JPH08212313A - 情報再生システム及び記録媒体 - Google Patents

情報再生システム及び記録媒体

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JPH08212313A
JPH08212313A JP7015949A JP1594995A JPH08212313A JP H08212313 A JPH08212313 A JP H08212313A JP 7015949 A JP7015949 A JP 7015949A JP 1594995 A JP1594995 A JP 1594995A JP H08212313 A JPH08212313 A JP H08212313A
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JP
Japan
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unit
data
code
subset
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Pending
Application number
JP7015949A
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English (en)
Inventor
Takeshi Mori
健 森
Hiroshi Sasaki
佐々木  寛
Seiji Tatsuta
成示 龍田
Hiroyuki Fukuda
弘之 福田
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ドットコードの再生システムにおいて操作性の
向上を図ること。 【構成】再生処理部26は、エラー訂正部24から供給
されるサブセットエレメントに書かれているヘッダの内
容を読み取り、そのヘッダの内容に従ってサブセットを
生成する。次に、この生成されたサブセットに書かれて
いるヘッダの内容を読み取り、そのヘッダの内容に従っ
てファイルを生成する。そして、こうして生成されたフ
ァイルのデータを復号し、この復号されたデータをCR
T等の出力装置30に出力する。この際、各サブセット
毎に表示すると共に、そのサブセットが当該ドットコー
ド12のどの位置に相当するかをスケールバー表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声や音楽等のオーデ
ィオ情報、カメラやビデオ機器等から得られる映像情
報、及びパーソナルコンピュータやワードプロセッサ等
から得られるディジタルコードデータ、等を含めた所謂
マルチメディア情報を光学的に読み取り可能な2次元コ
ードパターンとして記録した紙等の記録媒体、及びその
ような記録媒体から上記コードパターンを光学的に読み
取って元のマルチメディア情報を再生する情報再生シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、音声や音楽等を記録する媒体
として、磁気テープや光ディスク等、種々のものが知ら
れている。しかしこれらの媒体は、大量に複製を作った
としても単価はある程度高価なものとなり、またその保
管にも多大な場所を必要としていた。さらには、音声を
記録した媒体を、遠隔地にいる別の者に渡す必要ができ
た場合には、郵送するにしても、また直に持っていくに
しても、手間と時間がかかるという問題もあった。ま
た、オーディオ情報以外の、カメラ,ビデオ機器等から
得られる映像情報、及びパーソナルコンピュータ,ワー
ドプロセッサ等から得られるディジタルコードデータ、
等をも含めた所謂マルチメディア情報全体に関しても同
様であった。
【0003】このような問題に対処するべきものとし
て、特開平6−231466号公報には、オーディオ情
報,映像情報,ディジタルコードデータの少なくとも一
つを含むマルチメディア情報を、ファクシミリ伝送が可
能で、また大量の複製が安価に可能な画像情報即ち符号
化情報としての複数のドットを2次元に配置してなる2
次元コードパターンの形で紙等の情報記録媒体に記録す
るシステム及びそれを再生するためのシステムが開示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平6−231466号公報に開示されているシステム
では、操作者つまりユーザに対するインターフェースに
ついては、まだ十分に検討されておらず、よって情報再
生の際の操作性を向上する余地が多く残されている。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、音声や音楽等のオーディオ情報、カメラやビデオ機
器等から得られる映像情報、及びパーソナルコンピュー
タやワードプロセッサ等から得られるディジタルコード
データ、等を含めた所謂マルチメディア情報を光学的に
読み取り可能な2次元コードパターンとして記録した紙
等の記録媒体、及びそのような記録媒体から上記コード
パターンを光学的に読み取って元のマルチメディア情報
を再生する情報再生システムにおいて、情報再生の際の
操作性を向上することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による情報再生システムは、音声情報、画
像情報、テキストデータの少なくとも一つを含むマルチ
メディア情報が光学的に読み取り可能なコードとして記
録された記録媒体から前記コードを光学的に走査して読
み取る読取手段と、この読取手段によって読み取られた
コードに対して所定の処理を行って、元のマルチメディ
ア情報に復元する処理手段と、この処理手段からの出力
信号に基づいて、各マルチメディア情報を再生して出力
する出力手段とからなる情報再生システムであって、前
記処理手段は、前記読取手段によって読み取られたコー
ドに対して所定の処理を行っている際に、前記読取手段
によって読み取られたコードの全部分に関する情報であ
る第1の制御情報と、これら読み取られたコードのうち
の復元された部分に関する情報である第2の制御情報と
の少なくとも一方を検出する制御情報検出手段とを有
し、前記出力手段は、前記処理手段により復元されたマ
ルチメディア情報と共に、前記制御情報検出手段によっ
て検出された第1及び第2の制御情報のうちの少なくと
も一方を併せて表示する表示手段を備えることを特徴と
する。
【0007】また、本発明による記録媒体は、音声情
報、画像情報、テキストデータの少なくとも一つを含む
マルチメディア情報が光学的に読み取り可能なコードと
して記録された記録媒体であって、前記コードは、前記
記録媒体に対する前記コードの大きさ及び配置を示すレ
イアウト情報、前記コードの読み取り順を示す走査関連
情報、前記コードの所定情報単位ごとのデータの概要を
示す索引情報のうちの少なくとも一つを含む制御情報
を、前記マルチメディア情報と共に含むものであること
を特徴とする。
【0008】
【作用】即ち、本発明の情報再生システムによれば、読
取手段によって読み取られたコードに対して所定の処理
を行っている際に、処理手段の制御情報検出手段によっ
て、前記読取手段によって読み取られたコードの全部分
に関する情報である第1の制御情報と、これら読み取ら
れたコードのうちの復元された部分に関する情報である
第2の制御情報との少なくとも一方を検出し、出力手段
の表示手段によって、前記処理手段により復元されたマ
ルチメディア情報と共に、前記制御情報検出手段によっ
て検出された第1及び第2の制御情報のうちの少なくと
も一方を併せて表示するようにしている。
【0009】従って、復元されたマルチメディア情報と
共に、制御情報を併せて表示することにより、記録媒体
上のコードと復元された情報との対応関係が明確になる
ので、操作性を向上することができる。
【0010】また、本発明の記録媒体によれば、コード
が、前記記録媒体に対するコードの大きさ及び配置を示
すレイアウト情報、前記コードの読み取り順を示す走査
関連情報、前記コードの所定情報単位ごとのデータの概
要を示す索引情報のうちの少なくとも一つを含む制御情
報を、前記マルチメディア情報と共に含むものとしてい
る。従って、表示、操作に必要な情報が付加されたコー
ドが記録されることになり、情報再生の際の操作性が向
上する。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。図1の(A)は、本発明の実施例の情報再生シ
ステムの外観を示す図で、ユーザ(操作者)が手で持っ
てシート等の記録媒体10の紙面上に記録された2次元
コードパターンとしてのドットコード12を走査できる
ようなペン型の形状を持つ読取部14と、該読取部14
で読み取ったドットコードを処理して音声や画像といっ
た元のマルチメディア情報にして出力するためのパーソ
ナルコンピュータ等の処理部16とから構成されてい
る。
【0012】ここで、ドットコード12のフォーマット
は、例えば、上記特開平6−231466号公報に開示
されているようなものである。即ち、図2に示すよう
に、1つのブロック12Aは、マーカ12B、ブロック
アドレス12C、及びアドレスのエラー検出,エラー訂
正データ12Dと、実際のデータが入るデータエリア1
2Eとから成っている。そして、このブロック12Aが
縦,横、2次元的に配列され、それが集まってドットコ
ード12という形で形成される。
【0013】図1の(B)は、この情報再生システムの
ブロック構成図であり、ドットコードを読み取るための
検出部18、該検出部18から供給される画像データを
ドットコードとして認識し実際の二値データに変換する
走査変換部20、該走査変換部20からの二値データを
復調し、データ列を調整するデータ列調整部22、該デ
ータ列調整部22からのデータに対して再生時の読取り
エラー,データエラーを訂正するデータエラー訂正部2
4、該データエラー訂正部24にてエラー訂正されたデ
ータをそれぞれの属性に合わせて分離して伸長処理する
再生処理部26、これら検出部18乃至再生処理部26
を制御すると共にデータの授受を行うCPUでなるシス
テムコントロール部28、及びCRT等の表示部或いは
スピーカ等の音声再生部を含む出力装置30から成る。
なお、上記システムコントロール部28は、各部から与
えられた種々のデータを記憶するためのメモリ28Mを
有している。
【0014】そして、上記読取部14には、例えば、上
記検出部18を内蔵し、処理部16には、その他の走査
変換部20乃至出力装置30を内蔵する。勿論、読取部
14と処理部16にどの部分を分けて内蔵させるかは、
任意である。
【0015】図3は、上記再生処理部26の詳細を示す
図で、該再生処理部26は、ヘッダの読取部32、サブ
セットデータ単位生成部34、ヘッダの読取部36、フ
ァイル生成・管理部38、高能率符号復号部40、及び
アプリケーションによるファイル操作・情報出力部42
からなる。
【0016】ここで、本願発明の理解を助けるために、
サブセットについて説明しておく。即ち、本発明の出願
人によってなされた特願平6−121368号には、マ
ルチメディア情報を光学的に読み取り可能なコードパタ
ーンの一例としてドットコードパターンを紙等の情報記
録媒体に記録再生するためのマルチメディアペーパ(M
MP)システムに於ける情報転送プロトコルの階層区分
として、記録側及び再生側、共にレイヤ1〜5の論理的
な複数の階層構造が示されている。
【0017】記録側に於いては、まず、アプリケーショ
ンプロセス、一般的には、コンピュータ上のアプリケー
ションプログラム、で生じた音声,音楽等のオーディオ
情報、カメラ,ビデオ機器等から得られる映像情報、及
びパーソナルコンピュータ,ワードプロセッサ等から得
られるディジタルコードデータ、等を含めた所謂マルチ
メディア情報は、同様にコンピュータ上に構成されたア
プリケーション層(レイヤ5)及びプレゼンテーション
層(レイヤ4)を介して、情報記録装置としてのMMP
記録装置に渡される。MMP記録装置では、受け取った
データを、データリンク層(レイヤ3)、ブロックデー
タ層(レイヤ2)、物理層(レイヤ1)により光学的に
読み取り可能なドットコードパターンとして紙等の情報
記録(伝送)媒体に印刷記録する。
【0018】情報記録(伝送)媒体は、再生側に渡され
る。あるいは、この媒体に記録されたコードパターンが
再生側にファクシミリ伝送され、再生側で紙等の情報記
録媒体に印刷記録することもできる。
【0019】MMP再生装置では、このような情報記録
媒体に記録されたコードパターンを撮像して、記録時と
は逆にレイヤ1からレイヤ3あるいはレイヤ5までの復
元処理過程に従ってデータの編集処理を行い、結果のデ
ータを再生側に渡す。再生側では、記録側と逆に必要に
応じてレイヤ4及び5の処理機能を介して、アプリケー
ションプロセスに再生したマルチメディア情報を渡す。
【0020】再生側のレイヤ1(物理層)は、上記検出
部18及び走査変換部20に相当するもので、紙等の情
報記録(伝送)媒体に記録されたドットコードパターン
を光学的に撮像し、画像信号を出力する機能モジュール
(撮像系モジュール)と、画像信号を前処理(ゲインコ
ントロール、等化処理)し、標本化/量子化する機能モ
ジュール(再生等化モジュール,量子化モジュール)を
持つ。さらには、量子化値をディジタルデータに変換し
て、画像データを生成する機能モジュールと、画像デー
タを構造化して、構造情報(ヘッダ即ち第1の処理情
報)とデータ(画像データの実体)から成る所定のデー
タフォーマットに変換し、隣接上位層つまりレイヤ2に
出力する機能モジュール、処理に関わる状態情報、制御
情報を入出力する機能モジュール、等を持つ。
【0021】このレイヤ1から上位のレイヤ2には、サ
ービスデータユニット(1−SDU1 )として、撮像フ
レーム単位の構造化(画像)データが渡される。なお、
ここで、N−SDUn はN層サービスデータユニットn
番(Nth LayerService Data Unit, No.n )を示してい
る(n=1はデータ、2はステータス(状態)情報、3
は制御情報を示す)。また、後出するようなN−PDU
n はN層プロトコルデータユニットn番(Nth Layer Pr
otocol Data Unit, No.n)、N−PCIn はN層プロト
コル制御情報n番(Nth Layer Protocol Control Infor
mation, No.n)(各種処理情報に相当する)、N−UD
n はN層利用者データn番(Nth Layer User Data, No.
n )、ADUはアプリケーションデータユニット(Appl
ication Data Unit )、ACHはアプリケーションコン
トロールヘッダ(Application Control Header)をそれ
ぞれ示している。
【0022】レイヤ2(ブロックデータ層)は、上記デ
ータ列調整部22に相当するもので、隣接下位階層つま
りレイヤ1から入力する構造化(画像)データ(1−S
DU1 )を2−PDU1 として入力し、構造情報(2−
PCI1 即ち第1の処理情報)とデータ実体(2−UD
1 )とを認識分離して、データ実体を処理の適合形態に
変換する機能モジュールと、処理の適合形態に変換され
たデータ実体を処理して、所定情報コード単位でブロッ
ク化されている複数のブロックを抽出する機能モジュー
ル(ブロック単位ドット検出点抽出(マーカ検出,パタ
ーンマッチング,等)モジュール,ドット検出(識別/
判定)モジュール)と、抽出されたブロックを処理し
て、ブロック単位の情報コードを再生する機能モジュー
ル(ブロックIDデータ再生モジュール,ブロック内デ
ータ再生モジュール)を持つ。ここで、ブロック単位の
情報コードは、ブロックを複数連結するための構造化情
報と符号化変調情報とデータ実体からなる。さらにこの
レイヤ2は、ブロック単位の情報から上記符号化変調情
報を読み取って、この符号化変調情報に従ってデータ実
体を復調する機能モジュール(符号化復調モジュール)
と、復調されたブロック化情報コードの構造化情報(ブ
ロックヘッダ即ち第2の処理情報)とデータ実体(ユー
ザデータ)を隣接上位層つまりレイヤ3に2−SDU1
として出力する機能モジュール、処理に関わる状態情
報、制御情報を入出力する機能モジュール、等を持つ。
【0023】即ち、このレイヤ2では、第1の所定単位
であるブロックデータ毎に、画像データからブロック単
位ドット検出点つまりマーカを検出し、その検出したマ
ーカに従ってブロック単位にデータドットの検出を行
い、ビット列のデータに戻す。この処理の詳細について
は、本発明の出願人による特願平5−260464号に
詳しく記されている。そして、ブロック単位でのこのデ
ータに対して、まずヘッダ即ちブロックIDデータを再
生し、その後にユーザデータとしてのブロック内データ
を再生し、符号化の復調が成されて、ブロックデータ単
位のデータとして上位の層、即ちレイヤ3に渡される。
【0024】レイヤ3(データリンク層)は、上記デー
タ列調整部22の一部及びエラー訂正部24に相当する
もので、隣接下位層つまりレイヤ2から入力するブロッ
ク化情報コード(2−SDU1 )を3−PDU1 として
入力し、これから構造化情報(3−PCI1 即ち第2の
処理情報)を認識して読み取って、この構造化情報に従
ってブロック単位のデータ実体(3−UD1 )を複数個
連結し、マクロブロック乃至はスーパーマクロブロック
を生成(構成)する機能モジュール(ブロックリンク
(マクロブロック生成)モジュール)を持つ。
【0025】即ち、図4に示すように、レイヤ2から
は、ブロック<A>,<B>,<C>,…とブロック単
位でビットデータ列(図では視覚的にわかり易いよう
に、一次元の列ではなく二次元つまり四角形で示してい
る)を受け、各ブロックの先頭から所定ビット分の3−
PCI1 (第2の処理情報)としてのブロックヘッダ
と、その後の3−UD1 としてのユーザデータとを認識
分離し、そのブロックヘッダに書かれている情報に従っ
て、ブロックを連結して、マクロブロックを生成する。
図では、4個のブロック<A>〜<D>で1個のマクロ
ブロック<A>を生成している。
【0026】こうして生成されたマクロブロックは、当
該マクロブロック内に分散配置された付帯情報(マクロ
ブロックヘッダ即ち第2の処理情報の一つ)と、データ
実体(ユーザデータ)とからなる。
【0027】なお、図に於いては、もはやブロックヘッ
ダの情報は使用されない(参照されない、あるいは除去
される)ので、白抜きで示してある(後出する図5及び
図6で白抜きで示してある部分も同様の意味)。即ち、
処理情報は、次の段階で組み立てて初めて理解できるよ
うに、ヘッダの正式の形としてユーザデータの中に潜ん
でいる。例えば、マクロブロックを形成する段階では、
何もそのマクロブロックの情報を知る必要はなく、ブロ
ックを構造化してリンクすればいいという処理情報だけ
をブロックから貰えば良い。従って、ブロックヘッダと
しては、ブロックをどうやってリンクしたらマクロブロ
ックができるのかという処理情報しか入っておらず、こ
の後の処理情報はユーザデータの中に潜ませている。換
言すれば、ブロックのリンクに必要な情報(リンク情
報)だけを処理情報として見るだけで、その後に続く処
理情報はユーザデータであるとみなして、読み込まな
い。そして、マクロブロックとして連結されたならば、
処理情報は切り捨てられて(これを図では白抜きで示
す)、次の処理のために必要な処理情報はユーザデータ
の先頭からヘッダ情報として読み込むようになってい
る。即ち、各処理に必要な処理情報だけを読んでいると
いうことである。
【0028】ここで、マクロブロックヘッダは、マクロ
ブロックを連結してスーパーマクロブロックを生成(構
成)するための構造化情報(第2の処理情報の一つ)
と、スーパーマクロブロック内で処理範囲を越えないイ
ンターリーブ処理と誤り訂正処理に関わる情報(第3の
処理情報)と、サブセットエレメントの構成仕様情報
(サブセットエレメントヘッダ即ち第3の処理情報)を
含む。なおこの内、少なくとも、インターリーブ処理と
誤り訂正処理に関わる情報は、ユーザデータ実体と独立
した誤り訂正能力を有する。
【0029】また、このレイヤ3は、上記マクロブロッ
クヘッダからインターリーブ情報を読み取り、それに従
ってマクロブロックのユーザデータをデインターリーブ
し、その後、上記マクロブロックヘッダから誤り訂正情
報を読み取り、それに従って、デインターリーブ処理後
のユーザデータを誤り訂正する機能モジュール(マクロ
ブロックヘッダ単位デインターリーブ/エラー訂正モジ
ュール)を持つ。
【0030】さらには、このレイヤ3は、上記マクロブ
ロックヘッダからスーパーマクロブロックを生成(構
成)するための構造化情報を読み取って、それに従って
マクロブロックを複数個連結し、スーパーマクロブロッ
クを生成(構成)する機能モジュール(マクロブロック
リンク(スーパーマクロブロック生成)モジュール)を
持つ。
【0031】即ち、図5に示すように、マクロブロック
ヘッダに書かれている情報に従って、マクロブロックを
連結して、スーパーマクロブロックを生成する。図で
は、3個のマクロブロック<A>〜<C>で1個のスー
パーマクロブロック<A>を生成している。
【0032】こうして生成されたスーパーマクロブロッ
クは、当該スーパーマクロブロック内に重複分散配置
(例えば、マクロブロックヘッダとして結合後、複数重
複してスーパーマクロブロックに存在することになる。
つまり、逆方向で言えば、1個のスーパーマクロブロッ
クヘッダがそのまま3個のマクロブロックそれぞれに配
され(=重畳)、各マクロブロック内で4個に分けられ
ている(=分散)ことになる)された付帯情報(マクロ
ブロックヘッダ)と、データ実体(ユーザデータ)とか
らなる。
【0033】ここで、スーパーマクロブロックの生成情
報(第2の処理情報)や、スーパーマクロブロック単位
で処理しなければいけない訂正、デインターリーブ、サ
ブセットエレメント構成仕様といったヘッダ情報(第3
の処理情報)を、複数個のマクロブロックに重複して、
且つ、1個のマクロブロックの範囲でインターリーブ即
ち分散して配置している理由は、ヘッダ情報、特に、ス
ーパーマクロブロックの生成情報が、必ずデータとして
復元できるようにするためである。即ち、コードパター
ンを記録する情報記録媒体として通常使用される紙とい
うものは、磁気ディスク等のように媒体が安定している
ものではなく、さらには紙の質や印刷の状態が変わると
非常にエラーの発生頻度が高くなる。そこで、ユーザデ
ータの中身を多少は誤ったとしても、リンク情報や処理
をするエラー訂正のやり方だとかいったものは、データ
として復元できないと、後の処理が成り立たなくなるの
で、重畳分散記録、つまり2重、3重に同じ情報を記録
している。さらには、このような意味あいからも、処理
情報には、独立した訂正もかけるような規定としてい
る。
【0034】また、このレイヤ3は、上記マクロブロッ
クヘッダからインターリーブ情報を読み取り、それに従
ってスーパーマクロブロックのユーザデータをデインタ
ーリーブする機能モジュール(スーパーマクロブロック
単位デインターリーブモジュール)と、上記マクロブロ
ックヘッダから誤り訂正情報を読み取り、それに従っ
て、デインターリーブ処理後のユーザデータを誤り訂正
する機能モジュール(スーパーマクロブロック単位誤り
訂正モジュール)を持つ。
【0035】さらに、このレイヤ3は、マクロブロック
ヘッダからサブセットエレメントの構成仕様情報即ちサ
ブセットエレメントヘッダを読み取って、それに従って
上記誤り訂正後のスーパーマクロブロックのユーザデー
タからサブセットエレメントを分離する機能モジュール
(サブセットエレメント単位出力処理モジュール)と、
この分離されたサブセットエレメント単位を、隣接上位
層、即ちレイヤ4に3−SDU1 として出力する機能モ
ジュールと、処理に関わる状態情報、制御情報を入出力
する機能モジュールとを含む。
【0036】つまり、このレイヤ3というのは、まず最
初にブロックをリンクし即ち連結してマクロブロックを
生成し、さらにそれをスーパーマクロブロックに連結す
るという多段階の機能を果たす。
【0037】ここで、生成されたマクロブロックのマク
ロブロックヘッダには、スーパーマクロブロック内での
インターリーブの仕様、誤り訂正仕様(誤り訂正をその
スーパーマクロブロック内でどのサイズで、どの方式
で、どの程度行うかということを示す情報)、サブセッ
トエレメントの構成仕様(サブセットエレメントがどの
様に構成されて存在しているのかという情報)が書かれ
ている。そして、そのようなマクロブロックヘッダが、
一つのマクロブロック内に分散配置、つまりインターリ
ーブされている。また、マクロブロックヘッダとユーザ
データとは別方式の誤り訂正が施されている。
【0038】そして、同じマクロブロックヘッダ情報
が、一つのスーパーマクロブロックを構成する複数のマ
クロブロックそれぞれに書かれている。つまり、上記ス
ーパーマクロブロックをリンクして作る情報と、スーパ
ーマクロブロック内でのインターリーブのかけ方等の仕
様、誤り訂正仕様、サブセットエレメント構成仕様等
が、ある単位で同じものが重複して書かれ、且つ、この
小領域で分散されて配置されているものである。
【0039】従って、このマクロブロックヘッダ情報
(第2の処理情報)を読み込んで、まずマクロブロック
を連結してスーパーマクロブロックを作り、その後、ス
ーパーマクロブロック中の重複したマクロブロックヘッ
ダ中の情報(第3の処理情報)から、インターリーブ仕
様をまず読み込み、このスーパーマクロブロック単位で
デインターリーブをかける。その後、誤り訂正仕様(誤
り訂正の単位は自由に設定して構わない)を読み込ん
で、それに従って誤り訂正をこのスーパーマクロブロッ
クの中でかける。
【0040】そして、誤り訂正処理終了後、マクロブロ
ックヘッダの中に書いてあるサブセット構成仕様(第3
の処理情報)を読み込み、スーパーマクロブロックをサ
ブセットエレメントという概念のデータに分けて、それ
を出力する。即ち、3−SDU1 として、サブセットエ
レメント単位でデータが上位層に受け渡しされる。
【0041】レイヤ4(プレゼンテーション層)は、上
記再生処理部26の一部(ヘッダの読取部32及びサブ
セットデータ単位生成部34)に相当するもので、隣接
下位層つまりレイヤ3から入力するサブセットエレメン
ト単位のデータ(3−SDU1 )を4−PDU1 として
入力し、これから構造化情報(4−PCI1 即ち第4の
処理情報)を読み取る機能モジュール(サブファイルリ
ンク情報読取モジュール)と、この読み取った構造化情
報に従ってサブセットエレメント単位のデータ実体(4
−UD1 )を連結し、サブセットを生成(構成)する機
能モジュール(サブセットエレメントリンク(サブセッ
トの生成)モジュール)とを持つ。ここで、サブセット
エレメント単位のデータは、サブセットエレメントを連
結してサブセットを生成する(構成する)構造化情報
(サブセットエレメントヘッダ)とユーザデータ実体と
から成る。
【0042】また、このレイヤ4は、生成されたサブセ
ットから、隣接上位層との既存又は新規インターフェー
スに必要な付帯情報を読み取って、インターフェース整
合を行う機能モジュール、サブセットの一部又は全付帯
情報とデータ実体を隣接上位層、即ちレイヤ5に4−S
DU1 として出力する機能モジュールと、処理に関わる
状態情報、制御情報を入出力する機能モジュールとを含
む。
【0043】即ち、このレイヤ4に於いては、レイヤ3
からサブセットエレメント単位のデータ(例えば、サブ
セットエレメント<A>と<B>)が引き渡されるの
で、これらサブセットエレメントをリンクして1つのサ
ブセット(例えばサブセット<A>)を作る。従って、
サブセットエレメントの中には、サブセットエレメント
をリンクして、いかにサブセットを作るかという情報
(第4の処理情報)がサブセットエレメントヘッダとし
て入っている。
【0044】こうしてリンクされたサブセットの中に
は、サブセットそのもののヘッダ情報と、ユーザデータ
が書かれている。この場合、さらに上位階層でサブセッ
トがいくつか組み合わされてファイルというものを形成
するようになっているため、その組み合わせ時に先頭と
なるサブセット(例えば、サブセット<A>)には、特
にそのことを示すための特別なヘッダ情報が書かれてい
る。
【0045】なお、サブセットというのは、ファイルを
形成しなくてもそれ1個だけでデータとして人間が認知
できるような情報へ変換が可能な情報の塊のことであ
る。即ち、音なら音のデータであり、このサブセットの
中で全部完結しているので、このサブセット単位で音に
戻すことができる。つまり、ファイルを形成しなくて
も、この単位で再生出力できるというものである。
【0046】なお、図5は、スーパーマクロブロックを
2個連結してはじめてサブセットが3個できる例を示す
ものであり、例えば、サブセット<B>のように、この
2個のスーパーマクロブロック<A>,<B>にデータ
が跨がっていても良い。
【0047】レイヤ5(アプリケーション層)は、上記
再生処理部26の一部(ヘッダの読取部36及びファイ
ル生成・管理部38)に相当するもので、隣接下位層つ
まりレイヤ4から入力するサブセットのデータ(4−S
DU1 )を5−PDU1 として入力し、このサブセット
の付帯情報(5−PCI1 即ち第5の処理情報)又はデ
ータ実体(5−UD1 )からファイル管理情報を読み取
って、そのファイル管理情報に従ってファイル管理し、
サブセット単位又はサブセットを連結してファイルを生
成し、ファイル単位で読出す機能モジュール(ファイル
管理システムモジュール)、ファイル管理に基づき生成
されるサブセット単位又はファイル単位のデータ単位を
アプリケーションプロセスに5−SDU1 として出力す
る機能モジュールと、処理に関わる状態情報、制御情報
を入出力する機能モジュールとを含む。
【0048】即ち、このレイヤ5では、ファイル管理が
成される。ファイル管理の機能としては、だた単にサブ
セットを通過させて、さらに上位のアプリケーションプ
ロセスの方に渡すこともできるし、もちろん、図6に示
すように、このレイヤ5でファイルを形成しても良い。
つまり、このレイヤ5は、ファイルやサブセット単位
で、アプリケーションプロセスの方にデータを渡す機能
を果たすものである。
【0049】実際にファイルに結合された形では、サブ
セットが結合されたファイルができるので、その中に
は、ファイルヘッダ即ちアプリケーションコントロール
ヘッダと、ユーザデータとを含むこととなる。この場
合、アプリケーションコントロールヘッダには、ユーザ
データがどういう構造を持っているかを示す情報、ユー
ザデータの伸張情報、等の種々の情報が入っている。
【0050】アプリケーションプロセスは、上記再生処
理部26の一部(高能率符号復号部40及びアプリケー
ションによるファイル操作・情報出力部42)に相当す
るもので、MMPシステムを利用するアプリケーション
の実現を基本的な役割としている。このアプリケーショ
ンプロセスは、ソースサンプルデータのシャフリング方
式/構造、暗号化のためのスクランブル方式/構造、デ
ータ圧縮方式/構造、音・テキスト・画像のデータ構
造、等がある。このアプリケーションプロセスに要求さ
れる機能、即ち提供されるサービスは、ソースサンプル
データのシャフリング方式の提供、スクランブル方式の
提供、等があり、必要に応じて、データ圧縮方式・圧縮
/伸張作業の複数提供、情報種の確認とそのデータ構造
の選択、等を含むことができる。
【0051】このように、サブセットとは、上記特願平
6−121368号によれば、音ならば音だけの情報、
絵であれば絵だけの情報というようにそれぞれ一つの情
報単位として認識できるデータの塊に分けたそれぞれの
データの塊を言うものと定義されている。
【0052】ここで、図3に戻ると、エラー訂正部24
から供給されるサブセットエレメントのデータは、ヘッ
ダの読取部32に入力される。このヘッダの読取部32
は、このサブセットエレメントに書かれているヘッダの
内容を読み取り、サブセットデータ単位生成部34は、
そのヘッダの内容に従ってサブセットを生成する。次
に、ヘッダの読取部36は、この生成されたサブセット
に書かれているヘッダの内容を読み取り、ファイル生成
・管理部38は、そのヘッダの内容に従ってファイルを
生成する。そして、高能率符号復号部40は、こうして
生成されたファイルのデータを復号し、アプリケーショ
ンによるファイルの操作・情報出力部42は、この復号
されたデータを出力装置30に出力する。なお、これら
再生処理部26内の各部は、システムコントロール部2
8によって制御される。
【0053】また、前述したように、サブセットとは、
一つの情報単位として認識できるデータの塊を言うもの
であるので、即ち、サブセット単位でも出力が可能にな
るので、ファイルを生成せずに、このサブセットを直
接、高能率符号復号部40に入力して復号し、アプリケ
ーションによるファイルの操作・情報出力部42を介し
て出力装置30に出力することができる。
【0054】次に、このような構成における動作を説明
する。本実施例は、出力装置30の一つであるCRTモ
ニタ画面上に、ドットコード12を走査して得られた情
報を表示する際に、このドットコードの全部分に関する
情報と実際に読み取られたドットコードに関する情報と
を含む制御情報を併せて表示するようにしたものであ
る。
【0055】まず、この制御情報の一例として、ドット
コード12のうち実際に読み取られた走査部、読み取ら
れなかった未走査部、ドットコードの読取順等の走査関
連情報について説明する。この走査関連情報とは、要す
るに、シート10の紙面上に記録されているドットコー
ド12が大容量である場合、つまり大きな面積を有して
いる場合、そのようなドットコード12を読取範囲の小
さなペン型の読取部14で走査して読み込もうとした
時、走査している途中でどこが読めていないのかという
情報をユーザに知らせるようにするものである。つま
り、ユーザの方でどこを走査したらいいか、即ちトレー
スしたらいいかが明確になるように、その読めていない
ブロックを表示するものである。
【0056】図7は、このような動作を行うためのシス
テムコントロール部28の制御フローチャートである。
即ち、走査が開始されると、データ列調整部22からブ
ロックアドレスが入力されるのを待ち(ステップS1
2)、ブロックアドレスが入力されたならば、次に、メ
モリ28Mに記憶されているブロックアドレスと比較す
ることにより、その入力されたブロックアドレスが既に
入力済みのものであるかどうかを判断する(ステップS
14)。そして、まだ入力されていなかったブロックア
ドレスであれば、そのブロックアドレスをメモリ28M
に記憶する(ステップS16)。
【0057】次に、レイアウト表示を行うのに必要なだ
けのデータがつまりブロックが入手できたかどうか判断
する(ステップS18)。これは、ドットコード12に
記録されている縦横それぞれ何ブロックで構成されてい
るかを示す情報に基づいて判断される。この場合、ドッ
トコード12のある一部を走査してその情報が得られる
ようにするためには、より下層のレイヤにおいて判断で
きるようにそのデータが記録されているのが好ましい
が、ブロック毎にその情報が記録されているとすると情
報量がかなり少なくなってしまうので、マクロブロック
もしくはスーパーマクロブロックのヘッダの中に記録さ
れているほうが好ましい。また、ブロック毎にその情報
を入力するには、参照コードのみを入力することも考え
られる。参照コードとは、例えば、3ビットで構成され
ているとすれば、“010”は4×30のブロックを持
つコードというように認識できるためのコードを言う。
従って、システムコントロール部28は、データ列調整
部22又はエラー訂正部24から与えられる情報によ
り、シート10に記録されているドットコード12がど
のようなレイアウト関係になっているのかを判断するこ
とができる。
【0058】そして、レイアウト表示のために必要なデ
ータが入手できていないときには、それをユーザに知ら
せた後(ステップS20)、上記ステップS12に戻
る。例えば、パーソナルコンピュータ等の処理部16に
おけるCRT画面に、図8の(A)に示すように、「ト
レース不足」という警告表示をウィンドウとして表示す
る。あるいは、単純にペン型の読取部14に設けたLE
D等を点灯させるようにしても良いし、読取部14に設
けたバイブレータを振動させたり、警告音で報知するよ
うにしても良い。
【0059】そして、レイアウト表示のためのデータが
入手できた場合には、例えば、パーソナルコンピュータ
等の処理部16におけるCRT画面に、図8の(B)に
示すように、入手と未入手のブロックを識別可能なよう
にウィンドウ表示する(ステップS22)。つまり、ブ
ロックアドレス自体は順番に振られており、また、入手
済みのブロックのブロックアドレスがメモリ28Mに記
憶されている即ちドットコード12のどこに配置されて
いるブロックかを示す情報が入手できるので、例えば入
手済みのブロックの位置を白に、未入手ブロックの位置
を赤や黒というように、ユーザが視覚的に識別可能なよ
うに表示することが可能になる。
【0060】なお、ドットコード12は、読取部14の
走査ブレに対処するために、本発明の出願人による特願
平6−241150号に示すように、同一のブロックを
重畳して配置している。例えば、図8の(B)におい
て、上側4列と下側4列に同一のデータを記録し、上側
だけ又は下側だけを走査したとしても、元のマルチメデ
ィア情報が再生できるようになっている。従って、この
二重記録されたブロックのどちらか一方が入手できたな
らば、それと同じデータが記録されている他方のブロッ
クについても入手済みを表す表示とすることが必要であ
る。
【0061】次に、再生処理部26のヘッダ読取部32
及びサブセットデータ単位生成部34からの情報によ
り、入手済みのブロックのデータからサブセットが認識
されたかどうか判断し(ステップS24)、認識されな
いときには上記ステップS12に戻る。即ち、レイアウ
ト表示が可能になったとしても、サブセットが構成され
ていないときには、「トレース不足」という表示はその
まま残しておく。
【0062】また、サブセットが認識されたときには、
認識したサブセット表示処理を行う(ステップS2
6)。この処理は、図9の(A)のフローチャートに示
すようにして行われる。即ち、まず、サブセットデータ
を表示するかどうか判断する(ステップS26A)。こ
れは、予め設定されているモードが、得られたサブセッ
トからすぐに表示するというモードとなっているか、す
ぐに表示はせずに得られたことをユーザに知らせるモー
ドとなっているかにより判断する。
【0063】得られたサブセットからすぐに表示するモ
ードの場合には、このサブセットのデータをサブセット
データ単位生成部34から高能率符号復号部40に供給
し、アプリケーションによるファイル操作・情報出力部
42を介して出力装置30にて再生出力する(ステップ
S26B)。この場合、当該サブセットのドットコード
上の位置を、図9の(B)に示すように、スケールバー
表示する。
【0064】また、サブセットが得られたことをユーザ
に知らせるモードの場合には、再生可能であることを知
らせる表示を行う(ステップS26C)。ここで、読取
部14には、特に図示していないが操作スイッチがもう
けられており、ユーザはこの操作スイッチを押下した状
態でドットコード12を走査し、この操作スイッチが離
されてから再生のための処理が開始されるようになって
いる。従って、この操作スイッチの状態により、得られ
たサブセットの表示を行うかどうか判断する(ステップ
S26D)。そして、再生するのであれば上記ステップ
S26Bに進んで上記再生処理を行い、また再生しない
のであればこのフローチャートの処理を終えて図7のフ
ローチャートの処理へ戻る。
【0065】こうして認識したサブセット表示処理が終
えられたならば、次に、ドットコード上の全てのデータ
が再生済みかどうか判断し(ステップS28)、まだで
あれば、未入手サブセット数を表示した後(ステップS
30)、上記ステップS12に戻る。即ち、図8の
(B)に示すように、再生できないコード上にあるサブ
セット数を表示する。
【0066】こうして、ドットコード上の全てのデータ
が再生されたならば、処理を終了する。この時の表示状
態は、図8の(C)に示すようになっている。即ち、3
個のサブセット(画像、音声、テキスト)がパーソナル
コンピュータ等の処理部16のCRTの画面上にそれぞ
れウィンドウ表示されると共に、それぞれのウィンドウ
内にスケールバーとして当該サブセットのドットコード
上の位置が表示される。
【0067】このように、当該サブセットの位置を表示
することにより、例えば画像等は削除等の操作を行わな
ければそのまま残るのに対して、音声の場合は、一度再
生出力されてしまうと終わりである。そこで、ユーザが
もう一度、その音声を聞きたいという時に、このように
大体の位置が表示されていれば、ドットコード12を全
て走査し直さなくとも、その示された位置のみを走査す
るだけで再生することができるようになる。
【0068】なお、このスケールバーによるサブセット
位置の表示としては、例えば、インターリーブがドット
コード12全体に掛かっている場合には、図9の(C)
に示すように、ドットコード全てを走査しなければなら
ないことを示すものとなる。また、スケールバーはウィ
ンドウ内に表示するだけではなく、図10の(A)に示
すように、ウィンドウの外に表示するようにしても良
い。図10の(B)乃至(F)はそれぞれ、スケールバ
ーの例を示している。特に、同図の(E)に示すよう
に、各サブセットのブロック数を数字で表すようにした
り、ミリ表示することにより、さらに所望のサブセット
だけを走査できるようにすることが可能になる。また、
インターリーブのかけ方によっては、一部のブロックに
複数のサブセットのデータが入ることがあり、そのよう
な場合には、同図の(F)に示すように、傾き方向の異
なるハッチングで示したり、色を変える等、識別可能な
ように表示することが必要となる。
【0069】さらに、1枚のシート10上に複数のドッ
トコード12が記録されている場合には、図10の
(G)に示すように、どのドットコードのどの位置のサ
ブセットにどのような情報が記録されているかを示すこ
とができるように、アイコン表示するようにしても良
い。
【0070】また、ドットコード12には、そのファイ
ルの表示されている情報を消去するとか、他のウィンド
ウの後ろに隠すというような、ファイルを操作する制御
サブセットが用意されている場合がある。このような場
合には、図11に示すように動作する。
【0071】即ち、まず、サブセットが入力されると
(ステップS42)、そのサブセットを表示し(ステッ
プS44)、サブセットの位置情報を表示するかどうか
判断する(ステップS46)。表示しない場合には、ド
ットコード上の全てのデータが再生済みかどうか判断し
(ステップS48)、まだであれば、上記ステップS4
2に戻る。
【0072】一方、サブセットの位置情報を表示する場
合には、スケールバー表示したマークを、当該サブセッ
ト共に表示し(ステップS50)、その後、制御サブセ
ットの位置情報を表示するかどうか判断する(ステップ
S52)。表示しない場合には上記ステップS48に進
むが、表示する場合には、図10の(H)に示すよう
に、紙などの媒体上におけるその制御サブセット位置を
表示した後(ステップS54)、上記ステップS48に
進む。
【0073】ここで、制御サブセットのうち、対応する
サブセットを消す指示情報が記録されている消去サブセ
ット44は、誤って走査されることがないように、色を
変えたり、網点の密度を変えたりして、視覚的に認識し
易くするのが好ましい。
【0074】あるいは、制御サブセットが走査されたと
きには、確認のメッセージを表示するようにしても良
い。ここでは、その一例として、消去サブセットが入力
された例を示す。図12の(A)はそのような場合の表
示例を、また(B)は動作フローチャートを示してい
る。
【0075】即ち、シート10上には、例えば3個のサ
ブセットを含むデータドットコード12が記録され、各
サブセットそれぞれに対応する消去サブセット44が記
録されているものとする。これら消去サブセット44の
内の1つを走査すると、その消去サブセット44が入力
されるので(ステップS52)、該当するデータを認識
し易いように点滅表示すると共に、例えば「ただいまス
キャンしたコードはデータコードではありません。ブリ
ンクしている情報を消しても良いですか」等の確認メッ
セージ46を表示する(ステップS54)。
【0076】そして、例えばパーソナルコンピュータ等
の処理装置16のキーボードの操作によって消去命令が
入力された場合(ステップS56)、あるいは、消去命
令の入力が無い場合でも、例えば点滅が10秒間続く等
の所定の条件を満たした場合には(ステップS58)、
対応するサブセットの表示を消去する(ステップS6
0)。
【0077】また、何も表示されていない状態で、消去
サブセット44が操作された場合には、アプリケーショ
ンによるファイル操作・情報出力部42にてサブセット
が表示されていないことがわかるので、上記確認メッセ
ージ46と同様に、その旨をメッセージ表示する。
【0078】ところで、前述したように、各サブセット
の対応位置を表示し、所望のサブセットに対応するドッ
トコードの一部だけを再走査してそのサブセットを再生
する場合、その走査されたコードを全て復号して再生す
るのでは、走査を行ってから音声や画像、テキスト等の
情報として出力されるまでに時間がかかってしまう。そ
こで、復号された情報を所定の期間メモリ上に保持して
おき、再読み出ししたいドットコードの一部をユーザが
走査した場合に、その保持してある情報を利用すること
で、復号処理なしで必要な情報を出力できるようにする
ことが好ましい。
【0079】これは、以下のようにして実現される。即
ち、図13の(A)に示すように、ドットコード12が
読み取られると(ステップS72)、サブセットデータ
単位生成部34はサブセットを生成して、そのサブセッ
トのヘッダ部を高能率符号復号部40に供給する。高能
率符号復号部40はこのヘッダ部の復号を行い、その復
号したデータをシステムコントロール部28に供給する
(ステップS74)。
【0080】ここで、システムコントロール部28は、
その供給されたヘッダ部のデータ、例えば識別番号等と
同じデータが既にメモリ28Mに記憶されているかどう
か、つまり当該サブセットが一度再生されたものである
かどうか判断する(ステップS76)。メモリ28M上
に存在しないデータであれば、サブセットデータ単位生
成部34から当該サブセットのデータ部を高能率符号復
号部40に送らせて、データ部の復号を行わせる(ステ
ップS78)。そして、復号されたヘッダ部及びデータ
部のデータをメモリ28Mに記憶すると共に(ステップ
S80)、アプリケーションによるファイル操作・情報
出力部42によってその復号されたデータ部のデータを
出力装置30に出力させて、音声や画像、テキストデー
タ等として再生出力させる(ステップS82)。
【0081】一方、高能率符号復号部40で復号された
ヘッダ部のデータがメモリ28M上に存在する場合に
は、そのサブセットのデータをメモリ28Mから読出し
てアプリケーションによるファイル操作・情報出力部4
2に供給し(ステップS84)これをデータ部のデータ
を出力装置30にて、音声や画像、テキストデータ等と
して再生出力させる(ステップS82)。即ち、時間が
かかるサブセットのデータ部の復号処理を行わないの
で、すばやく出力装置30から情報を出力できるように
なる。
【0082】例えば、ドットコード12は、図13の
(B)に示すように、論理的には、先頭にファイルヘッ
ダFH1、続けて、サブセット1(例えば画像)のヘッ
ダ部SSH1-1とデータ部SSD1-1、サブセット2
(例えば音声)のヘッダ部SSH1-2とデータ部SSD
1-2、サブセット3(例えばテキストデータ)のヘッダ
部SSH1-3とデータ部SSD1-3、…という形で記述
されている。ここで、ユーザがサブセット2を再走査す
ると、まずヘッダ部SSH1-2のデータが復号されるの
で、それに対応するデータをメモリ28M上で検索す
る。そして、それがメモリ28M上に存在する場合に
は、対応するデータ部SSD1-2をメモリ28Mから読
出して、出力装置30から再生出力する。また、メモリ
28上に無い場合には、再走査によって得られるデータ
部SSD1-2を復号して、出力装置30から再生出力す
る。
【0083】また、各サブセットがテキストデータや画
像等のように画面上に表示されている状態で、ドットコ
ード12の対応するサブセットの部分が再走査された場
合は、図14の(A)に示すように、その走査されたヘ
ッダSSH1-2の内容に対応するデータがまだ画面上に
ウィンドウ表示されているので、そのウィンドウをアク
ティブにするだけで良い。ここで、アクティブにすると
は、例えば、当該ウィンドウの枠を太枠にして表示する
或いはブリンクさせる、もしくは、複数ウィンドウの最
前面に当該ウィンドウを移動することを言う。
【0084】なお、このような再走査時にメモリ上のデ
ータを利用するという考え方は、上記サブセットについ
てだけでなく、図14の(B)に示すように、ファイル
単位にも容易に拡張できる。例えば、1つのドットコー
ド12に複数のファイルが入る場合や、1つだけの場
合、或いは3つ入る場合等があり、それぞれのファイル
の先頭には必ずファイルヘッダが付される。そこで、こ
の部分を走査することによって、当該ファイルが既に読
み取られたものである場合には、そのファイルデータを
メモリ28Mから読出して再生する。
【0085】この場合には、1つのファイルは非常に密
接に関連したサブセットデータの集まりであるので、こ
の先頭のファイルヘッダだけを走査することによって、
関連した一連のサブセットデータを読み出すことができ
るという効果もある。
【0086】次に、上記制御情報として、ドットコード
12の大きさや配置等のレイアウト情報やデータの概要
を示す索引情報について説明する。図15の(A)は、
シート10上に複数のドットコード12が配置されてい
る場合を示している。ここで、左上に配置されているド
ットコードが制御情報としてのレイアウト情報を含むド
ットコード即ちレイアウト情報ドットコード48であ
る。また、その他の4つのドットコード(ドットコード
1〜4)は、一般的なマルチメディア情報をコード化し
たドットコードである。
【0087】レイアウト情報ドットコード48には、次
のような情報がコード化されている。即ち、このレイア
ウト情報ドットコード48を走査すると、図15の
(B)に示すように、当該シート10に対する各ドット
コードの大きさや配置が表示される。また、各ドットコ
ードの内容を表す情報が表示される。もちろん、このよ
うなコード概要については、「コード1のデータは…、
コード2のデータは…」というように音声でユーザに伝
えることも可能である。
【0088】図16の(A)は、上記ドットコード1〜
4のような一般的なドットコード12のエラー訂正後の
論理的構造を模式的に表した図であり、まず一般サブセ
ットのサブセットヘッダがあり、それに続けて、一般的
なサブセットの情報が入っている。この後に、指示デー
タサブセットのサブセットヘッドがあり、指示データサ
ブセットの情報が入っている。ここで、指示データサブ
セットとは、例えば、次にどこのドットコードを走査せ
よという指示を出すための音声又は画像、テキストデー
タがコード化されたものである。例えば、スキャン1,
スキャン2,スキャン3,スキャン4のように文字で、
或いは矢印で、各ドットコードを走査すべき順番が表示
される。つまり、レイアウト情報ドットコード48を走
査したときには、図15の(B)中に示すような矢印5
0は表示されておらず、この指示データサブセットを走
査したときに、この矢印50が表示される。また、この
指示データサブセットの走査に応答してこのような矢印
50を表示するだけでなく、「まず、コード1をスキャ
ンし、次にコード2をスキャンし、次にコード3をスキ
ャンして、最後にコード4をスキャンしてください」と
いうように音声で走査順を知らせることも可能である。
なお、この指示データサブセットは、一般サブセットの
後ではなく、先頭に書かれていても良いことは勿論であ
る。
【0089】また、図16の(B)は、レイアウト情報
ドットコード48のエラー訂正後の論理的構造を模式的
に表した図である。このレイアウト情報ドットコード4
8は、索引データサブセットを有し、まずサブセットヘ
ッダがあり、その後に索引データサブセットの情報が入
る構造となっている。
【0090】なお、上記実施例では、一枚のシート内に
存在するコードでマルチメディア情報が完結した形とな
っているが、複数頁のシートにコードがまたがって形成
されていても良く、この場合、指示情報として「何頁の
何番のコードをスキャンしてください。」という音声で
出力したり、画面上にその旨を文字として表示すること
も可能である。
【0091】以上実施例に基づいて本発明を説明した
が、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能で
ある。ここで、本発明の要旨をまとめると以下のように
なる。
【0092】(1) 音声情報、画像情報、テキストデ
ータの少なくとも一つを含むマルチメディア情報が光学
的に読み取り可能なコードとして記録された記録媒体か
ら前記コードを光学的に走査して読み取る読取手段と、
この読取手段によって読み取られたコードに対して所定
の処理を行って、元のマルチメディア情報に復元する処
理手段と、この処理手段からの出力信号に基づいて、各
マルチメディア情報を再生して出力する出力手段と、か
らなる情報再生システムにおいて、前記処理手段は、前
記読取手段によって読み取られたコードに対して所定の
処理を行っている際に、前記読取手段によって読み取ら
れたコードの全部分に関する情報である第1の制御情報
と、これら読み取られたコードのうちの復元された部分
に関する情報である第2の制御情報との少なくとも一方
を検出する制御情報検出手段と、を有し、前記出力手段
は、前記処理手段により復元されたマルチメディア情報
と共に、前記制御情報検出手段によって検出された第1
及び第2の制御情報のうちの少なくとも一方を併せて表
示する表示手段を備える、ことを特徴とする情報再生シ
ステム。
【0093】即ち、復元されたマルチメディア情報と共
に、制御情報を併せて表示することにより、記録媒体上
のコードと復元された情報との対応関係が明確になるの
で、操作性を向上することができる。
【0094】(2) 前記コードは、所定の情報単位ご
とに分割可能に記録媒体に記録され、前記第1の制御情
報は、前記記録媒体に対する前記コードの大きさ及び配
置を示すレイアウト情報や、前記所定情報単位ごとのデ
ータの概要を示す索引情報を含み、前記第2の制御情報
は、前記コードのうち実際に復元された走査済み部、復
元されなかった未走査部、及びコードの読み取り順を示
す走査関連情報を含む、ことを特徴とする前記(1)に
記載の情報再生システム。
【0095】即ち、制御情報が各種の情報を備えている
ので、記録媒体上のコードを走査する際に必要なさまざ
まな情報が得られ、操作性が向上する。 (3) 前記処理手段は、前記読取手段で読み取られた
コードが正確に復元されたかどうかを判断する判断手段
と、この判断手段によって少なくとも正確にマルチメデ
ィア情報に復元されたと判断された内容を一時的に記憶
する記憶手段と、前記判断手段により前記読取手段で読
み取られたコードに正確に復元されない部分があると判
断された場合、前記コードの再読み取りを指示する指示
手段と、を有し、前記表示手段は、前記指示手段による
再読み取り指示情報を表示するものである、ことを特徴
とする前記(1)又は(2)に記載の情報再生システ
ム。
【0096】即ち、コードがマルチメディア情報に正確
に復元されなかった場合、表示手段上に再読み取りが指
示されるので、より確実に情報を読み取ることができ、
操作性が向上する。
【0097】(4) 前記処理手段は、前記読取手段に
より再度読み取られたコードのうち、前記判断手段によ
って正確に復元されたと判断された部分に相当する部分
を判別する判別手段と、この判別手段によって前記正確
に復元された部分に相当すると判別されたコードの部分
については、前記記憶手段に記憶された内容を前記出力
手段に出力し、正確に復元された部分に相当しないと判
別されたコードの部分については、復元処理を施してか
ら前記出力手段に出力するように制御する制御手段と、
をさらに有することを特徴とする前記(3)に記載の情
報再生システム。
【0098】即ち、再読み取り処理を行う際に、一度読
み取られ、記憶手段に記憶されているコードについて
は、復元処理を行わないようにしたので、処理速度を向
上させることができる。
【0099】(5) 前記表示手段が、前記第1及び第
2の制御情報を音声情報として出力するものであること
を特徴とする前記(1)又は(2)に記載の情報再生シ
ステム。
【0100】即ち、制御情報を音声で表示することによ
り、操作者は、表示手段を注視していなくても、制御情
報を知ることができるようになる。 (6) 前記コードは、音声情報、画像情報、テキスト
データの少なくとも一つを含むマルチメディア情報を所
定の方式で符号化したデータと、この符号化データが互
いに識別可能なようにするためのヘッダ情報とをコード
として前記記録媒体に所定のフォーマットで記録したも
のであり、前記処理手段が、前記読取手段で読み取られ
たコードから前記ヘッダ情報の内容を復号するヘッダ復
号化手段と、前記読取手段で読み取られたコードから前
記データを復号するデータ復号化手段と、前記ヘッダ復
号化手段及びデータ復号化手段で復号されたデータの少
なくとも一部を記憶するデータ記憶手段と、前記ヘッダ
復号化手段によって復号されたヘッダの内容に対応する
データを前記データ記憶手段に記憶されたデータの中か
ら検索し、その検索結果に基づいて、前記データ復号化
手段でデータを復号するか、もしくは前記データ記憶手
段に記憶されたデータを読出すかを選択するデータ選択
手段と、を有することを特徴とする前記(1)に記載の
情報再生システム。
【0101】即ち、再読み取り処理を行う際に、一度読
み取られ、記憶手段に記憶されているコードについて
は、復元処理を行わないので、処理速度が向上する。 (7) 前記ヘッダ情報は、ファイルの先頭に記述され
るファイルヘッダであり、前記データとは、コードの一
部もしくは全体にわたって記述される一連のファイルで
ある、ことを特徴とする前記(6)に記載の情報再生シ
ステム。
【0102】即ち、再読み取り処理を行う際に、一度読
み取られ、記憶手段に記憶されているコードについて
は、復元処理を行わないので、処理速度が向上する。ま
た、ファイル単位で再生できるため、相互に深く関連し
た内容の複数のサブセットを一括して再生することがで
きる。
【0103】(8) 前記ヘッダ情報は、サブセットの
先頭に記述されるサブセットヘッダであり、前記データ
とは、コードの一部もしくは全体にわたって記述される
サブセットデータである、ことを特徴とする前記(6)
に記載の情報再生システム。
【0104】即ち、再読み取り処理を行う際に、一度読
み取られ、記憶手段に記憶されているコードについて
は、復元処理を行わないので、処理速度が向上する。ま
た、サブセット単位で再生できるため、ユーザが所望す
るサブセットデータのみを選択的に再生することができ
る。
【0105】(9) 前記表示手段は、複数の表示部を
有し、この複数の表示部内に前記復元されたマルチメデ
ィア情報を選択的に表示するウィンドウ表示手段と、前
記データ選択手段によって、読み取られたヘッダが前記
複数の表示部内のいずれかに表示されているデータを示
すことがわかった場合、この表示部を他の表示部と識別
可能に表示する識別表示手段(ウィンドウをアクティブ
にするウィンドウアクティブ化手段)と、をさらに含む
ことを特徴とする前記(6)に記載の情報再生システ
ム。
【0106】即ち、所定情報単位ごとに複数の表示がな
されている際に、読み取られたヘッダに対応する表示部
が直ちに認識できるので、操作性が向上する。 (10) 前記処理手段は、前記読取手段により読み取
った前記コードの所定の情報単位(サブセット)ごと
に、それぞれの内容が正確に復元されたかどうかを判断
する情報単位復元判断手段を有し、前記表示手段は、前
記情報単位復元判断手段によって所定の情報単位(サブ
セット)が正確に復元されたと判断される度ごとに、前
記復元されたマルチメディア情報を表示するものであ
る、ことを特徴とする前記(2)乃至(4)のいずれか
に記載の情報再生システム。
【0107】即ち、特に操作することなく、正確に復元
された情報が表示されるので、操作性が向上する。 (11) 前記処理手段が、前記読取手段により読み取
った前記コードの所定の情報単位ごとに、それぞれの内
容が正確に復元されたかどうかを判断する情報単位復元
判断手段と、前記読み取り中のコードに関して前記情報
単位ごとに復元状態を認識する復元状態認識手段と、を
有し、前記表示手段が、前記情報単位復元判断手段によ
って所定の情報単位が正確に復元されたと判断される度
ごとに、前記復元状態認識手段によって認識された復元
状態を表示するものである、ことを特徴とする前記
(2)乃至(4)のいずれかに記載の情報再生システ
ム。
【0108】即ち、所定情報単位ごとに復元されたかど
うかの確認を行うことかできるので、操作性が向上す
る。 (12) 前記表示手段が、前記情報単位復元判断手段
からの出力に基づき、正確に復元されなかった所定の情
報単位(サブセット)の数を表示するものであることを
特徴とする前記(11)に記載の情報再生システム。
【0109】即ち、所定情報単位ごとに未入手数の確認
を行うことができるので、操作性が向上する。 (13) 前記表示手段が、前記情報単位復元判断手段
からの出力に基づき、正確に復元されなかった所定の情
報単位(サブセット)が、前記コード上のどの位置に存
在するかという配置関係を併せて表示するものであるこ
とを特徴とする前記(11)に記載の情報再生システ
ム。
【0110】即ち、復元されなかった所定の情報単位の
配置関係が併せて表示されるので、再読み取りの際の目
印となり、操作性が向上する。 (14) 前記表示手段は、複数の表示部を有し、この
複数の表示部内に、前記復元されたマルチメディア情報
を前記所定の情報単位(サブセット)ごとに表示するも
のであり、前記複数の表示部内のいずれかの表示部を他
の表示部と識別可能に表示する識別表示手段をさらに含
むことを特徴とする前記(2)に記載の情報再生システ
ム。
【0111】即ち、所定情報単位ごとに複数の表示がな
されている際に、所望の表示部が直ちに認識できるの
で、操作性が向上する。 (15) 音声情報、画像情報、テキストデータの少な
くとも一つを含むマルチメディア情報が光学的に読み取
り可能なコードとして記録された記録媒体において、前
記コードは、前記記録媒体に対する前記コードの大きさ
及び配置を示すレイアウト情報、前記コードの読み取り
順を示す走査関連情報、前記コードの所定情報単位ごと
のデータの概要を示す索引情報のうちの少なくとも一つ
を含む制御情報を、前記マルチメディア情報と共に含む
ものであることを特徴とする記録媒体。即ち、表示、操
作に必要な情報が付加されたコードになり、情報再生の
際の操作性が向上する。
【0112】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
音声や音楽等のオーディオ情報、カメラやビデオ機器等
から得られる映像情報、及びパーソナルコンピュータや
ワードプロセッサ等から得られるディジタルコードデー
タ、等を含めた所謂マルチメディア情報を光学的に読み
取り可能な2次元コードパターンとして記録した紙等の
記録媒体、及びそのような記録媒体から上記コードパタ
ーンを光学的に読み取って元のマルチメディア情報を再
生する情報再生システムにおいて、情報再生の際の操作
性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は実施例の情報再生システムの外観を示
す図であり、(B)はこの情報再生システムのブロック
構成図である。
【図2】ドットコードのフォーマットを示す図である。
【図3】再生処理部の詳細を示すブロック構成図であ
る。
【図4】レイヤ2及びレイヤ3の一部の機能を説明する
ための図である。
【図5】レイヤ3及びレイヤ4の機能を説明するための
図である。
【図6】レイヤ4及びレイヤ5の機能を説明するための
図である。
【図7】ドットコードのうち実際に読み取られた走査部
と読み取られなかった未走査部等の走査関連情報を表示
する動作のフローチャートである。
【図8】(A)乃至(C)はそれぞれ走査関連情報の表
示例を示す図である。
【図9】(A)は認識したサブセット表示処理のフロー
チャートであり、(B)及び(C)はそれぞれ走査関連
情報の表示例を示す図である。
【図10】(A)乃至(H)はそれぞれ走査関連情報の
表示例を示す図である。
【図11】ファイルを操作する制御サブセットを走査し
たときの動作フローチャートである。
【図12】(A)は消去サブセットの記録されたシート
と当該消去サブセットを走査したときの表示例を示す図
であり、(B)は消去サブセットを走査したときの動作
フローチャートである。
【図13】(A)及び(B)はそれぞれサブセットの再
走査時の動作フローチャート及びドットコードとメモリ
上のデータの関係を示す図である。
【図14】(A)はサブセットの再走査時の表示例を示
す図であり、(B)はファイルの再走査時のドットコー
ドとメモリ上のデータの関係を示す図である。
【図15】(A)は複数のドットコードが配置されたシ
ートを示す図であり、(B)はレイアウト情報を読み込
んだ後のモニタ出力例を示す図である。
【図16】(A)及び(B)はそれぞれエラー訂正後の
一般的なドットコード及びレイアウト情報ドットコード
の論理構造を模式的に示す図である。
【符号の説明】
10…シート、12…ドットコード、14…読取部、1
6…処理部、18…検出部、20…走査変換部、22…
データ列調整部、24…データエラー訂正部、26…再
生処理部、28…システムコントロール部、28M…メ
モリ、30…出力装置、32…ヘッダの読取部、34…
サブセットデータ単位生成部、36…ヘッダの読取部、
38…ファイル生成・管理部、40…高能率符号復号
部、42…アプリケーションによるファイル操作・情報
出力部、44…消去サブセット、46…確認メッセー
ジ、48…レイアウト情報ドットコード、50…矢印。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 7/10 P 7623−5B H04N 1/00 Z 5/76 Z 5/91 // G11B 7/00 Q 9464−5D (72)発明者 福田 弘之 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声情報、画像情報、テキストデータの
    少なくとも一つを含むマルチメディア情報が光学的に読
    み取り可能なコードとして記録された記録媒体から前記
    コードを光学的に走査して読み取る読取手段と、 この読取手段によって読み取られたコードに対して所定
    の処理を行って、元のマルチメディア情報に復元する処
    理手段と、 この処理手段からの出力信号に基づいて、各マルチメデ
    ィア情報を再生して出力する出力手段と、 からなる情報再生システムにおいて、 前記処理手段は、前記読取手段によって読み取られたコ
    ードに対して所定の処理を行っている際に、前記読取手
    段によって読み取られたコードの全部分に関する情報で
    ある第1の制御情報と、これら読み取られたコードのう
    ちの復元された部分に関する情報である第2の制御情報
    との少なくとも一方を検出する制御情報検出手段と、 を有し、 前記出力手段は、前記処理手段により復元されたマルチ
    メディア情報と共に、前記制御情報検出手段によって検
    出された第1及び第2の制御情報のうちの少なくとも一
    方を併せて表示する表示手段を備える、 ことを特徴とする情報再生システム。
  2. 【請求項2】 前記コードは、所定の情報単位ごとに分
    割可能に記録媒体に記録され、 前記第1の制御情報は、前記記録媒体に対する前記コー
    ドの大きさ及び配置を示すレイアウト情報や、前記所定
    情報単位ごとのデータの概要を示す索引情報を含み、 前記第2の制御情報は、前記コードのうち実際に復元さ
    れた走査済み部、復元されなかった未走査部、及びコー
    ドの読み取り順を示す走査関連情報を含む、 ことを特徴とする請求項1に記載の情報再生システム。
  3. 【請求項3】 前記処理手段は、 前記読取手段で読み取られたコードが正確に復元された
    かどうかを判断する判断手段と、 この判断手段によって少なくとも正確にマルチメディア
    情報に復元されたと判断された内容を一時的に記憶する
    記憶手段と、 前記判断手段により前記読取手段で読み取られたコード
    に正確に復元されない部分があると判断された場合、前
    記コードの再読み取りを指示する指示手段と、 を有し、 前記表示手段は、前記指示手段による再読み取り指示情
    報を表示するものである、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報再生シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記処理手段は、 前記読取手段により再度読み取られたコードのうち、前
    記判断手段によって正確に復元されたと判断された部分
    に相当する部分を判別する判別手段と、 この判別手段によって前記正確に復元された部分に相当
    すると判別されたコードの部分については、前記記憶手
    段に記憶された内容を前記出力手段に出力し、正確に復
    元された部分に相当しないと判別されたコードの部分に
    ついては、復元処理を施してから前記出力手段に出力す
    るように制御する制御手段と、 をさらに有することを特徴とする請求項3に記載の情報
    再生システム。
  5. 【請求項5】 前記表示手段が、前記第1及び第2の制
    御情報を音声情報として出力するものであることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の情報再生システム。
  6. 【請求項6】 前記コードは、音声情報、画像情報、テ
    キストデータの少なくとも一つを含むマルチメディア情
    報を所定の方式で符号化したデータと、この符号化デー
    タが互いに識別可能なようにするためのヘッダ情報とを
    コードとして前記記録媒体に所定のフォーマットで記録
    したものであり、 前記処理手段が、 前記読取手段で読み取られたコードから前記ヘッダ情報
    の内容を復号するヘッダ復号化手段と、 前記読取手段で読み取られたコードから前記データを復
    号するデータ復号化手段と、 前記ヘッダ復号化手段及びデータ復号化手段で復号され
    たデータの少なくとも一部を記憶するデータ記憶手段
    と、 前記ヘッダ復号化手段によって復号されたヘッダの内容
    に対応するデータを前記データ記憶手段に記憶されたデ
    ータの中から検索し、その検索結果に基づいて、前記デ
    ータ復号化手段でデータを復号するか、もしくは前記デ
    ータ記憶手段に記憶されたデータを読出すかを選択する
    データ選択手段と、 を有することを特徴とする請求項1に記載の情報再生シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記ヘッダ情報は、ファイルの先頭に記
    述されるファイルヘッダであり、 前記データとは、コードの一部もしくは全体にわたって
    記述される一連のファイルである、 ことを特徴とする請求項6に記載の情報再生システム。
  8. 【請求項8】 前記ヘッダ情報は、サブセットの先頭に
    記述されるサブセットヘッダであり、 前記データとは、コードの一部もしくは全体にわたって
    記述されるサブセットデータである、 ことを特徴とする請求項6に記載の情報再生システム。
  9. 【請求項9】 前記表示手段は、 複数の表示部を有し、この複数の表示部内に前記復元さ
    れたマルチメディア情報を選択的に表示するウィンドウ
    表示手段と、 前記データ選択手段によって、読み取られたヘッダが前
    記複数の表示部内のいずれかに表示されているデータを
    示すことがわかった場合、この表示部を他の表示部と識
    別可能に表示する識別表示手段と、 をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の情報再
    生システム。
  10. 【請求項10】 前記処理手段は、前記読取手段により
    読み取った前記コードの所定の情報単位ごとに、それぞ
    れの内容が正確に復元されたかどうかを判断する情報単
    位復元判断手段を有し、 前記表示手段は、前記情報単位復元判断手段によって所
    定の情報単位が正確に復元されたと判断される度ごと
    に、前記復元されたマルチメディア情報を表示するもの
    である、 ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の情
    報再生システム。
  11. 【請求項11】 前記処理手段が、 前記読取手段により読み取った前記コードの所定の情報
    単位ごとに、それぞれの内容が正確に復元されたかどう
    かを判断する情報単位復元判断手段と、 前記読み取り中のコードに関して前記情報単位ごとに復
    元状態を認識する復元状態認識手段と、 を有し、 前記表示手段が、前記情報単位復元判断手段によって所
    定の情報単位が正確に復元されたと判断される度ごと
    に、前記復元状態認識手段によって認識された復元状態
    を表示するものである、 ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の情
    報再生システム。
  12. 【請求項12】 前記表示手段が、前記情報単位復元判
    断手段からの出力に基づき、正確に復元されなかった所
    定の情報単位の数を表示するものであることを特徴とす
    る請求項11に記載の情報再生システム。
  13. 【請求項13】 前記表示手段が、前記情報単位復元判
    断手段からの出力に基づき、正確に復元されなかった所
    定の情報単位が、前記コード上のどの位置に存在するか
    という配置関係を併せて表示するものであることを特徴
    とする請求項11に記載の情報再生システム。
  14. 【請求項14】 前記表示手段は、複数の表示部を有
    し、この複数の表示部内に、前記復元されたマルチメデ
    ィア情報を前記所定の情報単位ごとに表示するものであ
    り、 前記複数の表示部内のいずれかの表示部を他の表示部と
    識別可能に表示する識別表示手段をさらに含むことを特
    徴とする請求項2に記載の情報再生システム。
  15. 【請求項15】 音声情報、画像情報、テキストデータ
    の少なくとも一つを含むマルチメディア情報が光学的に
    読み取り可能なコードとして記録された記録媒体におい
    て、 前記コードは、前記記録媒体に対する前記コードの大き
    さ及び配置を示すレイアウト情報、前記コードの読み取
    り順を示す走査関連情報、前記コードの所定情報単位ご
    とのデータの概要を示す索引情報のうちの少なくとも一
    つを含む制御情報を、前記マルチメディア情報と共に含
    むものであることを特徴とする記録媒体。
JP7015949A 1995-02-02 1995-02-02 情報再生システム及び記録媒体 Pending JPH08212313A (ja)

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JP7015949A JPH08212313A (ja) 1995-02-02 1995-02-02 情報再生システム及び記録媒体

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000348040A (ja) * 1999-06-03 2000-12-15 Fujitsu Ltd 情報処理装置および情報処理システム
JP2007066375A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Sony Corp ホログラム記録装置、ホログラム記録方法
JP2007128048A (ja) * 2005-10-06 2007-05-24 Sony Corp ホログラム記録媒体、ホログラム再生装置、ホログラム再生方法、ホログラムシート

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007066375A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Sony Corp ホログラム記録装置、ホログラム記録方法
JP2007128048A (ja) * 2005-10-06 2007-05-24 Sony Corp ホログラム記録媒体、ホログラム再生装置、ホログラム再生方法、ホログラムシート

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