JPH08205732A - 釣 具 - Google Patents

釣 具

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JPH08205732A
JPH08205732A JP7161937A JP16193795A JPH08205732A JP H08205732 A JPH08205732 A JP H08205732A JP 7161937 A JP7161937 A JP 7161937A JP 16193795 A JP16193795 A JP 16193795A JP H08205732 A JPH08205732 A JP H08205732A
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JP
Japan
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tension
rotating shaft
fishing line
fishing
fishing tackle
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JP7161937A
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English (en)
Inventor
Kenjiro Soejima
健次郎 副島
Hitoshi Manda
仁 萬田
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Koyo Electronics Industries Co Ltd
Original Assignee
Koyo Electronics Industries Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 糸の太さ及び目的魚に対応した釣糸の張力値
を設定すると共に、ファイティング中の釣糸の張力値を
検出して表示し、必要に応じてファイティング時間、ア
ラーム等を表示できる釣具を得ること。 【構成】 フレーム1とカバー11、フレーム1とカバ
ー11の間に回転可能に支持された回転軸21、回転軸
21に一体的に結合されたスプール41及びドラグ装置
52等からなる釣具において、回転軸21に互いに反対
方向の磁気異方法性が付与されて回転軸21に加えられ
る釣糸の張力により透磁率が変化する軟磁性箔23a,
23bを固着すると共に、軟磁性箔23a,23bの外
周に軟磁性箔23a,23bの透磁率の変化を検出する
検出コイル25a,25bを配設してなる張力検出手段
22を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、釣糸が巻かれるスプー
ル、釣糸をスプールに巻取るハンドル及び釣糸の切断を
防止するドラグ装置等からなる両軸リール、片軸リール
の如き釣具に係り、さらに詳しくは、釣糸の張力検出手
段を備えた釣具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば両軸リールの如き釣具のドラグ装
置は、魚の強い引きや激しい反転などにより釣糸に大き
な張力が作用したとき、その引張力に応じてスプールを
釣糸の繰出し方向に回転させ、釣糸を繰出すことにより
釣糸の切断を防止するものであり、ドラグの強さは、使
用する釣糸の太さや予想される目的魚の引きの強さに応
じて調整するようになっている。
【0003】しかしながら、従来の釣具には、ファイテ
ィング時の釣糸の張力を検出し、表示する手段が設けら
れていないため、実際にどの程度の張力が釣糸に作用し
ているかを経験や勘で判断し、あるいは、ドラグ装置の
コントロールノブに設けた張力の強さを示す目盛によっ
て判断していた。このため、釣糸の太さ及び目的魚の引
きに見合った正確なドラグ設定ができず、糸切れ防止の
ためのドラグ装置の機能が充分発揮できないばかりでな
く、魚の僅かな引きに対しても釣糸が繰出されてしまう
など、種々問題があった。
【0004】このような問題を解決するために、例え
ば、特開平3−236733号公報には、釣糸を巻取可
能なリールと、このリールを回転駆動する駆動装置と、
これらリールと駆動装置の間の連結軸と、この軸に設け
たトルクセンサとからなり、リールを駆動するときの釣
糸の張力を検出することにより、魚の種類や釣糸の種類
などに応じて、釣糸の張力を制御するようにした釣具が
開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような釣具は、釣糸の張力を検出することにより釣糸の
巻取りを制御するものであって、ファイティング時に糸
切れ防止のために釣糸を繰出すための制御については考
慮されていない。また、所要の張力を設定することはで
きるが、これを表示する手段が設けられていないため、
釣本来の楽しみがあじわえないという問題もある。
【0006】さらに、明細書には、トルクセンサは磁歪
式トルクセンサやその他の構造のトルクセンサによって
構成されると記載されているのみで、釣具(リール)及
びトルクセンサの構成が具体的に全く記載されていない
ため、どのような釣具にどのようにしてトルクセンサを
設け、とのようにして釣糸の張力を検出するのかわから
ない。
【0007】本発明は、上記の課題を解決すべくなされ
たもので、糸の太さ及び目的魚に対応した釣糸の張力値
を設定すると共に、ファイティング中の釣糸の張力値を
検出してこれらを表示し、必要に応じてファイティング
時間、アラーム等を表示することのできる釣具を得るこ
とを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明に係る釣具は、フレームとカバー、フレー
ムとカバー間に回転可能に支持された回転軸、この回転
軸に一体的に結合されたスプール及びドラグ装置等から
なる釣具において、回転軸に互いに反対方向の磁気異方
性が付与されて回転軸に加えられる釣糸の張力により透
磁率が変化する軟磁性箔を固着すると共に、これら軟磁
性箔の外周に軟磁性箔の透磁率の変化を検出する検出コ
イルを配設してなる張力検出手段を設けたものである。
【0009】(2)また、本発明に係る釣具は、フレー
ムとカバー、フレームとカバー間に回転可能に支持され
た回転軸、回転軸に一体的に結合されたスプール、及び
ドラグ装置等からなる釣具において、回転軸を磁性合金
で構成し回転軸に加えられる釣糸の張力により回転軸の
透磁率が変化するようにこの回転軸に互いに反対方向の
磁気異方性を付与すると共に、回転軸の外周に回転軸の
透磁率の変化を検出する検出コイルを配設してなる張力
検出手段を設けたものである。
【0010】(3)上記(2)の釣具において、回転軸
を、Fe−Al系合金、Fe−Ni系合金又はSNCM
系浸炭鋼によって構成したものである。
【0011】(4)上記(1),(2)又は(3)の釣
具において、張力検出手段をスプールの中空部内に設
け、又はフレーム内に設けたものである。 (5)上記(1),(2),(3)又は(4)の釣具
に、釣糸の張力の設定値、張力検出手段の出力に対応し
た釣糸の現在張力値などを表示する表示手段を設けたも
のである。 (6)上記(1),(2),(3),(4)又は(5)
の釣具において、張力検出手段の出力によりスプールを
駆動する電動機を制御するようにしたものである。
【0012】
【作用】使用釣糸の太さ及び目的魚に応じた状態にドラ
グ装置を調整すると共に、電源スイッチをONにしてこ
の状態に対応した釣糸の張力値を設定し、表示手段に表
示する。ついで、釣糸を投入するとその張力が回転軸に
加えられ、そのねじり応力により軟磁性箔又は回転軸の
透磁率が変化し、この変化は検出コイルによって検出さ
れ、これに対応した出力信号が得られる。この出力信号
は表示手段に表示され、その値は釣糸の現在の張力に対
応する。
【0013】魚がヒットすると、釣糸に大きな張力が加
えられ、この張力値は表示手段に表示されるので、釣人
はこれを見ながらハンドルを操作して釣糸の巻取り又は
繰出しを行なう。ヒットした魚が大きくあるいは反転す
るなどして釣糸に大きな張力が加えられ、その張力があ
る値に達すると表示手段のアラーム及び繰出しランプが
点灯し、釣人に釣糸の繰出しを喚起して切断を防止す
る。また、タイマを設けて魚のヒットと同時に作動する
ようにしておけば、ヒット時から現在までのファイティ
ング時間を知ることができる。
【0014】魚の引きが弱くなると釣糸の張力が小さく
なってその値が表示手段に表示されると共に、アラーム
及び繰出しランプが消灯し、さらに張力が小さくなると
その値が表示されると共に巻取りランプが点灯するの
で、釣人はハンドルを操作して釣糸を巻取る。本発明を
電動式の釣具に実施した場合は、張力検出手段の出力に
対応した張力値を表示手段に表示すると共に、この出力
によってスプールを駆動する電動機を制御することによ
り、釣糸の繰出し、巻取りを自動的に行うことができ
る。
【0015】
【実施例】
実施例1 図1は本発明の第1の実施例の縦断面図で、本発明を両
軸リールに実施した例を示す。図において、1は中空の
フレーム、11はカバーで、中心部にそれぞれ軸受2,
12を備えている。15,16はフレーム1とカバー1
1を所定の位置に固定する連結板である。21はフレー
ム1の軸受2とカバー11の軸受12との間に回転可能
に支持された回転軸、22は張力検出装置である。41
は中心部に貫通穴42を有し、その一部(フレーム1
側)が拡径されて中空部43が形成されたほぼ工字状の
スプールで、例えば、キー44とキー溝とにより回転軸
21に一体的に結合されている。なお、張力検出装置2
2は、スプール41の中空部43内に位置している。
【0016】図2に張力検出装置22の詳細を示す。2
3a,23bは例えばアモルファス合金箔からなる軟磁
性箔で、所定の間隙を隔てて回転軸21に巻付けられて
固着されており、表面には互に反対方向に多数の傾斜し
たシェブロン状のスリット又は凹溝24a,24b(以
下凹溝という)が設けられて磁気異方性が付与されてい
る。25a,25bはホルダ26に装着されて軟磁性箔
23a,23bの外周に配設された円筒状の検出コイル
で、軟磁性箔23a,23bの透磁率の変化に対応して
自己インダクタンスが変化する。
【0017】検出コイル25a,25bの各入出力端子
に接続されたワイヤは、ホルダ26に設けた挿通穴27
を介して外部に取出され、入力端子は検出コイル25
a,25bを励振させる発振回路31に接続され、出力
端子は検出コイル25a,25bのインピーダンスをバ
ランスさせるための抵抗器32a,32bを介して発振
回路31の他端に接続されており、これらによりブリッ
ジ回路32を構成している。33a,33bはブリッジ
回路32の出力電圧を整流する整流回路、34は整流さ
れたブリッジ回路32の出力電圧を比較する比較回路で
ある。
【0018】次に、上記のように構成した張力検出装置
22の作用を説明する。なお、検出コイル25a,25
bは、発振回路31の出力により励振されているものと
する。回転軸21にトルク、したがってねじり応力が加
わっていない場合は、回転軸21に設けた軟磁性箔23
a,23bの透磁率μ1 ,μ2 は等しく保たれており、
このときの検出コイル25a,25bの自己インダクタ
ンスL1 ,L2 は、次式で示される。 L1 =4πN1 2 μ1 A [1] L2 =4πN2 2 μ2 A [2] 但し、N1 :検出コイル25aのコイル巻数 N2 :検出コイル25bのコイル巻数 A :コアの形状で決る係数 したがって、N1 =N2 、μ1 =μ2 であれば、
[1],[2]式よりL1 =L2 である。
【0019】検出コイル25a,25bは抵抗器32
a,32bとによりブリッジ回路32を形成しており、
中点の電圧e1 ,e2 は下式で表わされる。 e1 =jωL1 /(jωL1 +R1 )・e [3] e2 =jωL2 /(jωL2 +R2 )・e [4] いま、回転軸21に矢印方向のねじり応力が作用する
と、シェブロン状の凹溝24a,24bに応力が作用す
る。すなわち、軟磁性箔23aには引張り応力が作用す
るため透磁率μ1 は増大し、軟磁性箔23bには圧縮応
力が作用するため透磁率μ2 が減少する。
【0020】これにより、前記[3],[4]式から、
ブリッジ回路32の中点の電圧e1は上昇し、e2 は下
降する。両電圧e1 ,e2 は整流回路33a,33bで
それぞれ平滑化され、その出力直流電圧E1 ,E2 は比
較回路34で比較され、その差の電圧ΔEが出力する。
この差の電圧ΔEは軟磁性箔23a,23bの透磁率の
変化に対応した値、すなわち回転軸21に加えられたト
ルクに対応した値となり、結果的に釣糸の張力に対応し
た値となる。
【0021】再び図1において、51はケース1に設け
た軸受4,5間に回転可能に支持された回転軸で、ケー
ス1の中空部3内においてドラグ装置52及び歯車53
が設けられており、歯車53は回転軸21に固定した歯
車28と噛合っている。55はスタードラグ、56は回
転軸51に取付けたハンドルである。
【0022】61は連結板15上に設けた表示部で、例
えば図3に示すように、釣糸の設定張力値を表示する表
示窓62及びモード切換により釣糸の現在張力値又はフ
ァイティング時間を表示する表示窓63と、電源スイッ
チ64、現在張力値とファイティング時間の切換スイッ
チ65及び張力設定スイッチ66からなるスイッチ群
と、アラーム67、巻取ランプ68及び繰出しランプ6
9からなるランプ群とからなっている。なお、この表示
部の61の表示内容やスイッチの種類などは適宜変更す
ることができ、また、スイッチ群は他の場所に設けても
よい。
【0023】次に、上記のように構成した本実施例の作
用を説明する。魚釣りにあたっては、先ず、ドラグ装置
52のスタードラグ55を操作して、ドラグの強さを使
用釣糸の太さ及び目的魚に応じた所定の状態に締付ける
と共に、電源スイッチ64をONし、設定スイッチ66
を操作してこの状態に対応した釣糸の張力値を設定し、
表示部61の表示窓62に表示する。このとき、図4に
示すように、タイマを備えた演算器37は設定された張
力値を記憶し、また、電源スイッチ64をONすること
により、検出コイル25a,25bは発振回路31の出
力により励振される。
【0024】ついで、釣糸を投入して繰出すと、釣糸が
巻かれたスプール41は回転軸21に拘束されており、
回転軸21はドラグ装置52の力を受けているため、回
転軸21には釣糸の張力によってトルクが加えられ、そ
のねじり応力により軟磁性箔23a,23bの透磁率が
変化する。透磁率の変化に対応して変化したブリッジ回
路32の出力電圧は、図4に示すように、整流回路33
a,33bでそれぞれ直流電圧に整流されて比較回路3
4で比較され、両直流電圧の差に応じた出力電圧が得ら
れる。
【0025】この出力電圧は増幅回路35で増幅され、
A/D変換器36でディジタル信号に変換されて演算器
37に加えられ、その出力信号が表示部61の表示窓6
3に表示される。この表示値は、前述のように、軟磁性
箔23a,23bの透磁率の変化に対応した値、すなわ
ち、回転軸21に加えられたトルク値であり、したがっ
て、釣糸の現在の張力に対応した値となる。
【0026】次に、本実施例の作用をさらに具体的に説
明する。魚がヒットすると、釣糸に急激に大きな張力が
加えられ、この張力値は前述の張力検出装置22の作用
により表示部61の表示窓63に表示され、同時に演算
器37に内蔵したタイマが作動を開始する。これによ
り、釣人はこの現在張力値を目で見ながらハンドル56
を操作して釣糸の巻取り又は繰出しを行なう。
【0027】ヒットした魚が大きくあるいは反転するな
どして釣糸に大きな張力が加えられて表示窓63に表示
され、その張力が設定値に近いある値になると演算器3
7はアラーム67及び繰出しランプ69に信号を送り、
これらを点灯させる。これを見た釣人はハンドル56を
操作して釣糸を繰出し、切断を防止する。また、切換ス
イッチ65を操作すれば、表示窓63には魚がヒットし
てから現在までのファイティング時間が表示される。
【0028】魚の引きが弱くなると釣糸の張力も小さく
なり、その値が表示窓63に表示され、アラーム67及
び繰出しランプ69が消灯する。さらに、張力が小さく
なるとその値が表示窓63に表示されると共に、巻取り
ランプ68が点灯するので、釣人はハンドル56を操作
して釣糸を巻取る。そして、魚を釣上げたときに切換ス
イッチ65を操作して表示窓63に時間を表示させれ
ば、魚がヒットしてから釣上げまでの全ファイティング
時間を知ることができる。
【0029】かくして、本実施例によれば、魚がヒット
してから釣上げるまでの間、表示部61には、刻々に変
化する釣糸の張力、したがってファイティング状態、フ
ァイティング時間、釣糸の切断防止のためのアラーム、
張力に対応した釣糸の繰出し、巻取りなどが表示される
ので、釣人はこれらを目視しながら釣を楽しむことがで
き、また、釣糸の切断を防止することができる。
【0030】実施例2 図5は本発明の第2の実施例の縦断面図である。なお、
第1の実施例と同じ機能の部分にはこれと同じ符号を付
し、説明を省略する。本実施例はフレーム1の中空部3
を大きく形成すると共に回転軸21を延長し、張力検出
装置22をこの中空部3内に位置させたもので、その作
用効果は第1の実施例の場合と同様である。なお、本実
施例においては、表示部61又はその一部(例えばスイ
ッチ群)をフレーム1に設けてもよい。
【0031】実施例3 図6は本発明の第3の実施例の電気的ブロック図で、本
発明を電動式の両軸リールに実施した例を示すものであ
る。本実施例においては、第1の実施例で説明した釣糸
の張力の変化及びその対応を表示部61に表示し、ある
いは各種のランプを点消灯すると共に、その信号をD/
A変換器38に加えてアナログ信号に変換してその出力
信号によりモータ39を制御し、上記の表示にしたがっ
て釣糸を自動的に繰出し又は巻取るようにしたものであ
る。
【0032】実施例4 図7は本発明の第4の実施例の要部を示す断面図であ
る。なお、図1、図2と同じ部分にはこれと同じ符号を
付し、説明を省略する。21aは回転軸で、例えば、F
e−Al系合金、Fe−Ni系合金、SNCM系浸炭鋼
などの磁歪特性を有する磁性合金からなり、表面には左
右対称に、かつ互いに反対方向に傾斜したシェブロン状
の凹溝24a,24bが設けられており、これら凹溝2
4a群と凹溝24b群とによって互いに反対方向の磁気
異方性が付与されている。29は検出コイル25a,2
5bの外周に設けたヨークである。なお、ホルダ26に
設けた検出コイル25a,25bを凹溝24a,24b
の外周にこれと対向させて配置することは第1の実施例
の場合と同じである。実施例では、回転軸21aを、重
量%でAlを11.0〜15.0%含み残部が実質的に
FeからなるFe−Al系合金、重量%でNiを32〜
85%含み残部が実質的にFeからなるFe−Ni系合
金及びSNCM815でそれぞれ製作した。
【0033】上記のような本実施例において、回転軸2
1aに矢印方向のトルクが加えられると、回転軸21a
に設けた凹溝24a側には引張り応力が、また、凹溝2
4b側には圧縮応力が作用するため、これに対応して回
転軸21aの透磁率が変化する。回転軸21aの透磁率
の変化に伴って検出コイル25a,25bの自己インダ
クタンスが変化し、以後第1の実施例の場合と同様に、
回転軸21aに加えられたトルク、したがって釣糸に加
えられた張力が検出される。なお、本実施例に係る張力
検出装置は、第2の実施例にも適用することができる。
【0034】上記の実施例においては、本発明を両軸リ
ールに実施した例を示したが、片軸リールその他の構造
の釣具にも実施することができる。
【0035】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、次のような効果を得ることができる。 (1)スプールが結合された回転軸に互いに反対方向の
磁気異方性が付与されて回転軸に加えられる釣糸の張力
により透磁率が変化する軟磁性箔を固着すると共に、こ
の軟磁性箔の外周に軟磁性箔の透磁率の変化を検出する
検出コイルを配設してなる張力検出手段を設け、ヒット
した魚の引きや反転による釣糸の張力値を検出するよう
にしたので、釣人は刻々に変化する釣糸の張力を知るこ
とができ、これに応じて釣糸の繰出しや巻取りを行なう
ことができるので、釣糸の切断を防止できる。
【0036】(2)スプールが結合された回転軸を磁性
合金で構成し回転軸に加えられる釣糸の張力により回転
軸の透磁率が変化するように回転軸に互いに反対方向の
磁気異方性を付与すると共に、回転軸の外周に回転軸の
透磁率の変化を検出する検出コイルを配設してなる張力
検出手段を設けたので、上記(1)の効果を有するばか
りでなく、構造が簡単で製造が容易なため、均一な製品
を多量に生産することが可能になり、製造コストを低減
することができる。
【0037】(3)回転軸を、Fe−Al系合金、Fe
−Ni系合金又はSNCM系浸炭鋼によって構成し、磁
気異方性を付与する凹溝を直接回転軸に設けるようにし
たので、製造が容易で多量生産が可能になり、その上温
度特性も良好なので、回転軸に加わる張力を高精度で検
出することができる。
【0038】(4)張力検出手段をスプールの中空部内
又はケース内に設けたので、小形で使い勝手のよい釣具
を得ることができる。
【0039】(5)釣糸の張力の設定値、張力検出手段
の出力に対応した釣糸の現在張力値などを表示する表示
手段を設けたので、刻々に変化する釣糸の張力の変化及
び設定張力値と現在張力値とを目で確認することがで
き、釣糸の張力の変化に即応して繰出し又は巻取りを行
なうことができる。このため、釣糸の切断を防止できる
ばかりでなく、釣りをより楽しむことができる。
【0040】(6)電動式の釣具において、張力検出手
段の出力によりスプールを駆動する電動機を制御するよ
うにしたので、釣糸の張力の変化に応じて釣糸を自動的
に繰出し又は巻取りすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の断面図である。
【図2】図1の要部の説明図である。
【図3】図1の表示部の説明図である。
【図4】図1の電気的ブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施例の断面図である。
【図6】本発明の第3の実施例の電気的ブロック図であ
る。
【図7】本発明の第4の実施例の要部の説明図である。
【符号の説明】
1 フレーム 3 中空部 11 カバー 21,21a 回転軸 22 張力検出装置 23a,23b 軟磁性箔 24a,24b 凹溝 25a,25b 検出コイル 29 ヨーク 41 スプール 43 中空部 52 ドラグ装置 56 ハンドル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームとカバー、該フレームとカバー
    間に回転可能に支持された回転軸、該回転軸に一体的に
    結合されたスプール、及びドラグ装置等からなる釣具に
    おいて、 前記回転軸に互いに反対方向の磁気異方性が付与されて
    前記回転軸に加えられる釣糸の張力により透磁率が変化
    する軟磁性箔を固着すると共に、該軟磁性箔の外周に該
    軟磁性箔の透磁率の変化を検出する検出コイルを配設し
    てなる張力検出手段を設けたことを特徴とする釣具。
  2. 【請求項2】 フレームとカバー、該フレームとカバー
    間に回転可能に支持された回転軸、該回転軸に一体的に
    結合されたスプール、及びドラグ装置等からなる釣具に
    おいて、 前記回転軸を磁性合金で構成し該回転軸に加えられる釣
    糸の張力により該回転軸の透磁率が変化するように該回
    転軸に互いに反対方向の磁気異方性を付与すると共に、
    該回転軸の外周に該回転軸の透磁率の変化を検出する検
    出コイルを配設してなる張力検出手段を設けたことを特
    徴とする釣具。
  3. 【請求項3】 回転軸を、Fe−Al系合金、Fe−N
    i系合金又はSNCM系浸炭鋼によって構成したことを
    特徴とする請求項2記載の釣具。
  4. 【請求項4】 張力検出手段をスプールの中空部内に設
    けたことを特徴とする請求項1,2又は3記載の釣具。
  5. 【請求項5】 張力検出手段をフレーム内に設けたこと
    を特徴とする請求項1,2又は3記載の釣具。
  6. 【請求項6】 釣糸の張力の設定値、張力検出手段の出
    力に対応した釣糸の現在張力値などを表示する表示手段
    を設けたことを特徴とする請求項1,2,3,4又は5
    記載の釣具。
  7. 【請求項7】 張力検出手段の出力によりスプールを駆
    動する電動機を制御する制御手段を設けたことを特徴と
    する請求項1,2,3,4,5又は6記載の釣具。
JP7161937A 1994-11-28 1995-06-28 釣 具 Pending JPH08205732A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7161937A JPH08205732A (ja) 1994-11-28 1995-06-28 釣 具

Applications Claiming Priority (3)

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JP29248894 1994-11-28
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