JPH08211332A - 立体映像再生装置 - Google Patents
立体映像再生装置Info
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- JPH08211332A JPH08211332A JP7017228A JP1722895A JPH08211332A JP H08211332 A JPH08211332 A JP H08211332A JP 7017228 A JP7017228 A JP 7017228A JP 1722895 A JP1722895 A JP 1722895A JP H08211332 A JPH08211332 A JP H08211332A
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- Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、立体撮像装置によって得られる映
像の有効な融像範囲を確保すると共に、眼の疲労感等を
軽減する立体映像再生装置を提供する。 【構成】 両眼視差を利用して立体映像を得るものであ
って、再生映像を見るときの適正な輻輳角を判断するた
めの適正輻輳角判断手段31と、適正と判断された輻輳
角に基づいて左右の映像の相対的再生位置を制御する制
御手段32、33とを具備し、左右の映像の相対的再生
位置の制御が液晶表示部における映像情報の書き始め位
置を制御することによりなされる。
像の有効な融像範囲を確保すると共に、眼の疲労感等を
軽減する立体映像再生装置を提供する。 【構成】 両眼視差を利用して立体映像を得るものであ
って、再生映像を見るときの適正な輻輳角を判断するた
めの適正輻輳角判断手段31と、適正と判断された輻輳
角に基づいて左右の映像の相対的再生位置を制御する制
御手段32、33とを具備し、左右の映像の相対的再生
位置の制御が液晶表示部における映像情報の書き始め位
置を制御することによりなされる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、立体映像再生装置、
詳しくは両眼視差を利用して立体映像を得る立体映像再
生装置に関するものである。
詳しくは両眼視差を利用して立体映像を得る立体映像再
生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年において、立体映像を得るために撮
像装置の一対の光学系を並べて配設し、それぞれの光学
系によって得られる映像をそれぞれ独立させて左右の眼
に対して再生するようにしたもの、いわゆる、両眼視差
を利用して立体映像を得るようにした立体撮像装置およ
び立体映像再生装置について、種々の提案がなされてい
る。
像装置の一対の光学系を並べて配設し、それぞれの光学
系によって得られる映像をそれぞれ独立させて左右の眼
に対して再生するようにしたもの、いわゆる、両眼視差
を利用して立体映像を得るようにした立体撮像装置およ
び立体映像再生装置について、種々の提案がなされてい
る。
【0003】上記立体映像再生装置は、上記立体撮像装
置によって撮像された左右それぞれの映像を、左右の眼
に対して独立させて再生するようにしたものであって、
例えば、ヘッド・マウンテッド・ディスプレイ(Head M
ounted Display;以下、HMDと言う。)や、液晶シャ
ッタ眼鏡方式、もしくは、偏光眼鏡方式等のものがあ
る。そして、上記立体撮像装置を用いて撮像された映像
を、上記立体映像再生装置によって再生することで、立
体映像の鑑賞を行なうことができるようにしたものであ
る。
置によって撮像された左右それぞれの映像を、左右の眼
に対して独立させて再生するようにしたものであって、
例えば、ヘッド・マウンテッド・ディスプレイ(Head M
ounted Display;以下、HMDと言う。)や、液晶シャ
ッタ眼鏡方式、もしくは、偏光眼鏡方式等のものがあ
る。そして、上記立体撮像装置を用いて撮像された映像
を、上記立体映像再生装置によって再生することで、立
体映像の鑑賞を行なうことができるようにしたものであ
る。
【0004】ここで、上記立体映像再生装置によって再
生される立体映像の見え方は、上記立体撮像装置による
撮像状態や、上記立体映像再生装置による再生状態等に
よって変化することとなる。
生される立体映像の見え方は、上記立体撮像装置による
撮像状態や、上記立体映像再生装置による再生状態等に
よって変化することとなる。
【0005】そこで、良好な立体映像を得るためには、
上記立体撮像装置の一対の光学系の光軸のなす角度が、
観察者が対象物を直接肉眼で見たときの眼の輻輳角と一
致し(両眼輻輳)、また、上記立体映像再生装置におい
て再生される立体映像が結像される位置、即ち、虚像位
置が、実際の対象物までの距離(観察者の眼の焦点位
置)と同じ位置に結像するようにする等の設定が必要で
ある。
上記立体撮像装置の一対の光学系の光軸のなす角度が、
観察者が対象物を直接肉眼で見たときの眼の輻輳角と一
致し(両眼輻輳)、また、上記立体映像再生装置におい
て再生される立体映像が結像される位置、即ち、虚像位
置が、実際の対象物までの距離(観察者の眼の焦点位
置)と同じ位置に結像するようにする等の設定が必要で
ある。
【0006】つまり、良好な立体映像とは、上記立体映
像再生装置によって再生される立体映像が、観察者が対
象物を直接肉眼で見た場合と同じ像となるように、即
ち、肉眼視に近い状態で再生されるようになっている場
合をいう。
像再生装置によって再生される立体映像が、観察者が対
象物を直接肉眼で見た場合と同じ像となるように、即
ち、肉眼視に近い状態で再生されるようになっている場
合をいう。
【0007】ところで、観察者がその左右の両眼によっ
て対象物を観察する場合、即ち、両眼輻輳視を行なう場
合においては、注視を行なう対象物の位置によって、左
右両眼をそれぞれの光軸中心より内側に寄せる状態とす
る「寄り眼」の場合と、左右両眼をそれぞれの光軸中心
より外側に寄せる状態とする「拡散眼」の場合とがあ
り、注視する対象物を立体的に観察することができる範
囲、即ち、融像範囲には限界がある。
て対象物を観察する場合、即ち、両眼輻輳視を行なう場
合においては、注視を行なう対象物の位置によって、左
右両眼をそれぞれの光軸中心より内側に寄せる状態とす
る「寄り眼」の場合と、左右両眼をそれぞれの光軸中心
より外側に寄せる状態とする「拡散眼」の場合とがあ
り、注視する対象物を立体的に観察することができる範
囲、即ち、融像範囲には限界がある。
【0008】また、立体撮像装置側においては、立体映
像を得るために配置されている一対の光学系について、
その焦点距離を長くする程、また、上記一対の光学系の
光軸交点が上記立体撮像装置側に近接している程、そし
て、上記一対の光学系の間隔、即ち、基線長を長くする
程、良好な立体映像を得ることができる範囲、即ち、融
像範囲が狭くなる傾向がある。
像を得るために配置されている一対の光学系について、
その焦点距離を長くする程、また、上記一対の光学系の
光軸交点が上記立体撮像装置側に近接している程、そし
て、上記一対の光学系の間隔、即ち、基線長を長くする
程、良好な立体映像を得ることができる範囲、即ち、融
像範囲が狭くなる傾向がある。
【0009】なお、融像範囲の限界を超えた場合、つま
り、非融像範囲内に対象物が存在する場合においては、
観察者はその対象物を立体的に観察することができず
に、例えば、二重像となってしまうこととなる。
り、非融像範囲内に対象物が存在する場合においては、
観察者はその対象物を立体的に観察することができず
に、例えば、二重像となってしまうこととなる。
【0010】従って、観察者にとっては、融像範囲内の
対象物と、非融像範囲内にあって二重像となってしまう
対象物の映像とが混在することとなり、このような場合
には、極めて見苦しい映像となってしまうこととなる。
対象物と、非融像範囲内にあって二重像となってしまう
対象物の映像とが混在することとなり、このような場合
には、極めて見苦しい映像となってしまうこととなる。
【0011】ここで、図11は、一対の光学系の光軸が
交差するように設定された立体撮像装置によって両眼輻
輳視による撮像が行なわれる場合の対象物と、立体映像
再生装置における再生映像の関係を示す図である。
交差するように設定された立体撮像装置によって両眼輻
輳視による撮像が行なわれる場合の対象物と、立体映像
再生装置における再生映像の関係を示す図である。
【0012】図11に示すように、立体撮像装置の一対
の光学系、即ち、左側カメラ部101Lと右側カメラ部
101Rとは、人間の眼幅と略等しい間隔(基線長A)
で並べて配置されており、そのそれぞれの光軸は距離L
だけ離れた位置において交差するように設定されてい
る。そして、上記立体撮像装置によって得られた映像
は、立体映像再生装置の左右独立して設けられているL
CD等からなる一対の液晶表示部102L,102Rに
おいて再生されるようになっている。なお、この液晶表
示部102L,102Rは、上記基線長Aと同じ間隔に
配置されており、また、液晶表示部の輻輳角は無い状態
にセットされている。
の光学系、即ち、左側カメラ部101Lと右側カメラ部
101Rとは、人間の眼幅と略等しい間隔(基線長A)
で並べて配置されており、そのそれぞれの光軸は距離L
だけ離れた位置において交差するように設定されてい
る。そして、上記立体撮像装置によって得られた映像
は、立体映像再生装置の左右独立して設けられているL
CD等からなる一対の液晶表示部102L,102Rに
おいて再生されるようになっている。なお、この液晶表
示部102L,102Rは、上記基線長Aと同じ間隔に
配置されており、また、液晶表示部の輻輳角は無い状態
にセットされている。
【0013】上記立体撮像装置によって得られた映像を
上記立体映像再生装置の液晶表示部102L,102R
において再生表示した場合には、上記立体撮像装置の一
対の光学系の光軸交点上に位置する対象物103(図1
1においては、「○」によって示す。)の像は、上記立
体映像再生装置の液晶表示部102L,102R上にお
いて、その表示画面の中央部に結像されるようになって
いる。つまり、この対象物103の左右それぞれの映像
は、これを観察する観察者の両眼の眼幅と一致する位置
に結像され、観察者は、上記左右の再生映像を左右両眼
によって平行視により観察することとなる。
上記立体映像再生装置の液晶表示部102L,102R
において再生表示した場合には、上記立体撮像装置の一
対の光学系の光軸交点上に位置する対象物103(図1
1においては、「○」によって示す。)の像は、上記立
体映像再生装置の液晶表示部102L,102R上にお
いて、その表示画面の中央部に結像されるようになって
いる。つまり、この対象物103の左右それぞれの映像
は、これを観察する観察者の両眼の眼幅と一致する位置
に結像され、観察者は、上記左右の再生映像を左右両眼
によって平行視により観察することとなる。
【0014】また、上記立体撮像装置の光学系の光軸交
点までの距離Lよりも手前側に位置する対象物104
(図11においては、「△」によって示す。)の像は、
上記立体映像再生装置の液晶表示部102L、102R
上において、その表示画面の中央よりも内側に結像され
るので、この対象物104を観察する観察者の両眼は
「寄り眼」傾向となる。
点までの距離Lよりも手前側に位置する対象物104
(図11においては、「△」によって示す。)の像は、
上記立体映像再生装置の液晶表示部102L、102R
上において、その表示画面の中央よりも内側に結像され
るので、この対象物104を観察する観察者の両眼は
「寄り眼」傾向となる。
【0015】そして、上記立体撮像装置の一対の光学系
の光軸交点までの距離Lよりも後方に位置する対象物1
05(図11においては、「□」によって示す。)の像
は、上記立体映像再生装置の液晶表示部102L,10
2R上において、その表示画面の中央よりも外側に結像
されるので、この対象物105を観察する観察者の両眼
は「拡散眼」傾向となる。
の光軸交点までの距離Lよりも後方に位置する対象物1
05(図11においては、「□」によって示す。)の像
は、上記立体映像再生装置の液晶表示部102L,10
2R上において、その表示画面の中央よりも外側に結像
されるので、この対象物105を観察する観察者の両眼
は「拡散眼」傾向となる。
【0016】従って、上記「寄り眼」もしくは「拡散
眼」によって行なうことのできる限界によって、上記対
象物103〜105が、それぞれ立体映像として結像す
ることのできる範囲、即ち、融像範囲が決定されること
となる。
眼」によって行なうことのできる限界によって、上記対
象物103〜105が、それぞれ立体映像として結像す
ることのできる範囲、即ち、融像範囲が決定されること
となる。
【0017】なお、上記立体映像再生装置の一対の液晶
表示部102L,102Rにそれぞれの映像を再生した
場合において、これらの液晶表示部102L,102R
の中央部に対象物(103等)の像が結像する際の観察
者の眼の輻輳角を角度0°(0度)とすると、上記液晶
表示部102L,102Rの中央から内側寄りに対象物
(104等)の像が結像されて「寄り眼」状態となる場
合を「+(プラス)」側とし、また、上記液晶表示部1
02L,102Rの中央から外側寄りに対象物(105
等)の像が結像される「拡散眼」状態となる場合を「−
(マイナス)」側とする。
表示部102L,102Rにそれぞれの映像を再生した
場合において、これらの液晶表示部102L,102R
の中央部に対象物(103等)の像が結像する際の観察
者の眼の輻輳角を角度0°(0度)とすると、上記液晶
表示部102L,102Rの中央から内側寄りに対象物
(104等)の像が結像されて「寄り眼」状態となる場
合を「+(プラス)」側とし、また、上記液晶表示部1
02L,102Rの中央から外側寄りに対象物(105
等)の像が結像される「拡散眼」状態となる場合を「−
(マイナス)」側とする。
【0018】そして、観察者の左右の眼の光軸と「寄り
眼」状態の場合の液晶表示部102L,102R上の対
象物の像(104L,104R等)の結像位置とのなす
角度を、それぞれ+θ(プラス・シータ)L,+θ(プ
ラス・シータ)Rとし、また、観察者の左右の眼の光軸
と「拡散眼」状態の場合の液晶表示部102L,102
R上の対象物の像(105L,105R等)の結像位置
とのなす角度を−α(マイナス・アルファ)L,−α
(マイナス・アルファ)Rとすると、一般的な人間が一
瞬のうちに融像することのできる範囲、つまり、融像範
囲は本出願人が行なった実験結果によれば、角度−2°
(マイナス2度)〜+6°(プラス6度)の範囲内とな
る。
眼」状態の場合の液晶表示部102L,102R上の対
象物の像(104L,104R等)の結像位置とのなす
角度を、それぞれ+θ(プラス・シータ)L,+θ(プ
ラス・シータ)Rとし、また、観察者の左右の眼の光軸
と「拡散眼」状態の場合の液晶表示部102L,102
R上の対象物の像(105L,105R等)の結像位置
とのなす角度を−α(マイナス・アルファ)L,−α
(マイナス・アルファ)Rとすると、一般的な人間が一
瞬のうちに融像することのできる範囲、つまり、融像範
囲は本出願人が行なった実験結果によれば、角度−2°
(マイナス2度)〜+6°(プラス6度)の範囲内とな
る。
【0019】なお、上記融像範囲の角度−2°〜+6°
は一般的な人間の融像範囲であって、例えば、融像範囲
が「寄り眼」側に広い人や、また、「拡散眼」側に広い
人が存在するように、上記融像範囲には個人差があり、
また、その融像範囲の中心値もそれぞれ異なるものとな
る。
は一般的な人間の融像範囲であって、例えば、融像範囲
が「寄り眼」側に広い人や、また、「拡散眼」側に広い
人が存在するように、上記融像範囲には個人差があり、
また、その融像範囲の中心値もそれぞれ異なるものとな
る。
【0020】従って、上記融像範囲の個人差によって、
すべての人に共通する融像範囲は極めて狭いものとなっ
てしまうので、観察者によっては再生された映像を無理
に融像させるようにしており、このような場合には、眼
に負担を強いることとなるので、疲労感等の原因となる
場合が考えられる。
すべての人に共通する融像範囲は極めて狭いものとなっ
てしまうので、観察者によっては再生された映像を無理
に融像させるようにしており、このような場合には、眼
に負担を強いることとなるので、疲労感等の原因となる
場合が考えられる。
【0021】つまり、個々人が最もリラックスできる最
適な融像範囲が、各人それぞれにおいて存在することと
なるので、各個々人に対応する融像範囲内において、映
像の再生を行なうようにすれば、観察者の眼に負担を強
いることもなく、疲労感等を軽減することができること
となる。
適な融像範囲が、各人それぞれにおいて存在することと
なるので、各個々人に対応する融像範囲内において、映
像の再生を行なうようにすれば、観察者の眼に負担を強
いることもなく、疲労感等を軽減することができること
となる。
【0022】そこで、良好な立体映像を得るために、例
えば、特開平6−235885号公報によって開示され
ている立体映像表示装置は、輻輳位置(立体撮像装置の
一対の光学系の光軸交点)に虚像の結像位置を一致させ
るために、観察者の左右両眼の視線方向の変化を検知し
て、映像を表示する映像表示(再生)装置の位置と、映
像表示装置に表示される映像を虚像として拡大結像させ
る光学系の位置との少なくとも一方を、観察者の左右両
眼の輻輳角に合わせて制御するようにしたものであっ
て、これにより、良好な立体映像を再生し、観察者の眼
の負担を軽減するようにしたものである。
えば、特開平6−235885号公報によって開示され
ている立体映像表示装置は、輻輳位置(立体撮像装置の
一対の光学系の光軸交点)に虚像の結像位置を一致させ
るために、観察者の左右両眼の視線方向の変化を検知し
て、映像を表示する映像表示(再生)装置の位置と、映
像表示装置に表示される映像を虚像として拡大結像させ
る光学系の位置との少なくとも一方を、観察者の左右両
眼の輻輳角に合わせて制御するようにしたものであっ
て、これにより、良好な立体映像を再生し、観察者の眼
の負担を軽減するようにしたものである。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開平
6−235885号公報に開示されている手段によれ
ば、映像表示装置の位置、もしくは、映像表示装置に表
示された映像を虚像として空間に拡大結像させる光学系
の、少なくとも一方を制御駆動手段によって駆動するよ
うにしているので、複雑な駆動機構や、観察者の視線方
向の変化を検知するための検知手段等を設ける必要があ
り、映像表示(再生)装置自体が大型化してしまうと共
に、高価なものになってしまうという問題点がある。
6−235885号公報に開示されている手段によれ
ば、映像表示装置の位置、もしくは、映像表示装置に表
示された映像を虚像として空間に拡大結像させる光学系
の、少なくとも一方を制御駆動手段によって駆動するよ
うにしているので、複雑な駆動機構や、観察者の視線方
向の変化を検知するための検知手段等を設ける必要があ
り、映像表示(再生)装置自体が大型化してしまうと共
に、高価なものになってしまうという問題点がある。
【0024】本発明の目的は、上記従来の問題点を解決
するためになされたものであり、立体撮像装置によって
得られる立体映像の有効な融像範囲を確保すると共に、
融像範囲の個人差によって生じる観察者の眼の疲労感等
を軽減することのできる立体映像再生装置を提供するに
ある。
するためになされたものであり、立体撮像装置によって
得られる立体映像の有効な融像範囲を確保すると共に、
融像範囲の個人差によって生じる観察者の眼の疲労感等
を軽減することのできる立体映像再生装置を提供するに
ある。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明による立体映像再
生装置は、両眼視差を利用して立体映像を得るものであ
って、再生映像を見るときの輻輳角を設定するために輻
輳角に関する情報を選択する選択手段と、選択された輻
輳角に関する情報に基づいて左右の映像の相対的再生位
置を制御する制御手段とを具備したことを特徴とし、ま
た、両眼視差を利用して立体映像を得るものであって、
再生映像を見るときの適正な輻輳角を判断するための適
正輻輳角判断手段と、適正と判断された輻輳角に基づい
て左右の映像の相対的再生位置を制御する制御手段とを
具備したことを特徴とする。
生装置は、両眼視差を利用して立体映像を得るものであ
って、再生映像を見るときの輻輳角を設定するために輻
輳角に関する情報を選択する選択手段と、選択された輻
輳角に関する情報に基づいて左右の映像の相対的再生位
置を制御する制御手段とを具備したことを特徴とし、ま
た、両眼視差を利用して立体映像を得るものであって、
再生映像を見るときの適正な輻輳角を判断するための適
正輻輳角判断手段と、適正と判断された輻輳角に基づい
て左右の映像の相対的再生位置を制御する制御手段とを
具備したことを特徴とする。
【0026】そして、左右の映像を再生するための液晶
表示部を有し、左右の映像の相対的再生位置の制御が液
晶表示部における映像情報の書き始め位置を制御するこ
とによりなされることを特徴とする。
表示部を有し、左右の映像の相対的再生位置の制御が液
晶表示部における映像情報の書き始め位置を制御するこ
とによりなされることを特徴とする。
【0027】
【作用】再生映像を見るときの輻輳角を設定するために
選択手段によって輻輳角に関する情報を選択し、この選
択手段によって選択された輻輳角に関する情報に基づい
て、制御手段によって左右の映像の相対的再生位置を制
御する。
選択手段によって輻輳角に関する情報を選択し、この選
択手段によって選択された輻輳角に関する情報に基づい
て、制御手段によって左右の映像の相対的再生位置を制
御する。
【0028】また、再生映像を見るときの適正な輻輳角
を適正輻輳角判断手段によって判断し、この適正輻輳角
判断手段によって適正と判断された輻輳角に基づいて、
制御手段によって左右の映像の相対的再生位置を制御す
る。
を適正輻輳角判断手段によって判断し、この適正輻輳角
判断手段によって適正と判断された輻輳角に基づいて、
制御手段によって左右の映像の相対的再生位置を制御す
る。
【0029】そして、上記左右の映像の相対的再生位置
の制御は、左右の映像を再生するための液晶表示部にお
ける映像情報の書き始め位置を制御することによりなさ
れる。
の制御は、左右の映像を再生するための液晶表示部にお
ける映像情報の書き始め位置を制御することによりなさ
れる。
【0030】
【実施例】以下、図に基づいて本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明の一実施例の立体撮像装置および立
体映像再生装置を使用するシステムの概略を示す図であ
る。なお、この一実施例は、立体撮像装置および立体映
像再生装置を使用して装置等の遠隔操作を行なうように
するシステムの例示であるが、上記立体撮像装置および
立体映像再生装置を、他の用途、例えば、一般的な立体
映像の撮像および鑑賞用として適用してもよい。
る。図1は、本発明の一実施例の立体撮像装置および立
体映像再生装置を使用するシステムの概略を示す図であ
る。なお、この一実施例は、立体撮像装置および立体映
像再生装置を使用して装置等の遠隔操作を行なうように
するシステムの例示であるが、上記立体撮像装置および
立体映像再生装置を、他の用途、例えば、一般的な立体
映像の撮像および鑑賞用として適用してもよい。
【0031】図1に示すように、この一実施例において
は、遠隔操作を行なう装置等である、例えば、土木作業
用機械上等に上記立体撮像装置11が配設されている。
この立体撮像装置11は、その光学系の光軸を略平行に
並べて配設された一対のレンズ部を有する左右カメラ部
と、映像処理回路部、カメラ操作用回路部等からなる装
置側のトランスミッタ部12等によって構成されてい
る。
は、遠隔操作を行なう装置等である、例えば、土木作業
用機械上等に上記立体撮像装置11が配設されている。
この立体撮像装置11は、その光学系の光軸を略平行に
並べて配設された一対のレンズ部を有する左右カメラ部
と、映像処理回路部、カメラ操作用回路部等からなる装
置側のトランスミッタ部12等によって構成されてい
る。
【0032】一方、上記遠隔操作を行なう装置等の操作
者(鑑賞者)側においては、映像受信部、操作指令送信
部等からなるトランスミッタ部13と、システム全体の
操作を行なう操作盤15と、立体映像再生装置であるH
MD14等が配設されている。
者(鑑賞者)側においては、映像受信部、操作指令送信
部等からなるトランスミッタ部13と、システム全体の
操作を行なう操作盤15と、立体映像再生装置であるH
MD14等が配設されている。
【0033】そして、上記立体撮像装置11によって得
られた立体映像は、上記トランスミッタ部12内の映像
処理回路部等において処理されて、上記操作者側のトラ
ンスミッタ部13の映像受信部に対して、例えば、無線
等の手段により送信され、この操作者側のトランスミッ
タ部13の映像受信部によって受信された信号は、この
トランスミッタ部13と、例えば、ケーブル等によって
接続されている上記HMD14に送られるようになって
いる。
られた立体映像は、上記トランスミッタ部12内の映像
処理回路部等において処理されて、上記操作者側のトラ
ンスミッタ部13の映像受信部に対して、例えば、無線
等の手段により送信され、この操作者側のトランスミッ
タ部13の映像受信部によって受信された信号は、この
トランスミッタ部13と、例えば、ケーブル等によって
接続されている上記HMD14に送られるようになって
いる。
【0034】そして、上述のようにして受信された映像
信号を、上記HMD14によって左右の両眼に独立させ
て再生することによって、両眼視差を利用して立体映像
を得ることができるようになっており、上記遠隔操作を
行なう装置等の操作者は、上記HMD14によって再生
される立体映像を見ながら、上記操作盤15を操作する
ことにで、該装置等や上記立体撮像装置11等の遠隔操
作を行なうことができるようになっている。
信号を、上記HMD14によって左右の両眼に独立させ
て再生することによって、両眼視差を利用して立体映像
を得ることができるようになっており、上記遠隔操作を
行なう装置等の操作者は、上記HMD14によって再生
される立体映像を見ながら、上記操作盤15を操作する
ことにで、該装置等や上記立体撮像装置11等の遠隔操
作を行なうことができるようになっている。
【0035】図2は、本発明の一実施例の立体撮像装置
の概略を示す断面図である。
の概略を示す断面図である。
【0036】図2に示すように、この立体撮像装置11
は、それぞれ右眼用カメラ部11Rおよび左眼用カメラ
部11Lとからなっており、それぞれまったく同一の光
学系によって構成されている。
は、それぞれ右眼用カメラ部11Rおよび左眼用カメラ
部11Lとからなっており、それぞれまったく同一の光
学系によって構成されている。
【0037】即ち、上記右眼用カメラ部11Rは右眼用
レンズ部1Rを有し、また、上記左眼用カメラ部11L
は左眼用レンズ部1Lを有している。そして、上記右眼
用レンズ部1Rおよび左眼用レンズ部1Lは、それぞれ
一定の間隔に、かつ、一致した高さとなるように設定さ
れている。
レンズ部1Rを有し、また、上記左眼用カメラ部11L
は左眼用レンズ部1Lを有している。そして、上記右眼
用レンズ部1Rおよび左眼用レンズ部1Lは、それぞれ
一定の間隔に、かつ、一致した高さとなるように設定さ
れている。
【0038】上記右眼用レンズ部1Rおよび左眼用レン
ズ部1Lは、1群レンズ部3R,3L、2群レンズ(ズ
ーム)部4R,4L、アイリス部5R,5L、3群レン
ズ部6R,6L、4群レンズ(フォーカス)部7R,7
L、フィルタ(ローパスフィルタ、赤外線カットフィル
タ)8R,8L等によって構成されている。
ズ部1Lは、1群レンズ部3R,3L、2群レンズ(ズ
ーム)部4R,4L、アイリス部5R,5L、3群レン
ズ部6R,6L、4群レンズ(フォーカス)部7R,7
L、フィルタ(ローパスフィルタ、赤外線カットフィル
タ)8R,8L等によって構成されている。
【0039】そして、上記右眼用レンズ部1Rおよび左
眼用レンズ部1Lの後方の結像位置において、例えば、
CCD等からなる右眼用撮像素子2Rおよび左眼用撮像
素子2Lがそれぞれ配設されており、その構成は一般的
なビデオ・ムービー等と同様のものからなっている。
眼用レンズ部1Lの後方の結像位置において、例えば、
CCD等からなる右眼用撮像素子2Rおよび左眼用撮像
素子2Lがそれぞれ配設されており、その構成は一般的
なビデオ・ムービー等と同様のものからなっている。
【0040】また、上記右眼用カメラ部11Rおよび左
眼用カメラ部11Lは、それぞれ上記トランスミッタ部
12内の映像処理回路部等と、例えば、ケーブル等によ
って電気的に接続されている。
眼用カメラ部11Lは、それぞれ上記トランスミッタ部
12内の映像処理回路部等と、例えば、ケーブル等によ
って電気的に接続されている。
【0041】さらに、上記右眼用カメラ部11Rおよび
左眼用カメラ部11Lの一方もしくは両方を、各カメラ
部11R,11Lの光学系の光軸が交差するように駆動
させるための駆動機構等が設けられている。この駆動機
構等によって、いわゆる、両眼輻輳視による撮像が行な
われるようになっていると共に、上記各カメラ部11
R,11Lを互いに平行になる位置に駆動させること
で、いわゆる、平行視による撮像も行なうことができる
ようになっている。なお、上記駆動機構等は、一般的な
周知の手段によるものとして、その説明および図示は省
略するものとする。
左眼用カメラ部11Lの一方もしくは両方を、各カメラ
部11R,11Lの光学系の光軸が交差するように駆動
させるための駆動機構等が設けられている。この駆動機
構等によって、いわゆる、両眼輻輳視による撮像が行な
われるようになっていると共に、上記各カメラ部11
R,11Lを互いに平行になる位置に駆動させること
で、いわゆる、平行視による撮像も行なうことができる
ようになっている。なお、上記駆動機構等は、一般的な
周知の手段によるものとして、その説明および図示は省
略するものとする。
【0042】次に、上述の図1において説明した立体映
像再生装置であるHMD14の構成について、図3およ
び図4によって以下に説明する。
像再生装置であるHMD14の構成について、図3およ
び図4によって以下に説明する。
【0043】図3は、上記一実施例の立体映像再生装置
である上記HMD14の概略を示す断面図であり、図4
は、上記HMD14の概略を示す斜視図である。このH
MD14は、上記右眼用カメラ部11Rによって撮像さ
れた右眼用の映像と、上記左眼用カメラ部11Lによっ
て撮像された左眼用の映像とを、それぞれ独立させて再
生することにより立体映像を得るようにしたものであ
る。
である上記HMD14の概略を示す断面図であり、図4
は、上記HMD14の概略を示す斜視図である。このH
MD14は、上記右眼用カメラ部11Rによって撮像さ
れた右眼用の映像と、上記左眼用カメラ部11Lによっ
て撮像された左眼用の映像とを、それぞれ独立させて再
生することにより立体映像を得るようにしたものであ
る。
【0044】即ち、図3、図4に示すように、上記HM
D14には、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)等か
らなる右眼用液晶表示部21Rと、同様の部材からなる
左眼用液晶表示部21Lとがそれぞれ設けられている。
D14には、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)等か
らなる右眼用液晶表示部21Rと、同様の部材からなる
左眼用液晶表示部21Lとがそれぞれ設けられている。
【0045】上記右眼用液晶表示部21Rおよび左眼用
液晶表示部21Lは、人間の眼幅である約70mmの間
隔を有して配置されており、また、上記右眼用液晶表示
部21Rおよび左眼用液晶表示部21Lの、それぞれの
後方には、上記各液晶表示部21R,21Lに表示され
た映像を虚像として空間に拡大結像させるための光学系
である右眼用接眼レンズ22Rおよび左眼用接眼レンズ
22Lがそれぞれ配設されている。
液晶表示部21Lは、人間の眼幅である約70mmの間
隔を有して配置されており、また、上記右眼用液晶表示
部21Rおよび左眼用液晶表示部21Lの、それぞれの
後方には、上記各液晶表示部21R,21Lに表示され
た映像を虚像として空間に拡大結像させるための光学系
である右眼用接眼レンズ22Rおよび左眼用接眼レンズ
22Lがそれぞれ配設されている。
【0046】そして、上記立体映像再生装置の液晶表示
部21R,21Lは、その有効表示範囲に対して、再生
する映像表示範囲が若干小さくなるように設定されてお
り、左右の映像の相対的再生位置の制御は、上記液晶表
示部21R,21Lにおける映像情報の書き始め位置を
CPU等からなる制御手段等によって行なわれ、観察者
の眼の光軸と直交する方向(図4においては、矢印X方
向。)に相対的に移動させるようにすることで、再生映
像を見るときの観察者の眼の輻輳角を変更することがで
きるようになっている。
部21R,21Lは、その有効表示範囲に対して、再生
する映像表示範囲が若干小さくなるように設定されてお
り、左右の映像の相対的再生位置の制御は、上記液晶表
示部21R,21Lにおける映像情報の書き始め位置を
CPU等からなる制御手段等によって行なわれ、観察者
の眼の光軸と直交する方向(図4においては、矢印X方
向。)に相対的に移動させるようにすることで、再生映
像を見るときの観察者の眼の輻輳角を変更することがで
きるようになっている。
【0047】即ち、図4に示すように、左右の液晶表示
部21R,21Lの中心に結像する左右の映像の相対的
再生位置をAR点およびAL点から、BR点およびBL
点へとそれぞれ移動させることで、再生映像を見るとき
の輻輳角θAを、輻輳角θBとすることができるように
なっている。
部21R,21Lの中心に結像する左右の映像の相対的
再生位置をAR点およびAL点から、BR点およびBL
点へとそれぞれ移動させることで、再生映像を見るとき
の輻輳角θAを、輻輳角θBとすることができるように
なっている。
【0048】図5は、上記一実施例の立体映像再生装置
の内、輻輳角を制御する部分の概略構成を示すブロック
構成図である。
の内、輻輳角を制御する部分の概略構成を示すブロック
構成図である。
【0049】図5に示すように、上記一実施例の立体映
像再生装置においては、再生映像を見るときの輻輳角を
設定するため、輻輳角に関する情報を選択する選択手段
31と、選択手段31により選択された情報に基づき設
定すべき輻輳角を演算し設定命令を出す輻輳角演算・設
定命令手段32と、輻輳角演算・設定命令手段32から
の命令を受けて、液晶表示部21R、21Lにおける映
像情報の書き始め位置を変更する、あるいは、液晶表示
部を左右に移動させる等の方法により液晶表示部21
L、21Rに写し出される左右の映像の相対的位置を調
節することにより輻輳角を設定する輻輳角設定手段33
とが設けられている。
像再生装置においては、再生映像を見るときの輻輳角を
設定するため、輻輳角に関する情報を選択する選択手段
31と、選択手段31により選択された情報に基づき設
定すべき輻輳角を演算し設定命令を出す輻輳角演算・設
定命令手段32と、輻輳角演算・設定命令手段32から
の命令を受けて、液晶表示部21R、21Lにおける映
像情報の書き始め位置を変更する、あるいは、液晶表示
部を左右に移動させる等の方法により液晶表示部21
L、21Rに写し出される左右の映像の相対的位置を調
節することにより輻輳角を設定する輻輳角設定手段33
とが設けられている。
【0050】また、選択手段31は適正輻輳角判断手段
としての機能も備えており、再生映像を見るときの適正
輻輳角を判断する。即ち、選択手段31は、HMD14
における虚像位置を観察者の眼の輻輳角の適正に合わせ
るために、再生映像を見るときの適正な輻輳角を判断
し、その判断情報を輻輳角演算・設定命令手段32に送
信するようになっている。
としての機能も備えており、再生映像を見るときの適正
輻輳角を判断する。即ち、選択手段31は、HMD14
における虚像位置を観察者の眼の輻輳角の適正に合わせ
るために、再生映像を見るときの適正な輻輳角を判断
し、その判断情報を輻輳角演算・設定命令手段32に送
信するようになっている。
【0051】ここで、輻輳角演算・設定命令手段32お
よび輻輳角設定手段33は左右の映像の相対的位置を制
御する制御手段の構成要素をなしている。
よび輻輳角設定手段33は左右の映像の相対的位置を制
御する制御手段の構成要素をなしている。
【0052】なお、輻輳角に関する情報を選択する選択
手段31は、必ずしも適正輻輳角を判断する機能を有し
ている必要はなく、その機能があるなしに拘らず観察者
は任意に再生映像を見るときの輻輳角を選択することが
できる。
手段31は、必ずしも適正輻輳角を判断する機能を有し
ている必要はなく、その機能があるなしに拘らず観察者
は任意に再生映像を見るときの輻輳角を選択することが
できる。
【0053】この場合の立体映像再生装置の構成例とし
て次のようなものを提案できる。
て次のようなものを提案できる。
【0054】即ち、操作者が任意に押すことができ、輻
輳角を選択するための外部スイッチがHMD14に設け
られている。そして、この外部スイッチを押すごとに輻
輳角変更の命令が輻輳角演算・設定命令手段32に伝達
されるようになっている。輻輳角は、標準状態であるリ
セット状態A、寄り眼状態B、拡散眼状態Cの3段階選
択が可能になっており、未だ外部スイッチを操作してい
ない初期段階ではリセット状態Aにあるが、スイッチを
一回押すと寄り眼状態Bに、もう一回押すと拡散眼状態
Cに、さらにもう一回押すとリセット状態Aに戻るとい
うように、外部スイッチを押すごとに順次輻輳角の状態
が切り替わるようになっている。
輳角を選択するための外部スイッチがHMD14に設け
られている。そして、この外部スイッチを押すごとに輻
輳角変更の命令が輻輳角演算・設定命令手段32に伝達
されるようになっている。輻輳角は、標準状態であるリ
セット状態A、寄り眼状態B、拡散眼状態Cの3段階選
択が可能になっており、未だ外部スイッチを操作してい
ない初期段階ではリセット状態Aにあるが、スイッチを
一回押すと寄り眼状態Bに、もう一回押すと拡散眼状態
Cに、さらにもう一回押すとリセット状態Aに戻るとい
うように、外部スイッチを押すごとに順次輻輳角の状態
が切り替わるようになっている。
【0055】その結果、外部スイッチの操作により所望
の輻輳角が選択されると、その情報が輻輳角演算・設定
命令手段32に伝達され、輻輳角演算・設定命令手段3
2は伝達された情報に基づき輻輳角設定手段33を制御
して、液晶表示部21R、21Lにおける映像情報の書
き始め位置を変更する等の方法により液晶表示部21
L、21R写し出される左右の映像の相対的位置を調節
する。
の輻輳角が選択されると、その情報が輻輳角演算・設定
命令手段32に伝達され、輻輳角演算・設定命令手段3
2は伝達された情報に基づき輻輳角設定手段33を制御
して、液晶表示部21R、21Lにおける映像情報の書
き始め位置を変更する等の方法により液晶表示部21
L、21R写し出される左右の映像の相対的位置を調節
する。
【0056】なお、上述した選択手段(適正輻輳角判断
手段)31や制御手段における必要な演算等の処理は、
中央演算処理装置(CPU)で行なうものとする。
手段)31や制御手段における必要な演算等の処理は、
中央演算処理装置(CPU)で行なうものとする。
【0057】このように構成された上記一実施例の立体
映像再生装置における適正な輻輳角を判断する際の動作
を、図6に示すフローチャートによって、以下に説明す
る。
映像再生装置における適正な輻輳角を判断する際の動作
を、図6に示すフローチャートによって、以下に説明す
る。
【0058】図6に示すように、まず、ステップS1に
おいて、電源がオン(ON)状態とされると、上記選択
手段(適正輻輳角判断手段)31によって、上記HMD
14の各液晶表示部21R,21L上にあらかじめ記録
されている映像がそれぞれ表示される。
おいて、電源がオン(ON)状態とされると、上記選択
手段(適正輻輳角判断手段)31によって、上記HMD
14の各液晶表示部21R,21L上にあらかじめ記録
されている映像がそれぞれ表示される。
【0059】このとき、上記各液晶表示部21R,21
L上に表示される映像は、上記立体撮像装置によって得
られた映像であって、同一の対象物に対して、同一の距
離において、段階的に立体撮像装置の一対の光学系の光
軸のなす角度を変更させて撮像を行なった映像である。
L上に表示される映像は、上記立体撮像装置によって得
られた映像であって、同一の対象物に対して、同一の距
離において、段階的に立体撮像装置の一対の光学系の光
軸のなす角度を変更させて撮像を行なった映像である。
【0060】つまり、上記立体撮像装置側の撮像条件を
変更して得た映像であり、立体撮像装置の一対の光学系
の光軸交点が、該立体撮像装置に近接する位置にある場
合(「拡散眼」状態)から、段階的に離間した位置にあ
る場合(「寄り眼」状態)まで、順次撮像した際の映像
である。
変更して得た映像であり、立体撮像装置の一対の光学系
の光軸交点が、該立体撮像装置に近接する位置にある場
合(「拡散眼」状態)から、段階的に離間した位置にあ
る場合(「寄り眼」状態)まで、順次撮像した際の映像
である。
【0061】そして、観察者は、上記立体映像再生装置
の液晶表示部21R,21Lに再生される、このような
映像を見ながら融像するか否かを、上記立体映像再生装
置上の、例えば、融像チェックボタン(図示せず)等に
よってチェックを行ない、選択手段(適正輻輳角判断手
段)31による適正な輻輳角が判断されることとなる。
の液晶表示部21R,21Lに再生される、このような
映像を見ながら融像するか否かを、上記立体映像再生装
置上の、例えば、融像チェックボタン(図示せず)等に
よってチェックを行ない、選択手段(適正輻輳角判断手
段)31による適正な輻輳角が判断されることとなる。
【0062】なお、図6に示すフローチャートにおいて
は、次のステップS2〜S7の処理において「拡散眼」
限界の判断を、また、ステップS8〜S12の処理にお
いては、「寄り眼」限界の判断を行なうようになってい
る。
は、次のステップS2〜S7の処理において「拡散眼」
限界の判断を、また、ステップS8〜S12の処理にお
いては、「寄り眼」限界の判断を行なうようになってい
る。
【0063】即ち、ステップS2において、再生画0
(ゼロ)番の映像が上記立体映像再生装置の液晶表示部
21R,21Lに再生され、この再生画0番の映像が、
観察者の眼に融像されると、観察者は、上記融像チェッ
クボタン(図示せず)等によってチェックを行ない、ス
テップS5の処理に進む一方、上記再生画0番が、観察
者の眼に融像されなかった場合には、観察者は、上記融
像チェックボタン(図示せず)等によって、その旨のチ
ェックを行ない、ステップS3の処理に進む。
(ゼロ)番の映像が上記立体映像再生装置の液晶表示部
21R,21Lに再生され、この再生画0番の映像が、
観察者の眼に融像されると、観察者は、上記融像チェッ
クボタン(図示せず)等によってチェックを行ない、ス
テップS5の処理に進む一方、上記再生画0番が、観察
者の眼に融像されなかった場合には、観察者は、上記融
像チェックボタン(図示せず)等によって、その旨のチ
ェックを行ない、ステップS3の処理に進む。
【0064】上記ステップS3において、再生画1番の
映像が上記立体映像再生装置の液晶表示部21R,21
Lに再生され、この再生画1番の映像が、観察者の眼に
融像されると、観察者は、同様にして、上記融像チェッ
クボタン(図示せず)等によってチェックを行ない、ス
テップS7の処理に進み、「拡散眼」限界α(R,L)
=2°(2度)であると判断されて、次のステップS8
の処理に進み、「寄り眼」限界の判断フローに移る一
方、上記再生画1番の映像が、観察者の眼に融像されな
かった場合には、ステップS4に進み、「不適正」であ
る旨の判断がなされる。なお、ここで「不適正」である
とは、上記選択手段(適正輻輳角判断手段)31によっ
ては、適正な輻輳角の判断は行なうことができないこと
を示す。
映像が上記立体映像再生装置の液晶表示部21R,21
Lに再生され、この再生画1番の映像が、観察者の眼に
融像されると、観察者は、同様にして、上記融像チェッ
クボタン(図示せず)等によってチェックを行ない、ス
テップS7の処理に進み、「拡散眼」限界α(R,L)
=2°(2度)であると判断されて、次のステップS8
の処理に進み、「寄り眼」限界の判断フローに移る一
方、上記再生画1番の映像が、観察者の眼に融像されな
かった場合には、ステップS4に進み、「不適正」であ
る旨の判断がなされる。なお、ここで「不適正」である
とは、上記選択手段(適正輻輳角判断手段)31によっ
ては、適正な輻輳角の判断は行なうことができないこと
を示す。
【0065】一方、上記ステップS2において再生画0
番の映像が融像し、上記ステップS5の処理に進むと、
このステップS5において、再生画−1(マイナス1)
番の映像が、上記立体映像再生装置の液晶表示部21
R,21Lに再生される。ここで、上記再生画−1(マ
イナス1)番の映像が、観察者の眼に融像されると、観
察者は、同様にして、上記融像チェックボタン(図示せ
ず)等によってチェックを行ない、次のステップS6の
処理に進む一方、上記再生画−1(マイナス1)番の映
像が、観察者の眼に融像されなかった場合には、ステッ
プS7の処理に進み、「拡散眼」限界α(R,L)=0
°(0度)であると判断されて、次のステップS8の処
理に進み、「寄り眼」限界の判断フローに移る。
番の映像が融像し、上記ステップS5の処理に進むと、
このステップS5において、再生画−1(マイナス1)
番の映像が、上記立体映像再生装置の液晶表示部21
R,21Lに再生される。ここで、上記再生画−1(マ
イナス1)番の映像が、観察者の眼に融像されると、観
察者は、同様にして、上記融像チェックボタン(図示せ
ず)等によってチェックを行ない、次のステップS6の
処理に進む一方、上記再生画−1(マイナス1)番の映
像が、観察者の眼に融像されなかった場合には、ステッ
プS7の処理に進み、「拡散眼」限界α(R,L)=0
°(0度)であると判断されて、次のステップS8の処
理に進み、「寄り眼」限界の判断フローに移る。
【0066】他方、上記ステップS5において、再生画
−1(マイナス1)番の映像が融像し、上記ステップS
6に進むと、このステップS6において、再生画−2
(マイナス2)番の映像が、同様にして、上記立体映像
再生装置の液晶表示部21R,21Lに再生される。こ
こで、上記再生画−2(マイナス2)番の映像が、観察
者の眼に融像された場合には、「拡散眼」限界α(R,
L)=−4°(マイナス4度)であると判断されて、次
のステップS8の処理に進み、「寄り眼」限界の判断フ
ローに移る一方、上記再生画−2(マイナス2)番の映
像が融像されなかった場合には、次のステップS7の処
理に進み、「拡散眼」限界α(R,L)=−2°(マイ
ナス2度)と判断されて、次のステップS8の処理に進
み、「寄り眼」限界の判断フローに移る。
−1(マイナス1)番の映像が融像し、上記ステップS
6に進むと、このステップS6において、再生画−2
(マイナス2)番の映像が、同様にして、上記立体映像
再生装置の液晶表示部21R,21Lに再生される。こ
こで、上記再生画−2(マイナス2)番の映像が、観察
者の眼に融像された場合には、「拡散眼」限界α(R,
L)=−4°(マイナス4度)であると判断されて、次
のステップS8の処理に進み、「寄り眼」限界の判断フ
ローに移る一方、上記再生画−2(マイナス2)番の映
像が融像されなかった場合には、次のステップS7の処
理に進み、「拡散眼」限界α(R,L)=−2°(マイ
ナス2度)と判断されて、次のステップS8の処理に進
み、「寄り眼」限界の判断フローに移る。
【0067】上記ステップS8において、再生画1番の
映像が、同様にして、上記立体映像再生装置の液晶表示
部21R,21Lに再生される。ここで、上記再生画1
番の映像が、観察者の眼に融像された場合には、観察者
は、同様にして、上記融像チェックボタン(図示せず)
等によってチェックを行ない、ステップS9の処理に進
む一方、上記再生画1番の映像が融像されなかった場合
には、観察者は、上記融像チェックボタン(図示せず)
等によって、その旨のチェックを行ない、ステップS1
2の処理に進み、「寄り眼」限界θ(R,L)=0°
(0度)であると判断される。
映像が、同様にして、上記立体映像再生装置の液晶表示
部21R,21Lに再生される。ここで、上記再生画1
番の映像が、観察者の眼に融像された場合には、観察者
は、同様にして、上記融像チェックボタン(図示せず)
等によってチェックを行ない、ステップS9の処理に進
む一方、上記再生画1番の映像が融像されなかった場合
には、観察者は、上記融像チェックボタン(図示せず)
等によって、その旨のチェックを行ない、ステップS1
2の処理に進み、「寄り眼」限界θ(R,L)=0°
(0度)であると判断される。
【0068】上記ステップS9の処理において、再生画
2番の映像が、同様にして、上記立体映像再生装置の液
晶表示部21R,21Lに再生される。ここで、上記再
生画2番の映像が、観察者の眼に融像された場合には、
ステップS10の処理に進む一方、上記再生画2番の映
像が融像されなかった場合には、ステップS12の処理
に進み、「寄り眼」限界θ(R,L)=2°(2度)で
あると判断される。
2番の映像が、同様にして、上記立体映像再生装置の液
晶表示部21R,21Lに再生される。ここで、上記再
生画2番の映像が、観察者の眼に融像された場合には、
ステップS10の処理に進む一方、上記再生画2番の映
像が融像されなかった場合には、ステップS12の処理
に進み、「寄り眼」限界θ(R,L)=2°(2度)で
あると判断される。
【0069】上記ステップS10の処理において、再生
画3番の映像が、同様にして、上記立体映像再生装置の
液晶表示部21R,21Lに再生される。ここで、上記
再生画3番の映像が、観察者の眼に融像された場合に
は、ステップS11の処理に進む一方、上記再生画3番
の映像が融像されなかった場合には、ステップS12の
処理に進み、「寄り眼」限界θ(R,L)=4°(4
度)と判断される。
画3番の映像が、同様にして、上記立体映像再生装置の
液晶表示部21R,21Lに再生される。ここで、上記
再生画3番の映像が、観察者の眼に融像された場合に
は、ステップS11の処理に進む一方、上記再生画3番
の映像が融像されなかった場合には、ステップS12の
処理に進み、「寄り眼」限界θ(R,L)=4°(4
度)と判断される。
【0070】上記ステップS11の処理において、再生
画4番の映像が、同様にして、上記立体映像再生装置の
液晶表示部21R,21Lに再生される。ここで、上記
再生画4番の映像が、観察者の眼に融像された場合に
は、ステップS12の処理において、「寄り眼」限界θ
(R,L)=8°(8度)と判断される一方、上記再生
画4番の映像が融像されなかった場合には、上記ステッ
プS12の処理において、「寄り眼」限界θ(R,L)
=6°(6度)と判断される。
画4番の映像が、同様にして、上記立体映像再生装置の
液晶表示部21R,21Lに再生される。ここで、上記
再生画4番の映像が、観察者の眼に融像された場合に
は、ステップS12の処理において、「寄り眼」限界θ
(R,L)=8°(8度)と判断される一方、上記再生
画4番の映像が融像されなかった場合には、上記ステッ
プS12の処理において、「寄り眼」限界θ(R,L)
=6°(6度)と判断される。
【0071】このようにして、各個々人についての融像
範囲、即ち、「寄り眼」限界θ(R,L)、および、
「拡散眼」限界α(R,L)が、上記選択手段(適正輻
輳角判断手段)31によって判断される。
範囲、即ち、「寄り眼」限界θ(R,L)、および、
「拡散眼」限界α(R,L)が、上記選択手段(適正輻
輳角判断手段)31によって判断される。
【0072】そして、上述の図5に示すように、上記選
択手段(適正輻輳角判断手段)31によって、適正であ
ると判断された輻輳角、即ち、「寄り眼」限界θ(R,
L)、および、「拡散眼」限界α(R,L)のそれぞれ
の融像範囲の限界値が、上記輻輳角演算・設定命令手段
32へと送信され、この輻輳角演算・設定命令手段32
において、観察者の眼の輻輳角の適正値=(θ+α)/
2の演算がなされて、上記輻輳角指定手段33へ送信さ
れ、ここで輻輳角適正値=(θ+α)/2の値に基づい
て、左右の映像の相対的再生位置の制御、即ち、上記液
晶表示部21R,21Lにおける映像情報の書き始めの
位置の制御がなされる。
択手段(適正輻輳角判断手段)31によって、適正であ
ると判断された輻輳角、即ち、「寄り眼」限界θ(R,
L)、および、「拡散眼」限界α(R,L)のそれぞれ
の融像範囲の限界値が、上記輻輳角演算・設定命令手段
32へと送信され、この輻輳角演算・設定命令手段32
において、観察者の眼の輻輳角の適正値=(θ+α)/
2の演算がなされて、上記輻輳角指定手段33へ送信さ
れ、ここで輻輳角適正値=(θ+α)/2の値に基づい
て、左右の映像の相対的再生位置の制御、即ち、上記液
晶表示部21R,21Lにおける映像情報の書き始めの
位置の制御がなされる。
【0073】なお、上述の輻輳角の適正値=(θ+α)
/2は、「寄り眼」限界値θ(R,L)と「拡散眼」限
界値α(R,L)との平均値、即ち、融像範囲の中心値
とするものとする。
/2は、「寄り眼」限界値θ(R,L)と「拡散眼」限
界値α(R,L)との平均値、即ち、融像範囲の中心値
とするものとする。
【0074】ここで、上述したように、上記立体映像再
生装置の液晶表示部21R,21Lは、その有効表示範
囲(図7に示す斜線部分。)に対して、再生する映像表
示範囲(図8〜図10に示す斜線部分。)が若干小さく
なるように設定されており、左右の映像の相対的再生位
置の制御は、上記液晶表示部21R,21Lにおける映
像情報の書き始め位置を制御することによって行なわ
れ、観察者の眼の光軸と直交する方向(図4において、
矢印X方向)に移動させることで、再生映像を見るとき
の観察者の眼の輻輳角の適正に合わせるようになってい
る。
生装置の液晶表示部21R,21Lは、その有効表示範
囲(図7に示す斜線部分。)に対して、再生する映像表
示範囲(図8〜図10に示す斜線部分。)が若干小さく
なるように設定されており、左右の映像の相対的再生位
置の制御は、上記液晶表示部21R,21Lにおける映
像情報の書き始め位置を制御することによって行なわ
れ、観察者の眼の光軸と直交する方向(図4において、
矢印X方向)に移動させることで、再生映像を見るとき
の観察者の眼の輻輳角の適正に合わせるようになってい
る。
【0075】従って、例えば、輻輳角の適正値の指定を
「0度」とした場合には、図8に示すように、再生映像
の中央部を、上記液晶表示部21R,21Lの中央部に
一致させるように、上記液晶表示部21R,21Lにお
ける映像情報の書き始めの位置を制御することにより、
再生映像を見るときの適正な輻輳角となる。
「0度」とした場合には、図8に示すように、再生映像
の中央部を、上記液晶表示部21R,21Lの中央部に
一致させるように、上記液晶表示部21R,21Lにお
ける映像情報の書き始めの位置を制御することにより、
再生映像を見るときの適正な輻輳角となる。
【0076】また、輻輳角の適正値の指定を「+(プラ
ス)」側、即ち、「寄り眼」側とした場合には、図9に
示すように、再生映像の中央部を、それぞれ観察者の眼
の光軸より内側寄りとするように、上記液晶表示部21
R,21Lにおける映像情報の書き始めの位置を制御す
ることにより、再生映像を見るときの適正な輻輳角とな
る。
ス)」側、即ち、「寄り眼」側とした場合には、図9に
示すように、再生映像の中央部を、それぞれ観察者の眼
の光軸より内側寄りとするように、上記液晶表示部21
R,21Lにおける映像情報の書き始めの位置を制御す
ることにより、再生映像を見るときの適正な輻輳角とな
る。
【0077】そして、輻輳角の適正値の指定を「−(マ
イナス)」側、即ち、「拡散眼」側とした場合には、図
10に示すように、再生映像の中央部を、それぞれ観察
者の眼の光軸より外側寄りとするように、上記液晶表示
部21R,21Lにおける映像情報の書き始めの位置を
制御することにより、再生映像を見るときの適正な輻輳
角となる。なお、このとき、左右の液晶表示部21R,
21Lにおける再生映像は、それぞれ左右逆方向に、か
つ、均等に移動させるようにするものとする。
イナス)」側、即ち、「拡散眼」側とした場合には、図
10に示すように、再生映像の中央部を、それぞれ観察
者の眼の光軸より外側寄りとするように、上記液晶表示
部21R,21Lにおける映像情報の書き始めの位置を
制御することにより、再生映像を見るときの適正な輻輳
角となる。なお、このとき、左右の液晶表示部21R,
21Lにおける再生映像は、それぞれ左右逆方向に、か
つ、均等に移動させるようにするものとする。
【0078】なお、一般に観察者は寄り眼となる傾向に
あるので、液晶表示部21R、21Lを中央部が互いに
離間する方向、即ち、それぞれの液晶表示部を少し外側
にずらして配置するようにしてもよい。
あるので、液晶表示部21R、21Lを中央部が互いに
離間する方向、即ち、それぞれの液晶表示部を少し外側
にずらして配置するようにしてもよい。
【0079】このようにすれば、寄り眼側での制御範囲
を広くとれるので、液晶表示部(LCD)を効率よく使
用できる。
を広くとれるので、液晶表示部(LCD)を効率よく使
用できる。
【0080】以上説明したように、上記一実施例によれ
ば、両眼視差を利用して立体映像を得る立体映像再生装
置において、観察者の眼の輻輳角の適正に合わせて立体
映像再生装置の液晶表示部21R,21Lにおいて再生
する再生映像の輻輳角の指定を行なうようにしたので、
観察者の眼の疲労感等を軽減することができる。
ば、両眼視差を利用して立体映像を得る立体映像再生装
置において、観察者の眼の輻輳角の適正に合わせて立体
映像再生装置の液晶表示部21R,21Lにおいて再生
する再生映像の輻輳角の指定を行なうようにしたので、
観察者の眼の疲労感等を軽減することができる。
【0081】また、上記液晶表示部21R,21L上に
おいて映像情報の書き始め位置を変更するように制御す
ることで、輻輳角の変更を行なうようにしたので、上記
液晶表示部21R,21L等の構成部材を駆動させるこ
となく、機構を簡略化することができる。従って、上記
液晶表示部21R,21L等を駆動する駆動機構等を配
置する必要もなく、装置の簡略化と共に、立体映像再生
装置自体の小型化に寄与することができる。
おいて映像情報の書き始め位置を変更するように制御す
ることで、輻輳角の変更を行なうようにしたので、上記
液晶表示部21R,21L等の構成部材を駆動させるこ
となく、機構を簡略化することができる。従って、上記
液晶表示部21R,21L等を駆動する駆動機構等を配
置する必要もなく、装置の簡略化と共に、立体映像再生
装置自体の小型化に寄与することができる。
【0082】なお、上記一実施例においては、上記液晶
表示部21R,21Lへの映像情報の書き始め位置を、
左右逆方向に均等に移動させるようにしているが、左右
の液晶表示部21R,21Lへの映像情報の書き始め位
置を、独立させて構成することで、観察者の眼の適正な
輻輳角に合わせて、より見易い立体映像を得ることがで
きる。
表示部21R,21Lへの映像情報の書き始め位置を、
左右逆方向に均等に移動させるようにしているが、左右
の液晶表示部21R,21Lへの映像情報の書き始め位
置を、独立させて構成することで、観察者の眼の適正な
輻輳角に合わせて、より見易い立体映像を得ることがで
きる。
【0083】
【発明の効果】以上述べたように請求項1に記載の発明
によれば、選択された輻輳角に関する情報に基づいて左
右の映像の相対的再生位置を制御することができるの
で、融像範囲の個人差によって生じる観察者の眼の疲労
感を軽減することができる。
によれば、選択された輻輳角に関する情報に基づいて左
右の映像の相対的再生位置を制御することができるの
で、融像範囲の個人差によって生じる観察者の眼の疲労
感を軽減することができる。
【0084】請求項2に記載の発明によれば、適正輻輳
角判断手段によって、再生映像を見るときの適正な輻輳
角を判断できるので、観察者は容易に眼の疲労感の少な
い輻輳角を設定することができる。
角判断手段によって、再生映像を見るときの適正な輻輳
角を判断できるので、観察者は容易に眼の疲労感の少な
い輻輳角を設定することができる。
【0085】請求項3に記載の発明によれば、左右の映
像の相対的再生位置の制御は、液晶表示部における映像
情報の書き始め位置を制御することによりなされるよう
にしたので、例えば、液晶表示部を駆動する等の駆動機
構を必要とせず、小型化に寄与する立体映像再生装置を
提供することができる。
像の相対的再生位置の制御は、液晶表示部における映像
情報の書き始め位置を制御することによりなされるよう
にしたので、例えば、液晶表示部を駆動する等の駆動機
構を必要とせず、小型化に寄与する立体映像再生装置を
提供することができる。
【図1】本発明の第1実施例の立体撮像装置および立体
映像再生装置を使用するシステムの概略を示す図。
映像再生装置を使用するシステムの概略を示す図。
【図2】上記図1の立体撮像装置の概略を示す断面図。
【図3】上記図1の立体映像再生装置の概略を示す断面
図。
図。
【図4】上記図1の立体映像再生装置の概略を示す斜視
図。
図。
【図5】上記図1の立体映像再生装置の内、輻輳角を制
御する部分の概略構成を示すブロック構成図。
御する部分の概略構成を示すブロック構成図。
【図6】上記図1の立体映像再生装置における適正な輻
輳角を判断する際の動作を示すフローチャート。
輳角を判断する際の動作を示すフローチャート。
【図7】上記図1の立体映像再生装置の液晶表示部の有
効表示範囲を示す図。
効表示範囲を示す図。
【図8】上記図1の立体映像再生装置の液晶表示部の映
像表示範囲を示す図であって、輻輳角の適正値の指定を
「0度」とした場合の例示。
像表示範囲を示す図であって、輻輳角の適正値の指定を
「0度」とした場合の例示。
【図9】上記図1の立体映像再生装置の液晶表示部の映
像表示範囲を示す図であって、輻輳角の適正値の指定を
「+(プラス)」側とした場合の例示。
像表示範囲を示す図であって、輻輳角の適正値の指定を
「+(プラス)」側とした場合の例示。
【図10】上記図1の立体映像再生装置の液晶表示部の
映像表示範囲を示す図であって、輻輳角の適正値の指定
を「−(マイナス)」側とした場合の例示。
映像表示範囲を示す図であって、輻輳角の適正値の指定
を「−(マイナス)」側とした場合の例示。
【図11】一対の光学系の光軸が交差するように設定さ
れた立体撮像装置によって輻輳視による撮像が行なわれ
る場合の対象物と、立体映像再生装置における再生映像
の関係を示す図。
れた立体撮像装置によって輻輳視による撮像が行なわれ
る場合の対象物と、立体映像再生装置における再生映像
の関係を示す図。
1R……右眼用レンズ部 1L……左眼用レンズ部 2R……右眼用撮像素子 2L……左眼用撮像素子 11R,101R……右眼用カメラ部 11L,101L……左眼用カメラ部 11……立体撮像装置 12……トランスミッタ部(装置側) 13……トランスミッタ部(操作者、観察者側) 14……HMD(立体映像再生装置) 15……操作盤 21R……右眼用液晶表示部 21L……左眼用液晶表示部 22R……右眼用接眼レンズ 22L……左眼用接眼レンズ 31……輻輳角に関する情報選択手段(適正輻輳角判断
手段) 32……輻輳角演算・設定命令手段(制御手段) 33……輻輳角設定手段(制御手段)
手段) 32……輻輳角演算・設定命令手段(制御手段) 33……輻輳角設定手段(制御手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 両眼視差を利用して立体映像を得るも
のであって、 再生映像を見るときの輻輳角を設定するために輻輳角選
択手段と、 選択された輻輳角に関する情報に基づいて左右の映像の
相対的再生位置を制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする立体映像再生装置。 - 【請求項2】 両眼視差を利用して立体映像を得るも
のであって、 再生映像を見るときの適正な輻輳角を判断するための適
正輻輳角判断手段と、 適正と判断された輻輳角に基づいて左右の映像の相対的
再生位置を制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする立体映像再生装置。 - 【請求項3】 左右の映像を再生するための液晶表示
部を有し、左右の映像の相対的再生位置の制御が液晶表
示部における映像情報の書き始め位置を制御することに
よりなされる請求項1または請求項2に記載の立体映像
再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7017228A JPH08211332A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | 立体映像再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7017228A JPH08211332A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | 立体映像再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08211332A true JPH08211332A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=11938100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7017228A Withdrawn JPH08211332A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | 立体映像再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08211332A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6047633A (en) * | 1998-06-23 | 2000-04-11 | Khaytman; Yefim B. | Shish kebab rotisserie |
| EP2378347A1 (en) | 2010-04-08 | 2011-10-19 | Sony Corporation | Head mounted display and optical position adjustment method of the same |
| JP2012100761A (ja) * | 2010-11-08 | 2012-05-31 | Panasonic Corp | 立体視検査装置 |
| WO2014199598A1 (en) * | 2013-06-12 | 2014-12-18 | Seiko Epson Corporation | Head-mounted display device and control method of head-mounted display device |
| US9766453B2 (en) | 2010-08-18 | 2017-09-19 | Sony Corporation | Display apparatus |
| JP2018536300A (ja) * | 2016-08-31 | 2018-12-06 | 北京小米移動軟件有限公司Beijing Xiaomi Mobile Software Co.,Ltd. | バーチャルリアリティヘッドマウントディスプレイ機器ソフトウェアをテストする方法、装置、プログラム、及び記録媒体 |
-
1995
- 1995-02-03 JP JP7017228A patent/JPH08211332A/ja not_active Withdrawn
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6047633A (en) * | 1998-06-23 | 2000-04-11 | Khaytman; Yefim B. | Shish kebab rotisserie |
| US9709809B2 (en) | 2010-04-08 | 2017-07-18 | Sony Corporation | Head mounted display and optical position adjustment method of the same |
| US8907865B2 (en) | 2010-04-08 | 2014-12-09 | Sony Corporation | Head mounted display and optical position adjustment method of the same |
| US9201242B2 (en) | 2010-04-08 | 2015-12-01 | Sony Corporation | Head mounted display and optical position adjustment method of the same |
| US9569897B2 (en) | 2010-04-08 | 2017-02-14 | Sony Corporation | Head mounted display and optical position adjustment method of the same |
| EP2378347A1 (en) | 2010-04-08 | 2011-10-19 | Sony Corporation | Head mounted display and optical position adjustment method of the same |
| US9766453B2 (en) | 2010-08-18 | 2017-09-19 | Sony Corporation | Display apparatus |
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| WO2014199598A1 (en) * | 2013-06-12 | 2014-12-18 | Seiko Epson Corporation | Head-mounted display device and control method of head-mounted display device |
| CN104238119A (zh) * | 2013-06-12 | 2014-12-24 | 精工爱普生株式会社 | 头戴式显示装置以及头戴式显示装置的控制方法 |
| JP2014241523A (ja) * | 2013-06-12 | 2014-12-25 | セイコーエプソン株式会社 | 頭部装着型表示装置および頭部装着型表示装置の制御方法 |
| US9778469B2 (en) | 2013-06-12 | 2017-10-03 | Seiko Epson Corporation | Head-mounted display device and control method of head-mounted display device |
| JP2018536300A (ja) * | 2016-08-31 | 2018-12-06 | 北京小米移動軟件有限公司Beijing Xiaomi Mobile Software Co.,Ltd. | バーチャルリアリティヘッドマウントディスプレイ機器ソフトウェアをテストする方法、装置、プログラム、及び記録媒体 |
| US10178379B2 (en) | 2016-08-31 | 2019-01-08 | Beijing Xiaomi Mobile Software Co., Ltd. | Method and apparatus for testing virtual reality head display device |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |