JPH08207497A - ホワイトボード用摺擦具 - Google Patents

ホワイトボード用摺擦具

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JPH08207497A
JPH08207497A JP1951195A JP1951195A JPH08207497A JP H08207497 A JPH08207497 A JP H08207497A JP 1951195 A JP1951195 A JP 1951195A JP 1951195 A JP1951195 A JP 1951195A JP H08207497 A JPH08207497 A JP H08207497A
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lumps
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Akira Kawachiya
彰 河内谷
Mitsuko Kitano
充子 北野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】摺擦性能に優れ、しかも、一旦摺擦具に付着し
た水性インク等が水洗いによって速やかに洗浄除去でき
るようにすることをその技術的課題とする。 【構成】ポリエステル繊維を多数本密集させた繊維束に
よって構成される複数の塊状体(10a),(10a) からなる摺
擦塊(10)が一定間隔毎に突出するように織り上げられて
なる被覆体(11)により独立気泡からなるスポンジ(2) を
被覆する構成とし、前記摺擦塊(10)は、上記繊維束を一
定範囲にわたって密に蛇行させるとともに、その蛇行部
の蛇行幅の中央を前記繊維束よりも細い縦糸によって綴
じ付けることにより前記繊維束の環状部分に形成される
コブ状の複数の塊状体(10a),(10a)からなる構成とした

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、摺擦具、特に、ホワイ
トボードの摺擦具に関するもので、通常、イレーザーと
も言われている。
【0002】
【従来技術及び課題】従来この種摺擦具としては、すで
に、直方体状の弾性体の一面に厚肉のフェルト生地を取
付けたものが知られている。このものでは、所定の厚さ
の弾性スポンジシートと所定の厚さのフェルトシートを
接着等の手段で積層状態に結合して、これを一定の直方
体状に裁断すれば、摺擦具となり、これを皿状の合成樹
脂製の背板に装着すると、ホワイトボード用の摺擦具と
なる。
【0003】ところがこの従来のものを長期間使用して
いると、フェルト生地が目詰まりして最終的には使用不
能となる。このような事態に至らないまでも、早い段階
で摺擦性能が低下し、確実に消去できない事態が生じ
る。摺擦性能を回復させようとしても、マーカーペンの
水性インクがしみ込んだ上記フェルト生地の洗浄が困難
であった。特に、水洗い等によって洗浄しようとしても
確実にインク成分を洗浄除去するには長時間を要した。
【0004】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、摺擦性能に優れ、しかも、一旦摺擦具に付着し
た水性インク等が水洗いによって速やかに洗浄除去でき
るようにすることをその技術的課題とする。
【0005】
【技術的手段】上記技術的課題を解決するために講じた
本発明の技術的手段は『ポリエステル繊維を多数本密集
させた繊維束によって構成される複数の塊状体(10a),(1
0a) からなる摺擦塊(10)が一定間隔毎に突出するように
織り上げられてなる被覆体(11)により独立気泡からなる
スポンジ(2) を被覆する構成とし、前記摺擦塊(10)は、
上記繊維束を一定範囲にわたって密に蛇行させるととも
に、その蛇行部の蛇行幅の中央を前記繊維束よりも細い
縦糸によって綴じ付けることにより前記繊維束の環状部
分に形成されるコブ状の複数の塊状体(10a),(10a) から
なる構成とした』ことである。
【0006】
【作用】本発明の上記技術的手段は次のように作用す
る。スポンジ(2) を被覆している被覆体(11)には、複数
のコブ状の塊状体(10a),(10a) からなる摺擦塊(10),(1
0) が一定の間隔をおいて規則的に配列するように突出
形成されているので、摺擦塊(10),(10) 相互間には谷間
が生じることとなる。
【0007】従って、マーカーペン等によってホワイト
ボード表面に記載された記事を摺擦すると、摺擦塊(1
0),(10) によって水性インクによる前記記事が拭き取ら
れ、この水性インクが前記摺擦塊(10),(10) の繊維間に
蓄積される。スポンジ(2) は独立気泡からなるものとし
ているから、このスポンジ内には水性インクはしみ込ま
ない。
【0008】ある程度使用すると、摺擦塊(10),(10) 内
が拭き取られた水性インクによって充満し、摺擦性能が
低下するが、この場合には、被覆体(11)とスポンジ(2)
を水洗いする。このとき、場合によっては洗剤や石けん
を用いてもよい。これにより摺擦塊(10),(10) 内の水性
インクが除去されることとなる。なお、ポリエステル繊
維を多数本密集させた繊維束によって前記摺擦塊(10),
(10) が構成されているから、構成繊維内に水性インク
がしみ込むこともなく、前記水洗いによって確実に除去
出来るものとなる。
【0009】なお、この摺擦塊(10),(10) を構成してい
る塊状体(10a),(10a) は、ポリエステル繊維を多数本密
集させた繊維束を一定範囲にわたって密に蛇行させると
ともに、その蛇行部の蛇行幅の中央を前記繊維束よりも
細い縦糸によって綴じ付けることにより前記繊維束の環
状部分をコブ状に突出させた構成としたものであるか
ら、摺擦具(1) を被摺擦体に圧接して摺擦すると、前記
コブ状に突出する塊状体(10a),(10a) のひとつひとつが
他の部分に比べて被摺擦面に強く押付けられることとな
る。これにより、各塊状体(10a),(10a) がマーカーペン
等による記事の摺擦除去効果が確実である。
【0010】
【効果】本発明は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。摺擦塊(10),(10) に付着された水性インク等は
水洗い等によって確実に除去出来るので、また、スポン
ジ(2) は独立気泡からなるからこれに水性インクがしみ
込むことはないから、摺擦具全体の水洗いや摺擦塊(1
0),(10) の摺擦性能を復元させる為の作業が簡単であ
る。
【0011】また、摺擦塊(10),(10) に水性インク等が
しみついたりしないから、水洗い等をくり返すことによ
って長期にわたって使用出来る。コブ状に突出する塊状
体(10a),(10a) のひとつひとつが被摺擦面に強く押付け
られることとなるから、摺擦効果もすぐれている。被覆
体(11)を構成するポリエステル繊維は、引っ張り・摩擦
・折り曲げに強く、型崩れしにくいという特徴があるた
め、塊状体(10a),(10a) は長期にわたる摺擦運動にも耐
えることができ、塊状体(10a),(10a) による摺擦力も衰
えることがないので経済的である。
【0012】なお、被覆体(11)を構成している糸にSR
(Soil Release)加工を施したものでは、摺擦具(1) には
汚れが付きにくくなるとともに再汚染が防止され油性の
汚れでも落とし易いものとなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図5に基い
て説明する。図1〜3に示す実施例1は、ポリエステル
100%の合成繊維にSR加工を施した糸で被覆体(11)を構
成し、図1及び図3に示すように、該被覆体(11)でスポ
ンジ(2) を被覆し、その周囲を縫製して摺擦具(1) を構
成したものである。
【0014】該被覆体(11)は、多数の繊維束を部分的に
屈曲させてループ密集部を形成する第1縦糸(A),(B),
(C),(D)・・・と、数本の繊維を鎖状に編んだ細い第2縦糸
(A'),(B'),(C')・・・・、及び、これら第1,第2縦糸に直
角に交わる横糸(a),(b),(c),(d)・・・とから構成されてい
る。以下、第1縦糸をそれぞれ(A),(B),(C),(D),(E),
(F) の記号で表し、図2に基いて被覆体(11)の構成につ
いて説明する。
【0015】第1縦糸は、それぞれ(B) と(C),(D) と
(E) が交叉域(X) で互いに交叉しており、非交叉域(Y)
では(A) は(B) と、(C) は(D) と、(E) は(F) と重なり
合って互い違いにループを構成するように蛇行する。前
記ループを7つ形成した時点で、重なり合っていた(A)
と(B) ,(C) と(D) ,(E) と(F) は別体となり、再び、
(B) は(C) と、(D) は(E) と、又、(A) と(F) もそれぞ
れ隣接する第1縦糸と交叉する。すなわち、2本の第1
縦糸が重なり合って形成した各ループがそれぞれ塊状体
(10a),(10a) となり、上記した動作を繰り返すことによ
り、規則的に7つの塊状体(10a),(10a) で摺擦塊(10)を
構成しながら被覆体(11)が織り上げられて行くことにな
る。
【0016】この実施例の場合、塊状体(10a),(10a) を
構成している部分は、第1縦糸を2本束ねた構成となる
ため、太さは交叉域(X) の倍の太さとなり、この部分が
摺擦塊(10)を構成することとなるので、摺擦塊(10)は他
の部分よりも突出した形状となる。又、第1縦糸の交叉
点上には第2縦糸(A'), (A')が、前記7つの塊状体(10
a),(10a) で構成されている摺擦塊(10)の縦中心線上に
は第2縦糸(B'),(B') が織り込まれている。
【0017】この第2縦糸(B'),(B') によって、第1縦
糸(A),(B),(C)・・・を2本ずつ束ねて前記した様に蛇行さ
せ互い違いに形成したループが解けず、コブ状に維持さ
れることとなる又、横糸(a),(b),(c),(d)・・・は、第1縦
糸相互の交叉域(X) に組込まれて、図2に示したような
被覆体(11)を完成している。
【0018】特にこの実施例の場合では、各塊状体(10
a),(10a) の直径を約1.5 mmとし、該塊状体(10a) 7つ
で構成されている摺擦塊(10)は、それぞれ縦約6mm,横
約2mm,厚さ約1mmの塊となる。 又、各摺擦塊(10),
(10)の間隔は、約2〜3mmの等間隔に設定し、その中央
には第1縦糸の交叉域を組込みながら第2縦糸(A'),
(A') が走り、被覆体(11)を補強している。
【0019】こうして織り上げた被覆体(11)を所定の大
きさ形状に裁断し、図3に示すように、扁平矩形状のス
ポンジ(2) を被覆してその周囲を縫製すると、図1に示
すような摺擦具(1) が完成する。この実施例では、上記
した様に比較的粗い目が形成されているので、摺擦具
(1) 自体の柔軟性があり摺擦し易いものとなる。又、摺
擦塊(10)と摺擦塊(10)との間隔は約摺擦塊(10)の横幅に
略一致する程度に設定してあることから、この間隙部分
から、外部に露出しているスポンジ(2) が埃を吸着し、
摺擦塊(10),(10)間に被摺擦体から除去した埃が蓄積さ
れることとなり、他の場所に埃が落ちてしまう不都合が
ない。
【0020】図4に示す実施例2は、上記スポンジ(2)
と被覆体(11)との組み合わせを、基台(3) と保持筒(4)
とによって結合一体化するようにしたものである。この
実施例では、スポンジ(2) は直方体状に構成され、この
上部が基台(3) の下部に設けた下方に開放する筒部(31)
内に圧入保持されている。そして、矩形のシート状の被
覆体(11)が前記スポンジ(2) の露出部及び筒部(31)を包
囲するように被覆され、これの外側から保持筒(4) が外
嵌する。
【0021】この保持筒(4) は、前記筒部(31)と嵌合す
るテーパ筒部(41)と、この上端に続く嵌合筒部(42)とか
らなり、前記テーパ筒部(41)の下端にはフランジ部(43)
が張り出す。なお、上記筒部(31)及び前記テーパ筒部(4
1)は共に全体として矩形状(平面図)に構成されている
が、これらの嵌合面は上方に向かって拡大する角錐面と
なっている。そして、この嵌合部の嵌合間隙が所定の値
に設定されている。
【0022】従って、スポンジ(2) の露出部を被覆体(1
1)によって被覆してその周縁部を筒部(31)の外周面に位
置させて保持筒(4) を外嵌させると、前記周縁部が保持
筒(4) のテーパ筒部(41)と筒部(31)との間に挟持される
こととなり、これにより、スポンジ(2) の露出部の全体
が被覆体(11)によって包囲されて、上記実施例1と同様
に利用できる。
【0023】また、水洗いに際しては、スポンジ(2) と
被覆体(11)とを別個に出来る利点がある。また、一定の
寸法に裁断した被覆体(11)によって被覆するだけである
から縫製等が不要である。図5に示す実施例3は、一部
に開放部(110) を具備する袋状の被覆体(11)内に、前記
開放部(110) から直方体状のスポンジ(2) を収容し、こ
れを下方にのみ開放する保持枠(5) のスカート部(52)内
に圧入保持させた構成である。前記スポンジ(2) を圧入
保持させるため、この実施例では、前記保持枠(5) を矩
形筒状のスカート部(52)と、これの上端開放部に取り外
し自在に嵌着される天板部(51)とからなる。従って、前
記天板部(51)を取り外した状態で、被覆体(11)によって
被覆したスポンジ(2) を前記スカート部(52)の上方から
押し込んで一部を下方に突出させ、上端開放部に天板部
(51)を嵌着すると同図のような摺擦具が完成する。この
場合にも、上記実施例2と同様の効果を有するものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の一部切欠説明図
【図2】被覆体(11)の拡大図
【図3】スポンジ(2) を被覆した状態の説明図
【図4】実施例2の断面図
【図5】実施例3の断面図
【符号の説明】
(1) ・・・・・摺擦具 (10)・・・・・摺擦塊 (10a) ・・・・塊状体 (11)・・・・・被覆体 (2) ・・・・・スポンジ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステル繊維を多数本密集させた繊
    維束によって構成される複数の塊状体(10a),(10a) から
    なる摺擦塊(10)が一定間隔毎に突出するように織り上げ
    られてなる被覆体(11)により独立気泡からなるスポンジ
    (2) を被覆する構成とし、前記摺擦塊(10)は、上記繊維
    束を一定範囲にわたって密に蛇行させるとともに、その
    蛇行部の蛇行幅の中央を前記繊維束よりも細い縦糸によ
    って綴じ付けることにより前記繊維束の環状部分に形成
    されるコブ状の複数の塊状体(10a),(10a) からなる構成
    としたホワイトボード用摺擦具。
  2. 【請求項2】 スポンジ(2) を塩化ビニール樹脂製で発
    砲倍率15〜30倍程度に設定した請求項1に記載のホ
    ワイトボード用摺擦具。
  3. 【請求項3】 スポンジ(2) の上部を取り外し可能に嵌
    入保持する筒部(31)を具備する基台(3) と、この基台
    (3) の前記筒部(31)に外嵌する保持筒(4) とを具備さ
    せ、前記スポンジ(2) を被覆させた被覆体(11)の上端部
    を前記筒部(31)と保持筒(4) との間に挟持する構成とし
    た請求項1又は2に記載のホワイトボード用摺擦具。
  4. 【請求項4】 被覆体(11)を一部開放の袋状とするとと
    もにこれにスポンジ(2) を収容し、前記被覆体(11)によ
    って包囲されたスポンジ(2) の上部を下方にのみ開放す
    る保持枠(5) のスカート部(52)内に圧入した請求項1ま
    たは2に記載のホワイトボード用摺擦具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006231894A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Hisashi Aoyanagi イレーザー

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