JPH08208088A - デュアルトラクションローラ - Google Patents
デュアルトラクションローラInfo
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- JPH08208088A JPH08208088A JP27263195A JP27263195A JPH08208088A JP H08208088 A JPH08208088 A JP H08208088A JP 27263195 A JP27263195 A JP 27263195A JP 27263195 A JP27263195 A JP 27263195A JP H08208088 A JPH08208088 A JP H08208088A
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- web
- roller
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- traction coefficient
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H27/00—Special constructions, e.g. surface features, of feed or guide rollers for webs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2404/00—Parts for transporting or guiding the handled material
- B65H2404/10—Rollers
- B65H2404/18—Rollers composed of several layers
- B65H2404/181—Rollers composed of several layers with cavities or projections at least at one layer
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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- B65H2404/50—Surface of the elements in contact with the forwarded or guided material
- B65H2404/52—Surface of the elements in contact with the forwarded or guided material other geometrical properties
- B65H2404/521—Reliefs
- B65H2404/5211—Reliefs only a part of the element in contact with the forwarded or guided material
Landscapes
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 広い範囲のウェブ張力、ウェブ速度、ローラ
径に対して、一定のトラクション係数を保つローラ表面
またはローラを提供する。 【解決手段】 ローラ表面を周方向に延在する3つの部
分に分け、中央部分と両端部分とのいずれか一方のトラ
クション係数を大きくするため刻み面を形成し、他方は
平滑面としてトラクション係数を小さくする。2種類の
トラクション係数を組み合わせて、両係数の中間の一定
のトラクション係数を与えることができる。デュアルト
ラクション表面は、しわが寄りやすくならずに、ウェブ
のすべりとかき傷とを排除する。
径に対して、一定のトラクション係数を保つローラ表面
またはローラを提供する。 【解決手段】 ローラ表面を周方向に延在する3つの部
分に分け、中央部分と両端部分とのいずれか一方のトラ
クション係数を大きくするため刻み面を形成し、他方は
平滑面としてトラクション係数を小さくする。2種類の
トラクション係数を組み合わせて、両係数の中間の一定
のトラクション係数を与えることができる。デュアルト
ラクション表面は、しわが寄りやすくならずに、ウェブ
のすべりとかき傷とを排除する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローラに関する。
特に、本発明は、一定のトラクションを与えてウェブの
すべりとかき傷とを排除するローラに関する。
特に、本発明は、一定のトラクションを与えてウェブの
すべりとかき傷とを排除するローラに関する。
【0002】
【従来の技術】多くの製造プロセスにおいて、紙、フィ
ルム、箔、不織材料または織り材料の連続シートは、そ
の材料を入れ換えまたは巻き戻す1または2以上のプロ
セス中を搬送される。接着テープ、磁気テープ、印刷製
品、研摩製品、医療用テープ、医療用ドレープ、顔用マ
スク、写真フィルムおよび印画紙、反射シート、織物、
箔、その他の製品を製造するときに、ウェブハンドリン
グが行われる。
ルム、箔、不織材料または織り材料の連続シートは、そ
の材料を入れ換えまたは巻き戻す1または2以上のプロ
セス中を搬送される。接着テープ、磁気テープ、印刷製
品、研摩製品、医療用テープ、医療用ドレープ、顔用マ
スク、写真フィルムおよび印画紙、反射シート、織物、
箔、その他の製品を製造するときに、ウェブハンドリン
グが行われる。
【0003】一般的なウェブ入れ換え操作中にウェブを
搬送するとき、ウェブは、移動するウェブを支持し、案
内し、駆動し、引っ張る一連のローラを通る。各ローラ
は、一般に、3つの構成要素、すなわちシャフトとシェ
ルとベアリングとを有する。シェルの表面材料ときめと
は、その設計の重要部分である。ウェブとローラとの間
の摩擦と潤滑との組み合わせは、トラクションと呼ばれ
ているが、運転条件と、巻き込まれる2つの面とによっ
て決定される。ウェブの制御は、ウェブとローラとの間
のトラクション力(牽引力)を必要とする。
搬送するとき、ウェブは、移動するウェブを支持し、案
内し、駆動し、引っ張る一連のローラを通る。各ローラ
は、一般に、3つの構成要素、すなわちシャフトとシェ
ルとベアリングとを有する。シェルの表面材料ときめと
は、その設計の重要部分である。ウェブとローラとの間
の摩擦と潤滑との組み合わせは、トラクションと呼ばれ
ているが、運転条件と、巻き込まれる2つの面とによっ
て決定される。ウェブの制御は、ウェブとローラとの間
のトラクション力(牽引力)を必要とする。
【0004】ウェブ横断方向および機械方向にトラクシ
ョンが弱いと、すべりに関連した欠陥を生じる。半径方
向のすなわちローラのすべりによって、ウェブのかき傷
が生じる。横方向すべりまたはウェブのシフトによっ
て、ウェブの位置ずれやしわが生じる。トラクションが
非常に大きいと、しわが大きくなり、折り目ができる可
能がある。多くのウェブプロセスにおいて、ウェブのか
き傷と波打ちとしわとは製品の欠陥となるので、製造お
よび装置設計において、ウェブトラクション原理が用い
られている。薄く、係数が大きくても、しわの影響を受
けないウェブについては、“大きいトラクションが最良
である"というルールを当てはめることができる。かき
傷や滑りの影響を受けない製品には、“低いトラクショ
ンが最良である"というルールを当てはめることができ
る。しかし、最近の多くの製品では、できるだけ素材を
少なくするように設計され、薄くて、しわが寄りやすい
ウェブを必要とする。これらの製品も、かき傷がなく、
折り目のない表面を必要とする。
ョンが弱いと、すべりに関連した欠陥を生じる。半径方
向のすなわちローラのすべりによって、ウェブのかき傷
が生じる。横方向すべりまたはウェブのシフトによっ
て、ウェブの位置ずれやしわが生じる。トラクションが
非常に大きいと、しわが大きくなり、折り目ができる可
能がある。多くのウェブプロセスにおいて、ウェブのか
き傷と波打ちとしわとは製品の欠陥となるので、製造お
よび装置設計において、ウェブトラクション原理が用い
られている。薄く、係数が大きくても、しわの影響を受
けないウェブについては、“大きいトラクションが最良
である"というルールを当てはめることができる。かき
傷や滑りの影響を受けない製品には、“低いトラクショ
ンが最良である"というルールを当てはめることができ
る。しかし、最近の多くの製品では、できるだけ素材を
少なくするように設計され、薄くて、しわが寄りやすい
ウェブを必要とする。これらの製品も、かき傷がなく、
折り目のない表面を必要とする。
【0005】アイドルローラは、そのローラ表面速度
(周速)がウェブ表面速度(周速)より小さいとき、ウェブ
を引っ掻く可能性がある。これは、ローラを回転する力
がウェブ対ローラ摩擦から許容できる力より大きいとき
に、生じる。すべりとかき傷とは、ウェブハンドリング
プロセスにおいて速度を速くするときに、生じることが
多い。速度が速くなるとき、ローラを回転する力、すな
わち加速する力は大きくなる。図1は、ウェブ速度とト
ルクとの関係を示している。ローラを回転するための所
要トルク(TR)と、ローラを駆動するための許容トルク
(TA)とを比較している。所要トルクは、速度が速くな
ると大きくなり、許容トルクは、速度が速くなると小さ
くなる。駆動する許容トルクがローラを回転するための
所要トルクより小さいとき、2つの曲線の交点として示
された速度Sでローラは滑るであろう。
(周速)がウェブ表面速度(周速)より小さいとき、ウェブ
を引っ掻く可能性がある。これは、ローラを回転する力
がウェブ対ローラ摩擦から許容できる力より大きいとき
に、生じる。すべりとかき傷とは、ウェブハンドリング
プロセスにおいて速度を速くするときに、生じることが
多い。速度が速くなるとき、ローラを回転する力、すな
わち加速する力は大きくなる。図1は、ウェブ速度とト
ルクとの関係を示している。ローラを回転するための所
要トルク(TR)と、ローラを駆動するための許容トルク
(TA)とを比較している。所要トルクは、速度が速くな
ると大きくなり、許容トルクは、速度が速くなると小さ
くなる。駆動する許容トルクがローラを回転するための
所要トルクより小さいとき、2つの曲線の交点として示
された速度Sでローラは滑るであろう。
【0006】流体中を運動する物体は、境界層を発達さ
せる。ウェブハンドリングにおいて、空気境界層はウェ
ブの表面近傍で発達し、ウェブとともに移動する。空気
層はローラとウェブとの間の摩擦を減少する。空気層の
厚さは、ローラ径と、空気の粘性と、速度と、張力との
関数であり、速度が速くなり、径が大きくなり、張力が
小さくなると、この厚さと潤滑効果とは大きくなる。ウ
ェブ速度が速くなると、空気層が大きくなり、ウェブを
ローラから浮き上がらせる。ローラのまわりに巻掛けら
れて引っ張られたウェブによって、ウェブとローラとの
間の空気層を圧縮する圧力が生じる。この圧力は、径が
大きくなり、張力が小さくなると、小さくなる。
せる。ウェブハンドリングにおいて、空気境界層はウェ
ブの表面近傍で発達し、ウェブとともに移動する。空気
層はローラとウェブとの間の摩擦を減少する。空気層の
厚さは、ローラ径と、空気の粘性と、速度と、張力との
関数であり、速度が速くなり、径が大きくなり、張力が
小さくなると、この厚さと潤滑効果とは大きくなる。ウ
ェブ速度が速くなると、空気層が大きくなり、ウェブを
ローラから浮き上がらせる。ローラのまわりに巻掛けら
れて引っ張られたウェブによって、ウェブとローラとの
間の空気層を圧縮する圧力が生じる。この圧力は、径が
大きくなり、張力が小さくなると、小さくなる。
【0007】空気層の厚さがウェブおよびローラ表面の
組み合わされたあらさに打ち勝つとき、大きいトラクシ
ョンから小さいトラクションへの移行が生じる。ウェブ
またはローラのあらさを大きくして、大きいトラクショ
ンから小さいトラクションへの移行をシフトすることが
可能である。速度が速く、張力の小さい(154.2m/mi
n(500ft/min)より大きく、1.75N/cm(1lb/in)よ
り小さい)ウェブハンドリングでの大きな空気層は、良
好なトラクションを維持するために、ローラの設計変更
を必要とする。
組み合わされたあらさに打ち勝つとき、大きいトラクシ
ョンから小さいトラクションへの移行が生じる。ウェブ
またはローラのあらさを大きくして、大きいトラクショ
ンから小さいトラクションへの移行をシフトすることが
可能である。速度が速く、張力の小さい(154.2m/mi
n(500ft/min)より大きく、1.75N/cm(1lb/in)よ
り小さい)ウェブハンドリングでの大きな空気層は、良
好なトラクションを維持するために、ローラの設計変更
を必要とする。
【0008】荒くされたすなわち模様が形成された表面
は、高速でのトラクションを改良するのに効果がある。
模様の形成された表面は、空気がウェブとローラとの間
から逃げることができるようにする。図1は、たとえば
溝や刻み目(ローレット)によってローラに付加している
模様が、潤滑を防ぎ、所要回転トルクより大きい許容ト
ルク(TA,T)を保つことによって、滑りを減少すること
を示している。いくつかの異なるローラあらさパターン
を用いることが可能である。このパターンには、螺旋状
の溝(ヘリンボーンパターン)、二重螺旋溝(ダイヤモン
ドパターン)、プラズマスパッタ、サンドブラッスト、
刻み目(ローレット)、その他種々の機械加工された荒さ
を含む。
は、高速でのトラクションを改良するのに効果がある。
模様の形成された表面は、空気がウェブとローラとの間
から逃げることができるようにする。図1は、たとえば
溝や刻み目(ローレット)によってローラに付加している
模様が、潤滑を防ぎ、所要回転トルクより大きい許容ト
ルク(TA,T)を保つことによって、滑りを減少すること
を示している。いくつかの異なるローラあらさパターン
を用いることが可能である。このパターンには、螺旋状
の溝(ヘリンボーンパターン)、二重螺旋溝(ダイヤモン
ドパターン)、プラズマスパッタ、サンドブラッスト、
刻み目(ローレット)、その他種々の機械加工された荒さ
を含む。
【0009】ローラ表面に切り込まれた溝は、空気潤滑
を防ぐのに十分でないかもしれない。もし、溝の間隔が
2.5cm(1in)より大きく、かつ、溝の間の表面あらさ
が滑らかであれば、十分には潤滑を防止することなく、
ウェブは溝の間で浮くであろう。刻み目を入れたり、サ
ンドブラスト処理をしたり、プラズマコーティングを施
したりするように、全体的に荒くすることは、空気潤滑
の問題を排除するためには、最良の方法である。
を防ぐのに十分でないかもしれない。もし、溝の間隔が
2.5cm(1in)より大きく、かつ、溝の間の表面あらさ
が滑らかであれば、十分には潤滑を防止することなく、
ウェブは溝の間で浮くであろう。刻み目を入れたり、サ
ンドブラスト処理をしたり、プラズマコーティングを施
したりするように、全体的に荒くすることは、空気潤滑
の問題を排除するためには、最良の方法である。
【0010】空気潤滑とトラクション損失とを防止する
ために、ローラに模様を付けるという一般的なコンセプ
トは公知である。しかし、大きいトラクションが、必ず
しも望ましいとは限らない。たとえ大きいトラクション
がすべりおよびかき傷欠陥を防止しても、大きいトラク
ションは、ウェブにしわが寄るという欠陥を促進する。
しわとは、ウェブがローラ表面に接触または巻き付くと
きに、ウェブ横断方向にくずされたウェブの部分であ
る。しわが寄らないウェブハンドリングが望まれる。
ために、ローラに模様を付けるという一般的なコンセプ
トは公知である。しかし、大きいトラクションが、必ず
しも望ましいとは限らない。たとえ大きいトラクション
がすべりおよびかき傷欠陥を防止しても、大きいトラク
ションは、ウェブにしわが寄るという欠陥を促進する。
しわとは、ウェブがローラ表面に接触または巻き付くと
きに、ウェブ横断方向にくずされたウェブの部分であ
る。しわが寄らないウェブハンドリングが望まれる。
【0011】ウェブとローラとの間のトラクションは、
ウェブがローラでしわがよるかどうかを決定する重要な
条件である。ローラは、本質的にはしわを防ぐデバイス
である。なぜなら、ウェブは、容易には、2方向同時に
くずれない、すなわち曲がらないからである。これは、
形状を固定するコンセプトである。ウェブが曲がってロ
ーラの円筒形状を形成するとき、ウェブ横断方向くずれ
に対する剛性すなわち耐性を得るであろう。ウェブは、
ローラに接近し、しわなしにローラにぴったり接してい
るときに、上流側ウェブの全範囲においてくずれる可能
性がある。しわを形成するかどうかを決定するのは、ウ
ェブ対ローラのトラクションである。もし、ウェブ対ロ
ーラのトラクションが大きいならば、くずされたウェブ
がローラに接近しても、横方向に滑ってしわがない形状
となることができないであろう。ウェブ対ローラのトラ
クションが小さいならば、ウェブは横方向に滑ってしわ
が寄らないであろう。
ウェブがローラでしわがよるかどうかを決定する重要な
条件である。ローラは、本質的にはしわを防ぐデバイス
である。なぜなら、ウェブは、容易には、2方向同時に
くずれない、すなわち曲がらないからである。これは、
形状を固定するコンセプトである。ウェブが曲がってロ
ーラの円筒形状を形成するとき、ウェブ横断方向くずれ
に対する剛性すなわち耐性を得るであろう。ウェブは、
ローラに接近し、しわなしにローラにぴったり接してい
るときに、上流側ウェブの全範囲においてくずれる可能
性がある。しわを形成するかどうかを決定するのは、ウ
ェブ対ローラのトラクションである。もし、ウェブ対ロ
ーラのトラクションが大きいならば、くずされたウェブ
がローラに接近しても、横方向に滑ってしわがない形状
となることができないであろう。ウェブ対ローラのトラ
クションが小さいならば、ウェブは横方向に滑ってしわ
が寄らないであろう。
【0012】上記したように、単一表面模様のローラに
おけるいくつか模様のいずれのあらさを大きくしても、
空気潤滑からのトラクション損失を小さくするであろ
う。しかしながら、これらの模様は、初期値での摩擦係
数を保持し、または、潤滑の割合を調整することができ
るだけである。これらは、一定の制御可能なトラクショ
ンレベルを提供することができず、大きいトラクション
でしわが寄りやすいという問題に取り組んでいない。つ
まり、ウェブのかき傷が生じるトラリションの大きさと
ウェブのしわが生じるトラクションの大きさとの間にト
ラクションの最適値が存在する。ウェブとローラとの間
の所望のトラクションは、すべりとかき傷とを防止する
ために必要とされる小さいトラクションよりも大きく、
しわを保つことができる大きいトラクションよりも小さ
い。
おけるいくつか模様のいずれのあらさを大きくしても、
空気潤滑からのトラクション損失を小さくするであろ
う。しかしながら、これらの模様は、初期値での摩擦係
数を保持し、または、潤滑の割合を調整することができ
るだけである。これらは、一定の制御可能なトラクショ
ンレベルを提供することができず、大きいトラクション
でしわが寄りやすいという問題に取り組んでいない。つ
まり、ウェブのかき傷が生じるトラリションの大きさと
ウェブのしわが生じるトラクションの大きさとの間にト
ラクションの最適値が存在する。ウェブとローラとの間
の所望のトラクションは、すべりとかき傷とを防止する
ために必要とされる小さいトラクションよりも大きく、
しわを保つことができる大きいトラクションよりも小さ
い。
【0013】多くの種類のローラとベアリングとが、ウ
ェブハンドリングを改良しようと試みている。たとえ
ば、標準的なオイルまたはグリスボールベアリングを空
気ベアリングに代えて、ローラを駆動するに必要とされ
る力を激減する。これは、すべりとかき傷の問題に取り
組んでいるが、しわが寄りやすいという問題には何ら取
り組んでいない。
ェブハンドリングを改良しようと試みている。たとえ
ば、標準的なオイルまたはグリスボールベアリングを空
気ベアリングに代えて、ローラを駆動するに必要とされ
る力を激減する。これは、すべりとかき傷の問題に取り
組んでいるが、しわが寄りやすいという問題には何ら取
り組んでいない。
【0014】ペゲンダームによるバキュテックスローラ
は、小さい巻掛けローラ位置(lowwrap roller positi
on)において、滑りとかき傷とを減少する。バキュテッ
クスローラは、ローラベアリングシステムとエアーノズ
ルシステムを組み合わせている。ひとつの活シャフトロ
ーラ(live shaft roller)が、5分の1対1より大き
い機械利益を形成する軸およびホイール配置を用いて、
2つのホイールのクレドールに取り付けられる。このベ
アリングシステムは、ローラを駆動するのに必要な力を
減少する。ノズルシステムはコーンダ効果吸引を生じ、
ローラへのウェブの巻掛けと力とを大きくする。空気ベ
アリングと同様に、このデバイスは、すべりおよびかき
傷欠陥を減すが、しわが寄りやすいことには寄与しない
であろう。
は、小さい巻掛けローラ位置(lowwrap roller positi
on)において、滑りとかき傷とを減少する。バキュテッ
クスローラは、ローラベアリングシステムとエアーノズ
ルシステムを組み合わせている。ひとつの活シャフトロ
ーラ(live shaft roller)が、5分の1対1より大き
い機械利益を形成する軸およびホイール配置を用いて、
2つのホイールのクレドールに取り付けられる。このベ
アリングシステムは、ローラを駆動するのに必要な力を
減少する。ノズルシステムはコーンダ効果吸引を生じ、
ローラへのウェブの巻掛けと力とを大きくする。空気ベ
アリングと同様に、このデバイスは、すべりおよびかき
傷欠陥を減すが、しわが寄りやすいことには寄与しない
であろう。
【0015】バナナ形状に形成され、一定の直径と曲が
ったシャフトすなわち回転軸を有する曲がったローラが
ある。これは、曲がったシャフトに互いに隣接して重ね
られた幅の狭い一連のローラとして形成される。発泡性
エラストマーのカバーが、ローラに引っ張られて被せら
れ、連続する広い表面を形成する。ウェブの各通路が下
流側ローラに回転軸直角方向に入ろうとするところで、
曲がったローラは、垂直侵入のウェブトラッキングルー
ルに基づいてウェブを伸ばす。曲がったローラの回転に
よってウェブの中央が真っ直ぐ進み、両端が横方向に進
むので、横方向にぴんと張ったしわのないウェブとな
る。ウェブが広がる割合は、スパン長さと、巻掛け角
と、ウェブ幅と、曲げ深さとから計算することが可能で
ある。曲げ深さが大きすぎると、ローラでのすべりと、
すり傷と、ウェブ破れを生じる。曲がったローラは、ラ
イン速度まで駆動するために、通常は、大きい駆動力を
必要とし、小さい張力に適用することができない。その
他に、カバーの寿命が短く、複雑で、強い牽引および空
気潤滑の問題のために速度が制約されるという欠点があ
る。
ったシャフトすなわち回転軸を有する曲がったローラが
ある。これは、曲がったシャフトに互いに隣接して重ね
られた幅の狭い一連のローラとして形成される。発泡性
エラストマーのカバーが、ローラに引っ張られて被せら
れ、連続する広い表面を形成する。ウェブの各通路が下
流側ローラに回転軸直角方向に入ろうとするところで、
曲がったローラは、垂直侵入のウェブトラッキングルー
ルに基づいてウェブを伸ばす。曲がったローラの回転に
よってウェブの中央が真っ直ぐ進み、両端が横方向に進
むので、横方向にぴんと張ったしわのないウェブとな
る。ウェブが広がる割合は、スパン長さと、巻掛け角
と、ウェブ幅と、曲げ深さとから計算することが可能で
ある。曲げ深さが大きすぎると、ローラでのすべりと、
すり傷と、ウェブ破れを生じる。曲がったローラは、ラ
イン速度まで駆動するために、通常は、大きい駆動力を
必要とし、小さい張力に適用することができない。その
他に、カバーの寿命が短く、複雑で、強い牽引および空
気潤滑の問題のために速度が制約されるという欠点があ
る。
【0016】逆クラウンローラおよびテープ衝突ローラ
(both reverse crown and tape bumped rollers)は、
横方向にローラ直径が変化することを特徴とし、ローラ
の直径が両端では中央よりも大きい。これらのローラ
は、ウェブとローラとの間での良好なトラクション、す
べりのない条件を必要とする。直径の大きな両端は、ロ
ーラに入るウェブのウェブ横断方向張力状態を変化させ
て、中央よりも両端で張力が大きくなるようにする。こ
れによって、ウェブの両側にモーメントが生じる。反対
向きのモーメントによって、ウェブは、下流側ローラに
入るときに、広がる。これらのローラは、曲がったロー
ラと同様の欠点を有する。
(both reverse crown and tape bumped rollers)は、
横方向にローラ直径が変化することを特徴とし、ローラ
の直径が両端では中央よりも大きい。これらのローラ
は、ウェブとローラとの間での良好なトラクション、す
べりのない条件を必要とする。直径の大きな両端は、ロ
ーラに入るウェブのウェブ横断方向張力状態を変化させ
て、中央よりも両端で張力が大きくなるようにする。こ
れによって、ウェブの両側にモーメントが生じる。反対
向きのモーメントによって、ウェブは、下流側ローラに
入るときに、広がる。これらのローラは、曲がったロー
ラと同様の欠点を有する。
【0017】エッジプーラニップは、係数の小さいウェ
ブについて、繊維工業で広く用いられている。2つの幅
の狭いローラがばね負荷で互いにはさまれている。ニッ
プはローラ間でウェブスパンをグリップする。ウェブ
は、これらのニップに対してトラクションを生じ、垂直
方向に入ろうとする。もしニップが外側に向けて傾けら
れていると、ウェブは横方向に広がるであろう。これら
のニップは、係数の大きい材料に用いることは困難であ
り、両面接触を必要とし、つぶれやすいウェブに損傷を
与える可能性がある。
ブについて、繊維工業で広く用いられている。2つの幅
の狭いローラがばね負荷で互いにはさまれている。ニッ
プはローラ間でウェブスパンをグリップする。ウェブ
は、これらのニップに対してトラクションを生じ、垂直
方向に入ろうとする。もしニップが外側に向けて傾けら
れていると、ウェブは横方向に広がるであろう。これら
のニップは、係数の大きい材料に用いることは困難であ
り、両面接触を必要とし、つぶれやすいウェブに損傷を
与える可能性がある。
【0018】ビンガムによるフレックススプレッダとア
メリカンローラによるアルコ-ストレッチャーとは、斜
めの溝が形成されたゴムで覆われた2つのスプレッダで
ある。ウェブ張力が下がると、これらのローラの表面は
曲がる。溝によって形成された個々の螺旋状のフィンは
横方向に曲がり、ウェブを幅方向にぴんと引っ張る。こ
れらのローラは、真っ直ぐに近い円筒を有し、ゆっくり
広がる動作をするが、ウェブの接着剤塗布面と接触して
用いることができず、広がりに限度があり、薄いウェブ
が溝に落ちてしまうことがある。
メリカンローラによるアルコ-ストレッチャーとは、斜
めの溝が形成されたゴムで覆われた2つのスプレッダで
ある。ウェブ張力が下がると、これらのローラの表面は
曲がる。溝によって形成された個々の螺旋状のフィンは
横方向に曲がり、ウェブを幅方向にぴんと引っ張る。こ
れらのローラは、真っ直ぐに近い円筒を有し、ゆっくり
広がる動作をするが、ウェブの接着剤塗布面と接触して
用いることができず、広がりに限度があり、薄いウェブ
が溝に落ちてしまうことがある。
【0019】“D"バーは、曲げられたバー、または凸
状の面を与えられた円筒であり、ウェブを引き込んで、
移動するウェブの中央の経路の長さと張力とを大きくす
る。ウェブの中央を締め付けることによって、中央から
端へ横方向曲げを生じ、しわを減らす。このデバイス
は、ウェブが“D"バーですべることを必要とし、かき
傷が生じやすい製品には使用されない。
状の面を与えられた円筒であり、ウェブを引き込んで、
移動するウェブの中央の経路の長さと張力とを大きくす
る。ウェブの中央を締め付けることによって、中央から
端へ横方向曲げを生じ、しわを減らす。このデバイス
は、ウェブが“D"バーですべることを必要とし、かき
傷が生じやすい製品には使用されない。
【0020】エキスパンダーローラは、1回転する度
に、横方向に膨張して縮小する。ウェブは、横方向に膨
張する180度の範囲の一部に対してまたは全部に対し
て、エキスパンダーローラの周囲に巻き付けられる。リ
ンクルストップローラ、ポリバンドローラ、メンゼルロ
ーラは、エキスパンダータイプのローラである。
に、横方向に膨張して縮小する。ウェブは、横方向に膨
張する180度の範囲の一部に対してまたは全部に対し
て、エキスパンダーローラの周囲に巻き付けられる。リ
ンクルストップローラ、ポリバンドローラ、メンゼルロ
ーラは、エキスパンダータイプのローラである。
【0021】コンバートアクセサリーズコーポレーショ
ンにより製造されたリンクルストップローラは、曲がっ
たローラと似ている。シャフト上で回転するセグメント
は、柔軟なスリーブすなわち覆いを支持する。しかし、
リンクルストップローラは円筒形であって、曲がってい
ない。伸ばし動作は、スリーブのエンドプレートを傾け
ることによって生じる。ウェブは、エラストマーの表面
に接着し、ローラが回転するときに、横方向に伸ばされ
る。ポリバンドエキスパンダーローラは、もともとレン
ボーによって製造されたが、リンクルストップや他のエ
キスパンダーローラと似ている。いくつかのポリマーの
バンドは、外科用管類と同様に、2つの傾けられたエン
ドプレートの間で、引っ張られる。ウェブは、バンドの
膨張する側でローラに巻き付いて、しわを伸ばす。ポリ
バンドローラは、遠心力のために、毎分1000回転ま
での速度に制限される。これらのローラは、通常は、大
きい索引トルクデバイスであり、大きいウェブ張力また
はトルクの補助モータを必要し、その複雑なデザインの
ためにメンテナンスコストが高くなる。
ンにより製造されたリンクルストップローラは、曲がっ
たローラと似ている。シャフト上で回転するセグメント
は、柔軟なスリーブすなわち覆いを支持する。しかし、
リンクルストップローラは円筒形であって、曲がってい
ない。伸ばし動作は、スリーブのエンドプレートを傾け
ることによって生じる。ウェブは、エラストマーの表面
に接着し、ローラが回転するときに、横方向に伸ばされ
る。ポリバンドエキスパンダーローラは、もともとレン
ボーによって製造されたが、リンクルストップや他のエ
キスパンダーローラと似ている。いくつかのポリマーの
バンドは、外科用管類と同様に、2つの傾けられたエン
ドプレートの間で、引っ張られる。ウェブは、バンドの
膨張する側でローラに巻き付いて、しわを伸ばす。ポリ
バンドローラは、遠心力のために、毎分1000回転ま
での速度に制限される。これらのローラは、通常は、大
きい索引トルクデバイスであり、大きいウェブ張力また
はトルクの補助モータを必要し、その複雑なデザインの
ためにメンテナンスコストが高くなる。
【0022】プロセス張力と速度とローラ径との広い範
囲に渡って、所望のトラクションレベルのローラ面を備
えることが必要とされている。しわが寄りやすく、かき
傷が生じやすい製品に使用するローラに対するニーズが
ある。
囲に渡って、所望のトラクションレベルのローラ面を備
えることが必要とされている。しわが寄りやすく、かき
傷が生じやすい製品に使用するローラに対するニーズが
ある。
【0023】
【発明の要旨】本発明は、すべりまたはかき傷欠陥を生
じることなくウェブを処理するローラ表面に関し、ウェ
ブ張力とウェブ速度とローラ直径との広い範囲に渡っ
て、ウェブを取り扱う。また、本発明は、このような表
面を有するローラに関する。このローラ表面は、隣接す
る表面のトラクション係数とは異なるトラクション係数
をそれぞれ有する複数の表面を備えることができる。
じることなくウェブを処理するローラ表面に関し、ウェ
ブ張力とウェブ速度とローラ直径との広い範囲に渡っ
て、ウェブを取り扱う。また、本発明は、このような表
面を有するローラに関する。このローラ表面は、隣接す
る表面のトラクション係数とは異なるトラクション係数
をそれぞれ有する複数の表面を備えることができる。
【0024】この複数の表面は、軸方向または周方向の
縞を形成することができる。3つの周方向に延在する表
面は、軸中央の表面が大きいトラクション係数を有し軸
両端の各表面が小さいトラクション係数を有するよう
に、形成することができる。あるいは、軸中央の表面が
小さい摩擦係数を有し、軸両端の各表面がより小さい摩
擦係数を有することが可能である。軸端の各表面は、等
しいトラクション係数を有することができる。
縞を形成することができる。3つの周方向に延在する表
面は、軸中央の表面が大きいトラクション係数を有し軸
両端の各表面が小さいトラクション係数を有するよう
に、形成することができる。あるいは、軸中央の表面が
小さい摩擦係数を有し、軸両端の各表面がより小さい摩
擦係数を有することが可能である。軸端の各表面は、等
しいトラクション係数を有することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、図2〜図6を参照しなが
ら、本発明の各実施形態のデュアルトラクションローラ
について詳細に説明する。
ら、本発明の各実施形態のデュアルトラクションローラ
について詳細に説明する。
【0026】本発明は、紙、フィルム、箔、不織材、織
物、これらの材料の複合材や積層材のような、塗布され
た形のまたは塗布されていない形の材料の動いているウ
ェブまたは他の柔軟な連続シートを移送するために用い
られるローラおよびローラ表面に関する。この表面は、
固定されていても動いている装置の一部分であってもよ
い、ウェブによって駆動されるアイドルローラと、速度
またはトルク制御により動力供給される駆動されるロー
ラとに適用することが可能である。このローラは、しわ
が寄る問題を防止するトラクションの小さい部分(小さ
いトラクション係数を有する表面)と、すべりの問題を
防止するトラクションの大きい部分(大きいトラクショ
ン係数を有する表面)とを備える。図2〜4に、種類の
異なる表面を示す。
物、これらの材料の複合材や積層材のような、塗布され
た形のまたは塗布されていない形の材料の動いているウ
ェブまたは他の柔軟な連続シートを移送するために用い
られるローラおよびローラ表面に関する。この表面は、
固定されていても動いている装置の一部分であってもよ
い、ウェブによって駆動されるアイドルローラと、速度
またはトルク制御により動力供給される駆動されるロー
ラとに適用することが可能である。このローラは、しわ
が寄る問題を防止するトラクションの小さい部分(小さ
いトラクション係数を有する表面)と、すべりの問題を
防止するトラクションの大きい部分(大きいトラクショ
ン係数を有する表面)とを備える。図2〜4に、種類の
異なる表面を示す。
【0027】ひとつの実施例では、図2(A)に示すよう
に、ローラ接触幅の中央の25〜50%に配置されたト
ラクションの大きい荒い表面と、その両端に配置された
トラクションの小さい滑らかな表面とを組み合わせる。
また、図2(B)に示すように、トラクションの小さい滑
らかな表面をローラの中央に配置する一方、その両端に
トラクションの大きい荒い表面を配置することも可能で
ある。
に、ローラ接触幅の中央の25〜50%に配置されたト
ラクションの大きい荒い表面と、その両端に配置された
トラクションの小さい滑らかな表面とを組み合わせる。
また、図2(B)に示すように、トラクションの小さい滑
らかな表面をローラの中央に配置する一方、その両端に
トラクションの大きい荒い表面を配置することも可能で
ある。
【0028】図3および図4は、トラクションの大きい
表面とトラクションの小さい表面の両方を用いる他の実
施例を示している。図3では、周方向に延在する荒い縞
(ストライプ)と滑らかな縞とが複数用いられ、図4で
は、軸方向に延在する荒い縞と滑らかな縞とが複数用い
られている。また、3またはそれ以上の異なるトラクシ
ョン係数を有する種々の表面を備えた具体例を用いるこ
とも可能である。
表面とトラクションの小さい表面の両方を用いる他の実
施例を示している。図3では、周方向に延在する荒い縞
(ストライプ)と滑らかな縞とが複数用いられ、図4で
は、軸方向に延在する荒い縞と滑らかな縞とが複数用い
られている。また、3またはそれ以上の異なるトラクシ
ョン係数を有する種々の表面を備えた具体例を用いるこ
とも可能である。
【0029】薄いフィルムに適用するために好ましい荒
い表面は、図5に示すような刻み目パターンである。隣
接する刻み目溝の中心間距離aは、0.25cm(0.1in)
である。刻み目の高さは、0.025cm(0.010in)よ
り小さい。この刻み目パターンは、152.4〜609.
6m/min(500〜2000ft/min)の一般的な速い速度
と、多数の転化プロセスにおいて見出だされる0.44
〜1.75N/cm(0.25〜1.0lb/in)の低い張力と
で、空気潤滑トラクション損失を防止する。荒い表面を
選択すると、刻み目を入れられた表面は、浄化を容易に
するとともに摩減によるトラクション変化を減らすため
に、好ましい。
い表面は、図5に示すような刻み目パターンである。隣
接する刻み目溝の中心間距離aは、0.25cm(0.1in)
である。刻み目の高さは、0.025cm(0.010in)よ
り小さい。この刻み目パターンは、152.4〜609.
6m/min(500〜2000ft/min)の一般的な速い速度
と、多数の転化プロセスにおいて見出だされる0.44
〜1.75N/cm(0.25〜1.0lb/in)の低い張力と
で、空気潤滑トラクション損失を防止する。荒い表面を
選択すると、刻み目を入れられた表面は、浄化を容易に
するとともに摩減によるトラクション変化を減らすため
に、好ましい。
【0030】異なる材料、きめ、または幾何的パターン
を用いて、種々のデュアルトラクションローラ表面を設
計することができる。ひとつの幾何的表面パターンは、
単純な、横方向に変化する、機械加工が容易であるトラ
クションの大きい中心部を有する。トラクションの大き
い表面と小さい表面とをある割合で分割する他のパター
ンは、ラジアル縞と、横方向縞と、トラクションの小さ
い中央部分とを含む。
を用いて、種々のデュアルトラクションローラ表面を設
計することができる。ひとつの幾何的表面パターンは、
単純な、横方向に変化する、機械加工が容易であるトラ
クションの大きい中心部を有する。トラクションの大き
い表面と小さい表面とをある割合で分割する他のパター
ンは、ラジアル縞と、横方向縞と、トラクションの小さ
い中央部分とを含む。
【0031】ウェブ対ローラのケースについてのトラク
ション係数(COT)は、巻かれた円筒表面(ローラ)に対
する摩擦係数の関係を記述するベルト方程式を用いる。
このベルト方程式は、解析的に得られた次の方程式であ
る。
ション係数(COT)は、巻かれた円筒表面(ローラ)に対
する摩擦係数の関係を記述するベルト方程式を用いる。
このベルト方程式は、解析的に得られた次の方程式であ
る。
【0032】Thigh/Tlow=emq ここで、Thighはベルトがそれに向かって滑る側におけ
る力、すなわち張り側張力であり、Tlowはベルトがそ
こから滑る側における力、すなわちゆるみ側張力であ
る。qはラジアンで表した巻掛け角であり、mは摩擦係
数である。この方程式を摩擦係数について解くと、 m=[ln(Thigh/Tlow)]/q 簡単な試験でThightを決定する。この試験は、非回転
ローラと、ウェブ細片と、重りと、荷重計測ばね計りと
を必要とする。ウェブの一端に重りを取り付け、ローラ
のまわりにウェブを巻掛け、重りを垂直方向にぶら下げ
る。ウェブの他端に計りを取り付ける。90度(1.57
ラジアン)の一定の巻掛け角qを保ちながら、水平面内で
ウェブを引張る。重りがTlowとなる。重りが上昇しウ
ェブがローラに対して滑るようにするのに必要な計りで
の力はThighとなる。
る力、すなわち張り側張力であり、Tlowはベルトがそ
こから滑る側における力、すなわちゆるみ側張力であ
る。qはラジアンで表した巻掛け角であり、mは摩擦係
数である。この方程式を摩擦係数について解くと、 m=[ln(Thigh/Tlow)]/q 簡単な試験でThightを決定する。この試験は、非回転
ローラと、ウェブ細片と、重りと、荷重計測ばね計りと
を必要とする。ウェブの一端に重りを取り付け、ローラ
のまわりにウェブを巻掛け、重りを垂直方向にぶら下げ
る。ウェブの他端に計りを取り付ける。90度(1.57
ラジアン)の一定の巻掛け角qを保ちながら、水平面内で
ウェブを引張る。重りがTlowとなる。重りが上昇しウ
ェブがローラに対して滑るようにするのに必要な計りで
の力はThighとなる。
【0033】この同じ試験は、速いウェブ速度で実際の
ウェブハンドリング条件を表す条件下で実行されること
が可能である。ウェブをすべらせかつばね計りを用いる
この試験は、相対的に遅い速度で実行されるので、製造
プロセスを表さない。速度が速くなると、空気の侵入と
それによって生じる空気潤滑とが、ウェブをローラで滑
らせるのに必要な荷重比の関係を変化させる。空気潤滑
を含むウェブ対ローラ系にベルト方程式を適用する実験
は、トラクション係数を計測することになる。
ウェブハンドリング条件を表す条件下で実行されること
が可能である。ウェブをすべらせかつばね計りを用いる
この試験は、相対的に遅い速度で実行されるので、製造
プロセスを表さない。速度が速くなると、空気の侵入と
それによって生じる空気潤滑とが、ウェブをローラで滑
らせるのに必要な荷重比の関係を変化させる。空気潤滑
を含むウェブ対ローラ系にベルト方程式を適用する実験
は、トラクション係数を計測することになる。
【0034】トラクション係数の直接計測は、張力変換
ローラを用いてウェブにおける力を計測することによっ
ても、達成可能である。ウェブは、3つのローラ系、す
なわち、第1の荷重計測ローラと、第2の試験される表
面を有するローラと、第3の別の荷重計測ローラとに、
掛けられる。選択された条件でこれら3つのローラにウ
ェブを通す間に、第2ローラに接続されたブレーキのト
ルクを、そのローラが滑るまで、大きくする。最初に滑
ったときに、2つの荷重計測ローラは、その選択された
条件に対して、ThighおよびTlowを計測する。低速で
は、この結果はベルト方程式試験と同様である。速度が
速くなると、空気潤滑効果が観察され、計算されたm値
はトラクション係数となる。
ローラを用いてウェブにおける力を計測することによっ
ても、達成可能である。ウェブは、3つのローラ系、す
なわち、第1の荷重計測ローラと、第2の試験される表
面を有するローラと、第3の別の荷重計測ローラとに、
掛けられる。選択された条件でこれら3つのローラにウ
ェブを通す間に、第2ローラに接続されたブレーキのト
ルクを、そのローラが滑るまで、大きくする。最初に滑
ったときに、2つの荷重計測ローラは、その選択された
条件に対して、ThighおよびTlowを計測する。低速で
は、この結果はベルト方程式試験と同様である。速度が
速くなると、空気潤滑効果が観察され、計算されたm値
はトラクション係数となる。
【0035】図2のローラ表面に対して、平均トラクシ
ョン係数は、次式を用いて、滑らかでトラクション係数
の小さい表面と、荒くてトラクションの大きい表面との
割合から計算することが可能である。
ョン係数は、次式を用いて、滑らかでトラクション係数
の小さい表面と、荒くてトラクションの大きい表面との
割合から計算することが可能である。
【0036】 COTAVE=(x)COTlow+(1−x)COThigh ここで、xはトラクション係数が小さい表面の面積割合
であり、(1−x)はトラクションが大きい表面の面積
割合であり、COTlowはトラクション係数の小さい表
面のトラクション係数であり、COThighはトラクショ
ン係数の大きい表面のトラクション係数であり、COT
AVEは2つのトラクション表面の重み付き平均トラクシ
ョン係数である。本発明については、平均トラクション
係数は、トラクション係数の小さい表面のトラクション
係数とトラクション係数の高い表面のトラクション係数
との間の任意の値にすることが可能である。
であり、(1−x)はトラクションが大きい表面の面積
割合であり、COTlowはトラクション係数の小さい表
面のトラクション係数であり、COThighはトラクショ
ン係数の大きい表面のトラクション係数であり、COT
AVEは2つのトラクション表面の重み付き平均トラクシ
ョン係数である。本発明については、平均トラクション
係数は、トラクション係数の小さい表面のトラクション
係数とトラクション係数の高い表面のトラクション係数
との間の任意の値にすることが可能である。
【0037】図6は、100%滑らか又は100%荒い
ローラ表面という極端な単一表面と比較された、2種類
のローラを示すグラフ図である。十分に滑らかなローラ
では直ぐに潤滑状態となり、152.4m/min(500ft/
min)より小さい支持引っ張り(bearing drag)に打ち勝
つことができない。刻み目が入れられた表面の割合が1
00%である十分に荒いローラでは、457.2m/min
(1500ft/min)まで、顕著な空気潤滑は何も示さな
かった。本発明のローラ表面は、152.4〜457.2
m/min(500〜1500ft/min)の広い運転範囲に渡っ
て一定のトラクション値を生じる。荒い表面が50パー
セントのバージョンでは、潤滑なしと十分な潤滑との間
の半分のトラクション係数を有する。荒い表面が25パ
ーセントのバージョンでは、潤滑なしと十分な潤滑との
間の4分の1のトラクション係数を有する。
ローラ表面という極端な単一表面と比較された、2種類
のローラを示すグラフ図である。十分に滑らかなローラ
では直ぐに潤滑状態となり、152.4m/min(500ft/
min)より小さい支持引っ張り(bearing drag)に打ち勝
つことができない。刻み目が入れられた表面の割合が1
00%である十分に荒いローラでは、457.2m/min
(1500ft/min)まで、顕著な空気潤滑は何も示さな
かった。本発明のローラ表面は、152.4〜457.2
m/min(500〜1500ft/min)の広い運転範囲に渡っ
て一定のトラクション値を生じる。荒い表面が50パー
セントのバージョンでは、潤滑なしと十分な潤滑との間
の半分のトラクション係数を有する。荒い表面が25パ
ーセントのバージョンでは、潤滑なしと十分な潤滑との
間の4分の1のトラクション係数を有する。
【図1】 ウェブ速度と、ローラを回転する所要トルク
と、ローラを駆動することができる許容トルクとのグラ
フ図である。
と、ローラを駆動することができる許容トルクとのグラ
フ図である。
【図2】 本発明のローラ表面の平面図である。2つの
実施例を示す。
実施例を示す。
【図3】 本発明の他の実施例のローラ表面の平面図で
ある。
ある。
【図4】 本発明の別の実施例のローラ表面の平面図で
ある。
ある。
【図5】 好ましい刻み目パターンの拡大断面図であ
る。
る。
【図6】 2種類のローラを、100%滑らかな又は1
00%荒いローラ表面と比較したグラフ図である。
00%荒いローラ表面と比較したグラフ図である。
a 刻み目間隔 b 刻み目深さ A 100%荒い B 50%荒い C 25%荒い D 100%滑らか
Claims (8)
- 【請求項1】 隣接する部分のトラクション係数と異な
るトラクション係数をそれぞれ有する複数の部分を備え
ることを特徴とするローラ表面。 - 【請求項2】 上記複数部分は、軸方向に延在する縞を
形成することを特徴とする請求項1記載のローラ表面。 - 【請求項3】 上記複数部分は、周方向に延在する縞を
形成することを特徴とする請求項1記載のローラ表面。 - 【請求項4】 周方向に延在する3つの部分を備え、軸
中央の部分は大きいトラクション係数を有し、軸両端の
各部分は上記軸中央の部分のトラクション係数に比べよ
り小さいトラクション係数を有することを特徴とする、
請求項3記載のローラ表面。 - 【請求項5】 軸両端の各部分は、同じトラクション係
数を有することを特徴とする請求項4記載のローラ表
面。 - 【請求項6】 周方向に延在する3つの部分を備え、軸
中央の部分は小さいトラクション係数を有し、軸両端の
各部分は上記軸中央の部分のトラクション係数に比べよ
り大きいトラクション係数を有することを特徴とする、
請求項3記載のローラ表面。 - 【請求項7】 上記表面のまわりを通るウェブを伸ばし
て、しわを除去することを特徴とする、請求項1記載の
ローラ表面。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の上記表
面を有し、隣接する部分のトラクション係数と異なるト
ラクション係数をそれぞれ有する複数の部分を備えるこ
とを特徴とするローラ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US33031794A | 1994-10-27 | 1994-10-27 | |
| US330317 | 1994-10-27 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08208088A true JPH08208088A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=23289226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27263195A Pending JPH08208088A (ja) | 1994-10-27 | 1995-10-20 | デュアルトラクションローラ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0709328A3 (ja) |
| JP (1) | JPH08208088A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008062238A (ja) * | 2007-12-14 | 2008-03-21 | Hirano Tecseed Co Ltd | ガイドロール |
| JP2008063150A (ja) * | 2007-12-14 | 2008-03-21 | Hirano Tecseed Co Ltd | ウエブの蛇行修正装置 |
| JP2009298496A (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Toyota Motor Corp | 搬送ローラおよび膜電極接合体の製造装置、製造方法 |
| JP2011245411A (ja) * | 2010-05-26 | 2011-12-08 | Hirano Tecseed Co Ltd | ガイドロール |
| JP2013204170A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Hirano Giken Kogyo Kk | 皺取り装置 |
| JP2024528272A (ja) * | 2021-08-05 | 2024-07-26 | ヴェーエムイー ホーランド ベー. ヴェー. | 個別の薬剤をパウチ内に包装するための包装装置及び方法 |
Families Citing this family (7)
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