JPH08209253A - 金属ストリップの形状制御方法 - Google Patents
金属ストリップの形状制御方法Info
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- JPH08209253A JPH08209253A JP7014568A JP1456895A JPH08209253A JP H08209253 A JPH08209253 A JP H08209253A JP 7014568 A JP7014568 A JP 7014568A JP 1456895 A JP1456895 A JP 1456895A JP H08209253 A JPH08209253 A JP H08209253A
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- Japan
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- temper rolling
- rolling mill
- metal strip
- strip
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- Control Of Metal Rolling (AREA)
- Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 調質圧延機の形状制御能力が追随できない場
合にも良好な最終製品形状を得ることのできる形状制御
方法を実現する。 【構成】 連続焼鈍炉に続いて調質圧延機を配設してな
る鋼帯の連続処理ラインにおける鋼帯の形状制御方法で
あって、調質圧延機1の出側で鋼帯Sの形状を検出し、
調質圧延機の形状制御能力を超えていると判定された場
合に、連続焼鈍炉3内の冷却帯5において板幅方向の温
度制御を行うことにより鋼帯Sに予め形状修正を行う。
合にも良好な最終製品形状を得ることのできる形状制御
方法を実現する。 【構成】 連続焼鈍炉に続いて調質圧延機を配設してな
る鋼帯の連続処理ラインにおける鋼帯の形状制御方法で
あって、調質圧延機1の出側で鋼帯Sの形状を検出し、
調質圧延機の形状制御能力を超えていると判定された場
合に、連続焼鈍炉3内の冷却帯5において板幅方向の温
度制御を行うことにより鋼帯Sに予め形状修正を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続焼鈍炉に続いて調
質圧延機を配設してなる薄物鋼帯等の金属ストリップ
(以下、鋼帯の例で説明する)の連続処理ラインにおい
て、調質圧延機により形状制御する金属ストリップの形
状制御方法に関する。
質圧延機を配設してなる薄物鋼帯等の金属ストリップ
(以下、鋼帯の例で説明する)の連続処理ラインにおい
て、調質圧延機により形状制御する金属ストリップの形
状制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼帯に加熱、均熱、冷却等の熱処理を行
う連続焼鈍炉等の連続熱処理設備の冷却帯においては、
板幅方向の冷却温度制御が行われるのが普通である。そ
の1例として、特開昭60−169524号公報に記載されてい
るガスジェット式冷却装置を図2、図3に示す。図2は
冷却装置の構成図でSは鋼帯、51はガスジェット装置、
52はロール、54は制御演算装置、55は板温度計であり、
鋼帯Sは複数個のロール52に順次かけ回されつつ搬送さ
れ、その接触面で冷却を受ける。
う連続焼鈍炉等の連続熱処理設備の冷却帯においては、
板幅方向の冷却温度制御が行われるのが普通である。そ
の1例として、特開昭60−169524号公報に記載されてい
るガスジェット式冷却装置を図2、図3に示す。図2は
冷却装置の構成図でSは鋼帯、51はガスジェット装置、
52はロール、54は制御演算装置、55は板温度計であり、
鋼帯Sは複数個のロール52に順次かけ回されつつ搬送さ
れ、その接触面で冷却を受ける。
【0003】図3はガスジェット装置51の斜視図で、56
は流量制御弁、57はガス供給管である。ガスジェット装
置51のチャンバ53は幅方向に複数個に分割されており、
各チャンバには流量制御弁56を経てガス供給管57が連通
しており、板温度計55により板幅方向の温度分布を測定
して、板幅方向の平均温度に対する温度差が許容値を超
えた場合のみ、制御演算装置54の指令により対応する流
量制御弁56を開いて冷却ガスを噴出させるのである。
は流量制御弁、57はガス供給管である。ガスジェット装
置51のチャンバ53は幅方向に複数個に分割されており、
各チャンバには流量制御弁56を経てガス供給管57が連通
しており、板温度計55により板幅方向の温度分布を測定
して、板幅方向の平均温度に対する温度差が許容値を超
えた場合のみ、制御演算装置54の指令により対応する流
量制御弁56を開いて冷却ガスを噴出させるのである。
【0004】こうした従来の技術の目的とするところ
は、熱処理設備内での通板性がよく、かつ熱処理設備出
側における板面形状を平坦なものとすることにあり、幅
方向の温度分布を均一化することに主眼が置かれてい
た。すなわち、冷却後の鋼帯形状としてはあくまで熱処
理炉出側における形状がターゲットであり、調質圧延後
の最終の製品形状までは考慮されていなかった。
は、熱処理設備内での通板性がよく、かつ熱処理設備出
側における板面形状を平坦なものとすることにあり、幅
方向の温度分布を均一化することに主眼が置かれてい
た。すなわち、冷却後の鋼帯形状としてはあくまで熱処
理炉出側における形状がターゲットであり、調質圧延後
の最終の製品形状までは考慮されていなかった。
【0005】ところで、こうした連続熱処理設備におい
て、板厚、板幅等の材料寸法や材質等、対象材の範囲が
拡大されるにつれ、連続熱処理設備出側において製品形
状が良好であっても、その鋼帯が、その連続熱処理設備
の出側に設置されている調質圧延機において調質圧延し
た後にも最終製品形状が良好であるとは限らず、調質圧
延機の形状制御能力が追随できずに形状不良が発生する
ケースが見られるようになっている。
て、板厚、板幅等の材料寸法や材質等、対象材の範囲が
拡大されるにつれ、連続熱処理設備出側において製品形
状が良好であっても、その鋼帯が、その連続熱処理設備
の出側に設置されている調質圧延機において調質圧延し
た後にも最終製品形状が良好であるとは限らず、調質圧
延機の形状制御能力が追随できずに形状不良が発生する
ケースが見られるようになっている。
【0006】調質圧延機の形状制御能力を万全なものと
するには、ロールベンディング用の圧力範囲を拡大した
り、圧延機の形式を変更するなど大がかりな設備投資が
必要となる。調質圧延機のワークロールに付与するイニ
シアルクラウンを変更することでも対処できるものの、
対象材毎に異なるクラウンを有するワークロールを準備
しなければならず、ロールの運用コストが上昇して好ま
しくない。
するには、ロールベンディング用の圧力範囲を拡大した
り、圧延機の形式を変更するなど大がかりな設備投資が
必要となる。調質圧延機のワークロールに付与するイニ
シアルクラウンを変更することでも対処できるものの、
対象材毎に異なるクラウンを有するワークロールを準備
しなければならず、ロールの運用コストが上昇して好ま
しくない。
【0007】すなわち、熱処理と調質圧延という一連の
製造工程において、それぞれ独立に形状制御が行われて
いるのが現状であり、調質圧延機の形状制御能力が十分
にある場合はとくに問題はないが、そうでない場合に
は、テンションレベラ等の別工程を通してさらに形状修
正を行うなどの必要があり、改善が望まれていた。
製造工程において、それぞれ独立に形状制御が行われて
いるのが現状であり、調質圧延機の形状制御能力が十分
にある場合はとくに問題はないが、そうでない場合に
は、テンションレベラ等の別工程を通してさらに形状修
正を行うなどの必要があり、改善が望まれていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点を解消し、調質圧延機の形状制御能力が追随でき
ない場合にも良好な最終製品形状が得られる形状制御方
法を実現することを目的とする。
問題点を解消し、調質圧延機の形状制御能力が追随でき
ない場合にも良好な最終製品形状が得られる形状制御方
法を実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、連続焼鈍炉に続いて調質圧延機を配設してなる金属
ストリップの連続処理ラインにおける金属ストリップの
形状制御方法であって、調質圧延機の出側で金属ストリ
ップの形状を検出し、この調質圧延機における形状制御
能力を超えていると判定された場合に、連続焼鈍炉内に
おいて板幅方向の温度制御を行うことにより、調質圧延
機に供給される金属ストリップに予め形状修正を行うこ
とを特徴とする金属ストリップの形状制御方法である。
は、連続焼鈍炉に続いて調質圧延機を配設してなる金属
ストリップの連続処理ラインにおける金属ストリップの
形状制御方法であって、調質圧延機の出側で金属ストリ
ップの形状を検出し、この調質圧延機における形状制御
能力を超えていると判定された場合に、連続焼鈍炉内に
おいて板幅方向の温度制御を行うことにより、調質圧延
機に供給される金属ストリップに予め形状修正を行うこ
とを特徴とする金属ストリップの形状制御方法である。
【0010】また、請求項2に記載の本発明は、連続焼
鈍炉に続いて調質圧延機を配設してなる金属ストリップ
の連続処理ラインにおける金属ストリップの形状制御方
法であって、金属ストリップの寸法や材質等による操業
データから調質圧延機における形状制御能力を超えると
予想される場合に、連続焼鈍炉内において板幅方向の温
度制御を行うことにより、調質圧延機に供給される金属
ストリップに予め形状修正を行うことを特徴とする金属
ストリップの形状制御方法である。
鈍炉に続いて調質圧延機を配設してなる金属ストリップ
の連続処理ラインにおける金属ストリップの形状制御方
法であって、金属ストリップの寸法や材質等による操業
データから調質圧延機における形状制御能力を超えると
予想される場合に、連続焼鈍炉内において板幅方向の温
度制御を行うことにより、調質圧延機に供給される金属
ストリップに予め形状修正を行うことを特徴とする金属
ストリップの形状制御方法である。
【0011】
【作 用】本発明においては、調質圧延機の出側におけ
る板形状と、ロールベンダ等の形状制御アクチュエータ
への制御指令量とから、調質圧延機が制御能力限界内に
あるかどうかを判定し、制御能力限界に近い場合には、
調質圧延機入側の板形状、すなわち前工程である焼鈍炉
の出側における板形状を通板性の許容範囲内において調
質圧延機における制御を助ける方向に予め制御しておく
ことにより、調質圧延機出側での板形状を目標レベルに
制御しようとするものである。
る板形状と、ロールベンダ等の形状制御アクチュエータ
への制御指令量とから、調質圧延機が制御能力限界内に
あるかどうかを判定し、制御能力限界に近い場合には、
調質圧延機入側の板形状、すなわち前工程である焼鈍炉
の出側における板形状を通板性の許容範囲内において調
質圧延機における制御を助ける方向に予め制御しておく
ことにより、調質圧延機出側での板形状を目標レベルに
制御しようとするものである。
【0012】たとえば、調質圧延機出側において耳伸び
傾向が残ると判断される場合には、焼鈍炉出側での目標
形状を腹伸び傾向とし、調質圧延機出側において腹伸び
傾向が残ると判断される場合には、焼鈍炉出側での目標
形状を耳伸び傾向とするのである。
傾向が残ると判断される場合には、焼鈍炉出側での目標
形状を腹伸び傾向とし、調質圧延機出側において腹伸び
傾向が残ると判断される場合には、焼鈍炉出側での目標
形状を耳伸び傾向とするのである。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例における機器構成を図1に
示す。Sは鋼帯、1は調質圧延機、2はルーパ、3は連
続焼鈍炉で4はその2次冷却帯、5は1次冷却帯、6は
加熱均熱帯、10は形状検出器、11は形状認識装置、12は
ロールベンダ、13は形状制御装置、14は形状制御能力判
定装置、15は入側最適形状決定装置、16は目標形状設定
装置、17は入側最適形状記憶装置、18はトラッキング装
置、20は1次冷却帯内に設けられた冷却装置、21は同じ
く走査型板温度計、22は板温プロフィル判定装置、23は
板幅方向冷却パターン制御装置、24は最適板温パターン
決定装置、25は目標板温制約条件設定装置である。
示す。Sは鋼帯、1は調質圧延機、2はルーパ、3は連
続焼鈍炉で4はその2次冷却帯、5は1次冷却帯、6は
加熱均熱帯、10は形状検出器、11は形状認識装置、12は
ロールベンダ、13は形状制御装置、14は形状制御能力判
定装置、15は入側最適形状決定装置、16は目標形状設定
装置、17は入側最適形状記憶装置、18はトラッキング装
置、20は1次冷却帯内に設けられた冷却装置、21は同じ
く走査型板温度計、22は板温プロフィル判定装置、23は
板幅方向冷却パターン制御装置、24は最適板温パターン
決定装置、25は目標板温制約条件設定装置である。
【0014】鋼帯Sは図の右方向から左に向かい、連続
焼鈍炉3の加熱均熱帯6、1次冷却帯5、2次冷却帯4
を通過した後、ルーパ2を経て調質圧延機1に達し、形
状を修正される。調質圧延機1で調質圧延された鋼帯S
は、分割ロールを用いた張力分布測定器やレーザ距離計
等を使用した形状検出器10で形状を測定され、そのデー
タは形状認識装置11で認識される。形状認識装置11で
は、例えば板幅方向の形状分布を4次関数や直交関数で
近似し、その関数の板幅方向の所定の位置での値を形状
として使用し、その値と、目標形状設定装置16で設定さ
れる目標形状との差が0になるように、形状制御装置13
から形状制御アクチュエータであるロールベンダ12への
制御出力が決定され、これを基本として調質圧延機1に
おける形状のフィードバック制御が行われる。
焼鈍炉3の加熱均熱帯6、1次冷却帯5、2次冷却帯4
を通過した後、ルーパ2を経て調質圧延機1に達し、形
状を修正される。調質圧延機1で調質圧延された鋼帯S
は、分割ロールを用いた張力分布測定器やレーザ距離計
等を使用した形状検出器10で形状を測定され、そのデー
タは形状認識装置11で認識される。形状認識装置11で
は、例えば板幅方向の形状分布を4次関数や直交関数で
近似し、その関数の板幅方向の所定の位置での値を形状
として使用し、その値と、目標形状設定装置16で設定さ
れる目標形状との差が0になるように、形状制御装置13
から形状制御アクチュエータであるロールベンダ12への
制御出力が決定され、これを基本として調質圧延機1に
おける形状のフィードバック制御が行われる。
【0015】従来の調質圧延機における形状制御は、以
上述べた構成のみで行われていたが、本発明ではこれに
加えて、以下の機能を有する。形状認識装置11により認
識された調質圧延後の鋼帯Sの実形状と、目標形状設定
装置16により設定された目標形状と、形状制御装置13か
らのロールベンダ12への制御出力量を用いて形状制御能
力判定装置14において調質圧延機1における形状制御能
力が限界に近いかどうかを判定する。
上述べた構成のみで行われていたが、本発明ではこれに
加えて、以下の機能を有する。形状認識装置11により認
識された調質圧延後の鋼帯Sの実形状と、目標形状設定
装置16により設定された目標形状と、形状制御装置13か
らのロールベンダ12への制御出力量を用いて形状制御能
力判定装置14において調質圧延機1における形状制御能
力が限界に近いかどうかを判定する。
【0016】この判定方法は、たとえば目標形状に対し
て耳伸び傾向が大きいにもかかわらずロールベンダ12に
おけるベンダ力が上限に近いとか、逆に腹伸び傾向が大
きいにもかかわらずベンダ力が下限に近い場合、形状制
御能力が限界に近いと判定するのである。この判定結果
から、入側最適形状決定装置15では調質圧延機1の入側
形状がどの範囲であれば調質圧延機1の出側形状が目標
値に制御できるかを算出する。たとえばロールベンダ12
の形状への影響係数と、入側形状の出側形状への影響係
数を基に、出側形状が目標どおりで、形状制御アクチュ
エータであるロールベンダ12が動作範囲の中央付近であ
るような入側最適形状を算出する。
て耳伸び傾向が大きいにもかかわらずロールベンダ12に
おけるベンダ力が上限に近いとか、逆に腹伸び傾向が大
きいにもかかわらずベンダ力が下限に近い場合、形状制
御能力が限界に近いと判定するのである。この判定結果
から、入側最適形状決定装置15では調質圧延機1の入側
形状がどの範囲であれば調質圧延機1の出側形状が目標
値に制御できるかを算出する。たとえばロールベンダ12
の形状への影響係数と、入側形状の出側形状への影響係
数を基に、出側形状が目標どおりで、形状制御アクチュ
エータであるロールベンダ12が動作範囲の中央付近であ
るような入側最適形状を算出する。
【0017】つぎに、ここで算出された入側最適形状を
実現するため、連続焼鈍炉3の熱処理帯の1つ、たとえ
ば1次冷却帯5において、鋼帯Sの板幅方向の冷却パタ
ーン制御を行う。まず、入側最適形状決定装置15で決定
された目標形状を基に、最適板温パターン決定装置24に
おいて冷却帯出側における板幅方向の板温分布の目標値
を決定し、これを板幅方向冷却パターン制御装置23に入
力する。板幅方向冷却パターン制御装置23ではこの目標
板温パターンと、目標板温制約条件設定装置25とから設
定される板温パターン条件内で、走査型板温計21より得
られる温度信号から板温プロフィル判定装置22で作られ
る板温プロフィル実績値との差により、板幅方向冷却パ
ターン制御装置23に冷却パターンの制御指令を出力す
る。板幅方向冷却パターン制御装置23は、この指令に基
づき板幅方向の冷却能力を変化させ、所望の板温分布を
実現させる。
実現するため、連続焼鈍炉3の熱処理帯の1つ、たとえ
ば1次冷却帯5において、鋼帯Sの板幅方向の冷却パタ
ーン制御を行う。まず、入側最適形状決定装置15で決定
された目標形状を基に、最適板温パターン決定装置24に
おいて冷却帯出側における板幅方向の板温分布の目標値
を決定し、これを板幅方向冷却パターン制御装置23に入
力する。板幅方向冷却パターン制御装置23ではこの目標
板温パターンと、目標板温制約条件設定装置25とから設
定される板温パターン条件内で、走査型板温計21より得
られる温度信号から板温プロフィル判定装置22で作られ
る板温プロフィル実績値との差により、板幅方向冷却パ
ターン制御装置23に冷却パターンの制御指令を出力す
る。板幅方向冷却パターン制御装置23は、この指令に基
づき板幅方向の冷却能力を変化させ、所望の板温分布を
実現させる。
【0018】板幅方向の冷却能力を変化させる手段とし
ては、前記の図3に示したガスジェット式冷却装置など
が使用できる。ここで、目標板温制約条件設定装置25
は、対象である鋼帯Sの板幅、板厚、鋼種などの材料条
件により冷却帯以降のラインの通板性を損なわない板温
バターンの制約を決定するもので、経験的なデータを記
憶させておいてもよい。
ては、前記の図3に示したガスジェット式冷却装置など
が使用できる。ここで、目標板温制約条件設定装置25
は、対象である鋼帯Sの板幅、板厚、鋼種などの材料条
件により冷却帯以降のラインの通板性を損なわない板温
バターンの制約を決定するもので、経験的なデータを記
憶させておいてもよい。
【0019】ここまでの説明では、調質圧延機と焼鈍炉
との間に存在する鋼帯は板厚、板幅、材質等同一のもの
としていたが、実際の連続焼鈍設備においては、調質圧
延機と焼鈍炉との間に、板厚、板幅、材質等の異なる複
数の鋼帯が存在することがあり得るので、この場合はト
ラッキング装置18が必要である。ラインの入側から装入
された鋼帯の接続部を、ロール回転数信号等によりトラ
ッキングし、接続部が現在ライン内のどこに位置してい
るかを追跡し、鋼帯毎の板厚、板幅、材質等の操業に必
要な情報を常に保持するとともに、目標形状設定装置1
6、最適板温パターン決定装置24、目標板温制約条件設
定装置25等に随時出力する。
との間に存在する鋼帯は板厚、板幅、材質等同一のもの
としていたが、実際の連続焼鈍設備においては、調質圧
延機と焼鈍炉との間に、板厚、板幅、材質等の異なる複
数の鋼帯が存在することがあり得るので、この場合はト
ラッキング装置18が必要である。ラインの入側から装入
された鋼帯の接続部を、ロール回転数信号等によりトラ
ッキングし、接続部が現在ライン内のどこに位置してい
るかを追跡し、鋼帯毎の板厚、板幅、材質等の操業に必
要な情報を常に保持するとともに、目標形状設定装置1
6、最適板温パターン決定装置24、目標板温制約条件設
定装置25等に随時出力する。
【0020】一方、入側最適形状記憶装置17は学習機能
を有するメモリである。鋼帯毎の板厚、板幅、鋼種等の
形状に影響を与える要因毎に、調質圧延の結果から判定
される入側最適形状と、その鋼帯の冷却帯における目標
板温パターンのデータを記憶、学習しておき、トラッキ
ング装置18から冷却帯を通過する鋼帯の板厚、板幅、鋼
種等のデータをキーとして受け取り、メモリの中の過去
の同種の鋼帯のデータから入側最適形状設定値を決定
し、入側最適形状決定装置15を介して最適板温パターン
決定装置24に入力し、焼鈍炉における板幅方向の冷却パ
ターンの制御を行うのである。
を有するメモリである。鋼帯毎の板厚、板幅、鋼種等の
形状に影響を与える要因毎に、調質圧延の結果から判定
される入側最適形状と、その鋼帯の冷却帯における目標
板温パターンのデータを記憶、学習しておき、トラッキ
ング装置18から冷却帯を通過する鋼帯の板厚、板幅、鋼
種等のデータをキーとして受け取り、メモリの中の過去
の同種の鋼帯のデータから入側最適形状設定値を決定
し、入側最適形状決定装置15を介して最適板温パターン
決定装置24に入力し、焼鈍炉における板幅方向の冷却パ
ターンの制御を行うのである。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、調質圧延機による形状
制御能力を超える場合においても圧延機出側における鋼
帯の最終形状を良好なものとすることができるから、歩
留り低下や別工程による再処理などを回避することがで
き、品質ならびに生産性が向上するという、すぐれた効
果を奏する。
制御能力を超える場合においても圧延機出側における鋼
帯の最終形状を良好なものとすることができるから、歩
留り低下や別工程による再処理などを回避することがで
き、品質ならびに生産性が向上するという、すぐれた効
果を奏する。
【図1】本発明の実施例の機器構成を示す構成図であ
る。
る。
【図2】従来の技術を示す冷却装置の構成図である。
【図3】図2の一部について示す斜視図である。
1 調質圧延機 2 ルーパ 3 連続焼鈍炉 4 2次冷却帯 5 1次冷却帯 6 加熱均熱帯 10 形状検出器 11 形状認識装置 12 ロールベンダ 13 形状制御装置 14 形状制御能力判定装置 15 入側最適形状決定装置 16 目標形状設定装置 17 入側最適形状記憶装置 18 トラッキング装置 20 冷却装置 21 走査型板温度計 22 板温プロフィル判定装置 23 板幅方向冷却パターン制御装置 24 最適板温パターン決定装置 25 目標板温制約条件設定装置 51 ガスジェット装置 52 ロール 53 チャンバ 54 制御演算装置 55 板温度計 56 流量制御弁 57 ガス供給管 S 鋼帯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C21D 11/00 101
Claims (2)
- 【請求項1】 連続焼鈍炉に続いて調質圧延機を配設し
てなる金属ストリップの連続処理ラインにおける金属ス
トリップの形状制御方法であって、調質圧延機の出側で
金属ストリップの形状を検出し、この調質圧延機におけ
る形状制御能力を超えていると判定された場合に、連続
焼鈍炉内において板幅方向の温度制御を行うことによ
り、調質圧延機に供給される金属ストリップに予め形状
修正を行うことを特徴とする金属ストリップの形状制御
方法。 - 【請求項2】 連続焼鈍炉に続いて調質圧延機を配設し
てなる金属ストリップの連続処理ラインにおける金属ス
トリップの形状制御方法であって、金属ストリップの寸
法や材質等による操業データから調質圧延機における形
状制御能力を超えると予想される場合に、連続焼鈍炉内
において板幅方向の温度制御を行うことにより、調質圧
延機に供給される金属ストリップに予め形状修正を行う
ことを特徴とする金属ストリップの形状制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7014568A JPH08209253A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 金属ストリップの形状制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7014568A JPH08209253A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 金属ストリップの形状制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08209253A true JPH08209253A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=11864767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7014568A Pending JPH08209253A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 金属ストリップの形状制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08209253A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103341503A (zh) * | 2013-05-21 | 2013-10-09 | 首钢总公司 | 一种自适应凸度变化热轧板形控制模型 |
| JP7424554B1 (ja) * | 2022-08-25 | 2024-01-30 | Jfeスチール株式会社 | 金属帯の製造設備、金属帯の合否判定方法及び金属帯の製造方法 |
| WO2024042825A1 (ja) * | 2022-08-25 | 2024-02-29 | Jfeスチール株式会社 | 金属帯の製造設備、金属帯の合否判定方法及び金属帯の製造方法 |
| EP4556131A4 (en) * | 2022-09-21 | 2026-02-25 | Jfe Steel Corp | METHOD FOR CONTROLLING THE SHAPE OF THE WINDING OF A METAL STRIP, METHOD FOR PRODUCING A METAL STRIP AND DEVICE FOR CONTROLLING THE SHAPE OF THE WINDING OF A METAL STRIP |
-
1995
- 1995-01-31 JP JP7014568A patent/JPH08209253A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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