JPH08221635A - 硬貨収納払出し装置 - Google Patents

硬貨収納払出し装置

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JPH08221635A
JPH08221635A JP7029609A JP2960995A JPH08221635A JP H08221635 A JPH08221635 A JP H08221635A JP 7029609 A JP7029609 A JP 7029609A JP 2960995 A JP2960995 A JP 2960995A JP H08221635 A JPH08221635 A JP H08221635A
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JP7029609A
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Masahiro Akiyama
昌弘 秋山
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 硬貨収納部のオーバーフロー等によって投出
される硬貨を収容するための硬貨受け容器の収容量を低
下させることなく装置の薄型化を図る。 【構成】 硬貨投入口より投入された硬貨を収納する硬
貨収納部16と、この硬貨収納部16に収納された硬貨
を1枚ずつ排出する硬貨収納排出機構18と、硬貨収納
部16から排出される硬貨を受けて硬貨払出し口14へ
案内するガイド体49と、同じく硬貨収納部16から排
出される硬貨を収容する硬貨受け容器50と、排出硬貨
をガイト体49側と硬貨受け容器50とに振分ける硬貨
振分機構51とを設けたものにおいて、硬貨受け容器5
0に収容された硬貨の積層状態を崩す硬貨崩し機構57
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子キャッシュレジス
タ,POS(販売時点情報管理)端末等の金銭登録機か
ら送出される信号により釣銭を自動的に払い出す釣銭自
動払出し装置等に利用される硬貨収納払出し装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の硬貨収納払出し装置は、
たとえば特開昭50−108994号公報,実開平5−
12981号公報に記載されているように、硬貨投入口
から投入された硬貨を金種別に収納しておき、収納され
た硬貨を金銭登録機からの出金指令に応じて1枚ずつ金
種別に払い出すようにしたものである。
【0003】しかし、特開昭50−108994号公報
に記載された硬貨収納払出し装置では、投入された硬貨
を鉛直方向に積み重ねて収納しているため、硬貨の収納
容量が多くて薄型の硬貨収納払出し装置を実現すること
が困難であり、特に釣銭自動払出し装置として利用しよ
うとした場合、装置本体の上に電子キャッシュレジスタ
等の金銭登録機を置くことが困難になるので不向きであ
った。
【0004】また、実開平5−12981号公報に記載
された硬貨収納払出し装置では、投入された硬貨を鉛直
方向に積み重ねて収納する構成を採用していないので、
上述した問題が生じることはないが、硬貨収納部に収納
された硬貨を外部へ払い出す手段が、硬貨収納部の底面
に設けられた繰出ベルトと、この繰出ベルトにより繰出
された硬貨を一層一列状態に規制する分離ローラと、繰
出ベルトの硬貨搬送面を上下動させて硬貨が一箇所に集
中することを防止する偏心ローラとを備えて構成されて
いるため、機構部の構成が複雑になるとともに、硬貨収
納時と排出時とで別々の駆動源を必要とし、コスト高に
なるという問題があった。
【0005】そこで本出願人は、収納容量に左右される
ことなく薄型化を図ることができ、かつ収納硬貨を釣銭
として払い出す硬貨払出し手段の構成を簡略化してコス
トの低減を図ることのできる硬貨収納払出し装置を既に
出願済みである(特願平6−64078号参照)。
【0006】この先願の硬貨収納払出し装置は、硬貨投
入口から投入された複数枚の硬貨を硬貨の面同士が重ね
合って水平方向に一列に収納する硬貨収納部を設けると
ともに、この硬貨収納部に収納された硬貨により形成さ
れた硬貨列の一端側に回転可能にローラ部材を設け、払
出し時にはこのローラ部材に硬貨押当て手段によって前
記硬貨列の一端側の面を押し当てて、ローラ部材の回転
摩擦力により前記硬貨列の先頭硬貨から順に1枚ずつ投
出し、収納時には前記ローラ部材とこのローラ部材に当
接する硬貨列の一端側の面との間に硬貨収納スペースを
形成して、このスペースに硬貨投入口から投入された硬
貨を硬貨案内部材によりほぼ直立姿勢で案内した後、前
記ローラ部材の回転摩擦力により硬貨収納部に収納する
ようにしたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、先願の硬貨
収納払出し装置においても硬貨収納部の収納量には制限
がある。このため、硬貨収納部からオーバーフローした
硬貨を硬貨払出し口とは別に設けられた硬貨受け容器に
収容するように構成されていた。しかしながら、先願の
硬貨収納払出し装置においては装置の薄型化を図る必要
があったので、硬貨受け容器の高さを低くしなければな
らなかった。それにも拘らず、硬貨収納部からオーバー
フローによって投出された硬貨は、全て硬貨受け容器の
一定箇所に落下するので、この落下部近傍にて硬貨が積
層されてしまい、容器に空間があるにも拘らず硬貨を収
容できなくなるおそれがあった。
【0008】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たものであり、その目的とするところは、硬貨収納部の
オーバーフロー等によって投出される硬貨を収容するた
めの硬貨受け容器の収容量を低下させることなく装置の
薄型化を図ることができる硬貨収納払出し装置を提供し
ようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の硬貨収納払出し
装置は、硬貨投入口より投入された硬貨を収納する硬貨
収納部と、この硬貨収納部に収納された硬貨を1枚ずつ
排出する硬貨排出手段と、この硬貨排出手段により排出
される硬貨を受けて硬貨払出し口へ案内するガイド体
と、硬貨排出手段により排出される硬貨を収容する硬貨
受け容器と、硬貨排出手段により排出された硬貨をガイ
ト体側と硬貨受け容器側とに振分ける硬貨振分手段と、
硬貨受け容器に収容された硬貨の積層状態を崩す硬貨崩
し機構とを備えたものである。
【0010】
【作用】このような構成の本発明であれば、硬貨収納部
から排出され、硬貨受け容器に収容された硬貨が積層し
ても硬貨崩し機構により崩されて均されるので、硬貨受
け容器の高さを低くしても多くの硬貨を収容できるよう
になる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1ないし図2
0を参照して説明する。図1ないし図3に示すように、
この発明の一実施例に係る硬貨収納払出し装置1は、箱
形形状の本体ケース2を有している。この本体ケース2
は前端が開口しており、その左右内側面には上側ガイド
レール3および下側ガイドレール4(図2参照)が本体
ケース2の前後方向に沿って設けられているとともに、
ガイドローラ5が設けられている。
【0012】前記本体ケース2の内部には、本体部6
(図3参照)が設けられている。この本体部6は本体ケ
ース2の前端から引き出せるようになっており、その左
右側板部7,7には前記上側ガイドレール3および下側
ガイドレール4に転接するガイドローラ8(図2参照)
が設けられているとともに、前記ガイドローラ5に当接
する上側ガイドレール9が本体部6の前後方向に沿って
設けられている。
【0013】前記本体部6には、フロントカバー10が
設けられている。このフロントカバー10は本体ケース
2の前側に設けられており、その上面右端部には硬貨投
入口11が形成され、上面中央部にはキーボード部12
および表示部13が設けられ、上面左端部には硬貨払出
口14が形成されている。
【0014】前記本体部6には、図3に示すように、硬
貨収納カセット15が設けられている。そして、この硬
貨収納カセット15には、図4に示すように、硬貨投入
口11より投入された硬貨を種別にかつ水平方向に硬貨
同士の面を重ね合わせて一列に収納する複数の硬貨収納
部16が硬貨の種類に対応して設けられている。これら
の硬貨収納部16は、図5に示すように、底板16a
と、この底板16aの後端に設けられた背板16bと、
この背板16bの左右両端部から底板16aの前端に向
けて延設された一対の側板16cとで形成されており、
前記底板16aの前端には、収納硬貨を払い出すための
硬貨排出口17(図4参照)が後述する硬貨払出ローラ
19との間に形成されている。
【0015】前記本体部6には、図6に示すように、硬
貨投入口11より投入された硬貨を硬貨の種類に応じて
硬貨収納部16に収納するとともに硬貨収納部16に収
納された硬貨を排出する硬貨収納排出機構18が設けら
れている。この硬貨収納排出機構18は、図4に示すよ
うに、硬貨収納部16に収納された硬貨により形成され
た硬貨列の一端側に回転可能に設けられ、回転摩擦力に
より前記硬貨の収納及び排出を行うローラ部材としての
複数の硬貨払出ローラ19と、これら硬貨払出ローラ1
9の両側にそれぞれ設けられ、この硬貨払出ローラ19
と後述する硬貨押当て機構27により該硬貨払出ローラ
19に押し当てられた硬貨との間に硬貨収納スペースを
形成するスペース形成手段としてのカム部20とを備え
ており、これらの硬貨払出ローラ19およびカム部20
は、払出モータ80(図13参照)の駆動力により図6
中時計回りに回転するようになっている。
【0016】また、前記硬貨収納排出機構18は、図7
に示すように、各硬貨収納部16の硬貨排出口17をそ
れぞれ閉鎖する複数のシャッター部材21と、これらの
シャッター部材21を閉方向に付勢する複数のコイルバ
ネ22とを備えており、前記シャッター部材21には、
コイルバネ22の付勢力に抗してシャッター部材21を
後退動作させるソレノイド23がそれぞれ連結されてい
る。
【0017】なお、前記硬貨払出ローラ19は、図8に
示すように、ポリアセタール等の熱可塑性樹脂材からな
る円柱部材24の外周にウレタンゴム等の弾性材からな
る幅広の弾性リング25を装着して構成されている。ま
た、前記カム部20は、図7に示すように、円柱部材2
4の周面に硬貨払出ローラ19の外径よりも突出した凸
部26を設けて構成されている。なお、円柱部材24を
弾性体で形成し、その外周面に軸方向に沿って凸部を設
けることにより、硬貨払出ローラ19とカム部20とを
一体的に形成してもよい。
【0018】前記本体部6には、図6に示すように、前
記硬貨収納部16に収納された硬貨を硬貨払出ローラ1
9に押し当てる硬貨押当て手段としての硬貨押当て機構
27が設けられている。この硬貨押当て機構27は、図
8に示すように、前記硬貨収納部16内にスライド自在
に設けられた複数の押圧部材28を備えており、これら
の押圧部材28には、押圧部材28を硬貨収納部16の
前側に付勢するコイルバネ29の一端が係止されてい
る。なお、コイルバネ29の他端は硬貨収納部16の前
端部下方に設けられたピン30を経由し、硬貨収納部1
6の後端部下方に設けられたピン31に係止されてい
る。
【0019】前記本体部6には、図3に示すように、前
記硬貨投入口11より投入された硬貨を硬貨収納部16
の上方位置に搬送するための硬貨搬送機構32が設けら
れている。この硬貨搬送機構32は、図9および図10
に示すように、前記硬貨投入口11より投入された硬貨
Cをフロントカバー10の後側に搬送する搬送ベルト3
3と、この搬送ベルト33により搬送される硬貨を一層
一列状態に規制する分離ローラ34と、この分離ローラ
34を通過した硬貨を硬貨収納排出機構18の上方位置
に案内するガイド板35と、このガイド板35の上面に
硬貨を押し付けながら搬送する搬送機構部36とからな
る。
【0020】前記搬送ベルト33および分離ローラ34
は、投入モータ79(図13参照)の駆動力を受けて図
10中矢印方向に回転するようになっている。また、前
記搬送機構部36は、図3および図11に示すように、
ガイド板35の上方に配設された硬貨押え板37と、こ
の硬貨押え板37の下面側左右両端部に設けられたプー
リ38,39とを備えており、これらのプーリ38,3
9には、断面が円形形状をなす搬送ベルト40が掛け回
されている。
【0021】また前記搬送機構部36は、プーリ39を
駆動する回転軸41と、この回転軸41の上端に取り付
けられたタイミングプーリ42とを備えており、このタ
イミングプーリ42には、タイミングベルト43が搬送
モータ44の回転軸に取り付けられたタイミングプーリ
45との間に掛け渡されている。なお、プーリ39は硬
貨押え板37との間に設けられたスプリング46により
下方に付勢されている。
【0022】前記ガイド板35の左側端部における硬貨
収納排出機構18の上方位置には、各種硬貨の外形にそ
れぞれ一致した複数の硬貨選別孔47(図9参照)が穿
設されている。各硬貨選別孔47は前記ガイド板35の
左側端部から径の大きい順に穿設されており、搬送され
た硬貨が径の小さい順に落下するようになっている。因
みに、左側端部より500円硬貨,10円硬貨,100
円硬貨,5円硬貨,50円硬貨,1円硬貨の各外形にそ
れぞれ対応している。なお、図示しないが、1円硬貨の
選別孔よりも右側には1円硬貨より小さい異物を落下さ
せるための孔が穿設されている。
【0023】各硬貨選別孔47の出口部には、図6に示
すように、搬送ベルト40により搬送された硬貨を水平
姿勢から直立姿勢に変えながら硬貨払出ローラ19と硬
貨収納部16との間に案内する硬貨案内部材48が設け
られている。この硬貨案内部材48は、ガイド板35の
下面から硬貨払出ローラ19の上部に向かって円弧状に
湾曲して延設された案内面48aを有している。なお、
案内面48aとこの案内面48aに対向する押え面48
bとの下端部における間隙は、硬貨1枚の厚さよりも大
きく、かつ硬貨2枚の厚さよりも小さくなっている。
【0024】前記本体部6には、図6に示すように、硬
貨収納排出機構18により各硬貨収納部16の硬貨排出
口17から排出された硬貨を受けて前記硬貨払出し口1
4に案内するガイド体49が設けられている。また、こ
のガイド体49の後端側には、各硬貨収納部16からオ
ーバーフローした硬貨等を貯えるための硬貨受け容器5
0が設けられている。そして、この硬貨受け容器50と
ガイド体49との近接部上方には、各硬貨排出口17か
ら排出された硬貨をそれぞれガイド体49側と硬貨受け
容器50側とに振り分ける硬貨振分手段としての振分機
構51が設けられている。
【0025】前記硬貨受け容器50は、図12に示すよ
うに、一対のガイドレール52によって前後に摺動自在
に設けられた振動ケース53に収容されている。振動ケ
ース53の後端部はソレノイド54のプランジャ55に
取り付けられている。前記ソレノイド54はプランジャ
55の後端にスプリング56を挿着しており、通電され
るとスプリング6の付勢力に抗してプランジャ55を引
込み、通電が解除されるとスプリング56の付勢力によ
ってプランジャ55が元に戻るようになっている。従っ
て、このソレノイド54の通電オン,オフを短時間で繰
り返すことにより振動ケース53は前後に振動し、硬貨
受け容器50内に硬貨が積層していた場合には崩れ落ち
る。ここに、振動ケース53及びスプリング56付のソ
レノイド54は硬貨崩し機構57を構成する。
【0026】なお、前記振動ケース53の一側面53a
は下辺部を軸に回動自在な蓋体となっており、外側に倒
すことによって硬貨受け容器50を振動ケース53から
取出せるようになっている。
【0027】この他、前記本体部6には、図3に示すよ
うに、紙幣収納手段としてのドロワ58と、このドロワ
58を開閉駆動するドロワ開閉駆動機構59が設けられ
ている。また、硬貨投入口11に投入された硬貨を光学
的に検出する硬貨投入センサ60(図10参照)、各硬
貨収納部16に収納された硬貨の満杯状態を光学的に検
出する収納硬貨センサ61(図3参照)、各硬貨選別孔
47を通過する硬貨をそれぞれ光学的に検出する複数の
硬貨選別センサ62(図6参照)、各硬貨収納部16の
硬貨排出口17から排出される硬貨をそれぞれ光学的に
検出する複数の硬貨払出センサ63(図6参照)等が設
けられている。
【0028】図13はこの実施例装置の概略構成を示す
ブロック図である。この実施例装置は、制御部本体とし
てCPU70(Central Processing Unit )を搭載する
とともに、このCPU70に予め設定される時間間隔で
周期的に割込信号X,Yを発生するタイマコントローラ
71を搭載している。
【0029】また、この実施例装置は、前記CPU70
が制御する主記憶部としてROM(Read Only Memory)
72及びRAM(Random Access Memory)73を搭載す
るとともに、例えばRS232C仕様の通信インタフェ
ース74と、入出力インタフェース75とを搭載してい
る。
【0030】そして、前記CPU70と、タイマコント
ローラ71,ROM72,RAM73,通信インタフェ
ース74及び入出力インタフェース75とをアドレスバ
ス,データバス等のバスライン76で接続している。
【0031】前記ROM72には、前記CPU70が実
行するプログラム等の固定的データが予め格納されてい
る。
【0032】また、前記RAM73には、特に図14に
示すように収納枚数カウンタ、投出枚数カウンタ及び払
出し枚数エリアをそれぞれ硬貨の金種(500円,10
0円,50円,10円,5円,1円の6種)別に備えて
なる金種別テーブル73aと、釣銭硬貨の払出し処理中
にセットされる払出中フラグの記憶エリア73bと、投
入硬貨の収納処理中にセットされる収納中フラグの記憶
エリア73cと、いずれか1つの硬貨収納部16に硬貨
が収納されてからの経過時間を計時するタイマカウンタ
73dと、各硬貨収納部16における硬貨収納枚数の上
限枚数を設定する上限枚数設定エリア73eが形成され
ている。
【0033】なお、上限枚数は硬貨収納部16に設けら
れた収納硬貨センサ61によって収納満杯状態が検知さ
れるときの硬貨列を形成する硬貨の枚数よりも若干少な
い枚数に設定されており、全金種共通のデータを設定し
てもよいし、金種毎に異なるデータを設定してもよい。
【0034】前記通信インタフェース74には、図示し
ないがインタフェース用ケーブルを介してPOS端末が
1台若しくは複数台接続されており、POS端末より発
生される釣銭データ(硬貨によって支払われる釣銭額に
相当する金額データ)を受信する。
【0035】前記入出力インタフェース75には、前記
キーボード部12からのキー信号を取込むキーボード回
路77、前記表示部13のデータ表示を制御する表示制
御回路78が接続されている。
【0036】また、前記投入モータ79、搬送モータ5
0及び払出モータ80の通電オン、オフをそれぞれ制御
するモータ駆動回路81,82,83と、ドロワ開閉駆
動機構59、振分機構51、シャッター部材駆動用ソレ
ノイド23及び硬貨受け容器振動用ソレノイド54の通
電オン、オフをそれぞれ制御する駆動回路84,85,
86,87と、硬貨投入センサ60、収納硬貨センサ6
1、硬貨選別センサ62及び硬貨払出センサ63からの
信号がそれぞれ入力されるセンサ信号入力回路88,8
9とが接続されている。
【0037】しかして、前記CPU70は、特に図15
に示す釣銭払出処理、図16に示す硬貨収納処理、図1
7に示すオーバーフロー処理及び図18に示す収納満杯
警告処理を、それぞれ以下の如く実行するように、RO
M72内のプログラムによって制御されている。
【0038】[釣銭払出処理]CPU70は、通信イン
タフェース74を介してPOS端末から硬貨によって支
払われる釣銭額に相当する釣銭データを受信すると、S
T(ステップ)1としてこの釣銭額を支払う上で硬貨が
最小枚数となる金種別払出枚数を決定する。
【0039】具体的には、先ず釣銭データが硬貨の最大
単位である500円以上か否かを判別し、500円以上
の場合のみ500円硬貨の払出枚数を「1」とするとと
もに、釣銭データから500円を減じた金額を新たな釣
銭データとする。
【0040】次に、釣銭データが100円以上か否かを
判別し、100円以上の場合のみ100円硬貨の払出枚
数を「1」とするとともに釣銭データから100円を減
じた金額を新たな釣銭データとする。そして、再び釣銭
データが100円以上か否かを判別する。ここで、未だ
100円以上の場合には100円硬貨の払出枚数を
「2」とするとともに釣銭データからさらに100円を
減じた金額を新たな釣銭データとする。こうして、釣銭
データが100円未満となるまで上記処理を繰り返す。
【0041】次に、釣銭データが50円以上か否かを判
別し、50円以上の場合のみ50円硬貨の払出枚数を
「1」とするとともに、釣銭データから50円を減じた
金額を新たな釣銭データとする。
【0042】次に、釣銭データが10円以上か否かを判
別し、10円以上の場合のみ10円硬貨の払出枚数を
「1」とするとともに釣銭データから10円を減じた金
額を新たな釣銭データとする。そして、再び釣銭データ
が10円以上か否かを判別する。ここで、未だ10円以
上の場合には10円硬貨の払出枚数を「2」とするとと
もに釣銭データからさらに10円を減じた金額を新たな
釣銭データとする。こうして、釣銭データが10円未満
となるまで上記処理を繰り返す。
【0043】次に、釣銭データが5円以上か否かを判別
し、5円以上の場合のみ5円硬貨の払出枚数を「1」と
するとともに、釣銭データから5円を減じた金額を新た
な釣銭データとする。
【0044】最後に、残った釣銭データを1円硬貨の払
出枚数と決定して、この金種別払出枚数決定処理を終了
する。
【0045】CPU70は、こうして決定された金種別
の払出枚数を、金種別テーブル73aの払出枚数エリア
にそれぞれセットする。また、金種別テーブル73aの
投出枚数カウンタを全金種とも「0」に初期化する。
【0046】さらに、フラグ記憶エリア73bにおける
払出中フラグを釣銭払出中を示すセット状態にしたなら
ば、モータ駆動回路83を介して払出モータ80への通
電をオンする。また、払出枚数が1以上の払出対象硬貨
が収納されている硬貨収納部16のシャッター部材駆動
用ソレノイド23を選択し、ソレノイド駆動回路86を
介してその選択したシャッター部材駆動用ソレノイド2
3への通電をオンする。なお、振分機構51への通電は
オフされており、硬貨収納部16からの排出硬貨はガイ
ド体49に沿って硬貨払出し口14に案内されるように
なっている。
【0047】これにより、硬貨払出ローラ19及びカム
部20が回転駆動するとともに、対応するシャッター部
材21が開放して、硬貨払出ローラ19の回転摩擦力に
より硬貨収納部16から対応する硬貨が1枚ずつ排出さ
れ、ガイド体53を介して硬貨払出し口14に払い出さ
れる。
【0048】このとき、CPU70は、ST2としてセ
ンサ信号入力回路89を監視して、各硬貨払出センサ6
3からの払出検知信号の入力を待機する。そして、いず
れか1つのセンサ63から払出検知信号が入力される毎
に、ST3としてそのセンサ63に対応する金種の投出
枚数カウンタを「+1」だけ増加するとともに、同金種
の収納枚数カウンタを「−1」だけ減少する。
【0049】ここで、ST4としてこの金種の投出枚数
カウンタの値と払出枚数エリアの値とを比較し、一致し
たならば、ST5として同金種の硬貨が収納されている
硬貨収納部16のシャッター部材駆動用ソレノイド23
への通電をオフする。これにより、対応するシャッター
部材21が閉塞して、硬貨の排出が止まる。
【0050】こうして、払出対象硬貨の全金種について
投出枚数カウンタの値が払出枚数エリアの値に一致する
まで上記ST2〜ST5の処理を繰り返し、一致したな
らば払出終了を判定する。しかる後、払出モータ80へ
の通電をオフするとともに払出中フラグを非払出中を示
すリセット状態にする。これにより、硬貨払出ローラ1
9が停止する。
【0051】また、ドロワ開閉駆動回路84を介してド
ロワ開閉駆動機構59への通電をオンして、この釣銭払
出処理を終了する。これにより、ドロワ58が開放す
る。
【0052】[硬貨収納処理]CPU70は、タイマコ
ントローラ71から例えば100ms間隔で発生される
割込信号Xを入力する毎に、ST11として払出中フラ
グを調べる。そして、この払出中フラグがリセットされ
ている場合には、釣銭硬貨の非払出中なので、ST12
としてセンサ信号入力回路88への入力信号により硬貨
投入センサ60によって硬貨の投入が検知されたか否か
を調べる。
【0053】そして、硬貨投入が検知された場合には、
タイマカウンタ73dを“0”に初期化するとともに、
ST13としてフラグ記憶エリア73cにおける収納中
フラグを調べる。ここで、この収納中フラグがリセット
されている場合には、投入硬貨の非収納中なので、ST
14としてこの収納中フラグを硬貨収納中を示すセット
状態にするとともに、モータ駆動回路81,82,83
を介して投入モータ79,搬送モータ44及び払出モー
タ80への通電を順次オンしたならば、この処理を終了
する。
【0054】これにより、搬送ベルト33および分離ロ
ーラ34が駆動するとともに、搬送ベルト40が駆動す
る。また、硬貨払出ローラ19及びカム部20も回転駆
動して、硬貨投入口11に投入された硬貨がその金種に
対応する硬貨収納部16に収納される。
【0055】ST13にて収納中フラグがセットされて
いる場合には、既に投入モータ79,搬送モータ44及
び払出モータ80への通電がオンしており、投入硬貨の
収納中なので、ST14の処理を行わずにこの処理を終
了する。
【0056】ST12にて硬貨投入が検知されていない
場合には、ST15として収納中フラグを調べる。ここ
で、収納中フラグがリセットされている場合には、硬貨
の投入がなく収納中でもないので、この処理を終了す
る。
【0057】ST15にて収納中フラグがセットされて
いる場合には、投入硬貨の収納中であるので、タイマカ
ウンタ73dを「+1」だけ増加する。次に、ST16
としてこのタイマカウンタ73dの値が予め設定されて
いる規定値(硬貨1枚が投入されてから硬貨収納部16
まで搬送され収納されるのに要する時間より十分に大き
い時間に相当するタイマカウンタの値)を越えたか否か
を判断する。
【0058】ここで、タイマカウンタ73dの値が規定
値に達していない場合には、ST18としてセンサ信号
入力回路89への入力信号により硬貨選別センサ62に
よって硬貨が選別されたか否かを判断する。そして、硬
貨の選別有りが判別された場合には、ST19としてこ
の硬貨選別センサ62によって選別された硬貨の金種に
対応する金種別テーブル73aの収納枚数カウンタを
「+1」だけ増加する。また、ST20としてタイマカ
ウンタ73dを「0」に初期化したならば、この処理を
終了する。
【0059】これに対し、ST18にて硬貨の選別無し
が判別された場合には、上記ST19及びST20の処
理を行なわずに、この処理を終了する。
【0060】一方、ST17にてタイマカウンタ73d
の値が前記規定値を越えた場合には、硬貨が硬貨収納部
16に収納されてから一定時間の間、新たな硬貨の投入
も収納も行われておらず、硬貨投入口11内及びガイド
板35上に硬貨が存在しないと判断できるので、収納中
フラグを非収納中を示すリセット状態にするとともに、
投入モータ79,搬送モータ44及び払出モータ80へ
の通電を全てオフして、この処理を終了する。
【0061】また、ST11にて払出中フラグがセット
されている場合には、釣銭硬貨の払出中なので、ST2
1として収納中フラグを調べる。ここで、収納中フラグ
がセットされていた場合には、投入硬貨の収納中に釣銭
払出処理が開始されて払出中フラグがセットされたの
で、釣銭払出処理を優先するために、ST22として収
納中フラグをリセットするとともに、投入モータ79及
び搬送モータ44への通電をオフして、この処理を終了
する。
【0062】なお、ST21にて収納中フラグがリセッ
トされている場合には、ST22の処理を行なわずに、
この処理を終了する。
【0063】[オーバーフロー処理]CPU70は、タ
イマコントローラ71から例えば1分間隔で発生される
割込信号Yを入力する毎に、払出中フラグ及び収納中フ
ラグを調べる。そして、いずれかのフラグがセットされ
ている場合には、釣銭硬貨の払出中若しくは投入硬貨の
収納中なので、この処理を終了する。
【0064】これに対し、両フラグともリセットされて
いる場合には、金種別テーブル73aにおける各金種の
収納枚数カウンタと上限枚数設定エリアに予め設定され
ている上限枚数とをそれぞれ比較して、オーバーフロー
の有無を判別する。そして、上限枚数を越える収納枚数
カウンタが1金種も存在しない場合には、オーバーフロ
ー無しを判断して、この処理を終了する。
【0065】これに対し、少なくとも1金種の収納枚数
カウンタが上限枚数を越えている場合には、オーバーフ
ロー有りを判断する。そして、振分機構駆動回路85を
介して振分機構51への通電をオンする。また、モータ
駆動回路83を介して払出モータ80への通電をオンす
るとともに、ソレノイド駆動回路87を介して硬貨受け
容器振動用ソレノイド54への通電オン,オフを短時間
で繰り返す。さらに、収納枚数カウンタが上限枚数を越
えている金種の排出対象硬貨が収納された硬貨収納部1
6のシャッター部材駆動用ソレノイド23を選択し、ソ
レノイド駆動回路86を介してその選択したシャッター
部材駆動用ソレノイド23への通電をオンする。
【0066】これにより、振分機構51は硬貨収納部1
6からの排出硬貨を硬貨受け容器50側に案内する位置
に移動する。また、硬貨払出ローラ19が回転するとと
もに、対応するシャッター部材21が開放して、硬貨収
納部16から対応する硬貨が1枚ずつ排出され、硬貨受
け容器50へ収容される。このとき、硬貨受け容器50
は前後に振動している。
【0067】次に、ST31としてセンサ信号入力回路
89を監視して、各硬貨払出センサ63からの払出検知
信号の入力を待機する。そして、いずれか1つのセンサ
63から払出検知信号が入力される毎に、ST32とし
てそのセンサ63に対応する金種の収納枚数カウンタを
「−1」だけ減少する。
【0068】ここで、ST33として減少後の収納枚数
カウンタと前記上限枚数とを比較し、収納枚数が上限枚
数以下となったならば、ST34としてこの金種の硬貨
が収納されている硬貨収納部16のシャッター部材駆動
用ソレノイド23への通電をオフする。これにより、対
応するシャッター部材21が閉塞して、硬貨の排出が止
まる。
【0069】こうして、オーバーフローによる排出対象
硬貨の全金種について収納枚数カウンタの値が上限枚数
以下となるまで上記ST31〜ST34の処理を繰り返
し、上限枚数以下になったならばオーバーフロー無しを
判定する。そして、払出モータ80への通電をオフする
とともに、硬貨受け容器振動用ソレノイド54への通電
もオフする。また、振分機構51への通電もオフしたな
らば、この処理を終了する。
【0070】これにより、硬貨払出ローラ19の回転が
停止するとともに、硬貨受け容器50の振動も停止す
る。また、振分機構51が硬貨収納部16からの排出硬
貨をガイド体49側に案内する位置に戻る。
【0071】[収納満杯警告処理]CPU70は、セン
サ信号入力回路88への入力信号を調べる。そして、収
納硬貨センサ61からの満杯検知信号であることを確認
すると、収納硬貨センサ61によって金種別の硬貨収納
部16にそれぞれ収納される硬貨により形成されるそれ
ぞれの硬貨列のうち、いずれかの長さがオーバーフロー
処理が開始される上限枚数の硬貨によって形成される硬
貨列よりも長い所定長以上になって収納満杯状態が検出
されているので、表示制御回路77を制御して表示部1
3に収納満杯エラーを示すエラーコードを表示させて、
ユーザに警告する。
【0072】次いで、収納中フラグを調べる。そして、
セットされている場合には投入硬貨の収納中なので、S
T41として収納中フラグをリセットするとともに、投
入モータ79,搬送モータ44及び払出モータ80への
通電を全てオフして、この収納満杯警告処理を終了す
る。これにより、投入硬貨の収納動作が停止する。
【0073】一方、収納中フラグがリセットされている
場合には、上記ST41の処理を行わずに、この収納満
杯警告処理を終了する。
【0074】このように構成された本実施例の硬貨収納
払出し装置においては、硬貨投入口11に硬貨を投入す
ると、硬貨搬送機構32の搬送ベルト33および分離ロ
ーラ34が図10中矢印方向に駆動される。これにより
硬貨投入口11より投入された硬貨Cは、搬送ベルト3
3によりガイド板35の上面部へ1枚ずつ搬送される。
【0075】また、硬貨投入口11に硬貨を投入する
と、硬貨搬送機構32の搬送ベルト40が図3中矢印方
向に駆動される。これによりガイド板35の上面部に搬
送された硬貨Cは、搬送ベルト40によりガイド板35
の右側端部から左側端部へ水平搬送される。そして、ガ
イド板35の左側端部に搬送された硬貨Cは、ガイド板
35に形成された複数の硬貨選別孔47のうちいずれか
1つの硬貨選別孔47より落下する。そして、図19に
示すように、硬貨案内部材48の案内面48aにより水
平姿勢から垂直姿勢に変えながら対応する硬貨収納部1
6の前端部に案内される。このとき、硬貨選別センサ6
2によって落下した硬貨Cが検出される。
【0076】また、硬貨投入口11に硬貨を投入する
と、硬貨収納排出機構18の硬貨払出ローラ19および
カム部20が時計回りに回転駆動される。そして、硬貨
払出ローラ19およびカム部20が回転駆動されると、
硬貨払出ローラ19に当接していた硬貨が硬貨押当て機
構27の押圧力(コイルバネ29の付勢力)に抗して後
退して硬貨払出ローラ19と硬貨列の先頭硬貨との間に
硬貨一枚分の硬貨収納スペースSが形成される。これに
より、硬貨案内部材52によって硬貨収納部16の前端
部に案内された硬貨Cは硬貨収納スペースSに入り込
み、硬貨払出ローラ19の回転摩擦力によって降下し
て、硬貨列の先頭硬貨と面同士が重ね合されて水平方向
に一列に収納される。
【0077】一方、釣銭払出処理またはオーバーフロー
の実行により前記CPU70から硬貨払出信号が送出さ
れると、硬貨払出ローラ19およびカム部20が時計回
りに回転駆動されるとともに、硬貨収納部16に対応し
て設けられた複数のシャッター部材駆動用ソレノイド2
3のうち払出対象硬貨が収納された硬貨収納部16に対
応するソレノイド23が駆動される。そして、ソレノイ
ド23が駆動されると、シャッター部材21がコイルバ
ネ22の付勢力に抗して後退し、硬貨払出ローラ19と
硬貨収納部16との間に形成された硬貨排出口17が開
放される。これにより硬貨収納部16に収納された硬貨
Cは、図20に示すように、硬貨払出ローラ19の回転
摩擦力により硬貨排出口17から1枚ずつ払い出され
る。そして、釣銭は硬貨払出口14に払出され、オーバ
ーフロー硬貨は硬貨受け容器50に収容される。
【0078】ここで、オーバーフローの実行により硬貨
収納部16から硬貨が硬貨受け容器50に排出される際
には、硬貨受け容器50が硬貨崩し機構57によって前
後に振動する。従って、仮に硬貨受け容器50の中でオ
ーバーフロー硬貨が積層されても、容器の振動によって
崩れ落ち、容器全体に分散される。
【0079】このように本実施例によれば、硬貨収納部
16のオーバーフローによって排出される硬貨を収容す
るための硬貨受け容器50を前後に振動させる硬貨崩し
機構57を設け、硬貨受け容器50の中で積層された硬
貨を振動によって崩して分散するようにしたので、硬貨
受け容器50の高さを低くしても充分な収容量を確保す
ることができる。しかも、硬貨収納部16も複数の硬貨
を水平方向に硬貨同士の面を重ね合わせて一列に収納す
るようにしたので、硬貨の収納容量に左右されることな
く硬貨収納部16の高さも低くできる。この結果、装置
全体の薄型化を図ることができ、本体ケース2の上面に
POS端末等の金銭登録機を載置することができる。
【0080】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではない。例えば、前記実施例では、硬貨収納部16
からオーバーフローした硬貨を硬貨受け容器50に収容
する場合を示したが、硬貨選別孔47を通過した硬貨が
正しいか否かを判別する手段を設け、誤選別を検知した
ときその誤選別された硬貨を硬貨収納部16に収納する
ことなく硬貨受け容器50に排出するような場合にも本
発明の硬貨崩し機構57を設けることによって本発明と
同様な効果を奏する。
【0081】また、前記実施例では、オーバーフロー処
理中に連続的に硬貨受け容器50を振動させるようにし
たが、このオーバーフロー処理中に間欠的に硬貨受け容
器50を振動させるようにして省力化を図ることも可能
である。また、オーバーフロー処理とは無関係に定期的
に硬貨受け容器を振動させるようにしても、本発明の効
果は奏し得る。
【0082】また、前記実施例では、硬貨崩し機構57
を振動ケース53とスプリング付ソレノイド54とで構
成することによって、硬貨受け容器50を振動させるこ
とにより積層状態の硬貨を崩す場合を示したが、容器の
振動以外の方法で積層された硬貨を崩すようにしてもよ
い。
【0083】例えば、図21に示すように、硬貨受け容
器50の上部に熊手状部材91を配置し、この熊手状部
材91の後端部にスプリング付ソレノイド92を接続す
る。そして、適宜ソレノイド92への通電をオンして熊
手状部材91を後方に水平移動させることによって、積
層状態にある硬貨Cを崩すようにしてもよい。この他、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であ
るのは勿論である。
【0084】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
硬貨収納部のオーバーフロー等によって投出される硬貨
を収容するための硬貨受け容器の収容量を低下させるこ
となく装置の薄型化を図ることができる硬貨収納払出し
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る硬貨収納払出し装置
の外観図。
【図2】同実施例の一部切欠側面図。
【図3】同実施例の一部切欠平面図。
【図4】同実施例の硬貨収納カセットの平面図。
【図5】図4のA−A線に沿った断面図。
【図6】図3のB−B線に沿った断面図。
【図7】図4のC−C線に沿った断面図。
【図8】図4のD−D線に沿った断面図。
【図9】同実施例の硬貨搬送機構の構成を示す図。
【図10】図9のE−E線に沿った断面図。
【図11】同実施例の硬貨搬送機構の要部断面図。
【図12】同実施例の硬貨崩し機構を示す斜視図。
【図13】同実施例のブロック構成図。
【図14】同実施例のRAMの構成を示す図。
【図15】同実施例のCPUの釣銭払出処理を説明する
ための流れ図。
【図16】同上CPUの硬貨収納処理を説明するための
流れ図。
【図17】同上CPUのオーバーフロー処理を説明する
ための流れ図。
【図18】同上CPUの収納満杯処理を説明するための
流れ図。
【図19】同実施例の硬貨収納時の作用説明図。
【図20】同実施例の硬貨払出し時の作用説明図。
【図21】本発明に係わる硬貨崩し機構の他の実施例を
示す側面断面図及び正面断面図。
【符号の説明】
1…硬貨収納払出し装置 2…本体ケース 6…本体部 11…硬貨投入口 14…硬貨払出し口 16…硬貨収納部 18…硬貨収納排出機構 19…硬貨払出ローラ 20…カム部 21…シャッター部材 23…シャッター部材駆動用ソレノイド 27…硬貨押当て機構 32…硬貨搬送機構 47…硬貨選別孔 49…ガイド体 50…硬貨受け容器 51…振分機構 53…振動ケース 54…硬貨受け容器振動用ソレノイド 57…硬貨崩し機構 70…CPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬貨投入口より投入された硬貨を収納す
    る硬貨収納部と、この硬貨収納部に収納された硬貨を1
    枚ずつ排出する硬貨排出手段と、この硬貨排出手段によ
    り排出される硬貨を受けて硬貨払出し口へ案内するガイ
    ド体と、前記硬貨排出手段により排出される硬貨を収容
    する硬貨受け容器と、前記硬貨排出手段により排出され
    た硬貨を前記ガイト体側と前記硬貨受け容器側とに振分
    ける硬貨振分手段と、前記硬貨受け容器に収容された硬
    貨の積層状態を崩す硬貨崩し機構とを具備したことを特
    徴とする硬貨収納払出し装置。
JP7029609A 1995-02-17 1995-02-17 硬貨収納払出し装置 Pending JPH08221635A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7029609A JPH08221635A (ja) 1995-02-17 1995-02-17 硬貨収納払出し装置

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JP7029609A JPH08221635A (ja) 1995-02-17 1995-02-17 硬貨収納払出し装置

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JPH08221635A true JPH08221635A (ja) 1996-08-30

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