JPH082027Y2 - リザーバタンク - Google Patents

リザーバタンク

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JPH082027Y2
JPH082027Y2 JP1990092361U JP9236190U JPH082027Y2 JP H082027 Y2 JPH082027 Y2 JP H082027Y2 JP 1990092361 U JP1990092361 U JP 1990092361U JP 9236190 U JP9236190 U JP 9236190U JP H082027 Y2 JPH082027 Y2 JP H082027Y2
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JP
Japan
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oil
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JP1990092361U
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JPH0449570U (ja
Inventor
紘一 篠原
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Meiji Rubber and Chemical Co Ltd
Original Assignee
Meiji Rubber and Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はパワーステアリング等の流体圧作動機器に
用いられるオイルを溜めるリザーバタンクに関する。
(従来の技術) 一般に、車両等に搭載される油圧式パワーステアリン
グには動力舵取装置用ポンプに使用されるオイルを溜め
るリザーバタンクが用いられる。このリザーバタンクは
有低筒状のタンク本体を内周面に設けたフィルタ部材で
上下に2分割し、前記フィルタ部材よりも上方にオイル
の戻り口を形成し、前記フィルタ部材よりも下方に吐出
口を形成した構造となっている。(例えば、実公平1-12
005号公報参照)。
前記フィルタ部材はオイル中に含まれるゴミを除去す
るものであるから、オイルの戻り口は前記フィルタ部材
よりも上方の位置に形成することとしたものである。
(考案が解決しようとする課題) リザーバタンクにおいては、戻り口からタンク本体内
に流入したオイルは温度が高くなっているから温度を下
げてからポンプに供給するのが好ましい。このために、
オイルを戻り口からタンク本体内に流入するときに、タ
ンク本体の周壁に沿って円周方向に勢い良く流入させ周
壁からの放熱により油温の下降を図っている。
しかしながら、戻り口からオイルを勢いよく流入させ
ると、渦流によって放熱効果は得られるものの、次のよ
うな問題がある。
即ち、戻り口がフィルタ部材よりも高い位置にあるた
めに、渦流が発生すると油面の真ん中が凹みその中心が
フィルタ部材よりも低下することがあり、エアーの吸い
込みを起こすという問題があった。
この考案は上記の点に鑑みてなされたもので、渦流に
よる放熱を図るとともに、油面の凹みをなくし、エアー
の吸い込みを防止することができるリザーバタンクを提
供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) この考案は上記目的を達成するために次のような構成
とした。
請求項1に係るリザーバタンクは、戻り口と吐出口と
を有する有低筒状の下ブロックと、注油口を有する上ブ
ロックとを溶着固定してタンク本体を形成し、戻り口は
下ブロックの下端周壁の接線上に形成し、下ブロック底
部には前記戻り口の形成位置よりも高く、上面にフィル
タ部材を固着したフィルタ部材取付用筒体を立設してな
り、前記フィルタ部材取付用筒体は外周面が下ブロック
周壁との間に間隔を有するとともに、平面において中心
が下ブロックの中心とは偏芯しており、前記フィルタ部
材取付用筒体内の下ブロック底部に吐出口を形成したこ
とを特徴とする。
また、請求項2に係るリザーバタンクは、戻り口と吐
出口とを有する有低筒状の下ブロックと、注油口を有す
る上ブロックとを溶着固定してタンク本体を形成し、戻
り口は下ブロックの下端周壁の接線上に形成し、下ブロ
ック底部には前記戻り口の形成位置よりも高く、上面に
フィルタ部材を固着したフィルタ部材取付用筒体を立設
してなり、前記フィルタ部材取付用筒体の外周面は下ブ
ロック周壁との間に間隔を有するとともに、複数の邪魔
板を有しており、前記フィルタ部材取付用筒体内の下ブ
ロック底部に吐出口を形成したことを特徴とする。
(作用) 請求項1にあっては、下ブロックの下端周壁の接線上
に形成した戻り口が、流入したオイルにタンク本体とフ
ィルタ部材取付用筒体との間に渦流を発生させるのでオ
イル中の気泡の脱泡を行なうとともに、放熱により油温
を下降させるように働く。また、偏芯したフィルタ部材
取付用筒体は渦流の勢いを弱めて油面の凹みを防止す
る。また、フィルタ部材は戻り口よりも上方に位置して
いるから、フィルタ部材取付用筒体の外周に渦流ができ
ても油面の低下を招くことがなく、エアーの吸い込みが
防止される。
請求項2にあっては、複数の邪魔板が渦流の勢いを弱
めるように働く。
(実施例) 以下、この考案を図面に示す実施例に基づき説明す
る。第1図〜第3図はこの考案の第1実施例を示し、合
成樹脂製のリザーバタンクAはオイルを収容するタンク
本体1と、タンク本体1の上部に設けられた注油口に冠
着自在に取り付けられるキャップ3とからなる。
前記タンク本体1は上下に2分割された下ブロック5
と上ブロック7とからなり、それぞれ合成樹脂により別
体に成形され、これを一体に溶着することによって形成
されている。
前記下ブロック5は上面が開口した有底筒状に成形さ
れ、周壁9の上端外周面には溶着用フランジ10が突設さ
れており、周壁9の下端部には周壁9の接線上にオイル
の戻り口11が穿設されている。即ち、戻り口11は、平面
において下ブロック5の中心を通る分割線に対して直交
し、前記分割線と周壁9の交点付近に水平方向に穿設さ
れている。前記戻り口11には水平なニップル12が一体的
に延設されており、このニップル12には図示しないチュ
ーブが取付けられる。
また、下ブロック5の底部13にはフィルタ部材取付用
筒体15が一体に立設されている。前記筒体15は上端が前
記戻り口11よりも上方に位置しており、実施例では下ブ
ロック5の高さよりもわずかに低く形成され、外周面と
下ブロック周壁との間にはオイルの流れに十分な間隔が
設けられている。
前記筒体15は平面において中心が下ブロック5の中心
とはずれて偏芯しており、従って、前記筒体15と下ブロ
ック5の周壁9との間隔は戻り口11側では大きく、反対
側では小さく形成されている。このように、筒体15を偏
芯させて立設した場合には、渦流の勢いを弱めることが
でき筒体15の形成と相俟って、一層、油面の凹みを防止
することができる。
また、前記筒体15の上端開口部にはフィルタ部材17が
固着されている。フィルタ部材17は枠板19とこの枠板19
に一体に取り付けられた金網等の濾過材21により構成さ
れている。このフィルタ部材17は戻り口11から吐出口23
に流れるオイルをその流れの途中において濾過する。
さらに、筒体15内の底部13には吐出口23が形成されて
いる。この吐出口23にはニップル24が一体的に延設され
ており、このニップル24に図示しないチューブが取り付
けられる。従って、タンク本体1内の濾過されたオイル
が吐出口23からポンプに供給される。
前記タンク本体1の上ブロック7は下ブロック5と同
一形状の筒体状をなし、下端外周面に溶着用フランジ25
が突設され、上端には円筒形状のキャップ取付部27が形
成されている。
上ブロック7と下ブロック5は溶着用フランジ10と25
を突き合わせ、その突き合わせ面を過熱溶着することに
より一体に形成されタンク本体1を構成する。
前記キャップ取付部27には外向きのフランジ29の一部
に設けた切欠からキャップ3の下端に設けた内向き突起
を挿入し回転することによってキャップ3が嵌着される
構成となっている。
尚、キャップ3とキャップ取付部27との取付構造は前
記構成に限定されるものではなく、他の公知の構造に変
更することができる。
第4図は第2実施例を示す。この実施例ではリターン
オイルの渦流の勢いを弱めるために、筒体15aの外周面
に適宜の間隔で邪魔板33を突設した点にある。即ち、上
記第1実施例では筒体15の中心を下ブロック5の中心か
ら偏芯させることによって渦流の勢いを弱めたのに対し
て、この第2実施例では筒体15aと下ブロック5aとの中
心を一致させ、筒体15a外周面に邪魔板33を突設して渦
流の勢いを弱めようとするものである。従って、前記邪
魔板33に変えて突起を多数突設する等、他の構成に変更
することができる。
尚、この実施例においても筒体15aの他の構成、オイ
ルの戻し口11、フィルタ部材17、吐出口23及びキャップ
3等の構成については第1実施例と同一構成であるか
ら、簡略化のために同一符号を付しその説明は省略す
る。
また、この考案におけるフィルタ部材取付用筒体15、
15aの内径及び高さはポンプの大きさ、偏心量、邪魔板
の大きさ等を考慮して適宜決定すればよい。さらに、前
記フィルタ部材取付用筒体15、15aの平面形状は円筒状
の他、方形状であってもよい。
(考案の効果) 以上説明したように、請求項1に係る考案によればタ
ンク本体の周壁に沿って渦流を発生させるので、放熱に
よって気泡の脱泡と油温の下降を図ることができる。
また、フィルタ部材取付用筒体とタンク本体の周壁と
の間に渦流が発生しても戻り口がフィルタ部材よりも下
方に形成したから、筒体上面では油面が上下することは
ない。従って、油面の中央部が低下して凹むことがな
く、エアーの吸い込みを確実に防止することができる。
また、請求項2に係る考案によれば、渦流の発生ととも
に、邪魔板によって渦流の勢いを弱めるから、放熱によ
る気泡の脱泡と油温の下降を図ることができる。また、
油面の上下がなくエアーの吸い込みを確実に防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図は下ブロ
ックの一部を切欠いた平面図、第2図は第1図A−A線
におけるリザーバタンク全体を示す縦断面図、第3図は
同じく第1図B−B線におけるリザーバタンク全体を示
す縦断面図、第4図は第2実施例における下ブロックの
一部を切欠いた平面図である。 Aはリザーバタンク、1はタンク本体、3はキャップ、
5、5aは下ブロック、7は上ブロック、9は下ブロック
周壁、11は戻り口、13は底部、15、15aはフィルタ部材
取付用筒体、17はフィルタ部材、23は吐出口、33は邪魔
板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】戻り口と吐出口とを有する有低筒状の下ブ
    ロックと、注油口を有する上ブロックとを溶着固定して
    タンク本体を形成し、戻り口は下ブロックの下端周壁の
    接線上に形成し、下ブロック底部には前記戻り口の形成
    位置よりも高く、上面にフィルタ部材を固着したフィル
    タ部材取付用筒体を立設してなり、前記フィルタ部材取
    付用筒体は外周面が下ブロック周壁との間に間隔を有す
    るとともに、平面において中心が下ブロックの中心とは
    偏芯しており、前記フィルタ部材取付用筒体内の下ブロ
    ック底部に吐出口を形成したことを特徴とするリザーバ
    タンク。
  2. 【請求項2】戻り口と吐出口とを有する有低筒状の下ブ
    ロックと、注油口を有する上ブロックとを溶着固定して
    タンク本体を形成し、戻り口は下ブロックの下端周壁の
    接線上に形成し、下ブロック底部には前記戻り口の形成
    位置よりも高く、上面にフィルタ部材を固着したフィル
    タ部材取付用筒体を立設してなり、前記フィルタ部材取
    付用筒体の外周面は下ブロック周壁との間に間隔を有す
    るとともに、複数の邪魔板を有しており、前記フィルタ
    部材取付用筒体内の下ブロック底部に吐出口を形成した
    ことを特徴とするリザーバタンク。
JP1990092361U 1990-08-31 1990-08-31 リザーバタンク Expired - Lifetime JPH082027Y2 (ja)

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JP1990092361U JPH082027Y2 (ja) 1990-08-31 1990-08-31 リザーバタンク

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JP1990092361U JPH082027Y2 (ja) 1990-08-31 1990-08-31 リザーバタンク

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JPH0449570U JPH0449570U (ja) 1992-04-27
JPH082027Y2 true JPH082027Y2 (ja) 1996-01-24

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4592356B2 (ja) * 2004-08-27 2010-12-01 カヤバ工業株式会社 オイルタンク
JP6814407B2 (ja) * 2017-03-03 2021-01-20 いすゞ自動車株式会社 車両のオイルタンク構造

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JPS59117901A (ja) * 1982-12-22 1984-07-07 Koyo Seiko Co Ltd 動力舵取装置用リザ−バタンク
JPS6328056U (ja) * 1986-08-07 1988-02-24

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