JPH08208417A - 高屈折率および/または放射線不透過性の樹脂組成物 - Google Patents

高屈折率および/または放射線不透過性の樹脂組成物

Info

Publication number
JPH08208417A
JPH08208417A JP7284962A JP28496295A JPH08208417A JP H08208417 A JPH08208417 A JP H08208417A JP 7284962 A JP7284962 A JP 7284962A JP 28496295 A JP28496295 A JP 28496295A JP H08208417 A JPH08208417 A JP H08208417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
dental composition
refractive index
composition according
monomer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7284962A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenneth Walter Michael Davy
ウォルター マイクル デイビー ケネス
Roberto Labella
ラベラ ロバトー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Queen Mary University of London
Original Assignee
Queen Mary University of London
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Queen Mary University of London filed Critical Queen Mary University of London
Publication of JPH08208417A publication Critical patent/JPH08208417A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K6/00Preparations for dentistry
    • A61K6/70Preparations for dentistry comprising inorganic additives
    • A61K6/71Fillers
    • A61K6/74Fillers comprising phosphorus-containing compounds
    • A61K6/75Apatite
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K6/00Preparations for dentistry
    • A61K6/70Preparations for dentistry comprising inorganic additives
    • A61K6/71Fillers
    • A61K6/76Fillers comprising silicon-containing compounds
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K6/00Preparations for dentistry
    • A61K6/70Preparations for dentistry comprising inorganic additives
    • A61K6/71Fillers
    • A61K6/77Glass
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K6/00Preparations for dentistry
    • A61K6/80Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth
    • A61K6/831Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth comprising non-metallic elements or compounds thereof, e.g. carbon
    • A61K6/838Phosphorus compounds, e.g. apatite
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K6/00Preparations for dentistry
    • A61K6/80Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth
    • A61K6/884Preparations for artificial teeth, for filling teeth or for capping teeth comprising natural or synthetic resins
    • A61K6/887Compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Plastic & Reconstructive Surgery (AREA)
  • Dental Preparations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 可視光に対する良好な半透明性および/また
は適当なX線不透過性を有し、歯科用修復材料などに用
いるのに最適な歯科用組成物を提供する。 【解決手段】 1.60〜1.65の屈折率を有する少
なくとも1つの臭素化またはヨウ素化されたアクリレー
ト系モノマーまたはメタクリレート系モノマーからなる
樹脂基材と、該樹脂基材の屈折率の±0.05の屈折率
を有する充填材料を配合してなる歯科用組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高屈折率および/ま
たは放射線不透過性(radio-opaque)樹脂組成物、とくに
歯科利用のために開発されたそのような組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】可視
光に対する良好な半透明性および適当なX線不透過性は
現代の歯科用樹脂および歯科用樹脂複合物(composite)
の2つの主要な必要条件である。
【0003】樹脂を基礎とする修復材料(restorative m
aterial)の美的価値(aesthetic value)は、歯のエナメ
ル質および象牙質の光学的特性にマッチする材料の能力
でしばしば判断され、前記材料は代用品として設計され
る。これは歯科的な修復により生きているような光沢の
ある外観がもたらされるであろうので、とくに望まれる
ことである。さらに、部分的に復元するばあいには、修
復材料にはその修復の輪郭が見た目にわからないよう、
周囲の正常な歯の構造と調和することが期待される。
【0004】可視光による光開始(visible light photo
initiation)は、一般に修復歯科医療で主に利用されて
いる1液型(one-part)の樹脂を基礎とするシステム(組
成物)を重合するために使用される。歯科医は、2液型
(two-part)システム(組成物)を用い混合手順を必要と
する化学的に活性化される材料よりも、光により硬化さ
れる材料を好む。光硬化システムは適用量の誤りや空気
に触れることがなく、とくに実用期間を延長する。しか
しながら、光硬化システムには、活性化する光が材料全
体を通過するために最適な透過率が必要であるという不
利な点がある。活性化する光に対して半透明性が減少す
ると、材料の光源からより離れた部分では反応する程度
が小さくなり、一般的に硬化する深さが浅くなる。ま
た、材料の寿命について、重合されなかった樹脂の有害
な性質が主に気にかかるところであり、機械的性質、吸
水性、耐摩耗性および色の安定性は、不飽和な反応基の
大きな画分が存在するとすべてマイナスに影響されう
る。
【0005】歯科用修復材料に重要な必要条件は、材料
が放射線不透過性物質として、周囲の歯とは別個に標準
の歯科用X線フィルム上に現われることである。修復材
料が歯のエナメル質よりも放射線不透過性であれば、術
後すぐの欠陥の存在または周囲の歯に二次的なう食が生
じたことのみを検出することができる。ごく最近の一般
的な見解には、理想的な材料は歯のエナメル質よりもご
くわずかに放射線不透過性であるべきだと考える傾向が
ある。
【0006】多くの歯科的な応用において、樹脂を基礎
とする材料の寿命は、粒子状の補強充填剤を加えること
によりめざましく改善されている。その充填剤粒子もま
た放射線不透過性であれば、修復材料の放射線不透過性
不足の問題も解決できる。しかしながら、歯科用修復材
料の放射線不透過性と視覚的な(visual)半透明性の必要
条件はしばしば相反する。1つのアプローチとしては、
Ba、Zn、SrおよびZrなどの放射線を透過しない
元素の酸化物をシリカガラス充填剤に加えることであ
る。これらの酸化物の屈折率は高いので、所望の程度の
放射線不透過性が樹脂マトリックスの屈折率にマッチす
る所望の屈折率と同時にえられるように、金属酸化物に
対するシリカの割合を慎重に検討しなければならない。
マッチングは、粒子を入念に全くの無定形にするか、ま
たはより体積の小さい画分および/またはより小さな平
均粒子径を使用して、全体の散乱係数を減少させること
により通常達成される。別のアプローチとしては、ケイ
酸塩ガラス(silicate glass)の媒体中に散乱させたとき
に、強い放射線不透過性だけでなく視覚的に不透明にす
る力をも有するものとして知られている、たとえばZr
2のような金属酸化物を用いることである。しかしな
がら、充填剤の視覚的な不透過性は、結晶の微細領域(m
icroregions)の直径を0.35μmよりかなり小さく、
すなわち可視光の波長よりも小さくしておくと低く保た
れる。
【0007】また、可能な充填剤を選択するにも、現在
入手しうる樹脂システム(組成物)の屈折率、すなわち
約1.45〜1.55に近い屈折率をもつ充填剤に制限
される。屈折率のミスマッチの最大許容範囲を0.05
とすると、1.60以上の屈折率を有する無機充填剤は
すべて、可能な候補を考慮するときに自動的に除外され
る。歯のエナメル質の屈折率は約1.65であり、その
ため現在のシステムでは、歯科用修復材料を歯のエナメ
ル質にマッチするものにはできない。
【0008】水性の環境ではBa、SrおよびSiイオ
ンが浸出(leach out)してしまうため、もっとも一般的
に使用されるBaおよびSrのケイ酸塩ガラスよりも加
水分解に対してより安定な種類の充填剤も必要とされ
る。充填剤表面が徐々に劣化するため、樹脂マトリック
スからはがれる。また、Baイオンの毒性について心配
される。
【0009】出願人が本願と同一である係属中の平成7
年特許願第126906号明細書にX線不透過性を示
し、ポリメタクリレートを基礎とした義歯床組成物中に
配合可能な(メタ)アクリレート系モノマーが記載され
ている。これらモノマーは一般式(I):
【0010】
【化11】
【0011】(式中、Xは
【0012】
【化12】
【0013】を表わし、RはH、OH、CH3、式:
【0014】
【化13】
【0015】(式中、ZはBrまたはIを表わすが、す
べてのZがBrまたはIであってもよくまたBrおよび
Iの組み合わせであってもよく、pは3〜5を表わす)
で示される基、メタクリロイルオキシまたはアクリロイ
ルオキシを表わし、R1はHまたはCH3を表わし、Zは
前記と同じ、mは0または1を表わし、nは3〜5を表
わし、tは0または1を表わすが、XがOのときRはO
H、式:
【0016】
【化14】
【0017】(式中、Zおよびpは前記と同じ)で示さ
れる基、メタクリロイルオキシまたはアクリロイルオキ
シを表わし、mは1を表わす)で示される。
【0018】前記の先の出願に記載された材料はベンゼ
ン環の水素が複数のヨウ素で置換されており、高屈折率
も示している。
【0019】放射線不透過性の充填剤の屈折率にマッチ
する高屈折率の樹脂により、前記のように充填剤の微細
構造を複雑に組立てる必要がなくなることがわかった。
さらに放射線不透過性でもある高屈折率の樹脂は、複合
樹脂の放射線不透過性の一部または全部を供給すること
ができる。たとえばアパタイトなどのある放射線不透過
性/高屈折率材料を充填材料として高屈折率の樹脂とと
もに使用してもよい。
【0020】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明は
1.60〜1.65の屈折率を有する少なくとも1つの
臭素化またはヨウ素化されたアクリレート系モノマーま
たはメタクリレート系モノマーからなる樹脂基材と、該
樹脂基材の屈折率の±0.05の屈折率を有する充填材
料を配合してなる歯科用組成物を提供する。
【0021】
【実施例】前記モノマーは一般式(I):
【0022】
【化15】
【0023】(式中、Xは
【0024】
【化16】
【0025】を表わし、RはH、OH、CH3、式:
【0026】
【化17】
【0027】(式中、ZはBrまたはIを表わすが、す
べてのZがBrまたはIであってもよくまたBrおよび
Iの組み合わせであってもよく、pは3〜5を表わす)
で示される基、メタクリロイルオキシまたはアクリロイ
ルオキシを表わし、R1はHまたはCH3を表わし、Zは
前記と同じ、mは0または1を表わし、nは3〜5を表
わし、tは0または1を表わすが、XがOのときRはO
H、式:
【0028】
【化18】
【0029】(式中、Zおよびpは前記と同じ)で示さ
れる基、メタクリロイルオキシまたはアクリロイルオキ
シを表わし、mは1を表わす)で示されるモノマーであ
ってもよい。
【0030】通常、アクリレート系モノマーおよびメタ
クリレート系モノマーでそのモノマーの構造中に、2,
4,6−トリヨードフェニルまたは2,3,5−トリヨ
ードベンゾイル置換基などのトリヨードフェニルまたは
トリヨードベンゾイル置換基を1つまたは2つ以上含ん
でいるものは高屈折率を示す。たとえば1.60〜1.
65の屈折率を有する前記モノマーは、ZがBrまたは
Iを表わすが、すべてのZがBrまたはIであってもよ
くまたはBrおよびIの組み合わせであってもよい、前
記一般式(I)で示されるモノマーであってもよい。
【0031】1.60〜1.65の屈折率を有するモノ
マーの例としては、2−(2,3,5−トリヨードベン
ゾイルオキシ)プロピルメタクリレート、2−ヒドロキ
シ−3−(2,4,6−トリヨードフェノキシ)プロピ
ルメタクリレートおよび2−ヒドロキシ−3−(2,
3,5−トリヨードベンゾイルオキシ)プロピルメタク
リレートがあげられる。
【0032】1.60〜1.65の屈折率を有するその
ほかのモノマーとしては、一般式(II):
【0033】
【化19】
【0034】(式中、ZはBrまたはIを表わすが、す
べてのZがBrまたはIであってもよくまたBrおよび
Iの組み合わせであってもよく、pは3〜5を表わし、
1はHまたはCH3を表わしそれぞれは同じでも異なっ
ていてもよく、R2はH、OHまたは式:
【0035】
【化20】
【0036】(式中、Zおよびpは前記と同じ)で示さ
れる基を表わしそれぞれは同じでも異なっていてもよ
く、qは各々のベンゼン環において0、2〜4を表わす
が、qが0のときR2は式:
【0037】
【化21】
【0038】(式中、Zおよびpは前記と同じ)で示さ
れる基を表わす)で示されるビスグリシジル(メタ)ア
クリレートの臭素化またはヨウ素化された芳香族エステ
ルが含まれる。
【0039】所望の高屈折率を有する一般式(II)のモ
ノマーの例としては、2,2−(ビス−〔2−(2,
3,5−トリヨードベンゾイルオキシ)−3−メタクリ
ロイルオキシプロポキシ〕フェニル)プロパンがあげら
れる。
【0040】あるいは、一般式(III):
【0041】
【化22】
【0042】(式中、ZはBrまたはIを表わすが、す
べてのZがBrまたはIであってもよくまたBrおよび
Iの組み合わせであってもよく、pは3〜5を表わし、
1はHまたはCH3を表わしそれぞれは同じでも異なっ
ていてもよく、R2はH、OHまたは式:
【0043】
【化23】
【0044】(式中、Zおよびpは前記と同じ)で示さ
れる基を表わしそれぞれは同じでも異なっていてもよ
く、rは0〜4を表わすが、rが0のときR2は式:
【0045】
【化24】
【0046】(式中、Zおよびpは前記と同じ)で示さ
れる基を表わす)で示されるジメタクリル酸エステルも
あげられる。
【0047】所望の高屈折率を有する一般式(III)の
モノマーの例としては、ビス−〔2−(2,3,5−ト
リヨードベンゾイルオキシ)メタクリロイルオキシプロ
ピル〕ベンゼン−1,2−ジカルボキシレートがあげら
れる。
【0048】本発明のアクリレート系モノマーまたはメ
タクリレート系モノマーは不斉炭素原子を含んでいても
よいと理解され、モノマーのラセミ混合物はもちろんモ
ノマーの種々の異性体が本発明の範囲内に包含されるこ
とが意図される。
【0049】1.60〜1.65の屈折率のアクリレー
ト系モノマーまたはメタクリレート系モノマーを本発明
の歯科用組成物中に配合することにより、選択した特定
の充填剤に合った屈折率を有する組成物を調製すること
が可能となる。たとえば、組成物の樹脂基材はそれ自体
1.60〜1.65の屈折率を有していてもよく、1.
6またはそれより高い屈折率を有する充填剤との使用に
適している。前記の充填剤の例としては、たとえば高屈
折率のシリカガラス充填剤、ケイ灰石などのケイ酸カル
シウムを基礎とした充填剤(calcium silicate based fi
llers)およびたとえばアパタイト、ヒドロキシアパタイ
トまたは変性(modified)ヒドロキシアパタイト(組成
物)などのリン酸カルシウム(calcium-phosphate)充填
剤、BisGMAポリマー、BisGMA−トリエチレ
ングリコールジメタクリレートコポリマー、BisGM
A−テトラヒドロフリルメタクリレートコポリマーなど
の粉末化された架橋ポリマーがあげられるが、これらに
限られるものではない。
【0050】あるいは、1.60〜1.65の屈折率の
アクリレート系モノマーまたはメタクリレート系モノマ
ーを、1.6より低い屈折率を有する別のアクリレート
系ないしメタクリレート系モノマーまたはポリマーから
の1つまたは2つ以上と混合してもよく、それにより樹
脂基材の屈折率が1.6より低くなりうる。樹脂基材の
屈折率にマッチする適当な屈折率を有する充填材料を、
本発明の組成物中で使用するために選択することができ
る。使用されるほかの材料の例としては、たとえばX線
を透さない薬剤を加えたまたは加えないシリカガラス、
ガラス状または結晶石英(crystalline quartz)状のシリ
カまたは重合された有機材料などの当業者によく知られ
たものがあげられる。
【0051】充填材料をカップリング剤で処理してもよ
く、前記カップリング剤は充填剤粒子および重合可能な
モノマーと反応することができ、充填剤と硬化したポリ
マーマトリックスとの間の結合の強さを増加する効果を
有する。適当なカップリング剤の例としては、たとえば
γ−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン、γ
−アミノプロピルトリエトキシシランおよびγ−グリシ
ドオキシプロピルトリメトキシシランなどのシランがあ
げられる。
【0052】また、充填材料が放射線不透過性であれ
ば、充填材料が放射線不透過性物質として標準的な歯科
用X線フィルム上に現われるような歯科用修復材料中に
使用できるため有利である。本発明で使用される充填材
料は通常0.5〜50μmの平均粒子径を有する。
【0053】本発明の歯科用組成物の樹脂基材は、1.
60〜1.65の屈折率のアクリレート系モノマーまた
はメタクリレート系モノマーに加え、別のアクリレート
系ないしメタクリレート系モノマーまたはポリマーの1
つまたは2つ以上から構成されてもよい。
【0054】適当なモノマーの例としては、たとえば
2,2−(ビス−〔3−メタクリロイルオキシプロポキ
シ〕フェニル)プロパン(bisGMA)またはその低
粘度の類似物(analogues)、ウレタンジメタクリレー
ト、テトラエチレングリコールジメタクリレート、トリ
エチレングリコールジメタクリレート(TEGDMA)
またはテトラヒドロフルフリルメタクリレートがあげら
れる。また、適当なポリマーの例として、微細粉末した
前記モノマーから調製したポリマーもあげられる。
【0055】本発明の歯科用組成物の樹脂基材は通常、
たとえば過酸化物または過酸化物/アミン開始剤組成物
(システム)などのフリーラジカル触媒、たとえばショ
ウノウキノン/第三級アミンなどの光開始剤またはそれ
らの組み合わせから構成されてもよい光、熱または自己
硬化組成物(システム)を含む。
【0056】本発明の歯科用組成物はまた、たとえば阻
害剤、顔料、染料および/または当業者によく知られた
ほかの成分を含んでもよい。
【0057】本発明の歯科用組成物の樹脂基材の屈折率
は1.55以上であることが好ましく、本発明の歯科用
組成物に使用される充填材料の屈折率を樹脂基材の屈折
率の±0.05以内、好ましくは±0.005以内に合
わせることが本発明のきわめて重要な特徴である。
【0058】本発明で使用されるアクリレート系モノマ
ーまたはメタクリレート系モノマーのさらなる利点はそ
れらの高い分子量に由来する。それはモノマーの分子量
に反比例して重合が収縮(polymerisation shrinkage)
するためである。したがって、これら高分子量のヨウ素
化または臭素化されたモノマーを含む組成の重合におい
て認められる収縮(shrinkage)は、そのような高分子量
のモノマーを含まないモノマー組成で認められるものよ
りも少なくなる。
【0059】本発明で使用されるモノマーは液体または
固体であればよく、液体または固体のモノマーのどちら
かを使用することは本発明の範囲内にある。
【0060】本発明で使用されるアクリレート系モノマ
ーまたはメタクリレート系モノマーの特有の利点の1つ
は、臭化物またはヨウ化物の存在にある。前記の臭化物
またはヨウ化物はX線不透過性を与え、それからえられ
る複合物のX線不透過性を増大するためにこの特性を使
用すればよく、これにより、複合物の組成中に使用され
るX線不透過性充填剤を減少できる。
【0061】本発明のヨウ素化されたアクリレート系モ
ノマーまたはメタクリレート系モノマーのさらなる応用
は、充填剤としての屈折率の高いポリマー性ガラスの使
用に関する。前記モノマーは、高い屈折率および強いX
線不透過性を有する熱に安定なガラスに重合される。こ
のようなホモポリマーまたはBisGMAまたはウレタ
ンジメタクリレートなどのジメタクリレートとのコポリ
マーが、本発明に記載されたモノマー用のポリマー性ガ
ラス充填剤として適当であろう。
【0062】本発明のアクリレート系モノマーまたはメ
タクリレート系モノマーは不斉炭素原子を含んでいても
よいと理解され、モノマーのラセミ混合物はもちろんモ
ノマーの種々の異性体が本発明の範囲内に包含されるこ
とが意図される。
【0063】本発明のアクリレート系モノマーまたはメ
タクリレート系モノマーは本発明の歯科用組成物に対し
て5〜50重量%、好ましくは10〜50重量%、さら
に好ましくは25〜50重量%の割合で含有される。
【0064】本発明の歯科用組成物に対して好ましくは
充填材料は50〜85重量%、さらに好ましくは50〜
65重量%の割合で含有される。前記組成物に対する樹
脂基材の含有量は充填材料の含有量に関連して決定され
うる。
【0065】屈折率は、当業者が通常用いる方法で測定
すればよく、測定する物質が固体のばあいには、屈折率
のわかっている適当な溶媒に溶解して測定することがで
きる。液体のばあいには、たとえばアッベ屈折計のよう
な屈折計を用いて測定できる。
【0066】以下に、本発明を実施例にもとづいてさら
に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定
されるものではない。なお、とくにことわりのない限り
%は重量%を意味する。
【0067】参考例1 2,2−(ビス−〔2−(2,3,5−トリヨードベン
ゾイルオキシ)−3−メタクリロイルオキシプロポキ
シ〕フェニル)プロパン 自動撹拌機、出口を塩化カルシウムのガードチューブ(g
uard tube)により保護した還流冷却器、温度計および温
度を10℃未満に維持した圧力により均一に滴下するロ
ート(pressure equalising dropping funnel)を装備し
た氷水浴(ice water bath)中に浸された三つ首フラスコ
中のピリジン(8.0g)のジクロロメタン(200m
l)の冷却した溶液に、2,3,5−トリヨードベンゾ
イルクロライド(50.0g)のジクロロメタン(20
0ml)溶液を30分かけてゆっくり加えた。前記の酸
塩化物をすべて加えたのち、撹拌された溶液の温度を1
0℃未満に維持しながらビスグリシジルメタクリレート
(BisGMA)(20.0g)のジクロロメタン(1
00ml)溶液を3時間かけてゆっくり加えた。最後
に、えられた混合物を室温で一晩撹拌した。
【0068】前記のフラスコの内容物を濾過し、有機相
を希塩酸(2.0M)で繰り返し抽出し、そののち、炭
酸水素ナトリウムの飽和溶液で繰り返し抽出した。有機
相を硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下で除去して
2,2−(ビス−〔2−(2,3,5−トリヨードベン
ゾイルオキシ)−3−メタクリロイルオキシプロポキ
シ〕フェニル)プロパンの薄い茶色の半結晶状物質36
gをえた。
【0069】 C4338106の計算値:C 34.85%、H 2.56% 実測値:C 34.68%、H 2.68% 標題化合物の屈折率:1.649 参考例2 2−(2,3,5−トリヨードベンゾイルオキシ)プロ
ピルメタクリレート 2−ヒドロキシプロピルメタクリレート(29.0g)
およびピリジン(16.0g)のジクロロメタン(35
0ml)の撹拌された5℃に冷却した溶液に、2,3,
5−トリヨードベンゾイルクロライド(100g)のジ
クロロメタン(450ml)溶液を3時間かけて加え
た。その間混合物の温度を5〜10℃に維持した。酸塩
化物をすべて加えたのち、混合物を室温で一晩撹拌し
た。固体を濾別し、新しいジクロロメタンで洗浄した。
その洗浄液を合わせたジクロロメタン溶液を希塩酸
(2.0M)100mlずつで6回抽出し、ついで、炭
酸水素ナトリウムの飽和溶液で抽出した。有機相を硫酸
マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下で除去し茶色の油
状物97.2gをえた。油状物は放置すると結晶化し
た。エーテルから3回再結晶し、白色の結晶固体状の純
物質をえた。示差走査熱量計(DSC)を用いて測定し
た融点は70℃であった。
【0070】 C141343の計算値:C 26.87%、H 2.08% 実測値:C 26.98%、H 2.17% 反応混合物からの粗油状物の屈折率:1.610 参考例3 2−ヒドロキシ−3−(2,4,6−トリヨードフェノ
キシ)プロピルメタクリレート 1〜2%のヒドロキノン重合禁止剤および1〜2%の
N,N′−ジメチル−p−トルイジンの存在下、2,
4,6−トリヨードフェニル0.1molをグリシジル
メタクリレート0.1molとともに65℃で撹拌し
た。18時間後液体を酢酸エチルに溶解し、希塩酸
(2.0M)で繰り返し抽出し、ついで炭酸水素ナトリ
ウムの飽和溶液で繰り返し抽出した。有機相を減圧下で
除去し、生成した結晶状固体をジエチルエーテルから3
回再結晶し、白色の固体状の2−ヒドロキシ−3−
(2,4,6−トリヨードフェノキシ)プロピルメタク
リレートをえた。融点は92℃、収率は90%であっ
た。
【0071】 C131343の計算値:C 26.12%、H 2.17% 実測値:C 26.05%、H 2.20% 参考例4 2−ヒドロキシ−3−(2,3,5−トリヨードベンゾ
イルオキシ)プロピルメタクリレート 4%(w/w)トリエチルアミンの存在下、2,3,5
−トリヨード安息香酸100g(0.2mol)をグリ
シジルメタクリレート28.4gとともに48〜50℃
で撹拌した。5時間後、生じた液体を酢酸メチル200
mlに溶解し、希塩酸(2.0M)で繰り返し抽出し、
ついで炭酸水素ナトリウムの飽和溶液で繰り返し抽出し
た。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下
で除去した。生じた黄色の油状物をシリカゲルおよび木
炭のショートドライカラム(shortdry column)にかけ、
ほとんど無色の油状の2−ヒドロキシ−3−(2,3,
5−トリヨードベンゾイルオキシ)プロピルメタクリレ
ートをえた。収量は42.2gであった。
【0072】 C141353の計算値:C 26.20%、H 2.03% 実測値:C 26.24%、H 2.55% モノマーの屈折率:1.631 参考例5 2,3−ジメタクリルオキシプロピル(2,3,5−ト
リヨード安息香酸エステル) 1,3−ジシクロヘキシルカルボジイミド(14.2
g)、2−ヒドロキシ−3−(2,3,5−トリヨード
ベンゾイルオキシ)プロピルメタクリレート(45g)
および4−ビニルピリリジノピリジン(1.1g)のジ
クロロエタン(200ml)溶液の撹拌された冷却した
溶液に、メタクリル酸(6.0g)を生じた混合物を5
分間緩やかに還流するような速度で加えた。混合物を室
温で一晩撹拌したのち、沈殿物を濾別した。固体を新し
いジクロロメタンで洗浄し、その洗浄液を合わせた有機
相を希塩酸(2.0M)、ついで炭酸水素ナトリウムの
飽和溶液で抽出した。最後に有機相を硫酸マグネシウム
で乾燥した。溶媒を減圧下で除去してほとんど無色の油
状物41.2gをえた。油状物は放置すると半固体状に
なった。
【0073】 C181763の計算値:C 30.45%、H 2.39% 実測値:C 31.02%、H 2.78% 生成物の屈折率:1.600 参考例6 ビス−〔2−(2,3,5−トリヨードベンゾイルオキ
シ)メタクリロイルオキシプロピル〕ベンゼン−1,2
−ジカルボキシレート 1,3−ジシクロヘキシルカルボジイミド(11.5
g)、ビス−(2−ヒドロキシメタクリロイルオキシプ
ロピル)ベンゼン−1,2−ジカルボキシレート(フタ
ル酸およびグリシジルメタクリレートからの反応生成
物)(16.0g)および4−ピロリジノピリジン
(0.8g)のジクロロメタン(200ml)溶液の撹
拌された冷却した溶液に、固体の2,3,5−トリヨー
ド安息香酸(28g)を撹拌されている混合物を緩やか
に還流するような速度(添加時間5分間)で加えた。そ
ののち、混合物を室温で24時間撹拌した。析出した固
体を濾別し、ジクロロメタンで洗浄し、その洗浄液を合
わせた有機相を希塩酸(2.0M)、炭酸水素ナトリウ
ムの飽和溶液および最後に希塩酸で抽出した。有機相を
シリカゲルおよび木炭のカラムにかけ、ついで硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下で除去し、薄い黄色
の油状物の生成物34.3gをえた。
【0074】 C3628126の計算値:C 30.58%、H 1.98% 実測値:C 30.9%、 H 2.14% 生成物の屈折率:1.607 参考例7 2−メタクリロイルオキシエチル(2,3,5−トリヨ
ード安息香酸エステル)2,3,5−トリヨード安息香
酸(25g)、2−ヒドロキシエチルメタクリレート
(7.2g)、1,3−ジシクロヘキシルカルボジイミ
ド(11.5g)および4−ピリリジノピリジン(0.
75g)のエーテル懸濁液(250ml)を室温で24
時間撹拌した。固体を濾別し、残渣を新しいエーテルで
洗浄した。エーテル溶液を希塩酸(2.0M)、ついで
炭酸水素ナトリウムの飽和溶液で抽出した。有機相を硫
酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下で除去した。残
渣(21.1g)を酢酸エチルから再結晶し、白色結晶
状の純物質をえた。融点は94℃であった。
【0075】 C131143の計算値:C 25.54%、H 1.83% 実測値:C 25.38%、H 1.88% 実施例1 以下の表1に記載されているモノマー混合物A〜Kは、
参考例1〜7のモノマーを少なくとも1つ含んでおり、
前記モノマーとBisGMAまたはトリエチレングリコ
ールジメタクリレート(TEGDMA)とを混合して調
製した。モノマー混合物A〜Kは本発明の歯科用組成物
を調製するための樹脂基材組成物として使用するのに適
当であった。
【0076】
【表1】
【0077】
【表2】
【0078】表1に記載されているモノマー混合物A〜
Kは、表2に記載されている充填剤からの1つをモノマ
ー混合物の屈折率に合わせて充填剤を選択し、本発明の
歯科用組成物に配合した。
【0079】以下に示すように本発明による歯科用組成
物を調製した。
【0080】A.石英充填剤(Quartz filler) γ−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン処理
された石英粉末L(平均粒子径10〜50μm)(石英
の入手先:ケラデンタ−ヴェルク ラデベウル(Kerade
nta-Werk Radebeul)、ドイツ国)50重量%、モノマ
ー混合物C〜Kからの1つ49重量%、ショウノウキノ
ン0.5重量%および2−(N,N−ジメチルアミノ)
エチルメタクリレート0.5重量%から歯科用組成物を
調製した。えられた組成物は可視光を使用して硬化可能
であった。えられたモノマー混合物Kを含有する歯科用
組成物のX線不透過性はアルミニウムと比較して200
%であった。
【0081】B.重合樹脂充填剤 重合樹脂充填材料(粉末ポリマー性BisGMA)M
(平均粒子径5〜10μm)50重量%(粉末可溶ポリ
マー実験材料はロンドン ホスピタル メディカル カ
レッジで調製された)、微細粒子径をもつ熱分解性シリ
カ(fumed silica)(平均粒子径0.01〜0.1μm)
(前記シリカの入手先:デグッサ アーゲー(Degussa A
G)、ドイツ国)15重量%、モノマー混合物C〜Kから
の1つ34重量%、ショウノウキノン0.5重量%およ
び2−(N,N−ジメチルアミノ)エチルメタクリレー
ト0.5重量%から歯科用組成物を調製した。えられた
組成物は可視光で硬化可能であった。えられたモノマー
混合物Hを含有する歯科用組成物のX線不透過性はアル
ミニウムと比較して150%であった。
【0082】C.ケイ灰石充填剤 γ−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン処理
されたケイ灰石充填材料N(平均粒子径1〜5μm)
(ケイ灰石の入手先:スペイン、サンチアゴ大学(Unive
rsity of Santiago))60重量%、モノマー混合物A〜
Cからの1つ39重量%、ショウノウキノン0.5重量
%および2−(N,N−ジメチルアミノ)エチルメタク
リレート0.5重量%から歯科用組成物を調製した。え
られた組成物は可視光で硬化可能であった。えられたモ
ノマー混合物Aを含有する歯科用組成物のX線不透過性
はアルミニウムと比較して400%であった。
【0083】D.ヒドロキシアパタイト充填剤 γ−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン処理
されたヒドロキシアパタイト充填材料O(平均粒子径1
〜5μm)(ヒドロキシアパタイトの入手先:プラズマ
バイオタル社(Plasma Biotal Ltd.)、イギリス国)6
0重量%、モノマー混合物AまたはBからの1つ39重
量%、ショウノウキノン0.5重量%および2−(N,
N−ジメチルアミノ)エチルメタクリレート0.5重量
%から歯科用組成物を調製した。えられた組成物は可視
光を使用して硬化可能であった。えられたモノマー混合
物Aを含有する歯科用組成物のX線不透過性はアルミニ
ウムと比較して400%であった。
【0084】E.ヒドロキシアパタイト充填剤 γ−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン処理
されたヒドロキシアパタイト充填材料O(平均粒子径1
〜5μm)50重量%、参考例5において調製されたモ
ノマー49重量%、ショウノウキノン0.5重量%およ
び2−(N,N−ジメチルアミノ)エチルメタクリレー
ト0.5重量%から歯科用組成物を調製した。えられた
組成物は可視光を使用して硬化可能であった。X線不透
過性はアルミニウムと比較して400%であった。
【0085】前記の参考例および実施例に記載された屈
折率は全てアッベ屈折計(入手先:シーピー インスト
ルメンツ、イギリス国、ハートフォードシャー、ビショ
ップス ストートフォート(CP Instruments, Bishop´s
Stortford, Hertfordshire,UK))を用い、20℃でナ
トリウムのD線を用いて1.2990〜1.7365の
範囲で測定した。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、可視光に対する良好な
半透明性および/または適当なX線不透過性を有し、歯
科用修復材料などに用いるのに最適な歯科用組成物を提
供することができる。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1.60〜1.65の屈折率を有する少
    なくとも1つの臭素化またはヨウ素化されたアクリレー
    ト系モノマーまたはメタクリレート系モノマーからなる
    樹脂基材と、該樹脂基材の屈折率の±0.05の屈折率
    を有する充填材料を配合してなる歯科用組成物。
  2. 【請求項2】 該モノマーが一般式(I): 【化1】 (式中、Xは 【化2】 を表わし、RはH、OH、CH3、式: 【化3】 (式中、ZはBrまたはIを表わすが、すべてのZがB
    rまたはIであってもよくまたBrおよびIの組み合わ
    せであってもよく、pは3〜5を表わす)で示される
    基、メタクリロイルオキシまたはアクリロイルオキシを
    表わし、R1はHまたはCH3を表わし、Zは前記と同
    じ、mは0または1を表わし、nは3〜5を表わし、t
    は0または1を表わすが、XがOのときRはOH、式: 【化4】 (式中、Zおよびpは前記と同じ)で示される基、メタ
    クリロイルオキシまたはアクリロイルオキシを表わし、
    mは1を表わす)で示される請求項1記載の歯科用組成
    物。
  3. 【請求項3】 該モノマーが2−(2,3,5−トリヨ
    ードベンゾイルオキシ)プロピルメタクリレート、2−
    ヒドロキシ−3−(2,4,6−トリヨードフェノキ
    シ)プロピルメタクリレートまたは2−ヒドロキシ−3
    −(2,3,5−トリヨードベンゾイルオキシ)プロピ
    ルメタクリレートである請求項2記載の歯科用組成物。
  4. 【請求項4】 該モノマーが一般式(II): 【化5】 (式中、ZはBrまたはIを表わすが、すべてのZがB
    rまたはIであってもよくまたBrおよびIの組み合わ
    せであってもよく、pは3〜5を表わし、R1はHまた
    はCH3を表わしそれぞれは同じでも異なっていてもよ
    く、R2はH、OHまたは式: 【化6】 (式中、Zおよびpは前記と同じ)で示される基を表わ
    しそれぞれは同じでも異なっていてもよく、qは各々の
    ベンゼン環において0、2〜4を表わすが、qが0のと
    きR2は式: 【化7】 (式中、Zおよびpは前記と同じ)で示される基を表わ
    す)で示される請求項1記載の歯科用組成物。
  5. 【請求項5】 ヨウ素化されたアクリレート系モノマー
    またはメタクリレート系モノマーが2,2−(ビス−
    〔2−(2,3,5−トリヨードベンゾイルオキシ)−
    3−メタクリロイルオキシプロポキシ〕フェニル)プロ
    パンである請求項4記載の歯科用組成物。
  6. 【請求項6】 該モノマーが一般式(III): 【化8】 (式中、ZはBrまたはIを表わすが、すべてのZがB
    rまたはIであってもよくまたBrおよびIの組み合わ
    せであってもよく、pは3〜5を表わし、R1はHまた
    はCH3を表わしそれぞれは同じでも異なっていてもよ
    く、R2はH、OHまたは式: 【化9】 (式中、Zおよびpは前記と同じ)で示される基を表わ
    しそれぞれは同じでも異なっていてもよく、rは0〜4
    を表わすが、rが0のときR2は式: 【化10】 (式中、Zおよびpは前記と同じ)で示される基を表わ
    す)で示される請求項1記載の歯科用組成物。
  7. 【請求項7】 該モノマーがビス−〔2−(2,3,5
    −トリヨードベンゾイルオキシ)メタクリロイルオキシ
    プロピル〕ベンゼン−1,2−ジカルボキシレートであ
    る請求項6記載の歯科用組成物。
  8. 【請求項8】 充填材料が放射線不透過性である請求項
    1乃至7のいずれかに記載の歯科用組成物。
  9. 【請求項9】 充填材料がアパタイト、ヒドロキシアパ
    タイト、変性ヒドロキシアパタイト、ケイ灰石または粉
    末化された架橋ポリマーである請求項8記載の歯科用組
    成物。
  10. 【請求項10】 充填材料が粒子径0.5〜50μmを
    もつ粒子である請求項8または9記載の歯科用組成物。
  11. 【請求項11】 樹脂基材がさらに1種または2種以上
    の別のアクリレート系ないしメタクリレート系モノマー
    またはポリマーからなる請求項1乃至10のいずれかに
    記載の歯科用組成物。
  12. 【請求項12】 樹脂基材がフリーラジカル触媒または
    光開始剤からなる硬化組成物を含む請求項1乃至11の
    いずれかに記載の歯科用組成物。
  13. 【請求項13】 硬化組成物が過酸化物/アミン開始剤
    組成物またはショウノウキノン/第三級アミン組成物か
    らなる請求項12記載の歯科用組成物。
  14. 【請求項14】 充填材料の屈折率が樹脂基材の屈折率
    の±0.005以内である請求項1乃至13のいずれか
    に記載の歯科用組成物。
JP7284962A 1994-11-01 1995-11-01 高屈折率および/または放射線不透過性の樹脂組成物 Pending JPH08208417A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9422008.4 1994-11-01
GB9422008A GB9422008D0 (en) 1994-11-01 1994-11-01 High refractive index and/or radio-opaque resins systems

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08208417A true JPH08208417A (ja) 1996-08-13

Family

ID=10763711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7284962A Pending JPH08208417A (ja) 1994-11-01 1995-11-01 高屈折率および/または放射線不透過性の樹脂組成物

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0710475B1 (ja)
JP (1) JPH08208417A (ja)
DE (1) DE69524037T2 (ja)
DK (1) DK0710475T3 (ja)
ES (1) ES2168340T3 (ja)
GB (1) GB9422008D0 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6620861B1 (en) 1999-11-17 2003-09-16 Kabushiki Kaisha Shofu Dental fillers
JP2009508930A (ja) * 2005-09-22 2009-03-05 ゲーデーエフ ゲゼルシャフト フュール デンターレ フォルシュング ウント イノベーショネン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 歯科用材料
US7534909B2 (en) 2003-05-23 2009-05-19 Mitsui Chemicals, Inc. (Meth) acrylic ester compound and use thereof
JP2018504447A (ja) * 2015-02-09 2018-02-15 ゼスト、アイピー、ホールディングス、リミテッド、ライアビリティー、カンパニーZest Ip Holdings,Llc 歯科用組成物および使用方法
WO2025052742A1 (ja) * 2023-09-06 2025-03-13 株式会社ジーシー X線造影性化合物、及び歯科用接着性組成物

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE59711025D1 (de) * 1996-09-30 2003-12-24 Degudent Gmbh Polymerisierbarer Dentalwerkstoff und Verwendung von Apatit-Füllstoffen im Dentalwerkstoff
US20050069501A1 (en) * 2003-08-15 2005-03-31 Sayed Ibrahim Rapid temporary tooth whitening composition
DE202009016522U1 (de) 2009-11-24 2010-03-04 Ernst Mühlbauer Gmbh & Co. Kg Infiltrant zur Behandlung einer Zahnschmelzläsion
JP5954669B2 (ja) * 2010-08-06 2016-07-20 エンドゥーシェイプ インコーポレイテッド 医療デバイス用放射線不透過性形状記憶ポリマー
JP2016508536A (ja) 2013-02-08 2016-03-22 エンドゥーシェイプ インコーポレイテッド 医療機器のための放射線不透過性ポリマー
AU2014278745B2 (en) 2013-03-15 2019-03-14 Endoshape, Inc. Polymer compositions with enhanced radiopacity
WO2014172138A1 (en) * 2013-04-15 2014-10-23 3M Innovative Properties Company Dental composition containing high refractive index monomers
EP3043868B1 (en) 2013-09-10 2016-11-30 Unilever N.V. Oral care composition
WO2015036285A1 (en) 2013-09-10 2015-03-19 Unilever N.V. Oral care composition
FR3085682B1 (fr) * 2018-09-11 2020-10-16 Arkema France Compositions reticulables ayant une faible viscosite pour revetements et materiaux a haut indice de refraction et a temperature de deflexion thermique elevee

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3342601C1 (de) * 1983-11-25 1985-03-14 Blendax-Werke R. Schneider Gmbh & Co, 6500 Mainz Verwendung von bromierten aromatischen Diacrylsaeure- bzw. Dimethacrylsaeureestern in dentalen Fuellungsmaterialien
GB2163442A (en) * 1984-07-02 1986-02-26 Nat Res Dev Curable compositions
US4783491A (en) * 1984-12-12 1988-11-08 Sankin Kogyo Kabushiki Kaisha Dental materials having X-ray contrastability
JPH0319368Y2 (ja) * 1986-11-05 1991-04-24
AU624668B2 (en) * 1988-12-21 1992-06-18 Mitsubishi Rayon Company Limited Dental composition and process for preparing high-molecular shape for dental use

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6620861B1 (en) 1999-11-17 2003-09-16 Kabushiki Kaisha Shofu Dental fillers
US7534909B2 (en) 2003-05-23 2009-05-19 Mitsui Chemicals, Inc. (Meth) acrylic ester compound and use thereof
JP2009508930A (ja) * 2005-09-22 2009-03-05 ゲーデーエフ ゲゼルシャフト フュール デンターレ フォルシュング ウント イノベーショネン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 歯科用材料
JP2018504447A (ja) * 2015-02-09 2018-02-15 ゼスト、アイピー、ホールディングス、リミテッド、ライアビリティー、カンパニーZest Ip Holdings,Llc 歯科用組成物および使用方法
JP2021073249A (ja) * 2015-02-09 2021-05-13 ゼスト、アイピー、ホールディングス、リミテッド、ライアビリティー、カンパニーZest Ip Holdings,Llc 歯科用組成物および使用方法
US11259995B2 (en) 2015-02-09 2022-03-01 Zest Ip Holdings, Llc Dental compositions and methods of use
JP2023055833A (ja) * 2015-02-09 2023-04-18 ゼスト、アイピー、ホールディングス、リミテッド、ライアビリティー、カンパニー 歯科用組成物および使用方法
WO2025052742A1 (ja) * 2023-09-06 2025-03-13 株式会社ジーシー X線造影性化合物、及び歯科用接着性組成物

Also Published As

Publication number Publication date
DE69524037T2 (de) 2002-04-11
DK0710475T3 (da) 2002-05-13
ES2168340T3 (es) 2002-06-16
EP0710475B1 (en) 2001-11-21
DE69524037D1 (de) 2002-01-03
GB9422008D0 (en) 1994-12-21
EP0710475A1 (en) 1996-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5679710A (en) High refractive index and/or radio-opaque resins systems
JP3492624B2 (ja) 歯科修復用光重合性複合レジン組成物
US4696955A (en) X-ray opaque dental filling composition-brominated aromatic di-methacrylic ester polymerizable component
RU2050846C1 (ru) Пломбировочный материал
EP0323521B1 (en) Curable composition
JPH08208417A (ja) 高屈折率および/または放射線不透過性の樹脂組成物
US6730715B2 (en) Dental restorative composition, dental restoration, and a method of use thereof
JP2807641B2 (ja) X線不透過性歯科用材料
CA2229379A1 (en) Liquid crystalline (meth)acrylate compounds, composition and method
JPH10298021A (ja) 歯科用樹脂組成物及び歯科用修復材
JPH0229104B2 (ja)
EP0284991B1 (en) Photopolymerizable dental composition
JPS59137404A (ja) 歯科用接着剤
JPH09176151A (ja) 環式カーボネート基を含むウレタン(メタ)アクリレート
WO2005055961A1 (en) Dental compositions containing core-shell polymers with low modulus cores
US6767955B2 (en) Flowable dental resin materials and method of use thereof
WO2005055959A2 (en) Bulky monomers leading to resins exhibiting low polymerization shrinkage
US4420306A (en) Tetraacrylic and tetramethacrylic esters and dental materials containing same
JPS63316709A (ja) 光重合性歯科用組成物
JPH06345614A (ja) 歯科用充填修復材料及び義歯床用樹脂組成物
WO2002034207A1 (en) Dental material and composition
US20230133261A1 (en) Curable compositions and methods of using the same
WO2005055960A2 (en) Branched highly-functional monomers exhibiting low polymerization shrinkage
JPS59142268A (ja) 接着剤
KR100530528B1 (ko) 광중합형의 치아수복용 고분자 복합체 조성물