JPH0983077A - 半導体光装置 - Google Patents
半導体光装置Info
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- JPH0983077A JPH0983077A JP23648695A JP23648695A JPH0983077A JP H0983077 A JPH0983077 A JP H0983077A JP 23648695 A JP23648695 A JP 23648695A JP 23648695 A JP23648695 A JP 23648695A JP H0983077 A JPH0983077 A JP H0983077A
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- semiconductor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 マスクに庇を形成することなく、平坦な埋め
込み成長が可能であり、電極層の部分的エッチングを回
避し、素子抵抗の低減が可能な高抵抗埋め込み構造半導
体レーザを提供することを目的とする。 【解決手段】 半導体能動層1と、該半導体能動層1の
上部に位置するクラッド層2と、該クラッド層2の上部
に位置する電極層3とを内蔵するストライプ状のメサ構
造11を有し、前記メサ構造11の両側が半絶縁性半導
体結晶7によって埋め込まれている半導体光装置におい
て、前記メサ構造11の断面の形状が、前記電極層3か
ら前記クラッド層2のある位置36に至るまでは裾広が
りの順テーパ状12であり、前記クラッド層2のある位
置36から前記活性層1に至るまでは裾狭まりの逆テー
パ状13であることを特徴とする。
込み成長が可能であり、電極層の部分的エッチングを回
避し、素子抵抗の低減が可能な高抵抗埋め込み構造半導
体レーザを提供することを目的とする。 【解決手段】 半導体能動層1と、該半導体能動層1の
上部に位置するクラッド層2と、該クラッド層2の上部
に位置する電極層3とを内蔵するストライプ状のメサ構
造11を有し、前記メサ構造11の両側が半絶縁性半導
体結晶7によって埋め込まれている半導体光装置におい
て、前記メサ構造11の断面の形状が、前記電極層3か
ら前記クラッド層2のある位置36に至るまでは裾広が
りの順テーパ状12であり、前記クラッド層2のある位
置36から前記活性層1に至るまでは裾狭まりの逆テー
パ状13であることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体光装置に関
する。詳しくは、高速で動作する光素子に適用されるも
のである。
する。詳しくは、高速で動作する光素子に適用されるも
のである。
【0002】
【従来の技術】半絶縁性InP結晶を埋め込み層とする
高抵抗層埋め込み構造半導体光素子は、素子容量が小さ
く、高速変調が可能となることから、大容量伝送用光源
として重要視されている。このような埋め込み構造半導
体光素子の代表的なものとしては、高抵抗埋め込み構造
半導体レーザがある。この高抵抗埋め込み構造半導体レ
ーザの製作工程では、メサストライプの平坦化埋め込み
成長が重要である。
高抵抗層埋め込み構造半導体光素子は、素子容量が小さ
く、高速変調が可能となることから、大容量伝送用光源
として重要視されている。このような埋め込み構造半導
体光素子の代表的なものとしては、高抵抗埋め込み構造
半導体レーザがある。この高抵抗埋め込み構造半導体レ
ーザの製作工程では、メサストライプの平坦化埋め込み
成長が重要である。
【0003】即ち、図5(a)に示すような活性層27
を備えた幅2μm、高さ3μm程度のメサストライプ3
3を、メサストライプ33上部に配置されたSiO2膜3
2を選択埋め込み成長用マスクとして、InPへのFeド
ーピングが容易である有機金属気相成長法(MOVPE
法)により埋め込み成長を行うと、図5(b)に示すよ
うに、メサストライプ33の側面は、半絶縁性を有する
FeドープInP層34により埋め込まれるものの、メサ
ストライプ33上部において、異常成長部35が発生
し、これが電極形成工程を困難にする。
を備えた幅2μm、高さ3μm程度のメサストライプ3
3を、メサストライプ33上部に配置されたSiO2膜3
2を選択埋め込み成長用マスクとして、InPへのFeド
ーピングが容易である有機金属気相成長法(MOVPE
法)により埋め込み成長を行うと、図5(b)に示すよ
うに、メサストライプ33の側面は、半絶縁性を有する
FeドープInP層34により埋め込まれるものの、メサ
ストライプ33上部において、異常成長部35が発生
し、これが電極形成工程を困難にする。
【0004】この異常成長を抑制し、平坦化埋め込み成
長を実現することで、電極形成工程を容易ならしめるた
め、従来、マスクに庇を形成することが実施されてきた
(参考文献:T.Tanbun-Ek等、Electronics Letters vo
l.24(1988)1483-1484)。即ち、図4(a)に示すよう
に、活性層17を備え、その上部にSiO2膜21からな
るマスクを配置したメサストライプを形成後、図4
(b)に示すように、SiO2膜21とクラッド18との
選択エッチングを行うことにより、電極層19の一部を
エッチングし、SiO2膜21の一部を庇24としたメサ
ストライプ25を作製する。
長を実現することで、電極形成工程を容易ならしめるた
め、従来、マスクに庇を形成することが実施されてきた
(参考文献:T.Tanbun-Ek等、Electronics Letters vo
l.24(1988)1483-1484)。即ち、図4(a)に示すよう
に、活性層17を備え、その上部にSiO2膜21からな
るマスクを配置したメサストライプを形成後、図4
(b)に示すように、SiO2膜21とクラッド18との
選択エッチングを行うことにより、電極層19の一部を
エッチングし、SiO2膜21の一部を庇24としたメサ
ストライプ25を作製する。
【0005】かかるメサストライプ25においては、図
4(c)に示すように、MOVPE法での埋め込み成長
において、異常成長の発生が抑制され、メサストライプ
25の両側がFeドープInP層26によって平坦に埋め
込まれた構造を容易に実現することができる。
4(c)に示すように、MOVPE法での埋め込み成長
において、異常成長の発生が抑制され、メサストライプ
25の両側がFeドープInP層26によって平坦に埋め
込まれた構造を容易に実現することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
平坦化埋め込み成長方法並びにこれにより得られた埋め
込み構造には、次のような問題点があった。先ず、第1
に、庇の形成を電極層側面を選択的にエッチングするこ
とで実施しているため、メサストライプ25の長手方向
に沿って幅が均一な庇24を形成することは困難であ
り、素子作製歩留りを損なう要因となる。
平坦化埋め込み成長方法並びにこれにより得られた埋め
込み構造には、次のような問題点があった。先ず、第1
に、庇の形成を電極層側面を選択的にエッチングするこ
とで実施しているため、メサストライプ25の長手方向
に沿って幅が均一な庇24を形成することは困難であ
り、素子作製歩留りを損なう要因となる。
【0007】また、第2に、図4(c)に示すように、
庇24の形成により、電極層19の幅が小さくなり、こ
のことは素子抵抗を増大させ、素子特性を損なう要因と
なる。本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたもので
あり、マスクに庇を形成することなく、平坦な埋め込み
成長が可能であり、電極層の部分的エッチングを回避
し、素子抵抗の低減が可能な高抵抗埋め込み構造半導体
レーザを提供することを目的とする。
庇24の形成により、電極層19の幅が小さくなり、こ
のことは素子抵抗を増大させ、素子特性を損なう要因と
なる。本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたもので
あり、マスクに庇を形成することなく、平坦な埋め込み
成長が可能であり、電極層の部分的エッチングを回避
し、素子抵抗の低減が可能な高抵抗埋め込み構造半導体
レーザを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図6は、本願発明による
光素子の断面図である。半導体能動層101と、該半導
体能動層102の上部に位置するクラッド層102と、
該クラッド層102の上部に位置する電極層103とを
内蔵するストライプ状のメサ構造体104を有し、前記
メサ構造体104の両側が半絶縁性半導体結晶105に
よって埋め込まれている半導体光装置において、前記メ
サ構造体104の断面の形状が、前記電極層103乃至
は前記クラッド層102に存する位置を境にして、前記
電極層103側については裾広がりの順テーパ状であ
り、前記半導体能動層101側は裾狭まりの逆テーパ状
であることを特徴とする半導体光素子である。
光素子の断面図である。半導体能動層101と、該半導
体能動層102の上部に位置するクラッド層102と、
該クラッド層102の上部に位置する電極層103とを
内蔵するストライプ状のメサ構造体104を有し、前記
メサ構造体104の両側が半絶縁性半導体結晶105に
よって埋め込まれている半導体光装置において、前記メ
サ構造体104の断面の形状が、前記電極層103乃至
は前記クラッド層102に存する位置を境にして、前記
電極層103側については裾広がりの順テーパ状であ
り、前記半導体能動層101側は裾狭まりの逆テーパ状
であることを特徴とする半導体光素子である。
【0009】〔作用〕従来の高抵抗層埋め込み構造半導
体レーザでは、電極層を一部エッチングすることでマス
クに庇を形成し、これにより平坦化埋め込み成長を実現
していた。しかしながら、この方法では、庇形成の制御
性が悪く、素子作製歩留りが低くなるばかりでなく、電
極層幅が狭くなるため、素子抵抗の小さい高抵抗埋め込
み構造半導体レーザを得にくいとった問題があった。こ
れに対して本発明による半導体光装置では、その素子作
製工程で形成されるメサストライプの形状が、マスクが
配置される電極層、若しくは電極層と電極層付近のクラ
ッド層の一部が裾広がりの順テーパ形状となっている。
体レーザでは、電極層を一部エッチングすることでマス
クに庇を形成し、これにより平坦化埋め込み成長を実現
していた。しかしながら、この方法では、庇形成の制御
性が悪く、素子作製歩留りが低くなるばかりでなく、電
極層幅が狭くなるため、素子抵抗の小さい高抵抗埋め込
み構造半導体レーザを得にくいとった問題があった。こ
れに対して本発明による半導体光装置では、その素子作
製工程で形成されるメサストライプの形状が、マスクが
配置される電極層、若しくは電極層と電極層付近のクラ
ッド層の一部が裾広がりの順テーパ形状となっている。
【0010】このような順テーパ形状を有するメサスト
ライプ側面の結晶面では、成長速度が遅いため、埋め込
み成長過程においてマスク近くで結晶が成長しずらく、
このため、異常成長が発生しにくくなり、平坦化埋め込
み成長を容易に実現することが可能となる。また、庇形
成のために従来必要であった電極層の一部エッチングが
不要となるため、電極層幅が十分に確保され、低抵抗の
素子を得ることができる。更に、順テーパ部の終端から
活性層に至るまで、逆テーパ形状とすることにより、活
性層幅が著しく広がることがない。
ライプ側面の結晶面では、成長速度が遅いため、埋め込
み成長過程においてマスク近くで結晶が成長しずらく、
このため、異常成長が発生しにくくなり、平坦化埋め込
み成長を容易に実現することが可能となる。また、庇形
成のために従来必要であった電極層の一部エッチングが
不要となるため、電極層幅が十分に確保され、低抵抗の
素子を得ることができる。更に、順テーパ部の終端から
活性層に至るまで、逆テーパ形状とすることにより、活
性層幅が著しく広がることがない。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施例に係る高
抵抗埋め込み構造半導体レーザを示す。同図に示すよう
に、n型InP基板6上の第1のメサストライプ11に
おいて、p型InPクラッド層2とn型InPバッファ層
5によって、活性層1が上下から挟まれている。活性層
1は、半導体レーザの能動層であり、発光波長1.3μ
mに相当するInGaAsP半導体結晶である。
抵抗埋め込み構造半導体レーザを示す。同図に示すよう
に、n型InP基板6上の第1のメサストライプ11に
おいて、p型InPクラッド層2とn型InPバッファ層
5によって、活性層1が上下から挟まれている。活性層
1は、半導体レーザの能動層であり、発光波長1.3μ
mに相当するInGaAsP半導体結晶である。
【0012】第1のメサストライプ11の両脇は、Fe
をドーピングすることで得られた、半絶縁性高抵抗In
P結晶からなる電流阻止層7によって埋め込まれてい
る。第1のメサストライプ11の上端部には、p型電極
9と良好なコンタクトが得られるように、p型InGaA
sからなる電極層3が設けられている。電極層3とp型
InPクラッド層2との間には、ホールの注入効率を向
上させるため、1.3μm帯p型InGaAsPバッファ
層4が挿入されている。
をドーピングすることで得られた、半絶縁性高抵抗In
P結晶からなる電流阻止層7によって埋め込まれてい
る。第1のメサストライプ11の上端部には、p型電極
9と良好なコンタクトが得られるように、p型InGaA
sからなる電極層3が設けられている。電極層3とp型
InPクラッド層2との間には、ホールの注入効率を向
上させるため、1.3μm帯p型InGaAsPバッファ
層4が挿入されている。
【0013】n型InP基板6の下面には、n型電極1
0が全面に形成されている。素子上面には、p型電極9
が形成されている。p型電極9と電流阻止層7との間
は、一部がSiO2膜8によって隔てられている。本実施
例におけるメサストライプの構造を、図2に示す。同図
に示すように、メサストライプの側面形状は、SiO2マ
スク14から、p型InPクラッド層2の所定の位置3
6までは、裾広がりの順テーパ形状側面12となり、ま
た、p型InPクラッド層2の所定の位置36から活性
層1に至るまでは、逆テーパ形状側面13となってい
る。この結果、活性層1の幅が広がり過ぎることはな
い。
0が全面に形成されている。素子上面には、p型電極9
が形成されている。p型電極9と電流阻止層7との間
は、一部がSiO2膜8によって隔てられている。本実施
例におけるメサストライプの構造を、図2に示す。同図
に示すように、メサストライプの側面形状は、SiO2マ
スク14から、p型InPクラッド層2の所定の位置3
6までは、裾広がりの順テーパ形状側面12となり、ま
た、p型InPクラッド層2の所定の位置36から活性
層1に至るまでは、逆テーパ形状側面13となってい
る。この結果、活性層1の幅が広がり過ぎることはな
い。
【0014】本実施例に係る高抵抗埋め込み構造半導体
レーザは、図3に示す工程により、製造される。先ず、
図3(a)に示すように、(100)面n型基板(キャ
リア濃度2×1018cm-3)6上に、Seをドーパント
とするn型InPバッファ層(キャリア濃度1×1018
cm-3、厚さ0.2μm)5、発光波長1.3μmに相
当するInGaAsP活性層(厚さ0.15μm)1、Zn
をドーパントとするp型InPクラッド層(キャリア濃
度1×1018cm-3、厚さ0.15μm)2、Znをド
ーパントとするp型InGaAsPバッファ層(キャリア
濃度1×1018cm-3、厚さ0.2μm)4、Znをド
ーパントとするp型InGaAsからなる電極層(キャリ
ア濃度1×1019cm-3、厚さ0.3μm)3を順に減
圧有機金属気相成長法により形成した後、SiO2マスク
(幅2.0μm、厚さ0.2μm)14を形成する。
レーザは、図3に示す工程により、製造される。先ず、
図3(a)に示すように、(100)面n型基板(キャ
リア濃度2×1018cm-3)6上に、Seをドーパント
とするn型InPバッファ層(キャリア濃度1×1018
cm-3、厚さ0.2μm)5、発光波長1.3μmに相
当するInGaAsP活性層(厚さ0.15μm)1、Zn
をドーパントとするp型InPクラッド層(キャリア濃
度1×1018cm-3、厚さ0.15μm)2、Znをド
ーパントとするp型InGaAsPバッファ層(キャリア
濃度1×1018cm-3、厚さ0.2μm)4、Znをド
ーパントとするp型InGaAsからなる電極層(キャリ
ア濃度1×1019cm-3、厚さ0.3μm)3を順に減
圧有機金属気相成長法により形成した後、SiO2マスク
(幅2.0μm、厚さ0.2μm)14を形成する。
【0015】次に、図3(b)に示すように、反応性イ
オンエッチングを用い、SiO2マスク14をエッチング
用マスクとして、p型InPクラッド層2の一部に至る
まで、エッチングを進め、高さ0.7μm程度の順テー
パ形状の第2のメサストライプ15を形成する。引き続
き、図3(c)に示すように、塩素系のエッチングを用
い、SiO2マスク14をエッチング用マスクとして、p
型InPクラッド層2のみを選択的にエッチングし、高
さ2.0μm程度の第3のメサストライプ16を形成す
る。このような選択的エッチングにより形成されたp型
InPクラッド層2の側面は逆テーパ形状となる。
オンエッチングを用い、SiO2マスク14をエッチング
用マスクとして、p型InPクラッド層2の一部に至る
まで、エッチングを進め、高さ0.7μm程度の順テー
パ形状の第2のメサストライプ15を形成する。引き続
き、図3(c)に示すように、塩素系のエッチングを用
い、SiO2マスク14をエッチング用マスクとして、p
型InPクラッド層2のみを選択的にエッチングし、高
さ2.0μm程度の第3のメサストライプ16を形成す
る。このような選択的エッチングにより形成されたp型
InPクラッド層2の側面は逆テーパ形状となる。
【0016】更に、図3(d)に示すように、反応性イ
オンエッチングを用い、SiO2マスク14をエッチング
用マスクとして、n型InP基板6の一部に至るまでエ
ッチングを進め、高さ2.4μm程度の第1のメサスト
ライプ11を形成する。これまでの工程により、p型I
nPクラッド層2の所定の位置36を境に、電極層側が
順テーパ形状、活性層側が逆テーパ形状の第1のメサス
トライプ11を形成することができた。
オンエッチングを用い、SiO2マスク14をエッチング
用マスクとして、n型InP基板6の一部に至るまでエ
ッチングを進め、高さ2.4μm程度の第1のメサスト
ライプ11を形成する。これまでの工程により、p型I
nPクラッド層2の所定の位置36を境に、電極層側が
順テーパ形状、活性層側が逆テーパ形状の第1のメサス
トライプ11を形成することができた。
【0017】その後、図3(e)に示すように、メサス
トライプ11の両脇を、減圧有機金属気相成長法を用
い、FeドープInP層によって埋め込み、電流阻止層7
を形成した。最後に、n型電極10、SiO2膜8、p型
電極9を形成し、個々のレーザチップに切り出して、図
1に示すような構造の半導体レーザを得た。
トライプ11の両脇を、減圧有機金属気相成長法を用
い、FeドープInP層によって埋め込み、電流阻止層7
を形成した。最後に、n型電極10、SiO2膜8、p型
電極9を形成し、個々のレーザチップに切り出して、図
1に示すような構造の半導体レーザを得た。
【0018】製作された半導体レーザの室温における特
性は、発振閾値電流15mA、閾値での外部微分量子効
率0.25W/Aであった。素子抵抗は、3.5Ωと十
分に小さい値が得られ、注入電流の増加に伴う微分効率
の低下は見られなかった。また、50℃、10mWの使
用環境下において、長期間にわたって顕著な素子特性の
劣化は見られなかった。更に、庇の形成といった制御性
の乏しい工程が不要となったため、上述した素子特性、
寿命特性を備えた半導体レーザを再現性よく、また歩留
りよく得ることができた。
性は、発振閾値電流15mA、閾値での外部微分量子効
率0.25W/Aであった。素子抵抗は、3.5Ωと十
分に小さい値が得られ、注入電流の増加に伴う微分効率
の低下は見られなかった。また、50℃、10mWの使
用環境下において、長期間にわたって顕著な素子特性の
劣化は見られなかった。更に、庇の形成といった制御性
の乏しい工程が不要となったため、上述した素子特性、
寿命特性を備えた半導体レーザを再現性よく、また歩留
りよく得ることができた。
【0019】尚、本実施例では、活性層として、InGa
AsP半導体層のみからなるものについて述べたが、本
発明はこれに限るものではなく、多重量子井戸構造や歪
層超格子など複数の半導体層から構成される活性層を備
えた半導体レーザにも適用することができる。また、活
性層の材料系としても、本実施例では、InGaAsP/
InP系を用いて説明したが、本発明は、これに限るも
のではなく、InGaAs/InAlAs、GaAs/AlGaA
s系にも適用することができる。
AsP半導体層のみからなるものについて述べたが、本
発明はこれに限るものではなく、多重量子井戸構造や歪
層超格子など複数の半導体層から構成される活性層を備
えた半導体レーザにも適用することができる。また、活
性層の材料系としても、本実施例では、InGaAsP/
InP系を用いて説明したが、本発明は、これに限るも
のではなく、InGaAs/InAlAs、GaAs/AlGaA
s系にも適用することができる。
【0020】更に、半導体レーザとしては、本実施例で
述べたファブリペロー型レーザに限るものではなく、本
発明は、回折格子を備えた分布帰還型半導体レーザ、分
布ブラッグ反射半導体レーザにも適用することができ
る。本発明は、半導体レーザのみに限定されるものでは
なく、外部変調器を備えた半導体レーザ等複数の素子を
集積した集積型発光装置においても、本実施例と同様な
素子構造を得ることができる。
述べたファブリペロー型レーザに限るものではなく、本
発明は、回折格子を備えた分布帰還型半導体レーザ、分
布ブラッグ反射半導体レーザにも適用することができ
る。本発明は、半導体レーザのみに限定されるものでは
なく、外部変調器を備えた半導体レーザ等複数の素子を
集積した集積型発光装置においても、本実施例と同様な
素子構造を得ることができる。
【0021】更に、本実施例は、半導体レーザに限られ
るものではなく、導波型受光素子や、強度光変調器、位
相変調器等、他の光素子にも適用できる。この場合にお
いて、半導体能動層は、受光層、光吸収層、屈折率変化
層となることはいうに及ばない。
るものではなく、導波型受光素子や、強度光変調器、位
相変調器等、他の光素子にも適用できる。この場合にお
いて、半導体能動層は、受光層、光吸収層、屈折率変化
層となることはいうに及ばない。
【0022】
【発明の効果】以上、実施例に基づいて具体的に説明し
たように、本発明によるならば、マスク近くのメサスト
ライプ形状が、成長速度の遅い結晶面から構成される順
テーパ形状であることから、庇を形成することなく異常
成長の発生が抑制され、平坦化埋め込み成長を容易に実
現できた。このため、庇形成のために従来必要であった
電極層一部のエッチングといった制御性の乏しいプロセ
スが不要となり、素子作製歩留りの向上が可能となっ
た。また、電極層の一部エッチングが不要となり、電極
層幅を十分に確保することができるようになったため、
素子抵抗の低減が可能となり、素子特性の向上や長期安
定動作を容易に実現できるようになった。
たように、本発明によるならば、マスク近くのメサスト
ライプ形状が、成長速度の遅い結晶面から構成される順
テーパ形状であることから、庇を形成することなく異常
成長の発生が抑制され、平坦化埋め込み成長を容易に実
現できた。このため、庇形成のために従来必要であった
電極層一部のエッチングといった制御性の乏しいプロセ
スが不要となり、素子作製歩留りの向上が可能となっ
た。また、電極層の一部エッチングが不要となり、電極
層幅を十分に確保することができるようになったため、
素子抵抗の低減が可能となり、素子特性の向上や長期安
定動作を容易に実現できるようになった。
【図1】本発明の一実施例に係る半導体レーザの構造図
である。
である。
【図2】本発明の一実施例に係るメサストライプの構造
図である。
図である。
【図3】本発明の一実施例に係る半導体レーザの製造工
程図である。
程図である。
【図4】従来の庇を備えたメサストライプの構造及び平
坦化された埋め込み形状を示す説明図である。
坦化された埋め込み形状を示す説明図である。
【図5】従来の庇のないメサストライプの構造及び異常
成長の発生した埋め込み形状を示す説明図である。
成長の発生した埋め込み形状を示す説明図である。
【図6】本発明による光素子の断面図である。
1 1.3μm帯ノンドープInGaAsP活性層 2 p型InPクラッド層 3 p型InGaAs電極層 4 1.3μm帯p型InGaAsPバッファ層 5 n型InPバッファ層 6 n型InP基板 7 半絶縁性FeドープInP電流阻止層 8 SiO2膜 9 p型電極 10 n型電極 11 第1のメサストライプ 12 順テーパ形状側面 13 逆テーパ形状側面 14 SiO2マスク 15 第2のメサストライプ 16 第3のメサストライプ 17 活性層 18 p型クラッド層 19 p型バッファ層 20 n型バッファ層 21 SiO2マスク 22 n型基板 23 サイドエッチされた活性層部分 24 電極層の一部をサイドエッチングすることで形成
された庇 25 庇を備えたメサストライプ 26 半絶縁性FeドープInP電流阻止層 27 活性層 28 p型クラッド層 29 p型電極層 30 n型バッファ層 31 n型InP基板 32 SiO2マスク 33 庇のないメサストライプ 34 半絶縁性FeドープInP電流阻止層 35 異常成長部分 36 p型InPクラッド層の所定の位置 101 半導体能動層 102 クラッド層 103 電極層 104 メサ構造体 105 半絶縁性半導体結晶
された庇 25 庇を備えたメサストライプ 26 半絶縁性FeドープInP電流阻止層 27 活性層 28 p型クラッド層 29 p型電極層 30 n型バッファ層 31 n型InP基板 32 SiO2マスク 33 庇のないメサストライプ 34 半絶縁性FeドープInP電流阻止層 35 異常成長部分 36 p型InPクラッド層の所定の位置 101 半導体能動層 102 クラッド層 103 電極層 104 メサ構造体 105 半絶縁性半導体結晶
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体能動層と、該半導体能動層の上部
に位置するクラッド層と、該クラッド層の上部に位置す
る電極層とを内蔵するストライプ状のメサ構造を有し、
前記メサ構造の両側が半絶縁性半導体結晶によって埋め
込まれている半導体光装置において、前記メサ構造の断
面の形状が、前記電極層乃至は前記クラッド層に存する
位置を境にして、前記電極層側については裾広がりの順
テーパ状であり、前記活性層側については裾狭まりの逆
テーパ状であることを特徴とする半導体光装置。 - 【請求項2】 半導体能動層と、該半導体能動層の上部
に位置するクラッド層と、該クラッド層の上部に位置す
る電極層とを内蔵するストライプ状のメサ構造を有し、
前記メサ構造の両側が半絶縁性半導体結晶によって埋め
込まれている半導体光装置において、前記電極層につい
ては裾広がりの順テーパ状であることを特徴とする半導
体光装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23648695A JPH0983077A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 半導体光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23648695A JPH0983077A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 半導体光装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0983077A true JPH0983077A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=17001451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23648695A Withdrawn JPH0983077A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 半導体光装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0983077A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6498076B1 (en) | 1999-06-17 | 2002-12-24 | Nec Corporation | Method for manufacturing a semiconductor laser |
| KR100818522B1 (ko) * | 2004-08-31 | 2008-03-31 | 삼성전기주식회사 | 레이저 다이오드의 제조방법 |
| JP2016152348A (ja) * | 2015-02-18 | 2016-08-22 | 日本オクラロ株式会社 | 半導体受光素子、受信モジュール及びそれらの製造方法 |
-
1995
- 1995-09-14 JP JP23648695A patent/JPH0983077A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6498076B1 (en) | 1999-06-17 | 2002-12-24 | Nec Corporation | Method for manufacturing a semiconductor laser |
| KR100818522B1 (ko) * | 2004-08-31 | 2008-03-31 | 삼성전기주식회사 | 레이저 다이오드의 제조방법 |
| JP2016152348A (ja) * | 2015-02-18 | 2016-08-22 | 日本オクラロ株式会社 | 半導体受光素子、受信モジュール及びそれらの製造方法 |
| US10230008B2 (en) | 2015-02-18 | 2019-03-12 | Oclaro Japan, Inc. | Semiconductor light receiving device, optical receiver module and manufacturing method thereof |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |