JPH08218638A - 吊下げ治具及び、該吊下げ治具を用いた鉄筋の建込み方法及び、該吊下げ治具に用いる鉄筋揺動防止治具 - Google Patents
吊下げ治具及び、該吊下げ治具を用いた鉄筋の建込み方法及び、該吊下げ治具に用いる鉄筋揺動防止治具Info
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- JPH08218638A JPH08218638A JP4630395A JP4630395A JPH08218638A JP H08218638 A JPH08218638 A JP H08218638A JP 4630395 A JP4630395 A JP 4630395A JP 4630395 A JP4630395 A JP 4630395A JP H08218638 A JPH08218638 A JP H08218638A
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】1台のクレーンにより一度に複数の主鉄筋を揚
重してクレーンの使用時間を短縮させ作業の効率を向上
させ、主鉄筋の位置合わせ作業を容易に行う。 【構成】クレーン30により接続箇所J1において一点
吊りされ得る治具本体25を有し、この治具本体25に
複数のチェーン27を、これらチェーン27が接続箇所
J1を中心に両側に配置される形で水平方向に並列に配
設し、各チェーン27の先端に主鉄筋6と接続自在な吊
り金具29を設けて構成される。
重してクレーンの使用時間を短縮させ作業の効率を向上
させ、主鉄筋の位置合わせ作業を容易に行う。 【構成】クレーン30により接続箇所J1において一点
吊りされ得る治具本体25を有し、この治具本体25に
複数のチェーン27を、これらチェーン27が接続箇所
J1を中心に両側に配置される形で水平方向に並列に配
設し、各チェーン27の先端に主鉄筋6と接続自在な吊
り金具29を設けて構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄筋の建込みを行う際
に適用するのに好適な吊下げ治具及び、該吊下げ治具を
用いた鉄筋の建込み方法及び、該吊下げ治具に用いる鉄
筋揺動防止治具に関する。
に適用するのに好適な吊下げ治具及び、該吊下げ治具を
用いた鉄筋の建込み方法及び、該吊下げ治具に用いる鉄
筋揺動防止治具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大型構造物(例えば、橋脚、ダム
等)において、鉛直方向に伸延する大重量かつ長大な主
鉄筋を、並列に、しかも上方に順次接合する形で行う主
鉄筋の建込み作業においては、主鉄筋を1本づつ建込ん
でいた。即ち、1本の主鉄筋をクレーンにより釣支揚重
することにより、該主鉄筋の下端を接合すべき位置に整
合する形で位置合わせをして接合していた。なお、一度
に複数の主鉄筋を揚重することにより、クレーンの使用
時間を短縮させ、作業の効率を向上させることが望まれ
ているが、上述した位置合わせ作業及び、接合作業を行
う作業員の人数には限りがあるため、全ての主鉄筋に対
してこれら作業を同時に行うことができず、従って、複
数の主鉄筋のうちの幾つかを空中で待機させる必要が生
じる。
等)において、鉛直方向に伸延する大重量かつ長大な主
鉄筋を、並列に、しかも上方に順次接合する形で行う主
鉄筋の建込み作業においては、主鉄筋を1本づつ建込ん
でいた。即ち、1本の主鉄筋をクレーンにより釣支揚重
することにより、該主鉄筋の下端を接合すべき位置に整
合する形で位置合わせをして接合していた。なお、一度
に複数の主鉄筋を揚重することにより、クレーンの使用
時間を短縮させ、作業の効率を向上させることが望まれ
ているが、上述した位置合わせ作業及び、接合作業を行
う作業員の人数には限りがあるため、全ての主鉄筋に対
してこれら作業を同時に行うことができず、従って、複
数の主鉄筋のうちの幾つかを空中で待機させる必要が生
じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、1台のクレー
ンにより、複数の主鉄筋のうちの幾つかを接合位置に揚
重し、他の幾つかを空中で待機させることは困難であっ
た。また、主鉄筋の微妙な位置合わせ作業をクレーンの
上下動作によって行う必要があり、位置合わせ作業が困
難であった。そこで本発明は上記事情に鑑み、1台のク
レーンにより、複数の主鉄筋のうちの幾つかを接合位置
に揚重し、他の幾つかを空中で待機させることを容易に
行い、従って一度に複数の主鉄筋を揚重してクレーンの
使用時間を短縮させ作業の効率を向上させ、また主鉄筋
の位置合わせ作業を容易に行い得る、吊下げ治具及び、
該吊下げ治具を用いた鉄筋の建込み方法及び、該吊下げ
治具に用いる鉄筋揺動防止治具を提供することを目的と
する。
ンにより、複数の主鉄筋のうちの幾つかを接合位置に揚
重し、他の幾つかを空中で待機させることは困難であっ
た。また、主鉄筋の微妙な位置合わせ作業をクレーンの
上下動作によって行う必要があり、位置合わせ作業が困
難であった。そこで本発明は上記事情に鑑み、1台のク
レーンにより、複数の主鉄筋のうちの幾つかを接合位置
に揚重し、他の幾つかを空中で待機させることを容易に
行い、従って一度に複数の主鉄筋を揚重してクレーンの
使用時間を短縮させ作業の効率を向上させ、また主鉄筋
の位置合わせ作業を容易に行い得る、吊下げ治具及び、
該吊下げ治具を用いた鉄筋の建込み方法及び、該吊下げ
治具に用いる鉄筋揺動防止治具を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち本発明のうち第一の
発明は、揚重手段(30)により所定の吊支位置(J
1、J2)において一点吊りされ得る支持部材(25、
41、60)を有し、前記支持部材(25、41、6
0)に複数の吊下部材(27、42)を、これら吊下部
材(27、42)が前記吊支位置(J1、J2)を中心
に両側に配置される形で水平方向に並列に配設し、前記
各吊下部材(27、42)の先端に鉄筋(6)と接続自
在な接続部材(29、43)を設けて構成される。また
本発明のうち第二の発明は、第一の発明の吊下げ治具
(23)において、前記支持部材(60)は、前記揚重
手段(30)により所定の吊支位置(J1)において一
点吊りされ得る支持部材本体(61)を有し、前記支持
部材本体(61)に、複数の副支持部材(62)を前記
支持部材本体に対して一点で枢着支持される形でかつ水
平方向に並列に配置した形で設け、前記副支持部材(6
2)に、それぞれ複数の前記吊下部材(27)を配設し
たことを特徴とする。また本発明のうち第三の発明は、
第一の発明の吊下げ治具(23、40)において、前記
接続部材(29、43)を、該接続部材(29、43)
に接続される鉄筋(6)に沿って摺動移動し得るように
設けて構成される。また本発明のうち第四の発明は、第
一の発明の吊下げ治具(23、40)において、前記吊
下部材(27、42)による前記接続部材(29、4
3)の吊下距離(Q1〜Q5)が、前記吊支位置(J
1、J2)に近い位置に配置された吊下部材(27、4
2)ほど短くなるようにして設けて構成される。また本
発明のうち第五の発明は、第一の発明の吊下げ治具(2
3、40)において、前記支持部材(25、41、6
0)に配設されている吊下部材(27、42)は偶数本
であることを特徴とする。また本発明のうち第六の発明
は、第一の発明の吊下げ治具(40)において、前記支
持部材(41)において、前記吊支位置(J2)を、前
記各吊下部材(42)と前記支持部材(41)との間の
各吊下部材接続箇所(CS)よりも所定距離(YK)上
方に配置し、前記各吊下部材(42)を介して前記支持
部材(41)に作用する前記鉄筋(6)の負荷による回
転モーメントの回転中心を、前記各吊下部材接続箇所
(CS)よりも所定距離(YK)上方に配置したことを
特徴とする。また本発明のうち第七の発明は、複数本の
上下方向に伸延した鉄筋(6)を、互いに平行な形で既
設の鉄筋(6)の上端部にそれぞれ接続することによ
り、前記複数本の鉄筋(6)を建込む鉄筋の建込み方法
において、前記複数本の鉄筋(6)を、揚重手段(3
0)により一点吊りした請求項1記載の吊下げ治具(2
3、40)を介して、前記既設の鉄筋(6)の接続位置
(P1)の上方に対応整合させる形で、しかもこれら鉄
筋(6)の下端と、該下端と対応した前記鉄筋の接続位
置(P1)との上下距離(H1〜H5)をそれぞれ異ら
せる形で一度に揚重吊下し、前記一点吊りされた吊下げ
治具(23)の支持部材(25、41、60)を前記吊
支位置(J1、J2)を中心に垂直面内で回動させる形
で、前記吊下された各鉄筋(6)を1本づつ順次下方に
引っ張り降下させることにより、該鉄筋(6)を対応す
る前記鉄筋の接続位置(P1)に順次到達させると共
に、該到達した鉄筋(6)を対応する既設の鉄筋(6)
に順次接続して構成される。また本発明のうち第八の発
明は、第一の発明の吊下げ治具(23、40)の支持部
材(25、41、60)に吊下された、結束手段吊下部
材(51)を有し、前記結束手段吊下部材(51)の下
端側に結束手段(52)を接続して設け、前記結束手段
(52)は、前記吊下げ治具(23、40)により吊下
される複数の鉄筋(6)にそれぞれ接続自在な複数の鉄
筋接続部材(53、56)と、これら鉄筋接続部材(5
3、56)相互間を接続する結束接続部材(55)とで
構成したことを特徴とする。なお、( )内の番号等
は、図面における対応する要素を示す、便宜的なもので
あり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束される
ものではない。以下の作用の欄についても同様である。
発明は、揚重手段(30)により所定の吊支位置(J
1、J2)において一点吊りされ得る支持部材(25、
41、60)を有し、前記支持部材(25、41、6
0)に複数の吊下部材(27、42)を、これら吊下部
材(27、42)が前記吊支位置(J1、J2)を中心
に両側に配置される形で水平方向に並列に配設し、前記
各吊下部材(27、42)の先端に鉄筋(6)と接続自
在な接続部材(29、43)を設けて構成される。また
本発明のうち第二の発明は、第一の発明の吊下げ治具
(23)において、前記支持部材(60)は、前記揚重
手段(30)により所定の吊支位置(J1)において一
点吊りされ得る支持部材本体(61)を有し、前記支持
部材本体(61)に、複数の副支持部材(62)を前記
支持部材本体に対して一点で枢着支持される形でかつ水
平方向に並列に配置した形で設け、前記副支持部材(6
2)に、それぞれ複数の前記吊下部材(27)を配設し
たことを特徴とする。また本発明のうち第三の発明は、
第一の発明の吊下げ治具(23、40)において、前記
接続部材(29、43)を、該接続部材(29、43)
に接続される鉄筋(6)に沿って摺動移動し得るように
設けて構成される。また本発明のうち第四の発明は、第
一の発明の吊下げ治具(23、40)において、前記吊
下部材(27、42)による前記接続部材(29、4
3)の吊下距離(Q1〜Q5)が、前記吊支位置(J
1、J2)に近い位置に配置された吊下部材(27、4
2)ほど短くなるようにして設けて構成される。また本
発明のうち第五の発明は、第一の発明の吊下げ治具(2
3、40)において、前記支持部材(25、41、6
0)に配設されている吊下部材(27、42)は偶数本
であることを特徴とする。また本発明のうち第六の発明
は、第一の発明の吊下げ治具(40)において、前記支
持部材(41)において、前記吊支位置(J2)を、前
記各吊下部材(42)と前記支持部材(41)との間の
各吊下部材接続箇所(CS)よりも所定距離(YK)上
方に配置し、前記各吊下部材(42)を介して前記支持
部材(41)に作用する前記鉄筋(6)の負荷による回
転モーメントの回転中心を、前記各吊下部材接続箇所
(CS)よりも所定距離(YK)上方に配置したことを
特徴とする。また本発明のうち第七の発明は、複数本の
上下方向に伸延した鉄筋(6)を、互いに平行な形で既
設の鉄筋(6)の上端部にそれぞれ接続することによ
り、前記複数本の鉄筋(6)を建込む鉄筋の建込み方法
において、前記複数本の鉄筋(6)を、揚重手段(3
0)により一点吊りした請求項1記載の吊下げ治具(2
3、40)を介して、前記既設の鉄筋(6)の接続位置
(P1)の上方に対応整合させる形で、しかもこれら鉄
筋(6)の下端と、該下端と対応した前記鉄筋の接続位
置(P1)との上下距離(H1〜H5)をそれぞれ異ら
せる形で一度に揚重吊下し、前記一点吊りされた吊下げ
治具(23)の支持部材(25、41、60)を前記吊
支位置(J1、J2)を中心に垂直面内で回動させる形
で、前記吊下された各鉄筋(6)を1本づつ順次下方に
引っ張り降下させることにより、該鉄筋(6)を対応す
る前記鉄筋の接続位置(P1)に順次到達させると共
に、該到達した鉄筋(6)を対応する既設の鉄筋(6)
に順次接続して構成される。また本発明のうち第八の発
明は、第一の発明の吊下げ治具(23、40)の支持部
材(25、41、60)に吊下された、結束手段吊下部
材(51)を有し、前記結束手段吊下部材(51)の下
端側に結束手段(52)を接続して設け、前記結束手段
(52)は、前記吊下げ治具(23、40)により吊下
される複数の鉄筋(6)にそれぞれ接続自在な複数の鉄
筋接続部材(53、56)と、これら鉄筋接続部材(5
3、56)相互間を接続する結束接続部材(55)とで
構成したことを特徴とする。なお、( )内の番号等
は、図面における対応する要素を示す、便宜的なもので
あり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束される
ものではない。以下の作用の欄についても同様である。
【0005】
【作用】上記した構成により本発明のうち第一の発明で
は、一度に複数の鉄筋(6)を吊下し、一点吊りされる
支持部材(25、41、60)が吊支位置(J1、J
2)を中心に垂直面内で回動されるように作用する。ま
た本発明のうち第二の発明では、吊下部材(27)を介
して鉄筋(6)を吊下した各副支持部材(62)の垂直
面内の揺動は支持部材本体(61)に直接伝達されるこ
とがない。また本発明のうち第三の発明では、接続部材
(29、43)を鉄筋(6)に沿って摺動移動させるこ
とにより、接続部材(29、43)を、該鉄筋(6)を
吊下していた際の所定の接続支持位置(T1)から該鉄
筋(6)における任意の位置に移動自在となる。また本
発明のうち第四の発明では、吊下げ治具(23、40)
によって吊下された鉄筋(6)のうち、その吊下距離
(Q1〜Q5)がより長いもの、即ちより外側に吊下さ
れたものから順に、吊下された鉄筋(6)を対応する既
設の鉄筋(6)に接続する作業を行う。また本発明のう
ち第五の発明では、吊下げ治具(23、40)を介して
一度に揚重吊下した複数本の鉄筋(6)を既設の鉄筋
(6)に順次接続した後、最後の2本の鉄筋(6)を接
続する際には、支持部材(25、41、60)を吊支位
置(J1、J2)を中心に垂直面内で回動させる形で、
該吊支位置(J1、J2)を中心に両側にそれぞれ1本
づつ吊下された鉄筋(6)のうちの1本を下方に引っ張
り降下させることにより、該鉄筋(6)を対応する既設
の鉄筋(6)に接続する。また本発明のうち第六の発明
では、前記回転中心である吊支位置(J1、J2)と各
吊下部材接続箇所(CS)を結ぶ直線(α)と、吊支位
置(J1、J2)を通る鉛直な中心線(RQ)とのなす
角(θ)は極力小さくなっている。また本発明のうち第
七の発明では、一度に揚重吊下された複数の鉄筋(6)
のうち、接続位置(P1)に位置合わせし既設の鉄筋
(6)に接続すべき鉄筋(6)を1本づつ順次下方に引
っ張り降下させ、従って既設の鉄筋(6)と未接続状態
の残りの鉄筋(6)は空中で待機させる。また本発明の
うち第八の発明では、吊下げ治具(23、40)を介し
て一度に揚重吊下した複数の鉄筋(6)は、鉄筋接続部
材(53、56)及び結束接続部材(55)を介して互
いに結束される。
は、一度に複数の鉄筋(6)を吊下し、一点吊りされる
支持部材(25、41、60)が吊支位置(J1、J
2)を中心に垂直面内で回動されるように作用する。ま
た本発明のうち第二の発明では、吊下部材(27)を介
して鉄筋(6)を吊下した各副支持部材(62)の垂直
面内の揺動は支持部材本体(61)に直接伝達されるこ
とがない。また本発明のうち第三の発明では、接続部材
(29、43)を鉄筋(6)に沿って摺動移動させるこ
とにより、接続部材(29、43)を、該鉄筋(6)を
吊下していた際の所定の接続支持位置(T1)から該鉄
筋(6)における任意の位置に移動自在となる。また本
発明のうち第四の発明では、吊下げ治具(23、40)
によって吊下された鉄筋(6)のうち、その吊下距離
(Q1〜Q5)がより長いもの、即ちより外側に吊下さ
れたものから順に、吊下された鉄筋(6)を対応する既
設の鉄筋(6)に接続する作業を行う。また本発明のう
ち第五の発明では、吊下げ治具(23、40)を介して
一度に揚重吊下した複数本の鉄筋(6)を既設の鉄筋
(6)に順次接続した後、最後の2本の鉄筋(6)を接
続する際には、支持部材(25、41、60)を吊支位
置(J1、J2)を中心に垂直面内で回動させる形で、
該吊支位置(J1、J2)を中心に両側にそれぞれ1本
づつ吊下された鉄筋(6)のうちの1本を下方に引っ張
り降下させることにより、該鉄筋(6)を対応する既設
の鉄筋(6)に接続する。また本発明のうち第六の発明
では、前記回転中心である吊支位置(J1、J2)と各
吊下部材接続箇所(CS)を結ぶ直線(α)と、吊支位
置(J1、J2)を通る鉛直な中心線(RQ)とのなす
角(θ)は極力小さくなっている。また本発明のうち第
七の発明では、一度に揚重吊下された複数の鉄筋(6)
のうち、接続位置(P1)に位置合わせし既設の鉄筋
(6)に接続すべき鉄筋(6)を1本づつ順次下方に引
っ張り降下させ、従って既設の鉄筋(6)と未接続状態
の残りの鉄筋(6)は空中で待機させる。また本発明の
うち第八の発明では、吊下げ治具(23、40)を介し
て一度に揚重吊下した複数の鉄筋(6)は、鉄筋接続部
材(53、56)及び結束接続部材(55)を介して互
いに結束される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明による吊下げ治具の一例を用いた主
鉄筋の建込み作業における一工程を示した図、図2は、
図1に示す作業が適用される橋脚施工現場の斜視図、図
3は、図2のI矢視図、図4は、図3のX1−Y1線断
面図、図5は、図1に示す作業の他の一工程を示した
図、図6(a)乃至図6(d)は、図1に示す作業のう
ちの各工程を模式的に示した図、図7乃至図11は、本
発明による吊下げ治具の他の一例を示した図、図12
は、図11に示す吊下げ治具についての使用状態の一つ
を示した図、図13及び図14は、本発明による吊下げ
治具の他の一例を示した図、図15は、本発明による鉄
筋揺動防止治具の一例を示した図、図16(a)は、図
15に示す鉄筋揺動防止治具のうち鉄筋接続部材付近の
拡大斜視図、図16(b)は、本発明による鉄筋揺動防
止治具の他の一例のうち、鉄筋接続部材付近を示した拡
大斜視図、図17(a)及び図17(b)は、図15に
示す鉄筋揺動防止治具を用いた主鉄筋の建込み作業にお
ける一工程を示した図である。
る。図1は、本発明による吊下げ治具の一例を用いた主
鉄筋の建込み作業における一工程を示した図、図2は、
図1に示す作業が適用される橋脚施工現場の斜視図、図
3は、図2のI矢視図、図4は、図3のX1−Y1線断
面図、図5は、図1に示す作業の他の一工程を示した
図、図6(a)乃至図6(d)は、図1に示す作業のう
ちの各工程を模式的に示した図、図7乃至図11は、本
発明による吊下げ治具の他の一例を示した図、図12
は、図11に示す吊下げ治具についての使用状態の一つ
を示した図、図13及び図14は、本発明による吊下げ
治具の他の一例を示した図、図15は、本発明による鉄
筋揺動防止治具の一例を示した図、図16(a)は、図
15に示す鉄筋揺動防止治具のうち鉄筋接続部材付近の
拡大斜視図、図16(b)は、本発明による鉄筋揺動防
止治具の他の一例のうち、鉄筋接続部材付近を示した拡
大斜視図、図17(a)及び図17(b)は、図15に
示す鉄筋揺動防止治具を用いた主鉄筋の建込み作業にお
ける一工程を示した図である。
【0007】橋脚施工現場1には、図2に示すように、
橋脚施工現場1の地盤1a中に打ち込まれた図示しない
支持杭等を有する基礎2が設けられており、基礎2に
は、これから構築されようとしている橋脚3のうち既に
構築された一部であり鉄筋コンクリートからなる橋脚下
部3aが立設されている。橋脚下部3aは、水平断面が
図3に示すように長方形環状で長手方向が鉛直な筒状に
形成されており、橋脚下部3aには、図1及び図4に示
すように、鉛直方向に伸延した形の複数本の主鉄筋ユニ
ット5Aが埋設されている。各主鉄筋ユニット5Aは、
鉛直方向に伸延した形の複数の主鉄筋6が、ナット状の
カップラ6aを介して互いに直列に接続されることによ
って構成されており、各主鉄筋ユニット5Aは、各主鉄
筋ユニット5Aを構成する主鉄筋6のうち最も上側の主
鉄筋6の上端6c側が、前記橋脚下部3aのうちコンク
リート躯体部分の上端面3bから上方に突出する形で、
該橋脚下部3aに埋設されている。また、上端面3bか
ら上方に突出した各主鉄筋6の上端6cの位置は全て同
じ高さのレベルにあり、これら各主鉄筋6の上端6cに
はカップラ6aがそれぞれ螺嵌されている。また、これ
ら主鉄筋ユニット5Aは、橋脚下部3aの水平断面の外
周或いは内周が形成する長方形の各辺の伸延方向即ち、
図3の矢印A、B方向に沿って、配列された形で埋設さ
れており、この矢印A、B方向に隣接する主鉄筋ユニッ
ト5A、5Aの間は所定の間隔L1となっている。更
に、図3に示すように、橋脚下部3aの水平断面の外周
或いは内周が形成する長方形の各辺において、図の矢印
A、B方向に配列された主鉄筋ユニット5Aの列が2列
づつになる形で配列されている。また、これら主鉄筋ユ
ニット5Aのうち5本の主鉄筋ユニット5A(即ち、図
3の紙面上側のうち橋脚下部3aの水平断面の内側寄り
に位置する5本の主鉄筋ユニット5A)においては、上
端面3bから上方に突出した5本の主鉄筋6の上端6c
に、カップラ6aを介して、更に主鉄筋6がその上方に
それぞれ接続されており、主鉄筋ユニット5Aよりも更
に1本の主鉄筋6が多く接続された主鉄筋ユニット5B
となっている。なお、主鉄筋ユニット5Bの上端にもカ
ップラ6aがそれぞれ螺嵌されている。
橋脚施工現場1の地盤1a中に打ち込まれた図示しない
支持杭等を有する基礎2が設けられており、基礎2に
は、これから構築されようとしている橋脚3のうち既に
構築された一部であり鉄筋コンクリートからなる橋脚下
部3aが立設されている。橋脚下部3aは、水平断面が
図3に示すように長方形環状で長手方向が鉛直な筒状に
形成されており、橋脚下部3aには、図1及び図4に示
すように、鉛直方向に伸延した形の複数本の主鉄筋ユニ
ット5Aが埋設されている。各主鉄筋ユニット5Aは、
鉛直方向に伸延した形の複数の主鉄筋6が、ナット状の
カップラ6aを介して互いに直列に接続されることによ
って構成されており、各主鉄筋ユニット5Aは、各主鉄
筋ユニット5Aを構成する主鉄筋6のうち最も上側の主
鉄筋6の上端6c側が、前記橋脚下部3aのうちコンク
リート躯体部分の上端面3bから上方に突出する形で、
該橋脚下部3aに埋設されている。また、上端面3bか
ら上方に突出した各主鉄筋6の上端6cの位置は全て同
じ高さのレベルにあり、これら各主鉄筋6の上端6cに
はカップラ6aがそれぞれ螺嵌されている。また、これ
ら主鉄筋ユニット5Aは、橋脚下部3aの水平断面の外
周或いは内周が形成する長方形の各辺の伸延方向即ち、
図3の矢印A、B方向に沿って、配列された形で埋設さ
れており、この矢印A、B方向に隣接する主鉄筋ユニッ
ト5A、5Aの間は所定の間隔L1となっている。更
に、図3に示すように、橋脚下部3aの水平断面の外周
或いは内周が形成する長方形の各辺において、図の矢印
A、B方向に配列された主鉄筋ユニット5Aの列が2列
づつになる形で配列されている。また、これら主鉄筋ユ
ニット5Aのうち5本の主鉄筋ユニット5A(即ち、図
3の紙面上側のうち橋脚下部3aの水平断面の内側寄り
に位置する5本の主鉄筋ユニット5A)においては、上
端面3bから上方に突出した5本の主鉄筋6の上端6c
に、カップラ6aを介して、更に主鉄筋6がその上方に
それぞれ接続されており、主鉄筋ユニット5Aよりも更
に1本の主鉄筋6が多く接続された主鉄筋ユニット5B
となっている。なお、主鉄筋ユニット5Bの上端にもカ
ップラ6aがそれぞれ螺嵌されている。
【0008】また、基礎2には、図2に示すように、4
本の上下方向に伸延した昇降ポール7が、橋脚下部3a
に沿って、しかも橋脚下部3aを取り囲む形で立設され
ており、各昇降ポール7は、接続部材等により適宜橋脚
下部3aに接続されている。また、4本のうち1本の昇
降ポール7の上端部には、クレーン30が設けられてい
る。各昇降ポール7には、図4に示すように、これら昇
降ポール7に係合する形で、これら昇降ポール7に沿っ
て昇降し得る昇降装置9がそれぞれ設けられており、4
個の昇降装置9の上端には、図2乃至図4に示すよう
に、水平な板状のメインステージ10が、該メインステ
ージ10の上面の位置と橋脚下部3aの上端面3bの位
置とが略同じ高さのレベルになる形で支持されて設けら
れている。メインステージ10の中央には橋脚下部3a
が挿入され得る、橋脚下部3aの水平断面に整合対応し
た形の長方形の孔10aが設けられており、メインステ
ージ10の下面側には、4個の作業足場11が、橋脚下
部3aにおける4面の外周側面に各々、一つずつ対向す
る形で即ち、橋脚下部3aを取り囲む形で垂設されてお
り、メインステージ10の上面側には、筒状に形成され
た包囲壁12が、その内部12aが上下方向に伸延し、
かつ内部12aの中央側にメインステージ10の孔10
aを囲む形で立設されている。包囲壁12の上端には、
包囲壁12の内部12aと外部とを上下方向において閉
鎖する形の、水平な板状の屋根13が設けられている。
そして、屋根13には、前記橋脚下部3aの上端面3b
の上方に対応した位置のうち、少なくとも前記主鉄筋ユ
ニット5Aの上方に対応した位置に作業孔13aが設け
られている。
本の上下方向に伸延した昇降ポール7が、橋脚下部3a
に沿って、しかも橋脚下部3aを取り囲む形で立設され
ており、各昇降ポール7は、接続部材等により適宜橋脚
下部3aに接続されている。また、4本のうち1本の昇
降ポール7の上端部には、クレーン30が設けられてい
る。各昇降ポール7には、図4に示すように、これら昇
降ポール7に係合する形で、これら昇降ポール7に沿っ
て昇降し得る昇降装置9がそれぞれ設けられており、4
個の昇降装置9の上端には、図2乃至図4に示すよう
に、水平な板状のメインステージ10が、該メインステ
ージ10の上面の位置と橋脚下部3aの上端面3bの位
置とが略同じ高さのレベルになる形で支持されて設けら
れている。メインステージ10の中央には橋脚下部3a
が挿入され得る、橋脚下部3aの水平断面に整合対応し
た形の長方形の孔10aが設けられており、メインステ
ージ10の下面側には、4個の作業足場11が、橋脚下
部3aにおける4面の外周側面に各々、一つずつ対向す
る形で即ち、橋脚下部3aを取り囲む形で垂設されてお
り、メインステージ10の上面側には、筒状に形成され
た包囲壁12が、その内部12aが上下方向に伸延し、
かつ内部12aの中央側にメインステージ10の孔10
aを囲む形で立設されている。包囲壁12の上端には、
包囲壁12の内部12aと外部とを上下方向において閉
鎖する形の、水平な板状の屋根13が設けられている。
そして、屋根13には、前記橋脚下部3aの上端面3b
の上方に対応した位置のうち、少なくとも前記主鉄筋ユ
ニット5Aの上方に対応した位置に作業孔13aが設け
られている。
【0009】屋根13には、図4に示すように、その下
面の中央部において支持柱15が垂設されており、支持
柱15の下端には、作業足場16が既に形成された橋脚
下部3aの内部3cに挿入される形で垂設されている。
屋根13には、その下面側において4枚の鋼製の外型枠
17及び、4枚の鋼製の内型枠19がワイヤを介して釣
支されており、外型枠17及び内型枠19は、それぞれ
橋脚下部3aにおける4面の外周面及び、その内部3c
側における4面の内周面を覆う形で釣支されている。こ
れら外型枠9及び内型枠10は釣支されていると共に、
コンクリートが打設され固結して間もない橋脚下部3a
の一部を包囲する形で、タイボルト等を介して締結固定
された形で設置されている。
面の中央部において支持柱15が垂設されており、支持
柱15の下端には、作業足場16が既に形成された橋脚
下部3aの内部3cに挿入される形で垂設されている。
屋根13には、その下面側において4枚の鋼製の外型枠
17及び、4枚の鋼製の内型枠19がワイヤを介して釣
支されており、外型枠17及び内型枠19は、それぞれ
橋脚下部3aにおける4面の外周面及び、その内部3c
側における4面の内周面を覆う形で釣支されている。こ
れら外型枠9及び内型枠10は釣支されていると共に、
コンクリートが打設され固結して間もない橋脚下部3a
の一部を包囲する形で、タイボルト等を介して締結固定
された形で設置されている。
【0010】また、屋根13の上面側には、図1及び図
3及び図4に示すように、案内器具20が設けられてお
り、案内器具20は、屋根13に設けられた前記作業孔
13a全てを覆い尽くす形で敷設された形の、板状の板
状本体21を有している。なお、板状本体21は図示し
ないボルト等で屋根13に固定された形で敷設されてい
る。板状本体21には、その上面側において複数のスリ
ーブ22が接合され設けられている。スリーブ22は、
内部が上方に向かって拡大する漏斗状に形成されてお
り、スリーブ22の内面は案内面22cとなっている。
また、各スリーブ22は、その下端側(即ち、より縮小
した側の端部側)において板状本体21の上面側に接合
されている。なお、各スリーブ22の上側の開口端部2
2bの位置は全て同じ高さのレベルになっている。ま
た、板状本体21には、接合された各スリーブ22に対
応した位置に、該板状本体21を上下方向に貫通する形
の鉄筋ガイド孔22aが設けられており、各スリーブ2
2の内部と、これらスリーブ22に対応した各鉄筋ガイ
ド孔22aとは、互いに上下方向に連通接続している。
なお、各鉄筋ガイド孔22aは、屋根13の作業孔13
aの上方に対応して位置しているとともに、各鉄筋ガイ
ド孔22aは各主鉄筋ユニット5Aの上方に対応して位
置している。つまり、矢印A、B方向に所定の間隔L1
で配列されている主鉄筋ユニット5Aに対応して、鉄筋
ガイド孔22aは矢印A、B方向に同じく所定の間隔L
1で配列されている。また、前述の5本の主鉄筋ユニッ
ト5Bは、対応した位置にある作業孔13a及び、鉄筋
ガイド孔22aをそれぞれ貫通し、鉄筋ガイド孔22a
の上方のスリーブ22を貫通しており、貫通した上端側
は案内器具20の上方に位置している。
3及び図4に示すように、案内器具20が設けられてお
り、案内器具20は、屋根13に設けられた前記作業孔
13a全てを覆い尽くす形で敷設された形の、板状の板
状本体21を有している。なお、板状本体21は図示し
ないボルト等で屋根13に固定された形で敷設されてい
る。板状本体21には、その上面側において複数のスリ
ーブ22が接合され設けられている。スリーブ22は、
内部が上方に向かって拡大する漏斗状に形成されてお
り、スリーブ22の内面は案内面22cとなっている。
また、各スリーブ22は、その下端側(即ち、より縮小
した側の端部側)において板状本体21の上面側に接合
されている。なお、各スリーブ22の上側の開口端部2
2bの位置は全て同じ高さのレベルになっている。ま
た、板状本体21には、接合された各スリーブ22に対
応した位置に、該板状本体21を上下方向に貫通する形
の鉄筋ガイド孔22aが設けられており、各スリーブ2
2の内部と、これらスリーブ22に対応した各鉄筋ガイ
ド孔22aとは、互いに上下方向に連通接続している。
なお、各鉄筋ガイド孔22aは、屋根13の作業孔13
aの上方に対応して位置しているとともに、各鉄筋ガイ
ド孔22aは各主鉄筋ユニット5Aの上方に対応して位
置している。つまり、矢印A、B方向に所定の間隔L1
で配列されている主鉄筋ユニット5Aに対応して、鉄筋
ガイド孔22aは矢印A、B方向に同じく所定の間隔L
1で配列されている。また、前述の5本の主鉄筋ユニッ
ト5Bは、対応した位置にある作業孔13a及び、鉄筋
ガイド孔22aをそれぞれ貫通し、鉄筋ガイド孔22a
の上方のスリーブ22を貫通しており、貫通した上端側
は案内器具20の上方に位置している。
【0011】一方、クレーン30のフック30aは、図
1及び図4に示すように、屋根13の上方に位置してお
り、該フック30aには吊下げ治具23が釣支されてい
る。即ち、吊下げ治具23は、フック30aによって1
本のワイヤ26を介して天秤状に一点支持された治具本
体25を有しており、治具本体25は前記ワイヤ26と
の接続箇所J1を中心として図の矢印C、D方向に伸延
した形状になっている。従って、治具本体25が前記ワ
イヤ26を介してクレーン30のフック30aに支持さ
れることによって、吊下げ治具23は該フック30aに
釣支されている。治具本体25の下部側には5本のチェ
ーン27がそれらの一端において接続固定されて垂設さ
れており、これらチェーン27は、前記接続箇所J1の
両側、即ち該接続箇所J1を中心に矢印C、D方向に対
称に配置された形で、しかも治具本体25の長手方向即
ち、矢印C、D方向に沿って所定の間隔L1で配列され
垂設されている。また、各チェーン27の他端には、図
1及び図7に示すように、U字型に湾曲成形され、上下
方向に伸延した形のU字型鋼板29a及び、クレビスピ
ン等のピン部材29bから構成された吊り金具29がそ
れぞれ接続されており、各吊り金具29には上端にカッ
プラ6aが螺嵌された主鉄筋6がそれぞれ係合支持、即
ち接続されている。つまり、各主鉄筋6はU字型鋼板2
9aの内側に上下方向に挿入されており、U字型鋼板2
9aの開口部29c側にはピン部材29bが、前記挿入
された主鉄筋6がU字型鋼板29aの開口部29c側に
抜け出さないように着脱自在に設置されている。また主
鉄筋6のカップラ6aは、U字型鋼板29aの内側を貫
通できない大きさとなっているため、U字型鋼板29a
等に当接して係合支持されている。即ち、吊り金具29
は、各主鉄筋6のカップラ6aのすぐ下の位置である所
定の接続支持位置T1において、これら主鉄筋6を接続
している。一方、チェーン27に接続された吊り金具2
9と治具本体25との間の上下間隔をチェーン27によ
る吊り金具29の吊下距離とし、最も矢印C側のチェー
ン27による吊り金具29の吊下距離を吊下距離Q1、
その矢印D側に順次隣接したチェーン27による吊り金
具29の吊下距離を順次吊下距離Q2、Q3、Q4、Q
5とする。つまり、吊下距離Q1〜Q5は、吊下距離Q
3、Q4、Q2、Q5、Q1の順、即ち前記接続箇所J
1に近い順に短くなっている。なお、チェーン27が矢
印C、D方向に沿って所定の間隔L1で配列されてお
り、治具本体25は水平に近い状態になっているので、
吊下げられている主鉄筋6も矢印C、D方向に沿ってほ
ぼ所定の間隔L1で配列され吊下げられている。そし
て、これら吊り金具29に係合支持された主鉄筋6は、
その下端側が前記案内器具20の鉄筋ガイド孔22aを
貫通した状態で吊下げられている。
1及び図4に示すように、屋根13の上方に位置してお
り、該フック30aには吊下げ治具23が釣支されてい
る。即ち、吊下げ治具23は、フック30aによって1
本のワイヤ26を介して天秤状に一点支持された治具本
体25を有しており、治具本体25は前記ワイヤ26と
の接続箇所J1を中心として図の矢印C、D方向に伸延
した形状になっている。従って、治具本体25が前記ワ
イヤ26を介してクレーン30のフック30aに支持さ
れることによって、吊下げ治具23は該フック30aに
釣支されている。治具本体25の下部側には5本のチェ
ーン27がそれらの一端において接続固定されて垂設さ
れており、これらチェーン27は、前記接続箇所J1の
両側、即ち該接続箇所J1を中心に矢印C、D方向に対
称に配置された形で、しかも治具本体25の長手方向即
ち、矢印C、D方向に沿って所定の間隔L1で配列され
垂設されている。また、各チェーン27の他端には、図
1及び図7に示すように、U字型に湾曲成形され、上下
方向に伸延した形のU字型鋼板29a及び、クレビスピ
ン等のピン部材29bから構成された吊り金具29がそ
れぞれ接続されており、各吊り金具29には上端にカッ
プラ6aが螺嵌された主鉄筋6がそれぞれ係合支持、即
ち接続されている。つまり、各主鉄筋6はU字型鋼板2
9aの内側に上下方向に挿入されており、U字型鋼板2
9aの開口部29c側にはピン部材29bが、前記挿入
された主鉄筋6がU字型鋼板29aの開口部29c側に
抜け出さないように着脱自在に設置されている。また主
鉄筋6のカップラ6aは、U字型鋼板29aの内側を貫
通できない大きさとなっているため、U字型鋼板29a
等に当接して係合支持されている。即ち、吊り金具29
は、各主鉄筋6のカップラ6aのすぐ下の位置である所
定の接続支持位置T1において、これら主鉄筋6を接続
している。一方、チェーン27に接続された吊り金具2
9と治具本体25との間の上下間隔をチェーン27によ
る吊り金具29の吊下距離とし、最も矢印C側のチェー
ン27による吊り金具29の吊下距離を吊下距離Q1、
その矢印D側に順次隣接したチェーン27による吊り金
具29の吊下距離を順次吊下距離Q2、Q3、Q4、Q
5とする。つまり、吊下距離Q1〜Q5は、吊下距離Q
3、Q4、Q2、Q5、Q1の順、即ち前記接続箇所J
1に近い順に短くなっている。なお、チェーン27が矢
印C、D方向に沿って所定の間隔L1で配列されてお
り、治具本体25は水平に近い状態になっているので、
吊下げられている主鉄筋6も矢印C、D方向に沿ってほ
ぼ所定の間隔L1で配列され吊下げられている。そし
て、これら吊り金具29に係合支持された主鉄筋6は、
その下端側が前記案内器具20の鉄筋ガイド孔22aを
貫通した状態で吊下げられている。
【0012】橋脚施工現場1及び、案内器具20及び、
吊下げ治具23等は以上のように構成されているので、
該橋脚施工現場1において、吊下げ治具23を用いて、
主鉄筋6の建込み作業を行うと以下のようになる。な
お、橋脚下部3aには複数本の既設された主鉄筋ユニッ
ト5Aが埋設されているが、主鉄筋ユニット5Aの上方
に主鉄筋6が更に接続された形の主鉄筋ユニット5Bは
未だ構築されておらず、以下説明する主鉄筋6の建込み
作業によって、これら複数本の既設された主鉄筋ユニッ
ト5Aの上方に、主鉄筋6を各1本づつ接続する形で建
込み作業を行い、主鉄筋ユニット5Bを構築するものと
する。
吊下げ治具23等は以上のように構成されているので、
該橋脚施工現場1において、吊下げ治具23を用いて、
主鉄筋6の建込み作業を行うと以下のようになる。な
お、橋脚下部3aには複数本の既設された主鉄筋ユニッ
ト5Aが埋設されているが、主鉄筋ユニット5Aの上方
に主鉄筋6が更に接続された形の主鉄筋ユニット5Bは
未だ構築されておらず、以下説明する主鉄筋6の建込み
作業によって、これら複数本の既設された主鉄筋ユニッ
ト5Aの上方に、主鉄筋6を各1本づつ接続する形で建
込み作業を行い、主鉄筋ユニット5Bを構築するものと
する。
【0013】まず、複数本の既設された主鉄筋ユニット
5Aのうち、図の矢印A、B方向に5本並列に並んでい
る5本の主鉄筋ユニット5Aについて建込み作業を行
う。即ち、地上において前記吊下げ治具23の各吊り金
具に一端にカップラ6aが螺嵌された主鉄筋6を1本づ
つ係合して取付ける。次いで、クレーン30のフック3
0aに該吊下げ治具23のワイヤ26、26を掛けて、
クレーン30を駆動して、吊下げ治具23を揚重する。
吊下げ治具23の揚重により、吊り金具が揚重されるの
で、該吊り金具は取付けられた前記主鉄筋6に沿って、
該主鉄筋6のカップラ6aに当接する位置である接続支
持位置T1まで摺動移動して該主鉄筋6と接続される
(或いは、吊り金具は接続支持位置T1にそのまま停止
して主鉄筋6との接続状態を維持する。)。また、吊り
金具と主鉄筋6とが接続した状態で、該吊り金具が揚重
されることより、各吊り金具に接続された5本の主鉄筋
6も一度に吊り下げられ揚重される。なお、吊下げ治具
23により吊り下げられた5本の主鉄筋6は、外部から
荷重等が加わっておらず、また5本の主鉄筋6は治具本
体25の接続箇所J1を中心に両側、即ち左右対称に吊
下されているので、ワイヤ26により一点支持された治
具本体25は水平な状態になっている。更にクレーン3
0を駆動して吊下げ治具23を屋根13の上方に移動さ
せると共に、クレーン30の駆動、或いは、屋根13の
上に位置する図示しない作業員が吊り下げられた5本の
主鉄筋6を掴み引っ張り、吊下げ治具23を水平方向で
回転移動等させることによって、該吊下げ治具23の向
きを調整する。吊下げ治具23の向きの調整によって、
吊下げ治具23に吊り下げられた5本の主鉄筋6の下端
6bが、これら主鉄筋6を接続すべき接続位置P1即
ち、これら主鉄筋6を接続すべき5本の主鉄筋ユニット
5Aの上端6cの位置に対応した屋根13上の案内器具
20のスリーブ22の上方に一対一で対応した位置にな
るように、主鉄筋6の下端6bの位置を調整する。即
ち、図5の矢印A、B方向に所定の間隔L1で配列され
た主鉄筋ユニット5Aに対応して配列されているスリー
ブ22に、吊下げ治具23によって現在水平になってい
る図の矢印C、D方向に同じく所定の間隔L1で吊下げ
られた主鉄筋6の下端6bを対応させるのであるから、
吊下げられた主鉄筋6を1本1本個々に位置合わせする
必要がなく、吊下げ治具23の位置調整のみで主鉄筋6
の下端6bの位置調整が容易にできる。主鉄筋6の下端
の位置調整がなされた後、引き続きクレーン30を駆動
して、吊下げ治具23を下方に降下させて、吊下げ治具
23の降下に伴わせて主鉄筋6を降下させる。
5Aのうち、図の矢印A、B方向に5本並列に並んでい
る5本の主鉄筋ユニット5Aについて建込み作業を行
う。即ち、地上において前記吊下げ治具23の各吊り金
具に一端にカップラ6aが螺嵌された主鉄筋6を1本づ
つ係合して取付ける。次いで、クレーン30のフック3
0aに該吊下げ治具23のワイヤ26、26を掛けて、
クレーン30を駆動して、吊下げ治具23を揚重する。
吊下げ治具23の揚重により、吊り金具が揚重されるの
で、該吊り金具は取付けられた前記主鉄筋6に沿って、
該主鉄筋6のカップラ6aに当接する位置である接続支
持位置T1まで摺動移動して該主鉄筋6と接続される
(或いは、吊り金具は接続支持位置T1にそのまま停止
して主鉄筋6との接続状態を維持する。)。また、吊り
金具と主鉄筋6とが接続した状態で、該吊り金具が揚重
されることより、各吊り金具に接続された5本の主鉄筋
6も一度に吊り下げられ揚重される。なお、吊下げ治具
23により吊り下げられた5本の主鉄筋6は、外部から
荷重等が加わっておらず、また5本の主鉄筋6は治具本
体25の接続箇所J1を中心に両側、即ち左右対称に吊
下されているので、ワイヤ26により一点支持された治
具本体25は水平な状態になっている。更にクレーン3
0を駆動して吊下げ治具23を屋根13の上方に移動さ
せると共に、クレーン30の駆動、或いは、屋根13の
上に位置する図示しない作業員が吊り下げられた5本の
主鉄筋6を掴み引っ張り、吊下げ治具23を水平方向で
回転移動等させることによって、該吊下げ治具23の向
きを調整する。吊下げ治具23の向きの調整によって、
吊下げ治具23に吊り下げられた5本の主鉄筋6の下端
6bが、これら主鉄筋6を接続すべき接続位置P1即
ち、これら主鉄筋6を接続すべき5本の主鉄筋ユニット
5Aの上端6cの位置に対応した屋根13上の案内器具
20のスリーブ22の上方に一対一で対応した位置にな
るように、主鉄筋6の下端6bの位置を調整する。即
ち、図5の矢印A、B方向に所定の間隔L1で配列され
た主鉄筋ユニット5Aに対応して配列されているスリー
ブ22に、吊下げ治具23によって現在水平になってい
る図の矢印C、D方向に同じく所定の間隔L1で吊下げ
られた主鉄筋6の下端6bを対応させるのであるから、
吊下げられた主鉄筋6を1本1本個々に位置合わせする
必要がなく、吊下げ治具23の位置調整のみで主鉄筋6
の下端6bの位置調整が容易にできる。主鉄筋6の下端
の位置調整がなされた後、引き続きクレーン30を駆動
して、吊下げ治具23を下方に降下させて、吊下げ治具
23の降下に伴わせて主鉄筋6を降下させる。
【0014】ところで、上述したように、案内器具20
の各スリーブ22の上側の開口端部22bの位置は全て
同じ高さのレベルにあると共に、吊下げ治具23の各チ
ェーン27の長さ、即ち吊下距離Q1〜Q5がそれぞれ
異なっているため、吊下げられた主鉄筋6を案内器具2
0の各スリーブ22に向かって降下させることにより、
吊下げられた5本の主鉄筋6のうち、図5に示すよう
に、図の矢印C側端のチェーン27により吊下げられた
主鉄筋6が、その下端6bにおいてまず対応したスリー
ブ22の上側の開口端部22bに到達し、続いて順次、
矢印D側端のチェーン27により吊下げられた主鉄筋
6、次いで矢印C側端より2番目のチェーン27により
吊下げられた主鉄筋6が、次いで矢印D側端より2番目
のチェーン27により吊下げられた主鉄筋6が、次いで
中央のチェーン27により吊下げられた主鉄筋6が各下
端6bにおいて対応した開口端部22bに到達する。つ
まり、各到達は降下時間の差による時間差をもって行わ
れる。それぞれ対応したスリーブ22の開口端部22b
に順次到達した主鉄筋6は、更なる降下にともなって、
到達した各開口端部22bよりスリーブ22に挿嵌さ
れ、スリーブ22の内側の案内面22cに案内される形
で鉄筋ガイド孔22aに挿嵌する。なお、案内器具20
のスリーブ22は、上述したように漏斗状に形成されて
おり、開口端部22b側が拡大しているので、各開口端
部22bに到達した主鉄筋6の下端6bの位置がこの開
口端部22bの中心部から水平方向にズレていても、該
主鉄筋6の下端6bが極力該開口端部22bの中に導入
され、従って、該主鉄筋6が極力該開口端部22bより
鉄筋ガイド孔22aに挿嵌し得るようになっている。そ
れ故、上述した主鉄筋6の下端6bの位置調整時の該下
端6bの位置の誤差及び、主鉄筋6の降下途中の揺動に
よって生じる該下端6bの位置の誤差を極力許し得るの
で、該下端6bの位置調整作業及び、主鉄筋6の降下作
業における手間と時間が省かれる。また、主鉄筋6の下
端6bの位置調整時の該下端6bの位置の誤差及び、主
鉄筋6の降下途中の揺動によって生じる該下端6bの位
置の誤差が許容範囲外に大きい場合には、屋根13の上
に位置する図示しない作業員は吊り下げられた各主鉄筋
6を掴み引っ張り、各主鉄筋6の下端6bを開口端部2
2bの中に導入する必要がある。しかし、上述したよう
に、各主鉄筋6は各開口端部22bへ時間差をもって到
達することから、1人の図示しない作業員が、開口端部
22b付近に到達した主鉄筋6の下端6bを、到達の早
いものから順次1つづつ、開口端部22bに導入するこ
とが可能となる。つまり、図示しない作業員の人数の節
約が実現され、橋脚施工作業全体の作業能率が向上す
る。
の各スリーブ22の上側の開口端部22bの位置は全て
同じ高さのレベルにあると共に、吊下げ治具23の各チ
ェーン27の長さ、即ち吊下距離Q1〜Q5がそれぞれ
異なっているため、吊下げられた主鉄筋6を案内器具2
0の各スリーブ22に向かって降下させることにより、
吊下げられた5本の主鉄筋6のうち、図5に示すよう
に、図の矢印C側端のチェーン27により吊下げられた
主鉄筋6が、その下端6bにおいてまず対応したスリー
ブ22の上側の開口端部22bに到達し、続いて順次、
矢印D側端のチェーン27により吊下げられた主鉄筋
6、次いで矢印C側端より2番目のチェーン27により
吊下げられた主鉄筋6が、次いで矢印D側端より2番目
のチェーン27により吊下げられた主鉄筋6が、次いで
中央のチェーン27により吊下げられた主鉄筋6が各下
端6bにおいて対応した開口端部22bに到達する。つ
まり、各到達は降下時間の差による時間差をもって行わ
れる。それぞれ対応したスリーブ22の開口端部22b
に順次到達した主鉄筋6は、更なる降下にともなって、
到達した各開口端部22bよりスリーブ22に挿嵌さ
れ、スリーブ22の内側の案内面22cに案内される形
で鉄筋ガイド孔22aに挿嵌する。なお、案内器具20
のスリーブ22は、上述したように漏斗状に形成されて
おり、開口端部22b側が拡大しているので、各開口端
部22bに到達した主鉄筋6の下端6bの位置がこの開
口端部22bの中心部から水平方向にズレていても、該
主鉄筋6の下端6bが極力該開口端部22bの中に導入
され、従って、該主鉄筋6が極力該開口端部22bより
鉄筋ガイド孔22aに挿嵌し得るようになっている。そ
れ故、上述した主鉄筋6の下端6bの位置調整時の該下
端6bの位置の誤差及び、主鉄筋6の降下途中の揺動に
よって生じる該下端6bの位置の誤差を極力許し得るの
で、該下端6bの位置調整作業及び、主鉄筋6の降下作
業における手間と時間が省かれる。また、主鉄筋6の下
端6bの位置調整時の該下端6bの位置の誤差及び、主
鉄筋6の降下途中の揺動によって生じる該下端6bの位
置の誤差が許容範囲外に大きい場合には、屋根13の上
に位置する図示しない作業員は吊り下げられた各主鉄筋
6を掴み引っ張り、各主鉄筋6の下端6bを開口端部2
2bの中に導入する必要がある。しかし、上述したよう
に、各主鉄筋6は各開口端部22bへ時間差をもって到
達することから、1人の図示しない作業員が、開口端部
22b付近に到達した主鉄筋6の下端6bを、到達の早
いものから順次1つづつ、開口端部22bに導入するこ
とが可能となる。つまり、図示しない作業員の人数の節
約が実現され、橋脚施工作業全体の作業能率が向上す
る。
【0015】こうして、順次開口端部22bに導かれ、
鉄筋ガイド孔22aに挿嵌された主鉄筋6を更に降下さ
せて、屋根13の作業孔13a中を下方に挿嵌させ、包
囲壁12の内部12aに進入させ、それぞれ対応した主
鉄筋ユニット5Aの上端6c位置である接続位置P1に
向かって降下させる。なお、各主鉄筋6は接続位置P1
に対応した位置にある鉄筋ガイド孔22aに挿嵌されて
いるので、降下途中での揺動が防止されて安全性が高い
と共に、各主鉄筋6の下端6bとその対応した接続位置
P1との間における位置合わせを人手を介して行わなく
とも、各主鉄筋6の下端6bを、正確に降下させ、位置
合わせさせることができる。5本の主鉄筋6を更に降下
させて、これら5本の主鉄筋6の下端6bがそれぞれ対
応した主鉄筋ユニット5Aの上端6c位置である接続位
置P1のやや上方に位置する状態、例えば、図1或いは
図6(a)に示す状態(但し、図6(a)は便宜上前記
案内器具20等を省略して示している。なお、図6
(b)乃至図6(d)に関しても同様である)にしてク
レーン30による降下を停止する。ところで、上述した
ように、主鉄筋ユニット5Aの上端のカップラ6aの位
置即ち、接続位置P1は全て同じ高さのレベルにあるの
で、吊下げ治具23の各チェーン27に吊下げられた5
本の主鉄筋6の下端6bと、各対応した接続位置P1と
の間の相対的な上下距離を図1の紙面左側(即ち矢印C
側)から順に上下距離H1、H2、H3、H4、H5と
すると、上下距離H1、H5、H2、H4、H3の順に
短くなっている。即ち、橋脚下部3aの上端面3b付近
にいる図示しない作業員は、図1及び図6(a)の紙面
中最も左側(即ち最も矢印C側)に吊り下げられている
主鉄筋6を手で掴んで下方に引っ張り、図6(b)に示
すように、該主鉄筋6の下端6bを対応する接続位置P
1に位置合わせする。ところで治具本体25はワイヤ2
6との接続箇所J1において天秤状に一点支持されてい
るので、該治具本体25は該接続箇所J1を中心に図の
矢印S、T方向に垂直面内で回動自在になっている。つ
まり、図1及び図6(a)或いは、図6(b)の紙面中
最も左側に吊り下げられている主鉄筋6を手で掴んで下
方に引っ張る力を加えることにより治具本体25が接続
箇所J1を中心に図の矢印S方向に容易に回動され、従
って主鉄筋6が下方に容易に移動する。なお、主鉄筋6
の位置合わせにおいては、該主鉄筋6を手で掴んで下方
に引っ張る力の付与・解除を適宜行うことにより前記治
具本体25を矢印S、T方向に微妙に回動させて該主鉄
筋6の下端6bの位置を上下に微調整することができ
る。即ち、主鉄筋6の下端6bの位置をクレーン30を
用いず手作業により上下に微調整するので、主鉄筋6の
位置合わせ作業が容易に行われる。なお、図の最も矢印
C側に吊り下げられている主鉄筋6以外の4本の主鉄筋
6は、図6(b)に示すように、それぞれの対応する接
続位置P1に到達しておらず、従って吊下げられた状態
で空中で待機している。
鉄筋ガイド孔22aに挿嵌された主鉄筋6を更に降下さ
せて、屋根13の作業孔13a中を下方に挿嵌させ、包
囲壁12の内部12aに進入させ、それぞれ対応した主
鉄筋ユニット5Aの上端6c位置である接続位置P1に
向かって降下させる。なお、各主鉄筋6は接続位置P1
に対応した位置にある鉄筋ガイド孔22aに挿嵌されて
いるので、降下途中での揺動が防止されて安全性が高い
と共に、各主鉄筋6の下端6bとその対応した接続位置
P1との間における位置合わせを人手を介して行わなく
とも、各主鉄筋6の下端6bを、正確に降下させ、位置
合わせさせることができる。5本の主鉄筋6を更に降下
させて、これら5本の主鉄筋6の下端6bがそれぞれ対
応した主鉄筋ユニット5Aの上端6c位置である接続位
置P1のやや上方に位置する状態、例えば、図1或いは
図6(a)に示す状態(但し、図6(a)は便宜上前記
案内器具20等を省略して示している。なお、図6
(b)乃至図6(d)に関しても同様である)にしてク
レーン30による降下を停止する。ところで、上述した
ように、主鉄筋ユニット5Aの上端のカップラ6aの位
置即ち、接続位置P1は全て同じ高さのレベルにあるの
で、吊下げ治具23の各チェーン27に吊下げられた5
本の主鉄筋6の下端6bと、各対応した接続位置P1と
の間の相対的な上下距離を図1の紙面左側(即ち矢印C
側)から順に上下距離H1、H2、H3、H4、H5と
すると、上下距離H1、H5、H2、H4、H3の順に
短くなっている。即ち、橋脚下部3aの上端面3b付近
にいる図示しない作業員は、図1及び図6(a)の紙面
中最も左側(即ち最も矢印C側)に吊り下げられている
主鉄筋6を手で掴んで下方に引っ張り、図6(b)に示
すように、該主鉄筋6の下端6bを対応する接続位置P
1に位置合わせする。ところで治具本体25はワイヤ2
6との接続箇所J1において天秤状に一点支持されてい
るので、該治具本体25は該接続箇所J1を中心に図の
矢印S、T方向に垂直面内で回動自在になっている。つ
まり、図1及び図6(a)或いは、図6(b)の紙面中
最も左側に吊り下げられている主鉄筋6を手で掴んで下
方に引っ張る力を加えることにより治具本体25が接続
箇所J1を中心に図の矢印S方向に容易に回動され、従
って主鉄筋6が下方に容易に移動する。なお、主鉄筋6
の位置合わせにおいては、該主鉄筋6を手で掴んで下方
に引っ張る力の付与・解除を適宜行うことにより前記治
具本体25を矢印S、T方向に微妙に回動させて該主鉄
筋6の下端6bの位置を上下に微調整することができ
る。即ち、主鉄筋6の下端6bの位置をクレーン30を
用いず手作業により上下に微調整するので、主鉄筋6の
位置合わせ作業が容易に行われる。なお、図の最も矢印
C側に吊り下げられている主鉄筋6以外の4本の主鉄筋
6は、図6(b)に示すように、それぞれの対応する接
続位置P1に到達しておらず、従って吊下げられた状態
で空中で待機している。
【0016】次いで、橋脚下部3aの上端面3b付近に
いる図示しない作業員は、接続位置P1に位置合わせさ
れた主鉄筋6(即ち最も矢印C側に吊るされた主鉄筋
6)の下端6bを、その到達した接続位置P1におい
て、対応した既設の主鉄筋ユニット5Aの上端6cとカ
ップラ6aを介して接続する。接続の後、クレーン30
の駆動を再開し、図6(c)に示すように、空中で待機
していた4本の主鉄筋6を所定の距離だけ降下させる。
即ち、最も矢印D側の主鉄筋6がその対応した接続位置
P1のやや上方に位置するように降下させる。なお、降
下によって最も矢印C側の吊り金具29は自立した主鉄
筋6に沿って摺動下降するので、該吊り金具29と主鉄
筋6との係合は解除される。つまり、最も矢印C側のチ
ェーン27に対する負荷がなくなる。次いで、橋脚下部
3aの上端面3b付近にいる図示しない作業員は、最も
矢印D側に吊り下げられている主鉄筋6を手で掴んで、
下方に引っ張り、該主鉄筋6の下端6bを対応する接続
位置P1に位置合わせする。つまり、図1の紙面中最も
矢印D側に吊り下げられている主鉄筋6を手で掴んで下
方に引っ張る力を加えることにより治具本体25が接続
箇所J1を中心に図1の矢印T方向に容易に回動され、
従って主鉄筋6が下方に容易に移動する。なお、この位
置合わせにおいても、該主鉄筋6を手で掴んで下方に引
っ張る力の付与・解除を適宜行うことにより前記治具本
体25を矢印S、T方向に微妙に回動させて該主鉄筋6
の下端6bの位置を上下に微調整する。なお、矢印C側
から2番目、矢印D側から2番目、及び中央に吊り下げ
られている主鉄筋6は、それぞれの対応する接続位置P
1に到達しておらず、従って吊下げられた状態で空中で
待機している。
いる図示しない作業員は、接続位置P1に位置合わせさ
れた主鉄筋6(即ち最も矢印C側に吊るされた主鉄筋
6)の下端6bを、その到達した接続位置P1におい
て、対応した既設の主鉄筋ユニット5Aの上端6cとカ
ップラ6aを介して接続する。接続の後、クレーン30
の駆動を再開し、図6(c)に示すように、空中で待機
していた4本の主鉄筋6を所定の距離だけ降下させる。
即ち、最も矢印D側の主鉄筋6がその対応した接続位置
P1のやや上方に位置するように降下させる。なお、降
下によって最も矢印C側の吊り金具29は自立した主鉄
筋6に沿って摺動下降するので、該吊り金具29と主鉄
筋6との係合は解除される。つまり、最も矢印C側のチ
ェーン27に対する負荷がなくなる。次いで、橋脚下部
3aの上端面3b付近にいる図示しない作業員は、最も
矢印D側に吊り下げられている主鉄筋6を手で掴んで、
下方に引っ張り、該主鉄筋6の下端6bを対応する接続
位置P1に位置合わせする。つまり、図1の紙面中最も
矢印D側に吊り下げられている主鉄筋6を手で掴んで下
方に引っ張る力を加えることにより治具本体25が接続
箇所J1を中心に図1の矢印T方向に容易に回動され、
従って主鉄筋6が下方に容易に移動する。なお、この位
置合わせにおいても、該主鉄筋6を手で掴んで下方に引
っ張る力の付与・解除を適宜行うことにより前記治具本
体25を矢印S、T方向に微妙に回動させて該主鉄筋6
の下端6bの位置を上下に微調整する。なお、矢印C側
から2番目、矢印D側から2番目、及び中央に吊り下げ
られている主鉄筋6は、それぞれの対応する接続位置P
1に到達しておらず、従って吊下げられた状態で空中で
待機している。
【0017】次いで、図示しない作業員は、接続位置P
1に位置合わせされた主鉄筋6(即ち最も矢印D側に吊
るされた主鉄筋6)の下端6bを、その到達した接続位
置P1において、対応した既設の主鉄筋ユニット5Aの
上端6cとカップラ6aを介して接続する。接続の後、
クレーン30の駆動を再開し、図6(d)に示すよう
に、空中で待機していた3本の主鉄筋6を所定の距離だ
け降下させる。即ち、矢印C側から2番目の主鉄筋6が
その対応した接続位置P1のやや上方に位置するように
降下させる。なお、最も矢印C側及び最も矢印D側の吊
り金具29は自立した主鉄筋6に沿って摺動下降するの
で、これら吊り金具29と主鉄筋6との係合は解除され
る。つまり、最も矢印C側及び最も矢印D側のチェーン
27に対する負荷はない。次いで図示しない作業員は、
矢印C側より2番目に吊り下げられている主鉄筋6を手
で掴んで対応する接続位置P1に位置合わせする。つま
り、図1の紙面中最も矢印D側に吊り下げられている主
鉄筋6を手で掴んで下方に引っ張る力を加えることによ
り治具本体25が接続箇所J1を中心に図1の矢印S方
向に容易に回動され、従って主鉄筋6が下方に容易に移
動する。なお、この位置合わせにおいても、該主鉄筋6
を手で掴んで下方に引っ張る力の付与・解除を適宜行う
ことにより前記治具本体25を矢印S、T方向に微妙に
回動させて該主鉄筋6の下端6bの位置を上下に微調整
する。なお、矢印D側から2番目、中央に吊り下げられ
ている主鉄筋6は、それぞれの対応する接続位置P1に
到達しておらず、従って吊下げられた状態で空中で待機
している。
1に位置合わせされた主鉄筋6(即ち最も矢印D側に吊
るされた主鉄筋6)の下端6bを、その到達した接続位
置P1において、対応した既設の主鉄筋ユニット5Aの
上端6cとカップラ6aを介して接続する。接続の後、
クレーン30の駆動を再開し、図6(d)に示すよう
に、空中で待機していた3本の主鉄筋6を所定の距離だ
け降下させる。即ち、矢印C側から2番目の主鉄筋6が
その対応した接続位置P1のやや上方に位置するように
降下させる。なお、最も矢印C側及び最も矢印D側の吊
り金具29は自立した主鉄筋6に沿って摺動下降するの
で、これら吊り金具29と主鉄筋6との係合は解除され
る。つまり、最も矢印C側及び最も矢印D側のチェーン
27に対する負荷はない。次いで図示しない作業員は、
矢印C側より2番目に吊り下げられている主鉄筋6を手
で掴んで対応する接続位置P1に位置合わせする。つま
り、図1の紙面中最も矢印D側に吊り下げられている主
鉄筋6を手で掴んで下方に引っ張る力を加えることによ
り治具本体25が接続箇所J1を中心に図1の矢印S方
向に容易に回動され、従って主鉄筋6が下方に容易に移
動する。なお、この位置合わせにおいても、該主鉄筋6
を手で掴んで下方に引っ張る力の付与・解除を適宜行う
ことにより前記治具本体25を矢印S、T方向に微妙に
回動させて該主鉄筋6の下端6bの位置を上下に微調整
する。なお、矢印D側から2番目、中央に吊り下げられ
ている主鉄筋6は、それぞれの対応する接続位置P1に
到達しておらず、従って吊下げられた状態で空中で待機
している。
【0018】次いで、図示しない作業員は、接続位置P
1に位置合わせされた主鉄筋6(即ち矢印C側から2番
目に吊るされた主鉄筋6)の下端6bを、その到達した
接続位置P1において、対応した既設の主鉄筋ユニット
5Aの上端6cとカップラ6aを介して接続する。接続
の後、クレーン30の駆動を再開し、空中で待機してい
た2本の主鉄筋6を降下させ、矢印D側より2番目の主
鉄筋6の下端6bを、その対応する接続位置P1に到達
させて、降下を一時停止させ、中央の主鉄筋6を空中で
待機させて、到達した該主鉄筋6と主鉄筋ユニット5A
とをカップラ6aを介して接続する。接続の後、クレー
ン30の駆動を再開し、空中で待機していた中央の主鉄
筋6を降下させてその下端6bを、その対応する接続位
置P1に到達させて、降下を一時停止させ、該主鉄筋6
と主鉄筋ユニット5Aとをカップラ6aを介して接続す
る。なお、上述したように、待機中の主鉄筋6は各接続
位置P1に対応した位置にある鉄筋ガイド孔22aに挿
嵌されているので、待機中の揺動が防止されて安全性が
高いと共に、各主鉄筋6の下端6bの位置が待機中既に
その対応した接続位置P1の上方に対応整合されている
ので、これら待機中の主鉄筋6に対して接続作業を行う
際には、該作業への移行が迅速になされる。また、治具
本体25が矢印S、T方向に回動しても、待機中の主鉄
筋6は各接続位置P1に対応した位置にある鉄筋ガイド
孔22aに挿嵌されており、各接続位置P1に対応した
位置からずれることがないので都合がよい。
1に位置合わせされた主鉄筋6(即ち矢印C側から2番
目に吊るされた主鉄筋6)の下端6bを、その到達した
接続位置P1において、対応した既設の主鉄筋ユニット
5Aの上端6cとカップラ6aを介して接続する。接続
の後、クレーン30の駆動を再開し、空中で待機してい
た2本の主鉄筋6を降下させ、矢印D側より2番目の主
鉄筋6の下端6bを、その対応する接続位置P1に到達
させて、降下を一時停止させ、中央の主鉄筋6を空中で
待機させて、到達した該主鉄筋6と主鉄筋ユニット5A
とをカップラ6aを介して接続する。接続の後、クレー
ン30の駆動を再開し、空中で待機していた中央の主鉄
筋6を降下させてその下端6bを、その対応する接続位
置P1に到達させて、降下を一時停止させ、該主鉄筋6
と主鉄筋ユニット5Aとをカップラ6aを介して接続す
る。なお、上述したように、待機中の主鉄筋6は各接続
位置P1に対応した位置にある鉄筋ガイド孔22aに挿
嵌されているので、待機中の揺動が防止されて安全性が
高いと共に、各主鉄筋6の下端6bの位置が待機中既に
その対応した接続位置P1の上方に対応整合されている
ので、これら待機中の主鉄筋6に対して接続作業を行う
際には、該作業への移行が迅速になされる。また、治具
本体25が矢印S、T方向に回動しても、待機中の主鉄
筋6は各接続位置P1に対応した位置にある鉄筋ガイド
孔22aに挿嵌されており、各接続位置P1に対応した
位置からずれることがないので都合がよい。
【0019】以上のように5本全ての主鉄筋6を、対応
した主鉄筋ユニット5Aに接続して、5本の主鉄筋ユニ
ット5Bが構築された。5本の主鉄筋ユニット5Bの構
築後、クレーン30を駆動して吊下げ治具23を更に下
方に降下させる。吊下げ治具23の降下によりチェーン
27を介して釣支されている吊り金具は、それぞれ係合
している、従って取付けられている主鉄筋6に沿って下
方に摺動降下する。更に摺動降下を続け、全ての吊り金
具を案内器具20(或いは、案内器具20の付近)のレ
ベル、即ち屋根13のレベル、即ち安定作業レベルS1
に到達させて降下を停止する。なお、「安定作業レベ
ル」とは、安定した足場を確保して作業が行え、従っ
て、簡易梯子、踏み台、脚立等の補助的な足場手段を使
用せずに作業が行えるレベルのことを意味する。本実施
例では、屋根13が安定した足場となっているので、該
屋根13のレベルが安定作業レベルであり、本実施例以
外では一般的に地面、床スラブ、作業ステージ等のレベ
ルが安定作業レベルになり得る。降下停止の後、屋根1
3の上にいる図示しない作業員が、屋根13の上の安定
作業レベルS1において、吊下げ治具23の各吊り金具
と、それに係合されている各主鉄筋6との間の係合を、
ピン部材29bを取外す形で解き放ち、従って、各主鉄
筋6から各吊り金具を取外し、クレーン30の駆動を再
開することにより、該吊下げ治具23を地上に戻して、
主鉄筋6の建込み作業のうち5本の主鉄筋6についての
作業を完了する。なお、吊り金具が安定作業レベルS1
まで降下され、その取外しが該安定作業レベルS1にお
いて行われるので、吊り金具の取外しの際には、屋根1
3の上に更に補助的な足場手段を設置する必要がなく、
作業の手間が省け、しかも安全である。
した主鉄筋ユニット5Aに接続して、5本の主鉄筋ユニ
ット5Bが構築された。5本の主鉄筋ユニット5Bの構
築後、クレーン30を駆動して吊下げ治具23を更に下
方に降下させる。吊下げ治具23の降下によりチェーン
27を介して釣支されている吊り金具は、それぞれ係合
している、従って取付けられている主鉄筋6に沿って下
方に摺動降下する。更に摺動降下を続け、全ての吊り金
具を案内器具20(或いは、案内器具20の付近)のレ
ベル、即ち屋根13のレベル、即ち安定作業レベルS1
に到達させて降下を停止する。なお、「安定作業レベ
ル」とは、安定した足場を確保して作業が行え、従っ
て、簡易梯子、踏み台、脚立等の補助的な足場手段を使
用せずに作業が行えるレベルのことを意味する。本実施
例では、屋根13が安定した足場となっているので、該
屋根13のレベルが安定作業レベルであり、本実施例以
外では一般的に地面、床スラブ、作業ステージ等のレベ
ルが安定作業レベルになり得る。降下停止の後、屋根1
3の上にいる図示しない作業員が、屋根13の上の安定
作業レベルS1において、吊下げ治具23の各吊り金具
と、それに係合されている各主鉄筋6との間の係合を、
ピン部材29bを取外す形で解き放ち、従って、各主鉄
筋6から各吊り金具を取外し、クレーン30の駆動を再
開することにより、該吊下げ治具23を地上に戻して、
主鉄筋6の建込み作業のうち5本の主鉄筋6についての
作業を完了する。なお、吊り金具が安定作業レベルS1
まで降下され、その取外しが該安定作業レベルS1にお
いて行われるので、吊り金具の取外しの際には、屋根1
3の上に更に補助的な足場手段を設置する必要がなく、
作業の手間が省け、しかも安全である。
【0020】続いて、上述した作業と同様なる作業から
なる建込み作業を繰り返すことにより、他の主鉄筋ユニ
ット5Aについても順次建込み作業を行って、橋脚下部
3bの複数本の主鉄筋ユニット5A全てに対して主鉄筋
6を接続し、主鉄筋ユニット5Bを構築して全ての主鉄
筋ユニット5Aに対する建込み作業を完了する。なお、
主鉄筋ユニット5Aに対する建込み作業が完了された
後、構築された主鉄筋ユニット5Bのうち新しく接続さ
れた複数の主鉄筋6を連絡し、これら複数の主鉄筋6の
相互間を接続する形で、これら主鉄筋6に複数の図示し
ないフープ筋を、これら主鉄筋6に直角な形で溶接接合
するが、主鉄筋ユニット5Bの構築完了から前記溶接接
合作業完了までの間にも、主鉄筋ユニット5Bの上端側
は、上述したように案内器具20の鉄筋ガイド孔22a
に挿嵌されており、従って、これら主鉄筋ユニット5B
の上端側は、その揺動が防止され略固定された状態にあ
る。つまり、フープ筋の溶接接合作業は、位置が略固定
された主鉄筋ユニット5Bに対して行われることから、
容易かつ正確に行われる。
なる建込み作業を繰り返すことにより、他の主鉄筋ユニ
ット5Aについても順次建込み作業を行って、橋脚下部
3bの複数本の主鉄筋ユニット5A全てに対して主鉄筋
6を接続し、主鉄筋ユニット5Bを構築して全ての主鉄
筋ユニット5Aに対する建込み作業を完了する。なお、
主鉄筋ユニット5Aに対する建込み作業が完了された
後、構築された主鉄筋ユニット5Bのうち新しく接続さ
れた複数の主鉄筋6を連絡し、これら複数の主鉄筋6の
相互間を接続する形で、これら主鉄筋6に複数の図示し
ないフープ筋を、これら主鉄筋6に直角な形で溶接接合
するが、主鉄筋ユニット5Bの構築完了から前記溶接接
合作業完了までの間にも、主鉄筋ユニット5Bの上端側
は、上述したように案内器具20の鉄筋ガイド孔22a
に挿嵌されており、従って、これら主鉄筋ユニット5B
の上端側は、その揺動が防止され略固定された状態にあ
る。つまり、フープ筋の溶接接合作業は、位置が略固定
された主鉄筋ユニット5Bに対して行われることから、
容易かつ正確に行われる。
【0021】なお、上述した実施例では、吊下げ治具2
3の治具本体25には5本のチェーン27が設けられて
いたが、治具本体25に設けられるチェーン27の数は
複数であれば何本でもよい。
3の治具本体25には5本のチェーン27が設けられて
いたが、治具本体25に設けられるチェーン27の数は
複数であれば何本でもよい。
【0022】また上述した実施例では、5本、即ち奇数
本のチェーン27が設けられていたが、本発明の吊下げ
治具では、支持部材に配設されている吊下部材が偶数本
であってもよい。例えば図8に示すように、吊下げ治具
23の治具本体25に偶数本である10本のチェーン2
7を設けてもよい。つまり、10本のチェーン27に吊
下された10本の主鉄筋6のうち、8本の主鉄筋6まで
が、それぞれ対応する既設の主鉄筋に順次接続され、従
って吊下げ治具23によって吊下された状態の主鉄筋6
が2本になった場合、これら2本の主鉄筋6、6を吊下
するチェーン27、27が所定の吊支位置である接続箇
所J1を中心に両側に位置する。即ち、治具本体25
を、接続箇所J1を中心に垂直面内で回動させる形で、
該治具本体25に吊下された2本の主鉄筋6、6のうち
の1本を下方に引っ張り降下させて、対応する既設の主
鉄筋に接続することができる。
本のチェーン27が設けられていたが、本発明の吊下げ
治具では、支持部材に配設されている吊下部材が偶数本
であってもよい。例えば図8に示すように、吊下げ治具
23の治具本体25に偶数本である10本のチェーン2
7を設けてもよい。つまり、10本のチェーン27に吊
下された10本の主鉄筋6のうち、8本の主鉄筋6まで
が、それぞれ対応する既設の主鉄筋に順次接続され、従
って吊下げ治具23によって吊下された状態の主鉄筋6
が2本になった場合、これら2本の主鉄筋6、6を吊下
するチェーン27、27が所定の吊支位置である接続箇
所J1を中心に両側に位置する。即ち、治具本体25
を、接続箇所J1を中心に垂直面内で回動させる形で、
該治具本体25に吊下された2本の主鉄筋6、6のうち
の1本を下方に引っ張り降下させて、対応する既設の主
鉄筋に接続することができる。
【0023】また、上述した実施例では、吊下げ治具2
3は、所定の接続箇所J1において一点吊りされ得る支
持部材である治具本体25を有し、該治具本体25に複
数のチェーン27を、これらチェーン27が前記接続箇
所J1を中心に両側に配置される形で水平方向に並列に
配設し、チェーン27の先端に吊り金具29を設けて構
成したが、本発明による吊下げ治具23の支持部材は、
図9或いは図10に示すように、支持部材60の形で構
成してもよい。即ち、支持部材60は、クレーン30等
により所定の接続箇所J1において一点吊りされ得る第
一支持部材61を有し、該第一支持部材61に、複数
(例えば、図のように2個とか4個)の副支持部材62
を第一支持部材61にそれぞれ一点で枢着支持される形
でかつ水平方向に並列に配置した形で設け、これら副支
持部材62に、それぞれ複数のチェーン27を配設して
構成される。なお、第一支持部材61と各副支持部材6
2との間は、図9及び図10においては、枢着状態にな
っており、従って各副支持部材62は第一支持部材61
に対して垂直面内で回動自在になっている。つまり、各
副支持部材62が第一支持部材61に対して垂直面内で
回動自在になっていることにより、鉄筋の建込み作業が
更に一層容易に行えるようになっている。これにより、
ある主鉄筋6を図中下方へ引っ張り降下させる際に生じ
る第一支持部材61の垂直面内での揺れを、当該主鉄筋
6を吊下する副支持部材62が第一支持部材61に対し
て垂直面内で揺動することにより、大幅に緩和すること
が出来る。従って、第一支持部材61に枢着された他の
副支持部材62に吊下された他の主鉄筋61の上下方向
の揺れも小さくすることが出来、大型の支持部材60を
用いても安全性が高い。しかし、本発明による吊下げ治
具においては、第一支持部材61等の支持部材本体と副
支持部材62等の各副支持部材との間が枢着状態であっ
てもよいし、固定状態であってもよい。
3は、所定の接続箇所J1において一点吊りされ得る支
持部材である治具本体25を有し、該治具本体25に複
数のチェーン27を、これらチェーン27が前記接続箇
所J1を中心に両側に配置される形で水平方向に並列に
配設し、チェーン27の先端に吊り金具29を設けて構
成したが、本発明による吊下げ治具23の支持部材は、
図9或いは図10に示すように、支持部材60の形で構
成してもよい。即ち、支持部材60は、クレーン30等
により所定の接続箇所J1において一点吊りされ得る第
一支持部材61を有し、該第一支持部材61に、複数
(例えば、図のように2個とか4個)の副支持部材62
を第一支持部材61にそれぞれ一点で枢着支持される形
でかつ水平方向に並列に配置した形で設け、これら副支
持部材62に、それぞれ複数のチェーン27を配設して
構成される。なお、第一支持部材61と各副支持部材6
2との間は、図9及び図10においては、枢着状態にな
っており、従って各副支持部材62は第一支持部材61
に対して垂直面内で回動自在になっている。つまり、各
副支持部材62が第一支持部材61に対して垂直面内で
回動自在になっていることにより、鉄筋の建込み作業が
更に一層容易に行えるようになっている。これにより、
ある主鉄筋6を図中下方へ引っ張り降下させる際に生じ
る第一支持部材61の垂直面内での揺れを、当該主鉄筋
6を吊下する副支持部材62が第一支持部材61に対し
て垂直面内で揺動することにより、大幅に緩和すること
が出来る。従って、第一支持部材61に枢着された他の
副支持部材62に吊下された他の主鉄筋61の上下方向
の揺れも小さくすることが出来、大型の支持部材60を
用いても安全性が高い。しかし、本発明による吊下げ治
具においては、第一支持部材61等の支持部材本体と副
支持部材62等の各副支持部材との間が枢着状態であっ
てもよいし、固定状態であってもよい。
【0024】また、本発明による吊下げ治具は以下に説
明するように構成されていてもよい。即ち、本発明によ
る吊下げ治具の一例である吊下げ治具40は、図11に
示すように、クレーン等の揚重手段により、例えばワイ
ヤ26等を介して所定の吊支位置である接続箇所J2に
おいて一点吊りされた支持部材である治具本体41を有
しており、治具本体41は、鉛直に伸延した鉛直伸延部
41aと、該鉛直伸延部41aの下端側において該鉛直
伸延部41aと一体的に接続されて設けられた、水平方
向に伸延した水平伸延部41bとから構成されている。
つまり、治具本体41は、鉛直伸延部41aと水平伸延
部41bとによって逆T字型の形状に構成されており、
前記接続箇所J2は鉛直伸延部41aの上端部に配置さ
れている。また、治具本体41の水平伸延部41bに
は、吊下部材である複数の(例えば6本の)チェーン4
2が、これらチェーン42が前記接続箇所J2を中心に
両側に配置される形で水平方向に並列に配設されてい
る。更に各チェーン42の先端には、それぞれ接続部材
である吊り金具43が設けられており、これら吊り金具
43にはそれぞれ主鉄筋6が接続され吊支されている。
なお、各チェーン42に吊り金具43を介して主鉄筋6
がそれぞれ吊下され、従って各チェーン42に均等な負
荷が加えられて平衡状態を維持している前記治具本体4
1において、各チェーン42と治具本体41との間のチ
ェーン接続箇所CSの高さレベルM1と、前記接続箇所
J2の高さレベルM2との間には、所定の振幅抑制間隔
YKが設けられている。即ち、治具本体41において、
接続位置J2がチェーン接続箇所CSよりも所定の振幅
抑制間隔YKだけ上方に配置されており、各チェーン4
2を介して治具本体41に作用する主鉄筋6の負荷によ
る回転モーメントの回転中心(即ち接続位置J2)が、
各チェーン接続箇所CSよりも所定距離の振幅抑制間隔
YKだけ上方に配置されている。
明するように構成されていてもよい。即ち、本発明によ
る吊下げ治具の一例である吊下げ治具40は、図11に
示すように、クレーン等の揚重手段により、例えばワイ
ヤ26等を介して所定の吊支位置である接続箇所J2に
おいて一点吊りされた支持部材である治具本体41を有
しており、治具本体41は、鉛直に伸延した鉛直伸延部
41aと、該鉛直伸延部41aの下端側において該鉛直
伸延部41aと一体的に接続されて設けられた、水平方
向に伸延した水平伸延部41bとから構成されている。
つまり、治具本体41は、鉛直伸延部41aと水平伸延
部41bとによって逆T字型の形状に構成されており、
前記接続箇所J2は鉛直伸延部41aの上端部に配置さ
れている。また、治具本体41の水平伸延部41bに
は、吊下部材である複数の(例えば6本の)チェーン4
2が、これらチェーン42が前記接続箇所J2を中心に
両側に配置される形で水平方向に並列に配設されてい
る。更に各チェーン42の先端には、それぞれ接続部材
である吊り金具43が設けられており、これら吊り金具
43にはそれぞれ主鉄筋6が接続され吊支されている。
なお、各チェーン42に吊り金具43を介して主鉄筋6
がそれぞれ吊下され、従って各チェーン42に均等な負
荷が加えられて平衡状態を維持している前記治具本体4
1において、各チェーン42と治具本体41との間のチ
ェーン接続箇所CSの高さレベルM1と、前記接続箇所
J2の高さレベルM2との間には、所定の振幅抑制間隔
YKが設けられている。即ち、治具本体41において、
接続位置J2がチェーン接続箇所CSよりも所定の振幅
抑制間隔YKだけ上方に配置されており、各チェーン4
2を介して治具本体41に作用する主鉄筋6の負荷によ
る回転モーメントの回転中心(即ち接続位置J2)が、
各チェーン接続箇所CSよりも所定距離の振幅抑制間隔
YKだけ上方に配置されている。
【0025】吊下げ治具40は以上のように構成されて
いるので、図11に示す状態の吊下げ治具40における
治具本体41を接続箇所J2を中心に垂直面内で回動さ
せる形で、吊下された各主鉄筋6を1本づつ順次下方に
引っ張り降下させることにより、該主鉄筋6を対応する
既設の主鉄筋(図示せず)に順次接続する形で鉄筋の建
込み作業を行うことができる。また前記回転中心である
接続箇所J2と各チェーン接続箇所CSを結ぶ直線α
と、吊支位置を通る鉛直な中心線RQとのなす角θは極
力小さくなっており(少なくとも90゜よりも小さ
い)、よって治具本体41に影響する主鉄筋6の負荷に
よる回転モーメントは極力小さくなっている。つまり、
吊下げ治具40を介して一度に揚重吊下した複数本の主
鉄筋6を順次既設の主鉄筋6等に接続することにより、
例えば図12に示すように6本のうち1本の主鉄筋6を
既設の主鉄筋6等に接続し、従って該接続した1本の主
鉄筋6により治具本体41に作用していた負荷がなくな
ることにより、治具本体41に作用する、接続箇所J2
を中心とした両側の回転モーメントの間で差が生じて
も、該回転モーメントの差による治具本体41への影響
が極力小さくなっているので、治具本体41の急激な回
動や大きな傾きが防止され安全であり、かつ主鉄筋6の
位置合わせ等にも都合がよい。なお、上述した所定の振
幅抑制間隔YKが大きければ大きいほど治具本体41に
影響する主鉄筋6の負荷による回転モーメントは小さく
なり、治具本体41の急激な回動や大きな傾きが防止さ
れるが、その反面、吊下された主鉄筋6を下方に引っ張
ることによる治具本体41の回動動作が困難になる。ま
た、所定の振幅抑制間隔YKが小さければ小さいほど治
具本体41に影響する主鉄筋6の負荷による回転モーメ
ントが大きくなり、治具本体41の急激な回動や大きな
傾きが起こりやすくなるが、その反面、吊下された主鉄
筋6を下方に引っ張ることによる治具本体41の回動動
作が容易になる。つまり、所定の振幅抑制間隔YKは、
治具本体41の急激な回動や大きな傾きが極力防止さ
れ、かつ吊下された主鉄筋6を下方に引っ張ることによ
る治具本体41の回動動作が極力容易になるような適切
な大きさをもつ必要がある。
いるので、図11に示す状態の吊下げ治具40における
治具本体41を接続箇所J2を中心に垂直面内で回動さ
せる形で、吊下された各主鉄筋6を1本づつ順次下方に
引っ張り降下させることにより、該主鉄筋6を対応する
既設の主鉄筋(図示せず)に順次接続する形で鉄筋の建
込み作業を行うことができる。また前記回転中心である
接続箇所J2と各チェーン接続箇所CSを結ぶ直線α
と、吊支位置を通る鉛直な中心線RQとのなす角θは極
力小さくなっており(少なくとも90゜よりも小さ
い)、よって治具本体41に影響する主鉄筋6の負荷に
よる回転モーメントは極力小さくなっている。つまり、
吊下げ治具40を介して一度に揚重吊下した複数本の主
鉄筋6を順次既設の主鉄筋6等に接続することにより、
例えば図12に示すように6本のうち1本の主鉄筋6を
既設の主鉄筋6等に接続し、従って該接続した1本の主
鉄筋6により治具本体41に作用していた負荷がなくな
ることにより、治具本体41に作用する、接続箇所J2
を中心とした両側の回転モーメントの間で差が生じて
も、該回転モーメントの差による治具本体41への影響
が極力小さくなっているので、治具本体41の急激な回
動や大きな傾きが防止され安全であり、かつ主鉄筋6の
位置合わせ等にも都合がよい。なお、上述した所定の振
幅抑制間隔YKが大きければ大きいほど治具本体41に
影響する主鉄筋6の負荷による回転モーメントは小さく
なり、治具本体41の急激な回動や大きな傾きが防止さ
れるが、その反面、吊下された主鉄筋6を下方に引っ張
ることによる治具本体41の回動動作が困難になる。ま
た、所定の振幅抑制間隔YKが小さければ小さいほど治
具本体41に影響する主鉄筋6の負荷による回転モーメ
ントが大きくなり、治具本体41の急激な回動や大きな
傾きが起こりやすくなるが、その反面、吊下された主鉄
筋6を下方に引っ張ることによる治具本体41の回動動
作が容易になる。つまり、所定の振幅抑制間隔YKは、
治具本体41の急激な回動や大きな傾きが極力防止さ
れ、かつ吊下された主鉄筋6を下方に引っ張ることによ
る治具本体41の回動動作が極力容易になるような適切
な大きさをもつ必要がある。
【0026】なお吊下げ治具40は治具本体41が逆T
字型に形成されていたが、チェーン接続箇所CSの高さ
レベルM1と、前記接続箇所J2の高さレベルM2との
間に所定の振幅抑制間隔YKが設けられているならば、
治具本体41はどのような形状に形成されていてもよ
い。例えば、治具本体は、図13に示すように逆Y字型
に形成されていてもよいし、図14に示すようにヘの字
型に形成されていてもよい。
字型に形成されていたが、チェーン接続箇所CSの高さ
レベルM1と、前記接続箇所J2の高さレベルM2との
間に所定の振幅抑制間隔YKが設けられているならば、
治具本体41はどのような形状に形成されていてもよ
い。例えば、治具本体は、図13に示すように逆Y字型
に形成されていてもよいし、図14に示すようにヘの字
型に形成されていてもよい。
【0027】更に、鉄筋の建込み作業を行う際には以下
に説明する鉄筋揺動防止治具を使用するとよい。鉄筋揺
動防止治具の一例である揺動防止治具50は、図15に
示すように、吊下げ治具40(吊下げ治具23でもよ
い)の治具本体41の両端においてそれぞれ吊下された
吊下チェーン51、51を有しており、吊下チェーン5
1、51の下端側には結束手段52が吊下されて設けら
れている。結束手段52は、吊下げ治具40によって吊
下された複数の主鉄筋6にそれぞれ接続された鉄筋接続
部材である複数の接続金具53と、これら接続金具53
を相互に結束接続する結束接続部材である結束チェーン
55とから構成されており、接続金具53は図16
(a)に示すように、即ち上述した実施例における吊り
金具29と同様に、U字型鋼板53aと着脱自在なピン
部材53bとから構成されていてもよい。或いは、鉄筋
接続部材は図16(b)に示すように、所定の着脱部5
6aを有したカラビナ56で構成してもよい。
に説明する鉄筋揺動防止治具を使用するとよい。鉄筋揺
動防止治具の一例である揺動防止治具50は、図15に
示すように、吊下げ治具40(吊下げ治具23でもよ
い)の治具本体41の両端においてそれぞれ吊下された
吊下チェーン51、51を有しており、吊下チェーン5
1、51の下端側には結束手段52が吊下されて設けら
れている。結束手段52は、吊下げ治具40によって吊
下された複数の主鉄筋6にそれぞれ接続された鉄筋接続
部材である複数の接続金具53と、これら接続金具53
を相互に結束接続する結束接続部材である結束チェーン
55とから構成されており、接続金具53は図16
(a)に示すように、即ち上述した実施例における吊り
金具29と同様に、U字型鋼板53aと着脱自在なピン
部材53bとから構成されていてもよい。或いは、鉄筋
接続部材は図16(b)に示すように、所定の着脱部5
6aを有したカラビナ56で構成してもよい。
【0028】上述したような揺動防止治具50を用いて
鉄筋の建込み作業を行うと、図17(a)に示すよう
に、一度に揚重された複数の主鉄筋6は、揺動防止治具
50の接続金具53及び結束チェーン55によって互い
に結束されているので、例えば揚重時の振動や強風など
によるこれら主鉄筋6の揺動、特にバラつき等が極力防
止される。よって、主鉄筋6の位置決め作業等が容易に
行え、また作業の安全(例えば主鉄筋間に手がはさまれ
ることなどの防止)が確保できる。なお、吊下チェーン
51、51によって吊下される結束手段52の位置が、
図17(b)に示すように、主鉄筋6の下端が既設の主
鉄筋6の接続位置P1に位置合わせされる状態において
屋根13のやや上方に位置するように吊下チェーン5
1、51の長さ等を予め設定しておくとよい。このよう
に設定することにより、揚重した複数の主鉄筋6を全て
接続した後における、これら主鉄筋6からの接続金具5
3の取外しは、屋根13の上の作業員によって容易に行
える。つまり高所作業がなく取外し作業が安全で容易で
ある。
鉄筋の建込み作業を行うと、図17(a)に示すよう
に、一度に揚重された複数の主鉄筋6は、揺動防止治具
50の接続金具53及び結束チェーン55によって互い
に結束されているので、例えば揚重時の振動や強風など
によるこれら主鉄筋6の揺動、特にバラつき等が極力防
止される。よって、主鉄筋6の位置決め作業等が容易に
行え、また作業の安全(例えば主鉄筋間に手がはさまれ
ることなどの防止)が確保できる。なお、吊下チェーン
51、51によって吊下される結束手段52の位置が、
図17(b)に示すように、主鉄筋6の下端が既設の主
鉄筋6の接続位置P1に位置合わせされる状態において
屋根13のやや上方に位置するように吊下チェーン5
1、51の長さ等を予め設定しておくとよい。このよう
に設定することにより、揚重した複数の主鉄筋6を全て
接続した後における、これら主鉄筋6からの接続金具5
3の取外しは、屋根13の上の作業員によって容易に行
える。つまり高所作業がなく取外し作業が安全で容易で
ある。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明のうち第一の
発明は、クレーン30等の揚重手段により接続箇所J
1、J2等の所定の吊支位置において一点吊りされ得る
治具本体25、41、支持部材60等の支持部材を有
し、前記支持部材に複数のチェーン27、42等の吊下
部材を、これら吊下部材が前記吊支位置を中心に両側に
配置される形で水平方向に並列に配設し、前記各吊下部
材の先端に主鉄筋6等の鉄筋と接続自在な吊り金具2
9、43等の接続部材を設けて構成されるので、複数本
の上下方向に伸延した鉄筋を、互いに平行な形で既設の
鉄筋の上端部にそれぞれ接続することにより、前記複数
本の鉄筋を建込む鉄筋の建込み作業を、本発明による吊
下げ治具を使用して行うと、まず複数本の鉄筋を、揚重
手段により一点吊りした吊下げ治具を介して、前記既設
の鉄筋の接続位置P1の上方に対応整合させる形で一度
に揚重吊下し、次いで吊下げ治具の支持部材を吊支位置
を中心に垂直面内で回動させる形で、吊下された各鉄筋
を1本づつ順次下方に引っ張り降下させることにより、
該鉄筋を対応する接続位置P1に順次到達させると共
に、該到達した鉄筋を対応する既設の鉄筋に順次接続す
る形で鉄筋の建込み作業が行われる。即ち、一点吊りさ
れ得る支持部材は吊支位置を中心に垂直面内で回動でき
るため、上述したように、一度に揚重吊下された複数の
鉄筋のうち、接続位置P1に位置合わせし既設の鉄筋に
接続すべき鉄筋を1本づつ順次下方に引っ張り降下さ
せ、従って既設の鉄筋と未接続状態の残りの鉄筋は空中
で待機させることが可能となる。つまり、一度に揚重吊
下された複数の鉄筋のうち、幾つかの鉄筋を接続位置P
1に位置合わせ(或いは、接続)し、他の幾つかの鉄筋
を空中で待機させることが容易になる。つまり、接続位
置P1での位置合わせや接合作業が順次行えるので、こ
れら位置合わせや接合作業を行う作業員は極力小人数で
済む。また、一度に複数の鉄筋を揚重することができる
ようになるので、クレーンの使用時間を短縮させ、作業
の効率を向上させることができる。更に、鉄筋の微妙な
位置合わせ作業をクレーンの上下動作ではなく、鉄筋を
手などで下方に引っ張り降下させる動作によって行うの
で、細かい位置合わせが容易になる。
発明は、クレーン30等の揚重手段により接続箇所J
1、J2等の所定の吊支位置において一点吊りされ得る
治具本体25、41、支持部材60等の支持部材を有
し、前記支持部材に複数のチェーン27、42等の吊下
部材を、これら吊下部材が前記吊支位置を中心に両側に
配置される形で水平方向に並列に配設し、前記各吊下部
材の先端に主鉄筋6等の鉄筋と接続自在な吊り金具2
9、43等の接続部材を設けて構成されるので、複数本
の上下方向に伸延した鉄筋を、互いに平行な形で既設の
鉄筋の上端部にそれぞれ接続することにより、前記複数
本の鉄筋を建込む鉄筋の建込み作業を、本発明による吊
下げ治具を使用して行うと、まず複数本の鉄筋を、揚重
手段により一点吊りした吊下げ治具を介して、前記既設
の鉄筋の接続位置P1の上方に対応整合させる形で一度
に揚重吊下し、次いで吊下げ治具の支持部材を吊支位置
を中心に垂直面内で回動させる形で、吊下された各鉄筋
を1本づつ順次下方に引っ張り降下させることにより、
該鉄筋を対応する接続位置P1に順次到達させると共
に、該到達した鉄筋を対応する既設の鉄筋に順次接続す
る形で鉄筋の建込み作業が行われる。即ち、一点吊りさ
れ得る支持部材は吊支位置を中心に垂直面内で回動でき
るため、上述したように、一度に揚重吊下された複数の
鉄筋のうち、接続位置P1に位置合わせし既設の鉄筋に
接続すべき鉄筋を1本づつ順次下方に引っ張り降下さ
せ、従って既設の鉄筋と未接続状態の残りの鉄筋は空中
で待機させることが可能となる。つまり、一度に揚重吊
下された複数の鉄筋のうち、幾つかの鉄筋を接続位置P
1に位置合わせ(或いは、接続)し、他の幾つかの鉄筋
を空中で待機させることが容易になる。つまり、接続位
置P1での位置合わせや接合作業が順次行えるので、こ
れら位置合わせや接合作業を行う作業員は極力小人数で
済む。また、一度に複数の鉄筋を揚重することができる
ようになるので、クレーンの使用時間を短縮させ、作業
の効率を向上させることができる。更に、鉄筋の微妙な
位置合わせ作業をクレーンの上下動作ではなく、鉄筋を
手などで下方に引っ張り降下させる動作によって行うの
で、細かい位置合わせが容易になる。
【0030】また本発明のうち第二の発明は、第一の発
明の吊下げ治具において、前記支持部材は、前記揚重手
段により所定の吊支位置において一点吊りされ得る第一
支持部材61等の支持部材本体を有し、前記支持部材本
体に、複数の副支持部材62等の副支持部材を前記支持
部材本体に対して一点で枢着支持される形でかつ水平方
向に並列に配置した形で設け、前記副支持部材に、それ
ぞれ複数の前記吊下部材を配設したことを特徴とするの
で、ある副支持部材に吊下された鉄筋を下方へ引っ張り
降下させる際に生じる支持部材本体の垂直面内での揺れ
を、該副支持部材が支持部材本体に対して垂直面内で揺
動することにより、大幅に緩和することが出来る。従っ
て、支持部材本体に設けられた他の副支持部材に吊下さ
れる鉄筋の上下方向の揺れも大幅に小さくすることが出
来、多数の鉄筋を吊るために大型の支持部材を用いても
安全性が高く都合がよい。
明の吊下げ治具において、前記支持部材は、前記揚重手
段により所定の吊支位置において一点吊りされ得る第一
支持部材61等の支持部材本体を有し、前記支持部材本
体に、複数の副支持部材62等の副支持部材を前記支持
部材本体に対して一点で枢着支持される形でかつ水平方
向に並列に配置した形で設け、前記副支持部材に、それ
ぞれ複数の前記吊下部材を配設したことを特徴とするの
で、ある副支持部材に吊下された鉄筋を下方へ引っ張り
降下させる際に生じる支持部材本体の垂直面内での揺れ
を、該副支持部材が支持部材本体に対して垂直面内で揺
動することにより、大幅に緩和することが出来る。従っ
て、支持部材本体に設けられた他の副支持部材に吊下さ
れる鉄筋の上下方向の揺れも大幅に小さくすることが出
来、多数の鉄筋を吊るために大型の支持部材を用いても
安全性が高く都合がよい。
【0031】また本発明のうち第三の発明は、第一の発
明の吊下げ治具において、前記接続部材を、該接続部材
に接続される鉄筋に沿って摺動移動し得るように設けて
構成されるので、接続部材を鉄筋に沿って摺動移動させ
ることにより、前記接続部材は、該鉄筋を吊下していた
際の所定の接続支持位置T1から該鉄筋における任意の
位置に移動自在である。つまり、第一の発明による効果
に加えて、接続部材の鉄筋からの取外し動作は、該鉄筋
における任意の位置で行い得るので、現場に設置された
足場等のレベルに応じて、鉄筋に対する接続部材の取外
し動作を行う位置レベルを選択することができ、該取外
し動作が一層容易になり、従って鉄筋の建込み作業の効
率をより一層向上させることができる。また、現場の安
定作業レベルS1に対応しない位置での、梯子や踏み台
等の不安定な補助的足場等を用いた無理な作業が回避で
きるので作業の安全性も向上される。
明の吊下げ治具において、前記接続部材を、該接続部材
に接続される鉄筋に沿って摺動移動し得るように設けて
構成されるので、接続部材を鉄筋に沿って摺動移動させ
ることにより、前記接続部材は、該鉄筋を吊下していた
際の所定の接続支持位置T1から該鉄筋における任意の
位置に移動自在である。つまり、第一の発明による効果
に加えて、接続部材の鉄筋からの取外し動作は、該鉄筋
における任意の位置で行い得るので、現場に設置された
足場等のレベルに応じて、鉄筋に対する接続部材の取外
し動作を行う位置レベルを選択することができ、該取外
し動作が一層容易になり、従って鉄筋の建込み作業の効
率をより一層向上させることができる。また、現場の安
定作業レベルS1に対応しない位置での、梯子や踏み台
等の不安定な補助的足場等を用いた無理な作業が回避で
きるので作業の安全性も向上される。
【0032】また本発明のうち第四の発明は、第一の発
明の吊下げ治具において、前記吊下部材による前記接続
部材の吊下距離Q1〜Q5等の吊下距離が、前記吊支位
置に近い位置に配置された吊下部材ほど短くなるように
して設けて構成されるので、前記鉄筋の建込み作業は、
複数本の鉄筋を本発明による吊下げ治具を介して既設の
鉄筋の接続位置P1の上方に対応整合させる形で一度に
揚重吊下した後、吊下げ治具の支持部材を吊支位置を中
心に垂直面内で回動させる形で、吊下された各鉄筋を1
本づつ順次下方に引っ張り降下させることにより、該鉄
筋を対応する接続位置P1に順次到達させると共に、該
到達した鉄筋を対応する既設の鉄筋に順次接続する形で
行われる。また、吊下げ治具によって吊下された鉄筋の
うち、その吊下距離がより長いもの、即ち前記吊支位置
からより遠いもの、即ちより外側に吊下されたものが、
既設の鉄筋の接続位置P1等により近くなっているの
で、吊下された鉄筋を対応する既設の鉄筋に接続する作
業は、前記より外側に吊下された鉄筋から順に行われ
る。つまり、第一の発明による効果に加えて、空間的な
作業自由度が大きい位置、即ちより外側に吊下された鉄
筋から順に位置合わせ及び接続作業が行えるので、これ
ら位置合わせ及び接続作業が更に一層容易になり、作業
の効率が更に一層向上する。
明の吊下げ治具において、前記吊下部材による前記接続
部材の吊下距離Q1〜Q5等の吊下距離が、前記吊支位
置に近い位置に配置された吊下部材ほど短くなるように
して設けて構成されるので、前記鉄筋の建込み作業は、
複数本の鉄筋を本発明による吊下げ治具を介して既設の
鉄筋の接続位置P1の上方に対応整合させる形で一度に
揚重吊下した後、吊下げ治具の支持部材を吊支位置を中
心に垂直面内で回動させる形で、吊下された各鉄筋を1
本づつ順次下方に引っ張り降下させることにより、該鉄
筋を対応する接続位置P1に順次到達させると共に、該
到達した鉄筋を対応する既設の鉄筋に順次接続する形で
行われる。また、吊下げ治具によって吊下された鉄筋の
うち、その吊下距離がより長いもの、即ち前記吊支位置
からより遠いもの、即ちより外側に吊下されたものが、
既設の鉄筋の接続位置P1等により近くなっているの
で、吊下された鉄筋を対応する既設の鉄筋に接続する作
業は、前記より外側に吊下された鉄筋から順に行われ
る。つまり、第一の発明による効果に加えて、空間的な
作業自由度が大きい位置、即ちより外側に吊下された鉄
筋から順に位置合わせ及び接続作業が行えるので、これ
ら位置合わせ及び接続作業が更に一層容易になり、作業
の効率が更に一層向上する。
【0033】また本発明のうち第五の発明は、第一の発
明の吊下げ治具において、前記支持部材に配設されてい
る吊下部材は偶数本であることを特徴とするので、本発
明による吊下げ治具を介して一度に揚重吊下した複数本
の鉄筋を既設の鉄筋に順次接続した後、最後の2本の鉄
筋を接続する際には、吊下げ治具の支持部材を吊支位置
を中心に垂直面内で回動させる形で、該吊支位置を中心
に両側にそれぞれ1本づつ吊下された鉄筋のうちの1本
を下方に引っ張り降下させることにより、該鉄筋を対応
する既設の鉄筋に接続する。即ち、第一の発明による効
果に加えて、吊下げ治具を介して一度に揚重吊下した複
数本の鉄筋のうち、最後の2本の鉄筋を接続する際に
も、支持部材の吊支位置を中心にした回動を利用して、
従って鉄筋を手などで下方に引っ張り降下させる動作に
よって行うので、細かい位置合わせが一層容易になる。
明の吊下げ治具において、前記支持部材に配設されてい
る吊下部材は偶数本であることを特徴とするので、本発
明による吊下げ治具を介して一度に揚重吊下した複数本
の鉄筋を既設の鉄筋に順次接続した後、最後の2本の鉄
筋を接続する際には、吊下げ治具の支持部材を吊支位置
を中心に垂直面内で回動させる形で、該吊支位置を中心
に両側にそれぞれ1本づつ吊下された鉄筋のうちの1本
を下方に引っ張り降下させることにより、該鉄筋を対応
する既設の鉄筋に接続する。即ち、第一の発明による効
果に加えて、吊下げ治具を介して一度に揚重吊下した複
数本の鉄筋のうち、最後の2本の鉄筋を接続する際に
も、支持部材の吊支位置を中心にした回動を利用して、
従って鉄筋を手などで下方に引っ張り降下させる動作に
よって行うので、細かい位置合わせが一層容易になる。
【0034】また本発明のうち第六の発明は、第一の発
明の吊下げ治具において、前記支持部材において、前記
吊支位置を、前記各吊下部材と前記支持部材との間のチ
ェーン接続箇所CS等の各吊下部材接続箇所よりも振幅
抑制間隔YK等の所定距離上方に配置し、前記各吊下部
材を介して前記支持部材に作用する前記鉄筋の負荷によ
る回転モーメントの回転中心を、前記各吊下部材接続箇
所よりも所定距離上方に配置したことを特徴とするの
で、前記回転中心である吊支位置と各吊下部材接続箇所
を結ぶ直線αと、吊支位置を通る鉛直な中心線RQとの
なす角θは極力小さくなっており(少なくとも90゜よ
りも小さい)、よって支持部材に影響する前記鉄筋の負
荷による回転モーメントは極力小さくなっている。つま
り、第一の発明による効果に加えて、吊下げ治具を介し
て一度に揚重吊下した複数本の鉄筋を順次既設の鉄筋に
接続することにより、支持部材に作用する、吊支位置を
中心とした両側の回転モーメントの間で差が生じても、
該回転モーメントの差による支持部材への影響が極力小
さくなっているので、支持部材の急激な回動や大きな傾
きが防止され安全であり、かつ鉄筋の位置合わせ等にも
都合がよい。
明の吊下げ治具において、前記支持部材において、前記
吊支位置を、前記各吊下部材と前記支持部材との間のチ
ェーン接続箇所CS等の各吊下部材接続箇所よりも振幅
抑制間隔YK等の所定距離上方に配置し、前記各吊下部
材を介して前記支持部材に作用する前記鉄筋の負荷によ
る回転モーメントの回転中心を、前記各吊下部材接続箇
所よりも所定距離上方に配置したことを特徴とするの
で、前記回転中心である吊支位置と各吊下部材接続箇所
を結ぶ直線αと、吊支位置を通る鉛直な中心線RQとの
なす角θは極力小さくなっており(少なくとも90゜よ
りも小さい)、よって支持部材に影響する前記鉄筋の負
荷による回転モーメントは極力小さくなっている。つま
り、第一の発明による効果に加えて、吊下げ治具を介し
て一度に揚重吊下した複数本の鉄筋を順次既設の鉄筋に
接続することにより、支持部材に作用する、吊支位置を
中心とした両側の回転モーメントの間で差が生じても、
該回転モーメントの差による支持部材への影響が極力小
さくなっているので、支持部材の急激な回動や大きな傾
きが防止され安全であり、かつ鉄筋の位置合わせ等にも
都合がよい。
【0035】また本発明のうち第七の発明は、複数本の
上下方向に伸延した主鉄筋6等の鉄筋を、互いに平行な
形で既設の主鉄筋6等の鉄筋の上端部にそれぞれ接続す
ることにより、前記複数本の鉄筋を建込む鉄筋の建込み
方法において、前記複数本の鉄筋を、クレーン30等の
揚重手段により一点吊りした第一の発明による吊下げ治
具を介して、前記既設の鉄筋の接続位置P1等の接続位
置の上方に対応整合させる形で、しかもこれら鉄筋の下
端と、該下端と対応した前記鉄筋の接続位置との上下距
離H1〜H5等の上下距離をそれぞれ異らせる形で一度
に揚重吊下し、前記一点吊りされた吊下げ治具の治具本
体25、41支持部材60等の支持部材を前記吊支位置
を中心に垂直面内で回動させる形で、前記吊下された各
鉄筋を1本づつ順次下方に引っ張り降下させることによ
り、該鉄筋を対応する前記鉄筋の接続位置に順次到達さ
せると共に、該到達した鉄筋を対応する既設の鉄筋に順
次接続して構成されるので、一度に揚重吊下された複数
の鉄筋のうち、接続位置に位置合わせし既設の鉄筋に接
続すべき鉄筋を1本づつ順次下方に引っ張り降下させ、
従って既設の鉄筋と未接続状態の残りの鉄筋は空中で待
機させることが可能となる。つまり、一度に揚重吊下さ
れた複数の鉄筋のうち、幾つかの鉄筋を接続位置に位置
合わせ(或いは、接続)し、他の幾つかの鉄筋を空中で
待機させることが容易になる。つまり、接続位置での位
置合わせや接合作業が順次行えるので、これら位置合わ
せや接合作業を行う作業員は極力小人数で済む。また、
一度に複数の鉄筋を揚重することができるようになるの
で、クレーンの使用時間を短縮させ、作業の効率を向上
させることができる。更に、鉄筋の微妙な位置合わせ作
業をクレーンの上下動作ではなく、鉄筋を手などで下方
に引っ張り降下させる動作によって行うので、細かい位
置合わせが容易になる。
上下方向に伸延した主鉄筋6等の鉄筋を、互いに平行な
形で既設の主鉄筋6等の鉄筋の上端部にそれぞれ接続す
ることにより、前記複数本の鉄筋を建込む鉄筋の建込み
方法において、前記複数本の鉄筋を、クレーン30等の
揚重手段により一点吊りした第一の発明による吊下げ治
具を介して、前記既設の鉄筋の接続位置P1等の接続位
置の上方に対応整合させる形で、しかもこれら鉄筋の下
端と、該下端と対応した前記鉄筋の接続位置との上下距
離H1〜H5等の上下距離をそれぞれ異らせる形で一度
に揚重吊下し、前記一点吊りされた吊下げ治具の治具本
体25、41支持部材60等の支持部材を前記吊支位置
を中心に垂直面内で回動させる形で、前記吊下された各
鉄筋を1本づつ順次下方に引っ張り降下させることによ
り、該鉄筋を対応する前記鉄筋の接続位置に順次到達さ
せると共に、該到達した鉄筋を対応する既設の鉄筋に順
次接続して構成されるので、一度に揚重吊下された複数
の鉄筋のうち、接続位置に位置合わせし既設の鉄筋に接
続すべき鉄筋を1本づつ順次下方に引っ張り降下させ、
従って既設の鉄筋と未接続状態の残りの鉄筋は空中で待
機させることが可能となる。つまり、一度に揚重吊下さ
れた複数の鉄筋のうち、幾つかの鉄筋を接続位置に位置
合わせ(或いは、接続)し、他の幾つかの鉄筋を空中で
待機させることが容易になる。つまり、接続位置での位
置合わせや接合作業が順次行えるので、これら位置合わ
せや接合作業を行う作業員は極力小人数で済む。また、
一度に複数の鉄筋を揚重することができるようになるの
で、クレーンの使用時間を短縮させ、作業の効率を向上
させることができる。更に、鉄筋の微妙な位置合わせ作
業をクレーンの上下動作ではなく、鉄筋を手などで下方
に引っ張り降下させる動作によって行うので、細かい位
置合わせが容易になる。
【0036】また本発明のうち第八の発明は、第一の発
明の吊下げ治具の支持部材に吊下された、吊下チェーン
51等の結束手段吊下部材を有し、前記結束手段吊下部
材の下端側に結束手段52等の結束手段を接続して設
け、前記結束手段は、前記吊下げ治具により吊下される
複数の鉄筋にそれぞれ接続自在な複数の接続金具53、
カラビナ56等の鉄筋接続部材と、これら鉄筋接続部材
相互間を接続する結束チェーン55等の結束接続部材と
で構成したことを特徴とするので、吊下げ治具を介して
一度に揚重吊下した複数の鉄筋は、鉄筋接続部材及び結
束接続部材を介して互いに結束されるため、これら揚重
吊下された複数の鉄筋の揺動、特にこれら鉄筋がバラバ
ラに揺動することが防止される。従って、一度に複数の
鉄筋を揚重することが安全かつ容易になる。また鉄筋の
揺動が防止されるのでこれら鉄筋の位置合わせ作業が容
易になる。
明の吊下げ治具の支持部材に吊下された、吊下チェーン
51等の結束手段吊下部材を有し、前記結束手段吊下部
材の下端側に結束手段52等の結束手段を接続して設
け、前記結束手段は、前記吊下げ治具により吊下される
複数の鉄筋にそれぞれ接続自在な複数の接続金具53、
カラビナ56等の鉄筋接続部材と、これら鉄筋接続部材
相互間を接続する結束チェーン55等の結束接続部材と
で構成したことを特徴とするので、吊下げ治具を介して
一度に揚重吊下した複数の鉄筋は、鉄筋接続部材及び結
束接続部材を介して互いに結束されるため、これら揚重
吊下された複数の鉄筋の揺動、特にこれら鉄筋がバラバ
ラに揺動することが防止される。従って、一度に複数の
鉄筋を揚重することが安全かつ容易になる。また鉄筋の
揺動が防止されるのでこれら鉄筋の位置合わせ作業が容
易になる。
【図1】図1は、本発明による吊下げ治具の一例を用い
た主鉄筋の建込み作業における一工程を示した図であ
る。
た主鉄筋の建込み作業における一工程を示した図であ
る。
【図2】図2は、図1に示す作業が適用される橋脚施工
現場の斜視図である。
現場の斜視図である。
【図3】図3は、図2のI矢視図である。
【図4】図4は、図3のX1−Y1線断面図である。
【図5】図5は、図1に示す作業の他の一工程を示した
図である。
図である。
【図6】図6(a)乃至図6(d)は、図1に示す作業
のうちの各工程を模式的に示した図である。
のうちの各工程を模式的に示した図である。
【図7】図7は、図1に示す吊下げ治具の吊り金具を示
した斜視図である。
した斜視図である。
【図8】図8は、本発明による吊下げ治具の他の一例を
示した図である。
示した図である。
【図9】図9は、本発明による吊下げ治具の他の一例を
示した図である。
示した図である。
【図10】図10は、本発明による吊下げ治具の他の一
例を示した図である。
例を示した図である。
【図11】図11は、本発明による吊下げ治具の他の一
例を示した図、
例を示した図、
【図12】図12は、図11に示す吊下げ治具について
の使用状態の一つを示した図である。
の使用状態の一つを示した図である。
【図13】図13は、本発明による吊下げ治具の他の一
例を示した図である。
例を示した図である。
【図14】図14は、本発明による吊下げ治具の他の一
例を示した図である。
例を示した図である。
【図15】図15は、本発明による鉄筋揺動防止治具の
一例を示した図である。
一例を示した図である。
【図16】図16(a)は、図15に示す鉄筋揺動防止
治具のうち鉄筋接続部材付近の拡大斜視図、図16
(b)は、本発明による鉄筋揺動防止治具の他の一例の
うち、鉄筋接続部材付近を示した拡大斜視図である。
治具のうち鉄筋接続部材付近の拡大斜視図、図16
(b)は、本発明による鉄筋揺動防止治具の他の一例の
うち、鉄筋接続部材付近を示した拡大斜視図である。
【図17】図17(a)及び図17(b)は、図15に
示す鉄筋揺動防止治具を用いた主鉄筋の建込み作業にお
ける一工程を示した図である。
示す鉄筋揺動防止治具を用いた主鉄筋の建込み作業にお
ける一工程を示した図である。
6……鉄筋(主鉄筋) 23……吊下げ治具 25……支持部材(治具本体) 27……吊下部材(チェーン) 29……接続部材(吊り金具) 30……揚重手段(クレーン) 40……吊下げ治具 41……支持部材(治具本体) 42……吊下部材(チェーン) 43……接続部材(吊り金具) 50……鉄筋揺動防止治具(揺動防止治具) 51……結束手段吊下部材(吊下チェーン) 52……結束手段 53……接続金具(接続金具) 56……接続金具(カラビナ) 55……結束接続部材(結束チェーン) 60……支持部材 61……支持部材本体(第一支持部材) 62……副支持部材 CS……吊下部材接続箇所(チェーン接続箇所) H1〜H5……上下距離 J1……吊支位置(接続箇所) J2……吊支位置(接続箇所) P1……接続位置 Q1〜Q5……吊下距離 YK……所定距離(振幅抑制間隔)
Claims (8)
- 【請求項1】揚重手段により所定の吊支位置において一
点吊りされ得る支持部材を有し、 前記支持部材に複数の吊下部材を、これら吊下部材が前
記吊支位置を中心に両側に配置される形で水平方向に並
列に配設し、 前記各吊下部材の先端に鉄筋と接続自在な接続部材を設
けて構成した吊下げ治具。 - 【請求項2】前記支持部材は、前記揚重手段により所定
の吊支位置において一点吊りされ得る支持部材本体を有
し、 前記支持部材本体に、複数の副支持部材を前記支持部材
本体に対して一点で枢着支持される形でかつ水平方向に
並列に配置した形で設け、 前記副支持部材に、それぞれ複数の前記吊下部材を配設
したことを特徴とする請求項1記載の吊下げ治具。 - 【請求項3】前記接続部材を、該接続部材に接続される
鉄筋に沿って摺動移動し得るように設けて構成した請求
項1記載の吊下げ治具。 - 【請求項4】前記吊下部材による前記接続部材の吊下距
離が、前記吊支位置に近い位置に配置された吊下部材ほ
ど短くなるようにして設けて構成した請求項1記載の吊
下げ治具。 - 【請求項5】前記支持部材に配設されている吊下部材は
偶数本であることを特徴とする請求項1記載の吊下げ治
具。 - 【請求項6】前記支持部材において、前記吊支位置を、
前記各吊下部材と前記支持部材との間の各吊下部材接続
箇所よりも所定距離上方に配置し、 前記各吊下部材を介して前記支持部材に作用する前記鉄
筋の負荷による回転モーメントの回転中心を、前記各吊
下部材接続箇所よりも所定距離上方に配置したことを特
徴とする請求項1記載の吊下げ治具。 - 【請求項7】複数本の上下方向に伸延した鉄筋を、互い
に平行な形で既設の鉄筋の上端部にそれぞれ接続するこ
とにより、前記複数本の鉄筋を建込む鉄筋の建込み方法
において、 前記複数本の鉄筋を、揚重手段により一点吊りした請求
項1記載の吊下げ治具を介して、前記既設の鉄筋の接続
位置の上方に対応整合させる形で、しかもこれら鉄筋の
下端と、該下端と対応した前記鉄筋の接続位置との上下
距離をそれぞれ異らせる形で一度に揚重吊下し、 前記一点吊りされた吊下げ治具の支持部材を前記吊支位
置を中心に垂直面内で回動させる形で、前記吊下された
各鉄筋を1本づつ順次下方に引っ張り降下させることに
より、該鉄筋を対応する前記鉄筋の接続位置に順次到達
させると共に、該到達した鉄筋を対応する既設の鉄筋に
順次接続して構成した鉄筋の建込み方法。 - 【請求項8】請求項1記載の吊下げ治具の支持部材に吊
下された、結束手段吊下部材を有し、 前記結束手段吊下部材の下端側に結束手段を接続して設
け、 前記結束手段は、前記吊下げ治具により吊下される複数
の鉄筋にそれぞれ接続自在な複数の鉄筋接続部材と、こ
れら鉄筋接続部材相互間を接続する結束接続部材とで構
成したことを特徴とする吊下げ治具に用いる鉄筋揺動防
止治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4630395A JPH08218638A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 吊下げ治具及び、該吊下げ治具を用いた鉄筋の建込み方法及び、該吊下げ治具に用いる鉄筋揺動防止治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4630395A JPH08218638A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 吊下げ治具及び、該吊下げ治具を用いた鉄筋の建込み方法及び、該吊下げ治具に用いる鉄筋揺動防止治具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08218638A true JPH08218638A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12743437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4630395A Pending JPH08218638A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 吊下げ治具及び、該吊下げ治具を用いた鉄筋の建込み方法及び、該吊下げ治具に用いる鉄筋揺動防止治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08218638A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013204343A (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-07 | Tokyo Tekko Co Ltd | 鉄筋篭建込方法及び仮固定装置 |
| JP2020045689A (ja) * | 2018-09-19 | 2020-03-26 | 山本建設 株式会社 | 鉄筋落下防止治具、鉄筋吊り下げ治具、及び鉄筋落下防止方法 |
| JP2021191928A (ja) * | 2020-06-05 | 2021-12-16 | 鹿島建設株式会社 | 鉄筋端部の連結方法、及び、連結用のガイド治具 |
-
1995
- 1995-02-10 JP JP4630395A patent/JPH08218638A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013204343A (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-07 | Tokyo Tekko Co Ltd | 鉄筋篭建込方法及び仮固定装置 |
| JP2020045689A (ja) * | 2018-09-19 | 2020-03-26 | 山本建設 株式会社 | 鉄筋落下防止治具、鉄筋吊り下げ治具、及び鉄筋落下防止方法 |
| JP2021191928A (ja) * | 2020-06-05 | 2021-12-16 | 鹿島建設株式会社 | 鉄筋端部の連結方法、及び、連結用のガイド治具 |
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| Date | Code | Title | Description |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20031224 |
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| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040420 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |