JPH0820141B2 - 吸収冷凍機 - Google Patents
吸収冷凍機Info
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- JPH0820141B2 JPH0820141B2 JP62038225A JP3822587A JPH0820141B2 JP H0820141 B2 JPH0820141 B2 JP H0820141B2 JP 62038225 A JP62038225 A JP 62038225A JP 3822587 A JP3822587 A JP 3822587A JP H0820141 B2 JPH0820141 B2 JP H0820141B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は吸収冷凍機に係り、詳しくは、吸収器から低
温再生器へ稀吸収液を導入する系統に低温熱交換器およ
び熱回収器が設けられている吸収冷凍機に関するもので
ある。
温再生器へ稀吸収液を導入する系統に低温熱交換器およ
び熱回収器が設けられている吸収冷凍機に関するもので
ある。
第5図は従来の吸収冷凍機の系統を示すもので、充分
に気密にして高度の真空に保持された筒状胴を上下に二
分し、下部低圧室には蒸発器1および吸収器2が、上部
高圧室には凝縮器3および低温再生器4が内蔵され、い
ずれも所要の流体を管内に流通させる管群が配置されて
いる。5は高温再生器、6は吸収器2から低温再生器4
への稀液供給管路7に設けられた低温熱交換器、8は高
温熱交換器である。
に気密にして高度の真空に保持された筒状胴を上下に二
分し、下部低圧室には蒸発器1および吸収器2が、上部
高圧室には凝縮器3および低温再生器4が内蔵され、い
ずれも所要の流体を管内に流通させる管群が配置されて
いる。5は高温再生器、6は吸収器2から低温再生器4
への稀液供給管路7に設けられた低温熱交換器、8は高
温熱交換器である。
この冷凍機の作動状態を、冷媒に水、吸収液に臭化リ
チウム水溶液を使用する場合について、各部の温度や濃
度および圧力を示すと、第6図のようになる。図中の縦
軸は圧力、横軸は液温、α曲線は結晶限界である。は
低温熱交換器6の出口の稀吸収液の状態を示し、その温
度は73℃で濃度は58%である。低温再生器4内で冷媒が
蒸発し始める点はで、吸収液が濃縮されて、の点で
低温再生器4を出て高温吸収液ポンプ9により高温再生
器5へ送り出される。
チウム水溶液を使用する場合について、各部の温度や濃
度および圧力を示すと、第6図のようになる。図中の縦
軸は圧力、横軸は液温、α曲線は結晶限界である。は
低温熱交換器6の出口の稀吸収液の状態を示し、その温
度は73℃で濃度は58%である。低温再生器4内で冷媒が
蒸発し始める点はで、吸収液が濃縮されて、の点で
低温再生器4を出て高温吸収液ポンプ9により高温再生
器5へ送り出される。
吸収冷凍機の熱効率は蒸発器1における冷凍効果に対
して、外部から与える熱量すなわち高温再生器5での加
熱量が少ない程、熱効率が高くなる。低温再生器4での
加熱量が少なくてよい場合には、その加熱源である高温
再生器5での冷媒の蒸発量が少なくてよいことになるか
ら、低温熱交換器6で稀吸収液の温度を高めておくこと
は熱効率の点で効果がある。加えて、その低温熱交換器
6から吸収器2へ流入する濃吸収液の温度を下げること
にもなり、吸収液温度が低い程吸収能力が大きい性質が
あることから、吸収器2での吸収能力を増すことができ
る。したがって、従来の吸収冷凍機には、低温熱交換器
6を、図示した位置に設けることが行なわれている。同
様の考え方により、低温再生器4と高温再生器5の間に
も高温熱交換器8を設け、熱効率の改善が図られてい
る。
して、外部から与える熱量すなわち高温再生器5での加
熱量が少ない程、熱効率が高くなる。低温再生器4での
加熱量が少なくてよい場合には、その加熱源である高温
再生器5での冷媒の蒸発量が少なくてよいことになるか
ら、低温熱交換器6で稀吸収液の温度を高めておくこと
は熱効率の点で効果がある。加えて、その低温熱交換器
6から吸収器2へ流入する濃吸収液の温度を下げること
にもなり、吸収液温度が低い程吸収能力が大きい性質が
あることから、吸収器2での吸収能力を増すことができ
る。したがって、従来の吸収冷凍機には、低温熱交換器
6を、図示した位置に設けることが行なわれている。同
様の考え方により、低温再生器4と高温再生器5の間に
も高温熱交換器8を設け、熱効率の改善が図られてい
る。
以上の見地から、稀吸収液の状態を第6図における
の点をの点に近づけることは、熱効率を高める上で効
果の大きいことが判る。しかし、稀吸収液と濃吸収液の
流量を比較すると、濃吸収液は冷媒が蒸発した分だけ少
なくなっているので、の点をの点に完全に一致させ
ることは難しく、また、の点をの点に近づけると、
低温熱交換器の出口の濃吸収液の温度が下がり、吸収液
として臭化リチウム水溶液を使用する場合に吸収液は結
晶することがある。したがって、通常はの点をの点
より低い温度レベルにすることが多い。
の点をの点に近づけることは、熱効率を高める上で効
果の大きいことが判る。しかし、稀吸収液と濃吸収液の
流量を比較すると、濃吸収液は冷媒が蒸発した分だけ少
なくなっているので、の点をの点に完全に一致させ
ることは難しく、また、の点をの点に近づけると、
低温熱交換器の出口の濃吸収液の温度が下がり、吸収液
として臭化リチウム水溶液を使用する場合に吸収液は結
晶することがある。したがって、通常はの点をの点
より低い温度レベルにすることが多い。
ところで、特公昭60−24903号公報には、第7図に示
すように、上述した低温熱交換器6の出口と低温発生器
4との間に熱回収器10を設けたものが提案されている。
これは、太陽熱で得られた温水や工場排熱から得られた
温水等の低温の熱源をその熱回収器10へ導くことによ
り、濃吸収液の低温熱交換器6の出口付近での結晶の心
配なく、低温熱交換器6を出た稀吸収液を昇温させるこ
とができるようにしたものである。このような構成で
は、熱回収器10に供給される熱源の有無に関係なく、低
温熱交換器6の温度条件は変わらない。低温熱交換器6
を出た稀吸収液11の温度は73℃であるので、熱回収器10
で利用できる熱源の温度は、73℃以上すなわち通常は80
℃〜90℃以上が必要となる。従って世の中に沢山有りほ
とんどそのまま利用されずに捨てられている40℃〜60℃
といったさらに低温の熱源を利用するには至らず、省エ
ネルギーの見地から、改善の余地が残されている。
すように、上述した低温熱交換器6の出口と低温発生器
4との間に熱回収器10を設けたものが提案されている。
これは、太陽熱で得られた温水や工場排熱から得られた
温水等の低温の熱源をその熱回収器10へ導くことによ
り、濃吸収液の低温熱交換器6の出口付近での結晶の心
配なく、低温熱交換器6を出た稀吸収液を昇温させるこ
とができるようにしたものである。このような構成で
は、熱回収器10に供給される熱源の有無に関係なく、低
温熱交換器6の温度条件は変わらない。低温熱交換器6
を出た稀吸収液11の温度は73℃であるので、熱回収器10
で利用できる熱源の温度は、73℃以上すなわち通常は80
℃〜90℃以上が必要となる。従って世の中に沢山有りほ
とんどそのまま利用されずに捨てられている40℃〜60℃
といったさらに低温の熱源を利用するには至らず、省エ
ネルギーの見地から、改善の余地が残されている。
一方、特開昭57−182062号公報においては、第8図に
示すように、低温熱交換器6Aの入口と低温再生器4との
間に熱回収器10Aを設け、稀液供給管路7Aが低温熱交換
器6Aをバイパスするように構成したものが提案されてい
る。これは、高温再生器5Aにおいて使用された熱源を熱
回収器10Aに通し、稀吸収液11の低温度レベルまで熱回
収できるようにしたものである。しかし、この装置で
は、熱回収した分だけ稀吸収液の出口温度も上昇し、燃
焼排ガスや高圧蒸気といった比較的高温の熱源でなけれ
ば利用できない欠点があり、前述の例と同様低温の熱源
を利用するに至らない。
示すように、低温熱交換器6Aの入口と低温再生器4との
間に熱回収器10Aを設け、稀液供給管路7Aが低温熱交換
器6Aをバイパスするように構成したものが提案されてい
る。これは、高温再生器5Aにおいて使用された熱源を熱
回収器10Aに通し、稀吸収液11の低温度レベルまで熱回
収できるようにしたものである。しかし、この装置で
は、熱回収した分だけ稀吸収液の出口温度も上昇し、燃
焼排ガスや高圧蒸気といった比較的高温の熱源でなけれ
ば利用できない欠点があり、前述の例と同様低温の熱源
を利用するに至らない。
本発明は上述の問題に鑑みなされたもので、その目的
は、前記のような種類の吸収冷凍機に、比較的低温の熱
源でも有効に利用できる熱回収器を設けることにより、
濃吸収液の低温熱交換器の出口付近での結晶の心配をな
くし、かつ、低温再生器入口の稀吸収液を昇温させて、
熱効率のより一層の向上を図ることができる吸収冷凍機
を提供することである。
は、前記のような種類の吸収冷凍機に、比較的低温の熱
源でも有効に利用できる熱回収器を設けることにより、
濃吸収液の低温熱交換器の出口付近での結晶の心配をな
くし、かつ、低温再生器入口の稀吸収液を昇温させて、
熱効率のより一層の向上を図ることができる吸収冷凍機
を提供することである。
本発明の吸収冷凍機の特徴を、第1図を参照して説明
すると、以下の通りである。蒸発器1、吸収器2、凝縮
器3、低温再生器4、高温再生器5および熱交換器6,8
が配置接続され、吸収器2から低温再生器4へ稀吸収液
を導入する系統に低温熱交換器6が設けられた吸収冷凍
機にあって、低温熱交換器6に供給される前の稀吸収液
の一部が分流され、その分流された稀吸収液を熱源で加
熱濃縮し、発生する冷媒蒸気を低温再生器4に供給でき
るようにした熱回収器25を配置し、加熱あるいは濃縮さ
れた稀吸収液を低温再生器4へ送り込むようにしたこと
である。
すると、以下の通りである。蒸発器1、吸収器2、凝縮
器3、低温再生器4、高温再生器5および熱交換器6,8
が配置接続され、吸収器2から低温再生器4へ稀吸収液
を導入する系統に低温熱交換器6が設けられた吸収冷凍
機にあって、低温熱交換器6に供給される前の稀吸収液
の一部が分流され、その分流された稀吸収液を熱源で加
熱濃縮し、発生する冷媒蒸気を低温再生器4に供給でき
るようにした熱回収器25を配置し、加熱あるいは濃縮さ
れた稀吸収液を低温再生器4へ送り込むようにしたこと
である。
また、第2の発明にあっては、第3図に示すように、
上述の構成に加えて、その熱回収器25の稀液供給管路21
に流量調整弁41を設け、熱回収器25に供給される熱源の
供給信号またはその熱源の供給温度および制御する稀吸
収液の検出温度信号に基づいて流量調整弁41の開度が制
御されるようになっていることである。
上述の構成に加えて、その熱回収器25の稀液供給管路21
に流量調整弁41を設け、熱回収器25に供給される熱源の
供給信号またはその熱源の供給温度および制御する稀吸
収液の検出温度信号に基づいて流量調整弁41の開度が制
御されるようになっていることである。
以下、本発明をその実施例に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明の一実施例である二重効用吸収冷凍機
の系統を示すもので、下部低圧室には蒸発器1および吸
収器2が、上部高圧室には凝縮器3および低温再生器4
が内蔵され、いずれも所要の流体を管内に流通させる管
群が設置されている。5は高温再生器、6は吸収器2か
ら低温再生器4への稀液供給管路21に設けた低温熱交換
器、8は高温熱交換器、12は冷媒ポンプ、13は低温吸収
液循環ポンプ、14は高温吸収液ポンプ、15は冷媒液溜
め、16は稀吸収液溜めである。
の系統を示すもので、下部低圧室には蒸発器1および吸
収器2が、上部高圧室には凝縮器3および低温再生器4
が内蔵され、いずれも所要の流体を管内に流通させる管
群が設置されている。5は高温再生器、6は吸収器2か
ら低温再生器4への稀液供給管路21に設けた低温熱交換
器、8は高温熱交換器、12は冷媒ポンプ、13は低温吸収
液循環ポンプ、14は高温吸収液ポンプ、15は冷媒液溜
め、16は稀吸収液溜めである。
本図において、蒸発器1で冷却作用を行なって蒸発し
た冷媒蒸気が吸収器2で吸収液に吸収され、吸収液は濃
度が低下して吸収力を失い下部の稀吸収液溜め16に溜め
られる。この稀薄な吸収液を低温吸収液ポンプ13で管路
22、低温熱交換器6、管路23、管路24や後述する熱回収
器25を経て低温再生器4に送り、高温再生器5で発生し
た冷媒蒸気により加熱されて稀吸収液の濃縮を行なう。
低温再生器4で稀吸収液を加熱して冷媒を蒸発分離する
と吸収液の濃度が上昇する一方、蒸発した冷媒は凝縮器
3で冷却水により凝縮される。濃度の上昇した吸収液は
高温吸収液ポンプ14により、管路17、高温熱交換器8、
管路18を経て高温再生器5に送られ、外部からの熱源に
より加熱され、冷媒が蒸発して吸収液は濃縮される。
た冷媒蒸気が吸収器2で吸収液に吸収され、吸収液は濃
度が低下して吸収力を失い下部の稀吸収液溜め16に溜め
られる。この稀薄な吸収液を低温吸収液ポンプ13で管路
22、低温熱交換器6、管路23、管路24や後述する熱回収
器25を経て低温再生器4に送り、高温再生器5で発生し
た冷媒蒸気により加熱されて稀吸収液の濃縮を行なう。
低温再生器4で稀吸収液を加熱して冷媒を蒸発分離する
と吸収液の濃度が上昇する一方、蒸発した冷媒は凝縮器
3で冷却水により凝縮される。濃度の上昇した吸収液は
高温吸収液ポンプ14により、管路17、高温熱交換器8、
管路18を経て高温再生器5に送られ、外部からの熱源に
より加熱され、冷媒が蒸発して吸収液は濃縮される。
高温再生器5で蒸発した冷媒蒸気はは前述のように低
温再生器4で加熱に使用され、自らは凝縮して冷媒液と
なって凝縮器3に導かれ、冷却水で冷却されてさらに温
度が下がり、前述の冷媒液と共に管路19を経て蒸発器1
に戻り、そこで蒸発することによって冷却作用をする。
温再生器4で加熱に使用され、自らは凝縮して冷媒液と
なって凝縮器3に導かれ、冷却水で冷却されてさらに温
度が下がり、前述の冷媒液と共に管路19を経て蒸発器1
に戻り、そこで蒸発することによって冷却作用をする。
一方、高温再生器5で濃縮された濃吸収液は、管路3
1、高温熱交換器8、管路32、低温熱交換器6、管路33
を経て散布装置から散布され、吸収器2に戻って吸収作
用を行なう。なお、蒸発器1の蒸発器管1a内には冷やさ
れる液体が流されており、蒸発器管出口部に設けた温度
検出器34の信号により高温再生器5の加熱量を調節し、
冷凍効果を必要量に調節することができるようになって
いる。
1、高温熱交換器8、管路32、低温熱交換器6、管路33
を経て散布装置から散布され、吸収器2に戻って吸収作
用を行なう。なお、蒸発器1の蒸発器管1a内には冷やさ
れる液体が流されており、蒸発器管出口部に設けた温度
検出器34の信号により高温再生器5の加熱量を調節し、
冷凍効果を必要量に調節することができるようになって
いる。
吸収器2の吸収器管2a内には矢示のごとく冷却水35が
流され、吸収器2の管表面に散布される吸収液が低温な
ほど吸収能力が大きいので、吸収液を冷却させつつ蒸発
器1で発生した冷媒蒸気を吸収する。また、凝縮器3の
凝縮器管内にも冷却水が流れており、低温再生器4から
の冷媒蒸気や冷媒ドレーンを冷却する。ちなみに、吸収
冷凍器の吸収器2の下部は著しく低い圧力になるため不
凝縮性ガスが溜りやすく、吸収器2の下部より抽気装置
によって不凝縮性ガスを外部に排出することができるよ
うになっている。36はその排出用の抽気ポンプである。
流され、吸収器2の管表面に散布される吸収液が低温な
ほど吸収能力が大きいので、吸収液を冷却させつつ蒸発
器1で発生した冷媒蒸気を吸収する。また、凝縮器3の
凝縮器管内にも冷却水が流れており、低温再生器4から
の冷媒蒸気や冷媒ドレーンを冷却する。ちなみに、吸収
冷凍器の吸収器2の下部は著しく低い圧力になるため不
凝縮性ガスが溜りやすく、吸収器2の下部より抽気装置
によって不凝縮性ガスを外部に排出することができるよ
うになっている。36はその排出用の抽気ポンプである。
このような吸収冷凍機には、前述した低温熱交換器6
に供給される前の稀吸収液の一部を分流する分岐部37が
設けられ、そこで分流された稀吸収液を熱源で加熱でき
るようにした熱回収器25が設置されている。そこで加熱
あるいは濃縮された稀吸収液は、低温再生器4へ送り込
まれるようになっている。その熱回収器25には工場やビ
ル内に沢山有りほとんどそのまま利用されずに捨てられ
ている40℃〜60℃といった低温の熱源が導かれる。一
方、低温熱交換器6にあっては加熱される稀吸収液量が
少なくなるので、加熱側の吸収液の温度降下は少なくて
済み、濃吸収液の低温熱交換器6の出口付近での結晶の
心配がなくなり、かつ、低温熱交換器6で稀吸収液を所
定温度に加熱することができる。
に供給される前の稀吸収液の一部を分流する分岐部37が
設けられ、そこで分流された稀吸収液を熱源で加熱でき
るようにした熱回収器25が設置されている。そこで加熱
あるいは濃縮された稀吸収液は、低温再生器4へ送り込
まれるようになっている。その熱回収器25には工場やビ
ル内に沢山有りほとんどそのまま利用されずに捨てられ
ている40℃〜60℃といった低温の熱源が導かれる。一
方、低温熱交換器6にあっては加熱される稀吸収液量が
少なくなるので、加熱側の吸収液の温度降下は少なくて
済み、濃吸収液の低温熱交換器6の出口付近での結晶の
心配がなくなり、かつ、低温熱交換器6で稀吸収液を所
定温度に加熱することができる。
以上述べたような構成による吸収冷凍機の作動を、次
に説明する。
に説明する。
第1図において、低温熱交換器6の入口における管路
22での稀吸収液の温度は37℃であり、この一部が熱回収
器25へ分流され、そこで加熱あるいは濃縮された稀吸収
液は、低温熱交換器6で加熱された稀吸収液と一緒に低
温再生器4へ送り込まれる。熱回収器25では吸収された
稀吸収液がまず飽和温度まで加熱され、その後は冷媒が
蒸発して潜熱変化することにより低い温度レベルのまま
推移することから、40℃〜60℃といったかなり低温の熱
源によっても有効に加熱される。熱回収器25内で発生し
た冷媒蒸気は管路38を介して低温再生器4に導入され
る。一方、低温熱交換器6に供給された稀吸収液は高温
再生器5で濃縮された温度の高い液によって加熱され
る。低温熱交換器6に供給される稀吸収液量はその入口
で分流されていることから従来よりも少量であり、それ
を加熱するために濃吸収液温度が下りすぎることは回避
され、低温熱交換器6の出口での結晶は防止される。
22での稀吸収液の温度は37℃であり、この一部が熱回収
器25へ分流され、そこで加熱あるいは濃縮された稀吸収
液は、低温熱交換器6で加熱された稀吸収液と一緒に低
温再生器4へ送り込まれる。熱回収器25では吸収された
稀吸収液がまず飽和温度まで加熱され、その後は冷媒が
蒸発して潜熱変化することにより低い温度レベルのまま
推移することから、40℃〜60℃といったかなり低温の熱
源によっても有効に加熱される。熱回収器25内で発生し
た冷媒蒸気は管路38を介して低温再生器4に導入され
る。一方、低温熱交換器6に供給された稀吸収液は高温
再生器5で濃縮された温度の高い液によって加熱され
る。低温熱交換器6に供給される稀吸収液量はその入口
で分流されていることから従来よりも少量であり、それ
を加熱するために濃吸収液温度が下りすぎることは回避
され、低温熱交換器6の出口での結晶は防止される。
第2図は異なる実施例を示す系統図で、熱回収器25
は、供給する稀吸収液の一次側に配置された低温回収器
25aと、二次側に配置された高温熱回収器25bとから構成
される。これは、高温熱回収器25bで利用された熱源
が、低温熱回収器25aに導かれることにより、稀吸収液
を加熱できるようになっている。すなわち、低温熱回収
器25aで稀吸収液を飽和温度〔第6図におけるの点〕
まで加熱させ、高温熱回収器25bで濃縮のみ行なわせ
る。したがって、それぞれの機能が分担させられ、各々
に適した伝熱性能が得られるように、効率のよい設計が
可能となる。さらに、実際の運転状態においてもこれら
二種類の熱回収器25a,25bで、多種多様の温度範囲や熱
容量に対応でき、より一層の省エネルギー運転が実現さ
れる。
は、供給する稀吸収液の一次側に配置された低温回収器
25aと、二次側に配置された高温熱回収器25bとから構成
される。これは、高温熱回収器25bで利用された熱源
が、低温熱回収器25aに導かれることにより、稀吸収液
を加熱できるようになっている。すなわち、低温熱回収
器25aで稀吸収液を飽和温度〔第6図におけるの点〕
まで加熱させ、高温熱回収器25bで濃縮のみ行なわせ
る。したがって、それぞれの機能が分担させられ、各々
に適した伝熱性能が得られるように、効率のよい設計が
可能となる。さらに、実際の運転状態においてもこれら
二種類の熱回収器25a,25bで、多種多様の温度範囲や熱
容量に対応でき、より一層の省エネルギー運転が実現さ
れる。
第3図は異なる発明の実施例で、上述の発明の構成に
加えて、その熱回収器25の稀液供給管路21のうちの管路
24に流量調整弁41が設けられ、熱回収器25に供給される
熱源の供給温度信号や制御する稀吸収液の検出温度信号
に基づいて、流量調整弁41の開度が制御されるようにな
っている。そのために、熱回収器25の熱源導入管42には
温度検出器43が、低温吸収液循環ポンプ13の出口部には
温度検出器44が設置されている。
加えて、その熱回収器25の稀液供給管路21のうちの管路
24に流量調整弁41が設けられ、熱回収器25に供給される
熱源の供給温度信号や制御する稀吸収液の検出温度信号
に基づいて、流量調整弁41の開度が制御されるようにな
っている。そのために、熱回収器25の熱源導入管42には
温度検出器43が、低温吸収液循環ポンプ13の出口部には
温度検出器44が設置されている。
このような吸収冷凍機にあっては、熱回収器25に供給
される熱源の温度が稀吸収液の温度より低いときあるい
は熱源が供給されないとき、熱回収器25へ供給される稀
吸収液は低温熱交換器6をバイパスすることになり、そ
の分熱効率が下ることになる。そこで、稀吸収液の温度
と熱源の温度が検出され、流量調整弁41で稀吸収液循環
量をコントロールして、熱効率の低下を抑制することが
できる。なお、熱源の温度が十分に高いことが保障され
ているときは、温度検出器43,44によらず、別途設置の
熱源供給信号(ポンプの発停信号など)によって流量調
整弁41をコントロールするようにしておいてもよい。
される熱源の温度が稀吸収液の温度より低いときあるい
は熱源が供給されないとき、熱回収器25へ供給される稀
吸収液は低温熱交換器6をバイパスすることになり、そ
の分熱効率が下ることになる。そこで、稀吸収液の温度
と熱源の温度が検出され、流量調整弁41で稀吸収液循環
量をコントロールして、熱効率の低下を抑制することが
できる。なお、熱源の温度が十分に高いことが保障され
ているときは、温度検出器43,44によらず、別途設置の
熱源供給信号(ポンプの発停信号など)によって流量調
整弁41をコントロールするようにしておいてもよい。
第4図は異なる実施例で、前述した低温熱回収器25a
と高温熱回収器25bとからなる熱回収器25を備えた吸収
冷凍機に、流量調整弁41の開度制御を適用したものであ
る。これにおいても、熱回収器25に供給される熱源の温
度が稀吸収液の温度より低いときあるいは熱源が供給さ
れないとき、稀吸収液循環量をコントロールして、熱効
率の低下を抑制することができる。
と高温熱回収器25bとからなる熱回収器25を備えた吸収
冷凍機に、流量調整弁41の開度制御を適用したものであ
る。これにおいても、熱回収器25に供給される熱源の温
度が稀吸収液の温度より低いときあるいは熱源が供給さ
れないとき、稀吸収液循環量をコントロールして、熱効
率の低下を抑制することができる。
本発明は以上の実施例の詳細な説明から判るように、
低温熱交換器に供給される前の稀吸収液の一部が分流さ
れ、その分流された稀吸収液を熱源で加熱および濃縮で
きるようにした熱回収器を配置し、加熱あるいは濃縮さ
れた稀吸収液を再生器へ送り込むようにしたので、比較
的低温の熱源でも熱回収器で有効に利用できることにな
り、濃吸収液の低温熱交換器の出口付近での結晶の心配
をなくし、かつ、低温再生器入口の稀吸収液を昇温させ
て、熱効率のより一層の向上を図ることができる。
低温熱交換器に供給される前の稀吸収液の一部が分流さ
れ、その分流された稀吸収液を熱源で加熱および濃縮で
きるようにした熱回収器を配置し、加熱あるいは濃縮さ
れた稀吸収液を再生器へ送り込むようにしたので、比較
的低温の熱源でも熱回収器で有効に利用できることにな
り、濃吸収液の低温熱交換器の出口付近での結晶の心配
をなくし、かつ、低温再生器入口の稀吸収液を昇温させ
て、熱効率のより一層の向上を図ることができる。
また、第2の発明にあっては、上述の構成に加えて、
熱回収器の稀液供給管路に流量調整弁を設け、熱源の供
給温度信号などにより流量調整弁の開度を制御できるよ
うにしたので、熱回収器に供給される熱源の温度が稀吸
収液の温度より低いときなどにおける熱効率の低下が抑
制され、著しい省エネルギー運転が実現される。
熱回収器の稀液供給管路に流量調整弁を設け、熱源の供
給温度信号などにより流量調整弁の開度を制御できるよ
うにしたので、熱回収器に供給される熱源の温度が稀吸
収液の温度より低いときなどにおける熱効率の低下が抑
制され、著しい省エネルギー運転が実現される。
第1図は本発明の一実施例を示す二重効用吸収冷凍機の
系統図、第2図は異なる実施例を示す系統図、第3図は
異なる発明の一実施例を示す系統図、第4図はその異な
る実施例を示す系統図、第5図は従来の二重効用吸収冷
凍機の系統図、第6図は冷凍機の作動における各部の温
度、濃度および圧力を示す特性曲線図、第7図および第
8図は最近提案されている二重効用吸収冷凍機の系統図
である。 1……蒸発器、2……吸収器、4……低温再生器、5…
…高温再生器、6……低温熱交換器、8……高温熱交換
器、21……稀液供給管路、25……熱回収器、37……分岐
部、41……流量調整弁。
系統図、第2図は異なる実施例を示す系統図、第3図は
異なる発明の一実施例を示す系統図、第4図はその異な
る実施例を示す系統図、第5図は従来の二重効用吸収冷
凍機の系統図、第6図は冷凍機の作動における各部の温
度、濃度および圧力を示す特性曲線図、第7図および第
8図は最近提案されている二重効用吸収冷凍機の系統図
である。 1……蒸発器、2……吸収器、4……低温再生器、5…
…高温再生器、6……低温熱交換器、8……高温熱交換
器、21……稀液供給管路、25……熱回収器、37……分岐
部、41……流量調整弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高畠 修蔵 滋賀県大津市国分1丁目13−44 (72)発明者 中島 邦彦 滋賀県大津市大江3丁目1番16−705号 (72)発明者 船越 昭範 滋賀県大津市田上関津町827−119 (72)発明者 黒沢 茂吉 東京都豊島区要町2丁目26番地 (72)発明者 閑納 真一 大阪府羽曳野市高鷲4丁目9−4−303 (72)発明者 竹本 貞寿 愛知県名古屋市千種区豊年町11番8号 (56)参考文献 特開 昭60−80060(JP,A) 特公 昭60−24903(JP,B2)
Claims (2)
- 【請求項1】蒸発器、吸収器、凝縮器、低温再生器、高
温再生器および熱交換器が配置接続され、前記吸収器か
ら低温再生器へ稀吸収液を導入する系統に低温熱交換器
が設けられた吸収冷凍機において、 前記低温熱交換器に供給される前の稀吸収液の一部が分
流され、その分流された稀吸収液を熱源で加熱濃縮し、
発生する冷媒蒸気を低温再生器に供給できるようにした
熱回収器を配置し、加熱あるいは濃縮された稀吸収液を
前記低温再生器へ送り込むようにしたことを特徴とする
吸収冷凍機。 - 【請求項2】蒸発器、吸収器、凝縮器、低温再生器、高
温再生器および熱交換器が配置接続され、前記吸収器か
ら低温再生器へ稀吸収液を導入する系統に低温熱交換器
が設けられた吸収冷凍機において、 前記低温熱交換器に供給される前の稀吸収液の一部が分
流され、その分流された稀吸収液を熱源で加熱濃縮し、
発生する冷媒蒸気を低温再生器に供給できるようにした
熱回収器を配置し、その熱回収器の稀液供給管路に流量
調整弁を設け、熱回収器に供給される熱源の供給信号ま
たはその熱源の供給温度および制御する稀吸収液の検出
温度信号に基づいて前記流量調整弁の開度が制御され、
加熱あるいは農縮された稀吸収液を前記低温再生器へ送
り込むようにしたことを特徴とする吸収冷凍機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62038225A JPH0820141B2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 吸収冷凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62038225A JPH0820141B2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 吸収冷凍機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63204080A JPS63204080A (ja) | 1988-08-23 |
| JPH0820141B2 true JPH0820141B2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=12519364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62038225A Expired - Lifetime JPH0820141B2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 吸収冷凍機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0820141B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5253886B2 (ja) * | 2008-05-28 | 2013-07-31 | 荏原冷熱システム株式会社 | 吸収冷凍機 |
| JP5522651B2 (ja) * | 2009-06-02 | 2014-06-18 | 川重冷熱工業株式会社 | 超低温廃熱利用吸収冷温水機 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6080060A (ja) * | 1983-10-06 | 1985-05-07 | 三洋電機株式会社 | 吸収式冷温媒体取得機の熱回収装置 |
-
1987
- 1987-02-20 JP JP62038225A patent/JPH0820141B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63204080A (ja) | 1988-08-23 |
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