JPH08222809A - 半導体発光装置 - Google Patents
半導体発光装置Info
- Publication number
- JPH08222809A JPH08222809A JP2677895A JP2677895A JPH08222809A JP H08222809 A JPH08222809 A JP H08222809A JP 2677895 A JP2677895 A JP 2677895A JP 2677895 A JP2677895 A JP 2677895A JP H08222809 A JPH08222809 A JP H08222809A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- mesa stripe
- semiconductor
- active layer
- conductivity type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Semiconductor Lasers (AREA)
- Led Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 埋め込み再成長界面において、リーク電流の
原因となる不純物のパイルアップが少なく、かつ、素子
の長期安定動作に有効である、活性層側面での品質の良
い埋め込み層形成が可能な構造を有した、高抵抗層埋め
込み構造半導体レーザを提供する。 【構成】 第1の導電型を有する(100)半導体基板
1と、活性層3、第2の導電型を有するクラッド層4、
および第2の導電型を有する電極層5を少なくとも含
み、ストライプ状に形成されたメサストライプ11と、
該メサストライプ11を構成する前記第2の導電型を有
するクラッド層4の側面12の一部が、(110)結晶
面13から、逆テーパー側に傾いた結晶面であり、かつ
該メサストライプ11の両側には半絶縁性高抵抗電流阻
止層7を備えた半導体発光装置において、前記メサスト
ライプ11の側面の一部が、前記活性層3をその上に配
置する半導体層2の一部によって構成する。
原因となる不純物のパイルアップが少なく、かつ、素子
の長期安定動作に有効である、活性層側面での品質の良
い埋め込み層形成が可能な構造を有した、高抵抗層埋め
込み構造半導体レーザを提供する。 【構成】 第1の導電型を有する(100)半導体基板
1と、活性層3、第2の導電型を有するクラッド層4、
および第2の導電型を有する電極層5を少なくとも含
み、ストライプ状に形成されたメサストライプ11と、
該メサストライプ11を構成する前記第2の導電型を有
するクラッド層4の側面12の一部が、(110)結晶
面13から、逆テーパー側に傾いた結晶面であり、かつ
該メサストライプ11の両側には半絶縁性高抵抗電流阻
止層7を備えた半導体発光装置において、前記メサスト
ライプ11の側面の一部が、前記活性層3をその上に配
置する半導体層2の一部によって構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光伝送用光源として重
要である高抵抗層埋め込み構造半導体レーザなどの半導
体発光装置に関する。
要である高抵抗層埋め込み構造半導体レーザなどの半導
体発光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半絶縁性InP結晶を埋め込み層とする
高抵抗層埋め込み構造半導体レーザは、素子容量が小さ
く、高速変調が可能となることから、大容量光伝送用光
源として重要視されている。
高抵抗層埋め込み構造半導体レーザは、素子容量が小さ
く、高速変調が可能となることから、大容量光伝送用光
源として重要視されている。
【0003】図3に、従来の高抵抗層埋め込み構造半導
体レーザの構造の断面図を示す。(参考文献:アプライ
ド フィジックス レター vol.59(1991)
p.1269)。かかる半導体レーザの構造を、図4に
示す製作工程を参照しながら説明する。
体レーザの構造の断面図を示す。(参考文献:アプライ
ド フィジックス レター vol.59(1991)
p.1269)。かかる半導体レーザの構造を、図4に
示す製作工程を参照しながら説明する。
【0004】この半導体レーザでは、InPとGaIn
As、AlGaInAsとの選択エッチング液を用いて
メサストライプを形成している。すなわち、まず、n−
InP基板31上に、n−InPバッファ層32、Ga
InAs/AlGaInAsの量子井戸(MQW)活性
層33、p−InPクラッド層34およびp−InGa
As電極層35を積層した後、SiO2 マスク41を形
成する(図4(a))。次いで、このSiO2 マスク4
1をエッチング用マスクとして、p−InGaAs電極
層35を選択的にエッチングし(図4(b))、さらに
p−InPクラッド層34を選択的にエッチングし(図
4(c))、最後に、MQW活性層33を選択的にエッ
チングすることで図4(d)に示すメサストライプ36
を形成している。その後、メサストライプ36をFeを
ドーピングして得た半絶縁性高抵抗InP結晶からなる
Fe−InP層37で埋め込み、p型電極39およびn
型電極40を形成する。なお、Fe−InP層37とp
型電極39との間にはSiO2 が挿入されている。
As、AlGaInAsとの選択エッチング液を用いて
メサストライプを形成している。すなわち、まず、n−
InP基板31上に、n−InPバッファ層32、Ga
InAs/AlGaInAsの量子井戸(MQW)活性
層33、p−InPクラッド層34およびp−InGa
As電極層35を積層した後、SiO2 マスク41を形
成する(図4(a))。次いで、このSiO2 マスク4
1をエッチング用マスクとして、p−InGaAs電極
層35を選択的にエッチングし(図4(b))、さらに
p−InPクラッド層34を選択的にエッチングし(図
4(c))、最後に、MQW活性層33を選択的にエッ
チングすることで図4(d)に示すメサストライプ36
を形成している。その後、メサストライプ36をFeを
ドーピングして得た半絶縁性高抵抗InP結晶からなる
Fe−InP層37で埋め込み、p型電極39およびn
型電極40を形成する。なお、Fe−InP層37とp
型電極39との間にはSiO2 が挿入されている。
【0005】このように、従来、メサストライプの形成
をウエットエッチング液のみで行っているため、その工
程は簡便であり、また、選択エッチングを用いているた
め、制御性、再現性よくメサストライプを作製すること
ができる。さらに、InPクラッド層34のエッチング
を塩酸系エッチング液で行っているため、InPクラッ
ド層34の側面の結晶面が(100)面から逆テーパへ
傾いており、リーク電流の原因となる不純物が埋め込み
成長の際、界面にパイルアップしにくい結晶面となって
いる。
をウエットエッチング液のみで行っているため、その工
程は簡便であり、また、選択エッチングを用いているた
め、制御性、再現性よくメサストライプを作製すること
ができる。さらに、InPクラッド層34のエッチング
を塩酸系エッチング液で行っているため、InPクラッ
ド層34の側面の結晶面が(100)面から逆テーパへ
傾いており、リーク電流の原因となる不純物が埋め込み
成長の際、界面にパイルアップしにくい結晶面となって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の方法で作製される半導体レーザは、素子構造上、
以下に述べるような問題がある。
従来の方法で作製される半導体レーザは、素子構造上、
以下に述べるような問題がある。
【0007】すなわち、図4(d)に示すが如く、活性
層33を選択的にエッチングすることでメサストライプ
の形成を終了しているため、活性層33の側面は、ちょ
うどメサストライプ側面と基板表面とで構成される、メ
サストライプコーナーに位置することになる。この位置
では、埋め込み成長の過程において良質な結晶が成長し
難く、結晶欠陥などが集中しやすい。これが、リーク電
流の原因や素子劣化の原因となり素子特性ならびに素子
の長期安定動作を損なうことになる。
層33を選択的にエッチングすることでメサストライプ
の形成を終了しているため、活性層33の側面は、ちょ
うどメサストライプ側面と基板表面とで構成される、メ
サストライプコーナーに位置することになる。この位置
では、埋め込み成長の過程において良質な結晶が成長し
難く、結晶欠陥などが集中しやすい。これが、リーク電
流の原因や素子劣化の原因となり素子特性ならびに素子
の長期安定動作を損なうことになる。
【0008】本発明の目的は、埋め込み再成長界面にお
いて、リーク電流の原因となる不純物のパイルアップが
少なく、かつ、素子の長期安定動作に有効である、活性
層側面での品質の良い埋め込み層形成が可能な構造を有
した、高抵抗層埋め込み構造半導体レーザを提供するこ
とにある。
いて、リーク電流の原因となる不純物のパイルアップが
少なく、かつ、素子の長期安定動作に有効である、活性
層側面での品質の良い埋め込み層形成が可能な構造を有
した、高抵抗層埋め込み構造半導体レーザを提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の第1の態様は、第1の導電型を有する(100)半
導体基板と、該半導体基板上に配置され、活性層、第2
の導電型を有するクラッド層、および第2の導電型を有
する電極層を少なくとも含み、ストライプ状に形成され
たメサストライプとを具備し、該メサストライプを構成
する前記第2の導電型を有するクラッド層の側面の一部
が、(110)結晶面から、逆テーパー側に傾いた結晶
面であり、かつ該メサストライプの両側には半絶縁性高
抵抗電流阻止層を備えた半導体発光装置において、前記
メサストライプの側面の一部が、前記活性層をその上に
配置する半導体層の一部、あるいは前記半導体基板の一
部によって構成されていることを特徴とする半導体発光
装置にある。
明の第1の態様は、第1の導電型を有する(100)半
導体基板と、該半導体基板上に配置され、活性層、第2
の導電型を有するクラッド層、および第2の導電型を有
する電極層を少なくとも含み、ストライプ状に形成され
たメサストライプとを具備し、該メサストライプを構成
する前記第2の導電型を有するクラッド層の側面の一部
が、(110)結晶面から、逆テーパー側に傾いた結晶
面であり、かつ該メサストライプの両側には半絶縁性高
抵抗電流阻止層を備えた半導体発光装置において、前記
メサストライプの側面の一部が、前記活性層をその上に
配置する半導体層の一部、あるいは前記半導体基板の一
部によって構成されていることを特徴とする半導体発光
装置にある。
【0010】また、本発明の第2の態様は、前記メサス
トライプの側面を構成する、前記活性層をその上に配置
する半導体層の一部、あるいは前記半導体基板の一部か
らなる結晶面が、前記半導体基板表面に対して垂直な結
晶面であることを特徴とする半導体発光装置にある。
トライプの側面を構成する、前記活性層をその上に配置
する半導体層の一部、あるいは前記半導体基板の一部か
らなる結晶面が、前記半導体基板表面に対して垂直な結
晶面であることを特徴とする半導体発光装置にある。
【0011】
【作用】従来の半絶縁性高抵抗層埋め込み構造半導体レ
ーザでは、クラッド層の側面が、不純物がパイルアップ
しずらい逆テーパ形状になっているものの、メサストラ
イプの形成が活性層の選択エッチングで終了しているた
め、活性層側面がメサストライプコーナーに位置してし
まい、このため、結晶欠陥が集中しやすい埋め込み層が
その位置に形成されることから、素子の長期安定動作が
実現されにくい構造になっていた。
ーザでは、クラッド層の側面が、不純物がパイルアップ
しずらい逆テーパ形状になっているものの、メサストラ
イプの形成が活性層の選択エッチングで終了しているた
め、活性層側面がメサストライプコーナーに位置してし
まい、このため、結晶欠陥が集中しやすい埋め込み層が
その位置に形成されることから、素子の長期安定動作が
実現されにくい構造になっていた。
【0012】これに対して本発明では、メサストライプ
形成工程において、活性層をエッチングする際、活性層
をその上に配置する半導体層、あるいは半導体基板に至
るまでエッチングを行うことで、メサストライプ側面と
基板表面により構成されるメサストライプコーナーに活
性層側面が位置しない構造となっている。この結果、活
性層側面に良質な埋め込み層が形成され、素子の長期安
定動作が実現できる。
形成工程において、活性層をエッチングする際、活性層
をその上に配置する半導体層、あるいは半導体基板に至
るまでエッチングを行うことで、メサストライプ側面と
基板表面により構成されるメサストライプコーナーに活
性層側面が位置しない構造となっている。この結果、活
性層側面に良質な埋め込み層が形成され、素子の長期安
定動作が実現できる。
【0013】また、クラッド層側面は、従来通り、不純
物がパイルアップしずらい逆テーパ形状が維持されるた
め、リーク電流の小さい、良好な素子特性が実現でき
る。
物がパイルアップしずらい逆テーパ形状が維持されるた
め、リーク電流の小さい、良好な素子特性が実現でき
る。
【0014】さらに、メサストライプにおいて、活性層
から、活性層をその上に配置する半導体層、あるいは半
導体基板の側面形状を半導体面に垂直な形状とすること
で、かかる位置を順テーパ形状にした場合に比べて、界
面に不純物がパイルアップし難く、このため、リーク電
流の原因となる埋め込み層が、活性層側面に形成されに
くい構造にもなっている。
から、活性層をその上に配置する半導体層、あるいは半
導体基板の側面形状を半導体面に垂直な形状とすること
で、かかる位置を順テーパ形状にした場合に比べて、界
面に不純物がパイルアップし難く、このため、リーク電
流の原因となる埋め込み層が、活性層側面に形成されに
くい構造にもなっている。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
【0016】図1は本発明の一実施例である。
【0017】活性層3は、発光波長1.3μmに相当す
るInGaAsP半導体結晶である。活性層3は、n型
InP基板1上のメサストライプ11において、p型I
nPクラッド層4とn型InPバッファ層2とによっ
て、上下から挟まれている。メサストライプ11の両わ
きは、Feをドーピングすることで得られた、半絶縁性
高抵抗InP結晶からなる、電流阻止層7によって埋め
込まれている。メサストライプ11の上端部には、p型
電極9と良好なコンタクトが得られるように、p型In
GaAs電極層6が設けられている。また、電極層6と
p型InPクラッド層2の間には、ホールの注入効率を
向上させるため、1.3μm帯−p型InGaAsPバ
ッファ層5が挿入されている。メサストライプを構成す
るp型InPクラッド層4の側面の一部である第1のメ
サ側面12は、基板面13に対しての垂直面から、数度
逆テーパ側に傾いている。メサストライプ11を構成す
るn型バッファ層2の側面である第2のメサ側面14、
およびn型InP基板1の側面である第3のメサ側面1
5は、基板面13に対して直交している。n型電極10
は、n型基板1の裏面全面に形成されている。p型電極
9は、素子上面に形成されており、p型電極9と電流阻
止層7との間は、一部、SiO2 膜8によって隔てられ
ている。
るInGaAsP半導体結晶である。活性層3は、n型
InP基板1上のメサストライプ11において、p型I
nPクラッド層4とn型InPバッファ層2とによっ
て、上下から挟まれている。メサストライプ11の両わ
きは、Feをドーピングすることで得られた、半絶縁性
高抵抗InP結晶からなる、電流阻止層7によって埋め
込まれている。メサストライプ11の上端部には、p型
電極9と良好なコンタクトが得られるように、p型In
GaAs電極層6が設けられている。また、電極層6と
p型InPクラッド層2の間には、ホールの注入効率を
向上させるため、1.3μm帯−p型InGaAsPバ
ッファ層5が挿入されている。メサストライプを構成す
るp型InPクラッド層4の側面の一部である第1のメ
サ側面12は、基板面13に対しての垂直面から、数度
逆テーパ側に傾いている。メサストライプ11を構成す
るn型バッファ層2の側面である第2のメサ側面14、
およびn型InP基板1の側面である第3のメサ側面1
5は、基板面13に対して直交している。n型電極10
は、n型基板1の裏面全面に形成されている。p型電極
9は、素子上面に形成されており、p型電極9と電流阻
止層7との間は、一部、SiO2 膜8によって隔てられ
ている。
【0018】図1に示した半導体レーザの製造方法を、
図2を用いて説明する。
図2を用いて説明する。
【0019】先ず、図2(a)に示すように、(10
0)面n型InP基板1(キャリア濃度2×1018cm
-3)上に、Seをドーパントとするn型InPバッファ
層2(キャリア濃度1×1018cm-3、厚さ0.2μ
m)、発光波長1.3μmに相当するノンドープInG
aAsP活性層3(厚さ0.15μm)、Znをドーパ
ントとするp型InPクラッド層4(キャリア濃度1×
1018cm-3、厚さ1.5μm)、Znをドーパントと
する1.3μm帯−p型InGaAsPバッファ層5
(キャリア濃度3×1018cm-3、厚さ0.2μm)、
Znをドーパントとするp型InGaAs電極層6(キ
ャリア濃度8×1018cm-3、厚さ0.3μm)を、減
圧有機金属気相成長法により形成した後、SiO2 マス
ク16(幅2.0μm、厚さ0.2μm)を形成する。
0)面n型InP基板1(キャリア濃度2×1018cm
-3)上に、Seをドーパントとするn型InPバッファ
層2(キャリア濃度1×1018cm-3、厚さ0.2μ
m)、発光波長1.3μmに相当するノンドープInG
aAsP活性層3(厚さ0.15μm)、Znをドーパ
ントとするp型InPクラッド層4(キャリア濃度1×
1018cm-3、厚さ1.5μm)、Znをドーパントと
する1.3μm帯−p型InGaAsPバッファ層5
(キャリア濃度3×1018cm-3、厚さ0.2μm)、
Znをドーパントとするp型InGaAs電極層6(キ
ャリア濃度8×1018cm-3、厚さ0.3μm)を、減
圧有機金属気相成長法により形成した後、SiO2 マス
ク16(幅2.0μm、厚さ0.2μm)を形成する。
【0020】次いで、図2(b)に示すように、反応性
イオンエッチングを用い、SiO2マスク16をエッチ
ング用マスクとして、p型InPクラッド層4の一部に
至るまでエッチングを進め、高さ0.7μm程度の第2
のメサストライプ17を形成する。
イオンエッチングを用い、SiO2マスク16をエッチ
ング用マスクとして、p型InPクラッド層4の一部に
至るまでエッチングを進め、高さ0.7μm程度の第2
のメサストライプ17を形成する。
【0021】次いで、図2(c)に示すように、塩酸系
のエッチング液を用い、SiO2 マスク16をエッチン
グ用マスクとして、p型InPクラッド層4のみ選択的
にエッチングし、高さ2.0μm程度の第3のメサスト
ライプ18を形成する。このとき、選択エッチングによ
り形成された第1のメサ側面12は、基板表面13に対
しての垂直面から数度逆テーパ側へ傾いている。
のエッチング液を用い、SiO2 マスク16をエッチン
グ用マスクとして、p型InPクラッド層4のみ選択的
にエッチングし、高さ2.0μm程度の第3のメサスト
ライプ18を形成する。このとき、選択エッチングによ
り形成された第1のメサ側面12は、基板表面13に対
しての垂直面から数度逆テーパ側へ傾いている。
【0022】続いて、図2(d)に示すように、反応性
イオンエッチングを用い、SiO2マスク16をエッチ
ング用マスクとして、n型InP基板1の一部に至るま
でエッチングを進め、高さ2.4μm程度の第1のメサ
ストライプ11を形成する。このとき形成される第2の
メサ側面14、および第3のメサ側面15は、基板表面
13に対して垂直面となる。また、メサストライプ11
と基板1とにより構成されるメサストライプコーナー1
9は、活性層3からずれた所に位置している。
イオンエッチングを用い、SiO2マスク16をエッチ
ング用マスクとして、n型InP基板1の一部に至るま
でエッチングを進め、高さ2.4μm程度の第1のメサ
ストライプ11を形成する。このとき形成される第2の
メサ側面14、および第3のメサ側面15は、基板表面
13に対して垂直面となる。また、メサストライプ11
と基板1とにより構成されるメサストライプコーナー1
9は、活性層3からずれた所に位置している。
【0023】そして、図2(e)に示すように、メサス
トライプ11の両わきを、減圧有機金属気相成長法を用
い、FeドープInP層によって埋め込み、電流阻止層
7を形成する。
トライプ11の両わきを、減圧有機金属気相成長法を用
い、FeドープInP層によって埋め込み、電流阻止層
7を形成する。
【0024】最後に、n型電極10、ならびにSiO2
マスク8およびp型電極9を形成し、個々のレーザチッ
プに切り出して、図1に示すような構造の半導体レーザ
を得た。
マスク8およびp型電極9を形成し、個々のレーザチッ
プに切り出して、図1に示すような構造の半導体レーザ
を得た。
【0025】製作された半導体レーザの室温における特
性は、発振しきい値電流15mA、しきい値での外部微
分量子効率0.25mW/mAであり、注入電流の増加
に伴う微分効率の低下はみられなかった。また、50
℃,10mWの使用環境下において、顕著な素子特性の
劣化はみられなかった。
性は、発振しきい値電流15mA、しきい値での外部微
分量子効率0.25mW/mAであり、注入電流の増加
に伴う微分効率の低下はみられなかった。また、50
℃,10mWの使用環境下において、顕著な素子特性の
劣化はみられなかった。
【0026】なお、本実施例では、活性層としてInG
aAsP半導体層のみからなるものについて述べた。こ
れに対して、多重量子井戸構造や歪層超格子など複数の
半導体層から構成される活性層を備えた半導体レーザに
おいても、本発明と同様な構造の半絶縁性高抵抗層埋め
込み構造半導体レーザを得ることができる。
aAsP半導体層のみからなるものについて述べた。こ
れに対して、多重量子井戸構造や歪層超格子など複数の
半導体層から構成される活性層を備えた半導体レーザに
おいても、本発明と同様な構造の半絶縁性高抵抗層埋め
込み構造半導体レーザを得ることができる。
【0027】活性層の材料系としては、InGaAsP
/InP系を用いて説明したが、材料はこれに限定され
ることはなく、InGaAs/InAlAs、GaAs
/AlGaAs系であってもよい。
/InP系を用いて説明したが、材料はこれに限定され
ることはなく、InGaAs/InAlAs、GaAs
/AlGaAs系であってもよい。
【0028】また、半導体レーザとしては、本実施例で
述べたファブリペロー型レーザに限定されるものではな
く、回折格子を備えた分布帰還型半導体レーザや分布ブ
ラッグ反射型半導体レーザであってもよい。
述べたファブリペロー型レーザに限定されるものではな
く、回折格子を備えた分布帰還型半導体レーザや分布ブ
ラッグ反射型半導体レーザであってもよい。
【0029】さらに、本発明は半導体レーザのみに限定
されるものではなく、外部変調器を備えた半導体レーザ
など複数の素子を集積した集積型発光装置においても、
本実施例と同様な素子構造を得ることができる。
されるものではなく、外部変調器を備えた半導体レーザ
など複数の素子を集積した集積型発光装置においても、
本実施例と同様な素子構造を得ることができる。
【0030】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明によれ
ば、活性層側面が、埋め込み成長において結晶欠陥の集
中しやすいメサストライプのコーナーに位置せず、活性
層側面が良質な結晶層によって埋め込まれ、かつ、クラ
ッド層の側面が逆テーパ状となっているため、埋め込み
界面においてリーク電流の原因となる不純物がパイルア
ップしない構造となっている。したがって、本発明によ
れば、リーク電流が低減され素子特性が向上されるとと
もに、長期安定動作が可能な半導体発光装置を得ること
ができるという効果を奏する。
ば、活性層側面が、埋め込み成長において結晶欠陥の集
中しやすいメサストライプのコーナーに位置せず、活性
層側面が良質な結晶層によって埋め込まれ、かつ、クラ
ッド層の側面が逆テーパ状となっているため、埋め込み
界面においてリーク電流の原因となる不純物がパイルア
ップしない構造となっている。したがって、本発明によ
れば、リーク電流が低減され素子特性が向上されるとと
もに、長期安定動作が可能な半導体発光装置を得ること
ができるという効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例である半導体レーザの構造図
である。
である。
【図2】本発明の一実施例に係る製造工程の各段階にお
ける構造を示す図である。
ける構造を示す図である。
【図3】従来技術に係る半導体レーザの構造図である。
【図4】従来技術に係る半導体レーザの製造工程の各段
階における構造を示す図である。
階における構造を示す図である。
1 n型InP基板 2 n型InPバッファ層 3 1.3帯−ノンドープInGaAsP活性層 4 p型InPクラッド層 5 1.3μm帯−p型InGaAspバッファ層 6 p型InGaAs電極層 7 半絶縁性Fe−InP電流阻止層 8 SiO2 膜 9 p型電極 10 n型電極 11 第1のメサストライプ 12 第1のメサ側面 13 基板表面 14 第2のメサ側面 15 第3のメサ側面 16 SiO2 マスク 17 第2のメサストライプ 18 第3のメサストライプ 19 メサストライプコーナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 光男 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 第1の導電型を有する(100)半導体
基板と、 該半導体基板上に配置され、活性層、第2の導電型を有
するクラッド層、および第2の導電型を有する電極層を
少なくとも含み、ストライプ状に形成されたメサストラ
イプとを具備し、 該メサストライプを構成する前記第2の導電型を有する
クラッド層の側面の一部が、(110)結晶面から、逆
テーパー側に傾いた結晶面であり、かつ該メサストライ
プの両側には半絶縁性高抵抗電流阻止層を備えた半導体
発光装置において、 前記メサストライプの側面の一部が、前記活性層をその
上に配置する半導体層の一部、あるいは前記半導体基板
の一部によって構成されていることを特徴とする半導体
発光装置。 - 【請求項2】 前記メサストライプの側面を構成する、
前記活性層をその上に配置する半導体層の一部、あるい
は前記半導体基板の一部からなる結晶面が、前記半導体
基板表面に対して垂直な結晶面であることを特徴とする
半導体発光装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2677895A JPH08222809A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 半導体発光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2677895A JPH08222809A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 半導体発光装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08222809A true JPH08222809A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12202768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2677895A Pending JPH08222809A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 半導体発光装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08222809A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100978572B1 (ko) * | 2008-11-17 | 2010-08-27 | 삼성엘이디 주식회사 | 질화물 반도체 발광소자 및 그 제조 방법 |
| JP2014143327A (ja) * | 2013-01-24 | 2014-08-07 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 半導体積層体および半導体発光素子ならびにその製造方法 |
-
1995
- 1995-02-15 JP JP2677895A patent/JPH08222809A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100978572B1 (ko) * | 2008-11-17 | 2010-08-27 | 삼성엘이디 주식회사 | 질화물 반도체 발광소자 및 그 제조 방법 |
| JP2014143327A (ja) * | 2013-01-24 | 2014-08-07 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 半導体積層体および半導体発光素子ならびにその製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH07135369A (ja) | 半導体レーザおよびその製造方法 | |
| US5577062A (en) | Semiconductor laser diode apparatus and method of producing the same | |
| JPH0645687A (ja) | 光半導体素子の製造方法 | |
| JP2567008B2 (ja) | 半導体レーザ素子およびその製造方法 | |
| WO2019208697A1 (ja) | 光半導体素子およびその製造方法ならびに光集積半導体素子およびその製造方法 | |
| JP2685720B2 (ja) | 半導体レーザ及びその製造方法 | |
| JPH07254750A (ja) | 半導体レーザ | |
| JP3317271B2 (ja) | 半導体光素子およびその製造方法 | |
| JP3108183B2 (ja) | 半導体レーザ素子とその製造方法 | |
| JPH07115251A (ja) | 半導体レーザ | |
| JPH05110186A (ja) | モノリシツク光素子およびその製造方法 | |
| JP2555984B2 (ja) | 半導体レーザおよびその製造方法 | |
| JP3285079B2 (ja) | 半導体レーザ | |
| JP2917695B2 (ja) | 光半導体素子の製造方法 | |
| JPS6237913B2 (ja) | ||
| JPH05235481A (ja) | 半導体発光装置およびその製造方法 | |
| KR0161064B1 (ko) | 매립형 반도체 레이저의 제조방법 | |
| JPH1140897A (ja) | 半導体レーザ素子及びその製造方法 | |
| JP2940185B2 (ja) | 埋め込み型半導体レーザ | |
| JPH05226767A (ja) | 埋め込み型半導体レーザおよびその製造方法 | |
| JPH0983077A (ja) | 半導体光装置 | |
| JP2554192B2 (ja) | 半導体レーザの製造方法 | |
| JPS641072B2 (ja) | ||
| JP2860207B2 (ja) | 半導体レーザ素子およびその製造方法 | |
| JP2716717B2 (ja) | 半導体レーザ素子 |