JPH08211232A - 気密性光アダプタ - Google Patents
気密性光アダプタInfo
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- JPH08211232A JPH08211232A JP1810395A JP1810395A JPH08211232A JP H08211232 A JPH08211232 A JP H08211232A JP 1810395 A JP1810395 A JP 1810395A JP 1810395 A JP1810395 A JP 1810395A JP H08211232 A JPH08211232 A JP H08211232A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 レンズ系を介在させることなく、単一モード
光ファイバを密閉容器に対して貫通させることができる
気密性アダブタの提供。 【構成】 気密性アダプタ10は、フランジ部34と、
単一モード光ファイバ38と、シールリング40を有し
ている。フランジ部34は、貫通孔27の外径よりも大
きな円板状のものであって、その外周側にボルト41の
取付孔42が複数設けられている。フランジ部34に
は、中央部その軸方向に貫通する挿通孔43が穿設され
ている。光ファイバ38は、金属皮膜46がコーティン
グされている。金属皮膜46は、銅,ニッケル,金,銀
などの鑞付け可能な金属材料が選択される。光ファイバ
38は、挿通孔43内に挿入され、金属皮膜46と挿通
孔43の内周面との間にハンダや銀鑞などの鑞材を溶融
して充填,固化させることにより固着される。
光ファイバを密閉容器に対して貫通させることができる
気密性アダブタの提供。 【構成】 気密性アダプタ10は、フランジ部34と、
単一モード光ファイバ38と、シールリング40を有し
ている。フランジ部34は、貫通孔27の外径よりも大
きな円板状のものであって、その外周側にボルト41の
取付孔42が複数設けられている。フランジ部34に
は、中央部その軸方向に貫通する挿通孔43が穿設され
ている。光ファイバ38は、金属皮膜46がコーティン
グされている。金属皮膜46は、銅,ニッケル,金,銀
などの鑞付け可能な金属材料が選択される。光ファイバ
38は、挿通孔43内に挿入され、金属皮膜46と挿通
孔43の内周面との間にハンダや銀鑞などの鑞材を溶融
して充填,固化させることにより固着される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、気密性光アダプタに
関し、特に、単一モード光ファイバを密閉容器に貫通設
置する光アダプタに関するものである。
関し、特に、単一モード光ファイバを密閉容器に貫通設
置する光アダプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光の偏波面が磁界の作用により回転する
ファラデー効果を利用した電流の測定方法が知られてお
り、このような測定原理に基づく周回積分型の光変流器
が、例えば、密閉容器内に収納されたガス絶縁式開閉装
置(GIS)における電流の測定用として実用化が研究
されている。この種の光変流器は、電磁雑音の影響がな
く、電気的な絶縁が簡単に行なえるなどの利点を有して
いて、測定対象電流が流れる導体の外周に光路を形成
し、この光路内に直線偏波光を通過させることになる。
ファラデー効果を利用した電流の測定方法が知られてお
り、このような測定原理に基づく周回積分型の光変流器
が、例えば、密閉容器内に収納されたガス絶縁式開閉装
置(GIS)における電流の測定用として実用化が研究
されている。この種の光変流器は、電磁雑音の影響がな
く、電気的な絶縁が簡単に行なえるなどの利点を有して
いて、測定対象電流が流れる導体の外周に光路を形成
し、この光路内に直線偏波光を通過させることになる。
【0003】光路の構成手段として、近時、小型化や軽
量化が達成できる光ファイバを電流センサとする構造が
開発されていて、例えば、その一例が、特開昭62−1
61059号公報に開示されている。ところで、このよ
うな構成の光変流器をガス絶縁式開閉装置に採用する
と、密閉容器の外部に設置された光源や受信回路と、密
閉容器の内部に設置された電流センサとの間で光の送受
信を行なうことになるので、密閉容器の壁に対して光を
貫通させることが必要になる。
量化が達成できる光ファイバを電流センサとする構造が
開発されていて、例えば、その一例が、特開昭62−1
61059号公報に開示されている。ところで、このよ
うな構成の光変流器をガス絶縁式開閉装置に採用する
と、密閉容器の外部に設置された光源や受信回路と、密
閉容器の内部に設置された電流センサとの間で光の送受
信を行なうことになるので、密閉容器の壁に対して光を
貫通させることが必要になる。
【0004】この場合に、貫通部分に要求される性能と
しては、密閉容器の気密性が確保されること、光の結合
が安定していること、光の伝送損失が少ないことなどが
挙げられる。このような要求を満たす光の貫通手段とし
て、例えば、1991年株式会社島津製作所発行の「島
津評論」第48巻第4号には、複数のレンズとガラス板
および複数のOリングを用いた構造の気密性アダプタが
提案されている。
しては、密閉容器の気密性が確保されること、光の結合
が安定していること、光の伝送損失が少ないことなどが
挙げられる。このような要求を満たす光の貫通手段とし
て、例えば、1991年株式会社島津製作所発行の「島
津評論」第48巻第4号には、複数のレンズとガラス板
および複数のOリングを用いた構造の気密性アダプタが
提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公知文献
に示されている気密性アダプタは、複数のレンズとガラ
ス板および複数のOリングの組合せで構成されているの
で、構造が複雑になっていた。また、この公知文献に示
されてる気密性アダプタは、マルチモードの光ファイバ
同士の結合を対象としているので、レンズ系を結合部分
に使用している。
に示されている気密性アダプタは、複数のレンズとガラ
ス板および複数のOリングの組合せで構成されているの
で、構造が複雑になっていた。また、この公知文献に示
されてる気密性アダプタは、マルチモードの光ファイバ
同士の結合を対象としているので、レンズ系を結合部分
に使用している。
【0006】ところが、例えば、上述した如きガス絶縁
式開閉装置における電流測定用のセンサは、偏波面を保
持しなければならないので、単一モード光ファイバが使
用されるが、このような単一モード光ファイバ同士を結
合させる際に、結合部分にレンズ系を使用すると、単一
モード光ファイバのコア径が非常に小さいので、レンズ
系との光軸合わせが難しく、非常に手間がかかる。
式開閉装置における電流測定用のセンサは、偏波面を保
持しなければならないので、単一モード光ファイバが使
用されるが、このような単一モード光ファイバ同士を結
合させる際に、結合部分にレンズ系を使用すると、単一
モード光ファイバのコア径が非常に小さいので、レンズ
系との光軸合わせが難しく、非常に手間がかかる。
【0007】しかも、このような光軸合わせが十分にで
きたとしても、周囲の環境条件の変動などにより、光軸
が僅かにズレた場合などには、電流センサの機能が損な
われることになり、経時的な耐久性にも問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、レンズ系を用い
ることなく、簡単に単一モード光ファイバを密閉容器に
貫通設置することができる気密性アダプタを提供するこ
とにある。また、別の目的として、伝送損失が少なく、
耐久性に優れた気密性アダプタを提供することにある。
きたとしても、周囲の環境条件の変動などにより、光軸
が僅かにズレた場合などには、電流センサの機能が損な
われることになり、経時的な耐久性にも問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、レンズ系を用い
ることなく、簡単に単一モード光ファイバを密閉容器に
貫通設置することができる気密性アダプタを提供するこ
とにある。また、別の目的として、伝送損失が少なく、
耐久性に優れた気密性アダプタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、金属皮膜がコーティングされた単一モー
ド光ファイバと、前記単一モード光ファイバの挿通孔が
形成されたフランジ部とを有し、前記挿通孔内に前記単
一モード光ファイバを挿通して、前記金属皮膜と前記フ
ランジ部とを密封固着し、密閉容器の壁面に設けられた
貫通孔内に前記単一モード光ファイバの一端側を挿通し
た状態で、前記貫通孔を覆うようにシール材を介して前
記フランジ部を固設することを特徴とする。前記密封固
着は、ハンダや銀鑞などの鑞付け固着とすることができ
る。また、この鑞付け固着は、前記単一モード光ファイ
バを前記挿通孔内に挿入した状態で、ハンダや銀鑞など
の鑞付け材料を溶融させて、前記挿通孔の内周面と前記
金属皮膜の外周面との間に充填することで行なえる。前
記密閉容器は、SF6 がスが封入されたガス絶縁式開閉
装置用のものであり、前記単一モード光ファイバの一端
を前記密閉容器内の導体の外周に周回するように設けら
れた単一モード光ファイバ製の光センサと接続すること
ができる。
め、本発明は、金属皮膜がコーティングされた単一モー
ド光ファイバと、前記単一モード光ファイバの挿通孔が
形成されたフランジ部とを有し、前記挿通孔内に前記単
一モード光ファイバを挿通して、前記金属皮膜と前記フ
ランジ部とを密封固着し、密閉容器の壁面に設けられた
貫通孔内に前記単一モード光ファイバの一端側を挿通し
た状態で、前記貫通孔を覆うようにシール材を介して前
記フランジ部を固設することを特徴とする。前記密封固
着は、ハンダや銀鑞などの鑞付け固着とすることができ
る。また、この鑞付け固着は、前記単一モード光ファイ
バを前記挿通孔内に挿入した状態で、ハンダや銀鑞など
の鑞付け材料を溶融させて、前記挿通孔の内周面と前記
金属皮膜の外周面との間に充填することで行なえる。前
記密閉容器は、SF6 がスが封入されたガス絶縁式開閉
装置用のものであり、前記単一モード光ファイバの一端
を前記密閉容器内の導体の外周に周回するように設けら
れた単一モード光ファイバ製の光センサと接続すること
ができる。
【0009】
【作用】上記構成の気密性アダプタによれば、金属皮膜
がコーティングされた単一モード光ファイバと、中央部
に単一モード光ファイバの挿通孔が形成されたフランジ
部とを有し、挿通孔内に単一モード光ファイバを挿通し
て、金属皮膜とフランジ部とを密封固着し、密閉容器に
設けられた貫通孔内に単一モード光ファイバの一端側を
挿通した状態で、貫通孔を覆うようにシール材を介して
フランジ部を固設するので、金属皮膜とフランジ部との
間の気密性が鑞付けなどの密封固着により確保されると
ともに、シール材によりフランジ部と密閉容器壁面との
間の気密性が確保され、しかも、レンズ系を使用するこ
となく密閉容器に対して光ファイバを貫通させることが
できる。また、本発明の気密性アダプタによれば、単一
モード光ファイバを直接密閉容器に対して貫通させるの
で、レンズ系を使用した場合のように、面倒な光軸合わ
せが不要になり、この部分での伝送損失の増大を回避す
ることもできる。
がコーティングされた単一モード光ファイバと、中央部
に単一モード光ファイバの挿通孔が形成されたフランジ
部とを有し、挿通孔内に単一モード光ファイバを挿通し
て、金属皮膜とフランジ部とを密封固着し、密閉容器に
設けられた貫通孔内に単一モード光ファイバの一端側を
挿通した状態で、貫通孔を覆うようにシール材を介して
フランジ部を固設するので、金属皮膜とフランジ部との
間の気密性が鑞付けなどの密封固着により確保されると
ともに、シール材によりフランジ部と密閉容器壁面との
間の気密性が確保され、しかも、レンズ系を使用するこ
となく密閉容器に対して光ファイバを貫通させることが
できる。また、本発明の気密性アダプタによれば、単一
モード光ファイバを直接密閉容器に対して貫通させるの
で、レンズ系を使用した場合のように、面倒な光軸合わ
せが不要になり、この部分での伝送損失の増大を回避す
ることもできる。
【0010】
【実施例】以下本発明の好適な実施例について添附図面
を参照して詳細に説明する。図1から図3は、本発明に
かかる気密性アダプタの一実施例を示している。同図に
示す気密性アダプタ10は、本発明をガス絶縁式開閉装
置(GIS)に適用した場合を示している。ガス絶縁式
開閉装置(GIS)は、SF6 ガスが封入された中空円
筒状の密閉容器12を有していて、その内部に電流が流
れる導体14が設けられている。
を参照して詳細に説明する。図1から図3は、本発明に
かかる気密性アダプタの一実施例を示している。同図に
示す気密性アダプタ10は、本発明をガス絶縁式開閉装
置(GIS)に適用した場合を示している。ガス絶縁式
開閉装置(GIS)は、SF6 ガスが封入された中空円
筒状の密閉容器12を有していて、その内部に電流が流
れる導体14が設けられている。
【0011】気密性アダプタ10は、導体14に流れて
いる電流を測定する光変流器16の一部を構成するもの
であって、光変流器16は、導体14の外周を周回する
ようにして、密閉容器12の内周面に沿って配置された
単一モード光ファイバで構成された電流センサ18と、
この電流センサ18の端部に設置された光学接続箱20
と、密閉容器12の外部に設置された電子回路部22と
から概略構成されている。
いる電流を測定する光変流器16の一部を構成するもの
であって、光変流器16は、導体14の外周を周回する
ようにして、密閉容器12の内周面に沿って配置された
単一モード光ファイバで構成された電流センサ18と、
この電流センサ18の端部に設置された光学接続箱20
と、密閉容器12の外部に設置された電子回路部22と
から概略構成されている。
【0012】密閉容器12には、その外周壁面の一端に
中空円筒状のフランジ24が一体的に突設され、フラン
ジ24の開口端は、ボルトナットの締結によりフランジ
24に固設される円板状の蓋板26により閉止されてお
り、蓋板26の中心には、貫通孔27が穿設されてい
る。光学接続箱20内には、光変流器16の構成部品で
ある偏光子,検光子,レンズ,プリズムなどの光学系部
品が収納されていて、この光学接続箱20は、密閉容器
12の内部と連通したフランジ24内に設置されてい
る。
中空円筒状のフランジ24が一体的に突設され、フラン
ジ24の開口端は、ボルトナットの締結によりフランジ
24に固設される円板状の蓋板26により閉止されてお
り、蓋板26の中心には、貫通孔27が穿設されてい
る。光学接続箱20内には、光変流器16の構成部品で
ある偏光子,検光子,レンズ,プリズムなどの光学系部
品が収納されていて、この光学接続箱20は、密閉容器
12の内部と連通したフランジ24内に設置されてい
る。
【0013】電子回路部22は、例えば、フォトダイオ
ードからなる2個の受光素子28と、半導体レーザーや
スーパールミネセントダイオードなどからなる光源30
と、受光素子28と電気的に接続された信号処理回路3
2とから構成されている。気密性アダプタ10は、図2
にその詳細を示すように、この実施例では、フランジ部
34と、2本のマルチモード光ファイバ36と、1本の
単一モード光ファイバ38と、シールリング40を有し
ている。フランジ部34は、蓋板26に貫通形成された
貫通孔27の外径よりも大きな円板状のものであって、
その外周側にボルト41の取付孔42が複数設けられて
おり、この取付孔42に対応して蓋板26には、複数の
ネジ孔26aが設けられている。
ードからなる2個の受光素子28と、半導体レーザーや
スーパールミネセントダイオードなどからなる光源30
と、受光素子28と電気的に接続された信号処理回路3
2とから構成されている。気密性アダプタ10は、図2
にその詳細を示すように、この実施例では、フランジ部
34と、2本のマルチモード光ファイバ36と、1本の
単一モード光ファイバ38と、シールリング40を有し
ている。フランジ部34は、蓋板26に貫通形成された
貫通孔27の外径よりも大きな円板状のものであって、
その外周側にボルト41の取付孔42が複数設けられて
おり、この取付孔42に対応して蓋板26には、複数の
ネジ孔26aが設けられている。
【0014】また、フランジ部34には、中央部その軸
方向に貫通する3個の挿通孔43が穿設されており、こ
の挿通孔43の内径は、光ファイバ36,38の外径よ
りも大きくなっている。各挿通孔43の開口端には、そ
れぞれ外方に開口したざぐり部43aが形成されてい
て、非常に脆い光ファイバ36,38の固着作業が容易
にできるように配慮している。
方向に貫通する3個の挿通孔43が穿設されており、こ
の挿通孔43の内径は、光ファイバ36,38の外径よ
りも大きくなっている。各挿通孔43の開口端には、そ
れぞれ外方に開口したざぐり部43aが形成されてい
て、非常に脆い光ファイバ36,38の固着作業が容易
にできるように配慮している。
【0015】シールリング40は、例えば、Oリングで
あって、取付孔42の内周側に配置される。単一モード
光ファイバ38は、電子回路部22の光源30から発射
された光を光学接続箱20内の偏光子を介して電流セン
サ18の一端に導入するものであって、気密性アダプタ
10の近傍で光コネクタ44を介して接続されている。
あって、取付孔42の内周側に配置される。単一モード
光ファイバ38は、電子回路部22の光源30から発射
された光を光学接続箱20内の偏光子を介して電流セン
サ18の一端に導入するものであって、気密性アダプタ
10の近傍で光コネクタ44を介して接続されている。
【0016】マルチモード光ファイバ36は、電流セン
サ18を周回するようにして通過した光を光学接続箱2
0内の検光子やプリズムを介して、受光素子28に導出
するものであって、気密性アダプタ10の近傍で光コネ
クタ44を介して接続されている。なお、各光ファイバ
36,38同士の接続は、光コネクタ44による接続だ
けでなく、例えば、端部同士を鏡面加工して融着接続し
てもよい。
サ18を周回するようにして通過した光を光学接続箱2
0内の検光子やプリズムを介して、受光素子28に導出
するものであって、気密性アダプタ10の近傍で光コネ
クタ44を介して接続されている。なお、各光ファイバ
36,38同士の接続は、光コネクタ44による接続だ
けでなく、例えば、端部同士を鏡面加工して融着接続し
てもよい。
【0017】各光ファイバ36,38は、図3にその一
部を拡大して示すように、金属皮膜46がコーティング
されている。この金属皮膜46は、例えば、光ファイバ
36,38の外周に施されている紫外線硬化樹脂膜48
の上、または、この樹脂膜48を部分的に除去して光フ
ァイバ36,38に外周に直接コーティングすることか
できる。
部を拡大して示すように、金属皮膜46がコーティング
されている。この金属皮膜46は、例えば、光ファイバ
36,38の外周に施されている紫外線硬化樹脂膜48
の上、または、この樹脂膜48を部分的に除去して光フ
ァイバ36,38に外周に直接コーティングすることか
できる。
【0018】また、より実用的には、樹脂膜48を部分
的に除去して光ファイバ36,38に外周に無電解メッ
キ法,真空蒸着法,スパッタリング法,イオンメッキ法
などにより、数μm以下程度の薄膜を形成し、この薄膜
の上に電気メッキ法で所定厚みの金属膜を形成する。金
属皮膜46は、例えば、銅,ニッケル,金,銀などの鑞
付け可能な金属材料が選択され、金属皮膜46部の長さ
は、この実施例では、フランジ部34の厚みの略2倍程
度の長さになっている。
的に除去して光ファイバ36,38に外周に無電解メッ
キ法,真空蒸着法,スパッタリング法,イオンメッキ法
などにより、数μm以下程度の薄膜を形成し、この薄膜
の上に電気メッキ法で所定厚みの金属膜を形成する。金
属皮膜46は、例えば、銅,ニッケル,金,銀などの鑞
付け可能な金属材料が選択され、金属皮膜46部の長さ
は、この実施例では、フランジ部34の厚みの略2倍程
度の長さになっている。
【0019】金属皮膜46がコーティングされた光ファ
イバ36,38は、各挿通孔43内に挿入され、各光フ
ァイバ36,38の金属皮膜46と挿通孔43の内周面
との間にハンダや銀鑞などの鑞材を溶融して充填,固化
させることにより、各光ファイバ36,38とフランジ
部34との固着が行なわれる。光ファイバ36,38が
鑞付けにより固着されたフランジ部34は、蓋板26に
設けられた貫通孔27内に光ファイバ36,38の一端
側が挿通するようにして、一方の光コネクタ44で各光
ファイバ36,38同士を接続し、蓋板26の表面とフ
ランジ部34の裏面との間にシールリング40を介装し
て、ボルト42をネジ孔26aに螺着して締め付けるこ
とにより、フランジ部34が蓋板26に固設される。
イバ36,38は、各挿通孔43内に挿入され、各光フ
ァイバ36,38の金属皮膜46と挿通孔43の内周面
との間にハンダや銀鑞などの鑞材を溶融して充填,固化
させることにより、各光ファイバ36,38とフランジ
部34との固着が行なわれる。光ファイバ36,38が
鑞付けにより固着されたフランジ部34は、蓋板26に
設けられた貫通孔27内に光ファイバ36,38の一端
側が挿通するようにして、一方の光コネクタ44で各光
ファイバ36,38同士を接続し、蓋板26の表面とフ
ランジ部34の裏面との間にシールリング40を介装し
て、ボルト42をネジ孔26aに螺着して締め付けるこ
とにより、フランジ部34が蓋板26に固設される。
【0020】そして、他方の光コネクタ44で光ファイ
バ36,38同士の接続を行なうと、光変流器16の設
置が完了し、電流センサ18内を通過する光のファラデ
ー回転から導体14を流れる電流の測定が行なわれる。
この場合、本実施例の気密性アダプタ10では、金属皮
膜46がコーティングされた単一モード光ファイバ38
と、中央部に単一モード光ファイバ38の挿通孔43が
形成されたフランジ部34とを有し、挿通孔43内に単
一モード光ファイバ38を挿通して、金属皮膜34とフ
ランジ部34とを鑞付け固着し、密閉容器12の蓋板2
6に設けられた貫通孔27内に単一モード光ファイバ3
8の一端側を挿通した状態で、貫通孔27を覆うように
シールリング40を介してフランジ部34を固設するの
で、金属皮膜46とフランジ部26との間の気密性が鑞
付け固着により確保されるとともに、シールリング40
によりフランジ部34と密閉容器12との間の気密性が
確保され、しかも、レンズ系を使用することなく密閉容
器12に対して光ファイバを貫通させることができる。
バ36,38同士の接続を行なうと、光変流器16の設
置が完了し、電流センサ18内を通過する光のファラデ
ー回転から導体14を流れる電流の測定が行なわれる。
この場合、本実施例の気密性アダプタ10では、金属皮
膜46がコーティングされた単一モード光ファイバ38
と、中央部に単一モード光ファイバ38の挿通孔43が
形成されたフランジ部34とを有し、挿通孔43内に単
一モード光ファイバ38を挿通して、金属皮膜34とフ
ランジ部34とを鑞付け固着し、密閉容器12の蓋板2
6に設けられた貫通孔27内に単一モード光ファイバ3
8の一端側を挿通した状態で、貫通孔27を覆うように
シールリング40を介してフランジ部34を固設するの
で、金属皮膜46とフランジ部26との間の気密性が鑞
付け固着により確保されるとともに、シールリング40
によりフランジ部34と密閉容器12との間の気密性が
確保され、しかも、レンズ系を使用することなく密閉容
器12に対して光ファイバを貫通させることができる。
【0021】また、本実施例の場合には、光ファイバ3
6,38の金属皮膜46の外周面と挿通孔43の内周面
との間に鑞付け固着が行なわれているので、フランジ部
34の軸方向の全長と周方向の全周とが密封固着となっ
ていて、充分な気密性が得られるとともに、各光ファイ
バ36,38を強固にフランジ部34に保持させること
ができる。
6,38の金属皮膜46の外周面と挿通孔43の内周面
との間に鑞付け固着が行なわれているので、フランジ部
34の軸方向の全長と周方向の全周とが密封固着となっ
ていて、充分な気密性が得られるとともに、各光ファイ
バ36,38を強固にフランジ部34に保持させること
ができる。
【0022】さらに、本発明の気密性アダプタ10によ
れば、単一モード光ファイバ38を直接密閉容器12に
対して貫通させるので、レンズ系を使用した場合のよう
に、面倒な光軸合わせが不要になり、この部分での伝送
損失の増大を回避することもできる。なお、上記実施例
では、密閉容器12にフランジ24を設け、このフラン
ジ24を閉止する蓋板26に気密性アダプタ10を取り
付けた場合を例示したが、本発明の実施はこれに限定さ
れることはなく、例えば、密閉容器12の壁面に貫通孔
を穿設し、この孔を塞ぐようにして気密性アダブタ10
を直接取付ることもできる。
れば、単一モード光ファイバ38を直接密閉容器12に
対して貫通させるので、レンズ系を使用した場合のよう
に、面倒な光軸合わせが不要になり、この部分での伝送
損失の増大を回避することもできる。なお、上記実施例
では、密閉容器12にフランジ24を設け、このフラン
ジ24を閉止する蓋板26に気密性アダプタ10を取り
付けた場合を例示したが、本発明の実施はこれに限定さ
れることはなく、例えば、密閉容器12の壁面に貫通孔
を穿設し、この孔を塞ぐようにして気密性アダブタ10
を直接取付ることもできる。
【0023】また、上記実施例では、本発明をSF6 ガ
スが封入されたガス絶縁式開閉装置(GIS)の密閉容
器12に使用した場合を例示したが、本発明は、これに
限定されることはなく、他の密閉容器にも使用すること
ができる。さらに、上記実施例では、単一モード光ファ
イバ36,38をフランジ部34に鑞付け固着した場合
を例示したが、この方法は、複数ないしは多数のモード
の光を伝播させる光ファイバに適用することも勿論可能
であり、また、有効である。
スが封入されたガス絶縁式開閉装置(GIS)の密閉容
器12に使用した場合を例示したが、本発明は、これに
限定されることはなく、他の密閉容器にも使用すること
ができる。さらに、上記実施例では、単一モード光ファ
イバ36,38をフランジ部34に鑞付け固着した場合
を例示したが、この方法は、複数ないしは多数のモード
の光を伝播させる光ファイバに適用することも勿論可能
であり、また、有効である。
【0024】
【発明の効果】以上、実施例で詳細に説明したように、
本発明にかかる気密性アダプタによれば、レンズ系を介
在させることなく、単一モード光ファイバを密閉容器に
対して貫通させることができるので、レンズ系との非常
に面倒な光軸合わせが不要になる。また、この光軸合わ
せが不要になるので、周囲の環境条件の変動などによ
り、電流センサの機能が損なわれる恐れもなく、経時的
な耐久性も有している。
本発明にかかる気密性アダプタによれば、レンズ系を介
在させることなく、単一モード光ファイバを密閉容器に
対して貫通させることができるので、レンズ系との非常
に面倒な光軸合わせが不要になる。また、この光軸合わ
せが不要になるので、周囲の環境条件の変動などによ
り、電流センサの機能が損なわれる恐れもなく、経時的
な耐久性も有している。
【図1】本発明にかかる気密性アダプタの使用例を示す
全体配置説明図である。
全体配置説明図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】本発明の気密性アダプタに使用する光ファイバ
の要部側面図である。
の要部側面図である。
10 気密性アダプタ 12 密閉容器 16 光変流器 34 フランジ部 36 マルチモード光ファイバ 38 単一モード光ファイバ 40 シールリング 43 挿通孔 46 金属皮膜
Claims (4)
- 【請求項1】 金属皮膜がコーティングされた単一モー
ド光ファイバと、 前記単一モード光ファイバの挿通孔が形成されたフラン
ジ部とを有し、 前記挿通孔内に前記単一モード光ファイバを挿通して、
前記金属皮膜と前記フランジ部とを密封固着し、密閉容
器に設けられた貫通孔内に前記単一モード光ファイバの
一端側を挿通した状態で、前記貫通孔を覆うようにシー
ル材を介して前記フランジ部を固設することを特徴とす
る気密性光アダプタ。 - 【請求項2】 前記密封固着が、ハンダや銀鑞などの鑞
付け固着からなることを特徴とする請求項1記載の気密
性光アダプタ。 - 【請求項3】 前記鑞付け固着は、前記単一モード光フ
ァイバを前記挿通孔内に挿入した状態で、ハンダや銀鑞
などの鑞付け材料を溶融させて、前記挿通孔の内周面と
前記金属皮膜の外周面との間に充填することを特徴とす
る請求項2記載の気密性アダプタ。 - 【請求項4】 前記密閉容器は、SF6 がスが封入され
たガス絶縁式開閉装置用のものであり、前記単一モード
光ファイバの一端を前記密閉容器内の導体の外周に周回
するように設けられた単一モード光ファイバ製の光セン
サと接続することを特徴とする請求項1から3のいずれ
か1項に記載の気密性アダプタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1810395A JPH08211232A (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | 気密性光アダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1810395A JPH08211232A (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | 気密性光アダプタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08211232A true JPH08211232A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=11962300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1810395A Pending JPH08211232A (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | 気密性光アダプタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08211232A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2375187A (en) * | 2001-02-02 | 2002-11-06 | Schlumberger Holdings | Gasket sealed feedthrough of metal coated optic fibre |
| JP2004125846A (ja) * | 2002-09-30 | 2004-04-22 | Totoku Electric Co Ltd | 光ファイバコイル、光ファイバセンサ及びその製造方法 |
| WO2011142483A1 (ja) | 2010-05-13 | 2011-11-17 | 株式会社日本Aeパワーシステムズ | ガス絶縁機器用光変流器 |
| CN106641259A (zh) * | 2016-12-15 | 2017-05-10 | 西南技术物理研究所 | 一种双层密封结构及密封方法 |
-
1995
- 1995-02-06 JP JP1810395A patent/JPH08211232A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2375187A (en) * | 2001-02-02 | 2002-11-06 | Schlumberger Holdings | Gasket sealed feedthrough of metal coated optic fibre |
| GB2375187B (en) * | 2001-02-02 | 2003-07-30 | Schlumberger Holdings | Light paths for providing optical communication between first and second zones that are sealed from each other |
| US6959140B2 (en) | 2001-02-02 | 2005-10-25 | Schlumberger Technology Corporation | Light path |
| JP2004125846A (ja) * | 2002-09-30 | 2004-04-22 | Totoku Electric Co Ltd | 光ファイバコイル、光ファイバセンサ及びその製造方法 |
| WO2011142483A1 (ja) | 2010-05-13 | 2011-11-17 | 株式会社日本Aeパワーシステムズ | ガス絶縁機器用光変流器 |
| CN102893166A (zh) * | 2010-05-13 | 2013-01-23 | 株式会社日立制作所 | 气体绝缘设备用光变流器 |
| US9116176B2 (en) | 2010-05-13 | 2015-08-25 | Hitachi, Ltd. | Optical current transformer for gas-insulated apparatus |
| CN106641259A (zh) * | 2016-12-15 | 2017-05-10 | 西南技术物理研究所 | 一种双层密封结构及密封方法 |
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