時に第2の支持面12Fを該斜板11の当接面
11Dに当接させることにより、該斜板11の最小傾転
角度を規定するものである。
12は、斜板11の最大傾転時に第1の支持面12Eを
該斜板11の当接面11Dに当接させることにより、該
斜板11の最大傾転角度を規定すると共に、斜板11の
最小傾転時に第2の支持面12Fを該斜板11の当接面
11Dに当接させることにより、該斜板11の最小傾転
角度を規定するものである。
【0012】また、図7に示す如く、13はケーシング
本体2のフロント底部2Bと傾転制御板12との間に設
けられた位置決めピンで、該位置決めピン13は、ピン
穴2D,12Dに亘って挿嵌されることにより、傾転制
御板12の回転を規制すると共に、該傾転制御板12に
穿設された各ピストン挿通穴12B,支点部材保持穴1
2Cを所定の位置に位置決めするものである。
本体2のフロント底部2Bと傾転制御板12との間に設
けられた位置決めピンで、該位置決めピン13は、ピン
穴2D,12Dに亘って挿嵌されることにより、傾転制
御板12の回転を規制すると共に、該傾転制御板12に
穿設された各ピストン挿通穴12B,支点部材保持穴1
2Cを所定の位置に位置決めするものである。
【0013】14,14は斜板11の裏面側を傾転可能
に支持すべく、直線B−B上に配設された左,右の支点
部材を示し(図8中に二点鎖線で図示)、該各支点部材
14は、図7に示すように、軸部14Aと、該軸部14
Aの先端側に形成された半球状の支点部14Bとから茸
状に形成されている。そして、該各支点部材14は、そ
の軸部14Aを傾転制御板12の各支点部材保持穴12
Cに挿嵌して位置決めし、支点部14Bに斜板11の係
合凹部11Cを係合させることにより、該斜板11の傾
転中心、即ち傾転時の支点をなしている。
に支持すべく、直線B−B上に配設された左,右の支点
部材を示し(図8中に二点鎖線で図示)、該各支点部材
14は、図7に示すように、軸部14Aと、該軸部14
Aの先端側に形成された半球状の支点部14Bとから茸
状に形成されている。そして、該各支点部材14は、そ
の軸部14Aを傾転制御板12の各支点部材保持穴12
Cに挿嵌して位置決めし、支点部14Bに斜板11の係
合凹部11Cを係合させることにより、該斜板11の傾
転中心、即ち傾転時の支点をなしている。
【0014】15,16はフロント底部2Bの上,下側
に位置して直線A−A上に配設された傾転制御ピストン
を示し、該傾転制御ピストン15,16は各支点部材1
4の支点部14Bを支点として斜板11を傾転制御板1
2に対して傾転させるもので、該斜板11の当接面11
Dに対向してフロント底部2Bのシリンダ穴4A,4B
内に摺動可能に挿嵌されている。
に位置して直線A−A上に配設された傾転制御ピストン
を示し、該傾転制御ピストン15,16は各支点部材1
4の支点部14Bを支点として斜板11を傾転制御板1
2に対して傾転させるもので、該斜板11の当接面11
Dに対向してフロント底部2Bのシリンダ穴4A,4B
内に摺動可能に挿嵌されている。
【0015】なお、17,18は傾転制御ピストン1
5,16を伸縮させるためにシリンダ穴4A,4Bに圧
油を供給する制御圧油通路、19は切換弁板6の給排ポ
ート6Aを介してシリンダブロック7の各シリンダ8内
に圧油を給排する一対の給排通路(片方のみ図示)をそ
れぞれ示している。
5,16を伸縮させるためにシリンダ穴4A,4Bに圧
油を供給する制御圧油通路、19は切換弁板6の給排ポ
ート6Aを介してシリンダブロック7の各シリンダ8内
に圧油を給排する一対の給排通路(片方のみ図示)をそ
れぞれ示している。
【0016】このように構成される従来技術の二速油圧
モータにおいては、給排通路19から切換弁板6の給排
ポート6Aを介して圧油が各シリンダ8内に導かれるこ
とにより、ピストン9からシュー10を介して斜板11
に押圧力が作用するから、この押圧力の横方向成分によ
ってシュー10が斜板11の平滑面11Aを周方向に沿
って滑動しつつ、該各シュー10と一体的にピストン
9,シリンダブロック7が回転し、該シリンダブロック
7にスプライン結合された回転軸5が回転駆動される。
モータにおいては、給排通路19から切換弁板6の給排
ポート6Aを介して圧油が各シリンダ8内に導かれるこ
とにより、ピストン9からシュー10を介して斜板11
に押圧力が作用するから、この押圧力の横方向成分によ
ってシュー10が斜板11の平滑面11Aを周方向に沿
って滑動しつつ、該各シュー10と一体的にピストン
9,シリンダブロック7が回転し、該シリンダブロック
7にスプライン結合された回転軸5が回転駆動される。
【0017】ここで、図7に示すように、下側のシリン
ダ穴4Bに制御圧油通路18を介して圧油を供給し、傾
転制御ピストン16を伸長させたときには、斜板11が
支点部材14の支点部14Bを支点として右回り(時計
方向)に傾転し、斜板11の当接面11Dが第1の支持
面12Eに当接して斜板11の傾転が最大傾転角度で保
持される。
ダ穴4Bに制御圧油通路18を介して圧油を供給し、傾
転制御ピストン16を伸長させたときには、斜板11が
支点部材14の支点部14Bを支点として右回り(時計
方向)に傾転し、斜板11の当接面11Dが第1の支持
面12Eに当接して斜板11の傾転が最大傾転角度で保
持される。
【0018】このように、斜板11の当接面11D上部
が傾転制御板12の第1の支持面12Eに当接すること
によって斜板11の傾転角度は最大になるから、ピスト
ン9のストロークが大きくなり、シリンダブロック7を
回転させるのに必要な圧油の流量が増加し、回転軸5は
低速、高トルクで回転される。
が傾転制御板12の第1の支持面12Eに当接すること
によって斜板11の傾転角度は最大になるから、ピスト
ン9のストロークが大きくなり、シリンダブロック7を
回転させるのに必要な圧油の流量が増加し、回転軸5は
低速、高トルクで回転される。
【0019】一方、上側の傾転制御ピストン15を伸長
させた場合には、斜板11の当接面11D下部が傾転制
御板12の第2の支持面12Fに当接することによって
斜板11の傾転角度は最小になるから、ピストン9のス
トロークが小さくなり、シリンダブロック7を回転させ
るのに必要な流量が減少し、回転軸5は高速、低トルク
で回転される。
させた場合には、斜板11の当接面11D下部が傾転制
御板12の第2の支持面12Fに当接することによって
斜板11の傾転角度は最小になるから、ピストン9のス
トロークが小さくなり、シリンダブロック7を回転させ
るのに必要な流量が減少し、回転軸5は高速、低トルク
で回転される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による二速油圧モータでは、傾転制御板12に回
転軸挿通穴12A、ピストン挿通穴12B,12B、支
点部材保持穴12C,12C、ピン穴12Dを穿設する
ようになっているから、これらの穴を穿設するために作
業時間を要してしまい、作業性が大幅に低下するという
問題がある。
来技術による二速油圧モータでは、傾転制御板12に回
転軸挿通穴12A、ピストン挿通穴12B,12B、支
点部材保持穴12C,12C、ピン穴12Dを穿設する
ようになっているから、これらの穴を穿設するために作
業時間を要してしまい、作業性が大幅に低下するという
問題がある。
【0021】しかも、各穴12A,12B,12C,1
2Dを穿設するにあたっては、該各穴12A,12B,
12C,12Dを正確に配設する必要があり、特に、ピ
ストン挿通穴12B,12Bとピン穴12Dとの寸法公
差が厳しいため、寸法誤差によって不良品が発生し易
く、歩留りが低下する上に、加工精度を高めるために作
業性の低下や製造コストの増大を招くという問題があ
る。
2Dを穿設するにあたっては、該各穴12A,12B,
12C,12Dを正確に配設する必要があり、特に、ピ
ストン挿通穴12B,12Bとピン穴12Dとの寸法公
差が厳しいため、寸法誤差によって不良品が発生し易
く、歩留りが低下する上に、加工精度を高めるために作
業性の低下や製造コストの増大を招くという問題があ
る。
【0022】さらには、傾転制御板12とケーシング本
体2とを位置決めピン13によって位置決めしているか
ら、位置決めピン13を打込むための作業等が別途必要
となり、組立作業性が大幅に低下するという問題があ
る。
体2とを位置決めピン13によって位置決めしているか
ら、位置決めピン13を打込むための作業等が別途必要
となり、組立作業性が大幅に低下するという問題があ
る。
【0023】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、傾転制御板の穴加工を簡略化すると共
に、該傾転制御板をケーシングに容易かつ正確に位置決
め可能として、生産性や歩留りを向上できるようにした
可変容量型斜板式液圧回転機を提供することを目的とし
ている。
されたもので、傾転制御板の穴加工を簡略化すると共
に、該傾転制御板をケーシングに容易かつ正確に位置決
め可能として、生産性や歩留りを向上できるようにした
可変容量型斜板式液圧回転機を提供することを目的とし
ている。
【0024】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明が採用する可変容量型斜板式液圧回転機
は、ケーシングと、該ケーシング内に回転軸と一体に回
転自在に設けられ、軸方向に複数のシリンダが穿設され
たシリンダブロックと、該シリンダブロックの各シリン
ダ内に往復動可能に挿嵌された複数のピストンと、該各
ピストンの端部に装着されたシューと、該各シューが摺
動する平滑面を有し、前記各ピストンのストローク量を
調整すべく傾転可能に設けられた斜板と、該斜板と前記
ケーシングとの間に設けられ、該斜板の傾転位置を規定
する傾転制御板と、傾転中心として前記斜板の裏面側を
傾転可能に支持する支点部材と、前記斜板の裏面に当接
し、該支点部材を支点として該斜板の傾転角度を制御す
る傾転制御ピストンとからなる。
ために、本発明が採用する可変容量型斜板式液圧回転機
は、ケーシングと、該ケーシング内に回転軸と一体に回
転自在に設けられ、軸方向に複数のシリンダが穿設され
たシリンダブロックと、該シリンダブロックの各シリン
ダ内に往復動可能に挿嵌された複数のピストンと、該各
ピストンの端部に装着されたシューと、該各シューが摺
動する平滑面を有し、前記各ピストンのストローク量を
調整すべく傾転可能に設けられた斜板と、該斜板と前記
ケーシングとの間に設けられ、該斜板の傾転位置を規定
する傾転制御板と、傾転中心として前記斜板の裏面側を
傾転可能に支持する支点部材と、前記斜板の裏面に当接
し、該支点部材を支点として該斜板の傾転角度を制御す
る傾転制御ピストンとからなる。
【0025】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、前記傾転制御板およびケーシングにはそれぞれ
同軸に位置決め穴を形成し、前記ケーシングと傾転制御
板とを位置決め固定するため、前記支点部材を該各位置
決め穴に挿嵌する構成としたことにある。
特徴は、前記傾転制御板およびケーシングにはそれぞれ
同軸に位置決め穴を形成し、前記ケーシングと傾転制御
板とを位置決め固定するため、前記支点部材を該各位置
決め穴に挿嵌する構成としたことにある。
【0026】また、請求項2のように、前記支点部材
は、軸部と、該軸部先端に設けられ、前記斜板に係合す
る支点部とから形成し、前記軸部を前記各位置決め穴に
挿嵌する構成としてもよい。
は、軸部と、該軸部先端に設けられ、前記斜板に係合す
る支点部とから形成し、前記軸部を前記各位置決め穴に
挿嵌する構成としてもよい。
【0027】さらに、請求項3のように、前記傾転制御
ピストンは前記回転軸を軸心として前記斜板の傾転方向
に2個配設し、前記支点部材は当該2個の傾転制御ピス
トン間を結ぶ直線に対し直交方向に2個配設してもよ
い。
ピストンは前記回転軸を軸心として前記斜板の傾転方向
に2個配設し、前記支点部材は当該2個の傾転制御ピス
トン間を結ぶ直線に対し直交方向に2個配設してもよ
い。
【0028】
【作用】請求項1の発明の構成により、ケーシングに傾
転制御板を取付けると共に、該ケーシングの位置決め穴
と傾転制御板の位置決め穴とを合わせ、この状態で該各
位置決め穴に亘って支点部材を挿嵌することにより、該
支点部材の取付けと同時に傾転制御板をケーシングに対
して容易に位置決め固定することができる。また、傾転
制御板やケーシングのピン穴や位置決めピン等が不要と
なる。
転制御板を取付けると共に、該ケーシングの位置決め穴
と傾転制御板の位置決め穴とを合わせ、この状態で該各
位置決め穴に亘って支点部材を挿嵌することにより、該
支点部材の取付けと同時に傾転制御板をケーシングに対
して容易に位置決め固定することができる。また、傾転
制御板やケーシングのピン穴や位置決めピン等が不要と
なる。
【0029】また、請求項2の発明の構成により、軸部
を各位置決め穴に挿嵌することによって支点部を斜板の
傾転中心位置に固定できる。
を各位置決め穴に挿嵌することによって支点部を斜板の
傾転中心位置に固定できる。
【0030】さらに、請求項3の発明の構成により、2
個の支点部材によってケーシングと傾転制御板とをより
強固にまわり止めした状態で位置決め固定できる。
個の支点部材によってケーシングと傾転制御板とをより
強固にまわり止めした状態で位置決め固定できる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図5に基
づき説明する。なお、実施例では前述した図6ないし図
8に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
づき説明する。なお、実施例では前述した図6ないし図
8に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
【0032】図中、21は本実施例によるケーシング本
体を示し、該ケーシング本体21は、従来技術で述べた
ケーシング本体2とほぼ同様に、筒部21A,環状のフ
ロント底部21Bから有底筒状に形成されている。しか
し、本実施例によるケーシング本体21のフロント底部
21Bには、従来技術において設けられていたピン穴は
存在せず、回転軸挿通穴(図示せず)の左,右側に後述
する支点部材24の軸部24Aが挿嵌される位置決め穴
21C(片方のみ図示)が形成され、上,下側に位置し
て後述する傾転制御ピストン25,26が挿嵌されるシ
リンダ穴22A,22Bが形成されている。
体を示し、該ケーシング本体21は、従来技術で述べた
ケーシング本体2とほぼ同様に、筒部21A,環状のフ
ロント底部21Bから有底筒状に形成されている。しか
し、本実施例によるケーシング本体21のフロント底部
21Bには、従来技術において設けられていたピン穴は
存在せず、回転軸挿通穴(図示せず)の左,右側に後述
する支点部材24の軸部24Aが挿嵌される位置決め穴
21C(片方のみ図示)が形成され、上,下側に位置し
て後述する傾転制御ピストン25,26が挿嵌されるシ
リンダ穴22A,22Bが形成されている。
【0033】23は斜板11の裏面とケーシング本体2
1のフロント底部21Bとの間に位置して設けられた本
実施例による傾転制御板を示し、該傾転制御板23に
は、図2に示す如く、従来技術で述べた傾転制御板12
とほぼ同様に、軸心Oを中心として回転軸5が挿通され
る回転軸挿通穴23Aと、該回転軸挿通穴23Aの上,
下側に位置して軸心Oを通るように傾転方向に伸長した
直線A−A上に穿設されたピストン挿通穴23B,23
Bと、前記回転軸挿通穴23Aの左,右側に位置して直
線A−Aに対し直交方向伸長する直線B−B上に穿設さ
れた位置決め穴となる支点部材保持穴23C,23Cと
が設けられているものの、該傾転制御板23にはピン穴
は穿設されていない。なお、前記ピストン挿通穴23
B,23Bはシリンダ穴22A,22Bに、前記支点部
材保持穴23C,23Cはケーシング本体21の各位置
決め穴21Cにそれぞれ対応するようになっている。さ
らに、該傾転制御板23の表面側は上側と下側で傾斜角
度の異なるように形成され、上側は第1の支持面23D
となり、下側は第2の支持面23Eとなっている。
1のフロント底部21Bとの間に位置して設けられた本
実施例による傾転制御板を示し、該傾転制御板23に
は、図2に示す如く、従来技術で述べた傾転制御板12
とほぼ同様に、軸心Oを中心として回転軸5が挿通され
る回転軸挿通穴23Aと、該回転軸挿通穴23Aの上,
下側に位置して軸心Oを通るように傾転方向に伸長した
直線A−A上に穿設されたピストン挿通穴23B,23
Bと、前記回転軸挿通穴23Aの左,右側に位置して直
線A−Aに対し直交方向伸長する直線B−B上に穿設さ
れた位置決め穴となる支点部材保持穴23C,23Cと
が設けられているものの、該傾転制御板23にはピン穴
は穿設されていない。なお、前記ピストン挿通穴23
B,23Bはシリンダ穴22A,22Bに、前記支点部
材保持穴23C,23Cはケーシング本体21の各位置
決め穴21Cにそれぞれ対応するようになっている。さ
らに、該傾転制御板23の表面側は上側と下側で傾斜角
度の異なるように形成され、上側は第1の支持面23D
となり、下側は第2の支持面23Eとなっている。
【0034】そして、このように形成された傾転制御板
23は、斜板11の最大傾転時に第1の支持面23Dを
該斜板11の当接面11Dに当接させることにより、該
斜板11の最大傾転角度を規定すると共に、斜板11の
最小傾転時に第2の支持面23Eを該斜板11の当接面
11Dに当接させることにより、該斜板11の最小傾転
角度を規定するものである。
23は、斜板11の最大傾転時に第1の支持面23Dを
該斜板11の当接面11Dに当接させることにより、該
斜板11の最大傾転角度を規定すると共に、斜板11の
最小傾転時に第2の支持面23Eを該斜板11の当接面
11Dに当接させることにより、該斜板11の最小傾転
角度を規定するものである。
【0035】24,24は斜板11の裏面側を傾転可能
に支持すべく、直線B−B上に配設された本実施例によ
る左,右の支点部材を示し、該各支点部材24は、図3
に示す如く、従来技術で述べた支点部材14とほぼ同様
に、軸部24Aと、該軸部24Aの先端側に形成された
半球状の支点部24Bとから茸状に形成されている。し
かし、該各支点部材24は、前記軸部24Aが従来技術
による軸部14Aに比較して長尺に形成されている点で
相違している。そして、該各支点部材24は、その軸部
24Aが傾転制御板23の支点部材保持穴23Cからケ
ーシング本体21の位置決め穴21Cに亘って挿嵌され
ることにより、ケーシング本体21に対して傾転制御板
23(各ピストン挿通穴23B)を所定位置に位置決め
しつつまわり止めをする位置決めピンを兼ねている。
に支持すべく、直線B−B上に配設された本実施例によ
る左,右の支点部材を示し、該各支点部材24は、図3
に示す如く、従来技術で述べた支点部材14とほぼ同様
に、軸部24Aと、該軸部24Aの先端側に形成された
半球状の支点部24Bとから茸状に形成されている。し
かし、該各支点部材24は、前記軸部24Aが従来技術
による軸部14Aに比較して長尺に形成されている点で
相違している。そして、該各支点部材24は、その軸部
24Aが傾転制御板23の支点部材保持穴23Cからケ
ーシング本体21の位置決め穴21Cに亘って挿嵌され
ることにより、ケーシング本体21に対して傾転制御板
23(各ピストン挿通穴23B)を所定位置に位置決め
しつつまわり止めをする位置決めピンを兼ねている。
【0036】また、25,26はフロント底部21Bの
上,下側に位置して直線A−A上に配設された本実施例
による傾転制御ピストンを示し、該傾転制御ピストン2
5,26は、従来技術で述べた傾転制御ピストン15,
16と同様に、各支点部材24の支点部24Bを支点と
して斜板11を傾転制御板23に対して傾転させるもの
で、該斜板11の当接面11Dに対向してフロント底部
21Bのシリンダ穴22A,22B内に摺動可能に挿嵌
されている。
上,下側に位置して直線A−A上に配設された本実施例
による傾転制御ピストンを示し、該傾転制御ピストン2
5,26は、従来技術で述べた傾転制御ピストン15,
16と同様に、各支点部材24の支点部24Bを支点と
して斜板11を傾転制御板23に対して傾転させるもの
で、該斜板11の当接面11Dに対向してフロント底部
21Bのシリンダ穴22A,22B内に摺動可能に挿嵌
されている。
【0037】本実施例による二速油圧モータは上述の如
き構成を有するもので、油圧モータとしての基本的作動
については従来技術によるものと格別差異はない。
き構成を有するもので、油圧モータとしての基本的作動
については従来技術によるものと格別差異はない。
【0038】然るに、本実施例では、ケーシング本体2
1のフロント底部21Bに傾転制御板23の支点部材保
持穴23Cに対応するように位置決め穴21Cを形成す
ると共に、各支点部材24の軸部24Aを長尺に形成す
ることにより、該軸部24Aを傾転制御板23の支点部
材保持穴23Cからケーシング本体21の位置決め穴2
1Cに亘って挿嵌する構成としている。従って、各支点
部材24を組付けるために、その軸部24Aを傾転制御
板23の支点部材保持穴23Cからケーシング本体21
の位置決め穴21Cに亘って挿嵌することにより、この
組付けと同時に該傾転制御板23をケーシング本体21
に対して位置決めすることができる。
1のフロント底部21Bに傾転制御板23の支点部材保
持穴23Cに対応するように位置決め穴21Cを形成す
ると共に、各支点部材24の軸部24Aを長尺に形成す
ることにより、該軸部24Aを傾転制御板23の支点部
材保持穴23Cからケーシング本体21の位置決め穴2
1Cに亘って挿嵌する構成としている。従って、各支点
部材24を組付けるために、その軸部24Aを傾転制御
板23の支点部材保持穴23Cからケーシング本体21
の位置決め穴21Cに亘って挿嵌することにより、この
組付けと同時に該傾転制御板23をケーシング本体21
に対して位置決めすることができる。
【0039】かくして、本実施例によれば、各支点部材
24を組付けるときに、その軸部24Aを傾転制御板2
3の各支点部材保持穴23Cからケーシング本体21の
各位置決め穴21Cに亘って挿嵌することにより、この
組付けと同時に該傾転制御板23をケーシング本体21
に対して位置決めすることができるから、従来技術で用
いていた位置決めピンを廃止することができ、かつ該位
置決めピンの挿嵌工程を削除することができ、組立作業
性を高めて生産性を大幅に向上することができる。
24を組付けるときに、その軸部24Aを傾転制御板2
3の各支点部材保持穴23Cからケーシング本体21の
各位置決め穴21Cに亘って挿嵌することにより、この
組付けと同時に該傾転制御板23をケーシング本体21
に対して位置決めすることができるから、従来技術で用
いていた位置決めピンを廃止することができ、かつ該位
置決めピンの挿嵌工程を削除することができ、組立作業
性を高めて生産性を大幅に向上することができる。
【0040】また、ケーシング本体21に各位置決め穴
21Cを形成し、該各位置決め穴21Cと傾転制御板2
3の各支点部材保持穴23Cとに亘って各支点部材24
の軸部24Aを挿嵌して位置決めすることにより、各支
点部材保持穴23C(支点部材24)をケーシング本体
21に対して正確かつ容易に位置決め固定することがで
きるから、傾転制御板23を加工するときの寸法誤差の
範囲を広くすることができ、作業性の向上や製造コスト
の低減を図ることができる。しかも、寸法誤差によって
不良品が発生するのを確実に防止することができ、歩留
りを大幅に向上することができる。
21Cを形成し、該各位置決め穴21Cと傾転制御板2
3の各支点部材保持穴23Cとに亘って各支点部材24
の軸部24Aを挿嵌して位置決めすることにより、各支
点部材保持穴23C(支点部材24)をケーシング本体
21に対して正確かつ容易に位置決め固定することがで
きるから、傾転制御板23を加工するときの寸法誤差の
範囲を広くすることができ、作業性の向上や製造コスト
の低減を図ることができる。しかも、寸法誤差によって
不良品が発生するのを確実に防止することができ、歩留
りを大幅に向上することができる。
【0041】さらに、2個の支点部材24,24によっ
てケーシング本体21と傾転制御板23とを位置決め固
定するようにしているから、該傾転制御板23をケーシ
ング本体21により強固にまわり止めした状態で位置決
め固定することができ、がたつきによる摩耗等の損傷が
発生するのを防止して寿命を延ばすことができる。
てケーシング本体21と傾転制御板23とを位置決め固
定するようにしているから、該傾転制御板23をケーシ
ング本体21により強固にまわり止めした状態で位置決
め固定することができ、がたつきによる摩耗等の損傷が
発生するのを防止して寿命を延ばすことができる。
【0042】なお、実施例では、支点部材24を、軸部
24Aと、該軸部24Aの先端に設けられた半球上の支
点部24Bとから茸状に形成するものとして述べたが、
例えば、図4に示す第1の変形例の如く、支点部材31
を、胴体部をなす軸部31Aと、該軸部31A先端を半
球状に形成してなる支点部31Bとから棒状に形成して
もよい。さらに、図5に示す第2の変形例の如く、支点
部材41を、軸部41Aと、該軸部41A先端に設けら
れた半円柱状の支点部41Bとから形成してもよい。
24Aと、該軸部24Aの先端に設けられた半球上の支
点部24Bとから茸状に形成するものとして述べたが、
例えば、図4に示す第1の変形例の如く、支点部材31
を、胴体部をなす軸部31Aと、該軸部31A先端を半
球状に形成してなる支点部31Bとから棒状に形成して
もよい。さらに、図5に示す第2の変形例の如く、支点
部材41を、軸部41Aと、該軸部41A先端に設けら
れた半円柱状の支点部41Bとから形成してもよい。
【0043】また、実施例では、位置決め穴21Cをケ
ーシング本体21のフロント底部21Bの左,右側に設
けるものとして述べたが、これに替えて、位置決め穴2
1Cを左,右いずれか一方だけに設け、支点部材24の
軸部24Aを挿嵌するようにしてもよい。この場合に
は、他方の支点部材に従来技術で用いた支点部材14を
適用すればよい。
ーシング本体21のフロント底部21Bの左,右側に設
けるものとして述べたが、これに替えて、位置決め穴2
1Cを左,右いずれか一方だけに設け、支点部材24の
軸部24Aを挿嵌するようにしてもよい。この場合に
は、他方の支点部材に従来技術で用いた支点部材14を
適用すればよい。
【0044】一方、実施例では、二速油圧モータを例に
挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、傾転角度を
最小,最大だけでなく、中間位置も選択できる可変容量
型斜板式液圧回転機に用いても良く、さらに、油圧モー
タとしてだけでなく油圧ポンプとして用いてもよい。
挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、傾転角度を
最小,最大だけでなく、中間位置も選択できる可変容量
型斜板式液圧回転機に用いても良く、さらに、油圧モー
タとしてだけでなく油圧ポンプとして用いてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、傾転制御板およびケーシングにそれぞれ同軸に位
置決め穴を形成し、ケーシングと傾転制御板とを位置決
め固定するため、支点部材を該各位置決め穴に挿嵌する
構成としているから、ケーシングに傾転制御板を取付け
ると共に、該ケーシングの位置決め穴と傾転制御板の位
置決め穴とを合わせ、この状態で該各位置決め穴に亘っ
て支点部材を挿嵌することにより、該支点部材の取付け
と同時に傾転制御板をケーシングに対して容易に位置決
め固定することができ、従来技術で用いていた位置決め
ピンを廃止して部品点数を削減し、かつ該位置決めピン
の挿嵌工程を削除することができ、組立作業性を高めて
生産性を向上することができる。しかも、支点部材をケ
ーシングに対して正確かつ容易に位置決め固定すること
ができるから、傾転制御板を加工するときの寸法誤差の
範囲を広くすることができ、作業性の向上や製造コスト
の低減を図ることができる上に、寸法誤差による不良品
の発生を確実に低減することができ、歩留りを向上する
ことができる。
れば、傾転制御板およびケーシングにそれぞれ同軸に位
置決め穴を形成し、ケーシングと傾転制御板とを位置決
め固定するため、支点部材を該各位置決め穴に挿嵌する
構成としているから、ケーシングに傾転制御板を取付け
ると共に、該ケーシングの位置決め穴と傾転制御板の位
置決め穴とを合わせ、この状態で該各位置決め穴に亘っ
て支点部材を挿嵌することにより、該支点部材の取付け
と同時に傾転制御板をケーシングに対して容易に位置決
め固定することができ、従来技術で用いていた位置決め
ピンを廃止して部品点数を削減し、かつ該位置決めピン
の挿嵌工程を削除することができ、組立作業性を高めて
生産性を向上することができる。しかも、支点部材をケ
ーシングに対して正確かつ容易に位置決め固定すること
ができるから、傾転制御板を加工するときの寸法誤差の
範囲を広くすることができ、作業性の向上や製造コスト
の低減を図ることができる上に、寸法誤差による不良品
の発生を確実に低減することができ、歩留りを向上する
ことができる。
【0046】また、請求項2の発明によれば、軸部を各
位置決め穴に挿嵌することによって支点部を斜板の傾転
中心位置に固定できるから、支点部材をケーシングに対
して所定の位置に確実に配設することができる。
位置決め穴に挿嵌することによって支点部を斜板の傾転
中心位置に固定できるから、支点部材をケーシングに対
して所定の位置に確実に配設することができる。
【0047】さらに、請求項3の発明によれば、2個の
支点部材によってケーシングと傾転制御板とをより強固
にまわり止めした状態で位置決め固定することができ、
がたつき等による損傷を防止して寿命を延ばすことがで
きる。
支点部材によってケーシングと傾転制御板とをより強固
にまわり止めした状態で位置決め固定することができ、
がたつき等による損傷を防止して寿命を延ばすことがで
きる。
【図1】本実施例によるケーシング本体、傾転制御板、
支点部材等を拡大して示す縦断面図である。
支点部材等を拡大して示す縦断面図である。
【図2】図1中の傾転制御板を示す正面図である。
【図3】図1中の支点部材を拡大して示す外観斜視図で
ある。
ある。
【図4】第1の変形例による支点部材を示す外観斜視図
である。
である。
【図5】第2の変形例による支点部材を示す外観斜視図
である。
である。
【図6】従来技術による二速油圧モータを示す縦断面図
である。
である。
【図7】図6中のケーシング本体、傾転制御板、支点部
材等を拡大して示す縦断面図である。
材等を拡大して示す縦断面図である。
【図8】図7中の傾転制御板を示す正面図である。
1 ケーシング 5 回転軸 7 シリンダブロック 8 シリンダ 9 ピストン 10 シュー 11 斜板 11A 平滑面 21 ケーシング本体 21C 位置決め穴 22A,22B シリンダ穴 23 傾転制御板 23C 支点部材保持穴(位置決め穴) 24,31,41 支点部材 24A,31A,41A 軸部 24B,31B,41B 支点部 25,26 傾転制御ピストン
Claims (3)
- 【請求項1】 ケーシングと、該ケーシング内に回転軸
と一体に回転自在に設けられ、軸方向に複数のシリンダ
が穿設されたシリンダブロックと、該シリンダブロック
の各シリンダ内に往復動可能に挿嵌された複数のピスト
ンと、該各ピストンの端部に装着されたシューと、該各
シューが摺動する平滑面を有し、前記各ピストンのスト
ローク量を調整すべく傾転可能に設けられた斜板と、該
斜板と前記ケーシングとの間に設けられ、該斜板の傾転
位置を規定する傾転制御板と、傾転中心として前記斜板
の裏面側を傾転可能に支持する支点部材と、前記斜板の
裏面に当接し、該支点部材を支点として該斜板の傾転角
度を制御する傾転制御ピストンとからなる可変容量型斜
板式液圧回転機において、前記傾転制御板およびケーシ
ングにはそれぞれ同軸に位置決め穴を形成し、前記ケー
シングと傾転制御板とを位置決め固定するため、前記支
点部材を該各位置決め穴に挿嵌する構成としたことを特
徴とする可変容量型斜板式液圧回転機。 - 【請求項2】 前記支点部材は、軸部と、該軸部先端に
設けられ、前記斜板に係合する支点部とから形成し、前
記軸部を前記各位置決め穴に挿嵌する構成としてなる請
求項1に記載の可変容量型斜板式液圧回転機。 - 【請求項3】 前記傾転制御ピストンは前記回転軸を軸
心として前記斜板の傾転方向に2個配設し、前記支点部
材は当該2個の傾転制御ピストン間を結ぶ直線に対し直
交方向に2個配設してなる請求項1に記載の可変容量型
斜板式液圧回転機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7027289A JPH08200209A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | 可変容量型斜板式液圧回転機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7027289A JPH08200209A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | 可変容量型斜板式液圧回転機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08200209A true JPH08200209A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=12216927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7027289A Pending JPH08200209A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | 可変容量型斜板式液圧回転機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08200209A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013119846A (ja) * | 2011-12-09 | 2013-06-17 | Nabtesco Corp | 斜板式油圧モータ又は斜板式油圧ポンプ |
| CN112912624A (zh) * | 2019-01-24 | 2021-06-04 | Kyb株式会社 | 液压旋转机 |
-
1995
- 1995-01-23 JP JP7027289A patent/JPH08200209A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013119846A (ja) * | 2011-12-09 | 2013-06-17 | Nabtesco Corp | 斜板式油圧モータ又は斜板式油圧ポンプ |
| CN112912624A (zh) * | 2019-01-24 | 2021-06-04 | Kyb株式会社 | 液压旋转机 |
| EP3832133A4 (en) * | 2019-01-24 | 2021-12-08 | KYB Corporation | Hydraulic rotary machine |
| US11549497B2 (en) | 2019-01-24 | 2023-01-10 | Kyb Corporation | Hydraulic rotating machine |
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