JPH08208179A - クレーン走行制御装置 - Google Patents
クレーン走行制御装置Info
- Publication number
- JPH08208179A JPH08208179A JP1599295A JP1599295A JPH08208179A JP H08208179 A JPH08208179 A JP H08208179A JP 1599295 A JP1599295 A JP 1599295A JP 1599295 A JP1599295 A JP 1599295A JP H08208179 A JPH08208179 A JP H08208179A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- speed
- curved track
- outer ring
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 クレーンに曲線軌道上を円滑に走行させる。
【構成】 外部からの速度指令と一致するように内輪側
速度制御手段によって内輪駆動手段の速度制御を行い、
また外部からの速度指令と一致するように外輪が話速度
制御手段によって外輪駆動手段の速度制御を行う。そし
て曲線軌道の走行時には、曲線軌道の内輪側の車輪実位
置を内輪位置検出手段で検出し、外輪側の車輪実位置を
外輪位置検出手段で検出し、内輪位置検出手段が検出す
る内輪実位置と曲線軌道の曲率とから外輪のあるべき位
置を外輪位置予測手段によって予測し、外輪速度基準補
正手段によって、これらの外輪位置検出手段が検出する
外輪実位置と外輪位置予測手段が予測する外輪予測位置
とを比較し、外輪実位置が外輪予測位置と一致するよう
にそれらの偏差に応じて外輪速度制御手段に与えられる
外部からの速度指令を補正する。
速度制御手段によって内輪駆動手段の速度制御を行い、
また外部からの速度指令と一致するように外輪が話速度
制御手段によって外輪駆動手段の速度制御を行う。そし
て曲線軌道の走行時には、曲線軌道の内輪側の車輪実位
置を内輪位置検出手段で検出し、外輪側の車輪実位置を
外輪位置検出手段で検出し、内輪位置検出手段が検出す
る内輪実位置と曲線軌道の曲率とから外輪のあるべき位
置を外輪位置予測手段によって予測し、外輪速度基準補
正手段によって、これらの外輪位置検出手段が検出する
外輪実位置と外輪位置予測手段が予測する外輪予測位置
とを比較し、外輪実位置が外輪予測位置と一致するよう
にそれらの偏差に応じて外輪速度制御手段に与えられる
外部からの速度指令を補正する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、曲線軌道を走行する
クレーンに対する走行制御を行うクレーン走行制御装置
に関する。
クレーンに対する走行制御を行うクレーン走行制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、曲線軌道を含む軌道上を走行する
クレーンの走行制御を実行するクレーン走行制御装置
は、図4に示す構成であった。すなわち、従来のクレー
ン走行制御装置は、外部からの走行装置運転指令1の入
力を検出する走行装置運転指令検出部2と、その運転指
令1に対して速度基準を求める走行装置速度基準演算部
3と、外部からの曲線軌道路進入位置検出信号4の入力
を検出する曲線軌道路進入位置検出部5と、外部からの
曲線軌道路出口位置検出信号6の入力を検出する曲線軌
道路出口位置検出部7と、曲線軌道路進入位置検出部5
が曲線軌道路進入を検出した後、曲線軌道路出口検出部
7が曲線軌道路出口の検出信号を出力するようなるまで
の間、クレーンが曲線軌道路に存在しているものとし
て、外輪の速度補正を行う指令を出力する外輪側走行装
置速度補正開始検出部8と、クレーンが曲線軌道路上を
走行している間、外輪に対して速度補正として固定値を
出力する外輪側走行装置速度補正量演算部9とを備えて
いる。
クレーンの走行制御を実行するクレーン走行制御装置
は、図4に示す構成であった。すなわち、従来のクレー
ン走行制御装置は、外部からの走行装置運転指令1の入
力を検出する走行装置運転指令検出部2と、その運転指
令1に対して速度基準を求める走行装置速度基準演算部
3と、外部からの曲線軌道路進入位置検出信号4の入力
を検出する曲線軌道路進入位置検出部5と、外部からの
曲線軌道路出口位置検出信号6の入力を検出する曲線軌
道路出口位置検出部7と、曲線軌道路進入位置検出部5
が曲線軌道路進入を検出した後、曲線軌道路出口検出部
7が曲線軌道路出口の検出信号を出力するようなるまで
の間、クレーンが曲線軌道路に存在しているものとし
て、外輪の速度補正を行う指令を出力する外輪側走行装
置速度補正開始検出部8と、クレーンが曲線軌道路上を
走行している間、外輪に対して速度補正として固定値を
出力する外輪側走行装置速度補正量演算部9とを備えて
いる。
【0003】また従来のクレーン走行制御装置は、走行
装置速度基準演算部3から与えられる速度基準をそのま
ま内輪側速度基準として出力する内輪側走行装置速度基
準出力部10と、走行装置速度基準演算部3から与えら
れる速度基準に対して外輪側走行装置速度補正量演算部
9が与える速度補正量を加算して外輪側速度基準として
出力する外輪側走行装置速度基準出力部11と、内輪側
走行装置速度基準出力部10からの速度基準に一致する
ように内輪側走行装置の速度制御を行う内輪側走行装置
速度制御部12と、外輪側走行装置速度基準出力部11
からの速度基準に一致するように外輪側走行装置の速度
制御を行う垂下特性付きの外輪側走行装置速度制御部1
3とを備えている。
装置速度基準演算部3から与えられる速度基準をそのま
ま内輪側速度基準として出力する内輪側走行装置速度基
準出力部10と、走行装置速度基準演算部3から与えら
れる速度基準に対して外輪側走行装置速度補正量演算部
9が与える速度補正量を加算して外輪側速度基準として
出力する外輪側走行装置速度基準出力部11と、内輪側
走行装置速度基準出力部10からの速度基準に一致する
ように内輪側走行装置の速度制御を行う内輪側走行装置
速度制御部12と、外輪側走行装置速度基準出力部11
からの速度基準に一致するように外輪側走行装置の速度
制御を行う垂下特性付きの外輪側走行装置速度制御部1
3とを備えている。
【0004】このような従来のクレーン走行制御装置
は、外部からの走行装置運転指令1の入力4を走行装置
運転指令検出部2で検出し、走行装置速度基準演算部3
で速度基準を算出して直接、内輪側走行装置速度基準出
力部10に与えると共に、外輪側走行装置速度基準出力
部11にも与える。したがって、直線軌道では、内輪
側、外輪側ともに同じ速度基準に対して走行装置速度制
御部12,13それぞれで速度制御を行い、クレーンを
走行させる。
は、外部からの走行装置運転指令1の入力4を走行装置
運転指令検出部2で検出し、走行装置速度基準演算部3
で速度基準を算出して直接、内輪側走行装置速度基準出
力部10に与えると共に、外輪側走行装置速度基準出力
部11にも与える。したがって、直線軌道では、内輪
側、外輪側ともに同じ速度基準に対して走行装置速度制
御部12,13それぞれで速度制御を行い、クレーンを
走行させる。
【0005】そして曲線軌道に進入すれば、外部から曲
線軌道路進入検出指令が曲線軌道路進入位置検出部5に
入力され、外輪側走行装置速度補正開始検出部8が補正
指令を外輪側走行装置速度補正量演算部9に与え、固定
値である一定の速度補正量を外輪側走行装置速度基準出
力部11に与え、ここで走行装置速度基準に補正量分だ
け上乗せして外輪側走行装置速度基準として出力し、そ
れに基づいて外輪側走行装置速度制御部13が外輪側走
行装置の速度制御を行う。そしてこの曲線路走行制御
は、曲線軌道路出口検出指令6が外部から入力され、曲
線軌道路出口位置検出部7が外輪側走行装置速度補正開
始検出部8に曲線軌道路の終了を指示するまで続けるよ
うにしている。
線軌道路進入検出指令が曲線軌道路進入位置検出部5に
入力され、外輪側走行装置速度補正開始検出部8が補正
指令を外輪側走行装置速度補正量演算部9に与え、固定
値である一定の速度補正量を外輪側走行装置速度基準出
力部11に与え、ここで走行装置速度基準に補正量分だ
け上乗せして外輪側走行装置速度基準として出力し、そ
れに基づいて外輪側走行装置速度制御部13が外輪側走
行装置の速度制御を行う。そしてこの曲線路走行制御
は、曲線軌道路出口検出指令6が外部から入力され、曲
線軌道路出口位置検出部7が外輪側走行装置速度補正開
始検出部8に曲線軌道路の終了を指示するまで続けるよ
うにしている。
【0006】これによって、曲線軌道路を走行するとき
に、内輪側よりも外輪側の速度を速めることによって内
輪差を吸収し、クレーンが円滑に曲線軌道路を通過でき
るようにしていた。
に、内輪側よりも外輪側の速度を速めることによって内
輪差を吸収し、クレーンが円滑に曲線軌道路を通過でき
るようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のクレーン走行制御装置では、曲線軌道上で発生す
る内輪差をある程度吸収することができていたが、外輪
側走行装置に対する速度補正量が曲線軌道の曲率半径に
よらず固定値であってその自動補正ができないために、
環境の変化によっては速度補正量としての固定値をその
都度変更しなければならない煩わしさがあるという問題
点があった。
従来のクレーン走行制御装置では、曲線軌道上で発生す
る内輪差をある程度吸収することができていたが、外輪
側走行装置に対する速度補正量が曲線軌道の曲率半径に
よらず固定値であってその自動補正ができないために、
環境の変化によっては速度補正量としての固定値をその
都度変更しなければならない煩わしさがあるという問題
点があった。
【0008】この発明はこのような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、内輪側の現在位置から外輪側のある
べき位置を予測し、外輪側の現在実位置と比較してその
偏差分を速度補正量として外輪側走行装置の速度補正を
行い、あるいは逆に、外輪側の現在位置から内輪側のあ
るべき位置を予測し、内輪側の現在実位置と比較してそ
の偏差分を速度補正量として内輪側走行装置の速度補正
を行い、曲線軌道を円滑に走行させることができるクレ
ーン走行制御装置を提供することを目的とする。
てなされたもので、内輪側の現在位置から外輪側のある
べき位置を予測し、外輪側の現在実位置と比較してその
偏差分を速度補正量として外輪側走行装置の速度補正を
行い、あるいは逆に、外輪側の現在位置から内輪側のあ
るべき位置を予測し、内輪側の現在実位置と比較してそ
の偏差分を速度補正量として内輪側走行装置の速度補正
を行い、曲線軌道を円滑に走行させることができるクレ
ーン走行制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のクレー
ン走行制御装置は、曲線軌道の内輪側の車輪位置を検出
する内輪位置検出手段と、外輪側の車輪位置を検出する
外輪位置検出手段と、内輪を駆動する内輪駆動手段と、
外輪を駆動する外輪駆動手段と、曲線軌道の走行時に、
内輪位置検出手段が検出する内輪位置と、曲線軌道の曲
率とから外輪のあるべき位置を予測する外輪位置予測手
段と、外部からの速度指令と一致するように内輪駆動手
段の速度制御を行う内輪速度制御手段と、外部からの速
度指令と一致するように外輪駆動手段の速度制御を行う
外輪速度制御手段と、外輪位置検出手段が検出する外輪
実位置と外輪位置予測手段が予測する外輪予測位置とを
比較し、外輪実位置が外輪予測位置と一致するようにそ
れらの偏差に応じて外輪速度制御手段に与えられる外部
からの速度指令を補正する外輪速度基準補正手段とを備
えたものである。
ン走行制御装置は、曲線軌道の内輪側の車輪位置を検出
する内輪位置検出手段と、外輪側の車輪位置を検出する
外輪位置検出手段と、内輪を駆動する内輪駆動手段と、
外輪を駆動する外輪駆動手段と、曲線軌道の走行時に、
内輪位置検出手段が検出する内輪位置と、曲線軌道の曲
率とから外輪のあるべき位置を予測する外輪位置予測手
段と、外部からの速度指令と一致するように内輪駆動手
段の速度制御を行う内輪速度制御手段と、外部からの速
度指令と一致するように外輪駆動手段の速度制御を行う
外輪速度制御手段と、外輪位置検出手段が検出する外輪
実位置と外輪位置予測手段が予測する外輪予測位置とを
比較し、外輪実位置が外輪予測位置と一致するようにそ
れらの偏差に応じて外輪速度制御手段に与えられる外部
からの速度指令を補正する外輪速度基準補正手段とを備
えたものである。
【0010】また請求項2の発明のクレーン走行制御装
置は、曲線軌道の外輪側の車輪位置を検出する外輪位置
検出手段と、内輪側の車輪位置を検出する内輪位置検出
手段と、外輪を駆動する外輪駆動手段と、内輪を駆動す
る内輪駆動手段と、曲線軌道の走行時に、外輪位置検出
手段が検出する外輪位置と、曲線軌道の曲率とから内輪
のあるべき位置を予測する内輪位置予測手段と、外部か
らの速度指令と一致するように外輪駆動手段の速度制御
を行う外輪速度制御手段と、外部からの速度指令と一致
するように内輪駆動手段の速度制御を行う内輪速度制御
手段と、内輪位置検出手段が検出する内輪実位置と内輪
位置予測手段が予測する内輪予測位置とを比較し、内輪
実位置が内輪予測位置と一致するようにそれらの偏差に
応じて内輪速度制御手段に与えられる外部からの速度指
令を補正する内輪速度基準補正手段とを備えたものであ
る。
置は、曲線軌道の外輪側の車輪位置を検出する外輪位置
検出手段と、内輪側の車輪位置を検出する内輪位置検出
手段と、外輪を駆動する外輪駆動手段と、内輪を駆動す
る内輪駆動手段と、曲線軌道の走行時に、外輪位置検出
手段が検出する外輪位置と、曲線軌道の曲率とから内輪
のあるべき位置を予測する内輪位置予測手段と、外部か
らの速度指令と一致するように外輪駆動手段の速度制御
を行う外輪速度制御手段と、外部からの速度指令と一致
するように内輪駆動手段の速度制御を行う内輪速度制御
手段と、内輪位置検出手段が検出する内輪実位置と内輪
位置予測手段が予測する内輪予測位置とを比較し、内輪
実位置が内輪予測位置と一致するようにそれらの偏差に
応じて内輪速度制御手段に与えられる外部からの速度指
令を補正する内輪速度基準補正手段とを備えたものであ
る。
【0011】
【作用】請求項1の発明のクレーン走行制御装置では、
外部からの速度指令と一致するように内輪側速度制御手
段によって内輪駆動手段の速度制御を行い、また外部か
らの速度指令と一致するように外輪側速度制御手段によ
って外輪駆動手段の速度制御を行う。
外部からの速度指令と一致するように内輪側速度制御手
段によって内輪駆動手段の速度制御を行い、また外部か
らの速度指令と一致するように外輪側速度制御手段によ
って外輪駆動手段の速度制御を行う。
【0012】そして曲線軌道の走行時には、曲線軌道の
内輪側の車輪実位置を内輪位置検出手段で検出し、外輪
側の車輪実位置を外輪位置検出手段で検出し、内輪位置
検出手段が検出する内輪実位置と曲線軌道の曲率とから
外輪のあるべき位置を外輪位置予測手段によって予測
し、外輪速度基準補正手段によって、これらの外輪位置
検出手段が検出する外輪実位置と外輪位置予測手段が予
測する外輪予測位置とを比較し、外輪実位置が外輪予測
位置と一致するようにそれらの偏差に応じて外輪速度制
御手段に与えられる外部からの速度指令を補正する。
内輪側の車輪実位置を内輪位置検出手段で検出し、外輪
側の車輪実位置を外輪位置検出手段で検出し、内輪位置
検出手段が検出する内輪実位置と曲線軌道の曲率とから
外輪のあるべき位置を外輪位置予測手段によって予測
し、外輪速度基準補正手段によって、これらの外輪位置
検出手段が検出する外輪実位置と外輪位置予測手段が予
測する外輪予測位置とを比較し、外輪実位置が外輪予測
位置と一致するようにそれらの偏差に応じて外輪速度制
御手段に与えられる外部からの速度指令を補正する。
【0013】これによって、クレーンが曲線軌道に入れ
ば、内輪側の実位置に対して外輪側のあるべき位置と外
輪側の実位置との偏差を求めて、外輪側の実位置が予測
位置に一致するように外輪駆動手段の速度制御を行い、
曲線軌道を内輪差を吸収して円滑に走行するように制御
する。
ば、内輪側の実位置に対して外輪側のあるべき位置と外
輪側の実位置との偏差を求めて、外輪側の実位置が予測
位置に一致するように外輪駆動手段の速度制御を行い、
曲線軌道を内輪差を吸収して円滑に走行するように制御
する。
【0014】請求項2の発明のクレーン走行制御装置で
は、逆に、外部からの速度指令と一致するように外輪側
速度制御手段によって外輪駆動手段の速度制御を行い、
また外部からの速度指令と一致するように内輪側速度制
御手段によって内輪駆動手段の速度制御を行う。
は、逆に、外部からの速度指令と一致するように外輪側
速度制御手段によって外輪駆動手段の速度制御を行い、
また外部からの速度指令と一致するように内輪側速度制
御手段によって内輪駆動手段の速度制御を行う。
【0015】そして曲線軌道の走行時には、曲線軌道の
外輪側の車輪実位置を外輪位置検出手段で検出し、内輪
側の車輪実位置を内輪位置検出手段で検出し、外輪位置
検出手段が検出する外輪実位置と曲線軌道の曲率とから
内輪のあるべき位置を内輪位置予測手段によって予測
し、内輪速度基準補正手段によって、これらの内輪位置
検出手段が検出する内輪実位置と内輪位置予測手段が予
測する内輪予測位置とを比較し、内輪実位置が内輪予測
位置と一致するようにそれらの偏差に応じて内輪速度制
御手段に与えられる外部からの速度指令を補正する。
外輪側の車輪実位置を外輪位置検出手段で検出し、内輪
側の車輪実位置を内輪位置検出手段で検出し、外輪位置
検出手段が検出する外輪実位置と曲線軌道の曲率とから
内輪のあるべき位置を内輪位置予測手段によって予測
し、内輪速度基準補正手段によって、これらの内輪位置
検出手段が検出する内輪実位置と内輪位置予測手段が予
測する内輪予測位置とを比較し、内輪実位置が内輪予測
位置と一致するようにそれらの偏差に応じて内輪速度制
御手段に与えられる外部からの速度指令を補正する。
【0016】これによって、クレーンが曲線軌道に入れ
ば、外輪側の実位置に対して内輪側のあるべき位置と内
輪側の実位置との偏差を求めて、内輪側の実位置が予測
位置に一致するように内輪駆動手段の速度制御を行い、
曲線軌道を内輪差を吸収して円滑に走行するように制御
する。
ば、外輪側の実位置に対して内輪側のあるべき位置と内
輪側の実位置との偏差を求めて、内輪側の実位置が予測
位置に一致するように内輪駆動手段の速度制御を行い、
曲線軌道を内輪差を吸収して円滑に走行するように制御
する。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説
する。図1は請求項1の発明の一実施例を示しており、
外部からの走行装置運転指令1の入力を検出する走行装
置運転指令検出部2と、その運転指令1に対して速度基
準を求める走行装置速度基準演算部3と、内輪、外輪そ
れぞれに取り付けられ、位置検出信号を出力するパルス
ジェネレータのような内輪側位置検出器21及び外輪側
位置検出器22と、これらの内輪側位置検出器21、外
輪側位置検出器22それぞれの位置検出信号を受けて内
輪、外輪それぞれの現在実位置を演算する内輪現在位置
演算部23及び外輪現在位置演算部24とを備えてい
る。
する。図1は請求項1の発明の一実施例を示しており、
外部からの走行装置運転指令1の入力を検出する走行装
置運転指令検出部2と、その運転指令1に対して速度基
準を求める走行装置速度基準演算部3と、内輪、外輪そ
れぞれに取り付けられ、位置検出信号を出力するパルス
ジェネレータのような内輪側位置検出器21及び外輪側
位置検出器22と、これらの内輪側位置検出器21、外
輪側位置検出器22それぞれの位置検出信号を受けて内
輪、外輪それぞれの現在実位置を演算する内輪現在位置
演算部23及び外輪現在位置演算部24とを備えてい
る。
【0018】またこの実施例のクレーン走行制御装置
は、内輪現在位置演算部23からの内輪現在位置情報を
あらかじめ登録されている軌道情報と比較することによ
ってクレーンの現在位置が曲線軌道路に進入する位置か
どうか判定する曲線軌道路進入位置検出部25と、同じ
く曲線軌道路の出口位置かどうか判定する曲線軌道路出
口位置検出部26と、内輪現在位置演算部23の出力か
ら外輪側予測位置を演算する外輪側走行装置予測位置演
算部27と、曲線軌道路進入位置検出部25の出力と曲
線軌道路出口位置検出部26の出力とから外輪側走行装
置が曲線軌道上に進入していて速度補正が必要なことを
検出する外輪側走行装置速度補正開始検出部28と、外
輪側走行装置速度補正開始検出部28が速度補正演算の
開始指令を与えるときに、外輪側走行装置予測位置演算
部27の予測位置と外輪現在位置演算部24からの外輪
現在実位置とを比較し、その偏差から外輪速度補正量を
求める外輪側走行装置速度補正量演算部29とを備えて
いる。
は、内輪現在位置演算部23からの内輪現在位置情報を
あらかじめ登録されている軌道情報と比較することによ
ってクレーンの現在位置が曲線軌道路に進入する位置か
どうか判定する曲線軌道路進入位置検出部25と、同じ
く曲線軌道路の出口位置かどうか判定する曲線軌道路出
口位置検出部26と、内輪現在位置演算部23の出力か
ら外輪側予測位置を演算する外輪側走行装置予測位置演
算部27と、曲線軌道路進入位置検出部25の出力と曲
線軌道路出口位置検出部26の出力とから外輪側走行装
置が曲線軌道上に進入していて速度補正が必要なことを
検出する外輪側走行装置速度補正開始検出部28と、外
輪側走行装置速度補正開始検出部28が速度補正演算の
開始指令を与えるときに、外輪側走行装置予測位置演算
部27の予測位置と外輪現在位置演算部24からの外輪
現在実位置とを比較し、その偏差から外輪速度補正量を
求める外輪側走行装置速度補正量演算部29とを備えて
いる。
【0019】さらにクレーン走行制御装置は、走行装置
速度基準演算部3から与えられる速度基準をそのまま内
輪側速度基準として出力する内輪側走行装置速度基準出
力部10と、走行装置速度基準演算部3から与えられる
速度基準に対して外輪側走行装置速度補正量演算部29
が与える速度補正量を加算して外輪側速度基準として出
力する外輪側走行装置速度基準出力部11と、内輪側走
行装置速度基準出力部10からの速度基準に一致するよ
うに内輪側走行装置の速度制御を行う内輪側走行装置速
度制御部12と、外輪側走行装置速度基準出力部11か
らの速度基準に一致するように外輪側走行装置の速度制
御を行う垂下特性付きの外輪側走行装置速度制御部13
とを備えている。
速度基準演算部3から与えられる速度基準をそのまま内
輪側速度基準として出力する内輪側走行装置速度基準出
力部10と、走行装置速度基準演算部3から与えられる
速度基準に対して外輪側走行装置速度補正量演算部29
が与える速度補正量を加算して外輪側速度基準として出
力する外輪側走行装置速度基準出力部11と、内輪側走
行装置速度基準出力部10からの速度基準に一致するよ
うに内輪側走行装置の速度制御を行う内輪側走行装置速
度制御部12と、外輪側走行装置速度基準出力部11か
らの速度基準に一致するように外輪側走行装置の速度制
御を行う垂下特性付きの外輪側走行装置速度制御部13
とを備えている。
【0020】次に、上記構成のクレーン走行制御装置の
動作について説明する。外部からの走行装置運転指令1
を走行装置運転指令検出部2で検出し、走行装置速度基
準演算部3で速度基準を算出して直接、内輪側走行装置
速度基準出力部10に与えると共に、外輪側走行装置速
度基準出力部11にも与える。したがって、直線軌道で
は、内輪側、外輪側ともに同じ速度基準に対して走行装
置速度制御部12,13それぞれで速度制御を行い、ク
レーンを走行させる。
動作について説明する。外部からの走行装置運転指令1
を走行装置運転指令検出部2で検出し、走行装置速度基
準演算部3で速度基準を算出して直接、内輪側走行装置
速度基準出力部10に与えると共に、外輪側走行装置速
度基準出力部11にも与える。したがって、直線軌道で
は、内輪側、外輪側ともに同じ速度基準に対して走行装
置速度制御部12,13それぞれで速度制御を行い、ク
レーンを走行させる。
【0021】クレーンが走行している間、内輪側位置検
出部21、外輪側位置検出部22それぞれは内輪、外輪
それぞれの位置検出信号を内輪現在位置演算部23、外
輪現在位置演算部24それぞれに入力する。内輪側現在
位置演算部23は、内輪の現在位置を演算して曲線軌道
路進入位置検出部25、曲線軌道路出口位置検出部26
に出力し、ここであらかじめ登録されている軌道データ
と比較して、内輪側走行装置が曲線軌道に進入している
か、曲線軌道から出ているか判断し、その検出信号を外
輪側走行装置速度補正開始検出部28に与える。内輪現
在位置演算部23はまた、内輪現在位置を外輪側走行装
置予測位置演算部27に出力し、外輪側走行装置予測位
置演算部27は曲線軌道路上を内輪が走行しているとき
に外輪がその曲線軌道路上のどの位置にあるべきかを示
す予測位置を演算する。
出部21、外輪側位置検出部22それぞれは内輪、外輪
それぞれの位置検出信号を内輪現在位置演算部23、外
輪現在位置演算部24それぞれに入力する。内輪側現在
位置演算部23は、内輪の現在位置を演算して曲線軌道
路進入位置検出部25、曲線軌道路出口位置検出部26
に出力し、ここであらかじめ登録されている軌道データ
と比較して、内輪側走行装置が曲線軌道に進入している
か、曲線軌道から出ているか判断し、その検出信号を外
輪側走行装置速度補正開始検出部28に与える。内輪現
在位置演算部23はまた、内輪現在位置を外輪側走行装
置予測位置演算部27に出力し、外輪側走行装置予測位
置演算部27は曲線軌道路上を内輪が走行しているとき
に外輪がその曲線軌道路上のどの位置にあるべきかを示
す予測位置を演算する。
【0022】この予測位置の算出方式を図2に基づいて
説明すると、曲線軌道における内輪の曲率も外輪の曲率
も曲率中心Oを共有すると仮定できるので、内側軌道4
1の曲率半径が決まれば外側軌道42の曲率半径も軌道
幅dによって一義的に決定され、容易に算出できる。す
なわち、内側軌道41の曲率半径rとすれば、外側軌道
42の曲率半径はr+d(d:軌道幅)であり、曲線軌
道上の内輪の現在位置A1と曲線軌道の進入点S1との
間の曲率中心Oに対する角度をθとすれば、外輪の現在
位置A2の角度もθであるので、外輪の予測位置はθ・
(r+d)として求められる。
説明すると、曲線軌道における内輪の曲率も外輪の曲率
も曲率中心Oを共有すると仮定できるので、内側軌道4
1の曲率半径が決まれば外側軌道42の曲率半径も軌道
幅dによって一義的に決定され、容易に算出できる。す
なわち、内側軌道41の曲率半径rとすれば、外側軌道
42の曲率半径はr+d(d:軌道幅)であり、曲線軌
道上の内輪の現在位置A1と曲線軌道の進入点S1との
間の曲率中心Oに対する角度をθとすれば、外輪の現在
位置A2の角度もθであるので、外輪の予測位置はθ・
(r+d)として求められる。
【0023】他方、外輪現在位置演算部24は外輪現在
位置を求めて外輪側走行装置速度補正量演算部29に出
力し続ける。
位置を求めて外輪側走行装置速度補正量演算部29に出
力し続ける。
【0024】いま、曲線軌道路進入位置検出部25が内
輪の曲線軌道路進入を検出し、曲線軌道路出口位置検出
部26が内輪の曲線軌道路出口からの脱出を検出するま
での間は、外輪側走行装置補正開始検出部28が外輪側
走行装置速度補正指令を出力し、これを受けて、外輪側
走行装置速度補正量演算部29は外輪側走行装置予測位
置演算部27からの外輪位置予測値A2と外輪現在位置
演算部24からの外輪実位置B2とを比較してその偏差
Δlを求め、その偏差Δlに対応した速度補正量を求め
て外輪側走行装置速度基準出力部11に出力する。
輪の曲線軌道路進入を検出し、曲線軌道路出口位置検出
部26が内輪の曲線軌道路出口からの脱出を検出するま
での間は、外輪側走行装置補正開始検出部28が外輪側
走行装置速度補正指令を出力し、これを受けて、外輪側
走行装置速度補正量演算部29は外輪側走行装置予測位
置演算部27からの外輪位置予測値A2と外輪現在位置
演算部24からの外輪実位置B2とを比較してその偏差
Δlを求め、その偏差Δlに対応した速度補正量を求め
て外輪側走行装置速度基準出力部11に出力する。
【0025】そこで、外輪側走行装置速度基準出力部1
1は、走行装置速度基準演算部3から与えられる共通の
速度基準に対して補正量分だけ上乗せし、それを外輪側
走行装置速度基準として出力し、それに基づいて外輪側
走行装置速度制御部13が外輪側走行装置の速度制御を
行う。そしてこの曲線路走行制御は、曲線軌道路出口検
出部26が内輪現在位置が曲線軌道路を脱出したことを
検出するまで周期的に継続される。
1は、走行装置速度基準演算部3から与えられる共通の
速度基準に対して補正量分だけ上乗せし、それを外輪側
走行装置速度基準として出力し、それに基づいて外輪側
走行装置速度制御部13が外輪側走行装置の速度制御を
行う。そしてこの曲線路走行制御は、曲線軌道路出口検
出部26が内輪現在位置が曲線軌道路を脱出したことを
検出するまで周期的に継続される。
【0026】こうして、この実施例のクレーン走行制御
装置では、クレーンの曲線軌道走行中に内輪差に応じて
外輪の速度を速める制御するだけでなく、さらに実位置
と予測位置との偏差に応じた大きさの速度補正を行うこ
とによって内輪の現在位置と外輪の現在位置とを理想に
近い位置関係になるようフィードバック制御することが
でき、クレーンの曲線軌道の走行を円滑に行えるように
なる。
装置では、クレーンの曲線軌道走行中に内輪差に応じて
外輪の速度を速める制御するだけでなく、さらに実位置
と予測位置との偏差に応じた大きさの速度補正を行うこ
とによって内輪の現在位置と外輪の現在位置とを理想に
近い位置関係になるようフィードバック制御することが
でき、クレーンの曲線軌道の走行を円滑に行えるように
なる。
【0027】次に、請求項2の発明の一実施例を図3に
基づいて説明する。この実施例のクレーン走行制御装置
は、曲線軌道上では外輪を基準にして内輪の速度を所要
量だけ遅くする制御を行うことによって内輪差を吸収し
て円滑な走行を実現するものであり、請求項1の発明と
は外輪と内輪をちょうど入れ替えた構成となる。すなわ
ち、外部からの走行装置運転指令1の入力を検出する走
行装置運転指令検出部2と、その運転指令1に対して速
度基準を求める走行装置速度基準演算部3と、外輪、内
輪それぞれに取り付けられ、位置検出信号を出力するパ
ルスジェネレータのような内輪側位置検出器21及び外
輪側位置検出器22と、これらの内輪側位置検出器2
1、外輪側位置検出器22それぞれの位置検出信号を受
けて内輪、外輪それぞれの現在実位置を演算する内輪現
在位置演算部23及び外輪現在位置演算部24とを備え
ている。
基づいて説明する。この実施例のクレーン走行制御装置
は、曲線軌道上では外輪を基準にして内輪の速度を所要
量だけ遅くする制御を行うことによって内輪差を吸収し
て円滑な走行を実現するものであり、請求項1の発明と
は外輪と内輪をちょうど入れ替えた構成となる。すなわ
ち、外部からの走行装置運転指令1の入力を検出する走
行装置運転指令検出部2と、その運転指令1に対して速
度基準を求める走行装置速度基準演算部3と、外輪、内
輪それぞれに取り付けられ、位置検出信号を出力するパ
ルスジェネレータのような内輪側位置検出器21及び外
輪側位置検出器22と、これらの内輪側位置検出器2
1、外輪側位置検出器22それぞれの位置検出信号を受
けて内輪、外輪それぞれの現在実位置を演算する内輪現
在位置演算部23及び外輪現在位置演算部24とを備え
ている。
【0028】またこの実施例のクレーン走行制御装置
は、外輪現在位置演算部24からの現在位置情報をあら
かじめ登録されている軌道情報と比較することによって
クレーンの現在位置が曲線軌道路に進入する位置かどう
か判定する曲線軌道路進入位置検出部33と、同じく曲
線軌道路の出口位置かどうか判定する曲線軌道路出口位
置検出部34と、外輪現在位置演算部24の出力から内
輪側予測位置を演算する内輪側走行装置予測位置演算部
35と、曲線軌道路進入位置検出部33の出力と曲線軌
道路出口位置検出部34の出力とから内輪側走行装置が
曲線軌道上に進入していて速度補正が必要なことを検出
する内輪側走行装置速度補正開始検出部36と、内輪側
走行装置速度補正開始検出部36が速度補正演算の開始
指令を与えるときに、内輪側走行装置予測位置演算部3
5の予測位置と内輪現在位置演算部23からの内輪現在
実位置とを比較し、その偏差から内輪速度補正量を求め
る内輪側走行装置速度補正量演算部37とを備えてい
る。
は、外輪現在位置演算部24からの現在位置情報をあら
かじめ登録されている軌道情報と比較することによって
クレーンの現在位置が曲線軌道路に進入する位置かどう
か判定する曲線軌道路進入位置検出部33と、同じく曲
線軌道路の出口位置かどうか判定する曲線軌道路出口位
置検出部34と、外輪現在位置演算部24の出力から内
輪側予測位置を演算する内輪側走行装置予測位置演算部
35と、曲線軌道路進入位置検出部33の出力と曲線軌
道路出口位置検出部34の出力とから内輪側走行装置が
曲線軌道上に進入していて速度補正が必要なことを検出
する内輪側走行装置速度補正開始検出部36と、内輪側
走行装置速度補正開始検出部36が速度補正演算の開始
指令を与えるときに、内輪側走行装置予測位置演算部3
5の予測位置と内輪現在位置演算部23からの内輪現在
実位置とを比較し、その偏差から内輪速度補正量を求め
る内輪側走行装置速度補正量演算部37とを備えてい
る。
【0029】さらにクレーン走行制御装置は、走行装置
速度基準演算部3から与えられる速度基準をそのまま外
輪側速度基準として出力する外輪側走行装置速度基準出
力部31と、走行装置速度基準演算部3から与えられる
速度基準に対して内輪側走行装置速度補正量演算部37
が与える速度補正量を加算して内輪側速度基準として出
力する内輪側走行装置速度基準出力部32と、外輪側走
行装置速度基準出力部31からの速度基準に一致するよ
うに外輪側走行装置の速度制御を行う外輪側走行装置速
度制御部38と、内輪側走行装置速度基準出力部32か
らの速度基準に一致するように内輪側走行装置の速度制
御を行う垂下特性付きの内輪側走行装置速度制御部39
とを備えている。
速度基準演算部3から与えられる速度基準をそのまま外
輪側速度基準として出力する外輪側走行装置速度基準出
力部31と、走行装置速度基準演算部3から与えられる
速度基準に対して内輪側走行装置速度補正量演算部37
が与える速度補正量を加算して内輪側速度基準として出
力する内輪側走行装置速度基準出力部32と、外輪側走
行装置速度基準出力部31からの速度基準に一致するよ
うに外輪側走行装置の速度制御を行う外輪側走行装置速
度制御部38と、内輪側走行装置速度基準出力部32か
らの速度基準に一致するように内輪側走行装置の速度制
御を行う垂下特性付きの内輪側走行装置速度制御部39
とを備えている。
【0030】次に、上記構成のクレーン走行制御装置の
動作について説明する。外部からの走行装置運転指令1
を走行装置運転指令検出部2で検出し、走行装置速度基
準演算部3で速度基準を算出して直接、外輪側走行装置
速度基準出力部31に与えると共に、内輪側走行装置速
度基準出力部32にも与える。したがって、直線軌道で
は、外輪側、内輪側ともに同じ速度基準に対して走行装
置速度制御部38,39それぞれで速度制御を行い、ク
レーンを走行させる。
動作について説明する。外部からの走行装置運転指令1
を走行装置運転指令検出部2で検出し、走行装置速度基
準演算部3で速度基準を算出して直接、外輪側走行装置
速度基準出力部31に与えると共に、内輪側走行装置速
度基準出力部32にも与える。したがって、直線軌道で
は、外輪側、内輪側ともに同じ速度基準に対して走行装
置速度制御部38,39それぞれで速度制御を行い、ク
レーンを走行させる。
【0031】クレーンが走行している間、内輪側位置検
出部21、外輪側位置検出部22それぞれは内輪、外輪
それぞれの位置検出信号を内輪現在位置演算部23、外
輪現在位置演算部24それぞれに入力する。外輪側現在
位置演算部24は、外輪の現在位置を演算して曲線軌道
路進入位置検出部33、曲線軌道路出口位置検出部34
に出力し、ここであらかじめ登録されている軌道データ
と比較して、外輪側走行装置が曲線軌道に進入している
か、曲線軌道から出ているか判断し、その検出信号を内
輪側走行装置速度補正開始検出部36に与える。外輪現
在位置演算部24はまた、外輪現在位置を内輪側走行装
置予測位置演算部35に出力し、内輪側走行装置予測位
置演算部35は曲線軌道路上を外輪が走行しているとき
に内輪がその曲線軌道路上のどの位置にあるべきかを示
す予測位置を演算する。
出部21、外輪側位置検出部22それぞれは内輪、外輪
それぞれの位置検出信号を内輪現在位置演算部23、外
輪現在位置演算部24それぞれに入力する。外輪側現在
位置演算部24は、外輪の現在位置を演算して曲線軌道
路進入位置検出部33、曲線軌道路出口位置検出部34
に出力し、ここであらかじめ登録されている軌道データ
と比較して、外輪側走行装置が曲線軌道に進入している
か、曲線軌道から出ているか判断し、その検出信号を内
輪側走行装置速度補正開始検出部36に与える。外輪現
在位置演算部24はまた、外輪現在位置を内輪側走行装
置予測位置演算部35に出力し、内輪側走行装置予測位
置演算部35は曲線軌道路上を外輪が走行しているとき
に内輪がその曲線軌道路上のどの位置にあるべきかを示
す予測位置を演算する。
【0032】この予測位置の算出方式は第1の実施例と
ほぼ同じであり、外側軌道の曲率半径をRとし、曲線軌
道上の外輪の現在位置と曲線軌道の進入点との間の曲率
中心に対する角度をθとすれば、内輪の現在位置の角度
もθであるので、内輪の予測位置はθ・(R−d)とし
て求められる。
ほぼ同じであり、外側軌道の曲率半径をRとし、曲線軌
道上の外輪の現在位置と曲線軌道の進入点との間の曲率
中心に対する角度をθとすれば、内輪の現在位置の角度
もθであるので、内輪の予測位置はθ・(R−d)とし
て求められる。
【0033】他方、内輪現在位置演算部23は内輪現在
位置を求めて内輪側走行装置速度補正量演算部37に出
力し続ける。
位置を求めて内輪側走行装置速度補正量演算部37に出
力し続ける。
【0034】いま、曲線軌道路進入位置検出部33が外
輪の曲線軌道路進入を検出した後、曲線軌道路出口位置
検出部34が外輪の曲線軌道路出口からの脱出を検出す
るまでの間は、内輪側走行装置補正開始検出部36が内
輪側走行装置速度補正指令を出力し、これを受けて、内
輪側走行装置速度補正量演算部37は内輪側走行装置予
測位置演算部35からの内輪位置予測値と内輪現在位置
演算部23からの内輪実位置とを比較してその偏差を求
め、その偏差に対応した速度補正量を求めて内輪側走行
装置速度基準出力部32に出力する。
輪の曲線軌道路進入を検出した後、曲線軌道路出口位置
検出部34が外輪の曲線軌道路出口からの脱出を検出す
るまでの間は、内輪側走行装置補正開始検出部36が内
輪側走行装置速度補正指令を出力し、これを受けて、内
輪側走行装置速度補正量演算部37は内輪側走行装置予
測位置演算部35からの内輪位置予測値と内輪現在位置
演算部23からの内輪実位置とを比較してその偏差を求
め、その偏差に対応した速度補正量を求めて内輪側走行
装置速度基準出力部32に出力する。
【0035】そこで、内輪側走行装置速度基準出力部3
2は、走行装置速度基準演算部3から与えられる共通の
速度基準に対して補正量分だけ差し引き、それを内輪側
走行装置速度基準として出力し、それに基づいて内輪側
走行装置速度制御部39が内輪側走行装置の速度制御を
行う。そしてこの曲線路走行制御は、曲線軌道路出口検
出部34が外輪現在位置が曲線軌道路を脱出したことを
検出するまで周期的に継続される。
2は、走行装置速度基準演算部3から与えられる共通の
速度基準に対して補正量分だけ差し引き、それを内輪側
走行装置速度基準として出力し、それに基づいて内輪側
走行装置速度制御部39が内輪側走行装置の速度制御を
行う。そしてこの曲線路走行制御は、曲線軌道路出口検
出部34が外輪現在位置が曲線軌道路を脱出したことを
検出するまで周期的に継続される。
【0036】こうして、この実施例のクレーン走行制御
装置では、クレーンの曲線軌道走行中に内輪差に応じて
内輪の速度を遅くする制御をするだけでなく、さらに実
位置と予測位置との偏差に応じた大きさの速度補正を行
うことによって外輪の現在位置と内輪の現在位置とを理
想に近い位置関係になるようフィードバック制御するこ
とができ、クレーンの走行を円滑に行えるようになる。
装置では、クレーンの曲線軌道走行中に内輪差に応じて
内輪の速度を遅くする制御をするだけでなく、さらに実
位置と予測位置との偏差に応じた大きさの速度補正を行
うことによって外輪の現在位置と内輪の現在位置とを理
想に近い位置関係になるようフィードバック制御するこ
とができ、クレーンの走行を円滑に行えるようになる。
【0037】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
曲線軌道の走行時に、曲線軌道の内輪側の車輪実位置を
内輪位置検出手段で検出し、外輪側の車輪実位置を外輪
位置検出手段で検出し、内輪位置検出手段が検出する内
輪実位置と曲線軌道の曲率とから外輪のあるべき位置を
外輪位置予測手段によって予測し、外輪速度基準補正手
段によって、これらの外輪位置検出手段が検出する外輪
実位置と外輪位置予測手段が予測する外輪予測位置とを
比較し、外輪実位置が外輪予測位置と一致するようにそ
れらの偏差に応じて外輪速度制御手段に与えられる外部
からの速度指令を補正するようにしているので、クレー
ンが曲線軌道に入れば、内輪側の実位置に対して外輪側
のあるべき位置と外輪側の実位置との偏差を求めて、外
輪側の実位置が予測位置に一致するように外輪側走行装
置の速度制御を行い、曲線軌道を内輪差を吸収して円滑
に走行するように制御することができる。
曲線軌道の走行時に、曲線軌道の内輪側の車輪実位置を
内輪位置検出手段で検出し、外輪側の車輪実位置を外輪
位置検出手段で検出し、内輪位置検出手段が検出する内
輪実位置と曲線軌道の曲率とから外輪のあるべき位置を
外輪位置予測手段によって予測し、外輪速度基準補正手
段によって、これらの外輪位置検出手段が検出する外輪
実位置と外輪位置予測手段が予測する外輪予測位置とを
比較し、外輪実位置が外輪予測位置と一致するようにそ
れらの偏差に応じて外輪速度制御手段に与えられる外部
からの速度指令を補正するようにしているので、クレー
ンが曲線軌道に入れば、内輪側の実位置に対して外輪側
のあるべき位置と外輪側の実位置との偏差を求めて、外
輪側の実位置が予測位置に一致するように外輪側走行装
置の速度制御を行い、曲線軌道を内輪差を吸収して円滑
に走行するように制御することができる。
【0038】請求項2の発明によれば、曲線軌道の走行
時には、曲線軌道の外輪側の車輪実位置を外輪位置検出
手段で検出し、内輪側の車輪実位置を内輪位置検出手段
で検出し、外輪位置検出手段が検出する外輪実位置と曲
線軌道の曲率とから内輪のあるべき位置を内輪位置予測
手段によって予測し、内輪速度基準補正手段によって、
これらの内輪位置検出手段が検出する内輪実位置と内輪
位置予測手段が予測する内輪予測位置とを比較し、内輪
実位置が内輪予測位置と一致するようにそれらの偏差に
応じて内輪速度制御手段に与えられる外部からの速度指
令を補正するようにしているので、クレーンが曲線軌道
に入れば、外輪側の実位置に対して内輪側のあるべき位
置と内輪側の実位置との偏差を求めて、内輪側の実位置
が予測位置に一致するように内輪側走行装置の速度制御
を行い、曲線軌道を内輪差を吸収して円滑に走行するよ
うに制御することができる。
時には、曲線軌道の外輪側の車輪実位置を外輪位置検出
手段で検出し、内輪側の車輪実位置を内輪位置検出手段
で検出し、外輪位置検出手段が検出する外輪実位置と曲
線軌道の曲率とから内輪のあるべき位置を内輪位置予測
手段によって予測し、内輪速度基準補正手段によって、
これらの内輪位置検出手段が検出する内輪実位置と内輪
位置予測手段が予測する内輪予測位置とを比較し、内輪
実位置が内輪予測位置と一致するようにそれらの偏差に
応じて内輪速度制御手段に与えられる外部からの速度指
令を補正するようにしているので、クレーンが曲線軌道
に入れば、外輪側の実位置に対して内輪側のあるべき位
置と内輪側の実位置との偏差を求めて、内輪側の実位置
が予測位置に一致するように内輪側走行装置の速度制御
を行い、曲線軌道を内輪差を吸収して円滑に走行するよ
うに制御することができる。
【図1】請求項1の発明の一実施例のブロック図。
【図2】上記実施例の曲線軌道上の走行特性を示す説明
図。
図。
【図3】請求項2の発明の一実施例のブロック図。
【図4】従来例のブロック図。
1 走行装置運転指令 2 走行装置運転指令検出部 3 走行装置速度基準演算部 10 内輪側走行装置速度基準出力部 11 外輪側走行装置速度基準出力部 12 内輪側走行装置速度制御部 13 外輪側走行装置速度制御部 21 内輪側位置検出部 22 外輪側位置検出部 23 内輪現在位置演算部 24 外輪現在位置演算部 25 曲線軌道路進入位置検出部 26 曲線軌道路出口位置検出部 27 外輪側走行装置予測位置演算部 28 外輪側走行装置速度補正開始検出部 29 外輪側走行装置速度補正量演算部 31 外輪側走行装置速度基準出力部 32 内輪側走行装置速度基準出力部 33 曲線軌道進入位置検出部 34 曲線軌道出口位置検出部 35 内輪側走行装置予測位置演算部 36 内輪側走行装置速度補正開始検出部 37 内輪側走行装置速度補正量演算部 38 外輪側走行装置速度制御部 39 内輪側走行装置速度制御部
Claims (2)
- 【請求項1】 曲線軌道の内輪側の車輪位置を検出する
内輪位置検出手段と、 外輪側の車輪位置を検出する外輪位置検出手段と、 前記内輪を駆動する内輪駆動手段と、 前記外輪を駆動する外輪駆動手段と、 曲線軌道の走行時に、前記内輪位置検出手段が検出する
内輪位置と、前記曲線軌道の曲率とから前記外輪のある
べき位置を予測する外輪位置予測手段と、 外部からの速度指令と一致するように前記内輪駆動手段
の速度制御を行う内輪速度制御手段と、 前記外部からの速度指令と一致するように前記外輪駆動
手段の速度制御を行う外輪速度制御手段と、 前記外輪位置検出手段が検出する外輪実位置と前記外輪
位置予測手段が予測する外輪予測位置とを比較し、外輪
実位置が外輪予測位置と一致するようにそれらの偏差に
応じて前記外輪速度制御手段に与えられる外部からの速
度指令を補正する外輪速度基準補正手段とを備えて成る
クレーン走行制御装置。 - 【請求項2】 曲線軌道の外輪側の車輪位置を検出する
外輪位置検出手段と、 内輪側の車輪位置を検出する内輪位置検出手段と、 前記外輪を駆動する外輪駆動手段と、 前記内輪を駆動する内輪駆動手段と、 曲線軌道の走行時に、前記外輪位置検出手段が検出する
外輪位置と、前記曲線軌道の曲率とから前記内輪のある
べき位置を予測する内輪位置予測手段と、 外部からの速度指令と一致するように前記外輪駆動手段
の速度制御を行う外輪速度制御手段と、 前記外部からの速度指令と一致するように前記内輪駆動
手段の速度制御を行う内輪速度制御手段と、 前記内輪位置検出手段が検出する内輪実位置と前記内輪
位置予測手段が予測する内輪予測位置とを比較し、内輪
実位置が内輪予測位置と一致するようにそれらの偏差に
応じて前記内輪速度制御手段に与えられる外部からの速
度指令を補正する内輪速度基準補正手段とを備えて成る
クレーン走行制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1599295A JPH08208179A (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | クレーン走行制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1599295A JPH08208179A (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | クレーン走行制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08208179A true JPH08208179A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=11904158
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1599295A Pending JPH08208179A (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | クレーン走行制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08208179A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003054873A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-26 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 自走式門型クレーンとその走行制御方法 |
| JP2020105007A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | 株式会社三井E&Sマシナリー | クレーンの制御システム及び制御方法 |
| JP2021024662A (ja) * | 2019-07-31 | 2021-02-22 | 株式会社三井E&Sマシナリー | クレーンの制御システム及び制御方法 |
| CN116079793A (zh) * | 2022-12-28 | 2023-05-09 | 北京博清科技有限公司 | 双面双弧焊的控制方法、装置、处理器和焊接系统 |
-
1995
- 1995-02-02 JP JP1599295A patent/JPH08208179A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003054873A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-26 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 自走式門型クレーンとその走行制御方法 |
| JP2020105007A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | 株式会社三井E&Sマシナリー | クレーンの制御システム及び制御方法 |
| JP2021024662A (ja) * | 2019-07-31 | 2021-02-22 | 株式会社三井E&Sマシナリー | クレーンの制御システム及び制御方法 |
| CN116079793A (zh) * | 2022-12-28 | 2023-05-09 | 北京博清科技有限公司 | 双面双弧焊的控制方法、装置、处理器和焊接系统 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3759282B2 (ja) | 自動走行車 | |
| JP3632533B2 (ja) | 車両の自動走行制御方法および自動走行制御装置 | |
| JPH08208179A (ja) | クレーン走行制御装置 | |
| JP3473356B2 (ja) | 自動運転車両の走行制御装置 | |
| WO1994005521A1 (fr) | Detecteur de derapage pour vehicule | |
| JPH10171535A (ja) | 無人搬送車 | |
| JP3628405B2 (ja) | 走行車の方向補正方法及びその装置 | |
| JPH0912266A (ja) | 天井クレーンの走行制御装置 | |
| KR100199988B1 (ko) | 무인차의 조향방법 및 조향장치 | |
| JP2865184B2 (ja) | 軌索式ケーブルクレーンの走行リミット検知方法 | |
| KR100423975B1 (ko) | 무인반송시스템과 주행제어방법 | |
| JPH0729685Y2 (ja) | 自走台車の走行制御装置 | |
| JPH0729686Y2 (ja) | 自走台車の走行制御装置 | |
| JPH0729687Y2 (ja) | 自走台車の走行制御装置 | |
| JP2727370B2 (ja) | 自走台車の走行制御方法 | |
| JP3193270B2 (ja) | リニアシンクロナスモータの制御装置 | |
| JPH0196706A (ja) | 無人搬送車 | |
| JPH07302119A (ja) | 無人走行車の制御方法およびその装置 | |
| JPS62140115A (ja) | 自走台車の車間距離制御方法 | |
| JPS635412A (ja) | 無人搬送車の走行制御装置 | |
| JP2000122722A (ja) | 移動体の操舵角制御装置 | |
| JPH09145393A (ja) | 自律走行式無人搬送車の位置検出装置 | |
| JPH07302117A (ja) | 無人走行車の制御方法およびその装置 | |
| JPS616034A (ja) | 車両走行制御装置 | |
| JPH09269832A (ja) | 車両の制御装置 |