JPH08203088A - フォーカスサーボ制御装置 - Google Patents

フォーカスサーボ制御装置

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JPH08203088A
JPH08203088A JP1320995A JP1320995A JPH08203088A JP H08203088 A JPH08203088 A JP H08203088A JP 1320995 A JP1320995 A JP 1320995A JP 1320995 A JP1320995 A JP 1320995A JP H08203088 A JPH08203088 A JP H08203088A
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JP
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servo
clock
focus servo
focus
data
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Application number
JP1320995A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Okawa
純弘 大川
Takayasu Muto
隆保 武藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 サンプルサーボ方式の光磁気ディスク5を用
いてフォーカスサーボを行うフォーカスサーボ制御装置
であって、フォーカスサーチやシーク時等のようなフォ
ーカスサーボの単独実行時に、固定周波数の固定クロッ
クを用いてフォーカスサーボ信号の処理を行う。そし
て、フォーカスサーボの引き込み後に、光磁気ディスク
5のサーボパターンに基づいて形成されるフォーカスサ
ーボ信号に応じてフォーカスサーボを行う。 【効果】 フォーカスサーボの引き込み直後のフォーカ
スサーボの位相補償処理を正確なものとすることがで
き、安定したフォーカスサーボを実現することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるサンプルサー
ボ方式を採用する光磁気ディスク,コンパクトディス
ク,ライトワンス等の光ディスクの記録装置,再生装置
或いは記録再生装置に設けて好適なフォーカスサーボ制
御装置に関し、特に、フォーカスサーチ時やシーク時等
のようにフォーカスサーボを単独で行う場合に、固定周
波数の固定クロックを用いることにより、フォーカスサ
ーボの引き込みの安定化等を図ったフォーカスサーボ制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日において、いわゆるサンプルサーボ
方式の光ディスクが知られている。このサンプルサーボ
方式の光ディスクには、所定間隔毎に所定のサーボパタ
ーンが記録トラック上に設けられており、このサーボパ
ターンの再生信号に基づいてサーボ制御を行いながらサ
ーボパターンとサーボパターンとの間に記録データを記
録再生するようになっている。
【0003】このようなサンプルサーボ方式の光ディス
クから記録データの再生を行う光ディスク再生装置に
は、いわゆるデジタル・シグナル・プロセッサ(DS
P)が設けられており、このDSPによりサーボエラー
信号をデジタル処理し、上記サーボ制御を行うようにな
っている。
【0004】すなわち、上記光ディスク再生装置は、記
録データの再生が指定されると、光学系を介して光ディ
スクにレーザビームを照射する。上述のように、上記光
ディスクには、所定間隔でサーボパターンが設けられて
いるため、上記レーザビームは、図21(a)に示すよ
うに上記サーボパターンが記録されているサーボエリ
ア,記録データが記録されているデータエリアの順に照
射されることとなる。なお、1つのサーボエリア及び1
つのデータエリアで1セグメントを形成しており、当該
光ディスク再生装置は、複数セグメントを1つの再生単
位として記録データの再生を行うようになっている。
【0005】次に、上記光ディスクにレーザビームを照
射することにより反射光が生ずる。上記光学系は、この
反射光を受光し、これに基づいてRF信号を形成すると
ともに、トラッキングエラー信号及びフォーカスエラー
信号を形成し、これらをA/D変換器に供給する。上記
A/D変換器には、上記サーボパターンの繰り返し周波
数に基づいてフェーズ・ロックド・ループ回路(PLL
回路)により形成されたチャンネルクロックが供給され
ている。具体的には、上記1セグメント毎に216発の
チャンネルクロックが形成されており、上記A/D変換
器は、このチャンネルクロックに基づいて上記RF信号
及びトラッキングエラー信号,フォーカスエラー信号を
それぞれデジタル化することによりRFデータ及びトラ
ッキングエラーデータ,フォーカスエラーデータを形成
して出力する。
【0006】上記RFデータは、記録データ検出系に供
給される。上記記録データ検出系は、上記RFデータを
所定周波数のチャンネルクロックでサンプリングするこ
とにより記録データを再生し、これを例えばコンピュー
タ装置やスピーカ装置等の外部機器に供給する。
【0007】一方、上記トラッキングエラーデータ,フ
ォーカスエラーデータは、図21(b),(c)に示す
フォーカスエラーラッチパルス及びトラッキングエラー
ラッチパルスにより、同図(a)に示すサーボエリアが
再生されるタイミングでラッチされて出力される。
【0008】上記DSPは、ソフトウェアのプログラム
ルーチンに基づいて動作するようになっており、上記ラ
ッチされたトラッキングエラーデータ及びフォーカスエ
ラーデータが出力されるタイミングで供給される図21
(d)に示すような割り込みパルスに基づいて、該ラッ
チされた各エラーデータを取り込む。記録データを正確
に再生するためには、フォーカスエラーよりもトラッキ
ングエラーを高速に是正する必要がある。このため、上
記DSPは、図21(e)に示すように、上記割り込み
パルスに基づいて取り込んだ各エラーデータのうち、ト
ラッキングエラーデータのデータ処理を先に行い、次に
フォーカスエラーデータのデータ処理を行う。
【0009】ここで、上記DSPには、上記チャンネル
クロックが供給されている。上記DSPは、1セグメン
ト毎に上記チャンネルクロックのクロック数をカウント
する。そして、図21(f)に示すようにこのカウント
値が“80h”(16進)である128となったタイミ
ングで上記データ処理したトラッキングエラーデータを
出力する。また、図21(g)に示すように上記カウン
ト値が“A0h”である160となったタイミングで上
記データ処理したトラッキングエラーデータを出力す
る。
【0010】このトラッキングエラーデータ及びフォー
カスエラーデータは、それぞれサーボ系に供給される。
上記サーボ系は、上記トラッキングエラーデータ及びフ
ォーカスエラーデータに位相補償処理を施し、これに基
づいてトラッキングエラー及びフォーカスエラーを是正
する方向に上記光学系をサーボ制御する。これにより、
常にジャストトラック及びジャストフォーカスで正確に
記録データの再生を行うことができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ここで、例えば再生に
先がけて光ディスクの盤面上にフォーカス合わせを行う
フォーカスサーチ時やシーク時等のようにフォーカスサ
ーボを単独で働かせる場合には、フォーカスサーボ用の
フェーズ・ロックド・ループ回路(PLL回路)が開ル
ープとなりフリーラン状態となるため、電圧可変型発振
器(VCO)から出力されるフォーカスサーボ用のクロ
ックの周波数が±20%程度変動する。また、フォーカ
スサーボを引き込んだ後、上記PLL回路がロックする
までには数msecから数10msec程度の時間を要
する。
【0012】従って、このような状態では、フォーカス
サーボを引き込んでPLL回路を閉ループとし、フォー
カスサーボの位相補償を行っても、位相補償フィルタの
演算が不正確となり、正確な位相補償が不可能となる。
この問題は、特にフォーカスサーボの引き込み直後が顕
著であり、該フォーカスサーボの引き込み直後はフォー
カスアクチュエータの振幅が大きいことからサーボ状態
が不安定となり、位相補償をしても一旦引き込んだフォ
ーカスサーボが外れてしまう場合もある。
【0013】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、サンプルサーボ方式の光ディスクを用いフ
ォーカスサーボを単独で働かせる場合に、フォーカスサ
ーボの引き込み直後の位相補償を正確なものとし、安定
したフォーカスサーボを行うことができるようなフォー
カスサーボ制御装置の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフォーカス
サーボ制御装置は、所定のサーボパターンが所定間隔で
配置された光ディスクからの該サーボパターンの再生出
力により形成されたフォーカスサーボクロックに基づい
てフォーカスサーボを行うフェーズ・ロックド・ループ
構成のフォーカスサーボ制御装置である。
【0015】そして、このようなフォーカスサーボ制御
装置において、フォーカスサーボ用の固定周波数の固定
クロックを出力する固定クロック出力手段と、上記フォ
ーカスサーボクロックと固定クロックとを切り換えて出
力する切り換え手段と、フォーカスサーボを単独で行う
場合には、上記固定クロックを選択して出力するように
上記切り換え手段を切り換え制御し、フォーカスサーボ
の引き込み後に上記フォーカスサーボクロックを選択し
て出力するように上記切り換え手段を切り換え制御する
制御手段とを設ける。
【0016】
【作用】本発明に係るフォーカスサーボ制御装置は、制
御手段が、フォーカスサーボを単独で行う場合には、上
記固定クロックを選択して出力するように上記切り換え
手段を切り換え制御し、フォーカスサーボの引き込み後
には上記フォーカスサーボクロックを選択して出力する
ように上記切り換え手段を切り換え制御し、フォーカス
サーボ引き込み時におけるサーボ状態の安定化を図る。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係るフォーカスサーボ制御装
置の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0018】本発明に係るフォーカスサーボ制御装置
は、図1に示すような光磁気ディスク記録再生装置に適
用することができる。この光磁気ディスク記録再生装置
は、いわゆるサンプルサーボ方式に対応した光磁気ディ
スク記録再生装置であり、ディスクドライブ1及び制御
ブロック2で構成されている。そして、SCSIバス4
を介して接続されるホストコンピュータ3との間でコマ
ンド及びデータの送受信が行われるようになっている。
【0019】上記ディスクドライブ1は、光磁気ディス
ク5を例えば各速度一定で回転駆動するスピンドルモー
タ6と、上記スピンドルモータ6を回転駆動するスピン
ドルドライバ7と、上記光磁気ディスク5を当該ディス
クドライブ1内に装着するローディング機構8と、上記
光磁気ディスク5にレーザビームを照射するピックアッ
プ9と、上記光磁気ディスク5に照射するためのレーザ
ビームを出射するレーザダイオード10と、データの記
録時には一定の記録レベルのレーザビームが出射される
ように、また、データの再生時には一定の再生レベルの
レーザビームが出射されるように上記レーザダイオード
10を発光駆動するレーザドライバ11とを有してい
る。
【0020】また、上記ディスクドライブ1は、上記光
磁気ディスク5にレーザビームを照射することにより生
ずる反射光を受光してRF信号,トラッキングエラー信
号,フォーカスエラー信号等を形成するフォトディテク
タ12と、上記フォトディテクタ12から電流のかたち
で供給される上記RF信号等を電圧のかたちに変換する
とともに、これらを所定の利得で増幅して出力する電流
−電圧変換ブロック(I−V変換ブロック)13と、デ
ータの記録時にデータに応じた変調磁界を上記光磁気デ
ィスク5に印加する磁気ヘッド14と、記録するデータ
に応じて上記磁気ヘッド14を駆動する磁気ヘッドドラ
イバ15とを有している。
【0021】次に、上記制御ブロック2は、データ処理
ブロック25及びサーボ制御ブロック26をデジタル・
シグナル・プロセッサ用バス(DSPバス)22及び中
央演算処理回路用バス(CPUバス)34を介してコン
トローラ21に接続することにより構成されている。な
お、上記ホストコンピュータ3は、上記SCSIバス4
を介してこのコントローラ21に接続されている。
【0022】上記データ処理ブロック25は、上記光磁
気ディスク5に照射されるレーザビームの往路で検出し
たレーザレベルに応じて該光磁気ディスク5に照射され
るレーザビームのレーザレベルが一定となるように制御
(フロント・オート・パワー・コントロール:FAP
C)するためのFAPCデータが供給される入出力ブロ
ック(I/Oブロック)23と、このFAPCデータを
アナログ化して上記レーザドライバ11に供給するD/
A変換器24とを有している。
【0023】また、上記データ処理ブロック25は、上
記ディスクドライブ1のI−V変換ブロック13からの
光磁気信号(MO信号)及びRF信号を後に説明するサ
ーボ系タイミングジェネレータ(STG)32からのサ
ーボ制御系用のタイミングクロックに基づいて選択及び
クランプ処理するセレクタ&クランプ回路27と、サー
ボクロックを生成するフェーズ・ロックド・ループ構成
のサーボクロック生成回路(SPLL)29と、データ
クロックを生成するフェーズ・ロックド・ループ構成の
データクロック生成回路(DPLL)30とを有してい
る。
【0024】また、上記データ処理ブロック25は、上
記STG32からのタイミングクロックに基づいて、上
記サーボクロック或いはデータクロックを選択するクロ
ックセレクタ31と、上記セレクタ&クランプ回路27
からのRF信号或いはMO信号を、上記クロックセレク
タ31により選択されたクロックでデジタル化するA/
D変換器28とを有している。
【0025】また、上記データ処理ブロック25は、上
記DPLL30からのデータクロックに基づいてデータ
処理用のタイミングクロックを形成するデータ系タイミ
ングジェネレータ(DTG)35と、上記DPLL30
からのデータクロック或いはDTG35からのデータ処
理用のタイミングクロックに基づいて記録するデータを
上記磁気ヘッドドライバ15に供給するとともに、再生
されたデータを上記コントローラ21を介してホストコ
ンピュータ3に供給する記録再生回路36とを有してい
る。
【0026】次に、上記サーボ制御ブロック26は、上
記ディスクドライブ1のI/V変換ブロック13からの
フォーカスエラー信号,FAPC信号及びトラッキング
エラー信号を選択して出力するマルチプレクサ41と、
上記マルチプレクサ41からの各信号を上記SPLL2
9からのサーボクロックに基づいてデジタル化するA/
D変換器42と、このA/D変換された各データが供給
されるI/Oブロック43と、当該光磁気ディスク記録
再生装置のデジタル信号処理を行うデジタル・シグナル
・プロセッサ(DSP)47とを有している。
【0027】また、上記サーボ制御ブロック26は、上
記ディスクドライブ1のスピンドルモータ6を回転制御
するための制御データが入出力されるI/Oブロック4
6と、上記ピックアップ9のフォーカシング,トラッキ
ング等を制御するピックアップドライバ44と、上記ピ
ックアップドライバ44をパルス幅変調駆動するパルス
幅変調回路(PWM回路)45とを有している。
【0028】また、上記サーボ制御ブロック26は、上
記DSP47によりフォーカスエラーデータの出力タイ
ミング制御用のデータが設定されるフォーカスタイミン
グ制御用レジスタ48と、上記SPLL29からのサー
ボクロックのクロック数をカウントするカウンタ49
と、上記フォーカスタイミング制御用レジスタ48に設
定されたデータで示されるカウント値と、上記カウンタ
49からのカウント値が一致したタイミングで上記PW
M回路45からフォーカスエラーデータが出力されるよ
うに該PWM回路45を制御するコンパレータ50とを
有している。
【0029】次に、この光磁気ディスク記録再生装置に
用いられる上記光磁気ディスク5は、例えば図2に示す
ようにトラック1周が1400のセグメントに分割され
ており、そのセグメントはアドレスグメントASEGと
データセグメントDSEGに分割されている。
【0030】上記アドレスセグメントASEGには、デ
ィスクのラジアル方向の位置情報とタンジェンシャル方
向の位置情報がプリピットとして記録されている。ま
た、このアドレスセグメントASEGは、14セグメン
トおきにトラック1周で100個存在するように設けら
れており、アドレスセグメントASEGから次のアドレ
スセグメントASEGまでの間が1フレームとなってい
る。また、このアドレスセグメントASEGは、トラッ
ク1周で100フレーム分存在するようになっており、
上記アドレスセグメントASEGの間の13セグメント
がデータセグメントDSEGとなっている。
【0031】上記データセグメントDSEGは1周で1
300セグメント存在するように設けられている。ま
た、この1セグメントは、216サーボロックで構成さ
れ、24サーボクロック分のサーボエリアARsと19
2サーボクロック分のデータエリアARdとで形成され
ている。
【0032】なお、上記アドレスセグメントASEGの
場合、上記データエリアARdがアドレスエリアARd
aとレーザ制御エリアARdwapcとで形成されてい
る。
【0033】次に、上記サーボエリアARsには、例え
ば図3に示すように、それぞれ2サーボクロック分の長
さの3個のピットPA ,PB ,PC が5サーボクロック
以上離されて予め記録されているとともに、6クロック
分のフォーカスサンプルエリアARfsが設けられてい
る。このように、サーボエリアARsのピットPA ,P
B ,PC をそれぞれ2サーボクロック分の長さとするこ
とにより、ミラー部分が少なくなり、成型コンディショ
ンによってディスクに発生するゴーストピット等を発生
し難くしてピットの生成の困難性を軽減することがで
き、サーボ信号を安定に生成することを可能とすること
ができる。また、各ピットPA ,PB ,PC を5サーボ
クロック以上離して設けることにより、ピット間の干渉
を極めて小さくすることができる。
【0034】上記サーボエリアARsの11〜12クロ
ック期間に位置する第2ピットPB及び16〜17クロ
ック期間に位置する第3ピットPC は、それぞれトラッ
クのセンタに対して±1/4トラック分だけ偏位して設
けられたウォブルピットとなっている。
【0035】当該光磁気ディスク記録再生装置は、上記
各ピットPB ,PC の再生出力の振幅値の差分に基づい
てトラッキングエラーを検出し、また、該各ピット
B ,PC の再生出力の両エッジ部分の振幅値の差分に
基づいてクロック位相を制御するようになっている。ま
た、この位相情報を加算してクロック位相制御を行うこ
とにより、トラッキング状態に影響されない正確なクロ
ック位相制御を行うようになっている。
【0036】上記サーボエリアARsの始めにある第1
ピットPA は、そのセグメントが、アドレスセグメント
ASEGであるか、又は、データセグメントDSEGで
あるかを示すように、或いは、そのセグメントが、セク
タの先頭であるか次のセグメントがセクタの先頭である
かを示すようになっている。
【0037】具体的には、この第1ピットPA が、9〜
10クロック期間に位置するように記録されている場
合、そのセグメントは、データセグメントDSEGであ
ることを示し、2〜3クロック期間に位置するように記
録されている場合、そのセグメントは、アドレスセグメ
ントASEGであることを示すようになっている。ま
た、上記第1ピットPA が、3〜4クロック期間に位置
するように記録されている場合、そのセグメントは、セ
クタの先頭となるデータセグメントDSEGであること
を示し、4〜5クロック期間に位置するように記録され
ている場合、次のセグメントがセクタの先頭となるデー
タセグメントDSEGであることを示し、アドレスセグ
メントASEGであることを示すようになっている。
【0038】上記第1ピットPA により示される情報
は、例えば図4に示すように、差分最大値検出である、
いわゆるディファレンシャルディテクション法によって
最大振幅値を取るポジションを調べることによって識別
することができる。
【0039】このように、上記光磁気ディスク5は、サ
ーボエリアARsの始めに上記第1ピットPA が記録さ
れているため、そのセグメントが、アドレスセグメント
ASEGであるか、データセグメントDSEGであるか
を判別することができ、或いは、セクタの先頭であるか
次のセグメントがセクタの先頭であるかを判別すること
ができ、セクタ単位のセクタナンバやトラックアドレス
の記録を省略することができる。従って、この光磁気デ
ィスク5は、全体的にデータエリアの冗長度が軽減され
ている。
【0040】次に、上記アドレスセグメントASEGに
は、図5に示すようにディスクのラジアル方向の位置の
情報として16ビットのトラックアドレス〔AM〕,
〔A2〕,〔A3〕,〔AL〕とそのパリティ〔P〕か
らなるアクセスコード、さらに、タンジェンシャル方向
の情報としてフレームアドレス〔FM〕,〔FL〕を示
すフレームコードがそれぞれグレーコード化されてプリ
ピットとして記録されている。
【0041】上記アクセスコードは、16ビットのトラ
ックアドレスが4ビットずつに分けられており、隣接す
るトラックのアクセスコードが1パターンしか変化しな
いように記録されている。
【0042】具体的には、上記4ビットの最下位ビット
が「1」の場合、それに続く4ビットを、1の補数を取
った値に対して、図5に示すグレーコードテーブルを用
いてAM=15〜12ビット(MSN)からA2=11
〜8ビット(2SN),A3=7〜4ビット(3S
N),AL=3〜0ビット(LSN)の順にテーブル変
換することにより、隣接するトラックのアクセスコード
が1パターンのみ変化するようにしている。なお、図6
に、上記アクセスコードの一例を示す。
【0043】上記パリティコードとしては、アクセスコ
ードの各ビット〔15,11,7,3〕,〔14,1
0,6,2〕,〔13,9,5,1〕,〔12,8,
4,0〕毎の「1」の数が偶数のとき1となるパリティ
を取った結果が記録されている。
【0044】上記フレームコードは、アドレスセグメン
トASEGのタンジェンシャル方向の番号を表す8ビッ
トのフレームアドレスが4ビットずつにわけられてお
り、その上位4ビットFM=7〜4ビット(MSN)と
下位4ビットLM=3〜0ビット(MSN)が上述のア
クセスコードと同じ方法でグレーコード化されて記録さ
れている。このフレームコードは、8ビット分の情報の
記録が可能であるが、本実施例の場合、上記アドレスセ
グメントASEGの数が100であるため、0〜99ま
でしか存在しないこととなる。
【0045】上記サーボエリアARsのフォーカスサン
プルエリアARfsは、ピットの変調を受けないように
するためにミラー部とされており、フォーカス,リード
パワーAPC,RF信号のクランプなどを行う際に用い
られる。これらの処理のための各種サンプルパルスの位
置を性格に特定することは困難であり、±0.5クロッ
ク以下の変動が予想されるため、この変動が加わった場
合でもピットの変調の影響を受けることなく確実にサン
プリングできるように、そのスペースは6クロック分と
なっている。
【0046】次に、上記データセグメントDSEGのデ
ータエリアARdは、図7に示すように、通常のデータ
を記録する176〜376データクロック分のデータエ
リアARdaと12データクロック分のプリライトエリ
アARprと4データクロック分のポストライトエリア
ARpsからなっている。
【0047】上記プリライトエリアARprは、レーザ
の照射からディスクが安定な温度になるまでび予熱に必
要な距離を確保するとともにMO信号の複屈折などによ
るDC変動を抑えるクランプエリアとして用いるために
設けられている。
【0048】上記ポストライトエリアARpsは、オー
バーライトにより消し残りを無くすとともにグルーブエ
ッジからの干渉を避ける距離を確保するために設けられ
ている。
【0049】この光磁気ディスク5は、出荷時に一方向
にバルクイレーズすることにより、フォーマット動作を
必要とすることなく使用可能となっている。そして、上
記プリライトエリアARpr及びポストライトエリアA
Rpsは、バルクイレーズ方向と同じ極性のデータを記
録することで、メディアの余熱不足により正常に記録さ
れなくても安定した信号を得ることが可能となってい
る。
【0050】また、上記光磁気ディスク5は、上記デー
タエリアARdの部分にグルーブGrが形成されてい
る。上記グルーブGrは、トラッキングをとるためのも
のではないため、その深さなどの精度は要求されない。
そして、このグルーブGrを設けることにより、必要な
ミラー部を減らして、サーボピットへのディスク成型上
の悪影響を軽減することができるようになっている。
【0051】なお、これは記録再生用の光磁気ディスク
5の場合であるが、再生専用のROMディスクの場合
は、図8に示すように、上記データエリアARdの先頭
部分に3クロック分のアンカーピットPanを設けるこ
とにより、ミラー部を減らして、サーボピットへのディ
スク成型上の悪影響を軽減するようになっている。
【0052】次に、1データセクタは、リファレンスエ
リア66バイト、ユーザデータ2048バイト(D0〜
D2047)、ECC256バイト(E1,1〜E1
6,16)、CRC8バイト(CRC1〜CRC8)、
ベンーダーユニーク8バイト(VU)、ユーザデファイ
ンド32バイト(UD)の合計2418バイトで構成さ
れている。
【0053】上記リファレンスエリアには図9に示すよ
うに、4バイト分の8Tパターンと12バイト分の2T
パターンを1ブロックとし、この1ブロックの固定パタ
ーンが4ブロック分記録され、さらに検出された情報を
設定するための余裕分として2バイトのオール0パター
ンとで構成される66バイト分の特定パターンが記録さ
れている。
【0054】上記8Tパターンは、データ検出における
3値レベル(高H・中M・低L)の設定に用いられ、2
Tパターンは記録パワー変動等によるDC的なピット位
置のずれを再生時に補正するのに用いられる。
【0055】そして、上記データセグメントDSEGの
データエリアARdには、上記リファレンスエリア66
バイト以外のデータにスクランブルがかけられ、さら
に、セグメント毎にNRZI化されたデータが記録され
ている。
【0056】また、この光磁気ディスク5は、いわゆる
ゾーンCAVディスクであり、図10及び図11に示す
ように、外周側から736トラック分のGCPバンド、
2トラック分のバッファトラック、5トラック分のコン
トロールトラック、2トラック分のバッファトラック、
5トラック分のテストトラック、848トラック分のユ
ーザゾーン0、864トラック分のユーザゾーン1、8
80トラック分のユーザゾーン2、912トラック分の
ユーザゾーン3、944トラック分のユーザゾーン4、
976トラック分のユーザゾーン5、1024トラック
分のユーザゾーン6、1056トラック分のユーザゾー
ン7、1120トラック分のユーザゾーン8、1184
トラック分のユーザゾーン9、1216トラック分のユ
ーザゾーン10、1296トラック分のユーザゾーン1
1、1392トラック分のユーザゾーン12、1488
トラック分のユーザゾーン13、1696トラック分の
ユーザゾーン14、770トラック分のユーザゾーン1
5、5トラック分のテストトラック、2トラック分のバ
ッファトラック、5トラック分のコントロールトラッ
ク、2トラック分のバッファトラック、820トラック
分のGCPバンドからなっている。
【0057】ここで、ゾーン内のトラック数をTRAC
zoneとし、あるゾーンにおける1セクタに必要なデ
ータセグメント数をDSEGsect−zoneとし、
1トラック当たりのデータセグメント数をDSEGtr
ackとして、ゾーン毎にセクタを完結させるとともに
セクタ数を一定にした場合、ゾーン内のセクタ数SCT
zoneは、 SCTzone=TRACzone・DSEGtrac
k/DSEGsect−zone であり、 TRACzone=K・DSEGsect−zone となるようにトラック数を決定すればよい。そして、K
の値として全体の容量に対してゾーンで割った1ゾーン
当たりの容量に近くなるものを用いて決定されるセクタ
数SCTzoneを外周から割り当てていきそのゾーン
の最内周部分の記録密度が所定の密度以下にならないよ
うにクロック(M)を決定することにより全てのパラメ
ータを得ることができるようになっている。
【0058】この場合、図12に示すように、あるセグ
メントからセクタが開始すると1セクタを構成するセグ
メント数とそのセクタを終了し、最後のセグメント内に
余ったバイトがあっても次のセクタは次のセグメントか
ら開始するようになっている。これにより、ゾーンの先
頭では必ず0フレームコードのセクタから始まるセクタ
を連続的に構成することができる。
【0059】なお、最内周のゾーンでは記録エリアとの
関係で他のゾーンと同じセクタ数とならず端数がでる可
能性があるが、セグメント0でセクタが終了するトラッ
クまでを最内周のゾーンとすることによりパリティセク
タの容量を容易に算出することができる。
【0060】そして、この光磁気ディスク5では、上述
のようにユーザゾーンが16のゾーンに分割されてお
り、サーボクロックSCLKのM/N倍されたデータク
ロックDCLKによって1セグメントに入るデータバイ
ト数(byte/seg),セクタ当たりのセグメント
数(seg/sector)が決定されている。すなわ
ち、サーボエリアARs内のサーボクロック数をNと
し、データクロックをサーボクロックのM/Nとする
と、1セグメント内のサーボクロック数SCLKseg
及びデータクロック数DCLKsegは、 SCLKseg=9N DCLKseg=SCLKsegM/N となる。なお、N,Mは整数である。
【0061】さらに上述のように1トラックは1400
セグメントに分割されており、このうち1300個がデ
ータセグメントDSEGであるが、上記GCPバンドに
はデータを記録しないため、1300個のデータセグメ
ントDSEGのうち、100セグメントをメディア情報
等のGCP情報を入れておくGCPセグメントGCPs
egとして用い、GCPセグメントGCPsegは、図
13に示すように、各アドレスセグメントASEGの中
間位置にあるデータセグメントに割り当てられている。
【0062】そして、GCPセグメントGCPseg
は、図14に示すように、サーボエリアARsとGCP
エリアARgcpとブランクARblkで構成されてお
り、上記GCPエリアARgcpには、上述のアドレス
セグメントASEGと同様にアクセスコードと同じ方法
でグレーコード化された7個の4ビットデータ、すなわ
ち、〔GCPH〕,〔GCP2〕,〔GCP3〕,〔G
CPL〕とそのパリティ〔P〕からなるGCPコード、
さらに、ページ番号〔PNH〕,〔PNL〕がそれぞれ
グレーコード化されてピット記録されている。
【0063】上記GCPコードは、パリティ〔P〕を付
加することによりエラー検出が可能となっている。ま
た、ページ番号〔PNH〕,〔PNL〕を付加すること
により、複数のメディア情報等をGCP情報として与え
ることができるようになっている。上記ページ番号〔P
NH〕,〔PNL〕は、16ページまでの場合には、
〔PNH〕と〔PNL〕に同じ情報を記録することによ
り、エラーに対して強くすることができる。
【0064】また、上記GCPエリアARgcpでは、
アドレスセグメントASEGに記録されているアドレス
(フレーム番号)の下1桁の数字のGCPセグメントG
CPsegのページ番号とを一致させた状態に各GCP
セグメントGCPsegを配置することにより、アドレ
スセグメントASEGのフレーム番号とGCPセグメン
トGCPsegのページ番号の読み違いをなくすことが
できる。さらに、10ページ、すなわち、10種類のG
CP情報を10回繰り返し記録しておくことにより、各
10種類のGCP情報の読み間違いを少なくすることが
できる。
【0065】次に、本実施例に係る光磁気ディスク記録
再生装置の動作説明をする。
【0066】上述のように、この光磁気ディスク記録再
生装置は、SCSIバス4を介して接続されたホストコ
ンピュータ3との間でコマンド及びデータの送受信を行
うようになっている。
【0067】上記コマンド及びデータの送受信のための
処理は制御回路ブロック2のコントローラ21により行
われるようになっており、このコントローラ21は、記
録時にはホストコンピュータ3からのデータに対してC
RCやエラー訂正コード等を付加してディスクドライブ
1に供給し、また、再生時にはディスクドライブ1から
のデータに対してエラー訂正を行いユーザデータ部分の
みをホストコンピュータ3に転送する。さらに、ディス
クドライブ1のサーボ系及び各ブロックに対する指令は
コントローラ21からのコマンドに対して必要な処理を
行うDSP47により行われる。
【0068】具体的には、上記DSP47は、光磁気デ
ィスク5がローディング機構8によりターンテーブルに
装着されると、ホストコンピュータ3からの要求に応じ
て、或いは、設定された自動スピンアップモードに応じ
て、I/Oブロック46を介してスピンドルドライバ7
にスピンドルモータ6を回転駆動するように指示を出
す。スピンドルドライバ7は、スピンドルモータ6が所
定の回転数になるとロック信号を出力し、DSP47に
対して回転が安定したことを知らせる。また、この間
に、DSP47は、パルス幅変調(PWM)回路45を
介してピックアップドライバ44によりピックアップ9
を外周又は内周側に移動させ、ビームスポットをユーザ
エリア外に位置させるようにする。ユーザエリアでフォ
ーカスの引込みを行うと感度の高いディスクが装着され
ていた場合、そこに記録されているデータを誤って消去
してしまう虞れがあるが、ユーザエリア外の、例えば上
述のGCPゾーンなどでフォーカスの引込みを行うこと
により、このような誤消去を防止することができる。
【0069】上記スピンドルモータ6が一定回転となり
ピックアップ9が例えば外周側に移動すると、上記DS
P47は、I/Oブロック23からD/A変換器24を
介してレーザドライバ11に対してピックアップ9に設
けられているレーザダイオード10のバイアス電流LD
biasを設定し、レーザダイオード10のオン/オフの制
御等を行うSTG32にレーザ発光するようにコマンド
を出す。
【0070】これにより、上記レーザダイオード10か
らレーザビームが出射され上記光磁気ディスク5に照射
される。そして、レーザビームの反射光が生じ、この反
射光が上記ピックアップ9に設けられているフォトディ
テクタ12で受光される。
【0071】上記フォトディテクタ12は、この反射光
の受光レベルに基づいて、MO信号,RF信号を形成す
るとともに、トラッキングエラー信号,フォーカスエラ
ー信号及び上記レーザビームのレーザレベルを制御する
ためのFAPC信号を形成し、これらをI/V変換ブロ
ック13に供給する。
【0072】上記I/V変換ブロック13は、電流のか
たちで供給される上記各信号を電圧のかたちに変換し、
上記MO信号及びRF信号をセレクタ&クランプ回路2
7に供給するとともに、上記トラッキングエラー信号,
フォーカスエラー信号及びFAPC信号を上記マルチプ
レクサ41に供給する。上記マルチプレクサ41は、上
記トラッキングエラー信号,フォーカスエラー信号及び
FAPC信号を時分割的に選択し、これをA/D変換器
42に供給する。
【0073】上記A/D変換器42は、上記時分割的に
供給されるトラッキングエラー信号,フォーカスエラー
信号及びFAPC信号を、後に説明するSPLL回路2
9からのサーボクロックに基づいてそれぞれテジタル化
し、これらを上記I/Oブロック43を介して上記DS
P47に供給する。
【0074】上記DSP47は、上記FAPCデータに
基づいて上記レーザレベルを検出し、デジタルフィルタ
により計算される光量制御データを上記I/Oブロック
23及びD/A変換器24を介してレーザドライバ11
に帰還することにより、上記レーザダイオード10のレ
ーザパワーが一定となるように制御する。
【0075】次に、上記DSP47は、PWM回路45
からピックアップドライバ44のフォーカスドライバに
電流を流すことにより、ピックアップ9のフォーカスア
クチュエータを上下に駆動して、後に説明するフォーカ
スサーチ状態とする。このとき、光磁気ディスク5から
の反射光はフォトディテクタ12により検出され、この
フォトディテクタ12による検出出力がI/V変換ブロ
ック13により電圧に変換されマトリクスアンプを介し
てフォーカスエラー信号としてマルチプレクサ41に供
給される。
【0076】このフォーカスエラー信号は、上記FAP
C信号と同様にマルチプレクサ41により時分割的に選
択された信号としてA/D変換器42によりデジタル化
されI/Oブロック43を介してDSP47に供給され
る。
【0077】上記DSP47は、デジタル化されたフォ
ーカスエラー信号に対してデジタル的にフィルタ処理を
施して得られるフォーカス制御データを上記PWM回路
45からピックアップドライバ44のフォーカスドライ
バに帰還することにより、フォーカスサーボ用のサーボ
ループを形成する。
【0078】フォーカスサーボが安定すると、上記フォ
トディテクタ12による検出出力からI/V変換ブロッ
ク13により得られるRF信号は、その振幅がある程度
一定となり、セレクタ&クランプ回路27により適当な
電位にクランプされてからA/D変換器28によりA/
D変換される。
【0079】このときのサンプリングクロックは、SP
LL29のフリーラン状態の周波数となる。また、クラ
ンピングのタイミングパルスは、このフリーラン状態の
周波数をSTG32で所定分周した周波数となる。
【0080】上記SPLL29は、A/D変換器28に
よりデジタル化されたRF信号の振幅差を見ることによ
ってピットのパターンをチェックし、上記サーボエリア
のピット列と同じパターンを探す。そして、パターンが
見つかると次のパターンが現れるべき位置にウインドウ
を開くようにクロックセレクタ31を制御し、そこで再
びパターンが一致するかを確認する。この動作がある回
数連続して確認されると、SPLL29がディスクに対
してロックしたものと見做す。位相情報はサーボエリア
内のウォブルピットの両肩の振幅差を取ることで得る。
さらに2個のウォブルピット両方から得られた位相情報
を加算することでトラッキング位置のよる振幅変化から
生じるゲイン変動を吸収している。
【0081】SPLL29がロックするとセグメント単
位の位置が明確になり、セグメントマークピットの位置
も認識できるようになり、上述の図4に示した4つの位
置A,B,C,Dにウインドウを開くようにクロックセ
レクタ31を制御し、この4つの位置A,B,C,Dで
サンプリングされたRF信号のなかで最大振幅となる位
置を探す。そして、その結果がAであるときは、そのピ
ットはアドレスマークであり、このセグメンドがアドレ
スセグメントで、フレームの先頭であると認識すること
ができる。このため、フレームカウンタをクリアするこ
とでフレーム同期をとることができる。
【0082】1フレームは14セグメントで構成されて
いるので14セグメント毎にウインドウを開くようにク
ロックセレクタ31を制御して、アドレスマークとして
連続して認識できるときフレーム同期がロックしたもの
と判断する。
【0083】フレーム同期がかかるとアドレスの記録さ
れている位置が認識できるので、アドレスデコータ(A
DEC)33によりトラックアドレス及びフレームコー
ドのデコードを行う。このADEC33では、4ビット
ずつグレーコード化されているパターンを上述の図5に
示したグレーコドテーブルとの一致を見ることにより行
われる。
【0084】上記ADEC33では、図5に示した各位
置a,b,c,dの再生信号をサンプリングしその振幅
値が最大となる位置を差分最大値検出法(ディファレン
シャルディテクション法)によって求める。同様にし
て、図5に示した各位置e,f,g,hの再生信号をサ
ンプリングしその振幅値が最大となる位置を求め、これ
らの組合せとグレーコードテーブルによりデコードを行
う。上記方法によってトラックアドレス〔AM〕〜〔A
L〕,パリティ〔P〕,フレームアドレス〔FM〕,
〔FL〕をデコードし、結果をレジスタに格納する。
【0085】DSP47は、これらのデータが確定した
ときに、このレジスタを読み出すことで、ピックアップ
9の現在位置を検出することができる。ただし、4ビッ
トのみでなく全体でグレーコド化されているので単純に
一致をみるのではなく、上位4ビットのうちのLSBが
「1」か「0」かによって反転したテーブルとの比較を
行う。
【0086】ここで、最初にデコードされたフレームコ
ードをフレームカウンタにロードして、このフレームカ
ウンタをフレーム毎にインクリメントして得られる数値
と実際の再生されたフレームコードとを比較して連続し
て一致することを確認したときに、回転同期がかかった
ものする。これ以降、フレームカウンタにより得られる
数値をフレームコードとしてDSP47に返すことによ
って、ディフェクト等が多少あってもフレーム位置を誤
認識しないようにしている。
【0087】また、ADEC33は、GCP情報を上記
トラックアドレス及びフレームコードと同様な方法でデ
コードする。ただし、アドレスセグメントではなく、G
CP情報の記録されているGCPセグメントGCPse
gでレジスタ内容を読み出すことにより、GCPエリア
ARgcpの内容を確認することができる。
【0088】また、DSP47は、先のグレーコード化
されたトラックアドレスを読みながらピックアップ9の
速度を演算して、PWM回路45からピックアップドラ
イバ44のスライドドライバを介してピックアップ9の
スライドモータを制御することにより、ピックアップ9
を目的のトラックに移動する。
【0089】そして、ピックアップ9が目的のトラック
に到着すると、トラッキング動作に入る。上述のように
トラッキングエラー信号はサーボエリアにある2つのウ
ォブルピットに対するRF信号の振幅値の差分を取るこ
とで得られる。DSP47は、この値をディジタル的に
フィルタ処理を施して得られるトラッキング制御データ
として上記PWM回路45からピックアップドライバ4
4のガルバノドライバ及びスライドドライバに帰還する
ことによって、トラッキング制御用のサーボループを構
成する。上記スライドドライバでスライドモータを駆動
することによって低周波数成分の変動をコントロール
し、さらに、上記ガルバノドライバでピックアップ9の
ガルバノモータを駆動することによってレーザスポット
がトラックの中心に位置するようにトラッキング制御を
行う。
【0090】目的のセクタの先頭位置は、このようなト
ラッキングをかけた状態で検出する。上述のように各セ
クタの先頭となるセグメントとその1つ前のセグメント
にはセクタマークがある。各セクタマークは、上述の図
4に示した4つの位置A,B,C,Dにウインドウを開
くようにクロックセレクタ31を制御し、この4つの位
置A,B,C,DでサンプリングされたRF信号のなか
で最大振幅となる位置がBであるときにセクタの先頭セ
グメントであることを示し、Cであるときにセクタの先
頭の1つ前のセグメントであることを示す。基本的にセ
クタの先頭となるセグメントはホストコンピュータ3に
より与えられるセクタアドレスに対して物理セクタに変
換してそのセクタがどのトラックの何番目のセグメンで
あるかを演算することによって決定されるが、上記2種
類のセクタマークが同時にディフェクトになる確率は経
験的に10-10 以下になり、これによる不良セクタの発
生確率は極めて小さい。
【0091】また、データクロック生成(DPLL)回
路30は、上記SPLL29により得られるフレーム同
期がかかったサーボクロックsclkをM/N倍したデ
ータクロックdclkを生成して、このデータクロック
dclkをデータ系タイミングジェネレータ(DTG)
35や記録再生回路36に与える。
【0092】記録動作モード時において、上記記録/再
生回路36には上記コントローラ21を介してホストコ
ンピュータ3から記録データが供給される。そして、上
記記録/再生回路36は、上記記録データに対して例え
ば127周期の乱数を加算(EXOR)することにより
Y=X7 +Xに従ったスクランブル処理をセクタ単位で
行い、スクランブルされた記録データを上記データクロ
ックdclkに同期したNRZI系列のデータに変調す
る。このとき、各セグメント毎に初期値を「0」とす
る。そして、その変調信号wdatを磁気ヘッドドライ
バ15を介して磁気ヘッド14に供給する。上記磁気ヘ
ッド14は、変調信号wdatに応じた磁界を発生し、
この磁界を上記レーザダイオード10が発光するレーザ
ビームによりキュリー温度まで過熱された上記光磁気デ
ィスク5のデータエリアARdに印加することにより、
NRZI系列のデータを記録する。
【0093】また、再生動作モード時には、上記フォト
ディテクタ12による検出出力からI/V変換ブロック
13により得られるMO信号が、セレクタ&クランプ回
路27によって適当な電位にクランプされてからA/D
変換器28によってA/D変換されて上記記録/再生回
路36に供給される。そして、上記記録/再生回路36
は、上記A/D変換器28によりデジタル化されたMO
信号について、パーシャルレスポンス(1,1)に合わ
せるディジタルフィルタ処理を施してからビタビ復号に
よりNRZI系列のデータを再生する。そして、このN
RZI系列のデータをセグメント単位でNRZ系に変換
した後にセクタ単位でデ・スクランブルしてから再生デ
ータに変換して、この再生データを上記コントローラ2
1を介してホストコンピュータ3に転送する。
【0094】このように記録データにスクランブル処理
を施しておくことにより、データパターンがランダマイ
ズされ、ビタビ復号の際に確定できないパスが続く確率
が小さくなり、メモリ容量を削減することができ、か
つ、ROMディスクでのピット配列がランダマイズされ
ることにより、盤面上のピット有無の比が50%に近づ
き、ディスク成形し易くすることができる。
【0095】ここで、上記DSP47は、上記ホストコ
ンピュータ3よりコントローラ21を介して記録或いは
再生の開始が指定されると、該記録或いは再生に先だっ
てディスク盤面上にフォーカス合わせを行うフォーカス
サーチモードとなる。
【0096】上記DSP47は、このフォーカスサーチ
モードとなると、図15に示すフローチャートに従って
動作する。すなわち、このフローチャートは、ソフトウ
ェアでプログラムされたものであり、当該光磁気ディス
ク記録再生装置のメイン電源がオンされることによりス
タートとなり、ステップS1に進む。
【0097】上記ステップS1では、上記DSP47
が、上記ホストコンピュータ3より記録或いは再生の開
始が指定されたか否かを判別し、NOの場合はこのステ
ップS1を繰り返し、YESの場合はステップS2に進
む。
【0098】上記ステップS2では、上記DSP47が
レーザドライバ11を制御してレーザダイオード10を
点灯駆動し、ステップS3に進む。
【0099】上記ステップS3では、上記STG32
が、フォーカスサーボを単独で働かせるときである、フ
ォーカスサーチ時用或いは後に説明するシーク時用の固
定周波数のクロックである固定クロックを選択してA/
D変換器42及びカウンタ49に供給する。
【0100】すなわち、本実施例に係る光磁気ディスク
記録再生装置においては、上記光磁気ディスク5の回転
数は2400rpmであり、このとき上記SPLL29
により上記図3に示すようなサーボパターンの再生信号
(RF信号)に基づいて形成されるサーボクロックの周
波数は12.096MHzとなる。また、上記コントロ
ーラ21には、図16に示すような40MHzのクロッ
クを出力する水晶発振器60及び2つの1/2分周器6
1,62が設けられている。上記コントローラ21は、
上記水晶発振器60からの40MHzのクロックを1/
2分周することにより20MHzのクロックを形成し、
これを出力端子64を介して図示しないCPUに供給す
るとともに、この20MHzのクロックをさらに1/2
分周して10MHzのクロックを形成し、これを出力端
子63を介して上記DSP47に供給する。
【0101】上記DSP47には、図17に示すような
5倍回路66及び1/4分周器67が設けられている。
上記DSP47は、入力端子65を介して供給される上
記コントローラ21からの10MHzのクロックを上記
5倍回路66により50MHzのクロックとするととも
に、これを上記1/4分周器67で1/4分周すること
により、上記サーボクロックの周波数(12.096M
Hz)に近い、12.5MHzの固定クロックを形成
し、これを出力端子68を介して上記STG32に供給
する。
【0102】上記STG32には、図18に示すような
切り換えスイッチ71及びこの切り換えスイッチ71を
切り換え制御するフリップフロップ73が設けられてい
る。上記切り換えスイッチ71の被選択端子71aに
は、入力端子69を介して上記SPLL29からの1
2.096MHzのサーボクロックが供給されており、
被選択端子71bには、入力端子70を介して上記DS
P47からの12.5MHzの固定クロックが供給され
ている。
【0103】上記DSP47は、このフォーカスサーチ
時(或いはシーク時)となると、上記フリップフロップ
73に、例えば1ビットの切り換えデータである“1”
の切り換えデータを書き込む。なお、フォーカスサーチ
を単独で行わないときには、上記DSP47は、“0”
の切り換えデータをフリップフロップ73に書き込む。
【0104】これにより、このフリップフロップ73に
書き込まれた切り換えデータは、切り換えスイッチ71
に供給される。上記切り換えスイッチ71は、上記
“1”の切り換えデータが供給されると、選択端子71
cにより被選択端子71bを選択するように、また、上
記“0”の切り換えデータが供給されると、選択端子7
1cにより被選択端子71aを選択するように選択端子
71cを切り換え制御する。
【0105】これにより、このフォーカスサーチ時(或
いはシーク時)には、上記切り換えスイッチ71によ
り、12.5MHzの固定クロックが選択され、これが
出力端子74を介して上記A/D変換器42及びカウン
タ49に供給され、フォーカスサーボを単独で行わない
ときには、12.096MHzのサーボクロックが選択
され、これが出力端子74を介して上記A/D変換器4
2及びカウンタ49に供給される。
【0106】上記ステップS3では、上記STG32
が、このようにフォーカスサーチ時におけるサーボクロ
ック及び固定クロックの切り換えを行い、ステップS4
に進む。
【0107】上記ステップS4では、フォーカスサーチ
を行いステップS5に進む。
【0108】すなわち、上記A/D変換器42には、上
記マルチプレクサ41を介して図19(a)に示すよう
な、サーボエリア毎に形成されるフォーカスエラー信号
が供給される。また、A/D変換器42には、上記ST
G32からの12.5MHzの固定クロックが供給され
る。上記A/D変換器42は、図19(b)に示すよう
に上記固定クロックに基づいて上記フォーカスエラー信
号をラッチしてデジタル化し、これをフォーカスエラー
データとしてI/Oブロック43を介してDSP47に
供給する。
【0109】上記DSP47には、例えば上記コントロ
ーラ21から図19(c)に示すような割り込みパルス
が供給されている。上記DSP47は、図19(d)に
示すように上記割り込みパルスに基づいてフォーカスエ
ラーデータを取り込み、この取り込んだフォーカスエラ
ーデータをPWM回路45に供給する。
【0110】一方、上記DSP47は、後に説明する
が、フォーカスサーボ及びトラッキングサーボの両方を
行う場合、フォーカスタイミング制御用レジスタ48に
“A0h”(16進で160)を設定するのであるが、
このフォーカスサーチ時(或いはシーク時)となると、
フォーカスタイミング制御用レジスタ48に“50h”
(16進で80)を設定する。
【0111】また、上記カウンタ49は、このフォーカ
スサーチ時における上記STG32からの固定クロック
のクロック数をカウントする。
【0112】コンパレータ50は、上記フォーカスタイ
ミング制御用レジスタ48の設定値と、上記カウンタ4
9のカウント値とを比較し、該カウンタ49のカウント
値が該フォーカスタイミング制御用レジスタ48に設定
された値である“50h”となったタイミングで(カウ
ント値が80となったタイミングで)、上記PWM回路
45に図19(e)に示すような出力タイミング制御デ
ータを供給する。
【0113】上記PWM回路45は、上記出力タイミン
グ制御データが供給される毎に、すなわち上記“50
h”毎に上記DSP47から供給されたフォーカスエラ
ーデータを出力する。
【0114】これにより、このフォーカスサーチ時に
は、フォーカスサーボ及びトラッキングサーボの両方を
行うときの略々1/2のタイミングで上記PWM回路4
5からフォーカスエラーデータが出力されることとな
る。このフォーカスエラーデータは、上記ピックアップ
ドライバ44を介してピックアップ9に供給される。上
記ピックアップ9は、フォーカスエラーデータに基づい
て対物レンズを上下させフォーカス合わせを行う。
【0115】次にステップS5において、上記DSP4
7は、上述のフォーカスサーチ時に得られるフォーカス
エラーデータに基づいて、上記光磁気ディスク5の盤面
上にレーザビームの焦点が合焦したか否かを判別し、Y
ESの場合はステップS6に進み、NOの場合はステッ
プS9に進む。
【0116】上記ステップS9では、このフォーカスサ
ーチが開始されて所定時間が経過下か否か(タイムアウ
トであるか否か)を判別し、NOの場合は上記ステップ
S5及びこのステップS9のルーチンを繰り返し、YE
Sの場合は、例えば何らかの障害が発生したものとみな
し、そのままこの図15のフローチャートに示すルーチ
ンを終了する。
【0117】次に上記ステップS6では、上記DSP4
7が、フォーカスサーボ用のPLL回路がロックしたか
否かを判別し、YESの場合はステップS7に進み、N
Oの場合はステップS10に進む。上記ステップS10
では、上記DSP47がタイムアウトであるか否かを判
別し、NOの場合は上記ステップS6及びこのステップ
S10のルーチンを繰り返し、YESの場合は、例えば
何らかの障害が発生したものとみなし、そのままこの図
15のフローチャートに示すルーチンを終了する。
【0118】次に、上記ステップS7では、フォーカス
サーボの引き込みが終了したため、DSP47が、それ
まで“1”と書き込まれていた上記図18に示すフリッ
プフロップ73の切り換えデータを“0”の切り換えデ
ータに書き直してステップS8に進む。
【0119】これにより、上記切り換えスイッチ71の
選択端子71cにより被選択端子71aが選択され、該
切り換えスイッチ71を介して上記SPLL29からの
12.096MHzのサーボクロックが上記A/D変換
器42及びカウンタ49に供給される。そして、上記1
2.096MHzのサーボクロックによりA/D変換器
42で形成されたフォーカスエラーデータに基づいて、
フォーカスサーボが行われる。
【0120】そして、上記DSP47はステップS8に
おいてトラッキングサーボを開始し、この図15に示す
フォーカスサーチの全ルーチンを終了する。
【0121】次に、このようなフォーカスサーチが終了
すると、当該光磁気ディスク記録再生装置は、フォーカ
スサーボとトラッキングサーボとを併用する通常のサー
ボ制御状態となる。
【0122】この通常のサーボ制御状態となると、上記
DSP47は、フォーカスタイミング制御用レジスタ4
8に“A0h”(16進で160)を設定するととも
に、図示しないトラッキングエラータイミング制御用レ
ジスタに“80h”(16進で128)を設定する。
【0123】一方、上記光磁気ディスク5にレーザビー
ムが照射されることにより、図21(a)に示すように
サーボエリア,データエリアの順に再生がなされ、上述
のようにフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー
信号等がマルチプレクサ41を介してA/D変換器42
に供給される。
【0124】上記A/D変換器42は、上記SPLL2
9から供給されるサーボクロックに基づいて、上記フォ
ーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号をデジタ
ル化してフォーカスエラーデータ及びトラッキングエラ
ーデータを出力する。
【0125】上記DSP47は、トラッキングサーボの
応答性を良くするために、フォーカスエラーデータより
も先に、図21(b)に示すようなトラッキングエラー
ラッチパルスによりトラッキングエラーデータを取り込
み、次に、図21(c)に示すようなフォーカスエラー
ラッチパルスによりフォーカスエラーデータを取り込
む。そして、図21(d)に示すようなサンプリング割
り込みパルスに基づいて、同図(e)に示すようにトラ
ッキングエラーデータ,フォーカスエラーデータの順に
位相補償処理を施し、これをPWM回路45に供給す
る。
【0126】具体的には、上述のように当該光磁気ディ
スク記録再生装置におけるディスクの回転数は2400
rpmであり、上記SPLL29からのサーボクロック
の周波数は12.096MHzである。また、1セグメ
ントは、このサーボクロックの216倍周期となってい
るため、A/D変換器42で行われるフォーカスエラー
信号のサンプリングクロックは56kHzである。上記
位相補償処理のためのフィルタ係数は、この周波数に基
づいて予め算出されており、上記DSP47内に設けら
れているメモリに記憶されている。このため、上記DS
P47は、上記トラッキングエラーデータ及びフォーカ
スエラーデータを取り込むと、このメモリに記憶されて
いるフィルタ係数に基づいて各エラーデータに位相補償
処理を施し、これを上記PWM回路45に供給する。
【0127】上述のように、上記カウンタ49は、SP
LL29からのサーボクロックが供給されており、この
カウント値をコンパレータ50に供給する。また、トラ
ッキングタイミング制御用レジスタには“80h”が設
定されており、この値が上記コンパレータ50に供給さ
れる。上記コンパレータ50は、上記カウンタ49から
のカウント値が“80h”となったとき、すなわち、該
カウント値が128となったタイミングで出力タイミン
グデータを上記PWM回路45に供給する。上記PWM
回路45は、この出力タイミングデータが供給されるタ
イミングで、上記トラッキングエラーデータを出力す
る。これにより、PWM回路45からは、図21(f)
に示すように上記“80h”毎にトラッキングエラーデ
ータが出力されることとなる。
【0128】また、この通常のサーボ制御時には、上記
フォーカスタイミング制御用レジスタ48には“A0
h”が設定されており、この値が上記コンパレータ50
に供給される。上記コンパレータ50は、上記カウンタ
49からのカウント値が“A0h”となったとき、すな
わち、該カウント値が160となったタイミングで出力
タイミングデータを上記PWM回路45に供給する。上
記PWM回路45は、この出力タイミングデータが供給
されるタイミングで、上記フォーカスエラーデータを出
力する。これにより、PWM回路45からは、図21
(g)に示すように上記“A0h”毎にフォーカスエラ
ーデータが出力されることとなる。
【0129】このトラッキングエラーデータ及びフォー
カスエラーデータは、それぞれピックアップドライバ4
4に供給される。上記ピックアップドライバ44は、上
記トラッキングエラーデータ及びフォーカスエラーデー
タで示されるトラッキングエラー及びフォーカスエラー
を是正する方向に上記ピックアップ9を駆動する。これ
により、常にジャストトラック及びジャストフォーカス
で記録データを正確に再生することができる。
【0130】次に、図20のフローチャートを用いてシ
ーク時における当該光磁気ディスク記録再生装置の動作
説明をする。
【0131】この図20に示すフローチャートは、当該
光磁気ディスク記録再生装置のメイン電源がオンされる
ことによりスタートとなり、ステップS11に進む。
【0132】上記ステップS11では、上記コントロー
ラ21がホストコンピュータ3から受信したシークのコ
マンドをDSP47に供給してステップS12に進む。
【0133】上記ステップS12では、シークが指定さ
れたため、上記DSP47がトラッキングサーボ用のP
LL回路を開ループとする。
【0134】これにより、フォーカスサーボの単独実行
時となるため、上記DSP47は、ステップS13にお
いて、上述のフォーカスサーチ時と同様に上記STG3
2からA/D変換器42及びカウンタ49に供給される
クロックをサーボクロックから固定クロックに切り換え
るように上記図18に示す切り換えスイッチ71を切り
換え制御するとともに、フォーカスタイミング制御用レ
ジスタ48に“50h”を設定してステップS14に進
む。
【0135】上記ステップS14では、DSP47が、
PWM回路45及びピックアップドライバ44を介して
ピックアップ9を移動制御し、目的のトラックまでシー
クを実行してステップS15に進む。
【0136】上記ステップS15では、上述のように上
記フォーカスタイミング制御用レジスタ48に設定され
た“50h”のタイミングでフォーカスサーボの引き込
みを行い、該引き込みが終了しフォーカスサーボ用のP
LL回路がロックしたタイミングで上記サーボクロック
を選択するように切り換えスイッチ71を切り換え制御
してステップS16に進む。
【0137】上記ステップS16では、上記DSP47
が、上記トラッキングサーボ用のPLL回路を閉ループ
とし、この図20に示すフローチャートの全ルーチンを
終了する。
【0138】なお、このシーク動作が終了すると、上記
DSP47は、上述のようにトラッキングタイミング制
御用レジスタ及びフォーカスタイミング制御用レジスタ
48に、それぞれ“80h”及び“A0h”を設定し、
トラッキングサーボ及びフォーカスサーボを併用したサ
ーボ制御を行う。
【0139】以上の説明から明らかなように、当該光磁
気ディスク記録再生装置は、フォーカスサーチ時、或い
は、シーク時等のようにフォーカスサーボを単独で行う
場合に、フォーカスエラーデータを通常のタイミングよ
りも早く出力するように各部を制御しているため、上記
A/D変換器42からのフォーカスエラー信号をラッチ
してからPWM回路45を介して出力するまでの時間を
短縮化することができる。従って、サーボループの位相
余裕を改善してフォーカスサーチ時やシーク時に不安定
となりがちなフォーカスサーボを安定化することがで
き、記録或いは再生の開始までに要する時間を短縮化す
ることができる。
【0140】また、当該光磁気ディスク記録再生装置
は、フォーカスサーボを単独で行う場合に、固定周波数
の固定クロックを用いてフォーカスサーボの引き込みを
行い、フォーカスサーボを引き込んだ後は通常のサーボ
クロックに切り換えてフォーカスサーボを行う。
【0141】フォーカスサーボを行うPLLがフリーラ
ン状態の場合、電圧可変型発振器(VCO)から出力さ
れる上記サーボクロックの周波数は、±30%程度変動
する。また、フォーカスサーボを引き込んだ後、PLL
がロックするまでに数msecから数10msec程度
の時間がかかる。このような状態では、フォーカスサー
ボを引き込んで閉ループとし、フォーカスサーボの位相
補償処理を行っても、上記クロック変動によりサンプリ
ング周波数に狂いが生じ、位相補償処理のフィルタ係数
の演算が不正確となり、位相補償不可能となる。特に、
フォーカスサーボの引き込み直後は、フォーカスアクチ
ュエータの振幅が大きいため、サーボ状態が不安定とな
り易く、位相補償の不具合により一旦引き込んだフォー
カスサーボが外れてしまう不都合を生ずる。
【0142】しかし、当該光磁気ディスク記録再生装置
のように、フォーカスサーボの引き込み時に上記固定周
波数の固定クロックを用いることにより、フォーカスサ
ーボの引き込み直後の位相補償処理を正確なものとする
ことができ、安定したフォーカスサーボを実現すること
ができる。
【0143】なお、上述のように上記固定クロックは1
2.5MHzであり、通常用いられる12.096MH
zのサーボクロックの周波数と多少異なるが、フリーラ
ン状態のサーボクロックに比べて周波数変動がないた
め、何ら問題なく上述の効果を得ることができる。
【0144】また、この12.5MHzの固定クロック
は、図16に示した水晶発振器60からの40MHzの
クロックを分周等して形成するようにしている。このよ
うな高周波数の発振器を機器内に複数設けると、ノイズ
の問題が生ずるうえコスト高となるのであるが、当該光
磁気ディスク記録再生装置では、上記水晶発振器60を
1つのみ設ければ足りるため、ノイズの発生を防止して
ローコスト化を図ることができる。
【0145】さらに、上記位相補償処理は、トラッキン
グサーボとフォーカスサーボとを併用する場合に行うこ
ととしたが、これは、上記固定クロック用のフィルタ係
数を予め用意し、これをDSP47内のメモリに記憶し
ておき、フォーカスサーチ時或いはシーク時に、この固
定クロック用のフィルタ係数を用いて該固定クロックの
位相補償処理を行うようにしてもよい(トラッキングサ
ーボ及びフォーカスサーボとの併用時と、フォーカスサ
ーボの単独実行時とでフィルタ係数を切り換える。)。
これにより、上記DSP47で行うサーボクロック或い
は固定クロックの位相補償処理がさらに正確なものとな
り、さらに安定したフォーカスサーボを実現することが
できる。
【0146】最後に、上述の実施例の説明では、通常の
記録時,再生時にはトラッキングエラーデータ及びフォ
ーカスエラーデータの出力タイミングをそれぞれ80
h,A0hとし、フォーカスサーボを単独で行う場合の
フォーカスエラーデータの出力タイミングを50hとし
たが、これらは、設計に応じて任意の出力タイミングに
設定するようにしてもよい。しかし、フォーカスサーボ
を単独で行う場合のフォーカスエラーデータの出力タイ
ミングは、あまり早く出力するように設定すると、上記
DSP47のデータ処理に余裕がなくなってしまうた
め、これも考慮して設定することが好ましい。
【0147】また、上述の実施例の説明では、本発明に
係るフォーカスサーボ制御装置を光磁気ディスク記録再
生装置に適用することとしたが、これはサンプルサーボ
方式に基づいて動作するものであれば、例えばコンパク
トディスク,ライトワンス等の他の光ディスクの再生装
置,記録装置或いは記録再生装置に適用可能であり、こ
の他、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれ
ば種々の変更が可能であることは勿論である。
【0148】
【発明の効果】本発明に係るフォーカスサーボ制御装置
は、フォーカスサーボの引き込み直後の位相補償処理を
正確なものとすることができ、安定したフォーカスサー
ボを実現することができる。
【0149】また、システムクロック用の発振手段から
の所定周波数のシステムクロックを分周等して固定クロ
ックを形成するようにしているため、該システムクロッ
ク用の発振手段と固定クロック用の発振手段とを兼用す
ることができる。このため、高周波の発振手段を複数設
けることにより生ずるノイズを防止することができるう
え、部品点数の削減及び構成の簡略化を通じて当該フォ
ーカスサーボ制御装置のローコスト化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフォーカスサーボ制御装置を光磁
気ディスク記録再生装置に適用した場合における、該光
磁気ディスク記録再生装置のブロック図である。
【図2】上記光磁気ディスク記録再生装置で記録再生さ
れる光磁気ディスクのセグメント構造を示す図である。
【図3】上記光磁気ディスクにおけるサーボエリアのフ
ォーマットを示す図である。
【図4】上記光磁気ディスクにおけるサーボエリアの第
1ピットの検出の仕方を説明するための図である。
【図5】上記光磁気ディスクにおけるアドレスセグメン
トに記録されているアクセスコードのフォーマットを示
す図である。
【図6】上記アクセスコードの一例を示す図である。
【図7】上記光磁気ディスクにおけるデータセグメント
のフォーマットを示す図である。
【図8】ROMディスクにおけるサーボエリアのフォー
マットを示す図である。
【図9】上記光磁気ディスクにおけるデータセクタのリ
ファレンスパターンを示す図である。
【図10】上記光磁気ディスクにおけるゾーン分割の設
定パラメータを示す図である。
【図11】上記光磁気ディスクにおけるゾーン分割の状
態を示す図である。
【図12】上記光磁気ディスクにおけるデータセクタフ
ォーマットを示す図である。
【図13】上記光磁気ディスクにおけるGCPセグメン
トの配置状態を示す図である。
【図14】上記GCPセグメントの構造を示す図であ
る。
【図15】上記光磁気ディスク記録再生装置におけるフ
ォーカスサーチ時の動作説明をするためのフローチャー
トである。
【図16】上記光磁気ディスク記録再生装置のコントロ
ーラに設けられている水晶発振器及び1/2分周器のブ
ロック図である。
【図17】上記光磁気ディスク記録再生装置のDSPに
設けられている5倍回路及び1/4分周器のブロック図
である。
【図18】上記光磁気ディスク記録再生装置のSTG内
に設けられている、SPLLからのサーボクロック及び
DSPからの固定クロックの切り換えスイッチのブロッ
ク図である。
【図19】上記光磁気ディスク記録再生装置のフォーカ
スサーチ時及びシーク時のフォーカサーボ制御を説明す
るためのタイムチャートである。
【図20】上記光磁気ディスク記録再生装置におけるシ
ーク時の動作説明をするためのフローチャートである。
【図21】上記光磁気ディスク記録再生装置におけるト
ラッキングサーボ及びフォーカスサーボの両方を行う場
合の動作を説明するためのタイムチャートである。
【符号の説明】
1 ディスクドライブ 2 制御ブロック 3 ホストコンピュータ 4 SCSIバス 5 光磁気ディスク 6 スピンドルモータ 8 ローディング機構 9 ピックアップ 10 レーザダイオード 12 フォトディテクタ 13 I−V変換ブロック 14 磁気ヘッド 21 コントローラ 22 DSPバス 25 データ処理ブロック 26 サーボ制御ブロック 28,42 A/D変換器 29 サーボクロック生成回路(SPLL) 30 データクロック生成回路(DPLL) 32 サーボ系タイミングジェネレータ(STG) 33 アドレスデコーダ 35 データ系タイミングジェネレータ(DTG) 41 マルチプレクサ 44 ピックアップドライバ 45 パルス幅変調回路(PWM回路) 47 デジタル.シグナル.プロセッサ(DSP) 48 フォーカスタイミング制御用レジスタ 49 カウンタ 50 コンパレータ 60 水晶発振器 61,62 1/2分周器 66 5倍回路 67 1/4分周器 71 切り換えスイッチ 73 フリップフロップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のサーボパターンが所定間隔で配置
    された光ディスクからの該サーボパターンの再生出力に
    より形成されたフォーカスサーボクロックに基づいてフ
    ォーカスサーボを行うフェーズ・ロックド・ループ構成
    のフォーカスサーボ制御装置において、 フォーカスサーボ用の固定周波数の固定クロックを出力
    する固定クロック出力手段と、 上記フォーカスサーボクロックと固定クロックとを切り
    換えて出力する切り換え手段と、 フォーカスサーボを単独で行う場合には、上記固定クロ
    ックを選択して出力するように上記切り換え手段を切り
    換え制御し、フォーカスサーボの引き込み後に上記フォ
    ーカスサーボクロックを選択して出力するように上記切
    り換え手段を切り換え制御する制御手段とを有するフォ
    ーカスサーボ制御装置。
  2. 【請求項2】 上記サーボパターンの再生出力をアナロ
    グ/デジタル変換するアナログ/デジタル変換手段と、 上記アナログ/デジタル変換手段からのサーボパターン
    の再生データと、予め記憶されたサーボパターンとを比
    較し、両者が一致したタイミングに基づいて、次に両者
    が一致するタイミングを予測して上記サーボパターンの
    再生データを取り込み再度比較する動作を所定回数行う
    比較手段と、 上記比較手段により上記両者が所定回数連続して一致し
    たことが検出された場合、光ディスクの盤面上に対して
    ロックしたものとみなすフェーズ・ロックド・ループ構
    成であることを特徴とする請求項1記載のフォーカスサ
    ーボ制御装置。
  3. 【請求項3】 上記固定クロック出力手段は、所定周波
    数のシステムクロックを出力する発振手段と、 少なくとも上記発振手段からのシステムクロックを所定
    分周して上記固定クロックを形成する分周手段とで構成
    されることを特徴とする請求項2記載のフォーカスサー
    ボ制御装置。
  4. 【請求項4】 固定クロック用の第1のフィルタ係数、
    及び、フォーカスサーボクロック用の第2のフィルタ係
    数を備え、該第1のフィルタ係数で固定クロックに位相
    補償処理を施して出力し、該第2のフィルタ係数でフォ
    ーカスサーボクロックに位相補償処理を施して出力する
    位相補償手段を有し、 上記制御手段は、フォーカスサーボを単独で行う場合に
    は、上記固定クロックを選択して出力するように上記切
    り換え手段を切り換え制御するとともに、上記第1のフ
    ィルタ係数で位相補償処理がなされるように位相補償手
    段を制御し、フォーカスサーボの引き込み後には、上記
    フォーカスサーボクロックを選択して出力するように上
    記切り換え手段を切り換え制御するとともに、上記第2
    のフィルタ係数で位相補償処理がなされるように位相補
    償手段を制御することを特徴とする請求項3記載のフォ
    ーカスサーボ制御装置。
JP1320995A 1995-01-30 1995-01-30 フォーカスサーボ制御装置 Pending JPH08203088A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1320995A JPH08203088A (ja) 1995-01-30 1995-01-30 フォーカスサーボ制御装置
US08/593,045 US5629912A (en) 1995-01-30 1996-01-29 Focusing servo controlling apparatus
US08/813,686 US5894463A (en) 1995-01-30 1997-03-07 Focusing servo controlling apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1320995A JPH08203088A (ja) 1995-01-30 1995-01-30 フォーカスサーボ制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
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ID=11826770

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1320995A Pending JPH08203088A (ja) 1995-01-30 1995-01-30 フォーカスサーボ制御装置

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Effective date: 20040615