JPH082138Y2 - 郵便物配達用簡易包装巻き付け方式雨おおい - Google Patents

郵便物配達用簡易包装巻き付け方式雨おおい

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JPH082138Y2
JPH082138Y2 JP1989002397U JP239789U JPH082138Y2 JP H082138 Y2 JPH082138 Y2 JP H082138Y2 JP 1989002397 U JP1989002397 U JP 1989002397U JP 239789 U JP239789 U JP 239789U JP H082138 Y2 JPH082138 Y2 JP H082138Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案の説明にあたり、先ず、言葉を定義する。物品
に包装材を巻き付け・包み・被せた後、紐締め・縛る・
接着テープ等の、直接手以外の他部材及び方法を用い固
定するものを完全包装と言う。これに対して、必要箇所
を直接手でおさえ続ける事により、その固定状態を持続
するものを簡易包装と表現する。
「産業上の利用分野」 本考案は物品包装後、固定部材を用いる一般的包装材
の前記完全包装使用方とは異なり、郵便物2の束を包装
して直接手に持ち、個別配達をするための、前記簡易包
装使用方の巻き付け方式部分的凹凸入り雨おおいの構造
に関する。
「従来の技術」 郵便物配達用雨おおいは、現在、ビニール製袋状の物
(図7の凹凸無し)を使用して、これに郵便物2の束を
入れて個別に必要数抜き取る使用方である。
「考案が解決しようとする課題」 上記、現行の平面(凹凸なし)袋状雨おおいの場合は
使用時、濡れ手を何度も出し入れする事により内部が濡
れてしまうため次に示す問題点がある。
(イ)濡れたビニール袋の内面は互にはり付く。特に袋
口がはり付くと濡れた手袋に指サックをした手では郵便
物2の束を入れる事が困難である。
(ロ)濡れたビニール袋下側内面が郵便物2の束底には
り付き濡らし易い。
(ハ)袋状のため上部の透明蓋部分1が邪魔になるの
で、一軒ごとに宛先を読み、郵便物2の束から順次個別
に必要数取り出す事が困難である。
「課題を解決するための手段」 従来の袋状雨おおいの底部分内側に凹凸を設ければ
(図7)、上記課題イ・ロのはり付き現象は解決する。
しかし、上記課題ハについては未解決のため、雨おおい
を郵便物の束に巻き付け、使用時、束の上部に当たる透
明蓋部分1を移動開閉して、直接一軒ごとの郵便物2を
順次取り出す構造である。(図8〜図15) 「作用」 雨おおいの中程に設ける棒状の凸部分3、及び左右両
端の凹凸部分(凸部材)3′・3″は、本考案の巻き付
け方式雨おおいの骨の役目を兼ねる。前記凸部分3と凹
部分4とを交互に設ける構造のため、前記棒状凸と同じ
縦方向には曲がりにくいが、横方向には曲がり易いの
で、郵便物2の束へ容易に巻き付ける事が可能となる。
また、本雨おおいのほぼ中央に設ける中央凸(図5)
から右端凸部分3″までの右側範囲内の前記巾の広い凹
部分については、郵便物2の束に巻き付けた状態におい
て蓋と窓の役目をする部分で、この部分に限っての材質
は透明の方が良い。つまり、移動中であっても雨おおい
を巻き付けた状態で郵便物2の宛名の確認をすることが
あるからである。尚、この透明蓋部分1にまで前記棒状
凸3を設ける事は、郵便物2に巻き付け使用時、宛名確
認不可能となり、蓋部分の重量が増し、ゴワゴワする事
から、開閉時の作業に支障をきたす事が予想されるた
め、前記合成樹脂フィルムシートの生地のままの平面と
するものである。
「実施例」 以下、本考案の実施例を説明する。
本雨おおいの請求項にかかる考案は、横長の長方形を
基本形状とするが、年々カタログ小包等の急増により郵
便物2自体が大型化したため、このままでは郵便物2の
束を覆うには不十分となった。そこで、ひさし7を前記
透明蓋部分1の上下に追加して、これを本雨おおいの基
本形状・構造とすることが望ましい。
よって、本雨おおいの図面では前記ひさし7を追加
し、図1・図2・図3及び図5を本考案雨おおいの基本
の形状とする。材質は軟質塩化ビニール等の透明合成樹
脂フィルムシート厚さ0.2mmを用い、横巾は60cm弱、縦
巾は36cm(郵政省使用の集配鞄に収納可能な最大の長
さ)、この横長の長方形に前記ひさし7を前記透明蓋部
分1の上辺と下辺におよそ3cm程度延長する形状であ
る。(図5) 前記中央凸から前記左端凹凸部分(左端凸)3′の
手前までの左側の範囲内30cm強程度に、棒状凸3を厚さ
1mm程度、巾は5mm程度として設け、凹部分4は生地厚0.
2mm、巾は5mm程度とした凹凸状を形成する。(図2〜図
5) 試作品は手作りのためこの様な凹凸間隔としたが、実
際には、もっと巾の狭い凹4・凸3の間隔にした方が良
いと思う。また、前記形状材質の前記中央凸から前記
右端凹凸部分(右端凸)3″の手前までの右側の範囲内
約25cm程度は、特に透明材質を用いて前記形状透明材質
を生地のまま残し、この部分を巾の広い前記凹部分4と
し、宛名確認用透明蓋として使用するもので、別名を本
雨おおいの透明蓋部分1とする構造である。(図6・図
11) 前記形状透明材質平面上の前記中央凸から左端凹凸
部分(左端凸)3′まで及び、最右端のおよそ3cm巾程
度に設ける右端凹凸部分(右端凸)3″の両範囲内へ同
間隔を保ち、同材質による前記棒状凸3を縦向きに設け
て凸部分を形成しても使用は可能である。が、夏季の高
温による材質軟化のため縦方向にも曲がり易くなること
から、この左右両端凸3′・3″部分については凹4の
間隔を狭めて強度を増すか、又は、硬材質を使用する。
(図5) 前記形状透明材質平面上の左端部分に左端凹凸部分
(左端凸)3′を有し、右端部分には右端凹凸部分(右
端凸)3″を有する。この左右両端の凹凸部分3′・
3″の巾は3cm程度で、試作品では、この左右両端の凸
部分3′・3″の厚さは1cm以上、巾約5mm程度、凹部分
4の巾は3mm以内として、前記形状材質のほぼ中央に有
る前記中央凸から左側の範囲内にある凹4の間隔より
巾を狭めて強度を増す構造(図5)としてあるが、凸の
材質が前記軟質合成樹脂フィルムシートと同材質凸の場
合は、左右両端凸部分3′・3″については図3に示す
ように両面に前記棒状凸3を設ければ夏期高温時の軟質
化に対して、雨おおいの骨としての効果は向上するもの
と思う。また、左右両端凸部分3′・3″については堅
い材質を用い凹4部分の間隔を0mmとした一枚棒状凸部
材とすれば、本雨おおいの骨としての目的を果す構造と
なる。(図11の右端凸3″) 本考案雨おおいは、前記形状透明材質平面上の上記指
定位置へ部分的に棒状の凸部分3・3′・3″を縦向き
適当間隔に必要数有して凹凸状を形成するため、冬季間
の低温により材質硬化となり、凸3部分と凹4部分との
境目部分から裂け易いことから、少なくともこの部分及
び、本雨おおいの上下の横辺、の裏側には横方向へ適当
間隔に、ビニールテープ等で補強して使用すれば耐久性
が増す。
図1〜図3及び図5に示す基本構造のままで十分に使
用可能であるが、付属部品を設けると、更に使い易くな
るメリットはあるので、以下これを説明する。
先ず、郵便物の大型化により、蓋である透明部分1の
上下に適当大のひさし7を設けることは上述のとおりで
ある。(図6・図12) 図2〜図5では、左右両端の凹凸部分3′・3″の凹
凸間隔を中側の凹凸間隔(3・4)より狭くしただけで
あるが、この部分には、幅の広い一枚の硬質凸部材3′
・3″または、図11の左端凸3′のように断面形を直角
に曲げた 型の物を使用すると使い易い。よって、左右両端凸3′
・3″部分の構造については、その形状特定不可能につ
き、自由型凸部材3′・3″とする。(図11) また、右端凹凸部分(右端凸部材)3″の裏側の中央
より下側には前記透明蓋部分1の移動用取手8を設ける
と使い易い。(図4・図6) 更に、図9に示すように前記透明蓋部分1の下に左手
親指5を入れて使用する場合は、前記右端凹凸部分(右
端凸部材)3″表側の中央付近に、使用時、左手親指5
にひっかかる部分、または部材を設けると使い易い。図
5・図6には、その位置を9として示した。(図5・図
6) 上述の基本構造である左右両端の凹凸部分3′・3″
を左右両端の凸部材3′・3″に変形した改良型(図1
1)・ひさし7(図6・図12)・取手8(図4・図6)
・左手親指にひっかかる部分9(図5・図6)等々をそ
れぞれの位置へ設ける事により、使い易さの向上をはか
った構造である。
(製造方法) 凹凸部分は軟質合成樹脂フィルムシート材質に同材質
又は硬材質の棒状凸部分3・3′・3″を個々に糊はり
する方法。また、技術的に可能ならば目のあらい簾状を
形成した後、一度に加熱溶着すれば凹凸部分は形成さ
れ、個々の凸部材3・3′・3″をつなぐ細い糸によ
り、上述の低温時のビニールテープでの補強は省略でき
ると思う。また、初めから凹4・凸3入りの型を作り軟
質合成樹脂溶液を流し込んで一度に作る方法等が考えら
れる。(図1・図2・図5の基本構造) いずれの場合も同材質のみの場合は、材質的に冬季の
低温・夏季の高温に対する軟化・硬化等への対策は必要
である。
(使用方法) A.本考案の簡易包装巻き付け方式雨おおいの使用方に
おいて、郵便物2の束を左手に持ち、バイク等で移動す
る場合は、図8のように束の左側面上部角部分に前記左
端凸3′を合わせて、これを起点に下向きに巻き付け一
周させて、右端凸部分3″を左手親指5でおさえる。こ
れを基本の使い方(持ち方)とする。
B.多少長い場合は前記右端凸部分3″に近い位置の前
記透明蓋部分1を折り返して使用する。この部分を折り
返し6とすれば前記透明蓋部分1を移動開閉する際、右
手で引くための突起部材として利用できるので便利であ
る。よって、独立した突起部材の前記取手8として設け
ると使い易い。(図4・図6・図10) C.図11での右端一枚凸部材3″付近は、折り返し6で
の使用方説明図で、左端凸部分3′は断面の形を直角に
曲げた 型凸部材3′として使用している。
D.小形郵便物2だけの束の場合は、図8での巻き付け
方式雨おおいの左端凹凸部分(左端凸部材)3′の上に
右端凹凸部分(右端凸部材)3″を重合させるように巻
き付け、これを左手親指5でおさえる。この時、郵便物
2を越えて余った部分(図1の右側部分)を下側へ折り
曲げ、指で押さえて郵便物の束を左手で持つ。(図10) E.郵便物2の束が大きく重量のある場合は、上記説明
のとおり前記透明蓋部分1をはぐり大型郵便物2を含む
必要物数を取りだし、配達後、前記透明蓋部分1を被せ
る方法で使用する。この使用方を基本とする。
F.郵便物2の束から小中型郵便物を取り出す際は、本
雨おおいの右端凸部分3″側の折り返し6、または前記
取手8を右手の中指と薬指の間(薬指と小指の間)に挟
み、透明蓋部分1を移動して、直接、必要数の郵便物2
を取り出し後、前記透明蓋部分1を閉じて配達をする使
用方法である。(図11) G.配達距離が近く弱風の場合は、右端凸部分3″を左
手親指5で押さえず、蓋部分1の下に置いたまま使用し
(図9)、強風時は押さえる。(図8) H.郵便物2の束が小さく軽い場合は、図12から図15の
間での一連の左手操作により右手は前記透明蓋部分1及
び右端凸部分3″には全く触らずに自動開閉する事がで
きるため、晴天時とほぼ同等の作業が可能となる。(図
12・図9)の状態から手首を下げる事により蓋部分1を
下げる。(図13)更に左手首を反転させて(図14)から
少し上向き(図15)にした後、手首を元へ戻す(図12・
図9)方法である。この一連の左手操作により前記透明
蓋部分1は自動開閉する事が可能となるため、右手は晴
天時と同様に必要物数のみを取りだし配達をする事にな
る。左右の手は別行動となるが、すぐに慣れる。
(使用上の注意点) 雨粒侵入防止には、郵便物2に雨おおいをきっちりと
巻き付ける。バイク等での走行時、図12のように風向に
対して角度を保つ事。前記透明蓋部分1の開閉時間短縮
には、なるべく蓋を短かく使う事。上記説明の使用方法
を頭で考えるのではなく、自然に該当束に適応できる
事。……等である。
「考案の効果」 巻き付け方式雨おおいも袋状雨おおいも、郵便物を配
達中、濡れ手を出し入れするため内側が濡れる。本考案
雨おおいは部分的に凹凸を設けるため、平面材質使用の
ものと比較して便物2との接面積が減少する。凹部分4
に水分を落す。凹部分4の効果により平面材質使用のも
のと比較して通気性の面において優る。等の効果のた
め、平面材質のままよりは濡れにくいと言える。また、
雨おおいの構造も袋状を巻き付け方式にすれば、使用
時、袋状雨おおいにおいての蓋1の部分(図7)を移動
開閉できるため直接、郵便物2を一軒ごとの個別に必要
数取り出し易いので、雨天時の作業能率向上に役立つ。
更に、本雨おおいのほぼ中央の位置にある前記中央凸
から前記右端凹凸部分(右端凸部材)3″までの右側
の範囲内の前記巾の広い凹4部分は、別名を透明蓋部分
1と呼び、透明材質を用いる事から、郵便物2の束に巻
き付けた状態で、従来の袋状雨おおいと同様に宛名を確
認することが可能である。
【図面の簡単な説明】
図1……巻き付け方式雨おおいの使用中の正面図であ
る。 図2……巻き付け方式雨おおいの底面図である。 図3……巻き付け方式雨おおいの部分的両面凸拡大底面
図である。 図4……巻き付け方式雨おおいの取手8付き底面図であ
る。 図5……巻き付け方式雨おおいの正面図である。 図6……巻き付け方式雨おおいのひさし7・取手8・左
手親指へのひっかけ部分9の位置説明付き拡大背面斜視
図である。 図7……袋状雨おおい底面内側に凹凸を設けた場合の参
考説明斜視図である。 図8……巻き付け方式雨おおいの使用方説明A・B・C
の底面図である。 図9……巻き付け方式雨おおいの使用方説明Gの底面図
である。 図10……巻き付け方式雨おおいの使用方説明Dの底面図
である。 図11……巻き付け方式雨おおいの使用方説明Fの斜視図
である。 図12……巻き付け方式雨おおいのH使用方説明図であ
る。(G使用方) 図13……巻き付け方式雨おおいのH使用方説明図であ
る。(E使用方) 図14……巻き付け方式雨おおいのH使用方説明図であ
る。 図15……巻き付け方式雨おおいのH使用方説明図であ
る。 「符号の説明」 1……透明蓋部分(蓋部分・宛名確認用窓部分) 2……郵便物 3……棒状凸(凸部分) 3′……左端凹凸部分(左端凸・左端凸部材) 3″……右端凹凸部分(右端凸・右端凸部材) ……中央凸 4……凹部分(生地厚のまま) 5……左手親指 6……折り返し 7……ひさし 8……取手(突起部材) 9……左手親指へのひっかけ部分の位置の説明

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】配達順に組んだ郵便物の束に巻き付け可能
    な大さで、その長い辺を横とし、短い辺を縦とする横長
    の長方形の軟質塩化ビニール等の合成樹脂フィルムシー
    トを用い、前記形状合成樹脂フィルムシートの平面上へ
    部分的に棒状凸を縦向き適当間隔に必要数有する事によ
    り凸部分を形成して本雨おおいの骨とし、この凸部分以
    外の前記合成樹脂フィルムシートの生地の部分はそのま
    ま凹部分として凹凸状を形成し、縦向き適当間隔に必要
    数有する前記棒状凸の位置は、前記形状合成樹脂フィル
    ムシートの左端からほぼ中央までの左側の範囲内及び、
    最右端を補強する適当巾とするもので、この右端凸部分
    の左からほぼ中央までの右側の範囲内は前記合成樹脂フ
    ィルムシートの生地のままの平面として、この部分を宛
    名確認用透明蓋としての巾の広い前記凹部分とする。以
    上の構成からなる郵便物配達用簡易包装巻き付け方式雨
    おおい。
JP1989002397U 1989-01-12 1989-01-12 郵便物配達用簡易包装巻き付け方式雨おおい Expired - Lifetime JPH082138Y2 (ja)

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JPS6119015Y2 (ja) * 1980-02-26 1986-06-09
JPS57164063U (ja) * 1981-04-11 1982-10-16

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