JPH0820883A - スタンパーの複製方法及びそれに用いる座金 - Google Patents
スタンパーの複製方法及びそれに用いる座金Info
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Landscapes
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、マザースタンパー、サンス
タンパーを出来るだけ多く作成する複製方法を提供する
ことにある。 【構成】 スタンパーの複製方法であって、ガラス原盤
からマスタースタンパー、あるいは該マスタースタンパ
ーからマザースタンパーを電鋳により作成するにあたり
内周給電部に取り付けられる座金の側面が、電鋳により
座金側面に被着するスタンパー内周端部と咬合する凹凸
部を有することを特徴とするスタンパーの複製方法。
タンパーを出来るだけ多く作成する複製方法を提供する
ことにある。 【構成】 スタンパーの複製方法であって、ガラス原盤
からマスタースタンパー、あるいは該マスタースタンパ
ーからマザースタンパーを電鋳により作成するにあたり
内周給電部に取り付けられる座金の側面が、電鋳により
座金側面に被着するスタンパー内周端部と咬合する凹凸
部を有することを特徴とするスタンパーの複製方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スタンパーの複製方法
及びそれに用いる座金に関する。詳しくは、スタンパー
を電鋳により複製するに際し、マザースタンパー、サン
スタンパーを出来るだけ多く作成することが出来る方法
及びそれに用いる座金に関する。
及びそれに用いる座金に関する。詳しくは、スタンパー
を電鋳により複製するに際し、マザースタンパー、サン
スタンパーを出来るだけ多く作成することが出来る方法
及びそれに用いる座金に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンパクトディスク(CD)や光
磁気ディスク等の光ディスク基板の射出成形に用いられ
る精密成型用金型(スタンパー)は次のようにして作成
される。まず、フォトレジストを塗布したガラス板にレ
ーザービームを照射して、記録信号、トラッキング信号
を記録した後現像して凹凸形状の信号を有するガラス原
盤を作成する。
磁気ディスク等の光ディスク基板の射出成形に用いられ
る精密成型用金型(スタンパー)は次のようにして作成
される。まず、フォトレジストを塗布したガラス板にレ
ーザービームを照射して、記録信号、トラッキング信号
を記録した後現像して凹凸形状の信号を有するガラス原
盤を作成する。
【0003】次に、スパッタリング等の方法によってガ
ラス原盤の表面を銀やニッケル等の金属で導電化し、そ
れを陰極としてニッケル電鋳を行って数百ミクロン厚さ
の金属膜を形成する。ニッケル電鋳を行うには外周給電
法と内周給電法がある。外周給電法では、電鋳装置に表
面を導電化したガラス原盤を取り付け、通電部を備えた
リング状の押さえ治具でガラス原盤の外周を装置に固定
して電鋳を行う。
ラス原盤の表面を銀やニッケル等の金属で導電化し、そ
れを陰極としてニッケル電鋳を行って数百ミクロン厚さ
の金属膜を形成する。ニッケル電鋳を行うには外周給電
法と内周給電法がある。外周給電法では、電鋳装置に表
面を導電化したガラス原盤を取り付け、通電部を備えた
リング状の押さえ治具でガラス原盤の外周を装置に固定
して電鋳を行う。
【0004】一方内周給電法の場合は、電鋳の際に内周
の給電部に図3に示すような真鍮などの導電性の高い金
属で作った直径数cm程度の円錐台形状の座金1を、図
2にあるように、座金中心孔を回転ヘッドの棒状通電部
3に通したのち、上から押え治具4を装着して、回転ヘ
ッド5上のガラスマスター2上に取り付ける。座金の上
面は同じ径の不導体の(プラスチック等)押え治具4で
シールされるため電流は流れず、電流iは座金の底面と
側面を通じてニッケル陽極との間に流れる。
の給電部に図3に示すような真鍮などの導電性の高い金
属で作った直径数cm程度の円錐台形状の座金1を、図
2にあるように、座金中心孔を回転ヘッドの棒状通電部
3に通したのち、上から押え治具4を装着して、回転ヘ
ッド5上のガラスマスター2上に取り付ける。座金の上
面は同じ径の不導体の(プラスチック等)押え治具4で
シールされるため電流は流れず、電流iは座金の底面と
側面を通じてニッケル陽極との間に流れる。
【0005】座金は新しく出来る金属膜の一部となる。
この金属膜をガラス原盤から剥離し、表面のフォトレジ
ストをアルカリ洗浄液等で洗い流す。ここまでの工程を
一般的にマスタリングと呼ぶ。得られたスタンパーをそ
のまま内外周加工をして精密成型用金型として用いる場
合もあるが、複製して用いる場合は次のようにする。
この金属膜をガラス原盤から剥離し、表面のフォトレジ
ストをアルカリ洗浄液等で洗い流す。ここまでの工程を
一般的にマスタリングと呼ぶ。得られたスタンパーをそ
のまま内外周加工をして精密成型用金型として用いる場
合もあるが、複製して用いる場合は次のようにする。
【0006】マスタリングで作成した金属膜(以下、マ
スタースタンパーという。)の表面に、電解処理やクロ
ム酸処理等によってニッケル酸化膜を形成する。マスタ
ースタンパーを図2と同様に回転ヘッド5上の2の部分
に記録面を外側にして取り付け、座金1を該記録面上の
棒状通電部3に押さえ治具4を用いて固定して電鋳を行
う。
スタースタンパーという。)の表面に、電解処理やクロ
ム酸処理等によってニッケル酸化膜を形成する。マスタ
ースタンパーを図2と同様に回転ヘッド5上の2の部分
に記録面を外側にして取り付け、座金1を該記録面上の
棒状通電部3に押さえ治具4を用いて固定して電鋳を行
う。
【0007】電流の流れ方はマスタリングの時と同様で
ある。取り付けた座金は、電鋳により形成されるマザー
スタンパーの一部となる。マスタースタンパーとマザー
スタンパーを剥離し、マザースタンパー表面にニッケル
酸化膜を形成する。マザースタンパーの記録面に図2と
同様に座金を取り付け、電鋳してサンスタンパーを得
る。
ある。取り付けた座金は、電鋳により形成されるマザー
スタンパーの一部となる。マスタースタンパーとマザー
スタンパーを剥離し、マザースタンパー表面にニッケル
酸化膜を形成する。マザースタンパーの記録面に図2と
同様に座金を取り付け、電鋳してサンスタンパーを得
る。
【0008】このサンスタンパーはマスタースタンパー
と同じ凹凸パターンを持っているので、これを内外周加
工して精密成型用金型として用いる。この様に複製をし
て用いれば、1枚のマスタースタンパーからマザースタ
ンパー、またそれぞれのマザースタンパーからサンスタ
ンパーを繰り返し電鋳することによって、電鋳のみで数
多くのスタンパーを得ることが可能になり、スタンパー
作成コストの低減ができる。
と同じ凹凸パターンを持っているので、これを内外周加
工して精密成型用金型として用いる。この様に複製をし
て用いれば、1枚のマスタースタンパーからマザースタ
ンパー、またそれぞれのマザースタンパーからサンスタ
ンパーを繰り返し電鋳することによって、電鋳のみで数
多くのスタンパーを得ることが可能になり、スタンパー
作成コストの低減ができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】コスト低減の面からマ
ザースタンパー、サンスタンパーを出来るだけ多く作成
することが望ましいが、どちらもあまり多く作成するこ
とはできない。それは次のような理由による。 a)複製を重ねることによりマスタースタンパー、マザ
ースタンパーの表面が劣化する。
ザースタンパー、サンスタンパーを出来るだけ多く作成
することが望ましいが、どちらもあまり多く作成するこ
とはできない。それは次のような理由による。 a)複製を重ねることによりマスタースタンパー、マザ
ースタンパーの表面が劣化する。
【0010】b)電鋳、表面処理が繰り返されることに
よりマスタースタンパー、マザースタンパーの内周端部
と座金との密着性・保持性が悪化し、電流が正常に供給
されなくなったり、メッキ装置への取り付けが不可能と
なったりする。 a)はスタンパー複製においては避けがたい問題である
が、b)は、酸やアルカリの溶液に対しスタンパー本体
をなすニッケル等の金属に比較して腐食されやすい真鍮
等の座金が、繰り返される電鋳や酸化被膜形成処理によ
り腐食されて形状や大きさに変化が生じたり、電鋳後マ
スタースタンパーとマザースタンパー、あるいはマザー
スタンパーとサンスタンパーを剥離する際に加わるスタ
ンパーを反らせる力や、座金同士の接触部に生ずる接着
力等により座金の側面とスタンパー内周端部の接続がな
くなったりすることによるものであり、内周給電法によ
るスタンパー複製に固有の現象である。
よりマスタースタンパー、マザースタンパーの内周端部
と座金との密着性・保持性が悪化し、電流が正常に供給
されなくなったり、メッキ装置への取り付けが不可能と
なったりする。 a)はスタンパー複製においては避けがたい問題である
が、b)は、酸やアルカリの溶液に対しスタンパー本体
をなすニッケル等の金属に比較して腐食されやすい真鍮
等の座金が、繰り返される電鋳や酸化被膜形成処理によ
り腐食されて形状や大きさに変化が生じたり、電鋳後マ
スタースタンパーとマザースタンパー、あるいはマザー
スタンパーとサンスタンパーを剥離する際に加わるスタ
ンパーを反らせる力や、座金同士の接触部に生ずる接着
力等により座金の側面とスタンパー内周端部の接続がな
くなったりすることによるものであり、内周給電法によ
るスタンパー複製に固有の現象である。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記のようなスタンパー
複製時における座金とスタンパー内周端部との密着性・
保持性の悪化を防止する手段として、本発明は特殊な座
金を用いる。本発明の要旨は、スタンパーの複製方法で
あって、ガラス原盤からマスタースタンパー、あるいは
該マスタースタンパーからマザースタンパーを電鋳によ
り作成するにあたり内周給電部に取り付けられる座金の
側面が、電鋳により座金側面に被着するスタンパー内周
端部と咬合する凹凸部を有することを特徴とするスタン
パーの複製方法に存する。
複製時における座金とスタンパー内周端部との密着性・
保持性の悪化を防止する手段として、本発明は特殊な座
金を用いる。本発明の要旨は、スタンパーの複製方法で
あって、ガラス原盤からマスタースタンパー、あるいは
該マスタースタンパーからマザースタンパーを電鋳によ
り作成するにあたり内周給電部に取り付けられる座金の
側面が、電鋳により座金側面に被着するスタンパー内周
端部と咬合する凹凸部を有することを特徴とするスタン
パーの複製方法に存する。
【0012】本発明の座金の具体的な形状としては図1
(a)〜(d)のような例が考えられる。本発明の座金
を用いて電鋳したスタンパーでは、スタンパーと座金の
側面が咬合するような形になっており、座金が底面側に
引っ張られたり、腐食により多少形状変化を起こした場
合にも座金とスタンパー内周端部との接続を保つことが
できる。
(a)〜(d)のような例が考えられる。本発明の座金
を用いて電鋳したスタンパーでは、スタンパーと座金の
側面が咬合するような形になっており、座金が底面側に
引っ張られたり、腐食により多少形状変化を起こした場
合にも座金とスタンパー内周端部との接続を保つことが
できる。
【0013】但し、対向するニッケル陽極との間の電流
を考えた場合、側面があまりに複雑な形状をしていた
り、陰(かげ)になる部分が大きいために、電流の分布
が不均一となりメッキのつき方にムラが出来ないような
ものが好ましい。一般にメッキにおいてはV形状の奥な
ど電流の密度が低い部分はメッキがつきにくく、反対に
突出した部分などでは電流の密度が高くなりメッキが厚
くつく。発明の座金はこれらの理由によるスタンパーの
平面性の悪化や、メッキそのものが続行不可能となるよ
うなことがないものが好ましい。
を考えた場合、側面があまりに複雑な形状をしていた
り、陰(かげ)になる部分が大きいために、電流の分布
が不均一となりメッキのつき方にムラが出来ないような
ものが好ましい。一般にメッキにおいてはV形状の奥な
ど電流の密度が低い部分はメッキがつきにくく、反対に
突出した部分などでは電流の密度が高くなりメッキが厚
くつく。発明の座金はこれらの理由によるスタンパーの
平面性の悪化や、メッキそのものが続行不可能となるよ
うなことがないものが好ましい。
【0014】以上の要件から、発明の座金は側面のみが
加工され、陽極に向かって突出するような形状や袋状の
部分は持たず、陽極から陰になる部分も電流の回り込み
によって埋め合わせが可能な程度であることが望まし
い。また得られるスタンパーの平滑性を考えると、側面
が底面に対し垂直になっているよりも、斜めになってい
たほうがより望ましい。加工の平易さも考えると、図1
(a)のように側面に少なくとも1カ所の凸部を有し、
座金底面の半径≧座金上面の半径である形状が最も望ま
しいと言える。凸部は断面形状に於いて鋭角の凸部であ
るのが好ましい。
加工され、陽極に向かって突出するような形状や袋状の
部分は持たず、陽極から陰になる部分も電流の回り込み
によって埋め合わせが可能な程度であることが望まし
い。また得られるスタンパーの平滑性を考えると、側面
が底面に対し垂直になっているよりも、斜めになってい
たほうがより望ましい。加工の平易さも考えると、図1
(a)のように側面に少なくとも1カ所の凸部を有し、
座金底面の半径≧座金上面の半径である形状が最も望ま
しいと言える。凸部は断面形状に於いて鋭角の凸部であ
るのが好ましい。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例に従い更に詳細に説明
するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実施例
に限定されない。 実施例1 直径200mmの円形のガラス板にフォトレジストを厚さ200
nm程度に塗布し、光ディスクのプリフォーマット情報を
レーザー露光した後、フォトレジストをアルカリ水溶液
で現像しね所望の記録パターンをもつガラス原盤を作成
した。
するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実施例
に限定されない。 実施例1 直径200mmの円形のガラス板にフォトレジストを厚さ200
nm程度に塗布し、光ディスクのプリフォーマット情報を
レーザー露光した後、フォトレジストをアルカリ水溶液
で現像しね所望の記録パターンをもつガラス原盤を作成
した。
【0016】その後ニッケルスパッタリングで該ガラス
原盤の表面に0.1μmの厚みのニッケル膜を付与した。
電鋳に用いた座金は、図1a)の形状を有するもので、
座金の底面の端の部分の斜めの面が約50〜100μmの幅
とされている。この座金をスパッタリング後のガラス表
面に図2のように取り付け、スルファミン酸ニッケル浴
で厚さ約300ミクロンのニッケルメッキ層を形成し
た。
原盤の表面に0.1μmの厚みのニッケル膜を付与した。
電鋳に用いた座金は、図1a)の形状を有するもので、
座金の底面の端の部分の斜めの面が約50〜100μmの幅
とされている。この座金をスパッタリング後のガラス表
面に図2のように取り付け、スルファミン酸ニッケル浴
で厚さ約300ミクロンのニッケルメッキ層を形成し
た。
【0017】ガラス原盤とニッケルメッキ層を剥離し、
ニッケルメッキ層表面に残ったフォトレジストを洗い流
してこれを複製用のマスタースタンパーとした。マスタ
ースタンパーの表面にニッケル酸化膜を形成するため、
アルカリ水溶液中でマスタースタンパーを陰極側(10A/
dm2、30sec)、次いで陽極側(1.3A/dm2、10sec)とし
て電解処理を行った。
ニッケルメッキ層表面に残ったフォトレジストを洗い流
してこれを複製用のマスタースタンパーとした。マスタ
ースタンパーの表面にニッケル酸化膜を形成するため、
アルカリ水溶液中でマスタースタンパーを陰極側(10A/
dm2、30sec)、次いで陽極側(1.3A/dm2、10sec)とし
て電解処理を行った。
【0018】水洗・乾燥後、電鋳装置のヘッドにマスタ
ースタンパーを取り付け、図1a)の形状を有する複製
用座金をマスタースタンパーの記録面側に底面が接する
ように取り付けて、厚さ約300ミクロンのニッケルメ
ッキを行った。メッキ後メッキ膜及び複製用座金をマス
タースタンパーから剥離してマザースタンパーとした。
ースタンパーを取り付け、図1a)の形状を有する複製
用座金をマスタースタンパーの記録面側に底面が接する
ように取り付けて、厚さ約300ミクロンのニッケルメ
ッキを行った。メッキ後メッキ膜及び複製用座金をマス
タースタンパーから剥離してマザースタンパーとした。
【0019】マザースタンパーの表面に上記と同様にし
て剥離被膜を形成し、今度は通常の座金(図3)を取り
付けて電鋳を行った。厚さ約300ミクロンのメッキを
行い、これをサンスタンパーとした。サンスタンパーは
それ以上スタンパー複製には使用しないので、座金は従
来のものとした。
て剥離被膜を形成し、今度は通常の座金(図3)を取り
付けて電鋳を行った。厚さ約300ミクロンのメッキを
行い、これをサンスタンパーとした。サンスタンパーは
それ以上スタンパー複製には使用しないので、座金は従
来のものとした。
【0020】この結果、1枚のマスタースタンパーから
少なくとも10枚のマザースタンパーを得ることが出来
た。また、それぞれのマザースタンパーから平均9枚の
サンスタンパーを得ることが出来、総合して1枚のマス
タースタンパーから90枚以上のサンスタンパーが得ら
れた。得られたサンスタンパーの平面性も良く、内外周
加工後の厚み分布はすべて±5ミクロンの範囲内であっ
た。
少なくとも10枚のマザースタンパーを得ることが出来
た。また、それぞれのマザースタンパーから平均9枚の
サンスタンパーを得ることが出来、総合して1枚のマス
タースタンパーから90枚以上のサンスタンパーが得ら
れた。得られたサンスタンパーの平面性も良く、内外周
加工後の厚み分布はすべて±5ミクロンの範囲内であっ
た。
【0021】比較例1 従来の座金(図3の座金)を用いる以外は実施例と同じ
条件でスタンパー複製を行ったところ、1枚のマスター
スタンパーから得られたマザースタンパーは7枚であっ
た。それぞれのマザースタンパーから、平均3枚のサン
スタンパーしか得ることが出来なかった。
条件でスタンパー複製を行ったところ、1枚のマスター
スタンパーから得られたマザースタンパーは7枚であっ
た。それぞれのマザースタンパーから、平均3枚のサン
スタンパーしか得ることが出来なかった。
【0022】総合して、1枚のマスタースタンパーから
20枚のサンスタンパーしか得ることができなかった。
複製が続行不可能となった要因は、座金とスタンパー内
周端部との密着性が悪化して電流供給の不均等やメッキ
液の入り込みを生じ、メッキ被膜の膨れ・マスタースタ
ンパーやマザースタンパーの表面腐食を引き起こした
り、マスタースタンパーあるいはマザースタンパーから
座金が抜け落ちて電鋳装置への取り付けが不可能になっ
たことによるものであった。
20枚のサンスタンパーしか得ることができなかった。
複製が続行不可能となった要因は、座金とスタンパー内
周端部との密着性が悪化して電流供給の不均等やメッキ
液の入り込みを生じ、メッキ被膜の膨れ・マスタースタ
ンパーやマザースタンパーの表面腐食を引き起こした
り、マスタースタンパーあるいはマザースタンパーから
座金が抜け落ちて電鋳装置への取り付けが不可能になっ
たことによるものであった。
【0023】
【発明の効果】スタンパー複製における座金とスタンパ
ー内周端部の密着性・保持性の悪化を防止する手段とし
て、ガラス原盤からマスタースタンパー、あるいは該マ
スタースタンパーからマザースタンパーを電鋳により作
成するにあたり、電鋳により座金側面に被着するスタン
パー内周端部と咬合する凹部又は凸部を側面に有するこ
とを特徴とする座金を用いることにより、スタンパーの
平面性を損なうことなく、より多数回の複製に耐えられ
るようにすることができる。
ー内周端部の密着性・保持性の悪化を防止する手段とし
て、ガラス原盤からマスタースタンパー、あるいは該マ
スタースタンパーからマザースタンパーを電鋳により作
成するにあたり、電鋳により座金側面に被着するスタン
パー内周端部と咬合する凹部又は凸部を側面に有するこ
とを特徴とする座金を用いることにより、スタンパーの
平面性を損なうことなく、より多数回の複製に耐えられ
るようにすることができる。
【図1】 本発明の座金の一例の側面図
【図2】 電鋳の際の取付け構造の一例の側面図
【図3】 従来の座金の一例の側面図
1 座金 2 ガラスマスター 3 棒状通電部 4 押え治具 5 回転ヘッド
Claims (3)
- 【請求項1】 スタンパーの複製方法であって、ガラス
原盤からマスタースタンパー、あるいは該マスタースタ
ンパーからマザースタンパーを電鋳により作成するにあ
たり内周給電部に取り付けられる座金の側面が、電鋳に
より座金側面に被着するスタンパー内周端部と咬合する
凹凸部を有することを特徴とするスタンパーの複製方
法。 - 【請求項2】 スタンパーを複製するにあたりガラス原
盤からマスタースタンパー、あるいは該マスタースタン
パーからマザースタンパーの電鋳を行う際に内周給電部
に取り付けられる座金であって、座金側面に電鋳により
座金側面に被着するスタンパー内周端部と咬合する凹凸
部を有することを特徴とする座金。 - 【請求項3】 スタンパーを複製するにあたりガラス原
盤からマスタースタンパー、あるいは該マスタースタン
パーからマザースタンパーの電鋳を行う際に内周給電部
に取り付けられる座金であって、側面に少なくとも1箇
所の凸部を有し、座金底面の半径≧座金上面の半径であ
ることを特徴とするスタンパー複製用座金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15718794A JPH0820883A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | スタンパーの複製方法及びそれに用いる座金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15718794A JPH0820883A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | スタンパーの複製方法及びそれに用いる座金 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0820883A true JPH0820883A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=15644104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15718794A Pending JPH0820883A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | スタンパーの複製方法及びそれに用いる座金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0820883A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5787068A (en) * | 1996-11-07 | 1998-07-28 | Imation Corp. | Method and arrangement for preventing unauthorized duplication of optical discs using barriers |
-
1994
- 1994-07-08 JP JP15718794A patent/JPH0820883A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5787068A (en) * | 1996-11-07 | 1998-07-28 | Imation Corp. | Method and arrangement for preventing unauthorized duplication of optical discs using barriers |
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