JPH08206007A - 複数の混練部材を備えた自動パン製造装置 - Google Patents

複数の混練部材を備えた自動パン製造装置

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JPH08206007A
JPH08206007A JP7277963A JP27796395A JPH08206007A JP H08206007 A JPH08206007 A JP H08206007A JP 7277963 A JP7277963 A JP 7277963A JP 27796395 A JP27796395 A JP 27796395A JP H08206007 A JPH08206007 A JP H08206007A
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kneading
bread
saucer
pan
automatic bread
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    • B01F27/051—Stirrers characterised by their elements, materials or mechanical properties
    • B01F27/054—Deformable stirrers, e.g. deformed by a centrifugal force applied during operation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パン屋の通常のパンの形状に似た形状のパン
を焼くことが可能な自動パン製造装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】 広いより長い受皿(27)を有する自動
パン製造装置(10)を開示する。かかる受皿(27)
はその底部(67)に沿って水平方向に間隔を隔てられ
た一対の枢着された収縮可能な混練部材(95)を有し
ている。各混練部材(95)は受皿底部(67)を通っ
て上方に延びている別体の駆動シャフト(93)に連結
されており、両シャフト(93)はモータ(17)によ
り駆動される。洗浄のために駆動シャフト(93)に容
易に取付けたり取外したりするために、各混練部材(9
5)はグリップ部材(139)を形成するハブ(13
5)を有している。この新規なパン製造装置(10)は
長さに沿って延びる湾曲された、すなわち、「王冠状」
の隆起頂部(113)を有するパンを自動製造し易くす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に食品装置に関し、
より詳細には、パン製造装置に関する。
【0002】
【従来技術および発明が解決しようとする課題】家庭で
使用するための自動パン製造装置は益々評判良くなって
きている。何故なら、使用者が小売店で容易には手に入
らない種類の特製および注文のパンを製造することがで
きるからである。かかるパン製造装置の評判良さの他の
理由は、温かいうちに、すなわち、焼きが終了してすぐ
にパンを食することができると言う点である。温かい焼
きたてのパンは食事の喜びを増す独特な芳香および組織
を有している。特許文献には、自動パン製造装置の多数
の例がある。米国特許第 4,776,265号(オジマ)、第
4,836,683号(オヤマ)、第 4,870,896号(アサヒナ
等)および第 4,977,822号(セオ等)など、ほんの少し
あるだけである。自動パン製造装置が評判良くなりつつ
あるのにかかわらず、それらの容器はパン屋の通常のパ
ンの大きさ、形状および外観にほんのわずかに似たパン
を製造する。例えば、アサヒナ等およびセオ等の特許に
示されるパン製造装置は起立した矩形の「カン状」容器
を有している。かかるパン製造装置は、パンの起立長軸
線と直角な平面に沿った断面が正方形であるか、或いは
実質的に正方形であるパンを製造する。
【0003】米国特許第 4,234,605号(タケウチ)に示
されるパン製造装置は互いに連結された一対のカン状容
器を有している。単一で使用されようが、または対で使
用されようが、パンの外観は上記の如くである。更に、
例えば、アサヒナ等、タケウチ等およびセオ等のパン製
造装置の寸法特性は普通ではない。このようなパンは実
質的に立方体形である。オジマまたはアオヤマのパン製
造装置を使用して作ったパンは円筒形であり、従って、
もっと普通ではなく、且つ薄切りしたり、パン屋の通常
のパンから切片を受け入れる在来のトースタで焼いたり
することがより困難である。パンが上記の従来のパン製
造装置で膨張すると、パンの隆起した頂部分はパン屋の
通常のパンのより長い頂面よりむしろ碗状ドームに似て
いる。立方体のパンはしばしば、薄切りのために4つの
平らが側面のうちの1つに置かれるので、ドーム端部を
有する切片は実質的に平らでありか、或いはほんの僅か
に湾曲している。このようなドーム状切片を特にお客に
出さないほうがよい。これらの従来のパン製造装置によ
り製造したパンは上方に細長い、立方体形または円筒形
の外観を有している。何故なら、従来の装置はパン成分
を混合したり、生地を混練したりするのに(オジマ特許
に示すような)単一の回転羽根または同様な構造に依存
しているからである。単一の羽根の使用は、パン成分を
適切に混合したり、生地を混練したりするのに、羽根が
事実上パン受皿の全底面にかからなければならないの
で、パン受皿の水平軸線の長さを制限してしまう。その
結果まれな形状を有し、且つパン屋のパンに似ていない
パンができる。
【0004】生地混合物を混練するための回転羽根は他
の欠点を有している。焼きが完了すると、パン端部にお
ける羽根「痕跡」は中空の通路が延びている小さい空洞
(ときどき、「へそ部」と呼ばれる)である。パンを薄
切りのために側面に置くと、空洞および通路は視界に現
れる。パン屋の通常のパンはこのような空洞および通路
が無い。公知のパン製造装置にとって更に顕著な問題
は、羽根と接触しているパンの端部からの初めの切片が
これを貫いたキーホール状開口を有することである。美
的考慮問題を全く別にして、実質的な開口が貫いている
パン切片はサンドイッチを作るのに不適当である考えら
れる。公知の自動パン製造装置は水平に構成された受皿
を欠いており、このような受皿中で成分を混合したり混
練したりすることが可能である。このような受皿を有
し、このような受皿での適切な成分混合を可能にし、且
つパン屋の通常のパンの形状に似た形状をを有するパン
を製造すると言う特徴を呈する改良パン製造装置が当業
界で重要な進歩である。本発明の目的は上記問題を含め
て当業界における問題を解消する自動パン製造装置を提
供することである。
【0005】本発明の他の目的はパン屋の通常のパンの
形状に似た形状をを有するパンを焼くことが可能な自動
パン製造装置を提供することである。本発明の他の目的
は広いより長いパンを焼くことが可能な自動パン製造装
置を提供することである。本発明の更に他の目的は端部
に碗状ドームが無いパンを焼くことが可能な自動パン製
造装置を提供することである。本発明の他の目的はパン
端部に小さい空洞が無いパンを焼くことが可能な自動パ
ン製造装置を提供することである。本発明の更に他の目
的はキーホール状開口の無い切片を生じるパンを焼くこ
とが可能な自動パン製造装置を提供することである。こ
れらの目的を達成する方法は下記の詳細な説明および図
面から明らかになろう。
【0006】
【課題を解決する手段】本発明は基部と、この基部に固
着されたモータを有する駆動手段とを有する自動パン製
造装置に関する。モータから駆動リンケージが延びてお
り、この駆動リンケージは一対の駆動部材における室で
終わっており、駆動部材の各々には、駆動シャフトが連
接されている。また、この新規なパン製造装置はオーブ
ン室と、この室に設けられる受皿とを有している。受皿
は一対を間隔を隔てられた混練部材を設けた水平構成の
「幅広パン」受皿である。混練部材は成分混合および生
地混練のために駆動手段に連接され、この駆動手段によ
り作動される。この新規なパン製造装置は、長さに沿っ
て延びる湾曲された「王冠状」隆起頂部を有し、それ以
外は市販パンの形状に良く似た外観を有する通常形状の
パンに自動製造を容易にする。本発明の他の面では、受
皿は広いより長い底部を有しており、一対の混練部材は
受皿の長さに沿って間隔を隔てられており、受皿の底部
と概ね平行な平面で同時に回転する。混練部材および受
皿は、混練部材の一方または両方が受皿中の生地に達す
るように協働的に寸法決めされている。
【0007】特定の実施例では、各混練部材は駆動シャ
フト上でスリップし、駆動シャフトに係合するハブとし
て具体化されるグリップ部材を有している。グリップ部
材は混練部材を容易に取付けたり、焼き後の洗浄のため
にかかる混練部材を取外したりし易くする。好ましく
は、各ハブは下端部と、この下端部に沿って枢着された
ブレードとを有している。このブレードは起立混練位置
と、受皿底部に沿った収縮非混練位置との間で回動す
る。ブレードが起立しているか、或いは収縮されるか
は、混練部材が駆動される回転方向により決まる。別の
実施例では、受皿底部は各々が混練部材の各々を受入れ
る凹部分を有している。かかる凹部分は収縮ブレードを
丸々受入れるのに十分な深さのものである。本発明の他
の面では、受皿底部はこれを貫いた一対の間隔を隔てら
れた平行の駆動シャフトと、受皿の下方の一対の駆動部
材とを有している。各混練部材は別体の夫々の駆動シャ
フトに連接されており、各シャフトは夫々の駆動部材に
連結されており、これらの両方はモータにより駆動され
る。本発明の更にの詳細は下記の詳細な説明および図面
に示されている。
【0008】
【実施例】語「長さ」は図1、図2、図3および図4で
見て一般に左右で測定した寸法を意味している。語
「幅」は図1で見た一般に前後で測定するか、或いは図
3で見て上下で測定した寸法を意味している。語「高
さ」または「深さ」は図1、図2および図4で見て一般
に上下で測定した寸法を意味している。図1および図2
を参照して説明すると、新規な自動パン製造装置10は
基部すなわち床部11と、床部の上の隔室13とを有し
ている。かかる隔室13は制御装置15および可逆電気
モータ17 を包囲している。制御装置15はパン製造
装置10の作動サイクルを実施し、以下でより詳細に説
明するように、モータ17はパン生地を製造するために
成分を混合する混練部材を作動する。床部11の上に
は、オーブン室19が設けられており、このオーブン室
19は隔室13に当接しており、床部11と、壁部材2
1と、使用者が混練/焼き作用を見ることができる窓2
5を有する出入ドア23とにより構成されている。室1
9には、パン生地を作るために混合される成分を受け入
れる受皿27が設けられている。
【0009】壁部材21は後部分29、頂部分31およ
び横側部分33を有しており、これらの部分すべては互
いに且つ床部11に対して固定されており、すなわち、
移動不可能である。頂部分31の表面35はパン製造装
置床部11の上方の第1高さにあり、部分31、33は
実質的に直角である平ら面を構成している。また、壁部
材21は垂直な横縁部41および水平な頂縁部43を有
しており、頂縁部43は受皿27の実質的に直ぐ上に位
置決めされており、受皿長さに沿って延びている。非常
に好適な実施例では、出入ドア23は壁部材21の前横
縁部41およびドア23の後横縁部45に沿って壁部材
21にヒンジ留めされており、実質的に垂直な軸線47
を中心に横方向に枢動可能である。かくして、出入ドア
23は実質的に水平方向に揺動し、また床部11まで、
受皿の上方領域まで、且つ側部分33まで延びる前開口
部49を構成している。ドア23自身は前面53および
頂面55を有しており、これらの面の両方は魅力的に曲
線状である。また、実質的に平らな第1および第2側面
57、59が設けられており、第1側面57は実質的に
垂直な後縁部45を有している。頂面55および第1側
面57の少なくとも大部分は前面53から後方に延びて
いる。ドア23は第1高さ37の上方でのドアの移動な
しに前開口部に対して横方向に揺動し、その結果の開口
部49は実質的にオーブン床部11まで延びる。
【0010】また、部分55、57、59は平らな面6
1を構成しており、この面61は実質的直角であり、パ
ン焼きのためにドア23を閉じると、壁部材21の面3
9に当接する。出入ドア23を閉じると、このドア23
はオーブン床部11に沿って上方に延び、受皿27の直
ぐ上の位置まで後方に湾曲する。すなわち、ドア23の
頂縁部63は受皿27の直ぐ上で壁部材21の頂縁部4
3に当接する。ドア23を開くと、パン製造装置10は
非常に十分な口部領域を有し、この口部領域は受皿27
の装入および取出しを更に容易にするように頂部ならび
に前部および側部で開放している。横方向に揺動するド
ア23は、特に、往々にしてあることだが、パン製造装
置が食器棚の後方のキッチンカウンタ上に位置を占める
場合に、頂部ヒンジ留めドアよりも諸利点がある。この
ようなドア23は実質的に水平方向に揺動し、パン製造
装置10の前面から離れた状態でオーブン室への多方向
接近を許容する。カウンタ─食器棚間隔により、頂部ヒ
ンジ留めドアが十分に開放されたり、開放のままに留ま
ったりするのを防いでいる。また、横方向に揺動するド
ア23は、底部ヒンジ留めドアを開放すると、この底部
ヒンジ留めドアが使用者に向けて外方に突出し、オーブ
ンへの容易な接近を損なうので、底部ヒンジ留めドアよ
り利点がある。
【0011】オーブン床部11および出入ドア23の各
々が受皿27より長いことが図2から明らかである。か
かる構成は室19への受皿27の「幅広側」挿入に対処
しており、且つパン製造装置の高さを最小にしている。
(「幅広側」挿入は、図3に示すように、受皿27の長
い軸線65が壁部材21の後部分29と概ね平行である
ように、受皿2を保持しながら室19に挿入することが
できることを意味している。受皿の設置および取外し
中、受皿27を捩じったり回したりする必要がない。) 図1、図3、図4および図5を参照して、新規なパン製
造装置の受皿27の特徴を以下に説明する。この新規な
受皿27はフット状の下方に延びるリム69上に支持さ
れた底部69を有している。受皿27が室19内に適所
にあるとき、かかるリム69はオーブン床部11に静止
している。受皿27は第1および第2端パネル71、7
3および第1および第2側パネル75、77を有してい
る。これらのパネル71、73、75、77は実質的に
平らであり、底部67からこれに対して90°より僅か
に大きい角度で上方に延びている。それにより、受皿2
7は、これを反転することにより焼かれたパンを容易に
受皿から取り出すことができるように「ドラフト」を有
すると言える。底部67とのパネル71、73、75、
77の接合部79およびパネル71、73、75、77
の互いの接合部81は僅かに湾曲されており、パン屋で
製造されたパン屋の通常のパンの形状によく似た形状を
仕上げパンに与えるように機能する。
【0012】受皿27の頂部は外方に突出するリップ8
3により境界決めされており、取っ手85が側パネル7
5、77の各々の上方でリップ83から張り出してい
る。受皿27をその周囲のどこでもリップ83により把
持し得るが、取っ手85により、高温の受皿27を断熱
ミット、パッド等で取り扱うときに有利であるより確実
な把持を許容している。底部67は受皿27の長さに沿
って間隔を隔てられた一対のボス87を有している。各
ボス87には、シャフト孔89が形成されており、各孔
89には、僅かな摺動隙間をもってシャフト93を受け
入れるためにベアリング91が設けられている。かかる
シャフト93はモータ17に連接されており、受皿底部
67を通って延びており、混練部材95a、95bを駆
動する。受皿27の内面は概ね底部67とリップ83と
の間に延びている複数の間隔を隔てられた混合隆起部9
7を有している。非常に好適な実施例では、4つの隆起
97、すなわち、各混練部材95ごとに一対の隆起部9
7が設けられている。各隆起部97は上下方向に線形で
あり、概ね半円形の横断面形状を有している。好ましく
は、対向した各対の隆起部、すなわち、図3におけるよ
うな隆起部97a、97bは隣接シャフト93の中心軸
線から僅かに間隔を隔てられた軸線99上にある。後述
のように構成された混練部材95では、生地混練の終了
時に焼くために混練部材95を平らに折りたたむとき、
混練部材95は隆起部97を通過する。
【0013】受皿27がパン屋の通常のパンのように構
成された2分の1または4分の1ポンドのパンを生じる
ように構成される場合、隆起部97の好適な数および設
置は上記の如くであることがわかった。かかる隆起部9
7はパン生地ボールを受皿27中で心出し状態に保つ傾
向があり、かかるボールはさほど望ましくなくスピンし
そうではない。生地成分、例えば、パン粉は湾曲受皿接
合部81から良好に動きまわる。本発明の他の面では、
受皿27は長さL、幅W、内側基部面積A(重なり重破
線で取り囲まれた面積)および深さDを有する。好適な
実施例では、長さL対幅Wの比は1.5より大きく、最
も好ましくは、1.8より大きい。更に、深さD対内側
低部面積Aの比は好ましくは約0.1未満であり、最も
好ましくは、約0.08未満である。(DおよびAはそ
れぞれ線および面積測定値である。これらの比は測定単
位と関係なしに数値を使用している。) 特に図4および図5を参照して説明すると、新規な受皿
27の他の特徴は、受皿27の直角の横断面構成、すな
わち、受皿27の長軸線と直角な平面5─5および受皿
の長さに沿った間隔を隔てられた位置において横断面で
見た場合の受皿の大きさおよび形状が実質的に一定であ
ると言う点である。この特徴は新規なパン製造装置10
により作られたパンがパン屋の通常のパンの外観を有す
ることにも寄与している。
【0014】図6および図12をも参照して説明する
と、受皿27の第2具体例は各々が後述の混練部材の各
々を受け入れる一対の凹部部分107を持つ底部105
を有している。好ましくは、各凹部部分107は混練部
材95の折りたたみ式ブレード109を丸々受け入れる
のに十分な深さのものである。すなわち、ブレード10
9を図12に破線で示すように平らに折りたたむと、か
かるブレード109は凹部部分107に収めされる。図
1および図7に示すオーブン床部11を考察すると、か
かる床部11は長さFLおよび幅FWを有する。長さF
L対幅FWの好適な比は少なくとも約1.5であり、最
も好ましくは、かかる比は少なくとも約1.8である。
以上から、図8をも参照すると、パン製造装置10およ
びその受皿28はパン屋の通常のパンの形状でパン11
1を生じることがわかるであろう。すなわち、パン11
1は実質的に平らな端部および側部と、その長さに沿っ
て延びる隆起頂部113とを有している。パン屋の通常
のパンノ特徴であるように、パン製造装置により作られ
たパンは矢印115、117で示すように2つの相互に
直角な平面で王冠状になっており、すなわち、湾曲して
いる。
【0015】図3、図4、図9、図10、図11および
図12を参照して、混練部材の特徴およびかかる部材を
作動する方法を以下に説明する。モータはかかる部材9
5を駆動する手段119に連結されており、またモータ
はモータシャフトに取付けられてこのシャフトとともに
回転する小径の駆動プーリ121を有している。かかる
プーリ121はベルト123により大径の被駆動プーリ
125に連接されており、大径の被駆動プーリ125は
プーリ121の速度より十分に低い速度で回転する。プ
ーリ125には、中間直径の第1歯車127が設けられ
ており、この第1歯車127はプーリ125と同心であ
り、もちろん、プーリ125と同じ速度で回転する。第
1歯車127はその直径に等しい中間直径の第2歯車1
29に係合する。以上から、モータのいずれかの回転方
向では、歯車127、129が同一速度で反対方向に回
転することは明らかである。混練部材のうちの一方95
aを駆動するシャフト93aは歯車129と同心であ
り、他方の混練部材95bはプーリ125および歯車1
27と同心である。シャフト93a、93bは互いに実
質的に平行であり、両シャフト93はもちろんモータ1
7のシャフト速度より非常に低い同一速度で回転する。
【0016】各混練部材95はハブ135を有してお
り、僅かな摺動隙間をもって夫々の駆動シャフト93を
嵌合するように寸法決めされ且つ成形された開口部13
7がハブ135と貫通して設けられている。開口部13
7は文字Dの形状でもよいし、あるいは任意の他のトル
ク伝達形状、例えば、正方形または六角形を有してもよ
い。ハブ135は、受皿27を成分混合、生地混練およ
び焼きとは独立してパン製造装置に設置した後に混練部
材95の指把持および取付けを容易にするためにグリッ
プ部材139を有している。各混練部材95はハブ13
5から半径方向外方に延びる下方アーム141を有して
おり、この下方アーム141には、混練ブレード109
が枢着されている。詳細には、アーム141は一対の半
径方向に間隔を隔てられた管状部分143を有してお
り、これらの管状部分143間には、ブレード109の
部分145が受け入れられている。これらの部分14
3、145はピン(図示せず)により互いに連結されて
いる。また、アーム141はブレード109をその起立
位置で支持する当接部材147を有している。混練部材
95を駆動する方向によっては、そのブレード109は
混合または混練するために起立している(当接部材14
7により支持される)か、或いは焼くために折りたたみ
により収縮する。(以上から、混練部材95a、95b
は、それらが反対方向に駆動されていることにかかわら
ず、それらののブレード109が同時に起立しているか
或いは収縮されるように、互いの鏡像であることが明ら
かである。
【0017】アーム14は受皿底部67に向けて下方に
且つ部分143、145から離れる外方に傾斜された縁
面149を有している。図12に破線で示すようにブレ
ード109を収縮させる方向に部材95を回転させる
と、かかる表面149は生地成分、すなわち、パン粉等
を受皿底部67から離れる方向に押し上げる際の或る程
度の助けとなる。その結果、より良好な成分混合が得ら
れる。更に、混練部材95a、95bは、これらのうち
の一方または両方が受皿27中の生地に達するように受
皿27の長さに沿って間隔を隔てられている。使用の
際、受皿27をオーブン室19中に(幅広側挿入によ
り)設置し、受皿27の底部支持リム69が床部11か
ら上方に突出する一対の保持バリヤー151間になるよ
うにする。バリヤー151および支持リム69は、受皿
27がバリヤー151によりいずれの方向にも可なりの
距離移動するのを防ぐように互いに概ね一致して成形さ
れている。床部11には、保持ラッチ153が設けられ
ており、この保持ラッチ153は受皿りむ69のスロッ
トに突入する舌部を有している。ラッチ153は混合中
および焼き中、受皿を保持するためにリム69に向けて
ばね付勢され、また焼きの終了時に指の圧力により解放
される。混練部材95a、95bをそれらの夫々のシャ
フト93a、93b上に配置し、次いで成分を受皿27
に入れる。
【0018】特に図3を考察して説明すると、作動サイ
クルを開始し、第1方向すなわち前方向として勝手に定
めた方向にモータ17を作動する。そのように作動する
と、混練部材95a、95bは数分間、反対回転し、す
なわち、それぞれ時計方向および反時計方向に駆動され
て成分を混合する。その間、ブレード109は起立して
いる。次に、モータ17を或る時間、第2方向すなわち
逆方向に作動し、その間も、混練部材95a、95bが
反対回転し、ブレード109が収縮される。簡単な逆転
は受皿27の領域155から未混合パン粉を持ち上げる
傾向があり、そうでないと、このパン粉は適切には混合
されない言うことがわかった。その後、モータ17を再
び前方向に作動し、最終的に数分間、逆方向の作動して
焼く前にブレード109を収縮させる。モータの回転方
向にかかわらず、反対回転する混練部材95a、95b
を使用することに利点がある。これれの利点の1つは、
モータ17が前方向に回転しており、ブレード109が
起立している間、生地ボールが受皿27において部材9
5a、95b間に心出しされたままである傾向があると
言う点である。他の利点は、モータ17を逆方向に回転
させ、且つブレード109を収縮させると、領域155
におけるばらのパン粉が良好に混和されて生地ボールに
なると言う点である。
【0019】焼きが終了した後、ドア23を水平方向に
解放し、受皿27を室19に設置したと同じようにし
て、すなわち、「幅広側」取出しにより受皿27を取り
出す。図8に示すように、その結果得られたパン111
はパン屋の通常のパン形状のものであり、その長さに沿
って延びる隆起した頂部113を有している。本発明の
原理を特定な実施例について説明したが、これらの説明
は単に例として行ったものであり、本発明の範囲を限定
使用するものではないことを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】新規なパン製造装置の斜視図である。
【図2】ドアが開き、且つ隔室カバーが取り外された状
態のパン製造装置の斜視図である。
【図3】図1および図2のパン製造装置に使用する新規
な受皿の頂平面図である。
【図4】図3の受皿の横断側立面図である。
【図5】平面5─5のいずれか1つに沿った図4の受皿
の横断面図である。
【図6】図3の受皿の第2具体例の横断側立面図であ
る。
【図7】新規なパン製造装置の床部の代表的な頂平面図
である。
【図8】パンと関連して示す図3、図4および図5の受
皿の斜視図である。
【図9】パン製造装置の混練部材を駆動する構造の下側
斜視図である。
【図10】混練部材の分解斜視図である。
【図11】図10の平面11─11に沿った混練部材の
断面図である。
【図12】図10の平面12─12に沿った混練部材の
断面図である。
【符号の説明】
10 自動パン製造装置 11 床部 13 隔室 15 制御装置 17 モータ 19 オーブン室 21 壁部材 23 出入ドア 27 受皿 67 受皿底部 93 駆動シャフト 95 混練部材 97 混合隆起部 109 ブレード 111 パン 119 駆動手段 127 歯車 129 歯車 135 ハブ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動機構(17、119)と、オーブン
    室(19)と、室(19)内に設けられるパン受皿(2
    7)と、受皿(27)に設けられ、駆動機構(17、1
    19)に連接され、パン生地を混合するための混練部材
    (95)と、駆動機構(17、119)を付勢し、室
    (19)内の温度を調整するための自動制御装置(1
    5)とを備えた自動パン製造装置において、受皿(2
    7)は仕切りの無い単一パン用の内部と、間隔を隔てた
    複数の混練部材(95)とを有しており、それにより長
    さに沿って延びる隆起頂部を有する1つのパン(11
    1)の自動製造を容易にするようになっていることを特
    徴とする自動パン製造装置。
  2. 【請求項2】 2つの上方に延びる混練部材(95)を
    備えたことを特徴とする請求項1に記載の自動パン製造
    装置。
  3. 【請求項3】 受皿(27)は広いより長い底部を有し
    ており、一対の混練部材(95)は受皿(27)に沿っ
    て間隔を隔てられており、それにより混練部材(95)
    の一方または両方が受皿中の生地に達することを特徴と
    する請求項2に記載の自動パン製造装置。
  4. 【請求項4】 各混練部材(95)はその上方取出しを
    容易にするためにプリップ部材(139)を備えた頂タ
    ブ(135)を有しており、各ハブ(135)は下端部
    と、この下端部に沿って枢着されたブレード(109)
    とを有しており、上記ブレード(109)は起立混練位
    置と、受皿底部(67)に沿った収縮非混練位置との間
    で回動可能であり、受皿底部(67)は各々が混練部材
    (95)の各々を受け入れる凹部分(107)を有して
    おり、該凹部分(107)は収縮ブレード(109)を
    丸々受入れるのに十分な深さのものであることを特徴と
    する請求項1に記載の自動パン製造装置。
  5. 【請求項5】 駆動機構(17、119)はモータ(1
    7)を有しており、各混練部材(95)は起立位置と収
    縮位置との間で回動可能に設けられたブレード(10
    9)を有しており、モータ(17)が第1方向に回転す
    るときには、ブレード(109)は起立位置にあり、モ
    ータ(17)が第2方向に回転するときには、ブレード
    (109)は収縮位置にあることを特徴とする請求項1
    に記載の自動パン製造装置。
  6. 【請求項6】 駆動機構(17、119)はモータ(1
    7)を有しており、各混練部材(95)は起立位置と収
    縮位置との間で回動可能に設けられたブレード(10
    9)を有しており、モータ(17)が第1方向に回転す
    るときには、ブレード(109)は起立位置にあり、モ
    ータ(17)が第2方向に回転するときには、ブレード
    (109)は収縮位置にあることを特徴とする請求項3
    に記載の自動パン製造装置。
  7. 【請求項7】 受皿(27)はこれを貫いた一対の間隔
    を隔てられた駆動シャフト(93)を有しており、駆動
    シャフト(93)の各々は別体の駆動部材(127、1
    29)に連接されており、各混練部材(95)は駆動シ
    ャフト(93)の各々に係合し、それによりパン(11
    1)の自動製造を容易にするようになっていることを特
    徴とする請求項1に記載の自動パン製造装置。
  8. 【請求項8】 駆動シャフト(93)は実質的に平行で
    あることを特徴とする請求項7に記載の自動パン製造装
    置。
  9. 【請求項9】 モータ(17)は駆動部材(127、1
    29)の両方に連結されていることを特徴とする請求項
    8に記載の自動パン製造装置。
  10. 【請求項10】 受皿(27)はこれを貫いた一対の間
    隔を隔てられた駆動シャフト(93)を有しており、駆
    動シャフト(93)の各々は別体の駆動部材(127、
    129)に連接されており、各混練部材(95)は駆動
    シャフト(93)の各々に係合し、それによりパン(1
    11)の自動製造を容易にするようになっていることを
    特徴とする請求項5に記載の自動パン製造装置。
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