JPH0820328A - 液圧倍力装置 - Google Patents
液圧倍力装置Info
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- JPH0820328A JPH0820328A JP6154377A JP15437794A JPH0820328A JP H0820328 A JPH0820328 A JP H0820328A JP 6154377 A JP6154377 A JP 6154377A JP 15437794 A JP15437794 A JP 15437794A JP H0820328 A JPH0820328 A JP H0820328A
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- 230000000717 retained effect Effects 0.000 claims 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 abstract description 8
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- Braking Systems And Boosters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】液圧倍力装置の制御弁の開閉を液圧倍力装置内
に発生した液圧で間接的に開閉するとともにブレーキペ
ダルを踏んだ時の摺動抵抗を軽減しフィーリンブを良く
することができる液圧倍力装置を提供する。 【構成】液圧倍力装置において、同装置は、パワー液圧
室12とリザーバ2との連通を開閉する流通弁Aと、出
力液圧室とリザーバとの連通を断つ開閉弁Bと、出力液
圧室に発生した液圧により作動しアキュムレータからの
液圧を前記パワー液圧室12に導入する液圧導入弁Cと
を備え、前記パワー液圧室12と前記液圧導入弁Cとを
連通する流路には、ボールと、該ボールを保持するプレ
ート42と、該ボールと当接し流路を閉じるシート部2
0bとからなる弁機構41が配置されている。
に発生した液圧で間接的に開閉するとともにブレーキペ
ダルを踏んだ時の摺動抵抗を軽減しフィーリンブを良く
することができる液圧倍力装置を提供する。 【構成】液圧倍力装置において、同装置は、パワー液圧
室12とリザーバ2との連通を開閉する流通弁Aと、出
力液圧室とリザーバとの連通を断つ開閉弁Bと、出力液
圧室に発生した液圧により作動しアキュムレータからの
液圧を前記パワー液圧室12に導入する液圧導入弁Cと
を備え、前記パワー液圧室12と前記液圧導入弁Cとを
連通する流路には、ボールと、該ボールを保持するプレ
ート42と、該ボールと当接し流路を閉じるシート部2
0bとからなる弁機構41が配置されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液圧源から供給される
液圧を利用して倍力を行う液圧倍力装置に関するもので
あり、特にマスタシリンダと液圧倍力装置とを一体にし
た小型の液圧倍力装置に関するものである。
液圧を利用して倍力を行う液圧倍力装置に関するもので
あり、特にマスタシリンダと液圧倍力装置とを一体にし
た小型の液圧倍力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液圧倍力装置は例えば自動車の液圧ブレ
ーキ装置において操作力を倍力するために用いられてい
る。この種の液圧倍力装置は、実公平3−31653号
公報に示されているように、一般に、パワー液圧室の液
圧によって作動するパワーピストンと、操作部材の操作
に応じて作動する入力ピストンと、パワーピストンと入
力ピストンとの間に設けられ、両ピストンの相対移動に
より作動させられてパワー液圧室の液圧を制御する制御
弁とを備えるように構成されている。
ーキ装置において操作力を倍力するために用いられてい
る。この種の液圧倍力装置は、実公平3−31653号
公報に示されているように、一般に、パワー液圧室の液
圧によって作動するパワーピストンと、操作部材の操作
に応じて作動する入力ピストンと、パワーピストンと入
力ピストンとの間に設けられ、両ピストンの相対移動に
より作動させられてパワー液圧室の液圧を制御する制御
弁とを備えるように構成されている。
【0003】この装置では、操作部材の操作に応じて入
力ピストンが前進すれば制御弁がパワー液圧室の液圧を
上昇させる状態となり、これによってパワーピストンが
前進し、マスタシリンダのプッシュロッドを押圧して、
操作者のブレーキぺダルの踏力を軽減するようにしてい
る。そしてこの時、パワー液圧室の液圧を入力ピストン
にも比較的小さい受圧面において作用させて、パワーピ
ストンの作動力に比例した反力が入力ピストンに作用
し、操作者が液圧倍力装置の出力の増大を感知し得るよ
うにされている。
力ピストンが前進すれば制御弁がパワー液圧室の液圧を
上昇させる状態となり、これによってパワーピストンが
前進し、マスタシリンダのプッシュロッドを押圧して、
操作者のブレーキぺダルの踏力を軽減するようにしてい
る。そしてこの時、パワー液圧室の液圧を入力ピストン
にも比較的小さい受圧面において作用させて、パワーピ
ストンの作動力に比例した反力が入力ピストンに作用
し、操作者が液圧倍力装置の出力の増大を感知し得るよ
うにされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記液
圧倍力装置は、パワーピストンを制御する制御弁がパワ
ーピストンと入力ピストンとの間に設けられ、両ピスト
ンの相対移動により作動させられる構成であり、且つ、
倍力された操作力をパワーピストンと直列に配置された
従来公知のマスタシリンダのプッシュロッドに伝達する
構成となっているため、装置全体として軸方向の長さが
長くなり、小型化が困難であり、さらにそのための取り
付けスペースも必要となる、また、製造コストも高価と
なる等の問題点がある。
圧倍力装置は、パワーピストンを制御する制御弁がパワ
ーピストンと入力ピストンとの間に設けられ、両ピスト
ンの相対移動により作動させられる構成であり、且つ、
倍力された操作力をパワーピストンと直列に配置された
従来公知のマスタシリンダのプッシュロッドに伝達する
構成となっているため、装置全体として軸方向の長さが
長くなり、小型化が困難であり、さらにそのための取り
付けスペースも必要となる、また、製造コストも高価と
なる等の問題点がある。
【0005】そこで本発明は、液圧倍力装置の制御弁
(以下液圧導入弁という)の開閉を、操作部材の作動と
は切り離し、液圧倍力装置内に発生した液圧で間接的に
開閉するようにして構造の簡単化および装置全体の小型
化を図るとともに、ブレーキペダルを踏んだ時の摺動抵
抗を軽減しフィーリンブを良くするために、予めパワー
液圧室へ導入する液圧を高く保持できるようにしたボー
ルバルブ機構を備えた液圧倍力装置を提供し、上記諸問
題を解決せんとするものである。
(以下液圧導入弁という)の開閉を、操作部材の作動と
は切り離し、液圧倍力装置内に発生した液圧で間接的に
開閉するようにして構造の簡単化および装置全体の小型
化を図るとともに、ブレーキペダルを踏んだ時の摺動抵
抗を軽減しフィーリンブを良くするために、予めパワー
液圧室へ導入する液圧を高く保持できるようにしたボー
ルバルブ機構を備えた液圧倍力装置を提供し、上記諸問
題を解決せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、液
圧倍力装置において、同装置は、シリンダボディ1と、
同シリンダボディ内に配置されシリンダボディ内をホイ
ールシリンダにつなげる出力液圧室4と、パワー液圧室
12内の液圧を受けるブースタピストン3aと、前記ブ
ースタピストン3aとアクションピストン13との相対
移動によって制御され前記パワー液圧室12とリザーバ
2との連通を開閉する流通弁Aと、前記アクションピス
トンの移動によって前記出力液圧室とリザーバとの連通
を断つ開閉弁Bと、前記出力液圧室に発生した液圧によ
り作動され液圧源と前記パワー液圧室とを連通する液圧
導入弁Cとを備え、前記パワー液圧室12と前記液圧導
入弁Cとの流路には、ボールと、該ボールを保持するプ
レート42と、該ボールと当接し流路を閉じるシート部
20bとからなる弁機構41が設けられていることを特
徴とするものであり、これを課題解決の手段とするもの
である。
圧倍力装置において、同装置は、シリンダボディ1と、
同シリンダボディ内に配置されシリンダボディ内をホイ
ールシリンダにつなげる出力液圧室4と、パワー液圧室
12内の液圧を受けるブースタピストン3aと、前記ブ
ースタピストン3aとアクションピストン13との相対
移動によって制御され前記パワー液圧室12とリザーバ
2との連通を開閉する流通弁Aと、前記アクションピス
トンの移動によって前記出力液圧室とリザーバとの連通
を断つ開閉弁Bと、前記出力液圧室に発生した液圧によ
り作動され液圧源と前記パワー液圧室とを連通する液圧
導入弁Cとを備え、前記パワー液圧室12と前記液圧導
入弁Cとの流路には、ボールと、該ボールを保持するプ
レート42と、該ボールと当接し流路を閉じるシート部
20bとからなる弁機構41が設けられていることを特
徴とするものであり、これを課題解決の手段とするもの
である。
【0007】
【作用】ブレーキ非作動時においては、流路40および
弁機構41にはプレプレッシャピストン51、セットス
プリング54、バルブスプリング52にて決定される液
圧が常に作用している。作動初期時(ロスストローク分
だけアクションピストンが移動した状態)には、先ずア
クションピストン13が移動し、これにより、流通弁A
のボールバルブ18がアクションピストン13に形成さ
れた弁座と当接し、リザーバとパワー液圧室12との連
通を断つ。また、この時には、弁機構41は閉じてい
る。ブレーキぺダルがさらに踏まれた作動時には、アク
ションピストン13がさらに左方に移動し、これによ
り、流通弁Aが閉じ、これと同時にブースタピストン3
aの左方への移動により弁機構41が流路40から離れ
所定の液圧がパワー液圧室12内に流入する。ブースタ
ピストンの左方への移動により、出力液圧室4、5に液
圧が発生し、この液圧がホイールシリンダに供給される
ことになる。第1、第2出力液圧室4、5の液圧が高く
なるとその液圧によりフェイルセイフピストン25、バ
ルブピストン26は図中右方に移動し、これによってア
キュムレータからの液圧は流路27→流路55→環状溝
55a→環状溝29a→孔29a→流路30→流路21
→通路40→弁機構41を介してパワー液圧室12に流
入する。パワー液圧室12に流入した液圧は、ブースタ
ピストン3aを左方に押圧して、操作者のブレーキぺダ
ルの踏力を軽減することになる。
弁機構41にはプレプレッシャピストン51、セットス
プリング54、バルブスプリング52にて決定される液
圧が常に作用している。作動初期時(ロスストローク分
だけアクションピストンが移動した状態)には、先ずア
クションピストン13が移動し、これにより、流通弁A
のボールバルブ18がアクションピストン13に形成さ
れた弁座と当接し、リザーバとパワー液圧室12との連
通を断つ。また、この時には、弁機構41は閉じてい
る。ブレーキぺダルがさらに踏まれた作動時には、アク
ションピストン13がさらに左方に移動し、これによ
り、流通弁Aが閉じ、これと同時にブースタピストン3
aの左方への移動により弁機構41が流路40から離れ
所定の液圧がパワー液圧室12内に流入する。ブースタ
ピストンの左方への移動により、出力液圧室4、5に液
圧が発生し、この液圧がホイールシリンダに供給される
ことになる。第1、第2出力液圧室4、5の液圧が高く
なるとその液圧によりフェイルセイフピストン25、バ
ルブピストン26は図中右方に移動し、これによってア
キュムレータからの液圧は流路27→流路55→環状溝
55a→環状溝29a→孔29a→流路30→流路21
→通路40→弁機構41を介してパワー液圧室12に流
入する。パワー液圧室12に流入した液圧は、ブースタ
ピストン3aを左方に押圧して、操作者のブレーキぺダ
ルの踏力を軽減することになる。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の実施例に係る液圧倍力装置の断面
図である。図において、1はシリンダボディであり、こ
のシリンダボディ1内には第1、第2のブースタピスト
ン3a、3bが直列に配列されている。第1ブースタピ
ストン3aとアクションピストン13との間には後述す
る構成からなるパワー液圧室とリザーバとを連通する流
路を開閉する流通弁Aが配置されている。また、第1、
第2のブースタピストン3a、3bの間には第1の出力
液圧室4が形成されており、さらに第2のブースタピス
トン3bとシリンダボディとの間には第2の出力液圧室
5が形成されている。前記第1、第2の出力液圧室4お
よび5は、同じ構成を有する開閉弁Bを介してリザーバ
2に連通されている。さらに、本液圧倍力装置と液圧源
としてのアキュムレータACとの間には、液圧倍力装置
に発生した液圧で間接的に開閉される液圧導入弁Cが配
置され、この液圧導入弁Cの開閉でアキュムレータAC
に蓄圧された液圧を後述するパワー液圧室に導入するこ
とができるようになっている。また、アキュムレータA
Cには液圧ポンプPにより常時所定の液圧が蓄圧されて
いる。なおSWは圧力スイッチである。
する。図1は本発明の実施例に係る液圧倍力装置の断面
図である。図において、1はシリンダボディであり、こ
のシリンダボディ1内には第1、第2のブースタピスト
ン3a、3bが直列に配列されている。第1ブースタピ
ストン3aとアクションピストン13との間には後述す
る構成からなるパワー液圧室とリザーバとを連通する流
路を開閉する流通弁Aが配置されている。また、第1、
第2のブースタピストン3a、3bの間には第1の出力
液圧室4が形成されており、さらに第2のブースタピス
トン3bとシリンダボディとの間には第2の出力液圧室
5が形成されている。前記第1、第2の出力液圧室4お
よび5は、同じ構成を有する開閉弁Bを介してリザーバ
2に連通されている。さらに、本液圧倍力装置と液圧源
としてのアキュムレータACとの間には、液圧倍力装置
に発生した液圧で間接的に開閉される液圧導入弁Cが配
置され、この液圧導入弁Cの開閉でアキュムレータAC
に蓄圧された液圧を後述するパワー液圧室に導入するこ
とができるようになっている。また、アキュムレータA
Cには液圧ポンプPにより常時所定の液圧が蓄圧されて
いる。なおSWは圧力スイッチである。
【0009】以下、上記液圧倍力装置を構成する流通弁
Aおよびパワー液圧室、開閉弁B、液圧導入弁Cの各要
素の構成を説明する。 〔流通弁A〕図2において、第1のブースタピストン3
aの図中右端には、アクションピストン13がブースタ
ピストン3aに摺動自在に設けられている。このアクシ
ョンピストン13は同一円形断面にて形成されており、
さらに同ピストン内には第一流路14a、14bが形成
されている。前記第一流路14bは後述するパワー液圧
室12に常時連通されている。また、前記第一流路14
aはブースタピストン3aとアクションピストン13と
の間に配置された弁体(ここではボールバルブ)18お
よび流路16を介して第1ブースタピストン3aとシリ
ンダボディ1とによって形成される液室15に連通して
いる。前記液室15は図1に示すようにリザーバ2に連
通しており、前記ボールバルブ18は前記アクションピ
ストン13の径と略同一径で構成されている。
Aおよびパワー液圧室、開閉弁B、液圧導入弁Cの各要
素の構成を説明する。 〔流通弁A〕図2において、第1のブースタピストン3
aの図中右端には、アクションピストン13がブースタ
ピストン3aに摺動自在に設けられている。このアクシ
ョンピストン13は同一円形断面にて形成されており、
さらに同ピストン内には第一流路14a、14bが形成
されている。前記第一流路14bは後述するパワー液圧
室12に常時連通されている。また、前記第一流路14
aはブースタピストン3aとアクションピストン13と
の間に配置された弁体(ここではボールバルブ)18お
よび流路16を介して第1ブースタピストン3aとシリ
ンダボディ1とによって形成される液室15に連通して
いる。前記液室15は図1に示すようにリザーバ2に連
通しており、前記ボールバルブ18は前記アクションピ
ストン13の径と略同一径で構成されている。
【0010】このボールバルブ18は常時は弁座13c
と離れており、前記第一流路14aと流路16とを連通
しており、アクションピストン13が図中左方に移動す
ると弁座13cと当接して前記第一流路14aと流路1
6との連通を断つ機能をもっている。アクションピスト
ン13には環状溝13aが形成されており、この環状溝
13a内にはブースタピストン3aに設けられたセット
ピン13bが嵌合している。セットピン13bと前記環
状溝13aとの間にはアクションピストン13とブース
タピストン3aの相対移動を許容する隙間が形成されて
おり、この隙間によって両者の相対移動量が規制される
ようになっている。前記アクションピストン13はバル
ブシート20に摺動自在に嵌合されており、前記バルブ
シート20はシリンダボディ1に固定されている。
と離れており、前記第一流路14aと流路16とを連通
しており、アクションピストン13が図中左方に移動す
ると弁座13cと当接して前記第一流路14aと流路1
6との連通を断つ機能をもっている。アクションピスト
ン13には環状溝13aが形成されており、この環状溝
13a内にはブースタピストン3aに設けられたセット
ピン13bが嵌合している。セットピン13bと前記環
状溝13aとの間にはアクションピストン13とブース
タピストン3aの相対移動を許容する隙間が形成されて
おり、この隙間によって両者の相対移動量が規制される
ようになっている。前記アクションピストン13はバル
ブシート20に摺動自在に嵌合されており、前記バルブ
シート20はシリンダボディ1に固定されている。
【0011】〔パワー液圧室12〕パワー液圧室12は
図2にその詳細を示すようにブースタピストン3aとバ
ルブシート20との間に形成されている。前記バルブシ
ート20にはバワー液圧室12に連通する流路40が形
成されており、この流路40はシリンダボディに形成し
た流路21を介して後述する液圧導入弁Cに連通されて
いる。前記通路40のポートには通路40を開閉する弁
機構41が配置されている。この弁機構41は図3に示
すようにバルブシート20のシート部20bにボールを
着座させ、さらにシート部20bからボールが脱落しな
い程度のガタを持たせる様にプレート42によって保持
されており、前記プレート42の凸部42aをバルブシ
ートの小穴20aに入れボールバルブとしてサブアッシ
ィされている。バルブシートの小穴20aは向かい合わ
せに2個設けられており、この穴にプレートの凸部42
aを挿入して組み付けられている。なお、プレートの凸
部を前記穴に入れるには、図4に示すようにプレート4
2を撓めて組み付ける。前記弁機構41のボールは第1
出力液圧室4、第2出力液圧室5に配置されているスプ
リング4a、5aによって図中右方に付勢されているブ
ースタピストンによりプレート42を介してバルブシー
ト20のシート部20bに押圧され、流路40を遮断す
るようになっている。
図2にその詳細を示すようにブースタピストン3aとバ
ルブシート20との間に形成されている。前記バルブシ
ート20にはバワー液圧室12に連通する流路40が形
成されており、この流路40はシリンダボディに形成し
た流路21を介して後述する液圧導入弁Cに連通されて
いる。前記通路40のポートには通路40を開閉する弁
機構41が配置されている。この弁機構41は図3に示
すようにバルブシート20のシート部20bにボールを
着座させ、さらにシート部20bからボールが脱落しな
い程度のガタを持たせる様にプレート42によって保持
されており、前記プレート42の凸部42aをバルブシ
ートの小穴20aに入れボールバルブとしてサブアッシ
ィされている。バルブシートの小穴20aは向かい合わ
せに2個設けられており、この穴にプレートの凸部42
aを挿入して組み付けられている。なお、プレートの凸
部を前記穴に入れるには、図4に示すようにプレート4
2を撓めて組み付ける。前記弁機構41のボールは第1
出力液圧室4、第2出力液圧室5に配置されているスプ
リング4a、5aによって図中右方に付勢されているブ
ースタピストンによりプレート42を介してバルブシー
ト20のシート部20bに押圧され、流路40を遮断す
るようになっている。
【0012】前記弁機構41は、ブレーキ非作動時には
流路40を閉じており、この状態の時には、流路40内
には、後述する液圧導入弁Cの作用によって所定の液圧
に高められた液圧が保持されている。また、ブレーキペ
ダルの踏み下げによってブースタピストン3aが移動
し、前記弁機構41は、流路21を介して作用する上述
の保持液圧により通路40を開き、アキュムレータから
の液圧をパワー液圧室12に導入する。
流路40を閉じており、この状態の時には、流路40内
には、後述する液圧導入弁Cの作用によって所定の液圧
に高められた液圧が保持されている。また、ブレーキペ
ダルの踏み下げによってブースタピストン3aが移動
し、前記弁機構41は、流路21を介して作用する上述
の保持液圧により通路40を開き、アキュムレータから
の液圧をパワー液圧室12に導入する。
【0013】上記のように弁機構41の作用により、流
路40中の液圧は常時ある程度まで高くなっているた
め、保持液圧が作用してブースタピストンが作動するま
でには従来装置のようなタイムラグがなくなり応答性の
よいブースタ機能を発揮することができ、ブレーキフィ
ーリングを良くすることができる。なお、この時、パワ
ー液圧室12の液圧はアクションピストン13とボール
バルブ18とが当接する部分でアクションピストン13
にも作用し、これによってブースタピストン3aの作動
力に比例した反力がプッシュロッドに作用し、操作者が
液圧倍力装置の出力の増大を感知し得るようにされてい
る。
路40中の液圧は常時ある程度まで高くなっているた
め、保持液圧が作用してブースタピストンが作動するま
でには従来装置のようなタイムラグがなくなり応答性の
よいブースタ機能を発揮することができ、ブレーキフィ
ーリングを良くすることができる。なお、この時、パワ
ー液圧室12の液圧はアクションピストン13とボール
バルブ18とが当接する部分でアクションピストン13
にも作用し、これによってブースタピストン3aの作動
力に比例した反力がプッシュロッドに作用し、操作者が
液圧倍力装置の出力の増大を感知し得るようにされてい
る。
【0014】〔開閉弁B〕開閉弁は第1、第2出力液圧
室4、5とリザーバ2との連通を制御するための弁であ
り、図1、図5を参照して前記開閉弁の構成を説明す
る。開閉弁はシール部材9と兼用に構成されており、こ
のシール部材9によって前記出力液圧室4とリザーバと
を連通する流路を閉じることができるように成ってい
る。シール部材9は孔6を有するシール保持部材7に隣
接して設けられており、出力液圧室4の液圧が大気圧よ
りも低くなると流路を開き、リザーバよりブレーキ液を
導入できる構成となっている。このため、この開閉弁で
はプッシュロッド14が操作され、第1のブースタピス
トン3aが図5中左方に移動する時は閉じており、第1
の出力液圧室4に液圧が発生し、この液圧はホイールシ
リンダに供給されると共に第2のブースタピストンを左
方に移動する。第2のブースタピストンの移動によって
第2出力液圧室5中の開閉弁も上記と同様に流路6を閉
じ、第2の出力液圧室でも液圧を発生し、この液圧がホ
イールシリンダに供給される。
室4、5とリザーバ2との連通を制御するための弁であ
り、図1、図5を参照して前記開閉弁の構成を説明す
る。開閉弁はシール部材9と兼用に構成されており、こ
のシール部材9によって前記出力液圧室4とリザーバと
を連通する流路を閉じることができるように成ってい
る。シール部材9は孔6を有するシール保持部材7に隣
接して設けられており、出力液圧室4の液圧が大気圧よ
りも低くなると流路を開き、リザーバよりブレーキ液を
導入できる構成となっている。このため、この開閉弁で
はプッシュロッド14が操作され、第1のブースタピス
トン3aが図5中左方に移動する時は閉じており、第1
の出力液圧室4に液圧が発生し、この液圧はホイールシ
リンダに供給されると共に第2のブースタピストンを左
方に移動する。第2のブースタピストンの移動によって
第2出力液圧室5中の開閉弁も上記と同様に流路6を閉
じ、第2の出力液圧室でも液圧を発生し、この液圧がホ
イールシリンダに供給される。
【0015】〔液圧導入弁C〕液圧導入弁は図1に示す
アキュムレータACに蓄圧された液圧を前記パワー液圧
室12に導入するための弁である。この液圧導入弁は図
1に示すように液圧倍力装置とアキュムレータとの間に
配置され、液圧倍力装置の第1、第2出力液圧室4、5
に発生した液圧で間接的に開閉されるようになってい
る。図1において、前記シリンダボディ1には前記第
1、第2の出力液圧室4、5およびホイールシリンダと
に連通する長孔28が形成されており、前記長孔28は
アキュムレータACと連通する流路27と、前記パワー
液圧室12に連通する流路21に接続されている。
アキュムレータACに蓄圧された液圧を前記パワー液圧
室12に導入するための弁である。この液圧導入弁は図
1に示すように液圧倍力装置とアキュムレータとの間に
配置され、液圧倍力装置の第1、第2出力液圧室4、5
に発生した液圧で間接的に開閉されるようになってい
る。図1において、前記シリンダボディ1には前記第
1、第2の出力液圧室4、5およびホイールシリンダと
に連通する長孔28が形成されており、前記長孔28は
アキュムレータACと連通する流路27と、前記パワー
液圧室12に連通する流路21に接続されている。
【0016】長孔28内にはフェイルセーフピストン2
5とバランスピストン26とが設けられ、フェイルセー
フピストン25は前記第2出力液圧室5とホイールシリ
ンダとを連通しており、且つ、長孔28内で前記第1、
第2の出力液圧室4、5の連通を断っている。さらに、
フェイルセーフピストン25は長孔28内に形成した段
部28aによって図中左方への移動が規制されている。
またバランスピストン26は前記第1出力液圧室4とホ
イールシリンダとを連通している。そして、前記フェイ
ルセーフ25およびバランスピストン26は第1、第2
出力液圧室4、5に発生した液圧によって図中右方へ移
動できるようになっている。
5とバランスピストン26とが設けられ、フェイルセー
フピストン25は前記第2出力液圧室5とホイールシリ
ンダとを連通しており、且つ、長孔28内で前記第1、
第2の出力液圧室4、5の連通を断っている。さらに、
フェイルセーフピストン25は長孔28内に形成した段
部28aによって図中左方への移動が規制されている。
またバランスピストン26は前記第1出力液圧室4とホ
イールシリンダとを連通している。そして、前記フェイ
ルセーフ25およびバランスピストン26は第1、第2
出力液圧室4、5に発生した液圧によって図中右方へ移
動できるようになっている。
【0017】図6において、液圧導入弁Cはバルブスリ
ーブ31を備えており、バルブスリーブ31内には小径
の孔sと大径の孔Sとが連続して形成されており、バル
ブスリーブ31の小径の孔s内にはバルブスプリング5
2によって図中左方に付勢されているコントロールバル
ブ33が、また大径の孔S内にはプレプレッシャピスト
ン51が摺動可能に配置されている。プレプレッシャピ
ストン51はシリンダボディ内に設けられたバランスピ
ストン26との間に配置されたセットスプリング54に
よって図中右方に付勢されており、このセットスプリン
グ54とバルブスプリング52との付勢力のバランスに
より、コントロールバルブ31は常時は図に示すような
位置をとり、バルブスリーブ31とコントロールバルブ
33との間に後述する絞り53を形成している。
ーブ31を備えており、バルブスリーブ31内には小径
の孔sと大径の孔Sとが連続して形成されており、バル
ブスリーブ31の小径の孔s内にはバルブスプリング5
2によって図中左方に付勢されているコントロールバル
ブ33が、また大径の孔S内にはプレプレッシャピスト
ン51が摺動可能に配置されている。プレプレッシャピ
ストン51はシリンダボディ内に設けられたバランスピ
ストン26との間に配置されたセットスプリング54に
よって図中右方に付勢されており、このセットスプリン
グ54とバルブスプリング52との付勢力のバランスに
より、コントロールバルブ31は常時は図に示すような
位置をとり、バルブスリーブ31とコントロールバルブ
33との間に後述する絞り53を形成している。
【0018】バルブスリーブ31にはアキュムレータA
Cとの流路27に連通する流路55が形成されており、
前記流路55に連通してバルブスリーブ31の内周面に
は環状溝55aが形成されている。一方コントロールバ
ルブ33には流路30が形成されており、この流路30
は孔29aを介してコントロールバルブ33の外周に形
成した環状溝29と連通している。そして、非作動時に
はバルブスリーブ31に形成した環状溝55aとコント
ロールバルブ33に形成した環状溝29aとにより絞り
53を形成している。
Cとの流路27に連通する流路55が形成されており、
前記流路55に連通してバルブスリーブ31の内周面に
は環状溝55aが形成されている。一方コントロールバ
ルブ33には流路30が形成されており、この流路30
は孔29aを介してコントロールバルブ33の外周に形
成した環状溝29と連通している。そして、非作動時に
はバルブスリーブ31に形成した環状溝55aとコント
ロールバルブ33に形成した環状溝29aとにより絞り
53を形成している。
【0019】したがって、非作動状態の時(図6に示す
状態の時)にはアキュムレータACからの液圧が流路2
7→流路55→環状溝55a→絞り53→環状溝29a
→孔29a→流路30を介して前記プレプレッシャピス
トン51に作用しており、この時、プレプレッシャピス
トン51、セットスプリング54、バルブスプリング5
2にて決定される液圧が流路21→通路40を介して前
述の弁機構41に作用している。この結果、通路40内
には常に所定の液圧が作用していることになる。
状態の時)にはアキュムレータACからの液圧が流路2
7→流路55→環状溝55a→絞り53→環状溝29a
→孔29a→流路30を介して前記プレプレッシャピス
トン51に作用しており、この時、プレプレッシャピス
トン51、セットスプリング54、バルブスプリング5
2にて決定される液圧が流路21→通路40を介して前
述の弁機構41に作用している。この結果、通路40内
には常に所定の液圧が作用していることになる。
【0020】本実施例は以上のように構成されており、
以下のように作動する。図1において先ずブレーキ非作
動時においては、流路40および弁機構41にはプレプ
レッシャピストン51、セットスプリング54、バルブ
スプリング52にて決定される液圧が常に作用してい
る。この状態の時には流通弁Aは開いており、弁機構4
1は閉じている。このためパワー液圧室12はリザーバ
2と連通している。ブレーキぺダルが踏まれた作動初期
時(ロスストローク分だけアクションピストンが移動し
た状態)には、プッシュロッド14が図中左方に押され
ると、先ずアクションピストン13が移動し、これによ
り、流通弁Aのボールバルブ18がアクションピストン
13に形成された弁座と当接し前記第一流路14aと流
路16との連通を断つ(即ち、リザーバとパワー液圧室
12との連通を断つ)。また、この時には、弁機構41
は閉じている。
以下のように作動する。図1において先ずブレーキ非作
動時においては、流路40および弁機構41にはプレプ
レッシャピストン51、セットスプリング54、バルブ
スプリング52にて決定される液圧が常に作用してい
る。この状態の時には流通弁Aは開いており、弁機構4
1は閉じている。このためパワー液圧室12はリザーバ
2と連通している。ブレーキぺダルが踏まれた作動初期
時(ロスストローク分だけアクションピストンが移動し
た状態)には、プッシュロッド14が図中左方に押され
ると、先ずアクションピストン13が移動し、これによ
り、流通弁Aのボールバルブ18がアクションピストン
13に形成された弁座と当接し前記第一流路14aと流
路16との連通を断つ(即ち、リザーバとパワー液圧室
12との連通を断つ)。また、この時には、弁機構41
は閉じている。
【0021】ブレーキぺダルがさらに踏まれた作動時
(ロスストローク以上にアクションピストンが移動した
状態)には、アクションピストン13がさらに左方に移
動し、これにより、流通弁Aのボールバルブ18がアク
ションピストン13に形成された弁座と当接し前記第一
流路14aと流路16との連通を断ちながら移動する。
これと同時にブースタピストン3aの左方への移動によ
り弁機構41が流路40から離れ所定の液圧がパワー液
圧室12内に流入し、第1ブースタピストン3aを左方
に押圧する。第1のブースタピストン3aの左方への移
動により、第1の出力液圧室4に液圧が発生し、この液
圧はホイールシリンダに供給されると共に第2のブース
タピストン3bを図1中左方に移動する。これによって
第2の出力液圧室5も液圧が発生し、この液圧がホイー
ルシリンダに供給されることになる。
(ロスストローク以上にアクションピストンが移動した
状態)には、アクションピストン13がさらに左方に移
動し、これにより、流通弁Aのボールバルブ18がアク
ションピストン13に形成された弁座と当接し前記第一
流路14aと流路16との連通を断ちながら移動する。
これと同時にブースタピストン3aの左方への移動によ
り弁機構41が流路40から離れ所定の液圧がパワー液
圧室12内に流入し、第1ブースタピストン3aを左方
に押圧する。第1のブースタピストン3aの左方への移
動により、第1の出力液圧室4に液圧が発生し、この液
圧はホイールシリンダに供給されると共に第2のブース
タピストン3bを図1中左方に移動する。これによって
第2の出力液圧室5も液圧が発生し、この液圧がホイー
ルシリンダに供給されることになる。
【0022】一方、第1、第2の出力液圧室4、5で発
生した液圧はフェイルセーフピストン25およびバラン
スピストン26にも作用する。前記第1、第2出力液圧
室4、5の液圧が高くなるとその液圧によりフェイルセ
イフピストン25、バルブピストン26は図中右方に移
動し、これによってプレプレッシャピストン51もセッ
トスプリング54を介して図中右方に移動し、コントロ
ールバルブ33の孔29aと流路55とを連通し、アキ
ュムレータからの液圧は流路27→流路55→環状溝5
5a→環状溝29a→孔29a→流路30→流路21→
通路40→弁機構41を介してパワー液圧室12に流入
する。パワー液圧室12に流入した液圧は、ブースタピ
ストン3aを左方に押圧して、操作者のブレーキぺダル
の踏力を軽減することになる。
生した液圧はフェイルセーフピストン25およびバラン
スピストン26にも作用する。前記第1、第2出力液圧
室4、5の液圧が高くなるとその液圧によりフェイルセ
イフピストン25、バルブピストン26は図中右方に移
動し、これによってプレプレッシャピストン51もセッ
トスプリング54を介して図中右方に移動し、コントロ
ールバルブ33の孔29aと流路55とを連通し、アキ
ュムレータからの液圧は流路27→流路55→環状溝5
5a→環状溝29a→孔29a→流路30→流路21→
通路40→弁機構41を介してパワー液圧室12に流入
する。パワー液圧室12に流入した液圧は、ブースタピ
ストン3aを左方に押圧して、操作者のブレーキぺダル
の踏力を軽減することになる。
【0023】また、倍力時、パワー液圧室12の液圧は
アクションピストン13とボールバルブ18とが当接す
る部分でアクションピストン13に作用し、これによっ
てブースタピストン3aの作動力に比例した反力がプッ
シュロッドに作用し、操作者が液圧倍力装置の出力の増
大を感知し得るようにされている。前述した如く前記構
成の通路40内の液圧は、常時ある程度まで高く保持さ
れているため、アキュムレータからの液圧が作用してブ
ースタピストンが作動するまでには従来装置のようなタ
イムラグがなくなり応答性のよいブースタ機能を発揮す
ることができ、ブレーキフィーリングを良くすることが
できる。なお、本実施例では、第1、第2いづれかの出
力液圧室系に失陥が生じてもフェイルセーフピストン2
5、バランスピストン26のいづれかを介してコントロ
ールバルブ33を作動することができるため安全性も高
くなっている。
アクションピストン13とボールバルブ18とが当接す
る部分でアクションピストン13に作用し、これによっ
てブースタピストン3aの作動力に比例した反力がプッ
シュロッドに作用し、操作者が液圧倍力装置の出力の増
大を感知し得るようにされている。前述した如く前記構
成の通路40内の液圧は、常時ある程度まで高く保持さ
れているため、アキュムレータからの液圧が作用してブ
ースタピストンが作動するまでには従来装置のようなタ
イムラグがなくなり応答性のよいブースタ機能を発揮す
ることができ、ブレーキフィーリングを良くすることが
できる。なお、本実施例では、第1、第2いづれかの出
力液圧室系に失陥が生じてもフェイルセーフピストン2
5、バランスピストン26のいづれかを介してコントロ
ールバルブ33を作動することができるため安全性も高
くなっている。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に述べた如く本発明によれば、
液圧倍力装置の液圧導入弁の開閉を、操作部材の作動と
は切り離し、液圧倍力装置内に発生した液圧で間接的に
開閉するようにしたため、装置全体を従来の液圧倍力装
置よりも小型化することができ、さらに装置の重量軽
減、低コスト化を図ることができる。また、流通弁をボ
ールバルブとアクションピストンとによって構成してい
るため、弁の構成が簡略化されるとともにボールバルブ
とアクションピストンとによって反力受圧面積を設定す
る構成のため倍力比の選定が容易になる。アクションピ
ストンが同一断面積の円筒部材で形成されているため摺
動径部の加工が極めて容易になり、ボールバルブとアク
ションピストンとの径を同一にするとより一層ブースタ
ピストンの加工が容易になる。また、パワー液圧室12
にアキュムレータからの液圧を導入する通路40内の液
圧を通常時からある程度高く保持しておくことができる
ため、ブレーキ作動時にアキュムレータからの液圧が直
ちにパワー液圧室に作用しブースタピストンが作動する
ため、従来装置のようなタイムラグがなくなり応答性の
よいブースタ機能を発揮することができ、ブレーキフィ
ーリングを良くすることができる。等々の優れた効果を
奏することができる。
液圧倍力装置の液圧導入弁の開閉を、操作部材の作動と
は切り離し、液圧倍力装置内に発生した液圧で間接的に
開閉するようにしたため、装置全体を従来の液圧倍力装
置よりも小型化することができ、さらに装置の重量軽
減、低コスト化を図ることができる。また、流通弁をボ
ールバルブとアクションピストンとによって構成してい
るため、弁の構成が簡略化されるとともにボールバルブ
とアクションピストンとによって反力受圧面積を設定す
る構成のため倍力比の選定が容易になる。アクションピ
ストンが同一断面積の円筒部材で形成されているため摺
動径部の加工が極めて容易になり、ボールバルブとアク
ションピストンとの径を同一にするとより一層ブースタ
ピストンの加工が容易になる。また、パワー液圧室12
にアキュムレータからの液圧を導入する通路40内の液
圧を通常時からある程度高く保持しておくことができる
ため、ブレーキ作動時にアキュムレータからの液圧が直
ちにパワー液圧室に作用しブースタピストンが作動する
ため、従来装置のようなタイムラグがなくなり応答性の
よいブースタ機能を発揮することができ、ブレーキフィ
ーリングを良くすることができる。等々の優れた効果を
奏することができる。
【図1】本発明の第1実施例に係る液圧倍力装置の側断
面図である。
面図である。
【図2】図1中の流通弁Aおよびパワー液圧室の拡大図
である。
である。
【図3】図1中のバルブシート、ボールバルブの拡大断
面図および正面図である。
面図および正面図である。
【図4】図3中のプレートの組付け説明図である。
【図5】図1中の開閉弁Bの拡大図である。
【図6】図1中の液圧導入弁Cの拡大図である。
1 シリンダボディ 2 リザーバ 3a 第1のブースタピストン 3b 第2のブースタピストン 4 第1出力液圧室 5 第2出力液圧室 6 流路 7 シール保持体 9 シール部材 12 パワー液圧室 14 入力部材(プッシュロッド) 15 液室 18 弁体(ボールバルブ) 25 フェイルセーフピストン 26 バルブピストン 31 バルブスリーブ 41 弁機構(ボールバルブ) AC 液圧源(アキュムレータ) P ポンプ A 流通弁 B 開閉弁 C 液圧導入弁
Claims (2)
- 【請求項1】 液圧倍力装置において、同装置は、シリ
ンダボディ1と、同シリンダボディ内に配置されシリン
ダボディ内をホイールシリンダにつなげる出力液圧室4
と、パワー液圧室12内の液圧を受けるブースタピスト
ン3aと、前記ブースタピストン3aとアクションピス
トン13との相対移動によって制御され前記パワー液圧
室12とリザーバ2との連通を開閉する流通弁Aと、前
記アクションピストンの移動によって前記出力液圧室と
リザーバとの連通を断つ開閉弁Bと、前記出力液圧室に
発生した液圧により作動され液圧源と前記パワー液圧室
とを連通する液圧導入弁Cとを備え、前記パワー液圧室
12と前記液圧導入弁Cとの流路には、ボールと、該ボ
ールを保持するプレート42と、該ボールと当接し流路
を閉じるシート部20bとからなる弁機構41が設けら
れていることを特徴とする液圧倍力装置。 - 【請求項2】前記弁機構41は、ブレーキ非作動時には
流路40を閉じており、この状態の時には、流路40内
には、後述する液圧導入弁Cの作用によって所定の液圧
に高められた液圧が保持されていることを特徴とする請
求項1に記載の液圧倍力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6154377A JPH0820328A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 液圧倍力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6154377A JPH0820328A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 液圧倍力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0820328A true JPH0820328A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=15582826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6154377A Withdrawn JPH0820328A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 液圧倍力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0820328A (ja) |
-
1994
- 1994-07-06 JP JP6154377A patent/JPH0820328A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011002 |