JPH1099307A - X線撮影方法及びx線テレビ装置 - Google Patents
X線撮影方法及びx線テレビ装置Info
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- JPH1099307A JPH1099307A JP8258306A JP25830696A JPH1099307A JP H1099307 A JPH1099307 A JP H1099307A JP 8258306 A JP8258306 A JP 8258306A JP 25830696 A JP25830696 A JP 25830696A JP H1099307 A JPH1099307 A JP H1099307A
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- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 体厚や撮影計画に応じてフィルム上の濃度が
一定になるように撮影管電圧を変更する露出制御をする
際に、露出制御に起因して撮影モニタ画像の明るさが変
化することのないX線撮影方法及びX線テレビ装置を実
現する。 【解決手段】 X線管からのX線を被検体に照射し、被
検体を透過したX線をフィルムに感光させ、更に、フィ
ルムを透過したX線を可視光に変換してアイリス絞りに
より光量を調節してTVカメラによりモニタ可能なX線
テレビ装置であって、X線管に電圧を印加する電圧発生
手段20と、X線管に印加する電圧のデータを前記電圧
発生手段から受け、このデータに応じてアイリス絞りを
制御するアイリス絞り駆動手段83,84,86と、を
備えたことを特徴とする。
一定になるように撮影管電圧を変更する露出制御をする
際に、露出制御に起因して撮影モニタ画像の明るさが変
化することのないX線撮影方法及びX線テレビ装置を実
現する。 【解決手段】 X線管からのX線を被検体に照射し、被
検体を透過したX線をフィルムに感光させ、更に、フィ
ルムを透過したX線を可視光に変換してアイリス絞りに
より光量を調節してTVカメラによりモニタ可能なX線
テレビ装置であって、X線管に電圧を印加する電圧発生
手段20と、X線管に印加する電圧のデータを前記電圧
発生手段から受け、このデータに応じてアイリス絞りを
制御するアイリス絞り駆動手段83,84,86と、を
備えたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はX線撮影方法及びX
線テレビ装置に関し、特に、被検体の体厚に応じて撮影
管電圧を制御してフィルム撮影する際のモニタに配慮し
たX線撮影方法及びX線テレビ装置に関する。
線テレビ装置に関し、特に、被検体の体厚に応じて撮影
管電圧を制御してフィルム撮影する際のモニタに配慮し
たX線撮影方法及びX線テレビ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線テレビ装置若しくはX線透視撮影装
置(以下、これらを総称してX線テレビ装置という)で
は、X線照射によりフィルム撮影を行う際に、フィルム
を透過したX線撮影像をTVカメラによって撮影してモ
ニタする機能を備えたものがある。
置(以下、これらを総称してX線テレビ装置という)で
は、X線照射によりフィルム撮影を行う際に、フィルム
を透過したX線撮影像をTVカメラによって撮影してモ
ニタする機能を備えたものがある。
【0003】図4はX線フィルム撮影及び撮影のモニタ
並びにX線透視が可能なX線テレビ装置の構成を示す構
成図である。この図4において、10はX線テレビ装置
全体の各種操作を行うためのオペレータコンソールであ
る。このオペレータコンソール10で透視条件,撮影条
件,テーブル制御などの各種設定や制御を行うようにな
っている。
並びにX線透視が可能なX線テレビ装置の構成を示す構
成図である。この図4において、10はX線テレビ装置
全体の各種操作を行うためのオペレータコンソールであ
る。このオペレータコンソール10で透視条件,撮影条
件,テーブル制御などの各種設定や制御を行うようにな
っている。
【0004】20はX線発生装置であり、X線管がX線
を照射するのに必要な電圧を発生する電圧発生手段を構
成している。このX線発生装置20は、露出制御(AE
C:Automatic Exposion Control)用のセンサ21から
の検出結果をA/D変換するA/D変換器23と、透視
の際の輝度制御(ABC:Automatic Brightness Contr
ol)用のPMT(Photo Multiplier Tube)22からの
検出結果をA/D変換するA/D変換器24と、各種デ
ータを参照してX線管電圧及びX線管電流を決定する演
算手段としてのCPU25、CPU25からの指示を受
けてX線発生用の電圧(高電圧又は管電圧とも言う)を
発生する高電圧発生部26とを備えている。
を照射するのに必要な電圧を発生する電圧発生手段を構
成している。このX線発生装置20は、露出制御(AE
C:Automatic Exposion Control)用のセンサ21から
の検出結果をA/D変換するA/D変換器23と、透視
の際の輝度制御(ABC:Automatic Brightness Contr
ol)用のPMT(Photo Multiplier Tube)22からの
検出結果をA/D変換するA/D変換器24と、各種デ
ータを参照してX線管電圧及びX線管電流を決定する演
算手段としてのCPU25、CPU25からの指示を受
けてX線発生用の電圧(高電圧又は管電圧とも言う)を
発生する高電圧発生部26とを備えている。
【0005】30はX線管であり、X線発生装置20か
らの電圧を受けて透視や撮影のためのX線を照射するも
のである。40はテーブルであり、被検体50を載置す
るものである。
らの電圧を受けて透視や撮影のためのX線を照射するも
のである。40はテーブルであり、被検体50を載置す
るものである。
【0006】71はフィルム撮影のためのフィルム72
を格納するフィルムホルダである。このフィルムホルダ
71には、X線照射面と反対側(背面)にX線の反射,
散乱を防止するための散乱防止鉛73が設けられてい
る。
を格納するフィルムホルダである。このフィルムホルダ
71には、X線照射面と反対側(背面)にX線の反射,
散乱を防止するための散乱防止鉛73が設けられてい
る。
【0007】尚、このフィルムホルダ71は、フィルム
撮影の際に所定の位置(被検体50を通過したX線を受
ける位置)に配置され、透視の際には待避するように構
成されている。
撮影の際に所定の位置(被検体50を通過したX線を受
ける位置)に配置され、透視の際には待避するように構
成されている。
【0008】74は被検体50を透過したX線を受光面
で受け、光電子増倍により増幅して出力面から可視像を
出力するイメージインテンシファイア(Image Intensif
ier:I.I.)である。
で受け、光電子増倍により増幅して出力面から可視像を
出力するイメージインテンシファイア(Image Intensif
ier:I.I.)である。
【0009】75はイメージインテンシファイア74の
出力光を分岐及び調整する光学系であり、レンズ,ミラ
ー,アイリス絞りを備えている。75aはイメージイン
テンシファイア74の出力光を光学系75で利用するた
めの対物レンズであり、75bは対物レンズ75aによ
り集められた光束の一部をPMT22方向に反射させる
ミラー、75cはレンズ75aにより集められた光束を
絞ることにより制限するアイリス絞り、75dはアイリ
ス絞り75cを通過した光束を結像させる結像レンズで
ある。
出力光を分岐及び調整する光学系であり、レンズ,ミラ
ー,アイリス絞りを備えている。75aはイメージイン
テンシファイア74の出力光を光学系75で利用するた
めの対物レンズであり、75bは対物レンズ75aによ
り集められた光束の一部をPMT22方向に反射させる
ミラー、75cはレンズ75aにより集められた光束を
絞ることにより制限するアイリス絞り、75dはアイリ
ス絞り75cを通過した光束を結像させる結像レンズで
ある。
【0010】76は結像レンズ75dにより光学系75
を通過したイメージインテンシファイア74からの像を
撮影するTVカメラである。このTVカメラ76で捉え
られた像が、撮影の際のモニタと透視とに用いられる。
を通過したイメージインテンシファイア74からの像を
撮影するTVカメラである。このTVカメラ76で捉え
られた像が、撮影の際のモニタと透視とに用いられる。
【0011】81はフィルム撮影の際のアイリス絞りの
絞り値を制御する電圧を発生させる半固定抵抗、82は
透視の際のアイリス絞りの絞り値を制御する電圧を発生
させる半固定抵抗である。
絞り値を制御する電圧を発生させる半固定抵抗、82は
透視の際のアイリス絞りの絞り値を制御する電圧を発生
させる半固定抵抗である。
【0012】85は撮影モニタと透視とのアイリス絞り
の電圧を切替えるスイッチであり、オペレータコンソー
ル10により切替制御が行われる。86はスイッチ85
からの電圧に応じてアイリス絞り75cを駆動して絞り
値を制御するアイリス駆動部である。
の電圧を切替えるスイッチであり、オペレータコンソー
ル10により切替制御が行われる。86はスイッチ85
からの電圧に応じてアイリス絞り75cを駆動して絞り
値を制御するアイリス駆動部である。
【0013】90はオペレータコンソール10で生成さ
れたTVカメラ76からの撮影モニタ像や透視像を表示
する表示部である。以上のように構成されたX線TV装
置において、フィルム撮影の際には、被検体50を透過
したX線強度をセンサ21で検出することで、フィルム
72が略一定の露光量になるように、照射するX線の強
度を調整している。この場合、センサ21の検出出力を
受けたCPU25が上述した管電圧を制御することで、
露出制御を行っている。
れたTVカメラ76からの撮影モニタ像や透視像を表示
する表示部である。以上のように構成されたX線TV装
置において、フィルム撮影の際には、被検体50を透過
したX線強度をセンサ21で検出することで、フィルム
72が略一定の露光量になるように、照射するX線の強
度を調整している。この場合、センサ21の検出出力を
受けたCPU25が上述した管電圧を制御することで、
露出制御を行っている。
【0014】すなわち、体厚が大きい被検体(図5)で
あっても、体厚が小さい被検体(図6)であっても、被
検体50を通過してフィルム72に到達するB領域のX
線強度が一定になるように制御している。
あっても、体厚が小さい被検体(図6)であっても、被
検体50を通過してフィルム72に到達するB領域のX
線強度が一定になるように制御している。
【0015】このような露出制御により、図5の場合に
は管電圧を上げてA領域のX線強度を大きくする必要が
あり、逆に図6の場合には管電圧を下げてA領域のX線
強度を小さくする必要がある。
は管電圧を上げてA領域のX線強度を大きくする必要が
あり、逆に図6の場合には管電圧を下げてA領域のX線
強度を小さくする必要がある。
【0016】このようにすることで、X線撮影時間(露
光時間)を変更することなく体厚の変化に対応すること
ができるようになる。尚、このようなフィルム撮影の際
に、散乱防止鉛73を通過したX線はイメージインテン
シファイア74で増幅されつつ可視像とされ、この可視
像がTVカメラ76で映像信号に変換される。
光時間)を変更することなく体厚の変化に対応すること
ができるようになる。尚、このようなフィルム撮影の際
に、散乱防止鉛73を通過したX線はイメージインテン
シファイア74で増幅されつつ可視像とされ、この可視
像がTVカメラ76で映像信号に変換される。
【0017】そして、この映像信号はオペレータコンソ
ール10内の画像処理装置で所定の処理がなされて表示
部90で撮影モニタ像として画像表示される。従って、
フィルム撮影した状態(位置など)を、フィルムの現像
をする以前に確認することができる。
ール10内の画像処理装置で所定の処理がなされて表示
部90で撮影モニタ像として画像表示される。従って、
フィルム撮影した状態(位置など)を、フィルムの現像
をする以前に確認することができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、管電圧を変
更した場合には、X線管30から照査されるX線の線質
が変化することが知られている。
更した場合には、X線管30から照査されるX線の線質
が変化することが知られている。
【0019】図7は管電圧を変更した場合におけるX線
の波長の変化を示した特性図である。ここに示すよう
に、管電圧を変更した場合には全体の強度が変化するだ
けでなく、最短波長が変化する。すなわち、管電圧を高
くした場合には短波長側の成分が増加し、管電圧を低く
した場合には短波長側の成分が減少する性質を有してい
る。
の波長の変化を示した特性図である。ここに示すよう
に、管電圧を変更した場合には全体の強度が変化するだ
けでなく、最短波長が変化する。すなわち、管電圧を高
くした場合には短波長側の成分が増加し、管電圧を低く
した場合には短波長側の成分が減少する性質を有してい
る。
【0020】ここで、短波長側の成分は減衰を余りせず
に鉛を透過する性質を有している。このため、図5と図
6とで領域BでのX線強度が等しい場合であっても、散
乱防止鉛73を透過した後の領域CのX線強度が異なっ
た状態になる。
に鉛を透過する性質を有している。このため、図5と図
6とで領域BでのX線強度が等しい場合であっても、散
乱防止鉛73を透過した後の領域CのX線強度が異なっ
た状態になる。
【0021】すなわち、管電圧の高い図5の場合には領
域CのX線強度が比較的大きく、管電圧の低い図6の場
合には領域CのX線強度が比較的小さくなる。このよう
なことにより、フィルム72に撮影される画像の濃度が
一定であるにもかかわらず、TVカメラ76により得ら
れる撮影モニタ画像の明るさが大幅に変化することにな
る。
域CのX線強度が比較的大きく、管電圧の低い図6の場
合には領域CのX線強度が比較的小さくなる。このよう
なことにより、フィルム72に撮影される画像の濃度が
一定であるにもかかわらず、TVカメラ76により得ら
れる撮影モニタ画像の明るさが大幅に変化することにな
る。
【0022】すなわち、従来のX線撮影方法やX線テレ
ビ装置では、体厚が変化した場合に、フィルム上の濃度
が一定になるよう露出制御されているにもかかわらず、
その露出制御に起因して撮影モニタ画像の明るさが変化
するという問題が生じていた。
ビ装置では、体厚が変化した場合に、フィルム上の濃度
が一定になるよう露出制御されているにもかかわらず、
その露出制御に起因して撮影モニタ画像の明るさが変化
するという問題が生じていた。
【0023】本発明は上記の点を解決するためになされ
たもので、体厚や撮影計画に応じてフィルム上の濃度が
一定になるように撮影管電圧を変更する露出制御をする
際に、露出制御に起因して撮影モニタ画像の明るさが変
化することのないX線撮影方法及びX線テレビ装置を実
現することである。
たもので、体厚や撮影計画に応じてフィルム上の濃度が
一定になるように撮影管電圧を変更する露出制御をする
際に、露出制御に起因して撮影モニタ画像の明るさが変
化することのないX線撮影方法及びX線テレビ装置を実
現することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】すなわち、課題を解決す
る手段としての本発明は以下に説明するようなものであ
る。
る手段としての本発明は以下に説明するようなものであ
る。
【0025】(1)第1の発明は、被検体を透過したX
線をフィルムに感光させ、更に、フィルムを透過したX
線を可視光に変換してアイリス絞りにより光量を調節し
てモニタするX線撮影方法であって、X線管に印加する
電圧に応じてアイリス絞りを制御することを特徴とする
X線撮影方法である。
線をフィルムに感光させ、更に、フィルムを透過したX
線を可視光に変換してアイリス絞りにより光量を調節し
てモニタするX線撮影方法であって、X線管に印加する
電圧に応じてアイリス絞りを制御することを特徴とする
X線撮影方法である。
【0026】この第1の発明のX線撮影方法では、被検
体の体厚に応じてX線管に印加する電圧を変更してフィ
ルム撮影の露出制御を行うと共に、電圧に応じてアイリ
ス絞りの絞り値を変更する。
体の体厚に応じてX線管に印加する電圧を変更してフィ
ルム撮影の露出制御を行うと共に、電圧に応じてアイリ
ス絞りの絞り値を変更する。
【0027】このようにすることで、電圧に応じてX線
の線質が変化してフィルムホルダ背面の散乱防止鉛を透
過するX線量が変化しても、このX線量の変化に応じて
アイリス絞りが制御されているため、一定光量の撮影モ
ニタ画像を得ることが可能になる。
の線質が変化してフィルムホルダ背面の散乱防止鉛を透
過するX線量が変化しても、このX線量の変化に応じて
アイリス絞りが制御されているため、一定光量の撮影モ
ニタ画像を得ることが可能になる。
【0028】従って、体厚や撮影計画に応じてフィルム
上の濃度が一定になるように撮影管電圧を変更する露出
制御をする際に、露出制御に起因して撮影モニタ画像の
明るさが変化することのないX線撮影方法を実現するこ
とができる。
上の濃度が一定になるように撮影管電圧を変更する露出
制御をする際に、露出制御に起因して撮影モニタ画像の
明るさが変化することのないX線撮影方法を実現するこ
とができる。
【0029】(2)第2の発明は、X線管からのX線を
被検体に照射し、被検体を透過したX線をフィルムに感
光させ、更に、フィルムを透過したX線を可視光に変換
してアイリス絞りにより光量を調節してTVカメラによ
りモニタ可能なX線テレビ装置であって、X線管に電圧
を印加する電圧発生手段と、X線管に印加する電圧のデ
ータを前記電圧発生手段から受け、このデータに応じて
アイリス絞りを制御するアイリス絞り駆動手段と、を備
えたことを特徴とするX線テレビ装置である。
被検体に照射し、被検体を透過したX線をフィルムに感
光させ、更に、フィルムを透過したX線を可視光に変換
してアイリス絞りにより光量を調節してTVカメラによ
りモニタ可能なX線テレビ装置であって、X線管に電圧
を印加する電圧発生手段と、X線管に印加する電圧のデ
ータを前記電圧発生手段から受け、このデータに応じて
アイリス絞りを制御するアイリス絞り駆動手段と、を備
えたことを特徴とするX線テレビ装置である。
【0030】この第2の発明のX線テレビ装置では、被
検体の体厚に応じてX線管に印加する電圧を変更してフ
ィルム撮影の露出制御を行うと共に、電圧に応じてアイ
リス絞りの絞り値を変更する。
検体の体厚に応じてX線管に印加する電圧を変更してフ
ィルム撮影の露出制御を行うと共に、電圧に応じてアイ
リス絞りの絞り値を変更する。
【0031】このようにすることで、電圧に応じてX線
の線質が変化してフィルムホルダ背面の散乱防止鉛を透
過するX線量が変化しても、このX線量の変化に応じて
アイリス絞りが制御されているため、TVカメラにより
一定光量の撮影モニタ画像を得ることが可能になる。
の線質が変化してフィルムホルダ背面の散乱防止鉛を透
過するX線量が変化しても、このX線量の変化に応じて
アイリス絞りが制御されているため、TVカメラにより
一定光量の撮影モニタ画像を得ることが可能になる。
【0032】従って、体厚や撮影計画に応じてフィルム
上の濃度が一定になるように撮影管電圧を変更する露出
制御をする際に、露出制御に起因して撮影モニタ画像の
明るさが変化することのないX線テレビ装置を実現する
ことができる。
上の濃度が一定になるように撮影管電圧を変更する露出
制御をする際に、露出制御に起因して撮影モニタ画像の
明るさが変化することのないX線テレビ装置を実現する
ことができる。
【0033】(3)第3の発明は、前記第2の発明にお
いて、アイリス絞り駆動手段が、X線管に印加する電圧
のデータとアイリス絞りの絞り値との変換テーブルを備
え、この変換テーブルにより絞り値を決定することを特
徴とするX線テレビ装置である。
いて、アイリス絞り駆動手段が、X線管に印加する電圧
のデータとアイリス絞りの絞り値との変換テーブルを備
え、この変換テーブルにより絞り値を決定することを特
徴とするX線テレビ装置である。
【0034】この第3の発明のX線テレビ装置では、被
検体の体厚に応じてX線管に印加する電圧を変更してフ
ィルム撮影の露出制御を行うと共に、電圧に応じてアイ
リス絞りの絞り値を変更する。
検体の体厚に応じてX線管に印加する電圧を変更してフ
ィルム撮影の露出制御を行うと共に、電圧に応じてアイ
リス絞りの絞り値を変更する。
【0035】この際に、電圧のデータとアイリス絞りの
絞り値との変換テーブルを用いて絞り値を決定する。こ
のようにすることで、電圧に応じてX線の線質が変化し
てフィルムホルダ背面の散乱防止鉛を透過するX線量が
変化しても、このX線量の変化に応じてアイリス絞りが
制御されているため、TVカメラにより一定光量の撮影
モニタ画像を得ることが可能になる。
絞り値との変換テーブルを用いて絞り値を決定する。こ
のようにすることで、電圧に応じてX線の線質が変化し
てフィルムホルダ背面の散乱防止鉛を透過するX線量が
変化しても、このX線量の変化に応じてアイリス絞りが
制御されているため、TVカメラにより一定光量の撮影
モニタ画像を得ることが可能になる。
【0036】また、変換テーブルを用いているために、
管電圧が変化しても必要な絞り値を瞬時に算出すること
が可能になり、また、信頼性も高い。従って、体厚や撮
影計画に応じてフィルム上の濃度が一定になるように撮
影管電圧を変更する露出制御をする際に、露出制御に起
因して撮影モニタ画像の明るさが変化することのないX
線テレビ装置を実現することができる。
管電圧が変化しても必要な絞り値を瞬時に算出すること
が可能になり、また、信頼性も高い。従って、体厚や撮
影計画に応じてフィルム上の濃度が一定になるように撮
影管電圧を変更する露出制御をする際に、露出制御に起
因して撮影モニタ画像の明るさが変化することのないX
線テレビ装置を実現することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。ここで、図1は本発明の
X線テレビ装置の構成を示す構成図、図2は本発明のX
線テレビ装置で使用するテーブルの内容の様子を示す説
明図である。
施の形態例を詳細に説明する。ここで、図1は本発明の
X線テレビ装置の構成を示す構成図、図2は本発明のX
線テレビ装置で使用するテーブルの内容の様子を示す説
明図である。
【0038】<X線テレビ装置の構成>まず、本発明の
実施の形態例におけるX線テレビ装置の全体構成につい
て図1を用いて説明を行なう。
実施の形態例におけるX線テレビ装置の全体構成につい
て図1を用いて説明を行なう。
【0039】この図1において、10はX線テレビ装置
全体の各種操作を行うためのオペレータコンソールであ
る。このオペレータコンソール10で透視条件,撮影条
件,テーブル制御などの各種設定や制御を行うようにな
っている。
全体の各種操作を行うためのオペレータコンソールであ
る。このオペレータコンソール10で透視条件,撮影条
件,テーブル制御などの各種設定や制御を行うようにな
っている。
【0040】20はX線発生装置であり、X線管がX線
を照射するのに必要な電圧を発生する電圧発生手段を構
成している。このX線発生装置20は、露出制御(AE
C:Automatic Exposion Control)用のセンサ21から
の検出結果をA/D変換するA/D変換器23と、透視
の際の輝度制御(ABC:Automatic Brightness Contr
ol)用のPMT(Photo Multiplier Tube)22からの
検出結果をA/D変換するA/D変換器24と、各種デ
ータを参照してX線管電圧及びX線管電流を決定する演
算手段としてのCPU25、CPU25からの指示を受
けてX線発生用の電圧(高電圧又は管電圧とも言う)を
発生する高電圧発生部26とを備えている。
を照射するのに必要な電圧を発生する電圧発生手段を構
成している。このX線発生装置20は、露出制御(AE
C:Automatic Exposion Control)用のセンサ21から
の検出結果をA/D変換するA/D変換器23と、透視
の際の輝度制御(ABC:Automatic Brightness Contr
ol)用のPMT(Photo Multiplier Tube)22からの
検出結果をA/D変換するA/D変換器24と、各種デ
ータを参照してX線管電圧及びX線管電流を決定する演
算手段としてのCPU25、CPU25からの指示を受
けてX線発生用の電圧(高電圧又は管電圧とも言う)を
発生する高電圧発生部26とを備えている。
【0041】30はX線管であり、X線発生装置20か
らの電圧を受けて透視や撮影のためのX線を照射するも
のである。40はテーブルであり、被検体50を載置す
るものである。
らの電圧を受けて透視や撮影のためのX線を照射するも
のである。40はテーブルであり、被検体50を載置す
るものである。
【0042】71はフィルム撮影のためのフィルム72
を格納するフィルムホルダである。このフィルムホルダ
71には、X線照射面と反対側(背面)にX線の反射,
散乱を防止するための散乱防止鉛73が設けられてい
る。
を格納するフィルムホルダである。このフィルムホルダ
71には、X線照射面と反対側(背面)にX線の反射,
散乱を防止するための散乱防止鉛73が設けられてい
る。
【0043】尚、このフィルムホルダ71は、フィルム
撮影の際に所定の位置(被検体50を通過したX線を受
ける位置)に配置され、透視の際には待避するように構
成されている。
撮影の際に所定の位置(被検体50を通過したX線を受
ける位置)に配置され、透視の際には待避するように構
成されている。
【0044】74は被検体50を透過したX線を受光面
で受け、光電子増倍により増幅して出力面から可視像を
出力するイメージインテンシファイア(Image Intensif
ier:I.I.)である。
で受け、光電子増倍により増幅して出力面から可視像を
出力するイメージインテンシファイア(Image Intensif
ier:I.I.)である。
【0045】75はイメージインテンシファイア74の
出力光を分岐及び調整する光学系であり、レンズ,ミラ
ー,アイリス絞りを備えている。75aはイメージイン
テンシファイア74の出力光を光学系75で利用するた
めの対物レンズであり、75bは対物レンズ75aによ
り集められた光束の一部をPMT22方向に反射させる
ミラー、75cはレンズ75aにより集められた光束を
絞ることにより制限するアイリス絞り、75dはアイリ
ス絞り75cを通過した光束を結像させる結像レンズで
ある。
出力光を分岐及び調整する光学系であり、レンズ,ミラ
ー,アイリス絞りを備えている。75aはイメージイン
テンシファイア74の出力光を光学系75で利用するた
めの対物レンズであり、75bは対物レンズ75aによ
り集められた光束の一部をPMT22方向に反射させる
ミラー、75cはレンズ75aにより集められた光束を
絞ることにより制限するアイリス絞り、75dはアイリ
ス絞り75cを通過した光束を結像させる結像レンズで
ある。
【0046】76は結像レンズ75dにより光学系75
を通過したイメージインテンシファイア74からの像を
撮影するTVカメラである。このTVカメラ76で捉え
られた像が、撮影の際のモニタと透視とに用いられる。
を通過したイメージインテンシファイア74からの像を
撮影するTVカメラである。このTVカメラ76で捉え
られた像が、撮影の際のモニタと透視とに用いられる。
【0047】82は透視の際のアイリス絞りの絞り値を
制御する電圧を発生させる半固定抵抗である。83は管
電圧のデータとアイリス絞りの絞り値(若しくは、絞り
の開口面積)とが書込まれた変換テーブルとしてのルッ
クアップテーブル(LUT)であり、管電圧により絞り
値を決定するためのものである。
制御する電圧を発生させる半固定抵抗である。83は管
電圧のデータとアイリス絞りの絞り値(若しくは、絞り
の開口面積)とが書込まれた変換テーブルとしてのルッ
クアップテーブル(LUT)であり、管電圧により絞り
値を決定するためのものである。
【0048】84はD/A変換器であり、LUT84か
らの絞り値のデータをアナログ電圧に変換するものであ
る。85は撮影モニタと透視とのアイリス絞りの電圧を
切替えるスイッチであり、オペレータコンソール10に
より切替制御が行われる。86はスイッチ85からの電
圧に応じてアイリス絞り75cを駆動して絞り値を制御
するアイリス駆動部である。
らの絞り値のデータをアナログ電圧に変換するものであ
る。85は撮影モニタと透視とのアイリス絞りの電圧を
切替えるスイッチであり、オペレータコンソール10に
より切替制御が行われる。86はスイッチ85からの電
圧に応じてアイリス絞り75cを駆動して絞り値を制御
するアイリス駆動部である。
【0049】尚、ルックアップテーブル83,D/A変
換器84及びアイリス駆動部85により、アイリス絞り
駆動手段を構成している。また、ルックアップテーブル
83以外にも管電圧を受けて絞り値を出力する各種手段
(データ変換回路等)を用いることが可能であるが、動
作速度や信頼性の点でルックアップテーブルが好まし
い。
換器84及びアイリス駆動部85により、アイリス絞り
駆動手段を構成している。また、ルックアップテーブル
83以外にも管電圧を受けて絞り値を出力する各種手段
(データ変換回路等)を用いることが可能であるが、動
作速度や信頼性の点でルックアップテーブルが好まし
い。
【0050】90はオペレータコンソール10で生成さ
れたTVカメラ76からの撮影モニタ像や透視像を表示
する表示部である。尚、LUT83に格納されているテ
ーブルについて、撮影管電圧と絞り開口面積との関係
は、図2に示すようなものである。すなわち、撮影管電
圧が低下するにつれて減衰が大きくなるため、絞りの開
口面積を大きくする必要がある。
れたTVカメラ76からの撮影モニタ像や透視像を表示
する表示部である。尚、LUT83に格納されているテ
ーブルについて、撮影管電圧と絞り開口面積との関係
は、図2に示すようなものである。すなわち、撮影管電
圧が低下するにつれて減衰が大きくなるため、絞りの開
口面積を大きくする必要がある。
【0051】尚、ここでは透視と撮影とが行える装置を
用いたが、少なくとも撮影が可能な装置であればよい。
従って、透視を行わない装置の場合には、半固定抵抗8
2とスイッチ85とが不要になる。
用いたが、少なくとも撮影が可能な装置であればよい。
従って、透視を行わない装置の場合には、半固定抵抗8
2とスイッチ85とが不要になる。
【0052】<X線テレビ装置の動作、X線撮影方法>
ここでは、上述した透視と撮影とが可能なX線テレビ装
置を用いて、装置の動作及びX線撮影方法について、図
3のフローチャートを参照して説明する。
ここでは、上述した透視と撮影とが可能なX線テレビ装
置を用いて、装置の動作及びX線撮影方法について、図
3のフローチャートを参照して説明する。
【0053】まず、オペレータコンソール10上の所定
の操作スイッチにより透視の開始が指示されると、オペ
レータコンソール10に格納されている所定のプログラ
ムがコールされて動作を開始する。
の操作スイッチにより透視の開始が指示されると、オペ
レータコンソール10に格納されている所定のプログラ
ムがコールされて動作を開始する。
【0054】すなわち、テーブル40に被検体50を載
置した状態で、X線発生装置20は所定の電圧を発生し
てX線管30から所定の強度のX線を照射する。この際
の被検体50を透過したX線(透過X線)はイメージイ
ンテンシファイア74で増幅されつつ可視像に変換され
て、TVカメラ76に供給される。また、一部がPMT
22で光電変換される。
置した状態で、X線発生装置20は所定の電圧を発生し
てX線管30から所定の強度のX線を照射する。この際
の被検体50を透過したX線(透過X線)はイメージイ
ンテンシファイア74で増幅されつつ可視像に変換され
て、TVカメラ76に供給される。また、一部がPMT
22で光電変換される。
【0055】TVカメラ76からの映像信号はディジタ
ルデータとして各種画像処理され、アナログの映像信号
(透視像)として表示部90に画像表示される。尚、こ
の際には半固定抵抗82が発生する電圧により透視用の
絞り値になるようにアイリス駆動部86がアイリス絞り
75cを駆動する。
ルデータとして各種画像処理され、アナログの映像信号
(透視像)として表示部90に画像表示される。尚、こ
の際には半固定抵抗82が発生する電圧により透視用の
絞り値になるようにアイリス駆動部86がアイリス絞り
75cを駆動する。
【0056】尚、PMT22の出力は輝度信号であり、
A/D変換器24でディジタル輝度データとしてCPU
25に取り込まれ、被検体の体厚等にかかわらず上記の
透過X線が一定値になるようにCPU25が透視条件
(透視管電圧,透視管電流)を設定する。
A/D変換器24でディジタル輝度データとしてCPU
25に取り込まれ、被検体の体厚等にかかわらず上記の
透過X線が一定値になるようにCPU25が透視条件
(透視管電圧,透視管電流)を設定する。
【0057】操作者は、表示部90の表示画面上の透視
像を確認しながらオペレータコンソール10を介してテ
ーブル制御部(図示せず)を駆動することによりテーブ
ル40(若しくはイメージインテンシファイア74)を
移動させて、被検体50の所望の部位の透視像が得られ
るようにして位置決めを行う。
像を確認しながらオペレータコンソール10を介してテ
ーブル制御部(図示せず)を駆動することによりテーブ
ル40(若しくはイメージインテンシファイア74)を
移動させて、被検体50の所望の部位の透視像が得られ
るようにして位置決めを行う。
【0058】そして、以上の被検体50の透視により撮
影部位の決定やテーブル40の位置制御が完了した場合
には、撮影に移行する。すなわち、以上の位置決めが完
了した時点で、X線撮影を実行する。ここで、操作者か
らの指示により、速写装置を構成するフィルムホルダ7
1が待避位置から所定の撮影位置に移動する。
影部位の決定やテーブル40の位置制御が完了した場合
には、撮影に移行する。すなわち、以上の位置決めが完
了した時点で、X線撮影を実行する。ここで、操作者か
らの指示により、速写装置を構成するフィルムホルダ7
1が待避位置から所定の撮影位置に移動する。
【0059】そして、このフィルム撮影の際の電圧(撮
影管電圧)は、撮影計画やAEC用センサ21の透視時
の検出結果(透視条件)に基づいて定められ、フィルム
72の露光像が一定の濃度になるように、定められる
(図3S1)。
影管電圧)は、撮影計画やAEC用センサ21の透視時
の検出結果(透視条件)に基づいて定められ、フィルム
72の露光像が一定の濃度になるように、定められる
(図3S1)。
【0060】すなわち、以上のような透視,撮影の場合
において、透視条件(透視管電圧,透視管電流)と透視
の際の輝度信号とから体厚を求めて、その体厚に応じた
撮影条件(撮影管電圧)を設定する。または、操作者の
指示により、撮影管電圧が定められる。
において、透視条件(透視管電圧,透視管電流)と透視
の際の輝度信号とから体厚を求めて、その体厚に応じた
撮影条件(撮影管電圧)を設定する。または、操作者の
指示により、撮影管電圧が定められる。
【0061】また、CPU25が計画し決定する撮影管
電圧のデータは高電圧発生部26に供給されると共に、
ルックアップテーブル83にも供給される。すなわち、
ルックアップテーブル83には、図2に示すような、撮
影管電圧に起因して発生する線質の変化を補うためのア
イリス絞りの絞り値(絞り開口面積)のテーブルが格納
されている。
電圧のデータは高電圧発生部26に供給されると共に、
ルックアップテーブル83にも供給される。すなわち、
ルックアップテーブル83には、図2に示すような、撮
影管電圧に起因して発生する線質の変化を補うためのア
イリス絞りの絞り値(絞り開口面積)のテーブルが格納
されている。
【0062】撮影管電圧が高ければX線の短波長側の成
分が増大しているため、散乱防止鉛73を透過するX線
量も多くなる。従って、絞り開口面積を小さくする必要
がある。また、撮影管電圧が低ければX線の短波長側の
成分が減少しているため、散乱防止鉛73を透過するX
線量も少なくなる。従って、絞り開口面積を大きくする
必要がある。
分が増大しているため、散乱防止鉛73を透過するX線
量も多くなる。従って、絞り開口面積を小さくする必要
がある。また、撮影管電圧が低ければX線の短波長側の
成分が減少しているため、散乱防止鉛73を透過するX
線量も少なくなる。従って、絞り開口面積を大きくする
必要がある。
【0063】そこで、決定された撮影管電圧に基づいて
ルックアップテーブル83からアイリス絞り75cの絞
り値(絞り開口面積)が決定される(図3S2)。この
後、テーブル40に被検体50を載置した状態で、X線
発生装置20は所定の撮影用の電圧を発生してX線管3
0から所定の強度のX線を照射する。このX線照射によ
り、フィルムホルダ71内のフィルム72にX線像の露
光が行われる(図3S3)。
ルックアップテーブル83からアイリス絞り75cの絞
り値(絞り開口面積)が決定される(図3S2)。この
後、テーブル40に被検体50を載置した状態で、X線
発生装置20は所定の撮影用の電圧を発生してX線管3
0から所定の強度のX線を照射する。このX線照射によ
り、フィルムホルダ71内のフィルム72にX線像の露
光が行われる(図3S3)。
【0064】また、この際に被検体50を透過しフィル
ム72を露光したX線の一部は散乱防止鉛73をも透過
してイメージインテンシファイア74で増幅されつつ可
視像に変換されて、TVカメラ76に供給される。従っ
て、TVカメラ76からの映像信号はディジタルデータ
として各種画像処理され、アナログの映像信号(撮影モ
ニタ像)として表示部90に画像表示される。
ム72を露光したX線の一部は散乱防止鉛73をも透過
してイメージインテンシファイア74で増幅されつつ可
視像に変換されて、TVカメラ76に供給される。従っ
て、TVカメラ76からの映像信号はディジタルデータ
として各種画像処理され、アナログの映像信号(撮影モ
ニタ像)として表示部90に画像表示される。
【0065】尚、この際には、ルックアップテーブル8
3が発生するデータにより、撮影管電圧に応じて撮影用
の絞り値になるようにアイリス駆動部86がアイリス絞
り75cを駆動している。すなわち、以上のようなルッ
クアップテーブル83のデータをD/A変換器84でア
ナログ電圧に変換し、スイッチ85からアイリス駆動部
86に印加し、この電圧に基づいてアイリス駆動部86
がアイリス絞り75cを制御する(図3S4)。
3が発生するデータにより、撮影管電圧に応じて撮影用
の絞り値になるようにアイリス駆動部86がアイリス絞
り75cを駆動している。すなわち、以上のようなルッ
クアップテーブル83のデータをD/A変換器84でア
ナログ電圧に変換し、スイッチ85からアイリス駆動部
86に印加し、この電圧に基づいてアイリス駆動部86
がアイリス絞り75cを制御する(図3S4)。
【0066】この結果、撮影管電圧の違いにより散乱防
止鉛73を透過するX線量が変化したとしても、これに
対応したテーブルに基づいてアイリス絞り75cを制御
しているので、TVカメラ76では略一定の光量になる
ようにされた像が得られる。
止鉛73を透過するX線量が変化したとしても、これに
対応したテーブルに基づいてアイリス絞り75cを制御
しているので、TVカメラ76では略一定の光量になる
ようにされた像が得られる。
【0067】従って、体厚や撮影計画に応じてフィルム
上の濃度が一定になるように撮影管電圧を変更する露出
制御をする際に、露出制御に起因して撮影モニタ画像の
明るさが変化することがなくなる。
上の濃度が一定になるように撮影管電圧を変更する露出
制御をする際に、露出制御に起因して撮影モニタ画像の
明るさが変化することがなくなる。
【0068】<その他の実施の形態例>以上の実施の形
態例では、ルックアップテーブル83に格納されている
テーブルは撮影管電圧に応じたものであった。これ以外
に以下のようなものも考えられる。
態例では、ルックアップテーブル83に格納されている
テーブルは撮影管電圧に応じたものであった。これ以外
に以下のようなものも考えられる。
【0069】撮影管電圧に加え、透視条件(管電圧,
管電流)とPMT22の検出出力とから被検体厚を推定
し、この被検体透過による線質変化(ビーム・ハードニ
ング)を参照する。この場合には、撮影管電圧と上述の
推定被検体厚とによってアイリス開度を求める3次元の
テーブル(マップ)になる。
管電流)とPMT22の検出出力とから被検体厚を推定
し、この被検体透過による線質変化(ビーム・ハードニ
ング)を参照する。この場合には、撮影管電圧と上述の
推定被検体厚とによってアイリス開度を求める3次元の
テーブル(マップ)になる。
【0070】この場合、図1に示したルックアップテー
ブル83に3次元のテーブルを格納し、CPU25から
撮影管電圧と推定被検体厚のデータを供給するように構
成すればよい。
ブル83に3次元のテーブルを格納し、CPU25から
撮影管電圧と推定被検体厚のデータを供給するように構
成すればよい。
【0071】また、アイリス絞り75cをイメージイ
ンテンシファイア74の入力面側に設ける構成も考えら
れる。この場合、イメージインテンシファイア74のダ
イナミックレンジが狭いものでもよいという利点があ
る。
ンテンシファイア74の入力面側に設ける構成も考えら
れる。この場合、イメージインテンシファイア74のダ
イナミックレンジが狭いものでもよいという利点があ
る。
【0072】同様にして、センサ21やPMT23をア
イリス絞り75cの後に設けることで、ダイナミックレ
ンジレンジが狭いものでよいという利点を有する。尚、
この場合にはセンサ21やPMT23の検出出力と絞り
値とから、アイリス絞り75cを通過する以前の値を推
定する必要がある。
イリス絞り75cの後に設けることで、ダイナミックレ
ンジレンジが狭いものでよいという利点を有する。尚、
この場合にはセンサ21やPMT23の検出出力と絞り
値とから、アイリス絞り75cを通過する以前の値を推
定する必要がある。
【0073】<実施の形態例により得られる効果> (1)上述した実施の形態例のX線撮影方法及びX線テ
レビ装置では、被検体の体厚に応じてX線管に印加する
電圧を変更してフィルム撮影の露出制御を行うと共に、
電圧に応じてアイリス絞りの絞り値を変更しているの
で、電圧に応じてX線の線質が変化してフィルムホルダ
背面の散乱防止鉛を透過するX線量が変化しても、この
X線量の変化に応じてアイリス絞りが制御されているた
め、一定光量の撮影モニタ画像を得ることが可能にな
る。
レビ装置では、被検体の体厚に応じてX線管に印加する
電圧を変更してフィルム撮影の露出制御を行うと共に、
電圧に応じてアイリス絞りの絞り値を変更しているの
で、電圧に応じてX線の線質が変化してフィルムホルダ
背面の散乱防止鉛を透過するX線量が変化しても、この
X線量の変化に応じてアイリス絞りが制御されているた
め、一定光量の撮影モニタ画像を得ることが可能にな
る。
【0074】従って、体厚や撮影計画に応じてフィルム
上の濃度が一定になるように撮影管電圧を変更する露出
制御をする際に、露出制御に起因して撮影モニタ画像の
明るさが変化することがなくなる。
上の濃度が一定になるように撮影管電圧を変更する露出
制御をする際に、露出制御に起因して撮影モニタ画像の
明るさが変化することがなくなる。
【0075】(2)また、この実施の形態例のX線撮影
方法及びX線テレビ装置では、被検体の体厚に応じてX
線管に印加する電圧を変更してフィルム撮影の露出制御
を行うと共に、電圧に応じてアイリス絞りの絞り値を変
更する際に、電圧のデータとアイリス絞りの絞り値との
変換テーブルを用いて絞り値を決定しているので、電圧
に応じてX線の線質が変化してフィルムホルダ背面の散
乱防止鉛を透過するX線量が変化しても、このX線量の
変化に応じてアイリス絞りが制御されているため、TV
カメラにより一定光量の撮影モニタ画像を得ることが可
能になる。
方法及びX線テレビ装置では、被検体の体厚に応じてX
線管に印加する電圧を変更してフィルム撮影の露出制御
を行うと共に、電圧に応じてアイリス絞りの絞り値を変
更する際に、電圧のデータとアイリス絞りの絞り値との
変換テーブルを用いて絞り値を決定しているので、電圧
に応じてX線の線質が変化してフィルムホルダ背面の散
乱防止鉛を透過するX線量が変化しても、このX線量の
変化に応じてアイリス絞りが制御されているため、TV
カメラにより一定光量の撮影モニタ画像を得ることが可
能になる。
【0076】また、変換テーブルを用いているために、
管電圧が変化しても必要な絞り値を瞬時に算出すること
が可能になり、また、信頼性も高い。従って、体厚や撮
影計画に応じてフィルム上の濃度が一定になるように撮
影管電圧を変更する露出制御をする際に、露出制御に起
因して撮影モニタ画像の明るさが変化することのないX
線テレビ装置を実現することができる。
管電圧が変化しても必要な絞り値を瞬時に算出すること
が可能になり、また、信頼性も高い。従って、体厚や撮
影計画に応じてフィルム上の濃度が一定になるように撮
影管電圧を変更する露出制御をする際に、露出制御に起
因して撮影モニタ画像の明るさが変化することのないX
線テレビ装置を実現することができる。
【0077】また、撮影管電圧以外に推定被検体厚を加
えた変換テーブルを用意することで、被検体透過によっ
て発生する線質変化をも含めてアイリス絞りを制御する
ことが可能になる。
えた変換テーブルを用意することで、被検体透過によっ
て発生する線質変化をも含めてアイリス絞りを制御する
ことが可能になる。
【0078】
【発明の効果】以上実施の形態例と共に詳細に説明した
ように、この明細書記載の各発明によれば以下のような
効果が得られる。
ように、この明細書記載の各発明によれば以下のような
効果が得られる。
【0079】(1)第1の発明のX線撮影方法では、被
検体の体厚に応じてX線管に印加する電圧を変更してフ
ィルム撮影の露出制御を行うと共に、電圧に応じてアイ
リス絞りの絞り値を変更しているので、電圧に応じてX
線の線質が変化してフィルムホルダ背面の散乱防止鉛を
透過するX線量が変化しても、このX線量の変化に応じ
てアイリス絞りが制御されているため、一定光量の撮影
モニタ画像を得ることが可能になる。
検体の体厚に応じてX線管に印加する電圧を変更してフ
ィルム撮影の露出制御を行うと共に、電圧に応じてアイ
リス絞りの絞り値を変更しているので、電圧に応じてX
線の線質が変化してフィルムホルダ背面の散乱防止鉛を
透過するX線量が変化しても、このX線量の変化に応じ
てアイリス絞りが制御されているため、一定光量の撮影
モニタ画像を得ることが可能になる。
【0080】従って、体厚や撮影計画に応じてフィルム
上の濃度が一定になるように撮影管電圧を変更する露出
制御をする際に、露出制御に起因して撮影モニタ画像の
明るさが変化することのないX線撮影方法を実現するこ
とができる。
上の濃度が一定になるように撮影管電圧を変更する露出
制御をする際に、露出制御に起因して撮影モニタ画像の
明るさが変化することのないX線撮影方法を実現するこ
とができる。
【0081】(2)第2の発明のX線テレビ装置では、
被検体の体厚に応じてX線管に印加する電圧を変更して
フィルム撮影の露出制御を行うと共に、電圧に応じてア
イリス絞りの絞り値を変更しているので、電圧に応じて
X線の線質が変化してフィルムホルダ背面の散乱防止鉛
を透過するX線量が変化しても、このX線量の変化に応
じてアイリス絞りが制御されているため、TVカメラに
より一定光量の撮影モニタ画像を得ることが可能にな
る。
被検体の体厚に応じてX線管に印加する電圧を変更して
フィルム撮影の露出制御を行うと共に、電圧に応じてア
イリス絞りの絞り値を変更しているので、電圧に応じて
X線の線質が変化してフィルムホルダ背面の散乱防止鉛
を透過するX線量が変化しても、このX線量の変化に応
じてアイリス絞りが制御されているため、TVカメラに
より一定光量の撮影モニタ画像を得ることが可能にな
る。
【0082】従って、体厚や撮影計画に応じてフィルム
上の濃度が一定になるように撮影管電圧を変更する露出
制御をする際に、露出制御に起因して撮影モニタ画像の
明るさが変化することのないX線テレビ装置を実現する
ことができる。
上の濃度が一定になるように撮影管電圧を変更する露出
制御をする際に、露出制御に起因して撮影モニタ画像の
明るさが変化することのないX線テレビ装置を実現する
ことができる。
【0083】(3)第3の発明のX線テレビ装置では、
被検体の体厚に応じてX線管に印加する電圧を変更して
フィルム撮影の露出制御を行うと共に、電圧に応じてア
イリス絞りの絞り値を変更する際に、電圧のデータとア
イリス絞りの絞り値との変換テーブルを用いて絞り値を
決定しているので、電圧に応じてX線の線質が変化して
フィルムホルダ背面の散乱防止鉛を透過するX線量が変
化しても、このX線量の変化に応じてアイリス絞りが制
御されているため、TVカメラにより一定光量の撮影モ
ニタ画像を得ることが可能になる。
被検体の体厚に応じてX線管に印加する電圧を変更して
フィルム撮影の露出制御を行うと共に、電圧に応じてア
イリス絞りの絞り値を変更する際に、電圧のデータとア
イリス絞りの絞り値との変換テーブルを用いて絞り値を
決定しているので、電圧に応じてX線の線質が変化して
フィルムホルダ背面の散乱防止鉛を透過するX線量が変
化しても、このX線量の変化に応じてアイリス絞りが制
御されているため、TVカメラにより一定光量の撮影モ
ニタ画像を得ることが可能になる。
【0084】また、変換テーブルを用いているために、
管電圧が変化しても必要な絞り値を瞬時に算出すること
が可能になり、また、信頼性も高い。従って、体厚や撮
影計画に応じてフィルム上の濃度が一定になるように撮
影管電圧を変更する露出制御をする際に、露出制御に起
因して撮影モニタ画像の明るさが変化することのないX
線テレビ装置を実現することができる。
管電圧が変化しても必要な絞り値を瞬時に算出すること
が可能になり、また、信頼性も高い。従って、体厚や撮
影計画に応じてフィルム上の濃度が一定になるように撮
影管電圧を変更する露出制御をする際に、露出制御に起
因して撮影モニタ画像の明るさが変化することのないX
線テレビ装置を実現することができる。
【図1】本発明のX線撮影方法に用いるX線テレビ装置
の全体の構成例を示す構成図である。
の全体の構成例を示す構成図である。
【図2】本発明のX線撮影方法及びX線テレビ装置に用
いる変換テーブルの内容の一例を示す特性図である。
いる変換テーブルの内容の一例を示す特性図である。
【図3】本発明のX線撮影方法の基本的な処理手順を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図4】従来のX線テレビ装置の全体の構成例を示す構
成図である。
成図である。
【図5】X線撮影における透過X線の減衰の様子を示す
説明図である。
説明図である。
【図6】X線撮影における透過X線の減衰の様子を示す
説明図である。
説明図である。
【図7】撮影管電圧を変更した際のX線の成分の様子を
示す特性図である。
示す特性図である。
10 オペレータコンソール 20 X線発生装置 21 センサ 22 PMT 23,24 A/D変換器 25 CPU 26 高電圧発生部 30 X線管 40 テーブル 50 被検体 71 フィルムホルダ 72 フィルム 73 散乱防止鉛 74 イメージインテンシファイア 75 光学系 75a レンズ 75b ミラー 75c アイリス絞り 75d レンズ 76 TVカメラ 82 半固定抵抗 83 ルックアップテーブル(LUT) 84 D/A変換器 85 スイッチ 90 表示部
Claims (3)
- 【請求項1】 被検体を透過したX線をフィルムに感光
させ、更に、フィルムを透過したX線を可視光に変換し
てアイリス絞りにより光量を調節してモニタするX線撮
影方法であって、 X線管に印加する電圧に応じてアイリス絞りを制御する
ことを特徴とするX線撮影方法。 - 【請求項2】 X線管からのX線を被検体に照射し、被
検体を透過したX線をフィルムに感光させ、更に、フィ
ルムを透過したX線を可視光に変換してアイリス絞りに
より光量を調節してTVカメラによりモニタ可能なX線
テレビ装置であって、 X線管に電圧を印加する電圧発生手段と、 X線管に印加する電圧のデータを前記電圧発生手段から
受け、このデータに応じてアイリス絞りを制御するアイ
リス絞り駆動手段と、 を備えたことを特徴とするX線テレビ装置。 - 【請求項3】 前記アイリス絞り駆動手段は、X線管に
印加する電圧のデータとアイリス絞りの絞り値との変換
テーブルを備え、この変換テーブルにより絞り値を決定
することを特徴とする請求項2記載のX線テレビ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8258306A JPH1099307A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | X線撮影方法及びx線テレビ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8258306A JPH1099307A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | X線撮影方法及びx線テレビ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1099307A true JPH1099307A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17318429
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8258306A Pending JPH1099307A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | X線撮影方法及びx線テレビ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1099307A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011239804A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Shimadzu Corp | X線検査装置 |
| WO2016056090A1 (ja) * | 2014-10-08 | 2016-04-14 | 株式会社島津製作所 | X線透視撮影装置 |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP8258306A patent/JPH1099307A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011239804A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Shimadzu Corp | X線検査装置 |
| WO2016056090A1 (ja) * | 2014-10-08 | 2016-04-14 | 株式会社島津製作所 | X線透視撮影装置 |
| JPWO2016056090A1 (ja) * | 2014-10-08 | 2017-06-01 | 株式会社島津製作所 | X線透視撮影装置 |
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