JPH08209021A - 青色系反応染料組成物とこれを配合してなる染料組成物 - Google Patents

青色系反応染料組成物とこれを配合してなる染料組成物

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JPH08209021A
JPH08209021A JP7300499A JP30049995A JPH08209021A JP H08209021 A JPH08209021 A JP H08209021A JP 7300499 A JP7300499 A JP 7300499A JP 30049995 A JP30049995 A JP 30049995A JP H08209021 A JPH08209021 A JP H08209021A
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Toshio Hibara
利夫 檜原
Yosuke Takahashi
陽介 高橋
Mineo Ogawa
峰夫 小川
Kanji Shimizu
完二 清水
Noboru Nakamura
昇 中村
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DAISUTAA JAPAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塩依存性、塩素堅牢度、均染性及び溶解性に
優れた青色系反応染料組成物及び青色系と赤色系及び/
又は黄色系の反応染料の染色速度(染め足)が揃った暗
紫色系反応染料組成物、暗緑色系反応染料組成物若しく
はブラウン色系反応染料組成物を提供すること。 【解決手段】 一般式〔I〕で示される染料1重量部に
対して一般式〔II〕、〔III〕、〔IV〕及び
〔V〕で示される染料より成る群から選ばれた少なくと
も一種の染料を0.1〜0.8重量部配合して成る青色
系反応染料組成物、及びこの青色系反応染料組成物に特
定の赤色系及び/又は黄色系の反応染料を配合して成る
暗紫色系反応染料組成物、暗緑色系反応染料組成物若し
くはブラウン色系反応染料組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は青色系反応染料組成
物及びこれを用いる染色法に関する。また本発明は前記
青色系反応染料と赤色系反応染料及び/又は黄色系反応
染料を配合して成る暗紫色系反応染料組成物、暗緑色系
反応染料組成物及びブラウン色系反応染料組成物、更に
これら組成物を用いる染色法に関する。更に詳しくは塩
依存性、塩素堅牢度、均染性及び溶解性に優れた青色系
反応染料組成物及び青色系と赤色系及び/又は黄色系の
反応染料の染色速度(染め足)が揃った暗紫色系反応染
料組成物、暗緑色系反応染料組成物若しくはブラウン色
系反応染料組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】反応染料は色相が鮮明であり、しかも諸
堅牢度に優れているので広く使用されている。しかし近
年、染色に要するコスト低減の要求が高まり、また染色
操作の容易な染料開発の要求が強い。具体的には塩依存
性、塩素堅牢度及び均染性に優れた染料、配合染料の場
合には各染料成分の染色速度が揃っていること、更に秤
量に便利なように高濃度液状品の調製の容易な、良好な
溶解性を備えていることなどが求められている。青色系
の反応染料には種々のものがあるが、塩依存性、塩素堅
牢度及び均染性に優れ、良好な溶解性を備えた染料は少
なく、更に、赤色及び/又は黄色の反応染料と配合して
紫色、緑色又はブラウン色を得ようとした場合にそれぞ
れの染色速度の揃った染料は少ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、塩依存
性、塩素堅牢度、均染性及び溶解性に優れた青色系反応
染料を開発するため、また、この青色系反応染料を基に
紫色、緑色又はブラウン色染めに適した赤色系、及び/
又は黄色系反応染料を開発する目的で種々研究を重ね本
発明に到達した。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊離酸の形で
下記一般式〔I〕
【0005】
【化12】
【0006】(式中、Xは−CH=CH2 基、−C2 H
4 OSO3 H基又は−C2 H4 Cl基を表わし、R1 は
C1 〜C3 アルコキシ基を表わす。)で示される青色系
反応染料1重量部に対して、遊離酸の形で下記一般式
〔II〕、〔III〕、〔IV〕及び〔V〕で示される
青色系反応染料よりなる群から選ばれた少くとも1種の
青色系反応染料を0.1〜0.8重量部配合してなる青
色系反応染料組成物を要旨とするものである。
【0007】
【化13】
【0008】(式中、R2 はC1 〜C3 アルキル基、−
NHCOCH3 基、−NHCOC2 H5 基、又は−NH
CONH2 基を表わし、R3 はC1 〜C3 アルコキシ基
を表わし、Xは前記と同様の意義を有する。)
【0009】
【化14】
【0010】(式中、Yは−OH基又はXを表わし、X
は前記と同様の意義を有する。)
【0011】
【化15】
【0012】(式中、R4 はC1 〜C3 アルコキシ基を
表わし、Xは前記と同様の意義を有する。)
【0013】
【化16】
【0014】(式中、Xは前記と同様の意義を有す
る。) また、本発明は上記の青色系反応染料組成物に遊離酸の
形で下記一般式〔VI〕及び〔VII〕で示される赤色
系反応染料よりなる群から選ばれた少なくとも1種の赤
色系反応染料を配合してなる暗紫色系反応染料組成物を
要旨とするものである。
【0015】
【化17】
【0016】(式中、R5 ,R6 及びR7 は、水素原子
又はC1 〜C3 アルキル基を表わし、R8 は水素原子、
ハロゲン原子又はC1 〜C3 アルキル基を表わし、Xは
前記と同様の意義を有する。)
【0017】
【化18】
【0018】(ここで、Wは水素原子、カルボキシル
基、スルホン酸基又は−SO2 X基を表わし、R10は水
素原子又はC1 〜C3 アルキル基を表わす。)、Yは−
OH基又はXを表わし、R9 は水素原子又はC1 〜C3
アルキル基を表わし、mは0又は1を表わし、Xは前記
と同様の意義を有する。〕 更に、本発明は上記の青色系反応染料組成物に遊離酸の
形で下記一般式〔VIII〕、〔IX〕、〔X〕及び
〔XI〕で示される反応染料を特定の割合で配合した黄
色系反応染料混合物を配合してなる暗緑色系反応染料組
成物を要旨とするものである。
【0019】
【化19】 (式中、Xは前記と同様の意義を有する。)
【0020】
【化20】 (式中、Tはアミノ基又はメチル基を表わし、Xは前記
と同様の意義を有する。)
【0021】
【化21】 (式中、Xは前記と同様の意義を有する。)
【0022】
【化22】 (式中、Xは前記と同様の意義を有する。)
【0023】また更に、本発明は上記の青色系反応染料
組成物に遊離酸の形で前記一般式〔VI〕及び〔VI
I〕で示される赤色系反応染料よりなる群から選ばれた
少くとも1種の赤色系反応染料と、前記一般式〔VII
I〕、〔IX〕、〔X〕及び〔XI〕で示される反応染
料を特定の割合で配合した黄色系反応染料混合物とを配
合してなるブラウン色系反応染料組成物を要旨とするも
のである。以下、本発明を詳細に説明する。一般式
〔I〕で示される青色系反応染料としては、特に次の構
造式で表わされる染料が好ましい。
【0024】
【化23】
【0025】一般式〔II〕で示される青色系反応染料
としては、特に次の構造式で表わされる染料が好まし
い。
【0026】
【化24】
【0027】(式中、R2-1 はメチル基又は−NHCO
CH3 基を表す。) 一般式〔III〕で示される青色系反応染料としては、
特に次の構造式で表わされる染料が好ましい。
【0028】
【化25】
【0029】一般式〔IV〕で示される青色系反応染料
としては、特に次の構造式で表わされる染料が好まし
い。
【0030】
【化26】
【0031】一般式〔V〕で示される青色系反応染料と
しては、特に次の構造式で表わされる染料が好ましい。
【0032】
【化27】
【0033】一般式〔VI〕で示される赤色系反応染料
としては、特に次の構造式で表わされる染料が好まし
い。
【0034】
【化28】
【0035】(式中、R6-1 はC1 又はC2 アルキル
基、R8-1 は水素原子又はハロゲン原子を表わす。) 一般式〔VII〕で示される赤色系反応染料としては特
に次の構造式で表わされる染料が好ましい。
【0036】
【化29】
【0037】(式中、W′はカルボキシル基又はスルホ
ン酸基を表わす。)
【0038】
【化30】
【0039】前記一般式〔I〕〜〔VII〕において、
R2 ,R5 ,R6 ,R7 ,R8 ,R9 及びR10で表わさ
れるC1 〜C3 アルキル基としてはメチル基、エチル
基、n−プロピル基又はiso−プロピル基が挙げられ
る。また、R1 ,R3 及びR4 で表わされるC1 〜C3
アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、n−
プロポキシ基又はiso−プロポキシ基が挙げられる。
R8 で表わされるハロゲン原子としては塩素原子又は臭
素原子が挙げられる。
【0040】
【発明の実施の形態】本発明の青色系反応染料組成物に
おいて、一般式〔I〕で示される青色系反応染料対一般
式〔II〕〜〔V〕で示される青色系反応染料より成る
群から選ばれた少なくとも一種の青色系反応染料の重量
比は1:0.1〜0.8、好ましくは1:0.2〜0.
5である。
【0041】赤色系又は黄色系反応染料を配合して暗紫
色系反応染料組成物又は暗緑色系反応染料組成物を調製
する場合は、青色系反応染料の総量100重量部に対し
て赤色系又は黄色系反応染料を総量で5〜5000重量
部、好ましくは10〜1000重量部配合する。
【0042】青色系反応染料組成物に黄色系反応染料を
配合して暗緑色系反応染料組成物を調製するに当たり、
黄色系反応染料として一般式〔VIII〕及び〔IX〕
で示される黄色系反応染料を配合する場合には、一般式
〔VIII〕で示される黄色系反応染料60〜40重量
%及び一般式〔IX〕で示される黄色系反応染料40〜
60重量%から成る黄色系反応染料混合物を使用する。
また、黄色系反応染料として一般式〔VIII〕及び
〔X〕で示される黄色系反応染料を配合する場合には、
一般式〔VIII〕で示される黄色系反応染料80〜6
0重量%、一般式〔X〕で示される黄色系反応染料20
〜40重量%から成る黄色系反応染料混合物を使用す
る。
【0043】また、黄色系反応染料として一般式〔VI
II〕、〔IX〕及び〔XI〕で示される黄色系反応染
料を配合する場合には、一般式〔VIII〕で示される
黄色系反応染料60〜40重量%及び一般式〔IX〕で
示される黄色系反応染料40〜60重量%から成る黄色
系反応染料混合物100重量部に一般式〔XI〕で示さ
れる黄色系反応染料を5〜30重量部混合して成る黄色
系反応染料混合物を使用する。黄色系反応染料として一
般式〔VIII〕、〔X〕及び〔XI〕で示される黄色
系反応染料を配合する場合には、一般式〔VIII〕で
示される黄色系反応染料80〜60重量%及び一般式
〔X〕で示される黄色系反応染料20〜40重量%から
成る黄色系反応染料混合物100重量部に一般式〔X
I〕で示される黄色系反応染料を5〜30重量部混合し
て成る黄色系反応染料混合物を使用する。
【0044】青色系反応染料組成物に赤色系反応染料及
び黄色系反応染料を配合してブラウン色系反応染料組成
物を調製する場合、配合する黄色系反応染料としては、
前述の暗緑色系反応染料組成物を調製する際に使用した
一般式〔VIII〕及び〔IX〕で示される黄色系反応
染料から成る黄色系反応染料混合物、一般式〔VII
I〕及び〔X〕で示される黄色系反応染料から成る黄色
系反応染料混合物、及びこれら黄色系反応染料混合物に
更に一般式〔XI〕で示される黄色系反応染料を混合し
て成る黄色系反応染料混合物と同様の配合組成の物が用
いられる。
【0045】本発明の染料組成物において、色合せのた
めに更に他の青色系、赤色系或は黄色系の反応染料を配
合する場合には10重量%までの範囲ならば、その特性
に影響は殆んどなく、差支えない。
【0046】本発明の染料組成物を構成する各反応染料
は、いずれも遊離酸又はその塩の形で存在するが、通
常、その塩としては、リチウム塩、ナトリウム塩、カリ
ウム塩及びカルシウム塩などのアルカリ金属塩又はアル
カリ土類金属塩が好ましい。また、本発明で用いられる
前記一般式〔I〕〜〔XI〕で示される反応染料は公知
の方法に従って製造することができる。
【0047】本発明の染色法の対象となるセルロース繊
維としては、木綿、ビスコースレーヨン及びキュプラア
ンモニウムレーヨン、麻等を挙げることができる。これ
らのセルロース繊維はポリエステル、トリアセテート、
ジアセテート、ポリアクリロニトリル、ポリアミド、羊
毛及び絹等との混合繊維の形をとっていてもよい。
【0048】本発明の青色系、暗紫色系、暗緑色系又は
ブラウン色系の反応染料組成物を用いるセルロース繊維
の染色法としては種々の染色法が適用される。例えばセ
ルロース繊維を吸尽染色するには、重炭酸ソーダ、炭酸
ソーダ、炭酸リチウム、苛性ソーダ、トリエチルアミン
等のアルカリ及び芒硝、食塩等の無機塩の存在下に染色
する。この際のアルカリの使用量は、通常、染色浴1リ
ットル当り10〜30gである。また、無機塩の使用量
は染色浴1リットル当り30〜50g程度が適当であ
る。
【0049】染色温度は40℃〜80℃、好ましくは5
0℃〜60℃である。染色後の染色物は、ソーピング及
び水洗処理した後乾燥する。更に、本発明の反応染料組
成物は吸尽染色法のみならず、連続染色法、コールドパ
ッドバッチ法に適用しても染色速度が合致しており、そ
の適用範囲は非常に広い。
【0050】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明は、これらの実施例に限定されるもので
はない。 実施例1 下記構造式〔I−1〕
【0051】
【化31】
【0052】で示される青色系反応染料0.5g及び下
記構造式〔II−1〕
【0053】
【化32】
【0054】で示される青色系反応染料0.2gよりな
る青色系反応染料組成物を30℃の水170mlに溶解
し、これに芒硝10gを添加して染色浴を調製した。こ
れに木綿布10gを浸漬し、振盪式染色機にて25分間
振盪させ、次いでソーダ灰100g/lの水溶液を30
ml添加し、5分間、同温度で振盪後、1℃/分の割合
で60℃まで30分間かけて昇温した。この温度で60
分間染色した後、染布を取り出し、これを水洗、酢酸2
g/lの水溶液にて中和、水洗、湯洗後、ヘキストジャ
パン製Hostapal CT−40(登録商標)2g
/lのソーピング浴にて100℃、10分間ソーピング
し、水洗、乾燥した。その結果、均染性及び塩素堅牢度
の良好な青色の染色物が得られた。
【0055】実施例2〜10 実施例1における構造式〔I−1〕、〔II−1〕及び
下記構造式〔III−1〕、〔IV−1〕、〔V−
1〕、〔I−2〕、〔II−2〕で示される染料を表−
1に記載の割合で配合した染料組成物を用いて実施例1
に準じて染色を実施した。その結果、均染性及び塩素堅
牢度の良好な青色の染色物が得られた。
【0056】
【化33】
【0057】
【表1】
【0058】実施例11−1〜11−6 実施例2において構造式〔III−1〕で示される染料
を表−2記載の青色系反応染料に代えた以外は実施例2
に準じて染色を実施した。その結果、均染性及び塩素堅
牢度の優れた青色の染色物が得られた。
【0059】
【表2】
【0060】
【表3】
【0061】実施例12 前記構造式〔1−1〕及び〔III−1〕で示される染
料をそれぞれリチウム塩に換えたものについて前者を6
0g及び後者を20g秤量し、熱水1000mlに溶解
し、これを25℃に冷却した。染料の析出はなく、均一
な水溶液の状態を保っていた。
【0062】実施例13 前記構造式〔I−1〕及び〔IV−1〕で示される染料
をそれぞれリチウム塩に換えたものについて前者を80
g及び後者を15g秤量し、熱水1000mlに溶解
し、これを25℃に冷却した。染料の析出はなく、均一
な水溶液の状態を保っていた。
【0063】実施例14 前記構造式〔I−1〕、〔II−1〕及び〔III−
1〕で示される染料をそれぞれ、70g、10g及び2
0g秤量し、熱水1000mlに溶解し、これを25℃
に冷却した。染料の析出はなく、均一な水溶液の状態を
保っていた。実施例12〜14の結果は本発明の染料組
成物が極めて良好な溶解度を有していることを示し、こ
の特性は高濃度の液状組成物を製造するのに適している
ことを表わすものであり、また、連続染色或いはコール
ドパッドバッチ染色法により濃色の青色染色物を得るこ
とができることを示すものである。
【0064】実施例15 前記構造式〔I−1〕で示される青色系反応染料0.5
g〔III−1〕で示される青色系反応染料0.2g及
び下記構造式〔VI−1〕
【0065】
【化34】
【0066】で示される赤色系反応染料0.5gよりな
る染料組成物を30℃の水170mlに溶解し、これに
芒硝10gを添加して染色浴を調製した。これに木綿布
10gを浸漬し、振盪式染色機にて25分間振盪させ、
次いでソーダ灰100g/lの水溶液を30ml添加
し、5分間、同温度で振盪後、1℃/分の割合で60℃
まで30分間かけて昇温した。
【0067】同様な染浴を6ポット調製し、染色温度が
次の温度に達した時点で各染色ポットから木綿布をとり
出し、これを水洗、酢酸2g/lの水溶液にて中和、水
洗、湯洗後、ヘキストジャパン製Hostapal C
T−40(登録商標)2g/lのソーピング浴にて10
0℃、10分間ソーピングし、水洗し、乾燥した。 …35℃、…40℃、…50℃、…60℃、
…60℃×10分 …60℃×60分 からまでの染色布は一定の暗紫色で次第に濃くなっ
ており、青色染料と赤色染料の染色速度がよく一致して
いた。 比較例1 実施例15において赤色系反応染料として下記構造式
〔A〕
【0068】
【化35】
【0069】で示される染料を用いた以外は実施例15
に準じて染色を実施し、染色温度及び時間が60℃×
60分染色した染布を基準として、〜の染色温度で
染色したそれぞれの染布と色相を比較したところ、〜
に向かって赤色が強くなり、色相が変化していた。こ
れは赤色染料の染色速度が青色染料の染色速度と異なっ
ていることに起因する。
【0070】実施例16−1〜16−9 実施例2〜10の青色系反応染料組成物に構造式〔VI
−1〕で示される赤色系反応染料0.5gを追加し実施
例15に準じて染色を実施した。その結果、いずれも青
色染料と赤色染料の染色速度がよく一致していた。
【0071】実施例17−1〜17−5 実施例15における構造式〔VI−1〕で示される赤色
系反応染料を表−3に記載の構造式で示される染料に代
えた以外は実施例15と同じ方法で染色を実施した。そ
の結果、染色布は一定の暗紫色で次第に濃くなってお
り、青色染料と赤色染料の染色速度がよく一致している
ことがわかる。
【0072】
【表4】
【0073】
【表5】
【0074】実施例18−1〜18−5 実施例16−1における構造式〔VI−1〕で示される
赤色系反応染料を表−4に記載の構造式で示される染料
に代えた以外は実施例16−1と同じ方法で染色を実施
した。その結果、青色染料と赤色染料の染色速度がよく
一致していた。
【0075】
【表6】
【0076】
【表7】
【0077】実施例19−1〜19−5 実施例16−2における構造式〔VI−1〕で示される
赤色系反応染料を表−5に記載の構造式で示される染料
に代えた以外は実施例16−2と同じ方法で染色を実施
した。その結果、青色染料と赤色染料の染色速度がよく
一致していた。
【0078】
【表8】
【0079】
【表9】
【0080】
【表10】
【0081】実施例20 前記構造式〔I−1〕、〔IV−1〕及び〔VI−1〕
で示される反応染料を用いて、表−6に記載の組成のパ
ディング液を調製した。
【0082】
【0083】次に木綿布をパディング液に浸漬し、絞り
率70%に搾液し、100℃で3分間乾燥した。次に、
この木綿布に芒硝200g/l、炭酸ナトリウム40g
/l及び38°Be水酸化ナトリウム水溶液15ml/
lを含有するケミカル液を含浸させ、絞り率80%に搾
液し、102℃で30秒、60秒及び120秒間スチー
ミング固着し、水洗後酢酸2g/lの水溶液にて中和
し、さらに水洗、湯洗後、ヘキストジャパン社製のHo
stapal CT−40(登録商標)2g/lのソー
ピング浴にて100℃で10分間ソーピングし、水洗
し、乾燥した。その結果、染色布は一定色相の暗紫色で
次第に濃くなっており、赤色染料、青色染料の染色速度
がよく一致していることを示していた。
【0084】実施例21−1〜21−6 前記構造式〔I−1〕、〔II−1〕、〔III−
1〕、〔IV−1〕で示される青色染料と、前記構造式
〔VI−1〕で示される赤色染料と、下記構造式〔VI
II−1〕、〔VIII−2〕、〔IX−1〕、〔IX
−2〕、〔X−1〕、〔XI−1〕で示される黄色染料
を表−6に記載の割合で配合した染料組成物を用いて実
施例15記載の方法に準じて染色した。その結果、〜
の染色布は一定の色相で次第に濃くなっており、青色
染料と黄色染料および赤色染料の染色速度はよく一致し
ていた。
【0085】
【化36】
【0086】
【化37】
【0087】
【表11】
【0088】実施例22 実施例20の表−6に記載の構造式〔VI−1〕で示さ
れる赤色染料15g/lを構造式〔VIII−1〕で示
される染料9g/l、構造式〔IX−1〕で示される染
料4g/l、及び構造式〔XI−1〕で示される染料2
g/lからなる黄色染料に置きかえた以外は実施例20
記載の方法に準じて染色した。その結果、青色染料、黄
色染料の染色速度はよく一致していた。
【0089】実施例23 実施例20の表−6に記載の染料に更に構造式〔VII
I−2〕で示される染料8g/l及び構造式〔X−1〕
で示される染料3g/lからなる黄色染料を追加して実
施例20に記載の方法に準じて染色した。その結果、青
色染料、赤色染料、黄色染料の染色速度はよく一致して
いた。
【0090】
【発明の効果】本発明の青色系反応染料組成物は塩依存
性、均染性及び塩素堅牢度に優れ、さらにこれに特定の
赤色系反応染料及び/又は黄色系反応染料を配合した本
発明の染料組成物は染色速度がよく一致し、セルロース
繊維を暗紫色、暗緑色又はブラウン色に染色することが
できる。また、溶解性も良好で高濃度液状品の調製に適
している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 完二 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社横浜総合研究所内 (72)発明者 中村 昇 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石1番1号 三菱化成ヘキスト株式会社テクニカルセ ンター内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊離酸の形で下記一般式〔I〕 【化1】 (式中、Xは−CH=CH2 基、−C2 H4 OSO3 H
    基又は−C2 H4 Cl基を表わし、R1 はC1 〜C3 ア
    ルコキシ基を表わす。)で示される青色系反応染料1重
    量部に対して、遊離酸の形で下記一般式〔II〕、〔I
    II〕、〔IV〕及び〔V〕で示される青色系反応染料
    よりなる群から選ばれた少くとも1種の青色系反応染料
    を0.1〜0.8重量部配合してなる青色系反応染料組
    成物。 【化2】 (式中、R2 はC1 〜C3 アルキル基、−NHCOCH
    3 基、−NHCOC2 H5 基、又は−NHCONH2 基
    を表わし、R3 はC1 〜C3 アルコキシ基を表わし、X
    は前記と同様の意義を有する。) 【化3】 (式中、Yは−OH基又はXを表わし、Xは前記と同様
    の意義を有する。) 【化4】 (式中、R4 はC1 〜C3 アルコキシ基を表わし、Xは
    前記と同様の意義を有する。) 【化5】 (式中、Xは前記と同様の意義を有する。)
  2. 【請求項2】 請求項1記載の青色系反応染料組成物に
    遊離酸の形で下記一般式〔VI〕及び〔VII〕で示さ
    れる赤色系反応染料よりなる群から選ばれた少くとも1
    種の赤色系反応染料を配合してなる暗紫色系反応染料組
    成物。 【化6】 (式中、R5 ,R6 及びR7 は、水素原子又はC1 〜C
    3 アルキル基を表わし、R8 は水素原子、ハロゲン原子
    又はC1 〜C3 アルキル基を表わし、Xは前記と同様の
    意義を有する。) 【化7】 (ここで、Wは水素原子、カルボキシル基、スルホン酸
    基又は−SO2 X基を表わし、R10は水素原子又はC1
    〜C3 アルキル基を表わす。)、YはOH基又はXを表
    わし、R9 は水素原子又はC1 〜C3 アルキル基を表わ
    し、mは0又は1を表わし、Xは前記と同様の意義を有
    する。〕
  3. 【請求項3】 青色系反応染料の総量100重量部に対
    し、赤色系反応染料を総量で5〜5000重量部を配合
    してなる請求項2記載の暗紫色系染料組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の青色系反応染料組成物
    に、遊離酸の形で下記一般式〔VIII〕で示される反
    応染料60〜40重量%と遊離酸の形で下記一般式〔I
    X〕で示される反応染料40〜60重量%からなる黄色
    系反応染料混合物を配合してなる暗緑色系反応染料組成
    物。 【化8】 (式中、Xは前記と同様の意義を有する。) 【化9】 (式中、Tはアミノ基又はメチル基を表わし、Xは前記
    と同様の意義を有する。)
  5. 【請求項5】 請求項1記載の青色系反応染料組成物に
    遊離酸の形で前記一般式〔VIII〕で示される反応染
    料80〜60重量%と遊離酸の形で下記一般式〔X〕で
    示される反応染料20〜40重量%からなる黄色系反応
    染料混合物を配合してなる暗緑色系反応染料組成物。 【化10】 (式中、Xは前記と同様の意義を有する。)
  6. 【請求項6】 請求項1記載の青色系反応染料組成物と
    遊離酸の形で前記一般式〔VIII〕で示される反応染
    料60〜40重量%と遊離酸の形で前記一般式〔IX〕
    で示される反応染料40〜60重量%からなる黄色系反
    応染料混合物100重量部に遊離酸の形で下記一般式
    〔XI〕で示される反応染料を5〜30重量部混合して
    なる黄色系反応染料混合物とを配合してなる暗緑色系反
    応染料組成物。 【化11】 (式中、Xは前記と同様の意義を有する。)
  7. 【請求項7】 請求項1記載の青色系反応染料組成物と
    遊離酸の形で前記一般式〔VIII〕で示される反応染
    料80〜60重量%と遊離酸の形で前記一般式〔X〕で
    示される反応染料20〜40重量%からなる黄色系反応
    染料混合物100重量部に遊離酸の形で前記一般式〔X
    I〕で示される反応染料を5〜30重量部混合してなる
    黄色系反応染料混合物とを配合してなる暗緑色系反応染
    料組成物。
  8. 【請求項8】 青色系反応染料組成物の総量100重量
    部に対し、黄色系反応染料混合物を総量で5〜5000
    重量部配合してなる請求項4〜7のいずれか1項に記載
    の暗緑色系反応染料組成物。
  9. 【請求項9】 (1)請求項1記載の青色系反応染料組
    成物と、(2)遊離酸の形で前記一般式〔VI〕及び
    〔VII〕で示される赤色系反応染料よりなる群から選
    ばれた少くとも1種の赤色系反応染料と、(3)遊離
    酸の形で前記一般式〔VIII〕で示される反応染料6
    0〜40重量%と前記一般式〔IX〕で示される反応染
    料40〜60重量%からなる黄色系反応染料混合物、
    前記一般式〔VIII〕で示される反応染料80〜60
    重量%と前記一般式〔X〕で示される反応染料20〜4
    0重量%からなる黄色系反応染料混合物、前記一般式
    〔VIII〕で示される反応染料60〜40重量%と前
    記一般式〔IX〕で示される反応染料40〜60重量%
    からなる黄色系反応染料混合物100重量部に前記一般
    式〔XI〕で示される反応染料を5〜30重量部混合し
    てなる黄色系反応染料混合物及び前記一般式〔VII
    I〕で示される反応染料80〜60重量%と前記一般式
    〔X〕で示される反応染料20〜40重量%からなる黄
    色系反応染料混合物100重量部に前記一般式〔XI〕
    で示される反応染料を5〜30重量部混合してなる黄色
    系反応染料混合物よりなる群から選ばれた少くとも1種
    の黄色系反応染料混合物とを配合してなるブラウン色系
    反応染料組成物。
  10. 【請求項10】 青色系反応染料の総量100重量部に
    対し、赤色系反応染料を総量で5〜5000重量部及び
    黄色系反応染料混合物を総量で5〜5000重量部配合
    してなる請求項9記載のブラウン色系反応染料組成物。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか1項に記載
    の染料組成物を用いることを特徴とするセルロース繊維
    の染色法。
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