JPH0676754A - カラーブラウン管蛍光面及びその形成方法 - Google Patents
カラーブラウン管蛍光面及びその形成方法Info
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- JPH0676754A JPH0676754A JP23217392A JP23217392A JPH0676754A JP H0676754 A JPH0676754 A JP H0676754A JP 23217392 A JP23217392 A JP 23217392A JP 23217392 A JP23217392 A JP 23217392A JP H0676754 A JPH0676754 A JP H0676754A
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- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 明るさに優れ、コントラストの高い蛍光膜を
低コストで得ることが可能なカラーブラウン管蛍光面及
びその製造方法を提供すること。 【構成】 フェースプレート22に少なくとも蛍光体と
顔料とを含んだ蛍光面が形成されているカラーブラウン
管蛍光面において、前記蛍光面はフェースプレート22
側に形成された高反射粒子層24と電子銃側に形成され
た蛍光体粒子層27とからなっており、高反射粒子23
は蛍光体粒子26よりも高密度で、蛍光体粒子26の平
均粒径よりも小さい粒径を有している。前記蛍光面の製
造に際しては、蛍光体粒子26中に少量の高反射粒子2
3を混合させたスラリーをカラーブラウン管のパネル内
面に回転塗布し、その乾燥時に高反射粒子23と蛍光体
粒子26の密度差により前記高反射粒子層24と蛍光体
粒子層27とを分離形成させる。
低コストで得ることが可能なカラーブラウン管蛍光面及
びその製造方法を提供すること。 【構成】 フェースプレート22に少なくとも蛍光体と
顔料とを含んだ蛍光面が形成されているカラーブラウン
管蛍光面において、前記蛍光面はフェースプレート22
側に形成された高反射粒子層24と電子銃側に形成され
た蛍光体粒子層27とからなっており、高反射粒子23
は蛍光体粒子26よりも高密度で、蛍光体粒子26の平
均粒径よりも小さい粒径を有している。前記蛍光面の製
造に際しては、蛍光体粒子26中に少量の高反射粒子2
3を混合させたスラリーをカラーブラウン管のパネル内
面に回転塗布し、その乾燥時に高反射粒子23と蛍光体
粒子26の密度差により前記高反射粒子層24と蛍光体
粒子層27とを分離形成させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーブラウン管蛍光
面及びその形成方法に係わり、特に、蛍光面の明るさ及
びコントラストを向上させるために、フェイスプレート
側に高反射機能粒子層が、電子銃側に蛍光体層がそれぞ
れ配置された蛍光面を設けてなるカラーブラウン管蛍光
面及びその形成方法に関する。
面及びその形成方法に係わり、特に、蛍光面の明るさ及
びコントラストを向上させるために、フェイスプレート
側に高反射機能粒子層が、電子銃側に蛍光体層がそれぞ
れ配置された蛍光面を設けてなるカラーブラウン管蛍光
面及びその形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラーブラウン管の明るさやコン
トラストを向上させるため、赤、青、緑を発光する絵素
毎に、赤、青、緑の顔料フィルタ層を形成させた後に、
各色を発光させる各別の蛍光体層を形成する方法、いわ
ゆる、フィルタ方式が提案されている。
トラストを向上させるため、赤、青、緑を発光する絵素
毎に、赤、青、緑の顔料フィルタ層を形成させた後に、
各色を発光させる各別の蛍光体層を形成する方法、いわ
ゆる、フィルタ方式が提案されている。
【0003】図6は、前記フィルタ方式により製造され
た蛍光面の1つの絵素部分を示す断面図である。
た蛍光面の1つの絵素部分を示す断面図である。
【0004】図6において、50はカラーブラウン管の
フェイスプレート、51はブラックマトリクス、52は
顔料フィルタ層、53は蛍光体層、54はアルミ膜であ
る。そして、フェイスプレート50は、ブラックマトリ
クス51により区分けされてその1つが1つの画素を構
成しており、この1つの画素は、フェイスプレート50
から顔料フィルタ層52、蛍光体層53、アルミ膜54
が順次配置された構成になっている。
フェイスプレート、51はブラックマトリクス、52は
顔料フィルタ層、53は蛍光体層、54はアルミ膜であ
る。そして、フェイスプレート50は、ブラックマトリ
クス51により区分けされてその1つが1つの画素を構
成しており、この1つの画素は、フェイスプレート50
から顔料フィルタ層52、蛍光体層53、アルミ膜54
が順次配置された構成になっている。
【0005】前記構成において、まず、1つの色、例え
ば、赤のフィルタ層52の形成のため、赤の画素に対応
する部分に、周知のフォトリソグラフィー手段(感光剤
とフィルタ粒子のスラリー塗布→露光→現像)を用いて
赤色の顔料フィルタ層52を形成し、次に、青のフィル
タ層52の形成のため、青の画素に対応する部分に、同
じく周知のフォトリソグラフィー手段を用いて青色の顔
料フィルタ層52を形成し、次いで、緑のフィルタ層5
2の形成のため、緑の画素に対応する部分に、同じく周
知のフォトリソグラフィー手段(感光剤とフィルタ粒子
のスラリー塗布→露光→現像)を用いて緑色の顔料フィ
ルタ層52を形成する。これに続いて、赤の蛍光体層5
3の形成のため、赤の画素に対応する部分に、やはり周
知のフォトリソグラフィー手段を用いて赤色の蛍光体層
53を形成し、次に、青の蛍光体層53の形成のため、
青の画素に対応する部分に、同じく周知のフォトリソグ
ラフィー手段を用いて青色の蛍光体層53を形成し、最
後に、緑の蛍光体層53の形成のため、緑の画素に対応
する部分に、同じく周知のフォトリソグラフィー手段を
用いて緑色の蛍光体層53を形成する。このように、前
記フィルタ方式は、フォトリソグラフィー手段を各色毎
に2回づつ、都合6回も繰返し実行する必要があるもの
であって、前記顔料フィルタ層52や蛍光体層53を形
成する際の製造コストが上昇するだけでなく、実用的に
も実現性の困難なものであった。
ば、赤のフィルタ層52の形成のため、赤の画素に対応
する部分に、周知のフォトリソグラフィー手段(感光剤
とフィルタ粒子のスラリー塗布→露光→現像)を用いて
赤色の顔料フィルタ層52を形成し、次に、青のフィル
タ層52の形成のため、青の画素に対応する部分に、同
じく周知のフォトリソグラフィー手段を用いて青色の顔
料フィルタ層52を形成し、次いで、緑のフィルタ層5
2の形成のため、緑の画素に対応する部分に、同じく周
知のフォトリソグラフィー手段(感光剤とフィルタ粒子
のスラリー塗布→露光→現像)を用いて緑色の顔料フィ
ルタ層52を形成する。これに続いて、赤の蛍光体層5
3の形成のため、赤の画素に対応する部分に、やはり周
知のフォトリソグラフィー手段を用いて赤色の蛍光体層
53を形成し、次に、青の蛍光体層53の形成のため、
青の画素に対応する部分に、同じく周知のフォトリソグ
ラフィー手段を用いて青色の蛍光体層53を形成し、最
後に、緑の蛍光体層53の形成のため、緑の画素に対応
する部分に、同じく周知のフォトリソグラフィー手段を
用いて緑色の蛍光体層53を形成する。このように、前
記フィルタ方式は、フォトリソグラフィー手段を各色毎
に2回づつ、都合6回も繰返し実行する必要があるもの
であって、前記顔料フィルタ層52や蛍光体層53を形
成する際の製造コストが上昇するだけでなく、実用的に
も実現性の困難なものであった。
【0006】そこで、前述の点を改良するために、蛍光
体粒子の表面を顔料の微粒子によってコーティングを行
ない、このコーティングした蛍光体粒子を積層させて蛍
光膜を形成し、コントラストを向上させる方法、いわゆ
る、コーティング方式も知られている。
体粒子の表面を顔料の微粒子によってコーティングを行
ない、このコーティングした蛍光体粒子を積層させて蛍
光膜を形成し、コントラストを向上させる方法、いわゆ
る、コーティング方式も知られている。
【0007】図7は、前記コーティング方式により製造
された蛍光面の1つの絵素部分を示す断面図である。
された蛍光面の1つの絵素部分を示す断面図である。
【0008】図7において、55は蛍光体粒子、56は
顔料粒子であって、その他、図6に示す構成要素と同じ
構成要素には同じ符号を付けている。
顔料粒子であって、その他、図6に示す構成要素と同じ
構成要素には同じ符号を付けている。
【0009】そして、比較的大粒の蛍光体粒子55の表
面に、小粒の顔料粒子56が適宜コーティングされ、顔
料粒子56がコーティングされたこれら蛍光体粒子55
は、フェイスプレート50に積層され、電子銃側にアル
ミ膜54が配置されて蛍光膜が形成されるものである。
面に、小粒の顔料粒子56が適宜コーティングされ、顔
料粒子56がコーティングされたこれら蛍光体粒子55
は、フェイスプレート50に積層され、電子銃側にアル
ミ膜54が配置されて蛍光膜が形成されるものである。
【0010】このコーティング方式によれば、各色の蛍
光体粒子55に顔料粒子56をコーティングした後、各
色の画素の部分に対応した前記各色の蛍光体粒子55を
積層させるだけで製造できるため、製造コストが安価に
なり、実現性に優れたものである。
光体粒子55に顔料粒子56をコーティングした後、各
色の画素の部分に対応した前記各色の蛍光体粒子55を
積層させるだけで製造できるため、製造コストが安価に
なり、実現性に優れたものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このコ
ーティング方式は、蛍光面のコントラストを向上させよ
うとして、コーティングする顔料粒子の濃度を高くする
と、蛍光膜における発光が主としてその電子銃側で起こ
るようになり、前記発光により得られた光は、蛍光膜内
部で反射及び透過を繰返した後に、前記蛍光膜から送出
されるものであるため、前記蛍光膜の明るさが低下する
という新たな問題がある。
ーティング方式は、蛍光面のコントラストを向上させよ
うとして、コーティングする顔料粒子の濃度を高くする
と、蛍光膜における発光が主としてその電子銃側で起こ
るようになり、前記発光により得られた光は、蛍光膜内
部で反射及び透過を繰返した後に、前記蛍光膜から送出
されるものであるため、前記蛍光膜の明るさが低下する
という新たな問題がある。
【0012】本発明は、前述の各問題点を除去するもの
であって、その目的は、明るさに優れ、コントラストの
高い蛍光膜を低コストで得ることが可能なカラーブラウ
ン管蛍光面及びその製造方法を提供することにある。
であって、その目的は、明るさに優れ、コントラストの
高い蛍光膜を低コストで得ることが可能なカラーブラウ
ン管蛍光面及びその製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的の達成のため
に、本発明は、フェースプレートに少なくとも蛍光体と
顔料とを含んだ蛍光面が形成されているカラーブラウン
管蛍光面において、前記蛍光面はフェースプレート側に
形成された高反射粒子層と電子銃側に形成された蛍光体
粒子層とからなり、前記高反射粒子は前記蛍光体粒子よ
りも高密度で、前記蛍光体粒子の平均粒径よりも小さい
粒径を有している第1の手段を備える。
に、本発明は、フェースプレートに少なくとも蛍光体と
顔料とを含んだ蛍光面が形成されているカラーブラウン
管蛍光面において、前記蛍光面はフェースプレート側に
形成された高反射粒子層と電子銃側に形成された蛍光体
粒子層とからなり、前記高反射粒子は前記蛍光体粒子よ
りも高密度で、前記蛍光体粒子の平均粒径よりも小さい
粒径を有している第1の手段を備える。
【0014】また、前記目的の達成のために、本発明
は、各色の蛍光体スラリー中に、前記蛍光体よりも高密
度で、前記蛍光体粒子の平均粒径よりも小さい粒径を有
する高反射粒子を混合させて各色のスラリーを形成し、
この各色のスラリーを各色毎にカラーブラウン管のパネ
ル内面に塗布し、前記スラリーの塗布後にシャドウマス
クを嵌めて露光させ、露光後にシャドウマスクを外して
現像を行なうことにより、各色のスラリーパターンを順
次形成して蛍光面を得るようにした第2の手段を備え
る。
は、各色の蛍光体スラリー中に、前記蛍光体よりも高密
度で、前記蛍光体粒子の平均粒径よりも小さい粒径を有
する高反射粒子を混合させて各色のスラリーを形成し、
この各色のスラリーを各色毎にカラーブラウン管のパネ
ル内面に塗布し、前記スラリーの塗布後にシャドウマス
クを嵌めて露光させ、露光後にシャドウマスクを外して
現像を行なうことにより、各色のスラリーパターンを順
次形成して蛍光面を得るようにした第2の手段を備え
る。
【0015】
【作用】前記第1の手段によれば、蛍光面は、フェース
プレート側に高反射粒子層が配置され、電子銃側に蛍光
体粒子層が配置されているので、電子銃から放射された
電子ビームは蛍光体粒子層を通して高反射粒子層にまで
到達する。この場合、前記高反射粒子層として電子線の
反射効率が大きい例えばビスマス粒子層が用いられてい
るので、このビスマス粒子層による電子線の反射により
前記蛍光面の明るさが向上する。また、前記ビスマス粒
子に顔料粒子をコーティングさせるようにすれば、前記
蛍光面のコントラストを向上させることもできる。
プレート側に高反射粒子層が配置され、電子銃側に蛍光
体粒子層が配置されているので、電子銃から放射された
電子ビームは蛍光体粒子層を通して高反射粒子層にまで
到達する。この場合、前記高反射粒子層として電子線の
反射効率が大きい例えばビスマス粒子層が用いられてい
るので、このビスマス粒子層による電子線の反射により
前記蛍光面の明るさが向上する。また、前記ビスマス粒
子に顔料粒子をコーティングさせるようにすれば、前記
蛍光面のコントラストを向上させることもできる。
【0016】前記第2の手段によれば、各色の蛍光体粒
子に、前記蛍光体よりも高密度で、前記蛍光体粒子の平
均粒径よりも小さい粒径を有する高反射粒子、例えばビ
スマス粒子を混合させた各色のスラリーを形成し、この
スラリーをカラーブラウン管のパネル内面に塗布してい
る。そして、この塗布時において、前記高反射粒子(ビ
スマス粒子)が最初にパネル内面に沈降し、次いで、蛍
光体粒子が沈降するようになるので、蛍光面はフェース
プレート側に高反射粒子層が配置され、電子銃側に蛍光
体粒子層が配置されたものとなり、こうして得られた蛍
光面は前述のように明るさが向上し、しかも、コントラ
ストが向上したものになる。
子に、前記蛍光体よりも高密度で、前記蛍光体粒子の平
均粒径よりも小さい粒径を有する高反射粒子、例えばビ
スマス粒子を混合させた各色のスラリーを形成し、この
スラリーをカラーブラウン管のパネル内面に塗布してい
る。そして、この塗布時において、前記高反射粒子(ビ
スマス粒子)が最初にパネル内面に沈降し、次いで、蛍
光体粒子が沈降するようになるので、蛍光面はフェース
プレート側に高反射粒子層が配置され、電子銃側に蛍光
体粒子層が配置されたものとなり、こうして得られた蛍
光面は前述のように明るさが向上し、しかも、コントラ
ストが向上したものになる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
【0018】図1は、本発明に係わる蛍光面が用いられ
たカラーブラウン管の全体構造の一例を示す断面構成図
である。
たカラーブラウン管の全体構造の一例を示す断面構成図
である。
【0019】図1において、1はパネル部、2はファン
ネル部、3はネック部、4は蛍光面、5はシャドウマス
ク、6は磁気シールド、7は偏向ヨーク、8はピュリテ
イ調整マグネット、9はセンタービームスタティックコ
ンバーゼンス調整マグネット、10はサイドビームスタ
ティックコンバーゼンス調整マグネット、11は電子銃
であり、また、Bcはセンタービーム、Bsはサイドビ
ームである。
ネル部、3はネック部、4は蛍光面、5はシャドウマス
ク、6は磁気シールド、7は偏向ヨーク、8はピュリテ
イ調整マグネット、9はセンタービームスタティックコ
ンバーゼンス調整マグネット、10はサイドビームスタ
ティックコンバーゼンス調整マグネット、11は電子銃
であり、また、Bcはセンタービーム、Bsはサイドビ
ームである。
【0020】このようなカラーブラウン管のコンバーゼ
ンス調整(スタティックコンバーゼンス)は、まず2本
のサイドビームBs、Bsのコンバーゼンスを取った
後、センタービームBcと前記サイドビームBsのコン
バーゼンス点とを集中させるようにしている。
ンス調整(スタティックコンバーゼンス)は、まず2本
のサイドビームBs、Bsのコンバーゼンスを取った
後、センタービームBcと前記サイドビームBsのコン
バーゼンス点とを集中させるようにしている。
【0021】続く、図2は、蛍光面4及びシャドウマス
ク5の構成の一例の詳細を示す部分構成図である。
ク5の構成の一例の詳細を示す部分構成図である。
【0022】図2において、12は光吸収細条、13は
赤色蛍光体細条、14は緑色蛍光体細条、15は青色蛍
光体細条、16はスリット条透孔、17はブリッジ部で
あり、その他、図1に示す構成要素と同じ構成要素には
同じ符号を付けている。
赤色蛍光体細条、14は緑色蛍光体細条、15は青色蛍
光体細条、16はスリット条透孔、17はブリッジ部で
あり、その他、図1に示す構成要素と同じ構成要素には
同じ符号を付けている。
【0023】そして、パネル部1の内面に形成された蛍
光面4は、垂直方向に切れ目なく延在する光吸収細条1
2を多数水平方向に並列し、これら光吸収細条12間に
はそれぞれ発光色が異なり、かつ垂直方向全体に渡って
切れ目なく延在する複数の赤色蛍光体細条13、緑色蛍
光体細条14、青色蛍光体細条15が水平方向に一定順
序に多数配列されている。また、前記パネル部1の内面
に対応した曲面を有するシャドウマスク5は、前記蛍光
面4に対面配置されているもので、前記垂直方向全体に
渡って切れ目なく延在する各色蛍光体細条13乃至15
に対応し、垂直方向に細長く、かつ、ブリッジ部17を
介して垂直方向に多数分離形成されたスリット条透孔1
6が設けられ、これらスリット条透孔16は水平方向に
所定ピッチで列状に配列されている。
光面4は、垂直方向に切れ目なく延在する光吸収細条1
2を多数水平方向に並列し、これら光吸収細条12間に
はそれぞれ発光色が異なり、かつ垂直方向全体に渡って
切れ目なく延在する複数の赤色蛍光体細条13、緑色蛍
光体細条14、青色蛍光体細条15が水平方向に一定順
序に多数配列されている。また、前記パネル部1の内面
に対応した曲面を有するシャドウマスク5は、前記蛍光
面4に対面配置されているもので、前記垂直方向全体に
渡って切れ目なく延在する各色蛍光体細条13乃至15
に対応し、垂直方向に細長く、かつ、ブリッジ部17を
介して垂直方向に多数分離形成されたスリット条透孔1
6が設けられ、これらスリット条透孔16は水平方向に
所定ピッチで列状に配列されている。
【0024】また、図3は、蛍光面4の構成の他の例の
詳細を示す部分構成図である。
詳細を示す部分構成図である。
【0025】図3において、18は赤色蛍光体細点、1
9は緑色蛍光体細点、20は青色蛍光体細点、21は光
吸収膜であり、その他、図1に示す構成要素と同じ構成
要素には同じ符号を付けている。
9は緑色蛍光体細点、20は青色蛍光体細点、21は光
吸収膜であり、その他、図1に示す構成要素と同じ構成
要素には同じ符号を付けている。
【0026】そして、蛍光面4は、デルタ状に配置され
た赤色蛍光体細点18、緑色蛍光体細点19、青色蛍光
体細点20と、それら各蛍光体細点18乃至20のまわ
りを埋めた光吸収膜21とからなっている。
た赤色蛍光体細点18、緑色蛍光体細点19、青色蛍光
体細点20と、それら各蛍光体細点18乃至20のまわ
りを埋めた光吸収膜21とからなっている。
【0027】なお、前記シャドウマスク5としては、鋼
板材及び熱膨張係数の小さなアンバー材等で形成されて
おり、さらに、熱膨張を抑制する材料、例えば、ビスマ
ス等が被覆されている構成のものも知られている。ま
た、スリット状透孔16の代わりに丸孔の透孔も用いた
ものもある。
板材及び熱膨張係数の小さなアンバー材等で形成されて
おり、さらに、熱膨張を抑制する材料、例えば、ビスマ
ス等が被覆されている構成のものも知られている。ま
た、スリット状透孔16の代わりに丸孔の透孔も用いた
ものもある。
【0028】続いて、図4は、本発明に係わる蛍光面の
一実施例を示すもので、蛍光面における1つの絵素部分
の構成を示す断面図である。
一実施例を示すもので、蛍光面における1つの絵素部分
の構成を示す断面図である。
【0029】図4において、22はカラーブラウン管の
フェイスプレート、23は高反射粒子を形成する酸化ビ
スマス粒子、24は高反射粒子層を形成する酸化ビスマ
ス粒子層、25は酸化ビスマス粒子23の表面にコーテ
ィングされた顔料粒子、26は蛍光体粒子、27は蛍光
体粒子層、28はアルミ膜、29はブラックマトリクス
である。
フェイスプレート、23は高反射粒子を形成する酸化ビ
スマス粒子、24は高反射粒子層を形成する酸化ビスマ
ス粒子層、25は酸化ビスマス粒子23の表面にコーテ
ィングされた顔料粒子、26は蛍光体粒子、27は蛍光
体粒子層、28はアルミ膜、29はブラックマトリクス
である。
【0030】そして、フェイスプレート22は、ブラッ
クマトリクス29により区分けされ、その区分けされた
ものの1つが1つの画素を構成しており、この1つの画
素は、フェイスプレート22上に、顔料粒子25がコー
ティングされた酸化ビスマス粒子層24、蛍光体粒子層
27、アルミ膜28が順次積層配置された構成になって
いる。
クマトリクス29により区分けされ、その区分けされた
ものの1つが1つの画素を構成しており、この1つの画
素は、フェイスプレート22上に、顔料粒子25がコー
ティングされた酸化ビスマス粒子層24、蛍光体粒子層
27、アルミ膜28が順次積層配置された構成になって
いる。
【0031】前記構成による蛍光面の製造工程の一例を
示すと次のとおりである。
示すと次のとおりである。
【0032】例えば、蛍光面寸法59cmのカラーブラ
ウン管(水平ピッチ0.75mm)のパネル内面のフェ
イスプレート22に公知の方法によりブラックマトリク
ス29を形成し、次に、そのパネル内面に、平均粒径8
μmの緑色蛍光体粒子に、平均粒径2μm酸化ビスマス
粒子を重量比で10wt%混合させて得られたスラリー
を回転塗布し、前記塗布したスラリーの乾燥後にシャド
ウマスクを嵌めて露光を行ない、露光後に、シャドウマ
スクを外して40℃の純水で現像し、さらに、乾燥させ
ることにより緑色のスラリーパターンを形成する。続い
て、平均粒径8.5μmの青色蛍光体粒子に、平均粒径
2.5μmの酸化ビスマス粒子に重量比で0.8wt%の
青顔料(アルミン酸コバルト)をコーティングした前記
酸化ビスマス粒子を重量比で10wt%混合させて得ら
れたスラリーを回転塗布し、前記塗布したスラリーの乾
燥後にシャドウマスクを嵌めて露光を行ない、露光後
に、シャドウマスクを外して40℃の純水で現像し、さ
らに、乾燥させることにより青色のスラリーパターンを
形成する。次いで、平均粒径8.7μmの赤色蛍光体粒
子に、平均粒径2.8μmの酸化ビスマス粒子に重量比
で0.8wt%の赤顔料(ベンガラ)をコーティングし
た前記酸化ビスマス粒子を重量比で10wt%混合させ
て得られたスラリーを回転塗布し、前記塗布したスラリ
ーの乾燥後にシャドウマスクを嵌めて露光を行ない、露
光後に、シャドウマスクを外して40℃の純水で現像
し、さらに、乾燥させることにより赤色のスラリーパタ
ーンを形成する。
ウン管(水平ピッチ0.75mm)のパネル内面のフェ
イスプレート22に公知の方法によりブラックマトリク
ス29を形成し、次に、そのパネル内面に、平均粒径8
μmの緑色蛍光体粒子に、平均粒径2μm酸化ビスマス
粒子を重量比で10wt%混合させて得られたスラリー
を回転塗布し、前記塗布したスラリーの乾燥後にシャド
ウマスクを嵌めて露光を行ない、露光後に、シャドウマ
スクを外して40℃の純水で現像し、さらに、乾燥させ
ることにより緑色のスラリーパターンを形成する。続い
て、平均粒径8.5μmの青色蛍光体粒子に、平均粒径
2.5μmの酸化ビスマス粒子に重量比で0.8wt%の
青顔料(アルミン酸コバルト)をコーティングした前記
酸化ビスマス粒子を重量比で10wt%混合させて得ら
れたスラリーを回転塗布し、前記塗布したスラリーの乾
燥後にシャドウマスクを嵌めて露光を行ない、露光後
に、シャドウマスクを外して40℃の純水で現像し、さ
らに、乾燥させることにより青色のスラリーパターンを
形成する。次いで、平均粒径8.7μmの赤色蛍光体粒
子に、平均粒径2.8μmの酸化ビスマス粒子に重量比
で0.8wt%の赤顔料(ベンガラ)をコーティングし
た前記酸化ビスマス粒子を重量比で10wt%混合させ
て得られたスラリーを回転塗布し、前記塗布したスラリ
ーの乾燥後にシャドウマスクを嵌めて露光を行ない、露
光後に、シャドウマスクを外して40℃の純水で現像
し、さらに、乾燥させることにより赤色のスラリーパタ
ーンを形成する。
【0033】このようにして得られた緑、青、赤の各ス
ラリーパターンからなる蛍光面は、スラリーの回転塗布
後の乾燥時に、始めに、蛍光体粒子26の比重(3.9
乃至4.8)よりも大きな比重(7.2)を有する酸化ビ
スマス粒子23が最初にフェイスプレート22上に沈着
して酸化ビスマス粒子層24が形成され、次に、蛍光体
粒子26がフェイスプレート22上に沈着して蛍光体粒
子層27が形成されるので、その結果、フェイスプレー
ト22側に酸化ビスマス粒子層24、電子銃11側に蛍
光体粒子層27がそれぞれ配置された蛍光面が得られ
る。
ラリーパターンからなる蛍光面は、スラリーの回転塗布
後の乾燥時に、始めに、蛍光体粒子26の比重(3.9
乃至4.8)よりも大きな比重(7.2)を有する酸化ビ
スマス粒子23が最初にフェイスプレート22上に沈着
して酸化ビスマス粒子層24が形成され、次に、蛍光体
粒子26がフェイスプレート22上に沈着して蛍光体粒
子層27が形成されるので、その結果、フェイスプレー
ト22側に酸化ビスマス粒子層24、電子銃11側に蛍
光体粒子層27がそれぞれ配置された蛍光面が得られ
る。
【0034】なお、前記蛍光面の形成後は、通常の製造
工程と同じ工程を用いてカラーブラウン管が製造される
ものである。
工程と同じ工程を用いてカラーブラウン管が製造される
ものである。
【0035】このように、本実施例によれば、カラーブ
ラウン管の使用時に、電子銃11から発射された電子線
が酸化ビスマス粒子層24において反射するので、前記
蛍光面の明るさが向上し、また、前記酸化ビスマス粒子
23にコーティングされた顔料粒子25により、前記蛍
光面のコントラストを向上させることができる。
ラウン管の使用時に、電子銃11から発射された電子線
が酸化ビスマス粒子層24において反射するので、前記
蛍光面の明るさが向上し、また、前記酸化ビスマス粒子
23にコーティングされた顔料粒子25により、前記蛍
光面のコントラストを向上させることができる。
【0036】続く、図5は、本発明に係わる蛍光面の他
の実施例を示すもので、この図も蛍光面における1つの
絵素部分の構成を示す断面図である。
の実施例を示すもので、この図も蛍光面における1つの
絵素部分の構成を示す断面図である。
【0037】図5において、30は小径の酸化ビスマス
粒子、31は大径の酸化ビスマス粒子であり、その他、
図4に示す構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付け
ている。
粒子、31は大径の酸化ビスマス粒子であり、その他、
図4に示す構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付け
ている。
【0038】そして、小径の酸化ビスマス粒子30は、
表面に顔料粒子25がコーティングされており、顔料粒
子24がコーティングされた小径の酸化ビスマス粒子3
0は酸化ビスマス粒子層24を形成している。一方、大
径の酸化ビスマス粒子31は、顔料粒子25がコーティ
ングされておらず、しかも、蛍光体粒子26内に混在さ
れてそれらとともに蛍光体粒子層27を構成している。
表面に顔料粒子25がコーティングされており、顔料粒
子24がコーティングされた小径の酸化ビスマス粒子3
0は酸化ビスマス粒子層24を形成している。一方、大
径の酸化ビスマス粒子31は、顔料粒子25がコーティ
ングされておらず、しかも、蛍光体粒子26内に混在さ
れてそれらとともに蛍光体粒子層27を構成している。
【0039】前記構成による蛍光面の製造工程の一例を
示すと次のとおりである。
示すと次のとおりである。
【0040】例えば、蛍光面寸法59cmのカラーブラ
ウン管(水平ピッチ0.75mm)のパネル内面のフェ
イスプレート22に公知の方法によりブラックマトリク
ス29を形成し、次に、平均粒径8μmの緑色蛍光体粒
子に、平均粒径2μm(小径)ものを重量比で80wt
%、平均粒径8μm(大径)のものを重量比で20wt
%含んでいる酸化ビスマス粒子を、重量比で10wt%
混合させたスラリーを作り、ここで得られたスラリーを
前記パネル内面に回転塗布する。次いで、前記塗布した
スラリーを乾燥させ、その後にシャドウマスクを嵌めて
露光を行ない、露光後に、シャドウマスクを外して40
℃の純水で現像し、さらに、乾燥させることにより緑色
のストライプ状のスラリーパターンを形成する。続い
て、平均粒径8.5μmの青色蛍光体粒子に、平均粒径
2.3μm(小径)のものに重量比で0.8wt%の青顔
料(アルミン酸コバルト)をコーティングしたものを重
量比で90wt%、平均粒径8.5μm(大径)のもの
を重量比で10wt%含んでいる酸化ビスマス粒子を、
重量比で10wt%混合させたスラリーを作り、ここで
得られたスラリーを前記パネル内面に回転塗布する。次
に、前記塗布したスラリーを乾燥させ、その後にシャド
ウマスクを嵌めて露光を行ない、露光後に、シャドウマ
スクを外して40℃の純水で現像し、さらに、乾燥させ
ることにより青色のストライプ状のスラリーパターンを
形成する。さらに、平均粒径8.7μmの赤色蛍光体粒
子に、平均粒径2.3μm(小径)のものに重量比で0.
8wt%の赤顔料(ベンガラ)をコーティングしたもの
を重量比で90wt%、平均粒径8.5μm(大径)の
ものを重量比で10wt%含んでいる酸化ビスマス粒子
を、重量比で10wt%混合させたスラリーを作り、こ
こで得られたスラリーを前記パネル内面に回転塗布す
る。次いで、前記塗布したスラリーを乾燥させ、その後
にシャドウマスクを嵌めて露光を行ない、露光後に、シ
ャドウマスクを外して40℃の純水で現像し、さらに、
乾燥させることにより赤色のストライプ状のスラリーパ
ターンを形成する。
ウン管(水平ピッチ0.75mm)のパネル内面のフェ
イスプレート22に公知の方法によりブラックマトリク
ス29を形成し、次に、平均粒径8μmの緑色蛍光体粒
子に、平均粒径2μm(小径)ものを重量比で80wt
%、平均粒径8μm(大径)のものを重量比で20wt
%含んでいる酸化ビスマス粒子を、重量比で10wt%
混合させたスラリーを作り、ここで得られたスラリーを
前記パネル内面に回転塗布する。次いで、前記塗布した
スラリーを乾燥させ、その後にシャドウマスクを嵌めて
露光を行ない、露光後に、シャドウマスクを外して40
℃の純水で現像し、さらに、乾燥させることにより緑色
のストライプ状のスラリーパターンを形成する。続い
て、平均粒径8.5μmの青色蛍光体粒子に、平均粒径
2.3μm(小径)のものに重量比で0.8wt%の青顔
料(アルミン酸コバルト)をコーティングしたものを重
量比で90wt%、平均粒径8.5μm(大径)のもの
を重量比で10wt%含んでいる酸化ビスマス粒子を、
重量比で10wt%混合させたスラリーを作り、ここで
得られたスラリーを前記パネル内面に回転塗布する。次
に、前記塗布したスラリーを乾燥させ、その後にシャド
ウマスクを嵌めて露光を行ない、露光後に、シャドウマ
スクを外して40℃の純水で現像し、さらに、乾燥させ
ることにより青色のストライプ状のスラリーパターンを
形成する。さらに、平均粒径8.7μmの赤色蛍光体粒
子に、平均粒径2.3μm(小径)のものに重量比で0.
8wt%の赤顔料(ベンガラ)をコーティングしたもの
を重量比で90wt%、平均粒径8.5μm(大径)の
ものを重量比で10wt%含んでいる酸化ビスマス粒子
を、重量比で10wt%混合させたスラリーを作り、こ
こで得られたスラリーを前記パネル内面に回転塗布す
る。次いで、前記塗布したスラリーを乾燥させ、その後
にシャドウマスクを嵌めて露光を行ない、露光後に、シ
ャドウマスクを外して40℃の純水で現像し、さらに、
乾燥させることにより赤色のストライプ状のスラリーパ
ターンを形成する。
【0041】このようにして得られた緑、青、赤の各ス
トライプ状のスラリーパターンからなる蛍光面は、前述
の実施例と同様に、スラリーの回転塗布後の乾燥時に、
始めに、小径の酸化ビスマス粒子30が最初にフェイス
プレート22上に沈着して酸化ビスマス粒子層24が形
成され、次に、大径の酸化ビスマス粒子31及び蛍光体
粒子26がフェイスプレート22上に沈着して蛍光体粒
子層27が形成されるので、フェイスプレート22側に
酸化ビスマス粒子層24、電子銃11側に蛍光体粒子層
27がそれぞれ配置された蛍光面が得られる。
トライプ状のスラリーパターンからなる蛍光面は、前述
の実施例と同様に、スラリーの回転塗布後の乾燥時に、
始めに、小径の酸化ビスマス粒子30が最初にフェイス
プレート22上に沈着して酸化ビスマス粒子層24が形
成され、次に、大径の酸化ビスマス粒子31及び蛍光体
粒子26がフェイスプレート22上に沈着して蛍光体粒
子層27が形成されるので、フェイスプレート22側に
酸化ビスマス粒子層24、電子銃11側に蛍光体粒子層
27がそれぞれ配置された蛍光面が得られる。
【0042】なお、本実施例においても、前記蛍光面の
形成後は、通常の製造工程と同じ工程を用いてカラーブ
ラウン管が製造される。
形成後は、通常の製造工程と同じ工程を用いてカラーブ
ラウン管が製造される。
【0043】このように、本実施例においても、カラー
ブラウン管の使用時に、電子銃11から発射された電子
線が酸化ビスマス粒子層24において反射するので、前
記蛍光面の明るさが向上しかつ電子線がフェイスプレー
ト22に届きにくくなり、フェイスガラスのブラウニン
グのレベルが良好になる。また、前記酸化ビスマス粒子
23にコーティングされた顔料粒子25により、前記蛍
光面のコントラストを向上させることができる。
ブラウン管の使用時に、電子銃11から発射された電子
線が酸化ビスマス粒子層24において反射するので、前
記蛍光面の明るさが向上しかつ電子線がフェイスプレー
ト22に届きにくくなり、フェイスガラスのブラウニン
グのレベルが良好になる。また、前記酸化ビスマス粒子
23にコーティングされた顔料粒子25により、前記蛍
光面のコントラストを向上させることができる。
【0044】以上の各実施例により得られた蛍光面の明
るさ、及び、コントラスト、製造コスト、及び、フェー
スガラスのブラウニングの各々について、従来多用され
ているコーティング方式の蛍光面との比較を下記の第1
表に示す。
るさ、及び、コントラスト、製造コスト、及び、フェー
スガラスのブラウニングの各々について、従来多用され
ているコーティング方式の蛍光面との比較を下記の第1
表に示す。
【0045】
【表1】
【0046】この表からも明らかなように、本実施例に
よる蛍光面は、従来多用されているコーティング方式の
蛍光面とほぼ同コストで、その明るさ、コントラストを
かなり向上させることができるという効果があり、か
つ、フェースガラスのブラウニング特性も改善されると
いう副次的効果もある。
よる蛍光面は、従来多用されているコーティング方式の
蛍光面とほぼ同コストで、その明るさ、コントラストを
かなり向上させることができるという効果があり、か
つ、フェースガラスのブラウニング特性も改善されると
いう副次的効果もある。
【0047】なお、前述の各実施例においては、高反射
粒子として、最も好適なビスマス粒子を用いた例につい
て説明したが、本発明は、高反射粒子としてビスマス粒
子を用いたものに限られるものではなく、他の類似の材
料からなる粒子、例えば、希土類酸化物または硫化物、
ジルコニウム、モリブデン、タングステン、鉛各単体、
またはそれらの酸化物あるいは化合物を用いることがで
きる。さらに、カラーブラウン管において実施例を説明
したが、プロジェクション管のように沈降塗布で蛍光膜
を製作しているブラウン管に適用すれば、よりたやすく
製作できることはいうまでもない。
粒子として、最も好適なビスマス粒子を用いた例につい
て説明したが、本発明は、高反射粒子としてビスマス粒
子を用いたものに限られるものではなく、他の類似の材
料からなる粒子、例えば、希土類酸化物または硫化物、
ジルコニウム、モリブデン、タングステン、鉛各単体、
またはそれらの酸化物あるいは化合物を用いることがで
きる。さらに、カラーブラウン管において実施例を説明
したが、プロジェクション管のように沈降塗布で蛍光膜
を製作しているブラウン管に適用すれば、よりたやすく
製作できることはいうまでもない。
【0048】高反射粒子の密度と、蛍光体粒子の密度と
を比べた場合、その差が大きいものの方が好ましいが、
小形カラーブラウン管のように、明るさとコントラスト
が充分得られるような場合には、蛍光体粒子の密度と余
り異ならない密度の高反射粒子を用いれば、各色の蛍光
体パターンの発光が均一になり、表示画面の質感が滑ら
かになる。
を比べた場合、その差が大きいものの方が好ましいが、
小形カラーブラウン管のように、明るさとコントラスト
が充分得られるような場合には、蛍光体粒子の密度と余
り異ならない密度の高反射粒子を用いれば、各色の蛍光
体パターンの発光が均一になり、表示画面の質感が滑ら
かになる。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、フェース
プレート22側に形成された高反射粒子層24と、電子
銃11側に形成された蛍光体粒子層26とからなる蛍光
面を構成するようにしたので、高反射粒子層24による
電子線の反射により蛍光面の明るさを向上させることが
できる。また、前記高反射粒子層24に顔料粒子25を
コーティングさせるようにすれば、前記蛍光面のコント
ラストを向上させることもできるという効果がある。
プレート22側に形成された高反射粒子層24と、電子
銃11側に形成された蛍光体粒子層26とからなる蛍光
面を構成するようにしたので、高反射粒子層24による
電子線の反射により蛍光面の明るさを向上させることが
できる。また、前記高反射粒子層24に顔料粒子25を
コーティングさせるようにすれば、前記蛍光面のコント
ラストを向上させることもできるという効果がある。
【図1】本発明に係わる蛍光面が用いられたカラーブラ
ウン管の全体構造の一例を示す断面構成図である。
ウン管の全体構造の一例を示す断面構成図である。
【図2】図1に示すカラーブラウン管の蛍光面及びシャ
ドウマスクの構成の一例の詳細を示す部分構成図であ
る。
ドウマスクの構成の一例の詳細を示す部分構成図であ
る。
【図3】図1に示すカラーブラウン管の蛍光面の構成の
他の例の詳細を示す部分構成図である。
他の例の詳細を示す部分構成図である。
【図4】本発明に係わる蛍光面の一実施例を示すもの
で、蛍光面における1つの絵素部分の構成を示す断面図
である。
で、蛍光面における1つの絵素部分の構成を示す断面図
である。
【図5】本発明に係わる蛍光面の他の実施例を示すもの
で、蛍光面における1つの絵素部分の構成を示す断面図
である。
で、蛍光面における1つの絵素部分の構成を示す断面図
である。
【図6】従来のフィルタ方式により製造された蛍光面の
1つの絵素部分を示す断面図である。
1つの絵素部分を示す断面図である。
【図7】従来のコーティング方式により製造された蛍光
面の1つの絵素部分を示す断面図である。
面の1つの絵素部分を示す断面図である。
1 パネル部 2 ファンネル部 3 ネック部 4 蛍光面 5 シャドウマスク 6 磁気シールド 7 偏向ヨーク 8 ピュリテイ調整マグネット 9 センタービームスタティックコンバーゼンス調整マ
グネット 10 サイドビームスタティックコンバーゼンス調整マ
グネット、 11 電子銃 12 光吸収細条 13 赤色蛍光体細条 14 緑色蛍光体細条 15 青色蛍光体細条 16 スリット条透孔 17 ブリッジ部 18 赤色蛍光体細点 19 緑色蛍光体細点 20 青色蛍光体細点 21 光吸収膜 22 カラーブラウン管のフェイスプレート 23 高反射粒子を形成する酸化ビスマス粒子 24 高反射粒子層を形成する酸化ビスマス粒子層 25 酸化ビスマス粒子23の表面にコーティングされ
た顔料粒子 26 蛍光体粒子 27 蛍光体粒子層 28 アルミ膜 29 ブラックマトリクス 30 小径の酸化ビスマス粒子 31 大径の酸化ビスマス粒子
グネット 10 サイドビームスタティックコンバーゼンス調整マ
グネット、 11 電子銃 12 光吸収細条 13 赤色蛍光体細条 14 緑色蛍光体細条 15 青色蛍光体細条 16 スリット条透孔 17 ブリッジ部 18 赤色蛍光体細点 19 緑色蛍光体細点 20 青色蛍光体細点 21 光吸収膜 22 カラーブラウン管のフェイスプレート 23 高反射粒子を形成する酸化ビスマス粒子 24 高反射粒子層を形成する酸化ビスマス粒子層 25 酸化ビスマス粒子23の表面にコーティングされ
た顔料粒子 26 蛍光体粒子 27 蛍光体粒子層 28 アルミ膜 29 ブラックマトリクス 30 小径の酸化ビスマス粒子 31 大径の酸化ビスマス粒子
Claims (6)
- 【請求項1】 フェースプレートに少なくとも蛍光体と
顔料とを含んだ蛍光面が形成されているカラーブラウン
管蛍光面において、前記蛍光面はフェースプレート側に
形成された高反射粒子層と電子銃側に形成された蛍光体
粒子層とからなり、前記高反射粒子は前記蛍光体粒子よ
りも高密度で、前記蛍光体粒子の平均粒径よりも小さい
粒径を有していることを特徴とするカラーブラウン管蛍
光面。 - 【請求項2】 前記高反射粒子は、酸化ビスマス粒子で
あることを特徴とする請求項1記載のカラーブラウン管
蛍光面。 - 【請求項3】 前記高反射粒子は、表面に顔料粒子がコ
ーティングされていることを特徴とする請求項1記載の
カラーブラウン管蛍光面。 - 【請求項4】 各色の蛍光体スラリー中に、前記蛍光体
よりも高密度で、前記蛍光体粒子の平均粒径よりも小さ
い粒径を有する高反射粒子を混合させて各色のスラリー
を形成し、この各色のスラリーを各色毎にカラーブラウ
ン管のパネル内面に塗布し、前記スラリーの塗布後にシ
ャドウマスクを嵌めて露光させ、露光後にシャドウマス
クを外して現像を行なうことにより、各色のスラリーパ
ターンを順次形成して蛍光面を得るようにしたことを特
徴とするカラーブラウン管蛍光面の形成方法。 - 【請求項5】 前記高反射粒子は、酸化ビスマス粒子で
あることを特徴とする請求項4記載のカラーブラウン管
蛍光面の形成方法。 - 【請求項6】 前記高反射粒子は、表面に顔料粒子がコ
ーティングされていることを特徴とする請求項4記載の
カラーブラウン管蛍光面の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23217392A JPH0676754A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | カラーブラウン管蛍光面及びその形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23217392A JPH0676754A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | カラーブラウン管蛍光面及びその形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0676754A true JPH0676754A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=16935151
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23217392A Pending JPH0676754A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | カラーブラウン管蛍光面及びその形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0676754A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990065918A (ko) * | 1998-01-19 | 1999-08-16 | 구자홍 | 플라즈마 디스플레이 패널의 형광체 페이스트조성 |
| KR100325851B1 (ko) * | 1999-04-21 | 2002-03-07 | 김순택 | 근자외 여기 청색형광체를 포함하는 복합 청색발광형광체 및 이를 이용하여 제조된 형광막을 구비하는 음극선관 |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP23217392A patent/JPH0676754A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990065918A (ko) * | 1998-01-19 | 1999-08-16 | 구자홍 | 플라즈마 디스플레이 패널의 형광체 페이스트조성 |
| KR100325851B1 (ko) * | 1999-04-21 | 2002-03-07 | 김순택 | 근자외 여기 청색형광체를 포함하는 복합 청색발광형광체 및 이를 이용하여 제조된 형광막을 구비하는 음극선관 |
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