JPH082051Y2 - キャビンの着脱構造 - Google Patents

キャビンの着脱構造

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JPH082051Y2
JPH082051Y2 JP7151889U JP7151889U JPH082051Y2 JP H082051 Y2 JPH082051 Y2 JP H082051Y2 JP 7151889 U JP7151889 U JP 7151889U JP 7151889 U JP7151889 U JP 7151889U JP H082051 Y2 JPH082051 Y2 JP H082051Y2
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engaging
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JP7151889U
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三木  博幸
裕雄 中田
幹夫 石田
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はキャビンの着脱構造に関し、詳しくは、トラ
クタ等の車体に対し、キャビン全体を着脱するための構
造に関するものである。
〔従来の技術〕
トラクタを例に挙げると、車体に対してキャビン全体
を着脱するための構造を有するものとして、実開昭61-1
08667号公報に示されるものが存在し、この引例では、
キャビンの前部左右と後部左右とに、下方に向けて突出
する係合片が形成されると共に、車体の側に、これらの
係合片を挿入状態で固定する嵌合連結部が構成して着脱
のための構造が構成され、この構造では、キャビンの着
脱を行う際にはキャビン全体を上下方向に移動させるこ
とになる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、前記引例のように着脱に際し、キャビン全体
を上下に移動させる構造のものでは、キャビンを車体に
装着する際に、車体に対するキャビンの位置を正確に設
定した状態で、即ち、前記引例を例に挙げると、車体側
の複数の連結部の上方位置に対し、キャビン側の全ての
係合片を位置させるよう夫々の相対位置関係を設定した
状態で、キャビンの姿勢を崩さないようキャビンを下降
させることによって、キャビンの装着が可能となるた
め、装着を行う際には、作業者に重労働を強いることに
繋り、しかも、装着後には全ての連結部位において、キ
ャビンの上方への外れ止めを行う必要を生ずる。
又、このように装着状態において全ての連結部位にお
いて、外れ止めを行う構造では、キャビンの取外し時に
は、この外れ止め状態の解除を、全ての連結部位で行う
必要を生じ手間が掛るものとなる。
そこで、車体側、あるいは、キャビン側のいずれかに
フックを、他方に係合ロッドを夫々設けることで、キャ
ビンの着脱を行う際には、キャビンと車体とを接触させ
た状態で水平方向にキャビンを移動させ、フックと係合
ロッドとの係合、あるいは、係合の解除を行うよう構成
して、着脱時の労力の低減を図ることも考えられるが、
この着脱構造では装着状態のキャビンに対して水平方向
から強い力が作用した場合には、キャビンと車体との連
結が外れてしまうことも考えられることから改善の余地
がある。
本考案の目的は、着脱に際して作業者に対して重労働
を強いることが無く、しかも、装着に際して、あまり手
間を掛けること無く強固に連結を行い得るキャビンの着
脱構造を合理的に構成する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の特徴は、装着姿勢においてキャビン後部に設
けられた係合片と係合してキャビン後部の車体に対する
上方への移動を阻止すると共に、キャビン前部の持ち上
げによる取外し姿勢への設定により、前記係合片との係
合を解除してキャビン後部の車体に対する上方への移動
を許す係合部材を車体に設け、キャビンを装着姿勢に設
定した状態で、上下方向から嵌合する位置規制機構を、
係合片、係合部材夫々と連なる部材の間に設けてある点
にあり、その作用、及び、効果は次の通りである。
〔作用〕
上記特徴を例えば第5図乃至第9図に示すように構成
すると、キャビン(C)を車体に装着する際には、その
前部を持ち上げた姿勢でキャビン(C)の後部を、後部
係合機構(A)によって車体に係合させ、次に、キャビ
ン(C)の前部を下方に移動させることで、後部係合機
構(A)がキャビン後部の上方への移動を阻止する状態
に達すると共に、キャビン前部が前部連結機構(B)に
よる連結を行い得る位置に達し、この前部連結機構
(B)によってキャビン前部の持ち上りを阻止すること
で、連結が完了する。
又、このようにキャビン(C)の前部を下方に移動さ
せた際にはロックピン(25)とロックリング(24)とで
成る位置規制機構(D)が自然に嵌合状態に達すること
から、これらロックピン(25)、ロックリング(24)夫
々に連なる係合片(15)と係合部材(14)との水平方向
の移動が阻止される。
又、キャビン(C)の取外しを行う場合には、前述と
逆の操作を行うことになる。
つまり、この構造ではキャビンの前部、後部のうち前
部の連結操作、あるいは、連結の解除操作だけで、キャ
ビンの着脱を行えると共に、キャビン(C)を車体に装
着する際、あるいは、取外す際には、キャビン後部を車
体の側に支持できるので、作業者はキャビン全体を持ち
上げるに要する労力と比較して、軽い労力でキャビン
(C)の着脱操作を行え、しかも、キャビン(C)を車
体に装着する際には、後部係合機構(A)と前部連結機
構(B)とを同時に係合状態、及び、連結状態に設定す
る必要が無く、又、キャビン(C)を装着した際にはキ
ャビン(C)に対して水平方向に外力が作用した場合で
も、位置規制機構(D)がキャビン(C)と車体との位
置変位を阻止するのである。
〔考案の効果〕
従って、着脱に際しては、作業者に対して重労働を強
いることが無く、しかも、着脱に際して、ほとんど手間
を掛けること無く、強固に連結を行い得るキャビンの着
脱構造が合理的に構成されたのである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、前後車輪(1),(2)を備え
た車体の前部にエンジン、ラジエータ(図示せず)等を
内装するボンネット(3)を設けると共に、左右のリヤ
フェンダー(4),(4)の間に運転座席(5)を配置
し、又、運転座席(5)の前方位置にメータパネル
(6)、ステアリングハンドル(7)を設け、更に、キ
ャビン(C)を備えて農用トラクタを構成する。
第1図及び第2図に示すように、前記キャビン(C)
は、その前部がボンネット(3)の後部を跨ぐ位置か
ら、左右のリヤフェンダー(4)の後部位置に亘る内部
空間を有し、このキャビン(C)は前面部から天井部に
亘って配置される左右一対のパイプ材(8),(8)
と、このパイプ材(8),(8)の後部に連設される天
井壁材(9)、左右の側壁材(10),(10)、後壁材
(11)と、開閉自在な左右の扉(12),(12)とで基本
部分が構成され、このキャビン(C)は、以下に説明す
る構造を介して車体に対して着脱可能に取付けられてい
る。
つまり、第3図及び第4図に示すようにキャビン
(C)の後部とリヤフェンダー(4)との間には、装着
姿勢においてキャビン後部の上方への移動を阻止すると
共に、キャビン前部の持ち上げによる取外し姿勢への設
定によりキャビン後部の車体に対する係合の解除を許す
後部係合機構(A)が設けられ、又、キャビン(C)の
前部と車体のステップ(13)の前部との間には、装着姿
勢においてキャビン前部の上方への持ち上りを阻止する
状態と、持ち上りを許す状態とに切換可能な前部連結機
構(B)が設けられている。
第5図乃至第7図に示すように、前記後部係合機構
(A)は、左右のリヤフェンダー(4)の上面位置に設
けられた横向き姿勢の係合ピン(14)と、キャビン
(C)の左右構図の下面位置に設けられ、かつ、係合用
の凹状部(15a)を有する係合ブラケット(15)(係合
片の一例)とで主要部が構成され、係合ピン(14)(係
合部材の一例)は、ゴム部材(16)を介して円筒状のホ
ルダー(17)に支持され、このホルダー(17)は支持部
材(18)、嵌合材(19)を介して車体側のブラケット
(20)に支持され、更に、このブラケット(20)は後車
軸ケース(21)から上方に延設した支柱材(22)に連結
されている。
又、係合ブラケット(15)は、ボルト(23),(23)
を介し、キャビン(C)対して前後方向に位置調節自在
に連結してあり、この係合ブラケット(15)の連結片
(15b)の前部位置には、キャビン(C)を装着姿勢に
設定することにより、前記支持部材(18)のロックリン
グ(24)に嵌入してキャビン(C)の水平方向への移動
を阻止するロックピン(25)が設けられている。
尚、ロックリング(24)とロックピン(25)とを併せ
て位置規制機構(D)と称する。
第8図及び第9図に示すように、前記前部連結機構
(B)は、左右のステップ(13)の前部縦壁部(13a)
の上面位置で上方に向けて突設した係合ロッド(26)
と、キャビン(C)の左右前部位置に設けられ、係合ロ
ッド(26)の小径部(26a)に係合する連結材(27)と
で主要部が構成され、係合ロッド(26)は、前記前部縦
壁部(13a)の上面の部材を弾性材(28),(28)で挾
み込むようナット(29)の締付けによってステップ(1
3)に取付けられ、また、連結材(27)は、キャビン
(C)のパイプ材(8)の下部位置に対し横向き姿勢で
連結されるフレーム材(30)に内装されると共に、その
係合側の端部を前記係合ロッド(26)が挿入される筒部
材(31)のスリットに側方から嵌め込み、かつ、その非
係合側の端部にバネ(32)を設けて成り、連結を行う際
には、キャビン(C)の前部を下方に向けて押圧するこ
とで、係合ロッド(26)の先端テーパ面(26b)が連結
部材(27)を非係合方向に偏位させた後、前記バネ(3
2)の付勢力で自動的に連結が行われ、逆に連結を解除
する際には連結部材(27)に形成された操作部(27a)
を介して人為的に連結部材(27)を非係合方向に操作す
ることになる。
尚、このキャビン(C)では、前記左右一対のパイプ
材(8),(8)に挾まれる状態にフロントガラス(3
3)が設けられ、このフロントガラス(33)の上部と前
記天井壁材(9)との間に上方へ解放操作可能な上部壁
(34)が設けられ、左右の側壁材(10),(10)にはサ
イドガラス(35),(35)が設けられ、左右の扉(1
2),(12)にはウインドガラス(36)‥が設けられ、
更に、後壁材(11)にはヒンジ(37)を介して吊下げ状
態にリヤガラス(38)が設けられている。
又、第2図及び第8図に示すように前記パイプ材
(8),(8)の下端からキャビン(C)の後部に亘っ
て設けられたフレーム材(39),(39)の下面には、一
定間隔で配置されたホルダ(40)‥に嵌込む状態で、弾
性材で成るウエザーストリップ(41),(41)が設けら
れている。
〔別実施例〕
本考案は上記実施例以外に、例えば、前部連結機構の
係合ロッドと連結材との位置関係を上下逆に設定する、
あるいは、この連結機構をボルトとナットとの螺合によ
り連結を行うよう構成する等、様々に実施でき、後部係
合機構も同様に様々に実施でる。
又、位置規制機構も車体の側にロックロッドをキャビ
ンの側にロックリングを設けて構成する、あるいは、互
いに咬合する鋸歯状部材を車体、キャビン夫々の側に設
けて構成する等、様々に実施できる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るキャビンの着脱構造の実施例を示
し、第1図はキャビンを装着した状態のトラクタの全体
側面図、第2図はキャビンの分解斜視図、第3図は後部
係合機構の配置を表す背面図、第4図は前部連結機構の
配置を表す正面図、第5図は非係合状態における後部係
合機構の縦断側面図、第6図は係合状態における後部係
合機構の縦断側面図、第7図は係合状態における後部係
合機構の縦断背面図、第8図は連結状態における前部連
結機構の縦断背面図、第9図は連結状態における前部連
結機構の横断平面図である。 (14)……係合部材、(15)……係合片、(15b),(1
8)……部材、(C)……キャビン、(D)……位置規
制機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装着姿勢においてキャビン後部に設けられ
    た係合片(15)と係合してキャビン後部の車体に対する
    上方への移動を阻止すると共に、キャビン前部の持ち上
    げによる取外し姿勢への設定により、前記係合片(15)
    との係合を解除してキャビン後部の車体に対する上方へ
    の移動を許す係合部材(14)を車体に設け、キャビン
    (C)を装着姿勢に設定した状態で、上下方向から嵌合
    する位置規制機構(D)を、係合片(15)、係合部材
    (14)夫々と連なる部材(15b),(18)の間に設けて
    あるキャビンの着脱構造。
JP7151889U 1989-06-19 1989-06-19 キャビンの着脱構造 Expired - Lifetime JPH082051Y2 (ja)

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JP7151889U JPH082051Y2 (ja) 1989-06-19 1989-06-19 キャビンの着脱構造

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JPH039985U JPH039985U (ja) 1991-01-30
JPH082051Y2 true JPH082051Y2 (ja) 1996-01-24

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101201952B1 (ko) * 2012-05-22 2012-11-16 조동주 방제차량의 착탈식 캐빈

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101201952B1 (ko) * 2012-05-22 2012-11-16 조동주 방제차량의 착탈식 캐빈

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