JPH08212924A - カラーブラウン管の蛍光面形成方法 - Google Patents
カラーブラウン管の蛍光面形成方法Info
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- JPH08212924A JPH08212924A JP1891695A JP1891695A JPH08212924A JP H08212924 A JPH08212924 A JP H08212924A JP 1891695 A JP1891695 A JP 1891695A JP 1891695 A JP1891695 A JP 1891695A JP H08212924 A JPH08212924 A JP H08212924A
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- conductive thin
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- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大粒子蛍光体を用いてサイズの小さい蛍光体
層を形成できる蛍光面形成方法を得ることを目的とす
る。 【構成】 写真印刷法により蛍光面を形成するカラーブ
ラウン管の蛍光面形成方法において、パネル1 の内面に
Sn酸化物、In酸化物、Sb酸化物の少なくとも1種
とSi酸化物とを1/10〜100/10の重量比で含
む分散液を塗布し乾燥焼成して透明導電性薄膜20を形成
し、この透明導電性薄膜上に写真印刷法により3色蛍光
体層5B,5G,5Rと光吸収層6 からなる蛍光面または3色蛍
光体層からなる蛍光面を形成するようにした。
層を形成できる蛍光面形成方法を得ることを目的とす
る。 【構成】 写真印刷法により蛍光面を形成するカラーブ
ラウン管の蛍光面形成方法において、パネル1 の内面に
Sn酸化物、In酸化物、Sb酸化物の少なくとも1種
とSi酸化物とを1/10〜100/10の重量比で含
む分散液を塗布し乾燥焼成して透明導電性薄膜20を形成
し、この透明導電性薄膜上に写真印刷法により3色蛍光
体層5B,5G,5Rと光吸収層6 からなる蛍光面または3色蛍
光体層からなる蛍光面を形成するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラーブラウン管の
蛍光面形成方法に関する。
蛍光面形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にカラーブラウン管は、図3に示す
ように、パネル1およびこのパネル1に一体に接合され
た漏斗状のファンネル2からなる外囲器を有し、そのパ
ネル1の内側に多数の電子ビーム通過孔の形成されたシ
ャドウマスク3が配置され、このシャドウマスク3に対
向してパネル1の内面に蛍光面4が形成されている。こ
の蛍光面4は、図4(a)および(b)に示すように、
青、緑、赤に発光するドット状またはストライプ状の3
色蛍光体層5B ,5G ,5R と、これら蛍光体層5B ,
5G ,5R 間に設けられた黒色の光吸収層6とからな
る。一方、ファンネル2のネック8内に3電子ビーム9
B ,9G ,9R を放出する電子銃10が配設されてい
る。そして、この電子銃10から放出される3電子ビー
ム9B ,9G ,9R をファンネル2の外側に装着された
偏向装置11の発生する磁界により偏向して、上記蛍光
面4を水平、垂直走査することによりカラー画像を表示
する構造に形成されている。
ように、パネル1およびこのパネル1に一体に接合され
た漏斗状のファンネル2からなる外囲器を有し、そのパ
ネル1の内側に多数の電子ビーム通過孔の形成されたシ
ャドウマスク3が配置され、このシャドウマスク3に対
向してパネル1の内面に蛍光面4が形成されている。こ
の蛍光面4は、図4(a)および(b)に示すように、
青、緑、赤に発光するドット状またはストライプ状の3
色蛍光体層5B ,5G ,5R と、これら蛍光体層5B ,
5G ,5R 間に設けられた黒色の光吸収層6とからな
る。一方、ファンネル2のネック8内に3電子ビーム9
B ,9G ,9R を放出する電子銃10が配設されてい
る。そして、この電子銃10から放出される3電子ビー
ム9B ,9G ,9R をファンネル2の外側に装着された
偏向装置11の発生する磁界により偏向して、上記蛍光
面4を水平、垂直走査することによりカラー画像を表示
する構造に形成されている。
【0003】上記カラーブラウン管の蛍光面は、従来よ
り写真印刷法により形成され、最初に図5(a)に示す
ように、3色蛍光体層を形成する部分にパネル1内面が
露出したマトリックス状またはストライプ状のパターン
からなる光吸収層6を形成する。その後、同(b)に示
すように、その光吸収層6の所定の間隙部にそれぞれ3
色蛍光体層5B ,5G ,5R を形成することにより形成
される。
り写真印刷法により形成され、最初に図5(a)に示す
ように、3色蛍光体層を形成する部分にパネル1内面が
露出したマトリックス状またはストライプ状のパターン
からなる光吸収層6を形成する。その後、同(b)に示
すように、その光吸収層6の所定の間隙部にそれぞれ3
色蛍光体層5B ,5G ,5R を形成することにより形成
される。
【0004】ところで、一般にカラーブラウン管の蛍光
面には、大粒子蛍光体を含む粒度分布の蛍光体で形成す
ることが望まれる。これは、大粒子蛍光体(粒径8μm
以上)は、中粒子蛍光体(粒径5〜7μm )や小粒子蛍
光体(粒径5μm 以下)にくらべて、発光効率が高く、
蛍光体層の膜厚が変化しても、あまり輝度が変化しない
ためである。
面には、大粒子蛍光体を含む粒度分布の蛍光体で形成す
ることが望まれる。これは、大粒子蛍光体(粒径8μm
以上)は、中粒子蛍光体(粒径5〜7μm )や小粒子蛍
光体(粒径5μm 以下)にくらべて、発光効率が高く、
蛍光体層の膜厚が変化しても、あまり輝度が変化しない
ためである。
【0005】しかしながらEWS(Engneering Work St
ation )やCAD(Computor aid Desgin )などに用い
られる高精細カラーブラウン管は、蛍光体層のドット径
やストライプの幅など、蛍光体層のサイズが約100μ
m と、通常のカラーブラウン管にくらべてきわめて小さ
く、その付着力が弱いため、蛍光面形成工程において脱
落が生じやすい。一方、大粒子蛍光体は、中粒子蛍光体
や小粒子蛍光体にくらべて、パネル内面との接触面積が
小さく、付着力が弱い。そのため、従来は、上記高精細
カラーブラウン管を大粒子蛍光体を用いて形成すること
ができず、中粒子蛍光体が用いられている。その結果、
高精細カラーブラウン管は、蛍光面の中央部と周辺部と
の蛍光体層の膜厚の差により、大粒子蛍光体を用いて蛍
光体層を形成する場合にくらべてその中央部と周辺部と
の輝度差が大きく、中央部に対して周辺部が暗くなる。
また3色蛍光体層がそれぞれ膜厚の変化による輝度差が
異なるために、ホワイト・ユニフォーミティが悪化する
などの問題がある。
ation )やCAD(Computor aid Desgin )などに用い
られる高精細カラーブラウン管は、蛍光体層のドット径
やストライプの幅など、蛍光体層のサイズが約100μ
m と、通常のカラーブラウン管にくらべてきわめて小さ
く、その付着力が弱いため、蛍光面形成工程において脱
落が生じやすい。一方、大粒子蛍光体は、中粒子蛍光体
や小粒子蛍光体にくらべて、パネル内面との接触面積が
小さく、付着力が弱い。そのため、従来は、上記高精細
カラーブラウン管を大粒子蛍光体を用いて形成すること
ができず、中粒子蛍光体が用いられている。その結果、
高精細カラーブラウン管は、蛍光面の中央部と周辺部と
の蛍光体層の膜厚の差により、大粒子蛍光体を用いて蛍
光体層を形成する場合にくらべてその中央部と周辺部と
の輝度差が大きく、中央部に対して周辺部が暗くなる。
また3色蛍光体層がそれぞれ膜厚の変化による輝度差が
異なるために、ホワイト・ユニフォーミティが悪化する
などの問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、カラー
ブラウン管の蛍光面は、写真印刷法により形成され、そ
の蛍光体層の形成には、発光効率が高く、蛍光体層の膜
厚が変化しても輝度があまり変化しない大粒子蛍光体が
望まれている。しかしEWSやCADなどに用いられる
高精細カラーブラウン管については、蛍光体層のドット
径やストライプの幅など、蛍光体層のサイズが通常のカ
ラーブラウン管にくらべてきわめて小さく、その付着力
が弱いため、蛍光面形成工程において、蛍光体層の脱落
が生じやすい。そのため、高精細カラーブラウン管の蛍
光面形成には、中粒子蛍光体が用いられている。その結
果、高精細カラーブラウン管は、蛍光面の中央部と周辺
部との蛍光体層の膜厚の差により、大粒子蛍光体を用い
て蛍光体層を形成する場合にくらべて、その中央部と周
辺部との輝度差が大きく、中央部に対して周辺部が暗く
なる。また3色蛍光体層がそれぞれ膜厚の変化による輝
度差が異なるために、ホワイト・ユニフォーミティが悪
化するなどの問題がある。
ブラウン管の蛍光面は、写真印刷法により形成され、そ
の蛍光体層の形成には、発光効率が高く、蛍光体層の膜
厚が変化しても輝度があまり変化しない大粒子蛍光体が
望まれている。しかしEWSやCADなどに用いられる
高精細カラーブラウン管については、蛍光体層のドット
径やストライプの幅など、蛍光体層のサイズが通常のカ
ラーブラウン管にくらべてきわめて小さく、その付着力
が弱いため、蛍光面形成工程において、蛍光体層の脱落
が生じやすい。そのため、高精細カラーブラウン管の蛍
光面形成には、中粒子蛍光体が用いられている。その結
果、高精細カラーブラウン管は、蛍光面の中央部と周辺
部との蛍光体層の膜厚の差により、大粒子蛍光体を用い
て蛍光体層を形成する場合にくらべて、その中央部と周
辺部との輝度差が大きく、中央部に対して周辺部が暗く
なる。また3色蛍光体層がそれぞれ膜厚の変化による輝
度差が異なるために、ホワイト・ユニフォーミティが悪
化するなどの問題がある。
【0007】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたものであり、蛍光体層のサイズが小さいカラー
ブラウン管の蛍光面についても、大粒子蛍光体を用いて
蛍光体層を安定に形成することができる蛍光面形成方法
を得ることを目的とする。
なされたものであり、蛍光体層のサイズが小さいカラー
ブラウン管の蛍光面についても、大粒子蛍光体を用いて
蛍光体層を安定に形成することができる蛍光面形成方法
を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】写真印刷法により蛍光面
を形成するカラーブラウン管の蛍光面形成方法におい
て、カラーブラウン管のパネルの内面にSn酸化物、I
n酸化物、Sb酸化物の少なくとも1種とSi酸化物と
を1/10〜100/10の重量比で含む分散液を塗布
し乾燥焼成して透明導電性薄膜を形成し、この透明導電
性薄膜上に写真印刷法により3色蛍光体層と光吸収層か
らなる蛍光面または3色蛍光体層からなる蛍光面を形成
するようにした。
を形成するカラーブラウン管の蛍光面形成方法におい
て、カラーブラウン管のパネルの内面にSn酸化物、I
n酸化物、Sb酸化物の少なくとも1種とSi酸化物と
を1/10〜100/10の重量比で含む分散液を塗布
し乾燥焼成して透明導電性薄膜を形成し、この透明導電
性薄膜上に写真印刷法により3色蛍光体層と光吸収層か
らなる蛍光面または3色蛍光体層からなる蛍光面を形成
するようにした。
【0009】また、そのカラーブラウン管の蛍光面形成
方法において、パネルの内面に微細な凹凸を有する透明
導電性薄膜を形成した。
方法において、パネルの内面に微細な凹凸を有する透明
導電性薄膜を形成した。
【0010】
【作用】上記のように、パネルの内面に透明導電性薄膜
を形成し、この透明導電性薄膜上に蛍光面を形成する
と、蛍光体の付着力を高めて大粒子蛍光体で蛍光面を形
成することが可能となり、しかも蛍光体層の帯電を防止
してデッド・ボルテージ(Ded Voltage )を下げて輝度
を上げることもでき、高輝度かつホワイト・ユニフォー
ミティの良好な蛍光面を安定に形成することができる。
を形成し、この透明導電性薄膜上に蛍光面を形成する
と、蛍光体の付着力を高めて大粒子蛍光体で蛍光面を形
成することが可能となり、しかも蛍光体層の帯電を防止
してデッド・ボルテージ(Ded Voltage )を下げて輝度
を上げることもでき、高輝度かつホワイト・ユニフォー
ミティの良好な蛍光面を安定に形成することができる。
【0011】特に凹凸を有する透明導電性薄膜を形成す
ることにより、蛍光体の付着力をさらに高めることがで
き、大粒子蛍光体を用いて高輝度かつホワイト・ユニフ
ォーミティの良好な蛍光面を一層安定に形成することが
できる。
ることにより、蛍光体の付着力をさらに高めることがで
き、大粒子蛍光体を用いて高輝度かつホワイト・ユニフ
ォーミティの良好な蛍光面を一層安定に形成することが
できる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0013】図1(a)に示すように、まずパネル1の
内面にSn酸化物、In酸化物、Sb酸化物の少なくと
も1種とSi酸化物とを1/10〜1000/10の重
量比でアルコールに分散した分散液をスプレーにより吹
付けて塗布し、パネル1の表面温度50〜150℃にし
てその塗布された分散液を乾燥焼成して、凹凸高さ0.
5〜2μm の微細な凹凸を有する透明導電性薄膜20を
形成する。
内面にSn酸化物、In酸化物、Sb酸化物の少なくと
も1種とSi酸化物とを1/10〜1000/10の重
量比でアルコールに分散した分散液をスプレーにより吹
付けて塗布し、パネル1の表面温度50〜150℃にし
てその塗布された分散液を乾燥焼成して、凹凸高さ0.
5〜2μm の微細な凹凸を有する透明導電性薄膜20を
形成する。
【0014】つぎに同(b)に示すように、上記透明導
電性薄膜20の形成されたパネル1の内面に、ポリビニ
ルアルコール(PVA)と重クロム酸アンモニウム(A
DC)を主成分とする感光剤を塗布し、乾燥して、透明
導電性薄膜20上に感光膜21を形成する。つぎに同
(c)に示すように、上記感光膜21の形成されたパネ
ル1にシャドウマスク3を装着して露光し、感光膜21
にシャドウマスク3の電子ビーム通過孔22に対応する
ドット状またはストライプ状のパターンを焼付ける。つ
ぎにこのパターンの焼付けられた感光膜21を現像して
未感光部分を除去し、同(d)に示すように、上記ドッ
ト状またはストライプ状のパターンからなるレジスト2
3を形成する。つぎに同(e)に示すように、上記レジ
スト23の形成されたパネル1の内面に黒鉛を主成分と
する黒色塗料を塗布し、乾燥して黒色塗料層24を形成
する。つぎに剥離剤によりレジスト23上に塗布された
黒色塗料層24をレジスト23とともに剥離して、同
(f)に示すように、3色蛍光体層を形成する部分に透
明導電性薄膜20が露出したドット状またはストライプ
状のパターンからなる間隙部25を有するマトリツクス
状またはストライプ状の光吸収層6を形成する。
電性薄膜20の形成されたパネル1の内面に、ポリビニ
ルアルコール(PVA)と重クロム酸アンモニウム(A
DC)を主成分とする感光剤を塗布し、乾燥して、透明
導電性薄膜20上に感光膜21を形成する。つぎに同
(c)に示すように、上記感光膜21の形成されたパネ
ル1にシャドウマスク3を装着して露光し、感光膜21
にシャドウマスク3の電子ビーム通過孔22に対応する
ドット状またはストライプ状のパターンを焼付ける。つ
ぎにこのパターンの焼付けられた感光膜21を現像して
未感光部分を除去し、同(d)に示すように、上記ドッ
ト状またはストライプ状のパターンからなるレジスト2
3を形成する。つぎに同(e)に示すように、上記レジ
スト23の形成されたパネル1の内面に黒鉛を主成分と
する黒色塗料を塗布し、乾燥して黒色塗料層24を形成
する。つぎに剥離剤によりレジスト23上に塗布された
黒色塗料層24をレジスト23とともに剥離して、同
(f)に示すように、3色蛍光体層を形成する部分に透
明導電性薄膜20が露出したドット状またはストライプ
状のパターンからなる間隙部25を有するマトリツクス
状またはストライプ状の光吸収層6を形成する。
【0015】その後、同(g)に示すように、上記光吸
収層6の形成されたパネル1の内面に、蛍光体、PV
A、ADCを主成分とする感光性蛍光体スラリを塗布
し、乾燥して感光性蛍光体スラリ層26を形成する。つ
きに同(h)に示すように、上記感光性蛍光体スラリ層
26の形成されたパネル1にシャドウマスク3を装着し
て露光し、上記感光性蛍光体スラリ層26にシャドウマ
スク3の電子ビーム通過孔22に対応するパターンを焼
付ける。つぎにこのパターンの焼付けられた感光性蛍光
体スラリ層26を現像して未感光部分を除去し、同
(i)に示すように、光吸収層6の間隙部に、ドット状
またはストライプ状の任意1色の蛍光体層、たとえば青
蛍光体層5B を形成する。そしてこの青蛍光体層5B の
形成方法を他の緑、赤蛍光体について繰返し、同(j)
に示すように、光吸収層6の所定の間隙部にドット状ま
たはストライプ状の3色蛍光体層5B ,5G ,5R を形
成する。
収層6の形成されたパネル1の内面に、蛍光体、PV
A、ADCを主成分とする感光性蛍光体スラリを塗布
し、乾燥して感光性蛍光体スラリ層26を形成する。つ
きに同(h)に示すように、上記感光性蛍光体スラリ層
26の形成されたパネル1にシャドウマスク3を装着し
て露光し、上記感光性蛍光体スラリ層26にシャドウマ
スク3の電子ビーム通過孔22に対応するパターンを焼
付ける。つぎにこのパターンの焼付けられた感光性蛍光
体スラリ層26を現像して未感光部分を除去し、同
(i)に示すように、光吸収層6の間隙部に、ドット状
またはストライプ状の任意1色の蛍光体層、たとえば青
蛍光体層5B を形成する。そしてこの青蛍光体層5B の
形成方法を他の緑、赤蛍光体について繰返し、同(j)
に示すように、光吸収層6の所定の間隙部にドット状ま
たはストライプ状の3色蛍光体層5B ,5G ,5R を形
成する。
【0016】上記のようにパネル1の内面に蛍光面を形
成するに当り、あらかじめ微細な凹凸を有する透明導電
性薄膜20を形成し、この透明導電性薄膜20上に3色
蛍光体層5B ,5G ,5R を形成すると、蛍光体の付着
力を高めて、大粒子蛍光体を用いてサイズの小さい3色
蛍光体層5B ,5G ,5R を形成することが可能とな
り、しかも蛍光体層の帯電を防止してデッド・ボルテー
ジを下げて輝度を上げることができ、その大粒子蛍光体
とデッド・ボルテージの低下により、高輝度かつホワイ
ト・ユニフォーミティの良好な蛍光面を安定に形成する
ことができる。
成するに当り、あらかじめ微細な凹凸を有する透明導電
性薄膜20を形成し、この透明導電性薄膜20上に3色
蛍光体層5B ,5G ,5R を形成すると、蛍光体の付着
力を高めて、大粒子蛍光体を用いてサイズの小さい3色
蛍光体層5B ,5G ,5R を形成することが可能とな
り、しかも蛍光体層の帯電を防止してデッド・ボルテー
ジを下げて輝度を上げることができ、その大粒子蛍光体
とデッド・ボルテージの低下により、高輝度かつホワイ
ト・ユニフォーミティの良好な蛍光面を安定に形成する
ことができる。
【0017】上記蛍光面形成方法の1具体例として、パ
ネル1の内面に、 SnO2 0.5重量% SbO2 0.03重量% SiO2 1.5重量% の比でアルコールに分散した分散液をスプレーにより吹
付けて塗布し、パネル1の表面温度60±5℃に保って
塗布された分散液を乾燥焼成して透明導電性薄膜20を
形成し、この透明導電性薄膜20上に、青蛍光体がZn
S:Ag,Cl、緑青蛍光体がZnS:Cu,Au,A
l、赤蛍光体がY2 O2 S:Euからなる3色蛍光体層
5B ,5G ,5R を形成した結果、膜厚と輝度とについ
て、図2に示す関係が得られた。
ネル1の内面に、 SnO2 0.5重量% SbO2 0.03重量% SiO2 1.5重量% の比でアルコールに分散した分散液をスプレーにより吹
付けて塗布し、パネル1の表面温度60±5℃に保って
塗布された分散液を乾燥焼成して透明導電性薄膜20を
形成し、この透明導電性薄膜20上に、青蛍光体がZn
S:Ag,Cl、緑青蛍光体がZnS:Cu,Au,A
l、赤蛍光体がY2 O2 S:Euからなる3色蛍光体層
5B ,5G ,5R を形成した結果、膜厚と輝度とについ
て、図2に示す関係が得られた。
【0018】すなわち、パネルの内面に透明導電性薄膜
を形成しない従来の蛍光面形成方法では、中粒子蛍光体
を用いて3色蛍光体層を形成するため、青、緑、赤蛍光
体層について、膜厚と輝度との関係がそれぞれ曲線28
B ,28G ,28R で示す関係となったが、この例の蛍
光面形成方法のように、あらかじめパネルの内面に微細
な凹凸を有する透明導電性薄膜を形成すると、この透明
導電性薄膜の微細な凹凸により、その上に形成される蛍
光体の付着力が高くなり、大粒子蛍光体を用いても蛍光
体層が脱落することなく蛍光体層を形成することが可能
となり、青、緑、赤蛍光体層についてそれぞれ曲線29
B ,29G ,29R で示すように、輝度が上昇し、しか
も中粒子蛍光の曲線28B ,28G ,28R にくらべて
曲線がなだらかにかつ高くなる。したがってパネルの中
央部の蛍光体層の膜厚に対して周辺部の膜厚が薄くなっ
ても、輝度差が小さくなる。また青、緑、赤蛍光体層の
膜厚を制御して、各色蛍光体層間の輝度差を小さくする
ことができる。その結果、蛍光面の輝度を高め、かつホ
ワイト・ユニフォーミティの良好な蛍光面を安定に形成
することができる。
を形成しない従来の蛍光面形成方法では、中粒子蛍光体
を用いて3色蛍光体層を形成するため、青、緑、赤蛍光
体層について、膜厚と輝度との関係がそれぞれ曲線28
B ,28G ,28R で示す関係となったが、この例の蛍
光面形成方法のように、あらかじめパネルの内面に微細
な凹凸を有する透明導電性薄膜を形成すると、この透明
導電性薄膜の微細な凹凸により、その上に形成される蛍
光体の付着力が高くなり、大粒子蛍光体を用いても蛍光
体層が脱落することなく蛍光体層を形成することが可能
となり、青、緑、赤蛍光体層についてそれぞれ曲線29
B ,29G ,29R で示すように、輝度が上昇し、しか
も中粒子蛍光の曲線28B ,28G ,28R にくらべて
曲線がなだらかにかつ高くなる。したがってパネルの中
央部の蛍光体層の膜厚に対して周辺部の膜厚が薄くなっ
ても、輝度差が小さくなる。また青、緑、赤蛍光体層の
膜厚を制御して、各色蛍光体層間の輝度差を小さくする
ことができる。その結果、蛍光面の輝度を高め、かつホ
ワイト・ユニフォーミティの良好な蛍光面を安定に形成
することができる。
【0019】さらに導電性薄膜を形成し、この導電性薄
膜上に蛍光体層を形成すると、その導電性により蛍光体
層の帯電を防止してデッド・ボルテージを下げることが
でき、この点でも蛍光体層の輝度を高めることができ
る。
膜上に蛍光体層を形成すると、その導電性により蛍光体
層の帯電を防止してデッド・ボルテージを下げることが
でき、この点でも蛍光体層の輝度を高めることができ
る。
【0020】なお、上記実施例では、パネルの内面に微
細な凹凸を有する透明導電性薄膜を形成する場合につい
て説明したが、平滑な透明導電性薄膜を形成し、その透
明導電性薄膜上に蛍光面を形成しても、その導電性によ
り蛍光体層の帯電を防止してデッド・ボルテージを下
げ、蛍光体層の発光輝度を上げることができる。
細な凹凸を有する透明導電性薄膜を形成する場合につい
て説明したが、平滑な透明導電性薄膜を形成し、その透
明導電性薄膜上に蛍光面を形成しても、その導電性によ
り蛍光体層の帯電を防止してデッド・ボルテージを下
げ、蛍光体層の発光輝度を上げることができる。
【0021】なおまた、上記実施例では、光吸収層と蛍
光体層とからなる蛍光面の形成方法について説明した
が、この発明は、光吸収層をもたない3色蛍光層からな
る蛍光面の形成にも適用できる。
光体層とからなる蛍光面の形成方法について説明した
が、この発明は、光吸収層をもたない3色蛍光層からな
る蛍光面の形成にも適用できる。
【0022】
【発明の効果】写真印刷法により蛍光面を形成するカラ
ーブラウン管の蛍光面形成方法において、カラーブラウ
ン管のパネルの内面にSn酸化物、In酸化物、Sb酸
化物の少なくとも1種とSi酸化物とを1/10〜10
0/10の重量比で含む分散液を塗布し乾燥焼成して透
明導電性薄膜を形成し、この透明導電性薄膜上に写真印
刷法により3色蛍光体層と光吸収層からなる蛍光面また
は3色蛍光体層からなる蛍光面を形成すると、蛍光体の
付着力を高めて大粒子蛍光体でサイズの小さい蛍光体層
を形成することが可能となり、しかも蛍光体層の帯電を
防止してデッド・ボルテージを下げ、その大粒子蛍光体
とデッド・ボルテージの低下により、高輝度かつホワイ
ト・ユニフォーミティの良好な蛍光面を安定に形成する
ことができる。
ーブラウン管の蛍光面形成方法において、カラーブラウ
ン管のパネルの内面にSn酸化物、In酸化物、Sb酸
化物の少なくとも1種とSi酸化物とを1/10〜10
0/10の重量比で含む分散液を塗布し乾燥焼成して透
明導電性薄膜を形成し、この透明導電性薄膜上に写真印
刷法により3色蛍光体層と光吸収層からなる蛍光面また
は3色蛍光体層からなる蛍光面を形成すると、蛍光体の
付着力を高めて大粒子蛍光体でサイズの小さい蛍光体層
を形成することが可能となり、しかも蛍光体層の帯電を
防止してデッド・ボルテージを下げ、その大粒子蛍光体
とデッド・ボルテージの低下により、高輝度かつホワイ
ト・ユニフォーミティの良好な蛍光面を安定に形成する
ことができる。
【0023】さらに凹凸を有する透明導電性薄膜とする
ことにより、蛍光体の付着力をさらに高めることがで
き、高輝度かつホワイト・ユニフォーミティの良好な蛍
光面を一層安定に形成することができる。
ことにより、蛍光体の付着力をさらに高めることがで
き、高輝度かつホワイト・ユニフォーミティの良好な蛍
光面を一層安定に形成することができる。
【図1】図1(a)乃至(j)はそれぞれこの発明の一
実施例であるカラーブラウン管の蛍光面形成方法を説明
するための図である。
実施例であるカラーブラウン管の蛍光面形成方法を説明
するための図である。
【図2】上記蛍光面形成方法により形成された3色蛍光
体層の膜厚と輝度との関係を従来の蛍光面形成方法によ
り形成された3色蛍光体層のそれと比較して示す図であ
る。
体層の膜厚と輝度との関係を従来の蛍光面形成方法によ
り形成された3色蛍光体層のそれと比較して示す図であ
る。
【図3】カラーブラウン管の構成を示す図である。
【図4】図4(a)はドット状の3色蛍光体層とその間
に設けられた光吸収層からなる蛍光面の構成を示す図、
図4(b)はストライプ状の3色蛍光体層とその間に設
けられた光吸収層からなる蛍光面の構成を示す図であ
る。
に設けられた光吸収層からなる蛍光面の構成を示す図、
図4(b)はストライプ状の3色蛍光体層とその間に設
けられた光吸収層からなる蛍光面の構成を示す図であ
る。
【図5】図5(a)および(b)はそれぞれ従来の蛍光
面形成方法を説明するための図である。
面形成方法を説明するための図である。
1…パネル 3…シャドウマスク 5B ,5G ,5R …3色蛍光体層 6…光吸収層 20…透明導電膜
Claims (2)
- 【請求項1】 カラーブラウン管のパネルの内面にSn
酸化物、In酸化物、Sb酸化物の少なくとも1種とS
i酸化物とを1/10〜100/10の重量比で含む分
散液を塗布し乾燥焼成して透明導電性薄膜を形成する工
程と、 上記透明導電性薄膜上に写真印刷法により3色蛍光体層
と光吸収層からなる蛍光面または3色蛍光体層からなる
蛍光面を形成する工程とからなることを特徴とするカラ
ーブラウン管の蛍光面形成方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のカラーブラウン管の蛍光
面形成方法において、 パネルの内面に微細な凹凸を有する透明導電性薄膜を形
成することを特徴とするカラーブラウン管の蛍光面形成
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1891695A JPH08212924A (ja) | 1995-02-07 | 1995-02-07 | カラーブラウン管の蛍光面形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1891695A JPH08212924A (ja) | 1995-02-07 | 1995-02-07 | カラーブラウン管の蛍光面形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08212924A true JPH08212924A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=11984942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1891695A Abandoned JPH08212924A (ja) | 1995-02-07 | 1995-02-07 | カラーブラウン管の蛍光面形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08212924A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7378787B2 (en) | 2004-03-03 | 2008-05-27 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Flat panel display device |
-
1995
- 1995-02-07 JP JP1891695A patent/JPH08212924A/ja not_active Abandoned
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7378787B2 (en) | 2004-03-03 | 2008-05-27 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Flat panel display device |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040915 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041012 |
|
| A762 | Written abandonment of application |
Effective date: 20041116 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 |