JPH0821753A - ガスメータ用遮断弁制御装置 - Google Patents

ガスメータ用遮断弁制御装置

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Publication number
JPH0821753A
JPH0821753A JP17765894A JP17765894A JPH0821753A JP H0821753 A JPH0821753 A JP H0821753A JP 17765894 A JP17765894 A JP 17765894A JP 17765894 A JP17765894 A JP 17765894A JP H0821753 A JPH0821753 A JP H0821753A
Authority
JP
Japan
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gas
valve
state
gas meter
shutoff valve
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Pending
Application number
JP17765894A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumitsu Nukui
一光 温井
Katsuto Sakai
克人 酒井
Shinichi Sato
真一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
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Publication of JPH0821753A publication Critical patent/JPH0821753A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガスの供給不良を生じることなく、ガスメー
タに対する圧力変動の影響を低減することができるよう
にする。 【構成】 圧電膜センサ35はフルイディック発振を検
出し、この圧電膜センサ35の出力は増幅回路71で増
幅され、ディジタル化回路72でパルスが生成される。
タイマ73は一定時間Tを計時し、カウンタ75はパル
スを計数する。カウンタ75の計数値がカウントアップ
値Nに達することなく、タイマ73が一定時間Tを計時
した場合には、アクチュエータ制御回路77によって、
遮断弁は圧力変動を低減する状態にされる。タイマ73
が一定時間Tを計時する前にカウンタ75の計数値がカ
ウントアップ値Nに達した場合には、その時点で、アク
チュエータ制御回路77によって、遮断弁は、開口部全
体を開放する状態に切り換えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスメータに設けられ
る遮断弁を制御するためのガスメータ用遮断弁制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスメータでは、ガス漏れ等の異常時に
ガスの供給を遮断する遮断弁が設けられている。
【0003】図11は従来のガスメータにおける遮断弁
の制御に関する構成の一例を示したものである。このガ
スメータは、ガス量を一定値(例えば1.7リットル)
積算する毎にパルスを出力するパルス発生部101と、
このパルス発生部101から出力されるパルスをカウン
トするパルスカウンタ102と、パルス発生部101と
パルスカウンタ102の間に介装されたスイッチ103
と、パルスカウンタ102のカウント値に基づいて流量
および積算流量を演算する流量演算部104と、この流
量演算部104によって求められた流量に基づいて遮断
弁を遮断するか否かを判定する弁遮断判定部105と、
この弁遮断判定部105によって制御される遮断弁10
6とを備えている。このガスメータは、更に、一定時間
(例えば30秒)を計時するタイマ107を備えてい
る。このタイマ107は一定時間を計時すると、スイッ
チ103および流量演算部104に制御信号を送り、こ
の制御信号に応じてスイッチ103は一旦オフとなり、
所定の時間が経過した後に再びオンになるようになって
いる。また、流量演算部104は、タイマ107からの
制御信号に応じて、流量の演算を開始するようになって
いる。
【0004】図12は図11に示したガスメータにおけ
る遮断弁の制御に関する動作を示すタイミングチャート
である。この図の(c)に示すようにタイマ107がオ
ンになると、スイッチ103がオンになり、(a)に示
すようなパルス発生部101からのパルスがパルスカウ
ンタ102に入力され、このパルスカウンタ102は
(b)に示すようにパルスをカウントする。この動作
は、(c)、(d)に示すように、タイマ107が一定
時間を計時してオフになるまで続く。タイマ107が一
定時間を計時してオフになると、(d)に示すように、
流量演算部104は、タイマ107が計時する一定時間
と、パルスカウンタ102のカウント値と、1パルス当
たりのガス量とに基づいて、ガス流量を演算する。次
に、(d)に示すように、弁遮断判定部105は、流量
演算部104で求められたガス流量が一定値を越えてい
るか否かを判定し、一定値を越えている場合には遮断弁
106に対して遮断信号を出力して、遮断弁106を遮
断する。
【0005】ところで、ガスメータでは、近隣のガスメ
ータの状態や近隣のガスの使用状況等によって、ガスメ
ータの上流側で圧力変動が発生する。そのため、ガスメ
ータとしてフルイディックガスメータを用いた場合、上
流側での圧力変動によって、後述するような問題が生じ
ていた。なお、フルイディックガスメータは、噴流を発
生させるノズルの下流側に、一対の側壁によって流路拡
大部を形成すると共に、側壁の外側に設けられたリター
ンガイドによって、ノズルを通過したガスを各側壁の外
側に沿ってノズルの噴出口側へ導く一対のフィードバッ
ク流路を形成し、ノズルを通過したガスが一対のフィー
ドバック流路を交互に流れる現象(本出願において、フ
ルイディック発振という。)を利用し、ノズルを通過し
たガスの流れる方向の切り替わりの周波数(本出願にお
いて、発振周波数という。)に基づいてガスの流量を計
測するものである。
【0006】このフルイディックガスメータを用いた場
合、上流側での圧力変動によってフルイディックガスメ
ータの発振周波数が乱れ、計測した流量の誤差が大きく
なったり、流量を計測できなくなったりするという問題
点がある。
【0007】そこで、本出願人は、ガスメータ用の遮断
弁として、ガス流路中においてガスが通過する開口部を
覆うための主弁と、ガス流路中に配設されると共に主弁
に結合され、内部にガス収容室を形成する容器と、容器
に設けられ、この容器の外側とガス収容室とを連通させ
る第1の孔と、主弁に設けられ、開口部とガス収容室と
を連通させる第2の孔と、第2の孔を閉塞可能な副弁
と、主弁および副弁を移動し、開口部を開放した第1の
状態、主弁によって開口部を覆うと共に第2の孔を開放
した第2の状態、および主弁によって開口部を覆うと共
に副弁によって第2の孔を閉塞した第3の状態のうちの
一つの状態を選択する状態選択手段とを備えたものを提
案している。
【0008】この遮断弁では、状態選択手段によって主
弁および副弁が移動され、3つの状態が選択される。開
口部を開放した第1の状態では、ガスは開口部を通過す
る。主弁によって開口部を覆うと共に第2の孔を開放し
た第2の状態では、ガスは第1の孔、ガス収容室および
第2の孔を通過し、その際、ガスの圧力変動が低減され
る。また、主弁によって開口部を覆うと共に副弁によっ
て第2の孔を閉塞した第3の状態では、ガスの流通が遮
断される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この遮断弁を用いる場
合、通常は、主弁によって開口部を覆うと共に第2の孔
を開放した第2の状態として、ガスの圧力変動を低減で
きるようにしておくことが望ましいが、ガスの流量が多
いときには、第2の状態ではガスの供給不良を生じ、そ
の結果、口火が消えたり、点火不良を生じるおそれがあ
る。そこで、流量多いときは、主弁によって開口部を開
放した第1の状態にする必要がある。
【0010】しかしながら、このようにガスの流量に応
じて遮断弁の状態を切り換える場合、図11および図1
2に示したような従来の方法を用いて流量を判定する
と、遮断弁の状態を切り換えるまでに、図12(d)に
示すように、パルス待ちの一定時間(例えば30秒)
に、流量演算と判定の時間を加えた時間が必要となる。
そのため、ガスの流量が増加してから遮断弁を第2の状
態から第1の状態に切り換えるまでの時間が長く、ガス
の供給不良を生じるおそれがある。
【0011】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、ガスの供給不良を生じることなく、
ガスメータに対する圧力変動の影響を低減することがで
きるようにしたガスメータ用遮断弁制御装置を提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のガスメー
タ用遮断弁制御装置は、ガスメータ内のガス流路中にお
いてガスが通過する開口部を覆うための主弁と、ガス流
路中に配設されると共に主弁に結合され、内部にガス収
容室を形成する容器と、この容器に設けられ、この容器
の外側とガス収容室とを連通させる第1の孔と、主弁に
設けられ、開口部とガス収容室とを連通させる第2の孔
と、この第2の孔を閉塞可能な副弁と、主弁および副弁
を移動し、開口部を開放した第1の状態、主弁によって
開口部を覆うと共に第2の孔を開放した第2の状態、お
よび主弁によって開口部を覆うと共に副弁によって第2
の孔を閉塞した第3の状態のうちの一つの状態を選択す
る状態選択手段とを有するガスメータ用遮断弁を制御す
るガスメータ用遮断弁制御装置であって、ガス流量に応
じた周波数のパルスを生成するパルス生成手段と、一定
時間を計時する計時手段と、パルス生成手段によって生
成されたパルスを計数する計数手段と、計時手段によっ
て計時される一定時間が経過する前に計数手段によって
計数された計数値が一定値に達したときは第1の状態を
選択し、計数手段によって計数された計数値が一定値に
達することなく計時手段によって計時される一定時間が
経過したときは第2の状態を選択するように状態選択手
段を制御する制御手段とを備えたものである。
【0013】このガスメータ用遮断弁制御装置では、パ
ルス生成手段によって、ガス流量に応じた周波数のパル
スが生成され、このパルスが計数手段によって計数され
る。また、計時手段によって一定時間が計時される。そ
して、計時手段によって計時される一定時間が経過する
前に計数手段によって計数された計数値が一定値に達し
たときは、制御手段によって、第1の状態を選択するよ
うに状態選択手段が制御される。これにより、ガス流量
がある程度増加したときは速やかに開口部が開放され、
ガスの供給不良を生じることがなくなる。また、計数手
段によって計数された計数値が一定値に達することなく
計時手段によって計時される一定時間が経過したとき
は、制御手段によって、第2の状態を選択するように状
態選択手段が制御される。これにより、ガスメータに対
する圧力変動の影響が低減される。
【0014】請求項2記載のガスメータ用遮断弁制御装
置は、請求項1記載のガスメータ用遮断弁制御装置にお
いて、ガスメータはフルイディック発振を検出する検出
手段を有するフルイディックガスメータであり、パルス
生成手段は、検出手段の出力に基づいてフルイディック
発振の周波数に応じた周波数のパルスを生成するもので
ある。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例に係るガスメータ
用遮断弁制御装置を含むフルイディックガスメータの構
成を表す断面図である。この図に示すように、フルイデ
ィックガスメータは、気体(ガス)を受け入れる入口部
11と気体を排出する出口部12とを有する本体10を
備えている。本体10内には隔壁13が設けられ、この
隔壁13と入口部11との間に第1の気体流路14が形
成され、隔壁13と出口部12との間に第2の気体流路
15が形成されている。隔壁13には気体が通過する開
口部16が設けられ、この開口部16の近傍に遮断弁5
0が設けられている。
【0017】図2は、図1における遮断弁50を拡大し
て示す断面図である。この遮断弁50は、第1の気体流
路14内に配設され、開口部16を覆うための主弁51
と、第1の気体流路14内に配設されると共に主弁51
に結合され、内部に気体収容室53を形成する容器52
と、この容器52に設けられ、この容器52の外側と気
体収容室53とを連通させる第1の孔54と、主弁51
に設けられ、開口部16と気体収容室53とを連通させ
る第2の孔55と、気体収容室53内に配設され、第2
の孔55を閉塞可能な副弁56と、主弁51および副弁
56を移動する状態選択手段としてのアクチュエータ6
0とを備えている。第2の孔55は開口部16よりも小
径であり、第1の孔54は第2の孔55と略同径であ
る。
【0018】アクチュエータ60は、第1の孔54内に
挿通され、一端が副弁56に接続され、他端側が本体1
0の側壁を貫通して本体10の外部に導出されたロッド
61と、本体10の外側に固定され、ロッド61の他端
側を保持すると共にロッド61を軸方向に移動させるア
クチュエータ本体62と、容器52の背面と本体10の
側壁との間におけるロッド61の周囲に設けられ、容器
52を開口部16側に付勢する第1のばね63と、副弁
56と容器52の内壁面との間におけるロッド61の周
囲に設けられ、副弁56を開口部16側に付勢する第2
のばね64とを備えている。アクチュエータ本体62
は、比例ソレノイドやリニアモータ等、ロッド61の軸
方向の位置を少なくとも3段階に切り換え可能な駆動手
段である。
【0019】この遮断弁50では、アクチュエータ60
によって主弁51および副弁56を移動し、開口部16
を開放した第1の状態と、主弁51によって開口部16
を覆うと共に第2の孔55を開放した第2の状態と、主
弁51によって開口部16を覆うと共に副弁56によっ
て第2の孔55を閉塞した第3の状態とを選択可能にな
っている。
【0020】第2の気体流路15内には、入口部11か
ら受け入れた気体を通過させて噴流を発生させるノズル
21が設けられている。このノズル21の上流側には気
体の流れを整える整流部材22が設けられている。ノズ
ル21の下流側には、拡大された流路を形成する一対の
側壁23、24が設けられている。この側壁23、24
の間には、所定の間隔を開けて、上流側に第1ターゲッ
ト25、下流側に第2ターゲット26がそれぞれ配設さ
れている。また、側壁23、24の外側には、ノズル2
1を通過した気体を各側壁23、24の外周部に沿って
ノズル21の噴出口側へ帰還させる一対のフィードバッ
ク流路27、28を形成するリターンガイド29が配設
されている。また、フィードバック流路27、28の各
出口部分と出口部12との間には、リターンガイド29
の背面と本体10とによって、一対の排出路31、32
が形成されている。また、ノズル21の噴出口の近傍に
は、ノズル21を通過した気体の流れる方向の切り替わ
りを検出するための圧電膜センサに通じる導圧孔33、
34が設けられている。
【0021】図3は図1における導圧孔33、34およ
び圧電膜センサを含む断面を拡大して示す断面図であ
る。この図に示すように、本体10の底部の外側には、
圧電膜センサ35が設けられている。また、導圧孔3
3、34には、それぞれ導圧管36、37の一端が接続
されている。この導圧管36、37の他端は、圧電膜セ
ンサ35の各圧力導入口に接続されている。そして、こ
の圧電膜センサ35によって、導圧孔33と導圧孔34
における差圧を検出して、この差圧の変化に基づいてフ
ルイディック発振を検出するようになっている。また、
導圧管36、37および圧電膜センサ35は、本体10
の底部の外側に固定されたケース38によって覆われて
いる。
【0022】図4は図1に示したフルイディックガスメ
ータの回路部分の構成を示すブロック図である。この図
に示すように、フルイディックガスメータは、圧電膜セ
ンサの35の出力信号を増幅する増幅回路71と、この
増幅回路71の出力をディジタル化してパルスを生成す
るパルス生成手段としてのディジタル化回路72とを備
えている。フルイディックガスメータは、更に、一定時
間Tを計時する計時手段としてのタイマ73と、このタ
イマ73が計時する一定時間Tを設定するタイムリミッ
ト設定部74と、ディジタル化回路72によって生成さ
れたパルスを計数する計数手段としてのカウンタ75
と、遮断弁50の状態切り換えの判定値となるカウンタ
75のカウントアップ値Nを設定する判定値設定部76
と、タイマ73によって計時される一定時間Tが経過す
る前にカウンタ75によって計数された計数値がカウン
トアップ値Nに達したときは第1の状態を選択し、カウ
ンタ75によって計数された計数値がカウントアップ値
Nに達することなくタイマ73によって計時される一定
時間Tが経過したときは第2の状態を選択するようにア
クチュエータ本体62を制御する制御手段としてのアク
チュエータ制御回路77とを備えている。
【0023】カウンタ75は計数値がカウントアップ値
Nに達したときは、主弁開信号91をアクチュエータ制
御回路77に送出すると共に、タイマ73をリセットす
るタイマリセット信号92をタイマ73に送出するよう
になっている。また、タイマ73は、カウンタ75から
のタイマリセット信号92によってリセットされること
なく、すなわちカウンタ75によって計数された計数値
がカウントアップ値Nに達することなく、一定時間Tを
計時したときは、主弁閉信号93をアクチュエータ制御
回路77に送出すると共に、カウンタ75をリセットす
るカウンタリセット信号94をカウンタ75に送出する
ようになっている。
【0024】フルイディックガスメータは、更に、ディ
ジタル化回路72によって生成されたパルスに基づいて
流量および積算流量を演算する流量演算部81と、この
流量演算部81によって求められた積算流量を表示する
表示部82と、流量演算部81によって求められた流量
に基づいて、遮断弁50を用いてガスを遮断するか否か
を判定すする弁遮断判定部83とを備えている。弁遮断
判定部83は、例えば所定量以上の流量を検出した場合
や所定の流量を所定時間以上検出した場合等に、遮断弁
50を第3の状態にする弁遮断信号95をアクチュエー
タ制御回路77に送出するようになっている。
【0025】図4において、ディジタル化回路72、タ
イマ73、タイムリット設定部74、カウンタ75、判
定値設定部76、アクチュエータ制御回路77および弁
遮断判定部83が本実施例における遮断弁制御装置を構
成する。
【0026】なお、アクチュエータ制御回路77、流量
演算部81および弁遮断判定部83は、例えばマイクロ
コンピュータによって実現される。
【0027】次に、フルイディックガスメータの主な動
作について説明する。
【0028】フルイディックガスメータの入口部11か
ら受け入れられた気体は、第1の気体流路14、開口部
16を通過して、第2の気体流路15に入る。第2の気
体流路15に入った気体は、整流部材22を経て、ノズ
ル21を通過し、噴流となってノズル21より噴出され
る。ノズル21より噴出された気体は、コアンダ効果に
より一方の側壁に沿って流れる。ここでは、まず側壁2
3に沿って流れるものとする。側壁23に沿って流れた
気体は、更にフィードバック流路27を経て、ノズル2
1の噴出口側へ帰還され、排出路31を経て出口部12
より排出される。このとき、ノズル21より噴出された
気体は、フィードバック流路27を流れてきた気体によ
って方向が変えられ、今度は他方の側壁24に沿って流
れるようになる。この気体は、更にフィードバック流路
28を経て、ノズル21の噴出口側へ帰還され、排出路
32を経て出口部12より排出される。すると、ノズル
21より噴出された気体は、今度は、フィードバック流
路28を流れてきた気体によって方向が変えられ、再び
側壁23、フィードバック流路27に沿って流れるよう
になる。以上の動作を繰り返すことにより、ノズル21
を通過した気体が一対のフィードバック流路27、28
を交互に流れるフルイディック発振が発生する。このフ
ルイディック発振の周波数、周期は流量と対応関係があ
る。
【0029】フルイディック発振は、圧電膜センサ35
によって検出される。この圧電膜センサ35の出力は増
幅回路71で増幅され、ディジタル化回路72でフルイ
ディック発振の周波数、すなわちガス流量に応じた周波
数のパルスが生成される。このパルスは、例えば1パル
スが0.020リットルのガス量に相当する。流量演算
部81は、ディジタル化回路72から出力されるパルス
に基づいて流量および積算流量を演算し、表示部82は
流量演算部81によって求められた積算流量を表示す
る。
【0030】次に、図5ないし図10を参照して、本実
施例の遮断弁制御装置の動作について説明する。
【0031】まず、初期状態では、図5に示すように、
遮断弁50は第2の状態になっている。すなわち、ロッ
ド61の引き込み量が中間の状態にされ、主弁51によ
って開口部16が覆われると共に、副弁56が第2の孔
55から離れ、第2の孔55が開放される。この状態で
は、気体は、第1の孔54から気体収容室53に入り、
この気体収容室53を経て、第2の孔55、開口部16
を通過して、第1の気体流路14から第2の気体流路1
5に入る。この場合、第1の孔54および第2の孔55
は絞りとして作用する。圧力変動のある気体が第1の孔
54、気体収容室53および第2の孔55を通過する際
には、前段の絞りとして作用する第1の孔54において
圧力変動の脈動成分が減少され、更に、第2の孔55に
おいて脈動成分を相互に打ち消す作用が発生し、脈動成
分が減少される。
【0032】図6は、第1の孔54、気体収容室53お
よび第2の孔55による構造の電気的等価回路を示すも
のである。この図において、第1の孔54は抵抗器96
に対応し、第2の孔55は抵抗器97に対応し、気体収
容室53はコンデンサ98に対応し、直列に接続された
抵抗器96、97と、これら抵抗器96、97の中間点
をコンデンサ98を介して接地側に接続した回路によっ
て高周波成分除去フィルタが構成される。このように、
第1の孔54、気体収容室53および第2の孔55によ
る構造は、圧力変動の脈動成分を減少させる高周波成分
除去フィルタとして作用する。
【0033】また、タイマ73は一定時間T(例えば1
秒)を計時し、カウンタ75はディジタル化回路72に
よって生成されたパルスを計数する。カウンタ75は計
数値がカウントアップ値Nに達したときは、主弁開信号
91をアクチュエータ制御回路77に送出すると共に、
タイマ73をリセットするタイマリセット信号92をタ
イマ73に送出する。また、タイマ73は、カウンタ7
5からのタイマリセット信号92によってリセットされ
ることなく一定時間Tを計時したときは、主弁閉信号9
3をアクチュエータ制御回路77に送出すると共に、カ
ウンタ75をリセットするカウンタリセット信号94を
カウンタ75に送出する。
【0034】図7は流量が一定流量以下のときにおける
遮断弁制御装置の動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。この例では、(b)に示すように、(a)
に示すパルスを計数するカウンタ75の計数値n(n<
N)がカウントアップ値Nに達することなく、(c)に
示すように、タイマ73が一定時間Tを計時している。
この場合には、タイマ73は、一定時間Tを計時したと
きに、主弁閉信号93をアクチュエータ制御回路77に
送出する。これにより、遮断弁50が既に第2の状態
(主弁閉)になっているときはその状態が維持され、第
1の状態(主弁開)になっているときには第2の状態に
切り換えられる。また、タイマ73はカウンタ75をリ
セットするカウンタリセット信号94をカウンタ75に
送出する。これにより、(b)に示すように、カウンタ
75はリセットされ、再びパルスの計数を開始する。ま
た、(c)に示すように、タイマ73は、その後の最初
のパルスを受けて計時を開始する。
【0035】図8は流量が一定流量を越えたときにおけ
る遮断弁制御装置の動作を説明するためのタイミングチ
ャートである。この例では、タイマ73が一定時間Tを
計時する前に、(b)に示すように、(a)に示すパル
スを計数するカウンタ75の計数値がカウントアップ値
Nに達している。この場合には、カウンタ75は主弁開
信号91をアクチュエータ制御回路77に送出する。こ
れにより、(d)に示すように、遮断弁50が第2の状
態(主弁閉)になっているときは第1の状態(主弁開)
に切り換えられ、既に第1の状態になっているときには
その状態が維持される。また、カウンタ75はタイマ7
3をリセットするタイマリセット信号92をタイマ73
に送出する。これにより、(c)に示すように、タイマ
73はリセットされ、その後の最初のパルスを受けて計
時を開始する。
【0036】図9は、第1の状態における遮断弁50を
示す断面図である。この状態では、ロッド61が最も引
き込まれた状態にされ、主弁51が開口部16から離
れ、開口部16が開放される。この状態では、気体は、
開口部16を通過して、第1の気体流路14から第2の
気体流路15に入る。
【0037】また、弁遮断判定部83は、例えば所定量
以上の流量を検出した場合や所定の流量を所定時間以上
検出した場合等に、遮断弁50を第3の状態にする弁遮
断信号95をアクチュエータ制御回路77に送出する。
これにより、図10に示すように、遮断弁50は第3の
状態にされる。すなわち、ロッド61が最も突出した状
態にされ、主弁51によって開口部16が覆われると共
に副弁56によって第2の孔55が閉塞され、開口部1
6が閉塞され、フルイディックガスメータの下流側への
気体(ガス)の供給が停止される。
【0038】以上説明したように、本実施例の遮断弁制
御装置によれば、遮断弁50が第2の状態になっている
ときは、遮断弁50によって圧力変動が低減され、フル
イディック発振の周波数が安定する。
【0039】この第2の状態において、ガス流量が多く
なり、タイマ73が一定時間Tを計時する前にカウンタ
75の計数値がカウントアップ値Nに達すると、その時
点で、遮断弁50が第1の状態に切り換えられる。従っ
て、ガス流量がある程度増加したときは速やかに開口部
16が開放され、ガスの供給不良を生じることがなくな
り、口火が消えたり、点火不良を生じることがなくな
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明のガスメータ
用遮断弁制御装置によれば、計時手段によって計時され
る一定時間が経過する前に計数手段によって計数された
計数値が一定値に達したときに、遮断弁を第1の状態に
切り換えるようにしたので、ガス流量がある程度増加し
たときは速やかに開口部が開放され、ガスの供給不良を
生じることなく、ガスメータに対する圧力変動の影響を
低減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るガスメータ用遮断弁制
御装置を含むフルイディックガスメータの構成を示す断
面図である。
【図2】図1における遮断弁を拡大して示す断面図であ
る。
【図3】図1における導圧孔および圧電膜センサを含む
断面を拡大して示す断面図である。
【図4】図1に示したフルイディックガスメータの回路
部分の構成を示すブロック図である。
【図5】図2に示した遮断弁の第2の状態を示す断面図
である。
【図6】図2に示した遮断弁における第1の孔、気体収
容室および第2の孔による構造の電気的等価回路を示す
回路図である。
【図7】本発明の一実施例に係るガスメータ用遮断弁制
御装置の流量が一定流量以下のときにおける動作を説明
するための説明図である。
【図8】本発明の一実施例に係るガスメータ用遮断弁制
御装置の流量が一定流量を越えたときにおける動作を説
明するための説明図である。
【図9】図2に示した遮断弁の第1の状態を示す断面図
である。
【図10】図2に示した遮断弁の第3の状態を示す断面
図である。
【図11】従来のガスメータにおける遮断弁の制御に関
する構成の一例を示すブロック図である。
【図12】図11に示したガスメータにおける遮断弁の
制御に関する動作を示す説明図である。
【符号の説明】
16 開口部 35 圧電膜センサ 50 遮断弁 51 主弁 52 容器 53 気体収容室 54 第1の孔 55 第2の孔 56 副弁 60 アクチュエータ 61 ロッド 62 アクチュエータ本体 72 ディジタル化回路 73 タイマ 75 カウンタ 77 アクチュエータ制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスメータ内のガス流路中においてガス
    が通過する開口部を覆うための主弁と、前記ガス流路中
    に配設されると共に前記主弁に結合され、内部にガス収
    容室を形成する容器と、この容器に設けられ、この容器
    の外側とガス収容室とを連通させる第1の孔と、前記主
    弁に設けられ、前記開口部とガス収容室とを連通させる
    第2の孔と、この第2の孔を閉塞可能な副弁と、前記主
    弁および副弁を移動し、前記開口部を開放した第1の状
    態、前記主弁によって前記開口部を覆うと共に前記第2
    の孔を開放した第2の状態、および前記主弁によって前
    記開口部を覆うと共に前記副弁によって前記第2の孔を
    閉塞した第3の状態のうちの一つの状態を選択する状態
    選択手段とを有するガスメータ用遮断弁を制御するガス
    メータ用遮断弁制御装置であって、 ガス流量に応じた周波数のパルスを生成するパルス生成
    手段と、 一定時間を計時する計時手段と、 前記パルス生成手段によって生成されたパルスを計数す
    る計数手段と、 前記計時手段によって計時される一定時間が経過する前
    に前記計数手段によって計数された計数値が一定値に達
    したときは第1の状態を選択し、前記計数手段によって
    計数された計数値が一定値に達することなく前記計時手
    段によって計時される一定時間が経過したときは第2の
    状態を選択するように前記状態選択手段を制御する制御
    手段とを具備することを特徴とするガスメータ用遮断弁
    制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ガスメータはフルイディック発振を
    検出する検出手段を有するフルイディックガスメータで
    あり、前記パルス生成手段は、前記検出手段の出力に基
    づいてフルイディック発振の周波数に応じた周波数のパ
    ルスを生成することを特徴とする請求項1記載のガスメ
    ータ用遮断弁制御装置。
JP17765894A 1994-07-06 1994-07-06 ガスメータ用遮断弁制御装置 Pending JPH0821753A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009098081A (ja) * 2007-10-19 2009-05-07 Nec Tokin Corp 振動子駆動回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009098081A (ja) * 2007-10-19 2009-05-07 Nec Tokin Corp 振動子駆動回路

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