JPH0820201B2 - 測定具 - Google Patents

測定具

Info

Publication number
JPH0820201B2
JPH0820201B2 JP28525786A JP28525786A JPH0820201B2 JP H0820201 B2 JPH0820201 B2 JP H0820201B2 JP 28525786 A JP28525786 A JP 28525786A JP 28525786 A JP28525786 A JP 28525786A JP H0820201 B2 JPH0820201 B2 JP H0820201B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
hard thin
surface plate
block gauge
measured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP28525786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63138201A (ja
Inventor
正敏 宿女
雅弘 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP28525786A priority Critical patent/JPH0820201B2/ja
Publication of JPS63138201A publication Critical patent/JPS63138201A/ja
Publication of JPH0820201B2 publication Critical patent/JPH0820201B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は定盤やブロックゲージなどの測定具に関する
ものである。
(従来の技術) 精密測定などに用いる測定具として、定盤やブロック
ゲージがあるが、第6図(a)(b)に示すように定盤
Jは被測定物体を載置する基準面J1を有する板状体であ
り、基準面J1は平坦でなめらかな面としていた。またブ
ロックゲージBは2つの平行な基準面B1,B1を有する六
面体で、基準面B1,B1間の距離tが定められた長さとな
っており、さまざまな距離tを有するブロックゲージB
を用意しておいて、必要な長さのものを取り出して使用
するようになっていた。また、これら定盤J、ブロック
ゲージBの材質は、合金工具鋼、炭素クロム鋼などの金
属や、アルミナセラミックなどの用いていた。
(従来技術の問題点) このような従来の定盤J、ブロックゲージBを使用す
るときは、たとえばブロックゲージBを定盤J上に載置
した場合、第6図(b)に示すように、定盤Jの基準面
J1とブロックゲージBの基準面B1の間に、微細なゴミG
が存在して測定値に誤差が生じるため、ブロックゲージ
Bを定盤Jに押しつけながら、矢印方向に何度か動かし
て、ゴミGを外へ出すようにしていた。
しかし、定盤Jの基準面J1とブロックゲージBの基準
面B1はいずれも平坦でなめらかな面であるから、ゴミG
の逃げ場がなく、ゴミGを完全に外へ出しきることが困
難であり、残ったゴミGの大きさ分だけ誤差が生じてい
た。たとえクリーンルーム内でも数μm程度のゴミGが
存在しているため、数μm程度の誤差を防ぐことは難か
しかった。
また、前記したように使用するときにブロックゲージ
Bを定盤Jに押しつけながら前後に動かすため、金属や
アルミナセラミックよりなる定盤JやブロックゲージB
は基準面J1,B1が摩耗しやすく、長期使用中には基準面
J1,B1の平坦度が悪くなって測定値に誤差が生じてしま
うという不都合があった。
(問題点を解決するための手段) 上記に鑑みて本発明は、被測定物体と接触する平坦な
基準面に、凹凸パターンを形成するように硬質薄膜を被
着したり、また前記基準面にあらかじめ凹凸パターンを
形成し、その上に硬質薄膜を被着して測定具を構成する
ようにしたものである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図によって説明する。
第1図(a)(b)に示すように、定盤Jは基体1の
載置面に縞状に硬質薄膜2を被着して、溝3よりなる凹
凸パターンを形成したものであり、硬質薄膜2の表面2a
は表面粗さ0.25Ra以下のなめらかな面としてある。
また、第2図(a)(b)に示すようにブロックゲー
ジBは、基体11の2つの平行な基準面に縞状に硬質薄膜
12を被着して溝13よりなる凹凸パターンを形成したもの
であり、硬質薄膜12の表面12cは表面粗さ0.1Ra以下のな
めらかな面としてある。
このような第1図(a)(b)に示した本発明実施例
に係る定盤Jを用いれば、第3図に示すように、定盤J
上で、被測定物体Hを矢印方向に何度が動かすと、微細
なゴミGが溝3の中に入りこむため、被測定物体Hが硬
質薄膜2の表面2aに完全に密着して正確な測定を行うこ
とができる。また、被測定物体Hが接触する部分は硬質
薄膜2の表面2aであるから摩耗が少なく、さらに硬質薄
膜2の表面2aの粒子構造は丸味を帯びたなめらかなもの
となっているため、被測定物体Hに傷をつけにくい。
以上第1図(a)(b)に示した定盤Jについて説明
したが、第2図(a)(b)に示したブロックゲージB
についても同様である。
次に第1図(a)(b)に示した定盤Jおよび第2図
(a)(b)に示すブロックゲージBの製法を定盤Bを
例として説明する。まずアルミナ,ジルコニアなどのセ
ラミックまたはコバールよりなる基体1を用意し、載置
面をなめらかで平坦な面とする。次にこの載置上面の溝
3とすべき分に樹脂やフォトレジストなどでマスクを形
成しおいて、その上からTiC,TiN,TiB2,ダイヤモンド,W
B,SiC,Si3N4などのビッカース硬度1800Kg/mm2以上の硬
質薄膜2をCVD法などで被着させる。その後、前記マス
クを取り除けばマスク部分は硬質薄膜2が被着されてい
ないため溝3となり、第1図(b)に示すような凹凸パ
ターンを形成することができる。さらに、必要に応じて
硬質薄膜2の表面を研磨して、表面粗さ0.25Ra以下のな
めらかな面とすればよい。
このとき溝3の深さDは硬質薄膜2の薄厚でありCVD
法の時間を変化させることにより、また溝3の幅W、ピ
ッチPはマスクの形状を変化させることによりそれぞれ
容易に変化させることができ、しかも非常に微小なもの
とすることができる。
したがって、定盤Jの大きさや被測定物体Hの種類、
使用環境などに応じて最適の形状、深さを持った溝3を
形成すればよい。
さらに本発明の他の実施例を説明する。
第3図に示す定盤Jは基体1の載置面全体に硬質薄膜
2を被着しておき、表面に溝3よりなる凹凸パターンを
形成したものであり、凸部表面2aは0.25Ra以下のなめら
かな面となっている。このような凹凸パターンは、硬質
薄膜2を被着後、溝3以外の部分にマスクを形成してお
いて、エッチング処理を施したあとマスクを取り除くこ
とによって形成される。
さらに、第4図に示す定盤Jは基体1の載置面1aにあ
らかじめ、マスクを形成しておいてエッチングまたはサ
ンドブラストを施すことにより凹凸バターンを形成して
おき、この載置面1aに硬質薄膜2を被着させ、溝3を形
成したものである。
これらの第3図、第4図に示した定盤Jを用いても溝
3に微細なゴミGを取り込むことができるため、載置し
た被測定物体を硬質薄膜2の表面2aに完全に密着させる
ことができる。また溝3の深さDはエッチングまたはサ
ンドブラストの時間を変化させることにより、幅W,ピッ
チPはマスクの形状を変化させることによりそれぞれ容
易に変化させることがでいる。したっがって、定盤Jの
大きさや被測定物体の種類、使用環境などに応じて最適
の形状、深さを持った溝3を形成すればよい。また第3
図、第4図では測定具として定盤のみを示したが、ブロ
ックゲージなどの他の測定具にも応用でき同様の効果を
奏することは言うまでもない。
実際に第1図(a)(b)、第3図、第4図に示した
定盤Jを測定具に使用する場合は種々実験の結果、溝3
の深さDは5〜10μm、幅Wが5〜10μm、ピッチPは
1〜5μmのものがゴミを確実に取り除き摩耗も少なく
優れていた。また、第2図(a)(b)に示したブロッ
クゲージBの場合は溝13の深さDは5〜10μm、幅Wは
10〜30μm、ピッチPは0.5〜1μmのものが優れてい
た。さらに、これらの定盤JやブロックゲージBにおい
て溝3,13の形状は格子状などさまざまなものとしてよ
く、また基準面の端部まで溝3,13を形成しておけば中に
たまったゴミGを容易に排除することができる。
また本発明の実施例の測定具を構成する基体1の材質
はアルミナ,ジルコニア等のセラミックやコバールなど
の熱膨張率の低いものを用いる。らに硬質薄膜2,12とし
て用いる物質は第1表に示すように従来の測定具を形成
する物質である合金工具鋼,炭素クロム鋼,アルミナに
比べ硬度が大きく、したがって本発明実施例に係る測定
具は基準面の耐摩耗性が大きいことがわかる。
次に本発明実施例に係る定盤Jを、第2表に示すさま
ざまな材質の基体1と硬質薄膜2の組合せ試作した。基
体1の大きさは縦100mm,横100mm,厚さ20mmで硬質薄膜2
の膜厚は10μm,溝3の幅は10μm,ピッチは1mmとした。
また比較例として同じ大きさで硬質薄膜2を被着しない
ものと、硬質薄膜2を被着して溝3を形成しないもの試
作して、これらの定盤Jを用いて特性試験を行った。ま
ず、各々の定盤Jに従来のブロックゲージを載置して何
度か前後に動かしてゴミGを除くようにした後、その大
きさを測定し、測定誤差の大きさを調べ、次に20mm角の
セラミックブロックを各定盤上に一定時間内こすりつけ
て、定盤の摩耗量を測定した。結果は第2表の通りであ
る。
第2表より比較例であるNo.1,2の定盤は硬質薄膜2を
被着してないため摩耗量が大きく、またゴミGが完全に
取り除けないため測定誤差も大きかった。No.3の定盤は
硬質薄膜2を被着しているが溝3を形成していないため
ゴミGを取り除けず、測定誤差が大きかった。これに対
して、本発明実施例に係るNo.4〜7の定盤はいずれも摩
耗量が少なく、溝中にゴミを取り込むことができるため
測定誤差も小さかった。
次に本発明実施例に係るブロックゲージBを第2表に
示すさまざま材質の基体11と硬質薄膜12の組合せで試作
した。ブロックゲージBの大きさは縦10mm,横10mm,基準
面間の距離tが5mmとし、硬質薄膜12の膜厚は5μm,溝1
3の幅は10μm、ピッチは1mmとした。また比較例とし
て、同じ大きさで、硬質薄膜12を被着しないものと、硬
質薄膜12を被着して溝13を形成しないものも試作して、
これらのブロックゲージBを用いて特性試験を行った。
まず各々のブロックゲージBをアルミナセラミックより
なる従来の定盤上に載置し、前後に何度か動かしてゴミ
を取り除くようにした後、基準面間の距離tを測定して
誤差の大きさを調べ、次に各々のブロックゲージBを定
盤上に一定時間こすりつけて、基準面の摩耗量を測定し
た。結果は第3表の通りである。
第3表より、比較例であるNo.1のものは硬質薄膜12を
被着していないため測定誤差、摩耗量とも大きく、また
No.2のものは溝13を形成していないためゴミを逃がしき
れず、測定誤差が大きかった。これに対して、本発明実
施例に係るNo.3〜7のものは測定誤差、摩耗量ともに小
さく優れた結果であった。
以上の実施例において、硬質薄膜2,12の被着方法はCV
D法以外にもイオンプレーティング法、スパッタリング
法、イオンデームポジション法などのPVD法を用いても
よい。また、硬質薄膜2,12としてTiC,TiNなどの導電性
の高い物質を用いると、表面の静電気を除去することが
でき好都合であった。
(発明の効果) 叙上のように本発明によれば、被測定物体と接触する
平坦な基準面に凹凸パターンを形成するように硬質薄膜
を被着したり、または前記基準面に凹凸パターンを形成
しておいて、その上に硬質薄膜を被着させて測定具を形
成したことによって、該凹凸パターン溝中にゴミが入り
込むため、被測定物体や他の測定具を完全に密着させ、
正確な測定ができるだけでなく、基準面の耐摩耗性が大
きく長期にわたって優れた平坦度を保つことができ、ま
た基準面の粒子構造が丸味を帯びたものとなるため被測
定物体や他の測定具に傷をつけることもないなど、多く
の特長を有した測定具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明に係る測定具の一実施例である定
盤を示す斜視図、第1図(b)は同図(a)中のX−X
線断面図である。第2図(a)は本発明の他の実施例で
あるブロックゲージを示す斜視図、第2図(b)は同図
(a)中のY−Y線断面図である。第3図、第4図はそ
れぞれ本発明の他の実施例を示す断面図である。第5図
は第1図に示した定盤上に被測定物体を載置した状態を
示す断面図である。 第6図(a)は従来の定盤とブロックゲージを示す斜視
図、第6図(b)は同図(a)のZ−Z線断面図であ
る。 J……定盤 B……ブロックゲージ 1,11……基体 2,12……硬質薄膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定物体と接触する平坦な基準面に、凹
    凸パターンを形成するように硬質薄膜を被着したことを
    特徴とする測定具。
  2. 【請求項2】被測定物体と接触する基準面に凹凸パター
    ンを形成し、該基準面に硬質薄膜を被着したことを特徴
    とする測定具。
JP28525786A 1986-11-29 1986-11-29 測定具 Expired - Lifetime JPH0820201B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28525786A JPH0820201B2 (ja) 1986-11-29 1986-11-29 測定具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28525786A JPH0820201B2 (ja) 1986-11-29 1986-11-29 測定具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63138201A JPS63138201A (ja) 1988-06-10
JPH0820201B2 true JPH0820201B2 (ja) 1996-03-04

Family

ID=17689156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28525786A Expired - Lifetime JPH0820201B2 (ja) 1986-11-29 1986-11-29 測定具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0820201B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6427355B1 (en) 1999-01-14 2002-08-06 Mitutoyo Corporation Gauge block

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0339612A (ja) * 1989-07-06 1991-02-20 Origin Electric Co Ltd 紙の厚さ検知装置用ローラ
JP4511316B2 (ja) * 2003-11-06 2010-07-28 昭和電工株式会社 ワーク受け台ならびにこのワーク受け台を備えたワークの平坦度測定装置
JP2005288619A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Nippon Oil Corp Cfrp定盤
JP7497154B2 (ja) * 2019-12-20 2024-06-10 株式会社ディスコ 隙間ゲージ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6427355B1 (en) 1999-01-14 2002-08-06 Mitutoyo Corporation Gauge block
US6516532B2 (en) 1999-01-14 2003-02-11 Mitutoyo Corporation Gauge block
DE10001171B4 (de) * 1999-01-14 2008-08-28 Mitutoyo Corp., Kawasaki Endmaß

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63138201A (ja) 1988-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI660816B (zh) 具有精確成型特徵之硏磨元件,由彼等製得之硏磨物件,及彼等之製造方法
TWI643707B (zh) 具有精確成型特徵之硏磨元件前驅物及其製造方法
JP6715006B2 (ja) 精密に成形された構造部を有する研磨物品及びその作製方法
JP2003272336A (ja) 磁気ディスク用ガラス製取付け部材およびその製造方法
JPH0820201B2 (ja) 測定具
US20250326089A1 (en) Abrasive elements with precisely shaped features, abrasive articles fabricated therefrom and methods of making thereof
JP2002015977A (ja) 基板ホルダー
JP2006520712A (ja) マイクロ構造化ラミナの作製方法および装置
JPWO2018155644A1 (ja) 切削インサート及びこれを備えた切削工具
JPH07128002A (ja) セラミックス製ゲ−ジ
TW202346057A (zh) 硬質合金切割刀片
US4495732A (en) Semiconductor wafer sectioning machine
TWI720485B (zh) 化學機械研磨墊之修整器及其相關方法
JPH042049Y2 (ja)
JPH018305Y2 (ja)
JPH0798912A (ja) 磁気ディスク基板用保持部材およびこれを用いた磁気ディスク装置
JP2683754B2 (ja) 試料固定用プレート
JPS60240500A (ja) 直定規
JPS6056201A (ja) 可変ブロックゲ−ジ
Sharpe Jr et al. Small attachable interferometric strain gages
JP2025118457A (ja) 脆性素材加工物、及びその製造方法
JP2527003B2 (ja) 光ディスクマスタ―用ガラス原盤
JPH0748379Y2 (ja) 磁性定盤
JPS5922970Y2 (ja) 加工機械用治具
JP3302551B2 (ja) テープクリーナ