JPH0820130B2 - 冷凍装置の運転制御装置 - Google Patents
冷凍装置の運転制御装置Info
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- JPH0820130B2 JPH0820130B2 JP2334746A JP33474690A JPH0820130B2 JP H0820130 B2 JPH0820130 B2 JP H0820130B2 JP 2334746 A JP2334746 A JP 2334746A JP 33474690 A JP33474690 A JP 33474690A JP H0820130 B2 JPH0820130 B2 JP H0820130B2
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- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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- F04C28/28—Safety arrangements; Monitoring
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、スクロール形圧縮機を含む複数の圧縮機を
冷媒回路に並列に接続してなる冷凍装置の運転制御装置
に係り、特に信頼性の向上対策に関する。
冷媒回路に並列に接続してなる冷凍装置の運転制御装置
に係り、特に信頼性の向上対策に関する。
(従来の技術) 従来より、例えば特開平2−208469号公報に開示され
る如く、冷媒が循環する冷媒回路に、インバータで運転
容量が可変に調節される第1圧縮機と、アンローダ機構
により運転容量が可変に調節される第2圧縮機との2台
の圧縮機を並列に接続することにより、圧縮機の合計運
転容量を運転条件に応じて微細に調節しうるようにした
ものは公知の技術である。
る如く、冷媒が循環する冷媒回路に、インバータで運転
容量が可変に調節される第1圧縮機と、アンローダ機構
により運転容量が可変に調節される第2圧縮機との2台
の圧縮機を並列に接続することにより、圧縮機の合計運
転容量を運転条件に応じて微細に調節しうるようにした
ものは公知の技術である。
(発明が解決しようとする課題) ところで、近似、低騒音化の要請等からスクロール形
圧縮機を使用するケースが増加しているが、上記従来の
ようないわゆるツィンタイプ等の複数の圧縮機を備えた
ものでは下記のような問題が生じる。
圧縮機を使用するケースが増加しているが、上記従来の
ようないわゆるツィンタイプ等の複数の圧縮機を備えた
ものでは下記のような問題が生じる。
すなわち、各圧縮機の運転容量を調節している間に各
圧縮機間で運転容量の差が大きくなる状態があり、冷媒
循環量が一方の圧縮機の側に偏る場合がある。そのと
き、各圧縮機間の高圧差が大きくなるが、高圧が低い側
の圧縮機の吐出口に設けられた逆止弁には一方の圧縮機
による高い圧力が加わっているので、低い運転容量で運
転を行っていると、この逆止弁を開作動させるのに必要
な吐出圧力が得られないことがある。これは、スクロー
ル形圧縮機の場合、構造上、内部で冷媒のバイパスによ
る洩れがあるので一定の圧力損失があり、低容量で圧縮
力が弱いと、この圧力損失に打ち勝つだけの吐出圧力が
蓄えられずに空回りのような状態に陥るからであると考
えられる。
圧縮機間で運転容量の差が大きくなる状態があり、冷媒
循環量が一方の圧縮機の側に偏る場合がある。そのと
き、各圧縮機間の高圧差が大きくなるが、高圧が低い側
の圧縮機の吐出口に設けられた逆止弁には一方の圧縮機
による高い圧力が加わっているので、低い運転容量で運
転を行っていると、この逆止弁を開作動させるのに必要
な吐出圧力が得られないことがある。これは、スクロー
ル形圧縮機の場合、構造上、内部で冷媒のバイパスによ
る洩れがあるので一定の圧力損失があり、低容量で圧縮
力が弱いと、この圧力損失に打ち勝つだけの吐出圧力が
蓄えられずに空回りのような状態に陥るからであると考
えられる。
そして、このように吐出口の逆止弁が開作動不能の状
態に陥ると、内部で空回りにより温度が上昇して、圧縮
機の焼損等の故障を招く虞れが生じることになる。
態に陥ると、内部で空回りにより温度が上昇して、圧縮
機の焼損等の故障を招く虞れが生じることになる。
また、このような状態は吐出逆止弁が設けられていな
い形式のスクロール形圧縮機でも生じうる。つまり、低
容量運転の圧縮機の吐出側が他方の圧縮機からの高い圧
力をうけて冷媒を吐出できずに内部が過熱状態になる虞
れがある。
い形式のスクロール形圧縮機でも生じうる。つまり、低
容量運転の圧縮機の吐出側が他方の圧縮機からの高い圧
力をうけて冷媒を吐出できずに内部が過熱状態になる虞
れがある。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その
目的は、吐出冷媒の状態から上記のような圧縮機の冷媒
吐出不良になった状態を検出し、冷媒の良好な吐出状態
を確保する手段を講ずることにより、信頼性の向上を図
ることにある。
目的は、吐出冷媒の状態から上記のような圧縮機の冷媒
吐出不良になった状態を検出し、冷媒の良好な吐出状態
を確保する手段を講ずることにより、信頼性の向上を図
ることにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明の第1の解決手段は吐
出冷媒温度が冷媒の凝縮圧力相当飽和温度に近付いた状
態から冷媒の吐出不良を検出し、このような運転条件か
ら脱出させることにある。
出冷媒温度が冷媒の凝縮圧力相当飽和温度に近付いた状
態から冷媒の吐出不良を検出し、このような運転条件か
ら脱出させることにある。
具体的には、請求項(1)の発明の講じた手段は、第
1A図に示すように、冷媒が循環する冷媒回路(1)に少
なくとも1台の容量可変なスクロール形圧縮機(A又は
B)を含む複数の圧縮機(A),(B),…を互いに並
列に配置してなる冷凍装置を前提としている。
1A図に示すように、冷媒が循環する冷媒回路(1)に少
なくとも1台の容量可変なスクロール形圧縮機(A又は
B)を含む複数の圧縮機(A),(B),…を互いに並
列に配置してなる冷凍装置を前提としている。
そして、上記各スクロール形圧縮機(A),(B),
…の吐出冷媒温度を個別に検出する同数の吐出温度検出
手段(SA),(SB),…が設けられている。更に、冷媒
の凝縮圧力相当飽和温度を検出する凝縮温度検出手段
(P1)が設けられている。加えて、上記各吐出温度検出
手段(SA),(SB),…及び凝縮温度検出手段(P1)の
出力を受け、少なくとも1台の圧縮機(A又はB等)の
吐出冷媒温度と上記凝縮圧力相当飽和温度との温度差が
所定値よりも高い状態で、他の少なくとも1台の圧縮機
(B又はA等)の吐出冷媒温度と上記凝縮圧力相当飽和
温度との温度差が所定値よりも低い状態が所定時間以上
継続すると、上記全ての圧縮機(A),(B),…を一
定時間の間停止させる待機制御手段(50A)が設けられ
ている。
…の吐出冷媒温度を個別に検出する同数の吐出温度検出
手段(SA),(SB),…が設けられている。更に、冷媒
の凝縮圧力相当飽和温度を検出する凝縮温度検出手段
(P1)が設けられている。加えて、上記各吐出温度検出
手段(SA),(SB),…及び凝縮温度検出手段(P1)の
出力を受け、少なくとも1台の圧縮機(A又はB等)の
吐出冷媒温度と上記凝縮圧力相当飽和温度との温度差が
所定値よりも高い状態で、他の少なくとも1台の圧縮機
(B又はA等)の吐出冷媒温度と上記凝縮圧力相当飽和
温度との温度差が所定値よりも低い状態が所定時間以上
継続すると、上記全ての圧縮機(A),(B),…を一
定時間の間停止させる待機制御手段(50A)が設けられ
ている。
第2の解決手段は、各圧縮機の吐出冷媒温度の差から
冷媒の吐出不良状態を検出し、このような運転状態から
脱出させることにある。
冷媒の吐出不良状態を検出し、このような運転状態から
脱出させることにある。
具体的には、請求項(2)の発明の講じた手段は、第
1B図に示すように、冷媒が循環する冷媒回路(1)に複
数の容量可変なスクロール形圧縮機(A),(B),…
を互いに並列に配置してなる冷凍装置を前提としてい
る。
1B図に示すように、冷媒が循環する冷媒回路(1)に複
数の容量可変なスクロール形圧縮機(A),(B),…
を互いに並列に配置してなる冷凍装置を前提としてい
る。
そして、上記各スクロール形圧縮機(A),(B),
…の吐出冷媒温度を個別に検出する同数の吐出温度検出
手段(SA),(SB),…が設けられている。加えて、該
各吐出温度検出手段(SA),(SB),…の出力を受け、
上記各圧縮機(A),(B),…のうちいずれか2個の
圧縮機における吐出冷媒温度の温度差の絶対値が所定値
以上となる状態が一定時間継続すると、全ての圧縮機
(A),(B),…を一定時間の間停止させるよう制御
する待機制御手段(50B)が設けられている。
…の吐出冷媒温度を個別に検出する同数の吐出温度検出
手段(SA),(SB),…が設けられている。加えて、該
各吐出温度検出手段(SA),(SB),…の出力を受け、
上記各圧縮機(A),(B),…のうちいずれか2個の
圧縮機における吐出冷媒温度の温度差の絶対値が所定値
以上となる状態が一定時間継続すると、全ての圧縮機
(A),(B),…を一定時間の間停止させるよう制御
する待機制御手段(50B)が設けられている。
(作用) 以上の構成により、請求項(1)の発明では、スクロ
ール形圧縮機(A又はB)が低運転容量で他の圧縮機が
高速運転容量のとき、スクロール形圧縮機(A又はB)
側で、高容量側圧縮機からの高圧を受けて内部の冷媒の
洩れ等による冷媒の吐出不良が生じうる。
ール形圧縮機(A又はB)が低運転容量で他の圧縮機が
高速運転容量のとき、スクロール形圧縮機(A又はB)
側で、高容量側圧縮機からの高圧を受けて内部の冷媒の
洩れ等による冷媒の吐出不良が生じうる。
その場合、本発明では、当該低容量側の圧縮機(A又
はB)の吐出冷媒温度が凝縮圧力相当飽和温度に近づく
ことに鑑み、吐出温度検出手段(SB)で検出される少な
くも1台の圧縮機(A又はB等)の吐出冷媒温度と、凝
縮温度検出手段(P1)で検出される凝縮圧力相当飽和温
度との温度差が所定値よりも高い状態で、吐出温度検出
手段(SA)で検出される他の少なくとも1台の圧縮機
(B又はA等)の吐出冷媒温度と、凝縮温度検出手段
(P1)で検出される凝縮圧力相当飽和温度との温度差が
所定値よりも低い状態が所定時間以上継続したときに
は、待機制御手段(50A)により、一定時間の間全圧縮
機(A),(B),…が停止するよう制御されるので、
その間に運転条件が変化して、冷媒の吐出不良が解消さ
れ、圧縮機内部温度の過上昇が防止されることになる。
はB)の吐出冷媒温度が凝縮圧力相当飽和温度に近づく
ことに鑑み、吐出温度検出手段(SB)で検出される少な
くも1台の圧縮機(A又はB等)の吐出冷媒温度と、凝
縮温度検出手段(P1)で検出される凝縮圧力相当飽和温
度との温度差が所定値よりも高い状態で、吐出温度検出
手段(SA)で検出される他の少なくとも1台の圧縮機
(B又はA等)の吐出冷媒温度と、凝縮温度検出手段
(P1)で検出される凝縮圧力相当飽和温度との温度差が
所定値よりも低い状態が所定時間以上継続したときに
は、待機制御手段(50A)により、一定時間の間全圧縮
機(A),(B),…が停止するよう制御されるので、
その間に運転条件が変化して、冷媒の吐出不良が解消さ
れ、圧縮機内部温度の過上昇が防止されることになる。
請求項(2)の発明では、全圧縮機(A),(B),
…のうちいずれか2台の圧縮機(例えばA及びB)につ
いて、低容量側圧縮機(例えばA又はB)が冷媒の吐出
不良に陥った場合、吐出冷媒温度が凝縮圧力相当飽和温
度に近付くことから、他の高容量側圧縮機(例えばB又
はA)の吐出冷媒温度との差が増大するが、各吐出温度
検出手段(SA),(SB)で検出される吐出冷媒温度の温
度差の絶対値が所定値よりも高くなると、待機制御手段
(50B)により全圧縮機(A),(B),…が一定時間
の間停止するよう制御されるので、一つの制御により、
各圧縮機(A),(B)の冷媒の吐出不良状態が解消さ
れることになる。
…のうちいずれか2台の圧縮機(例えばA及びB)につ
いて、低容量側圧縮機(例えばA又はB)が冷媒の吐出
不良に陥った場合、吐出冷媒温度が凝縮圧力相当飽和温
度に近付くことから、他の高容量側圧縮機(例えばB又
はA)の吐出冷媒温度との差が増大するが、各吐出温度
検出手段(SA),(SB)で検出される吐出冷媒温度の温
度差の絶対値が所定値よりも高くなると、待機制御手段
(50B)により全圧縮機(A),(B),…が一定時間
の間停止するよう制御されるので、一つの制御により、
各圧縮機(A),(B)の冷媒の吐出不良状態が解消さ
れることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、第2図以下の図面に
基づき説明する。
基づき説明する。
第2図は本発明の実施例に係る冷凍装置の冷媒回路
(1)の一部の構成を示し、該冷媒回路(1)には、イ
ンバータ(10)により運転容量を可変に調節される第1
圧縮機(A)と、アンローダ機構により運転容量をフル
ロード及びアンロードの2段階に調節される第2圧縮機
(B)とが互いに並列に配置されている。ここで、
(2)は上記各圧縮機(A),(B)の吸入管(2A),
(2B)を合流してなる吸入合流管、(3)は上記各圧縮
機(A),(B)の吐出管(3A),(3B)を合流してな
る吐出合流管であって、上記第2圧縮機(B)の吐出管
(3B)には、第2圧縮機(B)の停止時に第1圧縮機
(A)の吐出管(3A)側からの高圧状態の冷媒の流入を
阻止する逆止弁(4)が介設されている。
(1)の一部の構成を示し、該冷媒回路(1)には、イ
ンバータ(10)により運転容量を可変に調節される第1
圧縮機(A)と、アンローダ機構により運転容量をフル
ロード及びアンロードの2段階に調節される第2圧縮機
(B)とが互いに並列に配置されている。ここで、
(2)は上記各圧縮機(A),(B)の吸入管(2A),
(2B)を合流してなる吸入合流管、(3)は上記各圧縮
機(A),(B)の吐出管(3A),(3B)を合流してな
る吐出合流管であって、上記第2圧縮機(B)の吐出管
(3B)には、第2圧縮機(B)の停止時に第1圧縮機
(A)の吐出管(3A)側からの高圧状態の冷媒の流入を
阻止する逆止弁(4)が介設されている。
また、(5)はキャピラリー(5a)を介して上記各圧
縮機(A),(B)の下部を連結する均圧管、(6)は
上記吸入合流管(2)と第2圧縮機(B)の吐出管(3
B)との間を第2圧縮機(B)をバイパスして接続する
バイパス路であって、該バイパス路(6)には、第2圧
縮機(B)の停止時及びアンロード状態時には「開」と
なり、第2圧縮機(B)のフルロード状態時には「閉」
となるアンローダ用電磁弁(6a)と、キャピラリーチュ
ーブ(6b)とが吸入側から順に介設されるとともに、上
記アンローダ用電磁弁(6a)とキャピラリーチューブ
(6b)との間には、上記アンローダ用電磁弁(6a)が開
いたときに第2圧縮機(B)の圧縮室の途中から冷媒を
吸入側にバイパスさせて、第2圧縮機(B)を容量制御
状態つまりアンロード状態にするためのアンローダ通路
(7)が接続されている。
縮機(A),(B)の下部を連結する均圧管、(6)は
上記吸入合流管(2)と第2圧縮機(B)の吐出管(3
B)との間を第2圧縮機(B)をバイパスして接続する
バイパス路であって、該バイパス路(6)には、第2圧
縮機(B)の停止時及びアンロード状態時には「開」と
なり、第2圧縮機(B)のフルロード状態時には「閉」
となるアンローダ用電磁弁(6a)と、キャピラリーチュ
ーブ(6b)とが吸入側から順に介設されるとともに、上
記アンローダ用電磁弁(6a)とキャピラリーチューブ
(6b)との間には、上記アンローダ用電磁弁(6a)が開
いたときに第2圧縮機(B)の圧縮室の途中から冷媒を
吸入側にバイパスさせて、第2圧縮機(B)を容量制御
状態つまりアンロード状態にするためのアンローダ通路
(7)が接続されている。
さらに、上記各圧縮機(A),(B)にはインジェク
ション用バイパス路(11A),(11B)が設けられてい
て、該各インジェクション用バイパス路(11A),(11
B)には、電磁開閉弁(12A),(12B)と、キャピラリ
ーチューブ(13A),(13B)とが圧縮機(A),(B)
側から順に介設されている。
ション用バイパス路(11A),(11B)が設けられてい
て、該各インジェクション用バイパス路(11A),(11
B)には、電磁開閉弁(12A),(12B)と、キャピラリ
ーチューブ(13A),(13B)とが圧縮機(A),(B)
側から順に介設されている。
ここで、上記各圧縮機(A),(B)はいずれもスク
ロール形圧縮機であって、その基本的な構造について第
2図に基づき説明する。すなわち、密閉ケーシング(2
1)内に、該密閉ケーシング(21)の内部空間を上記吐
出管(3A又は3B)に連通する上部空間(34)と上記吸入
管(2A又は2B)に連通する下部空間(35)とに分割する
固定スクロール(22)と、下方に連設された偏心クラン
ク軸(図示せず)の回転により上記固定スクロール(2
2)に対して公転する公転スクロール(23)とが配置さ
れている。上記固定スクロール(22)及び公転スクロー
ル(23)は各々略平板状の鏡板(24),(25)と、該鏡
板(24),(25)の前面に立設されたインボリュート曲
線状のラップ(26),(27)とを備えていて、上記公転
スクロール(23)の公転運動に応じて、上記各ラップ
(26),(27)が他点接触することにより、その接触部
間に圧縮室(28)を形成するようになされている。
ロール形圧縮機であって、その基本的な構造について第
2図に基づき説明する。すなわち、密閉ケーシング(2
1)内に、該密閉ケーシング(21)の内部空間を上記吐
出管(3A又は3B)に連通する上部空間(34)と上記吸入
管(2A又は2B)に連通する下部空間(35)とに分割する
固定スクロール(22)と、下方に連設された偏心クラン
ク軸(図示せず)の回転により上記固定スクロール(2
2)に対して公転する公転スクロール(23)とが配置さ
れている。上記固定スクロール(22)及び公転スクロー
ル(23)は各々略平板状の鏡板(24),(25)と、該鏡
板(24),(25)の前面に立設されたインボリュート曲
線状のラップ(26),(27)とを備えていて、上記公転
スクロール(23)の公転運動に応じて、上記各ラップ
(26),(27)が他点接触することにより、その接触部
間に圧縮室(28)を形成するようになされている。
さらに、上記固定スクロール(22)の鏡板(24)の略
中央部には上記圧縮室(8)に連通する冷媒の流出口
(29)が開設されるとともに、該流出口(29)の上方と
なる鏡板(24)中央部の上面には略円筒状の蓋体(30)
が配置されていて、該蓋体(30)の内部には、鏡板(2
4)上面との接離によって上記流入口(29)から上部空
間(34)への冷媒の通過のみ許容し、上部空間(34)か
ら流出口(29)への冷媒の流入を阻止する吐出逆止弁
(31)が設けられている。
中央部には上記圧縮室(8)に連通する冷媒の流出口
(29)が開設されるとともに、該流出口(29)の上方と
なる鏡板(24)中央部の上面には略円筒状の蓋体(30)
が配置されていて、該蓋体(30)の内部には、鏡板(2
4)上面との接離によって上記流入口(29)から上部空
間(34)への冷媒の通過のみ許容し、上部空間(34)か
ら流出口(29)への冷媒の流入を阻止する吐出逆止弁
(31)が設けられている。
すなわち、上記公転スクロール(23)の公転運動によ
り、吸入管(2A又は2B)から吸入された低圧冷媒を圧縮
室(28)で高圧状態に圧縮して、吐出管(3A又は3B)側
に吐出するようになされている。
り、吸入管(2A又は2B)から吸入された低圧冷媒を圧縮
室(28)で高圧状態に圧縮して、吐出管(3A又は3B)側
に吐出するようになされている。
なお、第2図において、(33)は吐出冷媒に混入して
吐出される油を上部空間から密閉ケーシング(21)底部
の油貯留部に戻すための油戻し通路である。
吐出される油を上部空間から密閉ケーシング(21)底部
の油貯留部に戻すための油戻し通路である。
ここで、上記各圧縮機(A),(B)の運転容量の制
御方法について説明する。第4図は上記インバータ(1
0)による第1圧縮機(A)の周波数調整と第2圧縮機
(B)のロード変化との組合わせを示し、第1圧縮機
(A)は最低周波数30Hzから最高周波数75Hzまで9段階
に周波数を調節され、この各段階と第1圧縮機(B)の
オン・オフの組み合わせにより合計能力を調節するよう
になされている。ここで、第2圧縮機(B)側の記号
「S」は停止状態を、記号「UL」はアンロード状態を、
記号「FL」はフルロード状態をそれぞれ示す。運転容量
を増加させていくときには、図中左側に示すように、実
線矢印に従い第2圧縮機(B)を停止させたままで第1
圧縮機(A)を30Hz,34Hz,…,74Hzと上昇させ、その間
に能力低減要求があると、第2圧縮機(B)を停止させ
たままで図中の破線矢印に従い第1圧縮機(A)の周波
数を順次低減する。一方、第1圧縮機(A)の周波数が
74Hzのときにそれ以上の能力が要求されると、図中中央
に示すように、第2圧縮機(B)を起動させてアンロー
ド状態で運転すると共に第1圧縮機(A)の運転容量を
42Hzにいったん低減し、以下、順次第1圧縮機(A)の
運転容量を68Hzまで増大させ、その間に能力低減要求が
あれば、第2圧縮機(B)はアンロード状態に維持した
ままで第1圧縮機(A)の周波数を低減する。そして、
それ以上の能力増大要求に対しては、図中右側に示すよ
うに、第2圧縮機(B)をフルロード状態に切換えると
共に第1圧縮機(A)の周波数を48Hzに低減させた後、
第1圧縮機(A)の周波数を74Hzまで増大させて圧縮能
力の最大値に達する。
御方法について説明する。第4図は上記インバータ(1
0)による第1圧縮機(A)の周波数調整と第2圧縮機
(B)のロード変化との組合わせを示し、第1圧縮機
(A)は最低周波数30Hzから最高周波数75Hzまで9段階
に周波数を調節され、この各段階と第1圧縮機(B)の
オン・オフの組み合わせにより合計能力を調節するよう
になされている。ここで、第2圧縮機(B)側の記号
「S」は停止状態を、記号「UL」はアンロード状態を、
記号「FL」はフルロード状態をそれぞれ示す。運転容量
を増加させていくときには、図中左側に示すように、実
線矢印に従い第2圧縮機(B)を停止させたままで第1
圧縮機(A)を30Hz,34Hz,…,74Hzと上昇させ、その間
に能力低減要求があると、第2圧縮機(B)を停止させ
たままで図中の破線矢印に従い第1圧縮機(A)の周波
数を順次低減する。一方、第1圧縮機(A)の周波数が
74Hzのときにそれ以上の能力が要求されると、図中中央
に示すように、第2圧縮機(B)を起動させてアンロー
ド状態で運転すると共に第1圧縮機(A)の運転容量を
42Hzにいったん低減し、以下、順次第1圧縮機(A)の
運転容量を68Hzまで増大させ、その間に能力低減要求が
あれば、第2圧縮機(B)はアンロード状態に維持した
ままで第1圧縮機(A)の周波数を低減する。そして、
それ以上の能力増大要求に対しては、図中右側に示すよ
うに、第2圧縮機(B)をフルロード状態に切換えると
共に第1圧縮機(A)の周波数を48Hzに低減させた後、
第1圧縮機(A)の周波数を74Hzまで増大させて圧縮能
力の最大値に達する。
また、運転容量を最大能力値から低減していくには、
図中の破線矢印に従い、第2圧縮機(B)をフルロード
状態にしたままで、第1圧縮機(A)の運転容量を74Hz
から34Hzまで順次低減させ、さらに運転容量の低減が要
求されたときには、第2圧縮機(B)をアンロード状態
に落とし、第1圧縮機(A)の運転容量を42Hzにいった
ん増大させて、第1圧縮機(A)の周波数を34Hzまで順
次低減させた後、それ以下の能力低減要求に対しては、
第2圧縮機(B)を停止させると共に第1圧縮機(A)
の周波数を60Hzに増大させた後、第1圧縮機(A)の運
転容量を最低周波数30Hzまで低減させる。ただし、上記
能力増大時と同様に、第2圧縮機(B)のロードを変更
するまでに能力増大要求があったときには、第2圧縮機
(B)のロードを変更することなく第1圧縮機(A)の
周波数を増大させる。
図中の破線矢印に従い、第2圧縮機(B)をフルロード
状態にしたままで、第1圧縮機(A)の運転容量を74Hz
から34Hzまで順次低減させ、さらに運転容量の低減が要
求されたときには、第2圧縮機(B)をアンロード状態
に落とし、第1圧縮機(A)の運転容量を42Hzにいった
ん増大させて、第1圧縮機(A)の周波数を34Hzまで順
次低減させた後、それ以下の能力低減要求に対しては、
第2圧縮機(B)を停止させると共に第1圧縮機(A)
の周波数を60Hzに増大させた後、第1圧縮機(A)の運
転容量を最低周波数30Hzまで低減させる。ただし、上記
能力増大時と同様に、第2圧縮機(B)のロードを変更
するまでに能力増大要求があったときには、第2圧縮機
(B)のロードを変更することなく第1圧縮機(A)の
周波数を増大させる。
つまり、図中左側の第2圧縮機(B)を停止させると
きの能力調整領域と、図中中央の第2圧縮機(B)をア
ンロード状態で運転するときの能力調整領域と、図中右
側の第2圧縮機(B)をフルロード状態で運転するとき
の能力調整領域とをオーバーラップさせることにより、
できるかぎり第2圧縮機(B)のロード変化を回避する
ようになされている。
きの能力調整領域と、図中中央の第2圧縮機(B)をア
ンロード状態で運転するときの能力調整領域と、図中右
側の第2圧縮機(B)をフルロード状態で運転するとき
の能力調整領域とをオーバーラップさせることにより、
できるかぎり第2圧縮機(B)のロード変化を回避する
ようになされている。
そして、第1圧縮機(A)が運転されていて第2圧縮
機(B)が停止している状態はありうるが、第1圧縮機
(A)が停止していて第2圧縮機(B)が運転されてい
る状態はありえないようになされている。
機(B)が停止している状態はありうるが、第1圧縮機
(A)が停止していて第2圧縮機(B)が運転されてい
る状態はありえないようになされている。
また、第2図において、冷媒回路(1)にはセンサ類
が併置されていて、(P1)は吐出合流管(3)に配置さ
れ、凝縮圧力相当飽和温度Tcに換算される高圧側圧力を
検出する圧力センサ、(SA)は上記第1圧縮機(A)の
吐出管(3A)に配置され、第1圧縮機(A)の吐出冷媒
温度に相当する吐出管温度TdAを検出する吐出温度検出
手段としての第1吐出管センサ、(SB)は上記第2圧縮
機(B)の吐出管(3B)に配置され、同じく第2圧縮機
(B)の吐出管温度TdBを検出する吐出温度検出手段と
しての第2吐出管センサである。
が併置されていて、(P1)は吐出合流管(3)に配置さ
れ、凝縮圧力相当飽和温度Tcに換算される高圧側圧力を
検出する圧力センサ、(SA)は上記第1圧縮機(A)の
吐出管(3A)に配置され、第1圧縮機(A)の吐出冷媒
温度に相当する吐出管温度TdAを検出する吐出温度検出
手段としての第1吐出管センサ、(SB)は上記第2圧縮
機(B)の吐出管(3B)に配置され、同じく第2圧縮機
(B)の吐出管温度TdBを検出する吐出温度検出手段と
しての第2吐出管センサである。
そして、上記各センサの信号は冷凍装置のコントロー
ラ(図示せず)に接続されていて、該コントローラによ
り、上記圧力センサ(P1)で検出される凝縮圧力相当飽
和温度Tcを一定にするよう各圧縮機(A),(B)の合
計容量が制御されるとともに、異常な運転状態になって
各圧縮機(A),(B)が過熱したときにはこの過熱状
態を回避する過熱防止制御が行われる。以下、この過熱
防止制御の内容について、第5図のフローチャートに基
づき説明する。
ラ(図示せず)に接続されていて、該コントローラによ
り、上記圧力センサ(P1)で検出される凝縮圧力相当飽
和温度Tcを一定にするよう各圧縮機(A),(B)の合
計容量が制御されるとともに、異常な運転状態になって
各圧縮機(A),(B)が過熱したときにはこの過熱状
態を回避する過熱防止制御が行われる。以下、この過熱
防止制御の内容について、第5図のフローチャートに基
づき説明する。
先ず、ステップST1で上記各センサ(P1),(SA),
(SB)で検出された凝縮圧力相当飽和温度Tc、吐出管温
度Td(但し、Tdは第1圧縮機(A)の吐出管温度TdA又
は第2圧縮機(B)の吐出管温度TdBを意味する)を入
力し、ステップST2で各圧縮機(A),(B)につい
て、Td−Tc>35(℃)か否かを判別し、Td−Tc>35
(℃)になると、圧縮機(A又はB)の吐出管温度が上
昇し過ぎと判断して、ステップST3に進んで吸入インジ
ェクションを開始し、ステップST4でTd−Tc<15(℃)
に達すると、圧縮機(A又はB)の過熱状態が解消した
と判断してステップST5で吸入インジェクションを停止
する。
(SB)で検出された凝縮圧力相当飽和温度Tc、吐出管温
度Td(但し、Tdは第1圧縮機(A)の吐出管温度TdA又
は第2圧縮機(B)の吐出管温度TdBを意味する)を入
力し、ステップST2で各圧縮機(A),(B)につい
て、Td−Tc>35(℃)か否かを判別し、Td−Tc>35
(℃)になると、圧縮機(A又はB)の吐出管温度が上
昇し過ぎと判断して、ステップST3に進んで吸入インジ
ェクションを開始し、ステップST4でTd−Tc<15(℃)
に達すると、圧縮機(A又はB)の過熱状態が解消した
と判断してステップST5で吸入インジェクションを停止
する。
その後、ステップST6で、Td−Tc<10(℃)か否かを
判別し、Td−Tc<10(℃)でなければ、ステップST1に
戻って上記制御を繰り返す一方、Td−Tc<10(℃)にな
ってかつステップST7で10分間が経過すると、つまり連
続して10分間の間Td−Tc<10(℃)の状態が続いたとき
には、第1圧縮機(A)(又は第2圧縮機(B))が運
転しているにも拘らずその吐出逆止弁(31)が開かない
ロック状態にあると判断し、ステップST8に進んで、両
圧縮機(A),(B)をいずれも5分間停止させる圧縮
機待機制御を行う。
判別し、Td−Tc<10(℃)でなければ、ステップST1に
戻って上記制御を繰り返す一方、Td−Tc<10(℃)にな
ってかつステップST7で10分間が経過すると、つまり連
続して10分間の間Td−Tc<10(℃)の状態が続いたとき
には、第1圧縮機(A)(又は第2圧縮機(B))が運
転しているにも拘らずその吐出逆止弁(31)が開かない
ロック状態にあると判断し、ステップST8に進んで、両
圧縮機(A),(B)をいずれも5分間停止させる圧縮
機待機制御を行う。
なお、各圧縮機(A),(B)の待機が終了した後
は、通常運転に復帰して、上記のようなロック状態から
脱出するようになされている。
は、通常運転に復帰して、上記のようなロック状態から
脱出するようになされている。
上記フローにおいて、ステップST6〜ステップST8によ
り、第1圧縮機(A)又は第2圧縮機(B)の何れかの
吐出冷媒温度Tdと凝縮圧力相当飽和温度Tcとの温度差が
所定値よりも高い状態において、他の圧縮機(B又は
A)の吐出冷媒温度Tdと凝縮圧力相当飽和温度Tcとの温
度差が所定値よりも低い状態が所定時間以上継続する
と、全ての圧縮機(A),(B)を一定時間の間停止さ
せる待機制御手段(50A)(請求項(1)の発明)が構
成されている。
り、第1圧縮機(A)又は第2圧縮機(B)の何れかの
吐出冷媒温度Tdと凝縮圧力相当飽和温度Tcとの温度差が
所定値よりも高い状態において、他の圧縮機(B又は
A)の吐出冷媒温度Tdと凝縮圧力相当飽和温度Tcとの温
度差が所定値よりも低い状態が所定時間以上継続する
と、全ての圧縮機(A),(B)を一定時間の間停止さ
せる待機制御手段(50A)(請求項(1)の発明)が構
成されている。
したがって、上記実施例では、冷媒回路(1)に複数
の圧縮機(A),(B)を並列に接続してなる冷凍装置
において、スクロール形圧縮機では、他の圧縮機に対し
て運転容量が小さいと、吐出逆止弁がロック状態になる
ことがある。例えば上記実施例で、第1圧縮機(A)の
運転容量が30Hzで第2圧縮機(B)の運転容量がフルロ
ードの場合、第2圧縮機(B)の方に冷媒循環量が偏る
結果、第1圧縮機(A)側では内部の冷媒の洩れ等によ
る圧力損失により吐出逆止弁(31)が開かないロック状
態に陥ることがある。そして、冷媒が吐出されないので
第1圧縮機(A)の駆動力が熱エネルギに変換され、圧
縮機内部温度が過上昇して、第1圧縮機(A)の焼損等
の故障を生じる虞れがある。
の圧縮機(A),(B)を並列に接続してなる冷凍装置
において、スクロール形圧縮機では、他の圧縮機に対し
て運転容量が小さいと、吐出逆止弁がロック状態になる
ことがある。例えば上記実施例で、第1圧縮機(A)の
運転容量が30Hzで第2圧縮機(B)の運転容量がフルロ
ードの場合、第2圧縮機(B)の方に冷媒循環量が偏る
結果、第1圧縮機(A)側では内部の冷媒の洩れ等によ
る圧力損失により吐出逆止弁(31)が開かないロック状
態に陥ることがある。そして、冷媒が吐出されないので
第1圧縮機(A)の駆動力が熱エネルギに変換され、圧
縮機内部温度が過上昇して、第1圧縮機(A)の焼損等
の故障を生じる虞れがある。
その場合、冷媒が吐出されないので、第1圧縮機
(A)側では吐出冷媒温度がそれほど上昇せず、一方、
凝縮圧力相当飽和温度Tcは第2圧縮機(B)側の吐出冷
媒の状態に依存する結果、第1圧縮機(A)側の吐出管
温度TdAはほとんど凝縮圧力相当飽和温度Tcに等しい値
に近付くことになる。ここで、上記実施例では、第1吐
出管センサ(吐出温度検出手段)(SA)で検知される第
1圧縮機(A)の吐出管温度TdAと圧力センサ(凝縮温
度検出手段)(P1)で検知される凝縮圧力相当飽和温度
Tcとの温度差(TdA−Tc)が所定値(上記実施例では10
℃)よりも低い状態が10分間以上継続することで、上記
のような第1圧縮機(A)の吐出逆止弁(31)のロック
状態が検知され、待機制御手段(50A)により、全ての
圧縮機(A),(B)を一定時間の間(上記実施例では
5分間)停止させる待機制御が行われるので、その間に
運転条件が変化して、斯かるロック状態から脱出するこ
とができ、第1圧縮機(A)の破損等の故障を有効に防
止することができるのである。
(A)側では吐出冷媒温度がそれほど上昇せず、一方、
凝縮圧力相当飽和温度Tcは第2圧縮機(B)側の吐出冷
媒の状態に依存する結果、第1圧縮機(A)側の吐出管
温度TdAはほとんど凝縮圧力相当飽和温度Tcに等しい値
に近付くことになる。ここで、上記実施例では、第1吐
出管センサ(吐出温度検出手段)(SA)で検知される第
1圧縮機(A)の吐出管温度TdAと圧力センサ(凝縮温
度検出手段)(P1)で検知される凝縮圧力相当飽和温度
Tcとの温度差(TdA−Tc)が所定値(上記実施例では10
℃)よりも低い状態が10分間以上継続することで、上記
のような第1圧縮機(A)の吐出逆止弁(31)のロック
状態が検知され、待機制御手段(50A)により、全ての
圧縮機(A),(B)を一定時間の間(上記実施例では
5分間)停止させる待機制御が行われるので、その間に
運転条件が変化して、斯かるロック状態から脱出するこ
とができ、第1圧縮機(A)の破損等の故障を有効に防
止することができるのである。
なお、第2圧縮機(B)の運転容量が第1圧縮機
(A)の運転容量よりも小さいときにも同様のロック状
態が生じうるが、そのときにも上述のような手順で待機
制御が行われ、ロック状態からの脱出がなされる。
(A)の運転容量よりも小さいときにも同様のロック状
態が生じうるが、そのときにも上述のような手順で待機
制御が行われ、ロック状態からの脱出がなされる。
また、上記実施例では、第1圧縮機(A)の吐出逆止
弁(31)がロック状態になる場合について説明したが、
本発明は吐出逆止弁(31)が付設されている場合に限定
されない。すなわち、吐出逆止弁(31)が付設されてい
ない場合にも、低容量側の圧縮機では、他の圧縮機から
の高圧により冷媒が吐出されずに内部温度が上昇しうる
が、このような冷媒の吐出不良が生じたときにも、上述
のような作用により、圧縮機内部温度の上昇による圧縮
機の焼損等の故障を有効に防することができ、よって、
信頼性の向上を図ることができるのである。
弁(31)がロック状態になる場合について説明したが、
本発明は吐出逆止弁(31)が付設されている場合に限定
されない。すなわち、吐出逆止弁(31)が付設されてい
ない場合にも、低容量側の圧縮機では、他の圧縮機から
の高圧により冷媒が吐出されずに内部温度が上昇しうる
が、このような冷媒の吐出不良が生じたときにも、上述
のような作用により、圧縮機内部温度の上昇による圧縮
機の焼損等の故障を有効に防することができ、よって、
信頼性の向上を図ることができるのである。
次に、請求項(2)の発明について説明する。上記実
施例は請求項(1)の発明に対応した実施例であるが、
請求項(2)の発明についても、上記第5図のフローチ
ャートと同様の制御により、圧縮機(A又はB)の吐出
逆止弁(31)のロック状態を解消することができる。す
なわち、実施例は省略するが、冷媒回路の構成は上記実
施例と同様とし、第5図のフローにおいて、ステップST
1で各圧縮機(A),(B)の吐出管温度TdA,TdBを入力
しておき、ステップST6で、|TdA−TdB|>10(℃)か否
かを判別して、|TdA−TdB|>10(℃)のときにステップ
S8のごとく全ての圧縮機(A),(B)を停止させる待
機制御を行うことにより、上記実施例と同様の作用効果
を得ることができる。すなわち、上記第5図のフローに
おけるステップST6及びステップST8の制御を上述のよう
に置き換えた制御により、請求項(2)の発明における
待機制御手段(50B)が構成されている。
施例は請求項(1)の発明に対応した実施例であるが、
請求項(2)の発明についても、上記第5図のフローチ
ャートと同様の制御により、圧縮機(A又はB)の吐出
逆止弁(31)のロック状態を解消することができる。す
なわち、実施例は省略するが、冷媒回路の構成は上記実
施例と同様とし、第5図のフローにおいて、ステップST
1で各圧縮機(A),(B)の吐出管温度TdA,TdBを入力
しておき、ステップST6で、|TdA−TdB|>10(℃)か否
かを判別して、|TdA−TdB|>10(℃)のときにステップ
S8のごとく全ての圧縮機(A),(B)を停止させる待
機制御を行うことにより、上記実施例と同様の作用効果
を得ることができる。すなわち、上記第5図のフローに
おけるステップST6及びステップST8の制御を上述のよう
に置き換えた制御により、請求項(2)の発明における
待機制御手段(50B)が構成されている。
したがって、例えば第1圧縮機(A)側の運転容量が
小さくて吐出逆止弁(31)がロック状態に陥った場合、
第1圧縮機(A)の吐出管温度TdAは冷媒が吐出されな
いので凝縮圧力相当飽和温度Tc近くに低下する一方、第
2圧縮機(B)側では冷媒の吐出により吐出管温度TdB
が上昇し、その温度差が大きくなることで、上記ロック
状態が検知され、待機制御手段(50B)による全圧縮機
(A),(B)の待機制御により、第1圧縮機(A)の
吐出逆止弁(31)のロック状態が解消される。また、第
2圧縮機(B)側が低容量となって、吐出逆止弁(31)
がロック状態となったときにも同じく|TdA−TdB|が増大
するので、一つの制御により両圧縮機(A),(B)の
過熱回避運転を行うことができる利点がある。さらに、
高価な圧力センサ(P1)を設けなくてもよいという利点
もある。
小さくて吐出逆止弁(31)がロック状態に陥った場合、
第1圧縮機(A)の吐出管温度TdAは冷媒が吐出されな
いので凝縮圧力相当飽和温度Tc近くに低下する一方、第
2圧縮機(B)側では冷媒の吐出により吐出管温度TdB
が上昇し、その温度差が大きくなることで、上記ロック
状態が検知され、待機制御手段(50B)による全圧縮機
(A),(B)の待機制御により、第1圧縮機(A)の
吐出逆止弁(31)のロック状態が解消される。また、第
2圧縮機(B)側が低容量となって、吐出逆止弁(31)
がロック状態となったときにも同じく|TdA−TdB|が増大
するので、一つの制御により両圧縮機(A),(B)の
過熱回避運転を行うことができる利点がある。さらに、
高価な圧力センサ(P1)を設けなくてもよいという利点
もある。
なお、上記実施例では、2台の圧縮機(A),(B)
を配置したが、上記各発明は3台以上の圧縮機を並列に
配置したものについても適用しうる。その場合、請求項
(1)の発明はそのうちいずれか1台がスクロール形圧
縮機の場合に適用できる。
を配置したが、上記各発明は3台以上の圧縮機を並列に
配置したものについても適用しうる。その場合、請求項
(1)の発明はそのうちいずれか1台がスクロール形圧
縮機の場合に適用できる。
また、上記実施例では、吐出冷媒温度を吐出管温度Td
で検出したが、吐出冷媒温度を検知する部位は上記実施
例に限定されるものではなく、吐出逆止弁(31)よりも
下流側で吐出合流管(3)よりも上流側であれば、どの
部位に配置してもよいことはいうまでもない。
で検出したが、吐出冷媒温度を検知する部位は上記実施
例に限定されるものではなく、吐出逆止弁(31)よりも
下流側で吐出合流管(3)よりも上流側であれば、どの
部位に配置してもよいことはいうまでもない。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項(1)の発明によれば、
冷媒回路に少なくとも1台のスクロール形圧縮機を含む
複数の圧縮機を互いに並列に配置した冷凍装置におい
て、スクロール形圧縮機の吐出冷媒温度と凝縮圧力相当
飽和温度との温度差が所定値よりも低い状態が所定時間
以上継続すると、全ての圧縮機を一定時間の間停止させ
るようにしたので、スクロール形圧縮機の低容量時にお
ける他の圧縮機からの高圧による冷媒吐出不良を有効に
解消して、内部温度の過上昇による圧縮機の焼損等の故
障を有効に防止することができ、よって、信頼性の向上
を図ることができる。
冷媒回路に少なくとも1台のスクロール形圧縮機を含む
複数の圧縮機を互いに並列に配置した冷凍装置におい
て、スクロール形圧縮機の吐出冷媒温度と凝縮圧力相当
飽和温度との温度差が所定値よりも低い状態が所定時間
以上継続すると、全ての圧縮機を一定時間の間停止させ
るようにしたので、スクロール形圧縮機の低容量時にお
ける他の圧縮機からの高圧による冷媒吐出不良を有効に
解消して、内部温度の過上昇による圧縮機の焼損等の故
障を有効に防止することができ、よって、信頼性の向上
を図ることができる。
請求項(2)の発明によれば、冷媒回路に複数のスク
ロール形圧縮機を互いに並列に配置した冷凍装置におい
て、いずれか2台のスクロール形圧縮機について、吐出
冷媒温度の温度差が所定値以上のときには全圧縮機を停
止させるようにしたので、高価な圧力センサを使用する
ことなく上記請求項(1)の発明と同様の効果を得るこ
とができる。
ロール形圧縮機を互いに並列に配置した冷凍装置におい
て、いずれか2台のスクロール形圧縮機について、吐出
冷媒温度の温度差が所定値以上のときには全圧縮機を停
止させるようにしたので、高価な圧力センサを使用する
ことなく上記請求項(1)の発明と同様の効果を得るこ
とができる。
第1図は本発明の構成を示すブロック図である。第2図
以下は本発明の実施例を示し、第2図は冷媒回路の圧縮
機付近の構成を示す冷媒配管系統図、第3図はスクロー
ル形圧縮機の構造の一部を示す縦断面図、第4図は第1
圧縮機の周波数調整と第2圧縮機ロード変更との組合せ
を示す説明図、第5図は過熱防止制御の内容を示すフロ
ーチャート図である。 1……冷媒回路 50……待機制御手段 A,B……圧縮機 SA,SB……吐出管センサ(吐出吐出温度検出手段) P1……圧力センサ(凝縮温度検出手段)
以下は本発明の実施例を示し、第2図は冷媒回路の圧縮
機付近の構成を示す冷媒配管系統図、第3図はスクロー
ル形圧縮機の構造の一部を示す縦断面図、第4図は第1
圧縮機の周波数調整と第2圧縮機ロード変更との組合せ
を示す説明図、第5図は過熱防止制御の内容を示すフロ
ーチャート図である。 1……冷媒回路 50……待機制御手段 A,B……圧縮機 SA,SB……吐出管センサ(吐出吐出温度検出手段) P1……圧力センサ(凝縮温度検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−208469(JP,A) 実開 昭63−113860(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】冷媒が循環する冷媒回路(1)に少なくと
も1台の容量可変なスクロール形圧縮機(A又はB)を
含む複数の圧縮機(A),(B),…を互いに並列に配
置してなる冷凍装置において、 上記各スクロール形圧縮機(A),(B),…の吐出冷
媒温度を個別に検出する同数の吐出温度検出手段(S
A),(SB),…と、 冷媒の凝縮圧力相当飽和温度を検出する凝縮温度検出手
段(P1)と、 上記各吐出温度検出手段(SA),(SB),…及び凝縮温
度検出手段(P1)の出力を受け、少なくとも1台の圧縮
機(A又はB等)の吐出冷媒温度と上記凝縮圧力相当飽
和温度との温度差が所定値よりも高い状態で、他の少な
くとも1台の圧縮機(B又はA等)の吐出冷媒温度と上
記凝縮圧力相当飽和温度との温度差が所定値よりも低い
状態が所定時間以上継続すると、上記全ての圧縮機
(A),(B),…を一定時間の間停止させる待機制御
手段(50A)と を備えていることを特徴とする冷凍装置の運転制御装
置。 - 【請求項2】冷媒が循環する冷媒回路(1)に複数の容
量可変なスクロール形圧縮機(A),(B),…を互い
に並列に配置してなる冷凍装置において、 上記各スクロール形圧縮機(A),(B),…の吐出冷
媒温度を個別に検出する同数の吐出温度検出手段(S
A),(SB),…と、 該各吐出温度検出手段(SA),(SB),…の出力を受
け、上記各圧縮機(A),(B),…のうちいずれか2
個の圧縮機における吐出冷媒温度の温度差の絶対値が所
定値以上となる状態が一定時間継続すると、全ての圧縮
機(A),(B),…を一定時間の間停止させるよう制
御する待機制御手段(50B)と を備えていることを特徴とする冷凍装置の運転制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2334746A JPH0820130B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 冷凍装置の運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2334746A JPH0820130B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 冷凍装置の運転制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04203761A JPH04203761A (ja) | 1992-07-24 |
| JPH0820130B2 true JPH0820130B2 (ja) | 1996-03-04 |
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|---|---|---|---|
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-
1990
- 1990-11-29 JP JP2334746A patent/JPH0820130B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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| JPH04203761A (ja) | 1992-07-24 |
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