JPH08211869A - 電子楽器 - Google Patents
電子楽器Info
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- JPH08211869A JPH08211869A JP7037728A JP3772895A JPH08211869A JP H08211869 A JPH08211869 A JP H08211869A JP 7037728 A JP7037728 A JP 7037728A JP 3772895 A JP3772895 A JP 3772895A JP H08211869 A JPH08211869 A JP H08211869A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ペダルの操作に従って、連続的に音色が変化
する電子楽器を提供すること。 【構成】 複数の音源回路11〜13から各音域の部分
楽音信号を発生させて、加算器17により合成すること
により、楽音信号を発生させる電子楽器において、ペダ
ル10と、ペダル踏み込み量を検出する手段8、9とを
備え、各音源回路11〜13は、キーオンに対応して、
ペダル踏み込み量に応じて部分楽音信号レベルがそれぞ
れ別個に変化する部分楽音信号を発生する。従ってペダ
ル踏み込み量に従って、音色が連続的に変化する。
する電子楽器を提供すること。 【構成】 複数の音源回路11〜13から各音域の部分
楽音信号を発生させて、加算器17により合成すること
により、楽音信号を発生させる電子楽器において、ペダ
ル10と、ペダル踏み込み量を検出する手段8、9とを
備え、各音源回路11〜13は、キーオンに対応して、
ペダル踏み込み量に応じて部分楽音信号レベルがそれぞ
れ別個に変化する部分楽音信号を発生する。従ってペダ
ル踏み込み量に従って、音色が連続的に変化する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鍵盤楽器に関し、特にペ
ダルの操作に対応して、音色が連続的に変化する電子楽
器に関するものである。
ダルの操作に対応して、音色が連続的に変化する電子楽
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアプライトピアノにおいては、ソ
フトペダルが設けられ、このソフトペダルを踏むと、フ
ェルトでできたマフラーが弦に当たり、ソフトな音色に
なるものがあった。またグランドピアノにおいては、ソ
フトペダルを踏むと鍵盤全体が移動し、弦に当たるハン
マーの位置が変化することによって音色が変化してい
た。一方、電子ピアノにおいては、ソフトペダルによっ
てスイッチを駆動し、このスイッチのオン/オフ情報に
従って、タッチ検出手段より得られるベロシティデータ
(押鍵速度情報)を修正し、例えばソフトペダルスイッ
チがオン状態の時にはベロシティデータが所定値以上に
ならないようにリミッタをかけ、所定の音色以上に明る
くならないように制限していた。
フトペダルが設けられ、このソフトペダルを踏むと、フ
ェルトでできたマフラーが弦に当たり、ソフトな音色に
なるものがあった。またグランドピアノにおいては、ソ
フトペダルを踏むと鍵盤全体が移動し、弦に当たるハン
マーの位置が変化することによって音色が変化してい
た。一方、電子ピアノにおいては、ソフトペダルによっ
てスイッチを駆動し、このスイッチのオン/オフ情報に
従って、タッチ検出手段より得られるベロシティデータ
(押鍵速度情報)を修正し、例えばソフトペダルスイッ
チがオン状態の時にはベロシティデータが所定値以上に
ならないようにリミッタをかけ、所定の音色以上に明る
くならないように制限していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記したような従来の
電子ピアノにおいては、スイッチのオン/オフによって
音色を制御していたので、ソフトペダルの操作によっ
て、アプライトピアノやグランドピアノのようなダイナ
ミックな音色変化を得ることができないという問題点が
あった。本発明の目的は、前記のような従来技術の問題
点を改良し、ペダルの操作に従って、連続的に音色が変
化する電子楽器を提供することにある。
電子ピアノにおいては、スイッチのオン/オフによって
音色を制御していたので、ソフトペダルの操作によっ
て、アプライトピアノやグランドピアノのようなダイナ
ミックな音色変化を得ることができないという問題点が
あった。本発明の目的は、前記のような従来技術の問題
点を改良し、ペダルの操作に従って、連続的に音色が変
化する電子楽器を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の部分楽
音信号発生手段から部分楽音信号を発生させて、合成手
段により合成することにより、楽音信号を発生させる電
子楽器において、ペダル手段と、ペダル踏み込み量を検
出する検出手段とを備え、部分楽音信号発生手段は、演
奏操作に対応して、ペダル踏み込み量に応じて信号レベ
ルが変化する部分楽音信号を発生することを特徴とす
る。
音信号発生手段から部分楽音信号を発生させて、合成手
段により合成することにより、楽音信号を発生させる電
子楽器において、ペダル手段と、ペダル踏み込み量を検
出する検出手段とを備え、部分楽音信号発生手段は、演
奏操作に対応して、ペダル踏み込み量に応じて信号レベ
ルが変化する部分楽音信号を発生することを特徴とす
る。
【0005】
【作用】本発明は、複数の部分楽音信号を発生させて合
成することにより、楽音信号を発生させる電子楽器にお
いて、ペダルの踏み込み量を検出し、演奏操作、即ち押
鍵に対応して、ペダル踏み込み量に応じて信号レベルが
変化する部分楽音信号を発生するようにしたので、例え
ば楽音信号中の明るい音色の成分を発生する部分楽音信
号の信号レベル、即ちエンベロープのレベルをペダル踏
み込み量によって制御し、たくさん踏み込むほどエンベ
ロープレベルを小さくすることによって、アプライトピ
アノやグランドピアノを模擬し、ペダル踏み込み量に応
じて音色を変化させることができる。
成することにより、楽音信号を発生させる電子楽器にお
いて、ペダルの踏み込み量を検出し、演奏操作、即ち押
鍵に対応して、ペダル踏み込み量に応じて信号レベルが
変化する部分楽音信号を発生するようにしたので、例え
ば楽音信号中の明るい音色の成分を発生する部分楽音信
号の信号レベル、即ちエンベロープのレベルをペダル踏
み込み量によって制御し、たくさん踏み込むほどエンベ
ロープレベルを小さくすることによって、アプライトピ
アノやグランドピアノを模擬し、ペダル踏み込み量に応
じて音色を変化させることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。図1は本発明が適用された電子楽器の回
路構成を示すブロック図である。CPU1は、ROM2
に格納されている制御プログラムに基づき、電子楽器全
体の制御を行う中央処理装置である。CPU1には、設
定された所定の周期でCPU1にタイマ割り込みをかけ
るタイマ回路が内蔵されている。ROM2にはプログラ
ムの他、自動演奏データも記憶されている。RAM3は
ワークエリアおよび演奏情報の記憶用バッファとして使
用される。またバッテリーバックアップされ、主電源を
切っても設定した情報を保持することができるように構
成される。キーボード4は、例えばそれぞれ2つのスイ
ッチを備えた複数の鍵からなり、スキャン回路5は各ス
イッチの状態をスキャンし、CPU1に取り込む回路で
ある。パネル6は、音色選択スイッチ等の各種スイッ
チ、および液晶あるいはLED等により文字や図形を表
示する表示装置から成り、パネルインターフェース回路
7はCPU1からの制御により、パネル6の各スイッチ
の状態のスキャンおよび表示装置の駆動を行う。
細に説明する。図1は本発明が適用された電子楽器の回
路構成を示すブロック図である。CPU1は、ROM2
に格納されている制御プログラムに基づき、電子楽器全
体の制御を行う中央処理装置である。CPU1には、設
定された所定の周期でCPU1にタイマ割り込みをかけ
るタイマ回路が内蔵されている。ROM2にはプログラ
ムの他、自動演奏データも記憶されている。RAM3は
ワークエリアおよび演奏情報の記憶用バッファとして使
用される。またバッテリーバックアップされ、主電源を
切っても設定した情報を保持することができるように構
成される。キーボード4は、例えばそれぞれ2つのスイ
ッチを備えた複数の鍵からなり、スキャン回路5は各ス
イッチの状態をスキャンし、CPU1に取り込む回路で
ある。パネル6は、音色選択スイッチ等の各種スイッ
チ、および液晶あるいはLED等により文字や図形を表
示する表示装置から成り、パネルインターフェース回路
7はCPU1からの制御により、パネル6の各スイッチ
の状態のスキャンおよび表示装置の駆動を行う。
【0007】ペダル10は演奏者が足で操作可能なレバ
ーであり、ペダル10と連動した可変抵抗器9から出力
される電圧は、A/D変換器8によってデジタル信号に
変換され、CPU1に読み込まれる。3つの音源回路1
1〜13は、それぞれ高域成分波形メモリ14、中域成
分波形メモリ15、低域成分波形メモリ16から発音す
べき音高に比例したアドレス間隔で楽音波形を読み出
し、エンベロープ信号を乗算することによって楽音信号
を発生させる複数の楽音発生回路であり、実際には、1
つの楽音発生回路を時分割多重動作させることにより同
時に多数の楽音信号を発生可能に構成されている。加算
器17は、各音源回路11〜13から出力されたデジタ
ル楽音信号を加算、合成し、D/A変換器18はデジタ
ル楽音信号をD/A変換し、アンプ19はスピーカ20
を駆動するために楽音信号を増幅する。バス21は電子
楽器内の各回路を接続している。なお、この他に必要に
応じてメモリカードインターフェース回路、FDD(フ
ロッピディスクドライブ)インターフェース回路、MI
DIインターフェース回路等を設けてもよい。
ーであり、ペダル10と連動した可変抵抗器9から出力
される電圧は、A/D変換器8によってデジタル信号に
変換され、CPU1に読み込まれる。3つの音源回路1
1〜13は、それぞれ高域成分波形メモリ14、中域成
分波形メモリ15、低域成分波形メモリ16から発音す
べき音高に比例したアドレス間隔で楽音波形を読み出
し、エンベロープ信号を乗算することによって楽音信号
を発生させる複数の楽音発生回路であり、実際には、1
つの楽音発生回路を時分割多重動作させることにより同
時に多数の楽音信号を発生可能に構成されている。加算
器17は、各音源回路11〜13から出力されたデジタ
ル楽音信号を加算、合成し、D/A変換器18はデジタ
ル楽音信号をD/A変換し、アンプ19はスピーカ20
を駆動するために楽音信号を増幅する。バス21は電子
楽器内の各回路を接続している。なお、この他に必要に
応じてメモリカードインターフェース回路、FDD(フ
ロッピディスクドライブ)インターフェース回路、MI
DIインターフェース回路等を設けてもよい。
【0008】図2は、図1の音源回路11〜13の構成
を示すブロック図である。読み出しアドレス発生回路3
0は、CPU1から設定された波形選択情報、および発
音すべき音高に対応した波形メモリの読み出しアドレス
間隔情報に基づき、読み出しアドレス信号を順次発生す
る。波形メモリ14〜16からはこの読み出しアドレス
に従って、それぞれ所定の音域の楽音波形データが読み
出されて乗算器31に入力される。エンベロープジェネ
レータ32は、CPU1から設定された、アタックフェ
ーズ、ディケイフェーズ等の各フェーズに対応したエン
ベロープパラメータ、例えば各フェーズの目標レベルお
よびスピード情報に基づき、周知の方法によって所望の
エンベロープ信号を発生する。乗算器31は、このエン
ベロープ信号と前記波形データとを乗算し、エンベロー
プが付与された楽音波形信号を出力する。
を示すブロック図である。読み出しアドレス発生回路3
0は、CPU1から設定された波形選択情報、および発
音すべき音高に対応した波形メモリの読み出しアドレス
間隔情報に基づき、読み出しアドレス信号を順次発生す
る。波形メモリ14〜16からはこの読み出しアドレス
に従って、それぞれ所定の音域の楽音波形データが読み
出されて乗算器31に入力される。エンベロープジェネ
レータ32は、CPU1から設定された、アタックフェ
ーズ、ディケイフェーズ等の各フェーズに対応したエン
ベロープパラメータ、例えば各フェーズの目標レベルお
よびスピード情報に基づき、周知の方法によって所望の
エンベロープ信号を発生する。乗算器31は、このエン
ベロープ信号と前記波形データとを乗算し、エンベロー
プが付与された楽音波形信号を出力する。
【0009】図7は、エンベロープジェネレータ32か
ら発生されるエンベロープ信号波形を示す波形図であ
る。例えばアタックフェーズにおいては、アタックフェ
ーズに対応したエンベロープパラメータとして、アタッ
クフェーズの目標レベル(アタックレベル)およびエン
ベロープ目標レベルに対する接近率に対応するスピード
情報(アタックスピード)が与えられる。アタックスピ
ードが同じである場合、アタックレベルが図示するよう
に異なると、エンベロープ全体の波形形状は、1つの波
形のレベルを圧縮あるいは伸張した類似の形状となり、
全体の信号レベルが変化する。なお、このようなエンベ
ロープ信号を発生するエンベロープジェネレータは周知
である。従って、エンベロープの各フェーズの目標レベ
ルを修正することにより、波形形状を変えずにエンベロ
ープ全体の信号レベルを制御することができる。
ら発生されるエンベロープ信号波形を示す波形図であ
る。例えばアタックフェーズにおいては、アタックフェ
ーズに対応したエンベロープパラメータとして、アタッ
クフェーズの目標レベル(アタックレベル)およびエン
ベロープ目標レベルに対する接近率に対応するスピード
情報(アタックスピード)が与えられる。アタックスピ
ードが同じである場合、アタックレベルが図示するよう
に異なると、エンベロープ全体の波形形状は、1つの波
形のレベルを圧縮あるいは伸張した類似の形状となり、
全体の信号レベルが変化する。なお、このようなエンベ
ロープ信号を発生するエンベロープジェネレータは周知
である。従って、エンベロープの各フェーズの目標レベ
ルを修正することにより、波形形状を変えずにエンベロ
ープ全体の信号レベルを制御することができる。
【0010】図3は、本発明のエンベロープパラメータ
発生手段の第1の実施例を示す機能ブロック図であり、
以下CPU1の発音処理と共に説明する。CPU1は常
にキーボードの状態変化を監視しており、キーオンを検
出すると、空いている発音チャネルの中から3つを選択
し、各音域の発音を割り当てる(キーアサイン)。そし
て、各音源回路の読み出しアドレス発生回路30に、音
色、音域に対応した波形メモリの読み出し開始アドレ
ス、音高に対応した読み出し間隔等のデータをセットす
る。また、以下の処理によってエンベロープジェネレー
タ32にパラメータを設定する。エンベロープパラメー
タテーブル40は、発音すべき音の音域、例えばどのオ
クターブに属するかという情報、およびパネルの音色選
択スイッチによって設定された音色情報に対応して、例
えば高域、中域、低域の各音域に対応した3つのエンベ
ロープの各フェーズの目標レベルおよびスピードパラメ
ータを記憶している。CPU1はキーナンバから求めた
音域情報、およびパネルから設定された音色情報に基づ
き、ROM2に記憶されているテーブルを検索してエン
ベロープパラメータを読み出す。
発生手段の第1の実施例を示す機能ブロック図であり、
以下CPU1の発音処理と共に説明する。CPU1は常
にキーボードの状態変化を監視しており、キーオンを検
出すると、空いている発音チャネルの中から3つを選択
し、各音域の発音を割り当てる(キーアサイン)。そし
て、各音源回路の読み出しアドレス発生回路30に、音
色、音域に対応した波形メモリの読み出し開始アドレ
ス、音高に対応した読み出し間隔等のデータをセットす
る。また、以下の処理によってエンベロープジェネレー
タ32にパラメータを設定する。エンベロープパラメー
タテーブル40は、発音すべき音の音域、例えばどのオ
クターブに属するかという情報、およびパネルの音色選
択スイッチによって設定された音色情報に対応して、例
えば高域、中域、低域の各音域に対応した3つのエンベ
ロープの各フェーズの目標レベルおよびスピードパラメ
ータを記憶している。CPU1はキーナンバから求めた
音域情報、およびパネルから設定された音色情報に基づ
き、ROM2に記憶されているテーブルを検索してエン
ベロープパラメータを読み出す。
【0011】ベロシティテーブル41は、タッチ情報で
あり、鍵に設けられた2つのスイッチの時間差情報であ
るベロシティ情報に対応して、エンベロープパラメータ
テーブル40から出力されたパラメータを修正するため
の、3つの音域に対応した3つの異なるエンベロープ係
数1を記憶している。CPU1は、キーオンと共に検出
したベロシティ情報に基づいてベロシティテーブル41
を検索し、各音域ごとのエンベロープ係数1を読み出
す。そして、各音域ごとにエンベロープパラメータテー
ブル40から出力されたパラメータの内の各フェーズの
目標レベルパラメータに、対応する音域のエンベロープ
係数1を乗算する(図においては乗算器43として図示
されている。)。この演算により、3つの音域のエンベ
ロープレベルがそれぞれ異なる係数によって修正され、
全体の音量が調整されると共に、各音域の波形の混合比
が変化して、タッチにより音色が変化する。なおベロシ
ティテーブルの特性は任意であり、例えばピアノのタッ
チ特性に合うように決定される。
あり、鍵に設けられた2つのスイッチの時間差情報であ
るベロシティ情報に対応して、エンベロープパラメータ
テーブル40から出力されたパラメータを修正するため
の、3つの音域に対応した3つの異なるエンベロープ係
数1を記憶している。CPU1は、キーオンと共に検出
したベロシティ情報に基づいてベロシティテーブル41
を検索し、各音域ごとのエンベロープ係数1を読み出
す。そして、各音域ごとにエンベロープパラメータテー
ブル40から出力されたパラメータの内の各フェーズの
目標レベルパラメータに、対応する音域のエンベロープ
係数1を乗算する(図においては乗算器43として図示
されている。)。この演算により、3つの音域のエンベ
ロープレベルがそれぞれ異なる係数によって修正され、
全体の音量が調整されると共に、各音域の波形の混合比
が変化して、タッチにより音色が変化する。なおベロシ
ティテーブルの特性は任意であり、例えばピアノのタッ
チ特性に合うように決定される。
【0012】ソフトペダルテーブル42は、その記憶内
容を図5に示すように、ペダルの踏み込み量(0が踏ん
でいない場合であり、FF(16進表示)が最も強く踏
んだ場合である。)に対して、3つの音域それぞれにつ
いて、図示するような特性のエンベロープ係数2を記憶
している。エンベロープ係数2は、低域用はペダル踏み
込み量に対してあまり変化せず、高域用は踏み込むに従
って値がより大きく減衰するように設定されている。C
PU1は、常時A/D変換器8によってペダル10と連
動した可変抵抗器9の出力電圧値を読み込んで、8ビッ
トデータに変換してRAM3に記憶している。そして、
キーオン時には、記憶されている踏み込み量情報に基づ
き、ソフトペダルテーブル42から各音域のエンベロー
プ係数2を読み出し、各音域ごとにエンベロープ係数1
が乗算されたパラメータに、対応する音域のエンベロー
プ係数2を乗算する(図においては乗算器44として図
示されている。)。そして、CPU1は各係数1、2に
よって修正されたエンベロープパラメータを各音源回路
のエンベロープジェネレータ32に設定し、発音を開始
する。このような処理により、3つの音域のエンベロー
プレベルがそれぞれ異なる係数によって修正され、各音
域の波形の混合比が変化することによって音色が変化す
る。以上のような構成により、ソフトペダルの操作に基
づいて連続的に音色の変化する電子楽器が得られる。
容を図5に示すように、ペダルの踏み込み量(0が踏ん
でいない場合であり、FF(16進表示)が最も強く踏
んだ場合である。)に対して、3つの音域それぞれにつ
いて、図示するような特性のエンベロープ係数2を記憶
している。エンベロープ係数2は、低域用はペダル踏み
込み量に対してあまり変化せず、高域用は踏み込むに従
って値がより大きく減衰するように設定されている。C
PU1は、常時A/D変換器8によってペダル10と連
動した可変抵抗器9の出力電圧値を読み込んで、8ビッ
トデータに変換してRAM3に記憶している。そして、
キーオン時には、記憶されている踏み込み量情報に基づ
き、ソフトペダルテーブル42から各音域のエンベロー
プ係数2を読み出し、各音域ごとにエンベロープ係数1
が乗算されたパラメータに、対応する音域のエンベロー
プ係数2を乗算する(図においては乗算器44として図
示されている。)。そして、CPU1は各係数1、2に
よって修正されたエンベロープパラメータを各音源回路
のエンベロープジェネレータ32に設定し、発音を開始
する。このような処理により、3つの音域のエンベロー
プレベルがそれぞれ異なる係数によって修正され、各音
域の波形の混合比が変化することによって音色が変化す
る。以上のような構成により、ソフトペダルの操作に基
づいて連続的に音色の変化する電子楽器が得られる。
【0013】図4は、本発明のエンベロープパラメータ
発生手段の第2の実施例を示す機能ブロック図である。
エンベロープパラメータテーブル40は、第1実施例と
同様に、音域情報および音色情報に基づき、高域、中
域、低域の各音域に対応した3つのエンベロープパラメ
ータを発生する。タッチ変換テーブル選択テーブル45
は、その内容を図6(a)に示すように、例えば踏み込
み量を8段階に分け、各段階に対応して、各音域ごとに
採用すべきタッチ変換テーブルの番号を記憶している。
そして、キーオン時にはCPU1は踏み込み量情報がど
の段階に属するかを判定し、該段階において、それぞれ
の音域において採用すべきタッチ変換テーブルの番号を
読み出す。
発生手段の第2の実施例を示す機能ブロック図である。
エンベロープパラメータテーブル40は、第1実施例と
同様に、音域情報および音色情報に基づき、高域、中
域、低域の各音域に対応した3つのエンベロープパラメ
ータを発生する。タッチ変換テーブル選択テーブル45
は、その内容を図6(a)に示すように、例えば踏み込
み量を8段階に分け、各段階に対応して、各音域ごとに
採用すべきタッチ変換テーブルの番号を記憶している。
そして、キーオン時にはCPU1は踏み込み量情報がど
の段階に属するかを判定し、該段階において、それぞれ
の音域において採用すべきタッチ変換テーブルの番号を
読み出す。
【0014】タッチ変換テーブル46は例えばベロシテ
ィ情報に基づき、エンベロープパラメータテーブル40
から出力されたパラメータの内の各フェーズの目標レベ
ルパラメータを修正するためのエンベロープ係数3を発
生する8個のテーブルからなり、その特性は例えば図6
(b)に示されているように、テーブル番号が大きいほ
ど、同じベロシティに対するエンベロープ係数3の値が
小さくなっている。そして、各音域に対応するエンベロ
ープ係数3は、タッチ変換テーブル選択テーブル45か
ら出力されたテーブル番号によって選択されたタッチ変
換テーブルからそれぞれ読み出される。CPU1は、各
音域ごとに、エンベロープパラメータテーブル40から
出力されたパラメータの内の各フェーズの目標レベルパ
ラメータに、対応する音域のエンベロープ係数3を乗算
する(図においては乗算器47として図示されてい
る。)。
ィ情報に基づき、エンベロープパラメータテーブル40
から出力されたパラメータの内の各フェーズの目標レベ
ルパラメータを修正するためのエンベロープ係数3を発
生する8個のテーブルからなり、その特性は例えば図6
(b)に示されているように、テーブル番号が大きいほ
ど、同じベロシティに対するエンベロープ係数3の値が
小さくなっている。そして、各音域に対応するエンベロ
ープ係数3は、タッチ変換テーブル選択テーブル45か
ら出力されたテーブル番号によって選択されたタッチ変
換テーブルからそれぞれ読み出される。CPU1は、各
音域ごとに、エンベロープパラメータテーブル40から
出力されたパラメータの内の各フェーズの目標レベルパ
ラメータに、対応する音域のエンベロープ係数3を乗算
する(図においては乗算器47として図示されてい
る。)。
【0015】例えば、踏み込み量が0であれば、図6
(a)に示すタッチ変換テーブル選択テーブル45によ
って各音域共にテーブル番号1が選択され、各音域共に
同じタッチ変換テーブル1を用いて、ベロシティ情報が
エンベロープ係数3に変換される。また、踏み込み量が
3であれば、高域用としては4番、中域用としては2
番、低域用しては1番のタッチ変換テーブルが選択さ
れ、各音域で選択されたタッチ変換テーブルを用いて、
ベロシティ情報が各音域のエンベロープ係数3に変換さ
れる。図6に示した例においては、踏み込み量に従っ
て、高域ほど大きな番号のテーブルを選択し、タッチ変
換テーブルは番号が大きいほど出力係数値が小さくなる
ので、結局、ペダルの踏み込み量に応じて高域成分がよ
り減衰し、まるくソフトな楽音信号が発生することにな
る。第2の実施例は、踏み込み量の分解能を細かくする
と多数のタッチ変換テーブルが必要となる(必ずしも比
例するわけではない)が、パラメータ修正のための乗算
(あるいは除算)が1回で済む。
(a)に示すタッチ変換テーブル選択テーブル45によ
って各音域共にテーブル番号1が選択され、各音域共に
同じタッチ変換テーブル1を用いて、ベロシティ情報が
エンベロープ係数3に変換される。また、踏み込み量が
3であれば、高域用としては4番、中域用としては2
番、低域用しては1番のタッチ変換テーブルが選択さ
れ、各音域で選択されたタッチ変換テーブルを用いて、
ベロシティ情報が各音域のエンベロープ係数3に変換さ
れる。図6に示した例においては、踏み込み量に従っ
て、高域ほど大きな番号のテーブルを選択し、タッチ変
換テーブルは番号が大きいほど出力係数値が小さくなる
ので、結局、ペダルの踏み込み量に応じて高域成分がよ
り減衰し、まるくソフトな楽音信号が発生することにな
る。第2の実施例は、踏み込み量の分解能を細かくする
と多数のタッチ変換テーブルが必要となる(必ずしも比
例するわけではない)が、パラメータ修正のための乗算
(あるいは除算)が1回で済む。
【0016】以上、実施例を説明したが、次のような変
形例も考えられる。実施例においては波形読み出し方式
の楽音発生回路を開示したが、楽音波形発生方式は任意
であり、例えばサイン合成方式においても、各高調波の
レベルあるいはエンベロープを本発明の方式によって制
御するか、あるいは合成後の部分楽音波形に本発明の方
式によって制御されたエンベロープ信号を付与すること
により実施可能である。また、部分音の分け方は2つ以
上の任意の数の周波数領域に分けられる。ソフトペダル
テーブル42等のテーブルに記憶される変換特性が直線
であれば、CPU1の演算処理によってデータの変換を
行うことも容易に実施可能であり、またROM等のメモ
リに記憶されているテーブルを検索する方式であれば、
任意の曲線形状の特性にすることが可能である。
形例も考えられる。実施例においては波形読み出し方式
の楽音発生回路を開示したが、楽音波形発生方式は任意
であり、例えばサイン合成方式においても、各高調波の
レベルあるいはエンベロープを本発明の方式によって制
御するか、あるいは合成後の部分楽音波形に本発明の方
式によって制御されたエンベロープ信号を付与すること
により実施可能である。また、部分音の分け方は2つ以
上の任意の数の周波数領域に分けられる。ソフトペダル
テーブル42等のテーブルに記憶される変換特性が直線
であれば、CPU1の演算処理によってデータの変換を
行うことも容易に実施可能であり、またROM等のメモ
リに記憶されているテーブルを検索する方式であれば、
任意の曲線形状の特性にすることが可能である。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
複数の部分楽音信号を発生させて合成することにより、
楽音信号を発生させる電子楽器において、ペダルの踏み
込み量を検出し、演奏操作、即ち押鍵に対応して、ペダ
ル踏み込み量に応じて信号レベルが変化する部分楽音信
号を発生するようにしたので、例えば楽音信号中の明る
い音色の成分を発生する部分楽音信号の信号レベル、即
ちエンベロープのレベルをペダル踏み込み量によって制
御し、たくさん踏み込むほどエンベロープレベルを小さ
くすることによって、アプライトピアノやグランドピア
ノを模擬して、ペダル踏み込み量に応じて音色を変化さ
せることができるという効果がある。
複数の部分楽音信号を発生させて合成することにより、
楽音信号を発生させる電子楽器において、ペダルの踏み
込み量を検出し、演奏操作、即ち押鍵に対応して、ペダ
ル踏み込み量に応じて信号レベルが変化する部分楽音信
号を発生するようにしたので、例えば楽音信号中の明る
い音色の成分を発生する部分楽音信号の信号レベル、即
ちエンベロープのレベルをペダル踏み込み量によって制
御し、たくさん踏み込むほどエンベロープレベルを小さ
くすることによって、アプライトピアノやグランドピア
ノを模擬して、ペダル踏み込み量に応じて音色を変化さ
せることができるという効果がある。
【図1】本発明の電子楽器の回路構成を示すブロック図
である。
である。
【図2】図1の音源回路の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】本発明のエンベロープパラメータ発生手段の第
1の実施例を示す機能ブロック図である。
1の実施例を示す機能ブロック図である。
【図4】本発明のエンベロープパラメータ発生手段の第
2の実施例を示す機能ブロック図である。
2の実施例を示す機能ブロック図である。
【図5】ソフトペダルテーブル42の記憶内容を示す説
明図である。
明図である。
【図6】タッチ変換テーブル選択テーブル45およびタ
ッチ変換テーブル46の記憶内容を示す説明図である。
ッチ変換テーブル46の記憶内容を示す説明図である。
【図7】エンベロープ信号波形を示す波形図である。
【符号の説明】 1…CPU、2…ROM、3…RAM、4…キーボー
ド、5…スキャン回路、6…パネル、7…パネルインタ
ーフェース回路、8…A/D変換器、9…可変抵抗器、
10…ペダル、11、12、13…音源回路、14…高
域成分波形メモリ、15…中域成分波形メモリ、16…
低域成分波形メモリ、17…加算器、18…D/A変換
器、19…アンプ、20…スピーカ、21…バス
ド、5…スキャン回路、6…パネル、7…パネルインタ
ーフェース回路、8…A/D変換器、9…可変抵抗器、
10…ペダル、11、12、13…音源回路、14…高
域成分波形メモリ、15…中域成分波形メモリ、16…
低域成分波形メモリ、17…加算器、18…D/A変換
器、19…アンプ、20…スピーカ、21…バス
Claims (4)
- 【請求項1】 鍵盤手段の演奏操作を検出し、複数の部
分楽音信号発生手段から部分楽音信号を発生させて、合
成手段により合成することにより楽音信号を発生させる
電子楽器において、 ペダル手段と、 ペダル手段の踏み込み量を検出する検出手段とを備え、 前記部分楽音信号発生手段は、演奏操作に対応して、検
出されたペダル踏み込み量に応じて信号レベルが変化す
る部分楽音信号を発生することを特徴とする電子楽器。 - 【請求項2】 前記複数の部分楽音信号発生手段はそれ
ぞれ、所定の音域における演奏操作に対応した音高の部
分楽音波形信号を発生する波形信号発生手段と、 少なくとも音色情報、タッチ情報、およびペダル踏み込
み量情報に基づきエンベロープパラメータを発生するエ
ンベロープパラメータ発生手段と、 エンベロープパラメータに従ってエンベロープ信号を発
生し、前記部分楽音波形信号に乗算するエンベロープ付
与手段とからなることを特徴とする請求項1に記載の電
子楽器。 - 【請求項3】 前記エンベロープパラメータ発生手段
は、少なくとも音色情報に基づきエンベロープパラメー
タを発生するパラメータ発生手段と、 タッチ情報に基づきエンベロープパラメータを修正する
第1のパラメータ修正手段と、 ペダル踏み込み量に基づき、エンベロープパラメータを
修正する第2のパラメータ修正手段とを含むことを特徴
とする請求項2に記載の電子楽器。 - 【請求項4】 前記エンベロープパラメータ発生手段
は、少なくとも音色情報に基づきエンベロープパラメー
タを発生するパラメータ発生手段と、 タッチ情報に基づきエンベロープパラメータを修正する
ためのデータを記憶した複数のデータテーブル手段と、 ペダル踏み込み量に基づき、データテーブルを選択する
選択手段と、 選択されたデータテーブルから出力されたデータに基づ
きエンベロープパラメータを修正する修正手段とを含む
ことを特徴とする請求項2に記載の電子楽器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03772895A JP3394626B2 (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | 電子楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03772895A JP3394626B2 (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | 電子楽器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08211869A true JPH08211869A (ja) | 1996-08-20 |
| JP3394626B2 JP3394626B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=12505564
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03772895A Expired - Fee Related JP3394626B2 (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | 電子楽器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3394626B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007144213A (ja) * | 1997-11-26 | 2007-06-14 | Aruze Corp | 遊技機 |
| US7977564B2 (en) | 2008-07-24 | 2011-07-12 | Yamaha Corporation | Electronic keyboard musical instrument |
-
1995
- 1995-02-03 JP JP03772895A patent/JP3394626B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007144213A (ja) * | 1997-11-26 | 2007-06-14 | Aruze Corp | 遊技機 |
| US7977564B2 (en) | 2008-07-24 | 2011-07-12 | Yamaha Corporation | Electronic keyboard musical instrument |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3394626B2 (ja) | 2003-04-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |