JPH0821731B2 - 赤外線検出装置 - Google Patents

赤外線検出装置

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JPH0821731B2
JPH0821731B2 JP1068096A JP6809689A JPH0821731B2 JP H0821731 B2 JPH0821731 B2 JP H0821731B2 JP 1068096 A JP1068096 A JP 1068096A JP 6809689 A JP6809689 A JP 6809689A JP H0821731 B2 JPH0821731 B2 JP H0821731B2
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JP
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diode
gate
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effect transistor
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和久 宮口
安司 星野
晃永 山本
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Hamamatsu Photonics KK
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Hamamatsu Photonics KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は焦電型検出素子を用いて赤外線を検出する赤
外線検出装置に関し、特に装置の回路構成の改善に関す
るものである。
〔従来の技術〕 従来、この種の赤外線検出装置としては、例えば、第
4図の回路図に示されるものである。
焦電型検出素子1は赤外線が照射されると分極電荷を
発生し、回路にはこの分極電荷を中和する電流が流れ
る。この電流変化は、焦電型検出素子1に並列に接続さ
れた高抵抗値を有する抵抗R1および接合型電界効果トラ
ンジスタ(J−FET)2の入力インピーダンスにより電
圧変化としてとらえられる。そして、発生した電圧はJ
−FET2のゲートに印加され、J−FET2のドレイン・ソー
ス間にはゲートに印加された電圧に比例した電流が流れ
る。この電流により負荷抵抗R2の端子間には電圧が発生
し、この電圧は出力端子Voutを介して出力される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の装置には以下のような課題
が含まれている。
第1に、抵抗R1の抵抗値は非常に高い値に設定しなけ
ればならないため、抵抗R1の形状が大形化して、装置を
小形化することが出来ないという課題が有った。例え
ば、人体から発生する赤外線を検出する場合には、抵抗
R1の抵抗値としては数十MΩから数十GΩ程度の非常に
高い値の抵抗値でなければならない。従って、上記従来
の回路はモノリシックに集積化することは不可能であ
り、J−FET2等の回路が配線されたセラミック等に抵抗
R1が一体化される構造になっている。
第2に、このような高抵抗値の抵抗R1は、微少な粉塵
や汚れ等が抵抗表面に付着すると抵抗値が変化するた
め、抵抗R1の取り扱いに注意が必要とされ、また、安定
化した出力が得られないで感度が低下するという課題も
有った。
第3に、このような高抵抗値の抵抗R1は高価なものと
なり、装置全体の価格が高くなるという課題も有った。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような課題を解消するためになされたも
ので、焦電型検出素子に並列に接続されたダイオード
と、このカソードがゲートに接続された電界効果トラン
ジスタとから構成されたものである。また、焦電型検出
素子に逆並列に接続されたダイオードと、この各一端の
カソードおよびアノードがゲートに接続された電界効果
トランジスタとから構成されたものである。
〔作用〕
電界効果トランジスタのゲートリーク電流はダイオー
ドに流れ、焦電型検出素子にはほとんど電流が流れない
ため、焦電型検出素子から電界効果トランジスタのゲー
ト側を見た入力インピーダンスは高くなる。また、電界
効果トランジスタのゲートリーク電流およびアノードが
ゲートに接続されたダイオードのリーク電流の和の電流
はカソードがゲートに接続されたダイオードに流れ、同
様にして入力インピーダンスは高くなる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例による赤外線検出装置の回
路図である。
J−FET3のドレインは正の電源電圧VDD(+6V)に吊
り上げられ、ゲートにはダイオード4のカソードが接続
され、ソースには負荷抵抗R3の一端が接続されている。
このソースと負荷抵抗R3との接続点は出力端子Voutに接
続されており、負荷抵抗R3の他端は接地されている。ま
た、ダイオード4のアノードは接地され、このカソード
は入力端子Aを介して焦電型検出素子5の一端に接続さ
れ、この焦電型検出素子5の他端は接地されている。な
お、J−FET3とダイオード4は同一半導体基板上に形成
されてモノリシック化されており、このようなJ−FET3
の接続態様は一般的にソースフォロアと呼ばれる。
また、J−FET3のドレイン・ゲート間にはこのJ−FE
T3の動作点において図示のようにIGSSなるゲートリーク
電流が流れ、また、ダイオード4のカソード・アノード
間にはこの動作点において図示のようにIGDなるリーク
電流が流れるが、これら各電流値は等しくなるように
(IGSS=IGD)、ダイオード4は形成されている。
このように形成された回路の入力端子AからJ−FET3
のゲート側を見た入力インピーダンスの等価回路は、入
力信号の低周波数帯域においては第2図のように表され
る。すなわち、抵抗Rshと容量Cjとが並列に接続された
構成になる。抵抗Rshは各リーク電流の微少変化に起因
するものであり、容量CjはJ−FET3の動作点におけるダ
イオード4の接合容量およびJ−FET3の入力容量の和の
容量に相当するものである。従って、この入力インピー
ダンスをZとすると、このZは次式に表される。
Z=1/[(I/Rsh)+jωCj] … さらにこの式を実部と虚部とに分けると以下のように
表される。
Z=Rsh/[1+(ωCjRsh)2] −jωCjRsh 2/[1+(ωCjRsh)2] … これを極座標表示を用いて表すと以下のようになる。
Z=|Z|e-j θ … ただし、|Z|は入力インピーダンスZの絶対値,θは
この位相角を表し、以下のように示される。
ここで、J−FET3の動作点において、J−FET3のゲー
トリーク電流IGSSは全てダイオード4のリーク電流IGD
になり、焦電型検出素子5には全く電流が流れないた
め、リーク電流の微少変化に起因する抵抗Rshの抵抗値
は無限大に近づく。また、焦電型検出素子5によって検
出される赤外線の周波数は非常に低く、入力信号により
定まる角周波数ωの値は小さいものとなる。このため、
上記入力インピーダンスZの式における実部の分母の
項「(ωCjRsh)2」は、項「1」に比較して非常に小
さくなってこの実部の値はRshに近づく。
この結果、動作点における入力インピーダンスZの値
は非常に大きくなる。
このような構成において、焦電型検出素子5に赤外線
が照射されるとこの焦電型検出素子5の電極間には分極
電荷が発生する。このため、回路にはこの分極電荷を中
和する電流が発生し、この電流変化は上述した高入力イ
ンピーダンスにより電圧変化に変換される。変換された
この電圧はJ−FET3のゲートに印加され、J−FET3のド
レイン・ソース間にはこの電圧に比例したドレイン電流
が流れる。従って、負荷抵抗R3の端子間にはドレイン電
流に応じた電圧が生じ、端子Voutを介して出力される。
そして、端子Voutに電圧が生じることにより、焦電型検
出素子5に赤外線が照射されたことが検出される。
このように上記実施例によれば、従来、J−FETのゲ
ートに接続された高い抵抗値を必要とする抵抗は不要と
なり、単なるダイオード4により高入力インピダーンス
を実現することが可能になる。このため、本装置は容易
にモノリシック化することが可能になり、さらには回路
を多数個集積してアレイ化することも可能になる。従っ
て、得られる赤外線検出装置は非常に小形化されたもの
になり、かつ、安価なものになる。しかも、抵抗値の安
定しない従来の抵抗とは異なり、集積された半導体素子
によって得られるダイオード4は特性の安定したものと
なる。従って、J−FET3は安定して駆動され、出力端子
Voutに現れる電圧も安定したものとなって装置の赤外線
検出感度特性は向上する。
なお、上記実施例の説明においては、ゲードリーク電
流IGSSがリーク電流IGDに等しくなるようにダイオード
4を形成したが、これは理想的な状態であり、特に各リ
ーク電流を等しくするように形成しなくても等価抵抗R
shの値は十分大きなものになり、上記実施例と同様な効
果を奏する。
第3図は本発明の他の一実施例による赤外線検出装置
の回路図であり、第1図と同一または相当する部分につ
いては同符号を用いてその説明は省略する。
同図に示された回路と第1図に示された回路との相違
は、ダイオード6,7が逆並列に接続され、ダイオード6,7
の各一端のカソード,アノードがJ−FET3のゲートに接
続されている点である。J−FET3の動作点において、ア
ノードがゲートに接続されたダイオード7には図示のよ
うにリーク電流IGD1が流れ、カソードがゲートに接続さ
れたダイオード6には図示のようにリーク電流IGD2が流
れる。ダイオード7のリーク電流IGD1とJ−FET3のゲー
トリーク電流1GSSとの和は、ダイオード6のリーク電流
IGD2と等しくなるように(IGD1+IGSS=IGD2)、各ダイ
オード6,7は形成されている。
このように形成された本回路においても、入力信号の
低周波数帯域においては入力インピーダンスZの等価回
路は第2図と同様に表される。このため、J−FET3の動
作点における入力インピーダンスは高インピーダンスに
なり、焦電型検出素子5に検出される赤外線は上記実施
例と同様にして検出される。従って、本実施例において
も上記実施例と同様な効果を奏する。
なお、本実施例はダイオード6のリーク電流IGD2が大
きい場合に実益があり、J−FET3のゲートリーク電流I
GSSの不足分はダイオード7のリーク電流IGD1によって
補われる。また、本実施例においても、ゲートリーク電
流IGSSおよびリーク電流IGD1の和がリーク電流IGD2と等
しくなるように、特に各ダイオード6,7を形成するよう
にしなくても、上記実施例と同様な効果を奏する。
また、上記各実施例において、J−FET3はnチャネル
型のものとして説明したが、pチャネル型のものであっ
ても良い。また、上記各実施例の説明において、電界効
果トランジスタとして接合型の電界効果トランジスタを
用いた場合について説明したが、これに限定される必要
はなく、MOS構造の電界効果トランジスタやMIS構造の電
界効果トランジスタ等であっても良く、上記実施例と同
様な効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、電界効果トランジスタ
のゲートリーク電流はダイオードに流れ、焦電型検出素
子にはほとんど電流が流れないため、焦電型検出素子か
ら電界効果トランジスタのゲート側を見た入力インピー
ダンスは高くなる。また、電界効果トランジスタのゲー
トリーク電流およびアノードがゲートに接続されたダイ
オートのリーク電流の和の電流はカソードがゲートに接
続されたダイオードに流れ、同様にして入力インピーダ
ンスは高くなる。
このため、従来の高抵抗値の抵抗は不要になり、安定
化した出力が得られて感度の高い装置を小形で、かつ、
安価に提供することが可能になるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を表す回路図、第2図
は第1図に示された回路の入力インピーダンスの等価回
路図、第3図は本発明の他の一実施例の構成を表す回路
図、第4図は従来の構成を表す回路図である。 3……接合型電界効果トランジスタ(J−FET)、4,6,7
……ダイオード、5……焦電型検出素子、R3……負荷抵
抗。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】赤外線が照射されると分極電荷を発生する
    焦電型検出素子と、この焦電型検出素子に並列に接続さ
    れたダイオードと、ゲートにこのダイオードのカソード
    が接続されドレインおよびソース間に所定の電圧が印加
    される電界効果トランジスタとから構成され、 前記ダイオードはリーク電流が前記電界効果トランジス
    タのゲートリーク電流にほぼ等しく形成され、 前記焦電型検出素子に生じた電流を電圧変換して前記電
    界効果トランジスタを駆動することを特徴とする赤外線
    検出装置。
  2. 【請求項2】赤外線が照射されると分極電荷を発生する
    焦電型検出素子と、この焦電型検出素子に逆並列に接続
    されたダイオードと、ゲートにこのダイオードの各一端
    のカソードおよびアノードが接続されドレインおよびソ
    ース間に所定の電圧が印加される電界効果トランジスタ
    とから構成され、 カソードがゲートに接続された前記ダイオードはリーク
    電流が前記電界効果トランジスタのゲートリーク電流と
    アノードがゲートに接続された前記ダイオードのリーク
    電流との和にほぼ等しく形成され、 前記焦電型検出素子に生じた電流を電圧変換して前記電
    界効果トランジスタを駆動することを特徴とする赤外線
    検出装置。
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JP2558966B2 (ja) * 1991-06-04 1996-11-27 浜松ホトニクス株式会社 赤外線検出装置
JP2558967B2 (ja) * 1991-06-04 1996-11-27 浜松ホトニクス株式会社 赤外線検出装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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MOS-ICnFET=1969 *

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