JPH08220773A - 感光性樹脂印刷版の製版方法および製版機 - Google Patents

感光性樹脂印刷版の製版方法および製版機

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JPH08220773A
JPH08220773A JP2912995A JP2912995A JPH08220773A JP H08220773 A JPH08220773 A JP H08220773A JP 2912995 A JP2912995 A JP 2912995A JP 2912995 A JP2912995 A JP 2912995A JP H08220773 A JPH08220773 A JP H08220773A
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JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive resin
plate
plate material
brush
resin plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP2912995A
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English (en)
Inventor
Toshiki Kito
俊喜 鬼頭
Shigetora Kashio
重虎 樫尾
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Publication of JPH08220773A publication Critical patent/JPH08220773A/ja
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 感光性樹脂版材のブラシ洗い出し工程におい
て、ブラシおよび版材のうち少なくとも一方に、振動数
5回/秒以上の振動を与えることを特徴とする感光性樹
脂印刷版の製版方法。 【効果】 従来の現像方法よりも短時間で、かつレリー
フ形状の良好な印刷版を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光性樹脂版の洗い出
し工程の効率をあげるための感光性樹脂版材の製版方法
および製版機に関するものである。さらに詳しくは、洗
い出し工程の少なくとも一部で、ブラシおよび版材のう
ち少なくとも一方に微細な振動を与えることにより、ブ
ラシ自身が持つ弾性を利用して、感光性樹脂版材のレリ
ーフの微細な裾部分の現像速度を加速させ、洗い出し時
間を短縮させ、また良好なレリーフ形状を与える感光性
樹脂版材の製版方法および製版機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】感光性樹脂版材の製版工程において、露
光工程にて部分的に感光性樹脂層を硬化させた後、洗い
出し工程にて未硬化樹脂を除去することによりレリーフ
を形成させる。従来から知られている洗い出し工程は、
大別して2つの方式に区別することができる。第1の方
式は小孔から溶剤を噴出させることにより未硬化樹脂を
除去するスプレー現像であり、第2の方式はブラシおよ
び版材のいずれかもしくは両者を円運動あるいは往復直
線運動させることにより未硬化樹脂を除去するブラシ現
像である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スプレー現像ではスプレーノズルの詰まりや孔径の広が
りにより現像ムラが発生しやすく、現像ムラがなくなる
まで長時間洗い出すことによって物理的に弱い小面積の
絵柄部までが溶出したり欠けたりするという問題点があ
った。一方、従来のブラシ現像では感光性樹脂版材のレ
リーフの裾部分まで完全に洗い出すには長時間かかり、
そのために物理的に弱い小面積の絵柄部までが溶出した
り欠けたりするという問題点があった。
【0004】本発明はかかる従来技術の欠点を改良し、
ブラシおよび版材のうち少なくとも一方に振動を与える
ことにより、感光性樹脂版材のレリーフの裾部分の現像
速度を加速させ洗い出し時間を短縮させ、さらに良好な
レリーフ形状を与える感光性樹脂版材の製版方法および
製版機を提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するた
め、本発明は下記の構成からなる。すなわち、「感光性
樹脂版材のブラシ洗い出し工程において、ブラシおよび
版材のうち少なくとも一方に、振動数5回/秒以上の振
動を与えることを特徴とする感光性樹脂版材の製版方
法。」および、それに用いられる装置「感光性樹脂版材
固定器具およびブラシを具備した製版機であって、さら
にブラシおよび版材のうち少なくとも一方を振動数5回
/秒以上で振動させる手段を具備した製版機。」であ
る。
【0006】以下に本発明を詳細に説明する。
【0007】まず、感光性樹脂版材は部分的に露光さ
れ、部分的に光硬化もしくは光可溶化された後、洗い出
し工程(現像工程)に施される。ここで使用される感光
性樹脂版材としては、ポリビニルアルコールやポリアミ
ドを主成分とし、さらに光重合性の化合物を含有するも
のが好ましく用いられる。
【0008】露光の後、ブラシを用いて洗い出しを行な
う。通常、水、アルコールなどの溶剤の存在下で行なわ
れる。本発明のブラシによる洗い出し工程では、ブラシ
または版材のいずれかに、微細な振動を与えることが特
徴である。ここでいう微細な振動としては、往復直線運
動、回転運動などが例示される。
【0009】振動の条件としては振動数が5回/秒以
上、好ましくは20回/秒以上であることが必要であ
る。また振動の振幅としては10mm以下、さらに5mm以
下が好ましい。振動数が5回/秒未満であると現像速度
が低下し洗い出し時間を十分に短縮させることができな
い。また振幅が10mmを越えると同様に現像速度が低下
し洗い出し時間を十分に短縮させることができない。
【0010】本発明では、感光性樹脂版材の洗い出し工
程のすべての時間に、本願発明のような微細な振動によ
る洗い出しが実施される必要はなく、少なくとも一部の
時間で施されていれば良い。
【0011】以上の方法によって、感光性樹脂版材を、
早い現像速度で洗い出すことにより、レリーフ形状の良
好な印刷版が得られる。
【0012】次に、本発明の感光性樹脂印刷版を製造す
るための製版機の一例を図1を用いて説明する。図1は
ブラシに振動を与えることのできる手段を持つ製版機の
正面からの透視図である。製版機1には、洗い出し槽1
0の中に、洗い出し用ブラシ6と、洗い出しブラシの先
に対向して、感光性樹脂版材固定用具2が設けられてい
る。洗い出しブラシ6の根元には、ブラシを保持するた
めのブラシ台7がある。ブラシ台7に対して、振動数5
回/秒以上の振動を与える手段である振動装置8が連結
されている。また感光性樹脂版材固定用具2に対して
は、クランク5を隔てて、モータ3が連結されており、
モータの回転によって感光性樹脂版材固定用具2を大き
く運動させることができる。また従動軸4はモータの回
転によって感光性樹脂版材固定用具2が運動することに
よって、同期して運動する。必ずしも必要はないがふた
9と洗い出し槽10は蝶番い(図示せず)で固定されて
おり、ふた9は開閉することができる。
【0013】図1の装置は、感光性樹脂版材側に大きな
運動、ブラシ側に微細な振動を与える機能を有するもの
であるが、かならずしも本発明では大きな運動の手段は
必要ではない。また大きな運動を与えるモータと微細な
振動を与える振動装置との配置関係において図1の逆の
配置でも、またブラシ側または感光性樹脂版材側の一方
に、両者が複合した機能を具備していてもよい。
【0014】またブラシと感光性樹脂版材固定用具との
位置関係は図1に示すようなものに限らず、図1と上下
関係を逆にしたもの、またブラシと感光性樹脂版材固定
用具が垂直になっているものでも構わない。
【0015】次に、実際の洗い出し工程について、図2
を用いて説明する。水からなる現像液12を感光性樹脂
版材固定用具2が浸漬される程度に洗い出し槽10に投
入する。露光後の感光性樹脂版材11を両面テープ等
で、ステンレス板からなる感光性樹脂版材固定用具2に
貼り付ける。感光性樹脂版材固定用具2はモータ3によ
り、従来の洗い出し装置と同様に、感光性樹脂版材11
と平行に円運動し、その結果感光性樹脂版材11が大き
く運動することになる。一方、ブラシ6はブラシ支持体
7によって、感光性樹脂版材と平行にスライド可能なよ
うに支持され振動装置8により、本発明の特徴である微
細な振動が与えられる。その結果良好なレリーフ形状を
有する印刷版が得られる。
【0016】
【実施例】以下に本発明を実施例により具体的に説明す
る。
【0017】実施例1 感光性樹脂版材としてトレリーフWS130PX(東レ
(株)製、サイズ150mm×210mm、感光層厚1
mm)を用いた。感光性樹脂版材にネガティブの原図フ
ィルム(2cm×4cmの枠、7級の明朝文字を含む絵
柄)を真空密着させ300〜400nmの波長を持つケ
ミカル灯にて紫外線を3分間照射して露光を行った。つ
いで図1に記載の製版機を用いて、露光済み感光性樹脂
版材を両面テープにてステンレス板2に貼りつけ、洗い
出し槽10に、感光性樹脂版材が浸漬する程度に30℃
の水道水をいれた後、ふたを閉めてモータ3を4分間作
動させ、回転数1回/秒、半径3cmの円運動によるブ
ラシ現像を行い、次いで振動装置を1分間作動させ振動
数60回/秒、振幅2mmの往復振動を与え振動現像を
行った。合計5分間で現像は終了した。現像終了した版
材(以降、印刷版と称する)を評価した結果、枠絵柄の
角部は完全に現像されており、7級の明朝文字も完全に
再現していることが確認された。
【0018】実施例2 洗い出し工程において、本発明の製版機のモータと振動
装置を同時に5分間作動させた。その他の条件は実施例
1と同一である。印刷版を評価した結果、枠絵柄の角部
は完全に現像されており7級の明朝文字も完全に再現し
ていることが確認された。
【0019】比較例1 洗い出し工程において、本発明の製版機のモータのみの
運動、すなわち回転数1回/秒、半径3cmの円運動に
よるブラシ現像を5分間作動させた。その他の条件は実
施例1と同一である。印刷版を評価した結果、枠絵柄の
角部は完全に現像されておらず7級の明朝文字は完全に
再現していることが確認された。
【0020】比較例2 洗い出し工程において、本発明の製版機のモータのみの
運動、すなわち回転数1回/秒、半径3cmの円運動に
よるブラシ現像を8分間作動させた。その他の条件は実
施例1と同一である。印刷版を評価した結果、枠絵柄の
角部は完全に現像されていたが7級の明朝文字の一部に
レリーフの欠落があった。
【0021】比較例3 実施例1と同様に露光までの工程を行ない、得られた感
光性樹脂版材を、スプレー式現像機に取り付け、水圧
3.5kg/cm2 、水温30℃で現像ムラのなくなる
まで洗い出しを行った。非露光部を完全に溶出するのに
10分間を要した。その他の条件は実施例1と同一であ
る。印刷版を評価した結果、枠絵柄の角部は完全に現像
されていたが7級の明朝文字の一部にレリーフの欠落の
あることが確認された。
【0022】
【発明の効果】本発明は上述した通り、洗い出し工程の
少なくとも一部で微細な振動による現像を実施すること
により、従来の現像方法よりも短時間で、かつレリーフ
形状の良好な印刷版を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】製版機の概要を示す正面からの透視図である。
【図2】製版機における洗い出しの概略を示す正面から
の透視図である。
【符号の説明】
1:製版機 2:感光性樹脂版材固定用具(ステンレス板) 3:モータ 4:従動軸 5:クランク 6:ブラシ 7:ブラシ台 8:振動装置 9:ふた 10:洗い出し槽 11:感光性樹脂版材 12:現像液

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光性樹脂版材のブラシ洗い出し工程に
    おいて、ブラシおよび版材のうち少なくとも一方に、振
    動数5回/秒以上の振動を与えることを特徴とする感光
    性樹脂印刷版の製版方法。
  2. 【請求項2】 振動の振幅が10mm以下であることを特
    徴とする請求項1記載の感光性樹脂版材の製版方法。
  3. 【請求項3】 感光性樹脂版材固定器具およびブラシを
    具備した製版機であって、さらにブラシおよび版材のう
    ち少なくとも一方を振動数5回/秒以上で振動させる手
    段を具備した製版機。
  4. 【請求項4】 感光性樹脂版材固定器具およびブラシを
    具備した製版機であって、さらにブラシおよび感光性樹
    脂版材固定器具のうち少なくとも一方を振動数5回/秒
    以上、振幅10mm以下で振動させる手段を具備した製版
    機。
JP2912995A 1995-02-17 1995-02-17 感光性樹脂印刷版の製版方法および製版機 Pending JPH08220773A (ja)

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JP2912995A JPH08220773A (ja) 1995-02-17 1995-02-17 感光性樹脂印刷版の製版方法および製版機

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7350319B2 (en) 2004-09-06 2008-04-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Clothing dryer
CN110877379A (zh) * 2019-12-12 2020-03-13 重庆新西亚铝业(集团)股份有限公司 一种带有碎屑清理防护机构的数控雕刻机行走压料装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7350319B2 (en) 2004-09-06 2008-04-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Clothing dryer
CN110877379A (zh) * 2019-12-12 2020-03-13 重庆新西亚铝业(集团)股份有限公司 一种带有碎屑清理防护机构的数控雕刻机行走压料装置

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