JPH08213189A - X線撮影装置 - Google Patents
X線撮影装置Info
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- JPH08213189A JPH08213189A JP7034368A JP3436895A JPH08213189A JP H08213189 A JPH08213189 A JP H08213189A JP 7034368 A JP7034368 A JP 7034368A JP 3436895 A JP3436895 A JP 3436895A JP H08213189 A JPH08213189 A JP H08213189A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被写体の状態にかかわりなくつねに最適濃度
の画像を撮影する。 【構成】 PMT22の出力をA/D変換器23を経て
PMT制御装置24に送り、均一被写体の透視時の自動
輝度調整後のX線条件でのPMT22の出力と、実際の
被写体の透視時の自動輝度調整後のX線条件でのPMT
22の出力との比率に応じてPMT22への供給電圧を
制御し、撮影時のPMT22の感度を定める。
の画像を撮影する。 【構成】 PMT22の出力をA/D変換器23を経て
PMT制御装置24に送り、均一被写体の透視時の自動
輝度調整後のX線条件でのPMT22の出力と、実際の
被写体の透視時の自動輝度調整後のX線条件でのPMT
22の出力との比率に応じてPMT22への供給電圧を
制御し、撮影時のPMT22の感度を定める。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、医学的診断などのた
めの、X線イメージインテンシファイアとX線TVカメ
ラとを用いるX線撮影装置に関する。
めの、X線イメージインテンシファイアとX線TVカメ
ラとを用いるX線撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、X線管から被写体に向けてX
線を照射し、被写体を透過したX線をX線イメージイン
テンシファイアに入射させ、このX線イメージインテン
シファイアにX線TVカメラを結合してX線透過像の映
像信号を得、これをTVモニター装置などに透視像とし
て表示し、医学的な診断に役立てることが行なわれてい
る。このようなX線透視時には、X線TVシステムから
得られたIBS信号(自動輝度調整信号)がX線制御装
置に送られ、これにもとづきX線管電圧等のX線条件が
調整されて、TVモニター装置に表示された透視像の輝
度がつねに一定に保たれるようにコントロールされる。
このIBS信号は、通常、画像のある領域の映像信号の
輝度の平均値とピーク値とを比較してその大きな方の信
号が採用されたもので、このIBS信号があらかじめ設
定されたある一定の値となるようにX線制御装置におい
てX線条件が制御されるのである。
線を照射し、被写体を透過したX線をX線イメージイン
テンシファイアに入射させ、このX線イメージインテン
シファイアにX線TVカメラを結合してX線透過像の映
像信号を得、これをTVモニター装置などに透視像とし
て表示し、医学的な診断に役立てることが行なわれてい
る。このようなX線透視時には、X線TVシステムから
得られたIBS信号(自動輝度調整信号)がX線制御装
置に送られ、これにもとづきX線管電圧等のX線条件が
調整されて、TVモニター装置に表示された透視像の輝
度がつねに一定に保たれるようにコントロールされる。
このIBS信号は、通常、画像のある領域の映像信号の
輝度の平均値とピーク値とを比較してその大きな方の信
号が採用されたもので、このIBS信号があらかじめ設
定されたある一定の値となるようにX線制御装置におい
てX線条件が制御されるのである。
【0003】このX線撮影装置において、フィルム(直
接及び間接)撮影あるいはデジタル撮影(映像信号をA
/D変換して画像メモリに格納する方式の撮影)を行な
う場合、mAs(管電流mAと曝射時間sとの積)をあ
らかじめ設定しておき、X線強度検出信号を時間積分し
た値がこの設定mAs値に到達したときにX線を遮断す
る。これにより撮影画像の濃度が制御される。具体的に
は、X線イメージインテンシファイアとX線TVカメラ
との間の光学系に挿入されたPMT(フォトマルチプラ
イア)等の光検出器を用い、これによりX線イメージイ
ンテンシファイアの出力光を電流に変換する。この電流
値はX線強度に対応しているので、この電流をX線制御
装置で積分してその積分値が前もって設定したおいたm
As値に達したときにX線を遮断する。
接及び間接)撮影あるいはデジタル撮影(映像信号をA
/D変換して画像メモリに格納する方式の撮影)を行な
う場合、mAs(管電流mAと曝射時間sとの積)をあ
らかじめ設定しておき、X線強度検出信号を時間積分し
た値がこの設定mAs値に到達したときにX線を遮断す
る。これにより撮影画像の濃度が制御される。具体的に
は、X線イメージインテンシファイアとX線TVカメラ
との間の光学系に挿入されたPMT(フォトマルチプラ
イア)等の光検出器を用い、これによりX線イメージイ
ンテンシファイアの出力光を電流に変換する。この電流
値はX線強度に対応しているので、この電流をX線制御
装置で積分してその積分値が前もって設定したおいたm
As値に達したときにX線を遮断する。
【0004】このフィルムあるいはデジタル撮影時のX
線強度検出感度は、基準となる均一被写体を撮影したと
きにmAsが一定の値となるように調整される。これが
X線強度検出感度の基準値となるが、たとえば、胃部の
造影検査を行なう場合に、胃部に造影剤が充満している
ときには、PMTによる光検出のための採光野を造影剤
が覆ってしまうことになるので、X線強度検出信号は小
さくなる。そこで、このような場合に上記のようにX線
強度検出感度を基準値としたまま撮影すると、造影剤部
分は適切な濃度となるが、他の部分はX線強度の時間積
分値が大きくなりすぎて、良好な画質の画像を撮影する
ことはできない。
線強度検出感度は、基準となる均一被写体を撮影したと
きにmAsが一定の値となるように調整される。これが
X線強度検出感度の基準値となるが、たとえば、胃部の
造影検査を行なう場合に、胃部に造影剤が充満している
ときには、PMTによる光検出のための採光野を造影剤
が覆ってしまうことになるので、X線強度検出信号は小
さくなる。そこで、このような場合に上記のようにX線
強度検出感度を基準値としたまま撮影すると、造影剤部
分は適切な濃度となるが、他の部分はX線強度の時間積
分値が大きくなりすぎて、良好な画質の画像を撮影する
ことはできない。
【0005】そこで、従来では、実際に撮影する部位の
状態に応じて、操作者がその経験にもとづきX線強度検
出信号の時間積分値の設定値(つまり設定mAs値)を
いちいちマニュアル設定するようにしている。すなわ
ち、たとえば、上記のように胃部の造影剤充満像を撮影
するときには、経験から得た最適なものとなるように、
mAsの設定値を大きくする。
状態に応じて、操作者がその経験にもとづきX線強度検
出信号の時間積分値の設定値(つまり設定mAs値)を
いちいちマニュアル設定するようにしている。すなわ
ち、たとえば、上記のように胃部の造影剤充満像を撮影
するときには、経験から得た最適なものとなるように、
mAsの設定値を大きくする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに操作者の経験等にもとづき撮影時のパラメータをマ
ニュアル設定するのでは、ある程度の経験を積んだ者し
かできないこととなり、また経験豊富な者にとってもい
かにも操作が煩雑であるし、さらに操作ミスも生じやす
い、という問題がある。
うに操作者の経験等にもとづき撮影時のパラメータをマ
ニュアル設定するのでは、ある程度の経験を積んだ者し
かできないこととなり、また経験豊富な者にとってもい
かにも操作が煩雑であるし、さらに操作ミスも生じやす
い、という問題がある。
【0007】この発明は上記に鑑み、自動的に最適なX
線強度検出感度が設定され、これにより被写体の状態
(部位や造影剤の充満度等)がどのように変化しても、
つねに最適な濃度の画像の撮影ができるように改善され
た、X線撮影装置を提供することを目的とする。
線強度検出感度が設定され、これにより被写体の状態
(部位や造影剤の充満度等)がどのように変化しても、
つねに最適な濃度の画像の撮影ができるように改善され
た、X線撮影装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明によるX線撮影装置においては、被写体に
向けてX線を照射するX線発生手段と、被写体を透過し
たX線が入射させられてX線透過像の映像信号を得るX
線撮像手段と、上記被写体を透過したX線の強度を検出
するX線強度検出手段と、上記映像信号の輝度に対応し
た信号が入力され、この輝度が所定のものとなるように
X線条件を制御する自動輝度調整手段と、この自動輝度
調整手段により実際の被写体について透視時の輝度が所
定のものとなったときの上記X線強度検出手段出力と、
自動輝度調整手段により均一被写体について透視時の輝
度が所定のものとなったときの上記X線強度検出手段出
力との比率に応じた感度に上記X線強度検出手段の感度
を自動調整する感度制御手段と、撮影時に上記の自動調
整された感度で検出されたX線強度検出信号の積分値が
あらかじめ設定された値となったときに撮影用X線を遮
断する手段とが備えられることが特徴となっている。
め、この発明によるX線撮影装置においては、被写体に
向けてX線を照射するX線発生手段と、被写体を透過し
たX線が入射させられてX線透過像の映像信号を得るX
線撮像手段と、上記被写体を透過したX線の強度を検出
するX線強度検出手段と、上記映像信号の輝度に対応し
た信号が入力され、この輝度が所定のものとなるように
X線条件を制御する自動輝度調整手段と、この自動輝度
調整手段により実際の被写体について透視時の輝度が所
定のものとなったときの上記X線強度検出手段出力と、
自動輝度調整手段により均一被写体について透視時の輝
度が所定のものとなったときの上記X線強度検出手段出
力との比率に応じた感度に上記X線強度検出手段の感度
を自動調整する感度制御手段と、撮影時に上記の自動調
整された感度で検出されたX線強度検出信号の積分値が
あらかじめ設定された値となったときに撮影用X線を遮
断する手段とが備えられることが特徴となっている。
【0009】上記X線撮像手段はX線イメージインテン
シファイアとX線TVカメラとからなり、上記X線強度
検出手段は、上記のX線イメージインテンシファイアと
X線TVカメラとの間の光学系に挿入されたフォトマル
チプライアからなり、感度制御手段は、このフォトマル
チプライアに供給する電圧を調整するものからなる、と
いう構成をとることもできる。
シファイアとX線TVカメラとからなり、上記X線強度
検出手段は、上記のX線イメージインテンシファイアと
X線TVカメラとの間の光学系に挿入されたフォトマル
チプライアからなり、感度制御手段は、このフォトマル
チプライアに供給する電圧を調整するものからなる、と
いう構成をとることもできる。
【0010】
【作用】撮影に先立って行なわれるX線透視において
は、映像信号の輝度が自動的に一定のものとなるように
X線条件を変化させる自動輝度調整機能が働いている。
そこでこのときのX線強度検出手段の出力は、被写体の
状態(部位や造影剤の充満度等)を反映したものとな
り、このX線強度検出手段出力は被写体の状態を表わす
情報として利用できることになる。そこで、均一被写体
について透視時の輝度が所定のものとなったときのX線
強度検出手段出力をあらかじめ求めておき、これと、実
際の被写体について透視時の輝度が所定のものとなった
ときのX線強度検出手段出力との比率にもとづいて、X
線強度検出手段の感度を自動調整すれば、その感度で検
出されたX線強度検出信号の積分値によるX線曝射時間
制御によって、つねに最適な濃度の画像を撮影すること
ができる。
は、映像信号の輝度が自動的に一定のものとなるように
X線条件を変化させる自動輝度調整機能が働いている。
そこでこのときのX線強度検出手段の出力は、被写体の
状態(部位や造影剤の充満度等)を反映したものとな
り、このX線強度検出手段出力は被写体の状態を表わす
情報として利用できることになる。そこで、均一被写体
について透視時の輝度が所定のものとなったときのX線
強度検出手段出力をあらかじめ求めておき、これと、実
際の被写体について透視時の輝度が所定のものとなった
ときのX線強度検出手段出力との比率にもとづいて、X
線強度検出手段の感度を自動調整すれば、その感度で検
出されたX線強度検出信号の積分値によるX線曝射時間
制御によって、つねに最適な濃度の画像を撮影すること
ができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の好ましい一実施例について
図面を参照しながら詳細に説明する。図1において被写
体10に対してX線管11からX線が照射させられ、被
写体10を通ったX線がX線イメージインテンシファイ
ア12に入射するようにさせられている。このX線イメ
ージインテンシファイア12からはX線透過像に対応し
た光学的な画像が出力され、この光学像が光学系13を
経てX線TVカメラ14に送られ、カメラコントロール
ユニット15よりX線透過像を表わす映像信号が得られ
る。
図面を参照しながら詳細に説明する。図1において被写
体10に対してX線管11からX線が照射させられ、被
写体10を通ったX線がX線イメージインテンシファイ
ア12に入射するようにさせられている。このX線イメ
ージインテンシファイア12からはX線透過像に対応し
た光学的な画像が出力され、この光学像が光学系13を
経てX線TVカメラ14に送られ、カメラコントロール
ユニット15よりX線透過像を表わす映像信号が得られ
る。
【0012】この映像信号はTVモニター装置16に送
られ、その画面にX線透過像が表示される。また、この
映像信号はA/D変換器31を経て画像メモリ32に送
られるようになっている。これらA/D変換器31、画
像メモリ32はデジタル撮影用である。
られ、その画面にX線透過像が表示される。また、この
映像信号はA/D変換器31を経て画像メモリ32に送
られるようになっている。これらA/D変換器31、画
像メモリ32はデジタル撮影用である。
【0013】X線管11はX線制御装置21から与えら
れる電力(X線高電圧、フィラメント電流)によりX線
を発生する。このX線高電圧、フィラメント電流(管電
圧、管電流)などのX線条件はX線制御装置21により
制御される。カメラコントロールユニット15からは、
X線透過像のある領域の映像信号の輝度の平均値とピー
ク値とのうちの大きな方がIBS信号として出力され、
これがX線制御装置21に送られている。
れる電力(X線高電圧、フィラメント電流)によりX線
を発生する。このX線高電圧、フィラメント電流(管電
圧、管電流)などのX線条件はX線制御装置21により
制御される。カメラコントロールユニット15からは、
X線透過像のある領域の映像信号の輝度の平均値とピー
ク値とのうちの大きな方がIBS信号として出力され、
これがX線制御装置21に送られている。
【0014】そして、透視時には、このIBS信号が一
定の値となるように、X線条件へのフィードバック制御
が行なわれる。つまり、IBS信号が大きければX線管
電圧を下げてIBS信号を小さくし、逆にIBS信号が
小さければX線管電圧を上げてIBS信号を大きくする
というようなフィードバック制御を行ない、これにより
映像信号の輝度を自動的に一定のものとする。
定の値となるように、X線条件へのフィードバック制御
が行なわれる。つまり、IBS信号が大きければX線管
電圧を下げてIBS信号を小さくし、逆にIBS信号が
小さければX線管電圧を上げてIBS信号を大きくする
というようなフィードバック制御を行ない、これにより
映像信号の輝度を自動的に一定のものとする。
【0015】さらに、このX線制御装置21にはPMT
22の出力が送られている。このPMT22は、X線イ
メージインテンシファイア12とX線TVカメラ14と
の間の光学系13に挿入されている。この光学系13に
は光学絞り(図示しない)が備えられていて、その光学
絞りを経た光がこのPMT22により検出される。この
X線イメージインテンシファイア12から出力され、X
線TVカメラ14に入力される光の強度は被写体10を
透過してX線イメージインテンシファイア12に入射す
るX線の強度に対応している。
22の出力が送られている。このPMT22は、X線イ
メージインテンシファイア12とX線TVカメラ14と
の間の光学系13に挿入されている。この光学系13に
は光学絞り(図示しない)が備えられていて、その光学
絞りを経た光がこのPMT22により検出される。この
X線イメージインテンシファイア12から出力され、X
線TVカメラ14に入力される光の強度は被写体10を
透過してX線イメージインテンシファイア12に入射す
るX線の強度に対応している。
【0016】デジタル撮影時には、撮影用のX線条件と
した上でX線が発生させられ、そのときのX線透過像の
映像信号がA/D変換器31を経て画像メモリ32に格
納される。そして、上記のPMT22の出力がX線制御
装置21で積分されており、この積分値があらかじめ設
定されていたmAs値に到達したときに撮影用のX線が
遮断される。こうして、遮断されるまでの撮影用X線に
よるX線透過像の映像信号が画像メモリ32に蓄積され
てデジタル撮影が行なわれる。
した上でX線が発生させられ、そのときのX線透過像の
映像信号がA/D変換器31を経て画像メモリ32に格
納される。そして、上記のPMT22の出力がX線制御
装置21で積分されており、この積分値があらかじめ設
定されていたmAs値に到達したときに撮影用のX線が
遮断される。こうして、遮断されるまでの撮影用X線に
よるX線透過像の映像信号が画像メモリ32に蓄積され
てデジタル撮影が行なわれる。
【0017】このPMT22の出力は、さらに、A/D
変換器23を経てPMT制御装置24に送られている。
このPMT制御装置24はPMT22に供給する電圧を
調整することによってPMT22の感度を制御するもの
である。
変換器23を経てPMT制御装置24に送られている。
このPMT制御装置24はPMT22に供給する電圧を
調整することによってPMT22の感度を制御するもの
である。
【0018】実際の被写体10についてデジタル撮影を
行なう場合、まずX線透視を行ない、所望の部位が視野
に入り、かつ望むタイミングとなったときをとらえて撮
影することになる。透視時には上記のように自動輝度調
整機能が働いて、X線管電圧が制御される。これにより
カメラコントロールユニット15からのIBS信号が一
定の値に集束し、TVモニター装置16の画面に表示さ
れたX線透視像は適切な輝度に保たれる。このとき、光
学系13の光学絞りは、デジタル撮影用のX線条件で基
準の均一被写体を撮影したときのPMT22の出力の時
間積分値が一定の値になるようにPMT22の感度(供
給電圧)を設定した上で、均一被写体を撮影したときの
X線TVカメラ14の入力光の強度が最適になるよう
に、設定されている。そして、この設定において、均一
被写体を透視したときの自動輝度調整機能による安定状
態のPMT22の出力P2がA/D変換されてPMT制
御装置24により記憶される。
行なう場合、まずX線透視を行ない、所望の部位が視野
に入り、かつ望むタイミングとなったときをとらえて撮
影することになる。透視時には上記のように自動輝度調
整機能が働いて、X線管電圧が制御される。これにより
カメラコントロールユニット15からのIBS信号が一
定の値に集束し、TVモニター装置16の画面に表示さ
れたX線透視像は適切な輝度に保たれる。このとき、光
学系13の光学絞りは、デジタル撮影用のX線条件で基
準の均一被写体を撮影したときのPMT22の出力の時
間積分値が一定の値になるようにPMT22の感度(供
給電圧)を設定した上で、均一被写体を撮影したときの
X線TVカメラ14の入力光の強度が最適になるよう
に、設定されている。そして、この設定において、均一
被写体を透視したときの自動輝度調整機能による安定状
態のPMT22の出力P2がA/D変換されてPMT制
御装置24により記憶される。
【0019】つぎに、実際の被写体10について透視を
行なっていて、自動輝度調整機能によりX線透視像の輝
度が一定に保たれるようになったときのPMT22の出
力P1がA/D変換されてPMT制御装置24に送られ
ると、先のPMT22の出力P2との比率P2/P1が
求められて、この比率に応じてPMT22への供給電圧
が変化させられる。すなわち、上記の通常の供給電圧を
Voとすると、 V=Vo×k×(P2/P1) により求められた供給電圧がPMT制御装置24からP
MT22に送られてPMT22の感度が定められる。な
お、上記の式でkは係数である。
行なっていて、自動輝度調整機能によりX線透視像の輝
度が一定に保たれるようになったときのPMT22の出
力P1がA/D変換されてPMT制御装置24に送られ
ると、先のPMT22の出力P2との比率P2/P1が
求められて、この比率に応じてPMT22への供給電圧
が変化させられる。すなわち、上記の通常の供給電圧を
Voとすると、 V=Vo×k×(P2/P1) により求められた供給電圧がPMT制御装置24からP
MT22に送られてPMT22の感度が定められる。な
お、上記の式でkは係数である。
【0020】これにより、たとえば、胃部の造影剤充満
像を撮影することになったときにも適切な濃度のX線画
像を撮影することができる。すなわち、このときPMT
22の採光野が造影剤に覆われてその出力が均一被写体
を撮影するときに比較して小さくなり、設定mAs値を
変化させない限り、PMT22の出力の時間積分値がそ
の設定mAs値に到達する時間が延びて造影剤以外の部
分が露出オーバーになってしまうが、PMT22の供給
電圧が上げられて感度が高められ、PMT22の出力が
大きくなるので、PMT22の出力の時間積分値が同一
mAs値に到達する時間が延びることがなくなり造影剤
以外の部分の露出オーバーを解消してこの部分の濃度を
適切なものとして撮影することが可能となる。
像を撮影することになったときにも適切な濃度のX線画
像を撮影することができる。すなわち、このときPMT
22の採光野が造影剤に覆われてその出力が均一被写体
を撮影するときに比較して小さくなり、設定mAs値を
変化させない限り、PMT22の出力の時間積分値がそ
の設定mAs値に到達する時間が延びて造影剤以外の部
分が露出オーバーになってしまうが、PMT22の供給
電圧が上げられて感度が高められ、PMT22の出力が
大きくなるので、PMT22の出力の時間積分値が同一
mAs値に到達する時間が延びることがなくなり造影剤
以外の部分の露出オーバーを解消してこの部分の濃度を
適切なものとして撮影することが可能となる。
【0021】このように実際に撮影しようとする被写体
の状態(部位や造影剤の充満度等)に合わせてPMT2
2の感度が自動的に変化して同じ設定mAs値でも露出
時間(X線曝射時間)を最適なものとするようにしなが
ら画像メモリ32においてデジタルX線画像を蓄積する
ことができる。
の状態(部位や造影剤の充満度等)に合わせてPMT2
2の感度が自動的に変化して同じ設定mAs値でも露出
時間(X線曝射時間)を最適なものとするようにしなが
ら画像メモリ32においてデジタルX線画像を蓄積する
ことができる。
【0022】なお、上記の実施例ではPMT22の感度
を制御するのにその供給電圧を調整しているが、PMT
22の出力系の増幅度を変化させるようにしてもよい。
PMT制御装置24の構成はCPUを用いたものやハー
ドウェアロジックで組んだものなど種々に考えられる。
また、被写体10を透過したX線強度を検出するのにP
MT22を用いているが、他の半導体フォトセルなどを
用いることもできる。さらに、上記ではデジタルX線撮
影を行なっているが、フィルム撮影でも同様である。す
なわち、フィルム撮影時にはX線イメージインテンシフ
ァイア12の前(被写体10の後)にフィルムを置いた
り(フィルム直接撮影)、X線イメージインテンシファ
イア12の後にフィルムを置いたりして(フィルム間接
撮影)、このフィルムにX線透過像を露光させるが、こ
のときのX線遮断時間制御を上記のようにPMT22の
感度を自動調整しながら行なうことにより、フィルム撮
影画像の濃度を最適なものとすることができる。
を制御するのにその供給電圧を調整しているが、PMT
22の出力系の増幅度を変化させるようにしてもよい。
PMT制御装置24の構成はCPUを用いたものやハー
ドウェアロジックで組んだものなど種々に考えられる。
また、被写体10を透過したX線強度を検出するのにP
MT22を用いているが、他の半導体フォトセルなどを
用いることもできる。さらに、上記ではデジタルX線撮
影を行なっているが、フィルム撮影でも同様である。す
なわち、フィルム撮影時にはX線イメージインテンシフ
ァイア12の前(被写体10の後)にフィルムを置いた
り(フィルム直接撮影)、X線イメージインテンシファ
イア12の後にフィルムを置いたりして(フィルム間接
撮影)、このフィルムにX線透過像を露光させるが、こ
のときのX線遮断時間制御を上記のようにPMT22の
感度を自動調整しながら行なうことにより、フィルム撮
影画像の濃度を最適なものとすることができる。
【0023】
【発明の効果】以上実施例について説明したように、こ
の発明のX線撮影装置によれば、被写体の状態(部位や
造影剤の充満度等)がどのように変化しても、撮影に先
立つ透視時の情報を利用してX線曝射時間制御用のX線
強度検出信号の感度を調整するので、被写体の状態がど
のように変化しても、つねに最適な濃度の、医師等が観
察するのに見易い画像を撮影することができる。
の発明のX線撮影装置によれば、被写体の状態(部位や
造影剤の充満度等)がどのように変化しても、撮影に先
立つ透視時の情報を利用してX線曝射時間制御用のX線
強度検出信号の感度を調整するので、被写体の状態がど
のように変化しても、つねに最適な濃度の、医師等が観
察するのに見易い画像を撮影することができる。
【図1】この発明の一実施例のブロック図。
10 被写体 11 X線管 12 X線イメージインテンシファイア 13 光学系 14 X線TVカメラ 15 カメラコントロールユニット 16 TVモニター装置 21 X線制御装置 22 PMT(フォトマルチプライア) 23、31 A/D変換器 24 PMT制御装置 32 画像メモリ
Claims (1)
- 【請求項1】 被写体に向けてX線を照射するX線発生
手段と、被写体を透過したX線が入射させられてX線透
過像の映像信号を得るX線撮像手段と、上記被写体を透
過したX線の強度を検出するX線強度検出手段と、上記
映像信号の輝度に対応した信号が入力され、この輝度が
所定のものとなるようにX線条件を制御する自動輝度調
整手段と、この自動輝度調整手段により実際の被写体に
ついて透視時の輝度が所定のものとなったときの上記X
線強度検出手段出力と、自動輝度調整手段により均一被
写体について透視時の輝度が所定のものとなったときの
上記X線強度検出手段出力との比率に応じた感度に上記
X線強度検出手段の感度を自動調整する感度制御手段
と、撮影時に上記の自動調整された感度で検出されたX
線強度検出信号の積分値があらかじめ設定された値とな
ったときに撮影用X線を遮断する手段とを有することを
特徴とするX線撮影装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7034368A JPH08213189A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | X線撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7034368A JPH08213189A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | X線撮影装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08213189A true JPH08213189A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=12412238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7034368A Pending JPH08213189A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | X線撮影装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08213189A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19754463B4 (de) * | 1996-12-10 | 2006-07-06 | Nihon University | Röntgenbildgerät |
-
1995
- 1995-01-31 JP JP7034368A patent/JPH08213189A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19754463B4 (de) * | 1996-12-10 | 2006-07-06 | Nihon University | Röntgenbildgerät |
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