JPH0821383A - スクロール圧縮機 - Google Patents
スクロール圧縮機Info
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- JPH0821383A JPH0821383A JP6157222A JP15722294A JPH0821383A JP H0821383 A JPH0821383 A JP H0821383A JP 6157222 A JP6157222 A JP 6157222A JP 15722294 A JP15722294 A JP 15722294A JP H0821383 A JPH0821383 A JP H0821383A
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Abstract
うな場合でも、低圧室の圧力が所定圧力より小さくなっ
たときに低圧室を高圧室に連通させて低圧室の異常低圧
を回避し、液冷媒の発泡を防止する。 【構成】ケーシング1内を外部吐出管13が開口する高
圧室41と、吸入管14が開口する低圧室42とに区画
形成する。高圧室41と低圧室42との間に、高圧室4
1を低圧室42に連通するバイパス通路6を形成し、バ
イパス通路6に、第1スクロール2及び第2スクロール
3により形成される圧縮室5における中間圧力室51の
圧力と低圧室42の圧力との圧力差により、低圧室42
の圧力が所定圧力以下で開放するバイパス弁7を設け
る。
Description
空調機等に使用されるスクロール圧縮機に関する。
号公報に記載されているように、ケーシングに第1スク
ロール及び第2スクロールをもつ圧縮要素を内装し、こ
の圧縮要素の一側方に、該圧縮要素の吐出口及び外部吐
出管が開口する高圧室を、他方側に、吸入管が開口し、
モータを配設する低圧室を形成した低圧ドーム型のスク
ロール圧縮機が知られている。
成される低圧ドーム型スクロール圧縮機は、図6に示す
ように、ケーシングA内上方に、第1スクロールBと第
2スクロールCとからなる圧縮要素CFを、下方にモー
タMを配設して、前記圧縮要素CFとモータMとの間に
吸入管Dを開口させて、前記ケーシングA内に、前記吸
入管Dから吸入ガスを流入させることにより、該ケーシ
ングA内における前記圧縮要素CFの下部側に低圧室E
を形成している。
Bは、前記ケーシングAにハウジングFを介して固定さ
れ、前記第2スクロールCは、前記モータMから延びる
駆動軸Gに連動して、自転防止機構Hにより前記第1ス
クロールBに対し公転駆動するようにしている。
圧縮要素CFの上方に仕切板Jを配設して、該仕切板J
によって前記ケーシングA内における前記圧縮要素CF
の反モータ側に、該圧縮要素CFの吐出口Kが開口し、
かつ、外部吐出管Lが開口する高圧室Nを前記低圧室E
と区画して形成している。
通常、油が混入しており、この油は、前記高圧室Nにお
いてガスと分離され、この分離により前記高圧室Nに溜
った油を前記低圧室Eの底部油溜め(図示せず)に戻す
ために、前記ケーシングA内には、前記高圧室Nと前記
低圧室Eとを連通する油戻し管Pを配設している。
示す従来のスクロール圧縮機では、前記吸入管Dを前記
ケーシングA内に開口させた前記低圧室Eに油ポンプを
設けて、このポンプの作動で前記駆動軸Gに設ける給油
通路Qに、前記低圧室Eの底部油溜から油を汲み上げる
ようにしていることから、前記低圧室Eに吸入される冷
媒の低圧圧力(吸入圧力)が異常に低くなると、前記給
油通路Q内に油を汲み上げる油ポンプの性能が低下して
給油不足が生じ、圧縮機の信頼性が低下する問題があっ
た。
の吸入過程で、圧力損失が生ずるのであるが、低圧圧力
が低下すると、ポンプ吸入力も低下する上に前記圧力損
失が生じ、このため定常時に比較して前記ポンプの吸入
圧力が大幅に低下することになる。この結果、前記低圧
室Eの油溜の油に溶け込んでいる液冷媒が多量に発泡し
て、体積増加が生じ、この体積増加量は、発泡の少ない
定常時よりも多くなるために、大量に発泡された冷媒を
含んだ油が、油ポンプの吸入室に充満して十分な給油が
行えなくなり、前記給油通路Qに給油される実質の給油
量が減少して、前記駆動軸Gを支持する軸受や該駆動軸
Gと第2スクロールCとの連結部などの各摺動部への給
油不足が生じてしまう問題が生じていた。
で、ケーシング内の低圧室の圧力が低下しても、所定圧
力以下で低圧室を高圧室に連通させて該低圧室の異常低
圧を回避し、液冷媒の発泡を防止して、油ポンプの給油
性能を確保できるスクロール圧縮機を提供することを目
的とする。
め、請求項1記載の発明は、ケーシング1に第1及び第
2スクロール2,3をもつ圧縮要素CFを内装し、この
圧縮要素CFの一側方に、該圧縮要素CFの吐出口22
及び外部吐出管13が開口する高圧室41を、他方側
に、吸入管14が開口し、モータMを配設する低圧室4
2を形成し、前記高圧室41と低圧室42との間に、前
記高圧室41を前記低圧室42に連通するバイパス通路
6を形成し、該バイパス通路6に、前記低圧室42の圧
力が所定圧力以下で開放するバイパス弁7を設けたので
ある。
を差圧弁により構成し、該差圧弁を、第1スクロール2
及び第2スクロール3により形成される圧縮室5におけ
る中間圧力室51の圧力と低圧室42の圧力との圧力差
により作動させるようにしたのである。
室側に、前記中間圧力室51の中間圧が所定の圧力以下
になったときに、前記差圧弁を前記中間圧側に押圧する
弾性体9を設けたのである。
を差圧弁により構成し、該差圧弁を、前記ケーシング1
外部の大気圧と前記低圧室42の圧力との圧力差により
作動させるようにしたのである。
力が低下していっても所定の圧力以下で前記バイパス弁
7を開動作させて、前記バイパス通路6により前記高圧
室41と低圧室42とを連通させることができるので、
低圧圧力の低下時に、前記高圧室41の高圧ガスを前記
低圧室42に流入させられ、該低圧室42の圧力の異常
低下を確実に防止することができるのである。その結
果、油ポンプにより駆動軸に形成する給油通路へ油を汲
み上げる際、前記低圧室42の異常低下を防止できるの
で、異常低圧によって油に混入する液冷媒が大量に発泡
するのを防止し、油ポンプの給油性能を維持して、軸受
等各摺動部への給油不良を防止できるので、圧縮機の信
頼性を向上できるのである。
パス弁7を差圧弁により構成し、該差圧弁を、前記第1
スクロール2及び第2スクロール3により形成される前
記圧縮室5における中間圧力室51の圧力と低圧室42
の圧力との圧力差により作動させるようにしたから、圧
縮機内の前記低圧室42の低圧圧力を直接作用させて、
前記バイパス弁7を所定の低圧圧力で動作させられるの
で、電気制御のように高価な部品を使用することなく安
価で、しかも、圧縮機の外部から制御することなく簡単
な構造で前記バイパス弁7を構成できるのである。
である前記バイパス弁7の低圧室側に、前記中間圧力室
51の中間圧が所定の圧力以下になったときに、前記バ
イパス弁7を前記中間圧側に押圧する弾性体9を設けた
から、前記バイパス弁7の所定圧力以下での開閉をより
確実に行えるのである。
パス弁7を差圧弁により構成し、該差圧弁を、前記ケー
シング1外部の大気圧と前記低圧室42の圧力との圧力
差により作動させるようにしたから、大気圧を基準に前
記バイパス弁7を動作させることにより、圧縮機内の前
記低圧室42の低圧圧力が大気圧より低下するを防止す
ることができるので、電気制御のように高価な部品を使
用することなく安価で、しかも、圧縮機の外部から制御
することなく簡単な構造で前記バイパス弁7を構成で
き、さらに、前記バイパス弁7を弾性体9を配設するこ
となく動作させられるのでそれだけ部品点数を軽減する
ことができるのである。
基づいて説明する。第1実施例のスクロール圧縮機は、
底部に油溜を備える密閉ケーシング1の内部上方に圧縮
要素CFを、ケーシング1の内部下方にモータMを内装
しており、前記圧縮要素CFは、固定スクロールとなる
第1スクロール2と、可動スクロールとなる第2スクロ
ール3とから成り、これらスクロール2,3を架構11
を介して上下対向状に配設すると共に、前記第2スクロ
ール3を前記モータMの駆動軸12に連動させる一方、
前記ケーシング1の内部で前記第1スクロール2の上部
側に、該第1スクロール2で区画され、この第1スクロ
ール2に形成する吐出口22が開口し、かつ、吐出冷媒
をケーシング外部に吐出する外部吐出管13を開口させ
る高圧室41を形成すると共に、この高圧室41の下部
側に、吸入管14が開口し、前記モータMを配設する低
圧室42とを区画したのである。
動軸12の回転により前記第2スクロール3が前記第1
スクロール2に対して公転駆動し、この公転駆動で前記
吸入管14から前記低圧室42内に吸入された低圧ガス
が前記各スクロール2,3の渦巻体21,31で形成さ
れる圧縮室5内に吸入され、この吸入されたガスが圧縮
されて、この圧縮ガスが前記吐出口22から前記高圧室
41に吐出され、前記外部吐出管13からケーシング1
外部に吐出されるのである。
に、前記高圧室41に溜る油を前記低圧室42に回収す
るキャピラリーチューブから成る油戻し通路15を形成
して、前記高圧室41で分離した油を前記低圧室42の
底部に形成する油溜(図示せず)に回収しており、前記
駆動軸12の下端部に設ける油ポンプ(図示せず)によ
り、前記駆動軸12内に形成する給油通路16に油を汲
み上げて、各摺動部に給油するようにしている。
ール圧縮機において、前記高圧室41と低圧室42との
間に、前記高圧室41を前記低圧室42に連通するバイ
パス通路6を形成し、該バイパス通路6に、前記低圧室
42の圧力が所定圧力以下で開放するバイパス弁7を設
けたのである。
により構成するのであって、該差圧弁は、前記第1スク
ロール2及び第2スクロール3により形成される圧縮室
5における中間圧力室51の圧力と低圧室42の圧力と
の圧力差により作動させるようにしたものであり、前記
第1スクロール2の鏡板23に、該鏡板23の外周面か
ら径方向内方に向かって、前記第1スクロール2の鏡板
23の半径のほぼ中間部まで延びるスプール穴71を形
成するのであって、該スプール穴71は、断面楕円形に
形成し、このスプール穴71内に、該スプール穴71と
同じ断面楕円形状をしたスプール72から成る前記バイ
パス弁7を径方向に摺動可能に内装するようにしてい
る。尚、前記スプール穴71及びスプール72の断面形
状は、該スプール72の前記スプール穴71内での回転
を防止するために楕円形状にしたが、楕円に限らず、該
スプール72が回転しないようにする形状であれば、方
形状に形成してもよい。また、後記する第3連通路83
を貫通状に設けることなく環状溝により形成する場合
は、円形でもよい。
鏡板23の径方向内方側に位置する長さ方向一端部に、
前記第1スクロール2及び第2スクロール3により形成
される前記圧縮室5の中間圧力室51に連通する第1連
通路81を開口させて、高圧側作用室76を形成する一
方、前記スプール穴71の中間部に、一端が前記高圧室
41に開口し、他端が前記低圧室42に開口する軸方向
に延びるバイパス通路6を貫通させるようにし、前記ス
プール穴71における前記鏡板23の径方向外方側端部
に、前記低圧室42に連通する第2連通路82を開口さ
せて、低圧側作用室77を形成している。
77には、前記高圧側作用室76と低圧側作用室77と
に作用する高低差圧により動作する前記スプール72の
動作開始差圧を設定する弾性体9を内装し、この弾性体
9により、前記スプール72を前記高圧側作用室76に
向けて押圧している。この弾性体9は、コイルバネ91
から成り、該コイルバネ91を内装した後、前記スプー
ル穴71の径方向外方側開放部を栓73により閉鎖する
ようにしている。
記第1連通路81を介して前記圧縮室5の中間圧力室5
1の圧力が作用し、前記低圧側作用室77には、前記第
2連通路82を介して前記低圧室42の圧力が作用し
て、前記中間圧力室51の圧力と低圧室42の低圧圧力
との差圧により前記スプール72が動作するのであり、
従って、前記低圧室42の圧力が所定圧力よりも大きい
ときには、前記スプール72で、前記バイパス通路6
は、その途中が遮断され、前記低圧室42の圧力が所定
圧力より小さくなったときには、前記スプール72が前
記高圧側作用室76に向かって摺動し、該スプール72
に軸方向に貫通形成する第3連通路83が、前記高圧室
41と低圧室42と連通させる前記バイパス通路6に対
向して該バイパス通路6が貫通状にさせられ、前記高圧
室41のガス流体が前記低圧室42に流入することにな
るのである。
ルバネ91は、前記スプール72が動作を開始する差圧
を設定するもので、前記低圧室42の圧力が所定圧力以
下となったとき、即ち、前記中間圧力室51の中間圧が
所定の圧力以下になったときに、前記スプール72を前
記高圧側作用室76に向けて動作させる所定のバネ力を
有するようにしている。
76側端面には、前記中間圧力室51の中間圧Mpが作
用し、低圧側作用室77側端面には、前記低圧室42の
吸入圧力Lpが作用することになるのであって、前記中
間圧Mpは、図1及び図3に示すように、前記中間圧力
室51に開口する前記第1連通路81の、前記中間圧力
室51への開口位置によって定まる定数kと、前記低圧
室42の吸入圧力Lpとによってきまり、数式1に示す
ように、
前記スプール72の両端面に作用する圧力の圧力差Δp
は、次式のように表される。
3に示すように、該スプール72の断面積Sと差圧Δp
の積である。
応じた力が掛かることになる。
力以下で前記スプール72を動作させるため、所定の吸
入圧力Lpのときのガス力Fgに釣り合うバネ力で前記
スプール72の低圧側端面を前記コイルバネ91で押圧
しておき、前記低圧室42の圧力が所定の圧力より低下
したときは、前記中間圧力室51の中間圧もそれに伴っ
て低下するので、所定の吸入圧力Lpより小さい圧力と
なったとき、前記スプール72に作用するガス力Fgよ
りも前記コイルバネ91のバネ力が大きくなり、このコ
イルバネ91のバネ力により前記スプール72を高圧側
作用室76に向けて動作させ、前記バイパス通路6に、
前記スプール72に形成した第3連通路83を連通させ
て、前記バイパス弁7を開かせ、前記高圧室41と低圧
室42とを連通させるのである。
室41と低圧室42との間に、前記高圧室41を前記低
圧室42に連通するバイパス通路6を形成し、該バイパ
ス通路6に、前記低圧室42の圧力が所定圧力以下で開
放するバイパス弁7を設けたから、前記低圧室42の圧
力が低下していっても所定の圧力で前記バイパス弁7を
開動作させて、前記バイパス通路6により前記高圧室4
1と低圧室42とを連通させることができるので、低圧
圧力の低下時に、前記高圧室41の高圧ガスを前記低圧
室42に流入させられ、該低圧室42の圧力の異常低下
を確実に防止することができるのである。その結果、油
ポンプにより前記駆動軸12に形成する給油通路16へ
油を汲み上げる際、前記低圧室42の異常低下を防止で
きるので、異常低圧によって油に混入する液冷媒が大量
に発泡するのを防止し、油ポンプの給油性能を維持し
て、軸受等各摺動部への給油不良を防止できるので、圧
縮機の信頼性を向上できるのである。
を差圧弁により構成し、該差圧弁を、前記第1スクロー
ル2及び第2スクロール3により形成される前記圧縮室
5における中間圧力室51の圧力と低圧室42の圧力と
の圧力差により作動させるようにしたから、圧縮機内の
前記低圧室42の低圧圧力を直接作用させて、前記バイ
パス弁7を所定の低圧圧力で動作させられるので、電気
制御のように高価な部品を使用することなく安価で、し
かも、圧縮機の外部から制御することなく簡単な構造で
前記バイパス弁7を構成できるのである。
低圧側作用室77側に、前記中間圧力室51の中間圧が
所定の圧力以下になったときに、該バイパス弁7を前記
高圧側作用室76側に押圧するコイルバネ91から成る
弾性体9を設けたから、前記バイパス弁7の所定圧力以
下での開閉をより確実に行えるのである。尚、前記弾性
体9を設ける代りに前記スプール72を段付きスプール
として低圧側の受圧面積を高圧側の受圧面積より大きく
して、スプール72の動作開始差圧を設定してもよい。
作用させたが、前記高圧室41の高圧圧力でもよい。
る。第2実施例は、前記バイパス弁7を第1実施例と同
様に差圧弁により構成するのであるが、該差圧弁を、前
記ケーシング1外部の大気圧と前記低圧室42との圧力
差により作動させるようにしたのである。
23の外周面を前記ケーシング1の外部に露出させるよ
うに、前記鏡板23を上下に分割されたケーシング1で
挟み込むようにしてケーシング1に固定するのであり、
さらに、前記第1スクロール2の鏡板23に、該鏡板2
3の外周面から径方向内方に向かってスプール穴71を
形成するのであって、該スプール穴71の長さは、前記
鏡板23に突設する渦巻体21の巻終わり近くまで至る
長さとし、該スプール穴71は、断面楕円形に形成し、
このスプール穴71内に、該スプール穴71と同じ断面
楕円形状をしたスプール72から成る前記バイパス弁7
を径方向に摺動可能に内装するようにしている。
23の径方向内方側に位置する長さ方向一端部に、前記
低圧室42に連通する第4連通路84を開口させる一
方、前記スプール穴71の中間部に、一端が前記高圧室
41に開口し、他端が前記低圧室42に開口する軸方向
に延びるバイパス通路6を貫通させるようにしている。
1に前記スプール72を内装した後、前記スプール穴7
1の径方向外方側開放部に形成する段部71aに、前記
スプール72のケーシング外部への飛び出しを防止する
ための筒状の抜け止め部材74を嵌合するのであって、
該抜け止め部材74は、筒部の端部に、径方向内方に延
び、前記スプール72の径より小径の開口部74aをも
つスプール受け部74bを有しており、前記開口部74
aから前記スプール72に大気圧を付与させながら、前
記スプール受け部74bで、前記スプール72の抜けを
防止するようにしている。
ル穴71と前記スプール72との間の摺動隙間からケー
シング外部へのガス漏れをさらに防止するためにリング
状のシール部材75を配設している。
前記スプール72の前記鏡板23の径方向内方側に位置
する長さ方向一端面には、前記第4連通路84を介して
前記低圧室42の圧力が作用し、長さ方向他端面には前
記ケーシング1外部の大気圧が作用して、前記低圧室4
2の低圧圧力と大気圧との差圧により前記スプール72
が動作するのであり、従って、前記低圧室42の圧力が
所定の圧力より大きいときには、前記スプール72で、
前記バイパス通路6は、その途中が遮断され、前記第1
実施例と同様に、前記低圧室42の圧力が所定圧力より
小さくなったときには、前記スプール72が、低圧室4
2側に向かって摺動し、該スプール72に貫通形成する
第3連通路83が、前記高圧室41と低圧室42とを連
通させる前記バイパス通路6に対向して、該バイパス通
路6が貫通状にさせられ、前記高圧室41のガス流体が
前記低圧室42に流入することになるのである。
パス弁7を差圧弁により構成し、該差圧弁を、前記ケー
シング1外部の大気圧と前記低圧室42の圧力との圧力
差により作動させるようにしたから、大気圧を基準に前
記バイパス弁7を動作させることにより、圧縮機内の前
記低圧室42の低圧圧力が大気圧より低下するを防止す
ることができるので、電気制御のように高価な部品を使
用することなく安価で、しかも、圧縮機の外部から制御
することなく簡単な構造で前記バイパス弁7を構成で
き、さらに、前記バイパス弁7をコイルバネなどの弾性
体を配設することなく動作させられるのでそれだけ部品
点数を軽減することができるのである。
弁7を大気圧と前記低圧室42の圧力との差圧により作
動させるようにしたが、前記バイパス弁7を前記低圧室
42が、大気圧(1atm)より例えば0.5atmより小さい
圧力より小さくなったときに作動させるようにしてもよ
く、この場合には、図4において二点破線で示すよう
に、前記バイパス弁7の低圧室42との連通側に、低圧
室42が大気圧(1atm)より例えば0.5atmより小さい
圧力となったときに作動させるコイルバネ等の弾性体9
を配設するのである。
0.5atmまで低下する間、前記バイパス弁7の前記低
圧室42との連通側端面を、前記弾性体9の弾性力で大
気圧側に押圧しておき、前記低圧室42の圧力が所定の
圧力(0.5atm)より低下したとき、前記バイパス弁
7に作用する大気圧が前記弾性体9の弾性力より大きく
なって、前記バイパス弁7を大気圧により径方向内方に
向けて動作させ、前記バイパス通路6に、前記バイパス
弁7に形成した第3連通路83を連通させて、前記バイ
パス弁7を開いて、前記高圧室41と低圧室42とを連
通させるのである。
気圧(1atm)より例えば0.2atm圧力が高い1.2at
mを動作開始の所定圧力として、この1.2atmより圧力
が低くなったときに、前記バイパス弁7を作動させるよ
うにしてもよく、この場合には、前記第1スクロール2
の鏡板の外周面に開口するスプール穴71にスプール7
2から成るバイパス弁7を内装した後、該バイパス弁7
の径方向外方側に、このバイパス弁7の端面にコイルバ
ネ91を配設し、その後、前記第2実施例と同様の抜け
止め部材74を嵌合するのであって、前記スプール穴7
1に内装する前記コイルバネ91は、前記低圧室42の
圧力が所定圧力以下となったとき、具体的には、例えば
大気圧(1atm)より0.2atm大きい1.2atmより小
さくなったときに、前記バイパス弁7を径方向内方に向
けて動作させる所定の弾性力を有するようにしてもよ
い。
スプール72により形成し、該スプール72に貫通状に
前記第3連通路83を形成したが、スプール72の外周
部に環状溝または、段部を形成して、該環状溝等により
バイパス通路6を連通させるようにしてもよい。この場
合には、前記したように、前記スプール72を断面非円
形にする必要はない。
間圧力室51の中間圧と低圧室42の圧力との差圧、ま
たは、大気圧と前記低圧室42の圧力との差圧により前
記バイパス弁7を作動させたが、該バイパス弁7は、圧
縮機外部において吸入圧力と吐出圧力とを検知して電気
信号により作動させるようにしてもよいし、また、前記
バイパス弁7を電磁弁により構成してもよい。
室42の圧力が低下していっても所定の圧力以下で前記
バイパス弁7を開動作させて、前記バイパス通路6によ
り前記高圧室41と低圧室42とを連通させることがで
きるので、低圧圧力の低下時に、前記高圧室41の高圧
ガスを前記低圧室42に流入させられ、該低圧室42の
圧力の異常低下を確実に防止することができるのであ
る。その結果、油ポンプにより駆動軸に形成する給油通
路へ油を汲み上げる際、前記低圧室42の異常低下を防
止できるので、異常低圧によって油に混入する液冷媒が
大量に発泡するのを防止し、油ポンプの給油性能を維持
して、軸受等各摺動部への給油不良を防止できるので、
圧縮機の信頼性を向上できるのである。
バイパス弁7を差圧弁により構成し、該差圧弁を、前記
第1スクロール2及び第2スクロール3により形成され
る前記圧縮室5における中間圧力室51の圧力と低圧室
42の圧力との圧力差により作動させるようにしたか
ら、圧縮機内の前記低圧室42の低圧圧力を直接作用さ
せて、前記バイパス弁7を所定の低圧圧力で動作させら
れるので、電気制御のように高価な部品を使用すること
なく安価で、しかも、圧縮機の外部から制御することな
く簡単な構造で前記バイパス弁7を構成できるのであ
る。
圧弁である前記バイパス弁7の低圧室側に、前記中間圧
力室51の中間圧が所定の圧力以下になったときに、前
記バイパス弁7を前記中間圧側に押圧する弾性体9を設
けたから、前記バイパス弁7の所定圧力以下での開閉を
より確実に行えるのである。
バイパス弁7を差圧弁により構成し、該差圧弁を、前記
ケーシング1外部の大気圧と前記低圧室42の圧力との
圧力差により作動させるようにしたから、大気圧を基準
に前記バイパス弁7を動作させることにより、圧縮機内
の前記低圧室42の低圧圧力が大気圧より低下するを防
止することができるので、電気制御のように高価な部品
を使用することなく安価で、しかも、圧縮機の外部から
制御することなく簡単な構造で前記バイパス弁7を構成
でき、さらに、前記バイパス弁7を弾性体9を配設する
ことなく動作させられるのでそれだけ部品点数を軽減す
ることができるのである。
部分縦断面図。
状態を示す説明図。
Claims (4)
- 【請求項1】ケーシング(1)に第1及び第2スクロー
ル(2)(3)をもつ圧縮要素(CF)を内装し、この
圧縮要素(CF)の一側方に、該圧縮要素(CF)の吐
出口(22)及び外部吐出管(13)が開口する高圧室
(41)を、他方側に、吸入管(14)が開口し、モー
タ(M)を配設する低圧室(42)を形成し、前記高圧
室(41)と低圧室(42)との間に、前記高圧室(4
1)を前記低圧室(42)に連通するバイパス通路
(6)を形成し、該バイパス通路(6)に、前記低圧室
(42)の圧力が所定圧力以下で開放するバイパス弁
(7)を設けていることを特徴とするスクロール圧縮
機。 - 【請求項2】バイパス弁(7)が差圧弁からなり、該差
圧弁は、第1スクロール(2)及び第2スクロール
(3)により形成される圧縮室(5)における中間圧力
室(51)の圧力と低圧室(42)の圧力との圧力差に
より作動する請求項1記載のスクロール圧縮機。 - 【請求項3】差圧弁の低圧室側に、中間圧力室(51)
の中間圧が所定の圧力以下になったときに、前記差圧弁
を前記中間圧側に押圧する弾性体(9)を設けている請
求項2記載のスクロール圧縮機。 - 【請求項4】バイパス弁(7)が差圧弁からなり、該差
圧弁は、ケーシング(1)外部の大気圧と低圧室(4
2)の圧力との圧力差により作動する請求項1記載のス
クロール圧縮機。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP15722294A JP3509196B2 (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | スクロール圧縮機 |
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| JP15722294A JP3509196B2 (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | スクロール圧縮機 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0821383A true JPH0821383A (ja) | 1996-01-23 |
| JP3509196B2 JP3509196B2 (ja) | 2004-03-22 |
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ID=15644899
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|---|---|---|---|
| JP15722294A Expired - Fee Related JP3509196B2 (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | スクロール圧縮機 |
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1994
- 1994-07-08 JP JP15722294A patent/JP3509196B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP3509196B2 (ja) | 2004-03-22 |
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