JPH0820709B2 - ハロゲン化銀カラ−写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀カラ−写真感光材料

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JPH0820709B2
JPH0820709B2 JP62160320A JP16032087A JPH0820709B2 JP H0820709 B2 JPH0820709 B2 JP H0820709B2 JP 62160320 A JP62160320 A JP 62160320A JP 16032087 A JP16032087 A JP 16032087A JP H0820709 B2 JPH0820709 B2 JP H0820709B2
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悟 榛葉
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/32Colour coupling substances
    • G03C7/34Couplers containing phenols
    • G03C7/344Naphtholic couplers

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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はハロゲン化銀カラー写真感光材料に関し、更
に詳しくは乾燥膜厚の薄膜化により高鮮鋭性を達成し、
かつ得られるシアン色素画像の復色性、処理安定性およ
び保存特性の改良された、ハロゲン化銀カラー写真感光
材料に関するものである。
〔従来技術〕
ハロゲン化銀カラー写真感光材料、特にカラーネガ用
ハロゲン化銀写真感光材料では、一般に露光される側か
ら青感性ハロゲン化銀乳剤層、緑感性ハロゲン化銀乳剤
層、赤感性ハロゲン化銀乳剤層の順に塗設されており、
通常、青感性ハロゲン化銀乳剤層と緑感性ハロゲン化銀
乳剤層,層との間には、青感性ハロゲン化銀乳剤層を透
過する青色光を吸収させるために漂白可能なイエローフ
ィルター層が設けられている。
さらに各乳剤層間には、中間層を、また最外層として
保護層を設けることが行われている。これらの各感光性
ハロゲン化銀乳剤層は前記とは別の配列で設けられるこ
とも知られており、さらに各ハロゲン化銀乳剤層とし
て、各々の色光に対して実質的に同じ波長域に感光性を
有し感度を異にする2層以上からなる感光性ハロゲン化
銀乳剤層を用いることも知られている。これらのハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料においては、通常、シアン、
マゼンタおよびイエローの色素画像を形成するために、
カプラーが用いられる。
最近の感光材料において、一方ではユーザーの画質に
対し高品質化の要望が強く、又他方ではスモールフォー
マット化の進展が見られ、特に高度の鋭鮮度を有する感
光材料が必要とされる。
特に支持体により近いハロゲン化銀乳剤層の場合、バ
インダー量の減少による薄膜化が鮮鋭度向上の有効な手
段であることが知られている(例えばJournal of the O
ptical Society of America58(9),1245〜1256(196
8)、Photographic Science and Engineering 16
(3),181〜191(1972)等)。
更にその具体的手段として、単なるゼラチン塗布量の
減量、カプラー塗布量の減量、カプラー分散用の高沸点
溶媒の減量、更には、いわゆるポリマカプラー等の使用
が知られている。しかし、これらの方法はいずれも写真
性能上好ましくない。
例えば、単に感光性層中のゼラチン膜厚を減量してい
くと、カプラー溶媒としての高沸点有機溶媒の塗膜中で
の凝集、破壊等の現象を招き、このためカプラーの結晶
化あるいは、油滴が感光材料表面に滲み出てくる「発汗
現象」を生ずるため、実用化までには至っていない。
又カプラー使用量の減量は、一般には発色濃度の低下
を招く。
また一方では現像処理の迅速化という観点から、処理
温度の高温化、処理時間の短縮化の傾向が近年ますます
強くなり、このため特に従来のナフトール系シアンカプ
ラーを用いた、カラー感光材料において、現像銀の漂白
工程あるいは漂白定着工程の短縮化は、多量の第1鉄イ
オンによるシアン色素の還元褪色を生成するという重大
な欠点を有している。
このようなシアン色素の還元褪色を生起しないカプラ
ーとしては、例えば特開昭56-65134号公報に記載された
2位にウレイド基を有するフェノール系カプラーが知ら
れているが、近年の漂白工程の迅速化においては、シア
ン色素の還元褪色の改良に関しては不十分であり、また
前述の鮮鋭性を改良するためにゼラチン膜の薄膜化にお
いて、発色現像処理工程の変化に対する性能変動が増大
し、実用上重大な欠点を有していることを見い出した。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従って本発明は、鮮鋭性に優れ、かつシアン色素画像
の漂白工程、あるいは漂白定着工程における色素の褪色
が生起することなく、しかも発色現像過程の変化に対す
る安定性及び保存安定性が改良されたハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者は、親水性コロイド層厚及びカプラーについ
て鋭意検討を重ねた結果、上記本発明の目的は支持体上
に赤感光性、緑感光性及び青感光性ハロゲン化銀乳剤層
を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において全親
水性コロイド層の乾燥膜厚の総和が18μm以下であり、
かつ少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層中に下記一般
式〔A〕で示されるシアン色素形成カプラー(但し、 を除く)を 含有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光
材料により達成し得ることを見い出した。
一般式〔A〕 式中、R1は−CONR4R5,−NHCOR4,−NHCOOR6,−NHSO
2NR6,−NHCONR4R5又は−NHSO2NR4R5を、R2は1価基
を、R3は置換基を、Xは水素原子又は芳香族第1級アミ
ン現像剤酸化体との反応により離脱する基を、lは0又
は1を、mは0〜3の整数を、R4およびR5は各々、水素
原子、芳香族基、脂肪族基又はヘテロ環を、R6は芳香族
基、脂肪族基又はヘテロ環基を表し、mが2又は3のと
き、各R3は同一でも異なっていてもよく、互いに結合し
て環を形成してもよく、又R4とR5,R2とR3とXは結合し
て環を形成してもよい。但し、lが0のときは、mが
0、R1は−CONHR7であり、R7は芳香族基を表す。
R2〜R7で表される各基は置換基を有するものを含む。
R6としては、炭素数1〜30の脂肪族基、炭素数6〜30
の芳香族基、炭素数1〜30のヘテロ環基が好ましく、
R4,R5としては水素原子及びR6として好ましいものとし
て挙げたものが好ましい。
R3としては、直接又はNH、COもしくはSO2を介してNH
に結合する水素原子、炭素数1〜30の脂肪族基、炭素数
6〜30の芳香族基、炭素数1〜30のヘテロ環基、−OR8
−、−COR8−CO2R10、−SO2R10、または−SO2OR10(R8,R9及びR10
はそれぞれ前記のR4,R5及びR6において定義されたもの
と同じであり、R8とR9は結合してヘテロ環を形成しても
よい。)が好ましい。
R7は好ましくは、炭素数6〜30の芳香族基であり、R7
の置換基の代表例としてはハロゲン原子、ヒドロキシ
基、アミノ基、カルボキシル基、スルホン酸基、シアノ
基、芳香族基、ヘテロ基、カルボンアミド基、スルホン
アミド基、カルバモイル基、スルファモイル基、ウレイ
ド基、アシル基、アシルオキシ基、脂肪族オキシ基、芳
香族オキシ基、脂肪族チオ基、芳香族チオ基、脂肪族ス
ルホニル基、芳香族スルホニル基、スルファモイルアミ
ノ基、ニトロ基、イミド基、脂肪族基、脂肪族オキシカ
ルボニル基等を挙げられることができる。複数の置換基
で置換されている場合、複数の置換基が互いに結合して
環を形成していてもよく、例としてジオキシメチレン基
等を挙げることができる。
R3の代表例としてはハロゲン原子、ヒドロキシ基、ア
ミノ基、カルボキシル基、スルホン酸基、シアノ基、芳
香族基、複素環基、カルボンアミド基、スルホンアミド
基、カルバモイル基、スルファモイル基、ウレイド基、
アシル基、アシルオキシ基、脂肪族オキシ基、芳香族オ
キシ基、脂肪族チオ基、芳香族チオ基、脂肪族スルホニ
ル基、芳香族スルホニル基、スルファモイルアミノ基、
ニトロ基、イミド基などを挙げることができ、このR3
含まれる炭素数は0〜30が好ましい。m=2のとき環状
のR3の例としては、ジオキシメチレン基などがある。
lが1のときR1は−CONR4R5が特に好ましく、mは0
が好ましく、R2は直接NHに結合する−COR8,−COOR10
−SO2R10,−CONR8R9,−SO2NR8R9が特に好ましく、更
に好ましいのは直接NHに結合する。−COOR10,−COR8
−SO2R10であり−COOR10が最も好ましい。又、R1〜R3,X
を介して、2量体以上の多量体を形成するものも本発明
に含まれる。
Xが芳香族第1級アミン現像剤酸化体との反応により
離脱する基の場合、該離脱した成分は現像抑制成分また
は、その前駆体ではない。
一般式〔A〕で表されるカプラーの具体例は特開昭60
-237448号、同61-153640号、同61-145557号、同62-8524
2号、同48-15529号、同50-117422号、同52-18315号、同
52-90932号、同53-52423号、同54-48237号、同54-66129
号、同55-32071号、同55-65957号、同55-105226号、同5
6-1938号、同56-12643号、同56-27147号、同56-126832
号、同58-95346号及び米国特許第3488193号等に記載さ
れており、これらに記載の方法により合成できる。
カプラーを感光材料中に添加するには、カプラーの物
性(例えば溶解性)に応じて、水不溶性高沸点有機溶媒
を用い水中油滴型乳化分散法、アルカリ性溶液として添
加するアルカリ分散法、ラテックス分散法、微細な固体
として直接添加する固体分散法等、種々の方法を用いる
ことができる。
カプラーの添加量は通常ハロゲン化銀1モル当り1.0
×10-3モル、好ましくは5.0×10-3モル〜8.0×10-1モル
の範囲である。
また本発明に係るナフトールカプラー以外のシアン発
色カプラーを赤感光性乳剤層に用いることは妨げない
が、本発明の効果を奏すには好ましくは本発明に係るナ
フトールカプーは全シアン発色カプラーの20%以上であ
り、更に好ましくは40%以上であり、特に好ましくは70
〜90%である。
次に一般式〔A〕で表されるカプラーの代表的具体例
を示すが、本発明がこれらにより限定されるものではな
い。
また、本発明における乾燥膜厚は乾燥材料の断面を走
査型電子顕微鏡で拡大撮影し、測定した膜厚を意味す
る。該乳剤層を有する側の全親水性コロイド層の乾燥膜
厚の総和(以下乳剤面の膜厚と記す)の下限は、含まれ
るハロゲン化銀乳剤、カプラー等の油剤、添加剤、ゼラ
チン等のバインダーなどの占める体積により限界があ
り、好ましい乳剤面の膜厚は5μm〜18μmであり更に
好ましくは10μm〜16μmである。又乳剤面の最表面か
ら支持体に最も近い乳剤層の下端までは14μm以下が好
ましく、該乳剤層と感色性が異なり、該乳剤層の次に支
持体に近い乳剤層の下端までは10μm以下が好ましい。
また本発明に係るハロゲン化銀乳剤層は支持体上に赤
感光性層、緑感光性層及び、青感光性層をそれぞれ少な
くとも1層づつ有していればよく、層配列としては支持
体側から赤感光性層、緑感光性層、青感光性層の順であ
ってもよく、他の配列をなすものでもよいが、好ましく
は前者の配列である。また各感光性層はそれぞれ1層以
上で構成されており好ましくは2層以上で構成されてい
る。
感色性が実質的に同一である感度の異なる複数層のハ
ロゲン化銀乳剤層が隣接している場合の感光材料の例と
しては、支持体上に赤感性ハロゲン化銀乳剤層、緑感光
性ハロゲン化銀乳剤層及び青感光性ハロゲン化銀乳剤層
の各感光性ハロゲン化銀乳剤層の高感度ハロゲン化銀乳
剤層と低感度ハロゲン化銀乳剤層とが分離、かつ隣接し
た状態で順次塗設された層構成(順層構成)を挙げるこ
とができる。また、前記複数層のハロゲン化銀乳剤層が
分離されている例としては、米国特許第3,663,228号に
記載されているように、支持体側から順に赤感光性ハロ
ゲン化銀乳剤層、緑感光性ハロゲン化銀乳剤層及び青感
光性ハロゲン化銀乳剤層の各低感度乳剤層を塗設し該低
感度乳剤層群上に、支持体側から順に赤感光性ハロゲン
化銀乳剤層、緑感光性ハロゲン化銀乳剤層及び青感光性
ハロゲン化銀乳剤層の高感度乳剤層群を塗設した2積層
体ユニット構成(逆層構成)の感光材料を挙げることが
できる。そして、これら感色性の異なる感光性ハロゲン
化銀乳剤層の間、及び感色性は同一であるが感度の異な
る感光性ハロゲン化銀乳剤層の間の一部又は全部には非
感光性親水性コロイド層の中間層が設けられていてもよ
く、更にまた最上層には非感光性親水性コロイド層の保
護層が設けられていてもよい。
本発明の目的の1つである発色現像処理における変動
に対する改良をより向上させるために、各中間層及び保
護層のうち少なくとも1層中に非感光性の微粒子ハロゲ
ン化銀を含有せしめることが有効であり、とりわけ支持
体から最も遠い位置にある非感光性親水性コロイド層中
に非感光性の微粒子ハロゲン化銀を含有させることが特
に好ましい。
ここにおいて、非感光性の微粒子ハロゲン化銀とは、
色素画像を得るための像様露光時においては感光せずそ
の現像処理において実質的に現像されず、予めカプラさ
れていないハロゲン化銀粒子をいう。
この微粒子ハロゲン化銀は、臭化銀の含有率を0〜10
0モル%含有するものであり、このような比率で臭化銀
を含むハロゲン化銀である限りにおいて、種々の組成の
ものであってもよい。
また、必要に応じて塩化銀および/または沃化銀を含
有してもよい。この微粒子ハロゲン化銀は、その平均粒
径が0.01μm〜0.3μmが好ましく、より好ましくは0.0
2μm〜0.2μmのものが用いられる。このようなハロゲ
ン化銀粒子の平均粒径は、個々のハロゲン化銀粒子の投
影面積に相当する円の直径の平均値を意味し、この測定
は、例えば、「写真工学の基礎−銀塩写真編−」(日本
写真学会編昭和54年1月30日発行)第227頁〜第228頁に
記載された方法で求めることができる。
微粒子ハロゲン化銀の量は、銀量として0.01〜5g/m2
が好ましく、特に好ましくは0.1〜1.0g/m2である。
本発明の感光材料に用いる感光性ハロゲン化銀乳剤と
しては、通常のハロゲン化銀乳剤の任意のものを用いる
ことができる。
該乳剤は、常法により化学増感することができ、増感
色素を用いて、所望の波長域に光学的に増感できる。
ハロゲン化銀乳剤には、カブリ防止剤、安定剤等を加
えることができる。該乳剤のバインダーとしたは、ゼラ
チンを用いるのが有利である。
乳剤層、その他の親水性コロイド層は、硬膜すること
ができ、又、可塑剤、水不溶性又は難溶性合成ポリマー
の分散物(ラテックス)を含有させることができる。
カラー写真用感光材料の乳剤層には、カプラーが用い
られる。
更に色補正の効果を有しているカラードカプラー、競
合カプラー及び現像主薬の酸化体とのカップリングによ
って現像促進剤、漂白促進剤、現像剤、ハロゲン化銀溶
剤、調色剤、硬膜剤、カブリ剤、カブリ防止剤、化学増
感剤、分光増感剤、及び減感剤のような写真的に有用な
フラグメントを放出する化合物が用いることができる。
感光材料には、フィルター層、ハレーション防止層、
イラジエーション防止層等の補助層を設けることができ
る。これらの層中及び/又は乳剤層中には現像処理中に
感光材料から流出するかもしくは漂白される染料が含有
させられてもよい。
感光材料には、ホルマリンスカベンジャー、蛍光増白
剤、マット剤、滑剤、画像安定剤、界面活性剤、色カブ
リ防止剤、現像促進剤、現像遅延剤や漂白促進剤を添加
できる。
支持体としては、ポリエチレン等をラミネートした
紙、ポリエチレンテレフタレートフィルム、バライタ
紙、三酢酸セルロース等を用いることができる。
本発明の感光材料を用いて色素画像を得るには露光
後、通常知られているカラー写真処理を行うことができ
る。
〔実施例〕
以下に本発明の具体的実施例を述べるが、本発明の実
施の態様はこれらに限定されない。
以下の全ての実施例において、ハロゲン化銀写真感光
材料中の添加量は特に記載のない限り1m2当りのものを
示す。また、ハロゲン化銀とコロイド銀は銀に換算して
示した。
実施例−1 トリアセチルセルロースフィルム支持体上に、下記に
示すような組成の各層を順次支持体側から形成して、多
層カラー写真要素試料1を作製した。
試料−1(比較) 第1層;ハレーション防止層(HC−1) 黒色コロイド銀を含むゼラチン層。膜厚1.5μm 第2層;中間層(I.L.) 2,5−ジ−t−オクチルハイドロキノンの乳化分散物を
含むゼラチン層。膜厚1.0μm 第3層;低感度赤感性ハロゲン化銀乳剤層(RL−1)、
平均粒径()0.40μm、Ag16モル%を含むAgBrIから
なる 単分散乳剤(乳剤I) ……銀塗布量1.8g/m2 増感色素I ……銀1モルに対して5.0×10-4モル 増感色素II ……銀1モルに対して0.8×10-4モル シアンカプラー(C−1) ……銀1モルに対して0.085
モル カラードシアンカプラー(CC−1)…1モルに対して0.
005モル DIR化合物(D−1) ……銀1モルに対して0.0015モル DIR化合物(D−2) ……銀1モルに対して0.002モル 膜厚2.7μm 第4層;高感度赤感性ハロゲン化銀乳剤層(RH−1)、
平均粒径()0.8μm、AgI6.0モル%を含むAgBrIから
なる 単分散乳剤(乳剤II) ……銀塗布量1.3g/m2 増感色素I ……銀1モルに対して2.5×10-4モル 増感色素II ……銀1モルに対して0.8×10-4モル シアンカプラー(C−2) ……銀1モルに体して0.007
モル シアンカプラー(C−3) ……銀1モルに対して0.027
モル カラードシアンカプラー(CC−1)…1モルに対して0.
0015モル DIR化合物(D−2) ……銀1モルに対して0.001モル 膜厚1.3μm 第5層;中間層(I.L.) 第2層と同じ、ゼラチン層。膜厚1.5μm 第6層;低感度緑感性ハロゲン化銀乳剤層(GL−1) 乳剤−I……塗布銀量1.5g/m2 増感色素III ……銀1モルに対して2.0×10-4モル 増感色素IV ……銀1モルに対して1.0×10-4モル マゼンタカプラー(M−1)……銀1モルに対して0.09
0モル カラードマゼンタカプラー(CM−1)……銀1モルに対
して0.004モル DIR化合物(D−1) ……銀1モルに対して0.0010モル DIR化合物(D−3) ……銀1モルに対して0.0030モル 膜厚2.5μm 第7層;高感度緑感性ハロゲン化銀乳剤層(GH−1) 乳剤−II ……塗布銀量1.4g/m2 増感色素III ……銀1モルに対して1.2×10-4モル 増感色素IV ……銀1モルに対して0.8×10-4モル マゼンタカプラー(M−1)……銀1モルに対して0.01
5モル カラードマゼンタカプラー(CM−1)……銀1モルに対
して0.002モル DIR化合物(D−3) ……銀1モルに対して0.0010モル 膜厚2.0μm 第8層;イエローフィルター層(YC−1) 黄色コロイド銀と2,5−ジ−t−オクチルハイドロキノ
ンの乳化分散物とを含むゼラチン層。膜厚1.5μm 第9層;低感度青感性ハロゲン化銀乳剤層(BL−1) 平均粒径0.48μm,AgI6モル%を含むAgBr1からなる 単分散乳剤(乳剤III) ……銀塗布量0.9g/m2 増感色素V ……銀1モルに対して1.3×10-4モル イエローカプラー(Y−1)……銀1モルに対して0.29
モル 膜厚3.0μm 第10層;高感度青感性乳剤層(BH−1) 平均粒径0.8μm、AgI7モル%を含むAgBr1からなる 単分散乳剤(乳剤IV) ……銀塗布量0.5g/m2 増感色素V ……銀1モルに対して1.0×10-4モル イエローカプラー(Y−1)……銀1モルに対して0.08
モル DIR化合物(D−2) ……銀1モルに対して0.0030モル 膜厚1.5μm 第11層;第1保護層(pro−1) 沃臭化銀(AgI1モル%平均粒径0.07μm)銀塗布量0.5g
/m2 紫外線吸収剤UV−1,UV−2を含むゼラチン層。膜厚1.0
μm 第12層;第2保護層(pro−2) ポリメチルメタクリレート粒子(直径1.5μmを含むゼ
ラチン層。膜厚0.5μm 尚各層には上記組成物の他に、ゼラチン硬化剤(H−
1)および(H−2)や界面活性剤を添加した。
試料1の各層に含まれる化合物は下記の通りである。
増感色素I;アンヒドロ5,5′−ジクロロ−9−エチル−
3,3′−ジ−(3−スルホプロピル)チアカルボシアニ
ンヒドロキシド 増感色素II;アンヒドロ9−エチル−3,3′−ジ−(3−
スルホプロピル)−4,5,4′,5′−ジベンゾチアカルボ
シアニンヒドロキシド 増感色素III;アンヒドロ5,5′−ジフェニル−9−エチ
ル−3,3′−ジ−(3−スルホプロピル)オキサカルボ
シアニンヒドロキシド 増感色素IV;アンヒドロ−9−エチル−3,3′−ジ−(3
−スルホプロピル)−5,6,5′,6′−ジベンゾオキサカ
ルボシアニンヒドロキシド 増感色素V;アンヒドロ3,3′−ジ−(3−スルホプロピ
ル)−4,5−ベンゾ−5′−メトキシチアシアニンアン
ヒドロキシド H−2 〔(CH2=CHSO2CH33CCH2SO2(CH222N(CH22SO3
K 次に表−1に示す項目について試料1から変更した試
料2〜試料23を試料1と同様にして作成した。
尚表中の各層の乾燥膜厚はゼラチンの塗布量を変化し
て調整した。
このようにして作成した各試料No.1〜23を、それぞれ
白色光を用いてウエッジ露光及び矩形波チャートに密着
露光したのち、下記現像処理を行った。
処理工程(38℃) 発色現像 3分15秒 漂白 6分30秒 水洗 3分15秒 定着 6分30秒 水洗 3分15秒 安定化 1分30秒 乾燥 各処理工程において使用した処理液組成は下記の通り
である。
〔発色現像液〕
4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(β−ヒ
ドロキシエチル)−アニリン・硫酸塩 4.75g 無水亜硫酸ナトリウム 4.25g ヒドロキシルアミン・1/2硫酸塩 2.0 g 無水炭酸カリウム 37.5 g 臭化カリウム 1.3 g ニトリロトリ酢酸・3ナトリウム塩(1水塩) 2.5 g 水酸化カリウム 1.0 g 水を加えて1とする。
〔漂白液〕
エチレンジアミン四酢酸鉄アンモニウム塩 100.0 g エチレンジアミン四酢酸2アンモニウム塩 10.0 g 臭化アンモニウム 150.0 g 氷酢酸 10.0ml 水を加えて1とし、アンモニア水を用いてpH=6.0
に調整する。
〔定着液〕
チオ硫酸アンモニウム 175.0 g 無水亜硫酸ナトリウム 8.5 g メタ亜硫酸ナトリウム 2.3 g 水を加えて1とし、酢酸を用いてpH=6.0に調整す
る。
〔安定液〕
ホルマリン(37%水溶液) 1.5ml コニダックス(小西六写真工業社製) 7.5ml 水を加えて1とする。
得られた各試料について赤色光を用いてセンシトメト
リー特性及び鮮鋭度を測定した。センシトメトリー特性
はウエッジ露光を行った試料について、試料No.1の感度
を100とし、それぞれの試料の相対感度(S)及び最高
発色濃度(Dm)を測定した。
鮮鋭度については、矩形波チャート露光した試料をサ
クラマイクロデンシトメーターモデルPDM−5タイプAR
(小西六写真工業社製)でスリット巾が縦300μ、横2
μの巾のスリットで濃度測定を行い入力に対する解像力
を百分率値で求め、MTF(Modulation Transfer Functio
n)値を求めた。具体的には赤色光にてMTFを求め、空間
周波数が30本/mmでのMTFの相対値(試料No.1を100とし
た)で示した。
又、シアン色画像の漂白褪色製性を調べるため、試料
1〜試料23について前述の漂白時間を4分15秒及び2分
に短縮して赤色光でのセンシトメトリー特性を測定し
た。又、一部の試料について40℃相対湿度80%、及び23
℃相対湿度55%で20日間保存した後、同様な現像処理及
びセンシトメトリー特性の測定及び感光材料中での析
出、及び発汗を光学顕微鏡で観察を行い、経時による保
存性を調べた。
以上の項目について測定し得られた結果を表−2に示
す。
表−2から明らかな様に本発明外の全乾燥膜厚が20μ
の試料(1)から試料(6)においては、本発明に係る
シアンカプラーと比較カプラーとの間ではシアン色画像
の漂白褪色性、経時保存性については大きな差は見られ
ないが、全乾燥膜厚を17μにした試料(7)から試料
(13)においては、本発明に係る試料(9)から試料
(13)は鮮鋭性及び褪色性の大巾な向上を達成すると同
時に、経時保存時におけるセンシトメトリーの劣化がほ
とんど前述の20μの試料と同等である。これに対し比較
試料(7)は経時保存時に塗膜中でカプラーの析出及び
発汗を生じ、センシトメトリー特性が大巾に劣化した。
またカプラーの使用量を本発明に係る試料と同一にした
比較試料(8)は、カプラーの析出、発汗は起こしてい
ないが十分な発色濃度が得られないため、カラー感光材
料としては不適なものであった。
さらに全乾燥膜厚を14.9μまで減量した試料において
も本発明に係る試料(16)〜試料(23)で経時保存性を
そこなわずに、さらに鮮鋭性・シアン色画像の褪色性が
改良されたすぐれたカラー感光材料を得ることができ
た。
又、試料16の第3層及び第4層のカプラーA−3をA
−44,A−54,A−57,A−62に代えた試料について同じテス
トをしたところ、本発明の効果が見られた。
実施例−2 実施例−1にて得られた試料(1)(2)(3)
(6)(7)(8)(9)(13)(14)(15)(16)及
び(17)を用いて下記に示す方法にて処理変動性を調べ
た。
実施例−1における発色現像液の組成を表−3の様に
変更した以外はすべて同様にしてセンシトメトリー特性
の測定を行った。
以上により得られたセンシトメトリー特性を表−4に
示す。尚表中の相対感度はそれぞれの試料のBlank発色
現像液での感度を100として示した。
表−4から明らかな様に20μの全乾燥膜厚においては
試料(1)(2)と(3)(6)での処理変動性に大き
な差は見られないが全乾燥膜厚が17μあるいは14.9μに
なると、比較カプラーである試料(7)(8)及び(1
4)(15)は発色現像液の組成変化に対し大きく変動す
るのに対し、本発明に係る試料(9)(13)及び(16)
(17)は薄膜にしたにもかかわらずセンシトメトリーの
変動巾は小さく、とりわけ第11層に微粒子ハロゲン化銀
を含有させた試料(13)(17)は比較試料に対し顕著な
効果を示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に赤感光性、緑感光性及び青感光
    性ハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀カラー写真
    感光材料において、全親水性コロイド層の乾燥膜厚の総
    和が18μm以下であり、かつ少なくとも1層のハロゲン
    化銀乳剤層中に下記一般式〔A〕で示されるシアン色素
    形成カプラーを含有することを特徴とするハロゲン化銀
    カラー写真感光材料。 一般式〔A〕 〔式中、R1は−CONR4R5,−NHCOR4,−NHCOOR6,−NHSO
    2R6,−NHCONR4R5又は−NHSO2NR4R5を、R2は1価基を、
    R3は置換基を、Xは水素原子又は芳香族第1級アミン現
    像剤酸化体との反応により離脱する基を、lは0又は1
    を、mは0〜3の整数を、R4およびR5は各々、水素原
    子、芳香族基、脂肪族基又はヘテロ環を、R6は芳香族
    基、脂肪族基又はヘテロ環基を表し、mが2又は3のと
    き、各R3は同一でも異なっていてもよく、互いに結合し
    て環を形成してもよく、又、R4とR5,R2とR3とXは結合
    して環を形成してもよい。 但し、lが0のときは、mが0、R1は−CONHR7であり、
    R7は芳香族基を表す。また、下記の化合物を除く。〕
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