JPH08200503A - メタルガスケット - Google Patents
メタルガスケットInfo
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- JPH08200503A JPH08200503A JP1178795A JP1178795A JPH08200503A JP H08200503 A JPH08200503 A JP H08200503A JP 1178795 A JP1178795 A JP 1178795A JP 1178795 A JP1178795 A JP 1178795A JP H08200503 A JPH08200503 A JP H08200503A
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Landscapes
- Gasket Seals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シール部に合成樹脂製のシール材を用いて、
しかもこれに位置ずれ、剥離、および亀裂が生じないメ
タルガスケットを提供する。 【構成】 金属板1のシールの必要な開口2、4、5を
囲う閉ループの凹溝11〜13を金属板1の表面に形成
し、この凹溝11〜13内に合成樹脂製のシール材14
〜16を凹溝11〜13から突出するように設ける。
しかもこれに位置ずれ、剥離、および亀裂が生じないメ
タルガスケットを提供する。 【構成】 金属板1のシールの必要な開口2、4、5を
囲う閉ループの凹溝11〜13を金属板1の表面に形成
し、この凹溝11〜13内に合成樹脂製のシール材14
〜16を凹溝11〜13から突出するように設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主として内燃機関の接合
部をシールするのに用いるメタルガスケットに関し、殊
に、シールを必要とする部位に合成樹脂製のシール材を
利用したメタルガスケットに関するものである。
部をシールするのに用いるメタルガスケットに関し、殊
に、シールを必要とする部位に合成樹脂製のシール材を
利用したメタルガスケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アラミド、カーボン等の軟質材料
を基材としたガスケットで、合成樹脂製のシール材をシ
ールを必要とする部位に用いたものがある。このもの
は、アラミド、カーボン等よりなる基材の表面に、耐
熱、耐油、および耐圧性のよい合成樹脂を表面処理液と
して付加し、必要なシール効果が得られるようにしてい
る。
を基材としたガスケットで、合成樹脂製のシール材をシ
ールを必要とする部位に用いたものがある。このもの
は、アラミド、カーボン等よりなる基材の表面に、耐
熱、耐油、および耐圧性のよい合成樹脂を表面処理液と
して付加し、必要なシール効果が得られるようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のようなガス
ケットは、接合部の締結時に、表面処理液として付加さ
れた合成樹脂層に、位置ずれ、剥離、および亀裂等が発
生することがときとしてある。
ケットは、接合部の締結時に、表面処理液として付加さ
れた合成樹脂層に、位置ずれ、剥離、および亀裂等が発
生することがときとしてある。
【0004】しかし、アラミド、カーボン等の軟質材料
よりなる基材は、合成樹脂材料と同様な圧縮、復元特性
を持っていて、これが前記接合部のシール上、合成樹脂
層の位置ずれ、剥離、および亀裂等をある程度補完する
ので、特に問題になっていない。
よりなる基材は、合成樹脂材料と同様な圧縮、復元特性
を持っていて、これが前記接合部のシール上、合成樹脂
層の位置ずれ、剥離、および亀裂等をある程度補完する
ので、特に問題になっていない。
【0005】ところで、ガスケットは近時の薄板化およ
び硬質化の傾向によって、メタル化が望まれている。本
発明者らはこれに応えるのに、メタルガスケットのシー
ル部に前記のような耐熱、耐油、耐圧性のよい合成樹脂
材料を用いることを考えた。
び硬質化の傾向によって、メタル化が望まれている。本
発明者らはこれに応えるのに、メタルガスケットのシー
ル部に前記のような耐熱、耐油、耐圧性のよい合成樹脂
材料を用いることを考えた。
【0006】しかし、金属板の表面に合成樹脂製のシー
ル材を設けると、接合部の締結によって従来の軟質基材
によるガスケットの場合以上に、合成樹脂製のシール材
に位置ずれ、剥離、および亀裂が発生するし、金属板は
圧縮、復元性を有しないので、接合部のシール上前記合
成樹脂製のシール材の位置ずれ、剥離、および亀裂を補
完することができず、早期にシール漏れが発生して寿命
の短いものとなる。本発明は、このような問題を解消す
ることを課題とし、シールが必要な部位に合成樹脂製の
シール材を用いて、しかもこれに位置ずれ、剥離、およ
び亀裂が生じないメタルガスケットを提供することを目
的とするものである。
ル材を設けると、接合部の締結によって従来の軟質基材
によるガスケットの場合以上に、合成樹脂製のシール材
に位置ずれ、剥離、および亀裂が発生するし、金属板は
圧縮、復元性を有しないので、接合部のシール上前記合
成樹脂製のシール材の位置ずれ、剥離、および亀裂を補
完することができず、早期にシール漏れが発生して寿命
の短いものとなる。本発明は、このような問題を解消す
ることを課題とし、シールが必要な部位に合成樹脂製の
シール材を用いて、しかもこれに位置ずれ、剥離、およ
び亀裂が生じないメタルガスケットを提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のメタルガスケッ
トは、上記のような目的を達成するために、金属板のシ
ールの必要な開口を囲う閉ループの凹溝を金属板の表面
に形成し、この凹溝内に合成樹脂製のシール材を凹溝か
ら突出するように設けたことを主たる特徴とするもので
ある。
トは、上記のような目的を達成するために、金属板のシ
ールの必要な開口を囲う閉ループの凹溝を金属板の表面
に形成し、この凹溝内に合成樹脂製のシール材を凹溝か
ら突出するように設けたことを主たる特徴とするもので
ある。
【0008】凹溝の内側周面とシール材との間に遊びが
設けられているのが好適であり、この場合、凹溝の内側
周面は上方に向かって外側に傾斜したものとすることが
できる。
設けられているのが好適であり、この場合、凹溝の内側
周面は上方に向かって外側に傾斜したものとすることが
できる。
【0009】
【作用】本発明のメタルガスケットの主たる特徴の上記
構成によれば、金属板のシールの必要な開口を囲うよう
に設けられる凹溝は閉ループであって、この凹溝内に設
ける合成樹脂製のシール材は、この凹溝に沿う閉ループ
をなして凹溝から突出していることにより、接合部の接
合面に前記開口を囲う連続したシールラインをなして圧
着するので、接合部の前記開口部周りをシールすること
ができ、特に、合成樹脂製のシール材の金属板に付着し
ている基部がこれに沿う金属板の表面の凹溝内に位置し
ていて、接合部の締結力の片寄り等によって幅方向の位
置ずれ外力を受けても凹溝内に係止されるので、合成樹
脂製のシール材が位置ずれしたり、位置ずれによって剥
離したりするのを防止することができるし、接合部の締
結によって合成樹脂製のシール材が圧縮され、これが金
属板の表面と接合面とが密着するまでに至っても、合成
樹脂製のシール材は前記凹溝の深さ分以上には圧縮され
ないので、剥離や亀裂が生じるまでのダメージを受けず
これら剥離や亀裂の発生をも防止することができる。し
たがって、安定したシール性を長期に維持することがで
きる寿命の長いものとなる。
構成によれば、金属板のシールの必要な開口を囲うよう
に設けられる凹溝は閉ループであって、この凹溝内に設
ける合成樹脂製のシール材は、この凹溝に沿う閉ループ
をなして凹溝から突出していることにより、接合部の接
合面に前記開口を囲う連続したシールラインをなして圧
着するので、接合部の前記開口部周りをシールすること
ができ、特に、合成樹脂製のシール材の金属板に付着し
ている基部がこれに沿う金属板の表面の凹溝内に位置し
ていて、接合部の締結力の片寄り等によって幅方向の位
置ずれ外力を受けても凹溝内に係止されるので、合成樹
脂製のシール材が位置ずれしたり、位置ずれによって剥
離したりするのを防止することができるし、接合部の締
結によって合成樹脂製のシール材が圧縮され、これが金
属板の表面と接合面とが密着するまでに至っても、合成
樹脂製のシール材は前記凹溝の深さ分以上には圧縮され
ないので、剥離や亀裂が生じるまでのダメージを受けず
これら剥離や亀裂の発生をも防止することができる。し
たがって、安定したシール性を長期に維持することがで
きる寿命の長いものとなる。
【0010】凹溝の内側周面とシール材との間に遊びが
設けられている構成では、剛性樹脂製のシール材が接合
部の締結によって圧縮されるとき、前記遊び部がシール
材の逃げ代となるので、合成樹脂製のシール材に接合部
の締結による剥離や亀裂がさらに生じ難くなる。
設けられている構成では、剛性樹脂製のシール材が接合
部の締結によって圧縮されるとき、前記遊び部がシール
材の逃げ代となるので、合成樹脂製のシール材に接合部
の締結による剥離や亀裂がさらに生じ難くなる。
【0011】この場合、凹溝の内側周面は上方に向かっ
て外側に傾斜したものとする構成では、合成樹脂製のシ
ール材の金属板への付着基部と凹溝の底部との間には遊
びを作らず、シール材の位置ずれおよびこれによる剥離
を十分に防止できるようにしながら、凹溝をこれの開口
部に向かって拡がるようにして合成樹脂製のシール材と
の間の前記遊びを設けやすくしてシール材の前記剥離や
亀裂に対するさらなる保護を図ることができる。
て外側に傾斜したものとする構成では、合成樹脂製のシ
ール材の金属板への付着基部と凹溝の底部との間には遊
びを作らず、シール材の位置ずれおよびこれによる剥離
を十分に防止できるようにしながら、凹溝をこれの開口
部に向かって拡がるようにして合成樹脂製のシール材と
の間の前記遊びを設けやすくしてシール材の前記剥離や
亀裂に対するさらなる保護を図ることができる。
【0012】
【実施例】図1の(a)、(b)に示す本発明の第1の
実施例としてのメタルガスケットについて説明する。
実施例としてのメタルガスケットについて説明する。
【0013】本実施例は内燃機関のシリンダヘッドガス
ケットとして用いられる場合のメタルガスケットであっ
て、図1の(a)に示すように、ステンレス鋼や軟鋼よ
りなる金属板1を基材としており、この金属板1の所定
箇所に、燃焼室穴2、ボルト穴3、水穴4、および油穴
5と云った各種の開口が、それぞれ所定の形状で形成さ
れている。しかし、これらの開口の種類や数、位置は必
要に応じて種々に設定される。
ケットとして用いられる場合のメタルガスケットであっ
て、図1の(a)に示すように、ステンレス鋼や軟鋼よ
りなる金属板1を基材としており、この金属板1の所定
箇所に、燃焼室穴2、ボルト穴3、水穴4、および油穴
5と云った各種の開口が、それぞれ所定の形状で形成さ
れている。しかし、これらの開口の種類や数、位置は必
要に応じて種々に設定される。
【0014】ここで、燃焼室穴2、水穴4、油穴5と云
った開口は、燃料や燃焼ガス、水、油が漏れ出ないよう
に、図1の(b)に仮想線で示すシリンダブロック6と
シリンダヘッド7との接合部8にてそれぞれの接合面6
a、7aとの間をシールする必要がある。
った開口は、燃料や燃焼ガス、水、油が漏れ出ないよう
に、図1の(b)に仮想線で示すシリンダブロック6と
シリンダヘッド7との接合部8にてそれぞれの接合面6
a、7aとの間をシールする必要がある。
【0015】金属板1の表裏の両面には、前記シールの
必要な開口である燃焼室穴2、水穴4、油穴5のそれぞ
れを囲う閉ループの凹溝11、12、13を形成し、こ
れらの凹溝11〜13内に合成樹脂製のシール材14〜
16を凹溝11〜13から突出するように設けてある。
同種類の開口が複数ある場合、それらが本実施例の燃焼
室穴2のように互いに近接して位置していると云った特
定の場合には、図1の(a)に示すようにそれら近接す
るものを一まとめにして囲う凹溝11およびシール材1
4とすることができる。
必要な開口である燃焼室穴2、水穴4、油穴5のそれぞ
れを囲う閉ループの凹溝11、12、13を形成し、こ
れらの凹溝11〜13内に合成樹脂製のシール材14〜
16を凹溝11〜13から突出するように設けてある。
同種類の開口が複数ある場合、それらが本実施例の燃焼
室穴2のように互いに近接して位置していると云った特
定の場合には、図1の(a)に示すようにそれら近接す
るものを一まとめにして囲う凹溝11およびシール材1
4とすることができる。
【0016】このように、金属板1のシールの必要な開
口である燃焼室穴2、水穴4、油穴5を囲うように設け
られる凹溝11〜13は閉ループであって、この凹溝1
1〜13内に設ける合成樹脂製のシール材14〜16
は、この凹溝11〜13に沿う図1の(a)に示すよう
な閉ループをなして凹溝11〜13から図1の(b)に
示すように突出していることにより、前記接合部8の接
合面6a、7aに前記燃焼室穴2、水穴4、油穴5を囲
う連続したシールラインをなして圧着するので、接合部
8の前記燃焼室穴2、水穴4、油穴5の各周りをシール
することができる。
口である燃焼室穴2、水穴4、油穴5を囲うように設け
られる凹溝11〜13は閉ループであって、この凹溝1
1〜13内に設ける合成樹脂製のシール材14〜16
は、この凹溝11〜13に沿う図1の(a)に示すよう
な閉ループをなして凹溝11〜13から図1の(b)に
示すように突出していることにより、前記接合部8の接
合面6a、7aに前記燃焼室穴2、水穴4、油穴5を囲
う連続したシールラインをなして圧着するので、接合部
8の前記燃焼室穴2、水穴4、油穴5の各周りをシール
することができる。
【0017】特に、合成樹脂製のシール材14〜16の
金属板1に付着している基部14a〜16aがこれに沿
う金属板1の表面の凹溝11〜13内に位置していて、
接合部8の締結力の片寄り等によって幅方向の位置ずれ
外力を受けても凹溝11〜13に係止されるので、合成
樹脂製のシール材14〜16が位置ずれしたり、位置ず
れによって剥離したりするのを防止することができる。
金属板1に付着している基部14a〜16aがこれに沿
う金属板1の表面の凹溝11〜13内に位置していて、
接合部8の締結力の片寄り等によって幅方向の位置ずれ
外力を受けても凹溝11〜13に係止されるので、合成
樹脂製のシール材14〜16が位置ずれしたり、位置ず
れによって剥離したりするのを防止することができる。
【0018】また、接合部8の締結によって合成樹脂製
のシール材14〜16が圧縮され、これが図1の(b)
に仮想線で示す圧縮状態を越えて金属板1の表面と接合
面6a、7aとが密着するまでに至っても、合成樹脂製
のシール材14〜16は前記凹溝11〜13の深さ分以
上には圧縮されないので、剥離や亀裂が生じるまでのダ
メージを受けず、これら剥離や亀裂の発生をも防止する
ことができる。
のシール材14〜16が圧縮され、これが図1の(b)
に仮想線で示す圧縮状態を越えて金属板1の表面と接合
面6a、7aとが密着するまでに至っても、合成樹脂製
のシール材14〜16は前記凹溝11〜13の深さ分以
上には圧縮されないので、剥離や亀裂が生じるまでのダ
メージを受けず、これら剥離や亀裂の発生をも防止する
ことができる。
【0019】したがって、本実施例のメタルガスケット
は、安定したシール性を長期に維持することができる寿
命の長いものとなる。
は、安定したシール性を長期に維持することができる寿
命の長いものとなる。
【0020】シール材14〜16に好適な合成樹脂材料
としては、本実施例のような用途のメタルガスケットの
場合、耐熱、耐油、耐圧性のよいものが好適であり、従
来の軟質ガスケットの表面処理に用いられている合成樹
脂材料を用いることができ、具体的な一例としてはシリ
コン系、弗素系、ゴム系等の軟質合成樹脂がある。
としては、本実施例のような用途のメタルガスケットの
場合、耐熱、耐油、耐圧性のよいものが好適であり、従
来の軟質ガスケットの表面処理に用いられている合成樹
脂材料を用いることができ、具体的な一例としてはシリ
コン系、弗素系、ゴム系等の軟質合成樹脂がある。
【0021】金属板1の凹溝11〜13内に合成樹脂製
のシール材14〜16を設けるには、シルク印刷手法に
よって印刷するのが好適である。しかし、これに限らず
どのような方法によって設けてもよい。場合によっては
成形品を後付けすることもできる。
のシール材14〜16を設けるには、シルク印刷手法に
よって印刷するのが好適である。しかし、これに限らず
どのような方法によって設けてもよい。場合によっては
成形品を後付けすることもできる。
【0022】凹溝11〜13の深さAは金属板1の厚み
Tや材料に応じて種々に設定することができる。本実施
例では金属板1の厚みTに対し、(1.0〜1.5)T
/10程度に設定して好適であった。また、この場合の
シール材14〜16の高さCは、(1.5〜4.0)T
/10に設定して好適であった。
Tや材料に応じて種々に設定することができる。本実施
例では金属板1の厚みTに対し、(1.0〜1.5)T
/10程度に設定して好適であった。また、この場合の
シール材14〜16の高さCは、(1.5〜4.0)T
/10に設定して好適であった。
【0023】シール材14〜16の幅Bは、締付けられ
るフランジの条件により適宜に設定されるが、一般には
1〜5mmである。そして、凹溝11〜13の幅もシー
ル材14〜16の幅Bと等しくするのが、前記位置ずれ
防止機能を十分に発揮する上で好適である。しかし、場
合によっては少しの遊びを設けることもできる。
るフランジの条件により適宜に設定されるが、一般には
1〜5mmである。そして、凹溝11〜13の幅もシー
ル材14〜16の幅Bと等しくするのが、前記位置ずれ
防止機能を十分に発揮する上で好適である。しかし、場
合によっては少しの遊びを設けることもできる。
【0024】本実施例の場合凹溝11〜13は内側周面
11a〜13aが垂直に立ち上がる形状にしてあるが、
シール材14〜16を横断面山形のものとしたことによ
り、凹溝11〜13の内側周面11a〜13aとシール
材14〜16との間に遊びSを形成している。
11a〜13aが垂直に立ち上がる形状にしてあるが、
シール材14〜16を横断面山形のものとしたことによ
り、凹溝11〜13の内側周面11a〜13aとシール
材14〜16との間に遊びSを形成している。
【0025】この結果、合成樹脂製のシール材14〜1
6が接合部8の締結によって図1の(b)に仮想線で示
すように圧縮されるとき、前記遊びS部がシール材14
〜16の逃げ代となるので、合成樹脂製のシール材14
〜16に接合部8の締結による剥離や亀裂がさらに生じ
難くなる。
6が接合部8の締結によって図1の(b)に仮想線で示
すように圧縮されるとき、前記遊びS部がシール材14
〜16の逃げ代となるので、合成樹脂製のシール材14
〜16に接合部8の締結による剥離や亀裂がさらに生じ
難くなる。
【0026】もっとも、シール材14〜16が矩形断面
形状を持つものとして、前記凹溝11〜13との間に遊
びSがないものとしてもよいのは勿論である。
形状を持つものとして、前記凹溝11〜13との間に遊
びSがないものとしてもよいのは勿論である。
【0027】なお、本実施例では金属板1の表裏両面に
前記凹溝11〜13と合成樹脂製のシール材14〜16
とを設けてあるが、他のガスケットとの併用や、用途に
よっては一面にだけ設けるようにしてもよく、また、他
面のシール構造は既に知られる他のシール構造とするこ
ともできる。
前記凹溝11〜13と合成樹脂製のシール材14〜16
とを設けてあるが、他のガスケットとの併用や、用途に
よっては一面にだけ設けるようにしてもよく、また、他
面のシール構造は既に知られる他のシール構造とするこ
ともできる。
【0028】図2は本発明の第2の実施例を示し、凹溝
11〜13の内側周面11a〜13aは上方に向かって
外側に傾斜したものとしてあり、合成樹脂製のシール材
14〜16の金属板1への付着基部14a〜16aと凹
溝11〜13の底部との間には双方を同じ幅Bとして遊
びを作らず、シール材14〜16の位置ずれおよびこれ
による剥離を十分に防止できるようにしながら、凹溝1
1〜13をこれの開口部に向かって拡がるようにして合
成樹脂製のシール材14〜16との間の前記遊びSを設
けやすくしてシール材14〜16の前記剥離や亀裂に対
するさらなる保護を図ることができる。
11〜13の内側周面11a〜13aは上方に向かって
外側に傾斜したものとしてあり、合成樹脂製のシール材
14〜16の金属板1への付着基部14a〜16aと凹
溝11〜13の底部との間には双方を同じ幅Bとして遊
びを作らず、シール材14〜16の位置ずれおよびこれ
による剥離を十分に防止できるようにしながら、凹溝1
1〜13をこれの開口部に向かって拡がるようにして合
成樹脂製のシール材14〜16との間の前記遊びSを設
けやすくしてシール材14〜16の前記剥離や亀裂に対
するさらなる保護を図ることができる。
【0029】図3は本発明の第3の実施例を示し、図2
の第2の実施例と同じ凹溝11〜13に横断面が矩形形
状とした合成樹脂製のシール材14〜16を設けて、前
記遊びSとこれによる前記作用効果が得られるようにし
ている。本実施例では高さCを第1の実施例のものと同
じにしても、シール材のボリュームが大きくなるので、
同一締結状態にて接合面との間により大きくより幅の広
い圧着状態が得られシール効果を増大させられる。
の第2の実施例と同じ凹溝11〜13に横断面が矩形形
状とした合成樹脂製のシール材14〜16を設けて、前
記遊びSとこれによる前記作用効果が得られるようにし
ている。本実施例では高さCを第1の実施例のものと同
じにしても、シール材のボリュームが大きくなるので、
同一締結状態にて接合面との間により大きくより幅の広
い圧着状態が得られシール効果を増大させられる。
【0030】図4は本発明の第4の実施例を示し、金属
板1の開口である燃焼室穴2、水穴4、油穴5の開口縁
に、金属板1の凹溝11〜13および合成樹脂製のシー
ル材14〜16を設けた面側への折り返し部1aを形成
し、この折り返し部1aが金属板1の表面との間に形成
する段差S1により、シール材14〜16が凹溝11〜
13の高さに段差S1を加えた寸法以上に圧縮されるの
を阻止して、シール材14〜16を過剰な圧縮から保護
しやすくしている。したがって、シール材14〜16の
寿命を一段と延ばせる。折り返し部1aの代わりに他の
部材を溶接等により結合したり、プレス加工により厚み
を増大した部分としてもよい。
板1の開口である燃焼室穴2、水穴4、油穴5の開口縁
に、金属板1の凹溝11〜13および合成樹脂製のシー
ル材14〜16を設けた面側への折り返し部1aを形成
し、この折り返し部1aが金属板1の表面との間に形成
する段差S1により、シール材14〜16が凹溝11〜
13の高さに段差S1を加えた寸法以上に圧縮されるの
を阻止して、シール材14〜16を過剰な圧縮から保護
しやすくしている。したがって、シール材14〜16の
寿命を一段と延ばせる。折り返し部1aの代わりに他の
部材を溶接等により結合したり、プレス加工により厚み
を増大した部分としてもよい。
【0031】図5は本発明の第5の実施例を示し、前記
凹溝11〜13および合成樹脂製のシール材14〜16
を設けた金属板1に、凹溝11〜13に隣接するビード
1bを形成し、これの弾性変形によってシール材14〜
16と並行した二重シール状態を得るとともに、ビード
1bの弾性力によってシール材14〜16の過剰な圧縮
を緩和し、かつ復元しやすくすることができる。これに
よってもシール材14〜16の寿命を延ばすことができ
る。
凹溝11〜13および合成樹脂製のシール材14〜16
を設けた金属板1に、凹溝11〜13に隣接するビード
1bを形成し、これの弾性変形によってシール材14〜
16と並行した二重シール状態を得るとともに、ビード
1bの弾性力によってシール材14〜16の過剰な圧縮
を緩和し、かつ復元しやすくすることができる。これに
よってもシール材14〜16の寿命を延ばすことができ
る。
【0032】図6は本発明の第6の実施例を示し、第4
の実施例の折り返し部1aに代わって、金属板1の凹溝
11〜13を形成していない面に当てがった補助板21
を、燃焼室穴2、水穴4、油穴5の開口縁に巻き付けて
凹溝11〜13が設けられた面の側に折り返した折り返
し部21aを形成し、第4の実施例と同じ段差S1を形
成している。本実施例によると、段差S1の大きさは用
いる補助板21の厚みの選択によって自由に設定するこ
とができるし、例えば補助板21に図のようなビード2
1bを設けて金属板1の凹溝11〜13を設けない側の
シールを図ることもできる。
の実施例の折り返し部1aに代わって、金属板1の凹溝
11〜13を形成していない面に当てがった補助板21
を、燃焼室穴2、水穴4、油穴5の開口縁に巻き付けて
凹溝11〜13が設けられた面の側に折り返した折り返
し部21aを形成し、第4の実施例と同じ段差S1を形
成している。本実施例によると、段差S1の大きさは用
いる補助板21の厚みの選択によって自由に設定するこ
とができるし、例えば補助板21に図のようなビード2
1bを設けて金属板1の凹溝11〜13を設けない側の
シールを図ることもできる。
【0033】
【発明の効果】本発明のメタルガスケットの主たる特徴
によれば、合成樹脂製のシール材の金属板に付着してい
る基部がこれに沿う金属板の表面の凹溝内に位置してい
て、接合部の締結力の片寄り等によって幅方向の位置ず
れ外力を受けても凹溝に係止されて、合成樹脂製のシー
ル材が位置ずれしたり、位置ずれによって剥離したりす
るのを防止し、接合部の締結によって合成樹脂製のシー
ル材が圧縮され、この圧縮が金属板の表面と接合面とが
密着するまでに至っても、合成樹脂製のシール材は前記
凹溝の深さ分以上には圧縮されず、剥離や亀裂が生じる
までのダメージを受けずにこれら剥離や亀裂の発生をも
防止するので、安定したシール性を長期に維持すること
ができる寿命の長いものとなる。
によれば、合成樹脂製のシール材の金属板に付着してい
る基部がこれに沿う金属板の表面の凹溝内に位置してい
て、接合部の締結力の片寄り等によって幅方向の位置ず
れ外力を受けても凹溝に係止されて、合成樹脂製のシー
ル材が位置ずれしたり、位置ずれによって剥離したりす
るのを防止し、接合部の締結によって合成樹脂製のシー
ル材が圧縮され、この圧縮が金属板の表面と接合面とが
密着するまでに至っても、合成樹脂製のシール材は前記
凹溝の深さ分以上には圧縮されず、剥離や亀裂が生じる
までのダメージを受けずにこれら剥離や亀裂の発生をも
防止するので、安定したシール性を長期に維持すること
ができる寿命の長いものとなる。
【0034】凹溝の内側周面とシール材との間に遊びが
設けられている構成のものによれば、合成樹脂製のシー
ル材が接合部の締結によって圧縮されるとき、前記遊び
がシール材の逃げ代となるので、合成樹脂製のシール材
に接合部の締結による剥離や亀裂がさらに生じ難くな
る。
設けられている構成のものによれば、合成樹脂製のシー
ル材が接合部の締結によって圧縮されるとき、前記遊び
がシール材の逃げ代となるので、合成樹脂製のシール材
に接合部の締結による剥離や亀裂がさらに生じ難くな
る。
【0035】この場合、凹溝の内側周面は上方に向かっ
て外側に傾斜したものとする構成のものによれば、合成
樹脂製のシール材の金属板への付着基部と凹溝の底部と
の間には遊びを作らず、シール材の位置ずれおよびこれ
による剥離を十分に防止できるようにしながら、凹溝を
これの開口に向かって拡がるようにして合成樹脂製のシ
ール材との間の前記遊びを設けやすくしてシール材の前
記剥離や亀裂に対するさらなる保護を図ることができ
る。
て外側に傾斜したものとする構成のものによれば、合成
樹脂製のシール材の金属板への付着基部と凹溝の底部と
の間には遊びを作らず、シール材の位置ずれおよびこれ
による剥離を十分に防止できるようにしながら、凹溝を
これの開口に向かって拡がるようにして合成樹脂製のシ
ール材との間の前記遊びを設けやすくしてシール材の前
記剥離や亀裂に対するさらなる保護を図ることができ
る。
【図1】本発明の第1の実施例を示すメタルガスケット
の斜視図および断面図である。
の斜視図および断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示すメタルガスケット
の断面図である。
の断面図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示すメタルガスケット
の断面図である。
の断面図である。
【図4】本発明の第4の実施例を示すメタルガスケット
の断面図である。
の断面図である。
【図5】本発明の第5の実施例を示すメタルガスケット
の断面図である。
の断面図である。
【図6】本発明の第6の実施例を示すメタルガスケット
の断面図である。
の断面図である。
1 金属板 2 燃焼室穴 4 水穴 5 油穴 11〜13 凹溝 11a〜13a 内側周面 14〜16 シール材 S 遊び
Claims (3)
- 【請求項1】 金属板のシールの必要な開口を囲う閉ル
ープの凹溝を金属板の表面に形成し、この凹溝内に合成
樹脂製のシール材を凹溝から突出するように設けたこと
を特徴とするメタルガスケット。 - 【請求項2】 凹溝の内側周面とシール材との間に遊び
が設けられている請求項1に記載のメタルガスケット。 - 【請求項3】 凹溝の内側周面は上方に向かって外側に
傾斜している請求項2に記載のメタルガスケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1178795A JPH08200503A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | メタルガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1178795A JPH08200503A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | メタルガスケット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08200503A true JPH08200503A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11787649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1178795A Pending JPH08200503A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | メタルガスケット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08200503A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6457724B2 (en) | 1999-12-15 | 2002-10-01 | Nippon Gasket Company Ltd. | Metallic gasket |
| JP2003083165A (ja) * | 2001-09-13 | 2003-03-19 | Nok Corp | シリンダヘッドガスケット |
| US6575473B2 (en) | 2000-09-04 | 2003-06-10 | Nippon Gasket Co., Ltd. | Metallic gasket |
| WO2005004264A1 (ja) * | 2003-07-08 | 2005-01-13 | Nok Corporation | 燃料電池用セパレータ |
| JP2005299806A (ja) * | 2004-04-13 | 2005-10-27 | Marusan:Kk | ガスケット |
-
1995
- 1995-01-27 JP JP1178795A patent/JPH08200503A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6457724B2 (en) | 1999-12-15 | 2002-10-01 | Nippon Gasket Company Ltd. | Metallic gasket |
| US6575473B2 (en) | 2000-09-04 | 2003-06-10 | Nippon Gasket Co., Ltd. | Metallic gasket |
| JP2003083165A (ja) * | 2001-09-13 | 2003-03-19 | Nok Corp | シリンダヘッドガスケット |
| WO2005004264A1 (ja) * | 2003-07-08 | 2005-01-13 | Nok Corporation | 燃料電池用セパレータ |
| CN100380720C (zh) * | 2003-07-08 | 2008-04-09 | Nok株式会社 | 燃料电池用隔板 |
| US7740969B2 (en) | 2003-07-08 | 2010-06-22 | Nok Corporation | Separator for fuel battery |
| JP2005299806A (ja) * | 2004-04-13 | 2005-10-27 | Marusan:Kk | ガスケット |
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