JPH07112662A - 液圧倍力装置 - Google Patents
液圧倍力装置Info
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- JPH07112662A JPH07112662A JP5260507A JP26050793A JPH07112662A JP H07112662 A JPH07112662 A JP H07112662A JP 5260507 A JP5260507 A JP 5260507A JP 26050793 A JP26050793 A JP 26050793A JP H07112662 A JPH07112662 A JP H07112662A
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 title abstract description 12
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 5
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 2
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
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- Braking Systems And Boosters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 液圧導入弁の中に設けられる液圧供給弁を一
つのスプールバルブにより構成し、これによって摺動抵
抗のロスを低減することを目的とする。 【構成】 液圧倍力装置において、同装置は、流通弁A
と、開閉弁Bと、液圧源ACと前記パワー液圧室12と
を連通する液圧導入弁Cとを備え、前記液圧導入弁C
は、該液圧導入弁は前記プライマリバランスピストンに
作用する液圧によって前記スプールバルブ33を制御し
液圧源ACとパワー液圧室12とを連通する機能を備え
ている。この装置はスリーブ31と、一つのスプールバ
ルブ33と、ジャンプアップピストン51と、前記スプ
ールバルブ33と、コントロールスプールバルブ35
と、ジャンプアップスプリング54とを備えている。
つのスプールバルブにより構成し、これによって摺動抵
抗のロスを低減することを目的とする。 【構成】 液圧倍力装置において、同装置は、流通弁A
と、開閉弁Bと、液圧源ACと前記パワー液圧室12と
を連通する液圧導入弁Cとを備え、前記液圧導入弁C
は、該液圧導入弁は前記プライマリバランスピストンに
作用する液圧によって前記スプールバルブ33を制御し
液圧源ACとパワー液圧室12とを連通する機能を備え
ている。この装置はスリーブ31と、一つのスプールバ
ルブ33と、ジャンプアップピストン51と、前記スプ
ールバルブ33と、コントロールスプールバルブ35
と、ジャンプアップスプリング54とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液圧源から供給される
液圧を利用して倍力を行う液圧倍力装置に関するもので
あり、特に液圧導入弁内の摺動抵抗による初期作動ロス
を無くすことができる小型の液圧倍力装置に関するもの
である。
液圧を利用して倍力を行う液圧倍力装置に関するもので
あり、特に液圧導入弁内の摺動抵抗による初期作動ロス
を無くすことができる小型の液圧倍力装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】液圧倍力装置は例えば自動車の液圧ブレ
ーキ装置において操作力を倍力するために用いられてい
る。この種の液圧倍力装置は、実公平3−31653号
公報に示されているように、一般に、パワー液圧室の液
圧によって作動するパワーピストンと、操作部材の操作
に応じて作動する入力ピストンと、パワーピストンと入
力ピストンとの間に設けられ、両ピストンの相対移動に
より作動させられてパワー液圧室の液圧を制御する制御
弁とを備えるように構成されている。
ーキ装置において操作力を倍力するために用いられてい
る。この種の液圧倍力装置は、実公平3−31653号
公報に示されているように、一般に、パワー液圧室の液
圧によって作動するパワーピストンと、操作部材の操作
に応じて作動する入力ピストンと、パワーピストンと入
力ピストンとの間に設けられ、両ピストンの相対移動に
より作動させられてパワー液圧室の液圧を制御する制御
弁とを備えるように構成されている。
【0003】この装置では、操作部材の操作に応じて入
力ピストンが前進すれば制御弁がパワー液圧室の液圧を
上昇させる状態となり、これによってパワーピストンが
前進し、マスタシリンダのプッシュロッドを押圧して、
操作者のブレーキぺダルの踏力を軽減するようにしてい
る。そしてこの時、パワー液圧室の液圧を入力ピストン
にも比較的小さい受圧面において作用させて、パワーピ
ストンの作動力に比例した反力が入力ピストンに作用
し、操作者が液圧倍力装置の出力の増大を関知し得るよ
うにされている。
力ピストンが前進すれば制御弁がパワー液圧室の液圧を
上昇させる状態となり、これによってパワーピストンが
前進し、マスタシリンダのプッシュロッドを押圧して、
操作者のブレーキぺダルの踏力を軽減するようにしてい
る。そしてこの時、パワー液圧室の液圧を入力ピストン
にも比較的小さい受圧面において作用させて、パワーピ
ストンの作動力に比例した反力が入力ピストンに作用
し、操作者が液圧倍力装置の出力の増大を関知し得るよ
うにされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記液
圧倍力装置は、パワーピストンを制御する制御弁がパワ
ーピストンと入力ピストンとの間に設けられ、両ピスト
ンの相対移動により作動させられる構成であり、且つ、
倍力された操作力をパワーピストンと直列に配置された
従来公知のマスタシリンダのプッシュロッドに伝達する
構成となっているため、装置全体として軸方向の長さが
長くなり、小型化が困難であり、そのための取り付けス
ペースも必要となる、また、制御弁内の摺動抵抗による
初期作動ロスが発生し、倍力機能発生時のタイムラグあ
る等の問題点がある。
圧倍力装置は、パワーピストンを制御する制御弁がパワ
ーピストンと入力ピストンとの間に設けられ、両ピスト
ンの相対移動により作動させられる構成であり、且つ、
倍力された操作力をパワーピストンと直列に配置された
従来公知のマスタシリンダのプッシュロッドに伝達する
構成となっているため、装置全体として軸方向の長さが
長くなり、小型化が困難であり、そのための取り付けス
ペースも必要となる、また、制御弁内の摺動抵抗による
初期作動ロスが発生し、倍力機能発生時のタイムラグあ
る等の問題点がある。
【0005】そこで本発明は、上記諸問題を解決するた
めに、液圧倍力装置の制御弁(以下液圧導入弁という)
の開閉を、操作部材の作動とは切り離し、液圧倍力装置
内に発生した液圧で間接的に開閉するようにして構造の
簡単化および装置全体の小型化を図る。また、液圧導入
弁の中に設けられる液圧供給弁を一つのスプールバルブ
により構成し、これによって摺動抵抗のロスを低減する
ことを目的とする。
めに、液圧倍力装置の制御弁(以下液圧導入弁という)
の開閉を、操作部材の作動とは切り離し、液圧倍力装置
内に発生した液圧で間接的に開閉するようにして構造の
簡単化および装置全体の小型化を図る。また、液圧導入
弁の中に設けられる液圧供給弁を一つのスプールバルブ
により構成し、これによって摺動抵抗のロスを低減する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、液
圧倍力装置において、同装置は、シリンダボディ1と、
同シリンダボディ内に配置されシリンダボディ内をホイ
ールシリンダにつなげる出力液圧室4と、パワー液圧室
12内の液圧を受けるブースタピストン3aと、前記ブ
ースタピストン3aとアクションピストン13との相対
移動によって制御され前記パワー液圧室12とリザーバ
2との連通を開閉する流通弁Aと、出力液圧室に発生し
た液圧により作動され液圧源と前記パワー液圧室とを連
通する液圧導入弁Cとを備え、前記液圧導入弁Cは、ス
リーブ31と、該スリーブ31内に摺動自在に配置され
た一つのスプールバルブ33と、前記出力液圧室に発生
した液圧によって作動するプライマリバランスピストン
26と、前記スプールバルブ33と前記プライマリバラ
ンスピストン26との間に配置されたジャンプアップピ
ストン51と、前記スプールバルブ33をジャンプアッ
プピストン51に向けて付勢するコントロールスプリン
グ35と、プライマリバランスピストン26とジャンプ
アップピストン51の間に配置され前記ジャンプアップ
ピストン51を前記スプールバルブ33をに向けて付勢
するジャンプアップスプリング54とを備え、該液圧導
入弁は前記プライマリバランスピストンに作用する液圧
によって前記スプールバルブ33を制御し液圧源ACと
パワー液圧室12とを連通すべく構成されていることを
特徴としており、これを課題解決の手段とするものであ
る。
圧倍力装置において、同装置は、シリンダボディ1と、
同シリンダボディ内に配置されシリンダボディ内をホイ
ールシリンダにつなげる出力液圧室4と、パワー液圧室
12内の液圧を受けるブースタピストン3aと、前記ブ
ースタピストン3aとアクションピストン13との相対
移動によって制御され前記パワー液圧室12とリザーバ
2との連通を開閉する流通弁Aと、出力液圧室に発生し
た液圧により作動され液圧源と前記パワー液圧室とを連
通する液圧導入弁Cとを備え、前記液圧導入弁Cは、ス
リーブ31と、該スリーブ31内に摺動自在に配置され
た一つのスプールバルブ33と、前記出力液圧室に発生
した液圧によって作動するプライマリバランスピストン
26と、前記スプールバルブ33と前記プライマリバラ
ンスピストン26との間に配置されたジャンプアップピ
ストン51と、前記スプールバルブ33をジャンプアッ
プピストン51に向けて付勢するコントロールスプリン
グ35と、プライマリバランスピストン26とジャンプ
アップピストン51の間に配置され前記ジャンプアップ
ピストン51を前記スプールバルブ33をに向けて付勢
するジャンプアップスプリング54とを備え、該液圧導
入弁は前記プライマリバランスピストンに作用する液圧
によって前記スプールバルブ33を制御し液圧源ACと
パワー液圧室12とを連通すべく構成されていることを
特徴としており、これを課題解決の手段とするものであ
る。
【0007】
【作用】初期設定圧が設定されている状態でブレーキぺ
ダルが踏まれ、プッシュロッドを介してアクションピス
トン13が移動すると、弁体18が第一流路14aとス
リット17との連通を断つ。これと同時にブースタピス
トン3aの左方への移動によりジャンプアップバルブ4
1が通路40から離れ所定の液圧がパワー液圧室12内
に流入し、パワー液圧室12内の液圧によりブースタピ
ストン3aを構成する第1ピストン103および第2ピ
ストン103’を同時に左方に押圧する。両ピストンの
左方への移動により、弁部材7が流路6を閉じ、第1の
出力液圧室4に液圧が発生する。この液圧はホイールシ
リンダに供給されると共にセカンダリピストン3bを移
動し、これによって第2の出力液圧室5にも液圧が発生
し、この液圧がホイールシリンダに供給されることにな
る。
ダルが踏まれ、プッシュロッドを介してアクションピス
トン13が移動すると、弁体18が第一流路14aとス
リット17との連通を断つ。これと同時にブースタピス
トン3aの左方への移動によりジャンプアップバルブ4
1が通路40から離れ所定の液圧がパワー液圧室12内
に流入し、パワー液圧室12内の液圧によりブースタピ
ストン3aを構成する第1ピストン103および第2ピ
ストン103’を同時に左方に押圧する。両ピストンの
左方への移動により、弁部材7が流路6を閉じ、第1の
出力液圧室4に液圧が発生する。この液圧はホイールシ
リンダに供給されると共にセカンダリピストン3bを移
動し、これによって第2の出力液圧室5にも液圧が発生
し、この液圧がホイールシリンダに供給されることにな
る。
【0008】さらに、ブレーキぺダルが踏み込まれ、こ
の結果第1、第2出力液圧室4、5の液圧が設定液圧以
上になると液圧導入弁C中のプライマリバランスピスト
ン26が図中右方に移動し、プライマリバランスピスト
ン26とジャンプアップピストン51とが一体となって
作動し、マスタシリンダの液圧に比例した液圧がパワー
液圧室に供給され、倍力機能を発揮する。
の結果第1、第2出力液圧室4、5の液圧が設定液圧以
上になると液圧導入弁C中のプライマリバランスピスト
ン26が図中右方に移動し、プライマリバランスピスト
ン26とジャンプアップピストン51とが一体となって
作動し、マスタシリンダの液圧に比例した液圧がパワー
液圧室に供給され、倍力機能を発揮する。
【0009】〔倍力液圧源失陥時〕液圧源失陥時にブレ
ーキぺダルが踏まれると、弁体18がブースタピストン
3aの第1ピストン103のみを左方へ移動する。第1
ピストン103の左方への移動により、スプリング8が
圧縮され、弁部材7が流路6を閉じ、第1の出力液圧室
4に液圧が発生する。この液圧はホイールシリンダに供
給されると共に第2のブースタピストン3bを図1中左
方に移動し、第2の出力液圧室5で液圧が発生し、この
液圧がホイールシリンダに供給されることになる。
ーキぺダルが踏まれると、弁体18がブースタピストン
3aの第1ピストン103のみを左方へ移動する。第1
ピストン103の左方への移動により、スプリング8が
圧縮され、弁部材7が流路6を閉じ、第1の出力液圧室
4に液圧が発生する。この液圧はホイールシリンダに供
給されると共に第2のブースタピストン3bを図1中左
方に移動し、第2の出力液圧室5で液圧が発生し、この
液圧がホイールシリンダに供給されることになる。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の実施例に係る液圧倍力装置の断面
図である。図において、1はシリンダボディであり、こ
のシリンダボディ1内にはブースタピストン3aとセカ
ンダリピストン3bが直列に配列されている。ブースタ
ピストン3aとシリンダボディ1との間には後述する構
成からなるパワー液圧室12が配置されており、該パワ
ー液圧室12は流通弁Aを介して後述するリザーバ2に
接続されている。ブースタピストン3aは後述する第
1、第2ピストン103、103’から構成されてい
る。また、ブースタピストン3aとセカンダリピストン
3bの間には第1の出力液圧室4が形成されており、さ
らにセカンダリピストン3bとシリンダボディとの間に
は第2の出力液圧室5が形成されている。
する。図1は本発明の実施例に係る液圧倍力装置の断面
図である。図において、1はシリンダボディであり、こ
のシリンダボディ1内にはブースタピストン3aとセカ
ンダリピストン3bが直列に配列されている。ブースタ
ピストン3aとシリンダボディ1との間には後述する構
成からなるパワー液圧室12が配置されており、該パワ
ー液圧室12は流通弁Aを介して後述するリザーバ2に
接続されている。ブースタピストン3aは後述する第
1、第2ピストン103、103’から構成されてい
る。また、ブースタピストン3aとセカンダリピストン
3bの間には第1の出力液圧室4が形成されており、さ
らにセカンダリピストン3bとシリンダボディとの間に
は第2の出力液圧室5が形成されている。
【0011】前記第1の出力液圧室4はプライマリセン
ターバルブB1およびセカンダリピストン3b内に形成
した流路6を介してリザーバ2に連通されており、ま
た、第2の出力液圧室5は、同じ構成を有するセカンダ
リセンターバルブB2およびバルブシート内に形成した
流路6’を介してリザーバ2に連通されている。さら
に、本液圧倍力装置と液圧源としてのアキュムレータA
Cとの間には、前記第1、第2出力液圧室4、5内に発
生した液圧で間接的に開閉される液圧導入弁Cが配置さ
れ、この液圧導入弁Cの開閉でアキュムレータACに蓄
圧された液圧を前記パワー液圧室12に導入することが
できるようになっている。また、圧力スイッチSWによ
り液圧ポンプPを作動させ、アキュムレータACには常
時所定の液圧が蓄圧されている。
ターバルブB1およびセカンダリピストン3b内に形成
した流路6を介してリザーバ2に連通されており、ま
た、第2の出力液圧室5は、同じ構成を有するセカンダ
リセンターバルブB2およびバルブシート内に形成した
流路6’を介してリザーバ2に連通されている。さら
に、本液圧倍力装置と液圧源としてのアキュムレータA
Cとの間には、前記第1、第2出力液圧室4、5内に発
生した液圧で間接的に開閉される液圧導入弁Cが配置さ
れ、この液圧導入弁Cの開閉でアキュムレータACに蓄
圧された液圧を前記パワー液圧室12に導入することが
できるようになっている。また、圧力スイッチSWによ
り液圧ポンプPを作動させ、アキュムレータACには常
時所定の液圧が蓄圧されている。
【0012】以下、上記液圧倍力装置を構成するブース
タピストン3a・流通弁A・パワー液圧室12、プライ
マリセンターバルブB1、液圧導入弁Cの各要素の構成
を説明する。 〔ブースタピストン3a・流通弁A・パワー液圧室1
2〕図2において、ブースタピストン3aは第1ピスト
ン103とその外周に嵌合され、且つ、摺動自在に設け
られた第2ピストン103’とから構成されている。第
2ピストン103’の図中左端面にはシール104が設
けられている。このシール104には第1ピストン10
3に形成されたスリット105を介して第1の出力液圧
室4内の液圧が作用するようになっている。また、第2
ピストン103’は図中右方端面に形成した突起106
によって、第1ピストン103に係止されている。
タピストン3a・流通弁A・パワー液圧室12、プライ
マリセンターバルブB1、液圧導入弁Cの各要素の構成
を説明する。 〔ブースタピストン3a・流通弁A・パワー液圧室1
2〕図2において、ブースタピストン3aは第1ピスト
ン103とその外周に嵌合され、且つ、摺動自在に設け
られた第2ピストン103’とから構成されている。第
2ピストン103’の図中左端面にはシール104が設
けられている。このシール104には第1ピストン10
3に形成されたスリット105を介して第1の出力液圧
室4内の液圧が作用するようになっている。また、第2
ピストン103’は図中右方端面に形成した突起106
によって、第1ピストン103に係止されている。
【0013】一方、第1ピストン103の図中右端に
は、アクションピストン13が摺動自在に設けられてい
る。このアクションピストン13は同一円形断面にて形
成されているとともに、その内部には第一流路14a、
14bが形成されている。流路14bはパワー液圧室1
2に常時連通されており、流路14aは第1ピストン1
03とアクションピストン13との間に配置された弁体
(ここではボールバルブ)18、アクションピストン1
3に形成したスリット17および第1ピストン103に
形成した流路16、さらに第2ピストンに形成した流路
16aを介して第2ピストン103’とシリンダボディ
1とによって形成される液室15に連通している。前記
液室15はシリンダボディ1中に形成された通路を介し
て図1に示すようにリザーバ2に連通している。
は、アクションピストン13が摺動自在に設けられてい
る。このアクションピストン13は同一円形断面にて形
成されているとともに、その内部には第一流路14a、
14bが形成されている。流路14bはパワー液圧室1
2に常時連通されており、流路14aは第1ピストン1
03とアクションピストン13との間に配置された弁体
(ここではボールバルブ)18、アクションピストン1
3に形成したスリット17および第1ピストン103に
形成した流路16、さらに第2ピストンに形成した流路
16aを介して第2ピストン103’とシリンダボディ
1とによって形成される液室15に連通している。前記
液室15はシリンダボディ1中に形成された通路を介し
て図1に示すようにリザーバ2に連通している。
【0014】前記弁体18は前記アクションピストン1
3の径と略同一径で構成されており、このボールバルブ
18は常時は弁座13cと離れていて、前記流路14a
とスリット17を連通しており、アクションピストン1
3が図中左方に移動すると弁座13cと当接して前記流
路14aとスリット17との連通を断つ機能をもってい
る。アクションピストン13に形成された環状溝13a
内には第1ピストン103に設けられたセットピン13
bが嵌合している。セットピン13bと環状溝13aと
の間には隙間Lが形成されており、この隙間Lによって
アクションピストン13と第1ピストン103との相対
移動量を規制するようになっている。
3の径と略同一径で構成されており、このボールバルブ
18は常時は弁座13cと離れていて、前記流路14a
とスリット17を連通しており、アクションピストン1
3が図中左方に移動すると弁座13cと当接して前記流
路14aとスリット17との連通を断つ機能をもってい
る。アクションピストン13に形成された環状溝13a
内には第1ピストン103に設けられたセットピン13
bが嵌合している。セットピン13bと環状溝13aと
の間には隙間Lが形成されており、この隙間Lによって
アクションピストン13と第1ピストン103との相対
移動量を規制するようになっている。
【0015】前記アクションピストン13はプラグ20
に摺動自在に嵌合されており、前記プラグ20はシリン
ダボディ1にナット22によって取り付けられている。
パワー液圧室12はブースタピストン3aとプラグ20
との間に形成されており、このパワー液圧室12にはス
トッパプレート19が配置されている。一方、前記プラ
グ20には通路40が形成されてり、この通路40はシ
リンダボディ1中に形成した流路21を介して後述する
液圧導入弁Cに連通されている。
に摺動自在に嵌合されており、前記プラグ20はシリン
ダボディ1にナット22によって取り付けられている。
パワー液圧室12はブースタピストン3aとプラグ20
との間に形成されており、このパワー液圧室12にはス
トッパプレート19が配置されている。一方、前記プラ
グ20には通路40が形成されてり、この通路40はシ
リンダボディ1中に形成した流路21を介して後述する
液圧導入弁Cに連通されている。
【0016】パワー液圧室12内に配置されたストッパ
プレート19とプラグ20の間には前記通路40を開閉
する弁機構としてのジャンプアップバルブ41が配置さ
れている。このジャンプアップバルブ41は後述するス
プリング8(第1出力液圧室4、第2出力液圧室5に配
置されている)により図中右方に付勢されているブース
タピストン3aによってストッパプレート19を介して
プラグ20に押圧され、流路40を遮断するようになっ
ている。図中42はストッパで、ストッパプレート19
は該ストッパ42によって移動量が規制されるようにな
っている。
プレート19とプラグ20の間には前記通路40を開閉
する弁機構としてのジャンプアップバルブ41が配置さ
れている。このジャンプアップバルブ41は後述するス
プリング8(第1出力液圧室4、第2出力液圧室5に配
置されている)により図中右方に付勢されているブース
タピストン3aによってストッパプレート19を介して
プラグ20に押圧され、流路40を遮断するようになっ
ている。図中42はストッパで、ストッパプレート19
は該ストッパ42によって移動量が規制されるようにな
っている。
【0017】前記ジャンプアップバルブ41は、ブレー
キ非作動時に、後述する液圧導入弁Cにて決定される液
圧が所定圧以上になるとこの液圧が流路21→通路40
を介してジャンプアップバルブ41を押し開き、パワー
液圧室12にブレーキ液を流入させ、パワー液圧室12
に所定の液圧を保持する機能を奏する。このため、パワ
ー液圧室12には常に所定の液圧が蓄圧されることにな
る。また、前記ジャンプアップバルブ41は、ブレーキ
作動時、流路21、通路40を介して作用するアキュム
レータからの高圧のブレーキ液により通路40を開き、
アキュムレータからの液圧をパワー液圧室12に導入す
る。
キ非作動時に、後述する液圧導入弁Cにて決定される液
圧が所定圧以上になるとこの液圧が流路21→通路40
を介してジャンプアップバルブ41を押し開き、パワー
液圧室12にブレーキ液を流入させ、パワー液圧室12
に所定の液圧を保持する機能を奏する。このため、パワ
ー液圧室12には常に所定の液圧が蓄圧されることにな
る。また、前記ジャンプアップバルブ41は、ブレーキ
作動時、流路21、通路40を介して作用するアキュム
レータからの高圧のブレーキ液により通路40を開き、
アキュムレータからの液圧をパワー液圧室12に導入す
る。
【0018】前記構成のパワー液圧室12では、前述し
た如くパワー液圧室内の液圧は予めある程度まで高くな
っているため、ブレーキ作動時には、直ちにアキュムレ
ータからの液圧がブースタピストン3aに作用するた
め、従来装置のような液圧上昇までのタイムラグがなく
なり応答性のよいブースタ機能を発揮することができ、
ブレーキフィーリングを良くすることができる。なお、
この時、パワー液圧室12の液圧はアクションピストン
13と弁体18とが当接する部分でアクションピストン
13にも作用し、これによってブースタピストン3aの
作動力に比例した反力がプッシュロッドに作用し、操作
者が液圧倍力装置の出力の増大を関知し得るようにされ
ている。
た如くパワー液圧室内の液圧は予めある程度まで高くな
っているため、ブレーキ作動時には、直ちにアキュムレ
ータからの液圧がブースタピストン3aに作用するた
め、従来装置のような液圧上昇までのタイムラグがなく
なり応答性のよいブースタ機能を発揮することができ、
ブレーキフィーリングを良くすることができる。なお、
この時、パワー液圧室12の液圧はアクションピストン
13と弁体18とが当接する部分でアクションピストン
13にも作用し、これによってブースタピストン3aの
作動力に比例した反力がプッシュロッドに作用し、操作
者が液圧倍力装置の出力の増大を関知し得るようにされ
ている。
【0019】〔プライマリセンターバルブB1〕プライ
マリセンターバルブB1は第1出力液圧室4とリザーバ
2との連通を制御するための弁であり、セカンダリバル
ブB2もこの弁と同じ構造となっている。ここでは、図
1、図3を参照してプライマリセンターバルブB1の構
成を説明する。プライマリセンターバルブB1はセカン
ダリピストン3b内に形成された流路6と前記出力液圧
室4との連通を開閉するための機能を有しており、弁部
材7と、該弁部材7を常時は開放状態に維持するスプリ
ング8と、ブレーキぺダルの踏み込みによって前記スプ
リング8が圧縮状態になった時に前記弁部材7を移動さ
せ流路6を遮断するスプリング9とより構成されてい
る。弁部材7は座金10、11に対して摺動自在に設け
られている。
マリセンターバルブB1は第1出力液圧室4とリザーバ
2との連通を制御するための弁であり、セカンダリバル
ブB2もこの弁と同じ構造となっている。ここでは、図
1、図3を参照してプライマリセンターバルブB1の構
成を説明する。プライマリセンターバルブB1はセカン
ダリピストン3b内に形成された流路6と前記出力液圧
室4との連通を開閉するための機能を有しており、弁部
材7と、該弁部材7を常時は開放状態に維持するスプリ
ング8と、ブレーキぺダルの踏み込みによって前記スプ
リング8が圧縮状態になった時に前記弁部材7を移動さ
せ流路6を遮断するスプリング9とより構成されてい
る。弁部材7は座金10、11に対して摺動自在に設け
られている。
【0020】このプライマリセンターバルブB1は、ブ
レーキぺダルが踏み込まれるとアクションピストン13
を介して図3中左方に移動するブースタピストン3aに
よってスプリング8が圧縮され、これによってスプリン
グ9が弁部材7を左方に移動し流路6を閉じてリザーバ
2との連通を断つようになっている。この結果、第1の
出力液圧室4に液圧が発生し、この液圧はホイールシリ
ンダに供給されると共にセカンダリピストン3bを図1
中左方に移動する。セカンダリピストン3bの移動によ
って第2出力液圧室5中のセカンダリセンターバルブB
2が上記と同様に流路6’を閉じ、リザーバ2と第2の
出力液圧室5の連通を断つ。この結果、第2の出力液圧
室でも液圧が発生し、この液圧がホイールシリンダに供
給されることになる。
レーキぺダルが踏み込まれるとアクションピストン13
を介して図3中左方に移動するブースタピストン3aに
よってスプリング8が圧縮され、これによってスプリン
グ9が弁部材7を左方に移動し流路6を閉じてリザーバ
2との連通を断つようになっている。この結果、第1の
出力液圧室4に液圧が発生し、この液圧はホイールシリ
ンダに供給されると共にセカンダリピストン3bを図1
中左方に移動する。セカンダリピストン3bの移動によ
って第2出力液圧室5中のセカンダリセンターバルブB
2が上記と同様に流路6’を閉じ、リザーバ2と第2の
出力液圧室5の連通を断つ。この結果、第2の出力液圧
室でも液圧が発生し、この液圧がホイールシリンダに供
給されることになる。
【0021】〔液圧導入弁C〕液圧導入弁はアキュムレ
ータACに蓄圧された液圧を前記パワー液圧室12に導
入するためのバルブ手段を構成している。この液圧導入
弁Cは液圧倍力装置とアキュムレータとの間に配置され
ている。
ータACに蓄圧された液圧を前記パワー液圧室12に導
入するためのバルブ手段を構成している。この液圧導入
弁Cは液圧倍力装置とアキュムレータとの間に配置され
ている。
【0022】図4において、前記シリンダボディ1には
コントロールボディ24が取り付けられており、このコ
ントロールボディ24内には前記第1、第2の出力液圧
室4、5およびホイールシリンダに連通する長孔28が
形成されており、前記長孔28はコントロールボディ2
4に形成されたポート27’を介してアキュムレータA
Cと連通する流路27に、また、通路56を介して前記
パワー液圧室12に連通する流路21に接続されてい
る。
コントロールボディ24が取り付けられており、このコ
ントロールボディ24内には前記第1、第2の出力液圧
室4、5およびホイールシリンダに連通する長孔28が
形成されており、前記長孔28はコントロールボディ2
4に形成されたポート27’を介してアキュムレータA
Cと連通する流路27に、また、通路56を介して前記
パワー液圧室12に連通する流路21に接続されてい
る。
【0023】長孔28内にはセカンダリバランスピスト
ン25とプライマリバランスピストン26とが設けら
れ、セカンダリバランスピストン25は長孔28内で前
記第1、第2の出力液圧室4、5の連通を断っており、
長孔28内に形成した段部28aによって図中左方への
移動が規制されている。さらに前記第1出力液圧室4は
セカンダリバランスピストン25とプライマリバランス
ピストン26との間に形成した流路を介してホイールシ
リンダと連通されている。そして、前記セカンダリバラ
ンスピストン25およびプライマリバランスピストン2
6は第1、第2出力液圧室4、5に発生した液圧によっ
て図中右方へ移動できるようになっている。
ン25とプライマリバランスピストン26とが設けら
れ、セカンダリバランスピストン25は長孔28内で前
記第1、第2の出力液圧室4、5の連通を断っており、
長孔28内に形成した段部28aによって図中左方への
移動が規制されている。さらに前記第1出力液圧室4は
セカンダリバランスピストン25とプライマリバランス
ピストン26との間に形成した流路を介してホイールシ
リンダと連通されている。そして、前記セカンダリバラ
ンスピストン25およびプライマリバランスピストン2
6は第1、第2出力液圧室4、5に発生した液圧によっ
て図中右方へ移動できるようになっている。
【0024】図において、コントロールボディ24には
スクリュウ34によってスリーブ31が取り付けられて
いる。スリーブ31内には小径の孔Sと大径の孔S’と
が連続して形成されており、スリーブ31の大径の孔
S’内にはジャンプアップピストン51が摺動可能に配
置されている。ジャンプアップピストン51とプライマ
リバランスピストン26との間にはジャンプアップスプ
リング54が設けられている。また小径の孔S内にはス
プールバルブ33が配置されており、スプールバルブ3
3とスリーブ31との間にはコントロールスプリング3
5が設けられている。前記コントロールスプリング35
およびジャンプアップスプリング54の付勢力によりス
プールバルブ33とジャンプアップピストン51は当接
されている。前記ジャンプアップスプリング54とコン
トロールスプリング52との付勢力のバランスにより、
ジャンプアップピストン51は常時は図に示すような位
置をとり、ジャンプアップピストン51とスリーブ31
との間は絞り53を形成している。前記絞り53は流路
21に連通している。
スクリュウ34によってスリーブ31が取り付けられて
いる。スリーブ31内には小径の孔Sと大径の孔S’と
が連続して形成されており、スリーブ31の大径の孔
S’内にはジャンプアップピストン51が摺動可能に配
置されている。ジャンプアップピストン51とプライマ
リバランスピストン26との間にはジャンプアップスプ
リング54が設けられている。また小径の孔S内にはス
プールバルブ33が配置されており、スプールバルブ3
3とスリーブ31との間にはコントロールスプリング3
5が設けられている。前記コントロールスプリング35
およびジャンプアップスプリング54の付勢力によりス
プールバルブ33とジャンプアップピストン51は当接
されている。前記ジャンプアップスプリング54とコン
トロールスプリング52との付勢力のバランスにより、
ジャンプアップピストン51は常時は図に示すような位
置をとり、ジャンプアップピストン51とスリーブ31
との間は絞り53を形成している。前記絞り53は流路
21に連通している。
【0025】スリーブ31にはポート27’に連通する
流路55が形成されており、前記流路55に連通してス
リーブ31の内周面には環状溝55aが形成されてい
る。一方スプールバルブ33には流路30が形成されて
おり、この流路30は通路を介してスプールバルブ33
の外周に形成した環状溝29に、また、ジャンプアップ
ピストン51とスリーブ31とによって形成した絞り5
3に連通している。前記環状溝55aと環状溝29とに
よって液圧導入弁機構を構成しており、常時は、図に示
すように環状溝55aと環状溝29とは図に示すように
連通されている。
流路55が形成されており、前記流路55に連通してス
リーブ31の内周面には環状溝55aが形成されてい
る。一方スプールバルブ33には流路30が形成されて
おり、この流路30は通路を介してスプールバルブ33
の外周に形成した環状溝29に、また、ジャンプアップ
ピストン51とスリーブ31とによって形成した絞り5
3に連通している。前記環状溝55aと環状溝29とに
よって液圧導入弁機構を構成しており、常時は、図に示
すように環状溝55aと環状溝29とは図に示すように
連通されている。
【0026】液圧導入弁Cが図7に示す状態の時(初期
設定圧時)にはアキュムレータACからの液圧が流路2
7→ポート27’→流路55→環状溝55a→環状溝2
9→流路30を介して前記ジャンプアップピストン51
に作用し、この時の液圧でジャンプアップピストン51
はジャンプアップスプリング54の付勢力に抗して図中
左方に移動し、この結果、スプールバルブ33もコント
ロールスプリング35の付勢力で図中左方に追従し、初
期設定圧が確保される。そして、この時の初期設定圧が
パワー液圧室12のジャンプアップバルブ41に作用
し、この結果パワー液圧室12には常に所定の液圧が蓄
圧されることになる。この結果パワー液圧室12は常に
所定のブレーキ液圧が作用しており、これによってブレ
ーキ作動時の作動遅れ(倍力比の低下)を防止してい
る。
設定圧時)にはアキュムレータACからの液圧が流路2
7→ポート27’→流路55→環状溝55a→環状溝2
9→流路30を介して前記ジャンプアップピストン51
に作用し、この時の液圧でジャンプアップピストン51
はジャンプアップスプリング54の付勢力に抗して図中
左方に移動し、この結果、スプールバルブ33もコント
ロールスプリング35の付勢力で図中左方に追従し、初
期設定圧が確保される。そして、この時の初期設定圧が
パワー液圧室12のジャンプアップバルブ41に作用
し、この結果パワー液圧室12には常に所定の液圧が蓄
圧されることになる。この結果パワー液圧室12は常に
所定のブレーキ液圧が作用しており、これによってブレ
ーキ作動時の作動遅れ(倍力比の低下)を防止してい
る。
【0027】本実施例は以上のように構成されており、
以下のように作動する。 〔通常ブレーキ時〕初期設定圧が設定されている状態で
ブレーキぺダルが踏まれ、プッシュロッドを介してアク
ションピストン13が移動すると、弁体18がアクショ
ンピストン13に形成された弁座13cと当接し前記第
一流路14aとスリット17との連通を断つ(即ち、リ
ザーバとパワー液圧室12との連通を断つ)。これと同
時にブースタピストン3aの左方への移動によりジャン
プアップバルブ41が通路40から離れ所定の液圧がパ
ワー液圧室12内に流入し、パワー液圧室12内の液圧
によりブースタピストン3aを構成する第1ピストン1
03および第2ピストン103’を同時に左方に押圧す
る。両ピストンの左方への移動により、スプリング8が
圧縮され、図3に示すスプリング9の付勢力により弁部
材7が左方に移動し流路6を閉じる。すると第1の出力
液圧室4に液圧が発生し、この液圧はホイールシリンダ
に供給されると共にセカンダリピストン3bを図1中左
方に移動する。これによって第2の出力液圧室5もセカ
ンダリセンターバルブB2によって流路6’と遮断さ
れ、第2の出力液圧室5で液圧が発生し、この液圧がホ
イールシリンダに供給されることになる。
以下のように作動する。 〔通常ブレーキ時〕初期設定圧が設定されている状態で
ブレーキぺダルが踏まれ、プッシュロッドを介してアク
ションピストン13が移動すると、弁体18がアクショ
ンピストン13に形成された弁座13cと当接し前記第
一流路14aとスリット17との連通を断つ(即ち、リ
ザーバとパワー液圧室12との連通を断つ)。これと同
時にブースタピストン3aの左方への移動によりジャン
プアップバルブ41が通路40から離れ所定の液圧がパ
ワー液圧室12内に流入し、パワー液圧室12内の液圧
によりブースタピストン3aを構成する第1ピストン1
03および第2ピストン103’を同時に左方に押圧す
る。両ピストンの左方への移動により、スプリング8が
圧縮され、図3に示すスプリング9の付勢力により弁部
材7が左方に移動し流路6を閉じる。すると第1の出力
液圧室4に液圧が発生し、この液圧はホイールシリンダ
に供給されると共にセカンダリピストン3bを図1中左
方に移動する。これによって第2の出力液圧室5もセカ
ンダリセンターバルブB2によって流路6’と遮断さ
れ、第2の出力液圧室5で液圧が発生し、この液圧がホ
イールシリンダに供給されることになる。
【0028】さらに、ブレーキぺダルが踏み込まれ、こ
の結果第1、第2出力液圧室4、5の液圧が設定液圧以
上になると液圧導入弁C中のプライマリバランスピスト
ン26が図中右方に移動し、ジャンプアップピストン5
1に当接する。この液圧以降の液圧上昇に対してはプラ
イマリバランスピストン26とジャンプアップピストン
51とが一体となって作動し、マスタシリンダの液圧に
比例した液圧がパワー液圧室に供給され、倍力機能を発
揮する。上記のように、液圧導入弁Cでは一つのスプー
ルバルブ33によって、初期設定液圧とマスタシリンダ
の液圧に比例した供給液圧を確保できるため液圧導入弁
の構成を簡略ができる。さらに、液圧供給弁として一つ
のスプールバルブ33を使用するだけであるから、摺動
抵抗を軽減することができ、円滑な作動を実現できる。
の結果第1、第2出力液圧室4、5の液圧が設定液圧以
上になると液圧導入弁C中のプライマリバランスピスト
ン26が図中右方に移動し、ジャンプアップピストン5
1に当接する。この液圧以降の液圧上昇に対してはプラ
イマリバランスピストン26とジャンプアップピストン
51とが一体となって作動し、マスタシリンダの液圧に
比例した液圧がパワー液圧室に供給され、倍力機能を発
揮する。上記のように、液圧導入弁Cでは一つのスプー
ルバルブ33によって、初期設定液圧とマスタシリンダ
の液圧に比例した供給液圧を確保できるため液圧導入弁
の構成を簡略ができる。さらに、液圧供給弁として一つ
のスプールバルブ33を使用するだけであるから、摺動
抵抗を軽減することができ、円滑な作動を実現できる。
【0029】また、倍力時、パワー液圧室12の液圧は
アクションピストン13と弁体18とが当接する部分で
アクションピストン13に作用し、これによってブース
タピストン3aの作動力に比例した反力がプッシュロッ
ドに作用し、操作者が液圧倍力装置の出力の増大を関知
し得るようにされている。さらに、前記構成のパワー液
圧室12では、ブレーキ作動時には、前述した如くパワ
ー液圧室内の液圧はある程度まで高くなっているため、
アキュムレータからの液圧が作用してブースタピストン
が作動するまでには従来装置のようなタイムラグがなく
なり応答性のよいブースタ機能を発揮することができ、
ブレーキフィーリングを良くすることができる。
アクションピストン13と弁体18とが当接する部分で
アクションピストン13に作用し、これによってブース
タピストン3aの作動力に比例した反力がプッシュロッ
ドに作用し、操作者が液圧倍力装置の出力の増大を関知
し得るようにされている。さらに、前記構成のパワー液
圧室12では、ブレーキ作動時には、前述した如くパワ
ー液圧室内の液圧はある程度まで高くなっているため、
アキュムレータからの液圧が作用してブースタピストン
が作動するまでには従来装置のようなタイムラグがなく
なり応答性のよいブースタ機能を発揮することができ、
ブレーキフィーリングを良くすることができる。
【0030】〔倍力液圧源失陥時〕ブレーキ作動中に、
なんらかの原因により液圧源が失陥した場合には、アキ
ュムレータACからの液圧がパワー液圧室12に作用し
なくなりブレーキぺダルの踏み込みのみによってブレー
キ液圧を発生させる必要がある。液圧源失陥時にブレー
キぺダルが踏まれると、弁体18がアクションピストン
13に形成された弁座13cと当接しつつブースタピス
トン3aの第1ピストン103のみを左方へ移動する。
第1ピストン103の左方への移動により、スプリング
8が圧縮され、弁部材7が流路6を閉じ、第1の出力液
圧室4に液圧が発生する。この液圧はホイールシリンダ
に供給されると共に第2のブースタピストン3bを図1
中左方に移動する。これによって第2の出力液圧室5も
セカンダリセンターバルブB2によって流路6’と遮断
され、第2の出力液圧室5で液圧が発生し、この液圧が
ホイールシリンダに供給されることになる。
なんらかの原因により液圧源が失陥した場合には、アキ
ュムレータACからの液圧がパワー液圧室12に作用し
なくなりブレーキぺダルの踏み込みのみによってブレー
キ液圧を発生させる必要がある。液圧源失陥時にブレー
キぺダルが踏まれると、弁体18がアクションピストン
13に形成された弁座13cと当接しつつブースタピス
トン3aの第1ピストン103のみを左方へ移動する。
第1ピストン103の左方への移動により、スプリング
8が圧縮され、弁部材7が流路6を閉じ、第1の出力液
圧室4に液圧が発生する。この液圧はホイールシリンダ
に供給されると共に第2のブースタピストン3bを図1
中左方に移動する。これによって第2の出力液圧室5も
セカンダリセンターバルブB2によって流路6’と遮断
され、第2の出力液圧室5で液圧が発生し、この液圧が
ホイールシリンダに供給されることになる。
【0031】以上の作用中、第1ピストン103の移動
により、第1の出力液圧室4内に発生した液圧は第1ピ
ストン103に形成したスリット105を介してシール
104に作用する。この結果、第2ピストン103’は
第1ピストン103の移動によっても移動することはな
く、第1ピストン103のみの移動によって第1の出力
液圧室4内に液圧が発生する。即ち、第1の出力液圧室
104内に液圧を発生させるのは第1ピストン103の
みであり、受圧面積が小さくできるため、これにより、
液圧失陥時に発生するブレーキぺダルの踏み込み力の急
激な増加を押さえることができる。なお、液圧源には失
陥がなく、第1、第2いづれかの出力液圧室系に失陥が
生じた場合には、セカンダリバランスピストン25、プ
ライマリバランスピストン26のいづれかを介してスプ
ールバルブ33を作動することができる。
により、第1の出力液圧室4内に発生した液圧は第1ピ
ストン103に形成したスリット105を介してシール
104に作用する。この結果、第2ピストン103’は
第1ピストン103の移動によっても移動することはな
く、第1ピストン103のみの移動によって第1の出力
液圧室4内に液圧が発生する。即ち、第1の出力液圧室
104内に液圧を発生させるのは第1ピストン103の
みであり、受圧面積が小さくできるため、これにより、
液圧失陥時に発生するブレーキぺダルの踏み込み力の急
激な増加を押さえることができる。なお、液圧源には失
陥がなく、第1、第2いづれかの出力液圧室系に失陥が
生じた場合には、セカンダリバランスピストン25、プ
ライマリバランスピストン26のいづれかを介してスプ
ールバルブ33を作動することができる。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に述べた如く本発明によれば、
液圧倍力装置の液圧導入弁の開閉を、操作部材の作動と
は切り離し、液圧倍力装置内に発生した液圧で間接的に
開閉するようにしたため、装置全体を従来の液圧倍力装
置よりも小型化することができ、さらに装置の重量軽
減、低コスト化を図ることができる。また、液圧導入弁
内の液圧供給弁を一つのスプールバルブ33で構成した
ため、摺動抵抗を軽減することができ、円滑な作動を実
現できる。さらに、ジャンプアップバルブ41の作用で
パワー液圧室12の液圧を通常時からある程度まで高く
しておくことができるため、アキュムレータからの液圧
が作用してブースタピストンが作動するまでのタイムラ
グがなくなり応答性のよいブースタ機能を発揮すること
ができ、ブレーキフィーリングを良くすることができ
る。等々の優れた効果を奏することができる。
液圧倍力装置の液圧導入弁の開閉を、操作部材の作動と
は切り離し、液圧倍力装置内に発生した液圧で間接的に
開閉するようにしたため、装置全体を従来の液圧倍力装
置よりも小型化することができ、さらに装置の重量軽
減、低コスト化を図ることができる。また、液圧導入弁
内の液圧供給弁を一つのスプールバルブ33で構成した
ため、摺動抵抗を軽減することができ、円滑な作動を実
現できる。さらに、ジャンプアップバルブ41の作用で
パワー液圧室12の液圧を通常時からある程度まで高く
しておくことができるため、アキュムレータからの液圧
が作用してブースタピストンが作動するまでのタイムラ
グがなくなり応答性のよいブースタ機能を発揮すること
ができ、ブレーキフィーリングを良くすることができ
る。等々の優れた効果を奏することができる。
【図1】本発明に係る液圧倍力装置の側断面図である。
【図2】図1中の流通弁およびパワー液圧室の拡大図で
ある。
ある。
【図3】図1中のプライマリセンターバルブの拡大図で
ある。
ある。
【図4】図1中の液圧導入弁の拡大図である。
1 シリンダボディ 2 リザーバ 3a ブースタピストン 3b セカンダリピストン 4 第1出力液圧室 5 第2出力液圧室 6、6’ 流路 7 弁部材 8、9 スプリング 10、11 座金 12 パワー液圧室 13 アクションピストン 15 液室 18 弁体(ボールバルブ) 24 コントロールボディ 25 セカンダリバランスピストン 26 プライマリバランスピストン 31 スリーブ 33 スプールバルブ 35 コントロールスプリング 41 ジャンプアップバルブ 51 ジャンプアップピストン 54 ジャンプアップスプリング 103 第1ピストン 103’ 第2ピストン AC 液圧源(アキュムレータ) P ポンプ A 流通弁 B プライマリセンターバルブ C 液圧導入弁
Claims (2)
- 【請求項1】 液圧倍力装置において、同装置は、シリ
ンダボディ1と、同シリンダボディ内に配置されシリン
ダボディ内をホイールシリンダにつなげる出力液圧室4
と、パワー液圧室12内の液圧を受けるブースタピスト
ン3aと、前記ブースタピストン3aとアクションピス
トン13との相対移動によって制御され前記パワー液圧
室12とリザーバ2との連通を開閉する流通弁Aと、出
力液圧室に発生した液圧により作動され液圧源と前記パ
ワー液圧室とを連通する液圧導入弁Cとを備え、 前記液圧導入弁Cは、スリーブ31と、該スリーブ31
内に摺動自在に配置された一つのスプールバルブ33
と、前記出力液圧室に発生した液圧によって作動するプ
ライマリバランスピストン26と、前記スプールバルブ
33と前記プライマリバランスピストン26との間に配
置されたジャンプアップピストン51と、前記スプール
バルブ33をジャンプアップピストン51に向けて付勢
するコントロールスプリング35と、プライマリバラン
スピストン26とジャンプアップピストン51の間に配
置され前記ジャンプアップピストン51を前記スプール
バルブ33をに向けて付勢するジャンプアップスプリン
グ54とを備え、該液圧導入弁は前記プライマリバラン
スピストンに作用する液圧によって前記スプールバルブ
33を制御し液圧源ACとパワー液圧室12とを連通す
べく構成されていることを特徴とする液圧倍力装置。 - 【請求項2】 前記プライマリバランスピストン26
は、2系統に分離されたブレーキシステム配管系の一方
の系統の液圧を受け、プライマリバランスピストン26
と同軸的に、一端が他方の系統の液圧を受け、他端がプ
ライマリバランスピストン26に当接するセカンダリバ
ランスピストン25を備えたことを特徴とする請求項1
に記載の液圧倍力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5260507A JPH07112662A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 液圧倍力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5260507A JPH07112662A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 液圧倍力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07112662A true JPH07112662A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17348926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5260507A Withdrawn JPH07112662A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 液圧倍力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07112662A (ja) |
-
1993
- 1993-10-19 JP JP5260507A patent/JPH07112662A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001226 |